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ジンバブエ共和国 2008年7月〜9月

アフリカアフリカ Africa 2014


●2007年までのニュース・資料 ジンバブエ共和国 〜2007年
●2008年1月〜3月のニュース・資料 ジンバブエ共和国 2008年1月〜3月
●2008年4月〜6月のニュース・資料 ジンバブエ共和国 2008年4月〜6月
●2008年10月〜12月のニュース・資料 ジンバブエ共和国 2008年10月〜12月
●最新のニュース・資料 ジンバブエ共和国

○外務省 各国・地域情勢 ジンバブエ共和国

◆2008/07/01 時事ドットコム 2008/07/01-07:33 英テスコ、ジンバブエからの製品仕入れを中止
◆2008/07/01 asahi.com AU首脳会議が開幕 ジンバブエ情勢など協議へ
◆2008/07/01 NIKKEI NET 中国、ジンバブエ制裁に慎重姿勢
◆2008/07/01 AFP BB News 欧州各国、ジンバブエに対しビザ発給停止などの制裁を検討
◆2008/07/01 毎日新聞 AU首脳会議:「ジンバブエ」焦点に ムガベ大統領出席、直接批判回避か――開幕
◆2008/07/01 毎日新聞 ジンバブエ大統領選:国連制裁決議案、週内提出で調整――米大使
◆2008/07/01 cri アフリカ連合、ジンバブエへの支援を呼びかけ
◆2008/07/01 MSN産経ニュース 野党指導者、自宅に戻るジンバブエ
◆2008/07/01 MSN産経ニュース 「拒絶と恥辱」に「復讐」 女流作家が語るムガベ大統領
◆2008/07/01 MSN産経ニュース 米、ジンバブエ制裁決議案提示へ 国連安保理
◆2008/07/01 MSN産経ニュース 【主張】ジンバブエ 国際社会は厳しい対応を
◆2008/07/02 時事ドットコム 2008/07/02-07:47 ジンバブエに挙国一致政権を=決議で対話促す−アフリカ首脳会議
◆2008/07/02 時事ドットコム ジンバブエ問題で決議も=挙国一致内閣求める−アフリカ首脳会議
◆2008/07/02 NIKKEI NET ジンバブエ問題、打開へ総意得られず アフリカ連合
◆2008/07/02 AFP BB News アフリカ連合、ジンバブエに与野党間対話や挙国一致内閣樹立求める
◆2008/07/02 毎日新聞 ジンバブエ大統領選:米、単独制裁示唆 AU首脳会議「野党と対話を」決議
◆2008/07/02 毎日新聞 NEWS25時:イタリア 駐ジンバブエ大使召還
◆2008/07/03 毎日新聞 ジンバブエ:市民、命がけで国外脱出…大統領派の暴力恐れ(朝刊見出し:ジンバブエ:首都、粛清恐れる市民 命がけ、国外脱出 「バス」介し家に送金)
◆2008/07/03 asahi.com ジンバブエ野党議長、ムガベ与党との対話拒否
◆2008/07/03 asahi.com ジンバブエに挙国一致内閣樹立求める AU決議
◆2008/07/03 NIKKEI NET ジンバブエ大統領、野党と連立協議開催探る構え
◆2008/07/03 AFP BB News ジンバブエ野党指導者、AUが提案した挙国一致内閣の樹立を拒否
◆2008/07/04 NIKKEI NET ジンバブエ制裁決議案、米が安保理に提出
◆2008/07/04 毎日新聞 ジンバブエ:米が国連制裁決議案を提示 中露は難色(夕刊見出し:ジンバブエ大統領選:広がる非難 米が制裁決議案 武器禁輸など安保理に提示)
◆2008/07/04 毎日新聞 ジンバブエ:英、サミット特別声明で制裁訴え 独も支持(夕刊見出し:ジンバブエ大統領選:広がる非難 英「不承認と制裁」 洞爺湖サミットで特別声明検討)
◆2008/07/04 AFP BB News 米国、ジンバブエ制裁決議案を安保理に提出
◆2008/07/04 cnn.co.jp 米国、ジンバブエ制裁決議案を安保理に提出 来週の採択期待
◆2008/07/05 毎日新聞 ジンバブエ:迫害恐れた野党支持者が各国大使館に殺到(夕刊見出し:ジンバブエ:市民弾圧、助けて 外国大使館に行列)
◆2008/07/05 毎日新聞 ジンバブエ:弾圧逃れ、森に3カ月 野党支援の父を拉致された少年
◆2008/07/06 asahi.com 首相「ジンバブエ情勢G8対応必要」 カナダ首相と会談
◆2008/07/06 AFP BB News 南ア大統領、ジンバブエ大統領と会談 野党は対話拒否
◆2008/07/07 毎日新聞 ジンバブエ:英外相、制裁決議案支持求める(夕刊見出し:ジンバブエ:英外相「決議案支持を」 南ア訪問し呼びかけ)
◆2008/07/07 asahi.com ジンバブエ情勢で協力要請 首相、南ア大統領に
◆2008/07/07 NIKKEI NET 米大統領、ジンバブエ選挙「失望、強く懸念」 洞爺湖サミット
◆2008/07/07 毎日新聞 洞爺湖サミット:窮地に立たされるジンバブエHIV患者(夕刊見出し:ジンバブエ:窮地に立たされるHIV患者 経済悪化、治療ままならず)
◆2008/07/07 毎日新聞 ルポ:ジンバブエ、避難民20万人 暴力の嵐、帰れない
◆2008/07/08 asahi.com G8、ジンバブエへの制裁強化もあり得るとアフリカ諸国に言明=カナダ当局者
◆2008/07/08 NIKKEI NET ジンバブエ批判、G8から相次ぐ サミットの拡大会合
◆2008/07/08 毎日新聞 北海道洞爺湖サミット:対ジンバブエ、「制裁」巡り最終調整――G8特別声明
◆2008/07/08 毎日新聞 ジンバブエ:弾圧で農民不在 食糧難が深刻化、月末には備蓄枯渇
◆2008/07/08 時事ドットコム 与野党が協議再開で合意=ジンバブエ
◆2008/07/09 jp.reuters.com G8、ジンバブエへの国連制裁要求で一致=イタリア首相
◆2008/07/09 jp.reuters.com 国連のジンバブエ制裁決議案、武器禁輸など盛り込む=英首相
◆2008/07/09 毎日新聞 洞爺湖サミット:ジンバブエで特別声明 「制裁」言及せず(朝刊見出し:北海道洞爺湖サミット:ジンバブエ情勢で特別声明 「制裁」に踏み込まず)
◆2008/07/09 毎日新聞 ジンバブエ:経済破綻、教育崩壊…街頭で学費募金も(朝刊見出し:ジンバブエ:財政破綻で教育崩壊 学費払えず、教師職場放棄)
◆2008/07/09 AFP BB News ジンバブエ政府、G8共同声明に反発
◆2008/07/09 asahi.com ジンバブエ、G8声明を非難 「人種差別的」
◆2008/07/10 毎日新聞 北海道洞爺湖サミット:G8の共同声明 ジンバブエ反発
◆2008/07/10 asahi.com ジンバブエ制裁決議案、安保理に 米は早期採択求める
◆2008/07/11 AFP BB News ジンバブエ与野党、南アフリカで対話再開 大統領選以後初めて
◆2008/07/11 毎日新聞 ジンバブエ:与野党が初協議 大統領選混乱、対話解決へ調整か
◆2008/07/12 NIKKEI NET ジンバブエ制裁決議案、中ロ拒否権で廃案に 国連安保理
◆2008/07/12 AFP BB News 安保理、ジンバブエ制裁決議案否決 中露が拒否権行使
◆2008/07/12 毎日新聞 ジンバブエ:中露が制裁に拒否権 国連安保理、足並みに乱れ
◆2008/07/12 asahi.com 対ジンバブエ制裁決議案採択ならず 中ロとも拒否権行使
◆2008/07/12 cnn.co.jp ジンバブエ制裁決議案、中ロの拒否権行使で否決 安保理
◆2008/07/13 NIKKEI NET ジンバブエ制裁 中ロ「安保理介入」に神経質 拒否権を行使
◆2008/07/13 Record China 国連ジンバブエ制裁案、中ロの拒否権で否決―外交部
◆2008/07/15 NIKKEI NET ジンバブエ問題で英国、「EU通じ金融制裁を」
◆2008/07/15 NIKKEI NET ジンバブエ問題、英国が制裁強化を目指す方針
◆2008/07/16 NIKKEI NET 対ジンバブエ、単独制裁強化へ 米大統領
◆2008/07/18 AFP BB News ワシントン条約常設委が中国の象牙輸入認める、広がる波紋
◆2008/07/19 AFP BB News 年間インフレ率220万%のジンバブエ、「1000億ドル札」が登場
◆2008/07/21 AFP BB News ジンバブエ与野党、政治的混乱打開に向けた協議開始で合意
◆2008/07/22 AFP BB News 大統領と野党指導者、事態打開に向けた本格的な協議開始で合意 ジンバブエ
◆2008/07/22 NIKKEI NET ジンバブエ与野党、対立解消へ協議で合意
◆2008/07/22 毎日新聞 ジンバブエ:与野党が和解協議 連立政権樹立目指し
◆2008/07/22 asahi.com ムガベ、ツァンギライ両氏、与野党話し合いで合意
◆2008/07/22 The Daily HK ジンバブエ, インフレ220万%で1000億ドル紙幤が登場
◆2008/07/22 時事ドットコム 与野党、本格協議で合意=覚書調印、事態正常化へ弾み−ジンバブエ
◆2008/07/23 yomiuri.co.jp ジンバブエ制裁強化、EUが決定…軍や報道関係者も対象に
◆2008/07/24 NIKKEI NET ジンバブエ与野党、和解と連立へ協議
◆2008/07/24 毎日新聞 ジンバブエ:和解、具体策なし 合意文書入手、弾圧反省触れず
◆2008/07/24 毎日新聞 ジンバブエ:EUが制裁強化
◆2008/07/24 毎日新聞 ジンバブエ:嘆きの迫害 「白人はジンバブエを出ろ」…3度目の襲撃
◆2008/07/24 MSN産経ニュース 与野党協議にも国民の不安募る ジンバブエ
◆2008/07/26 NIKKEI NET 米、対ジンバブエ経済制裁を強化 17の組織・個人新たな対象に
◆2008/07/26 yomiuri.co.jp 米政府、対ジンバブエ制裁を強化…17組織の在米資産凍結
◆2008/07/26 毎日新聞 ジンバブエ:米が制裁強化
◆2008/07/26 毎日新聞 米大統領:ジンバブエのムガベ政権制裁強化命令に署名
◆2008/07/26 MSN産経ニュース 米、ジンバブエ制裁強化 欧州と足並みそろえ圧力
◆2008/07/29 AFP BB News ジンバブエ人大量流入、隣国ボツワナが悲鳴
◆2008/07/30 毎日新聞 ジンバブエ:和解協議、暗礁に 野党議長「第3副大統領」拒否
◆2008/07/30 AFP BB News ジンバブエの与野党間協議、権力分担をめぐり物別れ
◆2008/07/31 asahi.com ジンバブエ通貨切り下げ、8月からゼロ10個なくなる
◆2008/07/31 毎日新聞 ジンバブエ:デノミを実施 通貨単位を100億分の1に
◆2008/08/01 毎日新聞 ジンバブエ:超インフレ 100億分の1デノミ
◆2008/08/04 毎日新聞 ジンバブエ:和平協議、南アフリカで再開
◆2008/08/04 毎日新聞 ジンバブエ:和解協議が南アで再開 政治混乱打開
◆2008/08/04 AFP BB News ジンバブエの与野党間協議、約1週間ぶりに再開
◆2008/08/05 NIKKEI NET ジンバブエ和解協議が再開 南ア大統領の仲介で
◆2008/08/07 NIKKEI NET ジンバブエ、ムガベ氏を名誉職に 与野党間で和解案が浮上
◆2008/08/07 時事ドットコム 暴力停止訴え共同声明=与野党の和解進展か−ジンバブエ
◆2008/08/10 毎日新聞 ジンバブエ:厄よけに大統領 暴力恐れ待ち受け人気
◆2008/08/10 時事ドットコム ムガベ氏と野党議長が会談=和解協議大詰め−ジンバブエ
◆2008/08/11 毎日新聞 ジンバブエ:野党議長に首相要請見込み トップ会談
◆2008/08/11 cnn.co.jp ジンバブエ大統領と野党指導者、直接会談のもよう
◆2008/08/12 時事ドットコム トップ会談が再開=ジンバブエ
◆2008/08/13 AFP BB News ムガベ大統領と野党の一部、連立政権に向け合意 ジンバブエ
◆2008/08/14 AFP BB News ジンバブエ与野党間協議、野党議長の要請で一時中断
◆2008/08/15 AFP BB News ジンバブエ当局、野党議長のパスポートを一時没収 SADCサミット出席を妨害か
◆2008/08/16 毎日新聞 北京五輪:競泳 女子二百メートル背泳ぎ 中村、日本新で銅
◆2008/08/16 AFP BB News コベントリー 世界新で女子200メートル背泳ぎを制す
◆2008/08/16 usfl.com ジンバブエ情勢を協議 SADC首脳会議始まる
◆2008/08/17 asahi.com ジンバブエ問題巡り、アフリカ南部14カ国首脳会議
◆2008/08/18 asahi.com ジンバブエ対立長期化へ、アフリカ諸国首脳会議結論出ず
◆2008/08/18 毎日新聞 ジンバブエ:野党「首相」受諾前向き 和解協議、最終合意には至らず
◆2008/08/18 AFP BB News ジンバブエの与野党協議、SADC首脳会議でも合意に至らず
◆2008/08/18 MSN産経ニュース ジンバブエ情勢進展なし SADC首脳会議
◆2008/08/19 cnn.co.jp インフレ率「1120万%」、過去3カ月間で ジンバブエ
◆2008/08/20 AFP BB News ジンバブエ、6月のインフレ率1120万%に 実際は4000万%との見方も
◆2008/08/25 AFP BB News ジンバブエ警察、議会で野党議員2人を拘束
◆2008/08/26 AFP BB News 大統領選後初のジンバブエ議会、 野党幹部を議長に選出
◆2008/08/26 JANJAN ジンバブエ:話し合いの成果を求める市民社会
◆2008/08/27 NIKKEI NET ジンバブエ与野党対立、和解協議白紙の恐れ
◆2008/08/27 毎日新聞 NEWS25時:ジンバブエ 初の野党議長が誕生
◆2008/08/28 klug デノミ後のジンバブエ
◆2008/08/30 JANJAN ジンバブエ:女性の政治参加平等へ向けて
◆2008/09/01 毎日新聞 NEWS25時:ジンバブエ 援助団体の活動解禁へ
◆2008/09/06 J-CAST 「1000億ジンバブエ・ドル札」J-CASTが入手
◆2008/09/08 asahi.com 「圧政下の記者クラブ シリーズ・ジンバブエ(1)」
◆2008/09/09 asahi.com 第17回国際エイズ会議:HIV/エイズ治療における今日の問題点
◆2008/09/10 AFP BB News ジンバブエ与野党間協議が再開、大統領と野党議長らが会談
◆2008/09/10 晃洋書房 吉國恒雄『燃えるジンバブウェ −南部アフリカにおける「コロニアル」・「ポストコロニアル」経験−』
◆2008/09/12 NIKKEI NET ジンバブエ与野党が和解 仲介役の南アが発表、権力分け合い
◆2008/09/12 asahi.com ジンバブエ合意 国連事務総長も歓迎
◆2008/09/12 asahi.com ジンバブエ、連立政権で与野党合意 混乱ひとまず収拾へ
◆2008/09/12 毎日新聞 ジンバブエ:与野党権力分担協議が合意…仲介の南ア大統領
◆2008/09/12 yomiuri.co.jp ジンバブエ与野党が連立政権樹立で合意、政治の混乱収束へ
◆2008/09/12 AFP BB News ジンバブエ与野党間協議、ようやく合意 15日に正式発表へ
◆2008/09/12 MSN産経ニュース ジンバブエ、連立政権樹立で合意
◆2008/09/12 MSN産経ニュース 与野党が連立合意、ジンバブエ 混乱はひとまず収拾か
◆2008/09/13 AFP BB News ジンバブエ連立政権、与野党指導者の権力は同等に 南ア各紙
◆2008/09/15 時事ドットコム 統一政府樹立で正式調印=大統領留任、野党議長が首相に−ジンバブエ
◆2008/09/15 cnn.co.jp ジンバブエ与野党、連立合意に署名
◆2008/09/15 AFP BB News ジンバブエ与野党、連立合意で正式調印
◆2008/09/16 asahi.com ジンバブエ、連立政権合意 ツァンギライ議長が首相に
◆2008/09/16 毎日新聞 ジンバブエ:連立政権樹立で合意 ツァンギライ議長が首相に
◆2008/09/16 yomiuri.co.jp ジンバブエに連立政権、ムガベ大統領と野党が合意
◆2008/09/16 NIKKEI NET ジンバブエ与野党、連立政権樹立で正式合意
◆2008/09/16 MSN産経ニュース ジンバブエで連立政権合意 ムガベ独裁体制に終止符
◆2008/09/17 外務省 ジンバブエ情勢(与野党間合意への署名)について
◆2008/09/18 毎日新聞 ジンバブエ:与野党支持者が衝突 「連立」危ぶむ声も
◆2008/09/18 毎日新聞 ジンバブエ:祖国を捨てる民 独裁逃れ、生きるために「ジャンピング」

[cf]
○あふりかくじら 『あふりかくじらの自由時間』
○ひらげ ひらげ日記(2008年9月ハラレ滞在記を連載)


 
 
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2008/07/01-07:33 英テスコ、ジンバブエからの製品仕入れを中止

【ロンドン30日AFP=時事】英スーパー最大手のテスコは30日、ジンバブエからの製品の仕入れを中止すると発表した。テスコでは、同国の現在の政治情勢に対して国際的な懸念があるためと理由を説明している。(写真はテスコ店で野菜を選別する買い物客)

テスコはジンバブエからの製品の仕入額について、約100万ポンド(約2億円)と全体の取引や影響の点では取るに足らないものの、「ジンバブエの政治危機が続く限り、同国からの製品の仕入れを一切中止することを決定した」と述べている。

テスコは先週、現状で小農家への支援を断ち切るのは無責任だと主張していたが、ジンバブエへの一層の圧力を求める政治家からの要求の高まりを無視できなかったとし、仕入れ中止は難しい決定だったと説明した。

ブラウン英外務閣外相は先週、ジンバブエに利害を持つ企業に対し、経済制裁やそのほかの制裁が厳しくなるにつれて、これら企業の活動は一層難しくなるだろうと警告した。英政府はジンバブエのムガベ政権について、特に対立候補不在のまま27日に実施された大統領選の決選投票をめぐって非難を強めていた。 〔AFP=時事〕



 
 
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AU首脳会議が開幕 ジンバブエ情勢など協議へ

2008年7月1日0時13分

アフリカ連合(AU、53カ国・地域)の首脳会議が30日、エジプト東部シャルムエルシェイクで開幕した。会議は2日間で、対立候補不在のまま現職大統領が決選投票を強行して「当選」したジンバブエ情勢も協議する。

会議にはジンバブエのムガベ大統領も出席。同国情勢をめぐる決議案には決選投票の正当性に疑問を示したり、ムガベ氏を非難したりする文言はない。AUとして「(与野党の)対話による平和的解決」を求める姿勢で一致している模様だ。

会議筋によると、南アフリカが、ムガベ氏の与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)」と野党「民主変革運動(MDC)」による暫定政権をつくる案を提案しており、AU首脳らはムガベ氏に野党との対話を促す方針だ。(シャルムエルシェイク)



 
 
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中国、ジンバブエ制裁に慎重姿勢

【北京=佐藤賢】中国外務省の劉建超報道局長は1日の記者会見で、米国がジンバブエに対する制裁決議案を国連安全保障理事会に提示する方針を示したことについて「冷静さを保ち、対話による平和的な手段で解決するよう望む」と述べ、制裁に慎重な姿勢を強調した。「アフリカ連合(AU)と南部アフリカ開発共同体(SADC)による仲裁を支持する。安保理はAUなどの意見を十分に聞くべきだ」と述べた。(00:03)



 
 
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欧州各国、ジンバブエに対しビザ発給停止などの制裁を検討

* 2008年07月01日 23:39 発信地:パリ/フランス

【7月1日 AFP】欧州各国政府は、ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が大統領選の決選投票を強行し再選を決めた問題で、同国に対するさまざまな制裁案を検討している。今月から欧州連合(EU)の議長国を務めるフランスの外務省報道官が1日、明らかにした。

フランス外務省のEric Chevallier報道官によると、制裁案では、ムガベ大統領側近らに対するビザ発給停止や資産凍結などが検討されているという。

一方、ムガベ大統領の広報官は、前月30日からエジプト・シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で開催されているアフリカ連合(AU)首脳会議で記者団に対し、ジンバブエ情勢に関し欧米各国が語っていることは根拠のないことばかりで、「一千回首をつればいい」と発言した。(c)AFP



 
 
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AU首脳会議:「ジンバブエ」焦点に ムガベ大統領出席、直接批判回避か――開幕

【カイロ高橋宗男】アフリカ連合(AU)の首脳会議が6月30日、エジプト・シナイ半島のシャルムエルシェイクで開幕した。2日間の日程で、大統領選をめぐる混乱が続くジンバブエのムガベ大統領も出席。ジンバブエ情勢に関する問題も討議される見通しだが、採択される決議は直接の批判を避ける内容になるとみられる。

