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THE DEAF DAY



◆木村さんより
 [jsds:5422] DD2001 のご案内
 Fri, 20 Apr 2001 00:37:21

ようこそTHE DEAF DAY 2001へ!

THE DEAF DAY 2001の開催を心待ちにしていた方々、長らくお待たせしました。
わが国のろう者のために1993年5月にD PROが誕生し、日本手話とろう文化についてさ
まざまな普及活動を展開してきました。1994年7月にTHE DEAF DAY '94を、1996年2月
にTHE DEAF DAY '96を開催して、ろう者の生きかたについて多くの示唆を与えまし
た。そして今夏、第3弾の祭典が開かれようとしています。
さあ、あなたもめったに味わうことのできない異文化体験をともに共有しようではあ
りませんか?!

【企画内容】

2001年7月20日(金) 午後7時〜9時
◆前夜祭としてさまざまなショーを披露します!

2001年7月21日(土) 午前10時〜午後4時
《午前の部》
◆『THE DEAF DAY '96その後』
 MJビアンジュ氏との座談会
◆『3つの差別を乗り越えて』
 アメリカ黒人ろう者ガリモア博士による講演会
《午後の部》
◆わが国のろう者事情を現在・過去・未来の3つに分けて、今までになかった斬新な
企画を披露する予定で す。(タイトルは仮称)
 過去…『手話で学んだ先輩たち』
 現在…『魔法のヒアリング』
 未来…『ろう者の明るい未来』


【チケットの種類】

A席 11,000円 B席 10,000円 2階席 10,000円
※ 全席座席指定になっています。
※ 参加費には20日前夜祭や21日昼食が含まれています。
  宿泊は含まれていません。
※ 2階席には、読み取り通訳が付きます。
  (企画内容にょって通訳がつかない場合もあります)
※ ホール定員は1,360人です。
※ キャンセルは基本的に受け付けられません。


■THE DEAF DAY 2001 チケット申込方法■

まず銀行で下記口座に必要枚数分の参加費を振り込んでください。
 (振込手数料は各自でご負担願います。)

 東京三菱銀行 田町東口支店(普)0565045
 ザ デフデイ実行委員会 代表 棚田 茂

送り先のご住所・ご氏名・ファクス番号をご記入の上ファクスでお申込みください。
(申し込み者氏名を全員分併記してください。)
チケットは、5月以降に一斉発送する予定です。

 FAX番号 THE DEAF DAY 2001実行委員会 042-523-3912

会場 日本青年館大ホール
   (東京都新宿区霞岳町15番地)

地図 http://www.nippon-seinenkan.or.jp/map.htm

交通 ●JR信濃町駅より徒歩7分
   ●JR千駄ヶ谷駅より徒歩7分
   ●地下鉄銀座線外苑前駅より徒歩5分

 

◆2001年9月3日発行 『朝日新聞』(東京本社)朝刊13面 記事1066文字
 文化としての「ろう」に理解を 谷津憲郎(記者は考える)

 この夏、「デフ・デー2001」という集いが東京・神宮であった。休憩時間に約600人の参加者がおしゃべりを始めると、その光景に私はくぎ付けになった。
 旧友との再会を喜ぶ人、知り合いの近況を尋ねる人。しかし会場は恐ろしく静かだ。かわりに、花火がはじけるようにめまぐるしく指や腕があちこちで動いていた。
 ろう者(デフ)によるろう者のための祭典。手話で自由に会話する彼らと対照的に、私はイヤホンからの通訳が頼みだった。
****
 ろう文化という思想がある。生まれつき耳の聞こえないろう者が話す手話は、日本語とは文法や単語が異なる。デフ・デーを企画した米内山(よないやま)明宏さんたちは、母語である日本手話に誇りを持ち、「ろう者は障害者ではない。日本語と異なる言語を話す文化的少数者だ」と主張する。ちょうどアメリカの黒人が公民権運動で「ブラック・イズ・ビューティフル」と叫んだように、「ろう者であることに誇りを持とう」と呼びかけてきた。
 だが、こうした主張は理解されにくいところがある。私もその一人だった。
 2年前、あるろう者がひき逃げされた事故の記事を書いた。被害者は耳が聞こえず、エンジン音が聞こえなかったため、車を避けられなかったと警察はみている---そんな内容だった。
 翌日から抗議のファクスが延々ときた。「あなたは、ろう者の暮らしや文化を分かっていない」。「善意」で書いたはずの記事が批判にさらされ、私はとまどった。いま読み返すと、記事には「耳が聞こえず、かわいそうなろう者」という聴者の一方的な価値観が見え隠れしている。
 デフ・デーでは、教育問題に視線が向けられた。ろうの子どもの9割は耳の聞こえる親に生まれ、初めて他のろう者に会うのは多くの場合、ろう学校だからだ。
 しかし、驚くことに、ろう学校の幼稚部や小学部のほとんどは、「日本語の獲得が阻まれる」として手話を公には認めていない。したがって手話を知らない先生も多い。運動会では先生の指揮で耳の聞こえない生徒が校歌を歌い、校長のあいさつはマイクでしゃべるだけ。ある教師は「授業中に校長が廊下を通ると、慌てて手話をやめて子どもに声を出させている」とうち明ける。
 「ろう学校に手話を」と主張する米内山さんたちに「急進派」のレッテルが張られているのが、不思議でならない。
****
 デフ・デーの最後。ろうの子どもたちが舞台に上がった。「ぼくらはろう。ろうが好き。手話が好き」。小さな手で語った「新ろう文化宣言」は、未来を照らす小さな火種のように見えた。


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