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妊娠出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)

http://www.japanfrom.org



Date: Mon, 10 Nov 2003 10:30:31 +0900
From: "info japanfrom.org"
Subject: 第6回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

第6回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。
私たち妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会 略称FROM は、妊娠・出産に関
する諸問題を時代の価値観の変化に即し、当事者の自己決定権を尊重して解決するこ
とを目的に2001年に設立されました。私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で、
生殖医療を必要としている人々と生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療の
倫理に基づき行動することを基本理念としています。私たちは医師、法律家、学者、
患者、主婦、会社員、学生等いろいろな立場の者が集まり偏った見方ではなくみんな
で今後の生殖補助医療の在り方、自己決定権の在り方を考えていこうという主旨に基
づいてできた会です。この度、平成15年11月29日に第6回総会を開催すること
になりました。プログラム案が出来ましたので、ご案内さしあげたいと思います。
ご興味ございましたら御参加ください。(参加費は無料です)

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

参加費は無料ですが事前登録が必要です。参加ご希望の方は住所・氏名・ご職業をご
記入の上FROM事務局まで郵送・FAX・メールでお申し込みください。
御質問等ございましたら事務局までお問い合わせください。

                                   敬具

ーFROM ー
妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会
事務局:151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8 (東京マタニティークリニック内)
                    
Tel:03-3403-1861 Fax:03-3404-1596
Mail: info@japanfrom.org
Homepage: http://www.japanfrom.org 

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第6回 妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会FROMプログラム
「生殖をめぐる権利と制度―生殖補助医療部会報告書を受けて−」

日時:平成15年11月29日(土曜日) 時間:13:00〜18:00
場所:虎ノ門パストラル 新館5階ローレル Tel 03-3432-7261
   地下鉄日比谷線「神谷町」下車徒歩2分 専用駐車場有り
会費: 無料 先着100名 参加方法は下記参照

13:00〜13:05  開会の辞   飯塚理八 慶応義塾大学名誉教授

司会:遠藤直哉 弁護士 桐蔭横浜大学教授  大川 豊 大川産婦人科院長
13:05〜13:35  「諸外国における生殖補助医療の制度」
                   小野 幸二 大東文化大学教授 民法学
13:35〜14:05 「わが国における生殖補助医療の制度―生殖補助医療部会
報告書のあらまし」
                   塩田 美津子 東京マタニティークリニッ
ク医療情報部
14:05〜14:35  「出自を知る権利を考えるー98%の幸福―」
                   大野 虎之進 東京歯科大学名誉教授

14:35〜14:45   休憩


司会:飯塚理八  慶応義塾大学名誉教授  鮎澤美江 FROM事務部長
招聘講演(1)
14:45〜15:15  「生殖医学から再生医学への道」  
                   久保 春海 東邦大学教授
(2)
15:15〜15:45  「生殖補助医療に関する国民的合意とは何か」 
                   加藤 尚武 鳥取環境大学学長
15:45〜16:15  「代理母の人道的価値」
                   星野 一正 京都大学名誉教授
16:15〜16:45  「FROM活動の軌跡」
                   岩上 安身 ノンフィクション作家
16:45〜17:30  「質疑応答」 司会:飯塚理八 遠藤直哉
      久保春海 ・ 加藤尚武 ・ 星野一正 ・ 小野幸二 ・ 岩上安身

司会:柳田 洋一郎 東京マタニティークリニック院長
17:30〜17:45  「FROM声明文」
               遠藤 直哉 弁護士 大川 豊 大川産婦人科院長
―精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報
告書への意見―
17:45〜17:55  閉会の辞
               柳田 洋一郎 東京マタニティークリニック院長

* 講演内容は変更となる場合もございますので予めご了承ください。

参加申し込み方法:ハガキ・FAX・E-mailに、参加者氏名/所属/人数を明記して事務
局までお申し込みください。

お問い合わせ先;妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8 東京マタニティークリニック内
Tel: 03-3401-9662/03-3403-1861 FAX 03-3404-1596 E-mail info@japanfrom.org
(担当塩田)
ホームページ http://www.japanfrom.org

 

◆Date: Fri, 27 Dec 02 18:00:05 +0900
From: FROM information
To: undisclosed-recipients: ;
Subject: 第5回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

第5回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。
私たち妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会 略称FROM は、妊娠・出産に関す
る諸問題を時代の価値観の変化に即し、当事者の自己決定権を尊重して解決すること
を目的に2001年に設立されました。私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で、
生殖医療を必要としている人々と生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療の
倫理に基づき行動することを基本理念としています。私たちは医師、法律家、学者、
患者、主婦、会社員、学生等いろいろな立場の者が集まり偏った見方ではなくみん
なで今後の生殖補助医療の在り方、自己決定権の在り方を考えていこうという主旨
に基づいてできた会です。この度、平成15年2月2日に第5回総会を開催すること
になりました。プログラム案が出来ましたので、ご案内さしあげたいと思います。
ご興味ございましたら御参加ください。(参加費は無料です)

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

参加費は無料ですが事前登録が必要です。参加ご希望の方は住所・氏名・ご職業をご
記入の上FROM事務局まで郵送・FAX・メールでお申し込みください。(総会先着200名)
御質問等ございましたら事務局までお問い合わせください。

                                   敬具

ーFROM ー
妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会
事務局:151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8 (東京マタニティークリニック内) 

Tel:03-3401-9662 Fax:03-3404-1596
Mail: info@japanfrom.org
Homepage: http://www.japanfrom.org 

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第5回FROM妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会プログラム案

日時:平成15年2月2日(日曜日)午前10時00分〜午後4時30分
参加費:無料 (先着200名 ファックス又はメールで事務局まで御申し込み下さい)
会場:主婦会館プラザエフ(東京 四ッ谷駅前)B2クラルテTel. 03-3265-8111
  9:30 開場
10:00〜10:10 開会の辞  飯塚理八 FROM会長 (慶應義塾大学名誉教授) 
           午前の部   テーマ:次世代育成支援のために、何をな
すべきか?           司会:大川 豊 (大川産婦人科院長) 岩上
安身 (ノンフィクション作家) 
10:10〜10:35 「次世代育成支援のために〜持続可能な社会保障制度のための改
革と育児年金の創設」(仮)
         山崎泰彦 (上智大学文学部社会福祉学科教授) 
10:35〜11:00 「病児保育の現状と展望」 酒井律子(酒井医院院長 小児科医
病児保育所ラッコッコ施設長)
11:00〜12:00  質疑・応答コーナー 司会:大川 豊 岩上安身
          ー昼食ー
13:00〜13:30 Opinion コーナー  
        司会:釘澤知雄(弁護士)塩田美津子(東京マタニティークリニック)
       「カリフォルニア州におけるSurrogate Parenting事例報告」近藤泰尚Ph.D.
13:30〜14:45 クローンを正しく理解しましょう  
        司会:飯塚理八(慶應義塾大学名誉教授) 星野一正(京都大学名誉教授) 
        「クローンについてのお話し」 大野虎之進 (東京歯科大学名誉教授 産婦人科学)
        「自己決定権と文化」   篠原駿一郎  (長崎大学教育学部教授 哲学)
        「クローン賛成・反対の分りやすい解説」 遠藤直哉 (弁護士 桐蔭横浜大学教授)
14:45〜15:00 コーヒーブレイク
15:00〜16:20 質疑・応答コーナー  「不妊治療としてのクローン技術を考え
ましょう」
        ム第三者からの卵子・精子提供との比較ム
        司会:飯塚理八(慶應義塾大学名誉教授) 星野一正(京都大学名誉教授)
            遠藤直哉 (弁護士 桐蔭横浜大学教授)
            大野虎之進 (東京歯科大学名誉教授)
            小野幸二  (大東文化大学教授・民法学)
            近藤泰尚  (Ph.D.)
            篠原駿一郎 (長崎大学教育学部教授・哲学)    
            根津八紘  (諏訪マタニティークリニック院長)
            村松 聡  (横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師)
            (50音順)
16:20〜16:30 閉会の辞  柳田洋一郎 (東京マタニティークリニック院長)