AU委員会のピン委員長(ガボン元外相)は「アフリカ各国は、ジンバブエの各政党が互いに協力して問題を克服できるよう最善を尽くして助ける義務がある」と述べた。

ムガベ大統領は29日の就任宣誓後、初の外遊。欧米諸国から「不正な選挙」への批判が高まる中、アフリカ域内にも「ジンバブエのAU資格停止」(オディンガ・ケニア首相)を求める声があるが、少数派にとどまっている。多くの首脳は公に批判することを避け、大統領の就任を事実上、追認した。

毎日新聞 2008年7月1日 東京夕刊



 
 
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ジンバブエ大統領選:国連制裁決議案、週内提出で調整――米大使

【ワシントン草野和彦】国連安保理議長国の米国のハリルザド国連大使は6月30日、今週中にもジンバブエへの制裁決議案を提出する方向で各国と調整していることを明らかにした。ロイター通信によると、決議案には武器禁輸が盛り込まれた。決議案は「暴力と脅迫が自由・公正な選挙を不可能にした」と指摘し、「ムガベ大統領の当選を認めない」としている。

毎日新聞 2008年7月1日 東京夕刊



 
 
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アフリカ連合、ジンバブエへの支援を呼びかけ

2008-07-01 14:02:06 cri

アフリカ連合委員会のジャン・ピン委員長は6月30日、エジプトのシャルムアルシェイクで、「アフリカ諸国は責任を負って、ジンバブエ選挙がもたらした現在の困難の克服に協力しなければならない」と述べました。

ジャン・ピン委員長は、「アフリカ諸国は、力の及ぶ範囲でジンバブエに支援を提供し、現在の問題を克服する」と述べた上で、一部のアフリカの指導者がジンバブエのため尽くした努力に賞賛の意を表しました。

一方、ジンバブエのムガベ大統領が29日に就任式で各党派ができるだけ早く全面的かつ広範な対話を行うよう呼びかけました。

また、アメリカホワイトハウスのペリノ報道官は、「アメリカは今後1週か2週間内に、ジンバブエに対して新たな制裁を行う。経済制裁、武器運輸の禁止、ジンバブエ政府関係者の訪米禁止などが含まれる」と述べました。さらに、イギリスのジョン・ソーヤーズ国連大使は、「イギリスは、ジンバブエへの制裁をさらに拡大するようEUに促す。同時に、関係の制裁決議の採択を安保理に促す」と述べました。(翻訳:ooeiei)



 
 
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野党指導者、自宅に戻るジンバブエ

2008.7.1 18:54

アフリカ南部ジンバブエでムガベ政権の弾圧を逃れて現地のオランダ大使館に避難していた最大野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が1日、安全が確認されたとして9日ぶりに首都ハラレの自宅に戻った。英BBC放送がオランダ外務省の話として伝えた。同議長は先月22日、大統領選の決選投票からの撤退を表明。同日夜に自宅を軍に急襲されたため、同大使館に保護を求めていた。(ロンドン 木村正人)



 
 
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「拒絶と恥辱」に「復讐」 女流作家が語るムガベ大統領

2008.7.1 18:45

【ロンドン=木村正人】国際社会の批判の的となっているアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領。そのムガベ氏と単独会見し、『ムガベとの晩餐(ばんさん)』を出版した南アフリカの作家、ハイジ・ホランド女史に人物像などを聞いた。発言要旨は次の通り。

ムガベ氏は非常に複雑な人間だ。3人の心理学者と協力しなければ本を執筆できなかった。めいに「感情を表に出すな。周囲に考えを悟られる」と言って聞かせていた。

子供のころ友人は1人もおらず、本ばかり読み、ズバ抜けて賢かった。信心深い母親がカトリック教会の司祭に「あなたの子供は指導者になる」と言われ、神のお告げだと信じ込んだ。「お前は神に選ばれた人間だ」と言って育てられた。

母親の影響が大きかったことは、高まる国際社会の批判に対し「自分を権力の座から追い払えるのは神だけだ」と発言していることからもうかがえる。

ムガベ氏の行動原理は「拒絶と恥辱」に「復讐(ふくしゅう)」をもって応えることだ。

例えば、白人経営者の優良農地を買い上げて黒人に配分する農地改革で、英国からの援助金がムガベ氏とその周辺に浪費されたとして、ブレア前英政権が援助を打ち切った。これを「拒絶と恥辱」と受け止めたようだ。ムガベ氏の「復讐」の対象は国連でも米国でもなく、英国なのだ。

だが、昨年会ったときムガベ氏は、英王室の話になると泣きそうになった。数年前、チャールズ皇太子に、ジンバブエは今でも英王室を敬愛していると伝えたそうだ。英国への敵意は愛情の裏返しなのだ。

今回の大統領選でムガベ氏は、野党・民主変革運動(MDC)に「拒絶と恥辱」を与えられたと感じている。暴力は止まらない。粛清が始まるだろう。



 
 
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米、ジンバブエ制裁決議案提示へ 国連安保理

2008.7.1 08:53

【ニューヨーク=長戸雅子】アフリカ南部ジンバブエの大統領選挙でムガベ大統領が一方的な勝利宣言をしたことを受け、米国は30日までに国連安全保障理事会の対ジンバブエ制裁決議案の骨子をまとめた。骨子は制裁措置について定めた国連憲章7章にもとづき、武器禁輸や資産凍結を盛り込んでいるが、「内政不干渉」を口実にムガベ氏続投容認の姿勢をとる中国の反発は必至で、激しい駆け引きが展開されそうだ。

決議案骨子は全7ページ。野党弾圧など「醜悪な不正行為、自由で公正な選挙を不可能にした暴力と脅迫などに深い懸念」を表明。

国民や野党関係者に対する暴力や拷問が続いていることを非難するとともに近隣国への避難民が相次いでいることを取り上げ、「ジンバブエ情勢は地域内での安全と平和への脅威をもたらしている」と安保理が扱うべき議題であることを強調した。ジンバブエ情勢を取り上げることに消極的な中国を牽制する意味が込められている。

骨子はさらに「国連憲章7章のもとに行動する」と明記。ジンバブエ政府に対し、野党関係者・支持者への暴力の即刻停止と野党・民主変革運動(MDC)など全当事者との政治対話を始めるよう要求した。

ジンバブエへの武器や関連製品の輸出禁止、民主的プロセスの阻害や弾圧を行った人物の資産凍結、渡航禁止も盛り込まれている。

米外交筋によると、安保理は7月2日にこの問題を取り上げる予定だという。



 
 
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【主張】ジンバブエ 国際社会は厳しい対応を

2008.7.1 03:37

アフリカ南部ジンバブエの大統領選で決選投票を強行したムガベ大統領は、「大勝利を収めた」として5期目の就任を宣言した。だが、アフリカ連合(AU)選挙監視団が投票の正当性を否定するなど、国際的孤立は深まるばかりだ。

今回とくに非難されているのはなりふり構わぬ野党勢力への弾圧だ。3月の大統領選では野党党首のツァンギライ氏が1位となった。ところが、開票作業を凍結したまま決選投票となり、軍や警察も動員した流血の弾圧と選挙妨害のひどさに、同氏は西側大使館に一時避難したほどだった。

AUの監視団は「脅迫、暴力、誘拐、殺人が横行し、自由公正な選挙ではなかった」と断定している。まともな選挙とは到底認められない。政府は速やかに選挙無効を宣言し、国際監視下で改めて正当な投票をやり直すべきだ。

ムガベ氏は独立闘争の指導者として身を起こし、かつては「独立の英雄」と称賛された。しかし、1980年の首相就任(87年から大統領)以後は権力独占の状態が28年も続き、アフリカ諸国の中でも突出した長期独裁体制と強権的体質に批判が集中していた。

最近は白人農園の強制収用など農政の大失敗で、「アフリカの穀倉」と呼ばれた豊かな農業は崩壊した。英連邦脱退で欧米からの支援も枯渇し、年間インフレ率16万%超、失業率80%という「破綻(はたん)国家」の様相を強めている。

にもかかわらず、国連や世界の対応は今ひとつ鈍い。この問題で忘れてならないのは、「内政不干渉」を口実にムガベ政権に肩入れを続ける中国の存在だ。大統領選第1回投票後の4月には、同国に大量の武器を持ち込もうとした中国貨物船が国際社会の非難を浴びて帰国する事件もあった。

日本政府、主要国(G8)外相会合、欧米諸国が相次いでムガベ政権を非難し、AU諸国には国際平和維持部隊の投入を求める声すらある。中国にも、国際社会の平和と安全を担う国連安保理常任理事国としての責任をきちんと自覚してもらいたい。

ジンバブエで起きている状況は人道・人権面でも、政治弾圧のひどさでも、国際社会の忍耐を超えていると言わざるを得ない。ムガベ政権の対応を改めさせるためにも、G8首脳会議や国連安保理の場で、制裁も含めた厳しい対応を早急に進める必要がある。



 
 
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2008/07/02-07:47 ジンバブエに挙国一致政権を=決議で対話促す−アフリカ首脳会議

【カイロ1日時事】エジプトの保養地シャルムエルシェイクで開かれていたアフリカ連合(AU)首脳会議は1日夜、大統領選をめぐるジンバブエの混乱について、与野党による挙国一致政権樹立を呼び掛ける決議を採択して閉幕した。会議は足並みの乱れも指摘されたが、一応の統一行動にこぎつけた。

ロイター通信などによれば、決議はムガベ大統領側と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長側の双方に対し、対話を促している。また、南部アフリカ開発共同体(SADC)による仲裁活動を支持した。開催国エジプトの外務省報道官は「ムガベ大統領も決議に反対していない」と強調。ハラレからの報道によれば、MDCは決議を精査して声明を発表するという。

3月に行われた大統領選の第1回投票でトップとなったツァンギライ議長は、支持者殺害など政権側の暴力を理由に決選投票から撤退。欧米をはじめとする各国からの強い批判の中、ムガベ大統領は決選投票を強行した。

白人政権を武力で倒した実績を持つムガベ大統領に対しては、アフリカ各国首脳の多くが批判を控えている。ただ、ケニアやボツワナなどムガベ政権を批判する国も現れており、AUが統一して対応できるのか疑問視されていた。



 
 
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ジンバブエ問題で決議も=挙国一致内閣求める−アフリカ首脳会議

【カイロ1日時事】エジプト・シナイ半島の保養地シャルムエルシェイクで開かれているアフリカ連合(AU)首脳会議は1日、最終日となる2日目の協議を行った。ジンバブエのムガベ大統領が国際社会の批判を無視して大統領選の決選投票を強行した問題も議題となり、この問題で何らかの決議が採択される可能性もある。

ロイター通信は会議筋の話として、非公開の会議ではジンバブエで挙国一致政権の樹立を求める決議案に対する討議が行われていると伝えた。決議案はまた、ムガベ政権と野党側の対話を呼び掛けるとともに、そうした政治プロセスへのAUの支援を約束しているという。

ただ、AU内でもケニアなどムガベ大統領への強硬姿勢を見せる国もある一方、同大統領自身が首脳会議に出席する中、かつて「アフリカの英雄」と呼ばれた本人を前に今回の会議であえて事を荒立てたくないという心理も一部の国には根強いとみられ、足並みがそろっていないもようだ。

会議に出席しているムガベ大統領の報道官は、事態打開策として取りざたされている与野党間による権力分配案を拒否する考えを明らかにした。同大統領に軟化を促すのは容易ではなさそうだ。

(2008/07/02-01:04)



 
 
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ジンバブエ問題、打開へ総意得られず アフリカ連合

【カイロ=安部健太郎】エジプトのシャルムエルシェイクで開催したアフリカ連合(AU)首脳会議が1日、2日間の日程を終え閉幕する。会議では野党支持者らへの弾圧で不当な大統領選が行われたジンバブエ情勢について、連立政権樹立を視野に野党との対話を求める意見が出た。ただ参加各国の足並みはそろわず、事態打開に向けた具体的な提案は見送られる見通しだ。

AUには53カ国・地域が加盟。6月29日に再選を宣言したばかりのジンバブエのムガベ大統領も参加した。会議では欧米などが準備を進めるジンバブエ制裁を巡って、30カ国余りは支持する意向とみられる。しかし反対も多く、首脳会議では総意を集約できないもようだ。(07:03)



 
 
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アフリカ連合、ジンバブエに与野党間対話や挙国一致内閣樹立求める

* 2008年07月02日 04:44 発信地:シャルムエルシェイク/エジプト

【7月2日 AFP】アフリカ連合(AU)は1日、エジプト・シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で開かれている首脳会議で、大統領選について国際的な批判の高まっているジンバブエに関し、与野党間の対話と挙国一致内閣の樹立を求める決議を採択した。AU高官が明らかにした。

AUによる決議は「ジンバブエの平和と安定に向けた、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長との対話が開始されることを促す」ことが目的だという。

さらに決議では、挙国一致内閣を樹立することや南部アフリカ開発共同体(Southern African Development Community、SADC)による仲介を支援していくことも表明された。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ大統領選:米、単独制裁示唆 AU首脳会議「野党と対話を」決議

【カイロ高橋宗男、パリ福井聡】エジプト・シャルムエルシェイクで開かれていたアフリカ連合(AU)首脳会議は1日、ジンバブエのムガベ大統領が野党不在のまま大統領選決選投票を強行した問題について協議、大統領に対し、最大野党「民主変革運動」と対話するよう求める決議を採択し、閉幕した。大統領への直接批判は避けた。一方、米国は単独でも制裁を実施する厳しい姿勢を示唆するなど、国際的非難はおさまっていない。

決議は「(ジンバブエの状況を)深く懸念する」としたが、ムガベ大統領は非公開協議の場で批判への反論を約30分にわたって展開するなど、聞く耳を持たない状況だった。AUは決議とは別に、与野党での権力分担の呼びかけを支持することも確認した。しかし、民主変革運動のツァンギライ議長は、この提案を拒否した。

一方、ペリーノ米大統領報道官は30日の会見で、国連安保理による制裁がまとまらなかった場合、米国が単独でも制裁を実施する意向を示した。安保理での協議では中国が制裁に難色を示している。

毎日新聞 2008年7月2日 東京夕刊



 
 
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NEWS25時:イタリア 駐ジンバブエ大使召還

イタリア外務省は6月30日、駐ジンバブエ大使を召還したと発表した。大統領選で野党を激しく弾圧したムガベ大統領への抗議で、フラティーニ外相は他の欧州諸国にも大使召還を呼びかけている。【ローマ】

毎日新聞 2008年7月2日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ:市民、命がけで国外脱出…大統領派の暴力恐れ

【ハラレ高尾具成】ムガベ大統領が国際的非難にかかわらず、野党不在のまま大統領選決選投票を強行したアフリカ南部ジンバブエに入った。町は平静さを取り戻しているかのように見えるが、市民は大統領派による暴力を恐れ、自宅でじっと息を潜めるほか、命がけで国外脱出をはかっている。

首都ハラレで国外脱出に詳しい男性(32)に会った。「今やジャンプ(国外脱出)は当たり前だ。もちろん違法だ」。まずブローカーに約100米ドルを渡す。ワニなどの野生動物が生息する川を渡り、高圧電流の流れる鉄条網の下にすきまをつくり、くぐり抜けていく。見つかれば撃ち殺される覚悟での脱出だ。バスの座席下や荷物に紛れ込み、国境を越える者もいる。

別の男性は「生きていくためには国を出るしか選択の余地はない」と話す。南アフリカ、ボツワナなどに数万人とも言われる市民が流れ込む。「18〜45歳の社会の柱を担う労働力が国外流出している」とある男性は憂慮する。

残された家族はつらい日々を送る。南アの飲食店で働く夫からの送金が家族の糧というハラレ郊外に住む40代の女性は毎月、ハラレ中心部のバスターミナルに向かう。唯一のきずなである携帯電話で連絡を受ける。「予定到着時刻とバスの番号、運転手の名前」。国境を越えるバスの運転手は約1割の稼ぎを受ける形で現金を運び、届ける。「リスクはあるがこれしか生きる手立てがない」と話す。

3月の大統領選では、最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長がムガベ大統領より多くの票を獲得したものの、27日の決選投票に向けて大統領派の暴力が激化。90人前後の野党支持者が殺され、議長は選挙戦から撤退した。現在、ハラレのMDC本部事務所は、鉄格子付きのドアが閉じられ、人の出入りはほとんどない。決選投票拒否を呼びかけたMDCのチラシが焼かれ、風に舞っていた。

大統領派の暴力は市民に「何をされるかわからない」というおびえを植えつけた。家でじっと息を潜める市民も多い。「この1週間で外に出たのは今日と投票日だけだ」。ある中年女性は、二重投票を防ぐ名目で選管から赤いインクが塗られた指先を縮こまるようにじっと見つめた。

毎日新聞 2008年7月3日 2時30分(最終更新 7月3日 2時30分)



 
 
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ジンバブエ野党議長、ムガベ与党との対話拒否 

2008年7月3日19時55分

【カイロ=田井中雅人】ジンバブエからの報道によると、アフリカ連合(AU)首脳会議がジンバブエ与野党に「挙国一致内閣の樹立に向けた対話を促す」決議を採択したことについて、野党「民主変革運動」のツァンギライ議長は2日、当面、対話を拒否する考えを示した。

弾圧を理由に先月末の大統領選決選投票から撤退したツァンギライ氏は、首都ハラレでの記者会見で「AU決議は決選投票の不当性を認めていない」と批判。3月の第1回投票でツァンギライ氏がムガベ大統領の得票を上回っており、その結果こそが対話の前提になると強調した。

現在、隣国・南アフリカのムベキ大統領が与野党の仲介をしているが、ツァンギライ氏はAUに対し、ムベキ氏に加えて新たな仲介者を任命するよう求めた。



 
 
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ジンバブエに挙国一致内閣樹立求める AU決議

2008年7月3日1時39分

【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=田井中雅人】当地で開かれていたアフリカ連合(AU)の首脳会議は1日夜、大統領選での野党弾圧と決選投票強行で混乱するジンバブエ情勢に深い懸念を表明、与野党に挙国一致内閣の樹立に向けた対話を促す決議を採択、閉幕した。

会議筋によると、大半の首脳はムガベ大統領の主張に理解を示し、決議には同大統領に批判的な文言や具体的な対応策は盛り込まれなかった。

一方、ハラレからの報道によると、ジンバブエのヌドロブ情報広報相は2日、決議を歓迎し、野党側と話し合う用意がある、と述べた。政府による弾圧を理由に決選投票から撤退した野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長だけでなく「あらゆる政党と協議する」と述べた。



 
 
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ジンバブエ大統領、野党と連立協議開催探る構え

【ロンドン=岐部秀光】野党勢力弾圧を巡り国際社会の批判が強まっているジンバブエのムガベ大統領は2日、アフリカ連合(AU)が求めた野党との連立政権樹立に向け「話し合いの用意がある」と表明した。ロイター通信が大統領側近の発言として伝えた。ただ野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は同日、政権による野党支持者への脅迫や嫌がらせが続いている現状では協議に応じられないと指摘した。(00:57)



 
 
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ジンバブエ野党指導者、AUが提案した挙国一致内閣の樹立を拒否

* 2008年07月03日 01:31 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月3日 AFP】(一部修正)ジンバブエの野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長は2日、アフリカ連合(AU)が同国に挙国一致内閣の樹立を求める決議を採択したことに関し、同国の危機的な情勢を解決することはできないとして求めに応じない姿勢を示した。

ツァンギライ議長は記者団に対し「挙国一致内閣の樹立では、ジンバブエが直面している問題を解決することはできず、ジンバブエ国民の意思を反映したものでもない」と語った。

さらに「決議は大統領選挙の決選投票の非合法性や、アフリカ諸国の指導者のほとんどがロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領を国家指導者としてみていないという事実を認めていない」と述べるとともに、決議は「公平性が信頼できる3月29日の総選挙に勝利したMDCが正統的な政権を樹立すべき」だということも認めていないと指摘した。

AUは1日、エジプト・シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で開催された首脳会議で、ムガベ大統領が決選投票を強行し国際的な批判の高まっているジンバブエに対し、挙国一致内閣樹立を求める決議を採択していた。(c)AFP/Susan Njanji



 
 
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ジンバブエ制裁決議案、米が安保理に提出

【ニューヨーク=松浦肇】米政府は3日、野党弾圧を強めながら大統領選の決選投票を強行したジンバブエに対する制裁決議案を国連安全保障理事会に提出した。米国は来週中の採択を目指しており、安保理は8日にも会合を開く見通し。ただ、ロシアや中国は制裁に消極的で、採択に至るかどうかは不透明だ。

ジンバブエでは野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が大統領選から撤退。国連安保理は同国政府を非難する議長声明を採択したが、現職のムガベ大統領は6月27日に決選投票を強行した。



 
 
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ジンバブエ:米が国連制裁決議案を提示 中露は難色

【ワシントン草野和彦】国連安保理議長国の米国は3日、野党候補不在のままで大統領選決選投票を強行したジンバブエに対する制裁決議案を各国に提示した。ハリルザド米国連大使は、来週にも採決されるとの見通しを語った。しかし、中国やロシアなどは「アフリカ連合(AU)に対応を任せるべきだ」と難色を示している。

決議案は国連憲章第7章(平和に対する脅威)の下で、ジンバブエ政府に反対勢力への攻撃をやめ、対話に応じることを要請。また、各国に武器禁輸や、ムガベ大統領ら政府高官の渡航禁止・資産凍結などを求めた。

