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DPI日本会議メールマガジン・2021 5月〜8月

1月〜4月/5月〜8月/9月〜12月

DPI日本会議

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last update: 20210807







■DPI日本会議メールマガジン(21.05.06)第716号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.05.06)第716号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2021年5月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202105/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【地域生活】
〇社会保障審議会障害者部会

【バリアフリー】
◎駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会(第4回)

【権利擁護】
◎障害者差別解消法改正法案国会審議(参議院内閣委員会)5月後半?

【国際協力】
〇日米企業リーダー育成研修 - Webinar 2
△国連人口基金世界人口白書2021 「私のからだは私のもの:からだの自己決定権を求めて」

【障害女性】
◎「着床前診断PGT-Mに関する倫理審議会」最終報告書への意見公募開始
◎今月の優生保護法裁判日程
◎署名活動に更なるご協力を!
〇今後の裁判日程

【雇用・労働・生活保護・所得保障】
〇札幌地裁判決をふまえて、厚生労働省に要請書と署名を提出しました
〇第5回障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(ペーパーレス会議)
△ビジネスと人権 NAP 市民社会プラットフォーム(BHR)2021年4月幹事会

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地域生活
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◎大注目!
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社会保障審議会障害者部会
<ワンポイント解説>
障害者総合支援法の施行後3年を目途とした見直しに向けた団体ヒアリングが行われています。
今月は5月14日(金)10:00-13:00、17日(月)13:00-16:00、24日(月)13:00-16:00(いずれも終了時間は変更の可能性あり)
に開催が予定されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html
(外部リンク:厚生労働省)
DPIは5月24日(月)の団体ヒアリングに出席予定となっていますので、当日はぜひオンライン(YouTube)での傍聴をよろしくお願いいたします!


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バリアフリー
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◎大注目!
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駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会(第4回)(日程未定)
<ワンポイント解説>
昨秋からスタートしたこの意見交換会、今回はいよいよ中間まとめ案が出てきます。どのような取り組みの方向性が示されるのか、ご注目ください。


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権利擁護
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◎大注目!
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障害者差別解消法改正法案国会審議(参議院内閣委員会)5月後半?
<ワンポイント解説>
障害者差別解消法の改正法案が国会で審議されています。4月20日には衆議院本会議で可決し、参議院に送られました。参議院での審議はおそらく5月後半になると思われます。法案には民間事業者の合理的配慮の提供の義務化が盛り込まれています。
さらに、差別の定義(間接差別、関連差別)、法の対象範囲に家族や支援者を加える、障害女性、ワンストップ相談窓口など重要課題について、どのような質疑があり、附帯決議に書かれるのか注目です。法成立後は基本方針の策定(内閣府障害者政策委員会)に舞台が移ります。
▽審議の様子は参議院インターネット中継で視聴できます。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php



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国際協力
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○注目!
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日米企業リーダー育成研修 - Webinar 2
<ワンポイント解説>
重要課題である障害者の教育に関するウエブセミナーです。アメリカの水準に合わせた情報保障も十分に提供され、その意味でも参加をお勧めします。

■時間:5月14日(金)午前9時〜10時30分
■内容:「教育現場から雇用へ:どのようにして障害のある学生達が高等教育におけるアクセシビリティを阻む障壁を克服しているか?」のパネルでは、障害のある若者の雇用を実現するための最初の取り組みとして、高等教育への進学を阻む体系的な障壁を除くことに焦点を当てます。
パネリストは、入学試験時や教室内における配慮不足だけでなく、自立生活や学業面で目標を達成する際に必要となる住居や交通、その他の地域サービスなどへのアクセスの制限によって障害学生がどのような影響を受けるのかについて意見を交わします。
本パネル・ディスカッションでは、日米の高等教育における配慮への取り組み方の相違点を浮き彫りにし、インクルージョン促進のために日米両国の「アクセス・メーカー」がどのようにお互いから学び合うことができるのかを明らかにします。
さらに、障害のある若者達の高等教育から雇用への移行を支援する政府の役割についても言及します。

■事前登録制・参加費無料
▽チラシはこちら(PDF、英語)
https://inclusionmatters.communityinclusion.org/en/US-Japan_Webinar_2_English.pdf?fbclid=IwAR0n9zuAfpDbO7KoAnVD4h6VJOkhMJWIB7wg5P9s7LPj4vlrt3xzweTyEaA
■スピーカー:Dean Adams, Ph.D.
Scholar and educator, University of Illinois Chicago and National Louis University
Wendy Harbour, Ph.D. Director, National Center for College Students with Disabilities, AHEAD
Jun Murata Associate Professor, General Student Support Center, Kyoto University Chief Coordinator, Disability Support Office, Kyoto U
■情報保障: 日英同時通訳、日英文字通訳、日本手話、アメリカ手話
■主催: マサチューセッツ大学地域インクルージョン研究所
■後援: アメリカ大使館


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△よかったら見て
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国連人口基金世界人口白書2021 「私のからだは私のもの:からだの自己決定権を求めて
(My body is my own - claiming the right to autonomy and self-determination)」

<ワンポイント解説>
国連人口基金(UNFPA)が2021年4月14日に発表した「世界人口白書 2021」は、国連の報告書として初めて「からだの自己決定権」に焦点を当てています。
からだの自己決定権とは、暴力を恐れたり、他人に決められたりすることなく、自分の身体に関することを自分自身で選択することと、その力を意味します。
自立生活運動で言われてきた自己決定は、権利として認識されています。白書では特に、からだの自己決定権が損なわれると、女性と少女に深刻な被害を与えるだけでなく、経済的生産性とスキルの低下をもたらし、結果的にヘルスケアや司法制度に余分なコストが必要となる可能性も指摘しています。
▽UNFPA Tokyo | 世界人口白書2021  私のからだは私のもの:からだの自己決定権を求めて
https://tokyo.unfpa.org/ja/news/%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E7%99%BD%E6%9B%B82021-%E3%80%80%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%82%82%E3%81%AE%EF%BC%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E6%A8%A9%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%A6


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障害女性
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◎大注目!
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「着床前診断PGT-Mに関する倫理審議会」最終報告書への意見公募が開始されています。
締切:5月20日(木)
<ワンポイント解説>
日本産科婦人科学会は、「PGT-Mに関する倫理審議会 第1部(2020年1月25日)、 第2部(2020年11月1日) 第3部(2021年2月7日)」を開催し、報告書をまとめました。これを踏まえ、広く意見を募集しています。
下記URLから、日本産科婦人科学会からの最終報告書と参考資料PDFをダウンロードできます。是非、意見を送りましょう。
▽日産婦サイト https://www2.cstorage.jp/public/DToQAAOjHkbATSsBMPx4mHHZ6J_tTqpyVW7oAYW3TrAA
▽意見送信メールアドレス:
pgt-m2020shinngikai@jsog.or.jp
【ご意見とあわせて記載いただきたい事項】
・PGT-Mに対してのお立場(PGT-Mを希望する方とそのご家族、PGT-Mを受けた方とそのご家族、 PGT-Mで診断できる遺伝性疾患を患っておられる方とそのご家族、産婦人科医師、小児科医師、患者会の方、関連団体の方、メディアの方、その他(簡単にお書きください)
・ご意見は匿名で取りまとめて、本報告書に添付して確定版の最終報告とさせて頂きます。
お名前、所属団体などお名前を公表してもよろしい時には、その旨ご記載ください。
なお、関連の方からもご意見があると思いますので、是非この記事を転載頂き、ご周知頂ければと思います。
ご協力のほど宜しくお願い致します。


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◎大注目!
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今月の優生保護法裁判日程
・5月11日(火)16:00〜仙台高裁 佐藤由美さん(仮名)飯塚淳子さん(仮名)
・5月31日(月)仙台地裁 第3次・第4次原告裁判
・5月21日(金)15:00〜東京高裁 北三郎さん(仮名)
<ワンポイント解説>
全国初の国家賠償請求訴訟を起こした佐藤さん(仮名)と、20年以上被害を訴えてきた飯塚淳子さん(仮名)の控訴審が行われます。
2019年5月の判決では、憲法違反を認めながらも、除斥期間により損害賠償は認められませんでした。
また、2020年6月の北さん(仮名)の東京地裁判決では、違憲かどうかの言及はなく、母体保護法に変わった1996年の時点で、「母体保護法に変わった時点で、優生思想は許されないという意識は広く浸透していた」として、「96年時点で訴えることができた」との見解が示されました。

