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船橋障害者自立生活センター設立への道程




船橋障害者自立生活センター設立への道程

- FHAND MES(15):【自立】 障害者自立生活センター設立への道程 92/01/09 -

001/034 SDI00528 かっくん 会議室概要
(15) 91/07/27 21:48 コメント数:1

◆◆◆ 船橋障害者自立生活センター設立への道程 ◆◆◆

 現在、千葉県の船橋市で「船橋障害者自立生活センター」というグループが
活動を始めました。

 その活動の中心者は、山本明さんとFHANDでADAの会議室のボードオペをやって
いただいている風来坊さんです。

 この二人の障害者がほとんどゼロという状態から出発し、試行錯誤しながら、
船橋障害者自立生活センターが充実していく過程を通して、みなさんで「自立」という
ものについて考え、障害者が自立していく方法について考えてみたいと思います。

 船橋障害者自立センターの今までの活動に関しては、朝日新聞京葉版に取り上げられ
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今まで、2回の運営会議が、ほとんど
初対面のメンバーの間で開かれ、8月11日に第3回運営会議が開かれる事になって
います。

 今年度の当面の目標は、公開の学習会を開きながら、細かい方策を模索していく
ことだと思いますが、できれば、1回目2回目の運営会議でどのような話し合いが
行われ、どのような問題が見えてきたか、ご報告したいと思います(風来坊さん、
一緒にやりましょう(^_^)。

 できれば、自立生活に興味ある方、自立生活をなさっている方、また、同じような
センターを設立した経験のある方、この会議室に参加して、いろいろとご意見を
うかがえれば、と思っています。

 なお、発起人のもう一人の山本さんには、NIFに入会するように交渉中ですが、
船橋障害者自立生活センターのメンバーのほとんどがNIFの会員ではないため、
本会議室のLOGは印刷して、船橋障害者自立生活センターのメンバーに見せたい
と思いますので、その点、ご了承の上、ご発言下さい。

 よろしくお願いします。

 ボードオペは風来坊さん。開設期間は、かなり長期になりますが、少なくとも
今年度中は、開いておきたいと思います。

         === FHAND SYSOP SDI00528 加来 雅一 ===

002/034 PFA01060 風来坊 よろしくお願いします。
(15) 91/07/28 19:15 001へのコメント

 今まで2番会議室などで時々紹介させていただいたりしていたのですが、とうとう
専用ボードまで作っていただき、とても心強く、感謝と同時に責任の大きさを感じて
います(何となく政治家の挨拶みたいだなぁ{^_^;})。かっくんも書いてくれました
が、単に「船橋障害者自立生活センター」の活動の状況についてということに止まら
ず、それを通して、自立生活の意味や課題などについて幅広い視点から考えていきた
いとおもっています。よろしくお願いします。

003/034 PFA01060 風来坊 これまでの運営会議について
(15) 91/07/28 19:16

 さて、私たちはこれまで6月30日と7月21日の2回「運営会議」を開きました。

第1回の会議では13名の出席があり、初めてということもあって、お互いに自己紹
介をしたり、「自立生活センター」を設立したいと思った経緯やこれからの運動の進
め方などについて話し合いました。細かい点については改めてご報告したいと思いま
すが、特に問題となるのは、運動に必要な「人材」と「資金」をいかにして集めるか、
ということでした。「人材」については公開の学習会を通して我々の考える自立生活
のイメージを理解してもらって賛同者を増やしていくということが当初からのもくろ
みとしてあったわけですが、「資金」については、コレという妙案がないままの状態
です。やはり、組織としての実績を重ねていく以外に方法はないと思います。

 第2回の会議では、学習会の具体的な進め方が議論の中心となりましたが、その前
提として、それまで「自立生活センター設立準備会」という名称で活動してきた段階
から、今後は「船橋障害者自立生活センター」という名称に移行し、学習会を「セン
ター」の活動の第一段として位置づけることが確認されました。そして、学習会の準
備や当日の運営方法などについて話し合いましたが、少し意見が分かれたのは自力で
が学習会に出席することが困難な障害者に対して送迎の手段を主催者の側で用意すべ
きか否か、という問題でした。「自立生活」の趣旨からすれば出来るだけ公共交通機
関を利用したり自分で介助者を探して自力で参加すべき、とする原則論と、そうした
趣旨を障害者を含めて多くの人に理解してもらうための学習会なのだから初めの段階
では送迎を用意することも必要ではないか、とする意見が出されました。結局、原則
論だけではなく、我々の置かれた状況では十分な送迎の手段を確保することが難しい
との判断も加わって、「自力参加」を原則とし、止むを得ない事情で事務局に相談が
あった場合に限ってケースバイケースで検討することになりました。大変難しくて、
しかも重要な問題だと思います。

 以上がごく大まかな運営会議の概略です(抜けている点も多いのですが、それらは
追々ご報告していきたいと思います)が、これからは、学習会の準備や組織固めのた
めの作業もさることながら、それを実際の自立生活の実現に向けた活動にどう生かし
ていくかが課題になります。次回以降の運営会議ではその辺のプログラムづくりへと
話を進めていく予定です。言わば理論の段階から実践に移そうというわけです。

 引き続きご支援をお願い致します。
                                風来坊

004/034 PFA01060 風来坊 「自立生活センター」活動日誌
(15) 91/08/03 17:33

 えーっと、「船橋障害者自立生活センター」の先週から今週にかけての動きを
ご紹介します。

 先週は、9月から始まる学習会の講師への依頼の挨拶を兼ねて、八王子にある
「ヒューマン・ケア協会」を訪れました。
 この組織は、日本で介助者派遣などを中心とする「自立生活センター」の先駆
的役割を果たし、私たちも手本にしたいと考えているところの一つです。私は初
めての訪問でしたが、駅近くの住宅街の中に目立たず自然に事務所を構えて活動
している様子は、いかにも「地域に根ざして」運動していくことの重要性を我々
に示しているようでした。
 事務局長の中西正司さんからはたくさんの示唆に富む話を聞きましたが、特に
「君たちが実際に自立生活を始めるまでは『自立生活センター』を名乗るべきで
はない」との言葉が印象に残りました。

 今週は、11日に予定されている発送作業に向けて、学習会の案内を送るため
の名簿作りに追われています。そして、その一環として船橋市役所の障害福祉課
に出向いて、市内の障害者団体のリストを受け取ってきました。これは、リスト
の中身もさることながら、こうした手続きを通じて行政側にも活動の趣旨を理解
してもらうという願いを込めて行っているものです。また、広報課にも立ち寄っ
て、学習会の開催について、市の広報紙に載せてもらうための手続きをとりまし
た。

 これが、主な活動ですが、FHANDの会員の皆さんの中でも案内文の送付を
希望される方や、お知り合いに配付してくださる方がいらっしゃいましたら、私
までご連絡ください。よろしくお願い致します。
               風来坊

005/034 PFA01060 風来坊 船橋自立生活センター第3回運営会議の報告
(15) 91/08/12 21:34 コメント数:1

昨日、第3回の運営会議が開かれました。初めに、9月8日から始まる学習会の
案内状の発送作業を行いましたが、肝心の封筒が用意されていなかったり、案内状
に同封する予定だった自立生活センターの趣旨を紹介する文書の印刷を怠るなど、
私たち障害者メンバーの自覚と事務処理能力の欠如を露呈する結果となりました。
 本当にご迷惑をおかけしました>出席者の皆様。

 後半の議事では、9月8日の学習会当日の段取りや役割分担について簡単な確認
をした後、前回からの検討課題になっていた「規約」について協議し、一部修正し
た上で大筋で了承されました。そして、これまでに参加の意思表明をしてくださっ
た方々に当面の運営委員に就任していただくこととなりました。また、加来SYS
OPの友人の田辺さんに会計の役をお願いすることになり、早速会費を徴収してい
ただきました。

 その他、センターとしての活動中の事故に備えて、「ボランティア保険」に加入
する方向で調べることと、11月に開催が予定されている「自立生活問題研究全国
集会」に組織として参加するということで合意されました。

 次回の会議は、9月1日に船橋市の勤労市民センターで開催の予定です。
                                風来坊

006/034 PFA01060 風来坊 かっくんと、としさんに感謝!!
(15) 91/08/12 21:35 005へのコメント

 上記のご報告の通り、学習会の開催を知らせるパンフレットが完成しました。可愛
いキャラクターが入ったとても素敵なパンフレットです。

 このパンフレット作成に力を貸してくださったのが、かっくんと、としさんでした。
特に、としさんにはお忙しいところをデザインから印刷まで引き受けていただき、か
っくんにも何かと尽力していただいて、大変感謝しています。地域的に離れた所にい
る方にもこのような形で手を貸していただき、パソ通の「威力」を感じています。

 尚、お知り合いなどにこのパンフレットを配ってくださるという方がいらっしゃい
ましたら、私までご一報ください。
                                風来坊

007/034 NCA00416 新妻 王朗    新妻でっす。
(15) 91/08/20 22:15

今晩わぁ、新妻です。

一週間前から、社会福祉法人「ウェルフェアーまほろば」という、福祉工場で
事務のボランティアやってます。
で、きになったのですが、福祉工場と言うのはどんな物なのでしょうか?
詳しく載ってる本とか、定義など知っている人教えて下さい。

008/034 PFA01060 風来坊 障害者の自立生活を考える学習会のご案内
(15) 91/09/06 22:22 コメント数:1


 え〜〜、FHANDの皆様の絶大なご支援により、「船橋障害者自立生活セン
ター」もどうにか第一回の学習会の開催までこぎつけることが出来ました。改め
て感謝します。
 最初の学習会は、9月8日、午後1時より4時半まで。場所は「船橋中央公民
館」(JR、京成、東武野田線各船橋駅下車)です。
 テーマは、「自立生活とは何か」。講師は、「町田ヒューマン・ネットワーク」
事務局長の樋口恵子さん(同名の評論家とは別人デス<^_^;>)です。
 「自立生活」の歴史や概念、町田での実践の様子など、幅広い視点からお話し
ていただく予定です。
 ご案内がすっかり遅くなってしまいましたが、大勢の方のご参加をお待ちして
います。

009/034 PFA01060 風来坊 第1回の学習会が終了しました。
(15) 91/09/09 22:54 008へのコメント

 昨日は私たちが始めようとしている「自立生活センター」の第1回の公開学習会
がありました。折からの台風の襲来で、人の集まり具合をヒジョーに心配しました
が、50人近くの出席者があり、会場のキャパシティーをオーバーしてしまい、あ
わてて追加の椅子を運び込むほどの盛況でした。私たちの力量からすれば、「出来
過ぎ」とも言える程で、嬉しい悲鳴をあげています。
 講師のお話の内容等は後日ご報告したいと思いますが、集まってくださった人た
ちをいかに運動の戦力として引き込むかということがこれからの課題だと思ってい
ます。これからもご支援をよろしくお願いします。
                            風来坊

010/034 PFA01060 風来坊 有料介助は是か非か
(15) 91/09/12 23:20 コメント数:2

 えーっと、私たちの計画している「自立生活センター」の活動について、ここへ
来て一部の人から疑問が出されています。以前にもこのフォーラムで議論された覚
えがありますが、根本的で重要な問題だと思いますので、改めてFHANDの皆さ
んのご意見を聞かせてください。

 出されている疑問の中心は、介助者を有料で派遣する、という部分です。
                  ^^^^^^
 つまり、疑問を持つ人たちの意見を要約すると、

