●連絡先
name:まつばら けい
E-mail:honoho@interlink.or.jp
http://shinjuku.cool.ne.jp/selfhelp/
〒156-0044
世田谷区赤堤二郵便局留
子宮・卵巣がんのサポートグループ あいあい
電話 090-1732-7213
子宮・卵巣がんのサポートグループ あいあい 緊急公開学習会
「子宮がんってうつるの?」
子宮頚がんとヒトパピローマウイルスのことが、取り上げられることが多くなって
きました。残念なことに、ある民放のニュース番組では、事実誤認、科学的にもでた
らめ、当事者の心を踏みにじるようなひどい内容の報道が行なわれました。そこで、
このようなことが繰り返されないため、緊急公開学習会を開きたいと思います。
最近、婦人科がんの当事者からも、問合わせや肉声が数多く寄せられています。
「子宮がんってうつるの? 性感染症なの?」「夫以外の男性と性交渉したことが
ないのに…」 「子宮頚がんだと知られたら、好奇の目で見られるのではと心配」
「術後、再感染して再発するのではと怖くて、セックスできない」など。
脅しの言葉やまちがった情報が流布されたり、差別が生まれたり、と問題が山積し
た、かつてのエイズをめぐる状況を決してくりかえしたくありません!
今回の話し手は、性感染症にくわしい女性セクソロジストの池上千寿子さん。自分
の問題として引きつけて、心あたたまる、元気になれるお話をしてくださいます。
話し手:セクソロジスト、「ぷれいす東京」代表 池上千寿子さん
◆池上千寿子(いけがみ・ちずこ)さんプロフィール◆
東京大学教養学部卒。慶応義塾大学非常勤講師、群馬大学非常勤講師。ラジオ日本
のパーソナリティー。著者に『アダムとイブのやぶにらみ』(はまの出版)、訳書に
『女の体の歴史』(勁草書房)、『カップル・コミュニケーション』(はまの出版)、
『アメリカ人の性生活』(すずさわ書店)、『セイファー セックス ガイド』(勁
草書房)など多数。
主な役職は「ぷれいす東京」代表、「エイズ&ソサエティ研究会議」理事、「性の
健康医学財団」理事、「日本性教育協会」評議員など。
日時:8月7日(火)18:30〜21:00
★一般公開の催しです。事前申し込みは必要ありません。
★食品や薬品などの営業行為、宗教の勧誘をされる方の参加は、お断わりします。
場所:らぷらす下北沢 研修室3&4 参加費:1000円(資料代込み)
小田急線・井の頭線下北沢駅下車南口より徒歩5分
東京都世田谷区沢2−8−18
北沢タウンホール11階
電話 03-5478-8022(場所の問合わせのみ)
*南口を出た階段下に、地図があります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
問い合わせ&連絡先: 090−1732−7213(夜9時まで)
〒156−0044 世田谷区赤堤二郵便局留 まつばら けい宛て
会のホームページ http://shinjuku.cool.ne.jp/selfhelp/
★事務局をになっているのは、子宮体がんの患者本人です。
★留守電になっているときは、メッセージと連絡先を残しておいてください。折り返
し、お電話できるときに、ご連絡します。
★医療相談には応じかねます。
◆
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子宮・卵巣がんのサポートグループ「あいあい」第12回シンポジウム
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テーマ:子宮のない人に、代理母は福音か?
