◆◆1999年5月6日木曜日 14:12
[jsds1995] 英文ページ
◆◆1999年5月10日月曜日 20:21
[jsds2046] 久野・土屋論文掲載
◆◆1999年5月13日木曜日 13:10
[jsds2062] つながるかも
◆◆1999年5月10日月曜日 20:21
[jsds2046] 久野・土屋論文掲載
◆◆1999年5月13日木曜日 13:10
[jsds2062] つながるかも
◆◆1999年5月17日月曜日 9:03
[jsds2075] まちがえました
◆◆1999年5月17日月曜日 21:53
[jsds2080] 訂正
◆◆1999年5月19日水曜日 22:49
[jsds2109] RE: [jsds2103] 「招待」のフロッピー版
◆◆1999年5月20日木曜日 1:23
[jsds2111] また失礼+
◆◆1999年5月20日木曜日 23:13
[jsds2115] 障害者の性・問合せ
◆◆1999年5月21日金曜日 0:17
[jsds2118] RE: [jsds2117] Re: 障害者の性・問合せ
◆◆1999年5月24日月曜日 21:27
[jsds2151] 掲載+リンク
◆◆1999年5月24日月曜日 21:27
[jsds2152] 障害者と性・お礼+
◆◆1999年5月24日月曜日 21:27
[jsds2153] 国連人権規約委員会見解
◆◆1999年5月24日月曜日 23:11
[jsds2155] 研究者募集
◆◆1999年5月26日水曜日 22:38
[jsds2175] 研究者募集:お礼+中間報告
◆◆1999年5月27日木曜日 15:42
[jsds2185] お礼&お詫び
◆◆1999年5月29日土曜日 0:36
[jsds2220] RE: [jsds2198] 自閉症者と性の文献について
◆◆1999年6月3日木曜日 20:29
[jsds2264] 横須賀さんの文章他掲載
◆◆1999年6月7日月曜日 22:02
[jsds2297] 旭洋一郎氏の論文にリンク・他
◆◆1999年6月11日金曜日 9:17
[jsds2333] 福島智さんの文章掲載,他
◆◆1999年6月25日金曜日 13:13
[jsds2465] 論文・法律全文掲載,等
◆◆1999年6月30日水曜日 22:58
[jsds2516] RE: [jsds2515] メーリングリスト管理ソフトの変更
◆◆1997年7月10日
(『ボディ・サイレント──病いと障害の人類学』について)
◆◆19990917
◆◆19990916
◆◆19990914
◆◆19990910
◆◆19990910
■
送信日時:1999年5月6日木曜日 14:12
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds1995] 英文ページ
★ ホームページ更新しました。英語の頁をちょっと
増やしました。(ホームページの最初の頁の一番下
の項から行けます。)
全文掲載あるいはリンクしているのは次の4つ
(だけ)。
◆長瀬 修 1995(修士論文)
Difference, Equality and Disabled People
: Disability Rights and Disability Culture
◆中西 正司
INDEPENDENT LIVING MOVEMENT IN JAPAN INITIATED
BY HUMAN CARE ASSOCIATION
◆中西 由起子
DESTINEY OF FETUSES WITH DISABILITIES
◆中西 由起子
DPI-JAPAN'S ACTIVITY FOR IMPROVING ACCESSIBILITY
OF PUBLIC TRANSPORTATION
★ 文書の送付,リンクについての情報※を歓迎します。
※著者・年(月日)・タイトル・URLとそろっていれば
いうことなしです。
★ 出生前診断に関する言説(の一部の)英訳も掲載。
これは在米の翻訳者の方にお願いして訳していただいて
いるものです。(拙著の英訳作業の一環として。有料で
お願いしています。まだ払ってませんけど。)
★ 英文の頁をもっている日本のNGO・NPOの(英
語頁の)URLも。(いくつかは私どものホームページ
にも掲載してありますが,まだまだ少ない。)
★ もちろん日本語の情報も常時求めています。よろしく
お願いいたします。では失礼いたします。
立岩 真也
送信日時:1999年5月10日月曜日 20:21
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2046] 久野・土屋論文掲載
★ ホームページ更新しました。「全文掲載」の欄から,
このMLのメンバーのお二人の次の論文を読めます。
(久野さんの(修士論文です)は「アジアの…」からもリ
ンクされています。)
久野さん,土屋さん,ありがとうございました。
◆久野 研二 1998
COMMUNITY-BASED REHABILITATION IN SOUTH EAST ASIA:
CASE STUDIES FROM INDONESIA AND MALAYSIA
◆土屋 葉 199902
「全身性障害者の「家族」をめぐるリアリティ構成」
『Sociology Today』9:17-27(お茶の水社会学研究会)
★ 「更新された情報」のところから,あるいは「50音順
索引から」,「障害を肯定する/しない」というファイル
に行けます。引用集です。「公害」や「治療」との関連で
の発言もあります。
既にどこかで私が使った部分が多いですし,まだまだ
ですが,ぼちぼち充実させていこうと思います。(今回の
『招待』の続きがあり,ということになってなにか,という
ことになると,『招待』で書くと言って書かなかったこの
主題について,ということになるでしょうか。)
引用・掲載可としていただければ,このMLでの発言も
(「可」と記された場合には,個々に承諾をいただくこと
なく)掲載させていただきます(実名・匿名・仮名・筆名
いずれも可)。
こんなところで失礼いたします。
【無断引用・転載可】
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月13日木曜日 13:10
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2062] つながるかも
森さん他,今までホームページにつながらなかった皆様
★ 立岩です。いろいろとやってもらって,以下
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/TATEIWA/1.htm
からつながるようにしてもらいました。つまり「:76」
をとったURLからもつながるようにしてもらいました。
私の自宅からはつながります。(といっても,私の場合
は下記の今までのでもつながるのですが。)よろしかっ
たらお試しください&結果を教えていただければありが
たいです。
*現在はこれもつながっていません(2000)
★ 今まで,今まで通りの,つまり下記のURLでOK
の人は今まで通りでOKです。変更の必要はありません。
★ ホームページに新たに掲載する原稿いくつかいただ
いております。ありがとうございます。多分明日,掲載
いたしまず。
★ このMLのメンバーの一部にメイルマガジンをお送
りしましたが,私のミスで,2〜3通同じものが届いて
しまったと思います。もうしわけありません。今後は気
をつけます。
立岩 真也
390-0861 松本市蟻ケ崎1892-4
phone & fax 0263-39-2141
TAE01303@nifty.ne.jp
http://itass01.shinshu-u.ac.jp:76/TATEIWA/1.htm
390-8621 松本市旭3-1-1
信州大学医療技術短期大学部
■
送信日時:1999年5月17日月曜日 9:03
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2075] まちがえました
まちがえました。関係ないメイル送ってしまいま
した。もうしわけありません。消してください。
忘れてください。すみませんでした。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月17日月曜日 21:45
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2079] 田中邦夫さんの文書他掲載
★ 立岩です。今朝はへんなメイルを間違えて流してしまって
すみませんでした。
★ ホームページ15日に更新しました。システムの問題で、一
部の方に予告したより遅くなってしまいました。すみません。
「全文掲載」に次の文書があらたに掲載されました。(欠格
条項をなくす会の要望書はリンク。)
田中さんありがとうございました。また三村さん(筆名)は
多分このMLのメンバーではないと思いますが、昨年度の「講
座」に参加された方で、個人誌『反差別(S)』に書かれたも
をフロッピーでお送りいただき掲載させていただきました。
◆田中邦夫 19990601
「聴覚障害者の受診抑制の実態」(世界の動き・イギリス)
