HOME > 組織 > DPI日本会議 >

DPI日本会議メールマガジン・2022 5月〜8月

1月〜4月/5月〜8月/9月〜12月 DPI日本会議

Tweet
last update: 20230429






>■DPI日本会議メールマガジン(22.05.02)第739号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.05.02)第739号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年5月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202205/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
--------------------------------------------------
凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
--------------------------------------------------
【地域生活】
◎5月16日(月)14:00〜第129回社会保障審議会障害者部会開催

【バリアフリー】
○UDタクシーに拒否をされたら? 地方運輸局旅客2課とDPIに連絡を!
○駅無人を理由に乗車拒否・事前予約をもとめられたら?DPIに連絡ください!
△【車いすユーザー向けアンケート】車椅子対応トイレの不適切利用の実態調査

【権利擁護】
◎第65回内閣府障害者政策委員会 5月24日(火)午後
◎「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」で議論が続いています
◎【精神科ユーザー向け緊急アンケート】当事者の視点から期待する─これからの入院制度についての意識調査─(回答期限:5月4日(水)まで)

【国際協力】
◎気候変動と障害者
○ウクライナの障害者

【障害女性】
◎院内集会 「優生保護法問題の早期・全面解決を求めて」
○今後の裁判日程

【雇用労働・生活保護・所得保障】
◎1型糖尿病障害年金訴訟 2022年5月12日(木)13:30〜/東京地裁103号法廷
◎障害者雇用(ぷるも)訴訟(第五回期日) 2022年5月19日 11:00〜/東京地裁527号法廷
◎2022年5月29日(日)DPI全国集会「雇用・労働・所得保障分科会」15:15〜17:00
○公共調達要件に情報アクセシビリティを追加要望する提言書提出
○厚生労働省の2つの会議の動向に注目ください


■───────────────────────■
------------------
地域生活
------------------
--------
◎大注目!
--------
5月16日(月)14:00〜第129回社会保障審議会障害者部会開催
<ワンポイント解説>
現在、社会保障審議会障害者部会では、障害者総合支援法の見直しに向けた議論が行われています。
国連の障害者権利委員会の第一回対日審査も控えている中、地域移行を推し進めるための仕組みをどれだけ盛り込めるかが大きなポイントになっています。
開催日近くになると以下のリンク先に当日配布資料や傍聴用のYoutubeリンクの掲載ページが作成されますので、ご参照ください
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html



------------------
バリアフリー
------------------
今月は検討会やパブコメは特にありませんが、いくつかお願いがございます。

--------
○注目!
--------
<みなさんにお願い>
1)UDタクシーに拒否をされたら? 地方運輸局旅客2課とDPIに連絡を!
日時・場所・タクシー会社(ナンバー)・内容をメモ
DPI→自動車局、御本人→地方運輸局
事実確認→事業者を指導→改善

【概要】
国交省はタクシー事業者に車いすユーザーの乗車拒否をしないように、2回事務連絡を出しています。
もし、UDタクシーに乗車拒否をされたら、日時・場所・タクシー会社・内容をメモして、DPIの佐藤までご連絡ください。国交省を通じて事業者に事実確認をしてもらい、事実であれば改善を働きかけてもらいます。この取組は地道ですが、事業者の意識を変えるにはとても有効です。ぜひとも、ご協力ください。

※事務連絡の内容
車いす利用者の乗車拒否は道路運送法違反であること、UDタクシーの運転、予約、配車その他の業務に携わる者に研修を受講させること、教育担当者を育成し、定期的に研修を実施すること、研修内容には障害者差別解消法および基本方針への理解を含めること、UDタクシーを指定した予約・配車が可能となるようにサービスを充実させることを求めています。

2)駅無人を理由に乗車拒否・事前予約をもとめられたら? DPIに連絡ください!
・日時、駅、言われた内容をメモ
鉄道局→事業者に事実確認→改善

【概要】
JR各社と大手民鉄全社は「駅無人を理由に、乗車拒否、事前予約は求めない」と言っています。しかし、実際の駅では「予約がないと乗れない」「無人だから乗降できない」と言われることがあります。
これは誤った対応ですので、日時、駅、言われた内容をメモして、DPIの佐藤までご連絡ください。国交省から事業者に事実確認してもらい、事実であれば対応を改善してもらいます。こちらも地道なのですが、有効な手段ですので、ぜひご協力をお願いします。

----------
△よかったらみて
----------
東洋大学の川内美彦先生が「車椅子対応トイレの不適切利用の実態調査」を行っております。対象は車いすユーザーの方で、複数回書いていただけます。Webで簡単に回答できます。
5月10日(火)締切です。

▽ウェブアンケート
https://forms.gle/Xar1hosQ2aKqNB4g7

▽トイレの不適切利用のアンケート依頼書.pdf
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/04/d526a56c5de973d906fd684407963b6f.pdf

▽ここから依頼文抜粋
-------------------------------------------------------------
「車椅子対応トイレの不適切利用の実態調査」へのご協力のお願い
-------------------------------------------------------------
東洋大学人間科学総合研究所客員研究員 川内美彦

車椅子対応トイレの不適切利用の実態を明らかにするため、インターネットアンケート調査へのご協力をよろしくお願い致します。
外出先で車椅子使用者がトイレを利用しようとすると、他の人が使っていて待つことがよくあります。そして待っていると、障害のある人には見えない人が出てきたりもします。
また、トイレの本来の使われ方とは異なる使われ方だったのではないかという気配が残っている場合もあります。
しかしこれまで、その実態はよく分かっていませんでした。そこで今回、車椅子使用者にご協力をいただいて、車椅子対応トイレをどんな人がどのように利用しているかの実態調査を行いたいと考えております。
この調査は、車椅子使用者かその介助者、あるいは同行者がご記入ください。ご面倒でしょうが、外出先でトイレを使われるたびにご記入ください。
たとえば、1回の外出でトイレを3 回使われたら、3 回ご記入いただくことになります。この調査では、ご記入いただいた内容と皆様個人を結び付ける質問はありませんので、ご安心ください。
なおこのアンケートは5月10日を締め切りといたしますが、それまでは何回ご回答いただいても結構です。ただし、1回のトイレ利用にあたっては、1 回だけのご回答としてください。なにとぞご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。


------------------
権利擁護
------------------
--------
◎大注目!
--------
第65回内閣府障害者政策委員会 5月24日(火)午後
<ワンポイント解説>
前回(4月26日)から障害者差別解消法の基本方針の議論が始まりました。
基本方針は5章に分かれているのですが、前回は第1(法制定の背景等)と第2(法の対象範囲、差別の定義等)でした。
今後は、第3(行政機関が講ずべき事項)、第4(事業者が講ずべき事項)、第5(環境整備、相談体制、差別解消支援地域協議会等)となります。年内の取りまとめに向けて重要事項の議論が展開されますので、ご注目ください。


--------
◎大注目!
--------
第10回「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」5月9日(月)午後
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai_322988_00011.html(外部リンク:厚生労働省)

<ワンポイント解説>
精神科病院での虐待にたいする通報義務・通報者保護が大きな焦点となっています。当初は通報義務を課す方向で検討が進められていましたが、報道によると、検討会で日本精神科病院協会が「通報義務新設を象徴的に取り上げる議論自体をやめるべき」として、通報義務の新設に反対し、前回の資料からは削除されました。このままでは棚上げとなり何も変わらないという状況になりかねません。前回までの検討会はYoutubeで申込みなしで傍聴できました。次回以降の議論についてもぜひご注目ください。

--------
◎大注目!
--------
【精神科ユーザー向け緊急アンケート】当事者の視点から期待する─これからの入院制度についての意識調査─(回答期限:5月4日(水)まで)

上記検討会の動きに関連し、加盟団体の精神障害当事者会ポルケが、当事者向けの緊急アンケート調査を行っています。選択肢のみなら5〜7分程度の時間で回答できる見込みです。記述回答(任意)ご協力できる方は併せてよろしくお願いいたします。ご回答・ご周知ご協力のほどよろしくお願いします。

▽ご回答記入先(外部リンク:グーグルフォーム)
https://forms.gle/CpjJBovDXmUW8xWS6

国内ではおよそ300,000人の精神障害のある人が入院生活を送っています。入院経験のある人もない人も、入院について様々なイメージや思いがあると思います。これまで、精神科の入院制度については、国際比較の統計から日本は長期化の傾向が顕著であることや、自分では望まない入院をする人が半数にのぼることなど、人権の観点から問題が数多く指摘されてきました。
一方で、精神障害当事者会ポルケで行っている当事者交流「お話会」という企画や、相談の事例などでは、精神科病院での入院についての経験や入院制度について様々な考え方が寄せられています。ネガティブな経験が繰り返されないためにどうしたらよいのか、ポジティブな経験はもっと広がるためにどうしたらよいのかといったように、一人ひとりの経験や気づきを声として集めて、これからの制度のあり方を変えていく動きに貢献すべく、アンケート調査を行うこととしました。
なお、集約したデータは個人が特定されないように統計として処理します。自由記述は個人が特定されるような固有名詞については場合によっては伏せ字にさせていただきます。お預かりした個人情報は適切に保護します。あいにく、本件に関する謝礼はご用意できておりません。ご承知おきください。ご賛同いただける方は、回答&周知にご協力のほどよろしくお願いいたします!