 (1)本来、介助者の派遣は行政の責任で行われるべきであり、それを民間で
   「事業化」してしまうことにより、行政や社会の責任を形骸化してしまうの
   で、あくまでも公的介助保障の制度化を要求すべきである。

 (2)現在の障害者の所得状況は、介助者を有料で雇えるような状態ではないの
    に「有料化」を打ち出すのは早計で、所得によって介助の格差を生み出す
    ことになる。

 (3)有料で派遣する事業を始めることによって、現在、無償のボランティアに
    頼って自立生活をしている人たちから、介助の手を奪ってしまう恐れがあ
    る。

などなどです。
 皆さんはどのようにお考えでしょうか。
                          風来坊

011/034 GBB00565 春雷 介助有料化について
(15) 91/09/15 02:23 010へのコメント

>風来坊さんへ

私もかつて(7・8年前ニナルカナ?)「ボランティアの有償化」発言をして
障害者や福祉関係者から大批判を受けたことがありました。
「障害者の実態を無視している(低収入のこと)」と。
けれども、これからはとくにこういう視点が必要ではないかと
今でも思っています。(具体的に運動をどう展開していくかは別として)
理由は、
1.「介助」は、一人の人間を社会的存在として生きていくために必要な
社会的な労働であり、したがってその労働力の支出には当然対価を伴う。
2.「介助者」も生活の一部を割いて「介助」行為をするのであり、
その部分の生活保障が必要。
3.にもかかわらず、現在の「無償」ボランティアにはこのような感覚が
(障害者にも介助者にも)薄く、「善意」あるいは「仲間意識」
(後者は別の意味では重要なものだが)という「個人の犠牲」
の上に「介助」が成り立っている。
4.ということは、こういう形での「介助」の上で営まれる「障害者の生活」
もまた、きわめて脆いものにならざるをえない。
5.現に、独身時代には積極的に「介助」に関わっていた者が、
結婚し子供もできると、退いてしまうという例もある。
そうなられては障害者の生活は成り立っていかないわけだから、
けっきょくは障害者か介助者のどちらかが「我慢」を強いられる
という矛盾が生じる。
6.この矛盾は、社会的労働である「介助」が、ボランティアという
「個人的」レベルでしかとらえられていないことから生じる矛盾である。
7.「ハンディを補うのに金を出さなければいけないのか、それは
行政の責任ではないか」という意見もあるだろう。
たしかにホームヘルパー制度の拡充は要求していかなければならない。
しかし、そのためにも「介助」を社会的労働、つまり
雇用・被雇用という契約関係としてとらえる社会的意識が
存在しなければならないのではないか。
その前提なくしては、ホームヘルパー制度の拡充は望めないだろうし、
かりに量的に拡大しても(週1回が週3回になるように)
質的に「障害者が主体の」ヘルパーにはならないだろう。
8.私たちは食堂で飯を食うと対価を払う。「介助」もこれと変わりない。
「ハンディと食事は同じ次元では考えられない」という人も
いるかもしれないが、労働力の支出の点で異なるところはない。
9.「低収入の者に金を出せというのは、介助を受けるなということだ」
とも言われた。しかし、だからこそそこに年金のアップや行政補助の
問題が出てくるのではないだろうか。
低収入→無償の介助との考えは、低賃金→安物買いという発想と同じだ。
この考えはどうつながっていくか。
コストを下げるための労働者の過重労働やパート化、
大量に品物を扱うことによる乱獲や農薬使用による自然破壊 etc。
仲間が仲間の足を引っ張ってなにも解決されないことになるだろう。
10.補装具は行政が民間の業者(いちおうはプロ)に委託し、
対価を行政が支払うシステムである。「介助」も同様に考えてよい。
「介助人派遣業者」が行政の補助を得て介助者を安く(将来的には無料)
派遣する。派遣される介助者はきちんとした賃金を受け取る。
そのほうが障害者の要求に柔軟に対応できるのではないだろうか。

まとまりのないものになってしまいましたが、以上が私の考えです。
今は民間資本が福祉の分野にどんどん割り込んできています。
「介助人派遣事業」も、そのうち荒らされそうです。
そうなる前に、障害やハンディを人権とのかかわりできちんと
とらえることのできる人たちで受け皿を作る必要があるのではないでしょうか。

運動とは縁遠く、評論家的になっている<春雷>でした

012/034 QGA00522 SUM 生活運動と有料介護について
(15) 91/09/15 22:07 010へのコメント コメント数:1

 風来坊さんの提起された件は基本的には自立生活運動を            
                                      
   1) 公共的、普遍的なシステムという方向として捉えるか。       
   2) その運動の実践によって、それに係らない人達との格差が発生する  
      かも知れないが、そういった運動の外部にある人達との関り。    
   3) 行政で行う事との明確な線引きが見つからない。          
   4) ボランティアの考え方                      
                                      
   こういった面から考えないと、考え方の混線が生じます。結論を先に申せば 
   福祉行政の貧しさがこの問題を複雑にしていると思います。        
                                      
   自立生活運動がどの程度まで、行政と係りを持っているのか(市町村からの 
   予算の配分とか)分かりませんが、もしも、その運動が行政とは別に独立し 
   て運営されるならば、(ここは凄く大切なところと思います)、有料介護の 
   在り方は積極的に認められていいと思います。              
                                      
   介護は有料か無料かというのは、介護する側の意識の違いではないでしょう 
   か。というよりは介護には事故責任とか考えるとボランティアワークのまま 
   でいいとはとても言えません。無料介護は無料で楽しもうという発想、人生 
   を豊かに送りたいという介護する立場の意識の現れであって、障害を持つ人 
   によっては、かえって迷惑だとかいう考えがあるかも知れないけど、それは 
   誤りだと思います。支援をしっかり受けるのが介護をして下さる側への礼儀 
   なんですね。しかし、有料介護はちょっと違って、介護を受ける立場の権利 
   と介護する側との契約関係による訳で介護のありかたもドライに割り切る必 
   要がでてきますね。そのドライな関係をしっかりコントロールするのが一つ 
   のポイントです。                           
                                      
   そこで、有料介護の在り方にすると無料で介護する人がいなくなるとか・・・・ 
   いうのは、心配とか不安はあるかも知れないけど、有料と無料では介護の考 
   え方が根本から異なるという事で切り分けるべきではないかと思うのです。 
                                      
   行政が介護に係る場合、行政が係る場合ですよ、無料介護の考え方の存在そ 
   のものは全くおかしな話です。その意味で春雷さんの考えはもっともですね。
   そこで、生活運動と福祉行政の間で、有料介護者の問題を煮詰めておく必要 
   がでてきます。ここが、生活運動の外にいる介護を必要とする人達との係り 
   がでるところではないでしょうか。                   
                                      
   もしも、予算とかで行政との係りが強い場合は、有料介護の「有料」という 
   ところですごく複雑な問題を生じますね。私は生活運動というのはいうなれ 
   ば一つの法人的な存在であって、その存在は認めるべきだと思います。しか 
   し、行政から独立したものであるべきで、行政の施策は生活運動の内外を問 
   わず公平であるべきで、結果として生活運動の人達が有利になるかも知れな 
   いのは現在の貧困な福祉行政の現状からみて残念だけど仕方ないのではと思 
   います。                               
                                      
                                 SUM  

013/034 PFA01060 風来坊 Re: 生活運動と有料介護について
(15) 91/09/22 20:29 012へのコメント コメント数:1

 春雷さん、SUMさん、コメントをありがとうございました。

 お二人のご意見にもありましたが、結局、私たちに寄せられた指摘や疑問などは、
現在の公的な介助システム(そういう呼び方に値するものが存在するかどうかは別と
して)に対する見解や、これからのセンターの活動と行政との関係などについてのビ
ジョンが明確に示されないままに、ただ「有料による介助者派遣」という活動項目が
マスコミ等を通じて強調されてしまったことに大きな原因がありそうです。

 もちろん、私たちもホームヘルパーの増員などによる公的な介助保障制度の拡充は
必要だと考えています。ただ、それだけで「自立生活」が可能となるには気が遠くな
るような時間がかかるでしょうし、仮に現行のシステムの延長線上にあるようなシス
テムであれば、細かい介助の中身にまで行政が口を出してくる可能性があり、障害者
自身の主体性が損なわれる恐れがあります。

 そうした問題点を踏まえて、現在、全国各地に「自立生活センター」的な組織が生
まれつつあるわけです。そして、私たちとしては、センターの活動を進めると同時に
行政に対しては、介助料の公費支給やセンターの運営に対する助成などを求め、将来
的にはセンターに登録された介助スタッフを身分的にも待遇的にも‘公的な介助者’
として位置づけられることを目指したいと思っています。つまり、センターの活動を
通して“公的介助保障制度”を実現しようというわけです。

 まぁ、口で言うほど簡単ではないでしょうが、黙って“公的介助保障制度”の実現
を待っているわけにはいきませんし、長い目でみれば、収容施設を大量に作って維持
するよりははるかに「安上がり」なはずですから、社会的コンセンサスも得られやす
いのではないでしょうか。
                                  風来坊

014/034 PFA01060 風来坊 運営会議のお知らせ
(15) 91/09/26 21:29 コメント数:1

 「船橋障害者自立生活センター」の活動も、いよいよ(と言うより“やっと”
と言うべきかもしれませんが)‘総論’から‘各論’の段階に入り、とりあえず
私ともう一人のメンバーの実際の「自立生活」に向けた活動に移るところです。
現在は、必要な住まいや介助体制、そしてその前提となる経済的な基盤などにつ
いての青写真を作るべく準備をしているところです。

 そこで、当初の予定より二週間程早いのですが、運営会議を開催したいと思い
ます。臨時に決まったために、会場の都合で午前中の会議となってしまい、遠方
の方には恐縮ですが、是非ご参加くださいますようにお願い致します。

 日時:10月13日午前10時〜
 場所:船橋市勤労市民センター

 ※尚、その後の運営会議の予定は、以下の通りです。
・10月27日午後1時〜
   ・11月10日午後1時〜

 場所はいずれも船橋中央公民館です。


015/034 QGA00522 SUM 介護者の窓口はどうなるのだろう・・・・
(15) 91/09/30 20:27 013へのコメント コメント数:1

 風来坊さん、先に書いた私の文章ですが、もしかしたら随分一人よがりな書き込み
をしてしまったかも知れません。ここは、風来坊さんのビジョンを伺えることで、十
分なものを感じます。                            
 で、現在、**障害者協会、というような名前で各自治体の中にに様々な障害団体
の支部のようなのが散見されます(例えば、ろうあ協会とか)。そういう所では例え
ばの話ですが、ま、実際に存在する話なんですけれども、手話通訳を依頼するとき、
窓口は福祉事務所というよりは、協会で・・・・という話も聞きます。同じ様に、風来坊
さんが設立に奔走されている生活センターの構想の中にも、先のログを読む限りにお
いて、同じ様なニュアンスが読み取れます。                  
 身内の話で恐縮なんですけれども、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が厚生省
から法人としての認可を得ました。そうなると、財政上何らかの事業をやらなければ
ならなくなる訳で、この面においては全日本ろうあ連盟も同じで、しかも、障害者関
係でいうとまだ幾つかの団体があると聞き及んでいますけれども、そういう団体の林
立の中では利害の一致しないケースが起こりうると思います。実際に介護者の依頼す
る窓口はどうするか、とか、この面で風来坊さんなりに、評価できる実例があったら、
どのようなのがあるのか、教えて頂ければと思います。不都合があればメールでも結
構です。
 風来坊さんに限らずこのログを読まれて思い当たる節のある方何でもよいですから
ご意見お聞かせ願えないでしょうか。                     
10月13日・・・・差し支えなかったら参加させて頂けるでしょうか。後学の為に。
実は12,13日は所属する協会の一泊旅行で難しいのですが、伊豆熱川温泉から何
とかして行ってみたいです。もしかしたらいきさつで行けないかも知れませんがね。
                                 SUM  

