市民社会をアフリカ開発会議(TICAD)プロセスへの対等なパートナーに
TICAD共催者への呼びかけ
特定非営利活動法人 TICAD市民社会フォーラム
代表 大林 稔
特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会
代表 林 達雄
要 旨
1.アフリカが真のパートナーとなるTICADへ
TICADWの開催に際しては、主催者である日本政府に加えて、アフリカの政府や、市民社会の代表が共催者として名を連ねる形としてください。
2.市民参加のTICADへ
アフリカの市民社会を、TICAD共催者に加えてください。また、アフリカと日本の市民社会を開発の平等なステークホルダーと認め、オブザーバーとしてではなく正式なメンバーとして参加を受け入れてください。
3.人々(people)を向いたTICADへ
TICADIVを、アフリカ政策に関する日本とアフリカの人々へのアカウンタビリティを果たす場としてください。
はじめに
私たち、(特活)TICAD市民社会フォーラムと(特活)アフリカ日本協議会は、第4回アフリカ開発会議(TICADIV)に向けて、日本国内で、アフリカへの理解の促進とアフリカ問題への積極的な取り組みへの機運を盛り上げる一方、アフリカおよび日本の市民の声がTICADプロセスに活かされるように願っております。
アフリカの人々は、さまざまな困難と闘いながら、貧困問題の解決と人間的発展のために努力しています。近年の経済成長と社会指標の改善からは、これらの人々の努力が実る環境が整いつつあることが分かりますが、まだ多くの課題が解決されていないことは周知のとおりです。
我々は、こうした時期に日本が2008年にTICADIVを開催することを歓迎すると同時に、TICADの歴史で初めて、ケニアで開催される閣僚会議でサイドイベントとして市民社会が市民社会セッションを主催できることを喜んでいます。また、2008年のG8主催国として、日本が国際社会に対して、アフリカ支援の取り組みの一層の強化を働きかけることを期待しています。同時に我々は、TICADIVを、アフリカ政策の改革の第一歩とすることを要求します。この改革は、以下の三点を基礎にするべきと考えています。
要望
1.アフリカが真のパートナーとなるTICADへ
現在のTICADの枠組みには、アフリカの政府や市民社会を代表する共催団体が存在しておりません。アフリカの代表性が確保される運営方式に改めるべきだと考えます。TICADWの開催に際しては、主催者である日本政府に加えて、アフリカの政府や、市民社会の代表が共催者として名を連ねる形としてください。
2.市民参加のTICADへ
アフリカの市民社会はアフリカ開発の対等なステークホルダーです。また、日本の市民社会は、アフリカの市民社会と連携して積極的にアフリカ開発に取り組んできました。アフリカの市民社会を、TICAD共催者に加えてください。また、アフリカと日本の市民社会を開発の平等なステークホルダーと認め、オブザーバーとしてではなく正式なメンバーとして参加を受け入れてください。
3.人々(people)を向いたTICADへ
TICADIVを、アフリカ政策に関する日本とアフリカの人々へのアカウンタビリティを果たす場としてください。TICADにおいて、日本の対アフリカ ODAの成果と教訓を明らかにし、ODAを今後どのように活用するか、公開での議論を保障してください。
以上
アフリカひろばvol.17「保健師は見た!愉快なアフリカ、豊かなアフリカ〜アフリカ武勇伝〜」
青年海外協力隊の保健師としてパラグアイに派遣され、その後、保健分野の専門家として南米はアマゾンまでも知り尽くし、その半生を国際協力に投じてきた一人の女性保健師が、アフリカに赴任することに!保健分野の専門家が見た、楽しく愉快なアフリカ体験を、あなたも聞いてみませんか?
講師は、あるときはJICAの保健分野専門家、またあるときはNGOのアドバイザーとして世界を股にかけ、大活躍をしている大西真由美さんです。ちなみにJICAの専門家でナイジェリアに長期で派遣された初の女性です!
スゴ腕ナイジェリア人とのタフな交渉術や、西アフリカで見かけた摩訶不思議な動物のお話、ジンバブウェ特製・芋虫の干物料理の紹介やモザンビークで無くした手荷物と補償金を取り返した成功談など、次から次へとアフリカのミクロ話や武勇伝が飛び出します!割腹絶倒のおもしろい話にあなたもいつしかアフリカの虜に・・。
また、看護師・保健師として地域の人と共に活動したからこそ見えてくる村の生活・地域の生活を豊かな経験を基にお話していただきます。アフリカに興味がある方だけではなく、途上国の保健分野に興味のある方、また国際協力分野でキャリアを積みたいと思っている方も必聴の企画です。ぜひご参加ください。
〜大西真由美さんプロフィール〜
医学博士、保健師、看護師。パラグアイに青年海外協力隊・保健師として2年派遣された後、ニカラグア、キューバ、グアテマラ、ブラジルなどで保健専門家として活躍。長らく南米で仕事をしてきたが、2003年にJICAの企画調整員として初めてアフリカ・ナイジェリアに派遣される。その後は、JICAの専門家やNGO(NPO法人HANDS、シェア=国際保健協力市民の会)のアドバイザーや調査員として、ザンビア、ジンバブウェ、南アフリカ、モザンビークとアフリカ各地・各国で活躍。現在に至る。
※NPO法人HANDS http://www.hands.or.jp/index.shtml シェア=国際保健協力市民の会 http://share.or.jp/index2.html
アフリカひろばVol.17
「保健師は見た!愉快なアフリカ、豊かなアフリカ〜アフリカ武勇伝〜」
【講 師】大西真由美さん
【日 時】2007年4月21日(土)14:30〜16:30(14:00開場)
■場 所:WA!
