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ソマリア連邦共和国(旧・ソマリア民主共和国) 2014年〜2015年


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アフリカアフリカ Africa 2017


○外務省 各国・地域情勢 ソマリア連邦共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


○2007年までのニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 〜2007年
○2008年のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2008年
○2009年1月〜6月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2009年1月〜6月
○2009年7月〜12月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2009年7月〜12月
○2010年1月〜6月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2010年1月〜6月
○2010年7月〜12月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2010年7月〜12月
○2011年1月〜6月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2011年1月〜6月
○2011年7月〜12月のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2011年7月〜12月
○2012年のニュース、企画案内 ソマリア民主共和国 2012年
○2013年のニュース、企画案内 ソマリア連邦共和国(旧・ソマリア民主共和国) 2013年
○最新のニュース、企画案内 ソマリア連邦共和国(旧・ソマリア民主共和国)
ソマリア海賊対策と自衛隊派遣問題

◆2014/01/12 cnn.co.jp ソマリア武装勢力、「ネット遮断」を要求 政府が抵抗
◆2014/01/27 cnn.co.jp 米軍、ソマリアで空爆を実施 標的は武装組織幹部
◆2014/01/27 yomiuri.co.jp 米軍無人機、ソマリアで対テロ作戦…幹部殺害か
◆2014/01/27 毎日新聞 米軍:ソマリア空爆 過激派「アルシャバブ」の幹部を殺害
◆2014/01/27 毎日新聞 米国:ソマリア空爆 ケニアテロ関与か 組織幹部を殺害
◆2014/01/28 毎日新聞 ソマリア:米軍、過激派幹部への攻撃認める
◆2014/01/28 毎日新聞 米国:ソマリア攻撃、当局認める
◆2014/02/13 Human Rights Watch ソマリア:レイプに脅える女性たち
◆2014/02/13 Sabahi Online Facing widespread neglect, disabled Somalis seek government assistance
◆2014/02/21 asahi.com ソマリア大統領府襲撃、14人が死亡 アルカイダ系か
◆2014/02/21 yomiuri.co.jp ソマリア大統領府で銃撃戦…武装集団を「制圧」
◆2014/02/21 nikkei.com ソマリア大統領府、武装集団が襲撃
◆2014/02/22 cnn.co.jp イスラム過激派がソマリア大統領府を攻撃
◆2014/02/22 毎日新聞 ソマリア:大統領宮殿に襲撃
◆2014/03/10 nikkei.com 政府がソマリア追加支援 首相表明へ、研修生受け入れ
◆2014/03/12 毎日新聞 ソマリア:北西部ソマリランドと再統合を モハムド大統領
◆2014/03/12 外務省 日・ソマリア外相会談
◆2014/03/13 外務省 日・ソマリア首脳会談(概要)
◆2014/03/14 nikkei.com 首相、ソマリアに41億円の支援表明
◆2014/04/11 IOM ソマリア プントランドにおける人身取引被害者への支援
◆2014/04/23 cnn.co.jp 「ソマリアの母に会いたかった」 航空機で密航の少年 米
◆2014/04/25 asahi.com 海自護衛艦、船で漂流中の75人救助 アフリカ東部
◆2014/05/07 cnn.co.jp 車輪格納部から出てきた少年、ハワイ当局が映像を公開
◆2014/05/22 IOM ソマリア お水事情 2014年5月22日
◆2014/05/25 cnn.co.jp 過激派組織シャバブ、ソマリア国会を襲撃 議員ら21人死傷
◆2014/05/25 yomiuri.co.jp ソマリア国会で爆発・銃撃戦、警官10人死亡
◆2014/05/25 毎日新聞 ソマリア:武装集団が議会襲撃、少なくとも10人死亡
◆2014/05/26 毎日新聞 ソマリア:議会襲撃され17人死亡
◆2014/05/30 AllAfrica.com Somalia: First Somali Deaf Graduated in U.S.
◆2014/06/05 cnn.co.jp 米政府、ソマリア大使を近く指名へ
◆2014/06/10 asahi.com 鹿児島)海賊対策、110人ソマリアへ 海自鹿屋基地
◆2014/07/06 cnn.co.jp ソマリア過激派がまた国会議事堂襲う、車爆弾など 多数死傷
◆2014/07/23 cnn.co.jp 旅客機のルート、紛争地帯の上空に設定多数
◆2014/08/08 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第1回:NPOの代表を悩んだ末に交代、フロンティア開拓に専念
◆2014/08/10 AFPBB News 東アフリカ、干ばつと紛争で1400万人が食糧不足 国連
◆2014/09/01 cnn.co.jp 武装集団が刑務所を襲撃、12人死亡 ソマリア
◆2014/09/02 cnn.co.jp 米、ソマリア過激派に軍事作戦を実施
◆2014/09/02 毎日新聞 米軍:ソマリアでイスラム過激派に軍事作戦
◆2014/09/03 nikkei.com 米軍、ソマリアで過激派を爆撃
◆2014/09/03 毎日新聞 米国防総省:ソマリアの過激派攻撃 最高指導者が標的
◆2014/09/03 asahi.com 米軍、ソマリアで軍事作戦 アルカイダ系指導者を標的に
◆2014/09/04 毎日新聞 米国:ソマリア過激派の最高指導者狙い空爆
◆2014/09/06 cnn.co.jp ソマリアの軍事作戦で過激派指導者を殺害、米国防総省が確認
◆2014/09/06 yomiuri.co.jp 米、ソマリアでイスラム過激派指導者を殺害
◆2014/09/06 毎日新聞 アルシャバブ:最高指導者ゴダネ容疑者死亡 米軍事作戦で
◆2014/09/07 cnn.co.jp ソマリア過激派、新指導者の選出発表 米軍の前任者殺害で
◆2014/09/10 cnn.co.jp AU軍兵士がソマリア女性に性暴力 人権団体が報告
◆2014/09/10 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第3回:ソマリランドで男惚れ、大学院設立に挑戦
◆2014/09/14 cnn.co.jp ウガンダ首都で決行寸前のテロ阻止、ソマリア過激派が関与
◆2014/09/18 nikkei.com 女性もっと輝くには 国際シンポ出席者に聞く
◆2014/09/22 毎日新聞 ソマリア:モガディシオ 癒えぬアルシャバブ支配の傷
◆2014/09/24 cnn.co.jp ソマリア海賊、米ジャーナリストを2年ぶり解放
◆2014/09/30 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第4回:ソマリランドプロジェクトに暗雲!
◆2014/10/02 毎日新聞 荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/上 暴力連鎖の「産物」 テロを続けるアルシャバブ
◆2014/10/03 毎日新聞 荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/中 歌や踊りも虐殺の理由
◆2014/10/04 毎日新聞 荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/下 支援拒み、干ばつ被害拡大
◆2014/10/11 cnn.co.jp 内乱のソマリアに初の「ATM」登場、情勢安定化の象徴か
◆2014/10/15 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第5回:ソマリランドの大学院構想は空中分解寸前
◆2014/10/29 日経ビジネスオンライン 税所 篤快:第6回:米倉先生のバズーカ的活躍でプロジェクトは再起動
◆2014/11/23 cnn.co.jp ケニア治安部隊が武装勢力に報復、100人殺害か
◆2014/11/24 asahi.com ケニア治安部隊、バス襲撃の武装勢力100人以上を殺害
◆2014/12/12 cnn.co.jp 井戸水の汚染で50人死亡、150人入院 ソマリア
◆2014/12/16 cnn.co.jp 過激派が住民の頭部切断、先週から5人目 ソマリア
◆2014/12/17 asahi.com 広島)ソマリア沖海賊対策 陸自先遣隊の見送り式
◆2014/12/26 cnn.co.jp イスラム過激派がアフリカ連合の基地を襲撃 ソマリア
◆2014/12/28 cnn.co.jp ソマリア政府軍、シャバブ幹部を拘束
◆2014/12/30 cnn.co.jp 米軍がソマリアで空爆、シャバブ幹部を標的
◆2014/12/30 asahi.com 米がソマリアで空爆 アルカイダ系幹部狙い対テロ作戦
◆2014/12/30 yomiuri.co.jp 米軍、ソマリアで空爆…イスラム過激派幹部狙う
◆2014/12/30 nikkei.com 米軍がソマリアで空爆 アルシャバーブ幹部標的
◆2014/12/30 毎日新聞 米軍:「アルシャバブ上級指導者狙い、ソマリアで空爆」
◆2014/12/30 ガジェット通信 東アフリカの未承認国家「ソマリランド」で大学院を作った25歳の日本人
◆2014/12/31 asahi.com 米軍空爆、イスラム過激派の上級幹部死亡 ソマリア
◆2015/01/05 nikkei.com ソマリア、自爆テロで市民4人死亡 過激派の犯行
◆2015/01/19 asahi.com 海賊対策の海域、中谷防衛相視察 ソマリア沖「日本経済の生命線」
◆2015/01/21 asahi.com ソマリア海賊船、上空1千mからの見分け方 P3C同乗
◆2015/01/22 SomalilandPress Somaliland:First Lady Donates 30 Laptops to Togdheer School of Deaf
◆2015/02/03 nikkei.com 防衛省、多国籍部隊に司令官派遣 ソマリア海賊対処
◆2015/02/04 毎日新聞 ソマリア:米軍、イスラム過激派幹部を狙い空爆
◆2015/02/04 毎日新聞 米国:ソマリアで1月31日 過激派上級幹部狙い空爆
◆2015/02/04 asahi.com 多国籍司令官に海将補 ソマリア沖海賊対処
◆2015/02/20 毎日新聞 ソマリア:自爆テロで国会議員ら10人死亡
◆2015/02/21 nikkei.com ソマリアで自爆テロ、25人死亡 副首相も負傷
◆2015/02/21 毎日新聞 ソマリア:国会議員ら10人、自爆テロで死亡
◆2015/02/21 yomiuri.co.jp アフリカで爆弾テロや襲撃相次ぐ…100人死亡
◆2015/02/23 cnn.co.jp ソマリア過激派が脅迫ビデオ、米英カナダのモールを名指し
◆2015/02/23 nikkei.com ソマリア過激派、米へのテロ呼び掛け モールなど標的
◆2015/02/23 asahi.com シャバブ、欧米ショッピングモール攻撃示唆 ビデオ投稿
◆2015/02/23 毎日新聞 ソマリア過激派:米英カナダでテロ示唆…ネットに映像
◆2015/03/04 cnn.co.jp FBI指名手配のテロ容疑者、ソマリアで逮捕
◆2015/03/13 yomiuri.co.jp モール襲撃計画の容疑者、米が無人機で殺害か
◆2015/03/15 nikkei.com 「難民で稼ぐ国」と「難民が稼ぐ国」…日本は「難民を見ない国」
◆2015/03/19 nikkei.com 米、ソマリア過激派幹部殺害を確認 「ケニア襲撃事件関与」
◆2015/03/19 cnn.co.jp 米無人機でソマリア過激派幹部殺害 ケニアのモール襲撃関与
◆2015/03/21 毎日新聞 ソマリア過激派:米英カナダでテロ示唆…ネットに映像
◆2015/03/27 nikkei.com 中国、ソマリア沖の海賊対策任務を停止
◆2015/03/28 nikkei.com ソマリア首都でホテル襲撃、17人死亡
◆2015/03/28 cnn.co.jp ソマリア首都でホテル襲撃、外交官ら6人死亡
◆2015/03/28 yomiuri.co.jp ソマリアの首都でイスラム過激派テロ、9人死亡
◆2015/03/30 cnn.co.jp 銃撃戦17時間、死者20人以上 ソマリアのホテル襲撃
◆2015/04/01 AllAfrica.com Somalia: Simha Condemns the Arrest of Visual Impaired Radio Journalist
◆2015/04/06 asahi.com ケニア軍、イスラム過激派拠点を空爆 大学襲撃の報復か
◆2015/04/06 毎日新聞 ケニア:ソマリアで空爆…過激派の2拠点
◆2015/04/07 cnn.co.jp ケニア軍、ソマリアのテロ組織拠点を空爆
◆2015/04/07 nikkei.com ケニア軍、ソマリアの過激派空爆 大学襲撃に絡み初の本格作戦
◆2015/04/12 cnn.co.jp ケニア、ソマリア人難民の「退去」要求 3カ月内に
◆2015/04/16 yomiuri.co.jp ソマリアの政府庁舎に武装集団、15人死亡
◆2015/04/17 毎日新聞 ケニア:「テロ温床で閉鎖」難民キャンプめぐり国連と対立
◆2015/04/17 国境なき医師団 ケニア:ソマリア人難民への帰国の強要を許すな
◆2015/04/20 News24 Disabled Somali trader aims to help injured countrymen
◆2015/04/21 asahi.com 国連職員乗る車爆発、少なくとも7人死亡 ソマリア
◆2015/04/25 毎日新聞 マケドニア:列車にひかれ移民14人死亡
◆2015/05/05 毎日新聞 米国務長官:ソマリアを電撃訪問
◆2015/05/06 毎日新聞 ケリー米国務長官:ソマリア訪問
◆2015/05/06 asahi.com 米国務長官、ソマリアを初訪問 米大使館再開を表明
◆2015/05/07 asahi.com 世界の国内避難民3800万人に 前年比470万人増
◆2015/05/08 毎日新聞 ソマリア海賊:多国籍部隊 司令官就任前に首相へ意欲表明
◆2015/05/22 asahi.com (世界発2015)ソマリア難民、生きる地は ケニア、世界最大35万人のキャンプ
◆2015/05/24 cnn.co.jp ISIS、アルカイダ系のソマリア過激派に合流促す
◆2015/06/01 毎日新聞 アルシャバブ:「教育」「給与」で洗脳…テロリスト量産
◆2015/06/04 BBC In pictures: Berbera builds future from crumbling past
◆2015/06/27 nikkei.com ソマリアでPKO襲撃、30人死亡
◆2015/06/27 asahi.com イスラム過激派、アフリカ連合基地を襲撃 死者数十人か
◆2015/07/26 cnn.co.jp 米軍、ソマリアで過激派掃討の作戦拡大 無人機攻撃を増強
◆2015/07/27 cnn.co.jp 高級ホテルで自爆テロ、15人死亡 ソマリア首都
◆2015/08/26 毎日新聞 アフリカ過激派:IS参加へ…アルカイダ系、転向相次ぐ
◆2015/09/02 nikkei.com ソマリアでPKO基地襲撃、50人死亡か
◆2015/09/02 テレ朝news イスラム過激派の襲撃でウガンダ兵ら50人死亡(2015/09/02 22:18)
◆2015/09/02 asahi.com ソマリアで襲撃 50人死亡、50人以上行方不明か
◆2015/09/04 cnn.co.jp アフリカ連合の基地をテロ組織が襲撃、兵士50人死亡か
◆2015/09/04 cnn.co.jp アフリカ連合の基地に襲撃、兵士37人死亡 ソマリア
◆2015/10/23 cnn.co.jp アルカイダ系組織の幹部がISISに忠誠 ソマリア
◆2015/11/01 asahi.com ソマリア首都で爆発、9人死亡 シャバブが犯行声明
◆2015/11/02 cnn.co.jp ソマリア首都でホテル襲撃、民間人ら15人死亡
◆2015/11/24 cnn.co.jp ソマリア沖で漁船襲撃相次ぐ、海賊問題再燃か


 
 
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ソマリア武装勢力、「ネット遮断」を要求 政府が抵抗

cnn.co.jp

2014.01.12 Sun posted at 12:41 JST

(CNN) ソマリアの国際テロ組織アルカイダ系イスラム武装勢力、シャバブが同国内の通信業者に、インターネット接続を遮断するよう要求している。同国政府は11日、シャバブの脅しに屈してはならないと呼び掛けた。

シャバブはネット接続のプロバイダー各社に対し、15日以内に要求に応じなければ攻撃するとの脅迫を突きつけている。

同国の閣僚は声明でこれを非難し、「表現の自由は憲法で保証されている。すべての国民は恐怖を感じることなく情報にアクセスする権利を持つ」と強調した。内務省は各社に、脅迫を無視するよう指示した。国内の主要業者は今のところ取材に応じていない。

シャバブはイスラム原理主義国家の樹立を主張し、同国の一部を支配している。これまでにも映画やダンス、サッカー観戦の禁止令を出し、外国の支援団体を「欧米のスパイ」などとして南部の支配地域から追放した経緯がある。同勢力自体はフェイスブックに脅迫文を掲載するなど、ソーシャルメディアを頻繁に利用している。



 
 
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米軍、ソマリアで空爆を実施 標的は武装組織幹部

cnn.co.jp

2014.01.27 Mon posted at 11:56 JST

(CNN) アフリカ東部ソマリアの南部で26日、米軍が武装組織の幹部を狙った空爆を実施したことが分かった。軍当局者がCNNに語った。

同当局者によると、標的となったのは国際テロ組織アルカイダやソマリアを拠点とするアルカイダ系武装組織シャバブと関係する幹部。この人物が死亡したかどうかは不明だという。攻撃にはミサイルを使い、地上軍は送り込んでいない。

米軍は昨年10月、ソマリアとリビアで特殊部隊による急襲作戦を実行し、リビアではアルカイダ幹部を拘束していた。

シャバブはイスラム国家樹立を掲げ、2012年にアルカイダへの合流を宣言。近年はアフリカ連合(AU)軍による攻撃への報復として、国外でのテロ攻撃などを繰り返してきた。昨年9月にケニアの首都ナイロビのショッピングモールで起きた襲撃事件でも、同国がAU軍に協力したことに対する報復だとする犯行声明を出した。



 
 
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米軍無人機、ソマリアで対テロ作戦…幹部殺害か

【ワシントン=今井隆】米軍は26日、ソマリア南部バラウェ付近で、国際テロ組織アル・カーイダ系のイスラム過激派組織「アル・シャバブ」の幹部を標的とする攻撃を実施した。

米国防総省が同日、明らかにした。米軍はこの幹部の殺害に成功したかどうか、調べている。

AP通信は、米軍の無人機が、アル・シャバブの最高指導者に近い幹部らを乗せた車をミサイルで攻撃し、この幹部が殺害されたと報じた。

(2014年1月27日17時59分 読売新聞)



