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全国「精神病」者集団ニュース 2000.2


last update:20101204


全国「精神病」者集団ニュース 2000年2月
  ごあいさつ
 暖冬から一変、寒さが厳しい日が続きましたが、もう立春も過ぎました。まだ雪に閉じこめられている仲間もいるでしょうが、梅の花がほころんでいるところもあるのではないでしょうか? 今年初めてのニュースです。皆さまいかがお過ごしでしょうか? 魔の季節年末年始を無事やり過ごせたでしょうか?
 4月には強制移送制度がスタートします。「家族の願いの結集?」という感じの制度ですが、新たな商売のチャンスとばかり警備会社がチラシ配布をしています。新潟の女性監禁事件に関連して、こうした移送制度が「地域精神医療」としてより広範に運用されていく可能性があります。「息子の暴力に苦しむ母親」、「保健所に相談しても相手にされなかった」などの報道がされています。家族会などを中心にこの事件から「手軽に頼める移送制度を」キャンペーンが始められるかもしれません。移送制度の運用への監視活動が必要です。保護者の申請がなくても近隣者や役所関係者からの相談や連絡、依頼でこの移送制度の手続きは開始されます。「地域精神保健活動」が移送制度の出発点です。いま地域が強制医療の場に変化しようとしています。詳しくは窓口入手資料Cをお取り寄せの上お読み下さいませ。
 新潟の事件ではまたも「週刊文春」が「犯人」とされている方の顔写真実名報道をしています。顔写真は電車広告や新聞広告にも掲載されました。JR、一部の新聞は顔写真の墨塗りをしたようです。精神病院に入院中で逮捕すらされていないというのに、顔写真実名報道は許せません。何度の何度もすべての犯罪報道を匿名報道原則で、と訴えたいと思います。
 このところニュースへのご投稿が減っております。ニュースは皆さまのご投稿だけが頼りです。葉書一枚でもかまいません。どうぞふるってご投稿下さいませ。
 今年もよろしくお願いいたします。
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北から 南から 東から 西から
八王子福祉事務所の差別事件報告
  東京 橋本山吹 進藤元
八王子市への抗議文
生活保護受給者にケースワーカー春田氏が「遺書を書け」と暴言

 私は生活保護受給中の精神障害者です。もう何週間も食事もとれず嘔吐を繰り返し、寝たり起きたりの毎日でした。以前はある病院で治療を受けていましたが、大量の薬を飲まされ副作用がひどく、薬の量について他の病院の何人かの医師に尋ねたところ、やはり不適当に多すぎるとのこと。それで病院を変えることにし、別の病院を受診しました(一一月一九日)。
 その直後ケースワーカー春田氏から電話があり、「勝手なことをするな。前の病院に行け」と罵倒されました。生保では同じ病気で複数の医療機関にかかれないと指導されていたため、止むなく初診は自費でかかり、よい病院であれば変更の手続きをするつもりでした。実は保護課のこの指導自体が間違っていたのです。
 でもそう指導された以上、自費診療が高くとも命には代えられません。それを言うと、春田氏から「自費で払えるなら生保を受ける権利はない」と脅されました。
 特に精神病の治療は、医師との信頼関係や相性に大きく左右されます。残念ながら良心的な病院ばかりではない現状では、よい病院を選ぶことも患者の権利です。
 にもかかわらず春田氏は、「前の病院の医師の意見を聞いて、どの病院に変わるかを決めるのは自分だ」と言い、こちらの意見を無視して前の病院にかかることを命じることもできると言い、どんな悪徳病院であっても「薬は医者の診立てで出したものだから、黙って従え」と言うのです。そして病気の私に、直接市役所まで来て傷病届を書いて事情を話し、春田氏が許可しないと医療券は発行しないと言い張るのです。以上の問題点につき、保護課の責任において、生保受給者に医療機関を選ぶ権利があること、医療券の発行にあたっては医療機関に直接送ることを指導徹底した上、私に速やかに医療券を発行してください。
 春田氏は以前(一〇月一九日)私に対して「キチガイ」扱いする暴言を吐いたため、私たちは長谷川議員を通じて保護課長に申し入れしました。その時長谷川議員に対し、保護課長は「実情に配慮した対応と、担当者の意識の向上に努める」と答えたそうですが、職員全体にも、当事者である春田氏にも何の指導も注意もしなかったのです。その直後にこの事件が起こりました。これは私たちが抗議したことへの春田氏からの報復です。保護課長の責任は重大であります。
 病気のつらさから精神的に追いつめられていた私ですから、春田氏の態度に激しく傷つき、思わず「市役所の春田に殺されたと遺書を書いて死んでやる!」と叫びました。すると春田氏は「ああどうぞ、遺書を書いてくださいよ」と言うではありませんか!