・目黒区駒場3-11-14 駒場友和ビル4F
・地図:http://www.wawawawa.net/
・行き方:京王井の頭線・駒場東大前西口より徒歩2分
■参加費:AJF会員500円、一般 700円
■申込:(特活)アフリカ日本協議会(担当:近藤)
e-mail:africa-hiroba@ajf.gr.jp tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
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■アフリカひろば(4月21日)参加申し込み票
○お名前
○ご所属
○メールアドレス
○AJF会員・非会員
○講師への質問、アフリカについての関心事項など
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アフリカの子ども専門家を迎えたNGO懇談会
世界児童労働反対デー・キャンペーン2007のために来日した専門家と、アフリカにおける児童労働の現状、取り組みの課題をめぐり懇談します。
アフリカの子どもの政策に関する専門家を囲み懇談会を開催します。
国際労働機関(ILO)にての児童労働撤廃国際計画(IPEC)を立ちあげ、その後もアフリカ児童政策フォーラム(http://www.africanchildforum.org/index.asp)で理事長としてアドボカシーを積極的に進めておられるベケレ氏から現状と課題についてお話を伺い、意見交換を行いたいと思います。NGO関係者、援助関連機関の方の参加をお待ちしています。逐次通訳付きです。
主催:(特活)ACE (特活)アフリカ日本協議会 (特活)ハンガー・フリー・ワールド
プログラム:下記内容は予定であり、事前の告知なく変更になることがあります。
Program(Tentative)
19:00- Self introduction of the participants
19:15- 4 Questions to Dr. Asefa Bequele
Q1 What are the mission and Vision and activities of The African Child Policy Forum?
Q2 What are the main areas of concern on children in Africa?(HIV/AIDS, etc.)
Q3 Please share the achievements of advocacy by ACPF.
Q4 Is there any challenges that ACPF faces particularly as a advocacy-oriented organization?
19:45- Questions from the participants
20:20- Final Remarks from Dr. Bequele
アセファ・ベケレ氏 プロフィール
アフリカ児童政策フォーラム理事長、元ILO労働条件局長
エチオピア国籍。ジュネーブ、アジア、アフリカ各国の国連機関に長年従事したほか、米国およびエチオピアの大学において豊富な教鞭経験を持つ。子どもの権利や福祉の推進、特に働く子どもたちの保護や児童労働の撤廃に対して献身的な活動を行ってきた。また責任者として、児童労働に対する最初の技術協力プログラムである、ILOの児童労働撤廃国際計画の立案および開発を手がけた。現在は、アフリカ児童政策フォーラム理事長およびアフリカ連合子ども権利アフリカ専門家委員会の委員を務める。
アフリカひろばvol.19
ジャーナリストが出会った子ども兵士たち〜アミンが残した憎しみの連鎖〜
AJFは、アフリカを知る、触れる、考える機会を提供するために、「アフリカひろば」を毎月開催しています。今月から、映画に描かれたアフリカをもう一歩深く知ろうというシリーズです。
子ども兵士という存在をみなさんはご存知ですか?自分の背丈ほどの自動小銃を抱え、銃弾の飛び交う戦場で戦う少年少女が、世界には30万いると言われています。この春公開され話題となった「ラスト・キング・オブ・スコットランド」の舞台となったウガンダ。この国にも多くの子ども兵士たちが、今なお存在しています。1986年から北部ウガンダでゲリラ活動を続けるLRA(神の抵抗軍)が、今までに6万5千人以上の子どもたちを誘拐し、強制的に兵士として戦わせたと言われています。アフリカ一の独裁者と言われたウガンダ大統領アミンが残したものは何だったのか?アミンが去ってから20年以上経過した現在のウガンダの姿は?アフリカで 10年以上取材を続けているジャーナリストの下村靖樹さんを講師に迎え、北部ウガンダで出会った子ども兵士の姿を伝えてもらいます。子ども兵士を取材し、想像を絶する残酷さと救いようのない現実を目の当たりにして絶望したという下村さん。その下村さんに希望を与えてくれたのもまた苦しみの底から立ち直った、子ども兵士たちでした。
アフリカのニュースや映画を見ただけではわからないアフリカのこと、さらにその一歩踏み込んだ先のアフリカのことを、子ども兵士の話を通じて知ってみませんか? 最近話題になることが増え始めたアフリカですが、まだまだリアルな声を聞く機会は少ないことと思います。このイベントをきっかけにアフリカについてもっと学んでみませんか? みなさん気軽に参加ください!