■募集期間2022年4月23日〜5月4日
■回答対象者:精神科・心療内科に現在通院・入院をしている方
■実施:一般社団法人精神障害当事者会ポルケ
■問い合わせ先:https://porque.tokyo/contact/



------------------
国際協力
------------------
--------
◎大注目!
--------
気候変動と障害者
<ワンポイント解説>
SDGsにおいては、障害者などの人権から直接環境問題が語られることは少なかったです。
4月に気候変動に関する国連の政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)が、IPCCレポートを完成させました。3部からなり、その一つが「(適応と脆弱性)女性や脆弱層への影響」です。
原文は英語ですが、人間が引き起こした気候変動にすでに障害者に影響を与えている自然災害の増加、極端な気温の降下や上昇などの例にあるように、自然と人々に対する広範な悪影響と関連する損失と損害に触れています。障害者は最も脆弱な人々の一員として扱われているだけですが、気候変動の問題を障害の観点から考える参考となります。

▽英語原文はこちら
https://www.ipcc.ch/report/sixth-assessment-report-working-group-ii/

--------
○注目!
--------
ウクライナの障害者
・DPIの国際レベルの声明
1981年の設立後の最初の声明として平和のメッセージを発表するほど、DPIは平和の重要性を知っています。ウクライナとロシアの障害者を支援し戦争に反対する声明も、ホームページで既報のように、3月2日に出しています。
https://www.dpi-japan.org/blog/demand/statement-for-ukraine/

・ウクライナの障害者自身からの発信
ウクライナ全国障害者協会
障害者を対象としての国際機関へのアピール
キエフ、2022年3月1日
今日、私たちはウクライナで死ぬ子供と女性を見ています。ロシア軍は私たちの息子、娘、夫を殺します。彼らは私たちの都市を破壊しています。
ロシア連邦は、国際人道法のすべての原則に違反し、国際人道法によっても禁止されている戦争の方法を使用して、私たちの国の領土に対して敵意を行使しています。
毎日ロシア軍は私たちの都市の住宅街で意図的に発砲しています。女性と子供たちは、空襲避難所で連続して数日を過ごさなければなりません。占領された都市や町は、水、食料、医薬品の不ために苦労しています。侵略者は、障害者を含む民間人が町や都市を離れるのを妨げ、人間の盾として使用します:彼らは民間の建物や人々の家の隣に軍用車両や装備を置きます。
長年にわたり、異なる国の障害者が一緒に立ち上がり、自分たちの権利のために戦ってきました。障害者の団体は、これらの権利を支持する上で大きな経験をしています。
今日、ウクライナでは、障害者や障害者団体が自分たちの国家を助け、自分たちの擁護者と肩を並べています。食事作り、発送係、薬の配達、病院での手伝い、国内避難民への避難所の提供、領土の民間防衛部隊への参加、モロトフのカクテル作りなど、誰もができる限り最善を尽くしています。昨日、私たちは息子、父親、夫である人が自分の家族、家を守るときにキエフの近くで殺されたという情報を受け取りました。彼は車椅子使用車で、防衛軍にも加わっていました。世界的に有名なパラリンピック選手が武器を取りました。私たちは団結しています。
私たちは、異なる国の障害者団体の代表者である皆さんに、平和のための戦いでの私たちへの支援を求めます。私たちは平和を望んでいます!
私たちはあなたの国で私たちの声であることをお願いします。
あなたは、元兵士、平和維持部隊、戦争退役軍人の組織を含む、異なる団体を代表しています。あなたは戦争によってもたらされた恐怖について誰よりもよく知るでしょう。
プーチンと彼の内閣は、民間人、私たちの都市、町や村を一掃し、彼らの命令の下で犯された残虐行為の犯罪のために非難されなければなりません。今日、すべての国の運命が危機に瀕しています。
悲しいことに、いくつかの国はまだウクライ支援を決定していないので、私たちをサポートし、あなたの国で真実を広め、あなたの政府に行動を促してください。
我が国の平和を守る助けをしてください。

・知的障害者の声
「私は夜、枕に顔を押し当て叫ぶ」は、侵攻が始まった2月24日から1カ月間の、インクルージョン・ヨーロッパによるウクライナの知的障害者団体への聞き取りによる証言集です。全文は、日本障害者協議会(JD)のウェブにあります。
http://www.jdnet.gr.jp/opinion/2021/220228.html?fbclid=IwAR3n4R8TLRcNYQjqcKNkPSMnuRPKyQnn3_VfUvPhiaXrHgtYu719vSUr4hA

・首都キエフの精神障害者
「戦禍の精神障害者施設では、不安隠し平静装う」と題して、時事通信は3月25日のウェブ・ニュースで状況を伝えています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220325042788a&g=afp

・ポーランド難民当事者救援団
TIME4月7日付のウェブ・ニュースで、ウクライナの車いす障害女性の脱出の様子と、ウクライナの障害者を支援・救済するポーランドの障害者権利擁護団体「ファイト・フォー・ライト」の活動を紹介しています。
https://time.com/6161800/disabled-refugees-ukraine/



------------------
障害女性
------------------
--------
◎大注目!
--------
<院内集会 「優生保護法問題の早期・全面解決を求めて」>
■日時:5/10(火) 12時30分〜14時30分
zoomのリンクは、各種メーリングリストなどでお知らせしています。
会場は、参議院議員会館講堂です。
リンクが分からないという方は、文末のフォームよりお申し込みください。

優生保護法裁判において、2月に大阪高等裁判所、3月に東京高等裁判所にて国の責任を認める判決が下されました。
国は両判決を不服として上告受理申立てをしています。一方、2月28日には岸田首相が「政府として真摯に反省し心から深くおわび申し上げる」と述べ、3月24日には、松野官房長官が一時金支給法への対応に言及しました。さらに、5月からは超党派議員連盟が動き出します。
優生保護法問題の早期・全面解決のために、国は何をすべきなのか、私たちには何ができるのか、国会議員とともに考えます。

◇参加申込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdgHNHXooJeXa93Zk28-OHSz2_vJ8_bW9HoVGLYbe53t9-93Q/viewform

◇主催:優生手術被害者・家族の会、全国優生保護法被害弁護団、優生保護法裁判の勝利をめざす全国集会実行委員会

--------
〇注目!
--------
今後の裁判日程
6月2日(木) 仙台地裁 東 二郎さん(仮名)、Sさん
6月3日(金) 仙台高裁 飯塚 淳子さん(活動名)、佐藤 由美さん(仮名)
6月13日(月) 13:30〜 熊本地裁 渡邊 數美さん(男性)、川中 ミキさん(仮名)

★情報公開請求裁判
6月21日(火)第8回期日14:30〜大津地裁 京都新聞社



------------------
雇用労働・生活保護・所得保障
------------------
----------
◎大注目!
----------
1型糖尿病障害年金訴訟 2022年5月12日(木)13:30〜/東京地裁103号法廷
■1型糖尿病障害年金訴訟で最終弁論が行われます
オンライン報告会 5月12日(木)16:30〜17:30
内容:証人尋問(1/27&2/15)、最終弁論(5/12)、大阪控訴審報告
 今回が、最終弁論となり、今後は、判決を待ちますが、この訴訟には「『糖尿病』の認定基準は違法」、「原告の障害は2級以上」、「不支給決定の手続きの違法」という3つのポイントがあります。
 当事者の医療行為を含めた生活の大変さ、血糖コントロールの難しさを踏えた公正な判断を求めています。

▽詳細、お申込みはこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/events/type1-12th/

----------
◎大注目!
----------
障害者雇用(ぷるも)訴訟(第五回期日) 2022年5月19日 11:00〜/東京地裁527号法廷
■訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮について考えよう
<審議のポイント>
・第五回期日より、3人の裁判官による合議体で審議することになりました。
<訴訟に関する本人の声〜HPから一部抜粋〜>
 私は、本訴訟を通して、障害者の就労に関する問題や、合理的配慮の否定・拒絶・不提供について、社会の問題として広く知っていただきたい。そして、障害者が職場でつらい目にあった際は泣き寝入りせずに自身の権利を主張できること、合理的配慮を求めることは個人のわがままではないということを、障害を持つ当事者にも知っていただきたい。そのように願っております。

■詳細は以下からご覧ください
原告からの報告
https://www.genkoku2021.com/index
記者会見
https://www.genkoku2021.com/reference

----------
◎大注目!
----------
2022年5月29日(日)DPI全国集会「雇用・労働・所得保障分科会」 15:15〜17:00
■テーマ「法定雇用率達成代行ビジネスの現状から障害者雇用の意義と課題を考える」
<開催要項>
障害者施策の基本は、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現です。
この基本的な考え方は、障害者雇用についても共通するものであり、様々な課題や難問があっても、共に働くことのできる職場や労働環境の整備及び支援体制等の確保が必要です。
しかし、こうした本来の主旨に反して、一般就労として障害者のみを分離・隔離した職場(法定雇用率達成代行ビジネス)での雇用が進められてきています。
本分科会では、このような現状を確認・検証するとともに、障害者雇用の現状と課題及びその意義を確認し、今後の障害者雇用施策に反映することを目的として実施します。

<パネリスト>(敬称略)
・松井 亮輔(法政大学名誉教授)
・藤尾 健二(NPO法人ワークス未来千葉、千葉障害者就業支援キャリアセンター長)   
・安藤 信哉(公益社団法人全国脊髄損傷者連合会事務局長、株式会社障碍社 代表取締役)
<コーディネーター>
・西村 正樹(DPI日本会議 副議長) 予定

▽お申込みはこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2022_national_assembly/

----------
〇注目!
----------
【お知らせ】公共調達要件に情報アクセシビリティを追加要望する提言書提出
2022年4月6日、ビジネスと人権市民社会プラットフォームを代表し、DPI日本会議特別常任委員兼NPO法人インフォメーションギャップバスター理事長の伊藤芳浩は宮路拓馬内閣府大臣政務官に面会し、「公共調達要件に情報アクセシビリティを追加要望する提言書」を提出いたしました。

▽詳細はこちら(外部リンク:ビジネスと人権市民社会プラットフォーム)
https://www.bhr-nap-cspf.org/information/teigen/

----------
○注目!
----------
■厚生労働省の2つの会議の動向に注目ください

2022年4月12日 第116回 労働政策審議会(障害者雇用分科会)では、障害者納付金制度・障害者雇用率制度の在り方等の主な論点について検討が続いています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25153.html
「参考資料3:今後の検討スケジュールについて」で5月以降に取りまとめ予定が示されています。
また、 2022年4月8日 第126回 社会保障審議会(障害者部会)では「障害者の就労支援について(3)」を検討し、5月以降、2021年12月16日に出された中間整理の内容を引き続き議論することが示されています。

いずれの会議も5月以降の開催日はまだ発表されていませんが、傍聴できる可能性があります。ぜひ注目ください。


。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

樹々の青さや薫風が心地よい季節になりました。
毎月ここで一言を書くようになって、四季について
改めて深く感じる時間が生活の中にあってよかったなと思います。
世界にもいろいろな季節がありますね。
コロナ禍が明けたら、いろんな季節を感じに行きたいです。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0