 これは明らかに、精神障害者に対する重大な差別事件であり、障害者への抹殺攻撃に他なりません。障害者は死ねと言うのですか?生保受給者が死ねば市の支出が減ってありがたいとでも言うのですか? 春田氏よ、謝罪してください。あなたはひとりの人間を死に追いやろうとしたのです。
 そもそも、生活保護とは何でしょうか。言うまでもなく、憲法の定める基本的人権である生存権を具体的に保障するための制度です。「権利がほしかったら義務を果たせ」というのが春田氏の口癖ですが、それは逆で、権利を保障するために手続きなどの「義務」があるのです。そして公務員は憲法を遵守する「義務」があるのです。
 こうした人権無視の対応が、精神障害者の心の健康に致命的な影響をもたらすことは言うまでもなく、あまつさえ「死ね」という意味の暴言を吐くとは言語道断であり、絶対に許すことはできません。以上、春田氏と保護課に対し、そして八王子市当局に対し、強く抗議するものであります。
要求項目
一今回の事件は精神障害者に対する差別事件であることを確認し、謝罪すること。
二生活保護受給者には診療機関を選択する権利があることを確認すること。
三医療券の発行にあたって、役所に来る必要はなく、直接医療機関に行けばよいことを確認すること。
四春田氏は本人に直接謝罪すること。
五春田氏にたいし厳正な処分をすること。
六日野市立病院にかかるための医療券の手続きをこの場ですること。
 上記の件について、保護課長名で謝罪文を市報に掲載すること。ただし、私達のプライバシーは守ること。
一九九九年一一月二三日
一一月二四日の八王子市への抗議行動の報告
差別の上塗りをした市当局の開きなおりを絶対に許せません

 本日、午前一〇時過ぎより抗議文及び要求書をもって、八王子市役所保護課へ抗議に行きました。市議会議員の長谷川氏に支援をお願いしてあったので、一緒に保護課の課長に会いましたが、長谷川氏は会議などで多忙と言うことで、一人で抗議することになりました。
 場所は、保護課の裏手にあたる会議スペースで行いました。向こうは西山課長、守田係長、春田氏の三人が出てきました。まず、保護課の西山課長に用意してあった抗議文と要望書を手渡し、話し合いをはじめました。
 西山課長は冒頭から「とにかく誤解を解いて、仲良くやっていきましょう」というばかりで、抗議文に書かれている事実についてきちんと確認するという姿勢に欠けています。こちらとしては、まず、被害事実について確認した上で、加害者である春田氏をただすということが必要であると考えていましたが、課長は「そんなことを言うわけがない。私は春田を信用している。」と言います。
 そこで、フロアーにいるみなさんにもこうした抗議があると言うことを知っていただくことが必要と考え、抗議文を読み上げることにしました。みなさん、いっせいにこちらを向いて何事かと注目しています。
 ひととおり読み上げた上で、ひとつひとつ事実を確認しようとしましたが、課長はとにかく「そういう事実はない。春田がそういっている以上、それはなかった。」の一点張りです。それに対して、こちらとしては、「つまり、精神障害者の訴えは信じられないが、ケースワーカー言うことは信用できると言うことですね。」とただしましたが、課長は「いや、そうはいっていない。」と言い逃れます。しかし、どう考えても、精神障害者の訴えになど貸す耳はないという態度がありありととています。
 そこで、そもそも前回議員を通じて抗議したときに、課長が言っていた「実情に配慮した対応と、担当者の意識の向上に努める」という点について、なんの指導もなされなかったためにこのような事態を招いたのではないかとただしました。
 ところが、課長は「医療券に関する事務は適切に行われていたから指導の必要はなかった。」と言います。