下村靖樹さんプロフィール
フリージャーナリスト。一過的な「ニュース」だけではなく、その背後に隠された人々や、「ニュース」の「その後」を取材対象とする。また日本とは様々な意味で対極にあるアフリカで起きる事件や生活する人々の姿を通し、日本と日本人を顧みる。活動地域は主にアフリカのグレートレイクス・レジョン (ルワンダ・ケニア・タンザニア・ウガンダ)とソマリア。フォトルポルタージュ・ビデオルポルタージュ・講演などを行っている。
【Website】 http://www.realtime-press.com/
■イベント詳細■
アフリカひろばVol.19:「ジャーナリストが出会った子ども兵士たち〜アミンが残した憎しみの連鎖〜」
* 講 師:下村靖樹さん
* 日 時:2007年6月23日(土)14:30〜16:30(14:00開場)
* 場 所:文京シビックホール
o 住 所:〒112-0003 東京都文京区春日1丁目16番21号(文京シビックセンター2階)
TEL:03-5803-1100
o 行き方:●東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅 >>> 4bまたは5番出口【徒歩3分】
●東京メトロ南北線 後楽園駅 >>> 5番出口【徒歩3分】
●都営地下鉄三田線 春日駅
●都営地下鉄大江戸線 春日駅(文京シビックセンター前) >>> 文京シビックセンター連絡通路【徒歩3分】
●JR中央・総武線水道橋駅 >>> 【徒歩8分】 地 図:http://www.b-civichall.com/
* 参加費:AJF会員500円、一般 700円
* 申 込:下記のフォーマットにてご記入の上、「6月アフリカひろば参加申し込み」の件名でafrica-hiroba@ajf.gr.jpまでお申込ください。また、電話・FAXでも受付しております。(担当:高橋)
africa-hiroba@ajf.gr.jp tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
* 主催:(特活)アフリカ日本協議会
* 助成:国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
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■アフリカひろば(6月23日)参加申し込み票
○ お名前
○ご所属
○メールアドレス
○AJF会員・非会員
○講師への質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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アフリカひろばvol.20
TSOTSI(ツォツィ)と暮らした私〜南アフリカ・スラムの現実〜
AJFは、アフリカを知る、触れる、考える機会を提供するために、「アフリカひろば」を毎月開催しています。今月から、映画に描かれたアフリカをもう一歩深く知ろうというシリーズです。
2010年にはワールドカップが開催され、またBRICSに続き大きな経済成長が見込まれるVISTAの一国である南アフリカ。ネガティブな話題が先行しがちなアフリカの中で、希望の星とも言えるそんな南アフリカには、もう一つの顔が存在します。それは、世界でも有数の格差社会国であるという現実。 GDPは世界21位、世界銀行の分類では「高中所得国」とされているにも関わらず、失業率は公式統計でも35%を越え、「人間開発指数」は世界121位、HIVの成人感染率は18.8%とされています。そして、旧黒人居住地区、いわゆるタウンシップには、映画にもなったツォツィ(南アで不良という意味)に見られるような、どうあがいても抜け出せない貧困に苦しむ人々が数多く存在し、暴力が蔓延しています。
裕福な人々や外国からの観光客は決して近寄らない地域で、観光客が5分歩けば必ず犯罪に遭遇すると言われています。そんなタウンシップで3年間ソーシャルワーカーとして働いたのが今回の講師・小山えり子さんです。映画『TSOTSI(ツォツィ)』の舞台となった場所のすぐ近くで暮らしていたという小山さんに、ツォツィと暮らした経験や内側から見た南アフリカの現状についてお話していただきます。会場では、ホスピスの子どもたちの写真や子どもたちの作ったおもちゃなども展示します。
小山えり子さんプロフィール
NPO法人多摩草むらの会職員・NGOニバルレキレ事務局代表・精神保健福祉士・社会福祉士・鬱病体験者。多摩市在住。大学卒業後10年間医療ソーシャルワーカーとして勤務。 2003年から南アフリカ共和国へわたりエイズホスピスで勤務する傍ら、貧困地域での感染者や遺族・遺児の支援活動を始める。サウスアフリカ大学心理学科 HIV/AIDSケア・カウンセリングコース修了。日本国内でニバルレキレ展を全国巡回させて講演活動とあわせ啓発活動に取り組む。NPO多摩草むらの会では精神保健福祉士として勤務。
■イベント詳細■
アフリカひろばvol.20 「TSOTSI(ツォツィ)と暮らした私〜南アフリカ・スラムの現実〜」