■DPI日本会議メールマガジン(22.06.02)第740号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.06.02)第740号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年6月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202206/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
--------------------------------------------------
凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
--------------------------------------------------

【バリアフリー】
◎駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会(第7回)
◎自由民主党ユニバーサル社会推進議員連盟 6月10日(金)

【権利擁護】
◎第66回内閣府障害者政策委員会 6月14日(火)午後(オンライン配信あり)
◎地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会 6月9日(木)15時〜17時
◎障害者団体と金融機関団体との意見交換会 日程未定
○障害者権利条約推進議員連盟 6月1日(水)
○精神障害当事者会ポルケが行った当事者向けの緊急アンケート調査が公開されています

【国際協力】
◎障害者権利条約締約国会議(COSP) 第15回会期
○シンガポールで知的障害者男性の処刑
○ビデオ「障害者への緊急時対応」


【障害女性】
◎優生保護法裁判期日
◎優生保護法問題学習会 IN 兵庫
◎学習会・活動報告会in福岡
○9月以降の判決について
◎優生思想をほぐす Part 4 Zoom みんなで話してみよう「障害があっても地域で暮らす」


【雇用労働・生活保護・所得保障】
◎1型糖尿病障害年金訴訟 判決言い渡し期日・オンライン報告会 7月26日(火)
◎障害者雇用(ぷるも)訴訟


■───────────────────────■

------------------
バリアフリー
------------------
--------
◎大注目!
--------
駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会(第7回) 日程未定
<ワンポイント解説>
2020年秋から開かれているこの検討会ですが、前回は1月でしたので、5ヶ月ぶりの開催となります。前回からガイドラインの策定に入っておりますので、今回は「駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関するガイドライン(案)」が示されるものと思われます。注目です。

----------
◎大注目!
----------
自由民主党ユニバーサル社会推進議員連盟 6月10日(金)
<ワンポイント解説>
この議連は自民党だけのものですが、毎年1-2回開催され、バリアフリー関係のことを取り組んでくださっています。毎回障害者団体も出席させていただいておりますが、東京オリパラの前は、この議連での議論がきっかけとなり、国基準の見直しが始まるなど影響力のある集まりです。DPIからはバリアフリー関係の要望とともに、夏の対日審査を見据えて、関係法律の改正も要望したいと考えています。会議の様子はHPでご報告します。



------------------
権利擁護
------------------
--------
◎大注目!
--------
第66回内閣府障害者政策委員会 6月14日(火)午後(オンライン配信あり)
<ワンポイント解説>
 現在、第5次障害者基本計画の策定と、障害者差別解消法の基本方針の改定の2つに取り組んでいます。前回の第65回は障害者基本計画の議論でしたので、今回はおそらく障害者差別解消法の基本方針の議論になるのではないかと思います。差別の定義、ワンストップ相談窓口など重要課題がたくさんありますので、議論の行方にご注目ください。

--------
◎大注目!
--------
「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」 次回6月9日(木)15:00〜17:00
(会議の様子はYouTube にてライブ配信される見込みです。)

<ワンポイント解説>
精神科病院での虐待に対する通報義務・通報者保護、身体拘束、医療保護入院、精神科病院に入院する患者への訪問相談などが焦点となっている報告書まとめに向けて5月には9日、20日、30日と3回の検討会が開催され、議論が積み重ねられてきました。

次回検討会日程は6月9日(木)15:00〜17:00と発表されています。案内は今後以下に案内される見込みです。最終段階にあるこの報告書の内容にぜひご注目ください。

▽地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(外部リンク:厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai_322988_00011.html

--------
◎大注目!
--------
障害者団体と金融機関団体との意見交換会 日程未定
<ワンポイント解説>
金融機関の利用では、代筆が認められなかったり、ATM操作の代理入力が認められなかったり、電話リレーサービスでの本人確認を認めない、といった問題があります。これまで金融庁に改善を申し入れてきたのですが、このたび障害者団体と金融機関団体との意見交換会が開かれる見込みとなりました。当日の様子はHPでご報告したいと思います。

--------
○注目!
--------
障害者権利条約推進議員連盟 6月1日(水)
<ワンポイント解説>
国連で障害者権利条約を策定しようとしていた時に立ち上げていただいた超党派の議員連盟です。条約の国内実施を強力に後押ししてくださっています。今年の8月には権利委員会による第一回対日審査が予定されています。これに向けて、外務省、内閣府、JDFの取り組みが報告されるものと思われます。

--------
○注目!
--------
精神障害当事者会ポルケが行った当事者向けの緊急アンケート調査が公開されています。
▽【報告レポート】 当事者の視点から期待する─これからの入院制度についての意識調査─(外部リンク:一般社団法人精神障害当事者会ポルケ)
https://porque.tokyo/2022/05/06/report-psychiatric-care/
<ワンポイント解説>
短い調査期間にもかかわらず、35都道府県から220件の回答が得られたとのことです。ご協力くださった皆様ありがとうございました。
「入院治療は、誰かに強制されるかたちではなく、自分で判断したい」との設問に91%が賛成の意を表した結果が出されました。一方、自傷他害といった緊急性がある場合の非自発的医療を許容する考えについては、その必要性の判断に逡巡する声も多く聞かれたものに、賛意を示した回答が74%でした。
オンライン調査ということで、この問題に関心のある人の意見が多いことを差し引いても、緊急事態に本人及び周囲の人の安全を守る何らかの介入必要性は認めつつ、本人の意思確認が重視されるべきことが求められていることが読み取れます。



------------------
国際協力
------------------
--------
◎大注目!
--------
障害者権利条約締約国会議(COSP) 第15回会期
<ワンポイント解説>
条約において定期的会合が規定されている締約国会議(COSP)第15回会期は対面形式で、2022年6月14日〜16日、ニューヨークの国連本部で開催されます。
会議のテーマは「COVID関連とそれ以降における障害包摂的で参加型の社会の構築」、サブテーマは、1:障害者の権利推進のイノベーションと技術、2:障害者の経済的エンパワーメントと起業家精神、3:気候変動対策、災害リスク軽減、自然災害に対するレジリエンスへの障害者の参加です。
 障害者権利委員の選挙は期間中の6月14日に実施され、18人の委員の半数の選挙が行われます。2人はアジア太平洋地域から選出されることになり、日本からは聴覚障害の田門 浩弁護士が候補にあがっています。
会議に先立ち6月13日(月)9:30〜12:30(日本時間13日23:30〜14日2:30)に、市民社会側から障害者運動とCRPDの実現に関連する現在の問題を指摘する2022市民社会フォーラムが開催されます。パネル:ディスカッションでは、全体会合で「障害者の権利のために共に働く ことー国際協力」、その後「さらなる脱施設化に向けた機会の活用」、「デジタル・クラスにおけるインクルーシブ教育のための知識共有」、「障害者のインターセクショナリティと性と生殖に関する健康の権利」について討議します。
▽申込は以下からどうぞ。(外部リンク:international disability alliance )
https://www.internationaldisabilityalliance.org/content/2022-civil-society-forum

--------
○注目!
--------
シンガポールで知的障害者男性の処刑
<ワンポイント解説>
何回かみなさまにマレーシアの知的障害男性ナガエントラン・ダルマリンガムさんの恩赦嘆願のお願いをしましたが、4月27日に絞首刑になりました。
大さじ3杯のヘロインにより麻薬密輸業者とされ、2010年から死刑囚監房に収監されていました。彼の知的障害はIQ 69のレベルでしたが、政府は「彼は自分の行為の性質を明確に理解している」と述べ母親の訴えに怒りさえ示しました。
シンガポールではヘロインを所持して逮捕されると死刑の対象となります。裁判所は、彼が知的障害をもっていないと認定しました。昨年の大統領の恩赦を求める動きも拒否されました。
世界的な支援が行われたのに、とても残念です。

--------
○注目!
--------
ビデオ「障害者への緊急時対応」
<ワンポイント解説>
4月27日に開催され米国大使館バーチャル講演会「障害者への緊急時対応:地域住民の自主防衛組織CERTの役割と活動」 のビデオが公開されました。メインスピーカーのリンダ・マスタンドリア氏はシカゴ都市計画局ADA(米国障害者法)コンプライアンス計画担当ディレクタとして、地域の緊急時対応に焦点をあて、米国における地域住民の自主防災組織であるCERTの役割や、障害者への危機管理対応、CERTメンバーへのトレーニングや教育プログラムについて話されています。自分の地域の防災体制づくりの参考にしてください。
▽以下からご覧ください(外部リンク:YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=OmeZlSzyVXY



------------------
障害女性
------------------
--------
◎大注目!
--------
<ワンポイント>
優生保護法裁判は、2月22日大阪高裁・3月11日東京高裁で原告逆転勝訴したものの、いずれも国が最高裁に上告受理申し立てをしています。優生保護法問題解決に向けて、今後各地裁・高裁で出される判決も重要となってきますので、ぜひご注目ください!

