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『精神医療』4-No. 33[通巻108] 特集:開放化運動を超えて

『精神医療』編集委員会 編 20040210 批評社,112p.

last update: 20120605

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■『精神医療』編集委員会 編 20040210 『精神医療』4-33(108) 特集:開放化運動を超えて,批評社,112p. ISBN-10: 4826503911 ISBN-13: 978-4826503914 ISSN: 09190546 \1700+税 [amazon][kinokuniya] ※(第4次・通巻108)
 ※20040210 『精神医療』4-33(108)

■内容

・出版社の紹介文([外部リンク]批評社HPより)
1970年代に展開された「開放化運動」とはいったい何であったのか,そして「開放化運動」は何を残し,その後の精神科医療の変革とどうつながったのか? 今あらためて精神科病院の果たすべき役割と病院医療のあり方をめぐる検討が要請されている.本号は,さる2003年10月11日に都市センターで開かれたワークショップ『開放化運動を超えて―病院から地域への移行をめざして』における報告を中心に編集された.けっして薔薇色とは言えないが,精神科病院の開放化から地域移行へといたるかすかな希望を見出し,過去30年の精神科病院改革運動と地域活動とを総括し,今後の展望を切り開こうという目論みである.

■目次

 特集 開放化運動を超えて
浅野弘毅,20040210,「巻頭言 開放化運動とは何であったか」『精神医療』33: 2-3.
石川信義森山公夫,20040210,「対談 開放化運動を超えて」『精神医療』33: 6-22.
浅野弘毅,20040210,「開放化運動の思想と実践」『精神医療』33: 24-31.
◆渡辺瑞也,20040210,「開放化運動のその後」『精神医療』33: 32-43.
◆服部正康,20040210,「陽和病院・開放化運動の経験から」『精神医療』33: 44-54.
◆物江克男,20040210,「光愛病院の変化からみる〈開放〉への問いかけ」『精神医療』33: 55-61.
◆黒田研二,20040210,「精神病院から地域への移行をめざして――大阪からの報告」『精神医療』33: 62-75.
黒川洋治,20040210,「新しい精神医療改革運動の行方――ワークショップのまとめに変えて」『精神医療』33: 76-83.
◆河野節子,20040210,「『開放化運動を超えて』のワークショップに参加して」『精神医療』33: 84-5.

小林 信子,20040210,「朝倉病院事件が見せた精神医療の闇」(精神科医療の事件ファイル 第2回),『精神医療』33: 87-93
◆塚本千秋,20040210,「引き抜きにくい釘 第2回――蛇の治療」『精神医療』33: 94-7.
浜田晋,20040210,「老いのたわごと 第21回――分裂病が治るということ@ とくに老親の介護について」『精神医療』33: 98-100.

 書評
◆石黒亨,20040210,「『「心のケア」を再考する』井上芳保[編著]現代書館(2003年3月刊)」『精神医療』33: 101-3.
浅野弘毅,20040210,「『老人介護とエロス――子育てとケアを通底するもの』三好春樹芹沢俊介[著]雲母書房(2003年3月刊)」『精神医療』33: 104-5.

■引用


■書評・紹介・言及

◆立岩 真也 2013/12/10 『造反有理――精神医療現代史へ』,青土社,433p. ISBN-10: 4791767446 ISBN-13: 978-4791767441 2800+ [amazon][kinokuniya] ※ m.


UP: 20120605 REV:20140127
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