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パレスチナ子供のキャンペーン

http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/



Date: Thu, 15 Apr 2004 15:55:34 +0900
Subject: [kdml:0098] 写真展『パレスチナの子どもたちの明日』@京都 YWCA

■関西圏ドキュメンタリー等上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml/
ログ http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/kdml@freeml.com

※関西ぴーすこよみ(かんぴー)も多くの自主上映情報を掲載しています。
そちらもぜひご参照ください。http://www.sky.sannet.ne.jp/paupau/kpc/
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チラシがきょうとネットMLのブリーフケース
にアップされているそうです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/kyotonet/files/


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 パレスチナの子どもたちの明日 写真展

  2004年5月7日(金)〜5月12日(水) 11:00−19:00
  *ただし、5月9日(日)は13:00−17:00
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占領と抑圧の続くヨルダン川西岸・ガザ地区。劣悪な環境にあるレバノンのパレスチ
ナ難民キャンプ。そんな過酷な状況の中でもパレスチナの子どもたちは厳しい現実を
一生懸命生きています。子どもたちの思い描く夢や希望とは・・・。そして、その視
線の先には何が映し出されているのでしょうか。
子どもたちをとり巻く日常や、彼ら、彼女たち自身によって撮影された写真、絵画。
子どもたちの思い、豊かな感性を、一人でも多くの方に見ていただきたいと思いま
す。

■展示内容

「パレスチナの子どもたちの明日」
(撮影:フォトジャーナリスト 古居みずえさん)

「鳥になれたら」
(撮影:レバノン難民キャンプの子どもたち)

「パレスチナの子どもの夢と現実」
(絵画作成:パレスチナの子どもたち)


■場 所  京都YWCA
        tel:075-431-0351 fax:075-431-0352
        (京都市上京区室町出水上る/
        地下鉄丸太町駅より徒歩7分)
■入場料  無 料
■共 催  京都YWCA
      パレスチナ子どものキャンペーン
■後 援  京都YMCA・きょうとユニオン

 
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*吉川さんより

パレスチナから来日する弁護士、ラジ・スラーニ氏の講演案内を以下に転送いた
します。
スラーニ氏はガザで人権センターを運営する著名な弁護士で、イラク攻撃前夜
に、エドワード・サイードとともに行ったエジプトでの講演の模様は、NHK衛星
放送にても放映されました。
私も昨夏、ガザにて直接お話をうかがい、その誠実な人柄と長期的視野、法を基
盤とし、権力への客観性に重きを置く活動に大変感銘を受けた次第です。
スラーニ氏が運営する人権センターのホームページは以下にてご覧になれます。
詳細なニュースメールも配信しており、国際組織とのつながりも深く、信頼性が
高い組織であると思います。

The Palestinian Centre for Human Rights (PCHR)
http://www.pchrgaza.org/index.htm



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パレスチナ子どものキャンペーンです。
    ccp@bd.mbn.or.jp

★来日するガザの弁護士、
ラジ・スラーニさん講演会のお知らせです。
   (転送歓迎!!)
===================
東京:7月21日 午後 星陵会館ホール 
大阪:7月19日 午後 piaNPO (詳しくは以下に)
===================

 イスラエル・パレスチナの首脳会談が行われるなど、
中東和平への動きがまた進みはじめました。
現地では、双方とも、期待と不安が混ざった複雑な気持ちで
事態の成り行きを注目しています。

 ガザでは、80日間外出禁止令下にあったベイトハヌーンから
イスラエル軍は撤退し、幹線道路のいくつかの検問所も
撤去されましたが、まだどのような変化がおきるのか?
誰にも分かりません。

 2000年9月末にシャロン現首相がエルサレムの
イスラーム今日の聖地を訪問するという挑発によって
パレスチナ側の反発を煽り、衝突が激化、
第2次インティファーダから始まって、
この6月末で1000日が過ぎました。
この1000日の間に、3000人以上の死者と
3万人近い負傷者が残されました。

 ロードマップの一方で、入植地は拡大し、
ガザや西岸では毎月70件の民家が壊され、
巨大な分離壁(「アパルトヘイト壁」)が作られています。
毎晩の爆撃に目を覚まし、戦車の横をすり抜けて
通学する子ども達。
パレスチナの人口の半数を占める子どもたちの
恐怖や悲しみをどうすれば解決できるのか? 
国際社会に求められているのは何なのか?
 
