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『精神医療』36 特集:「うつの時代」を撃つ!

『精神医療』編集委員会 編 20041025 批評社,112p.

last update: 20120320

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■『精神医療』編集委員会 編 20041025 『精神医療』36 特集:「うつの時代」を撃つ!,批評社,112p. ISBN-10: 4826504071 ISBN-13: 978-4826504072 ISSN: 09190546 \1785 [amazon][kinokuniya] ※(第4次・通巻111)
 ※20041025 『精神医療』4-36(111)

■内容

・出版社の紹介文([外部リンク]批評社HPより)
若者のうつ,中年期のうつ,老年期のうつ状態の増大傾向は,「うつの時代」というやり直しがきかない社会の閉塞状況を反映したかのようである.年間3万人(実際は倍近い)の自殺者や過食・拒食症の子どもや大人,リストカッターという自傷行為の背後に「うつ」が忍びより,「うつ」の諸症状が「人格障害」とラベリングされている可能性もある.「やり直しがきかない」「取り返しがつかない」という心情こそ「とらわれの病理」である「うつ」の病理そのものである.社会学も交えた幅広い視点からこの時代の「うつ」の心的構造を解き明かす.

■目次

 特集 「うつの時代」を撃つ!
高木俊介,20041025,「巻頭言 『うつ』にとらわれた時代」『精神医療』36: 3-5.
宮台真司香山リカ高岡健高木俊介,20041025,「座談会 拡散するうつ病」『精神医療』36: 8-32.
◆山崎英樹,20041025,「老いを診る憂鬱――ぼけ予防・病名告知・臨終のとき」『精神医療』36: 33-41.
◆彦坂尚嘉,20041025,「アートとうつ病」『精神医療』36: 42-8.
◆墨岡孝,20041025,「現代うつ病考」『精神医療』36: 49-54.
◆木村一優,20041025,「青年たちのうつ――ボーダー,リストカット,そして現代社会」『精神医療』36: 55-60.
高岡健,20041025,「新自由主義下の拒食と過食――うつ病と摂食障害の関係」『精神医療』36: 61-6.
松本雅彦高岡健高木俊介(聞き手),20041025,「うつ,今昔――松本雅彦氏へのインタビュー」『精神医療』36: 67-82.

岡崎伸郎,20041025,「精神保健福祉法2005年改正の争点――解体・再編か? マイナーチェンジか?」『精神医療』36: 84-95.
◆塚本千秋,20041025,「引き抜きにくい釘 第5回――あからさまな花びら」『精神医療』36: 96-8.
浜田晋,20041025,「老いのたわごと 第24回――忘れられない人々――(1)」『精神医療』36: 99-103.

 書評
阿保順子,20041025,「『明解痴呆学――高齢者の理解とケアの実際』竹中星郎[著]日本看護協会出版会(2004年5月刊)」『精神医療』36: 104-6.
◆田中究,20041025,「『思春期外来――面接のすすめかた』大西勝・太田順一郎[編著]新興医学出版社(2004年3月刊)」『精神医療』36: 107-11.

高岡健,20041025,「編集後記」『精神医療』36: 112.

■引用


■書評・紹介


■言及



UP: 20120320 REV:20130928
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