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◎大注目!
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署名活動に更なるご協力を!
<ワンポイント解説>
兵庫では原告5名が提訴しています。第一回目の署名は、私たちは何としても勝訴を勝ち取りたいとの思いで、8月3日の日判決に向けて更に署名を集めたいと考えています。引き続き、よろしくお願いします。
第2次締め切り:2021年5月15日
▽署名のお願いについてはこちらからダウンロードいただけます(ワード)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2021/01/a25c9d827960432356a900a8e162a3c0.docx
▽署名用紙はこちらからダウンロードいただけます(ワード)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2021/01/c27f3e9733452c6f4d51d4af2aff20f9.docx
▽ネット署名はこちらから
http://chng.it/NRvF8V56m8

全国初となった仙台の不当判決に立ち上がった学生達で行っている署名活動も継続中!
ネット署名はこちらから賛同いただけます。
▽国宛て
http://chng.it/5FFSppsVYz
▽裁判所宛
http://chng.it/ycgLJy7pGp

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〇注目!
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今後の裁判日程
・6月14日(月)14:00〜 熊本地裁
・8月3日(火)14:00〜 神戸地裁判決
・9月13日(月)14:00〜 熊本地裁
★情報公開請求訴訟
・7月6日(火) 大津地裁


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雇用・労働・生活保護・所得保障
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〇注目!
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令和3年4月1日 @札幌地裁
■札幌地裁判決をふまえて、厚生労働省に要請書と署名を提出しました

<ワンポイント解説>
令和3年3月29日、札幌地方裁判所民事第2部(武部知子裁判長)は、新・人間裁判において、原告らの請求を棄却する不当判決を言渡しました。
本訴訟は、北海道内の生活保護利用者153名が、北海道及び居住する各自治体を被告として、平成25年から3回に分けて行った生活保護基準引下げによる各保護変更決定処分の取消等を求めた裁判です。全国29の地裁に提起された同種訴訟では、令和2年6月25日の名古屋地裁判決(請求棄却)、令和3年2月22日の大阪地裁判決(請求認容)に続く3件目の判決です。
生活保護基準の引き下げは、就学援助や住民税非課税などの他の制度の支給対象の指標にもなっていることから生活保護の受給者以外にも大きな影響がおよんでいます。
札幌地裁の判決を受けて翌日に原告団、弁護団、支援組織が厚生労働大臣に提出した要望書では、「平成25年8月の引下げ前の生活保護基準に直ちに戻すこと。」「生活保護基準の見直しの際には、透明性が確保された再検証可能な方法により、生活保護利用者の意見を反映させる措置を講じること」など全3項目を要請しています。
DPI日本会議は、年金や手当による障害者の所得保障を求めていますが、最後のセーフティーネットである生活保護制度の改悪への反対や扶養照会等の改善も取組み課題とすることが必要で、引き続き、この問題を注視していきます。
<要望書参照>
https://inochinotoride.org/file/210330_yobo.pdf

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〇注目!
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令和3年4月26日 17:00〜19:00 @厚労省
■第5回障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(ペーパーレス会議)
<ワンポイント解説>
本検討会は、障害者雇用・福祉連携強化プロジェクトチームの取りまとめ内容を踏まえつつ、雇用施策と福祉施策の更なる連携強化に向け、必要な対応策のより具体的な検討の方向性を議論することを目的として、初めて厚生労働省大臣官房高齢・障害者雇用開発審議官及び社会・援護局障害保健福祉部長が構成員の参集を求めて開催する画期的な合同検討会。11月6日より開催し、既に4回終了。3つの検討チームでのワーキンググループで整理された論点にそって意見交換を行う予定となっています。
※傍聴を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、報道関係者のみの制限になりました。ワーキンググループなどの議事録も続々と上がってきています。しっかりチェックしていきましょう。

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△よかったら見て
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令和3年4月27日 9:30〜11:00
■ビジネスと人権 NAP 市民社会プラットフォーム(BHR)2021年4月幹事会
<ワンポイント解説>
DPI日本会議では、劣悪な労働環境、児童・強制労働等を改善するために国連が定めた「指導原則」を各国で具体的に実施するための行動計画の策定と適切な実施を日本政府に求めるために設立された「ビジネスと人権 NAP 市民社会プラットフォーム」の幹事会に今年度から参加することになりました。特に障害者の労働に関する諸課題については、当事者団体としての発言が求められています。
BHRでは、ビジネス分野における障害者雇用が課題のひとつとなっています。私たちDPI日本会議としては、障害者雇用分野における合理的配慮の提供実態、積極的是正措置として実施されている障害者法定雇用率制度に関する諸問題、一般就労への移行を目的としている福祉的就労と言われる分野の問題の提起、そして、現在、福祉施策と雇用施策の連携強化における検討会でも焦点となっている就労支援事業の抜本的見直しについての課題をBHR内で共有するための役割を果たしたいと考えています。
また、その他の障害当事者の視点としての課題は、日本はアクセシビリティの規格(JIS・X8341-3)は存在していますが、アクセシビリティを要件とした公共調達等の仕組みがないため、アクセシビリティを確保した商品の開発・普及が広がっていません。日本もアクセシビリティ要件を定めた公共調達の仕組みを作ることを働きかけていきたいと考えています。
そして、障害者に必要不可欠な介護・福祉労働者は、非正規労働者が多く、賃金・労働環境にも様々な問題があり、不安定な立場にいる方が多くいます。障害者のQOL向上には、介護・福祉労働者の身分保障が前提であり、そのための労働環境の改善についても働きかけていきたいと考えています。



。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

今年は桜前線が例年よりかなり早く日本を駆け抜けています。
DPIの事務所がある東京の桜はすっかり葉桜です。
でも、新緑には新緑の魅力がありますよね。
変わっていくことは寂しいことばかりではなくて、
変わっていく良さというのをもっと味わって日々を過ごしたいです。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎DPI日本会議メールマガジン
の配信停止はこちら
https://www.mag2.com/m/0000070263.html?l=dfs07c8c10


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■DPI日本会議メールマガジン(21.05.26)第717号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.05.26)第717号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

いよいよ今週末となりました!
「第36回DPI全国集会in東京」

今年は5月30日(日)オンラインにおいて、開催します。
お申し込みがまだの方は、下記からお願いします。

今集会は「今こそ国内法の法整備を!障害者権利条約の完全実施に向けて〜差別、虐待を無くす!脱施設を進める!〜」というテーマのもと、午前の全体会では「障害者差別解消法改正に向けて」について、午後の分科会では地域生活・雇用労働合同、障害女性の2つを開催します。

▽DPI全国集会のホームぺージ記事はこちら
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2021_zenkokushuukai/

多くの皆様のご参加をお待ちしております♪

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第36回DPI日本会議全国集会 参加募集!!
今こそ国内法の法整備を!障害者権利条約の完全実施に向けて
〜差別、虐待を無くす!脱施設を進める!〜
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■日時:5月30日(日)10:00〜17:00
■開催方法:Zoom webinar
◆参加費:無料(ご寄付をお願いします!)

