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福祉社会学会・2006

福祉社会学会
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/

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last update: 20190511

◆2006/06/24(土)〜25(日)
 福祉社会学会第4回大会 於:大阪市立大学
 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/taikai.html
 *立命館大学大学院先端総合学術研究科関連
25(日)午前 0920〜
 第3分科会報告
 小林勇人「福祉大改革後のワークフェア――ニューヨーク氏の事例をもとに」
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/kh01.htm
 第4分科会司会 天田城介

2006/01/23 福祉社会学会Newsletter 第8号
2006/05/22 福祉社会学会Newsletter 号外
2006/05/31 福祉社会学会Newsletter 号外
2006/06/26 福祉社会学会Newsletter 号外
 ……
2006/12/28 福祉社会学会Newsletter 号外


 
 
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                             06.01.23
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  ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 第 8 号 ■■■
     Japan Welfare Sociology Association Newsletter No.8
                 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws
                 E-mail: ws@univcoop.or.jp
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           ***** INDEX *****

■大会関係
【第4回大会】 第4回大会は,2006年6月24日(土),25日(日)に大阪市立大学
にて開催される予定です.
【テーマセッションと自由報告の募集日程】
■テーマセッションのテーマとコーディネーターの募集…2006/2/12締切
■研究会(第8回)のご案内
■理事会報告…2005年12月23日(金)に第2回理事会が開催されました.
■会員の異動(新入会員の紹介など)
■05年度・学会費お振込みのお願い(未納者)
■誰が会員か知るためには
■他研究会のご案内

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■大会関係
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 第4回大会は,06年6月24日(土),25日(日)に大阪市立大学にて開催され
ます.

【研究委員会からのお知らせ】
●第4回大会について
▼1. 日程:2006年6月24日(土)・25日(日) 
  会場:大阪市立大学(JR阪和線杉本町駅下車10分・新大阪から約1時
間・天王寺駅から約20分)

▼2.シンポジウムの紹介 6月25日(日) 午後
★「福祉社会の基盤を問う:ソーシャル・キャピタルとソーシャル・サポー
ト」

★部会構成
○コーディネーター・司会:三重野卓(山梨大学)・田渕六郎(名古屋大学)
○報告者:
1.田中敬文(東京学芸大学)「ソーシャル・キャピタルとNPO・ボランティ
ア」
2.藤澤由和(新潟医療福祉大学)「ソーシャル・キャピタルと健康」
3.稲葉昭英(首都大学東京)「ソーシャル・サポート研究から何が言えるの
か」
(以上、全て仮題)
○指定討論者:岩間暁子(和光大学)・平野隆之(日本福祉大学)

★趣旨:近年、社会学や公共政策論の分野において、社会の統合や人々の関係
性について新たな関心が持たれている。例えば、共生、社会的包摂、社会的凝
集性、ネットワークなどさまざまな概念をめぐる議論が活発化しているが、本
シンポジウムでは、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)、およびソー
シャル・サポートに焦点を合わせ、それらの考え方の共通性と差異について明
らかにする。そのうえで、少子高齢化などによって社会の持続可能性が揺らぐ
状況のなかで、これからの「福祉社会」の基盤を何に求めればよいのか、検討
を加え、今後の福祉社会学の可能性を論じることにしたい。

▼3.パネル・ディスカッションの紹介 6月24日(土) 午後
★「大阪におけるホームレスとソーシャル・インクルージョン」

★趣旨:景気の拡大によっても、ホームレス状態になる人は依然として増加し
ており、その社会的支援が課題となっている。周知のように、大阪の西成では
そうした問題が先鋭化しており、また、ホームレス状態にある人を社会的に包
摂する取り組みも様々な形で行われている。そこで、本パネルディスカッショ
ンでは、大阪の西成地区などに焦点を当て、その地域で人々がホームレス状態
になる過程を捉え、それに対する社会的包摂の取り組みをマクロとミクロの視
点からみることにしたい。マクロ的な取り組みとしては、大阪市によるホーム
レスの人に対する行政施策を取り上げ、ミクロ的な取り組みとしては、民間救
護施設によるホームレス状態脱却のための自立支援を取り上げる。
★ パネリストとしては、妻木進吾氏(大阪市立大学大学院)、嵯峨嘉子氏
(大阪府立大学)、大阪市の民間救護施設職員の三名を予定している。妻木氏
は、ホームレス状態になる人を作り出すメカニズムを社会学的に解明する。嵯
峨氏は、大阪市のホームレス対策にかかわる公的扶助行政の現状と課題を社会
福祉の領域から明らかにする。救護施設の職員の方には、施設が行っている
ホームレスの方々に対するアパート確保までの支援とその後のアフターフォ
ローの実態と課題を実践論的に究明していただく予定である。(コーディネー
ター:鎮目真人・同志社女子大)

▼4.報告関連情報とスケジュール
●A テーマセッションの公募:2月12日(日)締め切りでテーマを公募しま
す.2月学会ニュースにて報告者募集,3月20日(月)報告申し込み締め切りと
なります.(テーマ公募の詳細は下記の別欄をお読みください)
●B 自由報告の申し込み:2月学会ニュースにて詳細説明・正式募集いたし
ますが,今年度は,申込書の提出締め切りが3月20日(月),大会予稿集の原
稿の提出締め切りが5月8日(月)となります.
 なお,申し込みは電子メールのみの受け付けとなりますのであらかじめご了
解ください.

