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マリ共和国 2013年

アフリカアフリカ Africa 2014

○外務省 各国・地域情勢 マリ共和国

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マリ共和国 〜2010年
マリ共和国 2011年〜2012年
マリ共和国

◆2013/01/04 毎日新聞 マリ:過激派分裂の可能性 一部が政府と交渉の構え
◆2013/01/11 毎日新聞 マリ:イスラム過激派が政府軍要衝を制圧
◆2013/01/11 毎日新聞 マリ:過激派掃討へ外国軍が展開開始
◆2013/01/12 nikkei.com 仏、西アフリカのマリに軍事介入
◆2013/01/12 nikkei.com 仏軍、マリ攻撃で1人死亡
◆2013/01/12 cnn.co.jp マリが全土に非常事態宣言 フランスは軍を派遣
◆2013/01/12 asahi.com フランス、マリに軍事介入 空爆中心、慎重姿勢から転換
◆2013/01/12 yomiuri.co.jp 仏が西アフリカ・マリで軍事介入を開始
◆2013/01/12 yomiuri.co.jp 仏が軍事介入のマリ、中部都市を政府軍が奪還
◆2013/01/12 毎日新聞 マリ:フランスが軍事介入 過激派侵攻で支援要請受け
◆2013/01/12 毎日新聞 マリ:作戦中に仏ヘリ墜落、1人死亡
◆2013/01/13 nikkei.com マリで100人以上死亡 仏空爆、過激派は報復警告
◆2013/01/13 asahi.com マリの混乱広がる 仏、軍事介入「急を要した」
◆2013/01/13 asahi.com マリ軍事介入「友好国救済が目的」 仏大統領が強調
◆2013/01/13 毎日新聞 マリ:周辺国も派兵へ 本格的戦闘に発展の恐れ
◆2013/01/14 yomiuri.co.jp マリ軍事介入の仏を支援、英政府が輸送機派遣
◆2013/01/14 nikkei.com 仏軍、マリ北部も空爆 過激派側で数百人規模の死者?
◆2013/01/14 nikkei.com 中国「マリ情勢を注視」 フランス介入に一定の理解
◆2013/01/14 nikkei.com 西アフリカで過激派の活動活発化 経済格差など背景に
◆2013/01/14 cnn.co.jp フランス軍がマリ北部を空爆、14日に安保理会合
◆2013/01/14 yomiuri.co.jp マリ武装勢力、予想以上の強さ…仏が誤算認める
◆2013/01/14 毎日新聞 マリ:仏軍、北部空爆を開始 統一回復まで介入継続方針
◆2013/01/15 cnn.co.jp マリ中部の都市を武装勢力が制圧 各国が対応を協議
◆2013/01/15 asahi.com 米・EU、マリ介入へ 仏軍支援、アルカイダ系組織懸念
◆2013/01/15 yomiuri.co.jp EU、対応を協議…仏軍事介入のマリ情勢
◆2013/01/15 yomiuri.co.jp NATO、マリへの軍事介入を否定
◆2013/01/15 nikkei.com 安保理がマリ情勢協議 仏「各国、空爆に理解」
◆2013/01/15 nikkei.com EU、マリ情勢で臨時外相理事会 週内に
◆2013/01/15 nikkei.com [FT]不可避だった仏軍のマリ軍事介入(社説)
◆2013/01/15 毎日新聞 マリ:EUも軍事介入検討へ イスラム過激派掃討で
◆2013/01/15 毎日新聞 マリ:軍事介入の仏が増強 安保理各国は支持表明
◆2013/01/16 yomiuri.co.jp マリ駐留仏軍、拠点奪回へ初の地上攻撃か
◆2013/01/16 yomiuri.co.jp マリ軍事介入、長期化の可能性…仏大統領が示唆
◆2013/01/16 nikkei.com フランス、マリへ増派 2500人規模に
◆2013/01/16 nikkei.com マリへの派兵、米は検討せず 国防長官
◆2013/01/16 nikkei.com 仏軍、マリで地上作戦に着手 中部で過激派と戦闘
◆2013/01/16 毎日新聞 マリ:仏地上部隊が進攻 中部の武装勢力拠点奪還へ
◆2013/01/16 毎日新聞 マリ:仏地上部隊が交戦
◆2013/01/16 毎日新聞 アルジェリア:武装勢力が3日本人拘束、10人安否不明
◆2013/01/16 毎日新聞 アルジェリア拘束:マリへの仏軍介入への報復措置か
◆2013/01/17 cnn.co.jp 武装集団がガス施設襲撃、日本人や欧米人を拘束 アルジェリア
◆2013/01/17 asahi.com 「爆弾ベルト、人質に強要」 アルジェリア事件で仏TV
◆2013/01/17 yomiuri.co.jp 邦人拘束、仏のマリ空爆引き金か…過激派報復?
◆2013/01/17 nikkei.com 米「テロ、強く非難」 アルジェリア事件で対応急ぐ
◆2013/01/17 nikkei.com アルジェリア軍部隊が包囲 邦人拘束事件、緊張続く
◆2013/01/17 cnn.co.jp 欧米諸国、フランスのマリ軍事介入を一致して支持
◆2013/01/17 nikkei.com マリの過激派排除急ぐ 急速な台頭で国際社会
