青木 慎太朗さんより
Date: Fri, 2 Jul 2004 09:52:27 +0900
かなりたくさんの皆様
既にメイルでお知らせしている方もあれば、
もしかすると、申込をされた方にも、届いているかも知れません。
このメイルの転送・転載等は歓迎します。
ただ、以前私から発信したメイルが、
掲示板サイト「2ちゃんねる」に貼り付けられる事態が発生しました。
友人・知人への転送や個人Webへの掲載はありがたいのですが、
「2ちゃんねる」等の掲示板サイトへの貼り付けは、
ご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
★
視覚障害児夏キャンプのボランティアを募集しています。
このイベントを主催する「求める会」については、
文末に案内入れますので、そちらをご参照ください。
キャンプへの参加申込・お問い合わせは、
以下に貼り付ける広報文中の申込先、
または、青木までお願いします。
★
以下、広報文。
この「夏の特別企画」は、2000年に「子どもサミットin神戸」という形で始
まりました。
毎年、「親同士、子ども同士のつながりづくり」、「元気とパワーをもらえる場
づくり」を中心に据え、「子どもも大人も、視覚障害者も晴眼者も一緒に
楽しめる場を作りたい!」と願いながら企画しています。
今年は、ブラインドサッカー(視覚障害者のために考えられたサッカー)、お絵
かきワークショップ(触って分かる
ものを使って絵を描くというもの。色合いや見た目の形などを、晴眼者のサポー
ターに聞きながら進める)。
、みんなで楽しめるゲームなど、新しい企画が目白押し!
2004年の夏を楽しい、思い出の残る夏にするために、ぜひ「夏キャンプ」に
ご参加ください!!
案内文を貼り付けます。
@ここから
「夏の特別企画」のご案内
夏キャンプin京都〜出会い、ふれあい2004
「夏キャンプ2004」実行委員長
森本 おりえ
「求める会」実行委員主催「夏の特別企画」の詳細が決まりましたのでご案内
致します。
この「夏の特別企画」も今年で5回目を迎えます。毎回多くの皆様のご協力に
より、とても有意義な場になっています。
今年は、「実行委員主催」が示すとおり、実行委員をはじめ参加者による手作
りの夏キャンプを目指します。子どもたちの活動をメインに、ボランティアの方
々も一緒に活動する中で交流を深めていただき、新しい出会いとふれあいを通し
て楽しい一時を共に作っていこうと考えています。新しい経験も、みんなでやれ
ば怖くない。楽しくなることまちがいなし!普段なかなか会えない友達と汗を流
し、助け合い、協力し合って、みんなで楽しい時間を過ごしましょう。
もちろん今年も、恒例「子どもサミット」「親サミット」を実施します。学校で
の様子、家での様子、将来のこと、人間関係、日頃話せない悩みや疑問や喜び・
・・みんなでざっくばらんに出し合ってみませんか?遠方の方も、この機会にぜ
ひご参加ください。
今年も、親御さん、子ども達、学校の先生、社会人の視覚障害者、ボランティ
アの方々、視覚障害児の教育などに関心のある方々に集まっていただき、参加者
全員で楽しい夏の想い出を一緒に作って行きたいと思っています。そして、この
キャンプが皆さまにとって、新たな経験と出会い、多くの方とのふれあいの場に
なればと思っています。
ご参加を希望される方は、下記の項目についてご明記の上、
summercamp2004bymotomeru@hotmail.comまでお申し込みください。
(担当者:塚本
申し込み締め切りは、視覚障害児のご家族―7月10日、
ボランティア―7月15日です。
※ボランティアの方に関しましては、事前に説明会を開催致しますので、初参加
の方もふるってご参加ください。
日時 2004年8月7日(土)13時 −8日(日)13時
宿泊 宇多野ユースホステル(京都市右京区)
ホームページ
http://www.jyh.or.jp/yhguide/kinki/utano/
交通 JR京都線「京都駅」より 京都市バス26番
「京阪三条」駅より 京都市バス10番、59番
阪急「大宮」駅・「烏丸」駅より 京都市バス26番
※いずれも「ユースホステル前」下車 徒歩1分(道路を挟んで右斜め前の道を
直進、50mです。)