    *内容は予告なく変更される場合がありますので御了承ください。

問い合わせ先:妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
東京マタニティークリニック内 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8
Tel: 03-3401-9662 Fax: 03-3404-1596 E-mail info@japanfrom.org(担当 塩田)
FROMホームページ http://www.japanfrom.org

 

◆Date: Wed, 2 Oct 02 17:52:52 +0900
From: FROM information
To: undisclosed-recipients: ;
Subject: 第4回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

第4回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内


拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。

「第4回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会」のプログラムをご送付させ

ていただきました。

私たち妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会 略称FROM は、妊娠・出産に関す

る諸問題を時代の価値観の変化に即し、当事者の自己決定権を尊重して解決するこ

を目的に2001年に設立されました。私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で

生殖医療を必要としている人々と生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療

倫理に基づき行動することを基本理念としています。私たちは医師、法律家、学者

患者、主婦、会社員、学生等いろいろな立場の者が集まり偏った見方ではなくみん

なで今後の生殖補助医療の在り方、自己決定権の在り方を考えていこうという主旨

に基づいてできた会です。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

参加費は無料ですが事前登録が必要です。参加ご希望の方は住所・氏名・ご職業を

記入の上FROM事務局まで郵送・FAX・メールでお申し込みください。(総会先着
200名)
御質問等ございましたら事務局までお問い合わせください。


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FROM Fertility Rights of Mothers
第4回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会
日時:平成14年10月27日(日曜日)午前9時20分〜午後5時

参加費:無料  会場:プラザエフ 主婦会館 B2 クラルテ(四ッ谷駅前)
交通機関:JR中央線四ツ谷駅麹町口より徒歩1分 地下鉄(丸の内線・南北線)四ッ

谷駅から徒歩2分
専用駐車場の収容台数に限りがありますので車での御来場は御遠慮下さい.
参加申込方法:参加御希望の方ははがき・FAX・E-mailで事務局までお知らせくださ
い.
※取材希望の報道関係の方も事前にお申し込みください.
電話による受付はご遠慮願います.

お問い合わせ先:妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
東京マタニティークリニック内
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8
Tel: 03-3401-9662 Fax: 03-3404-1596 E-mail info@japanfrom.org(担当 塩田

FROMホームページ http://www.japanfrom.org

第4回FROM 総会プログラム
開場 9:00
9:20〜9:30開会の辞 飯塚 理八 FROM会長 慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学

午前の部:教育講演 テーマ:環境ホルモン〜少子化まで
司会:大野 虎之進(東京歯科大学名誉教授 産婦人科学) 大川 豊(大川産婦

科院長)

9:30〜 9:50「EDs(外因性内分泌攪乱物質)の小児への影響」前澤 眞理子  鶴見

学短期大学部歯科衛生科教授
EDsと小児の臨床について{産婦人科の世界 51(1): 65-69, 1999}で小児に憂慮され

る事象を報告しましたが、新生児の甲状腺機能や小児の下垂体の形状、面積につい

自験例より報告します.
近年、日本では出生体重の減少が認められますが、その背景についても考察します


9:50〜10:10 「性教育の必要性について」 石渡 千恵子 石渡産婦人科病院副
院長
最近若年者の出産、人工中絶は増加しつつあり、性感染症も増加しています.
性に関する知識の不足から様々な問題がおきています。学校教育の中に性教育を取

入れて早期から正しい知識を与えることが望ましいと考えます.

10:10〜10:30 「若年者の性行動」 赤枝 恒雄 赤枝六本木診療所院長
性行動は女性の方が活発になり、低年齢化してきました.ファッションとしてコン

ームをつけない不特定多数とのSEXがイケテル(格好いい)ことになってしまいまし

た.
その結果どうなってきたのでしょうか.この現実を誰が止めるのでしょうか.真剣

対策が望まれます.

10:30〜10:50 「少子高齢化のもたらす経済的影響と、不妊治療への公的支援につ

て」岩上 安身ノンフィクション作家
少子高齢化に歯止めがかかりません.このままだと日本は、対GDP比140%もの財政

字を抱えたまま、人口減少時代に突入します.国民一人あたりの負担増は避けられ

ず、年金や社会保障制度は崩壊の危機にさらされます.少子化対策、とりわけ不妊

者への公的支援の必要性を説きます.

10:50〜12:00 質疑応答・自由討論  司会:大野 虎之進(東京歯科大学名誉教

授) 大川 豊(大川産婦人科院長)

13:00〜13:30 Opinion コーナー 不妊のメイルファクター(男性因子) 司
会:小林 俊文 聖母病院院長
「クラインフェルターの解説」 星野 一正 京都大学名誉教授 FROM副会長 
クラインフェルター症候群患者の細胞核内の性染色体は、正常男性よりもX性染色体

が一つ余分にあるXXYトリソミーですが、原因は不明です.一般に、胴体の長さに比

して下肢が長い男性型体型でいながら、ひげや体毛は少なく、女性型乳房を持つこ

もあり、性巣も小さく精子の発育不良で不妊症のことが多いですが、知的・精神的

達は一般に正常です.

「クラインフェルターとの出会い 」 福田 健一
何も知らなかった33年間.
男性不妊症としての今、そして未来を話させていただきたいと思います.

13:30〜14:40 代理出産の現状 司会:柳田 洋一郎 東京マタニティークリニッ

院長 
「代理出産を認めて下さい」 田村 真理(仮名) 
私は先天性疾患のため代理出産以外には自分の子供を持つことができません.
子供を持つことが技術的に可能ならばどうにかして子供を持ちたいと思っています


招聘講演 「アメリカの代理出産の現状」 矢沢 珪二郎
ハワイ大学臨床教授 米国産婦人科医会 フェロー 米国専門医ボード認定 産婦人

専門医
米国ではすでに代理出産が行われています.その難易は医学的なものではなく、む

ろ制度的なものです.州によっては不可能なところもあります.
今回は代理母出産についての問題点、その他をご紹介し検討したいと思います.

14:40〜14:50 ーコーヒーブレイクー

特別講演 司会:星野 一正(京都大学名誉教授 FROM副会長)
14:50〜15:30 「人権としての生殖をめぐる自己決定権」 金城 清子 津田塾大学

教授 
生殖をめぐって、さまざまな医学的介入ができるようになり、避妊、中絶、そして

妊治療が可能になってきました.このような生殖技術を利用するかどうかの最終的

判断は、誰に委ねられるべきなのでしょうか.国家なのか、社会なのか、宗教なの

か、それともその技術を利用したいと希望する女性やカップルに委ねるべきなので

ょうか.
最近の、厚生労働省、生殖補助医療部会での議論などを紹介しながら、考えてみた

と思います.