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■テーマセッションのテーマとコーディネーターの募集
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 昨年に続き、本年もテーマ・セッションを公募します.一般性の高いテーマ
を扱うシンポジウムとは違い,福祉社会学における特定のテーマを多様な角度
から検討するテーマ・セッションのテーマとコーディネーターを下記の要領で
募集します.
 なお,大会は2006年6月24日(土)・25日(日),大阪市立大学にて開催さ
れます.テーマセッションは24日午後もしくは25日午前の配置となりますが,
部会編成の都合上,日程の希望には応じかねますのでご了解ください.

@テーマセッションは,今号ニュースでテーマとコーディネーターを募集し,
採択されたテーマについて2月中旬発行の次号ニュースで報告者を募集し,
コーディネーターの調整によって報告者を決定して設置されるものです.調整
の結果不採択となった場合や,部会が成立しなかった場合も,報告希望者は大
会の他の自由報告部会で報告していただくことができます.

Aコーディネーターには,報告者・報告順の決定にくわえ,当日の司会を行
なっていただきます.テーマ採択の決定,報告者の募集などについて2月半ば
にお知らせします.自由報告とテーマセッション報告の要旨の最終締めきりは
共に3月20日です.

Bコーディネーター希望の方は,下記の事項を電子メールで,2006年2月12日
(日)までに,担当研究委員・中田知生(北星学園大)まで通知してくださ
い.

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●テーマセッション・コーディネーターの申込み事項
 ◆ 氏   名
 ◆ 所   属
 ◆ 連 絡 先 (住所・電話番号・電子メールアドレス)
 ◆ テ ー マ (そのまま部会名となります)
◆ 部 会 趣 旨 (800字程度.採択された場合は,そのまま次号ニュー
スに報告者募集用原稿としてそのまま掲載されます.)

  電子メールあて先:担当研究委員・中田知生(北星学園大)      
            tnakata@hokusei.ac.jp

**********************************************************************
 ※なお,テーマセッション申し込みには受理通知を電子メールで返信します
ので,2月15日までに返信がない場合は,中田知生(北星学園大)
tnakata@hokusei.ac.jp  または, Tel.011-891-2751-1404(ダイヤルイン)
Fax.011-894-3690まで連絡ください.

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■研究会(第8回)のご案内
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下記要領にて、第8回研究会が開催されますので、ふるってご参加ください。

●福祉社会学会第8回研究会
科研費プロジェクト「日本型社会福祉システムの確立・変容過程の実証的研究
――国際比較の視点から」公開研究会(シンポジウム)

●概要
日時:2006年2月19日(日) 13:30−18:00
場所:関西大学百周年記念会館 第1特別会議室
  (阪急電車 千里線 関大前駅 南口の東側に出て正面の大学門から入り
階段と坂を登りきった右側の建物の地下。↓URLの図のEというマーク)
http://www.kansai-u.ac.jp/Guide-j/mapsenri.html
テーマ:「社会福祉の国際比較研究の可能性」

●日程
13:30 あいさつ 司会:平岡公一(お茶の水女子大)
13:40 「国際比較研究における社会福祉学視点の意義」杉野昭博(関西大
学)
14:00 「こども家庭福祉の国際比較に向けて」 所道彦(大阪市立大)
14:40 「自治体福祉行政の国際比較に向けて」 吉原雅昭(大阪府立大)
15:20 休憩
15:40 コメント 武川正吾(東京大学)
16:00 コメント 埋橋孝文(同志社大学)
16:20 質疑
17:30 終了 

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■理事会報告
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■福祉社会学会・2005年度第2回理事会議事録
日時:2005年12月23日(金)午後14時〜17時30分
場所:上智大学・社会学科会議室
出席者:14名

▼議事録
★1.委員会関係
@研究委員会
武川委員長より,研究会の実施状況・今後の予定、研究方法のセミナー開催企
画、また、大会に関して、自由報告申込み要領、シンポジウムの準備状況が報
告された。
A編集委員会
平岡委員長より,『福祉社会学研究』第3号の編集・刊行準備状況について報
告がなされた。自由投稿論文の投稿状況は昨年並みであるが、投稿増加の働き
かけ方法について協議し、来年度前期のニュース広報などを促進することとし
た。

★2.大会関係
@06年度・第4回大会準備状況について
a.要田理事・杉野理事から準備状況について報告がなされ、必要事項について
協議した。
開催場所:6月24日(土)・25日(日) 大阪市立大学1号館
時間割については、自由報告申込み数を受けて、最終確定する。
大会参加費・懇親会費について、一般・院生の設定、事前割引について検討し
た。
b. シンポジウムについて、三重野理事から準備状況について、部会構成のメ
ンバー確定報告があった。テーマは、「福祉社会の基盤を問い直す:ソーシャ
ル・キャピタルとソーシャル・サポート」である。
c.パネルディスカッションについて、鎮目理事を中心に検討・準備をしてい
る。
A07年度・第5回大会開催校について
 第5回大会については,直井理事に東京学芸大学での開催可能性について検
討をお願いしていたが、開催可能である旨、報告があった。第5回大会開催を
東京学芸大学にご依頼することとし、6月の総会にて確定することとする。
B05年度・第4回大会決算報告
a.北星学園大学からの決算結果につき、庶務理事より報告がなされ、承認さ
れた。
b.シンポジウムなどでの非会員の交通費などの予算管轄について検討し、そ
の性格に鑑みて、事務局予算・開催校予算のどちらか妥当なほうの支出とする
ことになった。