 また、「キチガイ」呼ばわりしたという点については、「バカにするような発言があったという指摘を受けたが、私は春田を信頼しているから、そういうことはなかったと思っている。」というのです。なんと言うことでしょうか、これではなにを抗議しても、まったく聞く耳を持っていないと言うことになるではありませんか。
 ふたたび、「しかし、春田氏が『遺書を書いてくださいよ。』といったのは事実であって、精神障害者に対する差別をむき出しにして、死ねといっているようなものだ。絶対に許せない。」とただしていきましたが、課長はとにかく「そんなこというわけがない。」というばかりです。くわえて、「ケースワーカーはきちんと研修を受けて資格を取ってやっているのだから、そんなことをいうわけがない。」と言うのです。
 逆に言えば、公務員であって資格もある春田氏の言うことは「信用している」が、なんの後ろ盾もない精神障害者の言うことは「信用できない」と言っているのです。この点をただしていくと、「いや、そうはいっていない。大体、あなただって自分が電話した訳じゃなくても奥さんの言っていることを信用しているでしょう。それと同じように、私も春田を信用している。」ととんでもないことを言い出しました。
 これでは全く話になりませんが、こちらの挙げている要求項目について、私たちとしてはあくまでもこれらの点について求めることを主張しましたが、「精神障害者に対する差別などと言う事実がない以上、謝罪もしないし、処分もあり得ない。」と最後まで開き直りました。
 まったくもって、許せない気持でいっぱいです。
 今回の、抗議をとおして、八王子市保護課は差別の上塗りをしました。差別を受け、苦しみ、抗議する精神障害者の主張をまったく聞き入れようとせず、ケースワーカーがそんなことをするわけがないと開き直ったのです。私たちは、このような生活保護行政の在り方そのものを絶対に許せないし、あくまでも謝罪と春田氏への処分を求めていくものです。
 一九九九年一一月二四日
 (文責 進藤元)
投稿の呼びかけ
 一人暮らしをしている仲間から、以下の問題提起がありました。
@一人暮らしの中で食事作りなど家事労働についてどう取り組んでいるか。
A孤独さについてどう耐えているか
B精神病以外の病気になったとき、どのように対処しているか(一人で寝込んでしまったときなど)
 全国には一人暮らしをしている仲間が多いことと思います。この三点に限らず一人暮らしで直面している困難な点、あるいは私はこうしたら解決できた、という例などご投稿いただきたいと存じます。
 このテーマは普遍的な問題ですので、継続して投稿を呼びかけたいと思います。
 お手紙から
  新潟 A
 いつもすてきな新聞を送って下さいまして、ありがとうございます。現在の社会には、いろんなことがあって、多くのストレスがあり、どんな人でも、いろんな面で頭に来ることもあります。でもそうなることが自分だけだなんて、思わないで下さい。誰だって(どんな人だって)なるのですから、元気にこれからも生きてゆきましょうネ。精神病の経験をした方が立ち上がったことはとてもすてきなことなんですから。
 赤堀さんとともに 二題
  愛知 大野萌子
 「変身」「城」「審判」などの作品で知られるフランツ・カフカは現代人の疎外について「すべての事象に空間があり、私はその空間まで到達し得ない」と述べる。
 この疎外感は「精神分裂病者」の特殊な孤独性と解することができる。あるいはパトグラフィ(病跡学)で、カフカを精神分裂病と「診断」する私はそう信じる。
 精神症状で解釈すれば「離人症」(現実感や実在感のない感覚)であるかもしれない。
 いずれにしろ、この感覚が「離人症」であれば絶望的で苦しい。私にも「離人症」はあるが、赤堀さんは私以上にこの「離人症」(離人症でなく離人感)が強いと思われる。
 獄中者と面会者であった時期の赤堀さんと私は「面会が獄中の痛風口」であったが現在はそうではない。