15:30〜16:50 質疑応答・自由討論 「代理母の是非」
司会:飯塚 理八(慶應義塾大学名誉教授 FROM会長)   遠藤 直哉(弁護士

学博士 桐蔭横浜大学教授)
小野 幸二(大東文化大学教授 民法学)
金城 清子(津田塾大学教授 弁護士)
星野 一正(京都大学名誉教授 FROM副会長)
矢沢 珪二郎(ハワイ大学臨床教授 米国産婦人科医会 フェロー)
柳田 洋一郎(東京マタニティークリニック院長) 50音順

16:50〜17:00 閉会の辞 塩田 美津子 東京マタニティークリニック FROM広報部


講演者紹介
飯塚 理八 慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学
大正13年 北海道生まれ  昭和23年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和24年 同産婦人科学教室入局 講師、助教授を経て昭和46年同教授
長期にわたってわが国の不妊治療の最先端で活躍し、女児産み分け法を開発した.ま
た、日本産科婦人科学会会長、日本不妊学会会長、第6回ヒト生殖国際学会会長など
国内外の関連学会で要職を歴任.

前澤 眞理子 鶴見大学短期大学部 歯科衛生科教授 
小児神経学会評議員.東京都立大塚病院医長〜 神奈川県けいゆう病院医長を経て、
現職.
「公衆衛生学、微生物学、小児保健、栄養学、精神保健を担当」.鶴見大学内科学お
よび大妻学院大学非常勤講師兼任(保育学、健康管理論、救急処置及び看護法)著書
は、「やさしい小児栄養」( 建帛社:2002),「発達障害医学」(日本社会福祉士会編、
1999 ),「今日の治療指針」(第11版、熱性けいれんの項、医学書院 ) など.EDsの
小児への影響、神経画像診断、遺伝子、DNA診断を研究テーマとしている.

石渡 千恵子 石渡産婦人科病院副院長
昭和40年 茨城県立水戸第一高等学校卒業
昭和46年 慶應義塾大学医学部卒業、同産婦人科学教室入局
昭和52年 石渡産婦人科病院勤務 平成元年 同病院副院長
平成 7年 水戸市教育委員  平成11年 茨城県教育委員

赤枝 恒雄 赤枝六本木診療所院長
昭和43年 東京医科大学卒業
昭和52年 東京都港区に赤枝六本木診療所開業  平成 3年 財団法人 赤枝医学
研究財団設立
現在 赤枝六本木診療所院長、 財団法人 赤枝医学研究財団理事長、東京都港区産婦
人科医会会長
著書 「CHRONIC PELVIC INTECTION」(ACT Birth Co. 平成4年)、「ガールズガー

ド」(Wave出版 平成13年) 等. 

岩上 安身 ノンフィクション作家
昭和34年 東京生まれ
昭和58年 早稲田大学社会科学部卒業 出版社勤務を経てフリーに
平成 8年 「あらかじめ裏切られた革命」で第18回講談社ノンフィクション賞
受賞
現在はフジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」の木曜日レギュラーコメンテータ

をつとめている.

矢沢 珪二郎 ハワイ大学臨床教授 米国産婦人科医会 フェロー 米国専門医ボー
ド認定 産婦人科専門医
1962年 日本医科大学卒業
1965年〜1966年オハイオ州クリーヴランド市セントルークス病院にてインターン
1966年〜1970年ケイス-ウエスターンリザーブ大学にてレジデンシー
1971年 ハワイ州ホノルル市にて開業.同時にハワイ大学のTeaching staffとなる.

星野 一正 医学博士 FROM副会長 京都大学名誉教授 日本生命倫理学会初代会長

1927  東京赤坂生まれ 
1950〜 医師免許取得・母校東京医科歯科大学産婦人科助手・内分泌学・病理学の

究で
1957〜 医学博士取得後渡米.N.Y.St. Clare's Hospital産婦人科 Chief
Resident
1959〜 Yale大学医学部解剖学教室助手・講師・発癌研究
1962〜 カナダへ移民.カナダ国立癌研究所上級研究員.西オンタリオ大学医学部
講師→教授.
 1977 マニトバ大学医学部教授・歯学部教授.ドイツ・フライブルグ大学アショ
フ病理学研究所客
員教授
1977  帰国.京都大学医学部教授  1990〜2000 京都女子大学教授(生命倫理
学)
2000〜 国際高等研究所招聘学者・バイオエシックスの研究・教育・講演・著書論
文非常に多数.
    岩波新書「医療の倫理」・丸善ライブラリー「インフォームド・コンセン
ト」・「死の尊厳」
「生の尊厳」等

福田 健一
1964年 北海道生まれ 38歳
1991年 結婚  
1994年 不妊検査
1995年 不妊治療開始
2000年 不妊治療中止 現在に至る

金城 清子 津田塾大学教授
女性、そしてジェンダーの視点から法律学の再検討をめざす「法女性学」の研究に携
わり、国籍法、民法などの改正に取り組んできた.さらに最近は、体外受精、人工授
精など生殖補助医療をめぐる倫理、法律問題を研究対象としている.
著書に『法女性学のすすめ』(有斐閣)、『家族という関係』(岩波新書)、『法女
性学…その構築と課題』(有斐閣)、『女性の権利の歴史』(岩波書店)、『生殖革
命と人権』(中公新書)、『生命誕生をめぐるバイオエシックス』(日本評論社) 、
『ジェンダーの法律学』(有斐閣)などがある.

小野 幸二 大東文化大学教授 民法学
昭和11年 鹿児島生まれ  昭和34年 日本大学法学部卒業
昭和40年 日本大学大学院卒業 California大学Berkeley校Law School 客員研究
員(昭和63年度)
国際家族法学会理事 論文「人工生殖における親子関係ー代理母出産の親子関係を中
心にー」(大東法学第7巻第1号 1997年掲載)

柳田 洋一郎 東京マタニティ-クリニック院長
昭和 3年 東京生まれ  昭和30年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和31年 フルブライト留学生として米国ジョンズホプキンス大学産婦人科留学
昭和41年 東京マタニティークリニック開設

司会者紹介
大野 虎之進 東京歯科大学名誉教授 産婦人科学
大正15年 東京生まれ 昭和25年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和30年 慶應義塾大学医学部産婦人科家族計画相談所にて飯塚理八教授より指導
を受ける 
昭和35年 東京歯科大学市川総合病院勤務 同大教授 その間慶應大学医学

部産婦人科と共同してわが国最初の凍結受精卵による出産に成功 東京歯科大学市

総合病院院長を14年間勤める

大川 豊 大川産婦人科院長
昭和21年 熊本生まれ 昭和46年 関西医科大学卒業
昭和47年 熊本大学名誉教授加来道隆先生に師事
八王子市米山産婦人科、国立西埼玉中央病院、日野市立総合病院勤務
昭和56年 日野市にて大川産婦人科医院開業

小林 俊文 聖母病院院長
昭和37年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和38年 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室入局 
昭和48年 慶應義塾大学専任講師 昭和59年 同大助教授
平成10年 聖母会 聖母病院院長

遠藤 直哉 弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授
昭和20年 東京生まれ  昭和43年〜東京大学法学部卒 ワシントン大学ロース
クール大学院修士
平成 8年 第二東京弁護士会所属(平成8年度副会長)
平成13年 法学博士(中央大学)桐蔭横浜大学教授 財団法人日米医学医療交流財
団常務理事
著書 「ロースクール教育論」(信山社)平成12年
「取締役分割責任論ー平成13年度改正商法と株主代表訴訟運営論ー」(信山社)平成
14年 他