安保理は先月23日、決選投票を行わないよう求める議長声明を採択したが、ジンバブエは同27日に強行。現状を視察したメンケリオス国連事務総長特使が今月8日、安保理で報告する予定だ。

毎日新聞 2008年7月4日 10時32分(最終更新 7月4日 13時06分)



 
 
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ジンバブエ:英、サミット特別声明で制裁訴え 独も支持

【ベルリン小谷守彦】ジンバブエのムガベ大統領が大統領選決選投票を強行した問題で、英国のブラウン首相が、7日に開幕する主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)で、選挙結果の不承認と制裁の必要性を訴える「特別声明」を準備していることが分かった。ドイツ政府高官が3日、明らかにした。メルケル独首相も声明を支持するという。

独高官によると、欧州連合(EU)も独自制裁の検討を始めている。EUは現在、ムガベ大統領を含むジンバブエ高官の渡航禁止などの措置を取っているが、追加的措置に踏み切る可能性が強い。

サミットでは8日夕、外交問題の協議を予定。議長国日本は北朝鮮核問題などのほか、ジンバブエ問題も議題の一つとして提案している。独高官は「G8はジンバブエ問題を話し合う良い機会だ」とも話しており、8カ国による合意を求める考えだ。

毎日新聞 2008年7月4日 10時42分



 
 
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米国、ジンバブエ制裁決議案を安保理に提出

* 2008年07月04日 05:00 発信地:ニューヨーク/米国

【7月4日 AFP】米国は3日、大統領選挙をめぐって国際的な批判が高まっているジンバブエに対する制裁決議案を国連安全保障理事会(UN Security Council)に正式に提出した。決議案では、ジンバブエ政府への武器禁輸措置などが盛り込まれているほか、制裁の対象としてロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と側近11人の名前も挙げられているという。

ザルメイ・ハリルザド(Zalmay Khalilzad)米国連大使は記者団に対し、決議案は来週採択されるとの見通しを示した。

決議案は、野党候補不在のまま、ムガベ大統領が再選された大統領選決選投票の実施を決定したジンバブエ政府や、多数の死傷者を出した野党側に対する一連の暴力行為を非難するとともに、野党支持者らに対する組織的暴力行為を扇動し、人権を抑圧、民主主義を破壊したとして、ムガベ大統領やGideon Gono中央銀行総裁、パトリック・チナマサ(Patrick Chinamasa)司法・議会担当相など12人の資産凍結や渡航禁止措置を予定している。

一方、米国務省のショーン・マコーマック(Sean McCormack)報道官は同日、ジンバブエの首都ハラレ(Harare)で野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)本部を追い出された野党支持者ら200人が米大使館に保護を求めていることを明らかにした。(c)AFP



 
 
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米国、ジンバブエ制裁決議案を安保理に提出 来週の採択期待

野党を弾圧し、5期目を目指すムガベ大統領が先月下旬に大統領選決戦投票を強行、当選したジンバブエ情勢で、米国は3日、国連安全保障理事会に同国に対する武器禁輸などの制裁内容を盛り込んだ決議案を提出した。

来週の採択を期待している。ただ、安保理関係者は、決議案に対し南アフリカ、ロシアや中国が難色を示しており、採択の見通しは透明としている。欧米は、決戦投票は自由、公正さに欠き正当性がないと非難している。

ジンバブエ野党の民主変革運動(MDC)が大統領選に擁立したツァンギライ議長は与党の弾圧を受け決戦投票をボイコットしている。MDCは決戦投票の選挙戦で多数の同党党員、支援者が殺害されたとも報告している。

今回の決議案は、ムガベ大統領とジンバブエ政府高官11人に対する国外渡航禁止、資産凍結も含む。11人には中銀総裁、陸軍首脳、情報機関首脳も入っている。ムガベ政権による人権侵害などを受け欧米は同国に制裁措置を既に打ち出している。米英主導の今回の決議案はこれを拡大する内容ともなっている。



 
 
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ジンバブエ:迫害恐れた野党支持者が各国大使館に殺到

【ハラレ高尾具成】国際社会の非難の中、野党不在のまま大統領選決選投票(6月27日)が強行されたアフリカ南部ジンバブエでは、ムガベ大統領派が野党支持者を弾圧。迫害を恐れた野党支持者は外国の大使館に保護を求めて詰めかけている。ジンバブエ情勢は北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の主要議題の一つで、野党支持者は「国際社会の助けが必要だ」と訴えている。

ハラレの米大使館前には4日、保護を求める野党支持者ら約300人が集まった。大統領派は、野党支持者が多い地域で無差別に暴力をふるっており、老人や子どもも避難せざるをえなくなっている。米大使館は、人道支援団体などと協力、女性や子どもを優先して安全な場所に移転させている。

避難民の男性(28)は「弾圧によって避難民は行き場所を失っている。この現実をサミットで日本政府に訴えてほしい」と話す。

ムガベ政権に対しては国連安保理で制裁が議論され、先月の主要8カ国外相会合でも懸念が表明された。

毎日新聞 2008年7月5日 10時31分(最終更新 7月5日 12時34分)



 
 
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ジンバブエ:弾圧逃れ、森に3カ月 野党支援の父を拉致された少年

国際的非難の中、ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選決選投票(6月27日)を強行した南部アフリカ・ジンバブエでは、大統領派による暴行が頻発し、野党支持者の一部は危険を避けるため森の中で暮らしている。野党を手伝った父親が拉致され行方不明になったラメック・ボメサ君(5)は、近所の人と森を転々とする生活を3カ月以上続けている。【ハラレ高尾具成】

夕暮れを待って、ハラレ郊外の待ち合わせ場所に向かった。日中は危険が伴うためだ。高い塀に囲まれた廃屋に入ると、避難民4人がうつろな目をして待っていた。避難生活で心身とも疲れ果てているのが伝わってくる。

ボメサ君の父(38)は3月末の大統領選直後に拉致された。「棒を持ってたくさんの人が来た」。父子家庭のため1人残された。

一緒に逃げ出した同郷の人たちを頼りに、日に1食で食いつなぐ。「まだ弾圧は続く。ここにもそう長くはいられない」。大人たちは、ボメサ君の肩を抱き森へと帰った。

周辺では100人以上が生活を続ける。水、毛布、衣類すべてが不足しているが、国連や非政府組織の活動は禁止されており、支援は届かぬ状況が続く。3月の大統領選では、最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長の票が大統領の得票を上回った。以後、大統領派は「野党支持地域」を対象に暴力をエスカレートさせた。「特に決選投票の2週間前から激しさを増した」と地元記者らは語る。

ジンバブエ情勢には国際社会の憂慮が高まっており、7日からの主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも、主要議題になる見通しだ。

毎日新聞 2008年7月5日 東京朝刊



 
 
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首相「ジンバブエ情勢G8対応必要」 カナダ首相と会談

2008年7月6日22時36分

福田首相は6日夕、サミット出席のため来日したカナダのハーパー首相と初めて会談し、アフガニスタン復興支援など平和構築の分野で連携を強化する方針で一致した。

日本側の説明では、混乱が続くアフリカ・ジンバブエ情勢についてハーパー首相が懸念を表明。福田首相も「強く懸念している。G8として対応が必要だ」と語り、サミットの議題として取り上げる考えを示した。



 
 
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南ア大統領、ジンバブエ大統領と会談 野党は対話拒否

* 2008年07月06日 11:00 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月6日 AFP】大統領選の結果をめぐって与野党の対立が続いているジンバブエで、仲介のため同国入りしたターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)南アフリカ大統領は5日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と首都ハラレ(Harare)で会談し対応策を協議した。

一方最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長は対話拒否の姿勢を崩しておらず、交渉による速やかな混乱の収束を目指していたムベキ大統領の思惑は外れた。

ムベキ大統領はムガベ大統領と単独で会談した後、民主変革運動の分派を率いるアーサー・ムタンバラ(Arthur Mutambara)氏と3者で協議を行った。このことについて、ムガベ大統領が野党を分裂させることで政権維持を狙っているとの見方も広がっている。(c)AFP/Susan Njanji



 
 
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ジンバブエ:英外相、制裁決議案支持求める

【ハラレ高尾具成】ミリバンド英外相は6日、大統領選を巡る混乱が続くジンバブエ情勢を調べるため南アフリカを訪問。米国が国連安保理に提出している対ジンバブエ制裁決議案について、南アなどに「決議案支持に向けた団結」を呼びかけた。決議案には中露が難色を示しているほか、南アも与野党連立など穏健な解決策を求めている。

同外相は、ジンバブエ難民の避難先となっているヨハネスブルクの教会などを視察した。ムガベ・ジンバブエ大統領が野党候補不在のまま就任を宣言したのは「合法でない」と強調。ジンバブエの危機的状況が「南部アフリカ全体に影響を及ぼしている」との認識を示した。

毎日新聞 2008年7月7日 10時48分



 
 
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ジンバブエ情勢で協力要請 首相、南ア大統領に

2008年7月7日21時46分

福田首相は7日、サミット拡大会合出席のために来日した南アフリカのムベキ大統領と会談し、ジンバブエ情勢や気候変動問題で協力を要請した。

日本側の説明によると、ジンバブエ情勢では、首相が「G8の首脳も相当懸念を強めている。大統領の和解に向けたさらなる努力を期待する」と南アに指導力を発揮するよう求めたのに対し、大統領は「この問題は早期に解決することが重要だ」と応じた。

気候変動問題では、首相がポスト京都議定書の枠組みづくりで南アの協力を要請。ただ、日本の温室効果ガス削減の中期目標については「具体的な数字について、いい加減なことはいえない」と言及はしなかった。



 
 
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米大統領、ジンバブエ選挙「失望、強く懸念」 洞爺湖サミット

ブッシュ米大統領は7日、洞爺湖サミットの会場でタンザニアのキクウェテ大統領と会談した。キクウェテ大統領はアフリカ連合(AU)の議長で、ブッシュ大統領は会談後、記者団に「ジンバブエの選挙は『いんちき』だ。極めて失望し、強く懸念している」と表明した。キクウェテ大統領が8月下旬に訪米し、ブッシュ大統領と再び会談することも明らかにした。(07日 21:01)



 
 
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洞爺湖サミット:窮地に立たされるジンバブエHIV患者

【ハラレ高尾具成】北海道洞爺湖サミットでは、アフリカ情勢のうち、ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選決選投票を強行したジンバブエも焦点になっている。経済運営の失敗や制裁が原因でインフレが激しく、治療薬も高騰。国民の2割とされるエイズウイルス(HIV)感染者の生活が脅かされている。患者からは「新たな制裁があれば、薬も手に入らなくなる」との不安が広がっている。

患者の実情を欧米の主要メディアに先駆けて見た。ハラレ郊外に住むムシワさん(45)は結核が進行する中で2年前にHIV感染が発覚。金鉱山労働者の夫(45)は03年、エイズに起因した病気で死亡した。長男(20)と次男(18)が薪を売るなどし、抗レトロウイルス(ARV)治療薬を月1度、公立診療所で入手する。

しかし、年16万%といわれる超インフレが続いているうえ、最近、政府の援助のない私立病院では、治療薬の値段が公立の50倍に跳ね上がった。「食事の購入さえ支障が出ている。薬ももらい続けられるか心配だ」とせき込みながら話す。

一方、ハラレ郊外のニャンモさん(25)は計画停電が続く自宅で、悪寒に体を震わせていた。昨年11月の検査で陽性が発覚。治療のため兄(27)と約130キロ離れた町から引っ越して来た。田舎の祖父母の元に残した2歳の長男とも会えぬ状態が続く。兄は日雇い労働で稼ぐが「家賃と治療薬、食費を払えば稼ぎはなくなる。新たな制裁で薬の値段も上がるのでは」と話す。

05年の統計によると国民の5人に1人がHIV感染者という。現在、週に3200人以上がエイズに起因した病気で死亡している。

サミットでは、8日にジンバブエ情勢を討議し、特別声明を出すよう準備している。さらに国連安保理は新たな制裁を討議中だ。

先月末の大統領選決選投票は、大統領派による暴力で野党候補が撤退したまま強行された。欧米の非難の中、ムガベ大統領は5期目の大統領に就任した。

毎日新聞 2008年7月7日 12時33分



 
 
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ルポ:ジンバブエ、避難民20万人 暴力の嵐、帰れない

国際社会の非難の中、ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選決選投票(先月27日)を強行したアフリカ南部ジンバブエでは、大統領派が野党支持者への暴力をエスカレートさせている。故郷を追われた避難民は20万人とも言われる。欧米日の主要メディアに先駆けて現地で実情を見た。【ハラレ高尾具成】

◇死を待つか、国が崩れるのを待つだけだ

●大使館に列

「安全な場所はどこにもない。死を待つか、国が崩れるのを待つだけだ」。年老いた女性はハラレの米大使館前で話す。大使館前には3日夜から野党支持者ら約300人が保護を求めて集まり出した。みな持ち物はほとんどなく、寒さに震え、疲れ果てている。南部から逃れて来た男性(30)は「恐ろしい。もう故郷には帰れない」とだけ話し、配られた毛布で顔を覆った。

米大使館は非政府組織の協力を得て、毛布や食料、水などを配り、移転先の確保に取り組んでいる。だが係員の一人は「安全が保証されるわけではない。避難民は新たな“恐怖”と戦い続けなければならないだろう」と星条旗を見上げた。

決選投票直前にも南アフリカ大使館に約300人の避難民が逃げ込んだ。避難民は教会やドイツ大使館などを転々とした後、南ア大使館にたどり着いた。

野党によると、大統領派の弾圧で約90人が殺され、20万人が国内で避難したという。

●帰らない母

「視界は狭まり、血が流れているのを手の感触を通して確認するのがやっとだった」。男性は複数の男から木の棒でめった打ちにされた体験を振り返る。3月の大統領選後間もなく、ハラレ郊外の自宅でテレビを見ていた時に襲われた。逃げ出した後も震えは止まらない。家の燃える音が聞こえた。「襲撃者には知った顔もたくさんいた」と話す。

シニョコさん(40)も全身を棒でたたかれ、自宅を追い出された。「ここはわれわれのものだ」。数十人の男たちは叫んだ。選挙の1週間ほど前から村には「大統領派が家々を急襲している」とのうわさが流れていた。3人の娘たちは避難先の森で就寝中で無事だった。しかし、母親のフェリスタスさん(60)は拉致されたまま帰らない。「与野党どちらに投票すると話したこともない。母はたぶんだめだ」。シニョコさんは嘆く。

ある男性は「武装した退役軍人らが大手を振って監視や暴力を続けている」と話す。

●隣近所、敵に

証言した避難民は「希望」という名の農場から逃れてきた。ムガベ大統領が、白人農場主から強制収用し、黒人住民に分け与えた場所だ。農場内には与野党支持者が混在していた。「政府から土地を受け取ったのになぜ大統領に投票しないのか」。退役軍人が野党支持者を脅迫し始めた。暴力はエスカレートし、「首を切られた人も複数いた」と避難民の一人は証言する。

地元記者は「隣近所が政党支持だけを理由に対立したことが悲劇だ。知人から暴力を受けた住民も多く、同じ土地で再び生活するのは難しい」と話す。

避難民のうち、親族、知人宅に身を寄せる人は多いが、つてのない場合、路上生活をするしか生きるすべはない。わずかに仕入れた食材を少し高い値段で売り、その利潤で稼ぐ状態だ。知人宅に身を寄せた場合も、いつまた暴力の嵐が吹き荒れ、その家族に迷惑がかかるのではないか、といたたまれない。

「住民の多くは殺し合うことをよいと思っていないが、みんな疑心暗鬼になっている。おかしな国になってしまった。一人(の大統領)に任せ過ぎた」。家を追われた女性(80)はつぶやいた。

◇「植民地支配が悪い」――大統領支持者

一方、大統領支持者は大統領を「偉人」とたたえ、制裁を議論する欧米諸国に対し、「すべての問題は植民地支配から始まった」と逆に非難している。

首都ハラレの北西130キロにある大統領派の拠点、チノイで与党の警備指揮官をつとめるエスロムさん(59)が取材に応じた。エスロムさんはムガベ大統領らと独立闘争を戦った退役軍人の一人。中国で軍事訓練を受け、周辺諸国で白人政権打倒を呼びかけた。今は225ヘクタールの農場を持つ。今年はトウモロコシや大豆が豊作だ。農地は「仲間の命を失って」手に入れたものだ。

エスロムさんは「ムガベ大統領はキューバのカストロ前議長と並び称される偉人。彼の功績がなければ、ジンバブエはここまでにならなかった」と大統領を手放しで称賛する。

「欧米メディアは悪いニュースばかりを伝えているが、この国に豊かな面がある」と山と積まれたトウモロコシを指し示した。

そして、「今、ジンバブエの抱える問題は、すべて植民地支配から始まっている」とし、「独立当初に旧宗主国・英国などが、白人農場主から土地を買い戻すための資金援助を約束したのに凍結されたままで、逆に経済制裁を科している」と欧米の姿勢を批判した。

さらに、大統領派による暴力について、「国を不安定化する挑発的な行動をとる集団がいる」とごく一部が暴行に加わっているとの見方を示した。

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■ことば

◇ジンバブエ大統領選

3月29日に行われた大統領選では、投票結果が1カ月余り公表されない異常事態が続いた。5月に公表された選管集計では、最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長がムガベ大統領の得票を上回ったものの、両者とも過半数に届かず、6月27日に決選投票が行われることになった。しかし、大統領派による暴力が激化したため議長が決選投票不参加を表明。欧米諸国が非難する中で大統領は決選投票を強行し、29日に就任を宣言した。国連安保理はムガベ政権に対する制裁決議案を討議中で、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)でも主要議題になる予定。

毎日新聞 2008年7月7日 東京朝刊



 
 
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G8、ジンバブエへの制裁強化もあり得るとアフリカ諸国に言明=カナダ当局者

2008年7月8日

[北海道洞爺湖 7日 ロイター] カナダ当局者は7日、主要8カ国(G8)がアフリカ諸国に対し、西側が違法とみなすジンバブエの大統領選について早急に対処がなされない場合、制裁の強化を求めていくと話した。

この当局者は記者団に「(カナダ)首相を含むG8首脳は、この問題に早急な進展がみられない場合、制裁強化を求めると言明した」と述べた。

ジンバブエのムガベ大統領は6月、野党不在のまま大統領選決選投票を強行して再選を宣言した。



 
 
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ジンバブエ批判、G8から相次ぐ サミットの拡大会合

7日に開かれた洞爺湖サミットの拡大会合では、野党弾圧が続くジンバブエ情勢について激しい議論が交わされた。

「すでに制裁している国は強化すべきだ」。主要8カ国(G8)からは野党候補が不在の中、大統領選を強行したジンバブエへの批判が噴出。「アフリカ全体にとって大きな問題だ」と、アフリカ諸国に解決努力を求める声が出た。(07:03)



 
 
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北海道洞爺湖サミット:対ジンバブエ、「制裁」巡り最終調整――G8特別声明

北海道洞爺湖サミットで、G8首脳は7日、大統領選を巡る混乱が続くジンバブエについて特別声明を出す方向で最終調整に入った。G8交渉筋が明らかにした。同国に対する「制裁」を文書に盛り込むかでぎりぎりの調整が続いており、政治課題を議論する8日夜の会合で最終決定する。

特別声明に関しては英国が野党不在のまま強行された大統領選決選投票を看過できないとし「選挙結果の不承認」と「制裁の必要性」を訴える内容を要求。米国も国連安保理決議による制裁を求めている。これに対し、ロシアは特別声明を出すこと自体に難色を示している。このため、大統領選が公正に実施されなかったことなどに「深刻な懸念」を表明する内容にとどまる可能性がある。

7日のG8とアフリカ7カ国の首脳による拡大会合でも「選挙は民主的に行われておらずムガベ大統領の正当性は認められない」「制裁を強化すべきだ」などの意見が出た。

サミットに先立って行われた日英首脳会談で、ブラウン英首相は「ジンバブエの民主主義が守られるよう強力なメッセージを出すことが必要」と指摘。福田康夫首相も「しっかり議論し、G8の対応を考える必要がある」と応じ、議長としての特別声明取りまとめに意欲を示した。【古本陽荘】

毎日新聞 2008年7月8日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ:弾圧で農民不在 食糧難が深刻化、月末には備蓄枯渇

【ハラレ高尾具成】大統領選をめぐり与党勢力による暴力が深刻化しているアフリカ南部ジンバブエで、避難のため農地を離れる農業従事者が相次ぎ、食糧難を深刻化させている。政府は先月、国際援助団体の活動禁止を決めており、食糧配給は停止状態だ。外交筋によると今月末には備蓄食糧も枯渇し、地方都市では餓死者の発生も懸念されている。北海道洞爺湖サミットはジンバブエ情勢について特別声明を出す方向で調整中だ。

与党勢力による弾圧はここ3カ月間で、白人農場主の大規模農場から、小規模な黒人農家まで拡大。被害を受けた農業従事者の多くが避難したため、農地は休耕状態に追い込まれている。農機具の稼働に必要な石油価格の高騰や技術者の海外流出も事態の深刻化に追い打ちをかけている。

ある農業関係者は「地方都市には電力が供給されておらず、冬小麦の生産に必要なかんがい設備が機能していない」と話す。今年の作柄は昨年の半分以下との情報もある。

少雨や干ばつに苦しむ住民を助けてきた外国の食糧援助団体について、ジンバブエ政府は6月6日、大統領選決選投票(同27日)までの活動禁止を発表したが、いまだに解除していない。活動禁止の理由は不明だが、援助団体に西側諸国が多いことから、支援活動が最大野党「民主変革運動」の支持につながるとの判断があったとみられる。