■プログラム概要
午前の部 全体会「障害者差別解消法改正に向けて」 10時〜12時30分
◆報告「障害者差別解消法の見直し」 尾上浩二(DPI日本会議副議長)
内閣府障害者政策委員会での議論を経て、今国会に障害者差別解消法改正法案が上程されました。法案には民間事業者の合理的配慮の義務化や相談体制の強化等が盛り込まれており、ぜひとも今国会で成立させたいです。法成立後は、基本方針の見直しに移り、差別の定義、ワンストップ相談窓口、障害女性の複合差別等が焦点となっていきます。さらには、各省庁の対応要領、対応指針の見直しも控えており、当事者からの粘り強い働きかけが必要となります。最新の国会審議の情勢や、今後の取り組みについて報告します。

◆特別報告「障害者権利委員会脱施設ワーキンググループの取り組み」キム・ミヨン(国連障害者権利委員)
国連障害者権利委員会に設けられた脱施設ワーキングループでは、脱施設を推進するガイドラインの策定に取り組み始めています。現在、そのガイドライン策定のための地域別コンサルテーションが実施されています。この権利委員会の動きについて、障害者権利委員のキム・ミヨンさんからご報告いただきます。

◆報告「虐待防止法の改正に向けて〜神出病院の虐待事件から考える〜」加藤眞規子(DPI日本会議常任委員・精神障害者ピアサポートセンターこらーる・たいとう)
障害者虐待防止法は通報義務の対象に病院や学校、保育所、官公署などが含まれておらず、DPIはこれらの対象拡大を盛り込んだ法律改正を訴え続けてきました。しかし、依然として改正はされず、昨年、神出病院による深刻な虐待事案が発覚しました。こうした精神科病院等での虐待防止に向けた取り組みについて報告します。

休憩(12時30分-13時30分)

午後の部 分科会(13時30分〜16時30分)
○地域生活、雇用労働合同分科会 13時30分〜15時
昨年10月から通勤や職場等における支援が必要な重度訪問介護サービス等を利用している重度障害者のために障害者介助等助成金及び重度障害者等通勤対策助成金に新たに二つのメニューが加わりました。

ひとつは、重度訪問介護サービス利用者等職場介助助成金で、業務遂行のために必要な職場介助者を確保できることとしています。また、もうひとつは、重度訪問介護サービス利用者等通勤援助助成金で、通勤するために必要な支援者を確保するための制度です。

介助を必要とする重度障害者が働くためには、こうした支援がなければ就労系事業やハロートレーニング(障害者訓練)で働くための力をつけたとしても就労することは困難です。

本分科会では、新制度の概要と実施及び利用状況から重度障害者の雇用を確保するための現状と課題の検証を深め、現場の実態に即したよりよい制度化へ発展することを目的として厚生労働省、さいたま市及び制度を実際に利用している障害当事者を迎えて開催します。

■パネルディスカッション「重度障害者の雇用に必要な通勤及び勤務中の支援制度を考える」
・パネリスト
香取 徹(厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課課長補佐)、
日? 幸哉(厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課 課長補佐)、
平 知久(厚生労働省 職業安定局障害者雇用対策課 課長補佐)、
小島 秀人(調布市 福祉健康部 障害福祉課 サービス支援係)、
上野美佐穂(イルカ保険サービス合同会社)

・薄田玲奈(OKIワークウェル/特例子会社)
・司会&コーディネーター  今村 登(自立生活センターSTEPえどがわ理事長、DPI日本会議事務局次長)

■分科会のまとめ、今後の取組み、分科会終了の挨拶

休憩(15時〜15時15分)

○障害女性分科会「リプロと障害者ージェンダー視点から捉えるー」 15時15分〜16時45分
生殖補助医療に関する法律や着床前診断など、現在の医療における「子供をもつ・もたない」ことの在り方の変化とその背景にある優生思想について、リプロダクティブ・ヘルス・ライツやジェンダーの視点から考えて、障害のある人の性と生殖について、分科会に参加された方と一緒に考えて問題意識を共有する機会といたします。
またコロナ禍もすでに1年、最近の事例を紹介しながら、障害女性の生きづらさの背景について考えていきたいと思います。

・開催挨拶と分科会テーマの説明(3分)
平野みどり(DPI日本会議議長)
・生殖補助医療に関する法律など性と生殖をめぐるいくつかの動き(20分)
米津知子(DPI女性障害者ネットワーク)
・着床前診断から見えるジェンダー問題(20分)
須賀ナオ(DPI女性障害者ネットワーク)
・優生保護法にある優生思想について(15分)
藤原久美子(DPI日本会議常任委員、自立生活センター神戸Beすけっと)
・質疑応答(15分)*進行状況により時間短縮有り

・コロナ禍での障害女性の事例報告(10分)
佐々木貞子(DPI日本会議常任委員・DPI女性障害者ネットワーク)

・閉会挨拶(2分)
平野みどり(DPI日本会議議長)

閉会の挨拶、終了 16時45分〜17時

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◇お申込方法◇
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1.ウェブからお申し込みの方
下記からお申し込みください。

▽【ウェブ】参加申込みフォーム
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ElQy0-QQQq2852_ShdaGrA

2.メールでお申し込みの方
上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の笠柳までメールでお送りください。
1)お名前、
2)ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス、
3)電話番号、
4)団体名(あれば)、
5)必要な個別支援(手話、PC文字通訳、点字資料、その他)
6)興味・関心があるプログラム(全てのプログラムにご参加いただけます)
メールお送り先:kasayanagi☆dpi-japan.org(☆を@に変えてお送りください)


◇主催、お問合せ先
認定NPO法人 DPI日本会議
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階
電話 03-5282-3730 ファックス 03-5282-0017 メール office@dpi-japan.org

◇◆◇ 皆様のご参加お待ちしております!! ◇◆◇

。°+°。°+ °。°。°+°。°+

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

【会員募集中】
●正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

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■DPI日本会議メールマガジン(21.06.01)第718号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.06.01)第718号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2021年6月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202106/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【地域生活】
〇社保審障害者部会 団体ヒアリング

【バリアフリー】
△羽田空港国際線ターミナルバリアフリー整備の視察 6月4日(金)

【権利擁護】
◎障害者差別解消法改正法 可決・成立しました!
◎内閣府障害者政策委員会(第55回)6月下旬開催見込み!

【国際協力】
△アフリカの障がいに関するオンラインセミナー
△トークシリーズ「世界の障害者運動の先駆者たち」

【障害女性】
◎熊本地裁 匿名女性の裁判次回日程と前回の傍聴レポート
〇今後の裁判日程

【雇用・労働・生活保護・所得保障】
〇第7回障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会

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地域生活
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〇注目!
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社保審障害者部会団体ヒアリング
<ワンポイント解説>
障害者総合支援法の見直しに向けて、社保審障害者部会での団体ヒアリングが4月〜5月で行われました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html
6月から12月まで、月に2回のペースで検討が行われます。6月の開催日はまだ公表されていませんが決定すると上記のURLにUPされますので、こまめにチェックしてみてください。毎回オンラインで傍聴が可能です。(事前申し込み不要)


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バリアフリー
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◯注目
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笹川博義環境副大臣へ国立公園のバリアフリー化の要望 6月1日(火)
<ワンポイント解説>
 国立公園のバリアフリー化は残念ながらあまり進んでおりません。
自然保護とバリアフリーを両立した整備がポイントですが、
アメリカでは「ROS(Recreation. OPPortunity Spectrum)」と呼ばれる分類により、
自然保護のレベルを6段階に分けて整備を行っています。

1は自然に全く手を入れない状態で、6に近づくほど人工的なものが入ってくる。
主に、4レベルの地域からバリアフリー化が進められています。
日本もこれを参考に、どのレベルから、どういった内容のバリアフリー整備を行うか
ガイドラインを策定し、計画的に整備に取り組んでいただけるように要望します。

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権利擁護
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◎大注目!
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障害者差別解消法改正法 成立しました!
<ワンポイント解説>
 障害者差別解消法は4月に衆議院を通過して参議院に送られておりましたが、5月27日(木)に参議院内閣委員会で審議され、翌28日(金)の本会議で、全会一致で可決・成立しました。今後は、内閣府障害者政策委員会で基本方針の見直しに取り掛かると思われます。障害の定義、ワンストップ相談窓口、法の対象範囲、障害女性の複合差別など重要課題がここで討議されます。ぜひ、こちらもご注目ください。

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◎大注目!
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内閣府障害者政策委員会(第55回)6月下旬開催見込み!
<ワンポイント解説>
 障害者差別解消法改正法成立を受けて、6月下旬に政策委員会が開催される見込みです。基本方針の見直しが始まると思われますので、ぜひ、内閣府のHPで開催日をチェックしてください。


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国際協力
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△よかったら見て
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アフリカの障がいに関するオンラインセミナー

