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全国「精神病」者集団ニュース 1983.4


last update:20100626

全国「精神病」者集団ニュース 1983年4月

 春の嵐がうなり声をあげて吹きぬけてゆく。
春の嵐と共に雨足が窓をたたきつけてゆく。
もうすぐ本当の春だ。雨にも負けず、風にも負けず、じっと冬の寒さに耐えぬいてきたエネルギーが、一挙に解き放たれ、草木があざやかに萌えはじめ、ふと空をみあげれば、桜が満開であたりはもう春でした。
 保安処分の国会上程を許すのか!監獄二法の強行成立を許すのか。横浜でのような襲撃虐殺を許すのか!警察と一体となった福祉切り捨て、仲間への弾圧を許すのか!
 息づまる斗いの連続は、多くの苦しみや、困難を私達にしいる。
 しかし私達は絶対に負けるわけにはいかないのです。
 獄中30年目突入の赤堀政夫さんの怒りと苦悩に一歩でも二歩でも近づく斗いの着実な積み重ねを!5月18日の赤堀さんの誕生日から5月24日の不当逮捕糾弾の日にかけて、東京高裁、刑事三部鬼塚賢太郎裁判長に対して再審を開始せよ!の署名活動を展開してゆこう。
 超反動中曽根政権のもと強まる軍事大国化憲法改悪。侵略戦争の道と対決し、「農地死守・実力斗争」の基本路線を堅持して斗う三里塚芝山連合空港反対同盟を断固支持し共に斗いぬこう。「一坪再共有化運動」なるものをもって三里塚斗争を屈服・敗北の道に引きずり込む分裂策動徹底弾劾!
侵略戦争にむけた「障害者」差別・抹殺攻撃と徹底して対決し、自己を防衛し、闘いを防衡し、侵略戦争への道を断ちきる歴史的な闘いの爆発を!5・24赤堀さん不当逮捕糾弾斗争にむけて全力で闘いぬこう
各地の便り
ごかい(愛媛)
 「ごかい」という所はどういう所なのでしょう。健常者社会とは異なった社会なのですが、健常者社会で、起った事件が、凝縮された形で出てくることもあります。会員が百名がおれば、そういうこともあるでしょうが、会員が少なければ少ないで、多ければ多いなりでいろいろ問題が出てくるものです。
 例を上げれば、まず、男女問題です。
いま「ごかい」は女性会員の減少に悩んでいます。新しい女性がはいってくると、男たちが我物にせんと集まり、しいては、その女性を去らせてしまうのです。
また、病状が悪化した場合、女性の多くは、社会通念から解き放たれ、開放的な態度をとりがちです。それは一般社会が女性を閉じこめているからそういう現象が生まれるのですが。男性がそれにつけこんでいるのです。
この問題がミィーティングでとり上げられました。
始め、社会通念のごとく、女性からの意見で誘っている女性が悪いということが出たのですが、男女問題の場合、肉体的にし、社会の目からも傷つくのは女性であるという意見が出、男性がその女性の症状なども考えつき合っていくべきであると結論が出ました。
健常者社会には女性差別という、病者差別とは異なった差別があり、それを「ごかい」が打破しないかざり、新しいカップルは生まれないと思います。「ごかい」の差別者・男たちよ。成立しよう。
 また、暴力事件がありました。これは、「ごかい」内部に疎外があるという危険を示したものです。妄想をくすぐり、からかったり、馬鹿にしたりしたため、起こったのです。
これは病者内部での差別があることからきているのです。たとえ、それが妄想だとしてもそれを原因に馬鹿にすることは、病者の人権を踏みにじるものなのです。妄想だと感じたとしても、真向から否定するのではなく、気づかせるようにすべきだと思います。当人は真剣なのですから。
 また、盗難事件もありました。「ごかい」のお金や、テレビが夜中盗まれました。
これはどう見ても内部の犯行で、ほとほと困りはてました。しかし、ミーティングが開かれ、いろいろの議論の結果、盗みたいやつには盗ませろ、甘えたいやつには甘えさせろ。
それだけの寛容さが必要だという結論に達しました。それだけの分を街頭カンパや廃品回収でとりもどせばいいじゃないかと。
 話が変わりますが、「ごかい」では支え切れず、再入院する場合があります。この場合、病院に面会にいき支え合いは続くのですが、面会が断わられることが起こりました。
これに対し「ごかい」では病院側に面会、通信の自由を認めるよう要請文を出しました。
しかし、また面会を断られることが起こり、これに対し、抗議をしに病院にいきました。
始めのころは病院側にやりこめられて帰ってきていたのが、回を重ねるごとに、こちらの意見をいえるようになってきました。