◆2013/01/17 nikkei.com EU、仏のマリ軍事介入を側面支援
◆2013/01/17 yomiuri.co.jp マリ政府軍訓練のEU部隊、活動開始を前倒し
◆2013/01/17 毎日新聞 マリ:EU、2月中旬に部隊派遣…仏介入で前倒し
◆2013/01/17 毎日新聞 マリ:仏軍、軍事作戦を継続…中部、実戦部隊も集結へ
◆2013/01/17 毎日新聞 アルジェリア拘束:仏にマリ介入停止要求 人質解放条件に
◆2013/01/18 cnn.co.jp フランス軍、マリでの空爆続行 住民は避難急ぐ
◆2013/01/18 yomiuri.co.jp マリの首都に多国籍軍到着…掃討作戦引き継ぎへ
◆2013/01/19 nikkei.com 北・西アフリカに危うさ イスラム過激派が拡散
◆2013/01/19 nikkei.com 強硬姿勢強める仏政権 マリ軍事介入、EUも支持
◆2013/01/19 nikkei.com 中国、批判は手控え 自国民の拘束時に備え
◆2013/01/19 nikkei.com マリ中部の都市、政府軍が奪回
◆2013/01/19 nikkei.com 仏、マリへの軍事介入長期化の恐れ イスラム過激派の拠点
◆2013/01/19 yomiuri.co.jp 「この事件で、マリ介入が正当化された」仏首相
◆2013/01/19 yomiuri.co.jp マリ武装勢力、南部の町から撤退…仏軍の空爆で
◆2013/01/19 cnn.co.jp マリ軍などが中部の要衝都市奪還、軍事介入の仏に重要戦果で
◆2013/01/19 毎日新聞 マリ:介入のフランス軍苦戦…イスラム過激派の抵抗激しく
◆2013/01/19 毎日新聞 アルジェリア拘束:マリへの仏軍介入は「欧米の誤算」
◆2013/01/20 cnn.co.jp マリ紛争に介入のフランス、増派検討か 上限2500人超え
◆2013/01/20 nikkei.com 仏のマリ介入、周辺国・欧米各国が支援
◆2013/01/20 yomiuri.co.jp 国連にマリ軍事支援要請…西アフリカで首脳会議
◆2013/01/21 nikkei.com 「アルカイダに作戦の責任」 犯行声明公表
◆2013/01/21 nikkei.com 仏軍、マリ北部を空爆 国防相「全土掌握まで続行」
◆2013/01/21 nikkei.com [FT]広がるイスラム過激派の脅威(社説)
◆2013/01/21 yomiuri.co.jp フランス国防相、強行作戦への支持表明
◆2013/01/21 yomiuri.co.jp マリ派遣予定兵士、殺害される…ナイジェリア
◆2013/01/21 yomiuri.co.jp 人質事件の首謀者、マリ潜伏か…英の支援で追跡
◆2013/01/21 毎日新聞 仏国防相:マリ介入の仏軍「北進」…「全土奪還目指す」
◆2013/01/21 nikkei.com 外国人人質、8カ国37人犠牲 アルジェリア首相
◆2013/01/22 asahi.com エジプト大統領、仏のマリ介入に「反対」 サウジで演説
◆2013/01/22 cnn.co.jp マリ軍が中部要衝を奪還、人道危機は深刻化
◆2013/01/22 yomiuri.co.jp マリ中・南部の拠点2か所、仏軍・政府軍が奪回
◆2013/01/22 毎日新聞 マリ:フランス軍などが中部の二つの町を新たに奪還
◆2013/01/23 asahi.com 安堵と緊張、市民に交錯 仏軍制圧のマリ中部ルポ
◆2013/01/23 asahi.com パナソニック、アフリカ5カ国の出張禁止 人質事件受け
◆2013/01/23 nikkei.com 欧州、対テロ戦辞さず 独は仏に追加支援
◆2013/01/23 nikkei.com 在マリの日本大使館、一時閉鎖へ
◆2013/01/23 nikkei.com マリ大使館の一時閉鎖を発表 外務省
◆2013/01/23 nikkei.com EU、アフリカ支援強化 23億円追加拠出
◆2013/01/23 毎日新聞 アルジェリア事件:マリの日本大使館を一時閉鎖
◆2013/01/23 毎日新聞 マリ:イスラム教指導者「仏軍事介入」評価 過激派阻止で
◆2013/01/24 nikkei.com 北アフリカのテロ対策「最優先課題」 米国務長官
◆2013/01/24 asahi.com マリ軍、30人以上処刑か 武装勢力メンバーと疑う?
◆2013/01/24 yomiuri.co.jp アフリカ多国籍軍、西アフリカ・マリで作戦開始
◆2013/01/24 毎日新聞 マリ:仏と協力し本格展開…西アフリカ共同体部隊司令官
◆2013/01/25 asahi.com マリの武装組織分裂 仏軍、激しい空爆で圧力強める
◆2013/01/25 毎日新聞 マリ:仏軍、北進続ける 過激派本拠地まで250キロ
◆2013/01/26 cnn.co.jp マリ軍が住民処刑か、武装勢力と関係疑い虐待も
◆2013/01/26 yomiuri.co.jp 仏軍とマリ政府軍、武装勢力の拠点に向け進軍
◆2013/01/26 毎日新聞 米国:輸送機支援「代金」請求 仏激怒で無料に
◆2013/01/26 毎日新聞 マリ中部ルポ:「過激派は町ごと人質にした」