塩田 美津子 FROM広報部長 東京マタニティークリニック
静岡生まれ 学習院大学法学部政治学科卒
衆議院議員秘書、国土庁(現国土交通省)防災局勤務を経て米国ミネソタ州
Macalester Callege日本語学科講師 平成9年〜東京マタニティークリニック勤務

 

◆Date: Tue, 11 Jun 02 19:17:43 +0900
From: FROM information
Subject: 第3回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会のご案内

京都大学大学院非常勤講師 立岩真也先生

拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。

「第3回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会」のプログラムをご送付させ
ていただきました。

私たち妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会 略称FROM は、妊娠・出産に関す
る諸問題を時代の価値観の変化に即し、当事者の自己決定権を尊重して解決すること
を目的に2001年に設立されました。私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で、
生殖医療を必要としている人々と生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療の
倫理に基づき行動することを基本理念としています。私たちは医師、法律家、学者、
患者、主婦、会社員、学 生等いろいろな立場の者が集まり偏った見方ではなくみん
なで今後の生殖補助医療の在り方、自己決定権の在り方を考えていこうという主旨
に基づいてできた会です。

この度第3回総会を6月23日(日)東京主婦会館で開催します。
プログラムを送りますのでご興味ありましたらお誘い合わせの上ご参加ください。参
加費は無料、事前登録が必要です。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
先生の今後益々の御活躍と御健勝をお祈り申し上げます。  敬具

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***

FROM Fertility Rights of Mothers
第3回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会
日時:平成14年6月23日(日曜日)
午前9時20分〜午後5時

参加費:無料

会場:プラザエフ 主婦会館
   B2 クラルテ(四ッ谷駅前)
〒102-0085
東京都千代田区六番町15番地
TEL:03-3265-8111

交通機関
JR中央線四ツ谷駅麹町口より徒歩1分
地下鉄(丸の内線・南北線)四ッ谷駅から徒歩2分
専用駐車場の収容台数に限りがありますので
車での御来場は御遠慮下さい.

参加申込方法 参加御希望の方ははがき・FAX・E-mailで事務局までお知らせくださ
い.
※取材希望の報道関係の方も事前にお申し込みください.
電話による受付はご遠慮願います.
FROM入会御希望の方、今後の活動についてお知りになりたい方は事務局あてご連絡
ください.

お問い合わせ先  妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
東京マタニティークリニック内
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8
Tel: 03-3401-9662 Fax: 03-3404-1596 E-mail info@japanfrom.org(担当 塩田

FROMホームページ http://www.japanfrom.org

第3回FROM 総会プログラム
開場 9:00
9:20〜9:30 開会の辞
飯塚 理八  FROM会長 慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学

第1部 若いうちに卵を保存しておきましょう
司会:飯塚 理八(慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学) 釘澤 知雄(弁護士)

9:30〜10:30 卵の若返り・卵の保存
「VITRIFICATIONを用いたヒト卵子の凍結保存とその臨床応用」
桑山 正成 加藤レディスクリニック研究開発部長
患者さんの都合によって、卵でもあるいは受精卵においてでも、これらを老化の悪
影響が出る前に保存しておいて、しかるべき時期に利用して子作りをする。このた
めの新しい効率的な卵子/受精卵の凍結保存法であるVitrification利用についてお
話しします。

「核移植技術を用いた老化不妊卵子の発生能の改善」
加藤 修 加藤レディスクリニック院長
細胞質置換による老化卵子若返りはクローン技術の基幹技術である核移植技術が主
体です。クローン作製において最も問題視されている「技術的安全性」の中で特に
核移植における技術的安全性についてヒト卵子を用いた核移植の安全性を示すデー
ターを提供して解説いたします。

10:30〜11:10 組織培養(ES細胞)
「ES細胞を用いた再生医療の問題点」
石渡 勇 石渡産婦人科病院院長
私はわが国のES細胞、特定胚の取扱いに関する規制に反対しています。
今回は「マウス胚の発生と器官形成」「マウスES細胞の新たな樹立法(Geron社の特
許に抵触しない)の確立」「ES細胞を用いたcell therapy」「日本の臓器移植・再
生医療を憂う」「ラットES細胞を用いた肝機能障害の治療について」等再生医療に
ポイントをおいた話しをしたいと思います。

11:10〜12:00
質疑応答・自由討論



13:00〜13:40 Opinion コーナー
司会:岩上 安身 ノンフィクション作家
「厚生科学審議会生殖補助医療部会の推移」
塩田 美津子 FROM広報部長 東京マタニティークリニック
厚生労働省は平成10年10月に生殖補助医療技術に関する専門委員会を設置し、非配
偶者間の生殖補助医療の是非について検討してきました。この委員会は平成12年
12月に報告書をとりまとめましたがその中で必要な制度整備を平成15年度中に行う
ことを確認しています。平成13年7月から開かれている「厚生科学審議会生殖補助医
療部会」は専門委員会の報告書の要請を踏まえ報告書の内容に基づく制度整備の具
体化のための検討を行うことを目的に設置された部会です。今までの部会の推移を
簡単に述べたいと思います。

「不妊治療に保険適用を!」
山口 歩 不妊治療の保険適用を実現する会代表
不妊治療には精神的、肉体的負担の他に多額な治療費がかかります。不妊治療の保
険適用を実現する会は不妊の患者、家族が中心となり発足した会です。不妊治療の
実情を理解していただくとともに保険適用実現に向けての私たちの活動をご紹介し
たいと思います。

第2部 解説講演
司会:柳田 洋一郎 東京マタニティークリニック院長 
13:40〜14:20 再生医学
「tailor-made ES細胞による拒絶反応を起こさない新しい移植医療の提言」
星野 一正 医学博士 財団法人先端医療振興財団「先端医療センター生命倫理審
議会」会長
臓器移植の場合に困るのは、通常、拒絶反応が起こるからであり、拒絶反応を予防
したり反応を弱める治療が必要となり、患者QOLを低下させてしまいがちです。拒絶
反応を起こさない新しい移植医療が必要であるので移植を必要とする患者自身の
DNAを持ったtailor-made ES細胞を作り、それから患者が必要とする細胞や組織を創
って移植すれば、拒絶反応が起こらない究極の移植医療が可能になるに違いありま
せん。

14:20〜14:30 コーヒーブレイク



第3部 不妊治療にクローン技術の活用を
司会:遠藤 直哉(弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授) 大川 豊(大川産婦人
科院長)
14:30〜15:00
「不妊治療におけるクローン関連技術の利用」
細井 美彦 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科教授
不妊治療の大きな力となっているARTは、いま話題のクローンの作製に利用されて
いる技術と似通っています。何故ならば、基本的にARTを構成する技術は、クローニ
ングを含むエンブリオロジーの技術上に展開しているからです。クローンに関連す
る技術は、不安定で多くの問題点を含みながらも、その可能性を広げています。今
後、生殖分野のみならず、他の生命科学分野にも応用展開すると予測されます。こ
の技術 を怖がらずによく知って、患者さんやそれを支える人々が、医療関係者や生
殖科学者と共に、これらの領域にどう関与していくかを考える必要があるでしょう
。そこで、私は皆さんのご理解を深めて頂くために、ARTを育ててきた哺乳動物のエ
ンブリオロ ジーのお話をしたいと思います。

