HOME > WORLD >

アメリカ合衆国 United States of America




 ◆2003年
 ◆米国/イラク/…
 ◆医療・米国
 ◆障害者・障害者運動
 ◆優生・米国
 ◆出生前診断・米国


■全文掲載ファイル
児玉 真美 201006 「米国のワクチン不信と、そこから見えてくるもの」  月刊介護保険情報,2010年6月号


◆『事典 現代のアメリカ』リンク集
 http://www.taishukan.co.jp/item/gendai_america/link.html
◆『事典 現代のアメリカ』のサイト
 http://www.taishukan.co.jp/item/gendai_america/
◆『事典 現代のアメリカ』(松尾弌之ほか編、大修館書店、2004-10)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469012742/arsvi-22

◆Kozol, Jonathan(コゾル, ジョナサン) 1985 Illiterate America, Anchor Press. =19970430 脇浜 義明 訳,『非識字社会アメリカ』,明石書店,440p. 5000 ※ *
◆Davis, Mike 1990 City of Quartz, Verso=20010421 村山 敏勝・日比野 啓 訳,『要塞都市LA』,青土社,444+21p. ISBN:4-7917-5878-1 3400 ※ *
◆Schor, Juliet B. 1992 The Overworked American: The Unexpected Decline of Leisure, Basic Books=19930715 森岡 孝二・成瀬 龍夫・青木 圭介・川人 博 訳,『働きすぎのアメリカ人──予期せぬ余暇の減少』,窓社,331p. ISBN:4-943983-68-5 2680 [amazon] ※ *w
◆石 朋次 編 19911015 『多民族社会アメリカ』,明石書店,252p. 2600 ※ *
◆上坂 昇 19921230 『増補 アメリカ黒人のジレンマ──「逆差別」という新しい人種関係』,明石書店,285p. 3090 ※ *
◆斎藤 眞 1992 『アメリカ革命史研究──自由と統合』,東京大学出版会 * 米国
◆Jennings, James 1992 The Politics of Black Empowerment: The Trandformation of Black Activism in Urban America, Wayne State University Press=19980520 河田 潤一 訳,『ブラック・エンパワーメントの政治──アメリカ都市部における黒人行動主義の変容』,ミネルヴァ書房,263+34p. 4000 ※
◆Aufderheide, Patricia ed. 1992 Beyond PC : Toward a Politics of Understanding, Graywolf Press=1995 脇浜義明訳,『アメリカの差別問題』,明石書店,208p. ※
Cavell, Stanley, 1992, The Senses of Walden, University of Chicago Press.
=20080525 斉藤 直子訳『センス・オブ・ウォールデン』,法政大学出版局,  244p.ISBN-10: 4588008331ISBN-13: 978-4588008337 \2800 [amazon]/[kinokuniya]
◆佐々木 毅 19930916 『現代アメリカの保守主義』,岩波書店,同時代ライブラリー160,267p. 900
◆Gitlin, Todd 1995 The Twilght of Common Dreams, Metropolitan Books=20011015 疋田 三良・向井 俊二 訳,『アメリカの文化戦争──たそがれゆく共通の夢』,彩流社,319+36p. ISBN:4-88202-713-5 3800 [amazon] ※ *
◆Kozol, Jonathan 1995 Amazing Grace: The Lives of Children and The Conscience of a Nation, Crown=19990830 脇浜 義明 訳,『アメリカの人種隔離の現在──ニューヨーク・ブロンクスの子どもたち』,明石書店,384p. 4000 ※ *
◆Sugrue, Thomas J. 1996 The Origines of the Urban Crisis: Race and Inequality in Postwar Detroit, Princeton University Press=(スグルー)20020208 川島 正樹 訳,『アメリカの都市危機と「アンダークラス」──自動車都市デトロイトの戦後史』,明石書店,580p. 6800 ※ *
◆Wilson, William Julius 1996 When Work Disappears: The World of the New Urban Poor, Knopf=19991225 青木 秀男 監訳 平川 茂・牛草 英晴 訳,『アメリカのアンダークラス──本当に不利な立場に置かれた人々』,明石書店,448p. 4600 ※ *
◆Lipset, Seymour Martin 1996 American Exceptionalism: A Double-Edged Sword, W.W. Norton=(リプセット) 19991130 上坂 昇・金重 紘 訳,『アメリカ例外論──日欧とも異質な超大国の論理とは』,明石書店,528p. 3800 ※ *