* 講 師:小山えり子さん
* 日 時:2007年7月28日(土)14:00〜16:30(13:30開場)
* 場 所:東京ウィメンズプラザ 第二会議室
o 住 所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
TEL:03-5467-1711
o 行き方:
●渋谷駅より徒歩12分
●表参道駅より徒歩7分 地 図:http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html/
* 参加費:700円(AJF会員500円)
* 申 込:下記のフォーマットにてご記入の上、「7月アフリカひろば参加申し込み」の件名でafrica-hiroba@ajf.gr.jpまでお申込ください。また、電話・FAXでも受付しております。(担当:高橋)
africa-hiroba@ajf.gr.jp tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
* 主催:(特活)アフリカ日本協議会
* 助成:国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
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■7月アフリカひろば参加申し込み票
○ お名前
○ご所属
○メールアドレス
○AJF会員・非会員
○講師への質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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アフリカひろばvol.21
アフリカ映画最前線!カメルーン若手作家の魅力
AJFは、アフリカを知る、触れる、考える機会を提供するために、「アフリカひろば」を毎月開催しています。今月から、映画に描かれたアフリカをもう一歩深く知ろうというシリーズです。
昨年から今年にかけて、アフリカを舞台にした映画が数多く上映され、アフリカに注目が集まっています。あまり知られていませんが、アフリカと向き合い、頑固にアフリカで映画を撮り続けているアフリカ人映像作家も多く存在します。
今回はその中の一人、カメルーンの若手映像作家、シリル・マッソ(Cyrille Masso)氏の2作品「ガラスの値段」「告白」を上映します。
「ガラスの値段」は、カメルーンの首都ヤウンデの巨大なゴミ捨て場で、ガラスの破片を売買しながら逞しく生きていく女性たちを撮影した珠玉のドキュメンタリーです。長期間かけて信頼関係を築き、撮影したからこそ引き出せた当事者の貴重な言葉や表情は、私たちに深く語りかけてきます。アフリカの映画監督ならでは、の映像です。「告白」は、都市に生きる若者と麻薬の問題が主要のテーマで、若者の生活を内側を描いた劇映画で、国内外からの評価も高く、アフリカ最大の映画祭「FESPACO」で審査員特別賞を受賞しました。アフリカは農村ばかりではありません。アフリカの大都市では人々が急増し、多くの社会問題を生んでいます。この映画から、現代アフリカの若者が直面する苦悩、そして監督が描く希望も浮かび上がってきます。映画の力を信じる作家の熱意と、その力を必要としているアフリカの人々の思いが感じられる作品に仕上がっています。
上映後は、監督と交友も深く、アフリカ映画に精通した映像人類学者の分藤大翼(ぶんどうだいすけ)氏をお招きし、疾走するアフリカ映画産業の現在や、アフリカの映像作家の魅力など、余すところ無くお話しいただきます。ご期待下さい!
シリル・マッソ氏プロフィール
1971 年カメルーン共和国・首都ヤウンデ生まれ。ヤウンデ大学人文学部に入学。父親の死や大学のストライキなどの出来事が重なり自主退学。ラジオ・テレビ番組の制作会社で経験を積み、1998年にフランス国立高等映画学院(femis)に入学。卒業後は、アフリカ出身の映画作家がヨーロッパを拠点に活動することが多い中で、カメルーンに帰国し、プロダクションMalo Picturesを設立。カメルーンを拠点にアフリカの人々を描き続ける姿勢を貫いている。
分藤大翼氏プロフィール
映像人類学者。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科研修員。1996年よりカメルーン東部州の熱帯雨林でピグミー系狩猟採集民の調査研究に従事し、2002年より映画製作を始める。第1作「Wo a bele-もりのなか-」がSKY Perfect TV!や海外の映画祭において上映されている。2006年11月にはシリル・マッソ監督を日本に招聘し、京都と東京で上映会を開催する。また、今年開催されたアフリカ最大の映画祭「FESPACO」にも参加している。
■イベント詳細■
アフリカひろばvol.21 「アフリカ映画最前線!カメルーン若手作家の魅力」
* 講 師:分藤大翼氏
* 日 時:2007年9月22日(土)13:00〜16:00(午後の部)、18:00〜21:00(夜の部)
※午後の部→12:30開場、13:00開演
