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『現代思想』2005

『現代思想』
青土社 http://www.seidosha.co.jp

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2005年1月号 特集:フリーターとは誰か
2005年2月号 特集:脳科学の最前線
2005年3月号 特集:松本清張の思想
2005年4月号 特集:教育現場の変貌
2005年5月号 特集:公共性を問う
2005年6月号 特集:〈反日〉と向きあう
2005年6月臨時増刊号 総特集:ブックガイド日本の思想――『古事記』から丸山眞男まで
2005年7月号 特集:イメージ発生の科学――脳と創造性
2005年8月号 特集:靖国問題
2005年9月号 特集:女はどこにいるのか
2005年10月号 特集:宇宙論との対話
2005年11月号 特集:マルチチュード
2005年12月号 特集:1990年代論――規律から管理へ

注:発行月日が便宜的に発行された月の一日になっている場合があります。ご注意ください。


『現代思想』2005年1月号 特集:フリーターとは誰か・表紙   『現代思想』2005年2月号 特集:脳科学の最前線・表紙   『現代思想』2005年3月号 特集:松本清張の思想・表紙   『現代思想』2005年4月号 特集:教育現場の変貌・表紙   『現代思想』2005年5月号 特集:公共性を問う・表紙   『現代思想』2005年6月号 特集:〈反日〉と向きあう・表紙   『現代思想』2005年6月臨時増刊号 総特集:ブックガイド日本の思想――『古事記』から丸山眞男まで・表紙   『現代思想』2005年7月号 特集:イメージ発生の科学――脳と創造性・表紙   『現代思想』2005年8月号 特集:靖国問題・表紙   『現代思想』2005年9月号 特集:女はどこにいるのか・表紙   『現代思想』2005年10月号 特集:宇宙論との対話・表紙   『現代思想』2005年11月号 特集:マルチチュード・表紙   『現代思想』2005年12月号 特集:1990年代論――規律から管理へ・表紙  



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■『現代思想』33-01 (2005-01) 2005/01/01

特集=フリーターとは誰か
青土社,182p. ISBN-10: 4791711319 ISBN-13: 978-4791711314 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2704


□連載――『大菩薩峠』を読む
第十回 ジェンダーとセクシュアリティ(その1) 成田龍一

□連載――ニューヨーク烈伝
第二回 大地に棲むこと、領土に棲むこと 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第三回 そこには何もない1 飯島洋一

特集=フリーターとは誰か

インタヴュー
フリーターとは誰か 小杉礼子 長原豊(聞き手)

フリーターの現在
万国のミドルクラス諸君、団結せよ!? アブジェクションと階級無意識 渋谷望

貧者の領域 西澤晃彦

フリーター宣言 
フリーター全般労働組合についてのあれこれと詩 高橋良平 安里健

新たなプロレタリアート
亡霊的プロレタリア 永山則夫の子どもたちへ 平井玄

くすね盗られた革命 J・ランシエール 長原豊訳 

フリーターを読む
ジョブスポットが教えてくれないこと 鍛冶まりあ夢
手の争い 宇城輝人

時間政治
大学非常勤講師の柔軟ではない頭から 田崎 英明

労働とは何か
職業、労働、アカの他人 山の手緑
労働、有罪 矢部史郎
歴史的フリーター
女性労働力の動員と動員の翌朝 松本麻里

第二組合/スト破り/フレキシビリティ 「裏切り」の系譜学 入江公康

□研究手帖 
審査の平等 川口 有美子



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■『現代思想』33-02(2005-02) 2005/02/01

特集:脳科学の最前線
青土社,238p. ISBN-10: 4791711327 ISBN-13: 978-4791711321 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2705


□連載――『大菩薩峠』を読む
第11回 ジェンダーとセクシュアリティ (その2) / 成田龍一

□連載――ニューヨーク烈伝
第3回 群集身体(アーバン・スペース)に花を咲かせよ! / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第4回 そこには何もない 2 / 飯島洋一

特集=脳科学の最前線

【討議】
イメージする脳 / 茂木健一郎+港千尋

【脳科学の最前線】
脳と情動 知・情・意は解明できるか / 佐々木和夫
サルが道具を使うとき 脳と身体イメージ / 入來篤史
「ことば」の脳自然史 / 岡ノ谷一夫
身体・行為・記号 認知ロボティクスの立場から / 谷淳