◆2013/01/26 毎日新聞 マリ:仏軍、ガオ奪還作戦開始へ本格準備
◆2013/01/26 asahi.com 米仏首脳、北アフリカ対策強化で一致
◆2013/01/27 cnn.co.jp 米軍、マリ紛争介入の仏軍への支援拡大 空中給油も開始へ
◆2013/01/27 nikkei.com フランス軍、マリ北部のイスラム過激派拠点を奪回
◆2013/01/27 毎日新聞 マリ情勢:地元ジャーナリスト「火種はアルジェリアから」
◆2013/01/27 毎日新聞 マリ:北部ガオ、ほぼ奪還…仏・政府軍 過激派占拠の都市
◆2013/01/28 nikkei.com 仏・マリ軍、世界遺産都市の空港を掌握
◆2013/01/28 毎日新聞 マリ:政府・仏軍、世界遺産都市トンブクトゥを制圧
◆2013/01/29 nikkei.com マリ支援に1.2億ドル拠出 外務省、人道支援や治安維持を後押し
◆2013/01/29 毎日新聞 マリ:戦闘長期化の懸念 仏軍介入「補助的立場」を強調
◆2013/01/29 IPS Japan チャド軍、マリ北部の戦闘に加わる
◆2013/01/30 nikkei.com 仏軍のマリ介入、長期化懸念も 西アフリカ諸国の資金不足で
◆2013/01/30 nikkei.com [FT]仏軍のマリ介入に強力な国際支援を(社説)
◆2013/01/30 毎日新聞 マリ:仏軍、キダルの空港制圧…過激派の本拠地
◆2013/02/02 cnn.co.jp フランス大統領がマリ訪問へ 紛争勃発後初
◆2013/02/02 nikkei.com 仏オランド大統領、2日にマリ訪問
◆2013/02/02 nikkei.com 仏軍空爆で市民5人死亡か マリ中部
◆2013/02/02 毎日新聞 マリ:世界遺産都市の古文書救出 秘密裏に移送
◆2013/02/02 毎日新聞 マリ古文書救出:2万5000点、粉ミルクや米の袋で隠し
◆2013/02/02 毎日新聞 マリ:「過激派に協力」…黒人が遊牧民標的に 略奪相次ぐ
◆2013/02/02 毎日新聞 マリ:仏大統領、アフリカに戦闘任務引き継ぎたい意向
◆2013/02/03 cnn.co.jp 国内紛争抱えるマリが4強入り サッカーのアフリカ選手権
◆2013/02/03 nikkei.com マリ北部で仏軍と過激派衝突
◆2013/02/03 yomiuri.co.jp 仏大統領、作戦主導権を多国籍軍に譲渡の意向
◆2013/02/04 nikkei.com 仏軍、マリ北部で空爆継続 過激派キャンプなど標的
◆2013/02/05 asahi.com マリ、空爆で解放された街 中部コンナ 激しい傷痕
◆2013/02/05 asahi.com マリ支援国際会議が開幕 政情安定めざし支援加速へ
◆2013/02/06 cnn.co.jp マリ軍事介入の仏軍、3月に撤退開始へ
◆2013/02/06 nikkei.com 仏、マリ軍事介入で幕引き急ぐ 長期化での批判懸念
◆2013/02/06 nikkei.com EU、マリ軍事活動の進展を歓迎
◆2013/02/06 asahi.com 寄生虫病「ギニアワーム」根絶へ 公衆衛生活動実る
◆2013/02/07 cnn.co.jp 仏軍、「数百人」の武装勢力を殺害 マリ紛争への介入1カ月
◆2013/02/07 asahi.com 人質事件、首謀者の館 マリ北部、当日朝まで潜伏か
◆2013/02/07 yomiuri.co.jp マリでPKO展開へ…安保理、仏軍の全土掌握後
◆2013/02/07 毎日新聞 マリ:PKO創設を仏が提案 安保理非公式会合
◆2013/02/08 nikkei.com 仏軍介入後、初の自爆テロ マリ北部
◆2013/02/09 毎日新聞 マリ:仏軍、北部山岳地帯到達 過激派は拠点で自爆テロ
◆2013/02/09 毎日新聞 マリ:初の自爆テロ アルジェリア事件で声明の過激派か
◆2013/02/09 毎日新聞 マリ:仏が北部キダル制圧に慎重 別の武装組織の管理下に
◆2013/02/10 asahi.com アルジェリア事件首謀者 無政府化マリに人質集める
◆2013/02/11 asahi.com マリ北部・ガオ、武装勢力の攻撃相次ぐ 仏軍が進攻
◆2013/02/11 時事通信 ガオで銃撃戦=過激派潜入、爆発続く−マリ北部
◆2013/02/12 yomiuri.co.jp 仏軍、マリ泥沼化を懸念…過激派はゲリラ戦術
◆2013/02/12 毎日新聞 マリ:北部拠点都市で過激派の反撃続く ゲリラ戦本格化へ
◆2013/02/13 OKGuide 資金の不正流用による活動打ち切りから2年!世界エイズ・結核・マラリア対策基金がマリでの援助を再開
◆2013/02/15 asahi.com 仏軍事介入のマリ、7月7日に大統領選
◆2013/02/19 NHK 破壊されたマリの世界遺産を修復へ
◆2013/02/23 時事ドットコム チャド兵ら78人死亡=マリ北部
◆2013/02/25 nikkei.com チャド軍の死者計23人に マリ
◆2013/03/01 時事ドットコム アルカイダ系司令官を殺害=北アフリカ拠点組織−マリ
◆2013/03/03 jp.reuters.com アルジェリア人質事件の首謀者、チャド軍がマリで殺害と発表
