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生存学における原子力研究会

2011年度グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
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last update:20120319

■目次

活動/成果
計画


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■活動


◆研究会企画
 「『六ヶ所人間記』『夏休みの宿題は終わらない』上映会――制作者、倉岡明子氏を迎えて」

日時:2011年7月16日(土) 12:30(12時開場)〜19:00
場所:立命館大学衣笠キャンパス 充光館301
主催:立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点、立命館大学生存学研究センター
「生存学における原子力研究会」(立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト)
共催:原子力研究会「kNOw NUKES!」(産業社会学部と国際関係学部の学部4回生を中心とした研究会)


「震災・大学・放射能〜福島大学教員をお招きして」

日時:2012年3月29日(木)(15:00〜18:00)
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館303・304号室
主催:人間科学研究所/生存学における原子力研究会



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■計画

■2011年度

◆研究課題:原子力に関する理論的・実践的研究および交流

◆プロジェクト研究メンバー:計4名 *所属などは2011年度当時
小西 真理子 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程) *プロジェクト研究代表者
對馬 果莉 (立命館大学大学院文学研究科博士前期課程)
中倉 智徳 (立命館大学大学院非常勤講師/立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点リサーチアシスタント)
新山 智基 (立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー/神戸国際大学非常勤講師)

◆事業推進担当者:渡辺 公三

T.研究内容等および「生存学」創成拠点にもたらす効果
(1)研究内容、目的、意義
 本研究会は、原子力に関する理論的・実践的研究および交流を目的とする。研究内容としては、原子力関連施設や住民運動に関する諸問題の具体的な知見や歴史的な認識を共有するための映画上映会や、研究会を行なう。
2011年3月11日に起こった東日本大震災によって生じた原子力発電所の事故を通じて、原子力関連施設事故の危険性が世界的に再認識された。人々が生活していくうえで欠かすことのできない電力、それを生みだすひとつの方法として原子力発電が1950年代以降、注目されてきた。原子力関連施設はどのような歴史過程を経て建設され、どのような影響を住民に与えてきたのかは、すでに記録されているが、現在において原子力施設開発時の住民の苦悩・葛藤がおもてに出てくることは少なく、十分に認知・検討がなされてきたとは言えない。
そこで本プロジェクトでは、原子力施設設立の反対運動の当事者としての住民や同施設の近傍で暮らす住民を記録したドキュメンタリー映画を公開し、その制作者の講演会を同時に開催することで、これまでの原子力開発の歴史的な背景・経緯を再認識する。また、研究会・検討会を通じ、これまでの原子力開発の住民の苦悩を再発信していくことで、原子力の在り方を再検討していくことが、主たる目的である。具体的には、映画上映会の報告書・同時に開催する制作者による講演会の内容を、ホームページにおいて公開し、原子力関係のコンテンツの充実に貢献する。その点で、本プロジェクトは「生存学」創成拠点のテーマの一つであるさまざまな生存のあり方の「集積と考究」としての意義がある。また、学内外における広報活動に力を入れて、上映会および講演会を一般公開することで、多くの人々に本研究会の目的を共有してもらうことができる。


(2)「生存学」創成拠点にもたらす効果
東日本大震災発生以来、「生存学」創成拠点ホームページにおいて「災害と障害者・病者:東日本大震災」が立ち上げられ、震災や原子力関連の情報が発信されてきた。その情報は、近年のものが多く、これまでの原子力関連の情報は十分に発信されているとは言えない。その点で、本プロジェクトでの研究、情報発信が「生存学」創成拠点にもたらす効果は大きいと考えられる。
本年度より本プロジェクトを開始し、7月に開催する『六ヶ所人間記』『夏休みの宿題は終わらない』の上映会および、制作者である倉岡明子氏を招聘しての講演会を開催する。これらの上映会や研究会を通じて、原子力関連施設と住民をめぐる歴史過程を集積し、考究することで、すでに本拠点において行なわれている原子力発電所をめぐる言説の集積と考究に寄与するという効果を本拠点にもたらす。

U.研究計画・方法・研究成果発表の方法
定期的に原子力研究会「kNOw NUKES!」との共同研究会を開催し、それぞれのメンバーの研究成果の報告、共有を図る。2011年7月に『六ヶ所人間記』『夏休みの宿題は終わらない』の上映会および、倉岡明子氏の講演会を行なう。この映画は、核燃料再処理施設のある、青森県六ヶ所村と、フランスのラ・アーグおよびイギリスのセラフィールドで暮らす人々の姿をインタビュー形式で捉えたものである。この企画は、アウトリーチ活動として、研究者だけではなく住民等に広く活動を周知するためでもある。
この上映会企画および定期研究会を通して得られた知見をふまえ、今年度冬季に研究者あるいは当事者を1名招聘し、講演会を開催する。研究方法は、それぞれのメンバーの専門に応じて異なるが、原子力問題の具体的事象を、哲学、社会学、国際関係学、心理学といった観点から考察を行なう。また、原子力発電所見学や、原発労働者が勧誘される地域への実地調査等の実践的研究も行なう。研究成果は、冬季講演会において発表される。これらの上映会、研究会等で配布・使用した資料については可能な限り、ホームページを通じて公開する。



UP: 20110608  REV: 20110712, 0714, 20120319
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