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オルタナティブの広場



*大賀さんより

「キューバの現状――キューバ革命50年記念」のお知らせです。

 キューバの現状――キューバ革命50年記念

 時:2003年11月21日(金)6時30分  
 所:南大塚社会教育会館(大塚駅南口2分)
主催:オルタナティブの広場

報告:天明佳臣 樋口 聡
司会:大賀達雄 片柳悦正   

 1959年にバチスタ軍事独裁政権を打倒したキューバは、ソ連邦の崩壊の後も、社会
主義への道を堅持している。53年のモンカダ兵営襲撃から50周年に当たる今年、76歳
のカストロは、第50回革命記念日の集会で革命の成果を誇り、前進を訴えた。貧しく
不平等な社会を「飢えて死ぬ者も、医者にかかれない者もいない」社会に変革してき
た、と。停滞・貧困・犯罪にあえぐ南アメリカの諸国のなかで、キューバは国民生活
の保障・社会の安定を実現し、非同盟の外交路線の先頭に立ち、アメリカ帝国主義に
よる軍事介入を封殺している。キューバはいま、どうなっているのか。

☆天明佳臣(神奈川県勤労者医療生協港町診療所所長)
 キューバへは、労住医連へ医薬品支援を呼びかけられたのがきっかけで、1995年5
月に9人のチームで訪問しました。経済的に依存していたソ連、東欧の社会主義国が
崩壊した直後で、政治的、経済的に苦境に立たされたときでした。キューバの医療の
現状を垣間見て、特にホームドクター制度はなかなかのもので、日本がキューバの経
験から学ぶことも多いと思いました。

☆樋口 聡(フリーライター)
 キューバを初めて訪れたのはソ連邦が崩壊する年、1991年だった。いらい、何度も
キューバを旅しているが、その急速な変化に驚かされる。かつてはドルは禁止されて
いたが、今ではドル・ショップへの出入りは自由だ。ハバナは国際観光都市に変貌し
つつある。カストロの権威はなお高いがすでに77歳である。キューバはどうなるの
か、民衆の生活のレベルから考えてみたい。(『QUEST』第27号にルポを掲載)

 賛同者:
石渡博明(安藤昌益の会)、猪又昂(東水労)、大賀達雄(目黒精神保健を考える会)、
太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、片柳悦正(フリーライター)、川音勉(沖縄文化
講座)、北山峻(コムネット)、東風徹(韓国良心囚を支援する会全国会議)、近正美
(千葉高教組)、芝崎真吾(東水労)、 津村洋(『サイバー・アクション』著者)、
橋本久雄(虹と緑関東ブロック・小平市市議)、宮部彰(グローカル編集)、堀込純一
(オルタ・フォーラムQ)、松平直彦(新世界通信)、村岡到(オルタ・フォーラム
Q)、村瀬大観(現代思想研究会)、柳田真(たんぽぽ舎)

 連絡:03-5967-2168


UP:20031014
NPO
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