◆テーマ:タンザニアの肢体不自由者
◆日時:2021年7月24日(土)13:00-15:00
◆使用プラットフォーム:Zoom Meeting
◆講師:仲尾友貴恵氏(国立民族学博物館外来研究員)
◆司会:落合雄彦(龍谷大学)
◆登録:7月19日(月)までにこちらのフォームよりご登録ください。後日、Zoom URLをご連絡します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkyQkUDRqmInEklan_X4pfBCAW-D33daEcw57M2wzbt7ts8w/viewform
◆参加:無料

<ワンポイント解説>
JICAのアフリカ障害者の自立生活研修が終了し、コロナ禍での個々の障害者との交流・行き来もままならないか、アフリカの障害者を知る貴重な機会です。タンザニアはDPI創設期に活躍したカルファン・カルファン出身国ですが、彼が基盤とするザンジバルは首都から離れた島であり、ザンジバルで発展した障害者運動は全国に広がらなかったようです。その背景を学ぶ機会ともなると思います。


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△よかったら聞いて
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トークシリーズ「世界の障害者運動の先駆者たち」
◆日時:隔週の火曜日20:00‐21:00
◆受信方法:クラブハウス(「由起子の部屋」または「yukiko yukiko」でルームを捜してください)
◆管理人:中西由起子

<ワンポイント解説>
すでに試験的に5月25日にプロローグを行いました。まず八代英太さんとの対談でDPI世界組織ができたころの状況をお伝えしました。2回目(6月8日)からは初代世界評議員のロンやヘンリーから初めて、当人を知る方をゲストに語っていきます。


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障害女性
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◎大注目!
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・6月14日(月)14:00〜  熊本地裁 匿名女性
<裁判傍聴レポート>
4月12 日(月)に行われた熊本地裁での旧優生保護法裁判では、被告側の国から「原告の女性に残っている手術痕は旧優生保護法の手術といえる客観的な証拠は無いので、旧優生保護法に基づいた不妊手術と断定できない。他の病気の手術痕の可能性がある」として、原告女性が本当に旧優生保護法に基づいた不妊手術を受けたのかという反論がなされました。
これまで原告は、亡くなった娘さんの障害の特徴、手術に至るまでの経緯、本人や親族の証言などの状況から、旧優生保護法に基づく不妊手術だったことを主張していましたが、公的な書類等は県に保管されておらず、客観的な証拠は何もありませんでした。
 原告側は、国の反論を受けて、女性の手術痕から考えられる他の病気だった場合、子宮に何らかの処置がされていることから、超音波で子宮の状態を確認しました。検査の結果、子宮摘出等の処置はされておらず、手術痕から想定される他の病気での手術痕とは考えられないと診断をされました。しかしながら、国側が可能性を提示した病気での手術ではないという証明は出来ましたが、国側が求める客観的な証拠は提示ができておりません。
 原告側は、「そもそも原告の不妊手術に 関する記録は国側が管理するものであり、原告に提示を求めることはおかしい。これ以上、本当に不妊手術であったかという主張を国が続けることは、勇気を出して声を上げた原告女性の尊厳を踏みにじる行為であり、何の証拠も出さずに原告の不妊手術を否定することは到底許されない」と厳しく指摘しました。
 全国的には、厳しい判決が続いており、除斥による訴えの棄却だけでなく、旧優生保護法に基づく不妊手術ということすら認められない判決も出ています。旧優生保護法が間違いだったということは社会的に認められましたが、被害を受けた方々への十分な救済へは至っていない状況が続いています。
 次回裁判は 6月14日(月)14時00分からです。
(報告:ヒューマンネットワーク熊本 植田洋平)

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〇注目!
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今後の裁判日程
★優生保護法国賠訴訟
・8月3日(火)14:00〜神戸地裁判決
・9月13日(月)14:30〜熊本地裁 匿名女性
・9月17日(金)仙台高裁 佐藤由美さん(仮名)飯塚淳子さん(仮名)
★情報公開請求訴訟
・7月6日(火) 14:30〜 大津地裁 京都新聞社


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雇用・労働・生活保護・所得保障
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〇注目!
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令和3年6月4日(金)15:00〜17:00 @厚労省
■第7回障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会(ペーパーレス会議)
<ワンポイント解説>
本検討会は、障害者雇用・福祉連携強化プロジェクトチームの取りまとめ内容を踏まえつつ、雇用施策と福祉施策の更なる連携強化に向け、必要な対応策のより具体的な検討の方向性を議論することを目的として、初めて厚生労働省大臣官房高齢・障害者雇用開発審議官及び社会・援護局障害保健福祉部長が構成員の参集を求めて開催する合同検討会です。11月6日より開催し、既に6回終了(訂正:先月4回と記載していたが、5回の間違いでした)。3つの検討チームでのワーキンググループで整理された論点を基に報告書の最終修正案のとりまとめを行う予定です。
前回までの報告書案では、第3ワーキンググループのまとめにおいて、「雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業」に関する記載があります。
「長年課題であった通勤や職場等における支援に対応し、重度障害者等の就労実現を図っていくため、雇用施策と福祉施策とが一体的に実施する」取組としています。
また今後、特別事業の利用実態を把握するとともに、好事例を収集し、幅広く共有して取組が拡がるようにすることなどにより、引き続きより使いやすいものになるように必要な取組を実施していくことを求めているので、先日の地域生活部会長の今村の学習会での発言や、市民側打合せにおいて、このままでのまとめは問題であるという認識に基づき、DPI日本会議として5月の全国集会分科会で検証・検討の場を求めます。
また、国の議論を踏まえて、今秋頃に障害者雇用・労働フォーラム2021の開催等でより踏み込んだ議論を進めていきたいです。乞うご期待。
※緊急事態宣言が延長するのかどうかで傍聴ができるかどうか決まるが、最終回とのことなので何とか傍聴を求めていきたい。

「重度障害者等に対する通勤や職場等における支援について」厚労省がYouTubeで解説動画配信をしています。
【動画】
解説動画(その1)令和2年6月配信
「(前半)重度障害者等に対する通勤や職場等における支援について」
https://www.youtube.com/watch?v=hlAx5Ay0Gbs

「(後半)重度障害者等に対する通勤や職場等における支援について」
https://www.youtube.com/watch?v=0qtmYYPkA6A

解説動画(その2)令和3年3月配信
https://www.youtube.com/watch?v=ZjkewRKG_gk

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△よかったら見て
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令和3年6月28日(月)9:30〜11:00
■ビジネスと人権 NAP 市民社会プラットフォーム(BHR)2021年6月幹事会

<ワンポイント解説>
DPI日本会議では、劣悪な労働環境、児童・強制労働等を改善するために国連が定めた「指導原則」を各国で具体的に実施するための行動計画の策定と適切な実施を日本政府に求めるために設立された「ビジネスと人権 NAP 市民社会プラットフォーム」の幹事会に今年度から参加することになりました。特に障害者の労働に関する諸課題については、当事者団体としての発言が求められています。
BHRでは、ビジネス分野における障害者雇用が課題のひとつとなっている。私たちDPI日本会議としては、障害者雇用分野における合理的配慮の提供実態、積極的是正措置として実施されている障害者法定雇用率制度に関する諸問題、一般就労への移行を目的としている福祉的就労と言われる分野の問題の提起、そして、現在、福祉施策と雇用施策の連携強化における検討会でも焦点となっている就労支援事業の抜本的見直しについての課題をBHR内で共有するための役割を果たしたいと考えています。
また、その他の障害当事者の視点としての課題は、日本はアクセシビリティの規格(JIS・X8341-3)は存在していますが、アクセシビリティを要件とした公共調達等の仕組みがないため、アクセシビリティを確保した商品の開発・普及が広がっていません。日本もアクセシビリティ要件を定めた公共調達の仕組みを作ることを働きかけていきたいと考えています。
そして、障害者に必要不可欠な介護・福祉労働者は、非正規労働者が多く、賃金・労働環境にも様々な問題があり、不安定な立場にいる方が多くいます。障害者のQOL向上には、介護・福祉労働者の身分保障が前提であり、そのための労働環境の改善についても働きかけていきたいと考えています。



