ISICS Cultural Studies Program 2001 Work Shop 3
「徹底検証:ETV2001改竄問題とメディアの現在」
(文化研究プログラム+メキキ・ネット 共催)
のご案内
社会情報研究所文化研究プログラムでは、去る5月14日に開きました第
1回ワークショップ「FOR A TRANSFORMATIVE WORK: On the current
condition of the developing network of cultural studies in
Asia」、6月11日に開きました第2回ワークショップ「著者との対話:
Assembled in Japan: Electrical Goods and Making of the Japanese
Consumer」に続き、下記のように来る9月13日(木)午後5時より、第3
回のワークショップをメキキ・ネット(メキキ・ネットについては下記を参
照)との共催で開きます。
今回は、前回とは趣向を異にして、今日のメディアと公共放送の構造的危
機を、戦時性暴力 の表象化と隠蔽の問題を、NHKのETV2001の問題を具体的
に取り上げながらメディアの研究者と現場のジャーナリスト、映像制作に携
わる人々をつなぐような仕方で考えていきたいと思います。
重い問題ですが、現代のメディアと記憶と表象の政治、メディア・リテラ
シー、カルチュラル・スタディーズの実践に関わる問題が集約的に出てきて
いるテーマです。ぜひとも、現代のメディアの制作現場にこれから真面目に
かかわろうとしている社情研研究生、映像ジャーナリズムやドキュメンタ
リー、メディア・リテラシーなどのテーマに関心のある大学院生、女性国際
戦犯法廷をはじめとする戦争責任と記憶の表象化の問題に関心を持っている
大学院生やより多くの方々に、ふるってご参加いただきたいと思います。