 ガザから来日する弁護士の
ラジ・スラーニさんから、
パレスチナの声を直接聞いてください。

(スラーニさんの略歴は、後半にあります)
- - - - - - - −−−−−−−−−

★・・・・・・・★東京★・・・・・・・・★

パレスチナの平和と人権--ガザからの証言--

お話:ラジ・スーラーニさん(パレスチナ・ガザの弁護士)
 
◇日時:2003年7月21日(月・休日)13:00〜16:30
                   
◇会場:星陵会館ホール 
       千代田区永田町2-16-2 
(地下鉄赤坂見附駅 7分・永田町駅 5分)
 都立日比谷高校に隣接  地図
http://www.hibiya.ed.jp/html/place.htm

◇資料代 1000円

共催:
(財)日本クリスチャンアカデミー  
(特活)パレスチナ子どものキャンペーン 
     (電話:03-3953-1393) 
協賛:
(社団)アムネスティインターナショナル日本
(特活)アーユス仏教国際協力ネットワーク
(特活)日本国際ボランティアセンター、
日本キリスト教会協議会
(財)日本YMCA同盟
日本YWCA
ピースボート
「一コマ」サポーター事務局
後援:(財)庭野平和財団

★・・・・・・・★大阪★・・・・・・・★

「パレスチナで何が起こっているのか」

人権弁護士ラジ・スラーニが語るパレスチナ問題と
イーデス・ハンソンとの対話

◇日時:7月19日(土)14:00〜17:00

◇場所:大阪 piaNPO6階会議室
(地下鉄大阪港駅4番出口より徒歩5分)
http://www.pianpo.com/access.htm

◇参加費は無料 
ただしカンパ(1口1000円以上)を会場で募ります

主催:(特活)アジアボランティアセンター
       電話06-6376-3545
協力:(社団)アムネスティインターナショナル日本
協賛:(特活)関西国際交流団体協議会
    (特活)関西NGO協議会
後援:(財)庭野平和財団

=======================

■ラジ・スラーニ:
 ガザとパレスチナを代表する弁護士。特に人権問題を専門にする。
イスラエルに捕らえられた政治犯の待遇や拷問虐待などに取り組んだために、
イスラエル軍による罪状無しの拘留に何度も遭い、自身も拷問をうける。
それにも屈せず、ガザに人権問題を専門に扱う人権センターを設立。
パレスチナ自治政府の人権侵害にも鋭い批判を加えたために
やはり逮捕された経験をもつ。
88年にアムネスティーの「良心の囚人」、
91年米国のロバート・ケネディー人権賞を受賞。
その後、フランスの共和国人権賞、
オーストリアのクライスキー(元首相)人権賞なども
受賞した国際的に有名な人権活動家でもある。50歳。

■来日の協賛金にご協力ください。
1口3000円、2口以上の方は講演会へご招待します。

振込先: 郵便振替口座  00160-7-177367
        パレスチナ子供のキャンペーン
(必ず、「スラーニ協賛金」と明記して下さい)

■ボランティア募集中
 スラーニさんの講演会に関するボランティアを募集しています。
ご協力いただける方は、パレスチナ子どものキャンペーン事務局まで
ご連絡ください。
ccp@bd.mbn.or.jp 03-3953-1393

なお、7月19日にはミニ学習会「ガザはどんなところか?」
を予定しています。

■パレスチナ子どものキャンペーンのホームページでは
最近のパレスチナの状況が分かります。

http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP?