15:00〜15:30 
「生殖補助医療におけるクローン技術の科学的・倫理的評価」
森 崇英 京都大学名誉教授
不妊症の最終治療とされる生殖補助医療におけるクローン技術はどのように位置づ
ければいいのでしょうか。わが国では平成12年12月にクローン規制法が制定さ
れましたがこれを受け文部科学省が13年12月に再生医療に役立つ研究として動
物性集合胚のみの作出は許可するが、ヒトクローン胚の作出は認めないとの指針を
出しました。これにより不妊とくに高齢不妊の患者にとって治療の道は閉ざされて
しまいました。今、医学的適応と倫理的妥当性との垂離を、医学の現場で現実に解
決する新しい倫理規範の樹立が求められています。倫理規範は普遍的なものではな
く時代と社会によって異なるものです。生殖医療が新しい転換期を迎えている今日
、新しい倫理規範の樹立に向って生殖医療を科学と倫理の両面から考えたいと思い
ます。

15:30〜16:50 質疑応答・自由討論

16:50〜17:00 閉会の辞
大野 虎之進   東京歯科大学名誉教授 産婦人科学

講演者紹介
加藤 修 加藤レディスクリニック院長
昭和47年金沢大学医学部卒業
昭和63年 石川県内初の体外受精成功
平成2年国内初の不妊治療専門病院、永遠幸マタニティクリニック設立(石川)
平成5年加藤レディスクリニック設立(東京都新宿区) 平成12年同クリニック
新築移転(東京都新宿区)

桑山 正成 加藤レディスクリニック 研究開発部長
昭和60年麻布大学獣医学部卒業 昭和61年農林省畜産試験場(胎生発育研究室:
花田章博士)依頼研究員
昭和63年 家畜改良事業団バイテクセンター、IVFプロジェクト担当 平成6年 東
京農業大学非常勤講師(以後継続)
平成7年オーストラリア国出張(アデレート大学にて訪問研究)平成7年麻布大学
非常勤講師
平成8年デンマーク国出張(ロイヤルコペンハーゲン大学、招聘研究)平成9年北海
道大学大学院獣医学研究科にて博士号取得
平成9年アルゼンティン国出張(ブエノスアイレス大学,客員教授) 平成11年加藤
レディスクリニック研究開発部長

石渡 勇 石渡産婦人科病院院長
昭和21年5月7日生まれ 昭和40年3月慶應義塾志木高等学校卒業
昭和46年3月 慶應義塾大学医学部卒業 昭和46年4月慶應義塾大学医学部産婦
人科教室入局
昭和52年6月石渡産婦人科病院副院長勤務
平成元年1月石渡産婦人科病院院長

星野 一正 医学博士 財団法人先端医療振興財団「先端医療センター生命倫理審
議会」会長
1927  東京赤坂生まれ 
1950〜 医師免許取得・母校東京医科歯科大学産婦人科助手・内分泌学・病理学の
研究で
1957〜 医学博士取得後渡米.N.Y.St. Clare's Hospital産婦人科 Chief
Resident
1959〜 Yale大学医学部解剖学教室助手・講師・発癌研究
1962〜 カナダへ移民.カナダ国立癌研究所上級研究員.西オンタリオ大学医学部
講師→教授.
 1977 マニトバ大学医学部教授・歯学部教授.ドイツ・フライブルグ大学アショ
フ病理学研究所客員教授
1977  帰国.京都大学医学部教授  1990〜2000 京都女子大学教授(生命倫理
学)
2000〜 国際高等研究所招聘学者・バイオエシックスの研究・教育・講演・著書論
文非常に多数.
    岩波新書「医療の倫理」・丸善ライブラリー「インフォームド・コンセン
ト」・「死の尊厳」「生の尊厳」等

山口 歩 不妊治療の保険適用を実現する会代表
1973年群馬県 高崎市生まれ 1997年結婚 1998年〜不妊治療開始(治療歴は5年目
)
2001年4月『不妊治療の保険適用を実現する会』を5名で設立
2001年6月『実現する会』ホームページ開設 同年7月より埼玉県近郊にて[街頭署
名]を5つの市で終える
2002年4月7日「坂口厚生労働大臣」に直接、7000名分の署名・陳情書・懇願書を
提出

細井 美彦 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科教授
昭和54年3月 兵庫県出身
京都大学農学部畜産学科卒業、入谷明教授に師事し、大学院で哺乳動 物胚の研究を
行う。ペンシルバニア大学医学部産婦人科、ジョンズホプキンス大学医 学部産婦人
科研究員として、哺乳動物の顕微授精に成功。
平成元年7月 京都大学農 学部・助手
平成5年10月 近畿大学生物理工学研究所・講師、助教授を経て、平成 14年度より
現職。

森 崇英 京都大学名誉教授
徳島県出身 昭和35年 京都大学医学部卒業
大学院終了後1970年〜1972年マイアミ大学内分泌研究所において生殖内分泌の研究

1972年〜1974年ニューヨークロックフェラー大学にて生殖免疫学の研究にそれぞれ
従事
1981年 徳島大学教授 1983年 京都大学教授
1997年 退官後醍醐渡辺病院不妊センター長

塩田 美津子 FROM広報部長 東京マタニティークリニック
静岡生まれ 学習院大学法学部政治学科卒
衆議院議員秘書、国土庁(現国土交通省)防災局勤務を経て米国ミネソタ州
Macalester Callege日本語学科講師 平成9年〜東京マタニティークリニック勤務


司会者紹介
飯塚 理八 慶應義塾大学名誉教授産婦人科学
大正13年 北海道生まれ  昭和23年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和24年 同産婦人科学教室入局 講師、助教授を経て昭和46年同教授
長期にわたってわが国の不妊治療の最先端で活躍し、女児産み分け法を開発した.
また、日本産科婦人科学会会長、日本不妊学会会長、第6回ヒト生殖国際学会会長
など国内外の関連学会で要職を歴任.

大野 虎之進 東京歯科大学名誉教授 産婦人科学
大正15年 東京生まれ 昭和25年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和30年 慶應義塾大学医学部産婦人科家族計画相談所にて飯塚理八教授より指
導を受ける 
昭和35年 東京歯科大学市川総合病院勤務 同大教授 その間慶應大学医学
部産婦人科と共同してわが国最初の凍結受精卵による出産に成功 東京歯科大学市
川総合病院院長を14年間勤める

釘澤 知雄 弁護士
昭和30年 東京生まれ 昭和55年 中央大学法学部卒業
平成 7年 アメリカン大学ロースクール法学修士課程修了
中央大学法学部非常勤講師(平成9〜13年民法、平成14年生命倫理)
留学を契機にバイオエシックスを学び、「先天性風疹症候群をめぐる日米裁判例比
較」等の論文がある.

