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DPI日本会議メールマガジン・2022 1月〜4月

1月〜4月/5月〜8月/9月〜12月 DPI日本会議

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last update: 20220624








■DPI日本会議メールマガジン(22.01.05)第730号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.01.05)第730号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年1月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202201/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202201/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【地域生活】
○社保審障害者部会 障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについての中間整理まとまる

【バリアフリー】
◎第6回駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する意見交換会 1月14日(金)
◎第9回特急車両におけるバリアフリー対策に関する意見交換会 (日程未定)
◎公共交通機関のバリアフリー基準等に関する検討会(第2回) 1月31日(月)
○第1回道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会 1月13日(木)
○第3回都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂検討委員会 1月28日(金)

【権利擁護】
◎第61回内閣府障害者政策委員会 1月31日(月)

【国際協力】
○国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の教育と雇用に関する本(政策論文)の発行
△アメリカ大使館・領事館の障害に関するビデオ

【障害女性】
◎Zoom みんなで話してみよう がっこうの中の優生思想
○直近の裁判の日程

【雇用・労働・生活保護・所得保障】
◎1型糖尿病障害年金訴訟
◎障害者雇用訴訟
○BHRC新年ウェビナー「ビジネスと人権の2021年の振り返りと2022年への展望」


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地域生活
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〇注目!
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社保審障害者部会 障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについての中間整理まとまる
<ワンポイント解説>
社保審障害者部会では、12月3日と16日の2回にわたって総合支援法見直しに向けた中間整理案の検討が行われ、
12月16日付でとりまとめられた中間整理が厚労省HPに掲載されました。

この中間整理に関する検討の様子はしばらくの間、アーカイブ動画の閲覧が可能です。
議論の過程について関心のある方はお時間のある時にチェックしてみてください。

▽社会保障審議会 障害者部会(外部リンク:厚労省)
※当日の資料は資料欄に、Youtube配信・アーカイブは開催案内のページまたは、議事録/要旨欄にリンクが掲載されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html">https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html



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バリアフリー
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◎大注目!
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第6回駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する意見交換会 1月14日(金)
<ワンポイント解説>
2020年秋から開かれているこの検討会ですが、前回(9月)に中間まとめが示されました。
今回はいよいよガイドラインの見直し案が示されると思います。
増え続ける無人駅でどのように障害者が利用できるようにするのか、非常に重要な検討会ですのでご注目ください。


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◎大注目!
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第9回特急車両におけるバリアフリー対策に関する意見交換会 (日程未定)
<ワンポイント解説>
昨春からはじまったこの意見交換会も、今回で最終取りまとめを出す見込みです。
車椅子用席は新幹線並みの基準になりますが、焦点は2両編成以下&100席未満の列車の車椅子席数です。
本来は3席ですが、総席数が少ないため2席を求める意見が強く、この方向でまとまりそうです。
また、12月2日(木)にトイレの実証実験を行ったのですが、その結果を踏まえて取りまとめにも少し記載されそうです。
今回の検討会で取りまとめが確定し、1/31の基準等に関する検討会にかけられ、今春には基準が改定される予定です。
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/train-toilet/">https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/train-toilet/

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◎大注目!
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公共交通機関のバリアフリー基準等に関する検討会」(第2回) 1月31日(月)
<ワンポイント解説>
この検討会は、バリアフリー法の基準を改訂する時に開かれる検討会です。
前回は9月に開かれ、1)視覚障害者等に対する適切な誘導案内表示方法等について、2)視覚障害者のエスカレーター利用のための誘導案内方法について、3)特急車両におけるバリアフリー対策についての3つが議論されました。
今回は、恐らくこれらの基準の改正案が示され、パブコメを経て3月には基準の改訂が確定するものと思われます。


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○注目!
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第1回道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会 1月13日(木)
<ワンポイント解説>
昨年度は3回開かれたのですが、今年度は4回ワーキングが開かれ、検討会は今回が初めてとなります。
ワーキングではガイドラインの骨子案が議論されており、視覚障害者誘導用ブロック、バス停、旅客特定車両停留施設(バスタ新宿等)等の見直しが議論されてきました。
今回の懇談会で改訂案が示されるものと思います。


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○注目!
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第3回都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂検討委員会 1月28日(金)
<ワンポイント解説>
9年ぶりに公園のガイドラインが見直されることになり、秋から始まった検討会です。
素案が示され、今回の検討会で決まる予定です。
これまでのところ、バリアフリールートの複数化、公園の入り口の車止め(バリカー)の形状・配置の見直し、車椅子使用者用駐車施設等が見直されることになります。
検討会は今回が最後で、今後は2月にパブコメを実施し、3月末にガイドライン改訂というスケジュールです。


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権利擁護
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◎大注目!
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第61回内閣府障害者政策委員会 1月31日(月)
<ワンポイント解説>
 政策委員会では、1)障害者差別解消法基本方針の見直し、2)第5次障害者基本計画の策定、3)障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解、の3つを同時に取り組んでいます。
1)の見直しは、障害者団体・地方公共団体・事業者団体のヒアリングが終わりました(合計63団体)。
2)については2023年からの5カ年計画を2022年度中に議論して策定します。
3)については、2022年夏に国連の対日審査が予定されており、前回たたき台が示され、13項目について議論し、取りまとめられます。いずれも重要な課題ですので、ご注目ください。



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国際協力
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○注目!
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国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の教育と雇用に関する本(政策論文)の発行
<ワンポイント解説>
Early Intervention and Quality Education of Children with Disabilities in Asia and the Pacific (アジア太平洋における障害児の早期介入と質の高い教育)
11月1日に発行され、アジア太平洋地域の障害者のための「権利の実現を」というインチョン戦略の目標5に沿って、地域の障害を持つ子どもたちの早期発見・介入と質の高い教育を促進する上で、傾向、良い慣行、教訓、課題を取り入れられることを目的としています。
また、政府、市民社会団体、学界に対して、早期発見・介入、インクルーシブ教育を進めるための勧告も行っています。
https://www.unescap.org/sites/default/d8files/knowledge-products/Policy_paper_%28ECI%20%26%20IE%29.pdf">https://www.unescap.org/sites/default/d8files/knowledge-products/Policy_paper_%28ECI%20%26%20IE%29.pdf
から読めます。

障害の概要:アジア太平洋地区における障害インクルーシブ雇用の形成(Disability at a Glance 2021: The Shaping of Disability-Inclusive Employment in Asia and the Pacific)

6億9,000万人が暮らすアジア太平洋地域では、障害インクルージョン雇用はまだ達成されていません。
この12月1日発行の出版物は、障害者の権利条約、持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)、
アジア太平洋地域の障害者のための「権利の実現を」というインチョン戦略に定められた障害者の権利を支持するために、
地域の政府やその他の関係者に対して様々な勧告を行っています。
利用可能なデータでは、障害者が労働市場全体で障害を持たない人よりも悪い運賃を持っていることが明らかにされ、障害を持つ人々(特に女性、若者、農村住民)は、失業率や経済的不活動率が高く、障害のない他の人よりも脆弱な雇用と不十分な社会的保護のリスクが高かったです。
https://www.unescap.org/kp/2021/disability-glance-2021-shaping-disability-inclusive-employment-asia-and-pacific">https://www.unescap.org/kp/2021/disability-glance-2021-shaping-disability-inclusive-employment-asia-and-pacific
から読めます。


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△よかったら見て
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インクルーシブな障害者雇用、インクルージョンへの取り組みと超高齢化社会に関するアメリカ大使館・領事館のビデオ
※アーカイブの中から、事前にお知らせできなかったセミナーなど最近のビデオを紹介します。手話通訳、日本語通訳がついています。
<ワンポイント解説>
インクルーシブな障害者雇用の実現に向けて - 障壁の除去、障害者の能力や才能を生かす取り組み

米国大使館は障害者を持つアメリカ人法(ADA)30周年を記念して2020年より障害者の権利や機会をテーマにした様々な講演会を開催しました。11月4日は全米障害者協会前会長のヘレナ・バーガー氏が、米国の障害者雇用の現状、障害者の雇用促進、よりインクルーシブな職場の構築に成功した事例を紹介しています。司会は崔栄繁DPI日本会議議長補佐です。
https://www.youtube.com/watch?v=QA3Zh-LqxNA&t=4717s">https://www.youtube.com/watch?v=QA3Zh-LqxNA&t=4717s

インクルージョンへの取り組みと超高齢化社会−人口動態とその対策

12月14日は、超高齢社会による労働者人口の減少を鑑み、高齢者の社会的、経済的包括という課題に対してどのように取り組んでいくべきなのかコンサルタントとしての提言や組織戦略を策定しているブラッドリー・シャーマン氏が話しています。講師は障害分野にも精通していて、障害者にも共通する課題も多く示されました。
https://www.youtube.com/watch?v=m_x-0tCgT1E">https://www.youtube.com/watch?v=m_x-0tCgT1E