日 時:2001年9月16日(日)13:30−16:30
話し手:
●石原理(いしはら・おさむ)さん
埼玉医科大学産婦人科助教授
●齋藤有紀子(さいとう・ゆきこ)さん
北里大学医学部医学原論研究部門講師
●横尾 薫(よこお・かおる)さん
フィンレージの会スタッフ
参加費:1000円(資料代込み)
場 所:関東中央病院2階講堂
東京都世田谷区上用賀6−25−1
交通機関:
東急田園都市線 用賀駅より
美術館、関東中央病院行(1番) 東急コーチバス約5分
成城学園前行(6番) バス約10分
JR渋谷駅より
成城学園前行(3番) バス約45分
調布駅行(1番) バス約45分
小田急 成城学園前駅より
渋谷行 バス約20分
東急 大井町線等々力駅より
成城学園前行 バス約20分
問い合わせ&連絡先:090−1732−7213(夜9時まで)
〒156-0044 世田谷区赤堤二郵便局留 まつばら けい宛て
会のホームページ http://shinjuku.cool.ne.jp/selfhelp/
★一般公開の催しです。事前申し込みは必要ありません。
★食品や薬品などの営業行為、宗教の勧誘をされる方の参加は、お断わりします。
★事務局をになっているのは、子宮体がんの患者本人です。
★留守電になっているときは、メッセージと連絡先を残しておいてください。
折り返し、お電話できるときに、ご連絡します。
★医療相談には応じかねます。
●20001126
子宮・卵巣がんのサポートグループ 第4回公開講演会
「リンパ浮腫の予防と治療」
子宮がんや卵巣がん、乳がん、前立腺がんの手術でリンパ節郭清をすると、リン
パ浮腫になることがあります。慢性化するとなかなか治りにくく、日常生活に支障
をきたしたり、細菌感染を起こしやすくなり、あなどれない合併症です。
発症する時期は、手術後まもなくという人から、中には10年、20年経ってか
らという人も。予防と早期の適切な対応が、とても大切です。
そこで、リンパ浮腫の数少ない専門医、廣田彰男さんに、予防と治療についてお
話しいただきます。
話し手:東京専売病院健康管理部長 廣田彰男さん
◆廣田彰男(ひろた・あきお)さんのプロフィール◆
1947年5月15日札幌生まれ。1972年北海道大学医学部卒。同年、東邦
大学医学部第三内科・関清教授に師事。1981年東邦大学第三内科講師。199
1年東京専売病院健康管理部長兼循環器部長として着任。1996年同健康管理部
長兼検査科部長として現在に至る。著書に『「リンパ浮腫」知って!』(芳賀書店
、1999年)などがある。
日本リンパ学会理事、日本脈管学会評議員、日本静脈学会評議員、日本内科学会
認定医、日本循環器学会専門医。
専門:リンパ浮腫、浮腫、末梢循環、静脈疾患。
日 時:11月26日(日)13:30〜16:00
★一般公開の催しです。事前申し込みは必要ありません。
★食品や薬品などの営業行為、宗教の勧誘をされる方の参加は、お断わりします。
★講演終了後、交流のため、近くの店で二次会を開く予定です。よかったら、ご参
加ください。
場 所:関東中央病院 講堂
東京都世田谷区上用賀6−25−1
資料代:1000円
◆廣田彰男さんからのメッセージ◆
子宮がんや卵巣がん、乳がんなどの手術で、リンパ節かく清を行った場合、術後
に脚や腕がむくんでくることがありますが、多くの場合リンパ浮腫によるものです
。医療関係者の間でもあまり馴染みがないため、術前に注意を受けている方は少な
いと思います。残念ながら一旦むくみが生じると完全に治すことは困難なことが多
いのですが、早期に注意さえしていればコントロールは比較的容易です。リンパ浮
腫の治療では病気を理解することがとても大切です。今回はリンパ浮腫の出き方(
病態)と注意の仕方についてお話させて頂きます。
「リンパ浮腫」について 予備知識………………………………………………………
★リンパ浮腫は、決して珍しい病気ではなく、一次性(生まれつきのもの)、二次
性(乳がん、子宮がん、前立腺がんなどの手術でリンパ節廓清を行なった後に起き
るもの)など、結構多く見られます。しかし、まだ、この疾患自体があまり知られ
ておらず、専門医も少なく、診断までに時間がかかり、こじらせてしまうことが少
なくありません。
★リンパ浮腫の特徴は、皮膚の色の変化のない、無痛性のむくみです。最初は、軽