Rorty, Richard 1998 Achieving Our Country, Harvard University Press=20001020 小澤 照彦 訳,『アメリカ 未完のプロジェクト──20世紀アメリカにおける左翼思想』,晃洋書房,209+8p. 1900 ※ *
◆Schor, Juliet B. 1998 The Overspent American: Why We Want What We Don't Need, Basic Books=20001027 森岡 孝二 監訳,『浪費するアメリカ人』,岩波書店 ※ *
Rorty, Richard 1998 Achieving Our Country, Harvard University Press=20001020 小澤 照彦 訳,『アメリカ 未完のプロジェクト──20世紀アメリカにおける左翼思想』,晃洋書房,209+8p. 1900 ※ *usa
◆Guyatt, Nicholas 2000 Another American Century?, Zed Books=(ガイアット)20020725 増田 惠里子 訳,『21世紀もアメリカの世紀か?──グローバル化と国際社会』,明石書店,330p. 2400 ※ *
◆Fraser, Jill 2001 White-Collar Sweatshop: The Deterioration of Work and Its Rewards in Corporate America, W. W. Norton=20030528 森岡 孝二 訳,『窒息するオフィス──仕事に強迫されるアメリカ人』,岩波書店,270+27p. 2300 ※
R> ◆Hentoff, Nat 2001 The Nat Hentoff Reader, Da Capo Press=20030527 藤永 康政 訳,『アメリカ、自由の名のもとに』,岩波書店,351p. 2900 ※ *
◆Todd, Emmanuel 2002 Apre l'empire: Essai sur la decomposition du systeme american, Gallimard=20030430 石崎 晴己 訳,『帝国以後──アメリカ・システムの崩壊』,藤原書店,299p. 2500 ※ *
◆Chomsky, Noam 2002 Pirates and Emperors, Old and New, Pluto=20030220 海輪 由香子・門脇 陽子・滝 順子・長尾 絵以子・丸山 敬子・水口 隆・柳沢 圭子・家本 清美 訳,『テロの帝国 アメリカ──海賊と帝国』,明石書店,368p. 2600 ※ *
◆Booth, Ken & Dunne, Tim eds. 2002 Worlds in Collision: Terror and the Future of Global Order, Palgrave Macmillan=20030501 寺島 隆吉監訳,塚田 幸三・寺島 美紀子 訳,『衝突を超えて──9.11後の世界秩序』,日本経済評論社,469p. ISBN:4-8188-1474-1 3000 [amazon][bk1] ※ *
◆岩田 健太郎 20030606 『悪魔の味方――米国医療の現場から』,克誠堂出版,289p. ISBN-10: 4771902658 ISBN-13: 978-4771902657 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ 3usa 3usa-m
◆大津留(北川) 智恵子・大芝 亮 編 20030910 『アメリカのナショナリズムと市民像──グローバル時代の視点から』,ミネルヴァ書房,331+12p. ISBN:4-623-03842-4 4725 [amazon][bk1] 米国 ※ *
◆Kagan, Robert 2003 On Paradise and Power, Alfred Knopf=20030525 山岡 洋一 訳,『ネオコンの論理──アメリカ新保守主義の世界戦略』,光文社,154p. ISBN:4-334-96155-X 1575 [amazon][bk1] ※
□内容説明
世界の世論に抗して、アメリカはなぜイラク戦争をしかけたのか? この先、アメリカは世界をどこに導こうとしているのか? 傲慢ともいえるアメリカの世界戦略の根拠は? 米ジャーナリズム有数のネオコンの論客が答える。
□著者紹介
〈ケーガン〉カーネギー国際平和財団の上級研究員、アメリカ・リーダーシップ・プロジェクトの責任者。
◆押村 高 編 20040420 『帝国アメリカのイメージ──国際社会との広がるギャップ』,早稲田大学出版部,282p. ISBN:4-657-04408-7 3570 [amazon][bk1] ※ * 米国
斎藤 義彦 20040630 『アメリカおきざりにされる高齢者福祉──貧困・虐待・安楽死』,ミネルヴァ書房,MINERVA福祉ライブラリー66,249p. ISBN:4-623-03996-X 2625 [amazon][bk1] ※ *b
 cf.立岩 2004/10/25 「死/生の本・1」(医療と社会ブックガイド・42),『看護教育』45-09:(医学書院)
◆伊原 和人・荒木 謙 20040801 『揺れ動く米国の医療──政策・マネジドケア・医薬品企業』,じほう,267p. ISBN:4-8407-3160-8 4725 [amazon][bk1] ※ *b 米国
◆住居 広士 編 20040810 『アメリカ社会保障の光と陰──マネジドケアから介護とNPOまで 新版』,大学教育出版,363p. ISBN:4-88730-553-2 3570 [amazon][bk1] ※ *b 米国
大澤 真幸 20041209 『帝国的ナショナリズム──日本とアメリカの変容』,青土社,213p. ISBN:4-7917-6160-X 1680 [amazon][bk1] ※ 米国