 赤堀さんが獄中から解き放たれたときにみなさんは「よかったねっ」と率直に言ってくれたが、介護者の私は赤堀さんの新たな介護方針で「社会復帰」のお手伝いをすることになって意外な面に苦慮している。
 私は獄中の赤堀さんと至近距離にいたにもかかわらず、以外に実社会では距離がとりにくいし傍らに近づけない。朝リビングでうたた寝をする赤堀さんは、私が起きてくると「おはようございます」とご挨拶がすむとご自分の部屋に戻ってしまわれる。
 元死刑囚の免田さんもホテル以外に宿泊できないと聞くが、これほどまでにご自分の世界で生きておられる。元獄中者との接点の多い私はこうした「人」を避ける感覚によく直面する。これを私は「監獄イズム」と理解する。長い病院生活を強いられると社会との接点をなくして「社会復帰がスムーズにいかないホスピタリズム」に陥るがそれと同様である。
 では私が求められている赤堀さんの理解は何かである。
 獄中三五年の赤堀さんの獄中からまず出発する理解である。これは意外に私の得意とするところで、この謎めいた「獄中の生活感」は意外と「精神病院の閉鎖性」に通じているからである。精神病院の保護室(隔離室といわれる独居房)と同様である。
 では赤堀さんはどんな生活であったか? 周囲の者が接近できにくいのはなぜか?
 赤堀さんは死刑確定囚の時代が長い。来る日も来る日も「いつ死刑執行か?」構える時間との闘いであった。
 看守は死刑執行の先兵でしかない。また監獄は一つの組織で「規律」の厳しさは軍隊そのものである。獄中者は看守の命令下にある。命令は絶対的であり、抵抗は懲罰で「担当抗弁」にあたり、即「独居房にぶち込まれる」ことになる。
 当然看守への警戒心は強い。また「独居」は一人の生活で周囲の「空気」は動かない。赤堀さんには「死刑と看守に対する警戒感」が当然身に付く。監獄といわれる組織の監視は恒常的であるしスキが持てない。そして人を避けるのが習性化して孤立化する。
 総じて言えば獄中は空気が動かないし、人は警戒の対象でしかありえなかったし、常に命令下におかれていた。
 すざまじく警戒的な人との接点の持ち方であり、それが習慣化したのもうなずける。
 こうした赤堀さんに私も「人」であるばかりか、部屋の空気を動かす人間ですらある。
 私は赤堀さんに上からものを言ったことはない。命令も当然ない。しかし、獄中生活が習慣化した人間、赤堀さんには私も「警戒の対象である人間で無意識に避ける習慣」で対応されるが、これは容易に改善しないのが当然である。肌についている感覚である。
 私は赤堀さんが一日でも楽に生きられるように配慮しつつ「合宿」するが、「監獄イズム」が改善するのはいつか? 習性化した人間観はいつ改善するか? 途方もない道を私たちは行く。
 赤堀さんの監獄の後遺症は深い「疎外感」と人を恐れるものとなり、残酷にも無言でそれを私に訴える。
 警察、検察、裁判官など赤堀さんのフレームアップに関わった人間がその残酷さを知るべきである。三五年の長期拘禁者を人は理解できないであろうが・・・・。
 カフカの「すべての事象に空間があり、私はその空間まで到達しえない」は赤堀さんの「内なる告発」である。
 現代人の疎外を語ることはできるが、私はあえて元獄中者の疎外感の深さと異質をここに記す。
一九九八年七月二八日
ーーぼく死にたいよーー
 ある日赤堀さんは「ぼく死にたいよ」ともらされた。
 私は吹っ飛ぶほどの驚きであった「赤堀さん! 世界中の人々が支援してくれたおかげで『解放』されたのよ。死んではいけないわ」と私はうろたえながら言葉をかけた。
 その問題にとらわれていた私はしばらくして「赤堀さん! どうして死にたいのですか?」とたずねた。
 「真犯人が見つからないよ」赤堀さんは絞り出すような声でそう告白した。
 私は赤堀さんの至近距離にいるはずであったが、その距離は途方もないものだったとめまいすら感じていた。
 深い苦悩を私は知るすべもなかった。
 何を言うべきか? どうカウンセリングすべきか?