016/034 PFA01060 風来坊 Re: 介護者の窓口はどうなるのだろう・・・・
(15) 91/10/03 23:13 015へのコメント

 SUMさん、お返事がすっかり遅くなりまして申し訳ありません。

 さて、私が先日述べたことは、あくまでも希望ですのでその通りになるとは限ら
ないのですが、ただ、アメリカではセンターの運営に連邦政府や州政府から補助金
が出ており、公的な機関の仕事を代行しているという側面があります。また、わが
国でも、東京や大阪などの一部の自治体で、「重度障害者介助者派遣事業」のよう
な制度を始める動きがあり、自立生活センターの介助者を派遣してもらうことでこ
の制度から介助料が支出されるという方式も始まっています。こうした動きが進め
ば、SUMさんがご指摘のような「窓口」の混乱もあるかもしれませんが、原則的
にはセンターから派遣される介助者とホーム・ヘルパーなどとは別のものですので、
希望する介助の中身に応じて区別するというのが理想だと思います。それから、自
立生活センターは、既存の障害者団体に比べて、目的がはっきりしており、どちら
かといえばイデオロギー的な要素も多くはありませんので、どの団体に属している
かによってセンターの提供するサービスの利用しやすさに差が出るということは少
ないのではないでしょうか(これも「希望」に過ぎないのですが{^_^;})。

 ちっともお答えになっていなくてすみません。13日の会議においでいただけれ
ば大歓迎です。ただ、当日は会場の都合で午前中だけの会議ですので、伊豆からで
すとちょっと大変かもしれませんね。次回以降も、ご都合のつくときにご参加くだ
さい。お待ちしています。
                                  風来坊

017/034 PFA01060 風来坊 「介助派遣」に関するシンポジウムのご案内
(15) 91/10/08 21:52 コメント数:1

 えーっと、ハッキリ言って、どの会議室に書き込むか迷ったのですが(^。^;)、
私たちの活動にも深い関係のある分野ですので、ココにさせていただきました。

 「介助者派遣」に関するシンポジウムのご案内です。

       シンポジウム
       『だれもが生きられる社会を求めて』
             −介助派遣センターのめざすもの−

日時 1991年 11月9日(土) AM9:30〜PM16:40
場所 神奈川県民ホール6F大会議室
主催 ふれあい介助派遣シンポジウム実行委員会

内容

午前 挨拶     参議院議員  堀 和利
   基調報告   ふれあい介助派遣センター研究・調査委員会委員長
                        萩田 秋雄
   基調講演   日本における介助派遣システムの現状と課題
          八王子ヒューマンケア協会  中西 正司

午後 分科会1  『介助派遣センターはどうあるべきか』
         報告   尾上浩二 (大阪中部解放センター)検討中 
              三沢了  (新宿ライフケアセンター)
              沢口京子 (札幌いちご会)
         パネラー 報告者+中西正司

   分科会2  『ピアカウンセリング』
         報告   矢田龍司 (ふれあいの会)
              堤愛子・関根善一(町田ヒューマンネットワーク)
              井内ちひろ(メインストリーム協会)

   分科会3  『ケア付き住宅・グループホームの現状と課題』
         報告   加藤裕子 (ふれあい生活の家)
              山下浩志 (埼玉わらじの会)
              渡辺正直 (静岡障害者自立生活センター)

  ●詳細については
   横浜市障害者地域活動ホームふれあいの家内 ふれあいの会
                TEL045−504−0876

   石 本  隆 司
                TEL0424−93−5956


018/034 GBB00565 春雷 Re: #17
(15) 91/10/09 03:02 017へのコメント

遠いので参加できません。
集会後の報告を楽しみにしています。

019/034 PFG02146 イクスト 発言者削除 :会議室間違えました
(15) 91/10/10 22:33

020/034 PFA01060 風来坊 運営会議中止のお知らせ
(15) 91/10/13 09:26 014へのコメント

今日の運営会議は、台風による交通機関などの影響のため、中止とさせていただきました。

021/034 PFA01060 風来坊 「運営会議」のご報告
(15) 91/10/29 21:19 コメント数:1

 遅くなりましたが、一昨日に行われた運営会議のご報告です。と言っても、私は
体調が悪くて欠席でしたので、正確でないところがありましたら補足をお願いしま
す>出席してくださった方々。

 出席者は十人強で、新しく参加してくださった方もあったと聞いています。先ず、
9月8日に開いた「学習会」の感想を述べ合いました。これについては、学習会の
当日に行ったアンケートの分析などと併せて、次回の運営会議でもう少し突っ込ん
だ反省会を行う予定です。

 次に、課題となっている我々(代表の山本と私)の「自立生活」の条件について
話し合いました。その結果、
 (1)早速(来週以降)不動産業者を回って、アパート探しを開始する。
 (2)介助者募集のビラを作って、近隣の大学などを回る。
(3)事前の市当局との接触では、「生活保護」の受給は困難な模様なので、当
    面の生活は障害年金と実家からの援助で賄うこととする。
(4)上のような事情から、介助者には当面ボランティアでお願いする。
(5)有料介助のシステムが可能となるためには、東京都で実施されているよう
    な介助料の公的負担の制度が必要であり、地域の他の団体とも連携をとり
    ながら、こうした制度の実現に向けて運動を進める。
などで合意しました。

 続いて、「船橋自立生活センター」のメンバーは「自立生活」という点ではいず
れも経験が浅いので、外部からアドバイザー的な人を迎えることが必要なのではな
いか、との提起があり、今後の検討課題となりました。

 その他、このボードでも紹介しました「介助者派遣」についてのシンポジウムに
メンバー数人が参加することを確認しました。

※尚、今後の主な行動予定は、以下の通りです。

 ●11月9日(土)「介助者派遣シンポジウム」(横浜)参加
●11月10日(日)午前10時「運営会議」(船橋市勤労市民センター)
●11月22日(金)「全国自立生活センター・ネットワーク(仮称)」結成会議に
         参加
●11月23、24日「第3回自立生活問題研究全国集会」に参加
●12月1日(日)午後1時「第2回学習会」(船橋市中央公民館)

022/034 PFA01060 風来坊 蛇足ですが、補足です。
(15) 91/10/30 20:35 021へのコメント

えーっと、運営会議の報告の中で

>(5)有料介助のシステムが可能となるためには、東京都で実施されているよう
>   な介助料の公的負担の制度が必要であり、地域の他の団体とも連携をとり
>   ながら、こうした制度の実現に向けて運動を進める。

という部分があって、やや分かりにくかったかもしれませんが、前にも書いた通り、
東京都では、自分で選んだ介助者に公費から介助料が支給されるシステムがあり、
この制度が「自立生活センター」の存立を可能にしているという実態がありますの
で、それを念頭においた議論なのです。

 いずれにしても、この「地域格差」は本当に何とかしてほしいですよね。

023/034 PFA01060 風来坊 障害者の「自立生活」を考える本の紹介です
(15) 91/11/03 23:18

 えーっと、前にも書きましたように、このところ体調を崩してずっと「秋眠」中
でして、私自身の『自立生活』は少し先になりそうなのですが、この休養期間に読
んだものも含めて、「自立生活」を考える上で参考になりそうな本をいくつかご紹
介したいと思います。出来るだけ一般の書店で入手可能なものに絞ったつもりです
が、中にはだいぶ古いものもありますので絶版などの場合はご容赦ください。

●仲村優一他編『自立生活への道』−全身性障害者の挑戦−全社協1984
●江草安彦『ノーマリゼーションへの道』全社協 1988
●三ッ木任一編『続・自立生活への道』全社協1988
●安積純子他『生の技法』藤原書店 1990
●大江健三郎他『自立と共生を語る』三輪書店 1990
●障害者アートバンク編『障害者の日常術』晶文社 1991

 個々の本の中身につきましては、機会をみて順次紹介していきたいと思います。

             =@                風来坊

024/034 PFA01060 風来坊 運営会議のご報告
(15) 91/11/14 22:15

 えーっと、またまた遅くなってしまいましたが、10日に行われた運営会議の
ご報告です。この日はFHANDからさとちゃんが参加してくれました。

 中身は、前日に開かれた「介助者派遣シンポジウム」に参加しての感想を述べ
合った他、12月1日の学習会の打合せと、前回の学習会の時に実施したアンケ
ートの分析をもとにした反省点を話し合いました。

 その結果、
 ●悪天候の割には人の集まりも良く、我々の現在の力量からすれば成功と言え
  るのではないか。

 ●アンケートの設問の一部にステレオタイプの表現があるので、修正する。

 ●次回の学習会には、同じ千葉県内で活動を始めている「八街自立生活センタ
  ー」のメンバーも参加してくれる予定なので、出来れば交流の時間を作る。

 などの点で合意しました。

 尚、次回の運営会議は、来年1月12日の午後1時より船橋中央公民館で開催
の予定です。

025/034 PFA01060 風来坊 第2回自立生活を考える学習会のお知らせ
(15) 91/11/18 21:24


 第2回目の学習会を下記の要領で開催します。

日 時:12月1日(日)午後1時より
場 所:船橋中央公民館
テーマ:「アメリカ障害者法とその背景としての自立生活運動」
       講師:斉藤 明子(DPI日本会議)

主 催:船橋障害者自立生活センター
後 援:朝日新聞京葉支局
    船橋市社会福祉協議会

026/034 PFA01060 風来坊 全国自立生活センター協議会が発足!!
(15) 91/11/25 21:03 コメント数:1

 全国各地で活動している自立生活センターの連合体として、「全国自立生活セ
ンター協議会」が結成され、設立総会が22日に東京・新宿で開かれました。

 そして、
  (1)公的な介助保障制度の実現
  (2)自立生活センターの運営への公的な助成
  (3)交通アクセスなど、障害者の生活環境の向上

などを目指して国などに働きかけると同時に、設立や運営についてのノウハウを
提供するなどして、途上にあるセンターの活動をサポートし、その運動の輪を広
げることを目的としています。


 我が「船橋自立生活センター」は、まだサービスを提供するまでに至っていな
いため、取り敢えず「未来会員」という資格で参加していくことになりそうです。
                              風来坊

027/034 GBB00565 春雷 歓迎!全国自立生活センター
(15) 91/11/25 23:44 026へのコメント コメント数:1

個人でも入会できるのでしょうか。
要項など教えていただければいいのですが。


028/034 GHC03573 ちか この間の学習会のこと
(15) 91/11/30 21:36 コメント数:1

 風来坊さん、この間の学習会の折りは、お目にかかれてうれしかったです。
すっかりご無沙汰致しておりますうちに、もう次の学習会の時期がきたのですね。
 この間の学習会ではわたし、Enjoy 自立生活というお話がとても
印象にのこっております。そしてわたしも親の子離れ、子の親離れをめざして
楽しくやっていきたいと思っております。なかなか難しいですがね。
 何かものを作る時、「楽しんで」やれば、いいものができるのですよ、と
教えてくださった方があります。楽しむということが、生きていく上での
キーワードのような気がしますね。明日の学習会には、残念ながら都合がつかなくて
うかがえません。(ADAの未読のやまをせっせと片付けることにします)
又、ご報告していただけると有り難いのですが…。わたしは遠くて、自分の勉強のため
にだけ利用させて頂いているようで申し訳なくおもっております。
 気持ちだけはいっぱい応援しておりますからね。
                             ちか