◆2013/03/03 AFP BB News アルジェリア人質事件の首謀者を殺害、マリで作戦中のチャド軍
◆2013/03/03 時事ドットコム ベルモフタール司令官を殺害=アルジェリア人質事件の首謀者−チャド軍発表
◆2013/03/03 nikkei.com チャド軍、アルジェリア人質事件首謀者を殺害と発表
◆2013/03/03 nikkei.com アルジェリア人質事件の首謀者殺害と発表 チャド軍
◆2013/03/07 nikkei.com 仏軍マリ撤退は4月から オランド大統領
◆2013/03/13 時事ドットコム マリ派遣PKO、4月に採決も=周辺国主体で1万人規模−フランス外相
◆2013/03/20 cnn.co.jp マリの武装勢力、フランス人の人質1人を殺害と発表
◆2013/03/23 nikkei.com マリでテロ組織最高幹部を殺害 仏軍、戦闘中に
◆2013/03/27 nikkei.com フランス、中央アフリカ派兵 権益確保へ苦渋の介入
◆2013/03/29 毎日新聞 フランス:オランド大統領 マリの仏軍を削減する計画表明
◆2013/04/01 cnn.co.jp マリ軍・仏軍が武装勢力と衝突 2人を殺害
◆2013/04/09 毎日新聞 マリ:仏軍撤収開始 100人、介入3カ月を前に
◆2013/04/09 毎日新聞 マリ:仏軍撤収開始 100人、介入3カ月を前に
◆2013/04/10 asahi.com リビアの武器、シリアやマリに流出か 国連安保理報告書
◆2013/04/16 asahi.com アルジェリア人質事件「首謀者は自爆」 チャド大統領
◆2013/04/21 cnn.co.jp マリ難民の健康状態悪化 隣国キャンプで
◆2013/04/25 asahi.com マリにPKO展開へ 安保理、決議を採択 全会一致
◆2013/04/26 yomiuri.co.jp マリにPKO部隊1万2千人展開…安保理が採択
◆2013/04/26 毎日新聞 安保理:マリPKO部隊を創設
◆2013/04/26 毎日新聞 マリPKO:安定化へ課題多く
◆2013/05/16 asahi.com マリ復興支援に4千億円 日本など100カ国、2年間で
◆2013/05/16 yomiuri.co.jp マリに4300億円支援へ…EUなど
◆2013/05/16 nikkei.com マリ支援、4200億円拠出で合意 EU・仏主催の会合
◆2013/05/25 毎日新聞 ニジェール:自爆テロは隣国マリの報復 イスラム過激派
◆2013/05/26 nikkei.com マリやコンゴ情勢協議 AU首脳会議
◆2013/05/27 nikkei.com トヨタ、アフリカの貧困地域に四駆2台寄贈
◆2013/06/02 nikkei.com アフリカ向けコメ売却債権、577億円放棄 政府
◆2013/06/02 asahi.com 「マリ、シリアで膨大な難民」国連難民高等弁務官が憂慮
◆2013/06/03 asahi.com 「武装勢力から全土を取り戻す」マリ大統領インタビュー
◆2013/06/06 UNICEF (press release) School of Hope brings education to Malian children with hearing impairments
◆2013/06/06 毎日新聞 マリ:イスラム過激派、周辺国に拡散
◆2013/06/08 毎日新聞 マリ:民族対立激化 黙認の仏軍に市民抗議
◆2013/07/09 nikkei.com マリ、国土統一へ一歩 政府と独立派が大統領選28日で合意
◆2013/07/14 毎日新聞 マリPKO:中国、治安部隊派遣へ 400人規模
◆2013/07/28 nikkei.com マリ大統領選の投票実施 混乱解消へ節目
◆2013/07/29 毎日新聞 マリ大統領選:投票実施、本格政権移行に注目
◆2013/07/29 毎日新聞 マリ:本格政権移行へ大統領選実施 27人が出馬
◆2013/08/03 asahi.com マリ大統領選、2候補の決選投票に 過半数に達せず
◆2013/08/12 nikkei.com マリで大統領決選投票 元首相優勢
◆2013/08/12 毎日新聞 マリ:大統領選で決選投票
◆2013/08/13 yomiuri.co.jp マリ大統領選、ケイタ元首相が当選確実に
◆2013/08/13 nikkei.com マリ大統領選、元首相が勝利へ 対立候補が敗北認める
◆2013/08/15 nikkei.com マリ大統領に元首相が当選 国家再建へ前進
◆2013/08/16 毎日新聞 マリ大統領選:元首相が圧勝
◆2013/08/23 毎日新聞 イスラム過激派:2組織が合流 同胞団へ支援表明
◆2013/10/31 nikkei.com 15歳未満の出産200万人 国連、少女の権利保護を訴え
◆2013/11/03 cnn.co.jp 仏ラジオ記者2人が拉致、殺害される マリで取材中
◆2013/11/04 yomiuri.co.jp 仏人2人、西アフリカで拉致後に遺体で発見
◆2013/11/07 yomiuri.co.jp マリ記者殺害、アル・カーイダ系組織が犯行声明
◆2013/11/27 nikkei.com [FT]アフリカに大虐殺の危機、フランスが警告(社説)