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障害女性
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◎大注目!
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<優生思想をほぐす Part 3>「Zoom みんなで話してみよう がっこうの中の優生思想」
今、出生前検査や着床前検査が急速に拡大しようとしています。
これらは、妊婦らのニーズに応えるためであり、検査を受けるかどうか、検査の結果を受けて妊娠を継続するかどうかは妊婦(カップル)の「自己決定」だと言われています。
しかしながら、障害のある“いのち”の多くが排除されているのが現状です。このような考えや思想は、いつ、どのようにして形成されるのでしょうか?
Part1と2では、障害のある人、妊娠した女性、障害のある人の親などといった立場から、出生前検査をめぐって日頃感じていること、考えていることについて率直に話し合ってきました。
その中で、障害のある子を産まない/産めない・育てられないと考える背景には、その一端に、学校の中の差別や、日本が強く進めてきた障害児を地域から排除する分離教育があるのではないかとの意見が出されました。
そこでPart3では、パネリストや参加者それぞれの経験や、今、学校で起こっていることについて意見を出し合いながら、「がっこうの中の優生思想」をほぐしていきたいと思います。

Part 3も二部構成で行いたいと思います。
一部(午後2時〜3時15分)ではテーマについて、
藤原久美子さん(DPI女性障害者ネットワーク)、見形信子さん(神経筋疾患ネットワーク)、須賀ナオさん(DPI女性障害者ネットワーク)、佐々木和子さん(京都ダウン症児を育てる親の会)に対談形式でお話していただきます。
進行役は利光惠子さん(グループ生殖医療と差別)です。

二部(午後3時30分〜4時30分)では一部で話し合われたことについて「みんなで話してみよう」の実践ですので、話したいと思っておられる人におしゃべりに参加していただきます(15名に限定)。一部から聞いておられた方も、そのままおしゃべりを聞いていただければ、と思います。

次回のPart 4では「障害があっても地域で暮らす」を予定しております。
是非話し合いに参加してみたいと思っていただければとても嬉しいです。

■参加費:無料
■予約方法:予約は名前(ふりがな必須)、連絡先(E-mail 必須)、職種・団体(任意)、おしゃべりに参加する、又は聞くだけを明記の上、佐々木和子:kazuko-s@white.plala.or.jp まで申し込んでください。
■参加は事前予約とします(予約受付は、即日から 2022年1月25日(火)まで)。
■情報保障について当日は、手話通訳・要約筆記があります。必要な方は、予約時にご連絡ください。
■案内送付:予約された方には 1月26日(水)頃、案内および Zoom の URL をメールにて送信します。
■申し込みをされた方には、必ず「受付ました」の返信をしますので、一週間たっても受付の返信メールの届かない人はご連絡ください。
■問い合わせ先:佐々木和子  E-mail:kazuko-s@white.plala.or.jp 携帯電話:090-8208-8622

主催:「優生思想をほぐす」実行委員会
共催:DPI女性障害者ネットワーク、グループ生殖医療と差別、神経筋疾患ネットワーク、
京都ダウン症児を育てる親の会、
後援:DPI日本会議・JWLI(Japanese Women's Leadership Initiative)

▽こちらにも掲載しています(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/20220129_zoom/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/20220129_zoom/


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〇注目!
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今後の裁判日程
2022年
2月15日(火)大阪第3次原告第1回控訴審13:50〜加山まり子さん(仮名)徹さん(仮名)聴覚障害のあるカップル
2月22日(火)大阪高裁判決 空ひばりさん(仮名)野村 花子さん(仮名)・太郎さん(仮名)カップル
3月1日(月)仙台高裁 佐藤由美さん(仮名)飯塚淳子さん(仮名)
3月11日(金)東京高裁判決 北三郎さん(仮名)101号大法廷
3月14日(月)熊本地裁匿名女性

★情報公開請求裁判
3月15日(火)第7回期日


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雇用・労働・生活保護・所得保障
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◎大注目!
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証人尋問1回目:2022年1月27日(木)13:30〜17:00東京地裁103号法廷
証人尋問2回目:2022年2月15日(火)14:00〜17:00東京地裁103号法廷
■1型糖尿病障害年金訴訟
1型糖尿病は膵臓機能の障害であるにもかかわらず、身障法の対象外であるために障害者手帳を取得できず、また、指定難病としても認められていない病気であるため、総合支援法のサービスや難病法における医療費助成が受けられない「制度の谷間」におかれています。
この訴訟は1型糖尿病の当事者が障害基礎年金の受給できないようになっている認定基準が違法であること、また、原告の障害の状態は2級相当といえるため、2級に該当しないとした国の処分の違法性を主張していきており年度内に結審の見込みです。


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◎大注目!
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2022年2月9日(水)13:20〜 東京地方裁判所 6階 620号法廷(予定)
■障害者雇用訴訟
発達障害の女性、大手IT企業を「合理的配慮を受けられず、雇い止めされた」として提訴している第四回期日です。
DPIは、一般就労における障害者雇用の促進は、もちろん、採用後に障害者が安全・安心して働き続けることができる労働環境の整備や体制を求めていますが、こうした障害に基づく合理的配慮はもちろん、就労後の相談支援の課題も問われている裁判です。
請求の趣旨(要旨)
(1)原告が、被告会社の労働者の地位にあることを確認する(雇止めの無効の主張)
(2)2020年12月分以降の賃金及び今後発生する賃金の請求(過去分及び将来分の賃金請求)
(3)合理的配慮の提供義務違反等に基づく損害賠償請求(慰謝料の請求)
https://www.genkoku2021.com/index">https://www.genkoku2021.com/index


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◯注目!
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2022年1月27日(月)17:30〜19:30
■BHRC新年ウェビナー「ビジネスと人権の2021年の振り返りと2022年への展望」
2021年は、「ビジネスと人権」への注目がさらに高まった年でした。本ウェビナーでは、2012年より毎年11月にジュネーブで開催される「国連ビジネスと人権フォーラム」を振り返ります。また、併せてビジネスと人権において、この1年、日本でどのような動きがあったかをまとめると同時に、ビジネスと人権市民社会プラットフォームとしての2021年の活動を、そして2022年に向けてどのように活動していくかを報告します。
*DPIから西村副議長も登壇予定です



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今月のひとこと

2022年となりました。
おかげさまで、DPI事務局メンバー一同は、元気に新年を迎えることができました。
本年も「ここに注目!」メールマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。


(ゆ)
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●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/">https://yumekazek.com/blog/

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詳細はホームページまで
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■DPI日本会議メールマガジン(22.02.01)第731号

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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年2月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

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■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【バリアフリー】
◎JR九州とJR東日本で乗務員のスロープ介助始まる!
◎パブリックコメント 特急車両の新基準策定へ! 2022年春からスタート
○パブリックコメント 都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂へ
○パブリックコメント 道路の移動等円滑化に関するガイドライン改訂へ
○第2回高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準に関するフォローアップ会議(日程未定)

【権利擁護】
◎内閣府障害者政策委員会「障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解」提出へ ※次回日程:2月未定、3月24日(木)

【国際協力】
◎シンガポールでの知的障害者への死刑執行延期
○動画教材『ジェンダーと多様性の視点に立った防災・減災・復興』
○WINがサイドイベントやります!
△ゼロプロジェクト会議(2月23〜25日)

【障害女性】
◎2022・2・8 優生保護法裁判の勝利をめざす全国集会
○高裁では全国初の判決です!
○直近の裁判の日程

【雇用・労働・生活保護・所得保障】
◎障害者雇用訴訟 2022年2月9日(水)
◎1型糖尿病障害年金訴訟 証人尋問2回目:2022年2月15日(火)
○全省庁宛に「情報アクセシビリティに関する提言書」提出


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バリアフリー
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◎大注目!
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JR九州とJR東日本で乗務員のスロープ介助始まる!
(1)JR九州 2月1日から香椎線で乗務員のスロープ介助スタート!
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/01/31/220131_jyoukou_jyoumuin_otetsudai.pdf">https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/01/31/220131_jyoukou_jyoumuin_otetsudai.pdf
※実施開始時期:2022年2月1日(火)始発列車より ※実施線区:香椎線 西戸崎駅〜宇美駅 ※駅の構造により、対応出来ない駅あり。
(2)JR東日本 3月12日から一部路線で乗務員のスロープ介助スタート!
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20220128_ho03.pdf">https://www.jreast.co.jp/press/2021/20220128_ho03.pdf
※試行対象駅:左沢駅(左沢線) 女川駅(石巻線) 東名駅・野蒜駅(仙石線※1) 郡山富田駅・磐梯熱海駅(磐越西線※2) 北中込駅・臼田駅・八千穂駅・馬流駅・松原湖駅・佐久海ノ口駅・甲斐小泉駅(小海線)
<ワンポイント解説>
2020年秋から国交省で「駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会」が開かれていますが、このなかで車いす使用者に対し、乗務員がスロープ介助を行うことを提案してきました。JR九州では2月1日から、JR東日本では3月12日から一部路線ですが、実施されることになりました。車両にスロープを積んで乗務員が車いすの乗降介助を行うこの仕組なら、始発から終電まで事前連絡なく、待つこともなく乗降できるようになります。さらに全国の事業者に広がることを願って大注目です。