援助団体から食糧配給を受けてきた住民は数百万人規模とみられ、米国際開発局(USAID)などは政府に再考を要請している。

ジンバブエはかつて「アフリカの食糧庫」と言われ、アフリカ南部で数少ない食糧輸出国だったが、00年にムガベ大統領が「白人からの完全な独立」を宣言。白人農場主所有の農場を強制的に接収するなどしたため、農場主や農業技術の急激な海外流出を招いた。現在は年率16万%以上の深刻なインフレ状態にあり、パンやトウモロコシなども深刻な品不足に陥っている。

毎日新聞 2008年7月8日 東京朝刊



 
 
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与野党が協議再開で合意=ジンバブエ

【ロンドン8日時事】ジンバブエからの報道によると、同国のチナマサ司法相は8日、大統領選をめぐり対立する与野党が、危機解決に向けた協議を再開することで合意したことを明らかにした。

同相によると、交渉は南アフリカ共和国のムベキ大統領の仲介で行われる。具体的な日取りや場所は不明。野党側は協議再開について否定も確認もしていない。(2008/07/08-19:04)



 
 
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G8、ジンバブエへの国連制裁要求で一致=イタリア首相

2008年7月9日

[北海道洞爺湖 8日 ロイター] イタリアのベルルスコーニ首相は8日、主要8カ国(G8)が国連に対し、ジンバブエへの制裁を発動するよう求めて行くことで合意したことを明らかにした。

ベルルスコーニ首相は「国連安全保障理事会での早急な制裁の発動が必要だ。ロシアでさえ制裁を求めることで同意しており、これは全会一致での決定だ」と述べた。



 
 
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国連のジンバブエ制裁決議案、武器禁輸など盛り込む=英首相

2008年7月9日

[北海道洞爺湖 9日 ロイター] 英国のブラウン首相は9日、大統領選をめぐる野党弾圧で国際的な批判が高まるジンバブエに対して米英両国がまとめた国連の制裁決議案の内容を明らかにした。

同首相は記者会見で、国連安全保障理事会に提出した決議案には武器禁輸措置が盛り込まれているほか、14人が渡航禁止や資産凍結などの制裁を受けることになると述べた。

ジンバブエでは6月、当局による組織的な暴力を背景にムガベ大統領が再選を宣言した。

首相は「この決議案は、3月29日の選挙のみがジンバブエで唯一の正当な選挙と見なしている」と述べた。首相が言及した大統領選の第1回目の投票では、野党候補者が当選していた。

首相は決議案について「幅広い支持を集められると確信している」と述べた。



 
 
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洞爺湖サミット:ジンバブエで特別声明 「制裁」言及せず

北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は8日、ジンバブエ情勢について特別声明を採択した。欧米諸国が6月の大統領選決選投票で野党候補が不出馬に追い込まれた事態を問題視し、ムガベ大統領再選の正当性に異議を唱えたことを受けたものだ。ただ、国連安保理の制裁決議を求める強硬派の米国に、制裁に慎重なロシアやアフリカ諸国が反発。最終的に「制裁」には言及せず「さらなる手段」を取る可能性を警告するにとどめた。

アフリカ連合(AU)議長国タンザニアのキクウェテ大統領は7日、G8とアフリカの拡大会合後、「アフリカ諸国も懸念を持っている。(米国と)意見が違うのは今後についてだ。なお議論の余地は残されている」と、制裁に固執する米国の姿勢に不快感をあらわにした。

G8は8日を含め3日間、ジンバブエ問題を協議したが、最終的に外圧が政治混乱の拡大を引き起こすことを懸念するアフリカ諸国に配慮する表現に落ち着いた。【大木俊治】

毎日新聞 2008年7月9日 0時56分



 
 
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ジンバブエ:経済破綻、教育崩壊…街頭で学費募金も

【ハラレ高尾具成】ムガベ大統領が大統領選決選投票を強行したアフリカ南部ジンバブエでは、経済破綻(はたん)の影響で多くの子供が学校に通えない一方、教師が職場を放棄するなど教育が崩壊状態に陥っている。

首都ハラレの東80キロのゴロモンジに住むチンデゲ君(14)は、公立高校に入学するため路上で「募金願」の紙を手に通行人に協力を呼びかける。

父は99年に結核で死亡。母(33)は収入が無いが、学費や教材、制服など11歳の弟と2人分で約1000億ジンバブエドル(約1000円)が必要だ。チンデゲ君は「入学できたら地理と数学を頑張りたい。国際社会は忘れないで」と訴える。

かつて識字率が9割を超え、アフリカ一を誇った教育制度は崩壊。年16万%を超える超インフレに制裁が加わり、政府の財政は破綻した。

このため、公立学校の教師の多くが劣悪な待遇を理由に授業を放棄。生計のため、生徒を対象に自宅で個人指導する。ハラレで15年間、小学校教師だった男性(50)もその一人。「学校での月収は1200億ジンバブエドル(約1200円)なのにバス代が400億ジンバブエドル(約400円)。暮らしていけない」と嘆いた。

毎日新聞 2008年7月8日 20時21分(最終更新 7月9日 0時45分)



 
 
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ジンバブエ政府、G8共同声明に反発

* 2008年07月09日 11:14 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月9日 AFP】ジンバブエ政府は8日、北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)で採択されたロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領の正当性を拒否し経済制裁の可能性を盛り込んだ共同声明について、人種差別的でアフリカの政治指導者を侮辱するものだと反発した。

ジンバブエのブライト・マトンガ(Bright Matonga)副情報広報相は「アフリカ連合(African Union)および(南アフリカのターボ・)ムベキ(Thabo Mbeki)大統領の(仲介)努力を彼らが認めないのは人種主義者だからであり、白人だけがよく物事を考えられると信じているからだ。それはアフリカの政治指導者に対する侮辱だ」と述べた。

マトンガ氏はまた、ムガベ氏はジンバブエの正当な指導者だと強調した。ムガベ氏は前月、対立候補者不在の決選投票で勝利を収めたが、この選挙については批判が強まっている。

先進8か国(G8)首脳はムガベ大統領の正当性を認めず、今後のジンバブエ情勢に関して「さらなる手段」を取ることで一致。共同声明では「われわれはジンバブエ国民の意思を反映しないいかなる政府の正当性も受け入れることはできない。暴力に責任がある個人などに対して、特に資金的及びその他の措置を導入するなどのさらなる手段を取る」としている。

一方米国のザルメイ・ハリルザド(Zalmay Khalilzad)国連(UN)大使は同日、ニューヨーク(New York)の国連本部で、ジンバブエ政府に対する制裁は「来週以降早期に」採択されるだろうとの見解を示した。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ、G8声明を非難 「人種差別的」

2008年7月9日23時46分

【カイロ=井上道夫】AFP通信によると、ジンバブエ政府は8日、洞爺湖サミットでG8がムガベ大統領再選の正当性を認めない内容を盛り込んだ特別声明を出したことについて、「人種差別的であり、アフリカの指導者に対する侮辱だ」と非難した。

同国のマトンガ副情報広報相は「彼ら(G8)は、アフリカ連合や南アフリカのムベキ大統領の(仲介)努力を台無しにすることを望んでいる。彼らは人種差別主義者で、白人だけが物事をよく考えられると思っているからだ」と述べ、「ムガベ大統領は正当な大統領であり、圧力によって覆ることはない」と訴えた。



 
 
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北海道洞爺湖サミット:G8の共同声明 ジンバブエ反発

【ハラレ高尾具成】北海道洞爺湖サミットで、ムガベ政権の正当性を認めないとする対ジンバブエの共同声明が採択されたことを受け、同国政府は9日、「対話解決を求めるアフリカ諸国やアフリカの政治指導者の対応を無視したもの」と反発を強めた。地元ヘラルド紙が伝えた。

毎日新聞 2008年7月10日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ制裁決議案、安保理に 米は早期採択求める

2008年7月10日10時30分

【ニューヨーク=立野純二】国連安全保障理事会で9日までに、アフリカ南部のジンバブエに対する制裁決議案が提出された。野党不在のまま大統領選挙を強行したムガベ政権に対する圧力を強める狙いだ。

決議案は米英仏などが提案した。ムガベ政権に対し、野党弾圧を即時停止し、6月の選挙で政治的暴力を行った者を訴追することなどを要求。ジンバブエへの武器禁輸のほか、大統領ら14人を指定して資産凍結や渡航規制をすることを盛り込んだ。

制裁論議を主導したカリルザード米国連大使は「できるだけ早い採択を期待している」と報道陣に語った。中国や非常任理事国の南アフリカは対話による解決を主張して制裁に反対しているが、米英側は採択に必要な9カ国の賛成を確保したとしている。

中国と足並みをそろえてきたロシアは、北海道洞爺湖サミットで、ジンバブエへの制裁を示唆するG8特別声明に同意した。ロシアが安保理でも制裁同意に転じれば、中国は孤立を避けて棄権に回る可能性も取りざたされている。



 
 
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ジンバブエ与野党、南アフリカで対話再開 大統領選以後初めて

* 2008年07月11日 03:24 発信地:プレトリア/南アフリカ

【7月11日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)でのジンバブエに対する制裁決議案の採択が待たれる中、同国の与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)と野党民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)は10日、南アフリカのプレトリア(Pretoria)で大統領選挙後初となる与野党間対話を開始した。複数の消息筋が伝えた。

南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領のMukoni Ratshitanga広報官は、対話がプレトリアで開始されたことを明らかにしたものの、それ以外については言及を避けた。

今回の対話の関係者は、MDC側からは主流派と分派の双方が対話に出席していることを明らかにした。一方、ZANU-PF関係者によると、政府側からはパトリック・チナマサ(Patrick Chinamasa)司法・議会担当相とニコラス・ゴチェ(Nicholas Goche)労働相がこの対話のために南アフリカ入りしているという。

あるMDC関係者は、同党の交渉責任者、テンダイ・ビティ(Tendai Biti)事務局長が10日朝に南アフリカ入りしたことを明らかにするとともに、今回の対話について大統領選の結果を受けての本格的な交渉に入る前の予備的なものだと語った。

ビティ氏は国家政権転覆罪などで訴追されているが、ジンバブエの裁判所が保釈条件を緩和し、パスポートを返却したため出国が可能になった。

MDCの広報担当者、Nelson Chamisa氏は、予備協議がまもなく開始されるとだけ発表し、同党ナンバー2のビティ氏が出席しているかどうかについては言及を避けた。(c)AFP/Jean-Jacques Cornish



 
 
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ジンバブエ:与野党が初協議 大統領選混乱、対話解決へ調整か

【ハラレ高尾具成】野党候補不在のままムガベ大統領が大統領選決選投票を強行し、国際的非難が高まるアフリカ南部ジンバブエの与野党代表が10日、南アフリカ・プレトリアで協議した。

6月27日の決選投票後、初めてで、調停にあたるムベキ・南ア大統領の報道官が明らかにしたが、詳細は不明だ。

国連安保理でジンバブエへの制裁案の決議が迫る中、ムベキ大統領が、対話解決に向けての調整努力を続けているとみられる。同大統領は「圧力は一層の国内混乱を招く」とのアフリカ諸国の意見も反映し、制裁への慎重姿勢を崩していない。

毎日新聞 2008年7月11日 東京夕刊



 
 
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ジンバブエ制裁決議案、中ロ拒否権で廃案に 国連安保理

【ニューヨーク=中前博之】国連安全保障理事会は11日、対立候補不在のまま大統領選を強行したアフリカ南部ジンバブエに対する制裁決議案を採決にかけたが、常任理事国の中国とロシアが拒否権を行使し、廃案となった。中ロ両国はジンバブエ情勢を「内政問題」だと指摘し、安保理が扱うべき問題ではないと主張した。

チベットやチェチェンなどの国内問題を抱える中ロは昨年1月にも対ミャンマー制裁決議案にそろって拒否権を行使。今回も民主化を巡る決議が自国に波及するのを警戒したとみられる。

決議案の採択には、安保理の15カ国中9カ国が賛成、拒否権を持つ常任理事国が一つも反対しないことが条件。今回は常任理事国の米英仏やブルキナファソなど9カ国が賛成したが、中ロのほか南アフリカ、ベトナム、リビアが反対。インドネシアは棄権した。(10:13)



 
 
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安保理、ジンバブエ制裁決議案否決 中露が拒否権行使

* 2008年07月12日 10:54 発信地:ニューヨーク/米国

【7月12日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は11日、米国などが提案した対ジンバブエ制裁決議案を採決したが、中国とロシアが拒否権を行使し、否決された。

両国のほか、南アフリカ、リビア、ベトナムが反対した。インドネシアは棄権した。

決議案は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領ら14人の資産凍結と渡航規制、武器禁輸などを盛り込み、大統領選を強行し再選を果たしたムガベ大統領への圧力強化を狙っていた。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ:中露が制裁に拒否権 国連安保理、足並みに乱れ

【ワシントン草野和彦】国連安全保障理事会は11日、大統領選を巡り野党弾圧の混乱を引き起こしたジンバブエに対する制裁決議案の採決を行い、中国とロシアが拒否権を行使したため、否決した。中露は「政権側と野党との対話が進行中」などを反対の理由に挙げた。一方、決議案を主導してきた米国は、中露が「ジンバブエ国民ではなく、ムガベ大統領を支持した」と非難、安保理各国間で亀裂が生じる形となった。

決議案は米国など9カ国の共同提案で、国連憲章第7章(平和に対する脅威)の下、暴力の中で先月27日に決行された大統領選決選投票に「強い懸念」を表明。武器禁輸や、ムガベ大統領ら14人の政府高官の渡航禁止・資産凍結を求めた。ムガベ政権には、暴力の停止と野党との政治的対話を要請した。

ところが、採決では米英仏など9カ国が賛成したものの、中露や南アフリカなど5カ国が反対、インドネシアが棄権した。

南アは、反対の理由について、1日のアフリカ連合(AU)首脳会議で採択された決議が「野党との対話を求める」との内容にとどまった点に触れ、「AUのメンバーとして、その決議を順守する義務がある」と説明した。

中露は国連の内政干渉に強い警戒感を持っており、昨年1月のミャンマー軍事政権に民主化推進を促す決議案採決でも拒否権を行使。今回は、それ以来の拒否権発動となった。ロシアのチュルキン国連大使は「安保理の(内政干渉の)傾向には今後も反対していく」と語った。

これに対し、ハリルザド米国連大使は、露も参加した北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、ムガベ政権の正当性を認めないとする特別声明が採択されたことに触れ、「ロシアの態度のUターンは驚きだ」と批判の声を上げた。

毎日新聞 2008年7月12日 東京夕刊



 
 
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対ジンバブエ制裁決議案採択ならず 中ロとも拒否権行使

2008年7月12日8時56分

【ニューヨーク=松下佳世】国連安全保障理事会は11日、米英などが提案した対ジンバブエ制裁決議案を採決したが、中国とロシアが拒否権を行使し否決された。欧米は野党不在のまま大統領選挙を強行したムガベ政権に対する圧力強化を狙ったが、国際社会の一致した行動にはつながらなかった。

中ロが同時に拒否権を行使したのは07年1月の対ミャンマー非難決議案以来1年半ぶり。中ロのほか南アフリカ、リビア、ベトナムが反対、インドネシアが棄権した。

北海道洞爺湖サミットで、金融制裁の可能性を示唆したG8特別声明に同意しながら、安保理の制裁決議には反対した理由について、ロシアのチュルキン国連大使は「この決議案は内政干渉の企てでしかない」と強調。中国の王光亜・国連大使は「決議案を採択すれば、状況のさらなる悪化は避けられない」と主張した。

決議案はムガベ政権による野党弾圧を非難し、暴行や脅迫の即時停止などを要求。加盟国に対し、ジンバブエへの武器禁輸のほか、ムガベ大統領ら14人の資産凍結や渡航規制を盛り込んでいた。



 
 
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ジンバブエ制裁決議案、中ロの拒否権行使で否決 安保理

ニューヨーク(CNN) 国連安全保障理事会は11日、ジンバブエのムガベ大統領と政府高官11人に対する制裁決議案の採決を行ったが、ロシアと中国が拒否権を行使して否決された。

米英主導で提出した制裁決議案にはムガベ大統領らの渡航禁止、資産凍結、同国への武器禁輸などの措置が盛り込まれていた。安保理は、6月27日のジンバブエ大統領選の決選投票を延期するよう勧告していたが、ムガベ大統領が勧告を無視したため、制裁決議案提出に踏み切った。

採決では米、英、仏など9カ国が賛成し可決に必要な最低数を満たしたが、反対5カ国のうち2カ国は常任理事国として拒否権を持つロシアと中国だったため、否決された。棄権は1カ国だった。

中国とロシアの国連大使は拒否権行使の理由について、ジンバブエの野党が安保理の干渉を受けず、自ら選挙にまつわる問題を解決する機会を与えたいと説明した。

ジンバブエ大統領選では当初、ムガベ大統領と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長の決選投票が行われる予定だった。しかしムガベ大統領の支持者がツァンギライ議長支持者に対し、組織的な暴力や殺害、脅しを行っているとして、ツァンギライ議長は決選投票の数日前に撤退を表明。ムガベ大統領の再選が確定した。



 
 
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ジンバブエ制裁 中ロ「安保理介入」に神経質 拒否権を行使

独裁を続けるジンバブエのムガベ政権に対する国連安保理制裁決議案が11日、中国とロシアの拒否権発動で葬られた。常任理事国である両国は「決議は内政干渉」と主張。安保理が特定の国に民主化を迫ることの限界を改めて露呈した。

中ロ両国は昨年1月にも、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏を軟禁するミャンマー軍事政権に対する非難決議案に拒否権を行使。スーダン西部のダルフール紛争をめぐっても2006年、民兵組織幹部への制裁決議案に反対し、最終的に棄権している。(ニューヨーク=中前博之)(07:02)



 
 
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国連ジンバブエ制裁案、中ロの拒否権で否決―外交部

モバイル版URL : http://rchina.jp/article/21526.html

2008年7月12日、外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官は中国が国連安保理のジンバブエ制裁決議に反対した件にコメント、「まずは対話のチャンスを与えるべき」とその理由を説明した。中国新聞社が伝えた。

11日、国連安保理はジンバブエのムガベ政権による野党弾圧を批判し、大統領及び政府高官の資産凍結と渡航禁止処分を下す制裁決議案の採決を行った。拒否権を持つ中国、ロシアの2か国が反対に回ったため、制裁決議案は採択されなかった。

劉報道官は現在、アフリカ連合と南部アフリカ開発共同体が事態解決のため仲介していることに触れ、国際社会は対話を促す建設的な対応をするべきであり、制裁など事態を悪化させる行動を取るべきではないとコメントした。(翻訳・編集/KT) 2008-07-13 12:30:09 配信



 
 
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ジンバブエ問題で英国、「EU通じ金融制裁を」

【ロンドン=岐部秀光】野党勢力への弾圧を続けるジンバブエのムガベ政権に対する国連安全保障理事会の制裁決議案が11日、中国とロシアの拒否権発動で廃案となったことを受け、英政府は14日、欧州連合(EU)など他の国際機関を通じた制裁強化を目指す方針を明らかにした。(15日 23:02)



 
 
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ジンバブエ問題、英国が制裁強化を目指す方針

【ロンドン=岐部秀光】野党勢力への弾圧を続けるジンバブエのムガベ政権に対する国連安全保障理事会の制裁決議案が11日、中国とロシアの拒否権発動で廃案となったことを受け、英政府は14日、欧州連合(EU)など他の国際機関を通じた制裁強化を目指す方針を明らかにした。

ミリバンド英外相は14日、EUによるジンバブエの制裁対象リストの拡大を提案すると発言。ブラウン英首相も同日、不正資金洗浄対策の国際機関である金融活動作業部会(FATF)を通じてムガベ政権幹部の資産凍結などに取り組む立場を強調した。

同首相は中ロの拒否権発動について「ロシアはG8(主要8カ国)サミットで制裁案を支持していただけに正当化は難しい」と述べた。(11:26)



 
 
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対ジンバブエ、単独制裁強化へ 米大統領

【ワシントン=弟子丸幸子】ブッシュ米大統領は15日の記者会見で、国連安全保障理事会の対ジンバブエ制裁決議案が廃案となったことを受けて、米国単独での制裁強化に向け、財務・国務両省に対応を指示する考えを示した。大統領は決議案の採決で拒否権を行使した中国とロシアの対応について「失望している」と語り、中ロ両国を強く批判した。(11:15)



 
 
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年間インフレ率220万%のジンバブエ、「1000億ドル札」が登場

* 2008年07月19日 18:55 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月19日 AFP】約220万%の年間インフレ率を記録したジンバブエで、中央銀行が19日、まん延する現金不足に取り組むため、新たに1000億ジンバブエ・ドル札を発行した。

新1000億ドル札は21日より市場に流通する。

ジンバブエでは、今年1月に1000万ドル札、4月に5000万ドル札、5月には1億ドル札と2.5億ドル札が発行された。その後、50億ドル札、250億ドル札、500億ドル札の発行が続いた。

現在、大統領選挙をめぐる混乱の渦中にあるジンバブエは、ハイパーインフレに見舞われており、2月の時点で16万5000%だった年間インフレ率が6月には220万%に跳ね上がっている。