『月刊福祉』第82巻6号 1999年6月 p.126
◆三村 洋明 19990430
「障害者反差別論序説」より
◆障害者欠格条項をなくす会→厚生大臣 19990420
障害者の欠格条項の撤廃に関する要望書
◆Bill Albert 19990508
WHO and genetic engineering
URGENT COMMENTS NEEDED ON WHO GUIDELINES ON
HUMAN GENETIC ENGINEERING
★ 先日お知らせしたようにホームページのURLが少し変わ
りました。従来のでつながっていた人は、そのままでも自動的
に新しい方につながりますが、移るのに若干待たされますので
(&利用者の方には関係ないですが、アクセス・カウンターが
ダブル・カウントしてしまうので)、登録等なさっている方は、
新しい方に直してくださるよう、お願い申し上げます。
★ メイル・マガジンなるもの、一部の方には届いたかと思い
ます。あの程度のものです。着くはずなのに着かないという方
は御一報ください。なおホームページの最初の頁の「◇eS△」
から辿ると、お送りしたものと同じものが掲載されています。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月17日月曜日 21:53
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2080] 訂正
★ 立岩です。たびたびすみません。肝心のURL
に間違いがありました。shinshu-uの後ろのuが
抜けていたのです。下記だとつながります。
(今まで何通もつながらないURLを記したメイル
を出してしまった。しまった。)
よろしく御願いいたします。
立岩 真也
390-0861 松本市蟻ケ崎1892-4
phone & fax 0263-39-2141
TAE01303@nifty.ne.jp
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/1.htm
390-8621 松本市旭3-1-1
信州大学医療技術短期大学部
■
送信日時:1999年5月19日水曜日 22:49
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2109] RE: [jsds2103] 「招待」のフロッピー版
★ タイトルの件ですが,例えば次のようなメイルを今日いただき
ました。(固有名詞など一部略)
……引用……
私は視覚障害(全盲)です。この論文(「福祉国家の優生学」=
「件名」に記載)をぜひ読みたいので、よろしくお願いいたします。
これまでも貴ホームページの全文掲載のヘージで、優生学関係のも
のを中心にいろいろ読んできました。
活字の本や雑誌を、点字や録音ではなく、直接テキスト・データで
読めるのは、早さの点でも正確さの点でもとてもいいです。
データが届くのをお待ちしています。
……以上……
各章の「ばら売り」はしないというのは(少なくともこのごろ発売
された単行本については)それでよいと思います。すると1冊分と
いうことになる。
私も10冊ほど引き取っていて(最初の2冊からも含め)11冊
売れ(ほとんど通信販売,2割引+送料),追加注文するつもりで
すから,そこからお送りすることもできます。
多分上記の方は,本もってないと思う(というか今回のシステム
をご存知ない)。
として,私が(買い取って)もっている中から1冊お送りするの
に私がフロッピーを(明石書店が本を送ってくるついでに私にも送
ってくれれば)同封して,そして1冊分(の著者割引の)お金をも
らうというのでもよい,手続的に面倒でない,とも思うのです。
しかし,こうすると,問題もあるかもしれない。(例えば著者が
出版社の利益にならない行動を起こす。)どうしたらよいか,
「まず(本屋からにせよ,著者からにせよ)お買い求めになって
ください。そこに引き換え券がついていますから,それを出版社に
お送りください。すると…」という返答しかないというのであれば,
そう返答します。
長瀬さん,返答くださるか,あるいは明石書店への問い合せ先を
お教えください。商売に絡むことですので,このML宛てでなくて
私に個人的にでもOKです。
★ それはともかく,文章をテキスト・ファイルあるいはHTML
ファイルで,常時募集です。よろしく。
★ 拙著『私的所有論』テキストファイル版の完成版(今までもあ
ることはあったのですが,間違いを直し&活字版での頁数がかわる
ようになっている等の改良?が加えられています)制作中。ここ1
週間に2人の(視覚障害のある)人からのリクエストがありました
ので。完成まで少し時間がかかると思いますが,他にも希望のある
方は立岩まで連絡ください。これは出版社経由の提供ではありませ
ん。が,原則,活字版も買ってもらう(既にもっていてもらう)こ
とに,版権のことを考えると多分,なります。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月20日木曜日 1:23
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2111] また失礼+
★ 立岩です。しょっちゅう間違ってます。すみません。
勘違いに気がついて,市野川容孝さんの,『世界』掲載,
の文章,今,添付ファイルで,希望された方にお送りし
ました。
★ ついでに,寺本晃久さんからつ嶋崎理佐子さんの修士
論文「知的障害児・者の親の会の運動」が読めないとの指
摘がありました。
調べてみました。ミスがありました。(サーバーに問題
がなければ)今日=金曜日,直しておきます。
あるいは現時点でも,一つは,直接
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/1990/980200sr.htm
へ行く。
あるいは「全文掲載」→「全文掲載・著者名50音順」→
「嶋崎…」でも行けます。
★ もう一つ。城田幸子さんから一橋大学のコンピュータか
らホームページにつながらないとの指摘を受けています。
URLを変えてこれでつがらないところがつながってらよ
かった(森さん以外からも報告を受けています)と思ってい
たのですが。そういうことが他でもありましたら,お手数で
すが,連絡をいただければと思います。
立岩 真也
390-0861 松本市蟻ケ崎1892-4
phone & fax 0263-39-2141
TAE01303@nifty.ne.jp
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/1.htm
390-8621 松本市旭3-1-1
信州大学医療技術短期大学部
■
送信日時:1999年5月20日木曜日 23:13
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2115] 障害者の性・問合せ
★ しょっちゅうまちがっている立岩です。すみません。
今日は問合せが1つ。
私の勤務先の学校の学生がやってきて,卒業研究で「障
害者の性」をテーマにしたいのだが,と言いました。
そんなにきっちり固まっていないようでしたが、
・身体障害者について
・特に性に関する介助について
・(まず、一つに)諸外国でどういうことになっているか
知りたいのだが,
文献等みつからないということでした。
何かご存知のことがあれば教えていただければ,たいへん
ありがたいです。
★ その学生たちがホームページで調べたら、鳥取大学教育
学部の今年の卒業生の卒業論文でこういうことに関して書か
れたものがあるらしいとのことでした。
ふつうに考えると横須賀さんが関わっていそうに思います。
できましたら、その卒論のコピーを入手したいと思うのです
が、横須賀さん、何かご存知ですか、また入手等は可能です
か。教えていただけれはありがたいです。
★ 情報はこのMLに、でかまわないと思います。また、い
ただいた情報をそのまま学生に転送いたします。そのこと、
御承知おきください。
では失礼いたします。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月21日金曜日 0:17
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2118] RE: [jsds2117] Re: 障害者の性・問合せ
★ 立岩と申します。榮谷さん,レポート,是非お送
りください。宛て先は
390-0861 松本市蟻ケ崎1892-4 立岩真也
phone & fax 0263-39-2141
TAE01303@nifty.ne.jp
情報を必要としている学生に渡します。&私も読ま
せてもらいます。
★ jsds2116市野川さん関係,文書等送付しました。
皆さまへ:下記「ホームページ」→「人」で市野川さ
んを含む何人かの人の書いたもののリストなどを得る
ことができます。
<ただし>,多くの場合,そこに掲載されているも
のはその人の仕事のごく一部です。このことをご承知
おきください。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月24日月曜日 21:27