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◎大注目!
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■パブリックコメント  特急車両の新基準策定へ! 2022年春からスタート
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220803&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220803&Mode=0
※意見募集期間:2022年2月1日〜3月2日まで。
<ワンポイント解説>
1月26日に開かれた第9回で、「特急車両における新たなバリアフリー対策について」がまとまりました。これまでの基準は、車椅子席は2席(小さい車両は1席)でしたが、新幹線と同じ基準で、総席数 500席未満→3席以上、500席以上→4席以上、1001席以上→6席以上となります。
議論になったのは、100席未満と2両編成以下の車椅子席数です。特急車両は現在日本で1,040編成ありますが、100席未満は71編成 (6.8%)で、編成数で見ると、2両編成以下は、133編成(12.8%)あります。これらの車両はスペースが少ないため、車椅子席は2席も認めてほしいという意見があり、基本的には3席以上だが、2席も認めるということになりました。
2月1日から3月2日までパブリックコメントが実施され、春から新造される全国の特急車両は、この新しい基準が義務化されます。なお、現在運行されている車両については、新基準への適合が努力義務となります。

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○注目!
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■パブリックコメント 都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂へ
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public
※2/1現在では掲載されておりませんが、今月中に上記リンクの「意見募集案件」に掲載されると思われます。
<ワンポイント解説>
都市公園は全国に11万ヶ所ありますが、このバリアフリーガイドラインが13年ぶりに改訂されることになりました。トイレ、駐車場、野外劇場等の基準が見直されます。特に、出入り口に設置されている車やバイク等の侵入を止める車止め(バリカー)によって、大きな車椅子は入れないという問題がありました。こちらは、「有効幅を車止めの最上部まで90cm以上を確保したものとする」というように改められます。こちらも2月にパブリックコメントが実施され、春から新基準に改訂される見込みです。

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○注目!
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■パブリックコメント 道路の移動等円滑化に関するガイドライン改訂へ
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public
※2/1現在では掲載されておりませんが、今月中に上記リンクの「意見募集案件」に掲載されると思われます。
<ワンポイント解説>
道路のガイドラインも見直されます。ポイントは、「旅客特定車両停留施設(バスタ)」と「ほこみち」の基準の策定です。バスタ新宿はターミナル駅に直結した新しい形のバスターミナルで、これまで基準がなく、2020年のバリアフリー法改正で旅客特定車両停留施設という新しい分類が出来ました。バスタは今後、全国10カ所程度で設けられる予定ですので、その基準を策定しました。トイレやエレベーターといったものの他に、UDタクシーの乗降場所、待合室での車椅子スペースの確保等が盛り込まれます。
「ほこみち」とは2020年に道路法が改正され、新たに創設された歩行者利便増進道路のことです。車道を減らすなどして歩道を広くし、そこにカフェやベンチを置いてゆっくり滞在できる空間をつくるというものです。こちらも障害者が利用できるように新基準が策定されました。
この道路のガイドラインも、2月にパブリックコメントが実施され、春から新基準に改訂される見込みです。

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○注目!
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第2回高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準に関するフォローアップ会議(日程未定)
<ワンポイント解説>
 昨年、小規模店舗のバリアフリーガイドライン(建築設計標準)が策定されましたが、それを受けてフォローアップ会議が立ち上がりました。昨年10月に第1回が開催されましたが、今月、第2回が開催される見込みです。日本は建物のバリアフリー化が遅れておりますが、今後、促進していくために非常に重要な会議となります。



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権利擁護
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◎大注目!
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内閣府障害者政策委員会「障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解」提出へ
※次回日程:2月未定、3月24日(木)
<ワンポイント解説>
 1月31日に第61回が開かれ、障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解を議論しました。これは8月に予定されている障害者権利条約の第一回対日審査に向けて、国内監視機関である内閣府障害者政策委員会が条約の実施状況の意見をまとめたものです。
2月は当初は委員会がない予定でしたが、多数の委員からの要請で設定される見込みです(日程未定)。次回は障害者差別解消法基本方針の見直しと第5次障害者基本計画の策定の議論が始まる見込みです。ご注目ください。



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国際協力
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◎大注目!
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シンガポールでの知的障害者への死刑執行延期
<ワンポイント解説>
12月の「ここに注目」で皆様に死刑反対の署名を依頼していましたが、クリスマス休暇があけ、1月24日には執行前の最後の手続きとしての上訴法廷での審理予定でした。
しかし22日土曜日に土壇場で再延期となりました。2月にまた日程設定がされるもようですが、周りの関心が冷めるまでこのまま行くのかもしれないという観測もあります。
予断を許さない状況にあることは確かなので、国際的な圧力となるようにまだ反対署名されていない方・団体はEmmy Charissaさん( emmy.charissa@gmail.com )に反対の賛同のメールをお願いします。

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○注目!
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動画教材『ジェンダーと多様性の視点に立った防災・減災・復興』
<ワンポイント解説>
自然災害や感染症拡大など緊急時やその後の復旧・復興で、ジェンダーや社会的弱者といった多様性の視点が不可欠です。多様な意見が反映された、誰ひとり取り残されない「より良い復興(Build Back Better)」に繋げるための教材ビデオをJICAが作成しました。障害に関しては、バングラデシュADDスタッフによる障害に配慮した避難所の説明、東日本大震災での福祉避難所の様子、ゆめ風基金のインタビューと活動の紹介などが出てきます。
▽日本語版フル
https://youtu.be/EQsftBFjkPg">https://youtu.be/EQsftBFjkPg ▽日本語版ダイジェスト
https://youtu.be/3d__20c9POA">https://youtu.be/3d__20c9POA ▽英語版フル
https://youtu.be/Ognx8sJD3q4">https://youtu.be/Ognx8sJD3q4
▽英語ダイジェスト
https://youtu.be/xcPPBlq42qw">https://youtu.be/xcPPBlq42qw

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○注目!
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WINがサイドイベントやります!
日本時間2月17日(水)1:00-2:30(16日深夜25:00-26:30です)
第2回グローバル障害サミット(ノルウェー) 2月14日〜17日
主催:ノルウェー、ガーナ、国際障害同盟(オンライン開催)
https://www.globaldisabilitysummit.org">https://www.globaldisabilitysummit.org
<ワンポイント解説>
ノルウェーで、第2回グローバル障害サミットが開かれるのですが、この時にWINがサイドイベントをやります。WIN(World Independent Living Center Network)は2017年に立ち上げた国際的なILセンターのネットワークです。日本時間だと16日深夜になりますが、アメリカ、カナダ、コスタリカ、日本、パキスタン、ヨーロッパのILセンターのリーダーが登壇し、各国のILの取り組みを報告します。自動翻訳ですが、日本語字幕もつきますので、ぜひご覧になってください。


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△よかったら見て
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ゼロプロジェクト会議(2月23〜25日)
<ワンポイント解説>
ゼロプロジェクトは障害者権利条約の原則と目標に基づき、バリアのない世界を目指し活動することを目的とし、2010年にEssl 財団により開始され、2011年よりWorld Future Council、2013年よりEuropean Foundation Centerがパートナーに加わり運営されています。
毎年異なったテーマを掲げ、世界での革新的な実践や政策の事例を表彰しています。過去にも日本の団体が受賞していますが、2022年のアクセシビリティのテーマでは76事例の中に、岡山放送の手話が語る福祉が入りました。ウイーン時間23日には受賞式があります。▽詳細は以下で発表されます。
https://zeroproject.org/news">https://zeroproject.org/news



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障害女性
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◎大注目!
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2022・2・8 優生保護法裁判の勝利をめざす全国集会
■日時:2022年2月8日(火) 14時から16時30分
■参加方法:オンラインのみ
■情報保障:手話通訳・要約筆記(資料などのデーター配信、点訳などについては調整中です。必要な方は、以下の申込みフォームにお書きください。)
▽情報保障お申し込み
https://forms.gle/HGxK6GCUCPaD7BK89">https://forms.gle/HGxK6GCUCPaD7BK89
▽ご参加はこちらから
https://us02web.zoom.us/j/84346622658">https://us02web.zoom.us/j/84346622658
Zoomミーティングに参加する
(アクセスのバリアを減らすため、パスワードはありません)
ミーティングID: 843 4662 2658

<プログラム>
14:00 開会のあいさつ
全国弁護団共同代表:新里弁護士

14:10 原告の発言・大阪弁護団・東京弁護団の裁判状況の報告
大阪弁護団より裁判の状況報告(10分程度) 大阪弁護団より
大阪の原告
東京弁護団より裁判の状況報告(10分程度) 東京弁護団:関哉弁護士
東京の原告
北海道の原告
仙台の原告
静岡の原告
兵庫の原告
福岡の原告
熊本の原告     (各地原告3〜5分)

15:15 優生保護法裁判が訴えること、私たちがこれから為すべきこと
優生保護法被害者兵庫弁護団長:藤原弁護士

15:30 会場より指定発言あるいは休憩など

16:00 明石市 泉房穂市長 特別報告
「旧優生保護法被害者等の尊厳回復及び支援に関する条例」について

16:15 集会アピール案読み上げ・採択

16:20 閉会あいさつ
優生手術に対する謝罪を求める会:大橋さん

16:25 終了

▽チラシダウンロード(PDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/aeb6bb7ac54ea040543daa23574eaec9.pdf">https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/aeb6bb7ac54ea040543daa23574eaec9.pdf

