精神医療を良くする市民ネットワーク(精神医療市民ネット)
以下のような市民ネットワークが立ち上がります。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
まずはMLに登録なさりたい方は、 kaneko@e-mail.ne.jp 宛まで
メールをいただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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金子晃一 拝 kaneko@e-mail.ne.jp MP:090-8843-3492
新潟県立小出病院 精神神経科 TEL:02579-2-2111 FAX:02579-2-8819
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「精神医療を良くする市民ネットワーク(精神医療市民ネット)」
――誕生のご案内――
日本の精神医療の歴史は惨憺たるものでした。
もちろん、その状況を変えようと改革に力を尽くしてきた方たちが各地にい
ます。けれど、それは、まだ、「点」にとどまっています。
小泉首相は5月23日首相官邸を訪れたハンセン病体験者の手を握り、隔離
政策について「心から反省しなければなりません」と国の責任を認めました。
けれど、同様に隔離収容政策がとられてきた精神医療は放置されたままです。
日本の精神医療は、世界の流れから完全に取り残されています。
変革の希望がまったくないわけではありません。生活支援センターやグルー
プホームなど地域での生活を支える制度ができました。
「幻覚&妄想大会」など奇想天外な催しで分裂病への偏見を打ち砕く当事者
活動も現れました。障害者基本法の制定、精神保健福祉法の改正、医療法の改
正、精神保健福祉に関する審議会の公開と記録の開示など、従来型の精神医療
体制を変えていこうという動きが、行政を含めて進行しているという事実が一
方にあります。
今こそ、志を同じくするさまざまな立場の人々がつどい、精神医療の利用者
を主役に、点と点をつなぎ、知恵を結集して変革のために動き始めるときでは
ないでしょうか。
精神病を体験する身になっても誇りを傷つけられることなく、安心して、輝
いて、暮らせる社会の仕組みをつくりあげるために。
このような考え方から、「市民ネットワーク」をつくろうという機運が高ま
り、去る5月12日に東京で、精神医療に深い関心をもつ市民、ボランティア、
医療関係者、福祉関係者、弁護士、人権センター関係者、専門誌やミニコミ誌
の編集者・記者、報道関係者など、さまざまな立場の27名が集まり、設立準
備会を行いました。そして、本格的にネットワークを立ち上げることにいたし
ました。
まず、あるべき理想の精神医療の姿を共有し、その実現を何が阻んでいるの
かを丁寧に分析し、それを乗り越えるための具体的な方策を見つけて提言して
ゆこうと考えています。
多くの方が趣旨に賛同され、「誕生会」に参集されますようお誘いします。
2001年5月24日
「精神医療を良くする市民ネットワーク」
世話人一同
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「精神医療を良くする市民ネットワーク」
(世話人)
伊藤 哲寛 (精神科医)
大熊由紀子 (研究者・ジャーナリスト)
大谷 藤郎 (元行政官)
小林 信子 (患者権利擁護者)
里見 和夫 (弁護士)
比留間ちづ子(作業療法士)
(精神医療利用者をはじめ多数の方に世話人になっていただきたいと考えて
おります。)
記
日時:2001年6月8日(金曜日) 18:00−20:00
(受付開始:17:30)
会場:日本プレスセンタービル 10階
http://www.alaska-net.co.jp/alaska/press.html
東京都内幸町2−2−1 ホール直通 TEL 03-3501-8931
(飯野ビルと富国生命ビルの間、日比谷図書館向かい)
会費:一口2000円(軽食費とも)
出欠:軽食を用意する都合もありますので、お名前、連絡先、出欠をメール
またはファックスで折り返し、下記にご連絡ください。
大熊由紀子 DZY00573@nifty.com FAX.03-3410-7589
交通:千代田線・日比谷線 霞が関駅C−4
丸の内線 霞が関駅B−2
都営三田線 内幸町駅A−7
JR新橋駅
(問い合わせ先)
伊藤 哲寛 (北海道立緑ケ丘病院)
TEL 0155-42-3377 メールアドレス itohtee@mint.ocn.ne.jp
比留間ちづ子 (東京女子医科大学リハビリテーション部)
TEL 03-3353-8111(内31011) メールアドレス hirumaru@f5.dion.ne.jp
(精神医療市民ネットMLの参加申し込み先)
大塚 太 (otsuka@ga3.so-net.ne.jp)
金子晃一 (kaneko@e-mail.ne.jp)
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精神医療を良くする市民ネットワークの約束事
ネットトワークの趣旨:
精神医療の現状を憂え、すこしでも改革しようとする人々が集まって問題の
ありかを探るとともに、精神医療の質の充実と真のノーマライゼーション社会
の実現のために、知恵を結集して、改革運動を推進します。
参加資格:
市民のひとりとして、精神医療の利用者が安心して生活できる社会を作りた
いと願い、利用者の身になって精神医療、精神保健、福祉の充実を目指してい
る方。
インターネットを最大限に活用しますが、郵送などによるネットワークへの
参加も可能です。
ネットワーク内での主張と行動は、個人名を明らかにした上で、個人の責任
において行うものとします。
会費:年会費 一口1000円(資料印刷費、通信費、会場費、その他)
事業:1)精神医療、精神保健と福祉に関する最新情報の交換とそれに対する
意見の交換
2)精神医療の改革および真のノーマライゼーション社会実現のための
具体的提案とその公表
3)総会及び講演会・フォーラムなど
4)その他
事務局:
(情報担当):
大塚 太 (専門学校教員 otsuka@ga3.so-net.ne.jp )
金子晃一 (精神科医 kaneko@e-mail.ne.jp )
高橋晴代 (ミニコミ誌編集者 haruru_@d1.dion.ne.jp )
(渉外担当):
比留間ちづ子(作業療法士 hirumaru@f5.dion.ne.jp )
伊藤哲寛 (精神科医 itohtee@mint.ocn.ne.jp )
小林信子 (患者権利擁護者 XLE02443@nifty.ne.jp )
(会計担当):
下釜幸子 (医学文献翻訳者 ZC06160@niftyserve.or.jp )
神谷かおる (兄弟姉妹の会 godvalley@nifty.com )
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