【脳科学とテクノロジー】
病者の光学 / 美馬達哉
マインド・タイム / ベンジャミン・リベット (訳=木島泰三 解題=美馬達哉

【知と身体】
直観と理論 / 信原幸弘
脳科学・コネクショニズム・還元と消去 / 戸田山和久
視覚経験と運動行為 そのつながりはそんなに緊密なのか? / アンディ・クラーク (訳=吉田めぐ美)
身体運動意味論 言語・イメージ・身体 / 月本洋

【脳と精神】
精神分析と脳科学 / 十川幸司
脳のエクリチュール デリダとコネクショニズム / 小泉 義之
身体がなければ精神もない ダマシオとスピノザ / 桜井直文

□研究手帖
悔恨の二〇〇四年 / 柳原孝敦



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■『現代思想』33-03(2005-03) 2005/03/01

特集:松本清張の思想
青土社,214p. ISBN-10: 4791711335 ISBN-13: 978-4791711338 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2706


□連載――『大菩薩峠』を読む
最終回 歴史小説としての『大菩薩峠』 / 成田龍一

□連載――ニューヨーク烈伝
第4回 反白壁(アンチ・ホワイト・ウォール)論 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第5回 斧と革命 1 / 飯島洋一

特集=松本清張の思想

【討議】
松本清張と歴史への欲望 / 小森陽一+成田龍一

【エッセイ】
仕事の現場から / 藤井康栄
『昭和史発掘』を読む 清張史観を現代に活かす途は / 纐纈厚

【歴史】
日本の黒い霧 現代史への接近 / 藤井忠俊
事実・発掘・史料 いま再びの『昭和史発掘』 / 有馬学

【長編小説】
『神々の乱心』の謎を解く / 原武史
『北の詩人』の読まれ方 あるいはナラティブに回収されないもの / 渡辺直紀

【短編小説】
転移する「勝者の欲望」 松本清張「赤いくじ」を読む / 新城郁夫
清張の、女と因果とリアリティ / 飯田祐子

【事件】
七三一部隊の亡霊 帝銀事件再読 / 常石敬一
一九四九年、反革命攻勢 / 入江公康

【時代】
一九六〇年のアクチュアリティ/リアリティ / 佐藤泉
消費材としての「歴史」/「フィクション」という思想
 一九六〇年代における大岡昇平と松本清張の「すれ違い」をめぐって / 花森重行

□研究手帖
趙紫陽の死と「検閲の最高形態」 / 本田親史



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■『現代思想』33-04(2005-04) 2005/04/01

特集:教育現場の変貌
青土社,230p. ISBN-10: 4791711343 ISBN-13: 978-4791711345 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2707


□連載――ニューヨーク烈伝
第5回 労働する身体(ワーキング・ボディーズ)の交通空間 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第6回 斧と革命 2 / 飯島洋一

特集=教育現場の変貌

【教育問題入門】
現代教育の基礎講座 教育と社会を理解するために / 大内裕和

【現場から】
「教職専門職大学院」のポリティクス 専門職化の可能性を探る / 佐藤学
「ゆとり教育」から「ゆとりも学力も」へ 今、学校で何が起きているか / 赤田圭亮
溶解する小学校、やむを得ないから異議もない? / 岡崎勝

【教育環境】
教育基本法改悪に抗して自由と平和を求める 教育における労働と「心」の考察 / 三宅晶子
非道、乱暴、グロテスク・・・・・・ 石原都知事の教育“改革”が「人間」を破壊する / 村上義雄

【ファシズムか?】
ファシズム化する教育 / 高橋哲哉
教育基本法改正案とファシズム / 佐々木賢
「心の教育」が意図するもの / 小沢 牧子

【大学改革以後】
自己責任論というイロニーとその向こう側 / 岩崎稔
「金力」による支配 法人化一年の国立大学 / 小沢弘明
新自由主義的グローバル化の下での学術生産 / 陳光興+錢永祥 (訳=本田親史)