 
 
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米軍:ソマリア空爆 過激派「アルシャバブ」の幹部を殺害

毎日新聞 2014年01月27日 11時42分(最終更新 01月27日 11時42分)

AP通信によると、米軍の無人爆撃機が26日、治安の悪化が続く東アフリカのソマリアで活動するイスラム過激派「アルシャバブ」の幹部が乗った車両を空爆し、殺害した。同組織は昨年9月に隣国ケニアの首都ナイロビで起きた商業施設へのテロ攻撃を首謀した疑いが強く、国際テロ組織アルカイダと深く関係しているとみられている。

爆撃はソマリア南部のハワイという村落で行われた模様。AP通信はアルシャバブ関係者の話として、米軍の攻撃により、シャハル・イスクドフクと呼ばれる同組織の幹部と運転手が殺されたと報じた。

ナイロビの商業施設に対するテロ攻撃では少なくとも67人の市民が死亡。米国は昨年10月、海軍特殊部隊をソマリアに送り、テロに関与したとみられるアルシャバブ幹部アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者の拘束作戦を試みたが、失敗に終わっていた。また、ケニアの国連事務所などを攻撃した同グループの別の幹部の拘束作戦を展開し、失敗していた。【大前仁】



 
 
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米国:ソマリア空爆 ケニアテロ関与か 組織幹部を殺害

毎日新聞 2014年01月27日 東京夕刊

AP通信によると、米軍の無人爆撃機が26日、治安悪化が続く東アフリカのソマリアで活動するイスラム過激派「アルシャバブ」の幹部が乗った車両を空爆し、殺害した。同組織は昨年9月に隣国ケニアの首都ナイロビで起きた商業施設へのテロ攻撃を首謀した疑いが強く、国際テロ組織アルカイダと深く関係しているとみられている。

爆撃はソマリア南部のハワイという村落で行われた模様。AP通信はアルシャバブ関係者の話として、シャハル・イスクドフクと呼ばれる幹部と運転手が殺されたと報じた。

ナイロビの商業施設に対するテロ攻撃では少なくとも67人の市民が死亡。米国は昨年10月、海軍特殊部隊をソマリアに送り、テロに関与したとみられるアルシャバブ幹部アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者の拘束作戦を試みたが、失敗に終わっていた。また、ケニアの国連事務所などを攻撃した同グループの別の幹部の拘束作戦を展開し、失敗していた。【大前仁】



 
 
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ソマリア:米軍、過激派幹部への攻撃認める

毎日新聞 2014年01月28日 10時59分(最終更新 01月28日 11時27分)

【ワシントン西田進一郎】米国防総省のウォレン報道部長は27日、米軍が東アフリカ・ソマリアで活動する国際テロ組織「アルカイダ」とイスラム過激派「アルシャバブ」の幹部を標的に攻撃を行ったことを認めた。米メディアが26日、米軍がアルシャバブ幹部の車両を空爆し、殺害したと報じていた。

ウォレン氏は、アルシャバブの主要拠点の一つとされるソマリア南部バラウェの郊外で軍事作戦を実行したことを明らかにしたが、作戦の成否や詳細については言及を避けた。米軍は昨年10月にも、バラウェにあるアルシャバブの指導者宅を急襲したが、幹部を拘束できず、失敗に終わっている。



 
 
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米国:ソマリア攻撃、当局認める

毎日新聞 2014年01月28日 東京夕刊

【ワシントン西田進一郎】米国防総省のウォレン報道部長は27日、米軍が東アフリカ・ソマリアで活動する国際テロ組織「アルカイダ」とイスラム過激派「アルシャバブ」の幹部を標的に攻撃を行ったことを認めた。米メディアが26日、米軍がアルシャバブ幹部の車両を空爆し、殺害したと報じていた。

ウォレン氏は、アルシャバブの主要拠点の一つとされるソマリア南部バラウェの郊外で軍事作戦を実行したことを明らかにしたが、作戦の成否や詳細については言及を避けた。米軍は昨年10月にも、バラウェにあるアルシャバブの指導者宅を急襲したが、失敗に終わっている。



 
 
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ソマリア大統領府襲撃、14人が死亡 アルカイダ系か

asahi.com

2014年2月21日23時56分

ソマリアの首都モガディシオの大統領府で21日、武装集団による襲撃事件があり、少なくとも14人が死亡した。モハムド大統領は無事だという。

AFP通信などによると、大量の爆弾を積んだ車が大統領府のゲートで爆発し、その後に武装集団が入り込んで治安部隊と銃撃戦になった。集団は自爆のための爆弾を体に巻き、手投げ弾などを所持しているという。アルカイダ系イスラム武装勢力「シャバブ」が犯行声明を出し、複数の建物を占拠したとしている。

1991年から内戦が続くソマリアでは中南部の大半をシャバブが実効支配している。アフリカ連合(AU)軍などの掃討作戦でシャバブは2011年にモガディシオから撤退したが、ゲリラ的な攻撃を各地で頻発させている。今月13日にも国際空港付近で国連の車列を狙ったとみられる爆弾テロも起きている。(ヨハネスブルク=杉山正)



 
 
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ソマリア大統領府で銃撃戦…武装集団を「制圧」

【ヨハネスブルク=黒岩竹志】AFP通信によると、ソマリアの首都モガディシオで21日、爆弾を積んだ車が大統領府に突入しようとして爆発、その後、武装集団が敷地内に侵入して銃撃戦となり14人が死亡した。

モハムド大統領は無事で、国家治安相は「治安部隊が完全に制圧した」と語った。イスラム過激派組織アル・シャバブが犯行を認めた。

モガディシオでは、今月13日にも国際空港近くで国連の車列を狙った自爆テロがあり、同通信によると少なくとも6人が死亡した。

(2014年2月21日23時44分 読売新聞)



 
 
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ソマリア大統領府、武装集団が襲撃

nikkei.com

2014/2/21 23:52

【ナイロビ=共同】ソマリアからの情報によると、首都モガディシオで21日、武装集団が大統領府を車爆弾や銃で襲撃した。複数の爆発があり、死傷者が出ているもよう。ロイター通信によると、イスラム過激派組織アルシャバーブが犯行を認める声明を出した。

現地の国連高官は短文投稿サイトで、モハムド大統領から無事だとの電話連絡があったと表明した。

アルシャバーブは近年、以前より弱体化しているが、モガディシオなどでゲリラ攻撃を続けている。隣国ケニアの首都ナイロビで昨年9月、少なくとも67人が犠牲になったショッピングモール襲撃事件の犯行も認めた。



 
 
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イスラム過激派がソマリア大統領府を攻撃

cnn.co.jp

2014.02.22 Sat posted at 09:24 JST

ソマリアは、ソマリランド(黄)とプントランド(緑)、首都モガディシオのあるソマリアの3地域に分かれる

ソマリア・モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで21日、武装集団が大統領府に破壊的攻撃を行った。当局と複数の目撃者が明らかにした。

警官によると、大統領府のゲートで爆発があったのに続き、武装集団と警備員との間で銃撃戦になったという。

ある国連関係者は短文投稿サイト「ツイッター」上で、モハムド大統領から無事を伝える電話があったことを明らかにした。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織で、ソマリアを拠点に活動するシャバブが犯行を認めている。シャバブの広報担当者は、この攻撃で同組織の目的は達成できたと語った。

ソマリアのアブディカリム・フセイン・ゲルド国家治安相によると、この攻撃で少なくとも12人が死亡し、その中には2人の政府関係者とシャバブの戦闘員7人が含まれているという。

ソマリアでは13日にも、モガディシオの国際空港付近で自動車爆弾が爆発し、2人が死亡、4人が負傷する事件が発生しており、この時もシャバブが犯行を認める声明を出した。



 
 
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ソマリア:大統領宮殿に襲撃

毎日新聞 2014年02月22日 東京朝刊

内戦状態が続くアフリカ東部ソマリアからの報道によると、首都モガディシオの大統領宮殿が21日、武装集団に襲撃された。ハッサン・シェイク・モハムド大統領は無事という。政府と対決するイスラム過激派アルシャバブが犯行を認めた。

爆弾を積んだ車が宮殿敷地入り口付近で爆発。その後、武装した男たちが敷地への侵入を試み、治安当局と交戦した。死者が出ている模様だが詳細は不明。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダと密接に連携する組織。ソマリア中・南部の広範囲を一時制圧したが、ソマリア政府軍やアフリカ連合(AU)部隊の攻勢で2011年8月、モガディシオから放逐された。しかしその後はゲリラ戦術を取り、自爆テロ攻撃などを行っている。【ヨハネスブルク】



 
 
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政府がソマリア追加支援 首相表明へ、研修生受け入れ

2014/3/10 0:30

日本経済新聞 電子版

政府は内戦状態が続いてきたアフリカ東部のソマリアに、生活向上や治安分野で追加支援する。安倍晋三首相が13日、来日するハッサン大統領と会談して表明する。国連開発計画(UNDP)などの国際機関を通じて数十億円規模を拠出する方針。2014年度から紛争後の国づくりを担う人材育成のため、テロ対策や水資源管理、産業振興などの分野で研修生を日本で受け入れる。

ケニアやエチオピアなどソマリア周辺の東アフリカは日本企業が有望な市場として期待する地域。日本もソマリアを通して地域情勢をより安定させたい考え。今後、行政能力向上や産業育成に関する技術協力を本格化していく方針だ。

首脳会談では国連改革など国際社会での連携や地域情勢などについても意見交換する。

ソマリアは1980年代から長期にわたり紛争が続いてきた。干ばつによる食糧危機などもあり、周辺海域の海賊の温床にもなってきた。12年に統一政府が樹立、日本も21年ぶりに政府承認した。首相は13年6月に横浜市でのアフリカ開発会議で、直接支援の再開を表明した。

ハッサン大統領は来日中、国際協力機構(JICA)との協議や広島市の視察などをする予定だ。



 
 
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ソマリア:北西部ソマリランドと再統合を モハムド大統領

毎日新聞 2014年03月12日 22時47分(最終更新 03月12日 22時58分)

内戦状態が続くアフリカ東部ソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領(58)が12日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じ、1991年の内戦初期に「独立」を宣言した北西部ソマリランドと再統合に向けて交渉していることを明らかにした。大統領は「時間はかかるが多くの進展がある」と述べ、再統合に期待を示した。

ソマリアは91年に社会主義政権が崩壊してから内戦に突入。2012年に正式政府が発足したが、ソマリランドは一方的に独立を宣言してから分断が続いている。大統領は「ソマリアの国土は分割できない」と独立を承認する考えがないことを強調。「連邦政府に参加するか、自治区になるのかなどは見えていないが、あらゆる可能性を検討している」と述べた。現在は領空の共同管理など「簡単な問題」から話し合いを始めているという。

また、ソマリアを拠点とするイスラム過激派アルシャバブについては「(政府軍などの掃討作戦で)支配領域を失いつつある」と指摘。一方で「軍事力だけでは壊滅できない。職業技術がない若者が海賊や武装組織に取り込まれるので、教育や職業訓練が必要だ」と日本の支援に期待を示した。【金子淳】



 
 
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首相、ソマリアに41億円の支援表明

nikkei.com

2014/3/13 20:07

安倍晋三首相は13日、首相官邸でソマリアのモハムド大統領と会談し、食料や保健などの人道分野や治安確保、雇用創出で4000万ドル(約41億円)の支援を行うと表明した。研修生受け入れなどを念頭に、人材育成の協力を強化する考えも示した。

首相は会談後の共同記者発表で「21年の内戦を乗り越え、国家再建に力強く取り組むことを高く評価する」と強調。大統領は「情勢さえ許せばソマリアの発展に日本の民間企業も関与するようになるだろう」と述べた。



 
 
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ソマリア プントランドにおける人身取引被害者への支援

IOM

IOMは国際児童基金(UNICEF)と女性開発・家族問題省(MoWDFA)と協力し、ソマリアのプントランドにおいて、人身取引被害者への支援と照会に関する研修を実施した。

この研修は、性暴力と子どもの保護を含む保護活動に取り組む国際、及び地元のNGO、プントランドの省庁、国連からの53人に対して行われた。

「プントランドにおける人身取引は、早急な対策が必要です。MoWDFAは被害者を支援するための照会メカニズムとIOMが策定した実施手順を施行するために、関係者との協力を続けます。」とアミナ・モハムド・ヌールMoWDFA児童保護局長は言う。

またアニサ・ハジMoWDFA大臣は、「プントランド政府とMoWDFAは、被害者支援のための照会システムの施行を通じて、関係者間の強力な協力体制が確立されるように努めます。」

プントランドはアフリカの角からの移民の経由地であり、IOMの研究によれば移民の人身取引が大きな問題となっている。

IOMは省庁間の調整のために、プントランド政府内に人身取引対策委員会の設置するのを支援した。IOMはまた、ガロウェで人身取引の案件を捜査するために、警察に人身取引対策部門を設置する支援も行った。

2012年以来、IOMは、プントランド政府と市民団体への資金的・技術的な支援を通じ、計17人の人身取引被害者(うち15人が18歳以下の少女)への直接支援を行った。

「これはほんの氷山の一角であると考えています。人の密輸業が人身取引に変異する複雑な背景があります。人身取引への認識を高め、理解すること、そしてこうした研修を通じてプントランドでの支援ネットワークを強化することで、支援が必要な人たちをより多く発見することができるのです。」と西野裕子IOMソマリア事務所人身取引対策プログラム・マネージャーは言う。

IOMソマリア事務所の人身取引対策事業は、日本と欧州連合の資金援助を受けている。

ソマリア プントランドにおける人身取引被害者への支援



 
 
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「ソマリアの母に会いたかった」 航空機で密航の少年 米

cnn.co.jp

2014.04.23 Wed posted at 10:23 JST

(CNN) 10代の少年がハワイアン航空機の車輪格納部に潜んで米カリフォルニア州からハワイにたどり着いた問題で、この少年は、母親に会うためソマリアに行きたかったと話しているという。当局者が22日、CNNに明らかにした。

少年の身元は公表されていないが、年齢は15歳とされる。現地で保護されて22日午後現在、ハワイの病院に入院している。

当局者によると、少年は20日午前1時過ぎ、米カリフォルニア州サンノゼの空港にフェンスを乗り越えて侵入し、ハワイアン航空45便の車輪格納部に潜り込んだ。同機が離陸したのは同日午前7時55分だった。

同機の行き先は知らないまま、ただ近くにあった機体を選んだとみられる。同機はそのままハワイのマウイ島に到着し、少年は空港で保護された。

少年が通っていたとされるカリフォルニア州サンタクララ高校の生徒によると、少年は数週間前に転校してきたばかりで、ひどく内気で無口だったという。 c少年は狭い車輪格納庫に潜り込み、着陸直後に意識を失ったと話している。約5時間の飛行中、同機は高度3万8000フィート(約1万2000メートル)に達して空気は薄くなり、気温は氷点下に低下。生きていられたのは極めて幸運だったと関係者は指摘している。



 
 
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海自護衛艦、船で漂流中の75人救助 アフリカ東部

asahi.com

2014年4月25日19時27分

アフリカ東部のアデン湾で海賊対処行動をしていた護衛艦「いなづま」が23日にソマリア人とエチオピア人計75人を乗せた長さ10メートル幅2メートルほどの屋根のない船が漂流しているのを見つけて、救助した。防衛省が25日、発表した。

小船は、ソマリアから湾を約400キロ横断してイエメンへ向かう乗合船で、エンジンが壊れて5日ほど漂流していたという。すし詰め状態で脱水症状の人もいた。乗客らをいったん護衛艦に収容し、イエメン海軍に引き渡したという。



 
 
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車輪格納部から出てきた少年、ハワイ当局が映像を公開

cnn.co.jp

2014.05.07 Wed posted at 12:50 JST

(CNN) 米カリフォルニア州に住む少年(15)がハワイ行きの旅客機の車輪格納部に潜り込み、マウイ島までたどり着いて保護された問題で、ハワイ州の運輸当局は6日、空港の防犯カメラがとらえた少年の映像を公開した。

遠く離れた位置からの撮影で画質も荒いが、格納部から飛び降りて滑走路上を歩き回る少年の姿が確かに映っている。

少年は4月20日午前1時すぎにカリフォルニア州サンノゼ空港のフェンスを乗り越え、ハワイアン航空機の車輪格納部に忍び込んだとされる。同機は約6時間後に出発し、約5時間のフライトを経てマウイ島のカフルイ空港に到着した。

少年は飛行中の低温や酸素不足にもかかわらず奇跡的に生き延び、現地の病院で手当てを受けた。サンノゼの警察によると、4日までにカリフォルニア州サンタクララ郡の児童保護センターに保護された。「ソマリアにいる母親に会いたかったが、どの飛行機がどこへ行くのか分からなかった」と話している。

警察は今後、少年から詳しい事情を聴くとしている。不法侵入と判断された場合は、罰金刑が科される可能性もあるという。



 
 
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過激派組織シャバブ、ソマリア国会を襲撃 議員ら21人死傷

cnn.co.jp

2014.05.25 Sun posted at 15:50 JST

ソマリア・モガディシオ(CNN) アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで24日、国際テロ組織アルカイダ系の過激派が国会議事堂を襲撃、少なくとも10人が死亡、議員を含む11人以上が負傷した。

アルカイダ系の「シャバブ」が傘下のラジオ局を通じ犯行を認めた。現場に出動した救急当局者によると、死者には治安部隊要員、公務員や戦闘に巻き込まれたとみられる一般人が含まれる。事件発生を受け、一部の議員は議事堂から退避したという。

3時間以上続いた襲撃の目撃者によると、シャバブの戦闘員は自動ライフル銃、重機関銃や爆発物などで武装。目撃者の警官によると、襲撃犯は爆発物を積んだ車を使い、国会の建物に押し入ろうとした。この際、建物の複数の警備要員が殺害された。

地元警察は、シャバブの戦闘員が自爆などした後、治安部隊が国会の建物を確保したと発表した。治安部隊は複数の戦闘員を殺害したとしている。

襲撃された際、国会内にいた議員によると、シャバブ戦闘員は軍服を着込み、自爆用の爆発物ベルトを着けていたという。

シャバブは厳格なイスラム法統治の国家樹立を目指しソマリア政権軍などと武装衝突し、テロ攻撃も起こしている。シャバブ掃討作戦に加わる隣国ケニアの国内でもテロを引き起こしている。

