『情況』2008年8月号
20080725 情況出版
last update:20120308
■『情況』 20080725 『情況』2008年8月号,情況出版 ASIN:B001CR4V5U [amazon] ※
■内容(Amazonより)
内容説明
特集 人間的環境と環境的人間-包摂としての環境/特集 新左翼とは何だったのか-荒岱介×表三郎、神津陽、小野田襄二×青砥幹夫、蔵田計成、三上治/状況への発言 田原牧『秋葉原無差別殺傷事件』、田保寿一『イラク帰還兵たちの反戦運動』、丸川哲史『第三世界の農村』
この雑誌について
現代社会・現代思想全般への総合批評誌
■目次
【情況への発言】
田原牧 「墓守日誌(2) 秋葉原無差別殺傷事件――赤紙がやってくる前夜に君は路上を転がった」
丸川哲史 「北京日記(3)−−第三世界の農村」
田保寿一 「イラク帰還兵たちの反戦運動」
遠藤不比人 「露呈する<政治>と東アジア――ラカン派国際会議@台湾」
【特集1:人間的環境と環境的人間――包摂としての環境】
・特集あいさつ 「つづく」ということと問学
・鼎談:最首悟・丹波博紀・佐藤靜) 「内発的義務の淵源――共生・「どうしようもなさ」と利解」
・最首悟 「不知火海ヘ――調査行の私的起点」解説:丹波博紀
・立岩真也 「再掲・引用――最首悟とその時代から貰えるものを貰う」
・堂前雅史 「流域としての水俣から」
・世界泰平 「知られざる環境汚染による被害を受けているのは誰か」
・丹波博紀 「「死民」の地政学――谷川雁と石牟田道子の「手紙」から読み解けるもの」
【特集2:新左翼とは何だったのか】
荒岱介×表三郎(司会:白井聡) 「新左翼とは何だったのか」
神津陽(聞き手:福井伸一・田部圭史郎) 「『極私的全共闘史』をめぐって」
小野田襄二×青砥幹夫 「完全復刻版『遠くまで行くんだ』――連合赤軍をめぐって」
蔵田計成 「検証・連合赤軍総括から引き出す教訓と歴史的責任――新左翼主義の主観的極限志向の果てに演じた、客観的背理の意味」
最首悟対談シリーズ(2) 「新しい系譜の運動を目指して――「SECT6」から学館闘争まで」(対談者=三上治)
【連載】
佐藤優 「今こそ廣松渉を読み返す(5)」
クルト・ケプルナー 「戦争の国への旅――ユーゴスラヴィアでの一外国人の体験(3)」
【書評】
・石塚良次 「青木孝平著『コミュニタリアン・マルクス』」(社会評論社)
・川村哲也(神奈川大学) 高橋洋児 『マルクスを「活用」する!』(彩流社)
【インフォメーション】
【編集後記】
■本文掲載
◆立岩 真也 2008/08/01「再掲・引用――最首悟とその時代から貰えるものを貰う」,『情況』第3期9-9(2008-8):59-76
*作成:小川 浩史