【民族教育】
メディアの中の「在日」と「朝鮮学校」、そのリアリティのありか / 韓東賢

【労働と教育】
知は社会的紐帯たりうるか / 田崎 英明
昨今の「ゆとり教育」と労働実話 / 山の手緑

□研究手帖
アフリカ砂ヘビの脳 / 岡ノ谷一夫



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■『現代思想』33-05(2005-05)

特集:公共性を問う
青土社,238p. ISBN-10: 4791711351 ISBN-13: 978-4791711352 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2708


□連載――ニューヨーク烈伝
第6回 闘う情動の街角(まちかど) 1 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第7回 白い狼と赤い狼 1 / 飯島洋一

特集=公共性を問う

【インタビュー】
公共性の現在 コミュニティのために
 / マーシャル・バーマン [聞き手=酒井 隆史+高祖岩三郎] (訳=丸山里美)

【討議】
公共圏の解体と創出 ネオリベラル・アーバニズムと抵抗のアーバニズムへ / 酒井 隆史+高祖岩三郎

【下北沢より】
街に生きる 下北沢計画の問題点と“Save the 下北沢”の活動 / 金子賢三
下北沢を巡るネヴァーエンディング・ストーリー / 志田歩
単なる道路問題ではない 下北沢の再開発を問う / 木村和穂

【インタヴュー】
壁の汚れ、想像力とともにある生 / ペドロ・コスタ [聞き手=入江宗則] (訳=御園生涼子)

【ジェントリフィケーション】
ジェントリフィケーションは卑劣な言葉なのか / ニール・スミス (訳=若松司)
公共空間の変容 ジェントリフィケーションから報復の都市へ / 原口剛

【都市】
(ジェントリフィケーション下の)都市への権利 / 酒井 隆史
純粋空間と群衆の多幸症 / 篠原雅武

【民営化】
マルチチュードの公共性 / 毛利嘉孝
誰のための・何のための郵政民営化か / 白川真澄

【地方】
狂ったデジャ・ヴュに抗いながら 広島市「旧市街」の詩学のために / 東琢磨
大阪における多文化状況の展望と在日朝鮮人 コリアタウンと大阪ビジネスパークの対比から / 福本拓

□研究手帖
東アジアにおける身体的表現の可能性 / 佐藤賢



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■『現代思想』33-06(2005-06)

特集:〈反日〉と向きあう
青土社,238p. ISBN-10: 479171136X ISBN-13: 978-4791711369 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2709


□連載――ニューヨーク烈伝
第7回 闘う情動の街角(まちかど) 2 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第8回 白い狼と赤い狼 2 / 飯島洋一

特集=〈反日〉と向きあう

【〈反日〉と向きあう】
応答の失敗 / 高橋哲哉
新たなアジア的対話のために / 鵜飼哲
反日が映し出す〈わたしたち〉 / 岡野 八代
〈われ-われ〉の吶喊 / 長原豊

【アジア】
ポスト東アジア 新たな連帯の条件 / 米谷匡史
アジアにおける独立の問題 / 陳光興 (訳=本田親史)
東アジアの水彩画? / 東琢磨
相互的な想起の文化のために あるいは禁じえなかったある類推 / 岩崎稔

【領土問題】
「独島問題」への旅 / 子安宣邦
国民国家の内と外 東アジアの領有権紛争と歴史論争に寄せて / 林志弦 (訳=河かおる)
近くて遠い「独島/竹島」問題の一考察 / アン・ヨンソン (訳=坂本知壽子)

【日韓関係】
映画史家は日韓関係に何を寄与できるか / 四方田犬彦
二世論と三世論のあいだ / 洪貴義
朝鮮/日本をめぐる記憶の場 / 板垣竜太
日韓交渉下での被害者・遺家族の声 / 太田修
決壊 史上初の日韓会談関連外交文書の公開から始まる「真実の濁流」によせて / 吉澤文寿

【日中関係】
反日デモ どういう歴史の目で見るか / 溝口雄三
歴史の交差点に立って / 孫歌
一九一九年と二〇〇五年の間で 中国反日デモから見える歴史と出来事 / 丸川哲史
中国の「反日」とどう向き合うか アジアの練習のために / 坂元ひろ子
中国の反靖国直接行動に思う / 緒形康

