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お礼+


last update: 20161029


お礼+
** *** 様

★ 今日,レポート「社会福祉学領域におけるポストモダン論争――近代を凝視す
る視線」が届きました。ありがとうございました。(もしよろしかったら,私達の
ホームページの「全文収録」のコーナーに載せませんか。近日中には,嶋崎理佐子
さんの修士論文(立教大学)「知的障害児・者の親の会運動――その特質と変化」
が掲載されます。)私が考えるところについては長くなるので後で(と言っている
といつになるかわかりませんけど)。

★ 2月22日に,「21世紀の福祉専門職を考える会 設立1周年記念 第1回公開
討論会」というところで,話してきました。その時のメモを別便でお送りします。
一番目の講演者だった岡本民夫さん(同志社大学)の講演を聞きながら作っていた
メモでしかなく,これじゃ,何をしゃべったかもよくわからないと思いますけれど,
御参考まで。(しゃべったはなし自体は,かなりクリアなものだったと思っていま
す。いつでも変なはなしをしているわけでもない…?。)
 背景としては「医療ソーシャルワーカー」の資格化がありそうで,その際,従来
のコ・メディカルの職種と同様,「医師の指示のもとで」とかいうふうになりそう
な気配で,それに危機意識をもった人達が集まって…というような性格の集まりで
した。

★ 先日お送りしたのは(そして上のも),いずれも「業界」向けのもので,その
分,「もし資格を作るのだったら」という部分の割合が大きいかもしれません。基
本的な主張については,しゃべる場所で言うことを違えたりなんていうことはして
いないつもりですけれども。
 「資格」が(利用者の)役に立つとしたら,それは(直接に利用者の側の選択が
成立しない,あるいは成立し難い場合の)「品質保障」のためであるという単純な
話です。
 ただ,これを少なくとも基準点(線)みたいなものとして考え,そこからはみ出
る部分とは何か,と考えることができると思います。

★ 上に述べたことは,「専門性」という問題の一部なのでしょう。あるいは「は
み出る部分」を含めた全部…?。
 前回も書いたように,私は「看護の専門性」とか「介護の専門性」とか言ってい
るその言い方が不思議なようでもあり,その事情はよくわかるようでもあり,とも
かくおもしろいことではあると思っています。
 ただ,その「内部」の人は,当然,おもしろがって言っているわけではない。そ
れはそれ相応の「事情」があるからですが。しかし,それをわかってあげて,「は
いおしまい」というわけにはいかない。「社会学者」としては。あるいは,「利用
者」である人達にとっては。

★ 日本社会学会あるいはSPSNの際に話を聞いたあるいはレジュメを入手した
等でご存じかとも思いますが,森川美絵さん(東京大学大学院)の「「参加型」供
給システムにおける在宅介護労働の認知形成」(第70回日本社会学会大会報告,19
97)がホームページに全文載っています。その「5.」が「「参加型」供給システム
と介護専門職」です。
 それからこちらもご存知だと思いますが(出席はされてないようですが),三上
さよさん(東京大学大学院)が第7回SPSN研究会で報告された「准看護婦問題
における「差別」の構成」がやはり「専門性」にかかわっています。(こちらは当
方のホームページ上にはありません。)
 関心のある研究者で集中的に議論するのもよいかもしれません。

★ だがまあ,こないだも言いましたけども,修士論文は「お勉強」がかなりの部
分を占めて,それでいいような気がします。(お書きになっているように,出す相
手のこともありますしね。)
 例えば最初の「ポストモダン」論議ですが(と最初に戻る),私は,正直言って
「何も読まないで自分で考えた方がはやい。ぐちゃぐちゃの議論を整理する方が時
間がかかる。」と思ったりします。ですが,そういう不遜なことを言うのも,時に
不毛な議論に相当の時間(いやになるほど)浸っていたからかもしれません。

……

★ 以上,固有名詞を抜いてホームページ「S’s」というコーナーに載せるかも
しれません。完全に私信でない,ある程度,「研究」などに関係のあるメイル等を
載せています。

                                立岩


REV: 20161029
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