★3.庶務関係
@幹事会報告・・10月4日に開催され、理事会提案事項について協議した。
A会則・役員選出規定の一部変更について
 幹事会からの提案を受け、第2期以降の執行体制の安定化・活発化のため、
理事会の定数構成・役割分担、会長経験者の位置づけについて議論をおこなっ
た。このうち、理事内の役割分担の明記、顧問の新設について承認され、これ
に関連する会則・役員選出規定の一部変更について総会に諮ることとする。ま
た、他の事項については次期理事会に申し送り、実務状況にあわせて検討して
いただくこととする。
B旅費規程の準用について
 理事会・委員会出席に関する航空機利用の支払い可能地域を実態にあわせて
準用する。なお、規程の修正は、次期以降の事務局所在地の移動も考慮した文
案にしたうえで、今後理事会に提案する。
C大学生協・学会支援センターとの業務委託契約について
すでに業務そのものは5月より委託しているが、契約書の諸事項について確
認・検討し、了承された。委託時点にさかのぼって、本契約を締結することと
する。なお、主要な確認事項は以下の通りである。
a.契約期間は1年ごととし、以後、単年度ごとに更新を検討する。
b.学会支援センターでの預かり金制度は当面採用せず、1か月ごとに請求代金
を事務局からセンターに支払うこととする。
c.個人情報保護については,学会支援センターと必要作業の再委託業者との間
においても遵守する旨の契約を結んでいただく。
D学会誌配布方法について
経費削減の観点から、学会誌配布は第4種郵便物(学術刊行物)の承認を取っ
て郵送でおこなうことが了承された。なお、申請時期の関係から、第4種郵便
物扱いは第4号(2007年配布)からとなる見込みであり、第3号(2006年)に
ついては,経費削減の観点からメール便の採用を予定する。なお、その際、配
布前後に電子メールで会員に発送をお知らせし、受領に遺漏のないようにする
こととする。
Eその他 庶務理事より会費納入状況について報告があった。1月に未納者に
督促を行う。

4.会員の異動・・新規入会者などについて承認された(別項参照)。

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■会員の異動
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●新入会員・・第2回理事会で,以下の方々の入会が承認されました.
 稲葉昭英(東京都立大学)    李 義昭(追手門学院大学)
 高田 洋(札幌学院大学)    高木寛之(東洋大学)
 二宮雅也(上智大学)      山井理恵(明星大学)
 藤田摩理子(九州大学)  所 道彦(大阪市立大学)
 廣野俊輔(同志社大学)     岩間暁子(和光大学)

●退会 白崎俊一郎 八木正

●ご逝去 田中覚秀

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■05年度・学会費お振込みのお願い(未納者)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 12月末時点で,2005年度までの学会費のお振込みがまだの会員の方々に, 大
学生協・学会支援センターより, ご案内をさしあげております.学会運営なら
びに会計の安定化のため, ご配慮いただきたく, お振込みのほど, どうぞよろ
しくお願いいたします(庶務理事).

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■誰が会員か知るためには
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
福祉社会学会の会員は現在380名強です.福祉社会学会ではまだ冊子体の名簿
がありませんが,誰が会員かを知るためには,以下のホームページを利用する
ことができます.

 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/gatex/gatex.cgi

 [略]

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■他研究会のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 立教大学社会福祉研究所より,以下の研究会のご案内がきておりますので,
ご紹介いたします.
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●立教大学社会福祉研究所では、各国で若者たちの悩みが深まる今日の状況を
ふまえ、次のような公開講演会を企画しております。ふるってご参加くださ
い。

テーマ:韓国社会における学校化と苦悩する若者たち
        ――不登校者支援活動の10年――

講師 :趙 惠貞(チョウ・ヘジョン)
    延世大学社会学科教授(文化社会学・文化人類学)
    ソウル市立青少年職業体験センター(延世大学委託運営)所長

日時 :2006年2月1日(水)18:00〜20:00
会場 :立教大学(池袋キャンパス)10号館1F・X104教室
講演は韓国語・通訳あり/参加費不要・申し込み不要

問い合わせ先:立教大学社会福祉研究所事務局
       TEL 03-3985-2663
       e-mail:r-fukushi@grp.rikkyo.ne.jp
HP:http://www.rikkyo.ne.jp/grp/r-fukushi/

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【発行・編集】
福祉福祉学会事務局


 
 