近年は自爆攻撃の手口が増え、アフガニスタン、イラク両軍事作戦で米軍などと戦った過激派が戦闘員を訓練しているとの見方もある。



 
 
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ソマリア国会で爆発・銃撃戦、警官10人死亡

The Yomiuri Shimbun

2014年05月25日 01時24分

【カイロ=溝田拓士】ロイター通信などによると、ソマリアの首都モガディシオの国会議事堂付近で24日、大きな爆発が2度起きた後に銃撃戦が発生し、少なくとも警察官10人が死亡した。

同国拠点のイスラム過激派組織アル・シャバブが犯行声明を出した。

2014年05月25日 01時24分



 
 
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ソマリア:武装集団が議会襲撃、少なくとも10人死亡

毎日新聞 2014年05月25日 19時27分

【ヨハネスブルク服部正法】ロイター通信によると、アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで24日、議会の建物が武装集団に襲撃され、少なくとも治安当局者10人が死亡した。イスラム過激派アルシャバブが犯行声明を出した。

爆弾を積んだ車や自爆攻撃、銃の乱射による襲撃で、議員4人が負傷し、襲撃者7人が死亡したという。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダと密接に連携する過激派。ソマリア国内から隣国ケニアに浸透しており、ナイロビで昨年9月、高級ショッピングモールを襲撃し、67人が死亡した。



 
 
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ソマリア:議会襲撃され17人死亡

毎日新聞 2014年05月26日 東京朝刊

ロイター通信によると、アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオで24日、議会の建物が武装集団に襲撃され、少なくとも治安当局者10人が死亡した。イスラム過激派アルシャバブが犯行声明を出した。爆弾を積んだ車や自爆攻撃、銃の乱射による襲撃で、議員4人が負傷し、襲撃者7人が死亡した。【ヨハネスブルク】



 
 
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米政府、ソマリア大使を近く指名へ

cnn.co.jp

2014.06.05 Thu posted at 19:17 JST

(CNN) 米国務省のシャーマン次官は5日までに、オバマ大統領が近く駐ソマリア大使を指名する方針を明らかにした。次官は候補者などの詳細には触れなかったが、指名されれば米国にとっては二十数年ぶりの駐ソマリア大使となる。

シャーマン次官は、大使任命は両国間の関係深化を反映する措置などと説明した。

次官はただ、ソマリアの首都モガディシオにごく近い将来、米大使館を開設する計画はないと指摘。新たな大使は隣国ケニアの首都ナイロビにある米大使館を拠点にし、モガディシオ訪問などの任務をこなすことになるとした。ナイロビ駐在の米大使館では十数人のソマリア担当の外交官らがいる。

モガディシオではアルカイダ系過激派シャバブと政府軍の戦闘が依然続く不安定な治安情勢にあり、先月には国会議事堂が襲われる事件も起きた。

米国とソマリアは1991年、ソマリアのバーレ政権が崩壊した後、それぞれ駐在大使館を閉鎖。ソマリアではこれ以降、軍閥などが入り乱れる内戦が起きていた。

ただ、欧米諸国は2012年、文民出身のハッサン・シェイク・モハムド氏が大統領に当選後、ソマリアとの関係再構築に乗り出し、米政府は13年にモハムド政権を承認した。英政府もモガディシオ空港に外交代表部を設置している。



 
 
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ソマリア過激派がまた国会議事堂襲う、車爆弾など 多数死傷

cnn.co.jp

2014.07.06 Sun posted at 15:00 JST

モガディシオ(CNN) アフリカ東部ソマリアの警察当局者は5日、武装勢力が同日、首都モガディシオにある議会議事堂を襲撃、6人が死亡、12人が負傷したと述べた。

同国に拠点があるアルカイダ系の過激派「シャバブ」が犯行を認める声明を出し、警官数十人を殺害したと主張した。今後も同国各地で政府庁舎への襲撃を続行するとも宣言した。

地元警察の報道担当者は、議事堂襲撃での死傷者は増える恐れがあると述べた。犯行には爆弾を積んだ車両が使われた。議事堂警備の軍兵士が近づく車両を止めたところ、起爆したという。

死亡者には子ども2人、警官3人に襲撃犯の1人が含まれる。負傷者のうち7人は治安要員だった。

襲撃犯の総数は伝えられていない。シャバブは今年5月下旬にも議事堂を襲い、複数の警備要員らが殺害されていた。

ソマリア政府軍との交戦を続けるシャバブは同国内外で多数のテロ事件を引き起こしている。昨年秋には隣国ケニアの首都ナイロビにあるショッピングモールを襲って67人を殺害、200人を負傷させていた。



 
 
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東アフリカ、干ばつと紛争で1400万人が食糧不足 国連

AFPBB News

2014年08月10日 17:16 発信地:ナイロビ/ケニア

【8月10日 AFP】国連(UN)は8日、東アフリカでは過去60年で最悪とされた2011年の干ばつの後も、雨不足と複数の紛争により、1400万人以上が食糧支援を必要とする状況に置かれていると発表した。

2011年の干ばつではソマリアの一部地域で飢餓宣言が出され、食糧不足で25万人以上が死亡し、東アフリカの4か国で合わせて約1200万人が干ばつの影響を受けた。ソマリアの死者の約半数は子供だった。

国連によると、現在の状況は2011年の惨状には程遠いが、それでもエチオピアで約270万人、ケニアで約130万人が緊急支援を必要としており、その多くが隣国ソマリアからの難民だという。また、ジブチでも約12万人が支援を待っている。

スーダンでは約500万人が危機的状況にあり、南スーダンでは約350万人が困難に直面している。ブルンジ、ルワンダ、ウガンダも支援が必要な状況にある。(c)AFP



 
 
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武装集団が刑務所を襲撃、12人死亡 ソマリア

cnn.co.jp

2014.09.01 Mon posted at 15:21 JST

(CNN) ソマリアの首都モガディシオで31日、重警備の刑務所が武装集団に襲われ、実行犯7人と警備員ら5人が死亡した。

目撃者がCNNに語ったところによると、武装集団は政府軍の制服を着て刑務所の正門に近付き、車に仕掛けた爆弾を起爆。その後発砲しながら建物に向かった。これに警備員らが反撃して銃撃戦となった。

同国の情報相は声明で、刑務所の警備員が犯行を阻止し、7人を殺害したと述べた。治安当局者がCNNに語ったところによると、一方で警備員3人と一般市民2人が死亡、15人が負傷した。

同国のイスラム過激派組織、シャバブがラジオを通して犯行声明を出した。

襲われたのは、大統領府の近くに位置する国家情報治安機関(NISA)の地下刑務所で、シャバブのメンバーら数百人が収監されている。シャバブの狙いは、死刑囚となった仲間を解放することだったとみられる。

情報相は「モガディシオの治安強化に反対するテロ集団の犯行だ」「これを阻止することで、われわれの部隊の勇敢さを証明できた」と述べた。

シャバブはイスラム原理主義国家の樹立を主張し、ソマリア国内や隣国ケニアでテロ攻撃を繰り返している。



 
 
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米、ソマリア過激派に軍事作戦を実施

cnn.co.jp

2014.09.02 Tue posted at 12:06 JST

(CNN) 米軍は1日、ソマリアでイスラム過激派組織「シャバブ」に対する軍事作戦を実施した。国防総省のカービー報道官が発表した。

同報道官は「作戦の成果を調べている。しかるべき時期に詳細を発表する」と述べた。

シャバブはイスラム原理主義国家の樹立を主張し、ソマリア国内や隣国ケニアなどでテロ攻撃を繰り返している。

米政府は2008年3月にシャバブをテロ組織に指定。過去1年間に少なくとも2回、ソマリアでシャバブ指導者を狙った作戦を実施している。

また、アフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)が同日発表したところによると、ソマリア軍はAMSOMの援護を受けて、シャバブ支配下の複数の主要な町を奪還した。声明によると、シャバブはほとんど抵抗せずに逃走したという。

首都モガディシオでは先月31日、国家情報治安機関(NISA)の刑務所がシャバブの集団に襲われ、警備員3人と一般市民2人が死亡、15人が死亡した。



 
 
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米軍:ソマリアでイスラム過激派に軍事作戦

毎日新聞 2014年09月02日 12時41分

【ワシントン西田進一郎】米国防総省は1日、東アフリカ・ソマリアでイスラム過激派「アルシャバブ」に対する軍事作戦を行ったことを明らかにした。同省のカービー報道官は声明で「軍事作戦の結果を評価している」とするにとどめ、詳細は明らかにしていない。

アルシャバブは、ソマリアを拠点に活動しているアルカイダ系組織。昨年9月に隣国ケニアの首都ナイロビで起きた商業施設へのテロ攻撃との関与が疑われていた。米軍は今年1月にアルシャバブの主要拠点の一つとされるソマリア南部バラウェに近いへき地で、幹部を標的に攻撃を実施。昨年10月にもバラウェにあるアルシャバブの指導者宅を急襲している。



 
 
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米軍、ソマリアで過激派を爆撃

nikkei.com

2014/9/3 1:21

【ワシントン=川合智之】米国防総省のカービー報道官は1日、アフリカ東部のソマリアで、イスラム過激派アルシャバーブに対する軍事作戦を実行したと発表した。作戦の結果は評価中としている。AP通信などによると、作戦はアルシャバーブ幹部を狙ったもので、米軍無人機が車両2台を爆撃した。アルシャバーブは昨年9月にケニアの商業施設を襲撃し、少なくとも67人が死亡。同10月には米軍特殊部隊がアルシャバーブ拠点を急襲した。



 
 
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米国防総省:ソマリアの過激派攻撃 最高指導者が標的

毎日新聞 2014年09月03日 11時05分(最終更新 09月03日 11時15分)

【ワシントン西田進一郎】米国防総省のカービー報道官は2日の記者会見で、米軍が1日に東アフリカ・ソマリアでイスラム過激派「アルシャバブ」に対して実施した軍事作戦は、最高指導者アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者を狙った空爆だったことを明らかにした。ただ、詳細やゴダネ容疑者の生死などは明らかにしなかった。

カービー氏によると、現地時間1日午後6時20分ごろ、ソマリアの首都モガディシオの南で、米軍の特殊作戦部隊が有人・無人機両方を使い、数発の空対地ミサイルとレーザー誘導弾でアルシャバブの野営地1カ所と車両1台を攻撃、破壊した。

カービー氏は作戦がゴダネ容疑者を狙ったもので、「我々が狙っていたものに当たったと確信している」としたが、ゴダネ容疑者の生死については言及を避けた。ただ「死亡していれば、アルシャバブの組織、テロ攻撃を実行し続ける能力などへの大打撃になる」と話した。

ソマリアの隣国ケニアでは昨年9月、首都ナイロビの商業施設へのテロ攻撃が発生し、ゴダネ容疑者がアルシャバブの関与を表明。米軍は翌10月、海軍特殊部隊をソマリアに送り、事件を首謀した疑いが強いゴダネ容疑者の拘束作戦を実施したが、失敗した。



 
 
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米軍、ソマリアで軍事作戦 アルカイダ系指導者を標的に

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2014年9月3日13時56分

米国防総省は2日、内戦が続くアフリカ東部のソマリアで、米軍が1日にアルカイダ系イスラム武装勢力「シャバブ」の指導者アハメド・ゴダネ容疑者を狙った軍事作戦を実施したと発表した。

同省によると、現地時間午後6時20分ごろ、首都モガディシオの南部で、特殊部隊が無人機などを使って野営地と車1台を破壊した。ゴダネ容疑者は昨年9月、ケニアの首都ナイロビで起きた大型商業施設の襲撃事件で犯行声明を出していたという。いくつかのテロ事件を首謀したとして米国から手配されている。

一方、シャバブのメンバーは2日、AP通信に対し、作戦で戦闘員6人が死亡し、攻撃された2台の車の1台に指導者が乗っていたことを明らかにした。指導者の生死については明かしていない。

シャバブは、国際社会の支援を受けるソマリア政府の転覆を狙って各地でテロ活動を展開している。米軍は昨年10月にも、海軍の特殊部隊を使ってシャバブの拠点を攻撃。指導者の身柄拘束を狙った対テロ作戦を実施していた。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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米国:ソマリア過激派の最高指導者狙い空爆

毎日新聞 2014年09月04日 東京朝刊

米国防総省のカービー報道官は2日の記者会見で、米軍が東アフリカ・ソマリアでイスラム過激派「アルシャバブ」に対して1日に行った軍事作戦は、米国が指名手配している最高指導者アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者を狙った空爆だったことを明らかにした。ゴダネ容疑者の生死などは明らかにしなかった。

カービー氏によると、空爆は現地時間1日午後6時20分ごろ、ソマリアの首都モガディシオの南で、米軍の特殊作戦部隊が有人機と無人機を併用して、数発の空対地ミサイルとレーザー誘導弾でアルシャバブの野営地1カ所と車両1台を破壊した。

ソマリアの隣国ケニアでは昨年9月、首都ナイロビの商業施設を襲撃したテロ事件で、ゴダネ容疑者がアルシャバブの関与を表明。米軍は翌10月、海軍特殊部隊をソマリアに送り、事件を首謀した疑いが強いゴダネ容疑者の拘束作戦を実施したが、失敗した。【ワシントン】



 
 
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ソマリアの軍事作戦で過激派指導者を殺害、米国防総省が確認

cnn.co.jp

2014.09.06 Sat posted at 15:47 JST

(CNN) 米国防総省は5日、米軍がアフリカ東部ソマリアで今月1日に実行したアルカイダ系過激派「シャバブ」を標的にした軍事作戦で、同組織指導者のアハメド・ゴダネ容疑者の死亡を確認したと発表した。

同省のカービー報道官は、容疑者を戦闘現場から排除したことはシャバブにとって象徴的な意味合いや作戦遂行上で大きな損失になると述べた。

米軍特殊部隊による軍事作戦は容疑者の居場所を示す信頼度の高い情報を得て、現地時間の1日午後6時20分ごろ、首都モガディシオの南部で行われた。現場がある地方行政幹部によると、攻撃はバラウェ港近くで実施された。

カービー報道官によると、作戦には無人機を含む航空機が使われ、「ヘルファイア」ミサイルやレーザー誘導ミサイルを複数発射。作戦終了後の背景説明では、野営地と車両を破壊したとし、米軍の地上部隊は出動しなかったと述べていた。ソマリアの情報機関当局者は、発射されたミサイルは少なくとも4発と明かした。

一方、シャバブは米軍の攻撃終了後、ツイッター上で1人が死亡したが、同指導者ではないなどと主張していた。

ムクタル・アブ・ズベイルの別名でも知られる同容疑者は37歳とされ、2008年に指導者に就任。厳格なイスラム法による国家樹立を目指す組織の活動方針を昨年変更し、ソマリア政府を支持する近隣諸国などにテロ攻撃を仕掛ける戦術の導入を主導したともされる。

隣国ケニアの首都ナイロビで昨年9月に発生した大型商業施設の襲撃事件の首謀者とされる。アルカイダとの共闘を正式に決めた人物だった。

米国は昨年、同容疑者の所在先の情報提供について最大で700万ドルの報奨金を約束していた。



 
 
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米、ソマリアでイスラム過激派指導者を殺害

The Yomiuri Shimbun

2014年09月06日 12時14分

【ワシントン=今井隆】米国防総省は5日、米軍が1日にソマリアで行った軍事作戦により、アル・カーイダ系イスラム過激派組織「アル・シャバブ」指導者のアハメド・アブディ・アウ・モハメド(別名アハメド・ゴダネ)司令官(37)を殺害したことを確認したと発表した。

1日の軍事作戦は米特殊部隊により首都モガディシオ南方で実施され、有人機と無人機が空対地ミサイルやレーザー誘導兵器でアル・シャバブの野営地と車両を破壊した。

アーネスト米大統領報道官は声明を発表し、「アフリカで最大のアル・カーイダ系組織であるアル・シャバブにとって、極めて象徴的な喪失であり、軍事作戦上の損失だ」と殺害の成果を強調した。同司令官は2008年、空爆で死亡した前指導者の地位を引き継ぎ、ソマリア内外における凶悪なテロ攻撃を指揮してきたとされる。

2014年09月06日 12時14分



 
 
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アルシャバブ:最高指導者ゴダネ容疑者死亡 米軍事作戦で

毎日新聞 2014年09月06日 11時40分(最終更新 09月06日 14時43分)

◇米国防総省が明らかに

【ヨハネスブルク服部正法、ワシントン西田進一郎】米国防総省のカービー報道官は5日、米軍が1日に東アフリカ・ソマリアで行った軍事作戦で、イスラム過激派アルシャバブの最高指導者、アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者が死亡したことを明らかにした。カービー氏は声明で「アルシャバブにとって象徴的かつ作戦上の損害になる」と意義を強調。アルシャバブには大きな痛手で、弱体化や組織分裂につながる可能性もある。

米軍は1日、ソマリアの首都モガディシオの近郊で、ゴダネ容疑者を標的とした空爆攻撃を実施し、アルシャバブの野営地などを破壊した。しかし、ゴダネ容疑者の生死については明言していなかった。カービー報道官は5日の声明で「米軍が9月1日に実施した作戦がゴダネ容疑者の死亡につながった」と発表した。

ソマリアでテロ攻撃を続けるアルシャバブの内部では、ソマリアのイスラム国家化を目指す「国内派」と国際テロ組織アルカイダとの関係を深めて「聖戦」を展開する「国際派」があったが、ゴダネ容疑者は「国際派」。ゴダネ容疑者が組織の実権を把握したことでアルシャバブは「アルカイダ化」が進んだとされる。

アルシャバブは昨年9月、外国人が多数集まるケニアの商業施設を襲撃したが、事件はゴダネ容疑者が計画に大きく関与した可能性が指摘されていた。



 
 