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2151] 掲載+リンク
★ ホームページ更新しました。
◆榮谷明子 1999
「障害者の恋愛と性」
「ジェンダー論」(東京大学)98年度冬学期レポート
を掲載。
◆斉藤龍一郎 1999
「介助するということ」
にリンク。
いずれも「全文掲載」のコーナーから御覧ください。
榮谷さんありがとうございました。なおこの主題につき,私共
のホームページでも「障害者と性」の項目があります。「50音
順索引」から,あるいは榮谷さんの文章からでも,リンクできま
す。
上記から斉藤さんのホームページをさらに見ていくとアフリカ
関連(〜アフリカ日本協議会…)の情報等いろいろと読めます。
「関連ホームページ」のコーナーでも紹介。ただし一部リンクミ
ス。次回に直します。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月24日月曜日 21:27
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2152] 障害者と性・お礼+
★ 「障害者と性」についての問合せに対し,北村弥生
さん,亀井伸英さん,久野研二さん,横須賀俊司さんか
らメイルいただきました。ありがとうございました。
★ その中で言及されていたビデオについて。いつだっ
たかホームページの「障害者の性」の項目を更新した時
に記した情報で,今でもこういう条件になっているかど
うか確認してませんが(多分大丈夫だと思います)。
ちなみに私自身は入手しておりません。
ニューヨーク大学医学センター・リハビリ研究所
Chices in Sexuality with Physical Disability
『愛したい愛されたい──障害者のセックス』
8000円(VHS 字幕スーパー付き)
発売:003 札幌市白石区東札幌2条5-2-5
札幌いちご会
011-831-3790 fax:011-813-4506
(送料1本390円)
★ 横須賀さん,お手数をおかけしますが,もし可能でし
たらその卒論(のコピー)送っていただければありがたい
です。(勤務先・自宅,どちらでもかまいませんが,自宅
の方が,たくさん宛先の字を書かなくてよくて楽です。)
&,どういうきっかけ&狙いでこのテーマをもってきた
のかわからない学生たちなのですが,その者たちが今求め
ているのは
1)「スウェーデン」あたりについての,「介助」につ
いての,「どうもそうなっている(らしい)」というより
具体的な,「これこれしかじかでここういうシステムにな
っている」といった具体的な記述のある文章であり,
2)しかも都合のよいことに,それが日本語で書かれて
いることが望ましいということのようです。
とはいえ,2つの条件を同時に満たすのは困難でしょう
から,2)については英語でも可ということで。
横須賀さん,みなさま,引き続き,何かあったよという
ことがありましたら,いつでも,よろしくお願いいたしま
す。
得られた情報は,随時,ホームページの「障害者と性」
の項目(「50音順索引」等から)にも追加していくつも
りです。
では失礼いたします。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月24日月曜日 21:27
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2153] 国連人権規約委員会見解
★ 以下は私信と言えば私信であり、この内容を市野川さんに私
信として転送するというのが普通であろうかとも思いましたが、
1)以下のURLで市野川「福祉国家の優生学」(『世界』掲
載)が読める。
(この情報は当ML内限り)
2)市野川さんが知らなくても,他の誰かが知っている可能性
がある。
3)その情報は,このMLのメンバーにとって有用でありうる。
という理由で,引用します。(こないだ市野川さんの文章のタ
イトルを勘違いして間違えたメイルを送ったそのメイルで言及し
た)市野川さんの文章をリクエストされた方の第2信です。
……以下引用……
早速お返事頂きありがとうございました。
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/1990/990401iy.htm
に直接アクセスして読みました。
まだ一度ざっと読んだだけですが、とくに最後のほうに書いてあ
った厚生省の指導・対応には、驚くとともに、「またか」という
感じでした。… 陸軍の強い意向で設立された当初の体質ががん
こに残っているのかとも思いました。
今はもう個人のレベルでは強制しなくてもいわば「自然に」優
生学的な選択をしてしまうような状態になっていると思いますが、
それと、生まれてきた子すべてに育つ権利を平等に認めようとい
う社会的合意との間には、どうしても論理的な矛盾を感じます。
論文の最後のほうで、
「国連人権規約委員会は、日本の各NGOが独自に作成したカウ
ンター・レポートにも目を通し、昨年十一月に、政府報告書に対
する最終見解を採択した。」
とありますが、この最終報告書はインターネット上で読めますで
しょうか。もし分かりましたら教えて頂きたくお願いします。
いろいろお手数をかけて申し訳ありません。…」
……以上で引用終わり……
★ 上記のメイルの内容に対応する市野川さんの文章は以下
「国連人権規約(B)締結国である日本は、規約順守状況に関
する報告書を原則五年ごとに提出することを義務づけられている。
日本政府は第四回目報告書を九七年に提出した。国連人権規約委
員会は、日本の各NGOが独自に作成したカウンター・レポート
にも目を通し、昨年十一月に、政府報告書に対する最終見解を採
択した。その中で、国連人権規約委員会は、朝鮮学校が正規の学
校として認められていないことなどの改善を日本政府に求めてい
るが、その第三十一項で次のようにも述べている。「委員会は、
ハンディキャップのある女性に対する強制的な不妊手術が廃止さ
れたことを評価するが、過去にそのような対象となった人びとが
新法においては補償の対象となっていないことを憂慮し、そのよ
うな法的措置が講ぜられることを勧告する」。この勧告は、日本
での強制不妊手術が女性に限られていたかのように誤解している
が、それでもスウェーデンが着手しようとしているような補償を
日本に対しても強く求めている。この勧告に私たちはきちんと応
えるべきだろう。」
★ 国連のホームページみると簡単に探せたりするのかもしれま
せんが,私はよく知らないので,よろしくお願いいたします。
このMLにメイルをいただければ,私が責任をもってメイルを
くださった方に転送いたします。
※ こういう事情のメイルですので,このメイルそのままの転送
転載は御遠慮願います。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月24日月曜日 23:11
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2155] 研究者募集
★ 今日4通目の立岩です。研究者募集のお知らせです。なお
予め言っとくと,旅費等も含め研究費の支給なし。そのうちな
んか金づるを考える?。1回往復8000円くらいかかります。
ただ,必要な文献は私が買います。&飲み代等おごります。
実は,これは,お茶大・千葉大・……・……の大学院生数名
(1名は多分このMLのメンバーではない)にお送りしようと
も思うメイルです。(そのうち似たようなDMが各人宛に届く
かもしれません。)ただ,まずは「公募」でと思いまして。1
人でもできるし,2人でもできると思います。ただ,3人以上
は?
なおこのメイルの転送・転載は,皆さま各位が大丈夫だと思
う範囲にとどめてください。(この種の但し書きがない場合,
私のメイルは転送・転載可&歓迎です。)
★ 何をするか。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の本人,家族,
医療関係者に対する聞き取り調査をはじめとする調査を行い,
言えることを言う。
人工呼吸器の装着(装着しなければ,呼吸筋による呼吸がで
きなくなった時点で「自然死」となります)の選択にもかかわ
る情報提供・告知,等のあり方,等々についての,実践的な課
題,実際的な目標をもった調査研究です。
ALSについてはホームページの「50音順索引」の「え」
のところの「ALS」から見てください。リンク集,少ないで
すが文献リスト,等があります。
★ とある地方の,とある,国立大学附属病院ではない病院が
主なフィールド,というか出発点というか,になります。
この調査を提案したのは,その病院に勤めている,私の知っ
ている医療ソーシャルワーカーです。そして,担当の医者達も,
基本的に調査してほしいという姿勢です。これは珍しいことで
す。
今まで日本の医療社会学においてよい実証研究があまり多く
なかった一つの(一つの,ですが)要因は,この種の研究をし
ようとしても,医療サイドが研究者が入ってくることを認めな
かったことです。今回はそれがない。というか,医療サイドが