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今月のひとこと

コロナウイルスのパンデミックを経験している私たちが、
最も警戒しなくてはならないことの一つに「分断」があると思います。
分断は差別を助長し、相互監視を強め、自由を奪います。
今こそ、仲間とのより一層の連帯が求められています。
ギスギスした社会に風穴を穿ち続けること、
それが当事者運動の意義だと私は考えています。
(ゆ)
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【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
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※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
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■DPI日本会議メールマガジン(21.07.01)第719号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.07.01)第719号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2021年7月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/2021/07/01/kokonichuumoku202107/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【地域生活】
〇社保審障害者部会 障害者総合支援法の見直しに向けた論点整理はじまる

【バリアフリー】
◎北陸新幹線E7系バリアフリー車両営業開始! 7月16日(金)から毎日4往復

【権利擁護】
◎障害者差別解消法基本方針の見直し始まる! 内閣府障害者政策委員会

【国際協力】
◎7/31(土)ジュディ・ヒューマン自伝『わたしが人間であるために──障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語』日本語版刊行記念イベント
△「世界人口白書2021」日本語版発表記念オンライン・イベントのおしらせ
△ハーベン ハーバード大学法科大学院初の盲ろう女子学生の物語

【障害女性】
◎情報公開請求訴訟
〇「優生保護法被害兵庫訴訟の勝利をめざす決起集会 」開催
〇今後の裁判日程

■───────────────────────■

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地域生活
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〇注目!
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社保審障害者部会では、障害者総合支援法の見直しに向けた論点整理の議論がはじまりました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html
6月から12月まで、月に2回のペースで検討が行われます。7月の開催日はまだ公表されていませんが決定すると上記のURLにUPされますので、こまめにチェックしてみてください。毎回オンラインで傍聴が可能です。(事前申し込み不要)

なお、社保審とは別に、「障害児通所支援の在り方に関する検討会」というものも始まりました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19219.html
6月14日(月)に第1回が開かれ、9月までに月2回のペースで開催されるそうです。
9月に取りまとめるということは、その後に社保審での議論に提出され、12月の総合支援法見直しの考え方のとりまとめに含まれてくると思われます。
主な検討事項の中で、とりわけ下記の3項目は注目です。
II 児童発達支援・放課後等デイサービスの役割・機能の在り方について
III インクルージョンの推進について
IV 障害児通所支援の支給決定の在り方について
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000791516.pdf



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バリアフリー
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◎大注目!
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北陸新幹線E7系バリアフリー車両営業開始! 7月16日(金)から毎日4往復
<ワンポイント解説>
7月16日(金)から新しいバリアフリー整備基準に基づいた新型のE7系車両が北陸新幹線で走り出します。まずは4編成導入され、毎日4往復走ります。JR東は新型車両のダイヤを固定してくださったので、どの時間で走っているか予めわかります。以下、御覧ください。
https://www.jreast.co.jp/equipment/equipment_1/wheelchair/pdf/freespace.pdf

※今月は公開されている検討会は特に無いのですが、特急車両の意見交換会(非公開)、駅の無人化意見交換会(非公開)、タクシー会社でドライバーさん向けのUDタクシー乗車の研修会の実施等に取り組んでいます。非公開のものは公開可能となったらHP等でご報告しますので、ご注目下さい。



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権利擁護
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◎大注目!
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障害者差別解消法基本方針の見直し始まる! 内閣府障害者政策委員会
<ワンポイント解説>
 5月に改正法案が成立しました。今後は、内閣府障害者政策委員会で基本方針の改定が始まります。6月28日に開かれた第55回でスケジュール(イメージ)が示されました。2022年夏頃まで概ね1〜2ヶ月に1回程度開催して議論を行うということです。
相談体制のあり方、障害の定義、法の対象範囲、障害女性など重要課題が目白押しですので、ぜひみなさんご注目下さい。



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国際協力
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◎大注目!
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7/31(土)ジュディ・ヒューマン自伝『わたしが人間であるために──障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語』日本語版刊行記念イベント
■日時: 2021年7月31日(土)10:00〜12:00
■開催方法:Zoomウェビナーにてオンライン開催
■参加費:無料
■情報保障:手話通訳・パソコン文字通訳
■共催:認定NPO法人DPI日本会議、全国自立生活センター協議会(JIL)、現代書館
〇申し込み方法
▽ウェビナー申込フォーム
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_AFJIdHLWSb2d1N7hWJi0rQ
※上のフォームからお申し込みができない方は、
1)お名前、2)団体名(あれば)、3)必要な情報保障(PC文字通訳、手話通訳)、4)ジュディに質問してみたいこと、5)その他 をDPI事務局笠柳までメールでご連絡ください。
メールアドレス:kasayanagi♪dpi-japan.org(♪を@に変えてください)
<ワンポイント解説>
障害者運動の世界的リーダー、ジュディ・ヒューマンが昨年出版した自伝『Being Heumann』の日本語版が7月26日(月)より販売されます。日本語版刊行にはDPIメンバーが関わりました。(翻訳:曽田夏記、監訳:中西由起子、解説:尾上浩二)
日本語版の刊行を記念して、ジュディを招いてのオンライン・トークイベントを以下のとおり行います。前半はジュディと訳者との対談、後半は参加者の皆さんとジュディとのやり取りを行い、本書に込めた想いや、今後の障害者運動について考える機会とできればと思います。

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△よかったら見て
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「世界人口白書2021」日本語版発表記念オンライン・イベントのおしらせ
■日時:2021年7月11日(日)10:00−12:00
■形式:オンライン(Zoom)
■参加費:無料(要事前申込)
■定員:1000名
■対象:「からだの自己決定権」に関心のある方ならどなたでも参加OK
■申込:以下からお申込みください。当日のイベント開始前までお申込みいただけます。
https://mybodyismyown.peatix.com/
〇プログラム
開会 「世界人口白書2021」の紹介:佐藤摩利子(UNFPA東京事務所長)
・パネルディスカッション#からだの自己決定権って何?
ファシリテータ:宋美玄(産婦人科医・医学博士) パネリスト:上野千鶴子(社会学者・東京大学名誉教授)、アルテイシア(作家)、駒崎弘樹(NPO法人フローレンス 代表理事)
・参加者のQ & A
・総括 池田裕美枝(京都大学SRHRライトユニット代表)
主催団体(五十音順):京都大学SRHRライトユニット、国連人口基金(UNFPA)東京事務所、NPO法人 女性医療ネットワーク
参考資料:「世界人口白書2021」 ▽世界人口白書について
https://tokyo.unfpa.org/ja/SWOP2021?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=%e4%b8%96%e7%95%8c%e4%ba%ba%e5%8f%a3%e3%83%87%e3%83%bc2021%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e6%a1%88%e5%86%85&utm_medium=email
<ワンポイント解説> からだの自己決定権は全ての人が持つ、守られるべき基本的人権の一部です。自分のからだについて自分で決められない人が世界にはたくさんいます。開発途上国の問題だけでなく、日本に暮らす私たちにも身近な問題です。わたしのからだは、わたしのもの。自分のからだのことを自分で決める「自己決定権」について考えるセミナーです。
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△よかったら見て
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ハーベン ハーバード大学法科大学院初の盲ろう女子学生の物語 ハーベン・ギルマ 著
明石書店、368ページ、出版2021/05/31、価格2,400円+税
<ワンポイント解説>
ミレニアル世代のヘレン・ケラーと言われるハーベン・ギルマが著した回想録です。サハラ砂漠の灼熱の太陽の下での学校建設から氷山を登る体験、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会見まで、障害を革新のチャンスと捉え、すべての人のアクセシビリティ向上をめざす弁護士として活躍する盲ろう女性の体験がユーモアあふれる表現で綴られています。