13:05-13:29 上映「ガラスの値段」(24分)
13:40-14:57 上映「告白」(77分)
15:10-16:00 分藤大翼氏・講演会&質疑応答
※夜の部→17:30開場、18:00開演
18:05-18:29 映画「ガラスの値段」(24分)
18:40-19:57 映画「告白」(77分)
20:10-21:00 分藤大翼氏・講演会&質疑応答
* 場 所:UPLINK(F)ACTORY
o 住 所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F
tel.03-6825-5502/fax.03-3485-8785
o 行き方:
●渋谷駅より徒歩15分
地 図:http://www.uplink.co.jp/info/map.html
* 入場料:午後の部、夜の部、共にお一人様1,500円
* 事前申し込み者、学生、アフリカ出身者、アフリカ日本協議会及び後援団体会員:1,200円:
* 支払方法:当日、会場の受付にてお支払い下さい。
* 申し込み締め切り:9月20日(水曜日)
* 申 込:下記のフォーマットにてご記入の上、「9月アフリカひろば参加申し込み」の件名でafrica-hiroba@ajf.gr.jpまでお申込ください。また、電話・FAXでも受付しております。(担当:高橋・近藤)
africa-hiroba@ajf.gr.jp tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
* 主催:(特活)アフリカ日本協議会
* 後援:アフリカ理解プロジェクト http://africa-rikai.net/
(特活)TICAD市民社会フォーラムhttp://www.ticad-csf.net/
* 助成:国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
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■アフリカ映画最前線・申し込み票
○ お名前
○ご所属
○メールアドレス
○ご希望の部(午後の部、もしくは夜の部)
○企画に対する質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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アフリカひろばvol.22
関西からアフリカのエイズ問題を考える
AJFは、アフリカを知る、触れる、考える機会を提供するために、「アフリカひろば」を毎月開催しています。
世界で一番寿命の短い国々がサハラ以南のアフリカに集中しています。南部アフリカには、平均寿命が30歳代になってしまった国がいくつかあります。目を疑うような数字の背景にHIV/AIDS問題があります。これらの国々では成人(15〜49歳)のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染率が20〜30%になり、毎年多数の人々がエイズ(後天性疫不全症候群)に起因する病気で亡くなっています。 また、エイズのために両親が働けなくなる、亡くなる、などの要因から学校に行けない、毎日の食事にもことかく子どもたちが1000万人以上いると見積もられています。
こういった背景を踏まえ、2001年よりアフリカのHIV/AIDS問題に取り組んできたアフリカ日本協議会と、アフリカの人々の生活を京都市民に紹介する活動を行っている(特活)アフリック・アフリカが、京都府国際センターと共催で「関西からアフリカのエイズ問題を考える」というシンポジウムを開催します。
このシンポジウムをきっかけに、アフリカと世界の人々が、HIV/AIDSの問題に対してどう立ち向かってきたかを、皆さんに知って頂きたいと思います。そしてアフリカの経験から、日本の私たちが学べることは何か、私たちがアフリカの人々とともにできることは何かを、一緒に考えてゆきましょう。
第一部は、アフリカのエイズ問題に第一線で関わっているスピーカー3名からの報告です。
アフリカ日本協議会の国際保健分野ディレクター・稲場雅紀が、アフリカのHIV/AIDSの現状と対策を話します。世界がこの問題にどう取り組んでいるか、を参加者に伝えます。
次に、ケニアでHIV陽性者の自立を支援し、エイズ遺児のサポートをしているユース団体「Tumaini Nyumbani」から、現地の活動報告や現地の人々の情報を伝えてもらいます。
最後に、ザンビアで活動しているNGO「TICO」の吉田修医師から、長年NGOで活動し、専門家の観点から見たアフリカのエイズについてお話ししていただきます。
第二部は、アフリック・アフリカの西真如さんにモデレーターとして登場してもらいます。質疑応答を行いながら、参加者・スピーカー合わせて、アフリカのエイズ問題について考えていきます。
わたしたちと一緒に、関西からアフリカのエイズ問題を考えてみませんか?ご参加をお待ちしております。
第1部:講演 14:00-15:30
(1)アフリカのHIV/AIDSの現状と対策:人々はどう取り組んでいるか?