 わたしはとまどいながら「私は赤堀さんのこと一点の曇りもなく信じていますよ。だけど真犯人は名乗り出てこないでしょうね」。「フレームアップされた那須さんは『真犯人』が名乗りをあげているけど、免田さんも谷口さんも、斉藤さんも犯人は出てきてないですよ」と他の元無実の死刑囚だった人々のことを引き合いに出した。それがいかに空疎なことか充分に分かっていながら・・・。
 「島田の人たちはぼくが犯人だと思っているよ」赤堀さんの解放後に好奇のまなざしで見た島田の人々に心理的に追いつめられているのだ。
 「赤堀さん! 島田事件の被害者の久子さんは殺していない赤堀さんを『犯人』に仕立てて魂が休まるかしら?」私はとんでもないことを赤堀さんに言っていた。
 だから赤堀さんは「真犯人が名乗り出ること」を希望しているのだ。
 不定愁訴が二人を襲い長い時間沈黙を強いた。
 赤堀さんのいやしようのない傷口と流血を知った私はとめどもなく涙を流し続けた。
 そして自らを鼓舞させながら私は口を開いた。
 「赤堀さん! 私はあなたを一点の曇りもなく信じているわ。あなたは男でしょう。男のプライドね。誇りを持つことが大切ですね。あなたは戦争よりも激しい闘いをおやりになったでしょう。戦争は大勢でできるでしょうが、あなたはたった一人獄中で闘ったのでしょう。その誇りが今は一番大切なことなのではないですか?」。
 私は一気にそう言った。
 深く傷ついた心は癒やしようもないが、赤堀さんは静かに笑った。
 「赤堀さん! 誰が何と言おうと自分の好きなことをやって下さいね。いつも獄中から『明るく、楽しく過ごして下さい』とおっしゃって下さいましたね。私は今赤堀さんにそう伝えたいわ」。
 取り返しのつかないフレームアップは痛々しさのみではない。「人間の原罪」、そして「権力犯罪」のどす黒さを私はしっかりと再確認させられていた。
一九九八年一〇月二三日
窓口から
☆冬期カンパニュース購読料お振り込みありがとうございました。
 冬期カンパを一六万八千二一〇円いただきました。
ありがとうございました。ニュース購読料も六人の方が計三万円振り込んで下さいました。
カンパに寄せられた一言から
#『精神医療ユーザーのめざすもの』大変よかったです。
県と市の図書館にも早速リクエストしておきました。
聴覚障害者の方の間でも一般に知られている手話と違って障害者独自の手話があるそうですね。二階建ての福祉の下で独自の文化が築けたらいいですね。
#ごぶさたしております。これからもどうぞよろしくお願いします。よいお年をお迎え下さい。
#また来年もよろしく。ずっと無料で届けてもらえますように。
#カンパとして六千円送ります。山本真理さん元気でお過ごしでしょうか。体調不調と書いてありましたが・・・・・・・。充分健康には注意して活動なさって下さい。寒さが日一日と増して参りました。来年も頑張って下さい。
応援しています。
#ニュースいつもありがとうございます。ニュース購読料兼カンパです。よろしくお願いします。
#カンパです。
#通信費として、来年もよろしくお願いします。
#いつもニュースを送って下さりありがとうございます。わずかですがカンパをお送りします。
#大変でする。カンパです。世の中全て「明日は我が身」です。みんなが少しでも助け合いすれば、世の中少しは明るくなりますよね。頑張って下さい。私たちも頑張ります。では。
#ささやかですがカンパです。
#お世話になりました。これからもよろしくお願いします。また資料がありましたらお知らせ下さい。
#いつも新聞ありがとうございます。たとえどこで生きていても自分らしくありたいと思う。
#九九年末カンパです。遅くなりまして申し訳ありません。暖冬とはいえ寒い中どうぞご自愛下さいますよう。ニュースは組合あてに送っていただいていますので、直接関係はありませんが、自宅の住所が変わりましたのでとりあえず連絡申し上げます。
#購読料九月で切れていること気付かず失礼しました。ご査収下さい。
