アフリカひろばVol.24
アフリカのビジネス〜南部アフリカ衣料産業への中国インパクト〜
アフリカといえば紛争や飢餓、野生動物や農村を思い浮かべることが多いと思いますが、アフリカにおいても、携帯電話の急速な普及、 石油関連ビジネスの展開など、活発化するビジネスへの注目が高まっています。特に南部アフリカの経済はここ数年、世界の他の地域 を凌ぐほどの成長を続けています。その原動力は投資の流入で、近年、直接投資が急増し、さらに増加する傾向にあります。その中で も、中国政府・企業の活動への注目が高まっています。
今月のアフリカひろばは、南部アフリカの企業活動について研究をしている創価大学通信教育部准教授の西浦昭雄さんをお迎えし、 南部アフリカの衣料産業を例にあげ、この産業への中国が与えるインパクトを考えていきます。 「アフリカ」「ビジネス」「中国」のキーワードにピンと来た方、ぜひご参加ください!
【講師プロフィール】
西浦 昭雄(にしうら・あきお)
創価大学通信教育部助教授。アフリカ経済論専攻。創価大学経済学部卒業。同大学大学院博士課程修了。 ナイロビ大学(ケニア)、ウィッツウォータースランド大学(南アフリカ)に留学。主な研究として『アフリカ経済学宣言』(共著)など。
■イベント詳細■
アフリカひろばVol.24
「アフリカのビジネス〜南部アフリカ衣料産業への中国インパクト〜」
【講 師】:西浦 昭雄さん
【日 時】:2008年1月19日(土)14:00〜16:30(13:30 開場)
【会 場】:JICA地球ひろば セミナールーム202
* 住 所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
TEL:03-3400-7717
* 会場アクセス:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
【地 図】:http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
【参加費】一般700円、 アフリカ日本協議会会員・学生500円
【詳 細】http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/africa-hiroba/024.html
アフリカといえば飢餓、貧困にあえぐ大陸だと思っていませんか?
アフリカの広大な土地には、地域の気候や暮らしに応じた多様な食文化が育まれています。また、その食文化を支えてきた農業も、世代から世代へ脈々と受け継がれています。
世界的にみると食料は足りていると言われています。しかし、テレビなどでよく放映されるアフリカの飢餓。なぜアフリカの一部では足りないのでしょうか?。
その疑問に応えるべく、経験豊富な国際機関のスタッフや在日アフリカ大使、アフリカ食料農業研究者が国際都市・横浜に集います。アフリカの食と農の魅力、またそれらが抱える課題などについて、市民のみなさまにわかりやすくお話します。
講演だけでなく、素朴な疑問から突っ込んだ質問まで、会場からのご質問を歓迎します。参加者のみなさまとともにアフリカの食と農について考えていきたいと思います。アフリカの食を守り、アフリカの農を発展させるために、日本にいる私たちができることは何でしょうか?
当日は、アフリカで食べられているイモ、とうもろこし、バナナ、コメなどの食べ物や農具のパネル展示も行います。ぜひ、アフリカの食と農を身近に感じてください。みなさまのお越しをお待ちしております。
来年5月には、5年に一度アフリカの政府や世界各国の関係者が日本に集まり、アフリカの開発について話し合うアフリカ開発会議の第4回会議(TICAD W)が横浜で開催されます。パシフィコ横浜で市民シンポジウムに参加することが、アフリカの人たちのことを知る第一歩です。
日時:2008年1月26日(土) 14:00-16:00
会場:パシフィコ横浜 3階301・302 (定員250名)
アクセス:http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html
参加:無料
事前申し込みをお願いします。
FAO-INFO-JAPAN@fao.org またはファックス045-222-1103にお名前と連絡先を知らせてください。
使用言語:日本語及び英語 (同時通訳あり)
対象者:学生・一般市民向け
主催:国連食糧農業機関(FAO)日本事務所
共催:横浜市、(特活)アフリカ日本協議会
協力:独立行政法人国際協力機構横浜国際センター(JICA横浜)、財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)、明治学院大学、(社)海外農業教育・研究開発協会、東京農業大学(予定)、JAICAF
問い合わせ:国連食糧農業機関(FAO)日本事務所
電話 045-222-1101
e-mail:FAO-INFO-JAPAN@fao.org