これまでどおりじゃまずいと思い,どうしたらよいか考えあぐ
ねている。
★ もう一つは医療サイド自身が,直接の利害関係者であるた
めに,この種の調査ができない。というか,自分でわかってい
て自分で言いたくても,言えない部分がある。上記の医療ソー
シャルワーカー(MSW)も学会等で研究発表も行っている人
ですが,自分の現在の勤務先,以前の勤務先のことはなかなか
書けない。その分社会学者は無責任です。義務を負わない。直
接の利害関係がない。
ただ今回の調査も,場合によっては,固有名を出せない場合
があると思います。もちろん出すべきでない場合が多々ありま
すが,そうでない場合でも。(私は固有名を明らかにした調査
が少ないことが,施設・病院がなかなか変わらないことに関わ
っていると思っています。)不本意な部分は残りうるだろうこ
とを予め申し上げておきます。
★ 直接には上記のMSW(私と同世代の女性です)にまず会
ってもらい,まず彼女が話せること,感じていることの一切を
しゃべってもらい,それを聞くことから始める。(私もそれに
は立ち会いたいと思います。)そこからすべきことをだんだん
と見出していく。
★ なお,私の視点は私の視点としてあります。その一端は,
98/01/15「都合のよい死・屈辱による死──「安楽死」について」
『仏教』42:85-93(特集:生老病死の哲学) 25枚
に述べました。また次のようなこともしゃべっています。(全
文はホームページの「最初の頁」→「立岩」のところにありま
す。)
「……
私が松本に来たのは3年くらい前なのですが、たまたま働い
ているところが医療の現場に近いこともあってALSの患者さ
んの処遇や治療について看護婦さんなんかに話を聞くことがあ
ります。あるいは研究を仕事にする人から話を聞くこともあり
ます。そこで聞いた話は、皆さんならば御存知かもしれません
けれど、病院によって、担当する医師によって、たとえば人工
呼吸器を付ける付けないという選択が恣意的に行われていると
いうことでした。
自分で決めるということ以前の状況なのです。また自分で決
めることが仮にかたちの上で可能になったとしても、先ほどの
開会の挨拶の中にありましたけれども、結局生きていこうとす
るとその負担が御家族に集中的にのしかかってしまうことがあ
って、それが患者に生きるのを止めてしまった方がよいのかと
思わせてしまう状況であるということです。
普通の自分にとってよいこと、自分が生きるために自分が生
きやすいために必要なことを選ぶという意味での自己決定が可
能であるためには、可能であるための状況・条件がなければな
らなのですが、それが決定的に不足してきたのが今までの私た
ちの社会であったのだと思うのです。
しかし、何も変わらなかったわけではないし、何も起こらな
かったわけではない。…」
(「難病患者の自己決定の意味・介護人派遣制度の可能性」
(講演),1998/05/30,第3回日本ALS協会山梨県支部総会,
より)
ただ,今回の調査は,あくまで実際に言われてしまうこと,
言われないでしまわれること,等々を調べ,実地の調査から言
えることを言おうというものです。
★ ハードな調査であるかもしれません。しかし,やる意味の
ある調査だと思います。そうそう機会の巡ってこない調査だと
も思います。ひどく大げさなものいいですが,そこから出発し
それを巡って一生考え続けるだけのものを与えられる「対象」
というものは,(意外にたくさんあるのですが,それでも)そ
んなにはない。(しかしそんなに気負うこともない,とも思う。
私が話をしたり聞いたりしたことのある数少ないALSの人を
思い出して言うのですが。)
御検討のほど,よろしく,お願い申し上げます。
お返事,お問合せについて。このメイルにそのまま返事する
と,このMLに着きますので(もちろんそれでよいならそれで
よいのですが),この点御注意下さい。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月26日水曜日 22:38
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2175] 研究者募集:お礼+中間報告
★ 立岩です。ALSの人に関わる調査研究の研究者の募集をさ
せていただきました(jsds2154*)。その後1日の間に4人の方
から参加を(各々割ける時間,等々は様々ですが)希望する旨の
メイルをいただきました。ありがとうございました。
(*ソフトの方の調子がわるくって,2通同じものが行ってし
まいました。すみません。)
社会人(という言い方って,なかなかですが)1名,社会人兼
大学院生1名,大学院生1名,学部生1名です。このうちお1人
は別の仕事で日本を相当期間離れることになるそうです。
私としては、関わっていただけるかどうかはともかく、またど
の程度の力を割いていただくことになるかはともかく、一度、今
回メイルをいただいた方全員と前回メイルに記したMSW=医療
ソーシャルワーカー(&私,+α?)が会って,話をする,話を
聞く機会を作りたい,その上で,お考えいただくというようにし
たいと思います。いずれにせよ,それぞれのやりたい,やれる範
囲の仕事はできるのではないかと考えます。
そのMSWと連絡をとって相談したり,といった時間が必要で
すので,しばらくお待ちいただくことになりますが,4人の方に
は連絡を,そのうち?(その時には,このML宛でなく)さしあ
げます。
有り難いことに人手不足ということはなさそうですが,定員満
たしたので締切,と決めたのでもありません。まだメイルは歓迎
です。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月27日木曜日 15:42
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2185] お礼&お詫び
★ 立岩です。横須賀さん,神館さん,福本さん,情報提供ありがと
うございました。横須賀さん,送付ありがとうございます。神館さん,
学生に伝えます。そして福本さん,そう負担にならない範囲で,自閉
症と性についての情報,このMLに提供していただけたらと思います。
★ 私の場合のMLの使い方は,これまで御覧のとおりです。情報の
提供と,(他からの依頼があった場合が多いのですが)情報提供のお
願い,等。
私は,それが他よりよい使い方であるとは,まったく,考えていま
せん。ただ,「私個人」は,しばらく,このような使い方に限定して
いくことになろうかと思います。
そこで,名指しの御批判・御質問については応えるつもりですが,
それ以外については,私自身の考えを述べることはあまりないだろう
と思います。重要な主題が多く,何か言おうというような思いに駆ら
れることもありますが,しばらく,そうなるだろうと思います。誠実
に応答する,ことがそうできないだろうと思います。
以下はそのことについての,おことわりです。
それは第一に,私の場合,ものを書くのにたいへん時間がかかるか
らです。そして重要な主題であればあるほど,話は複雑になり長くな
ってしまいます。例えば,市野川さんの「原稿料」をどうするか等に
ついて論じられたメイル。これはいろんな話につながる。「例えば」
介護(介助)が有償か無償か,といった話にもつながら「ないではな
い」(cf.『生の技法』第8章)。(→これは議論の変な方向への延長
ではないか。→もちろんそう言える部分もあるのですが,実は意外と
そうではない部分もある。)あのメイルを読んで考えてみるとわかり
ますが,非常にたくさんの考えるべき要素が入っていると思う。私の
結論・立場は市野川さんと同じで「ない」のですが,そのことを説明
しようとすると,これは長くなると思う。
それから「学問」のこと。その「一部」をとり出しても,提出され
ているものの一つは,例えば「義のために嘘をついてはいけないのか」
という古くからある,様々に答えようのある問いだったりする。(あ
るいはまた「人は義を行わねばならないのか」といった問いも含まれ
ているでしょう。)そういう問いについて何か書こうとすると,(ひ
とまずの答はあるのですが──前者については「いちおう,よくない」
後者については「少なくともいつも行わねばならないわけではない」,
そしてここには,もちろん「義」ってなに?というような問いがくっ
ついている)私の場合,幾晩も,いやもっとかかってしまう。
そこで,すべての大切な主題について,というわけには到底いかな
いけれど,「私は」,自分が答えようと思う問いについては,どうい
う媒体・かたちが用いられるにせよ,ひとまとまりまとめていって,
そこにその時点での私の答えを書いていこうと思っています。そして,
そこではできる限り,現実にあるあるいは予想される反論・疑問を前
においてあるいは想定しながら,書いていきたいと思う。
(Eメイルも含む)直接の対話がもっとも対話的であるかというと,
必ずしもそうではないようにも思うところがあります。対立はあって
よい,少なくとも時には,あった方がよい,のですが,話をしていく
上・論を立てていく上での手続き的なミス・無用な誤解(とあえてあ
っさり言います)等々が,論議されている事態に近付くことを妨げる