柳田 洋一郎 東京マタニティ-クリニック院長
昭和 3年 東京生まれ  昭和30年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和31年 フルブライト留学生として米国ジョンズホプキンス大学産婦人科留学

昭和41年 東京マタニティークリニック開設

岩上 安身 ノンフィクション作家
昭和34年 東京生まれ
昭和58年 早稲田大学社会科学部卒業 出版社勤務を経てフリーに
平成 8年 「あらかじめ裏切られた革命」で第18回講談社ノンフィクション賞
受賞

遠藤 直哉 弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授
昭和20年 東京生まれ  昭和43年〜東京大学法学部卒 ワシントン大学ロー
スクール大学院修士
平成 8年 第二東京弁護士会所属(平成8年度副会長)
平成13年 法学博士(中央大学)桐蔭横浜大学教授 財団法人日米医学医療交流
財団常務理事
      著書 「ロースクール教育論」(信山社)平成12年 ほか

大川 豊 大川産婦人科院長
昭和21年 熊本生まれ 昭和46年 関西医科大学卒業
昭和47年 熊本大学名誉教授加来道隆先生に師事
八王子市米山産婦人科、国立西埼玉中央病院、日野市立総合病院勤務
昭和56年 日野市にて大川産婦人科医院開業

 

◆Date: Sat, 8 Jun 02 11:50:45 +0900
From: FROM information
To:
Subject: 第3回FROM総会ご案内

立石様

拝啓 突然のメールで失礼いたします。ホームページで先生のことを知りました。
私たち「妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会」FROMは妊娠・出産に関する諸問
題を時代の価値観の変化に即し、当事者の自己決定権を尊重して解決することを目的
に2001年に設立されました。私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で、生殖医
療を必要としている人々と生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療の倫理に
基づき行動することを基本理念としています。 主な活動内容は以下の通りです。

(1)妊娠・出産に関する医学的、社会的諸問題を患者を中心とする当事者の意向を
尊重して解決すべく協力支援する.
(2)妊娠・出産・人工妊娠中絶(減胎手術も含む)に関する当事者の自己決定権を
尊重する.
(3)非配偶者間人工授精(AID)、非配偶者間体外受精、代理出産、代理母、着床
前診断、分娩前診断等をめぐる生殖医療における当事者の自己決定権を支援する.
(4)代理懐胎をはじめ、生殖医療に対して刑事罰を伴う法規制に反対する.
(5)生殖医療技術がもたらす当事者及び関係者の不安を解消するための支援活動を
行う.
(6)上記に関する法の整備、健康保険適用、国の援助等を要請する.
(7)上記問題について当事者はもちろんのこと、社会に広くアピールし国民的理解
を深められるよう努力する。

この度第3回総会を6月23日(日)東京主婦会館で開催します。
プログラムを送りますのでご興味ありましたらお誘い合わせの上ご参加ください。

加費は無料、事前登録が必要です。
先生の今後益々の御活躍と御健勝をお祈り申し上げます。  敬具

***************************************************************************

FROM Fertility Rights of Mothers
第3回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会総会
日時:平成14年6月23日(日曜日)
午前9時20分〜午後5時

参加費:無料

会場:プラザエフ 主婦会館
   B2 クラルテ(四ッ谷駅前)
〒102-0085
東京都千代田区六番町15番地
TEL:03-3265-8111

交通機関
JR中央線四ツ谷駅麹町口より徒歩1分
地下鉄(丸の内線・南北線)四ッ谷駅から徒歩2分
専用駐車場の収容台数に限りがありますので
車での御来場は御遠慮下さい.

参加申込方法 参加御希望の方ははがき・FAX・E-mailで事務局までお知らせくださ
い.
※取材希望の報道関係の方も事前にお申し込みください.
電話による受付はご遠慮願います.
FROM入会御希望の方、今後の活動についてお知りになりたい方は事務局あてご連絡
ください.

お問い合わせ先  妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
東京マタニティークリニック内
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8
Tel: 03-3401-9662 Fax: 03-3404-1596 E-mail info@japanfrom.org(担当 塩田

FROMホームページ http://www.japanfrom.org

第3回FROM 総会プログラム
開場 9:00
9:20〜9:30 開会の辞
飯塚 理八  FROM会長 慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学

第1部 若いうちに卵を保存しておきましょう
司会:飯塚 理八(慶應義塾大学名誉教授 産婦人科学) 釘澤 知雄(弁護士)

9:30〜10:30 卵の若返り・卵の保存
「VITRIFICATIONを用いたヒト卵子の凍結保存とその臨床応用」
桑山 正成 加藤レディスクリニック研究開発部長
患者さんの都合によって、卵でもあるいは受精卵においてでも、これらを老化の悪
影響が出る前に保存しておいて、しかるべき時期に利用して子作りをする。このた
めの新しい効率的な卵子/受精卵の凍結保存法であるVitrification利用についてお
話しします。

「核移植技術を用いた老化不妊卵子の発生能の改善」
加藤 修 加藤レディスクリニック院長
細胞質置換による老化卵子若返りはクローン技術の基幹技術である核移植技術が主
体です。クローン作製において最も問題視されている「技術的安全性」の中で特に
核移植における技術的安全性についてヒト卵子を用いた核移植の安全性を示すデー
ターを提供して解説いたします。

10:30〜11:10 組織培養(ES細胞)
「ES細胞を用いた再生医療の問題点」
石渡 勇 石渡産婦人科病院院長
私はわが国のES細胞、特定胚の取扱いに関する規制に反対しています。
今回は「マウス胚の発生と器官形成」「マウスES細胞の新たな樹立法(Geron社の特
許に抵触しない)の確立」「ES細胞を用いたcell therapy」「日本の臓器移植・再
生医療を憂う」「ラットES細胞を用いた肝機能障害の治療について」等再生医療に
ポイントをおいた話しをしたいと思います。

11:10〜12:00
質疑応答・自由討論



13:00〜13:40 Opinion コーナー
司会:岩上 安身 ノンフィクション作家
「厚生科学審議会生殖補助医療部会の推移」
塩田 美津子 FROM広報部長 東京マタニティークリニック
厚生労働省は平成10年10月に生殖補助医療技術に関する専門委員会を設置し、非配
偶者間の生殖補助医療の是非について検討してきました。この委員会は平成12年
12月に報告書をとりまとめましたがその中で必要な制度整備を平成15年度中に行う
ことを確認しています。平成13年7月から開かれている「厚生科学審議会生殖補助医
療部会」は専門委員会の報告書の要請を踏まえ報告書の内容に基づく制度整備の具
体化のための検討を行うことを目的に設置された部会です。今までの部会の推移を
簡単に述べたいと思います。

「不妊治療に保険適用を!」
山口 歩 不妊治療の保険適用を実現する会代表
不妊治療には精神的、肉体的負担の他に多額な治療費がかかります。不妊治療の保
険適用を実現する会は不妊の患者、家族が中心となり発足した会です。不妊治療の
実情を理解していただくとともに保険適用実現に向けての私たちの活動をご紹介し
たいと思います。

第2部 解説講演
司会:柳田 洋一郎 東京マタニティークリニック院長 
13:40〜14:20 再生医学
「tailor-made ES細胞による拒絶反応を起こさない新しい移植医療の提言」
星野 一正 医学博士 財団法人先端医療振興財団「先端医療センター生命倫理審
議会」会長
臓器移植の場合に困るのは、通常、拒絶反応が起こるからであり、拒絶反応を予防
したり反応を弱める治療が必要となり、患者QOLを低下させてしまいがちです。拒絶
反応を起こさない新しい移植医療が必要であるので移植を必要とする患者自身の
DNAを持ったtailor-made ES細胞を作り、それから患者が必要とする細胞や組織を創
って移植すれば、拒絶反応が起こらない究極の移植医療が可能になるに違いありま
せん。

