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『アステイオン』第49号

アステイオン編集部 編 19980701 TBSブリタニカ,215p,

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last update: 20191222

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■アステイオン編集部 編 19980701 『アスティオン』第49号,TBSブリタニカ,281p. 欠品[amazon][kinokuniya] ※

■内容

「編集後記」(本誌編集人 伊藤 譲氏によるもの:本書奧付より)

◇佐伯啓思氏一一〇枚、大澤真幸氏九〇枚――"今をときめく"京都大学の二人のスター学者の「競作」で巻頭を飾ることができました。「ナショナリズム」のとらえ方などにもちろん温度差はあるにせよ、いずれもポスト冷戦一〇年という節目に鋭い洞察を加えた重要論文です。
◇R・ライシュ氏の論考は、米民主党系のアメリカン・プロスペクト誌からの転載企画。日本の政治状況を合わせ鏡のようにして読んでみるのも面白いでしょう。
◇特集は、昨年に続いて開催された国際フォーラムの独占誌上再録です。ニッシュ、河合両氏のお話はいずれも大変示唆に富んだものですが、グローバリズムのうねりの中で日本の先行きは「過去」を超えて予測不能なものになりつつあるようにも思われます。


■目次

巻頭2大論文

グローバリズムという虚構
佐伯 啓思
自由の牢獄――リベラリズムを超えて
大澤 真幸


海外特別寄稿

米民主党に大きな転機
ロバート・ライシュ


【特集】日本社会における『個人』――真の日本型フィランソロピーを創り上げていくために

個人主義は育まれてきたか
イアン・ニッシュ
「個」を支えるもの
河合 隼雄
「護送船団」の遺産
加藤 秀俊
ディベート不在という現実
林 雄二郎


文化・文明考C

イメージされる都市
河内 厚郎


アジアNOWC

見直しを迫られるプミプトラ政策
竹田 いさみ


昭和精神史ノートB

日英同盟廃棄と米国の策謀
井尻 千男


世界の中の日本文学

沼野 充義


聴くことの力・臨床哲学試験F

享けるということ
鷲田 清一


【連載】回想の中央公論社

第四回 六〇年安保・「風流夢譚」事件
粕谷 一希


CIC海外論壇リポート


クォータリー論壇レビュー



■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20191222 REV:
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