▽こちらにも掲載しています(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/the-eugenics-protection-act-online/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/the-eugenics-protection-act-online/

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〇注目!
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高裁では全国初の判決です!
・2月22日(火)大阪高裁判決 空ひばりさん(仮名)野村 花子さん(仮名)・太郎さん(仮名)カップル
・2月15日(火)大阪第3次原告第1回控訴審13:50〜加山まり子さん(仮名)徹さん(仮名)聴覚障害のあるカップル

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〇注目!
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今後の裁判日程
2022年
3月1日(月)仙台高裁 佐藤由美さん(仮名)飯塚淳子さん(仮名)
3月11日(金)東京高裁判決 北三郎さん(仮名)101号大法廷
3月14日(月)熊本地裁13:30〜 渡辺数美さん(男性)、匿名女性

★情報公開請求裁判
3月15日(火)第7回期日



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雇用・労働・生活保護・所得保障
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◎大注目!
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2022年2月9日(水)13:20〜 東京地方裁判所 6階 620号法廷(予定)
■障害者雇用訴訟
発達障害の女性が、大手IT企業を「合理的配慮を受けられず、雇い止めされた」として提訴している第四回期日です。

DPIは一般就労における障害者雇用の促進はもちろん、採用後に障害者が安全・安心して働き続けることができる労働環境の整備や体制を求めていますが、こうした障害に基づく合理的配慮、就労後の相談支援の課題も問われている裁判です。

請求の趣旨(要旨)
(1)原告が、被告会社の労働者の地位にあることを確認する(雇止めの無効の主張)
(2)令和2年12月分以降の賃金及び今後発生する賃金の請求(過去分及び将来分の賃金請求)
(3)合理的配慮の提供義務違反等に基づく損害賠償請求(慰謝料の請求)
https://www.genkoku2021.com/index">https://www.genkoku2021.com/index

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◎大注目!
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証人尋問2回目:2022年2月15日(火)14:00〜17:00東京地裁103号法廷
■1型糖尿病障害年金訴訟
1型糖尿病は膵臓機能の障害であるにもかかわらず、身障法の対象外であるために障害者手帳を取得できず、また、指定難病としても認められていない病気であるため、総合支援法のサービスや難病法における医療費助成が受けられない「制度の谷間」におかれています。
この訴訟は1型糖尿病の当事者が障害基礎年金の受給できないようになっている認定基準が違法であること、また、原告の障害の状態は2級相当といえるため,2級に該当しないとした国の処分の違法性を主張していきており年度内に結審の見込みです。


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○注目!
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2022年1月〜2月
■全省庁宛に「情報アクセシビリティに関する提言書」提出
この提言書を提出した「ビジネスと人権市民社会プラットフォーム(BHRC)」は、政府の「ビジネスと人権に関する国別行動計画」(National Action Plan)に市民社会の立場からエンゲージ(参画、協議)していくことを目指す市民社会組織により構成されています。
併せて「ビジネスと人権指導原則」に基づき、日本における政府・企業の役割と責任の明確化と救済アクセスの確立、課題の幅広さに対応した広範囲な市民社会の参画を実現するため、市民社会としての提言活動、関係する多様なステークホルダーとの対話・連携の促進、ビジネスと人権に関する理解を促進する活動等を行っていきます。 DPI日本会議は障害当事者団体の立場からこの団体の幹事団体として参画しています。



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今月のひとこと

寒さはまだ厳しいですが、だんだんと日が長くなってきました。
青空がうっすらと霞がかってきたので、季節の歩みを感じます。
ここで一句。

窓辺にて遠い春待つ頬杖よ

芽吹きの春が待ち遠しい今日この頃です。
それでは、また来月!

(ゆ)
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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

2月22日、旧優生保護法の控訴審判決で、大阪高裁は一審の判決を変更し、
国に損害賠償を命じる初めての判決を言い渡しました。

除斥期間を適用しない画期的な判決です。DPIはこの判決を受けて、声明を出しました。

国は、上告をせずに速やかに本判決を確定させ、控訴人らすべての優生保護法被害者に謝罪と賠償をすることを強く求めます。

▽DPIホームページ記事はこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/demand/20220224-statement/">https://www.dpi-japan.org/blog/demand/20220224-statement/

以下、声明全文になります。
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2022年2月24日

旧優生保護法訴訟の大阪控訴審判決に関する
DPI日本会議声明

特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議
議長 平野みどり

DPI(障害者インターナショナル)日本会議は全国93の障害当事者団体から構成され、
障害の種別を越えて障害のある人もない人も共に生きるインクルーシブな社会(共生社会)の実現に向けて運動を行っている。
私たちは障害当事者の立場から、「優生手術は障害者の生殖の権利に対する人権侵害であり、
国は被害者への謝罪と賠償等を早急に実施すべきである」と20年以上前から訴えてきた。

2022年2月22日、大阪高等裁判所第5民事部(太田晃詳裁判長)は大阪地裁判決を変更し、
国に対し優生保護法被害者である控訴人らに対する損害賠償を命じる判決を言い渡した。
2018年1月に宮城県の知的障害女性が、国家賠償請求したことを皮切りに起こった一連の裁判で、
本判決が初の勝訴判決となった。判決では、差別や偏見を助長した国の責任を明確に指摘し、
除斥期間を適用しなかったことを強く支持したい。

太田晃詳裁判長は「旧優生保護法は子を産み育てるかどうか意思決定する自由などを侵害し明らかに憲法に反する。
特定の障害などのある人を一方的に『不良』と扱い生殖機能を喪失させる優生手術を推進しようという
非人道的で差別的な法律で人権侵害の程度は強い」と指摘した。優生保護法が憲法違反であると明確に判断している。

また、これまで各地で争われていた一審の判決では、旧優生保護法を憲法違反とする判決は4件あったが、
いずれも除斥期間を適用し原告の訴えを退けてきた。

しかし、大阪高裁は「除斥期間」の起算点について一審判決と同じく旧優生保護法が改正された1996年としているが、
「人権侵害が強度であり、憲法を踏まえた施策を推進していくべき国が障害者に対する差別や偏見を助長し、
原告は訴訟の前提となる情報や相談機会へのアクセスが著しく困難な環境だった。
除斥期間の適用をそのまま認めることは著しく正義・公平の理念に反する」として除斥期間を適用しなかった。

不妊手術をされたことを知らされず、2018年の仙台裁判の報道に接して初めて自分も被害者だと気づいた人も多い。
今回の大阪判決では訴えを起こすことが出来ない状況が長年続いていたことを認め除斥期間を適用しなかった
大阪高裁の判断を支持したい。

一連の旧優生保護法訴訟では、原告はいずれも高齢となっており、全国25名の原告のうちすでに4名の方が亡くなられている。
今回の控訴人の80代の夫は「高齢なので、国が上告すれば判決まで待てるか不安なので、上告しないでほしい」と求めている。

国に対しては、上告をせずに速やかに本判決を確定させること、
控訴人らすべての優生保護法被害者に謝罪と賠償をすることを強く求めたい。
そして、未だ声を上げることのできない被害者への更なる調査、二度と同じ過ちを繰り返さないための検証と
一時金支給法の抜本改正を行い、優生思想のない社会にするための施策を講ずることに取り組むべきである。

私たちDPIは全国の仲間に、国へ上告しないように各地から声を上げることを呼びかけたい。
同時に、全国で争われている裁判へも引き続き傍聴を始めとする支援を行い、
2016年に起きた津久井やまゆり園・障害者殺傷事件に至る、社会に広く存在する優生思想の克服に向けて、
今後も粘り強く取り組む決意である。

▽声明文のダウンロードはこちら(ワード)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/dd7ef22fe11f9478ec45c1c05870f493.docx">https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/dd7ef22fe11f9478ec45c1c05870f493.docx

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■DPI日本会議メールマガジン(22.03.01)第733号

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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年3月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202203/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202203/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【バリアフリー】
◎移動等円滑化評価会議
◎東海道新幹線「車椅子スペース6席のN700S」定期運行へ。3月12日ダイヤ改正からスタート!1日18本へ
◎JR東日本 3月12日から一部路線で乗務員のスロープ介助スタート!
○パブリックコメント 3/2(水)まで!特急車両の車いすスペース基準改正へ
○パブリックコメント 3/2(水)まで! 道路のガイドライン改訂へ
○パブリックコメント 3/6(日)まで!住宅のバリアフリー基準の見直し
○パブリックコメント 3/8(火)まで! 劇場等の車椅子席等基準を建築物特定施設に加える
○パブリックコメント 3/18(金)まで! 役務等のガイドライン見直し
○パブリックコメント 3/17(木)まで!都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂へ

【権利擁護】
◎内閣府障害者政策委員会「障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解」提出へ
※次回:3月4日(金)9:00-、3月24日(木)午後