【教科書・国連問題】
制度の内と外を超えて 東アジアの歴史教科書と教育の再構成 / 白永端
「わたしたち」という救済 / 崎山直樹+高口康太
崩壊する理性と倫理 常任理事国入り問題が示すもの / 河辺一郎
アジア地域主義の中の他者 / 土佐 弘之

【民衆の交流】
日韓関係と「連帯」の問題 / 権赫泰
越境する日韓のポピュラー文化 / 毛利嘉孝
韓流の東アジア的可能性 / 白元淡 (訳=趙慶喜)
篠山と朝鮮半島 未知なる故郷の歴史にむけて / 細見和之

□研究手帖
スピノザとゾンビ / 木島泰三



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■『現代思想』33-07(2005-06e) 2005/06

臨時増刊号 総特集=ブックガイド日本の思想――『古事記』から丸山眞男まで
青土社,214p. ISBN-10: 4791711378 ISBN-13: 978-4791711376 1143+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2710


総特集=ブックガイド日本の思想――『古事記』から丸山眞男まで

□古典を読むこと、そして読み直すこと / 子安宣邦
『古事記』 ――草である人びとの物語 / 三浦佑之
『源氏物語』 紫式部 ――東アジアの時空から / 河添房江
『教行信証』 親鸞 ――阿弥陀仏の絶対知の理路を辿る / 佐藤正英
『平家物語』 ――書き継がれ語り継がれる物語 / 櫻井陽子
『太平記』 ――作られた室町幕府の物語 / 長谷川端
『謡曲』 世阿弥 ――古典からの飛躍:能の創造と完成 / 竹内晶子
『語孟字義』 伊藤仁斎 ――『論語』 による儒家概念の再生 / 子安宣邦
『弁道』 荻生徂徠 ――ポレミックな徂徠学に関するマニフェスト / 澤井啓一
『出定後語』 富永仲基 ――近代仏教学のさきがけ / 宮川康子
『統道真伝』 安藤昌益 ――「自然世」 の思想 / 見城悌治
『玄語』 三浦梅園 ――条理語で描いた天地 / 小川晴久
『古事記伝』 本居宣長 ――『古事記』 の新たな 「神典」 化 / 子安宣邦
『夢の代』 山片蟠桃 ――懐徳堂の知の集大成 / 宮川康子
『南総里見八犬伝』 曲亭馬琴 ――聖痕の神話学の系譜 / さくらいすすむ
『日本外史』 頼山陽 ――名文の歴史教科書 / 野口武彦
『文明論之概略』 福沢諭吉 ――「脱亜論」 の道を用意した文明論 / ひろたまさき
『選挙人目さまし』 中江兆民 ――代表をめぐる原理的考察 / 宮村治雄
『二千五百年史』 竹越与三郎 ――文明史と天皇 / 花森重行
『後世への最大遺物』 内村鑑三 ――明治日本の公共精神 / 千葉眞
『帝国主義』 幸徳秋水 ――グローバル化する社会の新しい倫理をめざして / 梅森直之
『三十三年之夢』 宮崎滔天 ――「夢」 の一人歩き / 横地剛
『茶の本』 岡倉天心 ――美しき生の術 / 大久保喬樹
『破戒』 島崎藤村 ――「国民文学」 としての再生 / 高榮蘭
『文学論』 夏目漱石 ――「文」 の 「学」 を論ず / 林少陽
『一握の砂』 石川啄木 ――同一化への拒絶 / 小森陽一
『神代史の新しい研究』 津田左右吉 ――神話は人生と交わるか / 田中聡
『大菩薩峠』 中里介山 ――時代の節目に多様な読みを誘発する / 成田龍一
『女の立場から』 山川菊栄 ――まずかく疑うことを習え / 鈴木裕子
『支那革命外史』 北一輝 ――革命とファシズムの間 / 丸川哲史
『憲法撮要』 美濃部達吉 ――「大正デモクラシー」 の憲法論 / 長尾龍一
『パスカルにおける人間の研究』 三木清 ――ハイデガーの蔭の下でのパスカルとの対話 / 岩崎稔
『恋愛創生』 高群逸枝 ――フェミニズムにおける文明批判の罠 / 水溜真由美
『一九二八年三月十五日』 小林多喜二 ――拷問・革命・日常性 / ノーマ・フィールド
『日本資本主義発達史』 野呂栄太郎 ――天皇制国家の 「メタ経済学」 / 長原豊
『日本イデオロギー論』 戸坂潤 ――現代日本に於ける日本主義・ファッシズム・自由主義・思想の批判 / 林淑美
『支那社会研究』 橘樸 ――中国の農村倫理を求めて / 緒形康
『倫理学』 和辻哲郎 ――「信頼」 と 「空」 の倫理学 / 田中久文
『万葉秀歌』 斎藤茂吉 ――遍満する日本精神 / 品田悦一
『国語学原論』 時枝誠記 ――主体的言語学のゆくえ / 安田敏明
『回教概論』 大川周明 ――日本イスラーム研究草創期の一道標 / 鈴木規夫
『自覚について』 西田幾多郎 ――自己の根柢は世界の根柢である / 清水太郎
『死霊』 埴谷雄高 ――いま蘇る観念の伝奇小説 / 栗原幸夫
『俘虜記』 大岡昇平 ――春本と悪党 / ミッシェル・ドボアシウ
『真空地帯』 野間宏 ――五〇年代の 「大衆路線」 / 佐藤泉
『人間の條件』 五味川純平 ――語り継がれた植民地と戦争の 「記憶」 / 川村湊
『現代政治の思想と行動』 丸山眞男 ――戦後の精神的起点 / 道場親信
『故郷七十年』 柳田国男 ――老人と子供と悠久の日本 / 村井紀
『日本とアジア』 竹内好 ――今、どう竹内か / 溝口雄三
『意識と本質』 井筒俊彦 ――意味の深みへの探究 / 安藤礼二