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ソマリア過激派、新指導者の選出発表 米軍の前任者殺害で

cnn.co.jp

2014.09.07 Sun posted at 14:14 JST

ソマリア・モガディシオ(CNN) アフリカ東部ソマリアに拠点があるアルカイダ系過激派「シャバブ」は6日、米軍の作戦でアハメド・ゴダネ指導者が殺害されたことを受け、新たな指導者が選出されたと発表した。

シャバブの報道担当者が、同組織系のメディアに載せた音声メッセージで明らかにした。これによると、新たな指導者はアハメド・オマール・アブ・ウバイダーで、低位の司令官との肩書が伝えられた。シャバブの3代目の指導者となる。

報道担当者は、ゴダネ容疑者の死亡を初めて認めながらも組織のテロ作戦が終了するわけではないと主張した。米軍の作戦で司令官2人も死亡したことも明らかにした。

米軍特殊部隊による軍事作戦は容疑者の居場所を示す信頼度の高い情報を得て、現地時間の今月1日午後6時20分ごろ、首都モガディシオの南部で行われた。現場がある地方行政幹部によると、攻撃はバラウェ港近くで実施された。

米国防総省のカービー報道官によると、作戦には無人機を含む航空機が使われ、「ヘルファイア」ミサイルやレーザー誘導ミサイルを複数発射。作戦終了後の背景説明では、野営地と車両を破壊したとし、米軍の地上部隊は出動しなかったと述べていた。ソマリアの情報機関当局者は、発射されたミサイルは少なくとも4発と明かした。

ゴダネ容疑者の殺害を受け、ソマリア内で報復攻撃が起きるとの懸念が強まっている。同国南西部の2カ所では6日、イスラム武装勢力がアフリカ連合(AU)の平和維持軍の車列を攻撃する事件が発生。現場近くの町の行政幹部によるとAU軍が最終的に撃退し、辺り一帯を確保したという。死傷者の有無は伝えられていない。



 
 
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AU軍兵士がソマリア女性に性暴力 人権団体が報告

cnn.co.jp

2014.09.10 Wed posted at 14:46 JST

(CNN) 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは8日、ソマリアの女性たちの間でアフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)の兵士らによる強姦や性的暴行の被害が相次いでいるとの報告書を発表した。

報告書によると、ウガンダやブルンジの兵士らはソマリア人の仲介者を通し、人道支援を装うなどさまざまな手口で、成人女性や少女らに性行為を強要したり、性的暴行を加えたりしている。

調査では被害を受けた女性21人から話を聴いた。ある少女(15)は病気の母親のために薬を入手しようと基地を訪れた際、ブルンジ兵に強姦されたという。

AMISOMは、ソマリア軍によるイスラム過激派組織「シャバブ」の掃討作戦を援護し、人道支援に協力することなどを任務として同国に駐留している。

アフリカ連合(AU)は報告書の発表を受けて「懸念」を表明し、徹底調査を約束した。しかし一方で、報告書は「偏った不正確な見方」に基づいていると反論。「少数の事例を一般化して結論を導き出している」と批判した。

これに対してヒューマン・ライツ・ウォッチは、「デリケートな問題なので被害者や目撃者の証言を得るのが難しく、暴力がどこまで広がっているかについては見解を示さなかった。しかしこの内容自体に重大な懸念を抱いている」と述べ、AMISOM参加国や対ソマリア支援国による迅速な対応を求めた。

ソマリアの首相府は9日の声明で「深刻な疑惑」への懸念を表明し、政府主導でただちに徹底調査を実施すると述べた。



 
 
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女性もっと輝くには 国際シンポ出席者に聞く

2014/9/18 0:09

日本経済新聞 電子版

女性が活躍できる社会の構築は世界の多くの国が抱える課題だ。14日まで都内で開かれた「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」で講演した各国の識者に、前進するための処方箋を聞いた。(聞き手は国際アジア部 外山尚之、寺井浩介)

■ソマリア女性センター代表 シュクリア・ディニ氏

内戦が20年以上続いたソマリアで問題なのは貧困や暴力だけではない。女性に十分な機会が与えられていない。血縁で結びついた氏族(クラン)を基礎とする国家システムは男性が独占的に運営しており、政策に女性の声が反映されていない。

国家再建には女性差別につながるクランによる国家運営ではなく、選挙による民主主義を実現する必要がある。国際社会はソマリアの復興を支援しているが、いまのシステムのままでは女性の役割が変わらない。国際社会の行動を求めたい。

私たちは内戦で多くを失った。だが、国民全員の参加で新しい国や制度をつくり直す機会に恵まれた。国民の半数である女性の力を引き出すことでよりよい国をつくりたいと思う。

これからは調査や教育を通じ、ソマリアの女性を取り巻く課題を世界に訴えていくつもりだ。

■ノーベル平和賞受賞者 タワックル・カルマン氏

(2011年に中東のイエメンで民主化運動を率いノーベル平和賞を受賞したが)革命はなお途上だ。13年3月から14年1月まで、イエメンの将来を議論する国民対話を開いた。2カ月以内に新憲法案をまとめ、国民投票にかけられるだろう。

国民対話の議長団の一員を務めたが、参加者の3割が女性だった。経済や女性の権利など、多くの分野で成果があった。

女性に民間企業や政界で活躍する機会を与えるべきだ。女性たちがどれほど強い存在なのか男性は気づくはずだ。

安倍晋三政権が進める「ウーマノミクス」はよい取り組みだ。政界の女性を増やす「ウーマンティクス」(「ウーマン」と「ポリティクス」を合わせた造語)を導入してはいかがだろうか。日本の女性は賢く活発で、議会や内閣で最高の地位に就くことがふさわしい。

■フランス女性権利担当相 パスカル・ボワタール氏

フランスの省庁や企業で責任ある地位の3割を女性が占める。2017年までに一部の民間企業でこれを4割に引き上げるという目標が法律に明記されている。だが「男が働き、女は家事」という固定観念は根強い。

映画やアニメでも「王子様を待ち望む女の子」のような設定が頻繁に出てくるが、これはやめてもらいたい。仏の「視聴覚最高評議会」という機関は、男性と女性の固定化したイメージを払拭しようとしている。

古い家族観を変えるには子どものころからの教育が大事だ。男女は同等に働け、育児に参加できることを教えることが大切だ。教科書に男女差を強調する記述があれば削除しなければならない。

選挙で政党は男女平等の候補者リストの提出が義務付けられている。違反した政党は経済制裁が科される。



 
 
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ソマリア:モガディシオ 癒えぬアルシャバブ支配の傷

毎日新聞 2014年09月22日 20時21分(最終更新 09月22日 22時54分)

インド洋の陽光と青い空の下、かつての政府機関や高級ホテルの廃虚が続く。東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオ。2011年にイスラム過激派アルシャバブが首都から撤退し、少しずつ復興が進む。だが今月、首都南方を米軍が空爆しアルシャバブの最高指導者を殺害すると、すぐ報復攻撃が起き、住民12人が巻き込まれて死亡した。首都の人々は、激烈な過激派支配の傷が癒えぬまま、恐怖におびえている。【モガディシオで服部正法】

今月中旬、モガディシオに入ると、海岸で若者らが水浴びやサッカーを楽しんでいた。アルシャバブが一帯を占領していた頃は、一切の娯楽が禁じられていた。地元の非政府組織職員、カリードさん(32)が話しかけてきた。「昔は斬首された住民の頭部がたびたび路上に並べられた。でも今は自由だ。一緒に泳ごう」。誘う声に喜びを感じた。

ソマリアは1991年から内戦が続き、08年ごろから国際テロ組織アルカイダと連携したアルシャバブが中・南部を制圧。中東の「イスラム国」のように、占領地で圧政を敷くイスラム過激派が目立つが、その先駆けがアルシャバブだ。

首都の治安は今も悪い。最近も1人でいたトルコ人男性が狙撃され死亡。取材に小銃を抱えた複数の護衛が欠かせない。「ソマリアは危険だというイメージを植え付け、勢力を誇示するため」(地元記者)だけの理由で殺すのだという。

7月には大統領宮殿も襲撃された。アルシャバブの協力者が、宮殿で手引きしたとみられる。ホテルで働くモハメドさん(26)は「住民は情報を持っていても当局に告げるのが怖い。政府に住民を守る十分な力はない」。撤退後もアルシャバブは地域に根を張り、恐怖が植え付けられている。

ソマリアでは弱体化しつつあるアルシャバブだが、隣国ケニアでたびたびテロを引き起こす。逃げて拡散する過激派の封じ込めは、極めて難しいのが実情だ。



 
 
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ソマリア海賊、米ジャーナリストを2年ぶり解放

cnn.co.jp

2014.09.24 Wed posted at 17:13 JST

(CNN) アフリカ東部ソマリアで2年以上前から海賊に拘束されていた米国人ジャーナリスト、マイケル・スコット・ムーア氏が解放された。同氏の家族とソマリア当局者が23日、CNNに語った。

ソマリア中部ムドゥグ地方の知事によると、ムーア氏の解放は地元の長老たちの交渉で実現した。本人は心身ともに疲れ果てているという。同地方のガルカヨの空港から飛行機に乗ったとされるが、行き先は公表されていない。

米カリフォルニア州に住む同氏の母、マーリス・サンダースさんは「言葉で言い表せないほど」と喜びを語った。

サンダース氏は米誌パシフィック・スタンダードの契約コラムニストで、ソマリア情勢をよく取り上げ、同国の海賊についても調べていた。

同誌電子版の編集者は「報道機関としてムーア氏誘拐の記事を書きたかったが、連邦捜査局(FBI)や国務省から、同氏の知名度が上がれば解放はさらに難しくなると止められていた」と話した。

ムーア氏は、欧州の密漁がソマリア人を海賊行為に駆り立てているとの見方を示唆するなど、海賊側の立場にも理解を示すことができる人物だったという。

身代金が支払われたかどうかという質問に対して、ムドゥグ地方の知事は「知らない」と語り、サンダースさんはコメントを控えると述べた。

米国務省は2012年1月、ムーア氏の家族と連絡を取っていたことを認め、ケニヤやソマリアの関係先と接触して情報収集に努めていると説明していた。



 
 
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荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/上 暴力連鎖の「産物」 テロを続けるアルシャバブ

毎日新聞 2014年10月02日 東京朝刊

世界各地の若者たちが今、イラク・シリアの「イスラム国」などイスラム過激派に身を投じている。アルシャバブとの戦いが続くソマリアで、激烈な過激派支配の実態を追った。【モガディシオで服部正法】

長年の内戦の爪痕であるくすんだ廃虚群を抜けると視界が開けた。インド洋だ。東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオの魚市場は、取れたての魚を売る男たちの威勢の良い声が満ちていた。「今までで一番の盛況です」。10歳の時から市場で働く仲買人の男性(28)が笑顔で言った。

2011年にイスラム過激派アルシャバブが撤退した首都は、少しずつ正常化に向け動き出している。9月1日には米軍が首都南方を無人機などで空爆し、アルシャバブのアフメド・ゴダネ指導者を殺害。「彼らには大きな痛手でしょう。状況は良くなると思います」。男性の声は平和への期待にはずんだ。

ソマリアの歩みはまさに荒廃の歴史だ。独裁政権が1991年に崩壊し、軍閥同士の内戦に突入。血で血を洗う凄惨(せいさん)な戦いで人々の心は荒れた。そこに入り込んだのがイスラム原理主義勢力だ。軍閥や暫定政府を打ち破り、06年に首都を制圧。イスラム法に基づく支配を固め、いったん首都の秩序を回復した。

だが「テロとの戦い」を続ける米国は、国際テロ組織アルカイダの関与が疑われるソマリアの原理主義勢力を警戒。隣国エチオピアが米国の後ろ盾を得て06年12月に軍事介入し、原理主義勢力を首都から放逐した。

米国の狙い通りと思われたが、混乱は収束しなかった。原理主義勢力から分派したより過激なアルシャバブがアルカイダとの連携を深化。逆に国土の多くを制圧した。

今、モガディシオや主要都市こそ政府が奪還したが、地方にはアルシャバブの占領地が広がる。首都でも勢力を誇示するように自爆テロが頻発し、街では護衛を付けた人々がすれ違う。「外国人が一人で外を歩けば狙撃されるか、身代金目的で拉致されるね」と、地元記者(45)は事も無げに言う。

塀に囲まれた砂地にコンクリート造りの教室が並ぶ首都のホープ大。アブドルカリム学長は「アルシャバブはエチオピア介入の副産物。(介入に反発する)ソマリア人の民族主義を利用し勢力を伸ばした」と見る。

モガディシオでは米軍の空爆を歓迎する声もあるが、学長は「戦いは罪のない者も殺し、暴力が暴力を呼ぶ。憎しみの産物が過激派だ」と、軍事力による過激派せん滅には否定的。過激派に勧誘されやすい若者に対する教育や、自立支援が急務だとしてこう訴えた。「最も重要なのは若者たちに希望を与えることだ」



 
 
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荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/中 歌や踊りも虐殺の理由

毎日新聞 2014年10月03日 東京朝刊

「多くの若者を勧誘し、戦闘で死なせたことを深く後悔しています」。廃虚が目立つソマリアの首都モガディシオのホテルで、アルシャバブの元メンバー、アブドルカデルさん(48)がそう言って目を伏せた。

南部キスマユで子供たちにイスラム教を教えていたアブドルカデルさんに、アルシャバブの前身組織が声を掛けてきたのは2005年のことだった。

「布教にとても良い場所ですね」。男たちの言葉に最初はとまどったアブドルカデルさんだったが、一人の男の熱心さに次第にほだされた。「軍閥同士、(ソマリ人の中の)氏族同士の争いによる内戦はもう終わります。これからはイスラムの教えを広め、イスラム法による統治を広げるための別の戦いが必要になります」

男の言葉に共感し、組織へ若者を勧誘するようになった。この男こそ、9月1日に米軍の空爆で死亡したゴダネ指導者の後を継ぎ、アルシャバブを率いるウマル新指導者その人だった。戦闘には参加せず、教育担当として関わったアブドルカデルさん。しかし次第に「住民を次々殺害し、略奪する」組織に疑念を抱くようになった。

あるとき組織内で最も親しい友人に「こんな所業はイスラム教徒のすることではない」と漏らした。すると「二度とそんなことを口にするな。他の連中の耳に入ったら、喉をかき切られるぞ」と警告された。やがて、疑念は確信へと変わった。

ある村で夜、伝統的な歌や踊りを楽しむ村人の声が聞こえた。するとアルシャバブの地域司令官が急行し、その場にいる人たちを銃で皆殺しにした。「なぜ殺したのかと聞くと司令官は『これがアルシャバブのルールだ』と言うだけだった」。イスラム国家の樹立を目指し、厳格な法令を敷いて娯楽も禁じたアルシャバブ。自分の力を誇示するように簡単に人も殺す。

「高度なイスラム教育を受けていないので、勉強したい」。アブドルカデルさんは上層部に掛け合い、組織と距離を置いた。そしてある日、政府側の地域に入境。以後は政府機関で働いている。

その後、アルシャバブは国際テロ組織アルカイダとの連携を強化。ゴダネ指導者は、自分に忠誠心が極めて高い精鋭たちで情報部門を固め、組織内の基盤を盤石にした。

09年ごろには首都の一部を含めソマリア中・南部の広い範囲を一時制圧。しかし、アフリカ連合(AU)部隊や暫定政府軍の攻勢で11年に首都を追われ、主要都市も失った。この間の激しい戦闘や今も続く自爆テロなどで、多くの若者が犠牲になった。

アブドルカデルさんは、今後のアルシャバブについて「独裁者を欠いた組織はバラバラになり、内部対立が起きるだろう」と予測。「指導者の死は、アルシャバブの終わりの始まりだ」と期待を込めた。【モガディシオで服部正法】



 
 
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荒廃の果てに:ソマリア・イスラム過激派との戦い/下 支援拒み、干ばつ被害拡大

毎日新聞 2014年10月04日 東京朝刊

ソマリアの首都モガディシオのど真ん中。国会議事堂のすぐ傍らに、約3000家族が暮らすテント群がある。汚水でぬかるむ地面の上に、破れかけのビニールシートで覆われたみすぼらしい仮住まい。水道も電気も引かれていない。子供の表情が明るいのが救いだ。

2010年、ソマリアを含む「アフリカの角」と呼ばれる地域を過去60年間で最悪の規模とされる干ばつが襲った。内戦状態で中央政府が機能しないソマリアは、事態が最も切迫し、国連は11年7月にソマリアの2地域について、人々に甚大な被害が出る「飢饉(ききん)」を宣言した。

国連食糧農業機関(FAO)などのまとめでは、10〜12年にソマリアで飢えにより約25万8000人が死亡し、そのうち約半数が5歳未満の子供たちだったという。キャンプで暮らすのは、主にこのときの干ばつと飢饉から逃れ、辛くも首都にたどり着いた避難民だ。

被害が拡大した背景には、南部の広い範囲を占領するイスラム過激派アルシャバブの存在があった。外国人や国際機関を敵視するアルシャバブは、国際社会からの支援を拒み、援助活動を妨害し続けたのだ。

「彼らは地域に入ってくる援助物資の食料を途中で奪った。地元の商人がなんとか物資を手に入れて売ろうとすると、それを取り上げて燃やしたりもした。物資が届かないため、地域で取れる穀物などでしのぐしかなく、困窮がひどかった」。キャンプでアリさん(30)が振り返った。

干ばつ以外でも、アルシャバブの支配は激烈だった。「アルシャバブのメンバーに殴られるのは日常茶飯事。夫だけ脱出したのがばれると、無理やり戦闘員の妻にされることがあった」

首都に避難できたアリさんだが、苦難はその後も続いた。国会議事堂周辺でアルシャバブの攻撃に巻き込まれ、足など4カ所を撃ち抜かれたことがあった。今も生々しい傷痕が手足に残る。今年6月ごろには、けがをした息子を市内の病院に連れて行ったところ、その病院を狙った爆弾テロに遭遇し、妻が腹部などに大けがをした。

「アルシャバブは人の生命や平和には敬意を払わず、進歩や技術などに逆行することをしている。国際社会が一致して、彼らを滅ぼしてほしい」。そう強い口調で言った。

ソマリアでは今、再び飢饉の危機が迫っている。国連人道問題調整事務所の高官は今年7月、前回の飢饉と同じ兆候があると警告し、国際社会の行動の必要性を訴えている。【モガディシオで服部正法】