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
     Japan Welfare Sociology Association Newsletter
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                 E-mail: ws@univcoop.or.jp
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●号外内容
 ■1.福祉社会学会・第4回大会日程の概要
 ■2.福祉社会学会・研究会(第12回)[5月27日(土)]のご案内
 ■3.学会誌『福祉社会学研究』第4号投稿について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1.福祉社会学会・第4回大会日程の概要
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第4回大会は6月24日(土)・25日(日)、大阪市立大学にて開催
されます。大会日程の概要が確定しましたので、お知らせいたします。詳
細については、まもなく開催校よりご送付します大会プログラムをご覧く
ださい。
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第1日(6月24日(土))
 10:00〜12:00  *理事会
 12:00〜    *受付開始
 13:00〜13:40 *基調講演
         「福祉社会研究の3つのレベルーマクロ,メゾ,ミクロ」
山手 茂(新潟医療福祉大学)
 14:00〜17:40 *パネル・ディスカッション
         「大阪におけるホームレスと
            ソーシャル・インクルージョン」
         *テーマ・セッション
         「福祉社会学における計量的方法」
         *自由報告・第1部会
 18:00〜20:00  *懇親会

第2日(6月25日(日))
9:25〜12:20 *自由報告・第2部会、第3部会、第4部会
 13:00〜13:50  *総会
 14:00〜17:30 *シンポジウム
         「福祉社会の基盤を問う
          ーソーシャル・キャピタルとソーシャル・サポート」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2.福祉社会学会・研究会(第12回)のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 下記要領にて、5月27日、第12回研究会を開催いたしますので、ふる
ってご参加ください。
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【第12回研究会】
◆『地域レベルのガバナンス:札幌市における街づくりの実践から』

●共催:北海道地域福祉学会、北星学園大学社会福祉学部福祉計画学科
●開催日:2006年5月27日(土) 13:30〜17:00
●場所:北星学園大学・第二研究室棟・地下一階第一会議室

●内容:
 今日、地域に対して、さまざまなサーヴィス供給主体の多様化や増加が起
こってきたことは事実であろう。このような局面において、それらを管理し整
理する役割は、政府の排他的な役割というより政府やその他の組織の協働とし
て行われるべきであると考えられるようになった。これがいわゆる「ガバナン
ス」概念の登場の背景である。
 昨年、福祉社会学会第三回大会において、「ソーシャルガバナンスの可能
性」と題したシンポジウムが開かれた。そこでは、3名の異なる分野の登壇者
から、理論的な側面からのガバナンスについて語られた。
 札幌市においては、現在、「市民自治推進プラン」に基づき、市民が主体と
なってさまざまな施策立案やその実践に参画できるようになるための土台つく
りが「市民まちづくり局地域振興部区政課」を中心として行われている。今回
のミニ・シンポジウムにおいては、これらの市民による街づくりの実践から、
ローカルガバナンスの可能性について考え、また、コミュニティ再生やガバナ
ンス理論の更なる理論化について論じる。


13:30〜  ご挨拶  
13:35〜  ガバナンス概念の整理とシンポジウムの趣旨について
           北星学園大学社会福祉学部専任講師 木下武徳  
13:50〜    市民自治のルールづくり〜札幌市の場合〜     
           札幌市市民まちづくり局
            区政課市民自治担当・課長 川畑 恵
15:05     《コメント1》日本社会福祉大学教授 野口定久
       《コメント2》北星学園大学専任講師 木下武徳
16:05〜  コメントへの回答・質疑応答 
17:30〜    懇親会(場所は追ってご連絡します)

       司会 北星学園大学社会福祉学部教授 杉岡直人


 ご出席ご希望の方(特に、懇親会へ)は、ご面倒でも、北星学園大学 中田
知生(tnakata@hokusei.ac.jp)まで、事前にお知らせいただければ幸いで
す。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3.学会誌『福祉社会学研究』第4号投稿募集について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『福祉社会学研究』第4号の投稿締め切りは、下記要領のように、
9月7日(必着)を予定しています。応募詳細については、追って発行い
たします学会誌第3号末尾、また、6月末以降(大会終了後)の本会ホー
ムページにて、最終的にご確認ください。

●また、投稿するためには本会会員である必要があり、そのためには6月
大会時開催の理事会で入会承認をされる必要があります。会員のお近くで、
投稿を検討されている非会員の方がおられましたら、本会ホームページの
入会申込み方法をご確認のうえ、5月末から6月上旬を目処に学会事務局
まで申込書をご送付いただきますよう、お知らせいただければ幸いです。

*********************************************************************
●『福祉社会学研究』第4号の原稿募集について
 標記の件について,以下の要領で,自由投稿論文を募集します.

1.論文の種類,自由投稿論文
 福祉社会学研究の学術論文とします。なお、投稿資格は、本会会員に限
ります。

2.掲載の可否
レフェリーの査読結果に基づき、編集委員会が決定します。

3.締め切り
2006年9月7日(必着)

4.論文の分量
 20,000字以内とします。
 
5.投稿規程,執筆要項等の確認
 本誌に掲載されていますが、本誌刊行以降に改定になることもありますので、
必ず、本学会の公式ウェッブサイト(http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws/)で確
認してください。
 論文の分量が超過するなど、執筆要項が守られていない場合には、投稿論文を
受け付けません。

6.自由投稿論文提出先,問い合わせ先
 投稿原稿は、郵送により、以下まで提出してください。直接持参して提出した
り、添付ファイルでの提出することはできません。提出先や提出方法を間違えた
場合、投稿論文を受け付けないこともあります。

 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
 お茶の水女子大学文教育学部応用社会学講座平岡研究室内
 福祉社会学会編集委員会(メイルアドレス hiraokak@cc.ocha.ac.jp)


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【発行・編集】
福祉社会学会事務局


 
 