◆大津留(北川) 智恵子・大芝 亮 編 20030910 『アメリカのナショナリズムと市民像──グローバル時代の視点から』,ミネルヴァ書房,331+12p. ISBN:4-623-03842-4 4725 [amazon][bk1] ※
□内容説明[bk1]
ナショナリズムと市民のあり方を再考し、グローバル化がアメリカのナショナリズムにいかなる影響を及ぼすのか、その本質を探る。「アメリカのナショナリズムの表出」「グローバルな文脈でのナショナリズム」など3部で構成。
□著者紹介[bk1]
〈大津留〉1958年広島県生まれ。関西大学法学部教授。
□著者紹介[bk1]
〈大芝〉1954年兵庫県生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授。
グローバル時代のナショナリズムと市民像 大津留 智恵子著 1-12
戦争とアメリカのナショナリスト・イデオロギー 寺地 功次著 13-48
アメリカ・ナショナリズムと九・一一の衝撃 武田 康裕著 49-84
ナショナル・アイデンティティと歴史的記憶 大芝 亮著 85-106
アメリカのナショナリズムと“ジャパン・バッシング” 石井 修著 107-132
中国におけるナショナリズムと国際主義 石井 明著 133-156
自由主義的普遍主義の価値規範とアジアの対抗 稲田 十一著 157-186
アメリカン・グローバリズム 山田 敦著 187-214
フィリピーノ・アメリカンの語り方 中野 聡著 215-24 日系ボーイスカウト運動にみる国家と市民像 東 自由里著 249-276
アメリカの市民社会と核軍縮、一九五四〜八七年 上村 直樹著 277-302
アメリカの市民的意識の育成と市民社会 大津留 智恵子著 303-328

◆押村 高 編 20040420 『帝国アメリカのイメージ──国際社会との広がるギャップ』,早稲田大学出版部,282p. ISBN:4-657-04408-7 3570 [amazon][bk1] ※
□内容説明[bk1]
9.11事件やイラク戦争を契機として際立つアメリカの一極体制。気鋭の国際問題研究者が、各地域の「アメリカ問題」と「対米関係」を分析対象とした論考集。
□著者紹介[bk1]
青山学院大学国際政治経済学部教授。
慈悲深き帝国アメリカ 押村 高著 1-38
多様性の破壊者としてのアメリカ 押村 高著 39-65
パートナーとしてのアメリカ 細谷 雄一著 66-91
カウンター・バランスとしてのアメリカ 高橋 和著 92-118
逆説のユートピア 村田 真一著 119-138
仇敵としてのアメリカ 池田 明史著 139-161
ライバルとしてのアメリカ 浅野 亮著 162-194
アメリカの覇権的正義と国防戦略 中山 俊宏著 195-218
持続不可能な「アメリカ文明」 太田 宏著 219-253
アメリカ・ユニラテラリズム 篠田 英朗著 254-277

大澤 真幸 20041209 『帝国的ナショナリズム──日本とアメリカの変容』,青土社,213p. ISBN:4-7917-6160-X 1680 [amazon][bk1] ※

