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(NPO)アフリカ映像フォーラム



アフリカン・ドキュメンタリー2003

Date: Fri, 12 Sep 2003 13:03:18 +0900
From: ajf
Subject: [viva_hiv_aids] 【ごあんない】アフリカン・ドキュメンタリー2003 〜エイズ・HIV問題を描く100の映像〜

皆さま こんにちは。アフリカ日本協議会の稲場です。

 さて、東京アフリカ映画祭に関わっている私の友人より、以下の案内が届きま
したので転送します。アフリカはエイズ問題が非常に深刻ですが、その一方で、
NGOや当事者、コミュニティを含め、エイズにかかわって非常に多くの活動が展
開されています。映画や映像表現などにおいても、エイズに関係する数多くの作
品が作られています。これを一挙に公開しようという意欲的な試みが、「アフリ
カン・ドキュメンタリー2003」です。

 昨年の秋に行われた東京アフリカ映画祭では、ブルキナファソの「シーア」
(ダニ・クヤテ監督)や、東京国際映画祭でも好評を博したモロッコの「アリー
・ザウーア」(ナビル・アユーシュ監督)など、他地域ではとうてい考えられな
いような秀逸な映画が上映され、アフリカの映像表現の圧倒的なレベルの高さが
見せつけられました。今回も、感動的な映画祭になること間違いなしだと思いま
す。エイズと映像表現に関心をお持ちの方、ぜひとも出掛けられるといいと思い
ます。

 では、以下、ご案内です。見に行かれた方、ぜひともご感想等投稿下さい。

アフリカ日本協議会
稲場 雅紀

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映画祭『アフリカン・ドキュメンタリー2003』
「アフリカン・ドキュメンタリー2003
 アフリカを生きる 〜エイズ/HIV問題を描く100の映像〜」
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【日時】9 月27 日(土)〜10 月3 日(日)
【場所】東京ウイメンズプラザ・ホール
【主催・問い合わせ】
 ○NPO 法人アフリカ映像フォーラム 事務局
 ○Tel 03-3394-7682
 ○Fax 03-3394-7682
 ○E-mail webmaster@afviforum.org
 ○HP:http://www.afviforum.org
 ※より詳しい情報は上記ホームページをご覧下さい。

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1.企画趣旨
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 NPO 法人アフリカ映像フォーラム(理事長:上野昂志)は、アフリカのHIV/AIDS 問題を取り上げた映画(ドキュメンタリー、フィクション、アニメーション)100 本の上映を通してアフリカと世界のHIV/AIDS 問題について広くキャンペーンする映画祭『アフリカン・ドキュメンタリー2003 』を9 月27 日から10 月3 日まで東京ウィメンズプラザで開催いたします。

 『アフリカン・ドキュメンタリー2003 』はアフリカの国々でHIV/AIDS とともに生きる人々のリアルな姿を映像で伝えるものであり、このような問題提起型の映画祭としてはかつてない大規模さ(100 本にのぼる作品の上映)であります。同時に、アフリカの多様で豊饒な文化をさまざまな側面から紹介するカルチャー・イベントの要素ももっています。

 『アフリカン・ドキュメンタリー2003 』では日本未公開の、アフリカのHIV/AIDS 問題を描いた短編、中編、長編の作品100 本が上映されます。同時にアフリカ映画界の第一線で活躍する映画監督・プロデューサー、映画祭ディレクターによるトークショー、国際シンポジウム、ワークショップが開かれるとともに、上映前後には招聘監督の挨拶のほか、さまざまな楽団による音楽演奏も予定されています。

 『アフリカン・ドキュメンタリー2003 』では「映像」メディアを通して、エイズに病みながらも力強く生きる人々の日常の姿を伝え、他人事ではない問題としてHIV/AIDSへの正しい認識を強く訴えていくものです。

 『アフリカン・ドキュメンタリー2003 』では、マイナス・イメージでとらえられやすいアフリカ諸国の豊かで力強い文化を伝えることで、日本とアフリカの文化交流を推進することを目的としています。

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NPO 法人アフリカ映像フォーラムについて
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アフリカ映像フォーラムは「東京アフリカ映画祭」を担ってきた市民によって2002年に結成された特定非営利活動法人(NPO)です。

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「東京アフリカ映画祭」(TAFF)について
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 「東京アフリカ映画祭」は2002 年で6 回目を迎える、国際的に高く評価されている、アジア・太平洋地域で唯一かつ最も歴史のあるアフリカ映画のフェスティバルです。

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2.開催要項
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【名 称】アフリカン・ドキュメンタリー2003
・African Documentary ・2003

【会 場】東京ウイメンズプラザ・ホール
・http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
・(東京都渋谷区神宮前5-53-Tel:・03-5467-1711)
・JR 山手線・東急東横線・京王井の頭線・渋谷駅下車徒歩12 分
 営団地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線・表参道駅下車徒歩7 分

【会 期】2003 年9 月27 日(土)〜9 月7 日(金)
・11:00 〜21:00(9 月28 日(日)は11:00 〜18:00 まで)

【入場料】一般500 円(1 上映回)
・65 歳以上/小中高生無料
 (小学生以下および障害をお持ちの方とその介護者は無料)
・全回通し券 3,000 円
・1日通し券 2000 円(但し日曜日を除く)
・*チケットぴあ及びホームページ上にて前売り予定