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■『現代思想』33-08(2005-07)

特集:イメージ発生の科学――脳と創造性
青土社,246.p ISBN-10: 4791711386 ISBN-13: 978-4791711383 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2711


□連載――ニューヨーク烈伝
第8回 闘う情動の街角(まちかど) 3 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第9回 白い狼と赤い狼 3 / 飯島洋一
追悼――ポール・リクール
リクール哲学が探求したもの / 久米博

特集=イメージ発生の科学 脳と創造性

【脳と創造性】
創造する脳 / 港千尋+茂木健一郎

【人間のかたち】
ヒューマノイドの身体性 / 國吉康夫
設計の自己反射・離陸する身体 / 金森 修
現前する肉体 / 松原 洋子

【生成するイメージ】
遂行的イメージ / 河本英夫
回帰するイメージ システム論的精神分析序説 / 十川幸司
神経系イメージ学へ / 田中純
分子が眺める生命の起源 / 松野孝一郎

【脳と認知】
可塑性(プラスティシテ)への願い / カトリーヌ・マラブー (訳=桑田光平)
視点変化の生理学 / アラン・ベルトズ (訳=隠岐さや香)
個体識別か個体化か / 田崎 英明

【造型】
進行し続けるイメージ形成 デューイ、カベル 経験としてのアート / 齋藤直子
プロブレム デリダの〈前〉に / 郷原佳以
アンタイトルドゥ(Untitled) 日本・近代「内面」 / 村岡三郎 [訪ね人=李静和]

□研究手帖
介護問題も深刻な日本軍「慰安婦」問題 / 坂本知壽子



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■『現代思想』33-09(2005-08)

特集:靖国問題
青土社,246p. ISBN-10: 4791711394 ISBN-13: 978-4791711390 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2712


□連載――ニューヨーク烈伝
第9回 黒(アナ)と赤(ボル)と、そして / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
第10回 絵画という亡霊 1 / 飯島洋一

特集=靖国問題

【討議】
〈靖国〉で問われているもの / 高橋哲哉+田中伸尚

【靖国問題】
「靖国問題」とは何か わな(、、)にはまってはならない / 子安宣邦
靖国をめぐる状況は変わったか / 菱木政晴
靖国神社で歌われなかった歌は 台湾原住民訪日団「返せ!我が祖霊」行動の一日 / 丸川哲史

【国家と宗教】
死霊祭祀のポリティクス 招魂と慰霊 / 磯前順一
招魂 戊辰戦争から靖国を考える / 奈倉哲三
記憶、追悼、そして国民道徳 靖国神社と戦後日本における国家と宗教の再統合 / ハリー・ハルトゥーニアン (訳=星野靖二)