14:20〜14:30 コーヒーブレイク



第3部 不妊治療にクローン技術の活用を
司会:遠藤 直哉(弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授) 大川 豊(大川産婦人
科院長)
14:30〜15:00
「不妊治療におけるクローン関連技術の利用」
細井 美彦 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科教授
不妊治療の大きな力となっているARTは、いま話題のクローンの作製に利用されて
いる技術と似通っています。何故ならば、基本的にARTを構成する技術は、クローニ
ングを含むエンブリオロジーの技術上に展開しているからです。クローンに関連す
る技術は、不安定で多くの問題点を含みながらも、その可能性を広げています。今
後、生殖分野のみならず、他の生命科学分野にも応用展開すると予測されます。こ
の技術 を怖がらずによく知って、患者さんやそれを支える人々が、医療関係者や生
殖科学者と共に、これらの領域にどう関与していくかを考える必要があるでしょう
。そこで、私は皆さんのご理解を深めて頂くために、ARTを育ててきた哺乳動物のエ
ンブリオロ ジーのお話をしたいと思います。

15:00〜15:30 
「生殖補助医療におけるクローン技術の科学的・倫理的評価」
森 崇英 京都大学名誉教授
不妊症の最終治療とされる生殖補助医療におけるクローン技術はどのように位置づ
ければいいのでしょうか。わが国では平成12年12月にクローン規制法が制定さ
れましたがこれを受け文部科学省が13年12月に再生医療に役立つ研究として動
物性集合胚のみの作出は許可するが、ヒトクローン胚の作出は認めないとの指針を
出しました。これにより不妊とくに高齢不妊の患者にとって治療の道は閉ざされて
しまいました。今、医学的適応と倫理的妥当性との垂離を、医学の現場で現実に解
決する新しい倫理規範の樹立が求められています。倫理規範は普遍的なものではな
く時代と社会によって異なるものです。生殖医療が新しい転換期を迎えている今日
、新しい倫理規範の樹立に向って生殖医療を科学と倫理の両面から考えたいと思い
ます。

15:30〜16:50 質疑応答・自由討論

16:50〜17:00 閉会の辞
大野 虎之進   東京歯科大学名誉教授 産婦人科学

講演者紹介
加藤 修 加藤レディスクリニック院長
昭和47年金沢大学医学部卒業
昭和63年 石川県内初の体外受精成功
平成2年国内初の不妊治療専門病院、永遠幸マタニティクリニック設立(石川)
平成5年加藤レディスクリニック設立(東京都新宿区) 平成12年同クリニック
新築移転(東京都新宿区)

桑山 正成 加藤レディスクリニック 研究開発部長
昭和60年麻布大学獣医学部卒業 昭和61年農林省畜産試験場(胎生発育研究室:
花田章博士)依頼研究員
昭和63年 家畜改良事業団バイテクセンター、IVFプロジェクト担当 平成6年 東
京農業大学非常勤講師(以後継続)
平成7年オーストラリア国出張(アデレート大学にて訪問研究)平成7年麻布大学
非常勤講師
平成8年デンマーク国出張(ロイヤルコペンハーゲン大学、招聘研究)平成9年北海
道大学大学院獣医学研究科にて博士号取得
平成9年アルゼンティン国出張(ブエノスアイレス大学,客員教授) 平成11年加藤
レディスクリニック研究開発部長

石渡 勇 石渡産婦人科病院院長
昭和21年5月7日生まれ 昭和40年3月慶應義塾志木高等学校卒業
昭和46年3月 慶應義塾大学医学部卒業 昭和46年4月慶應義塾大学医学部産婦
人科教室入局
昭和52年6月石渡産婦人科病院副院長勤務
平成元年1月石渡産婦人科病院院長

星野 一正 医学博士 財団法人先端医療振興財団「先端医療センター生命倫理審
議会」会長
1927  東京赤坂生まれ 
1950〜 医師免許取得・母校東京医科歯科大学産婦人科助手・内分泌学・病理学の
研究で
1957〜 医学博士取得後渡米.N.Y.St. Clare's Hospital産婦人科 Chief
Resident
1959〜 Yale大学医学部解剖学教室助手・講師・発癌研究
1962〜 カナダへ移民.カナダ国立癌研究所上級研究員.西オンタリオ大学医学部
講師→教授.
 1977 マニトバ大学医学部教授・歯学部教授.ドイツ・フライブルグ大学アショ
フ病理学研究所客員教授
1977  帰国.京都大学医学部教授  1990〜2000 京都女子大学教授(生命倫理
学)
2000〜 国際高等研究所招聘学者・バイオエシックスの研究・教育・講演・著書論
文非常に多数.
    岩波新書「医療の倫理」・丸善ライブラリー「インフォームド・コンセン
ト」・「死の尊厳」「生の尊厳」等

山口 歩 不妊治療の保険適用を実現する会代表
1973年群馬県 高崎市生まれ 1997年結婚 1998年〜不妊治療開始(治療歴は5年目
)
2001年4月『不妊治療の保険適用を実現する会』を5名で設立
2001年6月『実現する会』ホームページ開設 同年7月より埼玉県近郊にて[街頭署
名]を5つの市で終える
2002年4月7日「坂口厚生労働大臣」に直接、7000名分の署名・陳情書・懇願書を
提出

細井 美彦 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科教授
昭和54年3月 兵庫県出身
京都大学農学部畜産学科卒業、入谷明教授に師事し、大学院で哺乳動 物胚の研究を
行う。ペンシルバニア大学医学部産婦人科、ジョンズホプキンス大学医 学部産婦人
科研究員として、哺乳動物の顕微授精に成功。
平成元年7月 京都大学農 学部・助手
平成5年10月 近畿大学生物理工学研究所・講師、助教授を経て、平成 14年度より
現職。

森 崇英 京都大学名誉教授
徳島県出身 昭和35年 京都大学医学部卒業
大学院終了後1970年〜1972年マイアミ大学内分泌研究所において生殖内分泌の研究

1972年〜1974年ニューヨークロックフェラー大学にて生殖免疫学の研究にそれぞれ
従事
1981年 徳島大学教授 1983年 京都大学教授
1997年 退官後醍醐渡辺病院不妊センター長

塩田 美津子 FROM広報部長 東京マタニティークリニック
静岡生まれ 学習院大学法学部政治学科卒
衆議院議員秘書、国土庁(現国土交通省)防災局勤務を経て米国ミネソタ州
Macalester Callege日本語学科講師 平成9年〜東京マタニティークリニック勤務


司会者紹介
飯塚 理八 慶應義塾大学名誉教授産婦人科学
大正13年 北海道生まれ  昭和23年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和24年 同産婦人科学教室入局 講師、助教授を経て昭和46年同教授
長期にわたってわが国の不妊治療の最先端で活躍し、女児産み分け法を開発した.
また、日本産科婦人科学会会長、日本不妊学会会長、第6回ヒト生殖国際学会会長
など国内外の関連学会で要職を歴任.

大野 虎之進 東京歯科大学名誉教授 産婦人科学
大正15年 東京生まれ 昭和25年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和30年 慶應義塾大学医学部産婦人科家族計画相談所にて飯塚理八教授より指
導を受ける 
昭和35年 東京歯科大学市川総合病院勤務 同大教授 その間慶應大学医学
部産婦人科と共同してわが国最初の凍結受精卵による出産に成功 東京歯科大学市
川総合病院院長を14年間勤める

釘澤 知雄 弁護士
昭和30年 東京生まれ 昭和55年 中央大学法学部卒業
平成 7年 アメリカン大学ロースクール法学修士課程修了
中央大学法学部非常勤講師(平成9〜13年民法、平成14年生命倫理)
留学を契機にバイオエシックスを学び、「先天性風疹症候群をめぐる日米裁判例比
較」等の論文がある.