その病院をこちらのものとし、真の開放化、精神病院解体を勝ちとりたいと思います。
棒原病院さくら会(静岡)
 本日の集会におあつまりの皆さん。
私達は棒原からやって来ました。普段は、「友の会」、「さくら会」という私達病者の会と、それに「はぐるま会」という家族会とでそれぞれ活動しております。
 入院者が社会であたりまえに生きれる場を克ち取る為に「はぐるま荘」という共同住居を作って支援していますが、行政はその支金援助をしてくれません。
 又、職場や家庭の中で一人一人の仲間が、差別・偏見の壁をはね返すために共に苦しみを打ち明け励まし合っています。
 そうした時、政府法務省は、刑法を改正して病者をイケニエとした保安処分(治療処分)を法案化しようと強行してきました。この法案が通るということは、私達の日常のくらしがますます苦しくなり、社会の人達と共に暮らせなくさせられていくことでしょう。
断じて認める訳にはいきません。
 又、保安処分によれば、いわゆる「老人性精神病」とか「精神病質」とかがその対象に加えられると聞いておりますが、そうなれば何も私達病者だけの問題にはとどまらず、広く社会の人一般にも適用されていくでしょう。
 保安処分に反対する皆さんの中でも、とりわけ自分自身と心の病について考えている人はどれだけの数でしょうか?
しかし、今度の政府法務省の意図する所によりますと、老人性精神病も対象になっています。だからもし仮にこの法律が出来あがると、今すぐの問題でなくとも、遠くの将来、やっと人生を全うしようとする頃、思いがけない所を淋しい余生を過ごすことになりかねません。
 また私達が戦前の治安維持法を考える時、国家権力に反する者を社会から隔離し抹殺しようとした事態を、保安処分にかこつけて果そうとしている様子がうかがえます。
日本が戦争への道にあることも見えてきます。
又、島田事件の赤堀政夫さんは、精神病のレッテルをはられ、社会から排除されて各地を点々と歩き続けている時に、無実の罪をきせられました。
彼は人々から差別され、無用とされ、国家権力のもとで保安処分されたも同然です。
これが許せますか。
私達が断固として保安処分に反対する理由がここにもあります。この世の中に第二・第三の赤堀さんを造ってはいけません。
 こんな法律を作ることより、病者ひとりひとりの命が重じられ、社会の中で受け入れられていくことが大切です。
私達は、保安処分反対!生きて赤堀さんを奪い返し、「はぐるま荘」を始めとした病者の生きる場を断固死守する為に斗っています。
3月18日の百人委主催の全国集会での決意
表明より
各地の便り
。静岡棒原総合病院
  さくら会だより 83年2月3日号
。弘前Sさんを支援する会
  緑ヶ丘通信 No15
。福岡わらびの会ニュースNo26
わらび通信2月号
。福岡グループ西遊記発行
  けんぶんろく58号
以上が事務局に届いています。
カンパのお願い
 皆さん方、御存知のごとく、最近足早に、我々「病者」・「障害者」の生死に関わる諸問題が増大し、我々「病者」「障害者」の傘の上に重くのしかかって来ています。
 この為、全国「精神病」者集団では多大な諸問題に取り組むために、日々全国各地の仲間との情報交換の為の郵送費・電話費・交通費等や事務局運営の為の諸経費増大により全国「精神病」者集団としては多大な出血で現在事務局会計は赤字状態に入っております。
 全国各地の「病者」・「障害者」の皆さん、我々「病者」「障害者」と共に斗ってくれている「健常者」の方々、全国「精神病」者集団と共に歩んでくれる全ての方に声高らかに緊急なる特別カンパを全国「精神病」者集団事務局の方へお送りいただくよう訴えます、
送り先
郵便振替 名古屋一九ー七〇四八八
      大野 萠子 宛
事務局からの報告
┝☆横浜の「日雇労働者」襲撃・虐殺事件について、神奈川Sさんより「次は病者だ。障害者だ。「病」者集団として態度表明しないのか」という提起がありました。
「病」者集団で検討の上、できるだけ早く声明文をだしてゆきたいと思います。
┝☆3月10日、全国青い芝総連合より 保安処分・優生保護法について「病」者集団の見解と共斗の申し入れがありました。
事務局から「絆7号」(保安処分特集)・4・24保安処分シンポジウム、11・13第4回全国集会基調を青い芝の会に謹呈し、できるかぎり討論の場を設定してゆくことがきまりました。
┝☆6月10日?12日、北海道札幌市で開かれる日本精神神経学会について、「病」者集団で学会斗争実行委員会をつくり、とりあえず交通費カンパ要請して 学会交通費を捻出することを考えています。是非協力を!