アフリカひろばvol.25
ゆらぐ地球環境の中のアフリカ
すばらしい自然、多様な動植物、わたしたちが思い描く広大で豊かなアフリカの環境は、地球温暖化の影響を受けて大きくゆらぎはじめています。
大雨、洪水による自然災害の多発、それに伴うマラリアやコレラなどの感染症の蔓延や、干ばつと砂漠化の進行で進む水不足、そして水をめぐる争い、稀少な天然資源をめぐる戦争や紛争、進入外来種をめぐる生物多様性の問題など、さまざまな問題に気候変動は影響しています。
今回のアフリカひろばは、アフリカの環境変動を追い続けて40年、東京都立大学名誉教授・NGO緑のサヘル顧問の門村浩さんに「ゆらぐ地球環境の中のアフリカ」についてお話していただきます。
まず、アフリカの自然環境とその変動の仕組みについて簡単にご紹介いただき、次に、急増する自然災害がもたらす影響、熱帯雨林の生物多様性問題、資源をめぐる争いなど、最近のトピックスについてお話していただきます。ぜひみなさま、ご参加ください。
門村 浩(かどむら ひろし)さんプロフィール
広島大学文学部史学科(地理学専攻)卒業後、北海道大学大学院環境科学研究科教授、東京都立大学理学部教授、立正大学地球環境科学部教授を歴任、定年退職後も、アフリカの環境変動と環境問題を、インターネットで毎日追い続けている。アフリカ・サヘル地域で環境保全活動をしているNGO「緑のサヘル」顧問としても活躍中。
緑のサヘル・HP http://www.jca.apc.org/~sahel/
■イベント詳細■
アフリカひろばVol.25「ゆらぐ地球環境の中のアフリカ」
講 師 :門村 浩さん
日 時 :2008年2月23日(土)14:00-16:30(13:30開場)
会 場 :環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
住 所 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
TEL:03-3406-5180/FAX:03-3406-5064
会場アクセス :東京メトロ表参道駅B2口から5分、渋谷駅東口から7分
地 図 :http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
参加費 :一般700円、 アフリカ日本協議会会員500円
申込み方法:件名を「2月アフリカひろば参加申し込み」とし、下記の申し込み票にご記入の上、africa-hiroba@ajf.gr.jpまでお申し込みください。(担当:近藤)
また、電話・FAXでも受付しております。(tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903)
主催 :(特活)アフリカ日本協議会
助成 :国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
■2月アフリカひろば・申し込み票<africa-hiroba@ajf.gr.jpまで>
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○お名前
○ご所属(よろしければ)
○メールアドレス
○アフリカ日本協議会(AJF)会員・非会員
○このイベントの情報を知ったウェブサイト・メーリングリストなど
○企画に対する質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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AJF食料安全保障研究会公開セミナー
アフリカ農業とバイオ燃料問題
【セミナーの概要】
現在、石油に代わる持続可能なエネルギーとして注目されているバイオ燃料(アグリ燃料)。ブラジルでは実用化から既に30年以上の実績を持ち、また世界的に見ても、ヨーロッパを中心に国や大企業がバイオ燃料の開発に着手し始めている。そしてその影響はアフリカにも及んできている。広大な土地を利用し、経済拡大への起爆剤、貧困の緩和への策としていくつかの国や企業が進出を始めている。しかし、バイオ燃料生産はアフリカに利益をもたらすのであろうか?そもそも、アフリカにおいて、バイオ燃料生産が成功するのか?今回のセミナーでは特に「農」という視点から見てきたい。
・食料作物との土地の取り合いは?
アフリカにおいて作物を生産できる土地は限られている。しかもそういった肥えた土地は、すでに食料作物の生産にあてられている。そんな中で、バイオ燃料生産と食料生産の両立はできるのか?バイオ燃料生産が優遇されることによって食料生産が減少し、貧困が深まる可能性はないのか?
・水資源は大丈夫か?
水の豊かな「瑞穂の国」日本ではあまり実感がわかないが、世界では水争いが頻発しそうな勢いである。食料作物との競合は何も土地だけではない。アフリカに水は豊富にあるのだろうか?
・エネルギー原料作物の生産拡大、継続は可能なのか?