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                             06.05.31
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
     Japan Welfare Sociology Association Newsletter
                 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws
                 E-mail: ws@univcoop.or.jp
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●号外内容
 ■福祉社会学会・第4回大会プログラム郵送の確認
 ■教員公募募集のお知らせ(一橋大学大学院・社会学研究科)

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■福祉社会学会・第4回大会プログラム郵送の確認
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼第4回大会は6月24日(土)・25日(日)、大阪市立大学にて開催
されます(概要下記)。開催校より大会プログラムを郵送しておりますが、
万が一、お手元に届いていない場合は、ws@univcoop.or.jpまで、ご一報く
ださい。(なお、現在、入会申し込み中の皆様は、申し訳ございませんが、
学会ホームページにて大会情報をご確認ください)。

▼大会プログラム中、基調講演をお願いしております山手茂会員のご所属
に誤りがございました。お詫びして、訂正いたします。

(正)新潟医療福祉大学  ←(誤)新潟医療保健福祉大学

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●大会日程概要
第1日(6月24日(土))
 10:00〜12:00  *理事会
 12:00〜    *受付開始
 13:00〜13:40 *基調講演
         「福祉社会研究の3つのレベルーマクロ,メゾ,ミクロ」
山手 茂(新潟医療福祉大学)
 14:00〜17:40 *パネル・ディスカッション
         「大阪におけるホームレスと
            ソーシャル・インクルージョン」
         *テーマ・セッション
         「福祉社会学における計量的方法」
         *自由報告・第1部会
 18:00〜20:00  *懇親会

第2日(6月25日(日))
9:25〜12:20 *自由報告・第2部会、第3部会、第4部会
 13:00〜13:50  *総会
 14:00〜17:30 *シンポジウム
         「福祉社会の基盤を問う
          ーソーシャル・キャピタルとソーシャル・サポート」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■教員公募・募集のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 一橋大学大学院・社会学研究科より、教員公募要領が来ておりますので、
以下にお知らせいたします。

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                         平成18年5月24日
                  一橋大学大学院社会学研究科
                        研究科長 渡辺 治
教員の公募について
 本研究科では、このたび下記の要領により教員を公募いたします。つきまし
ては、貴機関関係者に周知していただき、応募を勧めていただきますよう
お願い申し上げます。                         

            記

1.職  名 講師または助教授(常勤)
2.募集人員 1名
3.研究分野 社会政策
    社会保障に関連する社会科学を専攻する者が望ましい
4.担当科目 以下の(1)から(3)の科目を担当できる者
(1) 学部科目「社会政策総論」
(2) 大学院科目「総合社会政策」および「社会保障論」
(3) 学部・大学院の演習
5.応募期限 2006年7月21日(金)17時00分(JST)まで。エントリー・
シート、郵送書類とも2006年7月21日(金)17時00分までに必着のこと。
6.採用時期 2007年4月1日
7.応募資格 1)優れた研究業績と研究能力を有する者。
        博士の学位を持つ者または取得見込みの者が望ましい。
    2)高等教育機関における教育業務、または研究機関に
        おける調査研究業務に従事した経験を有する者が望ましい。
      3)日本語で講義・指導・学務などを支障なく行えること。
8.応募書類 応募者は下記10)に示したウェブページにアクセスし、エン
トリー・シートに必要事項を記入して送信の上、別途、以下の書類を書類提出
先に郵送してください。エントリー・シートと提出書類のいずれか一方が欠け
ている場合は正式な応募とは認めません。
1)履歴書(様式は自由、写真も不要。ただし連絡先の欄を設け、メールアド
レスも記入してください)
2)研究歴(経験した調査・研究プロジェクト、取得フェローシップ、各種研
究資金受領歴などを記入してください)
3)修士あるいは博士の学位取得を証明するもの
4)研究業績一覧(「著書」「学術論文」「学会発表」「その他」に区分し、
書名、発行所、題名、発表雑誌名、巻・号・頁などを明記してください。査読
のある学術誌に掲載された論文には○をつけてください。主要研究業績3点に
は◎をつけて下さい。)
5)主要業績(著書・論文)3点についての要約(それぞれ日本語で1,000字以
内)
※上記の1)〜5)の書類はいずれも本票1部、コピー5部をご用意ください。
6)主要研究業績3点の書籍、掲載誌、抜き刷りなど、現物の場合は5部、コ
ピーして綴じていない場合であれば1部。ただし現物、コピーとも返却はいた
しません。
7)住所氏名を明記した返信用封筒(定形郵便封筒に80円切手を貼付のこと)
8)書類の提出方法:以上の1)〜7)をとりそろえ、2006年7月21日(金)17
時00分(JST)までに書留郵便にてお送りください。封筒の表に「社会政策担
当教員応募書類在中」と朱記してください。なお、郵政公社の郵便以外は認め
ませんし、書類を直接持参した場合は受理しません。また応募書類は返却しま
せんが、履歴書等、個人情報に関わる書類は審査終了次第、廃棄されます。
9)書類提出先:〒186-8601 
東京都国立市中2-1 一橋大学 大学院社会学研究科 研究科長宛て
10)公募ウェブページURL
公募についての詳細説明とエントリー・シートがあります。応募者は必ずエン
トリー・シートに必要な事項を書き込んで送信してください。
http://www.soc.hit-u.ac.jp/jobs/
9. 選考方法 書類選考と面接による。書類選考の合格者は、2006年9月24
日(日)午後1時に本学で面接を行ないます。書類選考合格者には、9月7日頃に
正式な面接日時、面接にあたってご準備いただくこと等をお知らせいたしま
す。
10. 採否の決定 書面にて通知します。
11. 連絡先 186-8601 東京都国立市中2−1 
        一橋大学 大学院社会学研究科長 渡辺 治
dean.kobo@soc.hit-u.ac.jp
        (電話・ファクスでの問い合わせには応じられない)