ことがあるとも思います。考える時間が限られているけれどもその結
果(だけ)が残ってしまうメディアにおいては,もっと事態はややこ
しくなる。酒の上での話は,(実際にそうしてもらえるかは別として)
忘れてくれと言えますが,そうでなく,とりわけ言語だけがとびかう
空間では難しい。
もちろん,いつもこんな悠長なことをやっているわけにはいかない
のではあり,とりあえず言わなくてはならないこともある。しかし,
限られた時間内に発信し応答する場合の多く,私は,私自身の発言に
そう信を置けない。
というか,私自身の言うことというより,相手の発言をどう理解す
るかについての私自身の理解を信用しない。というか,あまり信用し
ない方がよいだろうと思う。…
★ そんなわけで,「学」のあり方等々について,思わず何か言って
しまいそうな気もするのですが,しかし,これをやっているとそれが
人生の時間のかなりの時間を占めてしまいそうに思い,ひどく時間が
足りないというような嘆かわしい状況にあるものですから,それで黙
っているのでして,だから,メイルを読んで(少なくとも時に)考え
てはいるのであって,無視しているんではありませんので,
「すみません」,
という,それだけです。
★ いただいた批判に応えるという性格の文章としてこれまでに書い
た唯一のものとして,『生の技法』(増補改訂版)に対する要田洋江
さんの書評(『解放社会学研究』10,1996年,所収)への反論(「反
論する」『解放社会学研究』10所収)があります。
要田さんは最近何回かこのMLでも話題になりました。直接に存じ
あげている方でもあります。丹念に聞き取り調査をしそれをもとに書
かれる要田さんの文章を私は評価しています。しかし,この書評に対
しては全面的に反論せざるをえませんでした。汗は出るし,心臓はど
きどきするし,目はかすむし,(時々体験することではありますが,
しかしこの時にはかなり大きな)絶望と徒労感というかなんというか,
とともに,ある種の気持ちのわるい熱情とともに,書かれた文章です。
〇ものを読みそれについて何か言う時の,そのあり方について
〇難しい/わかりいい,ということについて
〇「現実」をどのあたりでとらえるか
(丸いものとして/尖ったものとして …)
〇何かについて書くその何か(相手)に対する対し方について
〇どういうメディアで何を伝えるかについて
〇研究者,である私,がこの分野で何をしようと思うかについて
こういうのも方法論とか学問論とか言っていえなくはなく,私自身
はそういうテーマについてほとんどものを書かないのですが,上記の
文章が唯一そういうところをかすっているので,紹介させていただき
ます。ホームページの「立岩」のところで出てくる頁をずっと下がっ
ていただいて,■9625「『生の技法』書評へのリプライ」のところを
クリック
あるいは以下に直接にアクセス。
http://itass01.shinshu-u.ac.jp/tateiwa/0w/ts01/1996a25.txt
ですが,ただのテキスト・ファイルですので,ブラウザーで見ると
右の方に延々と伸びていって不愉快だと思います。いったんファイル
に保存して1行=40字の設定で読むのがよいかと思います。&,多分
明日,1996a25.htmにおきかえます。(1996a25.txtもしばらく残しま
すが。)
★ ホームページ,学内停電のため,多分日曜の朝から月曜の朝まで,
アクセスできません。このことご承知おきください。
では失礼いたします。ちょっと疲れた。
立岩 真也
■
送信日時:1999年5月29日土曜日 0:36
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2220] RE: [jsds2198] 自閉症者と性の文献について
★ 福本さんメイルどうも。少なくとも私はまったく
急ぎません。流したい情報を流したい時に,というこ
とで,お願いできればと思います。
★ 日曜日,サーバーのある建物が停電で,土曜(の
いつだかわからない)から月曜の朝まで,ホームペー
ジにつながらないと思います。御容赦ください。
★ そのつながらないホームページ,金曜日に更新。
『全国障害者介護制度情報』5月号,他掲載しました。
立岩 真也
■
送信日時:1999年6月3日木曜日 20:29
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2264] 横須賀さんの文章他掲載
★ 立岩です。横須賀さん,ありがとうございました。コピーと
フロッピー昨日到着。コピーはリクエストのあった学生に渡しま
す。私用にもコピーします。
さてみなさまには→フロッピーでいただいたファイルをホーム
ページに掲載しました。ご覧ください。
◆横須賀俊司 1999
「男性障害者のセクシュアリティ」
『リハビリテーション』No.410,32-34頁
もう1つは関連文献リストでした。こちらは私が以前に作った
のと一緒のファイルにし
◆障害者と性・関連文献
★ それから,
◆障害(を肯定する/しない)
のファイルに,障害と反原発運動との関わりなどについて論じた
堤愛子さん他の文章からの引用を追加しました。
ご覧ください。このファイルは今後も増やしていきたいと思っ
ています。
以上,いずれも,最初の頁の「追加・更新された情報」から行
けます。また「50音順索引」あるいは「障害があって暮らす&暮
らすために」でもOK。
★ もう一つ,以前にも紹介したような気もしますが
◆障害者欠格条項をなくす会→厚生大臣 19990420
障害者の欠格条項の撤廃に関する要望書
「全文掲載」のところを下がっていってもらうと「なくす会」
のホームページリンクできるよになっています。
*ALSにかかわる調査にかかわるかもしれない5名の方
そのうち?,連絡さしあげますので,ゆっくりと?お待ち
ください。6月中は都合がつかず,7月に(まず)1回と
いうことになりそうです。
立岩 真也
■
送信日時:1999年6月7日月曜日 22:02
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2297] 旭洋一郎氏の論文にリンク・他
★ 立岩@その件については市野川氏に同意しない,が説明は略,
です。金曜の夜から月曜の朝にかけ,どっかの校舎が工事で停電
だったそうで,それでホームページにアクセスでない状態が続き
ました。すみません。
★ お知らせです。
◆旭洋一郎 1993
「障害者とセクシュアリティ」
『児童相談研究』(東洋大学児童相談室紀要)12:13-31
◆旭洋一郎 199709
「いま,改めて障害者観を問う」
『月刊ばりあふりー』(ベースボールマガジン社:現在休刊)
1997年9月号
にリンクしました。「全文掲載」等からどうぞ。旭さんは長野
大学につとめています。「バリアフリーと性のノーマライゼーシ
ョンのために」という副題をもつホームページをやっていて,上
記はそこに収められています。旭さんにはこのMLのこともお知
らせしましたが,加入されたかな?
ついでに「障害者と性」のファイルにも少し手をいれました。
「50音順索引」等から。
あと「母体保護法」全文とか,このMLのメンバーでもある土
屋貴志さんの「人体実験の倫理学」(現在進行中)にもリンク。
これも「全文掲載」からどうぞ。
★ ついでに再掲。新しいメンバーの方もいらっしゃるので。例
えば
◆布施佳宏 「自閉症の神話」
『京都外国語大学研究論叢』XLZ
◆布施佳宏 「自閉症という問題」
『京都外国語大学研究論叢』XLU
こんな論文も「全文掲載」からリンクされています。ただし,
これはずっと下の方にスクロールしていかないと見つかりません。
★ 「車輪の一歩」(長瀬さん・jsds2295)を読んで,ずいぶん
前,故・定藤丈弘さんが虎ノ門かどっかで講演したことがあって,
なんでだったか,安積(遊歩)さんから行くから車椅子押してく
れと言われて一緒に行ったら,たしか「車輪の一歩」をネタに使
った話で,(そのドラマ自体がどうだと言うのではない),終わ
って,彼女が「すごくつまんなかった」と言って,私もそう思っ
て,「そうだね」と言ったことを思い出しました。すみません。
それだけです。ただ単に,思い出しました。他意はありません。
(そんなはずないか。)
それはそうと,「人」のコーナーから「定藤丈弘」に行けます
が,そこには16の文献しかリストアップされていません。誰か彼
の書きもののリストをお持ちでしたらいただければ掲載いたしま
す。あるいはどこかのホームページに掲載されているのでしたら,
リンク先を教えていただければリンクします。
★ ホームページの「これからあること」にはイベント情報も載
っています。全障連の集会のこと(jsds2280)は掲載しました。
斎藤龍一郎さんありがとうございました。京都府立大学での6月
10日のセミナーのこと(jsds2285)は,単に手違いで掲載してあ
りません。田垣正晋さん,どうもすみません。こちらはほんとに
他意はありません。
イベント情報等,機関誌なんかは私のところにたくさん届くの
ですが,それをこちらで入力してたりしていると私の一生は終わ
ってしまいそうなので,残念ながらそのままになってしまう情報
が多いのです。メイルで情報(あるいは情報のリンク先の情報)
いただけると大変ありがたいです。