例えばキャッサバだけを見れば生産量は上がっている。しかしこれは作付け面積の増加が最大の理由であるが、今後、その拡大が限界に来た時、生産量を増やせるのか?さらにアフリカではインフラの整備が不十分であったり、作物の制限要因からくる収穫のロスが多い。輸送に必要な交通網の整備や、加工技術、さらには品種改良などの技術面を進歩させ、その問題を解決し生産性を上げることは可能なのか?
バイオ燃料生産に投資してくる国や企業は明るい見通しだけを言及しているが、はたしてアフリカの人々はそれを手放しで受け入れていいものだろうか?過去、綿花栽培で豊かになれるとアフリカは海外からの投資を受け入れたが、それが幻>想であったと気がつくのにそう時間はかからなかった。今度もバイオ燃料生産ブームでも同じような過ちを犯してしまうのか?
今回の公開セミナーでは、ナイジェリアのキャッサバ増産計画の問題点をフォローしてきた講師が、アフリカの農業の現状をふまえてバイオ燃料生産について問題提起をします。
どうぞご参加下さい。
講師:稲泉 博己さん
東京農業大学准教授
日時:2003年3月5日(水) 18:30〜21:00
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
最寄り駅
表参道駅(東京メトロ:銀座線、千代田線、半蔵門線)
渋谷駅(JR、東急、京王井の頭線、東京メトロ)
資料代: 会員400円 一般800円
問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤・松村
電話:03-3834-6902
e-mail:info@ajf.gr.jp
アフリカひろば
「アフリカの昆虫食〜シロアリを巧みに利用する〜」
関連HP:http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/africa-hiroba/026.html
イナゴや蜂の子を食べたことがありますか?日本はもちろん、世界のあちこちで重要な食料源として、虫を食べる文化が根付いています。昆虫は魚や肉と似てタンパク質や脂肪が豊富で、時には何よりも美味しいと言われます。虫を食べることは穀物の収穫が途切れる時期の栄養源としてだけではなく、人と自然が共存していく知恵を代々受け継ぐという文化的な側面もあります。
今月のアフリカひろばは、多摩アフリカセンター・八木繁実さんをお迎えし、アフリカ、西ケニアの農村を舞台に、シロアリとその産物の利用が、人々の生活にどのように役立っているのか?たくさんの写真とともに楽しい話をお聞きします。ぜひご参加ください!時間があれば、バッタやアフリカン・ポップスのお話もちょっぴり聞けるかも。
【八木 繁実(やぎ しげみ)さんプロフィール】
多摩アフリカセンター所長(代表)。専門 はアフリカ地域研究、応用昆虫学、昆虫生理学、農学博士。1979年よりケニアのICIPE(国際昆虫生理生態学センター)に関わり、ズイムシ、バッタ、マダニの寄生蜂、昆虫食などの研究に従事。99〜00年にはガーナ大学農学部勤務。一方、八木繁美としてアフリカン・ポップスの楽しさ、歌詞の面白さなどを実践調査。
【多摩アフリカセンター】
多摩市連光寺1-34-3
TEL:042-374-3245
*日本とアフリカの対等なパートナーシップを目指し、NGOとして現地の研究機関への助成や文化交流事業などを行なっています
アフリカひろばVol.26「アフリカの昆虫食〜シロアリを巧みに利用する〜」
講 師 :八木 繁実さん
日 時 :2008年3月29日(土)14:00-16:30(13:30開場)
会 場 :JICA地球ひろば セミナールーム302
住 所 :〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
電話番号: 03-3400-7717 ファックス: 03-3400-7394
会場アクセス :東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
※駐車場はありませんので車でのご来場はできません。
地 図 :http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
参加費 :一般700円、アフリカ日本協議会会員500円
申込み方法:件名を「3月アフリカひろば参加申し込み」とし、下記の申し込み票にご記入の上、africa-hiroba@ajf.gr.jpまでお申し込みください。(担当:近藤)
また、電話・FAXでも受付しております。(tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903)
主催 :(特活)アフリカ日本協議会
助成 :国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
■3月アフリカひろば・申し込み票<africa-hiroba@ajf.gr.jpまで>
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○お名前
○ご所属(よろしければ)
○メールアドレス
○アフリカ日本協議会(AJF)会員・非会員
○このイベントの情報を知ったウェブサイト・メーリングリストなど