【教育】
◎3月5日(土)第6回DPIインクルーシブ教育推進フォーラム「世界のインクルーシブ教育の流れを地域へ!─現状と課題を考える─」

【国際協力】
◎JICA国別障害関連情報が更新されました。
○シンガポールで処刑の危険にさらされているマレーシア人の知的障害者
△令和3年度の障害者白書の英語版

【障害女性】
◎緊急!!大阪高裁判決の上告阻止運動にご協力をお願いします!
◎大阪高裁に続く、全国2例目の高裁判決となります!東京高裁判決
○今後の裁判の日程



■───────────────────────■
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地域生活
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バリアフリー
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◎大注目!
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移動等円滑化評価会議(日程未定)
<ワンポイント解説>
 2020年のバリアフリー法改正で設置された委員会で、障害当事者が施設整備等を評価する委員会で、年に2回開かれています。前回9月の会議では、国交省から新たな評価手法の策定が提案されました。今回は具体的な案が示されると思われます。

▽移動等円滑化評価会議(外部リンク:国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_tk_000160.html">https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_tk_000160.html

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◎大注目!
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東海道新幹線「車椅子スペース6席のN700S」定期運行へ。3月12日ダイヤ改正からスタート!1日18本へ
(以前の記事)
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/6seats-start/">https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/6seats-start/
<ワンポイント解説>
 東海道新幹線では、昨年4月から車いすスペース6席の新型N700Sの運行が始まっています。これまでは当日の朝5時にならないと、どの列車が新型かわからなかったのですが、3月12日のダイヤ改正から、固定されて定期運行されることになります。上り、下りともに9本、合計18本となります。ぜひ、みなさん乗ってみて、広いスペースを体験してみてください。

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◎大注目!
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JR東日本 3月12日から一部路線で乗務員のスロープ介助スタート!
https://www.jreast.co.jp/press/2021/20220128_ho03.pdf">https://www.jreast.co.jp/press/2021/20220128_ho03.pdf
試行対象駅:左沢駅(左沢線) 女川駅(石巻線) 東名駅・野蒜駅(仙石線※1) 郡山富田駅・磐梯熱海駅(磐越西線※2) 北中込駅・臼田駅・八千穂駅・馬流駅・松原湖駅・佐久海ノ口駅・甲斐小泉駅(小海線)
<ワンポイント解説>
2020年秋から国交省で「駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会」が開かれていますが、このなかで車いす使用者に対し、乗務員がスロープ介助を行うことを提案してきました。JR九州では2月1日から香椎線で実施され、JR東日本では3月12日から一部路線ですが、実施されることになりました。車両にスロープを積んで乗務員が車いすの乗降介助を行うこの仕組なら、始発から終電まで事前連絡なく、待つこともなく乗降できるようになります。さらに全国の事業者に広がることを願って大注目です。

▽DPIのHPでも取り上げました
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/station-ramp/">https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/station-ramp/

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○注目!
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パブリックコメントまとめ

1)3/2(水)まで!特急車両の車いすスペース基準改正へ
「移動等円滑化のために必要な旅客施設又は車両等の構造及び設備並びに旅客施設及び車両等を使用した役務の提供の方法に関する基準を定める省令の一部を改正する省令案について」
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220803&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220803&Mode=0
<ワンポイント解説>
 1月開かれた最終の検討会で「特急車両における新たなバリアフリー対策について」がまとまりました。これまでの基準は、車椅子席は2席(小さい車両は1席)でしたが、新幹線と同じ基準で、総席数 500席未満→3席以上、500席以上→4席以上、1001席以上→6席以上となります。
議論になったのは、100席未満と2両編成以下の車椅子席数です。特急車両は現在日本で1,040編成ありますが、100席未満は71編成 (6.8%)で、編成数で見ると、2両編成以下は、133編成(12.8%)あります。これらの車両はスペースが少ないため、車椅子席は2席も認めてほしいという意見があり、基本的には3席以上だが、2席も認めるということになりました。
 このブリックコメントを経て、今春から新造される全国の特急車両は、この新しい基準が義務化されます。なお、現在運行されている車両については、新基準への適合が努力義務となります。

2)3/2(水)まで! 道路のガイドライン改訂へ
「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」の案に関する意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220601&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220601&Mode=0
<ワンポイント解説>
道路のガイドラインも見直されます。ポイントは、「旅客特定車両停留施設(バスタ)」と「ほこみち」の基準の策定です。バスタ新宿はターミナル駅に直結した新しい形のバスターミナルで、これまで基準がなく、2020年のバリアフリー法改正で旅客特定車両停留施設という新しい分類が出来ました。バスタは今後、全国10カ所程度で設けられる予定ですので、その基準を策定しました。トイレやエレベーターといったものの他に、UDタクシーの乗降場所、待合室での車椅子スペースの確保等が盛り込まれます。
「ほこみち」とは2020年に道路法が改正され、新たに創設された歩行者利便増進道路のことです。車道を減らすなどして歩道を広くし、そこにカフェやベンチを置いてゆっくり滞在できる空間をつくるというものです。こちらも障害者が利用できるように新基準が策定されました。
この道路のガイドラインも、2月にパブリックコメントが実施され、春から新基準に改訂される見込みです。

3)3/6(日)まで!住宅のバリアフリー基準の見直し
「高齢者が居住する住宅の設計に係る指針の一部を改正する告示案に関する意見の募集について」
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220702&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220702&Mode=0
<ワンポイント解説>
 住宅のバリアフリー整備基準は、この高齢者の法律に基づいた指針しかありませんでした。2009年に策定されたもので、立てる高齢者を想定しているようで、お風呂の段差も認めるなど不十分なものでした。2020年のバリアフリー法改正で附帯決議に検討すべきと盛り込まれ、このたび見直されることになりました。1/27には第1回の検討会が開かれ、高齢者の指針の見直しとともに、障害者の住宅ガイドラインを策定することも決まりました。こちらはこれから年度をまたいで議論されます。

4)3/8(火)まで! 劇場等の車椅子席等基準を建築物特定施設に加える
「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則の一部を改正する省令案等に関する意見募集について」
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220706&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220706&Mode=0
<ワンポイント解説>
 これまでは劇場等(コンサートホール、映画館、スタジアム等)のバリアフリー整備基準は、通路等の共有部分だけで、観客席の基準はありませんでした。今回の改正は国レベルでは新たな基準を設けるものではなく、変化はないのですが、自治体が条例で上乗せ基準を設けられるようにする改正です。みなさんの地元の条例で、国レベルを上回る基準の策定が可能となります。

5)3/18(金)まで! 役務等のガイドライン見直し
「公共交通機関の旅客施設・車両等・役務の提供に関する移動等円滑化整備ガイドライン」の改訂案に対する意見の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220103&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220103&Mode=0
<ワンポイント解説>
「共生社会の新しいモデルに関するガイドライン改訂案」と「特急車両におけるバリアフリー対策等に関するガイドライン改訂案」の2つがあります。前出の1)にも特急車両がありますが、あちらは基準の改正に対するパブコメで、こちらはガイドラインの文案に対するパブコメです。

6)3/17(木)まで!都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂へ
「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂第2版】」(案)に関する意見募集について」
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220403&Mode=0">https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220403&Mode=0
<ワンポイント解説>
 都市公園は全国に11万ヶ所ありますが、このバリアフリーガイドラインが13年ぶりに改訂されることになりました。トイレ、駐車場、野外劇場等の基準が見直されます。特に、出入り口に設置されている車やバイク等の侵入を止める車止め(バリカー)によって、大きな車椅子は入れないという問題がありました。こちらは、「有効幅を車止めの最上部まで90cm以上を確保したものとする」というように改められます。こちらも2月にパブリックコメントが実施され、春から新基準に改訂される見込みです。



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権利擁護
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◎大注目!
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内閣府障害者政策委員会「障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解」提出へ
※次回:3月4日(金)9:00-、3月24日(木)午後
<ワンポイント解説>
 1月31日(月)に第61回が開かれ、障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解を議論しました。これは8月に予定されている障害者権利条約の第一回対日審査に向けて、国内監視機関である内閣府障害者政策委員会が条約の実施状況の意見をまとめたものです。3月は1回だけの予定でしたが、多数の委員からの要請で、3月4日(金)の午前中に設定されました。権利委員会への意見提出とともに、障害者差別解消法基本方針の見直し、第5次障害者基本計画の策定の議論が始まる見込みです。



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教育
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◎大注目!
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3月5日(土)第6回DPIインクルーシブ教育推進フォーラム「世界のインクルーシブ教育の流れを地域へ!─現状と課題を考える─」

<ワンポイント解説>
国連障害者権利委員会による日本政府との建設的対話(審査)が、今年8月・9月の会期に予定されています。そして日本政府に対して総括所見が作成されようとしています。
そうした歴史的な節目を迎えるこの時期に、改めてインクルーシブ教育を実現するために何が課題なのかを考える集会を行います。
また学校バリアフリーに関するレポート、首都圏の障害当事者が参加するパネルディスカッションと、多彩な内容で行います。皆さんご参加お願いいたします!

