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>HOME 佐々木 公一 2002/02/08 No.020 佐々木公一の介護マニュアル1 2002/02/09 No.021 佐々木公一の介護マニュアル2 2002/02/15 No.022 佐々木公一の介護マニュアル3 2002/02/15 No.023 佐々木公一の介護マニュアル4 2002/02/25 No.024 佐々木公一の介護マニュアル5 2002/02/25 No.025 佐々木公一の介護マニュアル6 >TOP 2002年2月8日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO20 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル1 一、意志伝達 1、はい、イエスは/まばたき一回 2、いいえ、ノーは/首をふる 二、文字盤 1、必ず患者の正面にかまえる。 2、患者が裏面を読む。 3、むだをなくすため4文字まとめて指差しさがす。 /あちこち飛ぶのは一番いけない。目線のあうところの文字をさがす。 患者が見ようとしている文字が正面にくるように文字盤を動かすのが コツ。 体を動かす必要はない。 4、次々に指差し、必ず声を出して確認する /特に最初の音の確認が大切。早合点はお互いの労力のむだになる。 三、清潔の確保/消毒と手洗い 1、吸引は絶対清潔が必要。手の消毒を必ずお願いします。 2、食事など飲食の前/手洗い。 3、介護開始前/手洗い。 四、コールは命の綱 1、ベットに横になる時は、昼夜を問わずコールを置く。場所は右腰につけ て。 2、最近コールに手がくっついて鳴らせず苦しんだことが何回かある。ふと んなどで見えないので、常に確認してほしい。 3、実は、コールを押すにも今では結構体力を使う。だから勝手に音量と回 数を変えないこと。夜勤の朝必ず音量を大きくすること。 編集後記 改めて介護についてまとめてみた。介護者数もずいぶん多くなり、介 護を統一的に改善したいからです。感想、意見などお願いします。 >TOP 2002年2月9日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO21 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル2 五、吸引 1、セッシで吸引チューブを取り出し、吸引のホースにつなぐ。 2、吸引機のスイッチを入れ、吸引チューブの根元を親指で折り曲げて圧 が 25〜30ぐらいあることを確認する。 3、患者の呼吸器をはずす。 4、吸引をはじめる。 約10〜15センチくらい入れ、痰にあたったことを確認してから吸引チュ ーブを回しながら引き上げる。深さをそのつど患者に確認することが大切。最後に 少し時間をかけて念入りにとりきる。 5、セッシの使い方 最後までセッシを使うやり方と途中から手に持ちかえるやり方があ る 。どちらでもよいが、セッシをもったまま、手で吸引するのは絶対に いけない 。セッシの先端が何かに触れ、不潔になるから。 6、呼吸器をつけアラームを消す。 7、最後に使い終わった吸引チューブを、消毒液につける。 六、呼吸器使用中の吸引 呼吸器装着中の吸引は、その間呼吸ができなくなるから、速やかに行うことが基 本です。だから吸引の時はテストバックは使わない。 @事前に呼吸器装着口の状態を確認し準備、A吸引の準備、B左手で吸引 チューブをもち、C右手で呼吸器をはずし、D右手で吸引を行い、E右 手で呼 吸器の仮装着をし、F吸引の後始末をし、G最後に呼吸器装着口の状態を確認し終 了。 /手の左右は個々で違うかもしれない。/ >TOP 2002年2月15日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO22 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル3 七、移動/座り直し @まず足の位置を確認する。これでよいか患者に聞く。 A患者の体を斜め前方にもちあげる。患者の立つ力を利用すること。 Bすわる時、患者のひざを押してお尻を深くすわらせる。 C必ず中央にすわる。ひじかけの板を整え、体が傾かないようにする。 D移動および座り直しの時、のどの人工鼻に絶対に触れないように。 八、移動/椅子からベット @椅子をやや前寄りにセットする。 Aベットの高さを椅子と同じにする。ベットの頭部を少し上げる。ばたんと倒れ こまないように。 B頭を保護するため首に手を回し、右手で両足をもちあげ横にする。 Cあとはベットの項目参照。 九、移動/ベットから椅子 @ベットの高さを椅子と同じにする。ベットの頭部を高く上げる。 A患者の体を90度横にしてベットの角度を利用してベットの端に座らせる。 B椅子の前に立たせる。ーここが一番大切ー患者の足が必ず椅子の中心にくるこ と。 Cあとは座り直しと同じ要領。 十、移動/体位変換 @呼吸器をはずしてじゃばらの先端をよく振り水滴をとり、再び装着する。 A体をあらかじめ左に寄せる。横向きの時のコールをおく場所の確保のため。 B体を約90度傾けてから、患者の希望の角度に長い枕で固定する。その際枕全 部を使うのでなく、腰か背中のどちらかにする。 >TOP 2002年2月15日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO23 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル4 十一、ネブライザー 1、まず、蒸留水1つをじゃばら接続部をはずして入れる。 2、じゃばらが短いので使い易い位置へ動かし、コンセントを入れスイッチ を入れる。 3、マジックで印のついている「5」にダイアルを合わせ、15分タイマー をかける。終了後必要に応じて追加する。 *タイマーを逆に回すと止まりません。 4、人工鼻を外し不潔にならない所に置き、気管切開部に蒸気の出る部分を 置きゴムで固定する。 *ゴムはゆるめに。 5、ネブライザー中にタッピングやスクウイージング等の排痰法を行うと効 果的です。 @タッピングは肺胞にくっついている痰をはがす目的で行います。 手をお椀のように丸くし肋骨の下あたりから気管に向けて軽く叩きます 。 スクウィージングは呼気と合わせて肺を圧迫することで痰を出しやすく します。 両手で肺の下部〜中部〜上部というように呼吸と合わせて行います。呼 吸は蒸気の具合で確認します。 呼気時に少し体重をかける程度で圧迫し、手を離す直前に強く圧迫しま す。これは、吸気を促し、蒸気がスムーズに肺に入っていくようにで す。 随時、吸引を行います。 終了後はスイッチを切り、コンセントを抜きます。 編集後記 こんなふうに整理していきたいと思います。わからない所やこうした 方がよいと思うことなど、遠慮なくどうぞ。 >TOP 2002年2月25日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO24 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル5 十二、呼吸器のつけかた 1、ダイヤル設定の確認。赤いテープの印のところにダイヤルをセット。 2、加湿器の水を矢印のところまで入れる。 3、加湿器の裏側にある電源入れる。呼吸器のスイッチを入れる(スタンバ イモードにする)。 4、じゃばらの水滴の有無などの確認。特に青と白の細い管が、呼気がある 部分に正しく挿入されないと作動しない。さらに排液部に水がたまっていない か、じゃばらにねじれはないかなどを確認する。 5、カフエア/必ず一度全部抜いてから4CC入れる。 6、カニューレへのセットは吸気の時にそっとつけて、ひもで固定する。 7、吸引の時、じゃばらの先端をよく振り、水滴をとってから装着する。水 滴がのどに入ると異常に苦しい。 十三、呼吸器のはずしかた 1、サーチレーションを装着し、呼吸器を外すことを確認する。 2、端座位になる直前に呼吸器を外し、テストバッグをつける。 *この時、エルボを引っ張るようにするのではなく、カニューレは動かない ように押さえながら、素早く呼吸器だけを外す。 3、椅子への移動が終了したら素早く呼吸器を装着する。サーチレーションの 値をチェックしながら、しばらく様子を見る。 4、座位での呼吸器装着時は、回路が下へ引っ張られないように余裕をもっ てどこかに固定する。 5、呼吸回数を15→10へ変更し10分。しっかり自発呼吸できるようになったら 、呼吸器をはずし、電源をスタンバイへ設定し、加湿器を切る。 6、外した呼吸器の接続部は清潔なガーゼで包んでまとめておく。 7、呼吸器を外した後は、しばらく側を離れないようにし、状態の変化に気 をつける。 >TOP 2002年2月25日 発行/佐々木公一 介護通信ーNO25 みなさんありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 佐々木公一の介護マニュアル6 十四、夜間介護チェック その目的の第一は、なによりも患者の安全の確保と維持です。そのためにいつで もまずコールを確認することと患者ならびに機械類の状況が、いつも目に見えるよ うにしておくこと。 第二は、患者の要求にそい、適切な処置をおこなうことです。その際すべての場 合に患者の同意を必要とすること。当面のお願いは、@コールについての再確認。 A患者と機械類が見える状況を確保すること。B処置が終わったらすぐに背をむけ ないで、ほかに用事はないか念入りに確認すること。 十五、ベットメイク 1、ベットに入る時はあらじめ左によせる。体位変換で横向きになる時便利。 なお左横向きは呼吸器の関係でできない。 2、左手の指は手まくらでのばす。右手はコールを押すためすべりやすく。 手まくらの目的 指の曲がりを防ぎ、のばす。/だからいつも指はのばしておきたい。 マッサージ機 1、現在機械をあてる部位は、@つま先、A足の裏、Bアキレス腱、Cひざ の 。なおはずすこともある。回転数を一番遅くして下さい。 2、つま先の時はひざを思いきって曲げるなどする。 3、アキレス腱の時はバスタオルをたたんでのせる。痛くないように。 食事介助チェック3 1、食事介護の時に使用するタオル、ハンカチ、ティッシュは、一度使用してぬ れた面は再び使用しないこと。スプーンで顔をなぞらない。 2、グラスなどが傾いていないか確認を。少しでも傾くとこぼれるから。 3、グラス、吸い飲み、スプーンなど使用のさい、その量を患者に確認すること 。介護者が決めてはいけない。なお吸い飲みは正面から深めに。 UP:20040727 ◇佐々木 公一 ◇ALS 2002 ◇ALS |