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『精神医療』42 特集:還ってきたヒステリー――解離の精神病理@
『精神医療』編集委員会 編 20060410 批評社,120p.
last update: 20120320
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■『精神医療』編集委員会 編 20060410 『精神医療』42 特集:還ってきたヒステリー――解離の精神病理@,批評社,120p. ISBN-10: 4826504403 ISBN-13: 978-4826504409 ISSN: 09190546 \1785
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※(第4次・通巻117)
※20060410
『精神医療』4-42(117)
■内容
・出版社の紹介文([外部リンク]
批評社HP
より)
解離の精神病理は歴史的に捉える必要があります.欧米では第一次大戦前の時代の風潮が社会防衛的に閉塞していくにつれて障害者への差別が強化されてくると,ヒステリーは詐病であるとする心因説によって道徳的精神薄弱として人格まで問題視されていました.そして,九〇年の歳月を経て今また日本では,一九七〇年代辺りからヒステリーが復活してきたといえます.社会の変化や時代の激しい流れのなかで人間の精神世界は,新たに適応する心性をさまざまな心的現象をとおして生み出します.ヒステリー,多重人格,PTSD(心的外傷後ストレス障害),AD/HD,リストカット,過食・拒食,「うつ」などなどです.解離の精神病理をとおしてヒステリーの現代的発症の深層に迫ります.
■目次
特集:還ってきたヒステリー――解離の精神病理@
◆
高岡健
,20060410,「巻頭言 多重人格と解離」『精神医療』42: 3-5.
◆
森山公夫
/
高岡健
(聞き手),20060410,「巻頭インタビュー 解離論の新構築」『精神医療』42: 8-29.
◆柴山雅俊,20060410,「現代における解離の症候学」『精神医療』42: 30-42.
◆岡野憲一郎,20060410,「解離の病理の日米比較」『精神医療』42: 43-50.
◆仲村永徳・屋宜盛秀,20060410,「解離性障害とシャーマニズム」『精神医療』42: 51-62.
◆
浅野弘毅
,20060410,「希望の消滅――手首自傷症候群からリスカへ」『精神医療』42: 63-70.
◆
松本雅彦
,20060410,「『解離』は回帰してきたのか?――解離の新しい姿」『精神医療』42: 71-9.
◆太田裕一,20060410,「臨床心理士・医療心理師の国家資格化を巡って」『精神医療』42: 81-6.
◆芳賀幸彦・佐原美智子,20060410,「新 ルポ精神保健改革 Vol.5 地域とともに歩んできた精神科クリニック――原クリニック[仙台市]」『精神医療』42: 87-98.
◆塚本千秋,20060410,「引き抜きにくい釘 第11回――衒界用語の基礎知識」『精神医療』42: 99-102.
◆羽間京子,20060410,「少年非行をめぐって 第4回――非行少年は『治療動機が乏しい』?――初回面接からB:E君のこと」『精神医療』42: 103-6.
◆
浜田晋
,20060410,「老いのたわごと 第30回――患者さんが死ぬとA 突然死について」『精神医療』42: 107-11.
書評
◆太田裕一,20060410,「
『「臨床心理学」という近代――その両義性とアポリア』
大森与利子[著]雲母書房(2005年11月刊)」『精神医療』42: 112-4.
◆
浅野弘毅
,20060410,「
『医の倫理と人権――共に生きる社会へ』
大谷藤郎[著]医療文化社(2005年7月刊)」『精神医療』42: 115.
◆
森山公夫
,20060410,「編集後記」『精神医療』42: 119.
■引用
■書評・紹介
■言及
UP: 20120320 REV:
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『精神医療』(雑誌)
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精神障害/精神医療
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