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障害女性
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◎大注目!
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情報公開請求訴訟
・7月6日(火) 14:30〜 大津地裁 京都新聞社
新型コロナウィルス感染予防のため、定員がありますので参加予定の方は恐れ入りますが下記連絡先までご連絡ください。ご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。 報告会はオンライン配信を行いますので、参加希望の方は名前とメールアドレスを記入してメールで下記の申込先に申し込んでください。
後ほど、報告会参加のURLを送らせていただきます。 申込先 村田惠子携帯:090-8886-9377
Email:miyabi-kyotojapan@docomo.ne.jp<ワンポイント解説>
滋賀県公文書管理・情報公開・個人情報保護審議会(以下、審議会)は、2019年8月に被害者と保護義務者の名前と住所、審査を申請した医師の名前以外はおおよそ全面開示が妥当とする答申をおこないました。
ところが滋賀県は、答申に反して審議会が開示すべきとした449ヵ所中、349ヵ所を再び黒塗りにして開示してきたため、同社は滋賀県を提訴しました。


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〇注目!
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「優生保護法被害兵庫訴訟の勝利をめざす決起集会 」開催
兵庫原告の高尾辰夫さん(仮名 2020年11月ご逝去) 高尾奈美恵さん(仮名)
小林喜美子さん 小林寶二さん 鈴木由美さんの5名の方の勝訴をめざしています。
■日時:7月4日(日)受付13:30 開会14:00 閉会16:30
■会場:神戸市総合福祉センター4階第5会議室・第1会議室
    ◆JR神戸駅・高速神戸駅・地下鉄大倉山駅下車徒歩5〜10分
■内容(予定):
☆講演「ナチス・ドイツのT4作戦と優生思想〜日本の優生政策の源流をたどる・・・今、私たちに問われていること〜」
講師 藤井克徳さん(JD代表)
☆泉房穂明石市長挨拶
☆弁護団より告知(判決まで、判決期日、判決後など)
☆原告あいさつ
☆支援者の想い
☆藤原精吾兵庫訴訟弁護団長あいさつ

〇参加を希望される方は、下記へお知らせください。
兵庫障害者連絡協議会 井上義治
〒650-0016神戸市中央区橘通1丁目1−2
電話(078)341-9544 ファックス(078)341-9545
メール:hyosyokyo@npo-hyogo-sc.com

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〇注目!
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今後の裁判日程
★優生保護法国賠訴訟
仙台地裁原告C(甲3)さん60代女性がご逝去され、ご遺族は裁判継承できず断念。
現在全国の原告は24名となりました。原告で亡くなられた方は3名になります。
一刻も早い解決が望まれます。
・8月2日14時〜 福岡地裁 第5回期日 朝倉彰さん 朝倉典子さん(仮名)
・8月3日(火)14時〜 神戸地裁 判決。
・9月13日(月)14:30〜熊本地裁 匿名女性
・9月17日(金)仙台高裁 控訴審第5回 飯塚淳子さん(仮名) 佐藤由美さん(仮名)
・10月4日(月) 東京高裁 北三郎さん(仮名) 控訴審第3回
・10月18日(月) 仙台地裁第10回期日 東さん Dさん


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今月のひとこと

もうすぐ七夕ですね。
最近、「天の川」が俳句の世界では秋の季語と知って驚きました。
まだまだ知らないことが多くて嬉しくなります。
私の住む街の駅前にも大きな笹が数本設置されて、
みんながそれぞれの願いごとを短冊に書いて飾っています。
色とりどりの願いごとが表現できる社会って、素敵ですね。

(ゆ)
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【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜)
https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

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■DPI日本会議メールマガジン(21.07.27)第719号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.07.27)第719号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

ジュディス・ヒューマンさんの自伝『Being Heumann』が、
7月についに翻訳出版されました!

本書の刊行を記念して、7月31日(土)10:00〜12:00に
オンライン・トークイベントを行います。

▽お申し込み、詳細はこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/210731_judith_heumann/

当事者運動の世界的リーダー、ジュディス・ヒューマンさんが2020年に米国で出版した自伝本書は、障害を理由に学校や就労から排除され、それでも「人間であるために」闘ったジュディさんが、今日もなお闘い続ける「私たち」へ贈るライフストーリーです。

訳者は、曽田夏記さん(自立生活センターSTEPえどがわ)。排除の痛みや仲間との連帯といった「障害者文化」のニュアンスを大切に訳しました。監訳は、中西由起子さん(DPI日本会議副議長)です。

解説は、尾上浩二さん(DPI日本会議副議長)。米国の障害当事者運動の成果と歴史的意義、そして日米の運動の関わりや絆について書かれており、本書の意義を何倍にも深める内容となっております。

まさに「国境や世代を超えた障害者運動のつながり」の結晶である本書の刊行を記念して、オンライン・トークイベントを行います。ワシントンD.C.在住のジュディさんもご登場!ジュディさん×曽田さんの対談を通して、本書に込めた想いや、今後の障害者運動等について考える機会とします。

▽お申し込み、詳細はこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/210731_judith_heumann/

多くの皆様のご参加をお待ちしております♪

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7月31日(土)ジュディス・ヒューマン自伝
『わたしが人間であるために─障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語』
日本語版刊行記念イベント
(共催:DPI、JIL、現代書館)
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■登壇者:ジュディス・ヒューマン、中西由起子、尾上浩二、曽田夏記(アルファベット順)

■日時:2021年7月31日(土)10:00〜12:00

■開催方法:Zoomウェビナーにてオンライン開催

■参加費:無料

■情報保障:手話通訳・パソコン文字通訳

■申し込み方法:ウェビナー登録かメール

▽お申し込み、詳細はこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/210731_judith_heumann/

※フォームからお申し込みができない方は、
「お名前、団体名(あれば)、必要な情報保障(PC文字通訳、手話通訳)、ジュディに質問してみたいこと、その他」をDPI事務局までメールでご連絡ください。メールアドレス:kasayanagi♪dpi-japan.org(♪を@に変えてください)

■プログラム
第1部 ジュディが私たちに贈るメッセージ(ジュディさん×曽田さん対談)
本書の魅力や印象に残ったシーンについてご紹介。ジュディさんが本書を通して伝えたかったことなどを伺います。

休憩(10分)

第2部 国境・世代を超えて学びたいこと
解説者・尾上浩二さんより指定発言。会場からジュディさんへの質問を募集。

■書籍案内(7月26日(月)頃より発売予定)
『わたしが人間であるために──障害者の公民権運動を闘った「私たち」の物語』
ジュディス・ヒューマン クリステン・ジョイナー著、曽田夏記訳 発行 現代書館

【紙版】
定価2500円+税

発売予定:7月26日(月)頃より全国書店、Amazon、紀伊国屋書店ほかウェブサイトにて *テキストデータ請求券つき

【電子版】
定価2200円+税
発売予定:7月26日(月) Amazon、紀伊国屋書店ほか電子書籍販売サイトにて

■内容 1964年の公民権法から取り残され、「二級市民」でもなかった米国の障害者たち。そこに風穴を開けた「リハビリテーション法504条項」誕生の背景に、当事者たちの粘り強い運動があった。リーダーとして政府機関に乗り込み、25日間占拠したジュディス・ヒューマン。障害を理由に学校や就労から排除され、それでも「人間であるために」闘ったジュディが、今日もなお差別と闘い続ける「私たち」へ贈るライフストーリー(監訳:中西由起子 解説:尾上浩二)。

○著者・訳者プロフィール
1.JUDITH HEUMANN(ジュディス・ヒューマン)

1947年生まれ。障害者運動・自立生活運動の世界的リーダー。1970年代から、多様な障害当事者団体(バークレー自立生活センター、米国障害者協会)、NGO、政府機関での活動を通じ、障害者の人権を前進させる法制度の発展に貢献した。クリントン・オバマ両政権で障害分野の特別アドバイザーを歴任、 また、世界銀行初の「障害と開発」アドバイザーとして、国内外における障害者の権利擁護に尽力した。米国・ワシントンD.C.在住。

2.KRISTEN JOINER(クリステン・ジョイナー)
社会起業家・文筆家。国際的な非営利セクターで多数の受賞歴を誇る。排除・居場所・不平等・社会変革に関する記事を、「スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー(Stanford Social Innovation Review)」など、様々な媒体で発表している。ニュージーランド・オークランド在住。

3.曽田 夏記(そだ・なつき)