【主 催】NPO 法人アフリカ映像フォーラム

【助 成】東京都

【支 援】文化庁国内映画祭支援

【後 援】文化庁、東京都、渋谷区、日本ユニセフ協会、国際協力事業団、エイズ予防財団(以上申請予定)

【協 力】ガレリア・デ・アルテフリーダ、道祖神、多摩美術大学美術館、プラネット映画資料図書館、財団法人デジタル・コンテンツ協会、Steps for the Future/Film Resources Unit/Media for Development Trust /Scenarios from Africa

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3.内容
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上映予定は100 作品・

主要な作品
[みんなの子ども]・(90分 ジンバブエ・1996)・[劇映画]
[世間が悪い](27分 ケニア・・2001)・[ドキュメント]
[これがわが人生](74分 南アフリカ 2001))・[ドキュメント]・
[ナイト・ストップ](52分 モザンビーク2002)・[ドキュメント]
[ブシを探して](55分 南アフリカ 2001))・[ドキュメント]
[ジョリ・クール]・(26分 コートジボワール1992)・[劇映画]
[叔母さんのアドバイス・](ブルキナファソ2000)・・[劇映画]
[たった1 回](ブルキナファソ 1997)・・・[劇映画]
[本当の友だち](モザンビーク2002)・[アニメ]
[カメルーンのエイズ](25分 カメルーン・1993)・[ドキュメント]
[わが家のまわりの赤いリボン](26分・南アフリカ2001)・[ドキュメント]
[肉体と精神](50分・・南アフリカ 2001))・[ドキュメント]
[母から子へ](44分・南アフリカ 2001))・・[ドキュメント]
[責任の共有](35分・ブルキナファソ/スイス 2002)) ・[ドキュメント]
[キャン・ラブ・クライ](25分・・ナミビア・・2001)・[劇映画]
[勇敢な女性デニーズ](26分・ブルキナファソ2001)・[ドキュメント]
[王政下の女性たち](50分・スワジランド・2001)・[ドキュメント]
[ポジティブに生きる](26分ブルキナファソ 2003))・[ドキュメント]
(ファンタ・ナクロ監督 アフリカの代表的な女性監督)
[アフリカ、私のアフリカ・・・](52分・ブルキナファソ1995)・・[劇映画]
(イドリッサ・ウエドラオゴ監督 アフリカで最も国際的に有名な監督)
特別上映作品(予定)
[ABC アフリカ]・(84分・イラン・2001 ・)・[ドキュメント]
(アッバス・キアロスタミ監督 イランの代表的監督)
この作品は2001 年にカンヌ国際映画祭で上映された

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4.上映する主要な作品群
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[ステップ・フォー・ザ・フューチャー]

北欧と南部アフリカの共同プロジェクトとして、各国の第一線で活躍する監督たち、 および南アフリカの若い新世代の監督たちによって制作された短中長編(全36 本)。実際の映像でエイズの悲惨さを訴えるものではなく、エイズとともに生きる人々ひとりひとりの物語をドキュメンタリー、アニメーション、ミュージック・ビデオ、フィクションなどで感動的に伝えるもので、幼児から大人まで幅広く楽しめる作品の数々が揃っている。

[サへールのシナリオ]

エイズ問題に対する若者たちの意識向上のために、西アフリカのフランス語圏において映画のシナリオを募集。その中の優秀作品をアフリカを代表する各国の監督たちが映画化した。各作品ともに5分以下の短編であるが、アフリカを代表する監督たちの手によってユニークな仕上がりとなっている。全13 本。現在、新作準備中。

[メディア・フォー・デベロップメント・トラスト]

南部アフリカのジンバブエを中心に活動しているNGO 、MFDT(Media ・Trust)が、 90年代初めからエイズ問題に関する映画を制作してきた。それらの作品は20 点にのぼる。(プロデューサーは来日予定のジョン・リバー氏)

みんなの子ども・[Everyone's ・Child ]
(ジンバブエ/1996 年/90 分/フィクション)
○監督:ツィツィ・ドンガレンブガ
○物語:ジンバブエの村に住む4 人の孤児の物語。いずれも両親はエイズで死亡。村八分にされ、親戚からも見捨てられる子どもたち。ストリート・チルドレ・ンとなる少年、商店主の妾となった少女。しかし、ある事件をきっかけ・に、村人たちは孤児に対する福祉の大切さに気づいていく。

よき暮らしの夢・[Dreams ・of ・the ・Good ・Life ]
(南アフリカ/2001 年/15 分/ ドキュメンタリー)
○監督:ブリジット・ピッカーリング(来日予定)
○物語:女性監督によるドキュメンタリー。5 人のHIV に感染した女性たちが、HIVに感染して以来、人生観や愛、未来の夢がどう変化したかを語る。作品中には、未来の夢について「過去形」で語り、男性との関係に思い悩む彼女たちのありのままの姿が描かれている。

コテナのあれ
(ブルキナファソ/1998 年/33 分/フィクション)
監督:ファンタ・ナクロ(来日予定)
[物語] 関白亭主にコンドーム使用を迫る主婦のコメディ。

その他続々上映します。


UP:20030918 http://www.arsvi.com/o/a01.htm
HIV/AIDS・2003
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