**************************************************
特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
Campaign for the Children of Palestine(CCP)
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ304
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: ccp@bd.mbn.or,jp
HP: http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/

 
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■パレスチナ子供のキャンペーンの<現地緊急速報>

◆つるたさんより

ここからの転載はパレスチナ子供のキャンペーンの<現地緊急速報>で
最新のものは
http://plaza17.mbn.or.jp/~CCP/news/updateJ.html
で読めます。

==以下、転載2==

 シャロンの戦争が中東の運命をますます破局に導き、イスラエルとパレスチナの双
方の人々の未来を壊していることを日本の世論に広く伝え、一刻も早く、現地で起こっ
ている悲惨な状況を止めるために役立ちたいと思っています。
 趣旨をご理解いただき私たちの意思に反しない形であれば、「パレスチナ子どもの
キャンペーンより」という引用をつけていただいて、ご自由に転送、HPへの掲載など
をしてくださると嬉しいです。また事後で結構ですから、その旨お教えください。

==


Aril 09, 2002

水を飲ませて。「爆破犯の町」から子どもたちの叫び 
ジャニーヌ・ディ・ジョバンニ、Rummana(ジェニン近郊)

ハミードが最後に見たジェニン難民キャンプは、死体だらけだった。
14歳のハミードは、30時間にわたる爆撃のあと、土曜日の夜にイス
ラエル軍に投降した。破滅的な状況を語るハミードの体は、少しば
かり震えている。ブルドーザーが死体の山をかたづけていた。家の
がれきからは煙が上がっていた。子どもたちが水をもとめて泣き叫
んでいた。下水を飲まされる子もいた。ハミードはイスラエル軍に
投降したあと、兵士に衣服をはぎとられて下履き一枚の姿だったが、
今は、パレスチナ人の支援者が買ってくれた新しいトレーナーを身
につけている。爆撃にたえられなくなって、投降したのだという。
彼が避難していた家では、ロケット弾によって3人が殺された。


「でもほんとうに恐ろしかったのは、イスラエル兵士が8人の男たち
を捕まえ、並ばせてから殺したのを見たときだ」。ハミードは、一部
始終と男たちが受けた傷について詳しく語った。この後、ハミードと
双子の兄弟アフメッド、兄のハディルは、白旗を作ると窓から出して
うち振った。外に出るにはこの方法しかなかった。

ハミード兄弟は衣服をはがされ、後ろ手に締め上げられると目隠しを
された。100名あまりのパレスチナ人男性とともに、イスラエル内にあ
るサレムの兵営まで連れていかれた。サレムに着くと叩かれ、イスラ
エルのスパイになれと言って金を渡されたという。

シン・べト(イスラエル社会安全保障組織)による48時間の尋問が終わ
ると、はだしの男たちは近くの村に連れていかれ、西岸地区まで歩い
て帰るように言われた。イスラエルと占領地域との間にあるオリーブ
の茂みをどうにか通り抜けてRummanaにたどり着いた。現在は、受け入
れてくれた家庭に身を寄せている。だが、自分の家には二度と戻れない。
彼らにできるのは、壊された家々から数キロメートルにあるこの村にい
て、攻撃ヘリによる爆撃を見ることだけだ。アフメドは腎臓のある場所
の背中をひどく蹴られたため、苦痛に顔をゆがめながらマットに横たわ
っている。ハディルの目のまわりにはあざができて打撲傷も受けている
が、兄弟たちは生きのびるだろう。

だが、それほど幸運ではなかった人々もいる。モスクには土曜日に投降
した人々がいた。そのうちの何人かは、人間の楯にされて衣服をはがされ、
何時間か戦車の前に立たされて辱めをうけてから、サレムの軍事基地に連
れていかれた。

イスラエル人の質問に「きちんと答えなかった」人々は、ひどく叩かれた。
ハーリド・ムスタファ・ムハメッド少年もその一人だ。彼は血まみれのマ
ットにうつぶせに横たわり、背中には包帯が巻きつけられている。

ハーリドは肋骨2本が折れて内出血をおこしており、半ば昏睡状態でうめき
声をもらしている。町にいるたった一人の医師は疲れきっている。歯科医
のファルーク・アルアフメドは、鎮痛薬の投与を試みているが、銃床でな
ぐられたことによる内部損傷があまりにもひどいため、治療を受けられなけ
れば、少年は3日以内に死亡するだろうという。

「落ち着かせるための処置をして、折れた肋骨を固定したが、できるのはそ
こまでだ。わたしは歯科医なのだから」 疲れきった医師はそう語った。昨夜、
赤十字が述べたところでは、ジェニン難民キャンプへの立ち入りが許されず、
何時間も交渉したがパレスチナ側の救急車3台によって3名を収容したのみだ
という。