1984年生まれ。自立生活センターSTEPえどがわ職員、DPI(障害者インターナショナル)日本会議特別常任委員。東京大学教養学部卒業(国際関係論専攻)。大学在学中に障害者となり、2008年から国際協力機構(JICA)勤務。その間、休職しフィリピン農村部の障害者団体で2年間活動したことが契機となり退職、日本の障害者運動に参画。現在、地域での個別支援活動、全国での権利擁護運動等に従事。

■共催:DPI、JIL、現代書館

◇◆◇ 皆様のご参加お待ちしております!! ◇◆◇

。°+°。°+ °。°。°+°。°+

【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
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▽寄付金控除についての詳細はこちら
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■DPI日本会議メールマガジン(21.08.02)第720号

☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(21.08.02)第720号

こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、
情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2021年8月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これをみれば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/kokonichuumoku202108/

■──── 今月はここに注目! もくじ ─────■
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凡例:◎=大注目! 〇=注目! △=よかったら見て
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【地域生活】
○社保審障害者部会 障害者総合支援法の見直しに向けた論点整理はじまる

【バリアフリー】
今月の動向

【権利擁護】
◎内閣府障害者政策委員会 今後の日程

【インクルーシブ教育】
◎第20回障害児を普通学校へ・全国連絡会全国交流集会in東京

【国際協力】
◎ジュディ・ヒューマン自伝日本語版「わたしが人間であるために〜障害者の公民権運動を闘った『私たちの』物語〜」発売
○ヨーロッパ自立生活ネットワーク( ENIL)の、すべての子どもたちの家庭生活の権利保護と施設収容阻止の行動への呼びかけ
○障害とビジネスフォーラム -ESG投資と障害者インクルーシブな企業の価値- の開催
△映画「わたしはダフネ」
△BTS(防弾少年団)の新曲「Permission to Dance」は手話に込めた希望のメッセージ

【障害女性】
◎福岡地裁 判決
◎兵庫優生保護法被害国賠訴訟 判決・報告集会のご案内
○優生保護法違憲国賠訴訟・神戸地裁判決(8月3日)を受けての院内集会 〜優生保護法問題の早期かつ全面的な解決に向けて〜
〇今後の裁判日程


■───────────────────────■

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地域生活
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〇注目!
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社保審障害者部会 障害者総合支援法の見直しに向けた論点整理はじまる
社保審障害者部会では、障害者総合支援法の見直しに向けた論点整理の議論がはじまりました。

6月から12月まで、月に2回のペースで検討が行われます。8月の開催日はまだ公表されていませんが決定すると下記のURLにUPされますので、こまめにチェックしてみてください。毎回オンラインで傍聴が可能です。(事前申し込み不要)

なお、社保審とは別に、「障害児通所支援の在り方に関する検討会」(外部リンク:厚生労働省)というものも始まっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19218.html

6月14日(月)に第1回が開かれ、9月までに月2回のペースで開催されるそうです。
9月に取りまとめるということは、その後に社保審での議論に提出され、12月の総合支援法見直しの考え方のとりまとめに含まれてくると思われます。
主な検討事項の中で、とりわけ次の3項目(II〜IV)は注目です。

II 児童発達支援・放課後等デイサービスの役割・機能の在り方について
III インクルージョンの推進について
IV 障害児通所支援の支給決定の在り方について

▽詳しくはこちらをご覧ください(外部リンク:厚生労働省)(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000791516.pdf

▽社会保障審議会 障害者部会(外部リンク:厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho_126730.html

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バリアフリー
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今月は公開されている検討会は無いのですが、特急車両の意見交換会(非公開)、駅の無人化意見交換会(非公開)は継続して議論を重ねています。また、航空、共同住宅、劇場・スタジアム、公園、UDタクシーなどの個別の課題について国交省と継続して意見交換を行っています。多くの課題を国交省や事業者に働きかけていますので、公開可能となったらHP等でご報告します。ご注目下さい。



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権利擁護
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◎大注目!
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<内閣府障害者政策委員会 今後の日程>
障害者差別解消法の改正を受けて、障害者政策委員会では基本方針の改定作業が始まります。差別の定義、法の対象範囲、ワンストップ相談窓口、障害女性等の重要課題が山積ですので、大注目です。次回以降の日程がでました。月に2回ペースですすめるようです。
※いずれも午後
9月13日(月)、9月27日(月)、10月4日(月)、10月18日(月)もしくは10月25日(月)、11月1日(月)、11月15日(月)、12月13日(月)



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インクルーシブ教育
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◎大注目!
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第20回障害児を普通学校へ・全国連絡会全国交流集会in東京、9月18〜19日(土/日)開催。申込み〆切りは8月末です!
<ワンポイント解説>
昨年はほぼすべての教育関係全国集会が中止となりましたが、今年は9月に障害児を普通学校へ・全国連絡会の集会が東京で開催されます。(ズームも併用です)
1日目「養護学校はあかんねん!」の上映、その後のパネルディスカッションでは、DPI常任委員の戸田二郎さんも登壇されます。開催場所はDPI事務所にほど近い、日本教育会館です。
詳しくは、障害児を普通学校へ・全国連絡会のHPをご覧ください。
https://zenkokuren.com/



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国際協力
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◎大注目!
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7月27日、世界的な障害者運動のリーダーであるジュディ・ヒューマン氏の自伝が現代書館から刊行されました。書籍情報の詳細は以下のURLをご覧ください。なお、Amazon等でKindleなどの電子書籍も入手可能で、印字版はテキストデータ引換券がついています。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784768435892
<ワンポイント解説>
日本語版の刊行には、DPIの関係者が多く携わりました。(訳者:特別常任委員 曽田夏記、監訳:副議長 中西由起子、解説:副議長 尾上浩二)。以下、解説からの抜粋です。
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本書は、世界的に著名な障害者運動のリーダーであるジュディの生い立ち(第I部)から、リハビリテーション法504条項実施をめぐる闘い(第II部)、クリントン、オバマ政権、世界銀行で要職を務め今なお障害者の権利に対する闘いを続ける今日まで(第III部)、を描いた自伝である。彼女が他の障害者とともに進めてきた歩み、「私たち」の物語だ。─「解説」尾上浩二
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本書は、障害者運動に限らず、みんなで一つになって社会を変えようとした時に大切なことが何か、ジュディたちの分厚いライフヒストリーを通じて教えてくれます。アメリカの障害者運動の歴史に関する著作は多くありますが、本書の特徴は運動の渦中にいた障害当事者によって語られるストーリーであり、それゆえにとても心ゆさぶられるものがあります。映画化の話もすすんでいる話題作ですので、ぜひ多くの方に手に取っていただければ幸いです。

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○注目!
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ヨーロッパ自立生活ネットワーク( ENIL)の、すべての子どもたちの家庭生活の権利保護と施設収容阻止の行動への呼びかけ
国連子どもの権利委員会と国連障害者権利委員会の活動に従い、親のケアを奪われた子どもたちに関する国際的な人権基準を念頭に行わる署名活動です。特に2021年9月に予定されている子どもの権利と代替ケアに関する一般討論に向けて、障害を持つ子どもたちに関する国際人権法の解釈と実施を促進するための取り組みに貢献する呼びかけです。
<ワンポイント解説>
国、地域、グローバルレベルで働く障害および障害権利団体、障害の有無にかかわらず、子どもの権利を主張する組織だけではなく、関心のある組織や個人が署名できます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
▽Call to Action: Protect the Right to Family Life & Prevent Institutionalization for All Children - July 21, 2021 (google.com)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdlCrCPD7F2YyJKTqTIR4txaGefgiJjhrX2lqZcR8tliLIYZw/viewform


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○注目!
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障害とビジネスフォーラム -ESG投資と障害者インクルーシブな企業の価値- の開催
■日時:2021年8月20日(金)14:00〜17:00
■場所:大手町サンケイプラザ(大手町駅直結/東京都千代田区大手町1丁目7-2)及びオンライン(YouTube同時配信)
■主催:日本財団
■共催:The Valuable 500
主な対象:民間企業経営層、企業等で経営戦略・D&I推進・人事を担当されている管理職の方、ビジネスにおける障害者のインクルージョンに関心のある方(会場定員:200名)
※YouTubeで同時配信を行います。視聴ご希望の方には、個別にURL等を案内
申し込み期間:2021年8月20日(金)まで(会場参加申し込みは先着順とします)
参加費:無料
<ワンポイント解説>
ビジネスにおける障害者インクルージョンは、グローバルなビジネスリーダーにとって重要な議題となっています。ESGやSDGsなど企業の社会的責任が問われる中、人権の尊重やD&Iの促進は企業の持続的な成長に不可欠な要素となってきています。
このフォーラムでは、民間企業の経営層を主な対象に、障害者雇用や障害のある顧客に対する市場の拡大など、ビジネスに障害の視点を取り込むことが企業価値の向上に繋がることについて、国内外のビジネスリーダーや投資家、V500加盟日本企業とともに議論を行います。