029/034 PFA01060 風来坊 「全国自立生活センター協議会」について
(15) 91/12/06 22:30 027へのコメント コメント数:2

 春雷さん、コメントをありがとうございます。この「全国自立生活センター協議会
(略称JIL)」は、基本的には各地にある自立生活センターの連合体ですので、団
体加盟が原則だと思いますが、個人の方には「賛助会員」という形で参加する道があ
ります。
 それから、このJILについては、4日付の朝日新聞が「社説」で取り上げるなど、
関心が高まっているようです。「元祖」アメリカでもNCIL(全米自立生活センタ
ー協議会)がADAの制定などに大きな力を発揮したことなどを考えますと、日本も
今後が楽しみですね。
                                  風来坊


030/034 PFA01060 風来坊 第2回学習会のご報告
(15) 91/12/06 22:31 028へのコメント

 ちかさん、おひさしぶりです。その節は、遠いところを学習会にご参加いただき
まして、ありがとうございました。アメリカからお帰りになったのですね。また向
こうの様子などもお聞かせいただければ幸いです。

 さて、12月1日の学習会は、海外の事情に詳しい斉藤明子さんを講師にお迎え
して、「ADAとその背景としての自立生活運動」と題して行いました。
 まず、ADAの概要と問題点についての説明があった後、その成立に到るまでの
歴史的な背景などについてのお話がありました。その中で、カリフォルニア州では
1960年代の末には既に公的に介助費用を支給する制度が出来ていて、それが土
台となってバークレイのCIL設立に結びつき、さらにはADAの制定に繋がった
ことなどが語られました。
 後半の質疑応答の中では、斉藤さんご自身の留学時代の体験などを交えて、個性
を尊重する風土や「統合教育」の必要性、さらには「親離れ・子離れ」など、幅広
い角度からのお話がありました。そして、ADAでは、意図するかしないかの別な
く、結果として障害者を排除する形になっていれば、それは即ち「差別」であり、
日本では障害者の人権が大手をふって侵害されている、と強調されました。

 学習会終了後、今年最後の活動になるので、「打ち上げ」をやろうというわけで、
講師の斉藤さんを含めて15人程で近くの喫茶店に繰り出して、いよいよ“実践”
の段階に入る来年の活動に向けて鋭気を養い、交流を深めました。
                               風来坊

031/034 GBB00565 春雷 RE:JIL
(15) 91/12/06 23:45 029へのコメント

ありがとう>風来坊さん
私も「朝日新聞」を読んでみよう

ディスプレイの調子を気にしながらの(MES17 参照)<春雷>でした

032/034 PFA01060 風来坊 訂正と補足です。
(15) 91/12/10 22:29 029へのコメント

 #29の中で、NCILは「全米自立生活協議会」の誤りでした(エイゴハムズカシ
イ<^_^;>)。


 それから、JILの組織構成について若干補足をさせていただきたいと思いま
すが、まず、会員となる各自立生活センターは、当然ながらサービスを提供する
ことを目的として設立されているわけですが、JILでは、各センターが提供す
るサービスの例として、「介助サービス」、「住宅サービス」、「ピア・カウン
セリング」、「自立生活技能プログラム」を挙げ、この中からいくつのサービス
を提供しているかによって会員を以下のように分類しています。

 「正会員」・・・障害者主導で運営され、2種類以上のサービスを提供してい
         る団体。

 「準会員」・・・障害者主導で運営され、1つ以上のサービスを提供している
         か、近い将来提供できる団体。

 「未来会員」・・障害者主導で、サービスを提供しているか目指している団体。

、「賛助会員」・・JILの活動の趣旨に賛同する団体及び個人。

 会員は、それぞれに権利と義務が定められています。尚、我が「船橋障害者自
立生活センター」は、当初「未来会員」として参加する予定でしたが、嬉しいこ
とに、準会員としての登録が認められることになりそうです。
                                 風来坊


033/034 PFA01060 風来坊 自問研に参加しました
(15) 91/12/10 22:31

 えーっと、ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、「全国自立生活セン
ター協議会」の設立総会の翌日から二日間にわたって「第3回自立生活問題研究
全国集会」が、ところも同じ戸山サンライズで、全国から300名以上の参加者
を集めて開かれ、「船橋障害者自立生活センター」からも障害者と非障害者がそ
れぞれ3名づつ参加しました。

 この「自立生活問題研究全国集会(略称:自問研)」は、障害者の自立生活に
ついての体験や研究成果などを持ち寄って互いの生活や社会制度の前進を目指し
て毎年開かれているもので、今回は「自立生活センター」がメインテーマでした。
 一日目は、開会式などの全体会に続いて「自立生活センターの必要性、設立過
程、運営」、「自立生活センターで提供しているサービスの種類、内容、効果」、
「介助保障制度のあり方」、「自立体験レポート」などのテーマごとの分科会に
移りました。私は、もちろん「自立生活センターの必要性、設立過程、運営」の
分科会に出たのですが、地域によって背景に差はあるものの、各パネリストの語
る体験談には共通した「迫力」が感じられ、参考になると同時に圧倒される思い
でした。
 夜は、参加者全員が一同に会して交流会が開かれました。とにかく、300人
以上の人が食事を共にするのですから、広い体育館も身動きのとれない状態でし
たが、共通の課題と目的を持つ全国の仲間と語り合ったり、久し振りの再会に話
がはずんだりと、楽しいひとときでした。

 二日目も午前中は引き続き分科会で、自立生活センターの設立や運営について
意見交換が行われました。午後からは全体会に移って、「日本の自立生活センタ
ー設立運動の到達点と方向性」と題するシンポジウムが開かれ、熱のこもった議
論が繰り広げられました。
 最後に、来年の開催地の名古屋での再会を期して散会となりましたが、これか
ら自立生活センターを始めようとしている我々にとってはとても得るところの多
い集会であり、来年は少しでも実践の成果を報告出来るようにしたいものだとの
夢を胸に帰路につきました。
                           風来坊

034/034 PFA01060 風来坊 今年もご支援をよろしく
(15) 92/01/01 21:37

 新年おめでとうございます。

 昨年中は大変お世話になりましてありがとうございました。微力をも顧みずに始
めた「自立生活センター」の活動も、このフォーラムを含めて思いがけずに多くの
方のご協力をいただき、感謝にたえません。

 百年に一度あるかないかと言われる激動の年が終わりましたが、私は今年、「二
度目の成人式」を迎えます(^_^;)。というわけで、世の中のペースには追いつける
はずもありませんが、それなりに『生活のペレストロイカ』を迫られる年となりそ
うです。そして、それが達成されるかどうかはセンターの活動の成否にも大きく左
右されることでしょう。

 本年もよろしくご支援のほどお願い致します。
風来坊

- FHAND MES(15):【自立】 障害者自立生活センター設立への道程 92/02/08 -
036/037 PFA01060 風来坊 第三回「自立生活を考える」学習会のご案内
(15) 92/01/24 22:16

 えっと、またまたご案内が遅くなりましたが、第3回(つまり最後の)学習会が
迫りました。

 日 時:1月26日(日)午後1時より
 場 所:船橋中央公民館
 テーマ:「自立生活センターの役割と実際の活動」
 講 師:中西 正司(ヒューマンケア協会・事務局長)

 過去二回の学習会が「理論編」とすれば、今回は「実践編」という感じで、自立
生活センターの実際の運営に関わる問題についてお話ししていただく予定です。

 多くの方々のご参加をお待ちしています。

037/037 PFA01060 風来坊 学習会が終わりました
(15) 92/01/31 18:27

 えっと、例によってご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、第3回の学習
会が「自立生活センターの役割と実際の活動」をテーマとして開かれました。

 講師は、ヒューマンケア協会の中西正司・事務局長で、自立生活センターでは、
これまでサービスの一方的な受け手であった障害者がサービスの送り手となり、生
活をコントロールすると同時に、それに合わせてサービスの質や量を管理すること
に意味があるが、単に介助者を派遣するということを目的とするだけでなく、「自
立生活技能プログラム」や「ピア・カウンセリング」などの事業を実施して、総合
的に地域の実情に合った「自立生活」を支援する体制を作ることが重要だ、と話さ
れました。

 これで、3回にわたる学習会のシリーズを終了したわけですが、参加者は各回平
均で約40名と、微弱な私たちの力量からすればまずまずであり、しかも、その中
からグループの活動を支えてくださる方々を増やしていく、という当初のもくろみ
も、十分ではないにしても果たすことができたことは、今後に希望を持つ事が出来
たと思います。それに、何よりも印象的であったのは、各講師の方の熱の入ったお
話と参加者の真剣な態度でした。それは、「自立生活」という新しい概念が、徐々
にではあっても浸透しつつあることを感じさせるものであったと思います。

 もちろん、反省すべき点も数多くあります。正式な総括の議論は改めて行います
が、個人的に思いつくままにいくつか挙げてみますと・・・

 (1)地元の障害者当事者への浸透が弱く、十分に集めることが出来なかった。
 (2)組織の枠組みや活動の具体的な方向性を内部で十分に議論しないままに学
    習会に突入してしまったために、参加者をセンターの活動に引きつける力
    に欠けていた。

などがありそうです。


 何れにしましても、この3回の学習会から私たち自身が学んだこと、得たものは
予想以上に大きく、それらを今後の活動に生かすことが課題となります。そして、
そのための第一歩として、今後の活動の在り方について集中的に討議するための障
害者のメンバーを中心とする会議を来週開く予定です。


 最後になってしまいましたが、今回の学習会のチラシの作成を引き受けてくださ
った、としさんとかっくんをはじめ、いろいろとご協力くださったFHANDの皆
さんに改めてお礼を申し上げます。
                                  風来坊

- FHAND MES(15):■会■【自立】障害者自立生活センター設立 92/02/29 -
038/038 PFA01060 風来坊 運営会議のお知らせ
(15) 92/02/28 23:58

 このところ、ワープロのキーボードの調子が悪くて、お知らせがすっかり遅くな
ってしまいましたが、運営会議のお知らせです。

 日時:3月1日 午後1時より
 場所:船橋市中央公民館

 今回は、2月7日に行った障害者のメンバーを中心とする集中討議を受ける形で、
規約の今後の活動の基本的な方向性について議論をする予定です。

 多くの方のご参加をお待ちしています。

- FHAND MES(15):■会■【自立】障害者自立生活センター設立 92/03/10 -
039/040 PFA01060 風来坊 * 3月1日の運営会議のご報告です。
(15) 92/03/08 18:37 038へのコメント

 3月1日の運営会議のご報告です。
 2月7日に開いた障害者のメンバーを中心とする会議の結果を受けて、今後の活
動方針について議論が交わされました。
 その結果、

○6月を目処に「総会」を開き、正式に発足させる。
○それに向けて規約を確定し、「入会申込書」を作成して、学習会の参加者をはじ
 めとする多くの人に入会を呼び掛け、会員登録をし直す。
○次回の運営会議までに、総会の日時と会場を決定し、提出する「事業計画」、
「予算案」、「人事案」などを事務局で用意する。
○三回にわたって開いた学習会の報告書を作成し頒布するため、掲載する文書の中
 身を事務局で検討する(予算は概算で15万円)。
などが決定されました。

