『クォータリー あっと』
■『quarterly at』0号 2005/05/11
オルター・トレード・ジャパン 編集室パラグラフ
太田出版,101p. ISBN: 4872339460 735 [amazon]/[boople]
出版社 / 著者からの内容紹介
あたらしい地図を描く――『at』の船出に 1
<新連載>
革命と反復 序説 柄谷行人 4
世界資本主義はいま、「新帝国主義」の段階に入った。『トランスクリティーク』以降の新展開を告げる、待望の連載、スタート!
<特別インタビュー>
生き延びるための思想 上野千鶴子 19
フェミニズム/社会学を常に更新する著者を、いまとらえている「問題系」は何か? この国の病理を斬る、上野節が冴えわたる!
<特集>もう一つ(ルビ・オルタナティブ)の「回路」を求めて 40
あたらしい何かが、始まろうとしている。グローバリズムという怪物が、全てを流し尽くした後の、あたらしい「希望の回路」を求める試みが。市民の非営利バンク、音楽、映画、民衆交易――さまざまな場所で開始された試行錯誤の〈未来〉、四つのスケッチ。
未来バンク、そしてap bankへ カネを用いた「市民活動」の可能性 田中優 41
市民がバンクを持つことは、人権の重要な一つだ――話題の「ap bank」「未来バンク」を貫く思想を、当事者の場所から熱く語る。
コミュニティシネマ、「上映」の場からの〈映画革命〉 岩崎ゆう子に聞く 49
この国の映画上映システムをラディカルに変革する「コミュニティシネマ」の示すものは――川崎発、ドイツ経由の、多くの出会いが生んだ軌跡。
オルター・トレード・ジャパン、「民衆交易」の初志と未来 堀田正彦 56
フィリピン・ネグロスで、「バナナの出会い」から十六年。いま、民衆交易を目指す稀有のリーダーが構想する、明日の「南北共生」、新しい挑戦。
フェア・トレードは未来をひらく魔法の杖か? イギリスから見た成果とジレンマ 市橋秀夫 65
〈緊急報告〉
スリランカ、戦禍と天災に抗う人びと 困窮の民を選んだ津波と和平・復興への道 中村尚司 74
二〇〇四年末、アジアを襲った「スマトラ沖地震」。特に被害甚大だったスリランカでは、民族抗争も複雑に絡み、何が起きていたか――交流四十年の経済学者が描く、第一級のリポート!
〈対談〉
24時間「接続」社会から脱出する方法 ニート・竹島・ホリエモン騒動から改憲の現在へ 吉岡忍・吉田司 88
改憲を画策する「国民投票法案」上程までカウント・ダウンとなった、この国の状況はいったいどうなっているのか? 抜群の論客二人が苛烈痛快に説く、日本の「いま」!
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グリーンコープとネグロスの連帯の原点について 行岡良治 38
街づくり夢基金について 和田千声 72
ネグロス社会は静かに変わろうとしている 秋山眞兄 86
デザイン覚書0 鈴木一誌 99
『at』0号に書いた/語った人たち 100
編集後記 101
写真・図版提供、協力 ap bank運営事務局、エース・ジャパン、オルター・トレード・ジャパン、アジア太平洋資料センター ほか
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■『クォータリー あっと』1号 2005/09/30
オルター・トレード・ジャパン 編集室パラグラフ
太田出版,153p.,ISBN: 4872339711 998 [amazon]/[boople] ※
出版社/著者からの内容紹介
* 斬新な文化・思想・運動雑誌『at』が季刊誌として創刊さる!
5月に刊行された「もう一つの回路」の創生発見を目指す『at』ゼロ号が好評をもって迎えられ、装いを新たに季刊誌として9月創刊号を発刊する。
(特集1) 「バナナから見える世界」
気鋭のライター・石川清によるレポート「バナナの世界地図」を中心に「フェアトレードとバナナ」(岡敬子)「ATJのバナナ民衆貿易小史」など
(特集2) 「始めるオルタナティブ、使えるオルタナティブ」
APバンクの理論家の田中優による「あなたにもできるオルタナティブ」を中心に、ボリビア映画の製作上映運動報告、韓国ネット新聞の事業計画、など、新しい市民事業のマニュアルと実践例を紹介する。
(連載)注目を浴びる豪華連載執筆人
柄谷行人「革命と反復」、上野千鶴子「ケアの社会学」、大西巨人「新・春秋の花」、吉田司と吉岡忍の時事放談
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■『クォータリー あっと』002号 2005/12/20
オルター・トレード・ジャパン 編集室パラグラフ
太田出版 ; ISBN: 4872339991 998 [amazon]/[boople] ※
太田出版のHP:http://www.ohtabooks.com/view/bookinfo.cgi?isbn=4872339991
◆立岩 真也 2005/12/26 「限界まで楽しむ」
『クォータリー あっと』02:050-059