『精神神経学雑誌』 69巻9号
日本精神神経学会 編 19670925
last update: 20141001
■目次
第64回日本精神神経学会総会特別講演・シンポジアム特集
会長講演
児童精神医学の動向 堀要
特別講演
精神医学における行動科学的接近 臺弘
シンポジアム
A. 病院外における精神障害医療の問題点 司会 笠松章、副司会 江副勉
1)病院外における精神障害者医療の現状と将来 加藤正明
2)各領域における早期発見とアフターケア
a)大学におけるアフターケア 石川清
b)職場における精神障害者のアプターケアの問題点 春原千秋
c)保健所におけるアフターケア 上村聖恵
d)精神衝生センターのアフターケア−主として精神分裂症を対象として一 石原幸夫
座長総括 笠松章
B. 内因性精神病の病態生理 司会 諏訪望、副司会 佐野勇
1)精神分裂病の生化学 柿本泰男
指定討論一精神分裂病の身体論について 黒川正則
2)躁うつ病の生化学 高橋良
指定討論一躁うつ病の生化学 更井啓介
3).精神分裂病の免疫生物学 今津博市
指定討論一膠原病様血液所見を呈した精神病例 川北幸男
4)精神分裂病の精神内分泌学 山下格、諏訪望
指定討論一精神興奮とステロイド及び視床下部 高坂睦年
総括討論―神経生理学的立場から一 島薗安雄
座長総括 諏訪望
C. 精神科特殊療法の諸問題
一精神分裂病に対する治療法の適応と限界一 司会 桜井図南男，副司会 長坂五朗
1)展望 桜井図南男，長坂五朗
2)ショック療法 西尾友三郎
3)精神外科一精神分裂病に対ずる精神外科の適応と限界一 広瀬貞雄
4)薬物療法 西'園昌久
5)精神療法一分裂病精神療法の適応と限界― 小川信男，村瀬孝雄
6)外来療法 長坂五朗
指定討論一精神科特殊療法の諸問題 金子仁郎
総括討論一精神科特殊療法の諸間題に関する総括的討論 島薗安雄
座長総括 桜井図南男
D.中毒性精神神経疾患 司会 白木博次，副司会 立津政順
1)有機水銀中毒と中枢神経系 担当司会 白木博次
a)水俣病の精神神経症状とその後の経過 立津政順
b)阿賀野川流域に発生した有機水銀中毒の疫学と臨床 椿忠雄
i )内科学的立場からみた慢性水俣病とその周辺 徳臣晴比古
ii)不顕性中毒一有機水銀系農薬との関連におけるー 若月俊一
iii)中毒実験の立場から 上田喜ー
2)一酸化炭素中毒と中枢神経系 担当司会 立津政順
c)急性一酸化炭素中毒の回復期症状と後遺症について 安河内五郎
d)一酸化炭素中毒脳損傷の病理一急性期から慢性期にかけて一 白木博次
iv)神経学の立場から一一酸化炭素中毒と中枢神経系 黒岩義五郎
v)精神科の立場から―急性CO中毒 東家暁
vi)中毒実験の立場から 高松勇雄，武市昌士，雪竹朗，坂井貞義
座長総括 白木博次
E.精神医学における家族研究 司会 村上仁、副司会 黒丸正四郎
1)精神分裂病の家族研究
a)精神分裂病者の家族研究 小島洋
指定討論 笠原嘉
b)精神分裂病および境界例における家族関係 神田橋篠治，本岡庸三郎
指定討論 藤縄昭
d)比較家族研究からみた家族力動と精神医学的病態 小此木啓吾、馬場礼子、北田穣之介
指定討論 辻悟
2)神経症者及び犯罪者，非行少年などの家族研究
e) Anorexia nervosaの患者の両親 石川清
指定討論 下坂幸三
f)学校恐柿症の家族研究 高木隆郎
指定討論 伊藤克彦
g)非行少年・犯罪者の家族研究 武村信義
指定討論 柴田洋子
3)精神医学における家族研究および家族治療の意義 加藤正明，高臣武史，鈴木浩二
指定討論 木戸幸聖
座長総括 村上仁
F.老年の精神医学 司会 猪瀬正
1)老年期精神障害の社会文化的要因 中尾弘之、西園昌久、吉田寿彦
2)老年期精神障害の臨床 新福尚武
3)老年期せん妄状態 奥村二吉、田辺研二、河野基樹
4)初老期および老年期痴呆の脳波 金子仁朗
5)老化過程の形態学的研究一リポフスチン形成機構を中心として― 飯塚礼ニ
6)老人性変化の組織化学 横井晋
座長総括 猪瀬正
会告
学会だより
＊作成：桐原 尚之