一方経済学者らは、この公式インフレ率でさえ大幅に低く見積もられていると見ており、実際には1000万-1500万%の年間インフレ率に達しているとしている。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ与野党、政治的混乱打開に向けた協議開始で合意

* 2008年07月21日 07:05 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月21日 AFP】大統領選挙の結果をめぐって政治的混乱が続いていたジンバブエで、同国の与野党は事態打開に向けた協議を開始することで原則合意した。国連(UN)関係者が20日、明らかにした。与野党間協議についての合意文書はただちに調印されるものとみられている。

特使としてジンバブエに派遣されている、国連のHaile Menkerios政治問題担当事務次長補(アフリカ担当)は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が、交渉の枠組みに関する草案に合意したことを明らかにした。

Menkerios氏は「最初の一歩に過ぎない」としているものの、合意文書が調印されれば、ジンバブエの将来についての現実的な協議が行われるとの見通しを示した。

交渉関係者は、合意文書が21日にも調印されるとの期待を示しているが、ツァンギライ議長の広報官や仲介役である南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領の広報官は、この事実を確認していない。

一方、ジンバブエでほかの政党と協議を行っていた、アフリカ連合(African Union、AU)の執行機関、AU委員のジャン・ピン(Jean Ping) 委員長は、ツァンギライ議長が合意文書に調印することを確約したと語った。(c)AFP/Godfrey Marawanyika



 
 
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大統領と野党指導者、事態打開に向けた本格的な協議開始で合意 ジンバブエ

* 2008年07月22日 01:42 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【7月22日 AFP】大統領選挙の結果をめぐって政治的混乱が続いていたジンバブエで21日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が事態打開に向けて本格的な協議を開始することで合意した。

首都ハラレ(Harare)で行われた式典では、長らく仲介役を務めてきた南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領が見守る中、ムガベ大統領とツァンギライ氏が握手を交わし、ジンバブエは歴史上最もつらい時期を経験したが、今は協力していく時だと語った。

ツァンギライ氏はまた、今は「苦々しい思い」を忘れ、過去のライバルと協力して事態の解決を目指していくと語った。

両者が交わした覚書きはこれまでのところ公表されていないが、ムベキ大統領によると、すべての当事者は事態の早急な解決を図りたい構えだという。

一方、ムガベ大統領は「憲法はさまざまな点で改正すべきだということで意見が一致した」と語り、ツァンギライ氏との間で憲法改正でも合意したと発言した。この発言を受け、大統領選に端を発した暴動解決のために首相職を新設して解決を図ったケニアと同様の合意がなされたのではないかとの憶測が流れている。

ムガベ大統領とツァンギライ氏の直接会談は、1999年にツァンギライ氏がMDCを結成させて以来初めて。(c)AFP/Susan Njanji



 
 
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ジンバブエ与野党、対立解消へ協議で合意

【ロンドン=岐部秀光】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、3月投票の大統領選後、ムガベ政権による野党支持者への弾圧が国際社会の批判を浴びている同国で21日、与野党が対立解消と連立内閣の樹立を目指す協議を始めることで合意した。

首都ハラレで開いた協議にはムガベ大統領、野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が参加。仲介役として隣国・南アフリカ共和国のムベキ大統領が同席した。与野党は2週間後を期限に新政府の閣僚配分や大統領選をやり直すかどうかなどについて話し合う見通し。

ムガベ氏は同日、与野党双方が憲法改正の必要性で一致したと明らかにした。一方、ツァンギライ氏は合意が「危機に陥った国を救うための第一歩だ」と述べた。(07:03)



 
 
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ジンバブエ:与野党が和解協議 連立政権樹立目指し

【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選結果をめぐり与野党間の対立が続いてきたアフリカ南部ジンバブエで21日、ムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長が和解に向けた協議開始で合意、調停役の南アフリカのムベキ大統領を前に文書に署名をした。ロイター通信が伝えた。連立政権樹立や憲法改正について2週間以内に結論を出す方針。

99年にMDCが結成されて以来、両氏の同席は初めて。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、署名後の会見でムガベ大統領は「政治、経済問題解決に向けて協力していく」と述べ、ツァンギライ議長も「協議が成功することを約束したい」と話した。野党側は大統領派の暴力が収まるまで協議に応じないと主張してきたが、深刻化する経済危機に対処するため、方針転換したとみられる。ムガベ大統領には、国際社会の批判をかわす狙いがあるとみられる。

ツァンギライ議長は3月29日の大統領選第1回投票の得票率でムガベ大統領を上回ったが過半数に達せず、決選投票が決定。その後、弾圧激化を理由に決選投票から撤退。大統領は決選投票を強行し、「5選」を決めた。

毎日新聞 2008年7月22日 東京朝刊



 
 
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ムガベ、ツァンギライ両氏、与野党話し合いで合意

2008年7月22日10時28分

【ヨハネスブルク=古谷祐伸】ジンバブエからの報道によると、大統領選結果をめぐり対立してきた現職ムガベ氏(84)と、最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長(56)が21日、解決に向けて与野党が話し合うことで合意した。連立政権作りも視野に入れ、今後2週間以内に何らかの結論を出すとしている。南アフリカのムベキ大統領が仲介した。ムガベ氏は「新たな道を切り開くため、ここにいる」と語った。

だが、両者の主張の違いが大きく、今後の展開には懐疑的な声が多い。MDC側は、支持者120人がムガベ氏側に殺され、選挙そのものもツァンギライ氏が勝ったと訴え続けてきた。

3月下旬の大統領選は、わずかの差でツァンギライ議長がムガベ氏を上回ったが、有効得票に達しなかったとされた。6月27日の決選投票は、直前にツァンギライ議長が撤退。ムガベ氏陣営によるMDC支持者への弾圧が問題になり、ムガベ氏に対する国際社会の圧力が高まっていた。



 
 
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ジンバブエ, インフレ220万%で1000億ドル紙幤が登場

[世界の民主化] ムガベ独裁34年に延長, 見えない突破口

李眞友 客員記者

[2008-07-22 14:25 ]

大統領選挙をめぐり混乱が見られたジンバブエだが、物価上昇幅も殺人的である。今年に入り、ジンバブエの物価上昇幅は220万%、超高額の新規貨幤の発行も既に8回行なわれ、1000億のジンバブエドル(Z$)紙幤が発行された。

16日にジンバブエ中央銀行のギデオン・ゴノ総裁が、“統計庁が提供した数値によれば、消費者物価の上昇率が220万%を記録した”と明らかにした。2月に16万4900%、3月には35万5000%、4月には73万2000%にはね上がったと思ったら、6月に入り、ついに220万%になった。

ジンバブエ中央銀行は物価の暴騰による現金の不足を解決するために、1000億ジンバブエドル(Z$)紙幣を発行することに決めた。

ジンバブエでは1月に1000万Z$、4月に5000万Z$が発行され、5月には1億Z$と2億5000Z$が追加で発行され、50億Z$、250億 Z$、500億Z$と続き、ついには1000億Z$紙幤まで出現することになったのだ。ジンバブエの経済は既に統制不可能の状況だと経済学者たちは判断している。

こうした物価上昇の主な要因は、ジンバブエの政治的混乱である。ジンバブエでは3月29日に大統領選挙が行われ、野党のモーガン・チャンギライ候補が47.9%を得票して、ムガベ大統領を追い抜き1位になったが、過半数の得票に失敗し、決選投票が行なわれた。

だが6月27日の決選投票を控えて、ムガベ大統領が露骨な暴力を振い始めた。野党候補であるチャンギライ候補が、話にならない理由で警察に拘禁されるかと思えば、凶器を振り回す民兵隊員がチャンギライ候補の遊説を妨害して支持者に暴力を振るった。

度を超えた暴力で多くの人が命を落とし、チャンギライ候補も選挙を放棄してオランダ大使館に身を避ける事態まで起きた。野党候補が辞退した中途半端な選挙で、ムガベは得票率85.5%で圧勝した。こうして今年84歳のムガベは6年間任期を延長し、34年の長期執権が可能になった。

ジンバブエの大統領選挙をめぐる政治的混乱を、国際社会は持続的に憂慮してきた。アフリカ53ヶ国の協議体であるアフリカ連合(AU)も、7月1日のジンバブエ事件について与・野党が対話を通じて連立政府を構成することを求める決議案を採択した。

だが、AUの‘与・野党間で連立政府を構成することを求める’というあいまいな決議案がジンバブエに影響を及ぼすのは難しいと予想される。アフリカにはガボンのオマール・ボンゴ大統領(41年)、リビアのムアンマル・カダフィ大統領(39年)、赤道ギニアのテオドロ・オビアン大統領(29年)、アンゴラのジョゼ・エドウアルド大統領(29年)、エジプトのホスニー・ムバラク大統領(27年)、カメルーンのポール・ビア大統領(26年)など、ムガベの28年鉄拳統治を越える独裁を行っている国が整然と並んでいるからだ。 AUの決議案が力を持ちにくいわけである。

国連安全保障理事会も、中国やロシアの拒否権行使によって、効果的な制裁決議案の通過に失敗し、EUとアメリカ、イギリスなどが唯一ジンバブエに対する独自の経済制裁を発表した。

今回の当選で、更に6年間独裁の延長を保障されたムガベは、国際社会の非難を意識し、最近になって数回野党と対話を行なうと融和的なジェスチャーをとっている。20日には国連のジンバブエ代表、ハイレ・メンケリオス特使がインタビューで、“与・野党両者が合意した交渉の草案が存在”すると明らかにし、対話を通じた政局の正常化が期待されている。



 
 
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与野党、本格協議で合意=覚書調印、事態正常化へ弾み−ジンバブエ

【ロンドン21日時事】ジンバブエからの報道によると、ムガベ大統領と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は21日、大統領選をめぐる危機解決に向けた対話の枠組みを示す覚書に調印した。これにより、双方の本格協議が実現する見込みで、事態正常化に向け動きだした。(2008/07 /22-01:35)



 
 
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ジンバブエ制裁強化、EUが決定…軍や報道関係者も対象に

【ブリュッセル=尾関航也】欧州連合(EU)は22日、ブリュッセルで外相理事会を開き、6月の大統領選で野党勢力を弾圧したジンバブエのムガベ政権に対し、制裁を強化することを決めた。

資産凍結や欧州への渡航禁止など、政権関係者131人に対してすでに実施している制裁措置について範囲を広げ、新たに軍や報道関係者ら計37人と、国営企業など4社を加える。

(2008年7月23日13時00分 読売新聞)



 
 
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ジンバブエ与野党、和解と連立へ協議

【ロンドン=岐部秀光】3月投票の大統領選と議会選後、対立が深刻化したアフリカ南部ジンバブエの与野党は24日、隣国の南アフリカ共和国で和解と連立内閣の樹立を目指す協議に入った。話し合いは非公開で進めるという。与野党間の権限配分など和解を進める際の具体策で対立が残っているため、協議の行方は不透明だ。

協議期間は2週間。双方は「政治的暴力の停止」などでは一致しているもよう。ムガベ大統領は憲法改正を受け入れる立場を表明しているが、野党側が主張する選挙のやり直しを巡っては妥協する姿勢を示していない。22日に予定されていた協議開始は2日間遅れ、今後も難航を予想する声が多い。

野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は3月の大統領選挙でムガベ氏を上回る票を獲得したが、その後、野党支持者への暴力が拡大し、決選投票への参加断念に追い込まれた。(24日 23:02)



 
 
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ジンバブエ:和解、具体策なし 合意文書入手、弾圧反省触れず

【ヨハネスブルク高尾具成】野党不在のまま大統領に就任したムガベ大統領に欧米から批判が集まっているジンバブエで、大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長が21日に交わした和解協議開始に向けた合意文書を毎日新聞が入手した。文書は暴力を非難し「新政府」の樹立や「再建への決意」をうたうものの、大統領派による野党弾圧の反省や、与野党和解への具体策はなく、今後の協議の難航が予想される。

合意文書はA4判5枚。「対立に終止符を打ち、暴力や腐敗のない自由な社会の再建への決意」が語られ「新政府」の樹立がうたわれている。また、「暴力を回避」して「市民生活の安全を保証」するため、声明を早急に発表するとしている。

しかし、大統領派による野党弾圧への検証や拘束した野党支持者の解放などについては触れていない。また白人農場主の農地を強制収用し、黒人に分配する政策が欧米から非難されているが改善への具体的な言及はなかった。

南アフリカのムベキ大統領は、昨年12月の大統領選に起因した民族対立後、野党を首相にするなど権力分担で和解した「ケニア型」の連立政権樹立を目指している。しかし、憲法改正や経済危機打開など課題は多岐にわたり、協議を懐疑する見方もある。

毎日新聞 2008年7月24日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ:EUが制裁強化

【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU)は22日、ブリュッセルで外相会議を開き、ジンバブエのムガベ大統領らに対する制裁措置の強化で合意した。

EUの渡航禁止、資産凍結の対象リストに新たにジンバブエの個人37人、企業4社を加えた。

EU外相会議の声明は「今後、数週間で暫定政府樹立への前向きな動きがなければ追加措置を取る用意がある」と警告した。

毎日新聞 2008年7月24日 東京朝刊



 
 
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与野党協議にも国民の不安募る ジンバブエ

2008.7.24 20:11

【ロンドン=木村正人】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ大統領が野党指導者と連立政権の樹立に向けた協議を始めることで合意した。同国の年間インフレ率は220万%に達し、中央銀行は1000億ジンバブエドル紙幣を発行。この巨額紙幣でもパン1斤しか買えない窮状ぶりだ。国連は500万人の食糧援助が必要と指摘しており、「歴史的な与野党合意」にも国民の不安は募る一方だ。

現地からの報道によると、ムガベ氏と野党民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長らは21日、南アフリカのムベキ大統領の仲介で与野党協議を始めることで合意。2週間以内に連立政権の枠組みを決める段取りだ。

ムガベ政権の弾圧で大統領選の決選投票から撤退させられたツァンギライ氏が協議に応じたのは、野党支持者への暴力をすぐに止めさせる必要に迫られたからだ。ムガベ氏と親しいムベキ氏だけでなく、国連、アフリカ連合(AU)を協議の場に引き込むのに成功したことが大きかった。大統領選の不正を通じ「独立の英雄」に対する国民の信頼も地に落ちた。ムガベ氏は国際社会の批判をかわすため協議に応じざるを得なかったとみられている。

主食トウモロコシの収穫量は昨年に比べ半減。国連は不足分40万トンを支援しようと計画しているが、ムガベ氏は地方での野党弾圧の実態が明るみに出るのを恐れてか国際非政府組織(NGO)の活動を禁止。食糧援助は完全に止まった。

首都ハラレ在住の日本人男性によると、スーパーマーケットは南ア系の店を除くと陳列棚はガラガラ。ソフトクリームが1700億ジンバブエドル、ピザが1兆4000億ジンバブエドル。午後になると値段は必ず上がっている。支払いに小切手を使う人も多いが、急激なインフレで4、5日後の決済時には目減りするため、外国人は米ドル払いを要求されている。この男性は「昨年5月、1ドルの闇レートが4万2000ジンバブエドル。今は7000億ジンバブエドル。実際には16億7000万%のインフレ率だ」と言う。

欧州連合(EU)や米国はジンバブエへの制裁を強化する方針で、同国から撤退する企業も相次いでいる。英紙ガーディアンは「国家を崩壊寸前に追い込んだムガベ氏がかかわる改革はジンバブエドル紙幣と同じぐらい価値がない」と、与野党合意にも懐疑的な目を向けている。



 
 
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ジンバブエ:嘆きの迫害 「白人はジンバブエを出ろ」…3度目の襲撃

北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、大統領選を巡る暴力への「憂慮」が表明されたジンバブエで、ムガベ大統領派とみられる武装集団の襲撃に遭った白人農場主一家が毎日新聞の取材に応じた。「襲撃は3度目」という一家は「暴行した者への恨みも憎しみもない。悪いのは政権の一部だ。このままではこの国の農業は崩壊する」と嘆いた。【ハラレで高尾具成】

◇被害の農場主「農業が崩壊する」

襲われたのは、ハラレ南西約100キロのチェグトゥに住む農場主マイケル・キャンベルさん(75)、妻アンジェラさん(67)、キャンベルさんの娘の夫ベン・フリースさん(38)。

野党不在のまま大統領が大統領選決選投票(先月27日)を強行、就任した29日に武装集団はやって来た。

午後3時半。銃を持った退役軍人ら約50人が「土地を明け渡せ。白人はジンバブエに住むべきでない」などと口走りながら、農場内の自宅に押し入った。

キャンベルさんは激しく殴打された。殴られたアンジェラさんは両手を重ね、助けを懇願したが、結婚指輪が奪われ、銃身が振り下ろされた。左腕の骨を2カ所折られた。「殺してやる」。フリースさんも銃身で殴られ、左頭部から顔面にかけ長さ約15センチの深い傷を負った。時折、男たちは壁に発砲した。

キャンベルさんら白人農場主約80人は、暴力や農場からの強制退去など、これまで受けた230件以上の人権侵害を「南部アフリカ開発共同体」(SADC)に確認するよう求める文書を提出していた。武装集団が要求したのは、この文書の取り下げだ。男たちは持参した書面へのサインを要求したが、キャンベルさんは拒否。男は指2本の骨をへし折った。銃を突き付けられアンジェラさんはやむを得ずサインした。

その後、3人は約15キロ離れた金鉱山で、ため池に突き落とされた。「祈るしかなかった。恐怖と寒さで震えが止まらなかった」

池から引き上げられた後、南西約50キロの町で路上に放り出された。3人を救うため追跡したキャンベルさんの息子の車には約40発の銃弾が浴びせられた。

暴行中、携帯電話や財布が奪われた。自宅からは家財が持ち去られ、飼い犬も撃ち殺された。解放されたのは8時間以上がたった午後11時45分ごろだった。

一家の農場は1713年から続く。襲われたのは00年、03年に続き3度目だ。ハラレ市内で入院中の同夫妻は「ジンバブエの農業生産に長く貢献してきたのになぜなのか。悲劇だ」と話す。

手術を終えたばかりで右目が充血し、腫れもひいていないフリースさんは語る。「それでもジンバブエは人も気候も土地もすばらしい。人種も民族もなく共に農業を営みたい。平和な国になるよう祈り続けるだけだ」

ジンバブエでは、00年にムガベ大統領が「白人からの完全な独立」を宣言。白人農場主所有の農場を強制収用し、黒人農家などに分配する政策を打ち出した。以後、白人の農場が退役軍人らに襲われ、奪われる事件が続発。今回の大統領選が始まった3月以降、襲撃は激化した。かつて約4600人いた白人農場主は今、400人足らずに減っている。

毎日新聞 2008年7月24日 東京朝刊



 
 
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米、対ジンバブエ経済制裁を強化 17の組織・個人新たな対象に

【ワシントン=弟子丸幸子】米財務省は25日、アフリカ南部ジンバブエに対する経済制裁を強化するため、同国の政府系銀行など計17の組織・個人を新たな制裁対象に指定した。在米資産を凍結するとともに、米国との金融・商取引を禁止する。欧州連合(EU)も22日の外相理事会で追加制裁の方針で合意しており、米欧で足並みをそろえ、ムガベ政権への圧力を強める。

ブッシュ米大統領は25日、ジンバブエへの追加制裁を発動するための大統領令に署名。これを受けて財務省が同日、制裁対象を指定した。新たに対象に加えたのは政府系銀行のほか、ジンバブエの主要産業である鉱物資源開発にかかわる輸出業者、投資業者など。いずれも違法な手段でムガベ政権に外貨を含む資金を提供している疑いがもたれている。今回の制裁は政権の資金源を絶つ狙いがある。 (14:07)



 
 
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米政府、対ジンバブエ制裁を強化…17組織の在米資産凍結

【ワシントン=五十嵐文】ブッシュ米大統領は25日、ジンバブエのムガベ政権に対する制裁を強化する行政命令に署名した。

財務省によると、ジンバブエ政府系企業など17組織の在米資産を凍結し、米企業との取引を禁止するという。

(2008年7月26日11時43分 読売新聞)



 
 
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ジンバブエ:米が制裁強化

【ワシントン小松健一】ブッシュ米大統領は25日、ジンバブエのムガベ政権に対して制裁を強化する大統領命令に署名した。これを受けて米財務省は同日、1個人と17団体の米国内資産を凍結し、米企業・個人に対してこれら企業などとの取引を禁止した。米政府は既にムガベ大統領らの資産凍結などの制裁を実施している。

毎日新聞 2008年7月26日 東京夕刊



 
 
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米大統領:ジンバブエのムガベ政権制裁強化命令に署名

【ワシントン小松健一】ブッシュ米大統領は25日、ジンバブエのムガベ政権に対して制裁を強化する大統領命令に署名した。これを受けて米財務省は同日、1個人と17団体の米国内資産を凍結し、米企業・個人に対してこれら企業などとの取引を禁止した。

制裁の対象となったのは、鉱山会社を経営し、ムガベ政権の高官らと関係の深いオマーン国籍のアーメド・シャンファリ氏のほか、ジンバブエ国内の農業やインフラ整備に融資する銀行、鉱山開発企業など。ブッシュ大統領は声明で「ムガベ政権は政治目的の暴力行為を続けている。国民の意思と国際社会の声を無視する政権は結果(罰)を受けなければならない」と述べた。

米政府は既にムガベ大統領や政府高官らの資産凍結などの制裁を実施している。

毎日新聞 2008年7月26日 10時22分



 
 