事務局からは3名を派遣する予定です。
┝☆3月18日、京都で刑法ー保安処分・拘禁2法の集会がありました。「病」者集団からU氏が講演、300名結集・カンパ¥25,000集まりました。
┝☆12・5名古屋パネル粉砕行動その後
        最近の事実経過
・3月2日 日弁連会長・副会長が名古屋地検に対して捜査協力を決定。地検への提出物は。
@12・6名古屋パネルに関する
・最終報告書
A写真(12・5パネル会場のもの)
B12・5名古屋パネルに要した賃用
C「被害額」は中小企業センター(会場)に聞いてほしいと回答
3月10日 全国弁護士会会長・副会長会議で、12・5パネルについて告訴するかどうか討論・告訴はしないことに決定。
 しかし、名古屋地検は、日弁連の捜査協力を得て、事後弾圧のために動いています。
この名古屋弁護士会の捜査協力につづいて、日弁連も捜査協力をしたことについて、私達は怒りをおさえることができません。
こうした行為は、刑法改悪阻止を斗う戦線に権力の介入と破壊を、自ら要請したものであり、刑法改悪阻止斗争への極めて悪質な敵対であると言わねばなりません。弁護士として当然の原則である「被疑者の人権擁護」の立場をあっさりと放棄し、権力に加担したことは、弁護士の立場を自ら根本的に否定することに他なりません。
私達はこの日弁連に徹底した抗議文の集中を要請します。
地域活動報告
T・H(三重)
 3・6赤堀さんを奪い返そう全国総決起集会は、経済的理由により残念ながら参加を断念せざるをえませんでした。しかし、この日ちょうど三重県で三里塚の集会が開かれたのでそれに参加し、赤堀さんの事をアピールしました。島田事件の説明をすると共に、赤堀さんの無実は明確になっており赤堀斗争に支援共斗してくれるよう訴えました。参加者の反応も上々で、三重県における赤堀斗争も着実に前進しています。
 学校(定時制高校)の方は、先生とも相談した結果、四月からの復学は断念しました。
それは病状との関係が一番大きいです。年間三ヵ月以上休めば留学です。過去の体験から病状の悪化で年間三ヵ月以上休む事は確実だからです。しかし、一ヵ月に一日ぐらいは学校へ顔をだして、学校との関係はつないでいきたいと思っています。この一年間も休学しながらも時々学校へ顔をだして、先生に赤堀斗争のオルグ等をしてきました。学校との縁はきらないでおこうと思います。
 三月二十五日は、津で「拘禁二法」について考える市民集会が開かれたのでそれに参加しました。拘禁二法反対にむけて記録映画の上映や弁護士の講演が行なわれました。
虹の会(大阪)
○大阪赤堀さんと共に斗う会の例会で毎回赤堀さんに寄せ書きしています。赤堀さんからは、名古屋支援をたのむと頼まれています。
なんとか大阪赤堀さんの力をつけて、名古屋支援を完全にできるようにしてゆきたい。
又、5・24不当逮捕29周年弾劾・赤堀氏奪還にむけて斗いを強化してゆきたい。
☆七山病院の強制収容所化を許すな!ということで、3月12日、大阪府衛生部公衆衛生課、矢内課長を追求し、以下の回答をさせました。
最初は居直り続けていた矢内課長も「七山病院を告発する会」の追求の前に次のような回答をせざるを得ないところまで追いつめました。
@入院患者600名に対して常勤医師だった2名で病院といえるのか。
ー回答ー患者を減らすよう指導する
A医師不足の中で、患者600名を薬づけにしている。この一年あまりで40名近くの患者が死んでいる(殺された)。これを許すというのか
ー徹底的に調べる
B入院患者が作業という形で働いて得た金を病院が横どりしている。患者が働いて得た金は患者のものだ。
前回大阪府は「病気をなおすための作業であって、金を得るための労働ではないから収益は必ずしも患者のものとはならない」と回答した。
ー収益は基本的に患者のもの
C患者からの預 (2億円)についた利息を病院がとりあげている
(府は前回「不正の事実はない」との回答をした)
ー利子は原則的にも患者のもの。利子を病院の会計にふれるのはおかしい。