 
 
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内乱のソマリアに初の「ATM」登場、情勢安定化の象徴か

cnn.co.jp

2014.10.11 Sat posted at 16:27 JST

(CNN) イスラム過激派などとの交戦が続くアフリカ東部ソマリアの首都モガディシオに今年9月下旬、同国初の現金自動出入機(ATM)が登場した。ただ、貧困国だけにクレジットカードなどを保有する住民は極めて乏しく、利用頻度は限られているようだ。

しかし、イスラム過激派の勢力衰退も最近指摘され、ATMの初登場は国内情勢の安定などが進む象徴とも受け止められている。

設置場所は同市南西部にある国際空港から約300メートル離れた高級ホテル「ジャジーラ・パレス」内。米ドル紙幣を提供するATMを運用するのは地元銀行で、近い将来には他の外国通貨も扱う計画。

アフリカ開発銀行によると、モガディシオでは米ドルが広く流通し、商談の決済にも使われている。地元通貨は「シリング」だが、数十年にわたる内乱の影響でその価値は減少の一途だ。

同ホテルの支配人によると、ATMの利用客も見られるが、その数はまだ少ない。客の大半はソマリアにATMが存在していることを知らなかったとしている。

英大学ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究者は、今回のATM設置は、居住先の海外で銀行口座を持つソマリア系人の客獲得が狙いと指摘。地元住民の利用増加はまだ先の話と分析している。

ソマリア本土でのATM誕生は初めてだが、1991年に独立を一方的に宣言した北部の「ソマリランド」のハルゲイサ市には今年3月に登場していた。

サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の動向を追う英シンクタンクによると、海外居住のソマリア人による本国への送金額は毎年12億米ドル(約1296億円)以上。国民総所得の半分以上、外国援助額の全体額以上の水準となっている。



 
 
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井戸水の汚染で50人死亡、150人入院 ソマリア

cnn.co.jp

2014.12.12 Fri posted at 09:35 JST

ソマリア・モガディシオ(CNN) アフリカ東部のソマリアで、出来たばかりの井戸の水が汚染され、少なくとも50人がこの井戸の水を飲んで死亡した。当局者が11日に明らかにした。

地元の当局者によると、問題の井戸は首都モガディシオ北部の地域に新しく建設された。これまでにこの井戸の水を飲んだ150人以上が病院に運ばれているという。

4人の子どもをもつ女性はCNNの取材に対し、8歳の子どもが汚染された水を飲んで死亡したと語った。

何者かが故意にやったのかどうかも含め、井戸水が汚染された経緯は分かっていない。

深刻な水不足に悩まされてきたアフリカは、ここ数年で飲料水の供給が改善されてきた。しかしソマリアなどの一部地域ではまだ深刻な状況が続く。

国連によると、アフリカでは衛生問題や水の汚染に関連した疾患のため、1時間に115人が命を落としている。



 
 
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過激派が住民の頭部切断、先週から5人目 ソマリア

cnn.co.jp

2014.12.16 Tue posted at 11:04 JST

モガディシオ(CNN) ソマリア中部の村に住む男性教師がイスラム過激派組織「シャバブ」に拉致され、頭部を切断された遺体で見つかった。同国では先週以降、これで5人が同じ手口で殺されている。

死亡した男性は45歳で、イスラム教の聖典「コーラン」を教えていた。地元当局の報道担当者がCNNに語ったところによると、12日の夜に自宅から連れ去られ、13日朝に頭部のない遺体が村の近くで発見された。

同担当者によれば、シャバブは最近、村の住民に退去を命じたが、一部の住民がこれを拒否していた。男性もその1人だったために殺害されたとみられる。

シャバブは先週、ソマリア南西部の街で女性警官2人の首を切って殺害した。これに対して、一方の警官の夫だった政府軍兵士が報復と称し、シャバブのメンバー5人の妻たちを殺害した。

さらに南部でも、政府軍兵士2人がシャバブに頭部を切断されて殺された。

シャバブはイスラム原理主義国家の樹立を主張し、ソマリア各地でテロを繰り返している。これまでに国際支援スタッフや報道関係者、民間指導者、アフリカ連合(AU)軍要員らが殺害された。



 
 
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イスラム過激派がアフリカ連合の基地を襲撃 ソマリア

cnn.co.jp

2014.12.26 Fri posted at 10:46 JST

ソマリア・モガディシオ(CNN) モガディシオで25日、アフリカ連合(AU)平和維持部隊の基地がイスラム過激派組織「シャバブ」の攻撃を受け、シャバブの戦闘員5人が死亡した。AUが発表した。

攻撃を受けたハラネ軍事基地は、AUソマリア・ミッション(AMISOM)の基地としては同国内で最大規模。厳重な警備が敷かれ、国連機関や国際機関も置かれている。

AMISOMによれば、死亡した5人のシャバブ戦闘員のうち、2人は基地内で自爆。残る3人はAUの兵士に射殺された。

この攻撃でAUの兵士3人と民間人1人が死亡した。

シャバブの戦闘員のなかには、ソマリア軍の制服を着ていた者もいたという。

シャバブの広報担当者は今回の攻撃について、「イスラム戦士は基地の入口で自動車爆弾を爆発させ、内部に侵入することができた」と述べた。

シャバブは国際テロ組織アルカイダ系の過激派で、イスラム法の厳格な適用を求めてソマリアで武力闘争を行っている。

AMISOMは2007年に発足。「和平支援活動」や「情勢の安定化」のために、約2万人がソマリアに駐留している。



 
 
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ソマリア政府軍、シャバブ幹部を拘束

cnn.co.jp

2014.12.28 Sun posted at 10:23 JST

(CNN) アフリカ東部ソマリアの政府軍は27日、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム武装勢力「シャバブ」の幹部を拘束した。

ソマリア軍幹部が国営ラジオに語ったところによると、シャバブの情報部門トップ、ザカリヤ・イスマイル・アハメド・ヘルシ容疑者が、ケニア国境付近の民家で運転手とともに拘束された。

同容疑者は今年9月に米軍の空爆で殺害されたシャバブの指導者、アハメド・アブディ・ゴダネ容疑者の側近だった人物。米国務省が300万ドル(約3億6000万円)の賞金を懸けて行方を追っていた。

拘束には抵抗を示さなかったという。別の軍幹部がCNNに語ったところによれば「1年半前にシャバブを脱退し、政府に投降する機会を探っていた」と供述している。

シャバブは25日、首都モガディシオにあるアフリカ連合(AU)軍の基地を襲撃し、ウガンダ人兵士3人と民間人1人を殺害。ゴダネ容疑者が殺害されたことに対する報復だと主張した。



 
 
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米軍がソマリアで空爆、シャバブ幹部を標的

cnn.co.jp

2014.12.30 Tue posted at 16:57 JST

(CNN) 米軍は29日、アフリカ東部ソマリアで、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派シャバブを標的とした空爆を行った。米国防総省のカービー報道官が明らかにした。

空爆はソマリア南部サーコウ周辺で行われ、シャバブの幹部が標的とされた。

カービー報道官は「現時点では、市民らに死傷者がいるかは確認していない。現在、作戦の結果を評価している最中で、詳細が入り次第、適切な時期に情報を提供する」と述べた。

国防総省関係者が匿名を条件に語ったところによると、今回の空爆は同省の作戦で、無人機を使って行われたという。

ソマリア政府軍は27日、ケニアとの国境近くの民家でシャバブの情報部門トップ、ザカリヤ・イスマイル・アハメド・ヘルシ容疑者を拘束していた。同容疑者は今年9月に米軍の空爆で殺害されたシャバブの指導者アハメド・アブディ・ゴダネ容疑者の側近だった。



 
 
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米がソマリアで空爆 アルカイダ系幹部狙い対テロ作戦

asahi.com

ワシントン=奥寺淳2014年12月30日10時36分

米軍は29日、ソマリア南西部で、国際テロ組織アルカイダ系イスラム武装勢力「シャバブ」の上級幹部を狙って空爆をした。イスラム教徒でない市民を多数殺害してきた組織を標的にした対テロ作戦とみられる。現時点で、空爆の成果は明らかになっていない。

米国防総省によると、米軍が現地で空爆の結果を調べており、詳細が判明すれば公表するという。今のところ、市民などへの被害は確認されていない。

シャバブは、昨年9月にケニアの高級商業施設が襲撃され、外国人ら67人が犠牲になった事件で犯行声明を出した組織。米軍はシャバブ幹部を標的にした対テロ作戦を強化しており、9月にも空爆を実施。シャバブの指導者アハメド・ゴダネ容疑者を殺害した。(ワシントン=奥寺淳)



 
 
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米軍、ソマリアで空爆…イスラム過激派幹部狙う

The Yomiuri Shimbun

2014年12月30日 22時05分

【ワシントン=今井隆】米国防総省のカービー報道官は29日、米軍が同日、東アフリカ・ソマリア南部サーコウ付近で、同国に拠点を置くイスラム過激派組織「アル・シャバブ」の上級幹部を狙った空爆を実施したと発表した。

殺害に成功したかどうかは明らかにしていない。一般市民への被害は現段階では確認されていないという。

米軍は今年9月、アル・シャバブのアハメド・ゴダネ前司令官ら複数の幹部を空爆で殺害している。



 
 
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米軍がソマリアで空爆 アルシャバーブ幹部標的

nikkei.com

2014/12/30 8:43

【ワシントン=共同】米国防総省は29日、ソマリア南部サーコウ付近でイスラム過激派アルシャバーブに対する空爆を行ったと発表した。標的はアルシャバーブ幹部と説明したが、攻撃の成否には言及せず「作戦の結果について評価作業をしており、詳細が判明すれば、適切な時期に情報提供する」としている。

米軍は9月、アルシャバーブのゴダネ指導者を空爆で殺害した。



 
 
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米軍:「アルシャバブ上級指導者狙い、ソマリアで空爆」

毎日新聞 2014年12月30日 20時31分

【ワシントン西田進一郎】米国防総省のカービー報道官は29日に声明を出し、米軍が東アフリカ・ソマリアの南西部でイスラム過激派アルシャバブの上級指導者を狙った空爆を行ったことを明らかにした。作戦の成否は明らかにしておらず、「詳細が判明すれば、適切な時期に情報提供する」としている。今のところ巻き添えなど市民の被害は確認していないという。

アルシャバブは、国際テロ組織アルカイダと連携し、ソマリアだけでなくケニアでも活動している。昨年9月にはケニア・ナイロビの高級商業施設を襲撃し、計67人が死亡した。これに対し、米軍は今年9月にソマリアで空爆を行い、アルシャバブの最高指導者、アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者を殺害した。

しかし、アルシャバブは今年11月にもケニアでバスを襲撃して乗客28人を殺害するなどテロ行為を続けており、米軍は対テロ作戦の一環としてアルシャバブの掃討作戦を実施している。



 
 
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米軍空爆、イスラム過激派の上級幹部死亡 ソマリア

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2014年12月31日17時29分

ソマリア政府は12月30日、米軍が29日にソマリア南西部で実施した空爆で、イスラム過激派「シャバブ」の上級幹部が死亡したと発表した。AP通信によると、死亡したのは、ブディシャクール・情報担当幹部。空爆で他の戦闘員2人も死亡したとしている。

シャバブはソマリアを拠点に活動するアルカイダ系の過激派組織。米軍は昨年9月にも空爆を実施し、シャバブの当時の指導者アハメド・ゴダネ容疑者を殺害している。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ソマリア、自爆テロで市民4人死亡 過激派の犯行

nikkei.com

2015/1/5 10:37

【ナイロビ=共同】ソマリアの首都モガディシオで4日、車を使った自爆テロがあり、市民4人が死亡、数人が負傷した。イスラム過激派アルシャバーブが犯行を認めた。ロイター通信などが伝えた。

治安当局の報道官によると、治安部隊は自爆テロの情報を事前に入手し、爆弾を積んだ車を追跡していた最中にその車が別の車に衝突し、爆発したという。

アルシャバーブはソマリアや隣国ケニアで爆破テロなどを繰り返している。米軍は昨年、空爆でゴダネ指導者や幹部を殺害した。



 
 
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防衛省、多国籍部隊に司令官派遣 ソマリア海賊対処

nikkei.com

2015/2/3 21:38

防衛省は5月末から7月23日まで、東アフリカのソマリア沖・アデン湾で海賊対処にあたる多国籍部隊の司令官に海上自衛官を派遣する。1954年の自衛隊創設以来、多国籍部隊の司令官に自衛官が就くのは初めて。中谷元・防衛相は3日の記者会見で「日本として国際社会の平和と安定にいっそう貢献できる」と述べた。

多国籍部隊「CTF151」の司令官ポストは参加国の持ち回りで3カ月ごとに交代している。海上自衛隊の第4護衛隊群司令の伊藤弘海将補を派遣する。司令部要員として自衛官約10人を送り、伊藤氏を補佐する。

日本は2009年、海賊対処法に基づきアデン湾での海賊対処活動を開始し、水上艦による民間船の護衛やP3C哨戒機による上空からの警戒監視にあたっている。13年には米国やオーストラリア、英国、トルコなどが参加するCTF151に加わった。



 
 
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ソマリア:米軍、イスラム過激派幹部を狙い空爆

毎日新聞 2015年02月04日 10時19分(最終更新 02月04日 10時47分)

米国防総省のカービー報道官は3日の記者会見で、米軍が東アフリカ・ソマリアで1月31日にイスラム過激派アルシャバブの上級幹部を狙った空爆を実施したことを明らかにした。作戦の成否は「評価中だ」として明らかにしなかった。

カービー氏によると、首都モガディシオの南で、アルシャバブで対外作戦や秘密情報活動などの責任者を務めるユセフ・ディーク氏などを狙い、米軍の特殊部隊が無人機から数発のヘルファイアミサイルを発射した。

アルシャバブは、国際テロ組織アルカイダと連携し、ソマリアやケニアで活動。2013年にはケニア・ナイロビの高級商業施設を襲撃し、計67人が死亡した。米軍は対テロ作戦の一環としてアルシャバブへの空爆を実施しており、昨年9月と12月の空爆で最高指導者、アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者らを殺害している。【ワシントン】



 
 
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米国:ソマリアで1月31日 過激派上級幹部狙い空爆

毎日新聞 2015年02月04日 19時56分

【ワシントン西田進一郎】米国防総省のカービー報道官は3日の記者会見で、米軍が東アフリカ・ソマリアで1月31日にイスラム過激派アルシャバブの上級幹部を狙った空爆を実施したことを明らかにした。作戦の成否は「評価中だ」として明らかにしなかった。

カービー氏によると、アルシャバブで対外作戦や秘密情報活動などの責任者を務めるユセフ・ディーク氏らを狙い、首都モガディシオの南で米軍の特殊部隊が無人機から数発のミサイルを発射した。

アルシャバブは、国際テロ組織アルカイダと連携し、ソマリアやケニアで活動。2013年にはケニア・ナイロビの高級商業施設を襲撃し、計67人が死亡した。米軍は対テロ作戦の一環としてアルシャバブへの空爆を実施しており、昨年9月と12月の空爆で最高指導者アフメド・アブディ・ゴダネ容疑者らを殺害している。



 
 
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多国籍司令官に海将補 ソマリア沖海賊対処

asahi.com

2015年2月4日05時00分

ソマリア沖アデン湾の海賊対処活動で、防衛省は現地の多国籍部隊の司令官に海上自衛隊第4護衛隊群司令(広島県呉市)の伊藤弘海将補(49)を5月末に派遣する。防衛省が3日、発表した。自衛官が訓練以外で多国籍部隊の司令官を務めるのは初めて。任期は7月23日まで。



 
 
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ソマリア:自爆テロで国会議員ら10人死亡

毎日新聞 2015年02月20日 23時23分

【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部ソマリアからの報道によると、首都モガディシオ中心部のホテルで20日、自爆テロとみられる大きな爆発があり、多数の死傷者が出た。ロイター通信は国会議員1人を含む少なくとも10人が死亡、副首相ら閣僚2人が軽傷を負ったと報じ、同国のイスラム過激派アルシャバブが犯行を認めたと伝えている。

ロイター通信によると、最初にホテルのゲート付近で車が爆発し、その後、男が敷地内で自爆したという。当時、ホテル内には多数の国会議員や閣僚がいたとみられる。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダと連携している。2009年ごろには首都の一部を含め、ソマリア中・南部の広域を制圧したが、11年に政府軍やアフリカ連合(AU)部隊の攻勢で首都から撤退した。



 
 
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ソマリアで自爆テロ、25人死亡 副首相も負傷

nikkei.com

2015/2/21 1:35

【ナイロビ=共同】ソマリアの首都モガディシオにあるホテルの入り口で20日、車が爆発、直後に男が敷地内で自爆テロを起こした。その後に銃撃戦が発生し、少なくとも25人が死亡した。フランス公共ラジオなどが伝えた。国会議員1人やモガディシオの副市長が死亡、副首相ら閣僚2人も軽傷を負った。

イスラム過激派アルシャバーブの報道官が犯行を認め、ホテルにいた政府関係者らを標的にしたと明らかにした。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダと連携。2012年に国連の支援下で発足したソマリアの正式政府に反発し、国会や大統領府への襲撃や爆破テロを繰り返し、隣国ケニアの首都ナイロビでも13年に商業施設を襲撃して67人が死亡した。昨年、米軍による空爆で当時の指導者が殺害されるなど、組織の弱体化も指摘される。



 
 
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ソマリア:国会議員ら10人、自爆テロで死亡

毎日新聞 2015年02月21日 東京朝刊

【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部ソマリアからの報道によると、首都モガディシオ中心部のホテルで20日、自爆テロとみられる大きな爆発があり、多数の死傷者が出た。ロイター通信は国会議員1人を含む少なくとも10人が死亡、副首相ら閣僚2人が軽傷を負ったと報じ、同国のイスラム過激派アルシャバブが犯行を認めたと伝えている。

ロイター通信によると、最初にホテルのゲート付近で車が爆発し、その後、男が敷地内で自爆したという。当時、ホテル内には多数の国会議員や閣僚がいたとみられる。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダと連携している。2009年ごろには首都の一部を含め、ソマリア中・南部の広域を制圧したが、11年に政府軍やアフリカ連合(AU)部隊の攻勢で首都から撤退した。



