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アフガン女性と子どもを支援する会




【アフガニスタン女性と子どもの写真展】
  ・・戦争で犠牲になるのは、子どもたち

 ●撮影・川崎けい子(アフガン女性と子どもを支援する会)

 カブール(アフガニスタン)、ペシャワール(パキスタン)郊外のジャロザイ・ア
コラ・ヘワの各難民キャンプ、イスラマバード・ラワルピンディ・クエッタ(パキス
タン)など都市部の難民の生活、RAWA(The Revolutionary Association of the Wome
n of Afghanistan )の活動の模様など、110点余りのカラー作品を展示。

 現在の世界の不平等と抑圧の実相と、そのなかで生きる人びと、女性たち、子ども
たちの痛苦と尊厳に満ちた表情を刻み込んだ、いずれもいつまでも目を離すことので
きない写真ばかりです。

▲期間/(2001年)10月18日(木)〜10月24日(水) 毎日10:00〜20:00(無休)
▲会場/飯田橋セントラルプラザ1F・区境(くざかい)ホール(JR飯田橋駅となり)
▲無料(ビル開館中は、御自由にご覧いただけます)
▲共催/アフガン女性と子どもを支援する会
    オーロラ自由アトリエ
▲お問い合わせ/03-3792-9651(オーロラ自由アトリエ)
▲小額でも構いません、寄付をお願いできれば幸いです。
 郵便振替00150−2−184650/アフガン女性と子どもを支援する会


●開催にあたって

 20年以上にわたる内戦と、その過程で生み出された武装勢力の支配によって、おび
ただしい数の人が殺害されました。家や田畑が焼かれ、道路や病院、学校などの施設
も、水道・電気・電話などのインフラも破壊されました。経済が完全に破綻し、80%
の人が失業しています。
 また武装勢力は、イスラムの名のもとに人々の権利を極端に制限する政策を強行し
ています。とくに女性は人としての権利をほとんど全部剥奪されました。女性だとい
う理由で教育を受けることも、外で働くことも禁止されたのです。そのため夫や父親
など男性の家族を失った「戦争未亡人」などは、生計をたてる手段がなくなり、昼間
は路上で物乞いし、夜は非合法の売春をすることを余儀なくされました。生活のため
に子どもを売るといった悲劇も実際に起こっています。

■犠牲になるのは子どもたち

 さらに、この数年アフガニスタン全土を深刻な干ばつが襲いました。戦争で荒廃し
ていた大地は、ますます渇き、植物は枯れ、人も動物も飢餓におちいりました。数百
万人が餓死する恐れがあると、今年の春に国連は警告していました。そのためたくさ
んの人が難民となって国外に逃れていきました。隣国パキスタンに暮らすアフガン難
民の数は、120万人とも200万人ともいわれています。
 両親を殺された10歳の男の子は弟妹4人とともに難民となり、パキスタンで物乞い
をして暮らしています。8歳の女の子は、両親も兄弟姉妹もすべてロケット攻撃で殺
され、家族の中でただ一人生き残りました。難民となってパキスタンにやってきた彼
女は、バイオリニストになりたいという見果てぬ夢を見ながら孤児院で暮らしていま
す。このような子どもたちは、数え切れないほどいます。そして実際には、どこかで
人知れず消えていった無数の命があることでしょう。しかしながら、こうしたアフガ
ニスタンの子どもたちや女性たちは、日本を含めた国際社会から長い間無視されてき
ました。アフガニスタンで何万人の人が殺されようが、餓死しようが気にかける人は
ほとんどいませんでした。
 今回のアメリカでの事件をきっかけにして、それとの関連において、その「犯人」
を生み出した国という意味において、それゆえにアメリカと戦争になるかもしれない
国という意味において、アフガニスタンに関心が集まっています。

■世界でもっとも富んだ国が、もっとも貧しい国を攻撃
 
 わたしたち日本人がそうであるように、アフガニスタンの人々も、毎日、喜んだ
り、悩んだり、怒ったり、泣いたりしながら一生懸命生きています。たった一つの
命、一度かぎりの人生であるがゆえに、死ぬのは恐い、傷つけられたくないと思って
います。
 タリバンのような武装勢力同士の戦闘とその苛政のために、たくさんのかけがえの
ない命、人生が破壊されました。それでも人々は必死になって生きてきました。ある
人々はアフガニスタン国内で、またある人々は難民となって異国に逃れて。
 そして今、世界でもっとも富んだ国アメリカが、もっとも貧しい国アフガニスタン
を攻撃しようとしています。この攻撃によって、死ぬのはどういう人たちなのか、さ
らなる地獄に突き落とされるのはどういう人たちなのか、ぜひとも皆さんに伝えたい
と思い、写真展を計画しています。

  cf.
  ◆山口泉 20011019 『「精神の戒厳令下」通信』第3号



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