▽お申し込みはDPIホームページからどうぞ
https://www.dpi-japan.org/blog/events/6th-inclusive-forum/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/6th-inclusive-forum/



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国際協力
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◎大注目!
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JICA国別障害関連情報が更新されました。
<ワンポイント解説>
JICAが障害分野で関わった国を中心に、基礎指標、障害関連政策(行政制度、法律、施策、CBR/IL、マラケシュ条約、コロナの影響)、障害当事者団体、障害者支援団体にわけて情報をまとめています。DPI日本会議からの情報提供もありましたし、作成には元事務局メンバーの堀場さんを中心にコンサルタント会社が協力しました。
https://www.jica.go.jp/activities/issues/social_sec/reports/asia.html">https://www.jica.go.jp/activities/issues/social_sec/reports/asia.html
にあります。

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○注目!
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シンガポールで処刑の危険にさらされているマレーシア人の知的障害者
<ワンポイント解説>
前号でお知らせした、麻薬所持の疑いでシンガポールで処刑の危険にさらされているマレーシア人男性のナガエントラン・K・ダルマリンガムは、手続きでの合理的配慮を受け取っていなかったのに、一旦延期になっている抗告公判が3月1日に再設定されたそうです。
1996年に麻薬密売でシンガポールで絞首刑に処せられた知的障害の青年のケースもあるので、まだ予断はゆるしません。関連するニュースは、
https://international.thenewslens.com/article/162373">https://international.thenewslens.com/article/162373
を見てください。

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△よかったら見て
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令和3年度の障害者白書の英語版
<ワンポイント解説>
Annual Report on Government Measures for Persons with Disabilities (Summary) 2021として、障害者白書の英語版が出ています。日本語本文の全訳ではありませんが、日本の障害行政の全体像がわかります。次号2022版は6月に発行の予定です。
https://www8.cao.go.jp/shougai/english/annualreport/2021/index-pdf.html">https://www8.cao.go.jp/shougai/english/annualreport/2021/index-pdf.html



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障害女性
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◎大注目!
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緊急!!大阪高裁判決の上告阻止運動にご協力をお願いします!
2月22日(火)大阪高裁判決は、1審判決を変更し、原告側勝訴を言い渡しました。国家賠償を認めた全国初の判決です。
▽DPIが出した声明文は以下
https://www.dpi-japan.org/blog/demand/20220224-statement/">https://www.dpi-japan.org/blog/demand/20220224-statement/

国が3月8日(火)までに最高裁判所に上告しなければ、この判決が確定します。これは大阪の原告だけでなく、各地の裁判に大きな影響を与えることとなります。
高齢の原告たちに大きな負担となっている裁判を一刻も早く終わらせ、謝罪と補償を含む全面的解決を実現させましょう。
以下のアクションにご協力をお願いします!
「優生保護法被害国家賠償請求訴訟 大阪控訴審勝訴判決を受けての緊急院内集会(仮)」
3月4日(金) 12時00分〜14時00分(予定)
参議院議員会館B109号室(地下1階食堂前)
一般参加者はzoom参加でお願いします。
トピック: 3月4日緊急院内集会
時間: 2022年3月4日 12:00 AM 大阪、札幌、東京
Zoomミーティングに参加する
https://us02web.zoom.us/j/82094855435">https://us02web.zoom.us/j/82094855435
(パスワードなし)
ミーティングID: 820 9485 5435
なお、3月8日(火)までに国が最高裁判所に上告、あるいは断念を決定した場合は、内容が変更となったりします。また以下の取り組みは一旦終了となりますので、一刻も早いアクションをお願いします!

1.政府に対する個別要請
おおさか旧優生保護法を問うネットワークが、「旧優生保護法被害裁判の大阪高裁判決に対し、上告しないでください」のファックス送付用原案を作成してくださいました。

▽ダウンロードはこちらから
(ワード)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/fd98962433cf9c7fc8707a126f283684.docx">https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/fd98962433cf9c7fc8707a126f283684.docx
(PDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/fd98962433cf9c7fc8707a126f283684.pdf">https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2022/02/fd98962433cf9c7fc8707a126f283684.pdf

こちらを内閣総理大臣、厚生労働大臣、法務大臣へファックスやメールで送ってください。
文章はご自身で伝えやすいようにアレンジしてくださって構いません。

▽要請文は以下のURLからもダウンロードできます。
https://drive.google.com/drive/folders/1A57ehzpQ0G-gUWmJulPxknKYsA9yFDrY?usp=sharing">https://drive.google.com/drive/folders/1A57ehzpQ0G-gUWmJulPxknKYsA9yFDrY?usp=sharing
◇送り先:
内閣総理大臣 岸田 文雄 様(ファックス:03-3592-0179)
厚生労働大臣 後藤 茂之 様(ファックス:03-3595-2680)
法務大臣 古川 禎久 様(ファックス:03-3592-7393)

首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html">https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
内閣官房
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/cas_goiken.html">https://www.kantei.go.jp/jp/forms/cas_goiken.html
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail">https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
法務省
https://www.moj.go.jp/mojmail/kouhouinput.php">https://www.moj.go.jp/mojmail/kouhouinput.php

2.オンライン署名
「強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」のメンバーが、緊急オンライン署名を立ち上げてくださいました。
▽【緊急署名】 #優生保護法大阪高裁判決に上告しないでください
https://chng.it/8VDtxqBWCx">https://chng.it/8VDtxqBWCx
こちらは第一次締切を2月28日としています。
3月1日(火)に弁護団が国に要請書を提出する予定なので、それまでにできるだけたくさんの署名を集めておき、アピールしたいと思います。
今回はネットでの署名のみです。
初めての方もぜひチャレンジしてくださると幸いです。
こちらもぜひ拡散してください。
3.ハッシュタグ「#優生保護法大阪高裁判決に上告しないでください」の拡散
現在、このハッシュタグを拡散中です。

#優生保護法大阪高裁判決に上告しないでください
TwitterやFacebook、Instagramなどで賛同のメッセージを投稿したり、ニュースのシェアをしたりするときには、こちらのハッシュタグをつけて発信してくださるとうれしいです。
ハッシュタグ#を使って発信すると、そのハッシュタグごとに発信内容をまとめることができ、同じハッシュタグを使って発信している人の声を見ることができます。
たくさんの人が同じハッシュタグを使うことで、その意見に賛同している声がたくさんあることを可視化することができます。

ほかにも、
#いのちを分けない社会へ
#国は旧優生保護法の責任をとれ
のハッシュタグも使っています。関連の投稿には合わせてご活用ください。

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◎大注目!
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大阪高裁に続く、全国2例目の高裁判決となります!
・3月11日(金)東京高裁判決 北三郎さん(仮名)101号大法廷


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〇注目!
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今後の裁判日程
2022年
3月1日(月)仙台高裁 佐藤由美さん(仮名)飯塚淳子さん(仮名)
3月14日(月)熊本地裁 熊本地裁13:30〜 渡辺数美さん(男性)、匿名女性、[証人尋問]藤原久美子(DPI女性障害者ネットワーク・DPI常任委員)
★情報公開請求裁判
3月15日(火)第7回期日14:30〜



。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

春よ来い、とはよく言われますが、ほかの季節ではあまり言いません。
それだけ、昔から人々が待ちわびている季節なのかもしれません。
人だけではなく花も虫も鳥も、春の訪れを喜んでいる気がします。

日々いろいろな感情や情報に触れて気持ちがふさぐこともありますが、
一歩一歩を大切にして過ごしたいですね。
それでは、また来月!

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

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■DPI日本会議メールマガジン(22.03.01)第734号

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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

DPI日本会議は、公益財団法人キリン福祉財団助成のもと、「インクルーシブまるごと実現プロジェクト」を2018年度より展開してきました。コロナ禍によって事業延長となった今年度も感染者数の増減等により、活動の制限、変更を余儀なくされてきた1年間でした。

社会のありようが大きく変化し続けている中、コロナ禍であっても子どもの頃から障害の有無で分けられずにともに学び育つことができる、人生をより豊かにする文化芸術を誰もが楽しめる社会の実現に向け、いかにその歩みを進めていくかが問われています。

感染対策やオンラインツールの活用など創意工夫をして取り組んできた本事業の成果報告集会は、コロナ禍やアフターコロナにおけるインクルーシブ社会の実現に寄与すると期待しています。皆さま、ぜひご参加ください!