○企画に対する質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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アフリカひろばvol.27
検証TICAD〜TICAD(アフリカ開発会議)の成果とは何か?〜
1993年東京アフリカ開発会議を皮切りに、5年ごとに開催されてきたアフリカ開発会議(TICAD)。5月には横浜で第4回アフリカ開発会議(TICAD・)が開催されます。ソマリアおよび西サハラをのぞくアフリカの52カ国が招待されており、そのうち45カ国の首脳が参加する予定です。主催者である外務省からは、TICADがアフリカの開発に貢献してきた実績や影響が強調されていますが、はたして本当なのでしょうか? アフリカをビジネスのパートナーと捉えず、対アフリカ投資を後押しする施策が欠如している点や、アフリカ連合(AU)を重視する世界的潮流を鑑みず、AU を共催者に加えない点、AU加盟国西サハラ亡命政府サハラ・アラブ民主共和国を排除する姿勢にみられるような普遍的人権に背を向ける姿勢など、さまざまな課題や問題点が指摘されています。
そこで、今までのTICADを振り返り、これらの問題点や課題について討論をしていきたいと思います。また、5月に開催されるTICAD・の特徴や議論される課題についても、市民社会としてどうウォッチしていくか?を一緒に考えましょう。TICADって何?どんな形態で何か話されている?と少しでも疑問に感じている方は、ぜひお越しくださいませ。
第一部:報告(13:40-15:10)
○報告1:「TICAD・(第4回アフリカ開発会議)の特徴、TICAD・の3つの柱と4つの協力分野について」斉藤龍一郎氏:アフリカ日本協議会事務局長
○報告2:「審議会政治への関与ではなく対アフリカ外交の第三者的監視を」高林敏之氏:西サハラ問題研究室主宰、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員
○報告3:「TICAD・にいたる15年で変わったものは?」尾関葉子氏:DADA(アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト)代表、前アフリカ日本協議会事務局長
第二部:討論会〜TICADの問題点と課題、どのようなフォーラムが求められるのか?〜(15:30-16:30)
ファシリテーター:茂住衛氏 アフリカ日本協議会 理事
■イベント詳細■
アフリカひろばVol.27「検証TICAD〜TICAD(アフリカ開発会議)の成果とは何か?〜」
* 報告者 :斉藤龍一郎さん、高林敏之さん、尾関葉子さん
* 日 時 :2008年4月19日(土)13:30-16:30(13:15開場)
* 会 場 :文京シビックホール 会議室1
o 住 所 :〒112-8555東京都文京区春日1-16-21
TEL:03-3812-7111(代表)
o 会場アクセス :
東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1分 JR総武線水道橋駅徒歩8分
地 図 :http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
* 定 員:50名
* 参加費 :一般800円、 アフリカ日本協議会会員500円
* 申込み方法:件名を「4月アフリカひろば参加申し込み」とし、下記の申し込み票にご記入の上、<africa-hiroba@ajf.gr.jpまでお申し込みください。(担当:近藤)
また、電話・FAXでも受付しております。(tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903)
* 主催 :(特活)アフリカ日本協議会
■4月アフリカひろば・申し込み票<<africa-hiroba@ajf.gr.jpまで>
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○お名前
○ご所属(よろしければ)
○メールアドレス
○アフリカ日本協議会(AJF)会員・非会員
○このイベントの情報を知ったウェブサイト・メーリングリストなど
○企画に対する質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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個々の農民による安定的な農業生産選択を可能にすることは、アフリカ食料安全保障確立において不可欠である。しかし、グローバル経済による穀物市場の大きな変動によって、アフリカ農民による農業生産選択の安定化はより困難になっているように見受けられる。さらに追い討ちをかける最近の世界的な食料価格高騰によって、アフリカ農民による農業選択は、直接的あるいは間接的にどのように左右されているのだろうか。
エチオピアでJICA長期専門家として働く白鳥清志さんが帰国される機会に、以下のことなどについて聞き、食料価格高騰下におけるアフリカ農民の視点から、今後のアフリカ食料安全保障確立のヒントを見出したい。
どうぞご参加下さい。
講師:白鳥 清志さん
JICA専門家
日時:2008年5月23日(金)18:30-21:00
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