★優生保護法裁判期日
6月 2日(木) 仙台地裁 東 二郎さん(仮名)、Sさん
6月 3日(金) 仙台高裁 飯塚 淳子さん(活動名)、佐藤 由美さん(仮名)
6月13日(月) 13:30〜 熊本地裁 渡邊 數美さん(男性)、川中 ミキさん(仮名) 本人尋問予定
6月16日(木)14:00〜大阪地裁 加山まり子さん(仮名) 結審
★情報公開請求裁判
6月21日(火)第8回期日14:30〜大津地裁 京都新聞社

--------
◎大注目!
--------
優生保護法問題学習会 IN 兵庫
(兵庫と福岡をオンラインでつないでエールの交換も!?同次官で福岡でも学習会が予定されています)
日時:2022年6月4日(土)13:30〜15:30
開催方法:神戸市総合福祉センター4階第5会議室にて会場参加またはオンライン(ZOOM)参加のハイブリット形式で開催します。
■内容
1)大阪・東京高裁判決の説明と意義(相原弁護士)
2)兵庫訴訟の今とこれから (津田弁護士)
3)ゲストスピーチ「一時金支給法の問題と大阪の取り組み」(利光恵子さん・おおさか旧優生保護法を問うネットワーク)
4)兵庫の原告の訴え、決意等
5)「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」の結成について
主催:優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会・優生保護法被害兵庫訴訟弁護団
お問い合わせ先:歩む兵庫の会事務局 Tel(078)341-9544 Fax(078)341-9545
*会場では、感染予防に配慮し、検温・手指の消毒・マスクの着用をお願いいたします。
*会場参加の方には、ご氏名、ご連絡先を記入していただきますことご了解ください。
*会場にお越しの方で、発熱や体調不良の場合は参加をお断りすることがございます。

----------
◎大注目!
----------
学習会・活動報告会in福岡「裁判勝利に向けて何が必要か?」〜歴史的高裁勝訴と全国的運動のはじまり〜(仮)
旧優生保護法福岡訴訟 福岡弁護団
※締め切りが5月31日(火)となっているため、お申し込みの前に必ず「支援する福岡の会」にお問い合わせください。
日時:2022年6月4日(土)
【学習会】13:00〜15:00(受付 12:30〜)
【報告会】15:00〜16:30
福岡市立早良市民センター3F 第1会議室
締め切り:5月31日(火)
【 会場定員 50名 】
▽申込は支援する福岡の会事務局まで
FAX:092-406-3407
メール:shienfukuoka☆ffd.or.jp(☆→@)

----------
○注目!
----------
・9月22日(木)14:00〜大阪地裁 加山まり子さん(仮名) 判決

----------
◎大注目!
----------
<優生思想をほぐす Part 4>
Zoom みんなで話してみよう「障害があっても地域で暮らす」
日時:2022年6月25日(土)午後2時〜4時30分
■参加費:無料 
■予約方法:予約はお名前(ふりがな必須)、連絡先(E-mail 必須)、職種・団体(任意)
おしゃべりに参加する、又は聞くだけを明記の上、
佐々木和子:kazuko-s☆white.plala.or.jp(☆→@)まで申し込んでください。
・参加は事前予約とします(予約受付は、お知らせ日から 2022年6月22日まで)。
・情報保障について当日は、手話通訳・要約筆記があります。必要な方は、予約時にご連絡ください。
■問い合わせ先:佐々木和子 メール:kazuko-s☆white.plala.or.jp(☆→@) 携帯電話:090-8208-8622
◇主催:「優生思想をほぐす」実行委員会             
◇共催:DPI女性障害者ネットワーク、グループ生殖医療と差別、神経筋疾患ネットワーク、京都ダウン症児を育てる親の会
◇後援:DPI日本会議・JWLI(Japanese Women's Leadership Initiative)

▽DPIホームページでも案内しています。
https://www.dpi-japan.org/blog/events/20220625-zoom/



------------------
雇用労働・生活保護・所得保障
------------------
----------
◎大注目!
----------
1型糖尿病障害年金訴訟 
2022年7月26日(火)10:30〜/入庁行動 11:00〜/東京地裁103号法廷

■1型糖尿病障害年金訴訟で判決言い渡し期日
オンライン報告会 7月26日(火)16:00〜17:00
内容:判決を迎えて 感想・報告、大阪控訴審報告
今回が、判決言い渡し期日となりました。この訴訟には『糖尿病』の認定基準は違法」、「原告の障害は2級以上」、「不支給決定の手続きの違法」という3つのポイントがあります。
当事者の医療行為を含めた生活の大変さ、血糖コントロールの難しさを踏えた公正な判決を求めています。

▽DPIホームページでも案内しています。
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/community/type1-13th/

----------
◎大注目!
----------
障害者雇用(ぷるも)訴訟
第6回期日は、2022年7月11日(月)13:30〜/東京地裁527号法廷
第7回期日は、2022年9月1日(木)11:00〜/東京地裁527号法廷
※今のところは上記の予定ですが、新型コロナの感染状況などにより、変更する可能性があります。
※各回、先着順で傍聴席にご案内致します。満席の場合は傍聴できない可能性もございますが、口頭弁論後、代理人弁護士とともに控室にて簡単な報告会を行う予定です。

■訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮について考えよう
<審議のポイント>
・第5回期日より、3人の裁判官による合議体で審議することになり、詳細に審議することになりました。ますます注目度が増しています。
・第5回期日では、原告から被告に対し、ジョブコーチ、産業医の面談書の詳細情報の再確認。
・裁判長より、1)雇止め無効(労働契約法19条)、2)合理的配慮義務違反(障害者雇用促進法:合理的配慮)、3)条件開示配慮義務違反(労働契約法15条:労働条件の開示)について、整理することを指示し、第6回で原告から、第7回に被告からそれぞれ主張していく予定です。

<訴訟に関する本人の声〜HPから一部抜粋〜>
 私は、本訴訟を通して、障害者の就労に関する問題や、合理的配慮の否定・拒絶・不提供について、社会の問題として広く知っていただきたい。そして、障害者が職場でつらい目にあった際は泣き寝入りせずに自身の権利を主張できること、合理的配慮を求めることは個人のわがままではないということを、障害を持つ当事者にも知っていただきたい。そのように願っております。

▽参考:【記者会見】 原告からのご報告 - 発達障害の女性、大手IT企業を提訴 「合理的配慮を受けられず、雇い止めされた」 -(外部リンク:原告からのご報告)
https://www.genkoku2021.com/



。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

すでに梅雨入りした地域もあり、DPI事務所のある街も
いよいよ梅雨シーズン到来です。
じめじめしとしと、あまりポジティブなイメージのない梅雨ですが、
そんな季節だからこその楽しみを見つけたいなと思っています。
特にあじさいは花も葉っぱも、雨粒を受けるとその一つひとつが、
水晶のように輝いているように見えるので、
自然の芸術を楽しめる季節でもあるなと感じています。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0



■DPI日本会議メールマガジン(22.06.22)第741号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(22.06.22)第741号
     DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。
今回は「2023年度(第43期)ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業 派遣生募集」のご案内です。

応募締め切りは、2022年9月30日(金)23:59です。
詳細は下記ご覧ください。

───────────────────────────────────────
2023年度(第43期)ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業
  〜この経験が私の未来、海外研修派遣生募集のご案内〜
───────────────────────────────────────
公益財団法人ダスキン愛の輪基金では、障がいのあるあなたを応援します!

●2022年9月30日(金) 応募申込23:59締切

「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」は1981年、国連で決議された「国際障害者年」にちなみ、障がい者の社会への完全参加と平等の実現を目指して発足しました。障がいのある人を対象とする海外研修派遣制度として、国内外に広く知られています。
 この事業は、地域社会のリーダーとして貢献したいと願う障がいのある若者に、海外で実地研修していただくものです。

●個人研修 〜個人でじっくり海外研修〜 WEB申込あります
対象:希望のテーマで研修計画を立案・作成し、それを実行できる方
・年齢は2022年9月30日時点で18歳以上40歳までの方
・研修地で必要な語学力が証明できる方
・愛の輪運動に賛同し、積極的に取り組める方

行き先:応募者が研修を希望し、実行委員会が認める諸国
期間:3ヵ月以上1年以内
募集人数:5名程度
選考方法:書類選考、面接審査、語学審査、健康診断など
費用:上限400万円を財団が支給します

派遣先について:
自らの「夢」を実現するため、応募者が希望し、計画する研修先を選びます。
障がい者団体、ボランティア団体、学校等の教育機関、リハビリテーション関連機関、研究機関、その他の行政機関、企業等など

研修テーマについて:
(1) 新しい障がいのライフスタイルを創出する、創造的な研修プログラム
(2) 障がい者福祉をリードする、研修プログラム
(3) その他

●ミドルグループ研修 〜グループを作って応募しよう!〜 WEB申込あります
対象:障害者権利条約の国内実施に取り組みたい方
・年齢は25歳程度から45歳くらいの方
・グループ応募できる方
・障がい者の自立支援活動などに従事した経験が概ね5年以上ある方
・愛の輪運動に賛同し、積極的に取り組める方

行き先:アメリカのほか、実行委員会が認める諸国
期間:1〜2週間程度
募集人数:介助者、支援者、通訳などのスタッフを含めて8名程度の1グループ
     研修生(障がい当事者)は、グループ内3名以上
選考方法:書類選考、面接審査、健康診断など
費用:上限400万円を財団が支給します

派遣先について:
グループの「夢」を実現するため、応募者が希望し、計画する研修先を選びます。
障がい者団体、ボランティア団体、学校等の教育機関、リハビリテーション関連機関、研究機関、その他の行政機関、企業など
研修テーマ:障害者権利条約の国内実施を進めるために、先進的な取り組みを学習

●ジュニアリーダー育成グループ研修(視覚障がい者ユースグループプログラム)
対象:視覚に障がいのある2023年4月1日時点で、15歳以上17歳までの人に応募いただき、実行委員会でグループを編成します。  
行き先:アメリカ合衆国(予定)
期間:2023年の夏休み10日間程度
募集人数:3名〜4名(1グループとして派遣)
選考方法:書類選考、グループ面接審査、健康診断など
費用:一定額を財団が支給します

研修先:視覚障がい者の生活・文化・教育・就労等を総合的に支える視覚障がい者の当事者団体、視覚障がい者のアクセスに配慮された博物館、研修生と同世代で視覚障がいのある若者との交流が可能な訪問先を予定

募集要項:テキスト版は愛の輪ホームページよりダウンロードしてください
     点字版は愛の輪事務局へお問い合わせください
参加申込:下記のいずれかの方法でお申込ください
・PDF版は愛の輪ホームページよりダウンロードし郵送ください(9月30日消印有効)
・テキスト版は愛の輪ホームページよりダウンロードし、ainowa@meil.duskin.co.jp へ写真と共にメール送信してください
・WEB申込もあります

■海外研修オンライン説明会を開催します。是非ご参加ください!
◆ジュニアリーダー育成グループ研修説明会 2022年7月31日(日)13:00〜15:00 
◆ミドルグループ研修説明会 2022年7月31日(日)16:00〜18:00 
◆個人研修説明会 2022年8月7日(日)10:00〜12:00 ・14:00〜16:00