■医療制度

◆Zelman, Walter A. ; Berenson, Robert A.(ウォルター・ツェルマン;ロバート・ベレンソン) 1998 The Managed Care Blues and How to Cure Them, Georgetown University Press=20040916 宮川 路子・宮川 義隆 訳,『アメリカ医療改革へのチャレンジ』,東洋経済新報社,227p. ISBN:4-492-70100-1 3360 [amazon][bk1] ※
□内容説明[bk1]
国民医療費が毎年のように高騰するなか、制度的に改革が避けられない日本の医療制度。その改革の方向と将来像を、米国「マネージド・ケア」の光と影を含んだ実態から学ぶ。医療費の削減と医療の質の向上を目指した試みを紹介。
◆伊原 和人・荒木 謙 20040801 『揺れ動く米国の医療──政策・マネジドケア・医薬品企業』,じほう,267p. ISBN:4-8407-3160-8 4725 [amazon][bk1] ※
□内容説明[bk1]
「米国の医薬品企業と日本の企業とはどこが違うのか。今後、世界競争の中で生きていけるのか」といった疑問を念頭に置きながら、米国の医療システムの現状を、医療費、医療保障、医薬品市場などの切り口から解説する。
◆住居 広士 編 20040810 『アメリカ社会保障の光と陰──マネジドケアから介護とNPOまで 新版』,大学教育出版,363p. ISBN:4-88730-553-2 3570 [amazon][bk1]
□内容説明[bk1]
アメリカの社会保障をめぐって、社会保障法の歴史、マネジドケアが医療現場にもたらす矛盾、さらに高齢者介護の現状についてまとめる。日本の社会保障の将来を展望する教材として活用したい一冊。2000年刊の新版。
社会保障時代 アンドル・アツカンバウム著 住居 広士訳 11-38
社会保障成熟期 アンドル・アツカンバウム著 住居 広士訳 39-64
連邦医療制度と社会保障 アンドル・アツカンバウム著 住居 広士訳 65-89
新連邦主義に基づく社会保障削減期 難波 利光著 90-103
福祉依存から就労自立による社会保障削減期 難波 利光著 104-112
アメリカ社会福祉の光と陰 江原 勝幸著 113-124
マネジドケアとは何か MMPG総研著 125-210
アメリカの高齢者介護 伊原 和人著 211-312
アメリカNPO制度の光と陰 須田 木綿子著 313-348
ブリーダーに登録して、お友だちに本を紹介してみませんか。
ブリーダーなら自分で買っても3%のポイントバックです。
お申込みはこちら! 紹介用リンクを作成する

◆大津 和夫 20050120 『介護地獄アメリカ――自己責任追及の果てに』,日本評論社,210p. ISBN-10: 4535982465 ISBN-13: 978-4535982468 \1680 [amazon][kinokuniya] ※ 3usa 3usa-m



山口 泉 20020910 「『9・11』を語らされることの危うさ(上)──歴史の切断と隠蔽」
 『信濃毎日新聞』2002年9月10日付・夕刊)
 http://www.jca.apc.org/~izm/0911a.html
◆岡本 真 20020130
 「対米同時多発テロ事件をめぐる発信」(その3)
◆松葉 祥一 2001/12/07 「新たな「帝国」の支配」
 『週刊読書人』2001/12/07
 http://www.criticalspace.org/special/matsuba/np_011207.html
◆岡本 真 20011117
 「対米同時多発テロ事件をめぐる発信」(その2)
◆リゴベルタ・メンチュウからブッシュ米大統領への手紙(↓)
◆松葉 祥一 2001/10/26 「「参戦法」と憲法」
 『週刊読書人』2001/10/26
 http://www.criticalspace.org/special/matsuba/np_011026.html
◆岡本 真 20011008
 「対米同時多発テロ事件をめぐる発信」

◆松葉 祥一 2001/10/05 「21世紀の「新しい戦争」」
 『週刊読書人』2001/10/05
 http://www.criticalspace.org/special/matsuba/np_011005.html
◆戦争抵抗者連盟(War Resisters League) 20010911
 声明
◆日本キリスト教協議会→米国大統領 20010912
 「武力によらない平和を求める!」
◆日本キリスト教協議会→総理大臣 20010913
 「米国で起きた「同時多発テロ」に関する日本政府への申し入れ書」
◆石埼 学 20010914
 「恐怖が支配する世界にならないために」
アジア太平洋資料センターからのアメリカ「同時多発テロ」事件についての声明
 20010917
加藤 尚武 20010919 「連続テロに対する報復戦争の国際法的な正当性は成り立たない」
 http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/kato/terrorism.html
◆VAWW-NET ジャパン(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク)
 「同時多発テロ」に関する署名要請
 http://www1.jca.apc.org/fem/lookout/NoViolence/index2.html
◆Bush大統領以下の世界の指導者に軍事力行使の抑制を訴える署名運動
 http://www.9-11peace.org/petition.php3
 日本語版
 http://wwwacty.phys.sci.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/petition_jpn.html
加藤 尚武 20010924 「ゲルニカを忘れないで」
 http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/kato/guernica.html
◆小原 まさる・加藤・正太郎・田中 俊英・野原 燐・山本 繁樹 20011001
 「私たちは戦争に反対する」
◆20011018〜24
 アフガニスタン女性と子どもの写真展

