HOME > BOOK > 雑誌 >

『VOL』01

萱野稔人、高祖岩三郎、酒井隆史、渋谷望、田崎英明、平沢剛、松本潤一郎、松本麻里、矢部史郎 編 20060515 以文社,208p. 

このHP経由で購入すると寄付されます

last update:20120410

■萱野稔人、高祖岩三郎、酒井隆史、渋谷望、田崎英明、平沢剛、松本潤一郎、松本麻里、矢部史郎 編 20060515 『VOL 01』,以文社. ISBN-10: 4753102475 ISBN-13: 978-4753102471 [amazon][kinokuniya]

■内容紹介

【新たな理論誌の創刊!!】
〔理論/アート/運動をラディカルに組み替える新思想誌『VOL』の誕生。新たな思考の場所を取り戻す〕

『VOL』は広い意味での政治と芸術との接点からいろいろな出来事をとらえていく、あるいは大げさに言えば出来事ないしアクションを起こしていければという意図のもとで創刊しました。
この背景には、現在における脱・政治化された状況の問題などを議論した誌集です。


■目次


Volume One: What is the political

Discussion
「政治とはなにか」 白石嘉治+酒井隆史+田崎英明+萱野稔人+松本潤一郎

Monographs
「政治についての10のテーゼ」 ジャック・ランシエール
「ドゥルーズと可能的なもの」 フランソワ・ズーラビクヴィリ
「政治・平等・出来事」酒井隆史
「無意識と政治」 松本潤一郎
「何も起こらない世界」 篠原雅武

Essays
「埒外な彼女たち・埒外な取引」 松本麻里
「収奪とミクロ収奪」 ケン カワシマ
「(小さな)政治が充満する」 矢部史郎
「亡霊たちのブローバック」 渋谷望
「新しいアナーキズムの政治」 デヴィッド・グレーバー 聞き手=高祖岩三郎
「運動のオートノミーをめぐって」 粉川哲夫 聞き手=平沢剛

Volume Two: Avant-Gardening

Monographs
「アヴァン・ガーデニング」 ピータ・ランボーン・ウィルソン
「庭=運動以降」 高祖岩三郎
「VIVA ロイサイダ・リブレ」 ビル・ワインバーグ
「集客都市の暴力」 原口剛

Interview
「大地の奪還をめざして」 ラファエル・ブエノ 聞き手=高祖岩三郎・酒井隆史

Essays
「NYコミュニティガーデン盛衰史」 トシダ ミツオ
「台所とお化けたち」 五所純子
「世界を震撼させなかった3日間のように」 究極Q太郎
「コインランドリー・グルーヴ」 RADIO MAROON
「ゲリラ・ガーデニングN.Y.C.」 アゲマツ ユウジ

Vol/Critic
Vol/Book
「PSE法は階級の問題である」 二木信
「西成の〈経験〉」 村上潔
「〈帝国〉を追いかけて」 菊池亮
「IRREGULAR RHYTHM ASYLUMヨリ」 成田圭祐
「文学の名において」 白石嘉治
「都市空間をめぐるアート/闘争、そして活動家の理論」高祖岩三郎

■引用


「アーレントだと無においやられる貧困状態ですが、ランシエールのこの把握だと、貧民あるいは「暗闇」のままにある人間たちが「あらわれ」に登場することそのものが「政治 (la politique)」として浮上してくる。」(8)酒井隆史の発言

「コンセンサス・ポリティクスが前面に出てリベラリズムのヘゲモニーが確立していくなかで、紛争という次元が消え、現場のあらゆる場面で「排除」という権力行使の様態が広がってきています。異議申し立てそのものに対するあらゆる場面での排除。それを呼び出すことと、政治的な名を剥奪された「無」の人間たちがどのように政治的な場に登録されるかが共通した問題になりつつあります。」(9)酒井隆史の発言

「排除の問題を考える前提として、労働組合などでもその内部から対抗線が排除されている問題があります。ただしそれは長年にわたって進行してきた過程ですが。そういった二重三重のプロセスをみなければならない。」(14)酒井隆史の発言



■書評・紹介

◇平井玄「「格差」の話に飽きた人のために」http://booklog.kinokuniya.co.jp/hirai/archives/2007/06/vol.html


■言及



*作成:大野 光明
UP: 20120410 REV:  
社会運動/社会運動史  ◇グローバリゼーションマルクスBOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)