▽ダスキン愛の輪基金ホームページ
https://www.ainowa.jp/

◇お問い合わせ先
公益財団法人 ダスキン愛の輪基金
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町3-26-13 ダスキン江坂町ビル
TEL:06-6821-5270 FAX:06-6821-5271
eメール:ainowa@meil.duskin.co.jp
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0



■DPI日本会議メールマガジン(22.07.01)第742号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.07.01)第742号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

今期国会(第208回(常会))が6月15日閉会に閉会しました。
7月10日(日)投票日の第26回参議院議員通常選挙に向けて、NHKが、障害がある人の投票をサポートする選挙情報をウェブサイト掲載しています。
また「障害のある方、ご家族や一緒に投票に行かれた方の、投票をめぐるご意見や、ご体験を募集しています」とのことです。以下がリンクです。ぜひ、見てみてください。

▽「NHKみんなの選挙」 
https://www3.nhk.or.jp/news/special/minnanosenkyo/

さて、現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年7月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202207/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
--------------------------------------------------
凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
--------------------------------------------------
【地域生活】
◎6月13日(月)公表 障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて 報告書

【バリアフリー】
△詳細未定 令和 4 年度「誰もが気軽にスポーツに親しめる場づくり総合推進事業(スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化等推進事業)」(スポーツ庁)
△第4回「川内アクセス塾2022」 7月16日(土)16:00〜18:00

【権利擁護】
◎第67回・第68回内閣府障害者政策委員会(オンライン配信あり)
◎6月9日(木)公表 厚生労働省「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書

【国際協力】
○UNHCRの2021 Global Trends Report
○「G7市民社会コアリション2023」の設立
△ILOの出版物

【障害女性】
◎優生保護法裁判期日
○今後の裁判日程

【雇用労働・生活保護・所得保障】
◎7月30日(土)13:00〜16:00障害者と障害のない人がともに働くためのフォーラム2022 参加者大募集!
◎1型糖尿病障害年金訴訟 2022年7月26日(火)10:30〜/入庁行動
◎障害者雇用(ぷるも)訴訟
○「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和3年度)」を取りまとめ・公表
○労働政策審議会・障害者雇用分科会意見書を提出
○社会保障審議会・障害者部会「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて」意見書を提出

■───────────────────────■
------------------
地域生活
------------------
--------
◎大注目!
--------
6月13日(月)公表 障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて 報告書
<ワンポイント解説>
昨年3月より社会保障審議会障害者部会で検討されてきた障害者総合支援法改正法施行3年の見直しに向けた報告書がとりまとめられ、6月13日(月)付で厚労省のHP上に公開されました。

報告書には「障害者が希望する地域生活を実現する地域づくり」としてDPIが他団体とともに共同して提案している地域移行コーディネーターの配置や地域生活支援拠点の法定化など、地域移行を進めるための仕組みづくりに資する内容が一定盛り込まれています。

今後、法律改正の中で報告書の内容がどのように反映されていくのか、注視していく必要があります。

▽障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて 報告書
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000950635.pdf

▽障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて 報告書(概要)
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000950769.pdf



------------------
バリアフリー
------------------
--------
△よかったら見て
--------
詳細未定 令和 4 年度「誰もが気軽にスポーツに親しめる場づくり総合推進事業(スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化等推進事業)」(スポーツ庁)
<ワンポイント解説>
年齢や性別、能力等に関係なく施設を利用しやすくするユニバーサルデザイン化を推進するため、ハード・ソフト両面においての課題を明らかにし、その対応策として配慮すべき事項や取組事例を収集整理し、ガイドブックに取りまとめるそうです。詳細未定ですが、今年度中に検討会を4回程度実施するようです。

--------
△よかったら見て
--------
DPI主催事業ではありませんが、佐藤事務局長が登壇しますので、お知らせします。

<第4回「川内アクセス塾2022」>
対談:赤羽 一嘉前国交大臣に聞く「バリアフリーは国家の品格だ」
ゲスト:衆議院議員 赤羽 一嘉氏(前国土交通大臣)
聞き手:DPI日本会議事務局長 佐藤 聡氏

「川内アクセス塾」は、アクセシビリティ(バリアフリー)の諸問題について、「人権」「尊厳」の観点からさまざまな人の話を聞き、意見交換しようという場です。
今回は前国土交通大臣の赤羽一嘉氏にご登場いただきます。
赤羽氏はコロナ禍での東京2020オリンピック・パラリンピックの開催という、非常に困難の大きい時期に国交大臣となられましたが、赤羽氏の在任中に、アクセシビリティは大きく改善されました。
それを可能にした熱意はどこから来ていたのか。
前大臣が目指したもの、さまざまな困難。
前大臣と共にアクセシビリティ改善に尽力した佐藤氏が聞きます。

■開催日時:7月16日(土)16:00〜18:00
■開催方:ZOOMによるリモート開催
■参加料:無料
★無料で参加される方も含めて「チケットを申し込む」という手続きでご登録ください。
※チケットを申し込むには、Peatixアカウントを作成する必要があります。詳しくは【初めてご利用される参加者様向け】Peatixご利用の流れをご覧ください。

▽【初めてご利用される参加者様向け】Peatixご利用の流れ
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821734-%E3%80%90%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%8F%82%E5%8A%A0%E8%80%85%E6%A7%98%E5%90%91%E3%81%91%E3%80%91peatix%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C

★寄付のお申し出がありましたので「投げ銭」ができるようにしています。川内塾長の近著尊厳なきバリアフリー「心・やさしさ・思いやり」に異議あり!(株)現代書館、発売日:2021/02/26、2200円(税込)の返礼品付き投げ銭もあります(送料無料)

【返礼品付き投げ銭を選ばれた方】
送り先やサインの内容を確認いただくために、必ず下記の返礼品申込みフォームにもご回答ください。
▽返礼品申込フォーム
https://bit.ly/2U0nb3d

※お申込み画面右側の選択肢以外の額をお考えの場合は、事務局までご連絡ください。

■お申し込み方法
▽下記イベントページからお申し込みください。
https://accessjuku2022-04.peatix.com
■募集人数:150人
■締切:7月12日(火)
■情報保障:手話通訳とUD トークによる字幕を提供します。
■参加URL等:7月13日(水)以降にお送り致します。
◇主催:川内アクセス塾実行委員会
◇問合せ先:accessjuku☆gmail.com(☆→@)
ボランティアで運営しているため、回答に日数がかかる場合がございます。



------------------
権利擁護
------------------
--------
◎大注目!
--------
第67回・第68回内閣府障害者政策委員会 (オンライン配信あり)
<ワンポイント解説>
今月は連続で2回開かれます。議題はいずれも第5次障害者基本計画です。
■第67回 日時:令和4年7月4日(月)13:30〜17:00
議題:○障害者基本計画(第5次)について。基本計画各論の「(1)保健・医療の推進」、「(2)自立した生活の支援・意思決定支援の推進」及び「(3)行政等における配慮の充実」の項目について審議予定。

■第68回 日時:令和4年7月7日(木)13:00〜17:00
議題:○障害者基本計画(第5次)について。基本計画各論の「(1)教育の振興」、「(2)雇用・就業、経済的自立の支援」、「(3)防災、防犯の推進」及び「(4)文化芸術活動・スポーツ等の振興、国際社会での協力・連携の推進」の項目について審議予定です。

--------
◎大注目!
--------

6月9日(木)公表 厚生労働省「地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26149.html

<ワンポイント解説>
厚生労働省は地域の保健・医療・福祉関係者による関係者による協議の場など地域課題を共有化する取組み
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」推進を発表(2017年2月「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」報告書)し、
2021年3月には「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会」報告書を出しました。今回の検討会は、その派生として、
「精神保健福祉上のニーズを有する方が、病状の変化に応じ、保健、医療、障害福祉・介護、居住、就労等の多様なサービスを、身近な地域で、
切れ目なく受けられるようにすることが必要」との基本的な考え方に際し、医療導入や身体拘束等、人権上の諸課題が残ることから、
様々な立場の委員が検討し意見交換した上でまとめられたものです。

ポイントとしては、「今後の検討課題とされた事項については、本検討会での議論も踏まえ、実効的かつ具体的な方策を検討できるよう、
厚生労働省において、調査研究等を活用し、引き続き、実態把握や論点の整理を進めるべきである」こと、「今後の検討を進めるに当たっても、
障害者権利条約の理念に基づき、障害当事者の参画をより一層推進していくことが求められる」こと、また「患者の権利擁護等について、
障害者権利条約や本検討会での具体の方策を踏まえた指標を検討するべきである。」など重要な指摘が盛り込まれています。
今年8月に予定されている障害者権利条約の日本審査の結果、精神科の強制医療その他の問題についてどのような勧告が出され、
それをどのように日本の医療保健施策に反映させていくか、今後もぜひご注目ください。

------------------
国際協力
------------------
--------
○注目!
--------
UNHCRの2021 Global Trends Report
<ワンポイント解説>
この年間統計報告書は、2021年末時点で紛争や迫害、暴力、人権侵害、公共の秩序を著しく乱す事象により故郷を追われた8,930万人について書かれています。障害者に関しても、随所で触れています。
各国の置かれた状況は違うため単純比較は無理としても、日本の2021年の難民認定者数は74名、他国に比べ日本の難民認定数が極端に少ないとはいえ、例え少人数でもその中の障害者に必要なサービスが提供されているのか注視したいと思います。

▽レポートは以下(英語)
https://reporting.unhcr.org/globalreport2021/pdf#_ga=2.62630574.320162431.1656419617-420996994.1656419617