◆中東経済研究所 2001 「米国における同時多発テロ事件に対する中東諸国の反応」
 http://www.jime.or.jp/html/usterror/summary.htm

 

◆アメリカン・センターレファレンス資料室(ACRS)(在日米国大使館)
 http://usembassy.state.gov/tokyo/wwwh3001.html
 (東京都港区。OPAC、米政府高官スピーチ、政府報告書、各種研究機関レポート、カレント・レポート、合衆国に関する基本情報。)
◆関西アメリカン・センター(駐大阪・神戸アメリカ総領事館)
 http://usembassy.state.gov/kansai/wwwhjfrt.html
 (大阪府大阪市北区。OPAC。ホット・トピック、「ワシントン・ファイル」。)
◆札幌アメリカン・センター・レファレンス資料室(駐札幌アメリカ総領事館,北海道札幌市中央区)
 http://usembassy.state.gov/sapporo/wwwhj600.html
◆米国大使館広報・文化交流部名古屋アメリカン・センター(愛知県名古屋市中村区)
 http://usembassy.state.gov/posts/ja4/wwwh1000.html


 

●人

Bow, Frank G.
Roberts, Edward V.
Winter, Michael

長瀬修

Rawls, John
Rorty, Richard
Nozick, Robert

Andrews, Lori B.
Annas, George J.

 

◆Uさんより(2001/10/29)

中米グアテマラの先住民族の女性で、権利のための闘いで知られる
リゴベルタ・メンチュウから、ブッシュ米大統領への手紙です。
手紙はネット上ではすでに回覧されているそうで、
私はメールマガジン「インサイダー」(編集人 高野孟)上で見ました。

----------------------------------------------------------------

リゴベルタ・メンチュウからブッシュ米大統領への手紙

大統領閣下

 まずはじめに、先日11日の火曜日に、あなたの国で起こった痛ましい
出来事を耳にして、お国の方々に申し上げた連帯と慰めの気持ちをあら
ためて表明させていただきます。と同時に、このようなテロリズムの行
いに対する深甚な怒りと非難とを私が皆さんと共有するものであること
をご理解ください。

 この数日間、私は事態の発展を追ってまいりましたが、そこから今も
っとも必要なのは硬直した反応ではなく、反省であることを確信してい
ます。怒りではなく冷静な知恵、復讐ではなく正義の模索、それこそが
求められているのではないでしょうか。私は訴えてきました、世界中の
人々の良心に、メディアに、平和の探求を倫理的使命とする著名な人々
に、国家元首や国際機関の指導者たちに、沈着さこそが私たちの行ない
を照らすのだと。

 にも関わらず、大統領、昨晩あなたが議会でなさった演説を聞いて、
私はあなたの言葉がもたらすかもしれないことへの恐れを抑えることが
できません。あなたは国民に、「いままで経験したことがないような大
規模な軍事行動」に備えるよう呼びかけられた。軍人たちには、誇りを
持って戦いに赴けとおっしゃった、世界中の人々を巻き込む戦争へと。


 あなたは、進歩、多元主義、寛容、自由、そうしたものの名において、
自由の恩恵も文明の果実も分け与えられていない私たちのような人間に
どんな選択も許そうとはなさらない。あなたが守ろうとされている自由
や文明、それはあなたの国民のため、それだけでなく私たちのようにい
まだかつて一度もテロリズムに同情したことなどない者たちのためにあ
るのではないのですか。私たちはテロの犠牲者なのですから。私たちに
もあなた方とは異なる文明があり、それに誇りを抱いています。そして、
日々生きながら、差別や無視が、いつか認知と尊敬に変わる日を待ち望
んでいるのです。

 私たちの魂の奥底には、かつて私たちの同胞に対して犯された民族虐
殺の痛みがまだ疼いています。他国の戦争で死んだ者たちを埋葬するの
はもうたくさんだ、そう心底から思っている私たち。そんな私たちにと
って、あなたがご自分を絶対視する傲慢さを共有することはできない、
あなたが私たちに押しつけようとする唯一の道を共に歩むことはできま
せん。「世界のあらゆる地域のあらゆる国家はいまや決断を迫られてい
る、我々と共にあるか、それともテロリストと共にあるかの」と決めつ
ける、そんなあなたとは。