 他に、銀行口座の開設、「全国自立生活センター協議会」へ準会員として参加が
認められたこと、2回目の学習会で講師をお願いした斉藤明子さんに当センターの
顧問への就任を快諾していただいたこと、などが報告され、了承されました。

040/040 PFA01060 風来坊 船橋障害者自立生活センター・活動日誌
(15) 92/03/08 18:39

 えーっと、このところ会議のご案内と報告ばかりでしたので、一部これまでの書
き込みと重複するところもあると思いますが、運営会議以外の活動について少しご
報告しておきたいと思います。

1月17日・・・「全国自立生活センター協議会」常任委員会に出席。正式参加の
        ための「資格審査」を受ける。席上、代表と事務局長の兼務を廃
        し、事務所の設置とサービスの開始を早急に実現することという
        付帯条件をつけた上で「準会員」として参加が認められる。

2月7日・・・・今後の活動の方向性について検討するため、障害者のメンバーを
        中心とする集中討議を行う。障害者5名、非障害者2名が出席。
        規約の中に障害者の主体性をーどのように組み入れるか、などに
        ついて突っ込んだ議論が行われた。

2月21〜22日・・「全国自立生活センター協議会」の主催による『所長セミナー』
        に出席。初日は、一般企業で人材養成などの仕事をしている方を
        講師に招いての「タイム・マネージメント講座」。時間の有効な
        活用法について学ぶ。夜は交流パーティーで、全国から集まった
        50名以上の参加者と親睦のひとときを過ごす。
        二日目は、東京地区で実際にサービスを提供しているセンターの
        リーダーが講師となって、それぞれの経験をもとに自立生活セン
        ターの設立や運営上の問題について項目ごとにレクチャーを受け
        る。目的はある程度共通でも、手段や方法には各センターの個性
        が感じられてとても参考になった。

2月29日・・・地元のボランティア連絡会の主催による行事に参加して、チラシ
        を配付して私たちの活動への参加と協力を呼び掛ける。

3月8日・・・・お隣の市川市の社会福祉協議会の主催による「ふれあい講座」に
        招かれて自立生活センターの意義や活動内容について話す。参加
        者は約150名。

>MRead Mode:New Room:15
- FHAND MES(15):■会■【自立】障害者自立生活センター設立 92/04/13 -
041/041 PFA01060 風来坊 4月の運営会議のお知らせ
(15) 92/04/07 14:58

 えっと、4月の運営会議のご案内です。

 日 時:4月12日(日)午後1時より
 場 所:船橋中央公民館

 今回は、6月の「設立総会」の開催に向けた段取りや、そこに提出する事業計画、
予算、規約などを検討します。つまり、事実上今後の活動の大まかな方向性を決め
ることになると思います。
 多くの方のご参加をお待ちしています。

                                  風来坊

042/043 PFA01060 風来坊 事務所探しを始めます。
(15) 92/04/17 00:32 041へのコメント

 えーっと、例によってご報告が遅れてしまいましたが、12日の運営会議の結果
です。

 冒頭、設立総会の開催などが提案されましたが、その準備をするにも事務所の必
要性が高まってくるわけで、とりあえず事務所探しに全力を上げることになりまし
た。資金面や設備の面などでなかなか条件は厳しいと思いますが、来週には不動産
業者を回るほか、マスコミ等でも協力を呼びかける予定です。また、新たに入会を
勧誘するためのチラシを作成し、手始めに、18日に四街道市で開かれる「マイケ
ル・ウィンター講演会」で出席者に配付することにしています。そのほか、五月の
連休明けには近隣の大学などにも足を運び、介助者募集のための活動も展開します。

 というわけで、遅ればせながら形式的な会議を続けていた段階から抜け出して、
少しづつでも行動する段階へ移すようにしたいと思いますので、引き続きご支援、
ご協力をお願い致します。

043/043 PFA01060 風来坊 自立生活センター規約案(長文注意)
(15) 92/04/17 00:49

 12日の会議で大筋で了承されたセンターの規約案です。他のセンターの規約な
どを参考にして出来たものですし、まだまだ抜けている項目もあるのですが、今後
はこの方向に沿って活動を進めていくことになると思います。読みにくいところも
あるとおもいますが、参考までにご紹介させていただきます。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  船 橋 障 害 者 自 立 生 活 セ ン タ ー 規 約 ( 案 )

                 第1章 総則

第1条 (名称)
    本会は「船橋障害者自立生活センター」と称する。

第2条 (所在地)
    本会は、事務局を船橋市内に置く。

第3条 (目的)
    本会は、日常の生活にも他者による介助を必要とするような重度の障害を持つ者    でも自らの意志と選択によって豊かな人生が遅れるような社会づくりを目指すと    ともに、自立生活に必要な各種の支援サービスを提供することを目的とする。

第4条 本会は前条の目的を達成するために次の事業を行なう。
      (1)介助者派遣事業
      (2)ピア・カウンセリング事業
      (3)自立生活技能プログラムの提供
      (4)障害者の自立のために必要な各種の相談事業
      (5)自立生活についての広報、啓蒙活動
      (6)その他目的の達成に必要な業務

第5条 (業務)
     本会の事業活動区域は船橋市とその近辺とする。


                 第2章 会員

第6条 (種別)
     本会員は、次のとおりとする。
      (1)正 会 員・・・本会の目的に賛同して活動に参加する意志のある個人      (2)賛助会員・・・本会の目的に賛同して本会の事業を経済的に援助する                個人、または法人。

第7条 (会費)
     正会員は入会金及び年会費を、賛助会員は賛助会費を負担する。

第8条 (入会)
    会員になろうとする者は、本会の所定の入会申込書に入会金と年会費を添えて代    表に提出し、承認を受けなければならない。

第9条 (会員の権利)
     (1)会員は本会の総会に参加することができる。
     (2)会員は機関誌、その他の資料の配布を受けることができる。
     (3)正会員は本会の事業活動に参加し、また、サービスの提供を受けること        とができる。
     (4)正会員の入会金、及び年会費に関しては、運営委員会の承認を経て減免        規定を定めることができる。

第10条 (会員の義務)
     (1)正会員は年会費を、賛助会員は賛助会費を毎年一定の期日までに納入し        なければならない。
     (2)会員は本会の規約の規定、その他の規則を守らなければならない。
     (3)前各号のほか会員は本会の目的を阻害し、また逸脱するような行為等を        してはならない。

第11条 (会員資格の喪失)
    会員は次の理由によってその資格を喪失する。
     (1)退会したとき。
     (2)死亡、または会員である法人が解散したとき。
     (3)年会費もしくは賛助会費が1年以上未納となっているとき。
     (4)本会の規約の規定その他の規則に著しく違反し、また本協会の目的を逸        脱するような行為等をしたとき。

第12条 (資格喪失に伴う権利、義務)
    会員は前条により会員資格を喪失したときは、その権利を失い、義務を免れる。    但し、未納の年会費または賛助会費等、会員資格喪失時にすでに発生し未履行の    義務は免れることはできない。


              第3章 役員及び運営委員

第13章 (役員及び運営委員)
    本会には次の役員と運営委員を置く。
     (1)運営委員は15名以内とし、障害をもつ委員が全運営委員の2分の1を下        回らないものとする。
     (2)運営委員のうちより代表1名、副代表1名、事務局長1名をおく。但し いずれも障害を持つ委員の中から選出する。
     (3)監査役1名をおく。

第14条 (選任方法)
    1.運営委員は年次総会において選出する。
    2.代表、副代表及び事務局長は運営委員会の互選により定める。
    3.臨時に運営委員を補充する場合は、運営委員会において、運営委員の3分の      2以上の賛成を得なければならない。
   4,監査役は運営委員会において、選出する。

第15条 (職務)
    1.代表b本会を代表し、その活動を統括する。
    2.副代表は代表を補佐し、代表がその職務を行なうにつき支障が生じた場合に      は代表の職務を代行する。
    3.事務局長は本会の日常業務を統括し、その内容について運営委員会に報告す      る義務を負う。
    4.運営委員は運営委員会を構成し、会務の執行を決定する。
    5.運営委員は、本会の活動に関して、連帯して責任を負う。
    6.会計は、本会の会計業務を行う。
    7.監査役は本会の会計を監査し、その結果を運営委員会に報告する。但しほか      の役員及び運営委員との兼任はできない。

第16条 (役員及び運営委員の任期)
    1.本会の役員の任期は1年とする。但し、補欠により選出された役員の任期は      前任者の残任期間とする。
    2.役員及び運営委員は再任を妨げない。
    3.役員及び運営委員は、辞任した場合、または任期満了の場合においても、後      任者が就任するまではその職務を行なわなければならない。運営委員が辞任      等の場合も同様とする。

第17条 (役員及び運営委員の解任)
    役員及び運営委員は、その職務にふさわしくない行為があったときには運営委員    会の決定により解任することができる。


                 第4章 会議

第18条 (種別)
    本会の会議として、次の各会議をおき、定例会及び臨時会を開催する。
     1.総会
     2.運営委員会

第19条 (構成)
    総会は全会員、運営委員会は運営委員をもってそれぞれ構成する。

第20条 (総会)
    総会は、本会の最高議決期間で、以下の各項目について、運営委員会より報告を    受け、審議のうえ承認する。
     (1)事業計画及び予算。
     (2)事業報告及び決算。
     (3)運営委員の選出。
     (4)規約の制定及び改廃。その他、本会の運営に関する重要事項。

第21条 (運営委員会)
    運営委員会は、本会の通常議決機関及び執行機関で、通常の事業の規格・運営に    あたる。前条の項目について総会に報告の義務を負う。

第22条 (開催)
    1.定例として総会は年1回、運営委員会は毎月開催する。
    2.臨時総会は、全会員の3分の1以上が会議の目的たる事項を示して請求した      場合に開催されるものとする。
    3.臨時運営委員会は、代表、事務局長または運営委員の3分の1以上が会議の      目的たる事項を示して請求した場合に開催されるものとする。

第23条 (招集)
    1.会議は代表が招集する。
    2.会議を招集する場合は構成員にたいし、会議の目的たる事項、日時及び場所      を記載した書面をもって開会の7日前に通知しなければならない。但し、代      表が緊急に会議を開催する必要があると認めるときはこの限りではない。

第24条 (議長)
    議長は原則として会議の参加者の間で互選とする。

第25条 (定足数)
    総会、運営委員会はともに全構成員の3分の2以上の出席がなければ開会するこ    とができない。

第26条 (議決)
    1.会議の議事はこの規約に別に定めるほか、出席者の過半数をもって決する。    2.可否同数の場合は議長がこれを決する。

第27条 (委任)
    やむを得ない理由のため、会議に出席できない構成員は、あらかじめ書面をもっ    てほかの構成員を代理人として委任することができる。前2条の規定の適用につ    いては会議に出席したものとみなす。

第28条 (会員への通知)
    総会及び運営委員会の議決事項は会報等により会員に公表する。

第29条 すべての会議には議事録を作成する。


               第5章 資産及び会計

第30条 (資産の構成)
    本会の資産は次の各号をもって構成する。
    (1)入会金及び年会費
    (2)賛助会費
    (3)寄付金品等
    (4)資産から生ずる収入
    (5)事業収入
    (6)その他の収入