--------
○注目!
--------
「G7市民社会コアリション2023」の設立
<ワンポイント解説>
G7首脳に声を届けるために、日本で活動する市民社会組織(CSO)、NGO、 NPOからの声を来年日本で開催されるG7サミットに届けることを目的として、国際協力NGO(JANIC)・SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)が主導となり、5月に設立されました。環境分野のNGOが多いですが、平和や人権を考える団体の参加も増え、DPI日本会議もメンバーとなりました。
2023年は、SDGs実施の中間年(2016年から2030年)の折り返し地点であり、国連SDGサミットの開催や、日本政府によるSDGs実施指針の再改定が予定されています。
G7サミットでの主要議題にSDGsの達成に向けた行動計画が含まれる、それらの議論が日本社会にも大きく影響することは確実です。日本政府も議長国としてリーダーシップを発揮して、障害の問題だけでなく、障害に関連する横断的課題が少しでも討議されるよう、皆さまも是非ご参加ください。

▽詳細は以下
https://g7-cso-coalition-japan-2023.mystrikingly.com/

--------
△よかったら見て
--------
ILOの出版物
<ワンポイント解説>
■EmployAbility - Tapping the potential of persons with disabilities in Asia and the Pacific(雇用能力 - アジア太平洋地域における障害者の可能性の活用)
企業内の障害者のディーセント・ワークの機会を促進したい雇用主や企業を支援するための手引です。

▽詳細は以下(英語)
https://www.ilo.org/global/docs/WCMS_839506/lang--en/index.htm

■Inclusion of persons with disabilities in the digital and green economy(デジタル経済とグリーン経済における障害者のインクルージョン)
国際労働機関(ILO)と経済協力開発機構(OECD)が第1回G20雇用作業部会のために作成し、インドネシア議長国が特定した優先分野の1つを扱っている。この報告書は、障害者がデジタル経済とグリーン経済によってもたらされる機会の恩恵を受け、特にデジタル化から生じる課題のいくつかを最小限に抑えることを確実にするために、G20加盟国が取ることができる措置を強調している。

▽詳細は以下(英語)
https://www.ilo.org/global/about-the-ilo/how-the-ilo-works/multilateral-system/g20/WCMS_840306/lang--en/index.htm

------------------
障害女性
------------------
優生保護法裁判は、2月22日大阪高裁・3月11日東京高裁で原告逆転勝訴したものの、いずれも国が最高裁に上告受理申し立てをしています。優生保護法問題解決に向けて、今後各地裁・高裁でだされる判決も重要となってきますので、ぜひご注目ください!
--------
◎大注目!
--------
優生保護法裁判期日
・7月15日(金)静岡地裁 宮川辰子さん(仮名)

----------
○注目!
----------
今後の裁判日程
・8月29日(月)14:00〜 福岡地裁 第10回期日 朝倉典子さん
・9月5日(月)14:00〜 静岡地裁浜松支部 武藤千恵子さん 
・9月22日(木)14:00〜 大阪地裁判決 加山まり子さん(仮名)、徹さん(仮名) 
・10月11日(火)15:00〜 仙台高裁 飯塚淳子さん(活動名)本人尋問、佐藤由美さん(仮名)
・10月17日(月)16:00〜 仙台地裁 東二郎さん(仮名)、Sさん
・10月27日(木)福岡地裁 第11回期日 朝倉典子さん

★情報公開請求裁判
・9月13日(火)第9回期日14:30〜大津地裁 京都新聞社



------------------
雇用労働・生活保護・所得保障
------------------
--------
◎大注目!
-------- 
7月30日(土)13:00〜16:00障害者と障害のない人がともに働くためのフォーラム2022 参加者大募集!
■テーマ:『障害者と障害のない人がともに働くためのフォーラム2022〜改正障害者雇用促進法成立後の動向から障害者の一般就労の現状と課題を考える〜』

<開催要項(抜粋)>
昨年、残念ながら延期となってしまった労働フォーラムが同じ企画で帰ってきました。
今年のフォーラムは、一般就労を希望する介助等の人的支援を必要とする重度障害者の一般就労を実現し、安心・安全に継続して働き続けることができるために必要な制度の構築を中心として、雇用施策と福祉施策の支援制度をシームレスに利用でき、重度障害者が一般就労できるための制度の整備についての議論を深め、障害者雇用の推進に貢献することを目的として開催します。重度障害者等就労特別事業を実際に利用している方の声を聞ける格好の場です。皆さんお誘いあわせの上、ご参加ください。

▽参考【開催要項】
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2022_labor_forum/

----------
◎大注目!
----------
<引き続き、応援よろしくお願いします。>
1型糖尿病障害年金訴訟 2022年7月26日(火)10:30〜/入庁行動
11:00〜/東京地裁103号法廷

■1型糖尿病障害年金訴訟で判決言い渡し期日
オンライン報告会 7月26日(火)未定
内容:判決言い渡し期日、大阪控訴審報告
今回が、判決言い渡し期日となりました。この訴訟には『糖尿病』の認定基準は違法」、「原告の障害は2級以上」、「不支給決定の手続きの違法」という3つのポイントがあります。
当事者の医療行為を含めた生活の大変さ、血糖コントロールの難しさを踏えた公正な判決を求めています。

----------
◎大注目!
----------
■障害者雇用(ぷるも)訴訟
第6回期日は、2022年7月11日(月)13:30〜/東京地裁527号法廷
第7回期日は、2022年9月1日(木)11:00〜/東京地裁527号法廷
※今のところは上記の予定ですが、新型コロナの感染状況などにより、変更する可能性があります。
※各回、先着順で傍聴席にご案内致します。満席の場合は傍聴できない可能性もございますが、口頭弁論後、代理人弁護士とともに控室にて簡単な報告会を行う予定です。

■訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮について考えよう
<審議のポイント>
・第5回期日より、3人の裁判官による合議体で審議することになり、詳細に審議することになりました。ますます注目度が増しています。
・第5回期日では、原告から被告に対し、ジョブコーチ、産業医の面談書の詳細情報の再確認。
・裁判長より、1)雇止め無効(労働契約法19条)、2)合理的配慮義務違反(障害者雇用促進法:合理的配慮)、3)条件開示配慮義務違反(労働契約法15条:労働条件の開示)について、整理することを指示し、第6回で原告から、第7回に被告からそれぞれ主張していく予定です。

<訴訟に関する本人の声〜HPから一部抜粋〜>
私は、本訴訟を通して、障害者の就労に関する問題や、合理的配慮の否定・拒絶・不提供について、社会の問題として広く知っていただきたい。そして、障害者が職場でつらい目にあった際は泣き寝入りせずに自身の権利を主張できること、合理的配慮を求めることは個人のわがままではないということを、障害を持つ当事者にも知っていただきたい。そのように願っております。
▽【記者会見】原告からのご報告 - 発達障害の女性、大手IT企業を提訴 「合理的配慮を受けられず、雇い止めされた」
https://www.genkoku2021.com/

<過去の注目ニュース>
----------
〇注目!
----------
■6月24日(金)、「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和3年度)」を取りまとめ・公表
厚生労働省より、都道府県労働局や公共職業安定所(ハローワーク)における「雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和3年度)」が取りまとめられ、公表されました。

○相談件数は微減、合理的配慮の提供に関する相談がやや増加
厚生労働省の発表によれば、ハローワークに寄せられた障害者差別および合理的配慮の提供に関する相談は244件で、対前年度比0.8%減と、わずかに減少。
一方、労働局長による紛争解決の援助申立受理件数は2件と前年度の12件から減少、障害者雇用調停会議による調停申請受理件数は10件と前年度の5件から増加しました。
厚生労働省では、雇用分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る制度の施行状況を踏まえ、制度のさらなる周知に努めます。同時に、公共職業安定所などに寄せられる相談への適切な対応と紛争解決のための業務の的確な実施に取り組んでいきます。

▽参考【雇用の分野における障害者の差別禁止・合理的配慮の提供義務に係る相談等実績(令和3年度)】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26346.html

----------
〇注目!
----------
■6月17日(金)、労働政策審議会・障害者雇用分科会意見書を提出
6月17日(金)に報道発表があり、厚生労働省の労働政策審議会(会長:清家 篤 日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問)では、障害者雇用分科会(分科会長:山川 隆一 東京大学大学院法学政治学研究科教授)からの報告を受け、厚生労働大臣に対し、今後の障害者雇用施策の充実強化について意見書が提出されました。
この意見書では、第1に雇用の質の向上に向けた事業主の責務を明確化し、また障害者の活躍促進のため、事業主に対し、キャリア形成の支援を含め、適正な雇用管理をより一層積極的に行うこと。
第2に雇用施策と福祉施策のさらなる連携強化として、ハローワークの新たな対応として、障害者総合支援法の就労選択支援(仮称)という就労アセスメントの新たな
障害福祉サービスを行い、その結果を基に職業指導を行うなどアセスメントの強化を図ること。そして就労支援に従事する人材に福祉と雇用の知識・スキルを横断的に付与する基礎的研修を実施するなど専門人材の育成を強化する。またこの状況を後押しするため、地域障害者職業センターは、基礎的研修を企画・実施し、基盤整備や役割分担をするなど障害者就労を支える人材育成・確保等を求めること。
第3に、多様な障害者の就労ニーズを踏まえた働き方を推進するため、障害者雇用率制度における週所定労働時間10時間以上20時間未満の障害者の扱いについて特例的な扱いとして、実雇用率において算定できるようにすることで20時間未満の障害者雇用を評価する。また、精神障害者の障害者雇用率制度のうち、週所定労働時間20時間以上30時間未満の算定特例も延長することになったこと。
一方で、これまで雇用障害者数に応じて1人当たり月額7000円〜5000円(常用労働者100人以下の事業主)を手当するといった「特例給付金」が廃止となったこと、以前よりDPIで指摘していた「障害者雇用率制度における障害者の範囲等(障害者手帳を所持していない精神障害者・発達障害者・難病患者の取扱い、就労継続支援A型の利用者の扱い、精神障害者に係る重度の扱い)の問題」は、引き続き検討されることになったが、大きな進展に繋がらなかったのは、非常に残念だと感じました。
第4に、障害者雇用納付金財政の安定的運営を図るとともに障害者雇用の質の向上を推進するため、障害者の数で評価する障害者雇用調整金等による支出増加を抑制し、その分を助成金に充て、企業が実施する職場定着等の取組を支援すること。
第5に、その他、在宅就業障害者支援制度の活用促進として、在宅就業支援団体の新規登録が促進されるよう登録要件を緩和し、10人から5人で登録できるようになった他、除外率を一律に10ポイント引き下げるなど前進する方向となりました。
厚生労働省は、この内容を踏まえ、障害者雇用施策の充実強化を図っていく予定となっています。今回の労働フォーラムでも取り扱いたいと思っています。あわせてご参加ください。

