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『社会言語学』




 *ましこさんより(→障害学のメイリングリ・リスト

■ましこ@中京大です。

『社会言語学U』(ISSN 1346-4078)
「社会言語学」刊行会編・発行
が発刊されました(¥1500)。

■しょうがい学に関連する論文は、

「漢字という障害」
あべ やすし

「現代日本語における差別化装置としてのかきことば
 ―漢字表記を中心に ―」
ましこ ひでのり

の2本です。

■おといあわせは、
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2816/syakaigengogaku2002.html
に。

 

●ましこさんより(→障害学のメイリングリ・リスト

みなさん、ましこ@中京大です。
ごぶさたしております。

■このほど名古屋大学大学院出身の若手
研究者を主軸にした、雑誌『社会言語学』
が創刊されました(¥1500 ISSN1346‐4078)

■障がい学にかかわる論文は、拙稿だけ
ですが、少数言語と差別・権力といった問
題意識を共有した集団ですので、参考に
なる議論がすくなくないとおもいます。
■以下、目次を転載します。

巻頭言
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言語差別現象論
-「言語学の倫理と社会言語学の精神」の確立のために-
ましこ ひでのり

「言語とジェンダー研究」における言語観
糸魚川 美樹

言語は自然現象か
-言語権の根拠を問う-
木村 護郎

朝鮮語「近代化」論をめぐって
三ッ井 崇

言語の多様性を否認する議論
-台湾で小林よしのり『台湾論』を読む-
冨田 哲

言語権と言語政策評価
-スペインの事例-
塚原 信行

言語差別とエスペラント
角谷 英則

英語教科書に見られる言語・文化・民族観
小林 真彦

大言語話者による小言語学習・教育・研究の陥穽
-「ありがたがられ効果」という用語の提案-
ヤマダ カント
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<書評>
『「正しさ」への問い-批判的社会言語学の試み-』(三元社、2001年)
植田 晃次
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おもとめは、以下まで
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/2816/

■定職についていないかたなど、「1500円は、
キツい」というばあいは、ましこまで、ご一報
ください。

■なお、リストラの嵐なか、まことにこころぐるしい
のですが、もよりの図書館で購入してくださると、
さいわいです。
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ましこ・ひでのり@中京大学教養部(社会学)
466-8666名古屋市昭和区八事本町101-2
msk@myad.jp
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◆「創刊の辞」より

■本誌は、ある人が意識する/意識しないを
問わず、言語に対してとる態度がそのような
意味をもつものであるかという問題を徹底的
に追究しようとするものである。これこそが
社会言語学の使命であるとの意図から、誌名を
『社会言語学』とした。本誌が「何のための社会
言語学研究か」という内省を恒常的に備えるもの
であることを願う。

◆「本誌への投稿について」

■「社会言語学」刊行会では「社会言語学V」への
投稿をうけつけております。本誌創刊の目的に
沿った内容であれば、論文・書評・創作など原稿の
形態はといません(投稿に関する詳細は当刊行会
まで直接おといあわせください)。掲載の可否は
本誌編集委員会による厳正な審査のうえ決定
されます。


REV: 20160727
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