第31条 (資産の運用管理)
    本会の経費の運用及び管理は運営委員会が定める。

第32条 (経費の支弁)
    本会の経費は資産をもって支弁する。

第33条 (予算及び決算)
    1.本会の毎会計年度の予算は総会の承認を経て定める。但し、予算が可決され      るまで前年度の予算を基準として執行する。
    2.決算は次の年度に総会の承認を得なければならない。

第34条 (予算の更生と補正)
    予算の更生及び補正が生じたときは、運営委員会の承認を得なければならない。第35条 本会の会計年度は4月1日に始まり、翌年3月31日に終る。

第36条 第4条で定める各事業に関しては、必要に応じて別途運用及び会計規則を設ける    こととする。


              第6章 規約の変更及解散

第37条 (規約の変更)
    この規約は総会において出席者の過半数の同意を得なければ変更することはでき    ない。

第38条 (解散及び財産の処分)
    1.本会の解散には総会において出席者の4分の3以上の同意を必要とする。
    2.残余財産の処分は運営委員会によって決定する。

第39条 (規約の発効)
    この規約は1992年6月14日をもって効力を発するものとする。



                会 計 規 定

第1 (記録及び資産)
   本会はその収入、支出、財政状態及び事業成績を明らかにするために、諸事項につ   いて正規の簿記の原則に従って明瞭に記録し、またその記録に基ずいて所要の計算   を行なう。

第2 (勘定科目)
   本会は第1の記録計算を行なうに当たっては、運営委員会によって承認された勘定  定科目に従って記載する。

第3 (種別)
   本会の会計として、一般会計と特別会計を置く。

第4 (予算の承認)
   一般会計の予算と決算は、総会の承認を要す。

第5 (特別会計)
   特別会計の運用及び管理は運営委員会が定める。但し、事業収入から生じた利子は   一般会計に繰り入れることができる。

第6 (特別会計の科目)
   1 サービス事業による収入。
   2 その他運営委員会によって定められたもの。

第7 (予備費)
   一般会計には予備費を設け、予算外の支出または予算超過に充てる。予備費の使途   の決定は事務局長の権限においてなすことができる。

第8 (補正予算)
   必要に応じて補正予算を組むことができる。但し、運営委員会の承認を要する。

第9 (継続費)
   本会の事業につき、数年度を要するものについては、その経費の総額及び年割額を   定め、数年度にわたって支出することができる。

第10 (繰越明許費)
   支出予算の経費のうち、その性質上または予算成立後の事由に基ずき年度内にその   支出を終らない見込のあるものについては、予算の定めるところにより、翌年度に   繰り越して使用することができる。

第11 (勘定科目の設定・改廃)
   勘定科目の設定・改廃は運営委員会の議決による。但し、年度の途中においては行   なわないことを原則とする。

第12 (監査)
   監査役は原則として年1回本会の会計の監査を行なう。但し、必要に応じて随時監   査することができる。

- FHAND MES(15):■会■【自立】障害者自立生活センター設立 92/07/20 -

044/057 PFA01060 風来坊 5月の運営会議のご案内
(15) 92/05/22 22:24 コメント数:1

 えーっと、このところ、何かと慌ただしい日々が続いてお知らせがすっかり遅く
なってしまいましたが、5月の運営会議のご案内です。先月の会議では、事務所探
しに全力を挙げるということで合意されましたが、今月は、その具体化に向けて、
その前提となる組織拡大や資金づくりのための方針が提起される予定です。

 というわけで、多くの方のご参加をお待ちしています。

 日時:5月24日(日)一時より
 場所:船橋中央公民館

045/057 PFA01060 風来坊 「設立総会」の開催が決まりました。
(15) 92/05/26 00:24 044へのコメント


 このところ、私たち障害者メンバーの力不足から、「総会」→「事務所探し」
→「人集め、資金集め」と、当面の目標が二転、三転してしまった感じですが、
昨日の運営委員会(出席者10名)でようやく当面のスケジュールが決定しまし
た。

 昨日の運営委員会で決定された事柄は、以下のとおりです。

 1.9月13日に「設立総会」を開催し、正式に活動を始める。
 2.参加呼び掛け対象は、昨年来の学習会の参加者+αとし、入会申込書と
   総会案内などを送付する。
 3.会員の種類は、「正会員」、「賛助会員(個人・法人)」とする。
 4.送付する各文書、総会に提出する議案などは次回の運営委員会で確定する。
 5.会費などの納入をスムーズにするために郵便振替の口座を開設する。
 6.来月開催される「全国自立生活センター協議会」の総会に代表のYを派遣す
   る。

 というわけで、もちろん、「正会員」も大歓迎ですが、「賛助会員」であればお
住まいの地域は問いません(^_^;)ので、もしご入会いただける方はご連絡いただけ
れば幸いです。
                               風来坊

046/057 PFA01060 風来坊 自立生活センターの現状と今後
(15) 92/07/11 21:31

 えーっと、私の怠慢から、センターの進行状況などについて十分なご報告や問
題提起が出来ない間に、この会議室に与えられた期間も残り少なくなりました。

 皮肉なことですが、ずっとご報告が出来ないでいる間にセンターづくりの方は、
今までよりは少しは進んだような気がします。はっきり言って、今までは「組織
化」という最も重要な視点が抜け落ちていたために、突然のように事務所を探し
に不動産業者を歩いてみたり、会議のたびに方針が二転三転する有り様で、協力
を申し出てくださっている方々にご迷惑をかけてしまいました。

 5月の運営会議で、一番はじめの方針通り、三回の学習会に参加してくださっ
た、延べ百数十名の方々を中心に組織をスタートするという方向で合意され、現
在は、9月20日(当初は13日の予定でしたが、会場の都合で20日になりま
した)に開催する「設立総会」の準備を進めているところです。総会では、年度
後半の事業計画、予算案、規約案、人事案などについて議論した後、先の第2回
の学習会の時の講師で、我がセンターの顧問をお願いしている斎藤明子さんにお
話をしていただく予定になっています。

 以下に、6月の運営会議で大筋で了承された総会に提出する予定の事業計画案
と予算案を紹介させていただきます。

====================================
           船橋障害者自立生活センター
            1992年度事業計画(案)


                                 
9 月 ・設立総会
       事業計画書及び予算書、人事案を承認

11 月 ・介助講習会及び介助派遣システム説明会

12 月 ・電話相談「自立生活110番」開催

1〜3月 ・自立生活技能プログラム

その他 ・事務所開設
    ・学習会報告書発行
    ・機関紙発行(二回)
    ・介助者募集活動
    ・運営委員会(5回)
    ・自問研 参加(11月・名古屋にて開催)
    ・県内の活動家を集めた「自立生活シンポジウム」
                               以上  
====================================

         船橋障害者自立生活センター
                                   
               予 算 書               
  収    入                           
                                   
     入 会 金    3,000×100           300,000
     年 会 費  2,000× 50(正会員)    100,000
     賛助 会費    5,000× 50口(団体)      250,000
      〃      3,000× 50口(個人)       150,000

     事業 収入
      ・報告書売上げ 1,000×300           300,000
・介助手数料 100×3時間×30日×10人×5ヶ月 450,000
・ILP参加費 10,000×20           200,000

寄付その他 250,000
==================================
         計                   2,000,000



  支   出                            
                                   
     事務所調査費                  30,000
  介助者募集費              50,000     
     印刷製本費(報告書、機関紙等)   200,000      
     事務品構入費             100,000      
      備品構入費               150,000      
     家賃(敷金、礼金、改造費等を含む)        800,000
     水道光熱費                    70,000
通 信 費             100,000
      講師謝礼    15,000×12           180,000
会 場 費             30,000
電話設置費 100,000
諸会費(JIL,SSK等)                 30,000
事務アルバイト代                 160,000

===================================
       合   計                 2,000,000

047/057 PFA01060 風来坊 市に要望書を提出しました
(15) 92/07/11 21:32

 ある市会議員の方からのお話で、「グループ・ホーム(数名の障害者が介助を
受けながら共同生活をする場所)建設の問題で運動をしている障害者が近く市長
に会って陳情するので、自立生活センターとしてもその際一緒に市に陳情をして
はどうか」との誘いがあり、6月の運営会議で検討した結果、急遽要望書を作っ
て提出することになりました。そして、先週、自立生活センターのメンバー六人
が市役所に出向いて、要望事項などを確認した後、秘書課に要望書を提出しまし
た。いずれ市長に会って直接要望することになっていますが、以下にその要望書
を紹介します。


====================================
                               1992年7月3日船橋市長
 **** 殿

船橋障害者自立生活センター 代  表  山本  明                             事務局長  杉井 和男                    障害者の自立生活に関する要望書


 市当局におかれましては、障害者福祉の向上に日頃より尽力されていることに感謝いたします。

 さて、「完全参加と平等」という国際障害者年の理念の実現を目指した国連・障害者の十年もまもなく終わろうとしています。この間、本市でも公共施設に車いすでも使えるトイレやエレベーターが設置されたり、福祉タクシー制度が県内のほかの市町村に先がけて創設されるなど、制度や設備の点で幾つかの進展が見られました。

 しかしながら、障害者が地域社会の一員として自立した生活を営む環境という点から見れば、現在の日本の社会は、残念ながらまだまだ不十分な状態にあるといわざるを得ません。在宅の重度障害者の大半は介助や経済的な面など生活の基本的な部分を親・兄弟を中心とする家族に依存した状態に置かれています。そして、そうした家族の手が確保できなくなった時点でやむを得ず収用施設に入所する、というコースをとることになります。つまり、住むところから生活の中身までほとんどすべてを家族や行政など、他者の都合によって決められ、人生のさまざまな喜びや悲しみを実感することもあまりないままに一生を過ごすことにさえなりかねません。

 私たちは、このような庇護され、依存した状態から脱却し、障害があってもなくても、同じ地域に生きる市民として共に手を携えて暮らしていくことのできる社会づくりを目指して「船橋障害者自立生活センター」を結成し、昨年来準備活動を続けて参りました。特に、昨年の秋から今年の初めにかけて三回にわたって開催致しました『自立生活を考える学習会』には、予想を上回る多くの方のご支援を頂き、延べ百数十名の参加者を得ることが出来ました。このことは、「自立生活」という理念が、単に障害者の間だけにとどまらず、広く一般市民の中にも共感を持って受け止められつつあることを示しているように思われます。

 そして今、私たちの活動は、「地域での自立した生活」という本来の目標に向けて新たな段階に入ろうとしています。具体的には、日常の生活に必要な介助者の派遣や各種のカウンセリングなどの事業を通して、障害があっても地域の中で主体的に生き生きと暮らしていける地域環境を作っていくことを目指しています。すなわち、従来は福祉サービスの一方的な受け手であった障害者がサービスの担い手となり、自らの人生を自らの意志と責任で築きあげることを目的としているのです。

 ただ、この目標を実現するためには、行政当局を含む地域社会全体の幅広いご理解とご協力を欠かすことは出来ません。実際、日常の介助や、事務作業をお手伝いしてくださる方々の存在なしに私たちの活動は成り立ちませんし、また、私たちは原則として有料によるサービスの提供を目指してはいますが、生活保護を除く現在の所得保障制度が他人による有償の介助を想定していない現状では、ほとんどの障害者にとって介助料などの負担には大変な困難が予想されます。それに、私たちの活動自体も、今後事務所を確保し、事業を展開するにあたっては、経済的にも相当厳しいものになるでしょう。

 私たちの運動はあくまで自らの努力を基本としておりますが、以上のような観点から、市当局に対して下記の事柄について強く要望するものです。

                   記

1.障害者の自立を促進し、日常の介助は生活に不可欠な、社会的にも意義のある「労働  」であるという視点に立ち、東京都や大阪・札幌の両市などで実施されているような  介助料の助成制度を創設してください。