▽参考【労働政策審議会障害者雇用分科会意見書】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26265.html

----------
〇注目!
----------
■6月13日(月)、社会保障審議会・障害者部会「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて」意見書を提出

昨年(2021年)3月から議論している「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて」の報告書が、昨日の障害者部会での議論を経て厚生労働省のホームページにて公開されました。
障害者の就労支援については、大きく分けて3点。1つ目に就労アセスメントの手法を活用して本人の就労能力や適性の客観的な評価や就労に当たっての必要な支援や配慮事項の整理を行い、障害者本人がその能力や適性等に合った一般就労や就労系障害福祉サービスの事業所の選択ができることを目指して、必要な支援を行う新たなサービス(「就労選択支援(仮称)」)を創設すべきであること。
2つ目に障害者の希望する一般就労の実現に向けて、企業等での働き始めに週10時間〜20時間未満程度から段階的に勤務時間を増やしていく場合や休職から復職を目指す場合において、就労系障害福祉サービスの一時的な利用を法令上可能とすべきであること。
3つ目に障害者の就労を支えるための雇用・福祉施策の連携強化に向けて、障害者の就労支援に携わる人材の育成、就労定着支援事業の実施主体に障害者就業・生活支援センター事業を行う者を加えること、障害者就業・生活支援センターが専門的見地からの助言等の基幹型機能も担う地域の拠点としての体制の整備の推進、就労継続支援A型の在り方や役割の整理、重度障害者等の職場や通勤における支援の推進を行う必要があるとしました。
今回の報告書では、一般就労の実現に向け、短時間雇用を活用することや就労系障害福祉サービスの一時的利用可能にすることは評価できるが、「重度障害者等の職場や通勤における支援の推進を行う必要がある」とだけ記され、重度障害者等就労特別事業は現状維持となっているため、不満が残る内容となりました。

▽参考【障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて】
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000107941_00002.html




。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

とにかく「暑い!」の一言に尽きる日々が続いています。
まだ夏は始まったばかりなのに、
この先どうなるんだろう、と思ってしまいます。
水分と塩分を適宜摂る、
外出時はなるべく日陰を選び移動する、
日傘や帽子を使用する……。
できる対策をしていても、やはり「暑い!」が口をついてしまいますね。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0



■DPI日本会議メールマガジン(22.07.05)第743号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.07.05)第743号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆
こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

本日は7月30日(土)に開催する雇用労働フォーラムのお知らせです。

▽HPでの案内はこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2022_labor_forum/

────────────────────────────
障害者と障害のない人がともに働くためのフォーラム2022
〜改正障害者雇用促進法成立後の動向から障害者の一般就労の現状と課題を考える〜
────────────────────────────
中央省庁による障害者雇用の水増し問題を受け、再発防止策を盛り込んだ改正障害者雇用促進法が2019年6月7日の参院本会議において、全会一致で可決、成立し、2020年4月1日から施行されました。

この改正にあたっては、附帯決議として、衆議院で10項目、参議院では15項目が決議されており、障害者が働くため、働き続けるための課題のひとつとして、雇用施策と福祉施策の一体的展開の推進を速やかに整備することで、必要な支援等がないために働くことができない障害者の置かれている現状を改善し、通勤や職場において介助者等を必要とする障害者への支援を確保することを求めています。

その後、2020年11月5日に厚生労働省は、雇用施策と福祉施策の更なる連携強化に向け、必要な対応策のより具体的な検討の方向性を議論することを目的として
「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」を開催するとともに、この検討会のもとに障害者本人のニーズを踏まえた上で雇用施策と福祉施策とが
シームレスに提供され、障害者本人が両施策間を円滑に移行できるよう、両施策の連携強化に係る課題についてなどの検討を行うための
3つのワーキンググループも設置しました。そして、2021年6月8日に「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」としての報告書が公表されました。

この報告書が提示した雇用施策と福祉施策の連携強化に関する対応策の具体的な検討の方向性は、その実現に向けて、労働政策審議会障害者雇用分科会及び社会保障審議会障害者部会において制度所管ごとに具体的な議論を進められました。

以上の経過を踏まえ、本フォーラムは、一般就労を希望する介助等の人的支援を必要とする重度障害者の一般就労を実現し、安心・安全に継続して働き続けることができるために必要な制度の構築を中心として、雇用施策と福祉施策の支援制度をシームレスに利用でき、重度障害者が一般就労できるための制度の整備についての議論を深め、障害者雇用の推進に貢献することを目的として開催します。

■日時:2022年7月30日(土)13:00〜16:00
■開催方法:オンライン(ウェビナー)
■定員:100名程度(障害者雇用に関心のある方はどなたでもご参加ください)
■お申込み方法:下記のWEBフォームからお申し込みください。
▽お申し込みはこちら
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_KECuk7CSTiK00jlck3urtg

上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の笠柳までメールでお送りください。
1)お名前
2)ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス
3)電話番号
4)団体名(あれば)、
5)必要な個別支援(手話、PC文字通訳、点字資料、その他)
6)興味・関心があるプログラム(全てのプログラムにご参加いただけます)
メールお送り先:kasayanagi☆dpi-japan.org(☆を@に変えてお送りください)

<プログラム>
13:00 開会
・進行役 認定NPO法人DPI日本会議 副議長 西村 正樹
・主催者挨拶 認定NPO法人DPI日本会議 議長 平野 みどり
・来賓者挨拶 NPO法人日本アビリティーズ協会 会長 伊東 弘泰 氏 他

13:15 報告
「障害者の一般就労に向けた福祉と労働部門の連携構築に向けた現状と今後の取組み〜報告書と関係審議会の検討状況から〜」
・厚生労働省 職業安定局 障害者雇用対策課 課長補佐 吉田 邦宏 氏 課長補佐 小林  孔 氏
・厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 課長補佐  小島 裕司 氏 課長補佐 日? 幸哉 氏

14:00 パネルディスカッション
「重度障害者の一般就労を実現するために必要な労働環境と条件及び支援とは〜重度障害者が必要とする通勤及び勤務中の支援制度を考える〜」
〇パネリスト
・厚生労働省 職業安定局 障害者雇用対策課 課長補佐 吉田 邦宏 氏 課長補佐 小林  孔 氏
・厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 課長補佐  小島 裕司 氏 課長補佐 日? 幸哉 氏
・法政大学名誉教授・インクルーシブ雇用議連市民側 松井 亮輔 氏
・公益社団法人全国脊髄損傷者連合会 事務局長 安藤 信哉 氏
・認定NPO法人DPI日本会議 事務局次長 今村 登
・進行役 認定NPO法人DPI日本会議 副議長 西村 正樹

指定発言者
・NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会 理事 岡部 宏生 氏
・社会福祉法人イエス団 愛隣デイサービスセンター ライスチョウノア 氏
・社会福祉法人ラーフ理事長・香川障害フォーラム 副代表 毛利 公一 氏

16:00 閉会

■参加費:無料
本集会はできるだけ多くの方にご参加いただきたく、参加費を無料とさせていただいております。インターネット上から寄付できるようになりましたので、下記からご支援も頂けると幸いです。

▽ご寄付はこちら
https://www.dpi-japan.org/join/donate/

■情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、データ資料
※PC文字通訳、手話通訳をご希望の方は、パソコンからご参加頂けますようお願いいたします。スマートフォン、タブレットからだと資料を投影した際に、ウェビナーの仕様で見られなくなります。お手数おかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。

◇主催:認定NPO法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議
◇共催:一般社団法人 障害者の差別の禁止・解消を推進する全国ネットワーク

お問い合わせ先
認定NPO法人 DPI日本会議
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階
TEL:03-5282-3730 FAX:03-5282-0017
E-mil:office☆dpi-japan.org(☆→@)

。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
http://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=nm&nmk=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
http://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
http://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0


■DPI日本会議メールマガジン(22.08.01)第744号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.08.01)第744号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。
現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年8月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202208/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
--------------------------------------------------
凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
--------------------------------------------------
【大注目!】
障害者権利条約 第1回日本の建設的対話(審査)

【バリアフリー】
△第2回誰もが気軽にスポーツを楽しめる場づくり総合推進事業検討会(スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化等推進事業)

【権利擁護】
◎第69回内閣府障害者政策委員会(オンライン配信あり)

【教育】
◎第14回障害児の高校進学を実現する全国交流集会inくるめ

【国際協力】
◎アジア太平洋障害者の十年(2013-2022)
○世界の障害者人口が11月までに12億人
○ウクライナの障害者への支援の現状(AARの報告)

【障害女性】
◎優生保護法裁判期日
○今後の裁判日程
○9月22日15:00〜17:30「優生保護法被害の全面解決を求める関西集会 ──謝罪せよ!補償せよ!繰り返すな!」
○10月25(火)日比谷野外音楽堂での大規模集会を企画中

【雇用労働・生活保護・所得保障】
◎原告全面勝訴!7月26日(火)1型糖尿病障害年金裁判
◎障害者雇用(ぷるも)訴訟
○「障害者の権利とビジネス」というテーマで、月刊「部落解放」8月号に寄稿

■───────────────────────■
------------------
◎大注目!
------------------
障害者権利条約 第1回日本の建設的対話(審査)
8月22日(月)日本時間22時から25時
8月23日(火)日本時間17時から20時
▽以下の国連TVで建設的対話が見られます!
https://media.un.org/en/search/categories/meetings-events/human-rights-treaty-bodies/committee-rights-persons-disabilities
<ワンポイント解説>
コロナ禍で延期されていた日本の建設的対話(審査)がいよいよ8月22日(月)〜23日(火)にスイスの国連欧州本部で実施されます。
日本からは、DPIを含むJDFの大傍聴団が現地に向かい、権利委員へブリーフィングを行い、建設的対話を見守ります。日本にいても国連TVで生中継されますので、ぜひ、ご覧になってください。



