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『精神医療』29 特集:人格障害のカルテ 理論編

『精神医療』編集委員会 編 20030110 批評社,159p.

last update: 20120303

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■『精神医療』編集委員会 編 20030110 『精神医療』29 特集:人格障害のカルテ 理論編,批評社,159p. ISBN-10: 4826503652 ISBN-13: 978-4826503655 ISSN: 09190546 \1785 [amazon][kinokuniya] ※(第4次・通巻104)
 ※20030110 『精神医療』4-29(104)

■内容

・出版社の紹介文([外部リンク]批評社HPより)
「人格障害」というラベリングされた病名が一人歩きしている.「精神分裂病」が「統合失調症」と呼び変えられても,事態は不変のまま継続している.
イギリスのブレア労働党政権は,「人格障害」と診断されれば犯罪を惹起しなくても重装備の保安病院へ収容するという法案を準備している.大阪池田小学校児童殺傷事件の被告は,3つの人格障害を持つと鑑定されたが,「人格障害」と名付けられた人々を容易に保安施設へ収容してゆく恐れがある.
今まで刊行されたどの専門誌よりも充実した内容でお届けする理論編.

■目次

 特集 人格障害のカルテ 理論編
高岡健,20030110,「巻頭言 人格障害論の脱構築へ」『精神医療』29: 2-3.
宮台真司・羽間京子・高岡健・岡村達也,,20030110,「座談会 なぜ人格障害はすわりが悪いのか?」『精神医療』29: 6-35.
◆鈴木茂,20030110,「人格認識自体がもたらす『障害』について」『精神医療』29: 36-49.
◆中村敬,20030110,「回避性人格障害再考」『精神医療』29: 50-61.
◆大河内敦子・粕田孝行,20030110,「人格障害論の現状と問題――精神看護から」『精神医療』29: 62-70.
森山公夫,20030110,「人格障害論の史的展開」『精神医療』29: 71-89.
◆西山詮,20030110,「精神病質論の行方」『精神医療』29: 90-101.
◆大下顕,20030110,「人格障害と英国の新しい立法」『精神医療』29: 102-9.

◆秋山賢三,20030110,「袴田事件と自白」『精神医療』29: 110-21.
◆大辻毅彦,20030110,「お笑い精神療法」『精神医療』29: 123-8.
◆高石俊一,20030110,「バリデーションとKOMI理論」『精神医療』29: 129-33.
浜田晋,20030110,「老いのたわごと 第17回――今日この頃」『精神医療』29: 134-6.
◆和迩秀浩,20030110,「往診東奔西走記 第14回――母親を生きる」『精神医療』29: 137-41.

 書評
高木俊介,20030110,「『統合失調症――精神分裂病を解く』森山公夫[著]筑摩書房(2002年8月刊)」『精神医療』29: 142-6.
◆小川恵,20030110,「『日本精神科医療史』 岡田靖雄[著]医学書院(2002年8月刊)」『精神医療』29: 147-54.

◆岡村達也,20030110,「編集後記」『精神医療』29: 159.

■引用


■書評・紹介


■言及



UP: 20120303 REV:
『精神医療』(雑誌)  ◇精神障害/精神医療  ◇強制医療/保安処分/心神喪失者医療観察法/…  ◇雑誌  ◇BOOK
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