講師:(特活)アフリカ日本協議会・国際保健分野プログラム・ディレクター/稲場雅紀氏
アフリカ日本協議会HP http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/index.html
(2)若者から聞く、ケニアにおけるHIV陽性者支援の現状
講師:Tumaini Nyumbani(トゥマイニ・ニュンバーニ)運営メンバー/青木梨花氏、上山巳歩里氏
Tumaini Nyumbani・HP http://www.geocities.jp/tumaini_gaidai/
(3)専門家の視点、ザンビアでの活動から見えてきた南部アフリカのエイズ問題
講師:(特活)TICO(ティコ)代表・医師/吉田修氏
TICO・HP http://www.tico.or.jp/
第2部:アフリカのエイズ問題を共に考える 15:40-16:30
モデレーター・講師:京都大学特任助教、(特活)アフリック・アフリカ理事/西真如氏
アフリック・アフリカHP http://afric-africa.vis.ne.jp/
■シンポジウム詳細■
アフリカひろばvol.22 「関西からアフリカのエイズ問題を考える」
* 講 師・モデレーター:西真如氏、吉田修氏、稲場雅紀氏、他
* 日 時:2007年10月20(土)14:00-16:30(13:30開場)
* 場 所:財団法人 京都府国際センター 会議室
o 住 所:〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル京都駅ビル9階
TEL:075-342-5000/FAX:075-342-5050
o 行き方:
JR京都南北自由通路百貨店側エレベーターで9階へ
地 図:http://www.kpic.or.jp/
* 参加費:一般 1000円、アフリカ日本協議会会員、アフリック・アフリカ会員、学生 700円
* 申 込:下記のフォーマットにてご記入の上、「10月アフリカひろば参加申し込み」の件名でafrica-hiroba@ajf.gr.jpまでお申込ください。また、電話・FAXでも受付しております。(担当:高橋・近藤)
africa-hiroba@ajf.gr.jp tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
* 主催:(特活)アフリカ日本協議会:http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/index.html
(特活)アフリック・アフリカ:http://afric-africa.vis.ne.jp/
(財)京都府国際センター:http://www.kpic.or.jp/
* 助成:国際交流基金「平成19年度 日本で実施される異文化理解促進事業支援」
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■関西からアフリカのエイズ問題を考える・申し込み票
○お名前
○ご所属
○メールアドレス
○企画に対する質問、アフリカについての関心事項など(あれば)
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アフリカひろばVol.23
フェアトレードA to Z 〜タンザニア・ルカニ村のコーヒーの事例から学ぶ〜
最近耳にする機会が増えた「フェアトレード」という言葉。コーヒーやチョコレートなど、身近なものでけっこうありますよね。商品を手に取り、実際に買われたことがある方も多いのではないでしょうか。けれど、買ってはみたものの、実は意外と「フェアトレード」について知らないこと・説明できないことが多かったりしませんか?他の商品との違いがいまいちよくわからなかったりしていませんか?
11月のアフリカひろばは、京都大学でアフリカの農業経営やコーヒー・フェアトレードの研究を行っている辻村英之さんが講師です。辻村さんがタンザニアのルカニ村で行っている、フェアトレード・コーヒーのプロジェクトを例にとりながら、現在の日本のフェアトレードの現状や今後の課題について、わかりやすく説明してもらいます。
何をもってフェアトレードとするのか?日本ではどれくらいフェアトレードが普及しているのか?本当に生産者支援となることとは?
まだまだ知られていないことがたくさんあります。この機会に、フェアトレードの基本について学びませんか?会場では参加者のみなさんにフェアトレードコーヒーもお出しいたします。コーヒーを飲みリラックスしながら、地球の反対側に思いを馳せましょう。ぜひご参加ください!
【講師プロフィール】
辻村 英之(つじむら ひでゆき)
京都大学大学院・農学研究科・准教授。在タンザニア日本大使館専門調査員、金沢大学経済学部助教授を経て現職(生物資源経済学専攻・農業組織経営学分野所属)。主な著書に、『コーヒーと南北問題』、『南部アフリカの農村協同組合』。
1996年以降、毎年1回は東アフリカ・タンザニアのキリマンジャロ山中にあるルカニ村を訪問し、村民の貧困緩和のための望ましい対策を探求している。研究のかたわら、2001年から協力店とともに、「ルカニ村・フェアトレード・プロジェクト」を実践している。
■イベント詳細■
アフリカひろばVol.23
「フェアトレードA to Z〜タンザニア・ルカニ村のコーヒーの事例から学ぶ〜」
【講 師】:辻村 英之さん
【日 時】:2007年11月23日(金)14:00〜16:30(13:30 開場)
【会 場】:アフリカ日本協議会事務所横 オックスファム共同会議室
* 住 所:〒110-0015 東京都台東区東上野 1-20-6 丸幸ビル2階
TEL:03-3834-6902
* 会場アクセス:上野駅、御徒町駅よりともに徒歩5分ほど
【地 図】:http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/contact-us.html
【参加費】 一般1,000円、 アフリカ日本協議会会員700円
※フェアトレードコーヒー付き
【詳 細】http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/africa-hiroba/023.html
南アフリカ座談会〜アフリカの大地に生きる二人の女性が語る
津山直子(在住13年・JVC南ア現地代表)X平林薫(在住10年・TAAA南ア現地代表)X林達雄(AJF代表・アフリカに関わり25年)
夢の対談が実現!