 
 
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ソマリア過激派が脅迫ビデオ、米英カナダのモールを名指し

cnn.co.jp

2015.02.23 Mon posted at 12:26 JST

(CNN) ソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系のイスラム武装勢力「シャバブ」が、米国などのショッピングモールを攻撃するとの脅迫ビデオを公開した。米当局は具体的な犯行の兆候はないとしたうえで、買い物客らに警戒を呼び掛けた。

ビデオは21日にインターネット上に投稿されたとみられる。シャバブがケニアの首都ナイロビでショッピングモールを襲撃した2013年の事件を振り返り、米国や英国、カナダで同様の攻撃を仕掛けると予告する内容。具体的な標的のリストを示しているが、CNNはモール側が正式なコメントを出さない限り、名指しを避ける方針だ。

米ミネソタ州ミネアポリス近郊の巨大モール「モール・オブ・アメリカ」はリストに名前が挙がったことを認め、「潜在的な脅威はすべて深刻に受け止めて適切に対処する」との声明を出した。「来店客の目につく形とつかない形の両方で警備を強化した」という。

米国のジョンソン国土安全保障長官は、いずれのモールに対しても信ぴょう性のある脅威は見つかっていないと述べる一方、「モールの警備は強化されるが、市民自身が警戒することが最も重要だ」と述べた。

事情に詳しい米捜査当局者はCNNとのインタビューで、「米国内のモールに現実的な危険はない。脅迫を理由にモールを避けるべきではない」と主張した。

米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は連名で地方捜査当局に通達を出し、米国内でシャバブによる具体的な攻撃計画は見つかっていないと指摘。そのうえで、このビデオに感化された個人による攻撃への警戒を求めた。

カナダのブレーニー治安相は声明でビデオを非難し、当局が脅威を監視していると述べる一方で、「カナダはテロ組織からの脅迫に屈しない」と強調した。

ビデオのリストに挙がったカナダ・アルバータ州の「ウェスト・エドモントン・モール」は警備を強化し、捜査当局と協力態勢を取っていると発表した。

シャバブはこれまでも、全米でソマリア人人口が最も多いミネアポリスをはじめ、カナダ、英国、フィンランドなどで若者の勧誘を進めてきた。だが実際の攻撃対象は、今のところアフリカ東部に限定されている。

米捜査当局者らによると、今回のビデオはシャバブが外部からの注目や勧誘活動を巡り、ほかのテロ組織に対抗しようとしている動きとみられる。しかし当局者らの間では、シャバブに米国でモールを攻撃するほどの力はないとの見方が強い。



 
 
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ソマリア過激派、米へのテロ呼び掛け モールなど標的

nikkei.com

2015/2/23 9:34

【ワシントン=共同】ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブが、米中西部ミネソタ州の巨大ショッピングモールなどへのテロ攻撃を呼び掛ける映像声明をインターネット上で公開し、ジョンソン米国土安全保障長官は22日、利用客らに警戒を怠らないよう促した。

同州には多くのソマリア系住民がおり、アルシャバーブや過激派組織「イスラム国」に加わるため現地に渡航した例も報じられている。ただ、米連邦捜査局(FBI)は、差し迫ったテロの兆候はないとしている。

ジョンソン氏は米CNNテレビで映像声明について、過激派がメンバーを直接送り込むのではなく、ネットを駆使して同調者による自発的攻撃を狙う「新たな局面」に入ったと指摘した。

さらに、アルシャバーブやイスラム国などの過激派は競合関係にあり、要員や資金源確保のために宣伝戦が激しくなっているとの見方を示した。

ロイター通信によると、映像声明はミネソタ州の「モール・オブ・アメリカ」のほか、カナダや英国、フランスの商業施設を標的に挙げている。

アルシャバーブは2013年9月、ケニアの首都ナイロビのショッピングモールを襲撃、67人が死亡した。



 
 
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シャバブ、欧米ショッピングモール攻撃示唆 ビデオ投稿

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2015年2月23日23時35分

アフリカ東部ソマリアのアルカイダ系イスラム過激派「シャバブ」が23日までに、米国や英国、カナダなどの大型ショッピングモールへの攻撃を呼びかける動画をインターネット上に公開した。米CNNなどが伝えた。米国土安全保障省のジョンソン長官はCNNのインタビューで、米国内で具体的な脅威は見つかっていないとした上で、「市民が警戒することが重要だ」と注意を促した。

CNNなどによると、動画は21日に投稿された。シャバブが2013年、ケニアの首都ナイロビのショッピングモールを襲い、少なくとも67人が死亡した事件を振り返り、米国や英国、カナダなどのショッピングモールに同様の攻撃を加えると予告している。

一方で、CNNは米捜査当局者の話として、シャバブには米国のモールを攻撃する力はなく、動画は外部から注目を集める目的で投稿された可能性があるとの見方を伝え、「脅威を理由にモールを避けるべきではない」と伝えている。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ソマリア過激派:米英カナダでテロ示唆…ネットに映像

毎日新聞 2015年02月23日 12時05分(最終更新 02月23日 12時23分)

【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部ソマリアのイスラム過激派アルシャバブが21日、米英カナダの大規模ショッピングモールを狙ったテロをほのめかすビデオ映像をインターネット上に公開した。米国土安全保障省は、現段階で具体的なテロ情報はないとしているが、同省のジョンソン長官は22日のCNNテレビで、こうした動画が一匹オオカミ型のテロリストを刺激する可能性があるとして「油断をしないでほしい」と訴えた。

映像には、頭と顔を布で覆い戦闘服を着た黒人の男が登場し「不信心者を標的にするよう、特に欧米にいるイスラム教徒の兄弟たちに求める」と述べ「米国人やユダヤ人が所有する」ショッピングモールへの攻撃を示唆。ミネソタ州ブルーミントンにある米国最大規模の「モール・オブ・アメリカ」や、ロンドンにある「オックスフォード・ストリート」などのモールの名を具体的に挙げた。

ただ、米当局は実際にテロが起きる可能性は低いとみており、国土安全保障省は「モール・オブ・アメリカを含む国内のモールへの、具体的かつ確度の高いテロ計画は承知していない」との声明を発表した。

アルシャバブは国際テロ組織アルカイダと密接に連携するイスラム過激派。2009年ごろには首都モガディシオの一部を含め、ソマリア中・南部の広域を制圧した。しかし、政府軍やアフリカ連合(AU)部隊の攻勢で11年に首都を追い出され、その後、主要都市も失った。ただ、現在も首都などでテロ攻撃を繰り返している。13年9月には、ケニアの首都ナイロビで高級ショッピングモール「ウエストゲート・モール」を襲撃し、買い物客ら計67人が死亡する事件を起こした。



 
 
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FBI指名手配のテロ容疑者、ソマリアで逮捕

cnn.co.jp

2015.03.04 Wed posted at 09:53 JST

モガディシオ(CNN) ソマリアの当局者らは3日、米連邦捜査局(FBI)が最重要指名手配テロリストの1人として行方を追っていたソマリア系米国人を同国内で逮捕したと発表した。

逮捕されたのはソマリア生まれで米国籍を取得し、バージニア州でタクシー運転手をしていたリバン・ハジ・モハメド容疑者(29)。テロ組織に物質的支援を提供したとして、FBIが指名手配していた。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」が支配するソマリア南部から別の地域へ移動しようとしたところを拘束され、当局の取り調べを受けているという。

ソマリアの国家情報治安機関は逮捕の時期を明らかにしなかったが、その数日前から容疑者を監視していたと述べた。

CNN系列局がFBIの話として伝えたところによると、同容疑者はソマリアで過激派に加わるため、2012年7月に米国から渡航した。

米国とソマリアの間には犯罪者らの身柄引き渡しに関する協定がないため、同容疑者が米当局に引き渡されるかどうかは不透明な状況だ。



 
 
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モール襲撃計画の容疑者、米が無人機で殺害か

The Yomiuri Shimbun

2015年03月13日 15時00分

【ルアンダ(アンゴラ)=上杉洋司】AP通信によると、米国とケニア政府高官は12日、ソマリアでの米軍の無人機攻撃で2013年にケニアで起きたショッピングモール襲撃事件を計画した容疑者を殺害したとみられると明かした。

同通信によると、殺害されたのはイスラム過激派組織「アル・シャバブ」幹部のアダン・ガラル容疑者ら3人で、ソマリア西部バルデラで、車内にいるところを無人機で攻撃したという。ガラル容疑者は昨年、ケニア東部モンバサやウガンダの首都カンパラなどで未遂に終わったテロを計画した疑いも持たれている。

13年9月に起きたショッピングモール襲撃事件では、商業施設「ウェストゲート」が武装集団に襲われ、買い物客ら60人以上が死亡した。



 
 
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「難民で稼ぐ国」と「難民が稼ぐ国」…日本は「難民を見ない国」
論説委員 太田泰彦

nikkei.com

2015/3/15 7:00

「難民」と聞いて、どんな姿の人物を思い浮かべるだろうか。汚れてボロボロの衣服、簡素なテント住まい、やせこけた身体、苦痛と悲しみでゆがんだ表情。もしかしたら履く靴がなく、素足かもしれない……。

■合格率0.2%の狭き門

面と向かって難民と会って会話したことがある日本人は、そう多くはないはずだ。難民は日本の町の中を歩き回ってはいない。日本国内に住む難民の人数は限られている。ところが、難民認定を求める外国人の数は昨年、初めて5000人となった。これまでの最高だった2013年の3260人から、約5割も膨れあがっている。10年前の05年は、わずか384人にすぎない。世界の「難民候補者」にとって、日本の人気は急上昇しているのだ。

申請者が増える一方で、法務省が公式に難民と認定する人数は少ない。昨年は11人にすぎなかった。合格率と呼べば語弊があるが、約0.2%という極めて狭き門である。理由の一つは日本政府による「難民」の定義が、他の先進国に比べて厳しいからだ。

自慢するわけではないけれど、私は日本で何度も難民に会ったことがある。おそらく自分自身で気づいている以上に、しょっちゅう会っている。一番よく出会う場所は東京・高田馬場のあたり。JR駅の周辺に何軒もあるミャンマー料理のレストランで食事をすれば、すぐにこの意味が分かるだろう。厨房で料理してくれるおじさんも、皿を運んでくれるおばさんも、難民、もしくは元難民である。もちろん、汚れてボロボロの衣服など着ていない。ちゃんと靴もはいている。おまけに日本語が達者で、快活で、ミャンマーの少数民族の話や仏教の教えをおもしろおかしく話してくれる。なんで来日したのかと聞くと、過去の政変の際に難民として日本にやって来たのだと教えてくれた。いまは日本に住む普通の外国人だ。

世の中に「難民」という特別の人種がいるわけではない。制度や法律などの規定に基づいて社会の側がそう呼ぶから、普通の市井の人々が「難民」になるのだ。日本人は受け入れ実績が少ないこともあり、「難民慣れ」していないのは事実だろう。異質を嫌うのは日本社会の特性かもしれない。だから難民という言葉は、時に偏見をもって語られがちだ。

そもそも、難民の正確な定義はどうなっているのか。詳しくは1951年7月に国連で採択された「難民の地位に関する条約」と、67年の「難民の地位に関する議定書」に書いてある。この2つを合わせて、通常「難民条約」と呼ぶ。法的な文章では、こんな風に表現されている。

「人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であること、または政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けられない者、またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者」

なるほど、条約上はかなり広い解釈ができるようになっていることが分かる。これを読めば、日本人の中でも「ひょっとして自分も難民になって外国に逃れられるかも?」と考える人もいるかもしれない。さまざまな理由で、自分の国で差別や迫害を受けていると感じ、よその国に逃れたいという願望を抱く人がいても不思議ではない。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、13年末の時点で、紛争、迫害や人権侵害のために移動を強いられた人の数は5120万人に上る。イタリアや南アフリカなど、中規模の国の丸々一国分の人口にも匹敵する規模の人々が、自分の国を追われて世界中でさまよっているのだ。1年前に比べて600万人も増えたのは、泥沼化したシリア紛争が原因である。

■難民の出身国1位はアフガニスタン

ちなみに人数で見た難民の出身国の1位はアフガニスタン(256万人)、2位はシリア(247万人)、3位はソマリア(112万人)で、この3カ国で全体の半分以上を占める。受け入れ国の首位は、意外にもパキスタンで、イラン、レバノン、ヨルダン、トルコと続く。受け入れ国に新興国や発展途上国が多いのは、紛争地域と地理的に隣接しているのが理由だろう。

以上は実態としての難民の数字や順位だが、国や国際機関などに公式に難民の「地位」を申請した事例を統計で見ると、出身国の1位はシリア、2位はコンゴ、3位はミャンマー、4位がアフガニスタン、5位はイラク。受け入れ国の1位はドイツ、2位が米国、3位が南アフリカ。そしてフランス、スウェーデンと欧州の国々が続く。世界第3位の経済大国である日本の名前はリストの上には出てこない。

こうした世界の難民の実情について、私たち日本人はあまりにも無知で、あまりにも鈍感ではないだろうか。ありていに言えば、現在の日本は「難民受け入れ後進国」である。認定条件が厳しいのは、先述の難民条約を狭く解釈しているからでもある。シリアなどの紛争地域から逃れてきた人々は、戦乱が収まるまでの間、国外に一時的に避難しているのだと考えれば、本当の難民とは呼べない−−。今の日本政府は、こうした立場をとっている。

さらに、日本では繰り返して難民申請ができ、申請中は本国に強制送還されない。在留資格を持つ人に限り、申請の半年後から就労も認められている。この制度を悪用して、難民と呼べるほどの背景や事情もないのに、出稼ぎ目的で来日した「偽装難民」が特権的な難民の「地位」を申請する例は、枚挙にいとまがないそうだ。

今後の日本にとっての難民問題を考える上で重要なヒントは、南洋の常夏の島々にあった。ジパングの取材班は太平洋に浮かぶ小さな島国、キリバスとナウルに飛んだ。番組の中では「アリ」と「キリギリス」として、対照的な例として紹介している。その衝撃的な難民の生活実態をとらえた取材映像にご期待いただきたい。

■全国民が難民になる可能性も

キリバス共和国は水没しつつある国である。地球温暖化で水面が上昇し、サンゴ礁でできた美しい国土が、どんどん小さくなっている。そう遠くない将来に、人が住む場所は無くなってしまうかもしれない。つまり人々は国を去らざるをえず、10万人の国民全員が難民となる可能性はゼロではない。その危機感から、いまキリバスは、国民がどこに移住しても稼いで食べていけるようにと、職業に直結した技能訓練に力を入れている。仮に国土が消えたとしても、漁師として技能工として勤勉に働くキリバス人は、歴史に生き続けるだろう。いわば自らが「稼ぐ難民」となる覚悟で頑張っている国なのだ。

ナウル共和国は逆に、外国から難民を大量に受け入れている。といっても、ナウルを目指してやってきた難民ではない。移民国家であるオーストラリアを目指して中東や南アジアから命を賭して航海してきた「ボートピープル」が、めぐりめぐって、この国に送られてくるのだ。豪州は時々の政権によって移民・難民政策が猫の目のように変わる。

現在は受け入れに消極的で、豪州政府によって洋上などで身柄を確保された難民たちは、インド洋にある豪州領クリスマス島に集められ、数カ月間にわたって「移住受付処理センター」に収容される。その中の相当数の難民は豪州本土ではなく、はるか遠方のナウルに送られ、豪州政府はナウル政府に対して「難民委託費」とも呼べる補助金を支払う仕組みになっている。いわば札束をつけて難民を押しつけるのだ。ナウルの財政は、この豪州からの資金によってなんとか成り立っているのだという。ナウルは難民を受け入れることでカネを稼ぐ国なのだ。

難民は輸出したり輸入したりするモノではない。人間である。美しい南洋の島に住み、安全で健康な暮らしが保証されるのは素晴らしいことではあるが、生きる目的があり、自分自身が価値のある存在だと感じなければ、充実した人生は望めないだろう。仕事をして何かを生み出すか、人の役に立つか、あるいは勉強をして自分の能力を磨くか。施設に放り込んだだけでは、人は生きてはいけない。

■真正面から向き合うオーストラリア

だが、どんなにひずんだ形であれ、豪州やナウルは現実に日本より多くの人数の難民を受け入れている。豪州政府も国内世論や経済情勢をにらみながら、苦渋の選択をしているに違いない。少なくとも世界共通の課題である難民問題に、真正面から向き合い、悩んでいる。難民に無関心の日本は、さしずめ「難民を見ない国」と呼べるのではないか。

番組が描くのは、世界に5000万人いる難民の、ほんの一部の極端な事例にすぎない。だが、普段は日本人の視野や思考に入ってこない難民問題について、少しでも思いをめぐらせる一助となれば幸いである。3.11の東日本大震災から4年がたった。日本国内にだって、仮設住宅で暮らし続ける“難民”がいるではないか。わたしたち日本人は、国内の“難民”にすら、目をそらしてはいないだろうか。

「私が見た『未来世紀ジパング』」はテレビ東京系列で毎週月曜夜10時から放送する「日経スペシャル 未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜」(http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/)と連動し、日本のこれからを左右する世界の動きを番組コメンテーターの目で伝えます。随時掲載します。筆者が登場する「太平洋の"アリとキリギリス"〜絶海の島国と日本の知られざる繋がり〜」は3月16日放送の予定です。



 
 
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米、ソマリア過激派幹部殺害を確認 「ケニア襲撃事件関与」

nikkei.com

2015/3/19 9:53

【ワシントン=共同】米国防総省は18日の声明で、ソマリア南部で米東部時間12日朝に行った米無人機攻撃で、ソマリアの過激派アルシャバーブ幹部アダン・ガラル容疑者を殺害したことを確認した。

国防総省は同容疑者が、外国人を含む67人が死亡した2013年9月のケニアでのショッピングモール襲撃事件に関わったと指摘。「米市民らを標的にした対外作戦の主要工作員であり、地域や国際社会への大きな脅威だった」とした。



 
 