2.「自立生活センター」の活動の拠点となる事務所の設置について市の便宜を図ってく  ださい。

3.「自立生活センター」の活動の社会的な意義をご理解の上で、その運営費の一部を助  成してください。

                                   以  上

048/057 PFA01060 風来坊 7月の運営会議のお知らせ
(15) 92/07/11 21:32

 今月の運営会議は、以下の要領で行います。

  日時:7月19日(日)午後一時より
  場所:船橋中央公民館

 ※なお、当日は会議の前に、センターの活動への参加を呼び掛けるビラまきを
  船橋駅前で行います。ご協力いただける方は、午前十一時にJR船橋駅北口の
  「さざんかさっちゃん」の銅像前にお集まりください。

049/057 GGC00240 クレ 嫌いな言葉
(15) 92/07/14 19:31 コメント数:4

 私が一番嫌いな言葉があります。曰く「障害者の自立」と言う言葉。
 こういう言葉を安易にマスコミに垂れ流してもらいたくないです。
 何をもって「自立」と言うのか、経済的?(MES17にも書きましたけど、
それが一番大きいんだろうなー。でも経済的な意味で健常者と対等な力を
持つ人ってどれだけいるんでしょう?。そう言う目標に向かって努力しな
きゃいけないことぐらいわかっているつもりですが・・・。)
 精神的自立?。何からの?。親兄弟からの?、社会からの?、神からの
?、国家権力からの?、それとも資本からの独立...?。
 私はこのどれからも「自立」なんて出来ていません・・・。
 行動的自立?。これはまあ日常生活の範囲内なら、曲がりなりにも何と
か・・・。高いところには手は届かないし、大きいものや、重い物は動か
せませんけど・・・。
何週間(何か月か前?)か前、教育テレビの「あすの福祉」と言う番組が
「障害者の自立」と言うテーマで放送したときのこと、それを見ていた兄
嫁が「自立自立と言ったところで、健常者(家族。ボランテイア)の手を
借りなきゃ、なにも出来ないじゃないの!」と、ポツリと一言。何気なく
もらしたであろうその一言に、私はちょっと形容しにくい差別感を感じま
した。
 私のひがみでしょうかね?。

050/057 QGB01323 ごんべ 自立...
(15) 92/07/14 19:31 049へのコメント コメント数:1


 「自立」 と言う言葉を使ってあらわしたいものはあるように思います。 でも
「障害」と「障碍」の論議のように、ひとたび出来上がった言葉は、それ自身が
現実を規定していく力を持っていますものね。

 いっそのこと、「自律」では? もっともそのためには「自立」という言葉で
何をあらわしたかったのかを整理しておく必要がありますか...。

 兄嫁さんの言葉、本音であろうだけに重くのしかかりますよね。クレさんの家
族の情況は知りませんが、一般的には

  》健常者(家族。ボランテイア)の手を借りなきゃ

と言うとき、その担い手はたいてい”嫁”が多い〜日本型福祉?!〜だけに、そ
うした立場の方から実感をもってこぼれでてしまうということでしょうか。

 しんどいでしょうね、クレさん。「ひがみ」などと、とんでもない。本質をつ
いておられると思います。17番会議室の方もしっかりROMだけはしておりま
す。頑張ってください。

                           ごんべ

051/057 MHA03144 しま 「自立」について
(15) 92/07/14 19:31 049へのコメント

 最近、FHANDのROMを続けている「しま」です。
 時々、若干関心の持てそうな「キーワード」を見つけると、勝手な書込みをしていま
すが、どうぞご容赦ください。<(_ _)>

>クレさん
 「自立」という言葉は、あまり狭く捉えない方が良いそうですね。
 3年前、某コンピュータ・メーカーの主催する「I*Mウェルフェア・セミナー」で、「在宅視覚障害者の日常生活の自立と生きるよろこび」というテーマのパネル・ディス
カッションが行われた際、「自立」について次のような発言がありました。

・「自立」については、例えば「就労による自立」という狭い意味で捉えるのでなく、
 幅をもってみていかなければならない。リハビリテーションのゴールの尺度を、障害
 の程度、障害者のニーズや意欲の変化によって見直す視点が必要である。
・日常生活における動作には、頭で考えてする管理的な部分と、手足を動かしてする実
 際的な部分とがある。後者を全くしなくても、前者がすべて自分の意志で行えれば、
 それでよい。その際、適切な情報が取入れられて、その中から自分で選択するプロセ
 スが重要である。

 つまり「健常者の手を借りなきゃ何もできない」というのは、こと「自立」に関して
言えば関係ない話です。
 でも、一般世間の見方は、まだまだそこまでは到達していないのでしょうね(;_;)。

《NIFTY:MHA03144 PC―VAN:TMM85052 嶋村文隆》

052/057 PAF03701 UAY RE:嫌いな言葉
(15) 92/07/14 19:31 049へのコメント

          「自立」のことなど

 クレさんのおっしゃるように障害者を縛ってきた言葉は、「自立」以外
にもいくつかありますね。曰く、「更生」、「発達」、そして今は「自立」
でしょうか。それぞれは個人の状況を無視し、一方的な押し付けになれば、
抑圧的な言葉に転化するわけですね。とくに「更生」は社会復帰と読み替え
てもいただけないな・・・。

 「自立」はおっしゃるようにいろいろな要素があって、ご承知のように歴
史的に作られ、また変化してきました。広い理解がなされるようにもなりま
した。しかし、古い考えが完全になくなったわけではない。まして、一般の
人は「そうか、いまはこうゆうのか」と知っているわけではないわけですね。
ですから、

>>「自立自立と言ったところで、健常者(家族。ボランテイア)の手を
   借りなきゃ、なにも出来ないじゃないの!」と、ポツリと一言。

これがやはり一つの現実で、気にしないでいい、といわれてもズシリときま
すね。

 ぼくはこう考えます。では、じゃ、その一般の人達は家族の手を借りない
で生活できてるのか、と。どのような人であれ、たった一人で生活はしてい
ないはずです。ここの会員にはいないでしょうが、「メシ、フロ、ネル」の
テクニカルタームで済ます人もおり、大きな依存性を持っているわけです。
 また、人間の生活は分業による協業によって成り立ち、大きな猛獣とも戦
い、自然を変え、ここまできちゃったわけです。たった一人ではとても弱い
存在であるのにもかかわらず、です。これは現代人でも同様であり、都会で
生活する人は多くの人の労働の上に成り立っているわけです。極端な言い方
ですが、人と人が頼り合うことが人間として当然だと言えそうです。一般の
人はその量がいくらか「小さい」に過ぎない程の差でしょう。

 つけくわえるなら、アメリカ等で生まれた「自立生活」運動の意義は、当
事者主体の確立でしょうし、生活の中で自己決定(選択)と自己責任の実現
にあるでしょう。この概念に限定すれば、人の手を借りようと借りまいと、
まさに関係ないわけです。障害があろうとなかろうと、誰でもしていること
です。それが障害者だけがあえて「自立生活!!」と叫ばなければいけない
ところに問題があるわけですが。

                         UAY


053/057 PEE00364 MAB 「自立」の定義
(15) 92/07/14 19:33

 ちょっと時間がなくて詳しく書けませんが、「自立」という言葉の個々人の受
け取るイメージなどは様々ですし、それならいっそのこと自分たちの考える「自
立」を自分たちで定義してしまうという活動もいいんではないかと思いますが。

 それによって、現在様々な「自立」観があるように思います。ちなみに、私の
身近でのイメージはと・・・また改めてアップしますね。

MAB


054/057 GGC00240 クレ RE:自立...
(15) 92/07/15 09:11 050へのコメント コメント数:1

ごんべさん、しまさん.UAY さん、MAB さん。RES有難うございます。
 ごんべさんの<ひとたび出来上がった言葉は、それ自身が現実を規定してい
く力を持っていますものね。>と言う言葉に改めて納得しました。
 これ、こわいですねー。と言って諦めていても仕方ないけど・・・。
そしてその言葉が、小児科、産科を中心に30年以上の病棟勤務を続けて、無数
の障害児の誕生にも立ち会ってきた兄嫁の口からもれてきたということに何だ
か鳥肌が立つような思いがしました。
 <自立」という言葉で何をあらわしたかったのかを整理しておく必要があり
ますか...。>
 私の日常生活のなかで、いくらかでもできることを考えてみました。ただし
全く物理的な事ばかりです。
松葉杖をつけば、短い距離なら何とかヨタヨタ歩けます。少し長い距離なら
電動車いすで・・・、本格的?な外出にはタクシーで。(介助は日帰りであれ
ば特に不要)家のなかでは這って移動します。
 ふとんの上げ下ろし=自分でやります。
 洗濯=葛西さんと同じ(私の方がかなり重症)失禁と言う症状があるので、
これだけは毎日欠かせません。雨が降っても、槍が降っても・・・。元日以
外は・・・。もちろん他人の手は借りず、全部自分で処理します。この障害
があるばかりに就学の機会はなかったし、 前にも書いたことですが、和文
タイプの内職を十数年やってきた以外には就労の機会は全くありませんでし
た。操り言になりますけど・・・。
 あーあ、俺何を書いてるんだろうね。全く。
 掃除=たまにしかやりませんけど、これもOK。すわったまま掃除機のノズ
ルを振り回してやります。
 炊事=米とぎぐらいは見様見真似で出来ますよ。10才位の時から「せめて
それぐらいは覚えておけ」と訓練されました。子供の時には(まだガスコン
ロも石油コンロもない時代)毎日かまどに杉の葉っぱで火をたきつけるのが
私の役目だった。
 カンタンな味噌汁(とも言えないシロモノだけど)位だったら、自分で作
ったこともあり。
 買い物=日用品の内、あんまり重くないもの、かさ張らないものなら、
これもしょっちゅう自分でスーパーに買いに行きます。松葉杖ついてヨタヨ
タと・・・。
 私に出来ることってこれくらいですね。
 肝心なことは精神的な自立が出来てないってことです!!。
 家族からの・・・。
 
P・S もう一つ嫌いな言葉があります。
   曰く「完全なる社会参加と平等」・・・。これ、どう言う意味なのか
   いくら考えてもさっぱりわからないんです。
    就労や各種社会行事への参加、プラス選挙権の行使という意味です
   かねえ?。皆さん、どう思いますか?。
   「障害者が障害を持っているかぎり、人からの何らかの助力を必要と
   するかぎり「完全なる社会参加と平等」は目標ではあっても、けっし
   て現実とはなり得ないんだ」と、これも家人に言われたことです。
   悔しかったけど、適切な反論の言葉が見つかりませんでした・・・。
  //

055/057 PFA01060 風来坊 「自立」って「他立」?
(15) 92/07/15 14:30 049へのコメント

 クレさん、こんにちは。

 さて、「自立生活センター」なる組織を作り、イイ年をしてこれから「自立生
活」をはじめようと思っている私にとって、クレさんの指摘された問題はとても
耳の痛い話です。
 といいますのは、ウチでも母が「自立生活センターを作るって言っても、結局、
たくさんの介助者の世話になるわけだから、『自立』じゃなくて『他立』よ」と、
クレさんのお義姉様とおなじようなことをのたまっているからです。