【死者と鎮魂】
弔い論へ向けて 死者、亡霊、戦死者から / 川村邦光
戦死者多重祭祀論 / 岩田重則
贖罪の時 / 小泉 義之
「差別化」される死 / 内海愛子
Not in our names! 「戦争被害者」であることと靖国問題 / 道場親信
「分断の政治」を超えて 東京大空襲・慰霊堂・靖国 / 山本唯人

【遊就館】
遊就館 「靖国」のミュージアム / 木下直之
複製技術時代における奉納品 花嫁人形と靖国神社におけるファシスト美学の謎
 / エレン・シャッツナイダー (訳=高橋原)

【沖縄から】
追悼する地域の意思 沖縄から / 屋嘉比収
沖縄から見える戦争前夜 / 金城実

【反靖国】
六〇年前の亡霊にではなく、学生に賃金を。 / 矢部史郎
靖国に抗する〈うた〉 アジア臨界音楽論序説 / 東琢磨

□研究手帖
倉橋由美子/第三の性 / 鈴木直子



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■『現代思想』33-10(2005-09)

特集:女はどこにいるのか
青土社,246p. ISBN-10: 4791711408 ISBN-13: 978-4791711406 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2713


□連載 ニューヨーク烈伝
第十回 革命思想とその分裂生成 1 高祖岩三郎

□連載 建築と破壊
第十一回 絵画という亡霊 2 飯島洋一

特集=女はどこにいるのか

【インタヴュー】
上野 千鶴子 ケアをすること/されること
富田玲子 空間をつくる ハルモニとの出会い

【ケアをする・される】
岡野 八代 繕いのフェミニズムへ
新田啓子 遠いものを愛すること 親密圏とその外部
足立眞理子 「従属」の取引
齋藤直子 父の言語のフェミニズム スタンリー・カベルと解釈の政治学

【スペースをつくる】
宮地尚子 支配としてのDV 個的領域のありか
金惠信 「家」と付き合い、「家」に抗う
嶋田美子 箪笥の中の骨

【移動する】
鄭暎惠  越境日記
金富子  植民地教育とジェンダー 教育版植民地近代化論を再考する
M・モロクワシチ  移動の中への定住 ヨーロッパにおけるポスト「壁」移動のジェンダー分析(本山央子訳)

【休みながら闘う 】
冨原眞弓 逸脱する「女」、またはアンティゴネー
阿部小涼 海で暮らす抵抗 危機の時代の抵抗運動研究のために
J・ハーマン 見慣れた風景にまぎれて 売春をめぐる臨床的観察(佐々木綾子・宮地尚子訳)

【男性性とは】
新城郁夫  植民地の男性セクシュアリティ 沖縄占領とゲイ身体政治
十川幸司  セクシュアリティの二重性 システム論的精神分析の展開 

□研究手帖
「現代」思想 桑田光平



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■『現代思想』33-11(2005-10)

特集:宇宙論との対話
青土社,222p. ISBN-10: 4791711416 ISBN-13: 978-4791711413 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2714


□新連載――家族・性・市場
第1回 家族・性・市場 / 立岩 真也 08-19pp. 資料

□連載――ニューヨーク烈伝
第11回 都市化(アーバニゼーション)における変革運動の共棲(シンビオシス) 革命思想(マルキシズム)とその分裂生成(シズモジェネシス) 2 / 高祖岩三郎

□連載――建築と破壊
最終回 二羽の鳥と二つの塔 / 飯島洋一

特集=宇宙論との対話

【現代宇宙論】
量子力学は何の理論か? / 佐藤文俊
現代宇宙論はどこを見ているのか 宇宙論のトピックめぐり / 松浦俊輔

【宇宙の存在】
見当はずれな場所でのETさがし / ジェイムズ・N・ガードナー (訳=長尾力)
神の存在証明と宇宙の存在証明 / 小泉 義之

【宇宙空間】
アインシュタイン宇宙論の成功と失敗 「浮遊文明」の扉を開いて / 金子務
無重力と造形 / 小町谷朝生

【宇宙論との対話】
ニュートン・アインシュタインをダーウィン化する / 三浦俊彦
宇宙における「時間の誕生」 パースの場合 / 伊藤邦武
ミクロとマクロ その統一の謎 / 西脇与作