行き方:
東京メトロ表参道駅B2口から5分、渋谷駅東口から7分 東京ウイメンズプラザの入っているビルの地下2階です。
※国連大学1Fの地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)と間違えないようご注意ください。
地 図:http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html
問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤
電話 03-3834-6902
e-mail:info@ajf.gr.jp
共催者、資料代などについては、近日中に案内します。
アフリカひろば
ナイジェリア作家チヌア・アチェベの作品に見るアフリカ文学の世界
アフリカ文学と聞いて、すぐにイメージがわかないという方も多いと思います。
日本ではまだまだ知られていないアフリカの文化、そのなかでも今回は「アフリカ文学」にスポットをあててみなさんにその魅力を紹介したいと思います。
アフリカ文学界を代表するナイジェリアの作家チアヌ・アチェベ。
彼の作品に秘められたイボ人の多元主義とは。彼の用いる言葉(言語)を通して垣間見られるアフリカ人アイデンティティ。
そしてその中で果たすべき「小説」の役割とは…。
講師は、アフロ・アメリカンのカルチャーを専門に研究し、アフリカの文学はもちろんアフリカのポピュラーミュージックにも精通している平尾吉直さんです。
平尾さんはジンバブェに滞在経験があり、現地での経験もふまえながら、実はとても親しみやすくて深―い魅力たっぷりのアフリカ文学について楽しくお話をしてくださいます。
今回の講演を通じて少しでもアフリカ文学がみなさんの身近に感じられるようになればと思っています。アフリカ文学を通じて海の向こうの世界に思いを馳せてみてはいかかですか。
【講師プロフィール】
〜平尾吉直氏さん〜
首都大学東京大学助。アフリカ、アフロ・アメリカンの文学を研究するかたわら、「チキリカ」というバンドのギター/ヴォーカルとしても活動する。趣味はアフリカ系の音楽・文学、ラーメン。
自身のブログ「ひらげ日記」http://hirage.cocolog-nifty.com/diary/も公開中。
「ナイジェリア作家チヌア・アチェベの作品に見るアフリカ文学の世界」
講 師 :平尾吉直氏
日 時 :2008年6月14日(土)14:00-16:30(13:30開場)
会 場 :環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
住 所 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
TEL: 03-3406-5180
会場アクセス:地下鉄表参道駅より徒歩5分・JR他渋谷駅より徒歩10分
地 図 :http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
参加費 :一般800円、アフリカ日本協議会会員400円
申込み方法:「アフリカルチャー第1回」とし、氏名・ご所属・ご連絡をご記入の上、africa-hiroba@ajf.gr.jpまでお申し込みください。(担当:近藤・奥村)
定員:50 名
また、電話・FAXでも受付しております。(tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903)
主催 :(特活)アフリカ日本協議会
アフリカルチャーシリーズとして7月19日には、音楽「アフリカンポップスの誘惑」を開催します。連続参加者には割引制度もあり。詳細は後日お知らせします。
座談会「大学における視覚障害者支援の現状と課題 スーダンで今求められていること」
スーダンから来日して10年、京都府立盲学校で学び、現在は立命館大学大学院に在籍する視覚障害者のバシールさんと、グローバルCOE「生存学」創成拠点で視覚障害学生支援に関わる研究を続けている青木さん、植村さん、韓さんが、標記テーマで語り合います。(特活)アフリカ日本協議会の斉藤さんが、司会進行を務めます。
【5月27日 参加者変更のお知らせ】バシールさんに代わり、筑波大学大学院に今年4月から在籍しているヒシャムさんが座談会に参加します。
立命館大学生存学研究センター、(特活)アフリカ日本協議会(AJF)、(特活)スーダン障害者教育を支援する会(CAPEDS)の三者が協力して実施する企画です。
日時:2008年6月21日(土) 13時〜18時(休憩、質問タイムを設けます)
会場:立命館大学衣笠キャンパス創思館407
地 図:http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
問い合わせ:立命館大学生存学研究センター
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-466-3335 FAX:075-465-8371
E-mail:ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
昨年8月、東京大学先端科学技術研究センターで行った座談会「視覚障害者が高等教育機関で学ぶ スーダンと日本の経験を語る」の記録は、以下のページをご覧下さい。