★ 『障害学への招待』の書評・論評など,どこか他に掲載され
ているものでも,されていないものでも,問題がなければ掲載い
たします。どうぞよろしく。では。
立岩 真也
■
送信日時:1999年6月11日金曜日 9:17
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2333] 福島智さんの文章掲載,他
★ 立岩です。まず,豊田さんによるこないだの私発のメイル
(jsds2297)への御質問(jsds2303)に。「研究」という営
みを巡る一連のメイルを見て,「立岩@その件については市野
川氏に同意しない,が説明は略」と書きました。その説明とい
うか,私がどう考えるのか書こうと思って,1日弱,考えたり
書いてみたりしたのですが,しかもそれはほとんど私が今まで
考えたり書いたりしてきたことの再構成以上のものではないは
ずなのですが,うまいぐあいに終わりません。そのうちひとま
とまりまとめたいと思っていますが,いつになるかはわかりま
せん。ということで,依然として「説明は略」です。ごめんな
さい。
★ 本日午前10時前あるいはお昼すぎ,ホームページを更新し
ます。(→「追加・更新された情報」)
『盲ろう者とノーマライゼーション』(明石書店)の著者と
して等,みなさんご存知の方の以下の文章を「全文掲載」の欄
に掲載。ぜひ御覧ください。
◆ 福島 智 1999/06/15
「「共生」の思想とテクノロジーの未来」
日本学術会議シンポジウム
「身体障害者・高齢者とヒューマンインタフェース」
なおこのシンポジウムは坂村健さん(「トロン」はどうなっ
たんでしょう)らが中心になっているみたいで,定員300名
まで無料で参加可能ということだそうです。上記の福島さんの
文章の末尾にプログラムや申込み先も記載されていますので,
それを御覧ください。
★ もう1つ,明日,東京での集会の案内。「これからあるこ
と」から御覧ください。
0612土
知的障害者施設の現場から暴力や虐待を一掃するために、私
たち(現場)は何をなすべきか、を問う集会
「愛成学園事件」(施設職員による知的障害者に対する暴力
事件,関連情報はホームページの最初の頁から→「愛成学園事
件」)等の弁護活動をなさっている副島洋明弁護士らの呼びか
けによるものです。
私自身は11日の研究会も,12日の集会も,15日のシンポジウ
ムも参加できません(次の研究会は,行けたら行きます)が,
みなさまどうぞよろしく。
立岩 真也
■
送信日時:1999年6月25日金曜日 13:13
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2465] 論文・法律全文掲載,等
立岩です。ホームページを更新しました。
★ 「全文掲載」にこのMLのメンバーでもある森正司さんの論
文を掲載。(一部体裁が整っていない箇所がありますが,その修
正はあらためて。)
森正司 1999
「障害個性論―知的障害者の人間としての尊厳を考える」
★ 「人」にやはりこのMLのメンバーでもある土屋葉さんを
追加。修士論文を含む論文3点を読めます。
(修士論文,これまでミスでつながらかったようです。直し
ました。すみませんでした。)
以上は「全文掲載」→「著者名50音順」からも行けます。
★ 「これからあること」をいくつか追加。斎藤有紀子さんより
今日(25・金)夜10時からのNHK教育海外ドキュメンタリー,
「サリドマイド:製造再開の背景と問題点」等。MLのメンバー,
亀井伸孝さんより7月17日ピア大阪人権講座「出生前診断と障害
者の人権」(やはりメンバーの玉井真理子さん他出演)等,神館
健司さんより文理研公開学習会・6月28日「今、再び、脳死臓器
移植を議論する」(文理研は私にとっていささか懐かしい場所で
もあります),等。
★ 「全文掲載」&「関連ホームページ」から「法律・条例…」
のコーナーを新設。今までも掲載してあったものを含みますが,
リンク集を増強。田中邦夫さん(jsds2388)より情報提供のあっ
た,「菱木スウェーデン法研究所」(に掲載されている個々の法
文の日本語訳)へもリンク。これは田中さんおっしゃるとおり,
たしかになかなかのものです。この他には,MLで話題にもなっ
たいわゆる「ハートビル法」(「高齢者、身体障害者等が円滑に
利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律」)等々にもリ
ンクさせました。御利用ください。
★ 上記にも関連して。23日に次のようなメイルをいただきまし
た。
……以下,一部を伏せ,引用……
「私は**の***で障害者ゆえ昇進差別を受けています。そ
の理由から、下記の宣言に興味が有ります。
「いかなる適用事業体も,求人手続き,従業員の採用や昇進,解
雇,報酬,訓練,およびその他の雇用条件および従業員の特典に
関して,資格のある障害者を障害ゆえに差別してはならない。」
(ADA,第102項)
ここにあるADAとはどのような宣言で何の略でしょうか?
(略)
……以上……
私の知っている範囲のことはお知らせするつもりですが(文献
の紹介等),ADAの「日本語訳」の全文がどこかにあって,そ
のURLをご存知の方がいらっしゃたら,お教えいただければあ
りがたいです。(この情報はML宛でかまわないと思います。)
★ せっかくいただいた情報でまだ掲載できていないものがいく
つもありますが,それはおいおいということで御勘弁ください。
とりあえずお知らせでした。失礼いたします。
立岩 真也
■
送信日時:1999年6月30日水曜日 22:58
宛先:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名:[jsds2516] RE: [jsds2515] メーリングリスト管理ソフトの変更
★ 立岩です。石川さん御苦労さんです。
> 私のhpでのmlの説明は変更しますが、他に具体的なsubscribeのやり方まで
> 書いているところありますか?
いちおう書いてあります。変更点をお教えいただければさいわいです。
ただ,次の更新ははやくて明後日・金曜日ですので,そう急ぎません。
私たちのホームページ見て加入する人がそうそういるとも思えません
し。
ついでに。ホームページの「関連ホームページ」→「メイリング・
リスト」で行けます。雑然と,いくつか紹介されています。(その中
で私自身が加入しているのはJVUN=人工呼吸器使用者ネットワー
クのMLだけですが)。
★ ついでに。リンク集=「関連ホームページ」他更新しました。本
MLのメンバー田垣正晋さんのホームページも掲載。
そして,待ってました「障害児を普通学校へ全国連絡会」のホーム
ページ。リンク諾否の問い合せ(もちろんリンクは常に歓迎です)が
あり,こちらでもリンクさせてもらいました。
立岩 真也
◆◆1997年7月10日
(『ボディ・サイレント──病いと障害の人類学』について)
立岩です。
ロバート・F・マーフィー
『ボディ・サイレント──病いと障害の人類学』
(辻信一訳,新宿書房,1992.06.30,312p.,2600円)
についての追加情報
私の書評は
『週刊読書人』1948号,p.4(1992年8月31日)掲載
(田中さんは『日本読書新聞』と紹介してくださいましたが,多分
『週刊読書人』だったと思います。1997年に新装版が出たのは知り
ませんでした。)
ホームページ:「立岩」→「論文/公刊された資料/書評〜1996」
あるいは,「医療」(または「50音順索引」)→「医療人類学」
から読むことができます。
ただ,制限枚数が非常にきつかったせいもあって出来はよくありま
せん(書きたいことがたくさんあり,かつ,制限枚数がきついと,
私の場合,よくそうなります。)
それから,『現代思想』の,れいの?「特集:身体障害者」の号だっ
たと思いますが,に,この本にかなり言及した新原さん(社会学,
横浜市立大学)の論文があったと思います。
他にも,いろんな人が高く評価している本です。
■19990917
立岩です。今ホームページ更新しました。「追加・更新された情
報」にも記しましたが
★ 「これからあること」に
9月22日「泉宜秀君を支援する集会」
他
★ 「障害(者)・と・メディア・芸術」に追加。このホームペー
ジにこれまで収録されてきたファイルをこのファイルにリンクとい
う作業がおもですが,いくつか新規追加も。映画関係が多いかな。
さらに追加されていけば,使えるファイルになると思います。ただ
繰り返すと私自身は全然詳しくないのでどうかみなさまよろしく。
★ 3114鈴木さん。1990年『朝日新聞』福島県版の紹介記事を書い
てくださったのは鈴木さんだったんですか。9年めのありがとうご
ざいます,です。切り抜きとってあります。
★ 3111斉藤さん。金井さんのこと,斉藤さんのホームページに載
せていただけたらありがたい。そしたらリンクさせていただきます。
★ 3110こうだてさん。記事をどうも。高橋さんの時は『読売新聞』
の地方版が比較的大きくとりあげたと思います。それ以外はないか
な。各種機関誌ではかなりありました。いくつかは(トップページ
の)「高橋修氏を追悼する」(あるいは「人」→「高橋修」)に再
掲しましたが,まだありますが,時間がとれず,といった具合です。