■日時:3月20日(日)12時〜16時30分
■会場:文京シビックセンター26階 スカイホール
(所在地:〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号)
東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分

■参加費:無料
■定員:80名(先着順)
■情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、テキストデータ
<プログラム>
12:00-12:05 開会あいさつ
12:05-12:10 来賓挨拶
12:10-12:20 キリン事業報告
12:20-13:30 座談会「インクルーシブな放課後づくりの取り組み -現状と課題-」
登壇者:
・古市理代さん(NPO法人アクセプションズ)、
・五本木愛さん(一般社団法人sukasuka-ippo、オンライン参加)、
・谷口研二さん(原谷学童保育所、オンライン参加)
・崔栄繁(DPI日本会議議長補佐)、他調整中

13:30-13:40 UDキャストの説明
13:40-13:50 休憩
13:50-15:10 バリアフリー映画上映「明日をへぐる」(上映時間:73分)
15:10-15:20 休憩

15:20-16:20 鼎談「バリアフリー映画をへぐる-「明日をへぐる」はこうしてできた
登壇者:
・今井友樹さん(「明日をへぐる」監督)、
・山上庄子さん(Palabra株式会社)、
・コーディネーター:大河内直之さん(NPO法人バリアフリー映画研究会)

16:20-16:25 閉会あいさつ

■参加申し込み
▽以下のウェブフォームからお申し込みをお願いします。
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上記フォームからお申し込みが難しい方は「お名前(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、所属団体(あれば)、情報保障(要約筆記、手話、点字資料、点字データ、テキストデータ)、車いす使用の有無、介助者の人数」をDPI事務局笠柳(kasayanagi★dpi-japan.org(★→@に変えてください))までご連絡ください。

<映画「明日をへぐる」ストーリー>
土佐和紙の原料となる楮(こうぞ)をめぐる山里の人々の暮らしを記録したドキュメンタリー。
高知県の中でもローカルな方言である「へぐる」は、特殊な包丁で土佐楮の皮から表皮部分を削ぎ取る作業のことを指す。
高知県の山あいの町で楮を丁寧にへぐっていく90代の女性たち。楮の外皮を何度も削り落とし、繊維だけを残していく。そうすることで、楮は1000年以上の耐久性を持つといわれる和紙へと生まれ変わっていく。
その手わざや佇まいからは、世代を越えて受け継がれてきた、山里の暮らしが見え隠れする。

手間もかかり大量生産もできず、継承者もいないことから、やがて失われてしまうのではないかと言われているへぐりの作業をはじめ、楮を栽培し、紙を漉いてきた人たちの暮らし、そして和紙の文化そのものを通して、効率性や利便性を求めるがゆえに余裕が失われてしまった現代社会の日常を見つめ直していく。

■主催、問い合わせ:DPI日本会議
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3−11−8武蔵野ビル5階
電話:03-5282-3730 FAX:03-5282-0017 メール:office@dpi-japan.org

◇協力:NPO法人アクセプションズ
◇助成:公益財団法人キリン福祉財団

※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、変更または中止となる場合がございます。その際は、ご連絡いたします。


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■DPI日本会議メールマガジン(22.03.03)第735号

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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。
今号は、イベント案内です。

3月7日(月)地域移行国際セミナー「withコロナ時代の地域移行制度確立に向けて」をオンラインで開催します!

DPIではインクルーシブ社会の実現に向けて策定したDPIビジョン2030の中で、中長期的な目標、行動計画を立てています。

地域移行については2025年までに脱施設の制度化や地域基盤整備による地域移行の促進を目標に掲げており、コロナ禍であっても着実に地域移行を進めていけるようにするため、日本財団助成事業によるオンラインを活用した地域移行モデルづくりのプロジェクトを進めています。

本セミナーではこのモデルづくりプロジェクトの実施協力団体であるCILおおいた、日本自立生活センターに取り組んでいただいた筋ジス病棟からの地域移行に関する1年間の実践報告および諸外国における地域移行制度として、韓国やカナダで行われている地域移行を進めるための諸施策についても紹介し、障害者権利条約に基づいた地域移行を推し進めていくための方策について議論し、深めていく場とします。

皆さま、奮ってご参加ください!

■日時:2022年3月7日(月)13:00〜16:50
■開催方法:オンライン(ウェビナー)での開催
■情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、資料データ提供
▽お申し込みは以下のウェブフォームからお願いします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_eb8LLZ0wRr66-AwxFiYy5Q">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_eb8LLZ0wRr66-AwxFiYy5Q

上記フォームからお申し込みが難しい方は「お名前(ふりがな)、電話番号、メールアドレス、所属団体(あれば)、情報保障(要約筆記、手話、点字資料、点字データ、テキストデータ)」をDPI事務局笠柳(kasayanagi★dpi-japan.org(★→@に変えてください))までご連絡ください。

プログラム(予定):
13時 開会

主催者挨拶 平野みどり(DPI日本会議議長)
ビデオメッセージ アマリア・エヴァ・ガミオ・リオスさん(障害者権利委員会委員副委員長)
13時15分〜15時 世界各国の地域移行制度紹介(14時半頃に10分程度の休憩を入れます)

韓国の地域移行制度について パク・チャノさん(ソウル自立生活センター代表)
カナダの地域移行制度について 鈴木良さん(同志社大学)
15時〜16時10分 オンライン地域移行支援制度モデル事業の取り組み報告

CILおおいたの実践報告 押切真人さん(自立支援センターおおいた)
日本自立生活センターの実践報告 大藪光俊さん(日本自立生活センター)
野?時貞さん(日本自立生活センター)
インタビュー調査報告

鈴木良さん(同志社大学)
16時10分〜16時20分 休憩

16時20分〜16時50分 日本における地域移行制度モデルの提言

今村登(DPI日本会議事務局次長)
16時50分 閉会

◇主催:認定NPO法人DPI日本会議
◇助成:公益財団法人日本財団

。°+°。°+ °。°。°+°。°+

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/">https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
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※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
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▽寄付金控除についての詳細はこちら
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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2022年4月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202204/">https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202204/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
--------------------------------------------------
凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
--------------------------------------------------

【権利擁護】
◎第64回内閣府障害者政策委員会 4月26日(火)午後

【国際協力】
◎アメリカで紹介された障害者を題材にした日本漫画
○活動で結果を出すためのコミュニティ開発講座

【障害女性】
◎高齢化した原告たちの声に、なぜ耳を傾けないのか?
○今後の裁判の日程

【雇用労働・生活保護・所得保障】
○2022年1月17日 第8回「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」開催

■───────────────────────■

------------------
バリアフリー
------------------
今月は年度始めということもあり、検討会やパブリックコメントはありません。

3月に道路や都市公園など多くのガイドラインや基準が改正されましたが、注目は特急車両です。今月から新造されるすべての特急車両は新基準が適用され、総席数に応じて新幹線並みに車椅子席が増やされます。
▽参考記事はこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/limited-express-train-barrier-free/">https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/limited-express-train-barrier-free/

JR東海では、HC85系が新造され、特急「ひだ」「南紀」として運行されるようです。ぜひ、乗車してみてください。



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権利擁護
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◎大注目!
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第64回内閣府障害者政策委員会 4月26日(火)午後
<ワンポイント解説>
いよいよ今月から、障害者差別解消法の基本方針の議論が始まる見込みです。基本方針では差別の定義、法の対象範囲、相談体制、障害女性の複合差別など多くの重要課題が議論されます。
昨年秋に障害者団体、事業者団体、地方公共団体のヒアリングが終わっており、論点を定めて議論するものと思われます。8月の国連の障害者権利委員会の第一回対日審査も控えており、どれだけ条約の理念を基本方針に盛り込めるかが焦点となります。ご注目ください。次回は5月24日(火)午後となります。



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国際協力
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◎大注目!
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アメリカで紹介された障害者を題材にした日本漫画

障害者を描いた小説や映画はアメリカにもいろいろあるといいますが、英語の漫画で、障害が登場する漫画はほとんどないため、School Library Journal(学校図書館ジャーナル)が翻訳された日本の漫画を取り上げています。
https://www.schoollibraryjournal.com/story/six-manga-about-people-with-">https://www.schoollibraryjournal.com/story/six-manga-about-people-with-

disabilities英語圏の人と話すとき、会話の材料に使えて便利です。
<ワンポイント解説>
1)I Hear the Supportひだまりが聴こえる  文乃ゆき (One Peace Books, 2017)
難聴の大学生と彼の友人たちの物語 
2)Komi Can't Communicate古見さんは、コミュ症です。
小田智仁(Viz、2019-2021)
コミュニケーション障害をもつ女の子を取り上げた、ロマンティック・コメディ。英語での映画化もされている。

3)Realリアル
井上雄彦(Viz, 2008-2021)
車いすバスケットボールの物語、残酷で感動的と評されている。

4)Shino Can’t Say Her Name志乃ちゃんは自分の名前が言えない
押見 修造(Denpa Books, 2021)
吃音の女子高校生が、大人になっても障害に悩まされながら娘のサポートを得て生活する

5)A Sign of Affection愛情のしるし 森下蘇(Kodansha Comics, 2020-2021) ろう者のキャラクターの視点から語られたロマンス物語

6)A Silent Voice聲の形 大今吉時 (Kodansha Comics, 2013)
聴覚障害の転校生の少女へのいじめから始まる物語、英語でアニメ映画にもなっている。

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○注目!
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活動で結果を出すためのコミュニティ開発講座
ICA NGO等提案型プログラムであり、動画による受講料無料の講座です
<ワンポイント解説>
国際協力プロジェクトでコミュニティ開発に関わる人を対象としたものである、地域住民のエンパワメントと地域資源(人材、資金、知識)を活用することは、今後の障害者、特に自立生活運動に役立つはずです。
■内容:編集されたズーム講座を、3時間を1コマとし、30時間(5日分)の基礎編(コミュニティ開発の基礎・プロジェクト・管理運営能力の向上)と、30時間(5日分)の応用編(コミュニティの経済的開発等)からなります。
受講方法: Facebookで時間・場所を気にせず視聴し、コメント欄に質問等を書き込んでいきます。
申込み:
https://hitonomori.com/event/?p=143">https://hitonomori.com/event/?p=143
その後、Facebookアカウント取得とグループへの登録ができます。
詳細は以下より
https://hitonomori.com/jica-ngo.html">https://hitonomori.com/jica-ngo.html