 個別に貯金通帳をつくるよう指導する。
残念ながら時間の関係で面会・患 会活動等については追求できませんでしたが、再度、府を追求してゆきたい。
又、回答がペテンに終らないよう徹底的に追求してゆくつもりです。
☆3月27日、一坪再共有化運動弾劾!同盟の分裂策動許すな!農地死守・実力斗争の基本路線を守り、4月北原事務局長の成田市議選勝利、二期阻止・空港廃港にむけて斗いぬく反対同盟と連帯し三里塚斗争を斗いぬく。
赤堀さんと共に
☆赤堀さんの近況
 昨年来 体の不調を訴えていた赤堀さんも二月下旬から少しずつ元気になっているようです。赤堀さんからの手紙でも吃音はよくなっている。しかし不眠や体の痛みはまだあり安心はできません。
また入れ歯があわず、ごはんも汁をかけてのみ込むなどして食欲もすすみません。劣悪な獄中医療下で、赤堀さんの健康が心配されます。
私達は仙台の赤堀さんに思いをはせ「赤堀さんを殺して私達にあすはない」のことばをかみしめ、赤堀さんと共に歩んでいきたいと思います。
5・24不当逮捕29周年弾劾!
 5月24日で、赤堀さんは不当逮捕されて29周年になります。また赤堀さんは25才で不当逮捕されてから5月18日で54才の誕生日を迎えます。無実の人間が29年間も拘置され、日々死刑執行の恐怖と斗っているのです。
 裁判の状況も、昨年裁判長小松正富が何の決定も下さないまま逃亡して鬼塚賢太郎にかわりましたが、検察側は抗告棄却ー死刑執行策動を強めています。こんな不当が事が許されるのでしょうか。
このような状況のもと、赤堀さんは昨年来、体の不調を訴えるなど深刻な状況にあります。
この赤堀さんの誕生日と憎むべき不当逮捕29周年の日を迎えるにあたって私達は、赤堀さんを何が難でも生きて奪い返す決意を新たにしています。
財田川・免田・松山事件とあいついで無実の「死刑囚」に対する再審開始決定が出されるなか、私達も赤堀さんの再審ー無実をかちとる為、全力で斗いぬかねばなりません。
この決定的時機にあたり、今こそ赤堀さんとの日常的交流=文通・面会・激励活動を更に一層強化し、裁判長宛の「再審を開始せよ」法相宛の「死刑執行をするな」、宮刑宛の「獄中弾圧をやめよ」の抗議・要請活動に全力でとりくもう!
獄中の赤堀さんと共に連帯して斗おう!
◎赤堀さんと文通・面会をしよう!
〈激励先〉
 仙台市古城二丁目二ー一
  無実の「死刑囚」
   赤堀政夫   宛
文通する場合は返信用切手を同封して下さい。
初めて面会する場合は当局の不当な制限に
より、事前に2〜3回の手紙のやりとりが
必要です
◎高裁・法相・宮刑に抗議・要請を!
〈再審を開始せよ〉
東京都千代田区霞ヶ関一ー一ー一
東京高裁裁判所 刑事第三部
 裁判長 鬼塚 賢太郎 宛
(同封の要望書への御協力をお願いします)
〈死刑執行をするな〉
東京都千代田区霞ヶ関一ー一ー一
  法務省
   法務大臣 奏 野 章 宛
〈獄中弾圧をやめよ〉
仙台市古城二ー二ー一
  仙台置支所
  支所長 高橋 勉 宛
拘禁二法について
 刑事施設法案と留置施設法案は昨年4月28日 国会上程され、現国会で継続審議になっています。そして4月末からは法務委員会、地方行政委員会の審議が開始され、強行成立が行なわれようとしています。
 この中で拘禁二法に「反対」の立場を表明してきた日弁連は「獄中者に人権なし」という主張の前に屈服し、獄中の「病者」「障害者」の虐殺を追認し、代用監獄と弁護士接見の問題にきりちぢめ、受刑者や、死刑確定囚の人権を法務省との意見交換会の中で取り引きにつかおうとしている。
 2月24日の第1回意見交換会を皮切りに、3月15日、3月30日、4月27日と意見交換会を積み重ね、法務省の「国民の意見を聞いた」ということを追認し、強行成立に手を貸そうとしている日弁連を絶対に許すことはできない。
赤堀さんの処遇を「既決囚」なみにし、文通面会に制限を加え、再審斗争をあきらめさせようとする攻撃を許すな!