では。
立岩 真也
■19990916
以下,ふと思ったこと,から始めて,思っていたことを。「定
義」についてではなく,やったらよいこと,おもしろいと思うこ
とについて。
ホームページに金井康治さん関連の頁を作ったらよいかとも。
前のメイルで紹介した『福祉労働』の古いバックナンバーの書誌
事項はデータベース(今使っているのと別の,12MHzの機械の中
の,ですが)に入っているので,時間をとれればなんとか,です
が,まあ,部分的な文献「リスト」だけできたからどうというも
んでもないし…,と思うと,あまり意味がないかなと。けれど,
なにか文章とかお寄せいただければ,それに力を得て作ってしま
いますが。「障害者福祉」の教科書の人名索引に「金井康治」が
出てくる,というふうにはなかなかならんでしょうし。ちょろっ
と出てきたからといってどうというもんでもないし…。
(私は彼とは話したりしたことはないです。なんかの集会で同
じ場にいたことがあるような,いや,ないような。いや一度ある
な。)
人が死んだ時,死んだ人になにかを言う(というスタイルで何
か言う)ことは,私は(今は)できないのですが,そんなことは
ともかく,死ぬ前に聞いて残しておくこと,死ななくても死んだ
後でも記録として残しておいた方がよいことはある。でないと,
みんな,忘れてしまう。
(拙著『私的所有論』の「おわりに」でも,『障害学への招待』
の文章でもおんなじことを書いてますけど。いや,ほんとにそう
なんだ。ただ忘れるのじゃなくて,忘れると都合がよいから忘れ
る。ないことにする。)
例えば,『福祉労働』(=『季刊福祉労働』)の紹介を先にし
たんで思いついたのだけれど,この雑誌の古い号はほとんど売り
切れているのですが,金はいらない時間はとれるという人がそう
いうところに載っている文章を,必要なところから了解をとって,
コンピュータ可読ファイル化していく,とか。…。
金井さんに限らない。いろんなこと,また機関誌等いろんなメ
ディア。「大久保製瓶事件」とか。
一つは,文字に残っているもの。それが集まったとして,暗く
て楽しくもないもの,淡々とした事実の羅列が電話帳みたいにな
ったとして,それを買って読む人はそうはいない。そういう時に
ホームページがあるように思う。本を出すのは金がかかるがホー
ムページは金が(ほとんど)いらない。
(しかし今は,例えば「大久保製瓶事件」について記述してい
るホームページはないようだ。)
しかし,過去に書かれた文字からわかることは限られている。
そういう時には聞いてまわるしかない。のだが,人は死んでしま
うのだ。「机上の空論」というタイプの学については,たしかに
人によって適・不適がある。しかし,そういうものは,そういう
のが好きな人に勝手にやらせておけばよいのであり,他に「学」
(でなくたって少しもかまわないのだけども)にすることがない
かというと全然そんなことはないのであって…。
以下は,長瀬さんと8月はじめに「全日本手をつなぐ育成会」
の関係で札幌で会って,彼は通訳今日で終わりご苦労さん,私は
明日出番という日の夜に彼に話したことでもあるのですが。その
前の日,福島県の船引町というところで,「障がいを持つ人の介
助保障と介護保険」とかいう題で話をさせていただいたのですが,
それはそれとして,その後,少しの時間,みなさん(=船引町の
自立生活センターの人たち──町に自立生活センターがあるのは
ここだけだ)とビールを飲んだんですが。(暑い日でした。)
「七六年、二〇歳になった時に障害者運動に出会った。四月十
七日に「青い芝」の花見大会に誘われて行ったの。養護学校の先
輩が誘ってくれたんだけど,その人はものすごい頑張り屋で手先
の器用な人だから人が三年かかるのを一年半で編物の師範の免状
とってものすごく頑張ってたの。ところがその人の養護学校の同
級生が青い芝のCPの人で,生活保護とか年金とかで自分達も地
域で生きていくんだってやっているのが聞こえてきて。その人は,
「許せない!」,そう思ったんだって。生活保護とか年金でただ
食いしてって,文句言おうと思って事務所に行って二晩激論した
んだって。最後に,青い芝の方が「正しい!」って,結論出すと
早い人だから,自分の知ってる養護学校の後輩達にそのことを教
えるから,もっともっと運動を大きくしようってことになって,
その人が私の家に在宅訪問に来たの。行ったらすごいことになる、
おもしろいことがある,人生が変わるって。花見だからつられた
わけじゃないよ。その頃,障害者関係の雑誌なんかも購読してた
んだけど,読むたびに暗くなって落ち込んでたの。障害者はこう
いうふうに生きなさい,しこしこやりなさいって,なんでこんな
ふうにしなきゃいけないんだ,なんでこんなこと言われなきゃな
んんだって。
行ったら…(以下略)」
(安積純子=遊歩,「<私>へ──三〇年について」,安積他
『生の技法』,藤原書店,pp.28-29)
私を船引町に呼んでくれた方は,上記の「養護学校の先輩」で
あることがわかったのですよ(「青い芝のCPの人」の人が誰か
はだいたい知っていたのですが)。それで,この前後のこと聞き
ましたけどね,おもしろかった ですよ。(ちなみに上記引用部
分は私がもっている講義で,読みますね。4月17日って日付を
覚えてんだよ,とか,彼女は,56年生まれで,76年にそうい
うことで,96年に子どもが産まれる…。つまり──なにがつま
りだか少しもわかりませんが──彼女の40年のちょうどまんな
かにこの年があるんだ,とか…。)
福島という地域の状況もあって,いろいろ複雑で,このあと福
島,そして東北の運動は様々に紆余曲折?していく。それだって
ちゃんと追っかけた人はいない。(しかし,私がビールを飲んで
いる前には,そういうことをしゃべっている人が少なくとも4人
いた。)そして,同時に,それはとてもおもしろい,というか,
時になにか神話的であるようでもあって,基本的に解放的であり
肯定的なのです。その「養護学校の先輩」の今はつれあいである
人(男)がどうやって,郡山で運動に引き入れられていったのか
とか…。(「さよならCP」上映の時の話も出ましたが,「カニ
は横に歩く」という映画のはなしも出て,この映画は「かによこ」
と略されていたそうです。)
70年代以降の福島〜東北,これはやると,絶対,おもしろい。
もちろん関西でも。そして神奈川。東京だってくわしくやった人
はいない。あとどこだろう。…
(「安積遊歩」はホームページ「人」から,「生の技法」はた
とえば「立岩」のところから若干の情報を得られます。)
※ 某所で某財団からお金もらって自立生活運動史みたいなもの
をまとめるプロジェクトをたちあげるそうです。はたしてどんな
くらいのものになるのか。研究(協力)者を募集するようなこと
があったらお知らせいたします。
どこにでも,とは言わない。いくつかの事情が重なりあう時,
突起物のように起こることがあって,しかしそれは同時に普遍的
なことである,ことがある。まったく悲惨なことであることもあ
るし,そうでないこと,悲惨であることの反対であることもある。
そういうことを文字にすること。
そして,どうしてだかしらないけれども,多くの場合,誰かが
横槍をいれたりしながら聞いて,そして文字にした方が,おもし
ろい。
(ここの辺りは考えていくと,「とにかく聞いて書こう」とい
う扇動・アジテーションの有効性を疑わしめることにはなるだろ
うと思います。なんらの「ひっかかり」ももたない人はどうか。
「物語」を構築しようとする意志と,「物語」を否定しようとす
る意志と,いずれかあるいは二者ともを欠いた時にはどうか。全
然つまらない「対談」,「取材に基づいた記事」なんかがあるこ
とは事実だ。かし,こういうことはここではやはり考えないこと
にしよう。
というか,あまり順序考えても仕方ないというか。ちょっとひ
っかかって調べると,ずっとわからなくなって,考えざるをえな
くなって…。という具合になるので大丈夫。「はまってもいい」
と思ってさえいれば必ず,はまることはできるのだと思います。
私の場合,上記『生の技法』という本を書いてた(というより何
を書くのか当初は全然見当がついてなかった)時,博士課程の3
年間1本も論文書かずに(書けずに),聞き取りやって,古文書
(といっても戦後のマイナーな障害者団体の機関誌等)を読んだ
りしてたけど,その間に少なくとも10年分くらいものを考えら
れる材料,材料というよりものを考える時の枠組みをもらったよ
うに思う。)
今年2月に亡くなった高橋修という人は,自らは文章をあまり
書かない人だった。書いたものもあるけれど,しかしこれはみな
がそして彼自身が知っていたことだけれど,それは彼の存在の中
の相当に小さい部分だった。彼がしゃべることは,全然理路整然
としていないことが多かったけれど,これもみなが知っているこ
とだったけれど,おもしろかった。(だけど彼の話の中には複数
の論理,必然的に複数の論理が同時にあって,それでなんだかご
ちゃごちゃしてるのだけども,しかし大切なことは,複数あるこ
ことの必然性だったと思う。そして彼のやったことは,しゃべっ
たことよりもっとおもしろかった。そして彼がやったことは,す
ごくロジカルなことだった。)
しかし,彼が語ったこと(の一部)がそのまま文字に残ってい