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【発行・編集】
福祉社会学会事務局


 
 
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                             06.06.26
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外 ■■■
     Japan Welfare Sociology Association Newsletter
                 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws
                 E-mail: ws@univcoop.or.jp
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●号外内容
 (1)福祉社会学会・第4回大会の終了
 (2)『福祉社会学研究』第3号の送付について
 (3)ワークショップのご案内(立命館大学)
 (4)公募情報(福岡教育大学)

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▼(1)福祉社会学会・第4回大会の終了
 6月24日(土)・25日(日)、大阪市立大学にて第4回大会が開催
され、無事に終了いたしました。参加された皆様ならびに開催関係各位に
お礼申し上げます。
 なお、総会・理事会報告などを載せたニューズレター第10号は7月中旬
ころ発信の予定です。

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▼(2)『福祉社会学研究』第3号の送付について
 学会誌第3号が発刊の運びとなり、今週中に出版元・東信堂より、メー
ル便にて各会員宛、ご送付いたします。

@メール便のため数日かかることが予想されます。万が一、7月8日ころ
までに、お手元に届きませんようでしたら、大学生協・学会支援センター
宛(ws@univcoop.or.jp)、お問合せください。

A前年度(2005年度)分の学会費を未納の方には、配送を停止しておりま
す。学会費納入確認後、第3号をお送りいたしますので、早めの納入をお
願いいたします。

B6月新規入会の皆様には、追って学会支援センターより入会承認のお知
らせ、ならびに学会費(2006年度分)のご請求をいたします。学会費納入
後、第3号をご送付させていただきますので、少々お待ちください。

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▼(3)ワークショップのご案内
立命館大学からワークショップのご案内が届いていますので、お知らせい
たします。詳細につきましては、下記サイトをご確認ください。

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7月7日(金)
Workshop with Professor Philippe Van Parijs 於:立命館大学
 http://www.arsvi.com/2000/0607vp.htm
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2006/0707.htm

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▼(4)公募情報
 福岡教育大学より、公募情報が届いておりますので、お知らせいたします。

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勤務先:福岡教育大学
待遇:常勤(期限なし)、助教授または講師
年齢:概ね35歳以下
専門分野:社会政策
担当科目:社会政策、社会保障論、その他
     社会福祉実習の一部も担当していただきます。
公募締切:7月21日(金)消印有効

詳細は、JREC-IN研究者人材データベースに掲載していますのでご参考にな
さってください。

(問い合わせ先)
福岡教育大学 福祉社会教育講座
西崎 緑(nisizaki@fukuoka-edu.ac.jp)
〒811-4192 福岡県宗像市赤間文教町1-1

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【発行・編集】
福祉社会学会事務局


■福祉社会学会・研究会のご案内 (研究委員会)
  第13回・・10月27日(金)
     「福祉社会学における計量的方法(その2)」
  第14回・・11月25日(土)
      シンポジウム「共生社会の理念と実際ー社会政策との関連で」
■会費納入のお願い
■他研究会のご案内

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■福祉社会学会・研究会のご案内 (研究委員会)
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 下記要領にて、第13回・第14回研究会を開催いたしますので、ふるって
ご参加ください。
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【第13回研究会】
●「福祉社会学における計量的方法(その2)」

 福祉社会学第4回大会におきまして「福祉社会学における計量的方法」と題
したテーマセッションを開催し、予想を超えた報告のエントリー、および、聴
衆の方々を得ることができました。つきましては、継続してこのような場を持
ちたいというオーガナイザの希望による研究会として開催したいと考えていま
す。
 今回は、2名の方々にご報告をいただき、それをもとに議論を進めていこう
と思います。参加費は無料です。みなさまのご出席をお待ちしております。

◆(1)日時、および場所:
   10月27日(金) 14:30〜
   同志社女子大学今出川キャンパス
    ジェームズ館2階J−202会議室
    http://www.dwc.doshisha.ac.jp/access/campus_map/02.html

◆(2)スケジュール
●「福祉社会学における計量的方法(その2)」
 14:30〜15:30 「社会保障制度の国際比較研究におけるTime-series
   cross-sectional (TSCS)データの分析―基礎年金制度の国際比較
   を通じて―」
鎮目真人(同志社女子大学)
    討論者:高田洋(札幌学院大学)

 15:30〜16:30 「計量的アプローチから福祉を捉える」
白波瀬佐和子(東京大学大学院)
    討論者:中田知生(北星学園大学)
 司会:中田知生(北星学園大学)