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米、ジンバブエ制裁強化 欧州と足並みそろえ圧力

2008.7.26 00:56

ブッシュ米大統領は25日、ムガベ独裁政権の続くジンバブエに対する制裁を強化する大統領令に署名した。政権に深くかかわる個人・組織を新たに制裁対象に指定、米国への入国を禁じるとともに、在米資産を凍結する。

大統領選で野党勢力を弾圧したムガベ政権に対しては、欧州連合(EU)も22日の外相理事会で米国と同様の追加制裁発動を決めており、米欧による締め付けが強まることになる。

米国は今月上旬、国連安全保障理事会にジンバブエへの武器禁輸などを盛り込んだ制裁決議案を提出したが、常任理事国のロシアと中国が拒否権を行使し否決されたため二国間制裁に踏み切った。

ジンバブエ大統領選では、ムガベ大統領陣営の暴力や脅迫で野党候補が決選投票への不参加を表明。そうした中でムガベ氏は投票を強行、6月末に就任宣誓したが、ブッシュ大統領は声明で「ムガベ政権は正統性がない」と非難した。(共同)



 
 
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ジンバブエ:和解協議、暗礁に 野党議長「第3副大統領」拒否

【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ南部ジンバブエの政治危機打開に向け24日に始まった和解協議が、早くも暗礁に乗り上げている。地元紙などによると、ムガベ大統領が最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長に「第3副大統領」ポストを提示したが、議長側はこれを拒否。協議が行き詰まっているという。

ジンバブエでは大統領選の結果をめぐり与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」側がMDCを弾圧。ムベキ・南アフリカ大統領が調停役となり、今月21日、和解協議の開始で合意していた。

協議は南アで24日に始まった。だが、同地のスター紙は29日、ムガベ大統領から提案された新設の第3副大統領職を「ツァンギライ議長が拒否した」と伝えた。「主要な議題を話すことができない」(MDC広報官)状態という。

ツァンギライ議長は大統領選の第1回投票(3月29日)でムガベ大統領の得票率を上回ったものの、与党側の暴力で決選投票(6月27日)を断念していただけに、大統領側の提示に納得できなかったとみられる。

ジンバブエの国連大使は、協議が難航していることについて「驚くべきではない」と述べ、与野党が同じ協議のテーブルに着いている点を重要視すべきだと主張している。

毎日新聞 2008年7月30日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエの与野党間協議、権力分担をめぐり物別れ

* 2008年07月30日 00:09 発信地:プレトリア/南アフリカ

【7月30日 AFP】(一部修正)ジンバブエで続く大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向け29日、南アフリカで行われていたジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長との協議は、連立政権問題で折り合いがつかず、中断された。

与野党の交渉担当者は帰国したが、仲介役の南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は、協議は行き詰まりをみせているものの今後も継続されると強調、「双方は本国でそれぞれの指導部と話し合うため数日間協議を延期するが、今週中には戻って交渉を再開する」と述べた。

MDC側は「大統領はツァンギライ議長に第3副大統領のポストを提示しただけだ。MDCとしては、まったく受け入れがたい態度と言わざるをえない」と語った。

MDC内にはツァンギライ議長が28日に南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)入りする前から、協議行き詰まりを指摘する声もあった。

ツァンギライ議長とムガベ大統領は21日、連立政権樹立に向けた協議を開始する合意書に調印している。(c)AFP/Charlotte Plantive



 
 
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ジンバブエ通貨切り下げ、8月からゼロ10個なくなる

2008年7月31日19時25分

【カイロ=古谷祐伸】ジンバブエからの報道によると、同国の中央銀行は8月1日から、通貨ジンバブエ(Z)ドルを100億分の1に切り下げるデノミネーションを実施すると発表した。ゼロが10個なくなる計算になる。年率220万%とされる異常な物価上昇に対する、苦肉の策だ。

AP通信によると、政府系の最高級ホテルでは、コーヒー1杯が1300億Zドル(約570円)するのに、店員の月収は1千億Zドル。銀行では、ゼロの多さが原因で現金自動出入機(ATM)の故障も起きているという。

皮肉なことに、消える運命の1千億Zドル紙幣は、オークションサイト「eベイ」で一時、約80ドル(約8600円)の値もついたほど人気だ。

物価上昇は、07年6月のムガベ大統領による価格半減令を機に進んだ。そもそもの原因はモノ不足にあり、通貨切り下げは対症療法に過ぎないと専門家らは見ている。



 
 
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ジンバブエ:デノミを実施 通貨単位を100億分の1に

【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ南部ジンバブエの中央銀行は30日、通貨ジンバブエ・ドルの単位を100億分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を8月1日から実施すると発表した。年率220万%を超すインフレに対応した措置。従来の100億ジンバブエドルが1ジンバブエドルとなる。同日から新札も発行される予定。

今月21日には、慢性化する現金不足に対応するため新たに1000億ジンバブエドル札が導入されたが、金融関係者からは現金自動受払機(ATM)の限界や業務処理能力の低下が指摘されていた。

現地情報によると、パン1斤の値段は30日現在で2000億ジンバブエドル前後。40代の主婦は「電卓もゼロを切り捨てないと使えない」と話していた。街中は穀物類などが品不足状態で価格上昇も続いている。

毎日新聞 2008年7月31日 18時38分



 
 
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ジンバブエ:超インフレ 100億分の1デノミ

【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ南部ジンバブエの中央銀行は30日、通貨ジンバブエ・ドルの単位を100億分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を8月1日から実施すると発表した。年率220万%を超すインフレに対応した措置。100億ジンバブエドルが1ジンバブエドルとなる。同日から新札も発行される予定。

7月21日には、慢性化する現金不足に対応するため1000億ジンバブエドル札が導入されたが、金融関係者からは現金自動受払機(ATM)の限界や業務処理能力の低下が指摘されていた。

毎日新聞 2008年8月1日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ:和平協議、南アフリカで再開

大統領選を巡る政治混乱の打開に向けたアフリカ南部ジンバブエの和解協議が3日、隣国南アフリカで再開した。AFP通信などが伝えた。政権与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」のムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長らによる和解協議は7月24日、2週間を期限にスタート。連立政権樹立などを協議したが紛糾。同月末から暗礁に乗り上げていた。【ヨハネスブルク支局】

毎日新聞 2008年8月4日 東京夕刊



 
 
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ジンバブエ:和解協議が南アで再開 政治混乱打開

【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選を巡る政治混乱の打開に向けたアフリカ南部ジンバブエの和解協議が3日、隣国南アフリカで再開した。AFP通信などが、ムベキ南ア大統領の報道官の話として伝えた。

政権与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」のムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長らによる和解協議は7月24日、2週間を期限にスタート。連立政権樹立などを協議したが、権力の配分やツァンギライ議長のポストなどを巡って紛糾。同月末から暗礁に乗り上げていた。

与野党代表は4日の交渉期限を前に、協議再開に動き出したとみられる。

毎日新聞 2008年8月4日 11時26分(最終更新 8月4日 11時32分)



 
 
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ジンバブエの与野党間協議、約1週間ぶりに再開

* 2008年08月04日 02:16 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ

【8月4日 AFP】ジンバブエの与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)との連立政権をめぐる協議は3日、交渉期限が翌日に迫る中、南アフリカで再開された。大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向けた与野党間協議は、交渉の行き詰まりを受け約1週間中断されていた。

与野党間協議の仲介役を務める南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領の広報官は、協議が再開されたことを明らかにした。また、MDCの広報官も同党関係者が協議のために南アフリカ・プレトリア(Pretoria)入りしたことを認めた。

ZANU-PF関係者からのコメントは得られていないが、国営サンデー・メール(Sunday Mail)紙は関係者の話として、与野党双方の交渉担当者がプレトリア入りしたと報じた。(c)AFP/M.J. Smith



 
 
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ジンバブエ和解協議が再開 南ア大統領の仲介で

【ロンドン=岐部秀光】アフリカ南部ジンバブエの与野党による和解協議が3日、およそ1週間ぶりに隣国南アフリカ共和国首都プレトリアで再開した。前回協議は大統領ポストをどちらが握るかで対立し、暗礁に乗り上げたが、双方はムベキ南ア大統領の仲介でひとまず交渉のテーブルに復帰した。

7月24日に始まった協議には2週間の期限を設けているが、双方はこれにこだわらない立場を表明。協議は非公開で進められる見通し。



 
 
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ジンバブエ、ムガベ氏を名誉職に 与野党間で和解案が浮上

【ロンドン=岐部秀光】大統領選挙を巡る対立解消を目指し先月から協議を進めているジンバブエの与野党の間で、ムガベ大統領を「名誉大統領」に就任させ、実質的権限を持つ首相ポストを野党が握るという和解案が浮上している。南アのメディアなどが6日、報じた。

野党勢力の弾圧を続けたムガベ政権に欧米諸国は批判の声を強めている。野党側は黒人解放運動の英雄であるムガベ氏のメンツをつぶすことなく実質的な引退を促すことで制裁の早期解除につなげ、崩壊状態にある経済の立て直しを急ぐ構えだとみられる。

ただ、ムガベ氏が権限の多くを実際に手放すかどうかは不透明な面がある。選挙戦を巡っては、治安部隊による野党支持者への暴力も横行しただけに、与野党支持者の間で報復合戦が起こる懸念も残る。和解協議は期限とされる4日を過ぎたが与野党は話し合いを続けている。 (12:56)



 
 
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暴力停止訴え共同声明=与野党の和解進展か−ジンバブエ

【ロンドン6日時事】ジンバブエからの報道によると、同国の与野党は6日、共同声明を出し、大統領選を機に悪化した政治暴力の停止をそれぞれの支持者に呼び掛けた。両者は統一政府樹立を目指して和解協議を続けており、声明発表は協議進展の「明確な兆し」(ロイター通信)と受け取られている。

声明は、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)と野党・民主変革運動(MDC)の党員や支持者、関連組織に対し「いかなる形の暴力もやめる」よう訴えている。声明はまた、政治暴力から逃れて避難している人々が、安全に帰還できるようにする意志を表明した。(2008/08 /07-06:47)



 
 
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ジンバブエ:厄よけに大統領 暴力恐れ待ち受け人気

【ヨハネスブルク高尾具成】ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選を強行し、欧米から非難されているジンバブエで、大統領派による暴力を恐れ、携帯電話の待ち受け画面に大統領の顔写真を設定する市民が増えている。反大統領派と疑われた際の護身用で、呼び出し音を大統領の演説にする市民まで現れている。

ムガベ大統領の待ち受け画面は、今年3月の第1回投票までほとんどみられなかった。しかし、6月の決選投票が近づき、大統領派による野党支持者への暴行が激化するのに伴い増えてきた。現地では大統領のスローガンがプリントされたTシャツを着る市民や、大統領のポスターを張る車も目立っている。

毎日新聞 2008年8月10日 東京朝刊



 
 
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ムガベ氏と野党議長が会談=和解協議大詰め−ジンバブエ

【ロンドン10日時事】ジンバブエからの報道によると、同国のムガベ大統領と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は10日、大統領選をめぐる政治危機解決に向け、ハラレで直接会談を行った。与野党は統一政府樹立を目指して先月から和解協議を続けており、トップ会談で最終合意に達するのではないかと期待が高まっている。

会談はムベキ南アフリカ共和国大統領の仲介により、ハラレ市内のホテルで持たれた。統一政府内でのポスト配分などが重点議題になるもようで、新設される首相職にツァンギライ議長が就任する案で妥協が図られるとの見方が強まっている。しかし、首相と大統領との職務・権限分担がどのようになるかは不透明で、こうした点について詰めの協議が行われる見通し。(2008/08/10-20:56)



 
 
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ジンバブエ:野党議長に首相要請見込み トップ会談

【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選後の政治的混乱が続くアフリカ南部ジンバブエで10日、事態打開をめざして政権与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」のロバート・ムガベ大統領(84)と、最大野党「民主変革運動(MDC)」のモーガン・ツァンギライ議長(56)による直接会談が行われる。連立政権樹立へ向けた権力分担などが議題となる。現地からの情報によると、ムガベ大統領は新たに首相ポストを創設し、ツァンギライ議長に就任を求める見込みだ。

西側諸国がジンバブエへの制裁姿勢を強める中、「南部アフリカ開発共同体(SADC)」の代表として、隣国南アフリカのムベキ大統領が調停役となり、連立政権樹立などに向けた協議が続いていた。大統領側は7月下旬の与野党間の和解合意を受け、いったんは同議長に副大統領職を打診。しかし既に2人の副大統領がおり、野党側はこれを拒否し、より権限の強いポストを求めていた。

与野党は今月6日、政治的対立から多数の死者や避難民を生んだ暴力の停止に向け、いかなる形の政治的暴力も停止するとの共同声明を発表している。



 
 
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ジンバブエ大統領と野党指導者、直接会談のもよう

ハラレ(CNN) ジンバブエの与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)を率いるムガベ大統領と、野党・民主変革運動(MDC)の大統領候補だったツァンギライ議長が10日午前、仲介役を務める南アフリカのムベキ大統領を交え、連立政権樹立を見据えて会談したもようだ。

ツァンギライ議長は首都ハラレ市内でまずムベキ大統領と会談し、明るい表情で会場から出てきた。その後ムガベ大統領が会場入りし、直後にツァンギライ議長が戻ってきた。

MDC関係者はこれより先に会場前で記者団の取材に応じ、協議に進展があったことを示唆した。

関係筋によると、ムガベ大統領とツァンギライ議長の直接会談は、約2週間前に与野党の交渉が始まって以来初めて。2日の時点で連立協議の争点は1─2点を残すのみとなっている。争点の具体的な内容は明らかにされていない。



 
 
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トップ会談が再開=ジンバブエ

【ロンドン11日時事】ジンバブエからの報道によると、同国大統領選をめぐる政治危機解決を目指すムガベ大統領と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長との直接会談が11日午後(日本時間同日夜)、ハラレ市内のホテルで再開された。

両者は10日、約14時間にわたり会談を持ったが、合意に至らなかった。ムガベ大統領は再開を前に行った演説で「(残された)ハードルはわずかだ」と、楽観的な見方を示した。一方、MDC筋は大統領が実権を手放そうとせず、話し合いを停滞させていると指摘した。(2008/08/12-00:29)



 
 
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ムガベ大統領と野党の一部、連立政権に向け合意 ジンバブエ

* 2008年08月13日 08:00 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月13日 AFP】ジンバブエで続く大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向けた与野党間協議は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)内のアーサー・ ムタンバラ(Arthur Mutambara)氏が率いる1派閥との間で、連立政権に向けた合意が成立した。与党関係者が12日、明らかにした。

与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)関係者は「(南アフリカのターボ・)ムベキ(Thabo Mbeki)大統領同席の下、ムガベ大統領とMDC内のムタンバラ派との合意が成立した」と語った。

ムベキ大統領は、連立政権をめぐるジンバブエの与野党間協議の仲介役を務めている。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ与野党間協議、野党議長の要請で一時中断

* 2008年08月14日 02:45 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月14日 AFP】ジンバブエで続く大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向けた与野党間協議は、最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が「検討するための時間」を求めたため中断。仲介役の南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は13日、ジンバブエの首都ハラレ(Harare)を離れアンゴラに向かった。

与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)関係者は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と、MDC内のアーサー・ ムタンバラ(Arthur Mutambara)氏が率いる1派閥との間で、連立政権に向けた合意が成立したが、この合意にはツァンギライ議長は含まれていないと語っている。

3日間にわたる与野党間協議の仲介役を務めていたムベキ大統領は、いかなる合意にも至っていないが、3者による合意が成立することに自信をもっていると語った。

一方、ムタンバラ氏は同日、与野党間協議は1つの問題を除いてすべての点で合意に至ったと述べた。ムタンバラ氏は記者団に対し「モーガン・ツァンギライ(議長)は自派で協議を行うための時間を要求した。彼は1つの問題に対し、3度合意し3度翻意した」と語った。

ツァンギライ議長はMDC内の主流派を率い、一方のムタンバラ氏は少数派を率いている。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ当局、野党議長のパスポートを一時没収 SADCサミット出席を妨害か

* 2008年08月15日 06:07 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月15日 AFP】ジンバブエ・ハラレ(Harare)の空港で14日、南部アフリカ開発共同体(Southern African Development Community、SADC)首脳会議に出席するために南アフリカに向かおうとしていた野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が、当局にパスポートを一時没収され出国できなくなる事態となった。パスポートはその後返却された。

ツァンギライ議長に同行していたMDC関係者のパスポートも同様に一時没収されたという。ジンバブエ警察の広報官は、同議長の身元を確認する書類の不備が原因だとしている。

一方、ツァンギライ議長はAFPの電話取材に対し、ジンバブエで続く大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向けた与野党間協議の再開について「期待がもてる」と語り、楽観的な見方を示した。(c)AFP/Godfrey Marawanyika



 
 
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北京五輪:競泳 女子二百メートル背泳ぎ 中村、日本新で銅

【北京・堤浩一郎】北京五輪は第9日の16日、当地で競泳女子二百メートル背泳ぎの決勝を行い、04年アテネ五輪の銅メダリスト、中村礼子(26)=東京SC=が、2分7秒13の日本新記録で3位となり、銅メダルに輝いた。

この種目で日本選手がメダルを獲得したのは、00年シドニー五輪銅の中尾美樹と合わせ3個目。また、競泳日本女子勢の五輪2大会連続メダルは、二百メートル平泳ぎの前畑秀子(32年ロサンゼルス銀、36年ベルリン金)以来、2人目の快挙。日本の競泳女子では最年長メダリストになった。優勝は2分5秒24の世界新をマークしたカースティ・コベントリー(ジンバブエ)だった。

中村は15日に行われた準決勝で、2分8秒21の日本記録をマーク。全体4位で決勝進出を決め、メダルの期待が高まっていた。中村はアテネ五輪の二百メートルで、2分9秒88の同タイムでドイツ選手とともに銅メダルを獲得している。日本競泳陣のメダル獲得は、男子平泳ぎ2種目を制した北島康介(日本コカ・コーラ)、男子二百メートルバタフライの松田丈志(ミズノ)に続き4個目で、女子は初めて。

◇フェルプス7冠

男子百メートルバタフライの決勝は、マイケル・フェルプス(米国)が、50秒58の五輪新で北京五輪7個目の金メダル。72年ミュンヘン五輪で競泳男子のマーク・スピッツ(米国)が樹立した「7冠」に並んだ。スピッツを超える8個目の金メダルが懸かる最終種目の男子四百メートルメドレーリレーは、17日に行われる。

また、女子八百メートル自由形は、レベッカ・アドリントン(英国)が、8分14秒10の世界新で優勝。女子自由形で一時代を築いたジャネット・エバンス(米国)が89年に作った、五輪種目で最も古い世界記録が破られた。

◇前畑以来の連続メダル

持ち味を出し切った先に、前畑秀子以来、72年ぶりの快挙が待っていた。

自己の持つ日本記録を超えるハイペースでレースは展開。100メートルの折り返しは4位だった。しかし、落ち着いていた。美しく、伸びのあるフォームを生かし、残り50メートルでは3位でターンし、順位をキープしたままゴール板にタッチした。

男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)の指導を手掛ける平井伯昌(のりまさ)コーチとの、ちょっと変わった出会いが、快挙達成に一歩を踏み出す瞬間になった。中村が「押し掛け入門」したのは、日体大3年生だった03年の秋。それまでは横浜の自宅近くのクラブに通っていたが、平井コーチが所属する東京SCへの移籍を、独断で決めたのだ。

五輪を夢見ていたものの、世界選手権は決勝にも進めず、悩んでいた時期だ。世界的スイマーとなった北島を育てた平井コーチとは、代表合宿などで面識はあった。だが、「(指導を頼む)発想なんて全くなかったのに、突然ひらめいた。あの時の行動には、母も驚いていた」。

これが転機となる。平井コーチは条件として「五輪出場ではなく、メダルを狙うこと」を約束させた。精神面の弱さが課題だった中村に、強い心を植え付ける狙いだった。本来の性格は、本人いわく「優柔不断」。洋服の買い物に行っても、3日ほど迷ったあげく、何も買わないことが度々ある。そんな中村の人生最大の決断は、正解だった。【堤浩一郎】

毎日新聞 2008年8月16日 東京夕刊



 
 
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コベントリー 世界新で女子200メートル背泳ぎを制す

* 2008年08月16日 14:44 発信地:北京/中国

【8月16日 AFP】(写真追加)北京五輪第9日、競泳・女子200メートル背泳ぎ決勝。ジンバブエのクリスティ・コベントリー(Kirsty Coventry)は、2分05秒24を記録して世界記録を更新し、金メダルを獲得した。

これまでの記録は米国のマーガレット・ヘルツァー(Margaret Hoelzer)が7月の北京五輪米国代表選考会(2008 U.S. Olympic Team Trials - Swimming)で記録した2分06秒09だった。

銀メダルは2分06秒23を記録したヘルツァーが、銅メダルは2分07秒13を記録した日本の中村礼子(Reiko Nakamura)が獲得した。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ問題巡り、アフリカ南部14カ国首脳会議

2008年8月17日0時8分

【ヨハネスブルク=古谷祐伸】アフリカ南部14カ国の首脳が集まるサミット会議が16日、当地で始まった。大統領選の結果をめぐって与野党対立が続くジンバブエ問題が主要議題の一つだが、各国首脳の間ではムガベ大統領への批判も根強い。

14カ国からなる南部アフリカ開発共同体の首脳会議で、ジンバブエからはムガベ大統領が出席した。対立する最大野党、民主変革運動のツァンギライ議長も招待客として参加。閉会する17日夕まで、ムベキ・南アフリカ大統領を仲介役に、与野党協議が進められる。