又、拷問と強制自白とデッチ上げの温床である代用監獄の存続を許してはならない。
監獄法改悪を許さない全国集会を全力で斗い抜こう。
4・17刑事施設法・留置施設法国会成立阻止
          全国総決起集会へ
    4月17日 (日) 午後一時
    全水道館(水道橋)
    主催 監獄法改悪を許さない全国連絡会議
4・27第4回意見交換会粉砕斗争
  場所 日比谷公園霞門
  時間 午前9時
  呼びかけ 監獄法改悪を許さない
          全国連絡会議
出獄者の報告
○○拘置所
 靴・ズボン・上着・くつ下・バンド・全て証拠品として押収され、警察にあったボロボロの服を借り、すり切れたゴムぞうりのまま
○○拘置所に送られる。
年もおしせまり、雪が舞い散る厳寒の時であった。
二ヵ月位は調子もよかったが寒さと緊張状態のため急性腸炎になる。同時にこの頃から幻聴がきこえてくる。
又、心臓が突き刺すように痛いことも含めて保健助手に訴える。
急性腸炎につけては「「病舎」に移監して、食事療法をやる。しかしこの間の心臓が痛いことについては、強烈な安定剤を投与され、一日中、頭がぼんやりし、半眠状態が続き、しばらくは薬を飲むこともやめ、トイレにすてる。保健助手の対応は一環して、「咋病」の対応。あまりの強烈な安定剤のためなにもできず、恐怖感にさいなまれる。
急性腸炎の「治療」のため「病舎」に移った時は、ガラス張りの部屋、あたたかい日射しの中で、逆に幻覚、妄想が活発になり、「殺される」という恐怖を抱きつづけ、アウシュヴッツの看守が、今にもガス室にむかえにくるような危機感がしばらく続いた。
救援が事態の緊急性を察知し、保釈で獄外にでる。
獄中医療のデタラメさと、拘禁そのものが病状をより悪化させる。獄外に出す以外に病状はよくならないことを痛感。
獄中医療の恐るべき内容のうえに、強制医療を規定している刑事施設法、「自傷・他害のおそれ」に妨声具・手錠・鎮静衣・拘束ベットの使用を規定している留置施設法絶対成立阻止!
 事務局は権力の不当弾圧下にあります。
毎日届けられる手紙や電話は、又事務局体制の不十分さにより、即対応できません。
連絡が遅れたり(2ヶ月位)、又、電話による問い合わせや、依頼にも応じることは不可能な状態です。(一日に二十回もの問い合わせや依頼の電話があります。)
今この決定的な局面で皆さんにこのようなことをお知らせするのは、病状に配慮し、事務局体制を軸にした「病」者集団の運動の灯を決してたやさないためです。
何とぞ事務局のお願いに対して皆様の理解ある配慮をよろしくお願いします。
刑法改悪-保安処分新設阻止にむけて
 法務省は今国会での上程をあきらめたわけではない。それどころか具体的に法案作成の完成過程に入っている事実を直視しなければなりません。
新聞報道に一喜一憂することなく、法務省があくまで今国会の上程を狙っていること、そしてこの4日・5月こそ全力をあげた斗いを展開していかなければなりません。
4・20意見交換会粉砕斗争
  日時 4月20日(水) 午前9時
  場所 日比谷公園霞門集合
  呼びかけ 刑法改悪ー保安処分を許さない
          5者実行委員会
赤堀さんの手紙
 赤堀さんその後いかがお過ごしですか。
名古屋は満開の桜の花も散りはじめ、毎日あ
たたかい日が続いています。
仙台の獄中にももう春はきましたか!
東京高裁に再審開始せよの集中署名活動を全
力でやっています。
多くの課題が山積みになり忙しい毎日ですが
絶対に赤堀さんの再審をかちとるためがんば
ります。
そして名古屋の事務局への支援をきっちりと
やってゆきます。
5月24日の不当逮捕の日を又むかえますが元
気で頑張りぬいてください。
      名古屋市南区呼続町七ー七六
           「病」者集団事務局より


*作成:桐原 尚之
UP: 20100626 REV:
全文掲載  ◇全国「精神病」者集団 
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