------------------
バリアフリー
------------------
--------
△よかったら見て
--------
第2回誰もが気軽にスポーツを楽しめる場づくり総合推進事業検討会(スポーツ施設におけるユニバーサルデザイン化等推進事業) 8月末
<ワンポイント解説>
誰でもスポーツを楽しめるようにスポーツ庁が事業者向けにガイドブックを作成します。今年度4回開催してまとめるのですが、1回目は7月27日(水)に開かれています。



------------------
権利擁護
------------------
--------
◎大注目!
--------
第69回障害者政策委員会 8月1日(月)13:30〜16:00
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/69_youkou.html
<ワンポイント解説>
今回は、障害者差別解消法の基本方針の改定です。前回までで概ね1巡目の議論が終わりました。議論を踏まえてどのような修正案が出てくるか注目です。
▽DPIホームページでも案内しています
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/crpd/seisakuiinkai69/


------------------
教育
------------------
--------
◎大注目!
--------
第14回障害児の高校進学を実現する全国交流集会inくるめ、9月18日(日)開催。
申込み〆切りは「8月20日(土)」です!(今回はズーム参加もあります)
<ワンポイント解説>
高校進学を実現する全国交流集会は、2年に1度行われていますが、前回はコロナで延期となり、4年ぶりの開催となります。
午前中全体会講演(ハンセン病問題から何を学ぶべきか 徳田靖之弁護士)、午後は4つの分科会(1高校生になりたい!なります!、2高校生になりました!、3広がる卒業後の選択、4「障害児だけではない」高校に行けない子どもたち)が行われます。
参加費は、会場参加 3000円・ズーム 2000円。現地九州のレポートもありますので、是非ご参加ください。
○お問い合わせ:090-2514-9407、メール 14koukousyuukai☆ymail.ne.jp(☆→@)

▽第14回障害児の高校進学を実現する全国交流集会inくるめ ホームページ
https://kurume-kyodo.jp/2022/07/12/tomonikoukouniiku2209/



------------------
国際協力
------------------
--------
◎大注目!
--------
アジア太平洋障害者の十年(2013-2022)
<ワンポイント解説>
10年の実施のためにESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)は、10の相互に関連する開発目標、27の整合ターゲット、および62の対応する指標からなる権利の実現(Make the Rights Real)のためのインチョン戦略を採択しました。今年はその進捗状況の最終報告年に当たるとともに、その後の行動計画を決定する年です。
2017年には10年の中間強化を行うハイレベル政府間会合が開催され、インチョン戦略を加速するための北京宣言草案と行動計画が採択されました。
アジア太平洋障害者の十年」の最終レビューに関するハイレベル政府間会合は、インドネシア政府の主催で、2022年10月18日〜20日にジャカルタとオンラインにて開催されます。

--------
○注目!
--------
世界の障害者人口が11月までに12億人
<ワンポイント解説>
国連は現在の世界人口は79億4200万人、11月15日に80億人を突破すると発表しました。
ただし、人口増加は主に出生率の低下を原因として、ここ数十年で最低の水準にとどまっています。また、2023年までにインドが世界最大の人口を抱えることになります。中国は1950年の国連の調査以来世界一の人口大国でしたが、抜かれることになります。
世界の障害者人口は、したがって12億になります。
人口問題への関心が高い世界一の富豪イーロン・マスクは「出生率の崩壊は文明が直面する最大の危機」とツイートしたそうですが、台湾のIT大臣オードリー・タンは人口の減少は環境変化の観点から自然との調和とみています。まだ介助をはじめとする人的志願を必要とする障害分野も、この問題への対応を考えねばならない時期に来ています。

--------
○注目!
--------
ウクライナの障害者への支援の現状(AARの報告)
<ワンポイント解説>
AAR(難民を助ける会)は多くの紛争地を中心に活動を行ってきましたが、障害者の支援にも力を入れ被災障害者について報告をしています。ウクライナに関しては、以下をご参照ください。(いずれも外部リンク:AAR(難民を助ける会))

・修道院に診療室と遊び場を整備:ウクライナ国内支援(2022/05/06)
 https://aarjapan.gr.jp/report/5756/ 
・障がい者支援を開始:ウクライナ国内支援(2022/07/13)
 https://aarjapan.gr.jp/report/6652/
・戦時下のウクライナにおける障がい者の状況(2022/07/13) 
 https://aarjapan.gr.jp/commentary/6656/
・障がいのある避・難民の受け入れ施設をサポート(2022/07/22)
 https://aarjapan.gr.jp/report/6738/



------------------
障害女性
------------------
優生保護法裁判は、2月22日大阪高裁・3月11日東京高裁で原告逆転勝訴したものの、いずれも国が最高裁に上告受理申し立てをしています。優生保護法問題解決に向けて、今後各地裁・高裁で出される判決も重要となってきますので、ぜひご注目ください!
--------
◎大注目!
--------
★優生保護法裁判期日
・8月29日(月)14:00〜福岡地裁 第10回期日 朝倉典子さん

--------
○注目!
--------
今後の裁判日程
・9月5日(月)14:00〜 静岡地裁浜松支部 武藤千恵子さん 
・9月22日(木)14:00〜大阪地裁判決 加山まり子さん(仮名)、徹さん(仮名)
12:45集合(大阪弁護士会館1Fロビー)13:00〜 入廷行動 
・10月11日(火)15:00〜仙台高裁 飯塚淳子さん(活動名)本人尋問、佐藤由美さん(仮名)
・10月17日(月)16:00〜仙台地裁 東二郎さん(仮名)、Sさん
・10月27日(木)福岡地裁 第11回期日 朝倉典子さん
★情報公開請求裁判
9月13日(火)第9回期日14:30〜大津地裁 京都新聞社

--------
○注目!
--------
・9月22日15:00〜17:30
「優生保護法被害の全面解決を求める関西集会 ──謝罪せよ!補償せよ!繰り返すな!」
会場:オンライン+大阪弁護士会館(〒530-0047 大阪市北区西天満1-12-5)1001・1002
開催団体:大阪問うネット、大聴協、大阪弁護団、兵庫求める会、兵庫弁護団の共催

・10月25(火)日比谷野外音楽堂での大規模集会を企画中(詳細未定)

※上記2つの集会についての詳細は、DPIホームページ・メーリングリスト・次回メルマガ等でお知らせします。 



------------------
雇用労働・生活保護・所得保障
------------------
--------
◎大注目!
--------
原告全面勝訴!7月26日(火)1型糖尿病障害年金裁判 
東京地裁で原告の障害年金受給を認める、勝訴判決が出ました!
▽本判決の速報記事(7月26日(火)掲載)
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/community/type1-13th-3/

--------
◎大注目!
-------- 
障害者雇用(ぷるも)訴訟
第7回期日は、2022年9月1日(木)11:00〜/東京地裁527号法廷
※今のところは上記の予定ですが、新型コロナの感染状況などにより、変更する可能性があります。
※各回、先着順で傍聴席にご案内致します。満席の場合は傍聴できない可能性もございますが、口頭弁論後、代理人弁護士とともに控室にて簡単な報告会を行う予定です。

■訴訟を通して、働く障害者の権利と合理的配慮について考えよう
<審議のポイント>
・第6回期日では、原告の主張に対し、合理的配慮義務違反に関して、整理を求められ、3週間後に合理的配慮義務違反に関する追加資料を作成することになりました。9月1日(木)に行われる第7回期日は、被告人から反論が出る予定となっています。

【ポイント】
1)合理的配慮義務違反について、どういった合理的配慮(入社時にかなり細かく書いて提出・その後数回配慮されないので要求をしているらしい)を求め、それに対し企業側の対応についてどういう反論が出るか。
2)雇用契約法19条「有期雇用の雇止めの問題」は、労働契約法の条件、状況を満たしているのかどうかということについて、特に上司から契約の継続を控える証言があるので、ここを強調して主張。期間が短いという難点があるが、どういう判断になるのか。

<訴訟に関する本人の声〜HPから一部抜粋〜>
私は、本訴訟を通して、障害者の就労に関する問題や、合理的配慮の否定・拒絶・不提供について、社会の問題として広く知っていただきたい。そして、障害者が職場でつらい目にあった際は泣き寝入りせずに自身の権利を主張できること、合理的配慮を求めることは個人のわがままではないということを、障害を持つ当事者にも知っていただきたい。そのように願っております。
▽参考【記者会見】 原告からのご報告 - 発達障害の女性、大手IT企業を提訴 「合理的配慮を受けられず、雇い止めされた」
https://www.genkoku2021.com/

----------
〇注目!
----------
「障害者の権利とビジネス」というテーマで、月刊「部落解放」8月号に寄稿
<ワンポイント解説>
2011年より、国連では「ビジネスと人権」という取組みで企業活動における人権の尊重に注力しています。国内では、この数年で外務省をはじめさまざまな官公庁において取り組みが始まっています。しかしいまだに障害者にスポットが当たっておらず、この度、解放出版社より依頼がありました。「ビジネスと人権」に関して、もしご関心がございましたら、ぜひご覧ください。

▽書籍の詳細はこちら(外部リンク:解放出版社)
https://www.kaihou-s.com/book/b610018.html

▽DPIホームページにもニュースを掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/employment/people-with-disabilities-rights-and-business/



。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

再度のご案内になりますが、
いよいよ、スイス・ジュネーブで
日本の第一回建設的対話(審査)が行われます。
たいへん重要な局面ですので、まさに「ここに注目!」してください。
【障害者権利条約 第1回日本の建設的対話(審査)】
8月22日(月)日本時間22時から25時
8月23日(火)日本時間17時から20時
▽以下の国連TVで建設的対話が見られます。注目!
https://media.un.org/en/search/categories/meetings-events/human-rights-treaty-bodies/committee-rights-persons-disabilities

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=uwj15c69e0




*作成:伊東 香純 *更新:伊東 香純田場 太基
UP: 20230415 REV:随時


DPI日本会議関連イベント情報  ◇障害者と政策・2022  ◇介助・介護  ◇病者障害者運動史研究 

TOP http://www.arsvi.com">HOME (http://www.arsvi.com)◇