昨日は一日中、イスラエル側の呼び名によれば「爆破犯の町」ジェニンの破壊
が続いた。昼食時を過ぎたころ、澄み切った青空にいた攻撃ヘリが体勢を整えた。
ヘリの一団は旋回すると機首をさげ、一機がミサイルを発射した。

空で音がしたかと思うと爆発がおこった。大気が震え、ジェニンからは柱のよ
うな煙がつきあげてきた。住民は、過酷な制裁が行われるのではないかと恐れ
ている。ジェニンからは多数の自爆犯が出ているからだ。ファルーク医師は「
虐殺がおこるのではないだろうか」と述べた。ある目撃者によると、「女性と
子どもたちは夫や父親からからひき離されて、近くの森に連れていかれた」

Rummanaにいて危険にさらされているパレスチナ人の男たちは、残してきた家族
を思って苦悩している。ジェニンからは何の情報もない。

電話線は切断されており、電気もストップしている。イスラエル軍によると、パ
レスチナ人の死者は70名、イスラエル兵士の死者は9名であるという。だが、目撃
者によると、死者の数はもっと多い。ジェニン難民キャンプで商店を営んでいた
モハメッドは「通りは死体だらけだ」と言う。「夜から朝まで、聞こえたのはロ
ケット弾の音だけだった」。彼は、ジェニンから追い出され、難民となる経験を2
度も味わった、悔しさと情けなさで心がいっぱいだと語った。モハメッドは簡潔に
しめくくった。「どうしようもない」。夜になっても戦闘は続いた。

イスラエルのグリーン・ライン内にあるサレムから来たパレスチナ人らが、難民の
ための食糧と毛布の準備にとりかかった。

本当に心配なのは、逃れてきた難民ではなく、後に残された人々の身の上だ。サブラ
とシャティーラの難民キャンプで虐殺がおこなわれたのは、それほど前のことではな
い。難民のために毛布や果物、靴を集めていたサレムの村人が言った「朝までにはも
っとたくさん死ぬだろう」


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The Palestine Monitor, A PNGO Information Clearinghouse

世界への緊急アピール
2002年4月12日

ジェニンでイスラエル軍が虐殺に関与したことが確認された。イスラエル軍は数百人
が殺されたことを認めたが、パレスチナ側は死者の数が実際にはもっと多いのではな
いかと恐れている。

イスラエルは現在、キャンプから遺体を運び出し、ヨルダン渓谷北部の秘密の場所に
埋めて、自らの犯罪を隠蔽しようとしている。

この10日間、ジャーナリスト、看護師、医師、国際赤十字のチームなど、誰一人虐
殺の現場にたどり着けた者はいない。キャンプの責任主体である国連機間UNRWA(国
連難民救済機関)の代表でさえ、当該地区へ行くことが許可されないのだ。誰も近づ
けず、何が起こったのかは誰も見ておらず、伝えることもできない。

キャンプの住民15,000人の大半が殺され、傷つき、あるいは家や避難場所を追われ
た。キャンプは破壊された。

イスラエルはキャンプから撤退すべきだという国際社会の声をを拒絶した。キャンプ
で起こったことについては完全な報道官制を引こうとしており、世界はイスラエルが
そこで何をしたか知ることができない。パレスチナ市民社会の一員として、私たち
は、同じことがまた別の場所で繰り返されることを恐れている。ヨルダン川西岸地区
からイスラエル軍が撤退しない限り、それは現実的な脅威だ。報道官制のみならず、
事実を訴えようとし、また実際にそれをすることができる団体や
パレスチナの市民団体に対し、
シャロンが何らかの弾圧を行うことも懸念されている。

ヨルダン川西岸地区への国際保護部隊の緊急配備が今、
これまでで最も必要とされている。
世界がこれ以上沈黙を守ることがないよう、強く呼びかける。
シャロンを止めなければならない。
シャロンとイスラエル軍が関与した虐殺に目を向けなければならない。
新たな虐殺を許してはならない。イスラエルの関係筋は、
パレスチナ人が今後のプロパガンダに利用するために遺体を隠していると主張し、
虐殺の上にさらにパレスチナの人々を侮辱しようとしている。
このような嘘で、イスラエル当局は真実を歪曲し、
自らの行いを隠蔽しようとしている。


REV:....20040416
パレスチナ  ◇NPO
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