☆一二月例会
 前回の交流会に参加者三名、例会は参加者がおらず流会となりました。
☆例会日程
 二月二六日(土)夕食を食べながら交流
   二七日(日)会議
 四月二二日(土)夕食を食べながら交流
   二三日(日)会議
 いずれも場所は京都事務所です。ニュースを購読している「精神病」者はどなたでも参加できます。「精神病」者以外は参加できません。介護者の必要な方は介護者は同席できますが、会議への参加発言はできません。参加なさりたい方は私書箱までお手紙下さいませ。
 詳しい場所電話等をお知らせいたします。夕食の準備もありまた担当者の都合で流会となることもありますので、参加なさる方は必ずご連絡の上ご参加下さいませ。よろしくお願いいたします。
☆日本精神神経学会関係
#ヒト受精卵の着床前診断に関する意見
 昨年全国「精神病」者集団が提起した。受精卵の着床前遺伝子診断の件で「ヒト受精卵の着床前診断に関する意見」が日本精神神経学会・研究と人権問題委員会から出されました。「障害者を『生まれてくるべきでなかった』存在といえ偏見を助長することになる」などの理由で、「現時点では、ヒト受精卵の着床前診断を臨床応用するには、社会がこれを受け入れる準備がまだできておらず、なお慎重かつ広範な議論を要するものと考えられる」としています。学会事務局に問い合わせたところ、日本母体保護産科婦人科学会および日本産科婦人科学会(この着床前診断をすすめようとしている学会)には送付していないとのことなので、送付してくれるよう依頼しておきました。
#七月沖縄サミットに伴い懸念される「精神障害者」弾圧について
 七月に沖縄でサミットが開かれますが、こうした大きな国際会議や皇室行事あるいは皇室の移動に伴い、今まで「精神障害者」に対する弾圧が続いています。警察による尾行や張り込みあるいは強制入院などが懸念されます。今まで全国「精神病」者集団では日本精神神経学会に対して、こうした「精神障害者」弾圧しないように都道府県知事や県警本部に申し入れるよう要請してきました。今年は三月教育サミット(東京)、四月環境サミット(大津)、七月には蔵相会議(福岡)、外相会議(宮崎)、沖縄サミットと続きます。全国「精神病」者集団として日本精神神経学会にこの一連のサミットについて「精神障害者」弾圧をしないよう申し入れするよう要請しました。
#五月仙台での学会総会について
 五月一〇日(水)、一一日(木)、一二日(金)の三日間、仙台国際センターにおいて日本精神神経学会総会が開かれます。
 日本精神神経学会は日本最古最大の精神医学関係の学会で、それなりの影響力を持った学会です。全国「精神病」者集団は結成以来、この学会に対し問題提起、監視のために総会に出席してきました。学会は市民患者に開かれた学会、保安処分反対を掲げてきましたが、この間保安処分反対の主張が揺らいでいるようでもあります。こうした基本的な姿勢を守らせていくためにも全国「精神病」者集団は学会闘争を継続したいと考えております。
 仙台の地の仲間、そしてその他の地方の方でも全国「精神病」者集団の学会闘争に参加したい方は詳しい日程プログラム等をお送りいたしますのでご連絡下さい。
 また読者の「精神病」者で、全国「精神病」者集団に対し学会で主張してほしいことがある方は私書箱までお手紙あるいはメールでお知らせ下さい。
☆窓口入手資料
@受精卵着床前診断に関する日本精神神経学会意見書全文
A五月仙台学会総会資料(まだ詳しいプログラムができていませんが、でき次第)
B精神保健福祉法執行のための専門委員会(医療分野)第四、五回議事録
C公衆衛生審議会精神保健福祉部会配布資料
二〇〇〇年一月一一日
内容  「精神病床の新たな機能区分の設定について」のこれまでの議論等について、「平成一二年度」精神保健福祉関係予算案の概要、移送に関するガイドライン(案)、その他移送関係、精神病床の機能分化を推進するための課題(日本医師会常任理事西島栄利)、公衆衛生審議会(二〇〇〇年一月一一日)のための私見(北海道立緑が丘病院伊藤哲寛)、民間警備会社の移送サービス案内ビラ