るのは,千葉大学文学部社会学研究室『障害者という場所 ─自
立生活から社会を見る(1993年度社会調査実習報告書)─』中く
らいのものなのだ。(その時には私,千葉大にいて,学生といっ
しょに報告書作りました。)
(この報告書は売り切れました。ホームページの「本」→「こ
ちらから郵送できる本」(実はできないのですが)のところから
等,全報告を読めます。&ホームページ最初のページの下の方の
「高橋修氏を追悼する」からでも。)
実は彼には3回くらいインタビューしたことがあって,それは
全部テープ起こししていったん文字にはなっているのです(そう
だ。+千葉大の学生のインタビュー→テープ起こしもあるのだっ
た。)その時のワープロのファイルはいろいろあってなくなって
しまった。しかし,もう一度,印刷したものからコンピュータ可
読ファイルを作り直して,掲載したらよいのかもしれない。
そういうことです。どういうことでしょう。そうごちゃごちゃ
したことじゃなくて,人に話を聞こうと思ったら生きている間に
しか聞けないのだから,生きている間に聞こう,ということです。
以上。長かったです。ひさかたぶりにひとの話を聞きながら加
筆してたら(今「神経難病におけるインフォームド・コンセント」
なる話を聞いています),もっと長くなってしまった。ごめんな
さい。(この日=15日は発信できず,翌日発信。)
立岩 真也
■19990914
立岩です。ホームページ更新しました。
★ 「全文掲載」に以下。
◆南山 浩二 19990730
「精神保健福祉システムの変容と精神障害者家族研究(1)」
『静岡大学人文学部人文論集』第50号の1:1-19
9月25日の東京での研究会での御報告のもとになる論文という
ことです。みなさんよろしく。
★ その研究会ですが(「50音順索引」あるいは「障害があって
暮らす」あるいは「これからあること」→)「障害学」にある時
間帯,間違っています。直します。正しくは午後1時半〜5時の
ようです。
長瀬さん,未確定の部分はそれはそれとして,再度,研究会の
案内を出していただけるといいんじゃないかと思います。7月10
日に案内があって以来,ないのじゃないかと思います。あること
も知らない人もいるかもしれない。先日,太田修平さん@障害連,
他,から案内が欲しいと頼まれもしたし。このMLに載せていた
だければ転送します。
★ 「本・雑誌」→『季刊福祉労働』に以下の号の目次を掲載。
いずれも1200円+税。
84号(9月25日発行)
・特集 医療・福祉における専門職の専門性とは
83号(6月25日発行)
・特集 権利擁護制度とセルフアドヴォカシー
84号はまだ手にとってないから中身わかりませんけど,今(に
限られませんが)この特集やるの,正しい。と思う。
83号,このML関係者では,寺本晃久,長瀬修,市野川容孝と
いった名前が見えます。そして,横須賀俊司『障害学への招待』
の書評(突然私信,横須賀さん,宛先がわからなかったので,御
注文の品,大学の方にお送りしました。)
★ その他「これからあること」「関連ホームページ」等。「障
害者(者)・と・メディア・芸術」も少し増えました。福本さん
おっしゃるように,分けるべきもの分けられずごちゃごちゃです。
情報が増えてきたら&時間のある時に,分類やら,しようと思い
ます。が,今はなにも。他のファイルもたいていそうです。ごち
ゃごちゃです。なんにも考えていません。ですが,それでもない
よりはとりあえずよいかと思ってまして。
金井康治氏関連の頁を作ったらよいかとも。と書き出したら長
くなったので,別便にします。では。
立岩 真也
■19990910
立岩です。「障害者自身が生み出すメディア…」についての
様々な情報提供ありがとうございます。できましたら、引き続
きよろしく。
★ そんなこんなで、2分ほどかけて、ホームページに(「50
音順索引」→)「障害(者)・と・メディア・芸術」というの
を作りました。「メディア」も「芸術」も、はずかしいですけ
ど。中身は、このMLに掲載された情報の一部+少しで、全体
として、今は、とてもたいへん少しです。「基礎知識」的な部
分があるといいですね。どなたかよろしかったら。
★ **さん。3037の「俳優、演技」。「Liane…」「また、厳
密には…」(+「学習障害や…」)の段落だけでもいいですから、
もしよろしかったら、ですが、上記に掲載させていただけるとう
れしいです。(少なくとも私にとっては、既に知っていることが
一つもなかった。)(「筆者名」は、さしつかえがなければ、掲
載させていだきます。)もちろん、中身の変更、加筆等、自由で
す。
☆ セルフヘルプ・グループ研究の第一人者、岡知史さん達が運
営されているセルフヘルプ・グループについてのメイリングリス
ト(このMLの加入者にも参加されている方が複数いらっしゃい
ます)のメイルは原則全部、岡さんのホームページに掲載されて
います。(「関連ホームページ」から、あるいは「50音順索引」
→「セルフヘルプ・グループ」から。)この障害学のMLには、
「〇〇、このやろ。ばか。」みたいなメイルもありますから──
よいことだと思います──そういうことにもならないでしょうが。
(それにただの過去ログの集積というのはなかなか読むのが疲れ
る。)御参考まで。ただ、このMLに載った情報を再利用(しや
すいかたちで再利用)できるようにする意味はあるだろうと。月
日がたつのは早いもので、「フォレスト・ガンプ」だって若者は
知らないかもしれない。
★ ところで、この問いあわせをくださった櫛野さんは既にこの
MLに参加していることが、あの後いただいたメイルでわかりま
した。「卒論書こうと思うんですけど、全然知らないんで教えて
ください。」みたいなメイルの方が、かえって反応があると思う
のですよ。(2981の寺本さんのみたいな難しい質問にはなかなか
答えが来ない。)MLならではの、おたっきいな部分があるのも
よいし、それとともに、昨日はじめましたよろしく、みたいなと
ころもあってよいと思います。そういうわけで、あまりびびらな
いようにしましょう。こわい人もいませんし。(いると言う人も
いますが、それは多分誤解です & 言うまでもなく、私はML
上の討論・喧嘩に賛成です。それとこれとは別です。)
立岩 真也
■19990910
立岩です。本日=9月10日,ホームページ更新しました。
★ 全文収録のコーナーに追加 ML関係者関係では
杉山博昭 199907 「キリスト教と障害者」
吉田和彦 「友だち」(リンク)
斉藤龍一郎 「共生社会を目指して」(リンク)
他に
マーシャ・リオー 199909 「生殖技術:権利としての問題」
(全日本手をつなぐ育成会『手をつなぐ』99年9月号)
文部省・通級指導に関する充実方策について(審議のまとめ)1992.3.30
文部省・学習障害調査研究協力者会議中間報告(全文)1995.3.27
文部省・学習障害調査研究協力者会議報告(全文)1999.7.2
(下の3つはリンク)
等
ファイルの送付あるいは情報提供ありがとうございました。
★ 杉山博昭さんの論文(優生学、施設化、知的障害、ハンセン病…に関
心ある人は読まねばなりません)は、MSワードの文書ファイルでいただ
いたのを、最初HTMLファイルで保存してみましたが、体裁がかえっておか
しくなったのと、なによりタグ(字体等々を指定する記号です)がたくさ
んついてしまうので、テキストファイルで保存し、こちらで最低限のタグ
をつけました。それから、以前倉本さんが書いていたことですけれど、活
字版から落ちてしまう情報としての「頁数」について、「▲13▲」といっ
た記号を入れて、ここまでが13ページと分かるようにしてみました。
(他に、拙著のテキストファイル版の改訂版──一部ミスで抜けてるとこ
ろもありますが──、等がそういう方法をとっています。)こんなもんで
どうでしょう。&もっとよさそうな方法があったら教えてください。
(こうした方法をとるためには、抜き刷りなど活字版あるいはそのコピー
を併せてお送りいただくか、筆者御自身でこうした作業を行っていただく
か、いずれになります。今回、杉山さんからは執筆部分のコピーをいただ
きましたので、この作業を行うことができました。)
★ 「関連ホームページ」(何の「関連」だかわからない)で「ユニーク
フェイス」「杉野昭博さんのページ」等をリンク。杉野さんのページでは
杉野さんの書かれたものを読むことができます。
★ 『全国障害者介護制度情報』8月号を掲載。
★ 「これからあること」の情報を追加。このMLに寄せられた情報もか
なり入っています。特に、亀井伸孝さん、いつもありがとうございます。
★ 学会シーズンです。抄録の原稿、… なんでもお寄せください。
★ 来週火曜までには
南山浩二「精神保健福祉システムの変容と精神障害者家族研究(1)」
1999年7月30日『静岡大学人文学部人文論集』第50号の1 pp1-19
を「全文掲載」のコーナーに掲載します。9月25日の東京での研究会で
の報告はこの論文がもとになるそうです。乞御期待。
★ 同じく来週火曜までには『季刊福祉労働』84号(9月25日刊)
83号(6月25日刊)の目次(現代書館提供の小林さん提供)を掲載し
ます。
更新したらお知らせします。もう1通出すつもりですが、まずはここま
で。では。
立岩 真也