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米無人機でソマリア過激派幹部殺害 ケニアのモール襲撃関与

cnn.co.jp

2015.03.19 Thu posted at 16:16 JST

(CNN) 米国防総省は18日、アフリカ東部ソマリア南西部で最近実施した米無人機攻撃で同国に拠点を築くアルカイダ系イスラム過激派「シャバブ」のアダン・ガラル幹部を殺害したとの声明を発表した。

ガラル幹部は隣国ケニアの首都ナイロビで2013年に発生した大型ショッピングモール襲撃、銃乱射事件への加担が指摘される。同事件では最大67人が殺害されていた。

同幹部は、シャバブの諜報(ちょうほう)や治安担当部門に属し、アルカイダの主張に沿ってソマリア国外の米欧の国民や権益施設へのテロ活動を仕切っていたとされる。

米国はソマリアでシャバブ掃討のための無人機攻撃などを続けており、昨年9月には同国バラウェ市近くでの空爆でアハメド・ゴダネ指導者も殺害していた。



 
 
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ソマリア:米軍、空爆で過激派幹部を殺害

毎日新聞 2015年03月21日 東京朝刊

米国防総省は18日、米軍が東アフリカ・ソマリアで空爆を行い、イスラム過激派アルシャバブ幹部のアダン・ガラル容疑者を殺害したと発表した。ガラル容疑者は2013年にケニア・ナイロビの高級商業施設が襲撃され計67人が死亡した事件に関わったとされている。同省によると、米軍は12日にガラル容疑者を乗せた車両を無人機から空爆し、殺害した。【ワシントン】



 
 
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ソマリア首都でホテル襲撃、17人死亡

nikkei.com

2015/3/28 19:05

【カイロ=共同】ソマリアの首都モガディシオのホテルを27日、武装した集団が襲撃、占拠した。AP通信などによると、政府関係者を含む利用客ら少なくとも17人が死亡。ソマリア政府当局者は、28日朝までに治安部隊がホテルを奪還したと述べた。

イスラム過激派アルシャバーブの報道官が、政府関係者を標的に襲撃を行ったとの犯行声明を出した。

アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダと連携。2012年に国連の支援下で発足したソマリアの正式政府に反発し、政府施設などに対する襲撃や爆破テロを繰り返している。今年2月にはモガディシオの別のホテルを襲撃し、少なくとも25人が死亡した。



 
 
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ソマリア首都でホテル襲撃、外交官ら6人死亡

cnn.co.jp

2015.03.28 Sat posted at 12:11 JST

ガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで27日夕方、ホテルが武装勢力に襲撃され、ソマリアの外交官を含め、少なくとも6人が死亡した。その後、国際テロ組織アルカイダ系イスラム過激派組織「シャバブ」が犯行声明を出した。

襲撃は午後5時ごろに発生。目撃者によると、まずホテルの入口で自動車爆弾が爆発し、その後、武装集団がホテルに侵入して人々に発砲した。また警察によると、爆弾を身に付けた武装集団の1人がホテル内で自爆したという。

襲撃開始から数時間後、ソマリアの国営メディアは、治安部隊がホテルに入り、残りの武装集団を殺害したと報じた。

襲撃されたホテルは、大統領府に続く幹線道路沿いにあり、政治家、ジャーナリスト、ビジネスマンに人気がある。

シャバブの広報担当はCNNに対し、ホテル襲撃は自分たちの犯行であると認め、スパイや政府関係者が標的だったと述べた。

シャバブは長年、ソマリアで活動を続けており、当初はソマリア政府を打倒し、より厳格なイスラム法(シャリア)を同国に導入することを目指していたが、その後ソマリアや隣国でのテロ攻撃に重点を移している。



 
 
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ソマリアの首都でイスラム過激派テロ、9人死亡

The Yomiuri Shimbun

2015年03月28日 11時26分

【ラゴス=上杉洋司】AP通信などによると、東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオで27日、イスラム過激派組織「アル・シャバブ」がホテルを襲撃し、少なくとも9人が死亡した。

武装集団がホテルに立てこもっており、政府関係者ら宿泊客が取り残されているという。

目撃者によると、ホテルの入り口で車が爆発した後、武装集団が敷地内に入って銃を乱射。その後、建物に侵入し、廊下や部屋を占拠した。アル・シャバブは犯行を認めているという。



 
 
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銃撃戦17時間、死者20人以上 ソマリアのホテル襲撃

cnn.co.jp

2015.03.30 Mon posted at 14:51 JST

モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで武装集団がホテルを襲撃した事件は、犯人側と特殊部隊の17時間に及ぶ銃撃戦の末、28日午前に終息した。当局によると、死者は少なくとも20人に上った。

ソマリア政府によると、犠牲者の中には同国のユスフ・モハメド・イスマイル・バリバリ国連大使も含まれていた。

また米バージニア州在住のソマリア系米国人女性(45)も死亡した。親族によると、ホテルで一緒に食事をしていた女性の母親は、片腕を失って入院している。

襲撃は27日午後5時ごろに発生。ホテルの入り口で車が爆発した後、武装集団が侵入して発砲を始めた。ホテル内で集団のメンバー1人が自爆した。一部のメンバーらは階上の客室で数人の人質を取ったという。

銃撃戦が終わった後に、ホテルで働くケニア人従業員ら10人以上が救出された。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。

ソマリアのハッサン大統領は訪問先のエジプトで「凶悪で残虐な行為だ」と述べた。オマル首相も「テロリストたちはイスラムの教えに背き、ソマリアを裏切った」と非難した。



 
 
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ソマリアの政府庁舎に武装集団、15人死亡

The Yomiuri Shimbun

2015年04月16日 19時32分

【ヨハネスブルク=上杉洋司】AFP通信などによると、ソマリアの首都モガディシオで14日、教育省の庁舎に銃で武装した集団が押し入り、市民ら少なくとも15人が死亡した。

イスラム過激派組織「アル・シャバブ」が犯行声明を出した。

武装集団は、自動車を使った自爆テロで入り口の警備を突破して敷地内に侵入。駆けつけた治安当局と庁舎内で銃撃戦になり、約1時間後に制圧されたという。アル・シャバブは今月2日には、ケニア東部の大学を襲撃、学生ら148人が死亡している。



 
 
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国連職員乗る車爆発、少なくとも7人死亡 ソマリア

asahi.com

2015年4月21日00時46分

AP通信などによると、ソマリア北東部で20日、国連職員が乗ったワゴン車が爆発し、少なくとも7人が死亡、8人がけがをした。同国を拠点とするアルカイダ系イスラム過激派組織「シャバブ」が犯行を認めた。

同通信などによると、死者にはケニアやウガンダなどの外国人が含まれ、うち4人は国連児童基金(ユニセフ)の職員だという。また米国人1人がけがをしているという。地元警察の話として、爆弾はワゴン車の座席の下に仕掛けられ、遠隔操作で爆発したと伝えている。



 
 
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マケドニア:列車にひかれ移民14人死亡

毎日新聞 2015年04月25日 10時18分(最終更新 04月25日 13時11分)

【ウィーン坂口裕彦】マケドニア中部ベレス近郊で23日夜、隣国のセルビアの首都ベオグラードを目指し、線路を歩いて北上していたソマリアやアフガニスタンからの移民14人が列車にひかれて死亡した。ロイター通信などが伝えた。

マケドニア検察の調べでは、移民約50人が日没後、隠れるように線路伝いに歩いていた。列車の運転士が、約100メートル手前で、移民に気づき、汽笛を鳴らしながら急停止したが、間に合わなかった。

地中海では、中東やアフリカから欧州へ脱出を目指す人々を乗せた密航船の転覆事故が相次いでいる。こうした事態を踏まえ、バルカン半島を陸伝いに、欧州連合(EU)の加盟国のハンガリーへと抜ける違法ルートの活用も増えている。あっせんする密輸業者が同行しないため、移民は線路を道しるべに、移動することが多いという。ベレス近郊では、過去半年間で、移民9人が列車にひかれて死亡している。



 
 
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米国務長官:ソマリアを電撃訪問

毎日新聞 2015年05月05日 21時24分(最終更新 05月05日 22時04分)

【ポートエリザベス(南アフリカ南部)服部正法】AP通信によると、東アフリカ・ケニアを訪問していた米国のケリー国務長官は5日、ソマリアを電撃訪問した。米国務長官のソマリア訪問は初で、イスラム過激派アルシャバブの鎮圧を目指すソマリア政府やアフリカ連合(AU)に対し、米国の支援や連帯を示す狙いがあるとみられる。ケリー長官は空路でソマリアの首都モガディシオに到着した。



 
 
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ケリー米国務長官:ソマリア訪問

毎日新聞 2015年05月06日 東京朝刊

【ポートエリザベス(南アフリカ南部)服部正法】AP通信によると、東アフリカ・ケニアを訪問していた米国のケリー国務長官は5日、ソマリアを電撃訪問した。米国務長官のソマリア訪問は初で、イスラム過激派アルシャバブの鎮圧を目指すソマリア政府やアフリカ連合(AU)に対し、米国の支援や連帯を示す狙いがあるとみられる。ケリー長官は空路でソマリアの首都モガディシオに到着した。



 
 
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米国務長官、ソマリアを初訪問 米大使館再開を表明

asahi.com

ナイロビ=三浦英之2015年5月6日23時33分

米国のケリー国務長官は5日、アフリカ東部ソマリアを予告なしに訪問し、首都モガディシオで、マハムード大統領らと会談した。米国務長官がソマリアを訪問するのは初めて。

現地報道などによると、ケリー氏は、1991年に内戦の激化を受けて閉鎖していた米大使館を今後再開させると表明。現在、イスラム過激派「シャバブ」のテロに苦しむソマリア政府に対し、治安維持に関する支援を約束した。

ソマリアでは91年に反政府武装勢力の攻勢でバーレ政権が崩壊、無政府状態に陥った。その後、2012年に正式な政府が発足したが、現在もシャバブなどの武装勢力による戦闘やテロが続いている。(ナイロビ=三浦英之)



 
 
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ソマリア海賊:多国籍部隊 司令官就任前に首相へ意欲表明

毎日新聞 2015年05月08日 東京朝刊

安倍晋三首相は7日、ソマリア沖・アデン湾の海賊対処活動を行う多国籍部隊の司令官に就任する海上自衛隊の伊藤弘海将補(50)と首相官邸で面会し、「頑張ってきてほしい」と激励した。自衛官が多国籍部隊の司令官に就任するのは初めて。

伊藤海将補は13日に出国し、中東・バーレーンの多国籍部隊の司令部で7月下旬まで司令官を務める予定だ。民間船舶を海賊から護衛する各国と、警戒海域の分担や情報集約などの調整役を担う。

伊藤海将補は面会後、記者団に「現役の期間に、このような派遣に至るとは想像もしていなかった。任務の完遂に努めていきたい」と語った。【飼手勇介】



 
 
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ISIS、アルカイダ系のソマリア過激派に合流促す

cnn.co.jp

2015.05.24 Sun posted at 17:03 JST

(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は24日までに、アフリカ東部ソマリアに拠点を置くアルカイダ系の過激派「シャバブ」と同国国民に対しISISに合流し、欧米との対決に加わることを求めるビデオを公表した。

シャバブは2012年、アルカイダへの忠誠を宣言していた。ISISがシャバブに対しアルカイダからの離反を直接呼び掛けたのは初めて。

長さ6分のビデオでは、顔を隠さず武器を所持するソマリア人の男5人が新品らしき大型のスポーツ用多目的車(SUV)で登場。5人は重武装の護衛に囲まれ、ヤシの木の下でアラビア語でシャバブ戦闘員らに合流を促し、ISISへの忠誠を求めた。シャバブを「本当のイスラム戦士」ともたたえた。

シャバブは厳格なイスラム法統治に基づく国家樹立を目指す武装闘争を展開、政権軍や国連、米国が後押しするアフリカ連合(AU)軍と衝突している。ただ、最近は劣勢とされ、11年には首都モガディシオからの撤退を余儀なくされた。

支配地を失い続け、活動資金源だったソマリアの港湾都市からも駆逐されている。14年にはゴダネ指導者が米国の無人機攻撃で殺害される大きな打撃を受けた。一方、態勢を立て直す試みの中で、ソマリア内や隣国で大がかりな攻撃を実施。ケニアでは大学襲撃で学生142人を殺害、同国の首都ナイロビの大型ショッピングセンターも攻撃し67人以上を殺害するテロも起こした。

シャバブの取り込みを図るISISの狙いについて、テロ問題の専門家らは国際的な勢力拡大の戦略の一環と説明。イスラム世界の統一が主要目標の1つであり、アフリカ東部で最大の聖戦主義運動であるシャバブの合流はイデオロギー的に大きな勝利になると説明。自らの組織の宣伝戦術面でも大きな成果になるとした。

シャバブがISIS側に転じた場合、テロ攻撃や組織への勧誘活動の拡大を図り、ケニアやタンザニア、ウガンダなどへの浸透を強める可能性にも言及。ただ、シャバブの内部事情に詳しい消息筋は、同組織の指導部内では現在、意見対立があると指摘。国際的な聖戦主義運動との関係強化に傾斜する勢力と、ソマリア国内の闘争を重視する1派がわかれていると述べた。

ISISはこれまでアフリカ大陸で活動するアルカイダ系の過激派の一部の吸収に成功している。西部ナイジェリアでは「ボコ・ハラム」が今年、ISISへの忠誠を誓っていた。



 
 
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アルシャバブ:「教育」「給与」で洗脳…テロリスト量産

毎日新聞 2015年06月01日 20時52分(最終更新 06月01日 22時37分)

「人を殺すことがハッピーだった。神に与えられた使命を果たすのだから」−−。アフリカ東部ソマリアのイスラム過激派「アルシャバブ」を離脱した20代後半の男性が潜伏先の南アフリカで毎日新聞の取材に応じ、「洗脳」状態にあった戦闘員時代をこう振り返った。「裏切り者」を追うアルシャバブから隠れて暮らす男性は、故郷のソマリアから遠く離れても追っ手への恐怖からは逃れられずにいる。【ポートエリザベス(南アフリカ南部)で服部正法】

◇離脱の男性、潜伏先で語る

元アルシャバブ戦闘員のファラーさん(仮名)は先月初め、東ケープ州の最大都市ポートエリザベスの高級商業施設に現れた。スニーカーにジャンパー姿。一見普通の黒人青年だが、表情は暗く、目には強い警戒心が浮かぶ。地元のソマリ系社会に詳しい人物から元戦闘員として紹介された。

ファラーさんによると、10代後半だった2005年、内戦下のソマリアの首都モガディシオで軍閥指導者の護衛となったが、06年のイスラム原理主義勢力の首都制圧に伴い、同勢力が運営するイスラム学校へ入校した。この勢力から分派したのがアルシャバブだ。

アルシャバブはやがて、イスラム学校の生徒らを組織に編入。ファラーさんは80人程度の級友と一つの建物に押し込められ、5カ月間「教育」を施された。「神の名の下に死んだら天国に行ける。とにかく、そればかり教わった」

ファラーさんらはこの間、月50ドル(約6000円)の「給与」を受け取った。無政府状態で貧困にあえぐソマリアで、米ドルの定期収入は大きな魅力。「カネを払ってくれるから」組織に抵抗は感じなかった。

「教育」修了後に与えられた仕事は、暗殺作戦だった。指示通り、敵対するソマリア暫定政府(当時)の職員らを襲撃した。「命令を受けたら、そいつのところへ真っすぐ行って、銃で頭を撃つのさ。数時間で終わる。殺すのに恐怖を感じたかって? 全然。むしろハッピーだったね」

作戦ごとに100ドルが支払われた。過激思想を吹き込む洗脳とカネが、ファラーさんを無慈悲なテロリストに変えていた。

アルシャバブに加わって2年後の09年1月ごろ、両親の必死の説得に心変わりし、組織からの離脱を決意。隣国ケニアへ逃げたが、その後、ソマリアに残した父親が何者かに殺された。ファラーさんはアルシャバブの仕業と信じている。

ファラーさんはその後間もなく、南アに移り住んだ。BRICS(新興5カ国)の一角で、アフリカで最も豊かな国に移住する同胞の流れに乗った。ファラーさんはこれまでに素性を知った元戦闘員の人数などから、ソマリ系が比較的多い東ケープ州だけで「60人以上の元戦闘員がいると思う」と話す。

アフリカのイスラム過激派に詳しい南ア・フリーステート大のフセイン・ソロモン教授は「(60人以上との推計は)妥当な数字」と述べ、別の消息筋は「南ア全土だと元戦闘員は数百人レベルに上る」と指摘した。

モガディシオ在住の元アルシャバブメンバーは離脱の理由について「住民を次々虐殺し、略奪する。とてもイスラム教徒の所業とは言えない」と断じた。洗脳状態から脱したファラーさんも「自分がしたことを後悔しているし、夜になると涙があふれてくる。やつらは罪のない人々を殺し、父を殺した」と話した。そのうつろな目には心の傷の深さが表れていた。

◇アルシャバブ◇

2006年ごろソマリアで結成されたイスラム過激派。当時の暫定政府と対立し、08年ごろから中南部を支配したが、暫定政府軍の攻勢で支配地域を縮小させた。12年に発足した正式政府と隣国ケニアなどによる掃討作戦に対し、ケニアでも飲食店やホテルを狙ったテロを展開。今年4月にはケニア東部の大学を襲撃し、約150人を殺害した。国際テロ組織アルカイダとも密接に連携する。



 
 
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ソマリアでPKO襲撃、30人死亡

nikkei.com

2015/6/27 1:34

【ナイロビ=共同】英BBC放送によると、ソマリア南部の村で26日、武装した男らがアフリカ連合(AU)の国連平和維持活動(PKO)部隊の基地を襲撃し、少なくとも30人が死亡した。フランス公共ラジオはAU側に多数の死者が出たと伝えた。イスラム過激派アルシャバーブが基地を制圧したと主張する犯行声明を出した。

現場は首都モガディシオの約100キロ北西。ロイター通信によると、基地の入り口に車が突っ込んで爆発。その後に武装した男らと基地に駐屯するブルンジ軍の部隊との間で数時間にわたって戦闘が続いたという。



 
 