D公衆衛生審議会精神保健部会配布資料
二〇〇〇年一月一七日
内容  「精神病床の新たな機能区分の設定について」の基本的考え方について(部会長試案)、精神医療審査会審査状況、精神医療審査会運営マニュアルの改定について、精神保健福祉法見直しに際し必要な政省令の項目
E精神保健福祉法施行の政省令(まだ入手しておりませんが、入手次第)
F患者の権利オンブズマン 苦情調査申し立て事件報告書
 福岡県の精神病院を退院した患者からの申し立てで、退院の際、薬の減量をしないでくれと言ったにもかかわらず、薬を減量され、再入院が二回になったという事件。結論としては薬の減量に関し患者の同意はなかったこと、そしてこの減量が不合理であること、病状悪化につながり、再入院長期入院の結果をもたらした可能性があること、再入院を目的として減量の可能性もあるなどを指摘している。
Gイタリア、ピエモント州条例(一部分)
 イタリアは電気ショックの発祥の地ですが、そのイタリアのピエモント州における、子ども老人への電気ショックの禁止および一般的電気ショック療法の制限の条例。
 いずれも私書箱まであるいは電子メールでご請求下さいませ。送付時にコピー代送料実費をご請求いたします。ただし担当者の体調もありますので、お時間をいただく場合もありますことご了承下さいませ。
編集後記
@五月の学会では「人格障害」に関するシンポジウムが開かれます。詳しい内容は不明ですが、シンポジストの内、山上晧と福島章はおそらく違法行為との関連で反社会性人格障害をテーマにするのではないでしょうか?「反社会性人格障害」とはラベリングされた本人には何の利益もなく、隔離と拘禁を合理化するだけのレッテルだと思います。保安処分合理化の中心にある概念ではないでしょうか? いかなるシンポになるか監視が必要です。
@最近電気ショックをすすめられているが、どうだろうか、という相談をよく受けます。たいてい医師は家族に同意をせまっており、本人の同意などはなから無視しています。五月学会では同時に今回初めて有料の「精神医学研修コース」が開かれます。その中の一つに「老年期の難治性うつ病に対するmodified ECT(修正電気ショック)」というテーマがあります。高齢者に対する電気ショックを禁じたイタリアの条例、修正電気ショックもかつての電気ショック同様危険であるという主張もたくさんされています。電気ショックの宣伝がこうした形で行われ、広まっていくこと恐ろしいことだと思います。そもそも学会では一度も電気ショックについて、その是非が討論されたことはないそうです。電気ショック被害者の声を無視したこうした状況に対し何らかの動きが必要だと思います。
@ただいま禁煙に挑戦中。ニコチンを少量ずつ補給するニコチンパッチというのを貼りながら、インターネットの禁煙マラソンに参加しつつ苦闘しています。ニコチンパッチはたしかに強力な武器です。今まで何度も挫折した原因となったニコチンの禁断症状を劇的に軽減してくれます。ただしこれは医師の処分がないと入手できませんが。一日四〇本を煙にしていたので禁煙できれば多額のお金が浮きます。それを楽しみに頑張っています。
@ニュース表紙にありますように、全国「精神病」者集団の会員が私設ホームページを開いています。ニュースの一部も読めます。英文ページもあります。インターネットを使っている方(あまりいらっしゃらないとは思いますが)は一度のぞいてみて下さい。なお窓口係へのメールアドレスも表紙に書きました。資料請求、住所変更、質問、ニュースへのご投稿など、インターネットを使っている方はこちらもご利用下さいませ。


*作成:桐原 尚之
UP: 20101204 REV:
全文掲載  ◇全国「精神病」者集団 
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