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障害女性
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◎大注目!
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2月22日の大阪高裁、3月11日東京高裁でも、除斥期間の壁を乗り越え原告側勝訴を勝ち取りました。しかし、いずれも上告期限1日前に、国は上告(受理申し立て)を行いました。
高齢化した原告たちの声に、なぜ耳を傾けないのか?
最高裁は公開での審議は行われることはほとんどないため、一般市民を巻き込んで「こんな正義・公正に反することはあってはならない!」という機運を盛り上げていくことが重要となってきます。
今後もアクションを呼びかけますので、随時最新情報をホームページ等でご確認の上、ご協力よろしくお願いします。
また各地裁での裁判についても引き続き、傍聴活動などご支援よろしくお願いします。

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〇注目!
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今後の優生保護裁判日程
6月 2日(木) 仙台地裁 東 二郎さん(仮名)、Sさん
6月 3日(金) 仙台高裁 飯塚 淳子さん(活動名)、佐藤 由美さん(仮名)
6月13日(月) 13:30〜 熊本地裁 渡邊 數美さん(男性)、川中 ミキさん(仮名)

★情報公開請求裁判
6月21日(火)第8回期日14:30〜大津地裁 京都新聞社



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雇用労働・生活保護・所得保障
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〇注目!
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2022年1月17日 第8回「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」開催
■重度障害者等就労支援特別事業について今後の方向性が示されました
1月14日付け配信の「【資料2】障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて中間整理(抄)」において以下の文言の記載がありました。いくつかの市町村でも開始の情報もいくつか報告受けております。引き続き情報提供をお願い致します。

【資料2】障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて 中間整理(抄)(一部抜粋)
重度障害者等に対する職場や通勤等における支援については、雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業及び障害者雇用納付金制度に基づく助成金の実施状況や重度訪問介護、同行援護等の利用状況も踏まえつつ、今後に向けた検討を行う必要がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000880771.pdf">https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000880771.pdf



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今月のひとこと

ただいま、桜前線が日本を駆け巡っています。
DPI事務所のある街の桜も満開で、
そろそろ散り始めるころでしょうか。
一日でも早く、また心置きなくお花見を楽しみ、
平和を祝いあえる日が来てほしいものです。

(ゆ)
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●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
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ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
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■DPI日本会議メールマガジン(22.04.22)第738号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
   DPI日本会議メールマガジン(22.04.22)第738号
        DPI-JAPAN Mail Magazine
☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。
今号はDPI全国集会のご案内です。

今年は5月28日(土)、29日(日)オンラインにおいて、開催いたします。

今集会は「ついに迫る!障害者権利委員会第1回日本との建設的対話」というテーマのもと、全体会では「ついに迫る!障害者権利委員会第1回日本との建設的対話」について、2日目の分科会では地域生活、障害女性、雇用労働の3つを開催します。

集会の開催は多くの方にご参加いただきたく、参加費を無料としています。
しかしながら、情報保障などに多くの費用を必要とします。インターネット上でご寄付頂けるようになりましたので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

▽ご寄付はこちらからお願いいたします
https://www.dpi-japan.org/join/donate/dpi_conference_donation-2/

▽DPI全国集会のホームぺージ記事はこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2022_national_assembly/

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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第37回DPI日本会議全国集会 参加募集!!
ついに迫る!障害者権利委員会第1回日本との建設的対話
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■日時:5月28日(日)16:00〜18:00、29日(日)10:30〜17:00
■開催方法:Zoom webinar
◆参加費:無料(ご寄付をお願いします!)

■プログラム概要
1日目 全体会「「ついに迫る!障害者権利委員会第1回日本との建設的対話」」 16時〜18時
◆第一部「障害者差別解消法基本方針改定の状況」
昨年、障害者差別解消法が改正され、今年は法の具体的な取り組みを定める基本方針の見直しが最大の焦点となります。内閣府は昨年から障害者差別解消の相談体制等に関する検討会を開催し、調査研究事業を行いました。

さらに、障害者政策委員会では昨秋、障害者団体・事業者団体・地方公共団体の合計63団体のヒアリングを実施し、今春から、具体的な議論が始まります。差別の定義、法の対象範囲、ワンストップ相談窓口、障害女性の複合差別等が焦点となります。

これまでの経過や見直しの課題を整理し、調査研究事業の内容と国におけるワンストップ相談窓口を巡る状況を報告します。

報告:尾上浩二(DPI日本会議副議長)

◆第二部「国連障害者権利委員会 第一回対日審査に向けて」
夏に開催される第27会期障害者権利委員会で、いよいよ日本の第1回建設的対話(審査)が実施されます。DPIは日本障害フォーラム(JDF)の構成員として、2017年からパラレルレポートの作成やジュネーブへの傍聴団の派遣等積極的に取り組んできました。

建設的対話の後には、総括所見(勧告)が出され、日本政府のさらなる法制度の拡充が促されます。建設的対話に向けた日本政府、内閣府障害者政策委員会、JDFの取り組みを報告し、建設的対話の意義と総括所見を展望します。

1)外務省 (15分)
「対日審査に向けた取り組み、事前質問事項の回答等について」

2)石川 准(内閣府障害者政策委員会委員長)(25分)
「障害者の権利に関する条約の実施状況に係る障害者政策委員会の見解について」

3)崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐)(25分)
JDFの取り組みとパラレルレポートの主なポイント等を報告

司会:佐藤聡(DPI日本会議事務局長)

2日目 分科会(10時30分〜17時)
◆地域生活分科会 10時30分〜12時15分
「今こそ本気の地域移行の仕組みを!〜障害者総合支援法見直しへの提案〜」

現在、社会保障審議会障害者部会では障害者総合支援法の見直しについて検討されています。DPI日本会議としては、「DPIビジョン2030」に掲げた脱施設・脱病院に向けた実効性のある地域移行の仕組みを今回の見直しの中に盛り込めるよう、他団体とも連携しながら取り組んでいます。

今夏にはいよいよ国連障害者権利委員会による日本の条約審査が行われる予定であり、条約審査の過程や権利委員会から出される総括所見、脱施設WGによる脱施設ガイドラインなども活用しながら厚労省や国会議員へ働きかけていく必要があります。

このような情勢の中、本分科会では、地域移行に取り組まれている事業者やCILにご登壇いただき、それぞれの実践の中からみえている現行の地域移行施策の問題点や課題、実効性のある地域移行の仕組みを作るための提案を伺い、総合支援法見直しに向けた議論を深めていきたいです。

登壇者:調整中

昼食休憩 (12時15分-13時15分)

◆障害女性分科会 13時15分〜15時
「北海道知的障害女性0歳児遺棄事件から考える−私たちの「性と生殖の権利」−」

北海道の就労支援施設で知的障害のある女性がトイレで出産し、窒息死させた罪で有罪となりました。事件は何故起きたのでしょうか。障害女性の実態調査と困難に取り組んできた当事者から報告を受けるとともに、社会的背景にある障害者の性と生殖の権利について理解を深めて、障害者への優生思想について参加者と一緒に考えます。

報告
1)「障害女性複合差別実態調査から」
 佐々木 貞子(DPI常任委員・DPI女性障害者ネットワークメンバー) (15分)

2)「性と生殖の権利について」
 長沖 暁子(SOSHIREN女(わたし)のからだから) (15分)

3)「北海道知的障害女性0歳児遺棄事件にある社会的背景と私たちの活動
 藤原 久美子(DPI常任委員・DPI女性障害者ネットワーク代表) (15分)

知的障害女性の指定発言、他調整中

■質疑応答(15分)

コーディネーター:平野 みどり(DPI日本会議議長)

休憩(15時〜15時15分)

◆雇用労働分科会15時15分〜17時
「法定雇用率達成代行ビジネスの現状から障害者雇用の意義と課題を考える。」

障害者施策の基本は、全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現です。

この基本的な考え方は、障害者雇用についても共通するものであり、様々な課題や難問があっても、共に働くことのできる職場や労働環境の整備及び支援体制等の確保が必要です。

しかし、こうした本来の主旨に反して、一般就労として障害者のみを分離・隔離した職場(法定雇用率達成代行ビジネス)での雇用が進められてきています。

本分科会では、このような現状を確認・検証するとともに、障害者雇用の現状と課題及びその意義を確認し、今後の障害者雇用施策に反映することを目的として実施します。

■パネリスト
・松井 亮輔(法政大学名誉教授)
・藤尾 健二(NPO法人ワークス未来千葉、千葉障害者就業支援キャリアセンター長)
・安藤 信哉(公益社団法人全国脊髄損傷者連合会事務局長、株式会社障碍社 代表取締役)

◇進行役 西村 正樹(DPI日本会議副議長)

閉会の挨拶、終了 17時

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◇お申込方法◇
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1.ウェブからお申し込みの方
下記からお申し込みください。

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2.メールでお申し込みの方
上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の笠柳までメールでお送りください。
1)お名前、
2)ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス、
3)電話番号、
4)団体名(あれば)、
5)必要な個別支援(手話、PC文字通訳、点字資料、その他)
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*作成:安田 智博 *更新:兵頭 卓磨
UP: 20220106 REV:随時


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