▽会場参加フォーム (google.com)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfK2GK8qujzAIH7w_MBPm70gUH9lr9dNvO14p2_xIHPH8WPVA/viewform
▽オンライン参加フォーム (google.com)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfrYST6vVCUgGN1LFCDqT-2UNj8WYOFr_6R-hyS8sgzj2nfDA/viewform


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△よかったら見て
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映画「わたしはダフネ」
母親を亡くしたダウン症の女性が残された父2人で旅をし、悲しみを乗り越えて互いに理解を深めていくイタリア制作の映画です。
<ワンポイント解説>
ベルリン映画祭の受賞作品であり、さらに注目すべきはボンディ監督に見いだされてダフネ役のカロリーナ・ラスパンティ自身がダウン症の役者としてすばらしい演技をしていることです。すでに何か所かの映画館では上映が始まっていますが、8月にも全国各地で上映は続きます。
▽詳細は「わたしはダフネ」 - 作品 - Yahoo!映画
https://movies.yahoo.co.jp/movie/371890/


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△よかったら見て
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BTS(防弾少年団)の新曲「Permission to Dance」は手話に込めた希望のメッセージ
<ワンポイント解説>
国際手話を取り入れた振り付けでは、メンバーたちが歌の後半で、全員で「ナナナナ〜」と歌う部分で「楽しい」「踊る」「平和」を意味する手話の動作を取り入れたダンスを披露しています。
この曲のコンセプトは、未来のBTSが2021年現在を生きる人々に向けて紫色の風船を飛ばし、新型コロナの終息を知らせるとことにあり、明るい表情でダンサーたちと踊るメンバーたちの姿は、新型コロナウイルスによるパンデミックが終息して、全員がマスクなしに話をして走って遊ぶことができる、希望に満ちた明日を夢見るようにされています。
WHOのテドロス・アダノム事務総長は公式SNSで「新曲のミュージックビデオに国際手話ダンスを入れたBTSに感謝を言いたい。手話によって世界15億人の聴覚障害者たちが、生活にエネルギーを吹き込む音楽を楽しめるようにした」と書き込みを掲載したといいます。



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障害女性
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◎大注目!
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8月2日(月)14時〜
場所:福岡地裁 第5回期日 朝倉彰さん 朝倉典子さん(仮名)
全国6例目の判決が出されます!!

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◎大注目!
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兵庫優生保護法被害国賠訴訟 判決・報告集会のご案内
■日時:8月3日(火) 14時〜14時30分
■場所 : 神戸地方裁判所(〒650-8575 兵庫県神戸市中央区橘通2丁目2-1)
スケジュール(予定)
12時30分 一般傍聴希望者集合
12時45分 入廷行動開始
12時50分〜13時10分 傍聴整理券配布
13時30分 当選整理番号発表・傍聴者入廷開始
※落選された方は、可能な限り14時10分頃に出される「判決速報垂れ幕」を、裁判所正門前にてご覧いただきますようお願い申し上げます。
ご覧になられない場合は、待機場所(兼報告集会会場)である障害者福祉センターへご移動願います。詳細は当日、歩む会事務局の者がご案内いたします。
14時00分 開廷・判決朗読
14時10分 判決速報垂れ幕
14時30分 閉廷
15時00分頃 報告集会開始
17時30分頃 報告集会終了
ご参考までに、当日の詳細は「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会」ホームページにも掲載しておりますのでご覧ください。
http://hyogoayumukai.wixsite.com/website

<報告集会>
■日時 : 8月3日(火) 15時00分 17時30分頃
■場所:
1)障害者福祉センター会議室A,B,C(〒650-0016 神戸市中央区橘通1-1-2)
2)弁護士会館(〒650-0016 兵庫県神戸市中央区橘通1丁目4-2)(人数制限のため、弁護士会館で参加していただく方には、当日事務局よりご案内する予定です。)
3)オンライン(zoom)
判決期日や報告集会等に関するお問い合わせがございましたら、下記メールアドレスまでご連絡ください。
優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会hyogoayumukai@gmail.com

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〇注目!
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「優生保護法違憲国賠訴訟・神戸地裁判決(8月3日)を受けての院内集会 〜優生保護法問題の早期かつ全面的な解決に向けて〜」
<開催方法>
“無観客”開催
◆会場にて通常の集会の体裁で実施しますが、原則、会場参加は発言者+手話通訳者・文字通訳者+スタッフのみとし、一般参加者はオンライン(zoom)で聴講していただきます。
◆参加議員には、会場またはオンラインで適宜ご発言いただきます。
◆集会はアーカイブ化(zoomのレコーディング)をして、後日に視聴できるようにする予定です。
■日時:2021(令和3)年8月11日(水)15時〜16時30分
■場所:参議院議員会館(オンラインを併用)(〒100-8962 東京都千代田区永田町2丁目1-1)
■主催:優生保護法被害兵庫弁護団・優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会・全国優生保護法被害弁護団
プログラムやzoomオンライン配信のアドレスなど、詳細については、後日お知らせします。
<集会開催の経緯>
兵庫弁護団では、勝訴であっても敗訴であっても、全国から注目をいただいている兵庫訴訟の判決を1つの契機として、この問題を早期かつ全面的に解決するための国の取組みを、強く求めるべき時期に来ていると考えています。
もちろん、裁判で勝ちきることが本筋ではあります。
しかしながら、仙台一次提訴後、全国で原告となった25名の内、すでに4名が亡くなられています。
仮に最高裁まで戦った場合、さらに多くの原告が亡くなられている可能性も高いです。
そして、原告になっていない多くの被害者の中にも、この間に、声を上げられないまま亡くなられた方がたくさんおられると思います。
そのため、各地裁判での解決と並行して、国に対して早期かつ全面解的な解決を求めることは、一人でも多くの被害者の人権を回復し、優生思想を社会から少しでもなくしていくための重要な取組みだと考えます。
集会の内容については、判決次第というところではあります。
勝訴の場合には、全面解決・早期解決に繋げられるように国に働き掛けること(控訴断念要請も含む)が主目的となり、敗訴の場合でも、各地訴訟で積み上げた成果をベースに、法改正を含めて、解決に向けたステップを踏み出すことが目的となります。

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〇注目!
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今後の裁判日程
★優生保護法国賠訴訟
・9月13日(月)14:30〜熊本地裁 匿名女性
・9月17日(金)仙台高裁 控訴審第5回 飯塚淳子さん(仮名) 佐藤由美さん(仮名)
・10月4日(月) 東京高裁 北三郎さん(仮名) 控訴審第3回
・10月18日(月) 仙台地裁第10回期日 東さん Dさん
──
★情報公開請求裁判
・9月21日(火)大津地裁 京都新聞社 14:30〜



。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

夏本番、厳しい暑さが続きますね。
蝉の大合唱も「暑い!」と歌っているように聞こえます。
この熱波に負けず、ほどよい休息をとりながら
着実に一歩一歩進んでいきたいものです。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
【寄付・募金のお願い】
●DPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
■障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

●DPI日本会議への寄付・募金によるご支援はこちらからお願いします。
https://dpi-japan.org/join/donate/
※DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。
●下記URL(GiveOneホームページ)からもオンライン寄付ができます(1口1,000円〜) https://giveone.net/supporter/project_owner.html?owner_id=406

▽寄付金控除についての詳細はこちら
https://dpi-japan.org/join/donate/kifukojo/

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詳細はホームページまで
https://dpi-japan.org/join/

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*更新:兵頭 卓磨
UP: 20210526 REV:随時
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