だが、ザンビアのパンデ外相はムガベ氏の大統領就任を「民主主義の汚点だ」と批判。ボツワナのカーマ大統領も、ムガベ氏が招待されたことに抗議して参加を拒んだ。

7月24日からの与野党協議は交渉期限の2週間は過ぎたものの、「ツァンギライ首相、ムガベ大統領」の新政権を見据えて進んでいるとみられる。80年の独立以来、ジンバブエの権力を握り続けてきたムガベ氏が、どこまで権力を手放すかに注目が集まる。



 
 
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ジンバブエ対立長期化へ、アフリカ諸国首脳会議結論出ず

2008年8月18日11時24分

【ヨハネスブルク=古谷祐伸】ジンバブエ大統領選をめぐる同国の与野党対立の解決が主要な議題となった、アフリカ南部諸国の首脳会議は17日、結論を出せずに閉幕した。各国首脳が力になれず、近いとされた与野党合意も逆に遠のいた感が出ている。

首脳会議にはジンバブエのムガベ大統領と最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長が参加。与野党合意への期待が一時は高まったが、ムベキ大統領は閉幕式で「協議は続行する」と述べるにとどめた。

7月24日に始まった与野党協議は、既に2週間の交渉期限を過ぎた。アンゴラのミランダ外相は17日、「双方の主張の違いは狭まっている」と述べたが、周辺国の期待と圧力の高まるサミットでも合意に至らなかったことで、協議は長期化が予想される。

国連は、ジンバブエで150万人が援助を必要としているのに、ムガベ政権が援助団体の活動を「野党寄り」として禁じたため、28万人にしか援助食糧が届いていないと問題視する声明を14日に出している。



 
 
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ジンバブエ:野党「首相」受諾前向き 和解協議、最終合意には至らず

【ヨハネスブルク高尾具成】ムガベ大統領が野党不在のまま大統領選を強行し、欧米から非難されているジンバブエの政治混乱について、与野党代表は、ヨハネスブルクで17日まで開かれていた南部アフリカ開発共同体(SADC)首脳会議で協議を終了した。最大野党「民主変革運動」(MDC)のツァンギライ議長は、新設される首相ポストに就任する和解案に前向きな姿勢を示したが、細部に対立も残り、最終合意に至らなかった。

会議にはムガベ大統領も出席した。与野党の連立政権樹立による和解案を提案する仲介役のムベキ・南ア大統領は、会期中の与野党間の最終合意の可能性を示唆していた。ツァンギライ議長は「(会議は)非常に順調に行われている」と述べ、会議終了後、MDCナンバー2のビティ事務局長も「(協議の失敗は)選択肢にはない。緊急課題として協議合意を導き出さなければならない」と語った。

ムベキ大統領は「(与野党間の意見の隔たりは)深刻なものではない」と強調した。

ただ、与野党には詳細な権力分担や閣僚人事などを巡り、主張の違いも生じている。

国内では政治空白の中、経済危機が深刻化しており、与野党ともに妥協の必要に迫られている。

毎日新聞 2008年8月18日 東京夕刊



 
 
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ジンバブエの与野党協議、SADC首脳会議でも合意に至らず

* 2008年08月18日 01:34 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ

【8月18日 AFP】ジンバブエで続く大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱の打開に向けた与野党間協議は、同国情勢を主要議題の1つに掲げていた南部アフリカ開発共同体(Southern African Development Community、SADC)首脳会議が最終日を迎えた17日も、合意に至ることはできなかった。野党指導者の広報担当者が明らかにした。

ジンバブエの野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長の広報官、George Sibotshiwe氏は、首脳会議でツァンギライ議長とアフリカ諸国首脳が会談したことを明らかにしたものの、合意には「まったく達していない」と語った。

Sibotshiwe氏は会談の詳細については言及を避けたが、MDCが記者会見を開く予定であることを明らかにした。

ジンバブエの与野党間協議には、依然として複数の大きな障害があると言われており、なかでも連立政権におけるツァンギライ議長とロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領との権力の分配をめぐる問題が大きいとされている。協議に関わる南アフリカ政府の関係者によると、ムガベ大統領がもつ閣僚人事権や暫定政府の存続期間などが問題となっているという。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ情勢進展なし SADC首脳会議

2008.8.18 09:43

南アフリカのヨハネスブルクで開かれたアフリカ南部諸国が加盟する南部アフリカ開発共同体(SADC)の首脳会議は17日、2日間の日程を終え閉幕、焦点となっていたジンバブエ情勢に関する協議で進展はなかった。

南アからの報道によると、会議期間中、ジンバブエのムガベ大統領と野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が連立政権樹立に向けた協議を続けたが、合意に至らなかった。(共同)



 
 
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インフレ率「1120万%」、過去3カ月間で ジンバブエ

ハラレ(CNN) 経済崩壊に直面するアフリカ南部、ジンバブエの統計局は18日、過去3カ月間のインフレ率が「1120万%」に達したと報告した。世界最悪の記録をまた塗り替えたもので、今年5月の公式数字は220万%だった。

財務省当局者は、欧米諸国が人権侵害、野党弾圧で同国に打ち出す経済制裁と世界規模の食糧価格の高騰の要因が大きいと主張している。国際金融界などでは実際のインフレ率はより高率との見方が根強い。

ムガベ大統領の長期強権政治が続くジンバブエでは白人の農場没収などの強硬政策もあり経済が瓦解、日常生活の基本物資が不足している。失業率は約80%に達し、月給が10米ドル(約1100円)前後の労働者層も多い。バス代が月給より高額の異常事態ともなっている。

同国はまた、6月の大統領選決戦投票後の与野党対立の状態が起き、政情も緊張している。決戦投票ではムガベ氏が5選を果たしたが、野党弾圧の中で実施されたことから欧米も選挙結果を認めず、新たな制裁を科している。

この中で同国の中央銀行は今年7月下旬、通貨ジンバブエ・ドルを8月1日から100億分の1に切り下げる方針を発表。「100億ドル」紙幣は「1ドル」相当となった。7月中旬に1000億ドル紙幣を発行したばかりだった。



 
 
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ジンバブエ、6月のインフレ率1120万%に 実際は4000万%との見方も

* 2008年08月20日 01:24 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月20日 AFP】ジンバブエの政府系日刊紙ヘラルド(Herald)は19日、同国の6月のインフレ率が年率換算で1120万%を記録したと報じた。ジンバブエでは、前年の大統領選に端を発した政治的混乱が続いており、同国経済の崩壊を加速させている。

同紙によると、6月のインフレ率は、5月の223万3713.4%から903万5045.5ポイントも上昇したことになるという。

その一方で、公式インフレ率は実際のものよりも大幅に少なく見積もられているとの見方が一般的だ。非政府系エコノミスト、ジョン・ロバートソン(John Robertson)氏は、実際の6月のインフレ率を4000万%だとする見方を示した上で、「7月の実際のインフレ率は3億%、8月は6億%になるだろう」と語った。

ある村では、石けんとコーンを交換するなど物々交換の時代に逆戻りしている。もちろん、食事の回数も減っている。以前は穀物販売で得た収入を貯金していた村人たちも、今では現金を受け取ることを拒否している。買い物に行こうにもバス代を払うことができないし、なにより、商店に到着するまでに間に持っている紙幣が紙くずになってしまうことを恐れているのだ。

ヘラルド紙は最近、インフレ率の高騰に関してある男性の話を報じた。この男性は10年前、退職金を定期預金に預けていた。最近になって預金を引き出しにいったところ、今月から通貨ジンバブエ・ドルの単位を100億分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)が行われたことから、預金が1セント(約1円)分の価値しかなくなっていたという。

かつては、模範的な経済と豊かな穀倉地帯でうらやまれたジンバブエも、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が白人から農場を接収し、農業技術をもたない黒人たちに分配して以来、経済状態は急速に悪化の一途をたどっている。(c)AFP/Godfrey Marawanyika and Fanuel Jongwe



 
 
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ジンバブエ警察、議会で野党議員2人を拘束

* 2008年08月25日 22:28 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月25日 AFP】5か月前の大統領選から政治的混乱が続くジンバブエで25日、ジンバブエ警察が、議会の就任宣誓式を前に野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)の議員2人を議会内で拘束した。野党MDCが発表した。

MDCは、予定されている議長選で優位に立つために野党議員が拘束されたと述べている。

MDCのNelson Chamisam広報担当は、「MDCの議員を拘束することで、議会で過半数を得ようとしている」と述べ、「MDCの議員15人が拘束されるとの情報を得た。議長の投票で優位に立つためだ。議員らが法律違反をしたということではない」と非難した。

同氏によると、議員の1人は議会建物から「文字通り、引きずり出された」という。(c)AFP/Godfrey Marawanyika



 
 
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大統領選後初のジンバブエ議会、 野党幹部を議長に選出

* 2008年08月26日 01:14 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【8月26日 AFP】大統領選挙の結果をめぐる政治的混乱が5か月にわたって続くジンバブエで25日、大統領選以後初めて議会が招集され、野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のLovemore Moyo全国委員長が議会の議長に選出された。

ジンバブエ議会では、初めてMDCが多数派を占めており、Moyo氏は、投票総数208票のうち110票を獲得し議長に選出された。議長選の投票直前には、警察が議会内でMDC議員を拘束する騒ぎがあり、MDC側は議長選の投票に影響を与えようとする行為だと非難した。

MDCのモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長(党首)は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が大統領選の結果に不正工作を行ったと主張し、決選投票では、支持者に対する暴力行為があったとして出馬を取りやめている。(c)AFP



 
 
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ジンバブエ与野党対立、和解協議白紙の恐れ

【ロンドン=岐部秀光】ジンバブエの与野党対立解消を目指し7月に始まった和解協議が立ち消えとなる懸念が強まってきた。同国の国営メディアは27日、ムガベ大統領が新政府を近く発足させる立場を表明したと報じた。野党弾圧を国際社会に批判された同大統領は権力の座に居座る姿勢を鮮明にしている。

ムガベ大統領は前日に開かれた議会でも「(対立の原因となった)選挙は過去のことで、いまは共通の目標に向かい国家のことを第一に考えるべきだ」と発言した。議会ではムガベ氏が議場に入った際に野党・民主変革運動(MDC)議員が起立せずブーイングを行ったが、MDCは26日、少なくとも3人の同党議員が「政治的暴力扇動」の容疑で逮捕されたと明らかにした。



 
 
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NEWS25時:ジンバブエ 初の野党議長が誕生

今年3月末の大統領選第1回投票以降、政治混乱が続くアフリカ南部ジンバブエで25日、大統領選後初の議会が招集され、野党「民主変革運動」(MDC)の全国委員長、モヨ氏が議長選で選出された。野党議長の誕生は80年の独立以来はじめて。大統領選第1回投票と同時に実施された下院選挙(210議席)でMDCが99議席を獲得、与党の97議席を上回っていた。【ヨハネスブルク】

毎日新聞 2008年8月27日 東京朝刊



 
 
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デノミ後のジンバブエ

2008/08/28 (木) 08:01

8月1日付けでゼロを10個とるデノミを実施したジンバブエ。それまでの10,000,000,000ジンバブエドル(以下ZWD)が新しい1ZWDとなりました。

わずか二年前、2006年の8月1日にも1000ZWDを新1ZWDとするデノミを実施していますので元々のZWDと比べると現在のZWDは10,000,000,000,000分の1ということになります。(ゼロが多くてわかりにくいですが、10兆分の1です)

インフレの状況が状況だけに仕方がないのでしょうが、かなりドラスティックなことをやったものです。

ちなみに、7月16日に、公式に220万%というハイパーインフレを認めたジンバブエ中銀ですが、今月19日には、公的な集計として6月のインフレが1125万%に達するという報道がありました。これは22日ごとに物の値段が倍になるという計算です。

そんなペースで物の値段が上がっていけばゼロも増えていきますね確かに。

7月以降のインフレ集計が出ていないため、デノミ後のインフレの状況を計ることは難しいのですが、おそらく状況に大きな変化は無いようです。

ZWDの対USドルレートを見てみますと、デノミ前の7月終盤の時点で公式レートベースで1USドル=約694.8億ZWD、実質的には1USドル=約7585.3億ドル、株価などから推計されるOMIR値で1USドル=約6698.1億ドルまでジンバブエドル安が進んでいました。

デノミによってZWDが100億分の1になったため8月1日のレートはオフィシャルで1USドル=7.58ZWDに。実質で1USドル=48ZWD前後、OMIRベースで1USドル=49.23ZWDとなりました。

しかし、今週の状況を見ると、実質で462ZWD前後、OMIRベースでは最大992.02までとZWDの価値が約十分の1になるところまでZWD安が進んでいます。

このペース、月初から月末までで500分の1にまでZWD安が進んだ6月よりはましとはいえ、7月とはほぼ同レベル。5月は4分の1程度、4月は2割安程度しか(しかでは全然ないですが)ZWD安は進んでいませんので、かなりの高ペースです。

ZWD安の原因はハイパーインフレにありますので、為替レートの状況から察するにどうも状況はあまり変わっていないようです。このままだとまた二年ほどするとデノミが実施されたりするのでしょうか。

第一次大戦後のドイツもかくやというような今のジンバブエのハイパーインフレ。まだまだ続きそうな状況です。

http://www.gci-klug.jp/yamaoka/2008/08/28/003521.php



 
 
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NEWS25時:ジンバブエ 援助団体の活動解禁へ

大統領選後の政治混乱が続くアフリカ南部のジンバブエ政府は29日、今年6月から続けていた非政府組織(NGO)など援助団体の活動停止を解除すると明らかにした。AP通信が伝えた。国内は年率1000%を超すインフレで品不足に陥り、地方都市などでは飢餓が懸念されている。

一方、29日には暗礁に乗り上げていた新政権樹立に向けた権力分担協議が隣国南アフリカで再開。ムガベ大統領は早期の新内閣発足を求めているが、最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長は拒否の姿勢を示している。【ヨハネスブルク】

毎日新聞 2008年9月1日 東京朝刊



 
 
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「圧政下の記者クラブ シリーズ・ジンバブエ(1)」

2008年9月8日

* アフリカ研究者・横山仁美

ザンベジ・ビールの空き瓶の緑が、テーブルの上に増えていく。ムリボ?─元気かい?遅れてやってきた顔見知りに、誰かが声をかける。夜が更けていき、男たちはビール片手に大声で笑い、そしてショナ語と英語が入り混じった議論は熱を帯びていく。部屋の片隅では、ほろ酔いの男たちがくわえタバコでプールに興ずる。バー独特のタバコと酒のにおいが入り混じった空気とテレビのサッカー中継、球を突く音、そして笑い声と議論の声。これが、ハラレのジャーナリストたちのいつもの夜だった。

ハラレ中心部のホテルの片隅にある、いわゆる記者クラブに併設されたバーである。

夜のハラレ中心部は、他のアフリカ諸国の都市部と同様に治安が悪い。豊かな国であったにもかかわらず、世界一といわれるハイパーインフレで国民の生活は困窮し、強盗などの一般犯罪も増えた。しかし、それ以上に危険なのが政府による取り締まりだ。

現在のジンバブエは、都市でも田舎でも、人が集まるところには警察がやってきて、反政府的と疑われる人物を次々と逮捕していくようになってしまった。政治的混乱の中で、暴力を受け死亡した者も少なくない。

そのような情勢で、多くのジャーナリストが逮捕・拷問の憂き目にあった。彼らにはいつでも「逮捕」の恐怖がつきまとうのだ。それが、現在のジンバブエの状況なのである。

その記者クラブは、ハラレにいる多くのジャーナリストたちの拠点として1980年代の始めに設立され、政治家などがメディアと接するために利用されてきた。しかし、近年の政府によるメディアに対する厳しい取り締りにより、この場所の役割は次第に緊急を要するものになってきた。今では、ジャーナリストにとって政治家などと安全に会うことのできる、数少ない「逮捕の危険」のない場所なのである。メディア関係の国際NGOである南部アフリカメディア研究所(Media Institute for Southern Africa)ジンバブエ支部や、ジンバブエ・ジャーナリスト同盟、その他の多くの市民団体は、記者クラブと密接に活動を続けている。

バーは会員制であり、基本的に一般の人間は入れないが、私は友人に連れられて何度かその場所を訪れている。メディア関係のNGO役員であるその友人は、ジンバブエでも有名な活動家のひとりだ。よく新聞にも名前が登場し、自らオピニオン記事を執筆することも多い。熱心な活動家仲間が集まるその場所はとても興味深いところで、外国人も女性も滅多に来ることがない。その両方である私はとても目立ったが、やがて皆に名前を覚えてもらうようになり、たまにいろんな政治の話を交わすようになった。

帽子を目深にかぶり、無言でプール台の球に一点集中して狙いを定めるのは、独立系新聞の記者だ。このご時勢だというのに、政府に対して驚くほどシビアな記事を書く。数年前から発行停止に追い詰められたままの、Daily Newsの記者だという青年もいる。もう何年も、満足な仕事に就いていない。カウンターでバーマン相手に熱弁をふるっているのは通信社の白人記者だ。周囲の人間曰く「野党代表のアドバイザー」という人物までいる。私自身、新聞の署名記事で名前を見たことのある記者たちに何人も会った。現在のジンバブエのメディアを動かしている人物たちが、ここに集う。

ジンバブエには、メディアを「抑圧」しているといえるいくつかの法律や法案が存在する。情報アクセス・プライバシー法(AIPPA)や、秩序維持法(POSA)、放送サービス法(BSA)、通信傍受法案などがそれだ。ジャーナリストたちは、これらすべての撤廃を政府に求めている。「自由なメディアの存在しない社会を見てみろ。それが独裁なのだ!」一部のジャーナリストは声高に訴える。

ジンバブエでは、情報メディア委員会(Media and Information Commission)に登録しなくてはジャーナリズム活動を行うことが出来ない。これが、国内の自由な活動を妨げている要因のひとつとなってしまっている。委員会は、政府にコントロールされているからだ。

狂気ともいえるハイパーインフレーションが劇的に加速し、物の値段が一日のうちで何度も上昇を続けていく状況を見て、中央銀行は再び、今度は10桁にも及ぶ通貨切り下げに踏み切った。国の経済が崩壊しはじめてから数年がたち、生活を立てるために多くの人が国を出て行った。その人数は、300万人以上ともいわれている。ジャーナリストの多くも、英国などに移住して海外からのジャーナリズム活動を行っている。彼らのような、海外に移住していったいわゆるジンバブエ人ディアスポラのコミュニティは各地で活動を活発化させ、国内の法律の効力が及ばない土地で、ニュースなどの情報を発信し続けている。その論調はたいてい、激しく政府を非難するものだ。

一方で、どんなに生活が辛くとも、身に危険が及ぼうとも、強い意志をもって国に残るひとたちがいる。会話の中で友人が口にしたことばが、いつも私の心の深いところに残る。

君は、日本に帰ったりアメリカやイギリスなんかの外国に暮らしたりするだろう。でも、自分はここに残る。これが自分の国なんだ。ジンバブエは、自分の生まれた国だからだ。

今日もまた、ハラレの街でジャーナリストたちの夜が更けていく。伝えるべきことがたくさんある。彼らの闘いは、これからなのである。

プロフィール

横山仁美(よこやま・ひとみ)

 アフリカ研究者。(特活)TICAD市民社会フォーラム会員。大学在学時、南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッドの研究を始め、南アフリカ・ボツワナで調査を行う。

 2001年より、飢餓や紛争、野生動物というステレオタイプにとらわれない「普通のアフリカ」を日本の人に知ってもらうきっかけを作るため、日本語メールマガジン『あふりかくじらの自由時間』を発行するとともに、ブログを開設している。

 エディンバラ大学アフリカ研究センター修士課程修了後、コンベンション会社、開発コンサルタント勤務等を経て、2005年から外務省専門調査員として在ジンバブエ大使館に勤務し2007年帰国。

ブログ『あふりかくじらの自由時間』 http://blog.livedoor.jp/africanwhale/



 
 
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ジンバブエ与野党間協議が再開、大統領と野党議長らが会談

* 2008年09月10日 23:52 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【9月10日 AFP】大統領選挙の結果に端を発するジンバブエの政治的混乱の打開に向けた与野党間協議が8日、およそ2週間ぶりに再開された。

10日には、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と、最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長、同党の少数派閥を率いるアーサー・ ムタンバラ(Arthur Mutambara)氏が、南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領の仲介の下、首都ハラレ(Harare)で会談を行った。

ムガベ大統領は、懸案となっている問題は解決できるかとの記者団の質問に対し、「そう願っている」と語った。一方、MDC関係者は「完全に楽観的ではない」と語り、慎重な姿勢を示した。

与野党間協議は、事態打開に向け今週中にも合意に至るとの見方が強まっている。(c)AFP/Fanuel Jongwe



 
 
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ジンバブエ与野党が和解 仲介役の南アが発表、権力分け合い

【ロンドン=欧州総局】ムガベ政権による野党支持者への弾圧が国際社会の批判を浴びているアフリカ南部ジンバブエで、与野党の和解協議を仲介していた隣国南アフリカ共和国のムベキ大統領は11日夜、双方が権力を分け合うことで合意したと発表した。野党側もこれを認めた。

協議は約2カ月にわたり続いていた。合意成立で、混乱する経済の立て直しにつながるとの期待が広がる一方、長期独裁を敷いてきたムガベ大統領が治安権限などを手放すかどうか疑問視する見方もある。