◆(3)報告資料の配付について
 なお、学会大会のように予稿集を配布することが困難なために、報告者の
方々にお願いして、少なくとも1週間前には、報告資料を準備していただくこ
ととなりました。オーガナイザを通じてから配布いたしますので、ご希望の方
は中田(tnakata@hokusei.ac.jp)までご連絡いただきますよう、お願いいた
します。

◆(4)懇親会のお知らせ
 上記の研究会に続きまして、懇親会も予定しております。

  時間:研究会終了後
  場所:「Hamac de Paradis 寒梅館」
    http://www.balnibarbi.com/shop/kanbai/index.html

 研究会だけ、およびまたは懇親会だけの参加も歓迎いたします。(特に、懇
親会ご参加を希望されている方は、人数確認のために、事前に中田
(tnakata@hokusei.ac.jp)まで、ご連絡をお願いいたします。)

文責:研究委員(オーガナイザ) 中田知生(北星学園大学)

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【第14回研究会】
 シンポジウム『共生社会の理念と実際ー社会政策との関連で』

 社会政策学会保健医療福祉部会と福祉社会学会(第14回研究会として)の共催
で、シンポジウムを以下の通り、開催することとなりました。学会シーズンの最
後で、皆様方、ご多用と思いますが、奮ってご参加いただきたく、お願い致します。

(プログラム)
***************************
●日時 2006年11月25日(土) 午後1時〜午後5時
●場所 東京大学本郷キャンパス・法文1号館215番教室
   本郷アクセスマップ・・法文1号館
   http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/access.html

●テーマ「共生社会の理念と実際―社会政策との関連で」

***************************
★コーディネーター兼司会
三重野卓(山梨大学)

★第1報告
「共生社会の構想と指標体系−内閣府の試みについて」
報告者:小野達也(鳥取大学)

★第2報告
「情報バリアフリーの視点から見た共生社会政策の特徴―知的障害を題材として」
報告者:杉野昭博(関西大学)

★第3報告
「コミュニティ凝集力と共生―地域調査から―」
報告者:金子 勇(北海道大学)

★討論者
菊地英明(国立社会保障・人口問題研究所)
平岡公一(お茶の水女子大学)

***************************
★主催
社会政策学会保健医療福祉部会
福祉社会学会

★問い合わせ先
研究委員・三重野 Eメール mieno@mva.biglobe.ne.jp

***************************
(企画概要)
わが国においては、1990年代から共生、および共生社会という言葉が注目を
集めるようになっている。それは、当該社会が成熟化し、システムがさまざま
な異質性や多様性を許容するようになっているからである。共生は、関係性、
連帯、そして、社会的統合に関する概念で、その中に、社会的包摂
(social inclusion)、社会的凝集性(socialcohesion)、社会関係資本(social
capital)
などを含むものといえる。そのため、その政策は、資源の配分問題とともに、
共生のための価値、ルールをどのように構成するのか、そこにおける情報
のあり方は如何なるものか、という視点も望まれる。本シンポジウムの報告
の概要は、以下の通りである。

 第一報告者の小野達也は、内閣府に設置された「共生社会形成促進のた
めの政策研究会」が取り組んでいる共生社会の概念・社会像(理念)と、それ
に基づいて定式化された五つの共生をめぐる横断的視点(例、視点3.年齢、
障害の有無、性別などの属性だけで排除や別扱いされない社会)により構築
された指標体系(共生度指標、青少年、高齢者、障害者の分野別指標)につ
いて、委員として参加してきた経験を踏まえて、検討を加える。第二報告者の
杉野昭博は、知的障害者への情報保障の取り組みを検討することにより(事
例報告)、情報のバリアフリーが促進される要因について検討する。社会のさ
まざまなセクターが自らの利害や関心を共有するなかで、知的障害者のアク
セス機会が拡大していく様子を紹介したい。従来の個別リハビリテーション型
の障害者政策と、「共生型」の障害者政策との違いや補完性についても考察
したい。第三報告者の金子勇は、理論と現場が同根であることを踏まえて、
「共生」を一部具体化させたコミュニティ研究の観点から理論と現場を交錯さ
せることが、実り豊かな社会的凝集性論に結びつくと主張する。社会的凝集
性の理論化の素材になるのはコミュニティの操作概念、連帯性の操作概念、
共生活動事例などであり、それぞれに裏づけとなる「観察された事実」に基づ
く調査データに準拠して、具体的なレベルでの意見交換をこころがける。

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■学会費未納の方への納入のお願い(事務局)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会員の皆さまには、今年度分の学会費の納入をお願いしておりますので、
まだ未払いの方には重ねてご依頼いたします。今年度は、来年2月に次期理
事会役員選挙が予定されており、選挙権・被選挙権に12月31日までの会費
納入が必要となりますので、ご留意ください。
 納入状況の確認などは、大学生協・学会支援センター・福祉社会学会担当
(ws@univcoop.or.jp)にて、承っております。また、学会専用・郵便振替振込み用
紙がお手元にない場合は、上記・学会支援センターにご請求いただくか、郵便
局の一般の郵便振替・振込み用紙をお使いいただいても結構です。どうぞよろ
しくお願いいたします。

●郵便振替 口座番号 00170-8-578617
      口座名称 福祉社会学会
●年会費  5,000円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■他研究会のご案内
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新潟医療福祉大学・研究推進機構より、下記研究会のご案内がきております
ので、ご紹介いたします。
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●「ソーシャル・キャピタルと健康」
主 催:Social Capital Research Network (SCRN)
共 催:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
    新潟医療福祉大学 研究推進機構 地域包括ケア研究センター