柳田 洋一郎 東京マタニティ-クリニック院長
昭和 3年 東京生まれ  昭和30年 慶應義塾大学医学部卒業
昭和31年 フルブライト留学生として米国ジョンズホプキンス大学産婦人科留学
昭和41年 東京マタニティークリニック開設

岩上 安身 ノンフィクション作家
昭和34年 東京生まれ
昭和58年 早稲田大学社会科学部卒業 出版社勤務を経てフリーに
平成 8年 「あらかじめ裏切られた革命」で第18回講談社ノンフィクション賞
受賞

遠藤 直哉 弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授
昭和20年 東京生まれ  昭和43年〜東京大学法学部卒 ワシントン大学ロー
スクール大学院修士
平成 8年 第二東京弁護士会所属(平成8年度副会長)
平成13年 法学博士(中央大学)桐蔭横浜大学教授 財団法人日米医学医療交流
財団常務理事
      著書 「ロースクール教育論」(信山社)平成12年 ほか

大川 豊 大川産婦人科院長
昭和21年 熊本生まれ 昭和46年 関西医科大学卒業
昭和47年 熊本大学名誉教授加来道隆先生に師事
八王子市米山産婦人科、国立西埼玉中央病院、日野市立総合病院勤務
昭和56年 日野市にて大川産婦人科医院開業

 

◆Date: Mon, 21 Jan 02 18:17:37 +0900
From: FROM information
To:
Subject: FROM総会ご案内

立石様

突然のメールお許しください。
ホームページ拝見させていただきました。
私たち「妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会」Fertility Rights Of
Mothers(略称:FROM)は、妊娠・出産に関する諸問題を時代の価値観の変化に即し
、当事者の自己決定権を尊重して解決することを目的に2001年に設立されました。
私たちは営利を排し、ボランティア精神の下で、生殖医療を必要としている人々と
生まれてくる子供の人権のために、人間愛と医療の倫理に基づき行動することを基
本理念としています。
この度、2月3日に以下のような内容のサテライトシンポジウム・総会を開催いた
しますのでご興味ございましたら御参加ください。(参加費は無料です)
プログラムご希望の方、御質問等、事務局までお問い合わせ下さい。


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FROM Fertility Rights of Mothers
第2回妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会
サテライトシンポジウム・総会
日時:平成14年2月3日(日曜日)午前9時20分〜午後5時
参加費:無料

会場:プラザエフ 主婦会館 (四ッ谷駅前)B2 クラルテ

       交通機関
 JR中央線四ツ谷駅麹町口より徒歩1分
 地下鉄(丸の内線・南北線)四ッ谷駅から徒歩2分
 専用駐車場の収容台数に限りがありますので
 車での御来場は御遠慮下さい.

-FROM サテライトシンポジウム-
日時:平成14年2月3日(日曜日)  午前9:20〜12:00(開場9:00)

9:20 FROMサテライトシンポジウム開催にあたり  飯塚 理八
                  FROM会長 慶應義塾大学名誉教授(産婦人
科学)
9:30 ワークショップ1
 「進歩した不妊治療の状況」
 簡単な治療から高度な最先端治療、最近の問題点について
 一般の方の疑問に専門医がわかりやすく解説いたします。

 司会:根津 八紘  諏訪マタニティークリニック院長
 講師:不妊治療入門  中村 はるね  はるねクリニック銀座院長
 講師:最近の不妊治療の問題点 高橋 克彦 広島ハートクリニック院長

10:15〜10:50質疑応答

11:00 ワークショップ2 「生殖医療を国内で実施するための検討」
 海外での治療の負担は大きい。
 国内での実施を促進させるための方策及びガイドラインを検討します。
 また、総合研究開発機構「クローン体外受精等研究会」(代表川井 健)生命倫理
法試案も
 検討します.

 司会:遠藤 直哉  弁護士・法学博士・桐蔭横浜大学教授
 主なコメンテーター:
 飯塚 理八(慶應大学名誉教授 産婦人科学)家永 登(専修大学助教授 民法

 岩上 安身 (ノ ンフィクション作家)岡田 光世(ノンフィクション作家)
 
 小野 幸二(大東文化大学教授 民法) 大川 豊(大川産婦人科院長)
 釘澤 知雄(弁護士)新島 一彦(Wales大学Cardiff校Low School助教授)他

11:45〜12:00  質疑応答


第2回FROM 総会プログラム
13:00開会の辞
 飯塚 理八   FROM会長 慶應義塾大学名誉教授(産婦人科学)

13:05Keynote Speech  司会:岩上安身 (ノンフィクション作家)
 遠藤 直哉  弁護士 法学博士 桐蔭横浜大学教授   
 「生殖補助医療のガイドライン案」

13:25特別講演  司会:星野一正 (京都大学名誉教授 日本生命倫理学会初
代会長)
 今井 澄 参議院議員 「医療と人権-『医療改革』の方向と関連して」

13:55 Current opinions
 司会:大野 虎之進 ( 東京歯科大学名誉教授  産婦人科学)
 佐藤 孝道 聖路加国際病院産婦人科部長 生殖医療センター所長
 「生殖医療の進歩と子どもの権利」

 司会:飯塚 理八 ( 慶應義塾大学名誉教授  産婦人科学)
 野田 洋一  滋賀医科大学産婦人科教授 滋賀医科大学附属病院副院長
 日本不妊学会・倫理委員会・委員長 
 「生殖医療はどこへ行くのか---私見---」

 司会:柴田 義人 ( 弁護士)
 田中 秀一 読売新聞医療情報部次長
 「だれのための生殖医療か-----メディアの立場から」

14:55コーヒーブレイク

パネルディスカッション 
 司会進行:釘澤 知雄(弁護士) 松峯 寿美(東峯婦人クリニック院長)
15:05「患者のニーズと医師の対応」
 パネラー
 星野 一正   京都大学名誉教授 日本生命倫理学会初代会長
 間壁 さよ子 神田第二クリニック院長 産婦人科医
 高瀬 義昌   江原病院院長 小児科医 
 弘中 絵里 弁護士
 佐藤 孝道   聖路加国際病院 産婦人科部長
 野田 洋一   滋賀医科大学産婦人科教授 
 山田 妙子(仮称)
 小林 さとみ(仮称)


16:10質疑応答
16:50まとめ・提言 柳田 洋一郎 東京マタニティークリニック院長
17:00終了
終了後懇親会


参加申込方法 :参加御希望の方はハガキ・FAX・E-mailで事務局までお申し込み下
さい.
       ※取材希望の報道関係の方も事前にお申し込みください.
       電話による受付はご遠慮願います.

問い合わせ先 :FROM入会御希望の方、今後の活動についてお知りになりたい方は
事務局宛
        ご連絡下さい.

   妊娠出産をめぐる自己決定権を支える会(FROM)事務局
    東京マタニティークリニック内
      〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1-20-8 
      Tel : 03-3401-9662 Fax: 03-3404-1596
      E-mail info@japanfrom.org (担当 塩田)
FROMホームページ  http://www.japanfrom.org



REV: 20160622
組織