2010年にはワールドカップが開催され、大きな経済成長が見込まれる「VISTA」の一国である南アフリカ。しかしその一方で、経済格差は拡大し続け、貧困に喘ぐ人々が多く存在します。
そんな南アフリカに骨をうずめる決意した二人の女性。JVC(日本国際ボランティアセンター)の南アフリカ現地代表・津山直子と、TAAA(アジア・アフリカと共に歩む会)南アフリカ現地代表の平林薫が、同じ時期に日本に一時帰国。貧困層と共に歩むNGOスタッフとして南アフリカの現実を見つめてきた二人が、東京で対談します。
それぞれの活動報告の後、アフリカに関わり20年以上、AJF(アフリカ日本協議会)代表の林達雄がモデレーターとして登場。パワフルな二人の女性から、南アフリカの魅力・現実を存分に導き出します。
ぜひ、この公開対談は一見の価値有り!みなさまのご参加をお待ちしております。
★内容のご紹介★
19:05-19:10 二人の紹介(TAAA代表 野田千香子)
19:10-19:30 津山直子・現地活動報告
19:30-19:50 平林薫・現地活動報告
19:50-20:30 対談 津山直子X平林薫X林達雄
20:30-20:50 質疑応答
【日 時】 2007年11月28日(水曜日)19:00-21:00 (開場:18:30)
【会 場】 JICA地球ひろば セミナールーム302号
【住 所】 〒150-0042 東京都渋谷区広尾4-2-24 TEL:03-3400-7717 FAX:03-3400-7394
【アクセス】東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
【地 図】 http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
【参加費】 500円(一般・会員ともに)
【定 員】 60名
【主 催】 アフリカ日本協議会、アジア・アフリカと共に歩む会、日本国際ボランティアセンター
【参加申し込み方法】 氏名と連絡先をご記入の上、「南アフリカ座談会」の件名で、info@ajf.gr.jpまでお申込ください。
また、電話・FAXでも受付しています。(担当:近藤)
tel:03-3834-6902 fax:03-3834-6903
食料安全保障研究会公開セミナー
『アフリカにおけるバイオ燃料問題』
【セミナーの概要】 アフリカではバイオ燃料の推進はエネルギーの安全保障と貧困問題解決の機会として、政府が進んでバイオ燃料事業に乗り出しています。今後、未だ問題の多いバイオ燃料が普及していく可能性は高くなっています。
しかし、すでにアフリカの国々でさまざまな歪みが生じてきています。利益を得るのは企業と協定を結ぶことのできる大規模な農場主やエリートに限られていて、小農民は大規模な農地開発のために、立ち退きを迫られてます。さらにすでに食料問題で悩んでいるアフリカ諸国で、食料となるものをバイオ燃料として輸出することは更なる食料問題を招き、食料の値段高騰にもつながり、貧困はさらに広まっていくでしょう。アグロ燃料製品生産と食料生産との競合がすでに始まっています。それだけでなく、アフリカの貴重な生物多様性も農地拡大のために危険にさらされているのです。
まだ、アフリカにおいてバイオ燃料への関心は薄いですが、理解を深めるために、バイオ燃料と食料安全保障問題について詳しい佐久間智子さんにバイオ燃料ブーム全般についての解説、バイオ燃料ブームによる欧米からの主食輸出の減少、アフリカにおけるバイオ燃料原料の輸出向け生産の拡大の可能性などをふまえてのお話しをいただきます。
※現在、翻訳中の資料で大規模単一作物栽培を必要とするバイオ燃料が「アグロ燃料」と呼ばれていることを参考にしました。
講師:佐久間 智子さん
女子栄養大学非常勤講師、明治学院大学平和研究所研究員
日時:2007年12月5日(水) 18:30〜21:00
会場:環境パートナーシップオフィス EPO会議室
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
最寄り駅
表参道駅(東京メトロ:銀座線、千代田線、半蔵門線)
渋谷駅(JR、東急、京王井の頭線、東京メトロ)
資料代: 会員500円 一般700円
問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤・松村
電話:03-3834-6902
e-mail:info@ajf.gr.jp
申込:名前、所属、連絡先を明記した上、AJF事務局へ送って下さい。
外務省主催「NGO研究会」=NGOの保健分野における国際機関の連携=
■シンポジウム企画■
グローバル化時代の国際保健NGO
〜何を改革し、何を守るべきか〜
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○日時:2007年12月21日(金)午後1時30分〜5時30分
○場所:JICA地球ひろば講堂
・交通:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
・住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
・地図:http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
○主催:外務省(NGO研究会:保健分野におけるNGOと国際機関の連携)
○事務局・問合せ・申込み先
・ご参加頂ける方は、末尾の申込票にてお申し込み下さい。
・(特活)アフリカ日本協議会(担当:稲場・伊元・三宅)
・電話:03-3834-6902、電子メール:ngo.kenkyukai@gmail.com
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○世界で進むグローバル化の動きは、NGOにも大きな影響を与えています。