 確かに、身の回りのことさえも自分では出来ない障害者にとって、障害のない
人と同じ次元の「自立」を今すぐに実現することは不可能かもしれません。でも、
だからと言って、家族任せ、施設任せの生活はイヤだ、と考えたのが自立生活セ
ンターをはじめた動機でした。そして、まず自分が生活の主体になること、つま
り、どこに住んでどんな生活をするのかを障害者自身が決められるような条件を
作ることを目指して活動を始めたわけです。UAYさんが紹介してくださった言
葉で言えば生活における「自己決定」の実現ということになるのでしょうか。こ
れは、UAYさんもおっしゃるように、人間にとって基本的で当然の事柄であっ
て、「〜が出来なければ・・・」という形で前提条件をつけられるべき性質のも
のではないと思うのです。

 ただ、こういう考え方は、今の日本ではまだ理想論に近い状態で社会の理解が
完全には得られていないのが残念です。

056/057 GEF00374 葛西 善憲  悪いくせだな
(15) 92/07/16 00:07 054へのコメント コメント数:1

 最近体調が万全でないので、4番会議室のあれや11番会議室のあれや20番会議室
のあれやとにかく重い話題には参加しないようにしていたんだ・・・
 重い話題は、好きなんだけど・・・相手に失礼の無いように最後までお付き合い出来
る体力、精神力ともに自信がないので裂けて・・パックリ・・いえいえ、避けていたん
だけどなー。それは、この15番会議室も同じ・・・

>>洗濯=葛西さんと同じ(私の方がかなり重症)失禁と言う症状があるので、

 ・・・と自分の名前がでて来るとつい何か書きたくなってしまう。悪い癖だよな〜

 自立と言えば・・・昔見た映画で「STAND BY ME」って言うのがあったでしょう。
 あれを見た当時、葛西はこの題を勝手に訳して「自立」とか「一人立ち」と言う意味
だと思っていた。映画の内容もそんな雰囲気だったしね。
 でも、近い意味は「そばにいて!」だったんだよな〜

 流れに関係ないRESで後免:葛西

057/057 GEF00374 葛西 善憲  RE:悪いくせだな
(15) 92/07/16 08:16 056へのコメント

映画と言えば、マッドマックスって言う映画があったよね。
 マックスを人の名前としらずMAX=最大と勘違いして・・・
 最大級のきちがい・・・と訳した事もあった。内容も近かった。
 でも本当は、きちがいマックス・・・だった。
 復習・・・いえいえ復讐に燃える男のお話しでした。

 ONLINEでくだらないことを・・:葛西

P.S. 消すならけして・・・

058/064 GHF03000 中村 剛 Re:#054 難しい話題ですが...
(15) 92/07/23 04:31 054へのコメント コメント数:1

 #054 クレ さん おはようございます そして、はじめまして

 ここでの発言を、興味深く読ませてもらいました。

 「障碍者の自立」という話題が難しそうで、コメントしようかどうか
迷ったのですが、あえて、コメントすることにしました。

 私には、この1ヶ月の間に聴覚障碍者のおばに関って感じたことしか
ないので、正しくお気持ちを理解しているとは思えませんので、気に入
らない発言であれば、教えてください。

 まず、「自立という言葉の内容には、障碍者、健常者の区別はないん
じゃないか」という、ささやかな疑問を、私は持っています。それが、
なぜ障碍者の自立と言わなければならないか?ということについて、私
は、こう理解しています。まず、私の理解を整理してみます。

 1 障碍者は、他人の介助が必要だから、自分の意志を主張できない
  という誤解を持った人がいる。
 2 障碍者は、自らの障碍だけでなく、1の誤解とも付き合わさせら
  れているという事実がある。
 3 生まれ付いて障碍を持っていた人は、1、2に慣れさせられた為、
  既に疑問を持っていないのではないか。

 もっとも、1を誤解と言い切ってしまうと、嵐のような反論がくるか
もしれませんが、あえて、私は「誤解」であると言い切ってしまいます。
私がおばに関って感じたことで、私にとっては「事実」だと思えるから
です。3を仮定としましたが、私には、これは事実だと思っています。
これは余分ですが...

 さて、こうして整理してみると、1の誤解があるからこそ、2の事実、
3の仮定があり「障碍者の自立」という言葉を存在させていると、私は
思います。つまり、障碍者の為の言葉ではなく、健常者の為の言葉でも
あると思っています。

「障碍の有無に関らず、誰もが等しく意志を主張する権利があるんだよ」

という言葉だとも思うのですが....

 どんなものでしょうか?

 3の仮定が正しければ、障碍者の意識も変える努力が必要である。と
思います。こんな大上段に構えるよりも、できることから手を付けなく
てはいけないのですが.... 反省...

 なんか、だんだん自信なくなっちゃった......

 いままでの、議論と違っているかもしれませんが、私の感じることと
して、聞いてください。

ここでは、初めての書き込みですので、これからもよろしくお願いします。
おくればせながら...
----
中村 剛(GHF03000)

PS 勝手なお願いで申し訳ありませんが、この発言の一部を引用しないで
  ください。一部分では意味が変わってしまう可能性がありますので...

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059/064 PFA01060 風来坊 確かに難しい問題ですね
(15) 92/07/30 17:28 058へのコメント コメント数:1

 中村さん、はじめまして。RESが大変遅くなりましてお詫びします。

 ところで、中村さんが提起してくださった論は大変興味深く読ませていただき
ました。特に、1の「他人の介助が必要な人は、自分の意志を主張できない(或
は主張する権利がない)」とする『誤解』は社会全体にかなり根強く存在してい
ると思います。私自身、「家族や施設の庇護の下にいれば‘三食昼寝つき’に近
い生活が出来るのに、何故わざわざ“危険な”生活をしたいのか」と聞かれるこ
とがあります。これには、「自分の一生だから・・・」としか答えようがないの
ですが、一方で、中村さんが3で指摘されるように、幼い時からの障害者はこう
した何もかも依存した生活にどっぷり浸かってしまっているために、自分の生活
に疑問を持たない人も少なくなく、また疑問を持ったとしても、それまでの社会
的経験の不足から、いきなり「自立生活」というわけにはいかない人も多いと思
います(この辺の話は他人事ではありませんが・・・{^_^;})。

 話が横道に外れて恐縮ですが、ほとんどの「自立生活センター」では、こうし
た庇護された生活に慣らされている障害者の意識を変えて、併せて日常の生活に
必要な様々な技術(と言うほどおおげさなものではありませんが)、例えば健康
管理の仕方とかお金の使い方とか対人関係の作り方など、障害のない人であれば
社会生活を営みながら自然に身に付いていくようなことについて改めて学び、社
会的な経験の不足を補うための「自立生活技能プログラム」という事業を実施し
ています。また、これと同時に「親の意識にも問題がある」というわけで、「親
プログラム」を実施しているところもあります。

 いずれにしても、障害の有無にかかわらず、成人に達したら独立した生活をす
るのが当然であるという風土を作っていかなくは、と痛切に感じています。

                             風来坊
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060/064 PFA01060 風来坊 パソコンの寄付を受けることが決りました
(15) 92/07/30 17:29

 どこかに助成を申請しようとしていた矢先の突然の話で我々自身がビックリし
たのですが、某新聞社の厚生文化事業団からJIL(全国自立生活センター協議
会)を通してパソコン(98FAらしい)を寄付したい、とのありがたい申し出
をいただきました。これで、会員の管理や会計の処理が楽になりそうですが、そ
れにしても、事務所を早く見つけなきゃ(^_^;)。
電子会議 (1:コメントを読む 改行のみ: 読む) 通常モード

061/064 PFA01060 風来坊 一年間ありがとうございました
(15) 92/07/30 17:30 コメント数:1

 この会議室も明日で閉鎖になります。一年間を振り返ってみますと、当初の思
いとは裏腹に、我々の力不足から、センター設立への歩みはともすると滞りがち
で、このボードでも十分なご報告や問題提起が出来なかったことをお詫びします。

 ただ、ここへきて、少しは組織らしくなってきたようで、以前にもご報告した
通り、9月20日にはいわゆる「設立総会」を開催し、順調にいけば11月頃に
は事業を開始出来るかな、というところまでこぎつけました。ただ、人集めや資
金集めなど、残された課題も多いのですが・・・。

 個人的な反省としては、「理念」を理解してもらおうとすることに力が入りす
ぎて、肝心の「実践」の面が多少遅れ気味となり、これが組織化が遅れた理由で
はないか、という思いがあります。したがって、これから同じ様な組織を作ろう
とする人は、我々を反面教師として、「実践」を通して理念を広めるという方向
で進めばきっといいセンターが出来るのではないか、という気がします。

 最後に、これまでいろいろお世話になったFHANDの皆さんに改めてお礼申
し上げます。これからも、「団体ボード」や「障害ボード」などで折にふれて現
状や問題点などをご報告したり、皆さんにご相談したりしていきたいと思います。
 また、「自立」に関する議論も場所を移して続けたいと思いますのでよろしく
お願いします。
                             風来坊
062/064 NBE03513 井上 雅偉 RE:一年間ありがとうございました
(15) 92/07/30 21:03 061へのコメント

こちらこそ長い間ほんとうにお疲れさまでした。

「自分で生活をしていきたい」という基本的な欲求に対しての取り組み
しかも個人的なレベルでなく、自立生活センターという組織をつくり運営
していく、

その過程では、想像を絶する苦労の連続だろうと思います。

私自身漠然とですが、この会議室を拝見して

障害が有るというだけで、本人のすべての自由が奪われてしまう事が無いように
に、そして本人が何をどうしたいかという基本的な決定権は尊重されなければな
らないと切に感じました。

そう言った意味では自立生活センターの占める役割は決して小さいものではないと
思っています。

今後も自立生活センターの発展をお祈りします。

                  NBE03513  井上 雅偉

063/064 GHF03000 中村 剛 レスをありがとうございます
(15) 92/07/31 23:41 059へのコメント


 私のおばが入所した授産施設でも、結局は、「自立生活センター」と
同じような目的も持っているようです。本当は「福祉政策」のなかでも
一番重要な事柄だと思います。

 最後になりましたが、風来坊さんの「自立生活センター」が、今後とも
ますます御発展されますように、月並みながらお祈りします。
1年間お疲れさまでした。
----
中村 剛(GHF03000)

064/064 SDI00528 かっくん 会議室閉鎖のお知らせ
(15) 92/08/01 10:59

 当初、一人の障害者が自立を目指して試行錯誤し、障害者自立生活センターを
設立する過程をリポートすれば、各地でも「おれもやったろう」という思いの
方が現れて、自立生活運動の広がりに寄与できるのではないか、と考えて
設置した当会議室ですが、サポートしようと考えていた僕が、自立センターの
運営会議にあまり出席できなくなり、サポートできなくなってしまいました。

 できれば、発起人の一人である風来坊さんと具体的意見を闘わせる事で、細かな
道どりをあらわにしていけたら、と思っていたのですが。

 とはいうものの、船橋のこの取り組みは事実上始まったばかりで、「これから」の
運動です。当会議室の発言は、DLにまとめていれることもしますが、とりあえず、
関連発言を関連会議室に転載して、そちらで継続したいと考えています。
(具体的には、「船橋障害者自立生活センター」の話題は「グループ・団体」会議室で
 自立に関する話題は、「障害」会議室で)

 皆さん、これからもよろしくお願いします。

               ☆★☆ FHAND SYSOP. SDI00528 加来雅一 ☆★☆

★これで終わり 1992.08


REV: 20160622
全国自立生活センター協議会  ◇自立生活センター  ◇組織
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