集合
@社会人の視覚障害者、ボランティア―8月7日(土)10:00、JR京都駅
烏丸中央口TIS前
(烏丸中央口は、新幹線・近鉄線から一番遠い0番線に面している改札です。)
A視覚障害児、親―8月7日(土)13:30
宇多野ユースホステル前(13:00より受付開始)
※パーキングの駐車台数は3台と制限があります。お車で来られる場合には、お
申し込み時にご相談ください。
解散 8月8日(日)13:00 宇多野ユースホステル前
内容 ・親サミット、子どもサミット(親同士・子ども同士の思いの語り合い)
・オプショナル企画(ブラインドサッカー・お絵かきワークショップなど)
締切 視覚障害児のご家族の方−7月10日(日)
その他の方−7月15日(木)
定員 80名程度(定員になりしだい締め切らせていただきます。)
費用 乳幼児―千円、小・中・高校生―5千円、大学生・ボランティア―6千円、
視覚障害児の親、社会人の視覚障害者―1万円
☆さらに詳しいことにつきましては参加者の方に後日ご連絡させていただきます。
――――――――参加申込書―――――――――
0.ご参加はご家族ですか、個人ですか?
また、以前に「求める会」のキャンプに参加されたことはありますか?
( 個人 ・ ご家族 ) (どちらかに○印)
参加は [ ] 回目
※以下、ご家族でご参加の場合、全員分ご記入下さい。
1.お名前
2.ご住所
3.電話番号
4.メールアドレス
5.緊急連絡先(携帯電話、メールアドレスなど)
6.生年月日
(ボランティア保険の登録の際に必要となります)
7.上記のうち、名簿に載せてもいいもの (番号でお答え下さい。例:1〜5)
2日目、ミュージアムアクセスヴューさんにご協力いただき、視覚障害者を対象
としたお絵かきワークショップを行います。(材料費1000円程度)
8.参加を希望(する、しない)
※なお、人数は10人程度と制限があります。希望者多数の場合は、子どもたち
を優先させていただきますので、ご了承ください。)
ご参加を心よりお待ち申しあげております。
@ここまで
★
●「求める会」って何?
正式名称は、「地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書等の保障を求める会」。ちょっと長いので、「求める会」って呼んでいます。
「求める会」が産声を上げたのは、1986年秋。
その前から大阪では、「共に地域の学校で学ぶ」権利を求めて、何人もの点字を使用する視覚障害児童・生徒がすでに府下の小中学校に通いだしており、統合教育の良さが実践的に明らかにされてきました。そしてその成果と、周囲の方々や団体の支援の輪に支えられて、1982年には、府立高校でも点字受験が認められ、以来数名の全盲の生徒が地域の普通高校に入学していました。
ところが、そのころは入学はしたものの、高校に通う生徒には、点字教科書が全く保障されておらず、現場の先生や、ボランティアの方にしわ寄せがいっているという状況でした。何より、入学していった生徒たちは教科書がそろわないことで、大変な苦労と精神的不安を強いられていました。
このままではいけないと、大阪を中心に、親や教師、ボランティアの方たちが集まって、1986年秋に「地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書の保障を求める会」が結成されたのです。
以来十余年、会の継続した取り組みや、多くの方々の協力と後押しで、いま大阪の府立高校に通う視覚障害生徒は、点訳教科書を手にすることができるようになりました。
また、地域の小中学校に通う子供たちの学習環境も、少しずつ改善されてきましたが、まだまだ安心して学んでいける状態ではありません。地域によって対応の格差も多くあります。
例会では、統合教育・障害児教育に詳しい先生をお迎えしての講演や、情報交換・交流などを行なっています。行政に対しては、要望書を出し、直接交渉を行います。
子供達の学習環境を充実させるため、「教育のバリアフリー」をめざして活動しています。
地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書等の保障を求める会
ホームページURL http://motomeru.soc.or.jp/