http://www.arsvi.com/2000/070809.htm
(特活)スーダン障害者教育を支援する会発行のパンフレット「CAPEDS その門出に」に掲載されたバシールさん、ヒシャムさんの手記を、以下で読むことができます。
今までの人生 モハメド バシール
私が歩んだ道 ヒシャム エルサー
(特活)スーダン障害者教育を支援する会事業報告より
ハルツーム大学障害学生卒業生の会との懇談会
(特活)スーダン障害者教育を支援する会(CAPEDS)のウェブサイト
http://capeds.org/
アフリカン・ポップスの誘惑〜アフリカン・ポップスで踊ろう〜
アフリカン・ミュージックと聞くと、まずは伝統音楽をイメージされると思います。詩と弾き語りによる大地の音。もちろんそれらの音楽も十分楽しめますが、今回はキラリと光るシティー・ミュージックをご紹介します。
西アフリカのマリやギニアなどで広く聴かれているマンディング・ポップス、リンガラ・ポップスを中心とするコンゴ・ミュージック、そして、アフリカ各地で人気のあるアフリカン・レゲエ、ラップ、地域のポップスなど、普段はなかなか聴く機会がない多彩なアフリカン・ポップス。それらを映像も含め、たっぷり楽しんでいただくと同時に、その魅力にがっしりと心をつかまれた講師達のミュージック・トークも行われます。熱い想いを語って下さるのは、昆虫から音楽まで幅広くアフリカ研究を行っている八木繁美さん、明星大学及び跡見学園女子大学非常勤講師でエチオピアのウォライタ語を研究している若狭基道さん、そして、フリーライターでアフリカン・ポップスの翻訳も行っている伊藤裕子さん。三人のトークに加え、最後は皆でダンシングタイム!ノリノリのアフリカン・ポップスで心と体を満たしてみませんか?
※今回の講師を含む8人のアフリカ仲間による『アフリカン・ポップスの誘惑』(多摩アフリカセンター編・春風社)が発売中です。ポップスの歌詞から見える現代アフリカの生活。野生の王国では語られない、素顔のアフリカ、本当のアフリカを知りたい方は、ぜひご一読を!詳しくは、下記のHPをどうぞ。
http://shumpu.com/index.php?itemid=1881
講師・八木繁美さんプロフィール
本名は繁実。多摩アフリカセンター所長(代表)。アフリカ地域研究(昆虫から音楽まで)、応用昆虫学。1979年よりケニアのICIPE(国際昆虫生理生態学センター)で昆虫の研究に関わる。一方、長年アフリカン・ポップスの楽しさ、歌詞の面白さなど実践調査。共著に「アフリカ音楽のリズムに使われた昆虫」(『アフリカ昆虫学への招待』、日本ICIPE協会編、京大学術出版会、2007)など。
若狭基道さん
明星大学、跡見学園女子大学非常勤講師。専門はアフロアジア諸語の言語学だが、発表してきた成果のほとんどはエチオピアのウォライタ語に関するもの。最近10年近く断続的に行ってきたフィールドワークに基づき博士論文「A descriptive study of the modern Wolaytta language」を完成。ウォライタ語の綜合的な記述を試みた。他の主要論文に「ウォライタ語の形式体言―gaa」(加藤重広・吉田浩美(編)『言語研究の射程 湯川恭敏先生記念論集』ひつじ書房、2006)など。
伊藤裕子さん
フリーライター。アフリカン・ポップス翻訳家。ケニアの日本アフリカ文化交流会協会でスワヒリ語を学び、ナイロビで活躍するウガンダのドラマーやルワンダのラスタマン達と交流。United States International University of Africaで日本語教師生活の後、現職。『旅の手帖』『映画芸術』への執筆をはじめ、金沢・駅前シネマ発行『駅前シネマニュース』に『映画に逢いにゆく』を連載中( http://ekicinenews.seesaa.net/)。著書に詩集『銀のバルサ』(近代文藝社)がある。
■イベント詳細■
アフリカポップスの魅惑〜アフリカンポップスで踊ろう〜
講師 :八木繁美さん・若狭基道さん・伊藤裕子さん
日 時 :2008年7月19日(土)13:30-16:30(13:00開場)
会 場 :東京ウィメンズプラザ会議室
住 所 :東京都渋谷区神宮前5-53-67
TEL: 03-3406-5180
会場アクセス :
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分 地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分 都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分
地 図 :http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
定 員:50名
参加費 :一般800円、 アフリカ日本協議会会員400円
申込み方法:アフリカン・ポップス参加申し込み」とし、以下の参加申し込み票に必要事項をご記入の上、africa-hiroba@ajf.gr.jpまでお申し込みください。(担当:近藤・奥村)
また、電話・FAXでも受付しております。(tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903)
主催 :(特活)アフリカ日本協議会