 今年の初め、私はこの地球の男たち、女たちといっしょに、次のよう
な千年紀平和のための倫理基準を宣言しました。

 正義なくして平和はありえない
 平等なくして正義はありえない
 発展なくして平等はありえない
 民主主義なくして発展はありえない
 人々とその文化の尊厳およびアイデンティティに対する尊敬なくして
民主主義はありえない

 今日の世界において、これらはすべて稀有な価値であり実践です。と
はいえ、それらがあまりにも不平等な形で分配されているために、無力
感や絶望、憎悪を増幅する結果になっています。あなたの国が現実の世
界秩序のなかで果たしている役割、それは中立とはほど遠いものです。
昨夜私たちが期待していたのは冷静な演説、反省と自己批判の言葉でし
た。でも私たちの耳を撃ったのは、受け入れることのできない脅迫でし
た。

 あなたがおっしゃるように「この争いの経過は分からない」、わたし
もそう思います。でもあなたが「その結果は分かるのだ」と高らかに宣
言されたとき、私のからだに唯一くっきりと入り込んできたのは、甚大
で不必要な犠牲が払われるだろうということ、そしてまたもや途方もな
い嘘が語られている、という確信でした。

 戦争を宣言される前に、あなたにお願いしたいのは、違った形の世界
の指導者としてのあり方を考えていただきたいということです。それは、
征服ではなく説得です。「目には目を」という野蛮人にとっての正義、
中世の暗黒時代の人間の思考を、私たちは過去千年かかって克服してき
たことを、人類は示すことができるはずです。神や創世について違う考
え方をもっている人々を尊敬することを学ぶためには、新たな十字軍な
ど不要です。進歩がもたらしてくれる成果を連帯して分かち合い、地球
上にいまだ残っている資源をより良く守り、そしてひとりの子供も飢え
たり教育を欠いたりすることがないような世界を築くこともできるので
す。

一縷の望みを抱き、心よりの気持ちを込めて
               リゴベルタ・メンチュウ・トゥム
                       (本橋哲也訳)


世界
TOP HOME (http://www.arsvi.com)

 
 

 ……以下はたいへん古いファイルです。すみません。……

●所得保障・医療扶助・介助保障

 社会保障法 1953年 数回にわたる改正

医療 2 メディケア
     1時間4.25ドル(最低賃金3.50ドル)(エド・…[1984:12])

   3 メディケイド…低所得の障害者および特別な重度障害者に対する医療扶助

所得 4 SSDI(Social Security Income Insurance Benefits)
     障害保険給付
     拠出制 障害者になる前の納入金額に応じた給付で本人と扶養児童の双方あり

   5 SSDI受給者に対する職業リハビリテーション・サービス

   6 SSI(Supplement Security Income)
     低所得の障害児者,老人対象
     無拠出制 一般会計より支出
     個人 238ドル・月 夫婦 357ドル・月(80.6)

     連邦レベルで5万,カリフォルニア州では上積みして10万
     SSI支給者にはメディケア 治療 電動車いすの修理 無料
     就労する重度障害者の介護者・交通などの経費を収入より控除して,
     収入の不足分をSSIで補えるように最近法改正
     (この部分児玉[1981:21])
     カリフォルニア州 1981.7〜1982.6 439ドル(土屋『はばたき81』:22)

   7 リハビリテーション・サービス
     原則的に就労への復帰のためのリハビリテーション・サービスを受ける
     義務あり 他にカウンセリング…

社会サービス
   8 児童福祉サービス補助金
   9 基本的社会サービス補助金
     …州の行う公的扶助を受けている人に対する補助金
     (厚生省[1982:139-140](国際社会福祉協議会日本委員会)
介助費用
 IHSSから1日8時間を限度に費用が本人に支払われるらしい。
 (土屋『はばたき81』:22)

 De Jong & Wenker 1979

 州から 障害者自身の管理による介助サービスに資金提供
 カリフォルニア州 1950年
 マサチューセッツ州 1975年
 オハイオ州
 メリーランド州
 ロードアイランド州
 メイン州
 ミネソタ州
 ミシシッピ州
 テネシー州

 所得保障については推進協『障害者対策の国際比較に関する調査研究第2部』に
比較的詳しくのっている。
 介助費用についてはよくわからない。

◇NHK取材班 1982 『あすに挑む──障害者と欧米社会』,
 日本放送出版会,262p.,1200



198902〜 REV:....20001004,20001201,…,20010914,0918,20020609,20030216,0722 20040111,12, 20090506,0802
世界
TOP HOME (http://www.arsvi.com)