合意内容は首都ハラレで15日に予定される署名式典後、発表するという。野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は3月の大統領選挙で最大得票があったが、野党支持者への脅迫や嫌がらせが横行し、6月実施の決選投票では出馬断念に追い込まれた。(11:01)



 
 
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ジンバブエ合意 国連事務総長も歓迎

2008年9月12日11時1分

【ニューヨーク=松下佳世】ジンバブエの与野党が連立政権づくりに合意したことを受け、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は11日、歓迎の声明を出した。「合意が持続的な平和と復興に道を開き、国民の福祉と人権の急速な改善に貢献することを期待する」とし、仲介した南アフリカのムベキ大統領の労をねぎらった。



 
 
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ジンバブエ、連立政権で与野党合意 混乱ひとまず収拾へ

2008年9月12日10時39分

【ヨハネスブルク=古谷祐伸】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、大統領選の結果をめぐり対立してきたムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長が11日、連立政権をつくることで合意した。両者の事実上の一騎打ちだった3月の大統領選から続く政情の混乱は、ひとまず収拾へ向かうと見られる。

交渉を仲介した南アフリカのムベキ大統領は、合意内容の詳細は15日の署名式で発表されると述べた。「ムガベ大統領、ツァンギライ首相」の形で権力が配分されるとの見方が出ている。

3月の大統領選ではツァンギライ議長の得票がムガベ大統領を上回ったが、ムガベ政権の影響下にあるとされる選挙管理委員会が「当選に必要な過半数に達していない」とし、6月の決選投票実施を決めた。その後、投票を前に与党側によるMDCへの弾圧が激化し、同議長は抗議のため撤退を宣言。そのままムガベ大統領が当選し、国際社会から強い批判を浴びた。

両者の交渉は国際社会の仲介で7月下旬から始まり、ようやく合意に達したが、ムガベ大統領は合意直前までMDC側を強く批判しており、連立政権の行く末は曲折が予想される。



 
 
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ジンバブエ:与野党権力分担協議が合意…仲介の南ア大統領

【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選を巡る政治混乱が続くアフリカ南部ジンバブエで11日、連立政権樹立に向けた与野党の権力分担協議を仲介してきた南アフリカのムベキ大統領は「協議が合意に達した」と発表した。与野党双方が事態打開のため妥協したとみられ、15日に最終合意に調印し、内容の詳細が公表される。

ジンバブエでは6月末の大統領選決選投票で、第1回投票トップの最大野党「民主変革運動」のツァンギライ議長が撤退し、対抗馬不在のままムガベ大統領が再選された。これに対し、欧米諸国から「決選投票に正当性はない」との批判が高まり、与野党は「ムガベ氏を大統領、ツァンギライ議長を新設の首相ポスト」にする方向で7月末から断続的に協議を続けていた。

協議はムガベ大統領が治安部隊の指揮権などを手放すことに難色を示し、ツァンギライ議長も今月7日、合意に達しない場合は「国際監視下で再選挙の実施を要求する」と述べ、交渉決裂の見方も広がっていた。

11日の協議後、ツァンギライ議長は「協議はうまくいった」と述べた。ムガベ大統領からのコメントは出ていない。

毎日新聞 2008年9月12日 10時07分(最終更新 9月12日 10時37分)



 
 
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ジンバブエ与野党が連立政権樹立で合意、政治の混乱収束へ

【ヨハネスブルク=角谷志保美】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、大統領選の結果を巡り対立してきたムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」党首のツァンギライ氏は11日、与野党の連立政権樹立で合意した。

これで、今年3月の大統領選以来続く政治混乱はひとまず収束に向かいそうだ。

権力分担など合意内容の詳細は15日の調印式で明らかにされる予定だが、ムガベ大統領の下で、ツァンギライ氏が新設される首相に就任するとの見方が有力だ。ただ、2人は長年の政敵であり、政権運営を巡っては曲折も予想される。

ツァンギライ氏は3月の大統領選第1回投票で首位だったが、ムガベ政権による支持者弾圧に抗議して6月の決選投票から撤退。ムガベ氏が投票を強行して当選を既成事実化し、国内外で批判が高まっていた。7月から南アフリカのムベキ大統領の仲介で、事態打開を目指した与野党協議が続けられていた。

(2008年9月12日19時55分 読売新聞)



 
 
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ジンバブエ与野党間協議、ようやく合意 15日に正式発表へ

* 2008年09月12日 06:54 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【9月12日 AFP】大統領選挙の結果に端を発する政治的混乱の続いていたジンバブエで11日、事態打開のため行われていた連立政権をめぐる与野党間協議がようやく合意された。同国の首都ハラレ(Harare)で、協議の仲介役を務めてきた南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領が明らかにした。

合意内容の詳細については明らかになっていないが、ムベキ大統領によると、15日に予定されている正式な調印式典の後に発表されるという。また、ムベキ大統領は連立政権の構成についても、与野党が今後数日間かけて協議し、同じく15日に発表されると語った。(c)AFP/Fanuel Jongwe



 
 
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ジンバブエ、連立政権樹立で合意

2008.9.12 20:52

アフリカ南部ジンバブエの大統領選をめぐり激しく対立していたムガベ大統領と最大野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が連立政権を樹立することで合意したと、仲介した南アフリカのムベキ大統領が11日夜、発表した。15日に合意文書への署名が行われる予定で、ムガベ氏が大統領に留まり、ツァンギライ氏が新設される首相職に就任するとみられる。3月末の大統領選後、ムガベ政権による野党勢力への弾圧が続いていたが、暴力は収拾に向かい、28年に及んだムガベ独裁体制の一角が崩れる可能性が強まっている。(ロンドン 木村正人)



 
 
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与野党が連立合意、ジンバブエ 混乱はひとまず収拾か

2008.9.12 10:37

ジンバブエからの報道によると、大統領選をめぐり激しく対立していたムガベ大統領と野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は11日、与野党による連立政権樹立で合意に達した。3月下旬の大統領選以降、野党支持者への与党の弾圧で5カ月以上続いた混乱はひとまず収拾に向かう可能性が高まった。

15日に合意署名式が行われる予定。ムガベ氏が大統領を続行、新たに首相職を設置し、ツァンギライ氏が新首相になるとみられる。和解を仲介した隣国、南アフリカのムベキ大統領は「すべての課題について合意した」と述べた。

両氏は7月からムベキ氏の仲介で和解を模索していたが、権力分配をめぐり行き詰まっていた。ムガベ氏は野党への弾圧を指摘されながら6月に決選投票を決行、自らの当選を主張し欧米から激しい批判を浴びた。(共同)



 
 
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ジンバブエ連立政権、与野党指導者の権力は同等に 南ア各紙

* 2008年09月13日 12:29 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【9月13日 AFP】ジンバブエで与党と最大野党による連立合意が成立したことについて、南アフリカの各紙は12日、与党を率いるロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領と最大野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が50対50の等しい権限を得るだろうと報じた。

仲介役を務めてきた南アフリカのターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は、連立の詳細については15日の正式な調印式の後に発表されると述べている。

今年3月の総選挙で、与党は1980年の独立以来初となる敗北を喫し、政治的混乱が続いていた。(c)AFP



 
 
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統一政府樹立で正式調印=大統領留任、野党議長が首相に−ジンバブエ

【ロンドン15日時事】ジンバブエからの報道によると、同国のムガベ大統領と野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長は15日、首都ハラレで統一政府樹立に関する合意文書に正式調印した。合意では、ムガベ氏が引き続き大統領にとどまる一方、ツァンギライ議長が行政上の実権を持つ首相に就任する。

同国では3月の大統領選を機に政治危機が深刻化したが、対立候補不在のまま決選投票を強行したムガベ政権への批判が国際社会で高まり、政権側が対話路線に転換した。28年間に及ぶムガベ独裁体制から、与野党による権力分担への移行が実現する今回の合意は、「歴史的出来事」と受け止められている。

ハラレで開かれた調印式典には、仲介役を務めたムベキ南アフリカ共和国大統領らアフリカ諸国の首脳が出席。調印後、ムガベ氏とツァンギライ議長は壇上で握手を交わし、会場から大きな拍手がわいた。新首相となったツァンギライ氏は演説で、「(合意は)平和で民主的なジンバブエを築くための最善の機会だ」と強調した。(2008/09/15-20:31)



 
 
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ジンバブエ与野党、連立合意に署名

ハラレ――大統領選の結果をめぐる与野党対立が続いていたアフリカ南部ジンバブエで15日、ムガベ大統領と最大野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長らが、連立政権を樹立するとの合意に署名した。

式典では、3カ月間に及ぶ交渉を仲介したムベキ・南アフリカ大統領が、ムガベ大統領の続投と、ツァンギライ議長の首相就任を発表。さらに、MDC内の少数派を率いるムタンバラ氏を副首相に任命するとの合意内容を紹介した。

3氏が文書に署名し、ムガベ、ツァンギライ氏が握手を交わすと、出席者から大きな歓声が上がった。

式典には、南部アフリカ開発共同体(SADC)やアフリカ連合(AU)の加盟国首脳らが立ち会った。



 
 
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ジンバブエ与野党、連立合意で正式調印

* 2008年09月15日 23:20 発信地:ハラレ/ジンバブエ

【9月15日 AFP】大統領選挙の結果をめぐり激しい対立が続いていたジンバブエの与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF) と、野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)が15日、首都ハラレ(Harare)で、連立政権樹立に合意する文書に調印した。

合意に従い、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(84)が現職に留任し、MDCのモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が首相に就任する。

和解協議を仲介した隣国南アフリカ共和国のターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は調印後、統一政府はいまだ完成してはいないと述べ、両党に対し可能な限り早急に連立案をまとめるよう呼び掛けた。(c)AFP/Fanuel Jongwe



 
 
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ジンバブエ、連立政権合意 ツァンギライ議長が首相に

2008年9月16日18時51分

【ナイロビ=古谷祐伸】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、ムガベ大統領(84)と最大野党「民主変革運動(MDC)」のツァンギライ議長(56)は15日、連立政権作りの合意文書に署名した。ツァンギライ議長が首相として内閣を指揮する。ムガベ氏が権力の一部を自らの敵対勢力に委ねるのは、80年の独立以来初めて。

合意では、31ある閣僚ポストのうち、15閣僚を与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)」が、残り16閣僚をMDCとMDCの分派が分け合う。ムガベ氏は大統領のままだが、ツァンギライ氏が事実上、閣僚を束ねて政策を作っていく役割を担う。ムガベ氏の土地改革で土地を接収された白人農場主に対する補償を、植民地として同国を支配した英国に求めている。

署名式でツァンギライ議長は「国民の統合が必要。分裂は過去のことだ」と語り、食糧供給を最優先課題に挙げた。一方、会場の外では、双方の支持者が互いに投石するなどして衝突した。

両党の関係は依然微妙とみられ、欧州連合や米国は「合意の今後を見守っていきたい」などとして、援助再開には慎重姿勢を見せている。

今後は、崩壊した経済の立て直しが緊急の課題となる。国際赤十字によると、干ばつによる食糧不足などの影響で、食糧援助が必要な人口は09年初頭にかけて500万人に達すると予想される。モノ不足が物価上昇に拍車をかけ、最新の物価上昇率(6月)は、政府発表で年率1120万%。8月から通貨ジンバブエ(Z)ドルを100億分の1に切り下げるデノミネーションを実施した。



 
 
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ジンバブエ:連立政権樹立で合意 ツァンギライ議長が首相に

【ヨハネスブルク高尾具成】野党不在のままムガベ大統領が大統領選を強行、欧米から制裁を受けているアフリカ南部ジンバブエで15日、大統領と、最大野党「民主変革運動」(MDC)のツァンギライ議長ら野党2党首が、連立政権樹立に関する合意文書に調印した。権力を分担し、同議長が首相に就任、半数以上の閣僚を野党が担当する。欧州は合意を歓迎しているが、ムガベ大統領の独裁色がどこまで弱められるのか注視している。

合意文書によると新連立政権では、ムガベ氏が大統領に留任。軍の指揮権限を維持し内閣を管轄する。一方、同議長は、新設の首相職に就任。警察指揮権限を含む行政をまとめ、内閣を監督する「閣僚会議」の議長も務める。閣僚はMDC分派3人を含む16人が野党から選ばれ、与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」からは15人となった。

毎日新聞 2008年9月16日 東京夕刊



 
 
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ジンバブエに連立政権、ムガベ大統領と野党が合意

【タンザニア東部ザンジバル=角谷志保美】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、大統領選の結果を巡り対立していたムガベ大統領と最大野党「民主変革運動(MDC)」党首のツァンギライ氏は15日、ツァンギライ氏の首相就任による連立政権樹立を定めた合意に調印した。

これで、今年3月の大統領選から続いた政治混乱はひとまず収束に向かう。

調印後、ムガベ氏は「我々は同じ道を同じ方向に歩まなくてはならない」と語り、ツァンギライ氏も「昨日は敵でも、今日は同じ愛国的な任務と目的地で結ばれている」と、協調路線を強調した。

(2008年9月16日12時08分 読売新聞)



 
 
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ジンバブエ与野党、連立政権樹立で正式合意

【ロンドン=欧州総局】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、3月の大統領選を機に対立が深刻化していた同国与野党は15日、和解して連立政権を樹立する合意文書に署名した。野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長が新設された首相ポストに就く。 (23:20)



 
 
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ジンバブエで連立政権合意 ムガベ独裁体制に終止符

2008.9.16 09:28

【ロンドン=木村正人】ジンバブエの大統領選をめぐり対立したムガベ大統領(84)と、最大野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長(56)は15日、首都ハラレで連立政権樹立の合意書に署名した。実勢で年率150億%の超インフレと食料危機にひんしたムガベ氏は欧米の支援を取り付けるため野党との権力配分に応じ、1980年の独立以来の独裁体制に事実上の終止符を打った。

調印式には、仲介役を務めた南アフリカのムベキ大統領をはじめ、南部アフリカ開発共同体(SADC)各首脳ら3000人が出席。新設された首相職に就くツァンギライ氏は「痛みを伴う譲歩だが、平和な民主国家を築く最高の機会だ」と訴えた。ムガベ氏は欧米の要求に屈したわけではないと強調した。

ムガベ氏は大統領に留まるものの、首相のツァンギライ氏が内閣を監督する閣僚会議議長を兼任。連立内閣ではムガベ氏の与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)が15閣僚、野党が16閣僚を占め、議会で多数派の野党が優位に立った。  だが、実権を握る陸軍、空軍、警察、刑務所、秘密警察のうちツァンギライ氏が支配するのは警察だけで、今後の民主化プロセスに一抹の不安を残した。退役軍人や陸軍といったムガベ氏周辺の強硬派は沈黙を守っているのは、年間インフレ率が政府発表の1100万%どころではなく150億%に達し、穀物不足のため餓死者が出る恐れも指摘されているためだ。



 
 
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ジンバブエ:与野党支持者が衝突 「連立」危ぶむ声も

【ヨハネスブルク高尾具成】対立していた与野党が連立合意に達したアフリカ南部ジンバブエで16日、与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」と最大野党「民主変革運動」(MDC)の支持者が衝突した。国内のしこりはなお残っており、合意実施を危ぶむ声も出ている。

同日夜、MDC支持者約80人が首都ハラレで「権力は野党にある」などと連呼し、デモ行進を実施した。これに対し与党勢力が制止に入り衝突に発展した。

欧米の制裁などで経済が混乱、年率1100万%を超えるインフレの下で、市民生活は深刻さを増している。現地では「歴史的合意」との受け止め方が大勢だが、「経済制裁解除と国際支援を得るための一時しのぎだ」と合意実施を疑問視する声も出ている。

英紙によると、大統領選を巡り、大統領派が野党支持者を暴行してきた点についてツァンギライMDC議長は「許されない行為で、裁判で裁かれるべきだ」との見解を示しており、ムガベ大統領との対立の火種になる恐れもある。

毎日新聞 2008年9月18日 東京朝刊



 
 
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ジンバブエ:祖国を捨てる民 独裁逃れ、生きるために「ジャンピング」

◇生きるためにジャンピング(脱出)

ムガベ大統領による独裁体制が続き、経済混乱が著しいアフリカ南部ジンバブエから、周辺国へ不法入国する移民の流入がやまない。「ジャンピング」と呼ばれる脱出は、15日の与野党の連立合意後も続いている。南アフリカ北東部、ジンバブエ国境の街ベイトブリッジでジャンピングの実態を見た。【ヨハネスブルク高尾具成】

8月24日昼。約10メートルの幅に3列の有刺鉄線が張り巡らされた鉄条網の前に4人の男女が集まった。ジンバブエ第2の都市ブラワヨから来たというジョンさん(46)は、「仕事も何もない。査証取得も難しく、生きていくためには仕方がない」とジャンピングを決断した訳を話す。

鉄条網の下には人間1人が抜けられるすき間がいくつも作られている。三つの鉄条網を1人ずつくぐり抜けていく。ジャンピングはいとも簡単だ。南アへの「入国」後、4人は森へと駆け込み姿を消した。わずか3分弱の出来事だった。

    ◆◇

ベイトブリッジの検問所付近を走った。鉄条網に破られた跡が目立つ。土の上には真新しい靴跡が無数にあった。ジンバブエと南アの国境線約225キロの大半は、野生動物の保護区だ。猛獣に襲われる危険を避け、検問所周辺が狙われる。

国境線沿いを1台の乗用車が猛スピードで走り抜ける。車の男は30歳代の南ア人だ。「携帯電話で連絡を取り合う」。往来する国境警備の軍兵士や警察の監視状況を確認していたのだ。その直後、5人の移民が鉄条網をくぐった。森へ逃げ込んだ約2分後、銃を抱えた兵士を乗せた軍用車両が現場を通過した。

手引き者へは約300南ア・ランド(約3900円)が支払われる。パスポート取得の約2500ランド(約3万2400円)と比べ安価だ。

南部マシンゴ出身のチャオケ・ケダさん(22)は8月17日の真夜中、国境を越えた。野党支持者のケダさんは大統領派から暴行された。それから逃れるのが理由だ。2カ月間働き、食費を切り詰め、蓄えた金で脱出した。「国境は越えたが先は全く見えない」と話す。

南アは周辺国に比べ、警備が緩いと言われる。人道上の見地から高圧電線の導入も見送られてきた。だが移民の大量流入に国内の反発が強まり、国境警備の強化を決めた。ヘリに加え、監視カメラなどを導入する。

    ◆◇

地元支援団体によると、難民の流入は週約1000人規模だという。国境近くの教会には約1000人のジンバブエ人が保護を求めて集まっていた。リチャード・ムランジ神父(49)は言う。「国境を越えても目的地も受け入れ先もない人がほとんどです」

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◇増え続ける移民 南ア発表300万人――相次ぐ襲撃事件

ジンバブエからの移民は南ア政府発表で300万人を超える。膨れ続けるジンバブエ人への反発が強まり、移民を襲撃する事件も発生している。

ヨハネスブルクの旧黒人居住区の一つアレクサンドラ。低所得者層のバラック小屋が密集する。犯罪組織の拠点として名高い一角では、日中から仕事にあぶれた男たちが酒をあおる。5月10日夜、棒や刃物を手にした南ア人がここに暮らすジンバブエ人を襲った。これを機に、移民への襲撃が全土に広まり、警察当局によると5月末までに南ア人の少数民族も含め62人が殺害され、1400人以上が逮捕された。

約3カ月後の現在、同地区のジンバブエ移民の数は減少し、落ち着きを取り戻した。「低賃金で雇用契約を結ぶジンバブエやモザンビークからの移民が南ア人の仕事を奪っている」。同地区ルース通りの食肉店で働くマバソさん(23)は嫌悪感を隠さない。南アの失業率は35%を超える。インフレも激しく、貧困層は生活難に直面している。

約6畳のバラックに7人で生活するセトーレさん(40)は政府の住宅供給が十分でないことを指摘する。「外国人に公営住宅が割り当てられ、南ア人への救済はない」と貧しい住宅政策への不満を移民に向ける。94年以降、政府が公約した旧黒人居住区での公営住宅建設は遅々として進んでいない。申請後、15年以上もバラック生活を続け、当選を待つ市民も少なくない。

国際移住機関は、暴動発生から約1カ月間にヨハネスブルクや首都プレトリアを含むハウテン州で約6300人、全土で2万3500人の外国人が難民化したと報告した。直後に政府が用意した避難キャンプは3カ月余を経て閉鎖・集約の方向にある。今、移民は再び街へと戻りつつある。

ヨハネスブルク郊外グラナンダのキャンプ。7カ国以上の移民が集まる。ジンバブエ・ハラレ出身のジンバブエ人女性(35)は「寛容な国だと信じていたが失望した」と話す。支援する非政府組織のアブラモビッツさん(48)は「キャンプを出ても待つのは路上生活だ」と言う。

人種隔離政策を超え、異なる民族や人種が互いを尊重しあう「虹の国」の建設を宣言した南ア。想定以上のジンバブエからの移民流入でその理念は揺らぎ始めている。

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■ことば

◇ジンバブエ大統領選

3月末の投票で野党「民主変革運動」のツァンギライ議長の得票がムガベ大統領を上回ったが、過半数に達せず、6月末に決選投票が行われることになった。しかし、大統領派による野党への弾圧が激化。同議長は撤退した。大統領は欧米の批判にもかかわらず野党不在のまま決選投票を強行。北海道洞爺湖サミットで「憂慮」が表明された。

毎日新聞 2008年9月18日 東京朝刊



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2008 REV:
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