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『病院・地域精神医学』 第85集

日本病院・地域精神医学会 編 1987/03/25

last update: 20140309

■日本病院・地域精神医学会 編 1987/03/25 『病院・地域精神医学』85

■目次

巻頭言 第29回総会開催にあたって  道下忠蔵
会告
第29回病院・地域精神医学会総会プログラム
一般演題TA:精神科における自由と拘束
1.精神科治療における自由・拘束の意味  佐野晋
2.アルコール中毒病棟の運営―拘束がいかに非治療的か―  西田千恵子
3.開放病棟における「安静度」について  内田善之
4.開放病棟における自由  富永貴美子
5.代理行為の中の小遣管理から患者処遇を考える  黒木八千代
6.急性期閉鎖病棟の治療におけるスタッフミーティングの役割
―その拘束との関係―  木越トヨ子
7.医師主導型改革のその後―主として院内システムの問題について―  稲村茂
8.人身保護法違反として告発された同意入院の例  石川高嶺
9.札幌ロボトミー訴訟の終結―強制入院下の人権保障について―  宗代次
一般演題TB:地域でのとりくみ
1.劇団<憂鬱座>実践報告  永原敬
2.「共に生きること」の実践活動―あさかの里方式を考える―  茨木龍芳
3.患者クラブによる自主的作業所に職員(秘書)が入って何が変わったか
―共同作業所における職員の役割―  大井徹
4.精神障害者の社会復帰過程における共同住居の役割について  青木美代子
5.家族会結束力とそのチャンス
―“ひょうたんからこま”の共同作業所づくり―  吉田勇
6.“静止期”におけるリハビリテーション的働きかけについて  高畠克子
7.ソーシャルクラブ「こぶしの会」の実践
―岐阜県飛騨地方における地域サポートシステムを求めて―  松井完二
8.地域での回復者クラブの実践―役場保健活動の一環として―  川谷内佐和子
9.社会適応訓練事業へのかかわりから保健婦が学んだこと  飯田芳枝
一般演題TC:デイケアをめぐって
1.保健所デイケアのプログラムをめぐって
―小岩保健所での7年間の経験から―  菅原隆
2.デイケア集団活動のあゆみ  東順子
3.患者の自主性と職員の関わりについて
―デイケアの活動プログラムを通して―  磯谷留美子
4.デイケア通院者の社会復帰を巡る諸意識について―SD法による―  吉本博昭
5.名取病院デイケアの経験から―病院デイケアの限界―  山口一昭
6.精神科デイケアの役割―とくに長期入院患者の退院・社会復帰に関して―  奥宮祐正
7.地域デイケアからみた病院医療  浅野弘毅
8.大都市(横浜市)の中の病院デイケア―現状と特徴―  大場純一
9.総合病院精神科における作業療法室の役割  清水敏子
特別講演
「精神分裂病回復の順序について」  中井久夫
シンポジウムT関連演題
1.精神障害者の「生活」を支える社会復帰援助とは
―外来諸活動の経験から考える―  岡田真弥子
2.「精神科治療プログラム」  花岡秀人
3.一分裂病者の回復過程―開放治療下での諸グループ活動への参加を通じて― 武藤隆
シンポジウムT:精神分裂病者の回復過程―そのみたてとかかわり方―
シンポジウムTのための症例
1.看護の中のひとつの考え  東栄機
2.今を豊かにする為に  藍田寿弘
3.症例Nについて  早稲田勝治
4.精神分裂病者に対するみたてのあり方について  稲村茂
5.指定発言  岩田泰夫
6.指定発言  岩間茂
シンポジウムU関連演題
1.公立精神病院における保護室使用に関する調査と考察  納谷敦夫
2.精神衛生法改正をめぐって―肥前の現状から―  金文秀
3.与えられた「自由の拘束」と克ち取られるべき「拘束への抵抗の自由」のセメギアイについて、等々  松原恒也
シンポジウムU:精神科治療における自由・拘束の意味
シンポジウムU検討委員会・討論概要
1.看護者が自由じゃないと患者も自由じゃない  佐原美智子
2.入院時における患者の自己決定について  上野光歩
3.現行精神衛生法下における拘束の意味と自己決定権の保証について考える
―援助実践における援助者側の思惑と患者さんの受け取り方を中心にして―  西沢利朗
4.精神衛生法検討委員会のアンケート調査から  白沢英勝
5.指定発言  向井哲郎
6.指定発言  滝沢武久
一般演題UA:看護と院内活動
1.思春期・青年期の取り扱い困難な症例を通して(T)
〜プライマリー・スタッフの考え方〜  佐倉孝
2.思春期・青年期の取り扱い困難な症例を通して(U)
〜プライマリー・スタッフの実際〜  丸森左貴
3.院内における女だけのグループの経験から  豊城まさ子
4.社会復帰活動のこころみ―料理教室を通して―  高峰勝子
5.老人病棟における理学療法的かかわりの試み  甲斐道子
6.患者にとって作業療法とは何なのか?  大岡政嗣
7.駒ヶ根病院における作業療法のあり方―第一報 その歴史的変遷―  小沢伸二
8.淋しさと不安から退院をためらう単身慢性分裂病患者の看護  安部真奈美
9.患者の希望するものと家族の期待するもの  金子義宏
10.まきび病院の看護の変遷の中から  松田茂
11.「あたり前の食事をめざして」まきびでの0からのスタートの報告(誌上発表)  守屋美穂子
一般演題UB:地域のネットワーク・その他
1.愛誠病院精神科における5年以上長期入院患者の実態調査  梶原一郎
2.精神疾患患者を抱えた家族の意識調査を試みて  中屋京子
3.当院における精神分裂病長期(5年以上)外来通院者の実態について  坂本隆
4.精神科診療所における“精神医療”の試み
―医師以外のスタッフの位置付けを含めて―  阪田憲司郎
5.デイケアから作業所へ―回復過程へのかかわり―  塩沢辰子
6.名もない救護施設の実践―精神障害者処遇の中間総括として―  辻本俊明
7.アルコール問題をめぐるCommunity Organization〜佐賀の試み〜  佐藤詠子
8.小平地域における精神衛生連絡協議会の設置とその意義  清水英利
9.精神衛生センターと社会復帰活動(2)
―ボランティアに対する精神衛生講座の試み―  鈴木俊寿
10.石川県の精神医療の現状について(誌上発表)  第29回病院・地域精神医学会総会実行委員会
第29回総会運営委員会・実行委員会の報告  道下忠蔵


*作成:桐原 尚之
UP: 20140309 
精神障害/精神医療  ◇広田伊蘇夫氏蔵書  ◇雑誌 
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