○保健分野では、2000年以降の欧米のODA増額やNGO支援の拡大、途上国における市民社会の活動の活発化などによって、途上国のローカル NGOの能力が大幅に向上してきました。欧米の国際NGOは、途上国のローカルNGOと連携したり、自ら途上国の人材を抜擢することによって、多くの国々で強い機動力を有しています。国際機関は、ローカルNGOや国際NGOとの連携を強化しています。
○一方、保健分野の援助動向については、国レベル・分野レベルでの途上国のオーナーシップの尊重とドナー間協調が進展しています。途上国で意味のある仕事をするためには、これら途上国の中央・地方政府、国連機関、途上国のNGOネットワークとの連携を強化し、途上国自体に強い基盤を作ることが重要になってきています。2008年の洞爺湖サミットでは、国際保健協力を主要テーマとして取り上げ、新たな行動指針作りを目指す考えを、2007年11月に高村外相が発表しました。
○さらに、ミレニアム開発目標の達成の強調やG8・国連などでの政策プロセスの重要性が高まる中、先進国では、NGO・市民社会の政策形成・アドボカシー機能の向上が喫緊の課題となってきています。
○日本の保健分野NGOは、小さい単位でのきめの細かなプロジェクトを、住民といっしょになって行い、実績を出していくという点に優位性がありました。日本のNGOならではの美点を守りつつ、グローバル化に対応して、国際保健協力において日本のNGOとして果たすべき役割を果たしていくためには、私たちはどのように変わっていけばよいのでしょうか。
○本シンポジウムでは、政府、国連・国際機関、また、早い段階から自己改革を進めている人道支援系NGOなどから、開発・保健に関わるNGOに提言を頂き、グローバル化時代における日本の国際保健NGOの将来展望について考えていきたいと思います。
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○パネリスト(五十音順):
・大森功一氏 世界銀行東京事務所広報担当官(シビルソサエティ連携担当)
・岡井朝子氏 外務省人道支援室長
・中村安秀氏 (特活)HANDS代表大阪大学教授
・橋本笙子氏 (特活)ADRA Japan事業部長
・村田俊一氏 国連開発計画(UNDP)東京事務所代表(予定)
※進行:稲場雅紀((特活)アフリカ日本協議会)
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■申込票■「グローバル化時代の国際保健NGO〜何を改革し、何を守るべきか〜」
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件名を「NGO研究会:12/21国際保健NGOシンポジウム申込み」として、 ngo.kenkyukai@gmail.com までお申込みください。
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○お名前(ふりがな):
○ご所属:
○この企画を知ったML名:
○ご関心分野:
○コメント:
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アフリカといえば飢餓、貧困にあえぐ大陸だと思っていませんか?
アフリカの広大な土地には、地域の気候や暮らしに応じた多様な食文化が育まれています。また、その食文化を支えてきた農業も、世代から世代へ脈々と受け継がれています。
世界的にみると食料は足りていると言われています。しかし、テレビなどでよく放映されるアフリカの飢餓。なぜアフリカの一部では足りないのでしょうか?。
その疑問に応えるべく、経験豊富な国際機関のスタッフや在日アフリカ大使、アフリカ食料農業研究者が国際都市・横浜に集います。アフリカの食と農の魅力、またそれらが抱える課題などについて、市民のみなさまにわかりやすくお話します。
講演だけでなく、素朴な疑問から突っ込んだ質問まで、会場からのご質問を歓迎します。参加者のみなさまとともにアフリカの食と農について考えていきたいと思います。アフリカの食を守り、アフリカの農を発展させるために、日本にいる私たちができることは何でしょうか?
当日は、アフリカで食べられているイモ、とうもろこし、バナナ、コメなどの食べ物や農具のパネル展示も行います。ぜひ、アフリカの食と農を身近に感じてください。みなさまのお越しをお待ちしております。
来年5月には、5年に一度アフリカの政府や世界各国の関係者が日本に集まり、アフリカの開発について話し合うアフリカ開発会議の第4回会議(TICAD W)が横浜で開催されます。パシフィコ横浜で市民シンポジウムに参加することが、アフリカの人たちのことを知る第一歩です。
日時:2008年1月26日(土) 14:00-16:00
会場:パシフィコ横浜 3階301・302 (定員250名)
アクセス:http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html
参加:無料
事前申し込みをお願いします。
FAO-INFO-JAPAN@fao.org またはファックス045-222-1103にお名前と連絡先を知らせてください。
使用言語:日本語及び英語 (同時通訳あり)
対象者:学生・一般市民向け
主催:国連食糧農業機関(FAO)日本事務所
共催:横浜市、(特活)アフリカ日本協議会
協力:独立行政法人国際協力機構横浜国際センター(JICA横浜)、財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)、明治学院大学、(社)海外農業教育・研究開発協会、東京農業大学(予定)、JAICAF
問い合わせ:国連食糧農業機関(FAO)日本事務所
電話 045-222-1101
e-mail:FAO-INFO-JAPAN@fao.org