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イスラム過激派、アフリカ連合基地を襲撃 死者数十人か

asahi.com

三浦英之2015年6月27日10時31分

アフリカ東部のソマリアで26日、アフリカ連合(AU)の平和維持部隊の基地がイスラム過激派「シャバブ」に襲われ、数十人の死者が出た模様だ。AFP通信などが目撃者の情報として伝えた。

AFPによると、シャバブの報道担当者は同日、「基地を制圧下に置き、武器を押収した」との声明を出した。死者は50人に上ったという情報もある。

現場は首都モガディシオの北西部。最初に基地の入り口で車が爆発し、機関銃やロケット砲などで武装した戦闘員らが攻撃を始め、銃撃戦が数時間続いたとみられる。

モガディシオでは21日にも、軍の情報基地を狙った爆弾テロが起きている。(三浦英之)



 
 
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米軍、ソマリアで過激派掃討の作戦拡大 無人機攻撃を増強

cnn.co.jp

2015.07.26 Sun posted at 14:43 JST

ワシントン(CNN) アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」と政府軍などの戦闘が続くアフリカ東部のソマリア情勢に関連し、米国防総省当局者は26日までに、シャバブ掃討の米軍の作戦を過去数週間、拡大させていることを明らかにした。

作戦拡大は武装無人機の攻撃増強などから成り、政府軍に肩入れするアフリカ連合(AU)の平和維持軍への直接的な軍事支援を狙っている。シャバブはここに来てAUの平和維持軍への攻撃を強めている。

複数の米国防総省当局者によると、武装無人機はジブチにある米軍関連施設から出動。エチオピアに拠点がある無人機は情報収集や監視などの活動に当たっている。武装無人機などは特に戦線でのシャバブ戦闘員の根絶を狙っている。

平和維持軍には十数カ国が参加しているが、大部分はケニアとエチオピア両国軍兵士が占める。

ソマリアにおける米国の軍事介入はこれまで、空爆や特殊作戦部隊の展開でアルカイダや他のテロ勢力に関わる特定の人物の捕捉(ほそく)や殺害が中心だった。

しかし、ソマリア南部で先月、シャバブが平和維持軍の基地を占拠し、兵士50人を殺害したとする襲撃が無人機の攻撃拡大を促す契機となった。米国は、この襲撃はシャバブが特定の標的を襲い、奪還する能力を見せ付けたと判断し、無人機の投入拡大はこの種の攻撃を阻止するのが目的ともしている。

過去10日間で実施した無人機攻撃は少なくとも7回で、今後も続く見通し。7月14日にはケニアの平和維持部隊へのシャバブの襲撃が差し迫っていたとして空爆に踏み切り、地上のAU軍の砲撃などの応戦につなげていた。



 
 
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高級ホテルで自爆テロ、15人死亡 ソマリア首都

cnn.co.jp

2015.07.27 Mon posted at 09:23 JST

(CNN) アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオの高級ホテルで26日、車を使った自爆テロがあり、警察によると少なくとも15人が死亡した。

ホテルには中国など数カ国の在外公館も入っている。自爆犯は爆発物を積んだ車でメーンゲートに突っ込んだ。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」が、欧米の外交関係者らを狙った攻撃だとする犯行声明を出した。

現場の警官によると、死者の中には英国の放送局に勤めるソマリア人ジャーナリストも含まれていた。

近くにいた国会議員は、モガディシオ市内でこれほど大きな爆発音はあまり聞いたことがないと語った。ホテルや周囲の建物の一部が損壊したという。

国連はこの攻撃を非難する声明を発表。アフリカ連合(AU)の平和維持部隊、AMISOMも「シャバブがソマリアの平和を拒否しようとする意図が表れている」との声明を出した。

AMISOMは負傷者の搬送や外国人客らの避難を支援するため、現場にチームを派遣したという。

モガディシオでは今月10日にも、ホテル2カ所と平和維持部隊の拠点となっているスタジアムが攻撃され、シャバブが犯行声明を出していた。



 
 
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アフリカ過激派:IS参加へ…アルカイダ系、転向相次ぐ

毎日新聞 2015年08月26日 10時58分(最終更新 08月26日 11時12分)

【ヨハネスブルク服部正法】イラク、シリアを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)が、アフリカの過激派への影響力を強めている。ソマリアを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系「アルシャバブ」も、ISへの参加を検討している模様。隣国ケニアでもテロ攻撃を繰り返すアルシャバブが加わる事態となれば、ISの勢力拡大に拍車が掛かりそうだ。

アフリカの主なイスラム過激派組織はアルシャバブのほか、北・西アフリカ一帯に広がる「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」と、ナイジェリアのボコ・ハラム。従来はいずれもアルカイダ系だった。

ISは、旧カダフィ政権の崩壊で混乱が続くリビアなど、北アフリカで勢力を拡大。AQIMから離反した一部勢力が昨年、アルジェリアでISへの参加を宣言したほか、今年3月にはボコ・ハラムもISに忠誠を誓うなど、アルカイダ系組織がISになびく傾向が強まっていた。

このほか、AP通信によるとISが制圧したリビア中部シルトに、80〜200人程度のボコ・ハラム戦闘員がいるとの専門家の見方もある。過激派の中には、ISとの関係強化で自派のてこ入れを図りたい思惑もあるとみられる。

アルシャバブは、イエメンで活動する「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」と密接に連携してきた。AFP通信によると、ソマリアのシェルマルケ首相は今年4月、アルシャバブ内部で、ISにつくかアルカイダにとどまるか「議論がある」と明かした。同国の首都モガディシオの事情通は今月中旬、毎日新聞の取材に対し「結論は出ていない」としたうえで、IS参加の可能性があると述べた。

アルシャバブは2009年ごろに首都の一部を含むソマリア中・南部を制圧したが、11年以降、アフリカ連合(AU)部隊などの攻勢で支配地を縮小し、劣勢が指摘される。一方、ケニアでは今年4月、148人が死亡した東部ガリッサの大学襲撃事件を起こすなど活動を活発化させている。

アフリカのイスラム過激派に詳しいフリーステート大(南アフリカ)のフセイン・ソロモン教授は「アルシャバブと緊密な関係を保ってきたボコ・ハラムがIS側についたことで、アルシャバブ内部でもISとの連携を望むグループが勢いを強めているかもしれない」と推測している。



 
 
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ソマリアでPKO基地襲撃、50人死亡か

nikkei.com

2015/9/2 22:37

【ナイロビ=共同】ソマリアの首都モガディシオ郊外で1日、イスラム過激派アルシャバーブの武装集団がアフリカ連合(AU)の平和維持活動(PKO)部隊の基地を襲撃し、一時的に制圧した。フランス公共ラジオは2日、欧米の軍当局者の話として、AU部隊の兵士50人以上が死亡し、約50人が行方不明になったと推定されると伝えた。

AU部隊の被害としては過去最悪の規模。モガディシオから南西約80キロにある基地はウガンダ軍の拠点だった。車爆弾が爆発した後、約200人の武装集団が銃撃戦の末に基地を掌握。AU部隊はその後、基地を奪還したが、アルシャバーブの報道官は「基地にある兵器をすべて略奪した」と主張した。

アルシャバーブはAU部隊の攻勢や米軍の空爆で弱体化したと指摘されるが、モガディシオなどでテロ攻撃を継続している。4月にケニア東部の大学が襲撃され、148人が死亡した事件でも犯行声明を出した。



 
 
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イスラム過激派の襲撃でウガンダ兵ら50人死亡(2015/09/02 22:18)

テレ朝news

東アフリカのソマリアで、国連平和維持活動にあたっているアフリカ連合の基地がイスラム過激派に襲撃され、兵士約50人が死亡したとみられます。

AP通信によりますと、1日に襲撃されたのは、ソマリアの首都モガディシオの南西約80kmにあるアフリカ連合の平和維持活動の基地です。イスラム過激派「アッシャバブ」が、基地につながる橋を破壊して孤立させたうえで、爆弾を積んだ車で突入し、銃撃戦になりました。基地は一時、アッシャバブによって制圧されたということです。この襲撃で、ウガンダから派遣されていた兵士ら50人が死亡したとみられています。アッシャバブは、ソマリアを拠点に活動するアルカイダ系のテロ組織です。6月にも、ソマリアで結婚式に参加していたウガンダ兵を襲撃し、6人が死亡しています。



 
 
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ソマリアで襲撃 50人死亡、50人以上行方不明か

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2015年9月2日21時08分

内戦状態が続く東アフリカのソマリアで、平和維持活動に従事しているアフリカ連合(AU)の軍基地が1日、同国を拠点とするイスラム過激派「シャバブ」の襲撃を受けた。少なくとも兵士50人が死亡し、さらに兵士50人以上が行方不明になっている模様だ。AFP通信が2日、伝えた。

現場は、首都モガディシオの南西約80キロの基地で、主にウガンダの兵士が配置されていた。シャバブは二つの橋を破壊して基地を孤立させ、爆弾を積んだ車で基地に突入した。約200人の戦闘員が基地を襲ったとみられている。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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アフリカ連合の基地をテロ組織が襲撃、兵士50人死亡か

cnn.co.jp

2015.09.04 Fri posted at 11:15 JST

ナイロビ(CNN) アフリカ東部ソマリアで、アフリカ連合(AU)部隊の基地がテロ組織「シャバブ」に襲撃され、AUの兵士少なくとも37人が死亡した。ウガンダとソマリアの軍関係者が明らかにした。

ソマリア南部にある基地は、1日にシャバブに襲撃された。ソマリアの治安関係者によると、この戦闘でソマリア軍の兵士少なくとも25人が死亡。ウガンダ軍の広報は、同国の兵士12人が死亡したことを明らかにした。ウガンダ率いるAUソマリア・ミッション(AMISOM)にこれほど多くの犠牲者が出たのは2012年以来。

欧米の関係者の話では、死亡した兵士は50人に上るとの情報もある。

AMISOMの部隊はウガンダ、ブルンジ、ケニア、エチオピア、ジブチ、シエラレオネから派遣された2万2000人で構成される。シャバブの戦術は、市民や政府関係者を狙った自爆テロなどの散発的な攻撃から、辺境にあるAU基地を狙う本格的な作戦へとシフトしているようだ。

7月にはエチオピアの部隊や、主にブルンジ兵が駐留するソマリアの基地がシャバブに襲撃され、AMISOMの兵士数十人が死亡する事件も発生。シャバブのメンバーは1日の襲撃について、7月の襲撃を実行したのと同じ約200人の部隊が仕掛けたと語った。AMISOMが民間人を攻撃したことに対する報復だったと主張している。

欧米の関係者によれば、シャバブは基地の近くにある2つの橋を破壊してウガンダ兵の脱出を阻み、爆弾を積んだ車で基地の防御線を突破した。国連が空から負傷者の救出に向かったが、悪天候に阻まれて現場に到達できなかったという。

米国は3日、シャバブを強く非難する声明を発表した。



 
 
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アフリカ連合の基地に襲撃、兵士37人死亡 ソマリア

cnn.co.jp

2015.09.04 Fri posted at 11:15 JST

ナイロビ(CNN) アフリカ東部ソマリアで、アフリカ連合(AU)部隊の基地がテロ組織「シャバブ」に襲撃され、AUの兵士少なくとも37人が死亡した。ウガンダとソマリアの軍関係者が明らかにした。

ソマリア南部にある基地は、1日にシャバブに襲撃された。ソマリアの治安関係者によると、この戦闘でソマリア軍の兵士少なくとも25人が死亡。ウガンダ軍の広報は、同国の兵士12人が死亡したことを明らかにした。ウガンダ率いるAUソマリア・ミッション(AMISOM)にこれほど多くの犠牲者が出たのは2012年以来。

欧米の関係者の話では、死亡した兵士は50人に上るとの情報もある。

AMISOMの部隊はウガンダ、ブルンジ、ケニア、エチオピア、ジブチ、シエラレオネから派遣された2万2000人で構成される。シャバブの戦術は、市民や政府関係者を狙った自爆テロなどの散発的な攻撃から、辺境にあるAU基地を狙う本格的な作戦へとシフトしているようだ。

7月にはエチオピアの部隊や、主にブルンジ兵が駐留するソマリアの基地がシャバブに襲撃され、AMISOMの兵士数十人が死亡する事件も発生。シャバブのメンバーは1日の襲撃について、7月の襲撃を実行したのと同じ約200人の部隊が仕掛けたと語った。AMISOMが民間人を攻撃したことに対する報復だったと主張している。

欧米の関係者によれば、シャバブは基地の近くにある2つの橋を破壊してウガンダ兵の脱出を阻み、爆弾を積んだ車で基地の防御線を突破した。国連が空から負傷者の救出に向かったが、悪天候に阻まれて現場に到達できなかったという。

米国は3日、シャバブを強く非難する声明を発表した。



 
 
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アルカイダ系組織の幹部がISISに忠誠 ソマリア

cnn.co.jp

2015.10.23 Fri posted at 12:30 JST

ナイロビ(CNN) アフリカ東部ソマリアに拠点を置くアルカイダ系過激派「シャバブ」の幹部がこのほど、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓った。これはシャバブのさらなる分裂と、アフリカにおけるISISの勢力拡大を意味する。

シャバブに近い筋によれば、ISISに忠誠を誓ったのは幹部のアブドゥル・カディル・ムミン師。米情報機関の関係者も、ムミン師が忠誠を誓った様子はビデオ撮影されており、今後インターネットで公開されるとの見方を示した。

これまでに複数のシャバブ構成員が同じようにネット上でISISへの忠誠を誓っている。

シャバブに近い筋がCNNに対し明らかにしたところによると、一部の幹部はISISに寝返る可能性のあるメンバーを根絶しようとしている。このためメンバーの間では生命の危険を訴える声も上がる。

すでに数週間前から、組織内で秘密警察的な働きをする部局「アムニヤト」が、アルカイダからISISに鞍替えしたとみられるメンバーの拘束を始めているという。

関係者はCNNに対し、組織内は「緊張」しており、「非常事態」になっていると述べた。

前出のムミン師はソマリア北部プントランドを拠点にしているとみられ、主に南部で活動するアムニヤトの手からは逃れている。

こうした組織の分裂は、離反者の人数よりも象徴的な意味合いにおいてより重要だ。

ソマリア当局者によれば、推定1400人強のシャバブの構成員のうち、ISISに離反しそうな者の数は約100人にすぎない。

だが離反者は若いメンバーに多い。ソマリア駐在の欧米の外交官はCNNに対し、離反は現状に対する不満の表れであり、若年層にとってISISのほうが魅力的に映っていることを示していると語った。



 
 
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ソマリア首都で爆発、9人死亡 シャバブが犯行声明

asahi.com

ヨハネスブルク=三浦英之2015年11月1日18時56分

東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオのホテルで1日、爆弾テロがあり、少なくとも9人が死亡した。イスラム過激派「シャバブ」が犯行声明を出した。AP通信が伝えた。

APによると、同日早朝、爆発物を積んだ車がホテルの門などで爆発した。その後、銃を持った男たちがホテルに入り、ホテルのオーナーや軍関係者らを撃ったという。現場は政府関係者やビジネスマンが頻繁に使用するホテルだった。(ヨハネスブルク=三浦英之)



 
 
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ソマリア首都でホテル襲撃、民間人ら15人死亡

cnn.co.jp

2015.11.02 Mon posted at 11:14 JST

モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオで1日、ホテルが武装集団に襲われ、当局者らによると少なくとも15人が死亡した。

国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」が、自前の国内ラジオ放送を通して犯行声明を出した。

現場にいた内務省報道官によると、死者の多くは民間人だった。武装集団がホテルに押し入り、駆けつけた特殊部隊と衝突した。

ホテルは政府当局者らの住居として使われていた。最初に入り口で車を使った自爆テロが起きたという。

情報当局者が匿名で語ったところによれば、続いて緊急対応要員を狙ったとみられる遠隔操作の爆弾が爆発。さらに自爆犯1人が3度目の爆発を起こしたとみられる。



 
 
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ソマリア沖で漁船襲撃相次ぐ、海賊問題再燃か

cnn.co.jp

2015.11.24 Tue posted at 11:45 JST

(CNN) アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾で、イランとタイの漁船が相次いで海賊に襲撃された。同海域では今月に入り、ほかにも2隻に対する襲撃未遂事件が発生しており、海賊問題の再燃が懸念されている。

9月には別のイラン船2隻がソマリア沖で海賊に襲われ、このうち1隻は船員が脱出できたが、もう1隻は乗っ取られたままだという。人質解放支援団体の専門家によると、アデン湾で海賊が襲撃を成功させたのは2年ぶり。事件はソマリア沖から200カイリ以上離れた地点で発生し、小型船を使って襲撃された。

この海域ではかつて海賊による船舶の襲撃が相次ぎ、米国人や英国人などが人質に取られて身代金を要求される事件が頻発した。

その後欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)などの海軍がパトロールを強化し、警備員が乗船するようになったことを受け、襲撃は激減していた。

しかしソマリア沖で漁船の違法操業が横行していることなどから、事態が再び悪化する可能性は大きいと専門家は予想する。違法操業の規模は1981年に比べて20倍に達しているという。

今も海賊に拘束されている人質は約40人。4年以上前に乗っ取られた漁船のアジア人船員26人は、いまだに解放が実現していない。



 
 
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移民・難民数、15年時点で00年比41%増 2億4400万人に

nikkei.com

2016/1/13 10:52

【ニューヨーク=高橋里奈】国連は12日、紛争や経済的な理由で出生国とは別の国で生活する移民と難民の数が2015年時点で、00年に比べ41%多い約2億4400万人だったと発表した。このうち難民は2000万人。発展途上国から豊かな先進国への移民のほか、内戦や紛争でシリアなどからの難民が増えた。

出身国のうち最大はインドで、2位メキシコ、3位ロシアと続く。受け入れ国のトップは米国。

国連経済社会局によると、移民のうち43%はアジア・中東で生まれ、欧米のほかサウジアラビアなど比較的豊かな中東諸国で暮らしている。

難民はシリアやアフガニスタン、ソマリアの出身者が多く、主にパキスタンやレバノン、イラン、ヨルダンで暮らす。



UP:2014 REV:
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