く腫脹しても、朝には軽減します。むくみを繰り返すうち、皮膚が青白く冷たくな
り、押せばひっこんでいた皮膚表面は、蛋白や脂肪が沈着して次第に硬くなります
。
悪化すると、太く変形するため「象皮症」とも呼ばれています。
★急速にむくみが進行した場合、圧迫感を覚えたり、静脈うっ血による皮膚の青紫
化などが起こることがあります。まれにそけい部などのリンパ節腫脹を伴うことが
あります。
★子宮がんや卵巣がんの手術で、両側のリンパ節を廓清しても、ほとんどの場合、
太くなるのは片側だけです。もう一方の脚が以前より細くなり、左右差が大きくな
ることがよくあります。月経や暑さ、寒さで悪化することがあります。
★術後のむくみ予防には、日常生活の上で腕や脚をあげたり、マッサージ(特に入
浴後が効果的)を心がけることが有効です。軽く皮膚表面をさするだけでも、術後
、発達しはじめるリンパ管のバイパス(副行路)の流れを良くします。逆に身体を
しめつける下着や衣類の着用や、長時間の立ち仕事、手足を振りまわすスポーツ、
正座は基本的に望ましくありません。
★治療は、むくんだ腕や脚をあげ、マッサージでリンパ液の流れを良くし、弾力ス
トッキングやスリーブでそれを維持します。軽いリズミカルな運動や、水圧がかか
る入浴中やプールで身体を動かすこともお薦めです。肥満はリンパ浮腫の大敵、減
量を心がけます。
★皮膚が赤くなったり、熱をもつ場合、細菌感染による「蜂窩織炎(ほうかしきえ
ん)」の合併が考えられます。マッサージは炎症を悪化させるので中止。腕や脚を
あげて安静にし、患部を冷やし、医師に相談し、早めに抗生物質を服用すると比較
的短期間で治ります。
★「蜂窩織炎」の予防には、細菌を体内に入れないよう、虫刺され、土いじりに注
意。 (乳がんの人は)手袋、長袖のシャツ、(子宮がんなどの人は)長ズボンを
着用して、傷を防ぎます。特に爪周囲の清潔に心がけ、水虫は治療し、過労しない
ことも大切です。
*参考資料:『「リンパ浮腫」知って!』
………………………………………………………………………………………………
問い合わせ&連絡先: 090−1732−7213(夜9時まで)
〒156−0044 世田谷区赤堤二郵便局留 まつばら けい宛て
会のホームページ http://shinjuku.cool.ne.jp/selfhelp/
★事務局をになっているのは、子宮体がんの患者本人です。
★留守電になっているときは、メッセージと連絡先を残しておいてください。折り
返し、お電話できるときに、ご連絡します。
★医療相談には応じかねます。
●共同通信2000-05
◎子宮がん患者が自助組織「体験分かち合いたい」
子宮がん、卵巣がんの患者が、体験を分かち合い、互いに支え合うための自助グループをこのほど結成した。初めての公開講演会を今月二十一日、東京で開く。
まだ名前も決まっていない同グループの中心メンバーは、今年二月に子宮体がんで子宮などの摘出手術を受けた東京在住のライター、松原慶さん(39)。
同じ病気の「先輩」から話を聞こうとしたが、全国的に活動している乳がんの患者会とは対照的に、子宮、卵巣がんには情報交換や学習の場がほとんどないことを知り、自分たちで会を立ち上げることにした。
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松原さんは、不正出血が始まった昨年末以降、がんや子宮筋腫(しゅ)などの患者会に次々に連絡を取り、自分の症状について相談した。
そこで得た助言に力づけられはしたが「子宮や卵巣のがんゆえの悩みもあり、独立した自助グループが必要だと思った」(松原さん)。とりわけ、つらさを分かってくれる人が周囲にいなくなる退院後のケアが大切だと痛感したという。
主治医の産婦人科医、今西由紀夫さんも会の趣旨に全面的に賛同し、支援を申し出た。
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講演会は二十一日午後一時半から、関東中央病院(東京都世田谷区上用賀)で。今西さんが「婦人科がんの診断と治療」と題して話す。資料代千円。問い合わせは松原さんの携帯電話090(1732)7213へ(午後九時まで)。
(了)
【編注】まつばら・けい▽いまにし・ゆきお