日 時:平成18年10月26日(木)17:00 ― 19:30
会 場: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所 講堂
〒106-8569 東京都港区南麻布4-6-7  
電話:03(3446)1501(代表)
会場へのアクセス 東京駅から丸ノ内線→【霞ヶ関】→乗り換え→
日比谷線【広尾】下車(徒歩7分)
(ホームページ http://www.ism.ac.jp/access/index_j.html)
参加費:無料

シンポジストProfessor, Ichiro Kawachi(Department of Society, Human
Development
and Health, Harvard School ofPublic Health)
Ichiro Kawachi氏は、社会疫学研究の第一人者であり、近年ではソーシャル・キャピタ
ルが個人の健康に及ぼす影響に関して所得格差との関連性に基づき実証的な研究
を行ってきた。なお、著書として、Neighborhoods and Health. New York. Oxford
UniversityPress. 2003、Social Epidemiology. New York: Oxford University
Press. 2000
などがある。

Assistant Professor, Subramanian Sankaranarayanan Venkata(Department of
Society,
Human Development and Health, Harvard School ofPublic Health)
Subramanian Sankaranarayanan Venkata氏は、高度統計手法であるマルチレベル分
析の第一人者であり、近年ではソーシャル・キャピタル研究において実証研究を行って

きた。なお、著書として、Multilevel statistical models, concepts
andapplications.Boston.
Harvard Center for Society and Health.2006などがある。

スケジュール
17:00 〜 開会
17:05 〜 挨拶
17:10 〜 趣旨説明
17:20〜18:10 「ソーシャル・キャピタル研究におけるマルチレベル分析(仮)」
Prof. Subramanian Sankaranarayanan Venkata
18:10〜18:20 休憩
18:20〜19:10 「ソーシャル・キャピタルと健康(仮)」
Prof. Ichiro Kawachi
19:10〜19:20 全体質疑応答
19:30 閉会

[申し込み、お問合せ先]〒950-3198 新潟県新潟市島見町1398
新潟医療福祉大学 研究推進機構 地域包括ケア研究センター(担当:佐藤)
TEL&FAX:025-257-4471/025-257-4796
E-mail:taikai@nuhw.ac.jp
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【発行・編集】 福祉社会学会事務局


 
 
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                             06.12.28
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 ■■■ 福 祉 社 会 学 会 ニ ュ ー ズ レ タ ー 号外(再送)■■■
     Japan Welfare Sociology Association Newsletter
                 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~ws
                 E-mail: ws@univcoop.or.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
            ●INDEX

■福祉社会学会・研究会のご案内 (研究委員会)
  第15回・・2007年1月6日(土) 14:00〜17:00
   「福祉社会学会に期待するものー社会福祉の分野から」

■会費納入のお願い
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■福祉社会学会・研究会のご案内 (研究委員会)
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 下記要領にて、第15回研究会を開催いたしますので、ふるってご参加
ください。

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【第15回研究会】

 福祉社会学会が設立され、5年目を迎えようとしています。よりいっそ
うの福祉社会学会の発展のために、このたびの研究会は、以下の総合テー
マのもと、近接領域(社会福祉学)で長年活躍されてきた方々を報告者に
迎え、開催いたします。主催者としては、参加者全員で、刺激的かつ活発
な議論ができればと思います。新年早々ですが、多くの方々のご参加をお
待ちしています。(コーディネーター:要田洋江)

(1)日時:2007年1月6日(土)午後2時より5時まで
   場所:大阪市立大学文化交流センター・ホール(梅田第2ビル6階)
   会場アクセス:JR東西線北新地駅 徒歩1分
          JR大阪駅 徒歩4分(マルビル裏)
          地下鉄四つ橋線西梅田駅 徒歩1分

http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/

(2)総合テーマ
   『福祉社会学会に期待するものー社会福祉の分野からー』

(3)報告者
 1.「社会福祉から見た福祉社会学会
〜『福祉・社会学』と『福祉社会・学』〜」
    白澤政和(大阪市立大学大学院生活科学研究科教授)

 2.「社会福祉学の地平を拓いてゆくために
〜With a little help from my friend〜」
    松原一郎(関西大学社会学部教授)

(4)コメンテーター
   亀山俊朗(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
   上村泰裕(法政大学社会学部・助教授)

(5)報告:各30分
   コメント:各15分
   全体討論:70分程度

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■学会費未納の方への納入のお願い(事務局)
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 会員の皆さまには、今年度分の学会費の納入をお願いしておりますので、
まだ未払いの方には重ねてご依頼いたします。今年度は、来年2月に次期理
事会役員選挙が予定されており、選挙権・被選挙権に12月31日までの会
費納入が必要となりますので、郵便局事情なども含め、ご留意ください。

●郵便振替 口座番号 00170-8-578617
      口座名称 福祉社会学会
●年会費  5,000円

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【発行・編集】
福祉社会学会事務局


UP:20060125 REV: 20190511
福祉社会学会  ◇福祉社会学会ニューズレター  ◇学会/研究会  ◇研究・教育機関のホームページ  ◇雑誌
TOP HOME (http://www.arsvi.com)