□研究手帖
女たちのことば / 岡野 八代



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■『現代思想』33-12(2005-11)

特集:マルチチュード
青土社,238p. ISBN-10: 4791711424 ISBN-13: 978-4791711420 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2715


□連載――家族・性・市場
第2回 労働を買う側は利益を得ていない / 立岩 真也 28-38pp. 資料

□連載――ニューヨーク列伝
第12回 ハーレム・ブロンクス伝 1 ハーレムへの途 / 高祖岩三郎

特集=マルチチュード

【インタヴュー】
マルチチュードとは何か マイケル・ハートとアントニオ・ネグリへの質問
 / マイケル・ハート+アントニオ・ネグリ (訳=清水知子)

【討議】
マルチチュードとは誰か / 市田良彦小倉 利丸

【『マルチチュード』をめぐって】
マルチチュードの未来 『マルチチュード』仏訳版刊行に寄せて / ピエール・マシュレ (訳=桑田光平)
ピエール・マシュレへの応答 / アントニオ・ネグリ (訳=桑田光平)
愛が〈共〉であらんことを マルチチュードのプロジェクトのために / 水嶋一憲
非−全体 Pastout 社会的リンクにおける〈対象a〉 / スラヴォイ・ジジェク (訳=長原豊)

【マルチチュードの闘争】
現実主義的革命家とマルチチュード、そして闘争の最小回路 / 廣瀬純
犬が野良犬になるについての労働の、あるいは戦争の役割 / 入江公康
ある晴れた朝、不可能な階級は・・・・・・ / 長原豊

【民主主義と戦争】
暴力批判試論 R・ルクセンブルクとW・ベンヤミン / 市野川容孝
移動と再生産と戦争機械 平滑空間で愛を叫ぶ / 矢部史郎

【様々なマルチチュード】
台湾――逆光的鳥托邦(ユートピア) / 桜井大造
剥き出しの突飛な日常 石垣カフェとは何だったのか / 篠原雅武
数々の脱出(エクソダス)をつなぎあわせて 女性ホームレスたちとの出会いから / 丸山里美
グローバルな抵抗の時代におけるタイの社会運動
 / ジャイ・ジャイルズ・ウンパゴーン (訳=石川耕三+長原豊)

□研究手帖
スターウォーズからナルニアへ / 高橋原



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■『現代思想』33-13(2005-12)

特集:1990年代論――規律から管理へ
青土社,214p. ISBN-10: 4791711432 ISBN-13: 978-4791711437 1238+ [amazon][kinokuniya] ※
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2716


□連載――家族・性・市場
第3回 労働を買う側は利益を得ていない (続) / 立岩 真也 08-19pp. 資料

□連載――ニューヨーク列伝
第13回 ハーレム「運動体」論 ハーレム・ブロンクス伝 2 / 高祖岩三郎

特集=1990年代論 規律から管理へ

【構造】
鋳造と転調 / 酒井 隆史
「構造改革」政治時代の幕開け 政治改革から軍事大国化・新自由主義へ / 渡辺治

【心情】
一九九五年〈から/へ〉の呼び声 / 倉数茂
「戦後」と「戦中」の間 自己史的九〇年代論 / 道場親信

【対抗】
九〇年代を切断する パラマーケット論からダンボール・ペインティングへ / 平井玄
対抗的九〇年代 / 毛利嘉孝

【世界】
鼓動する「オルター・グローバリゼーション」 「社会」的ヨーロッパとラテン・アメリカの変貌 / 三宅芳夫
アナーキカル・ガバナンス 倫理の跛行的グローバリゼーション / 土佐 弘之
時代の要請と中国人文思想の再出発 / 賀照田 (訳=鈴木将久)

【社会】
社会には窓があってもゴミ箱がない / 山の手緑
九〇年代という臨死体験 / 五所純子

□研究手帖
包囲網から漏れ出るもの / 本山謙二

現代思想2005年 総目次


UP:20050404  REV:20060110,0303,20070604, 20080920, 20170622
『現代思想』  ◇雑誌
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