【参考】
○アフリカ理解プロジェクト 「故郷に錦をかざる」人々


 
 
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マリ:過激派分裂の可能性 一部が政府と交渉の構え

毎日新聞 2013年01月04日 18時37分(最終更新 01月04日 23時20分)

【ヨハネスブルク服部正法】イスラム過激派掃討のため国連安全保障理事会が周辺国の軍事介入を認めた西アフリカ・マリで、過激派の一部に軟化姿勢が見えてきた。マリの遊牧民主体の過激派「アンサル・ディーン」はマリ政府との交渉に応じる構えをみせ、敵対してきた遊牧民主体の世俗主義反政府組織との和解にも合意した。過激派が地元マリ人勢力と国際テロ組織アルカイダ系の外国勢力に分裂する可能性も出てきた。

マリでは昨年3月に起きた軍事クーデターに乗じ、北部の遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」とトゥアレグ人主体のイスラム過激派アンサル・ディーンが連携して4月に北部を制圧。アンサル・ディーンはアルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」などと協力し、MNLAを北部の都市部から放逐し、過激派による支配を固めた。多数の外国人戦闘員が流入し、シャリア(イスラム法)に基づく統治が進んでいる。

マリ北部がアルカイダの温床になることを懸念した周辺国グループ「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は軍事介入を計画し、安保理は先月20日、3300人規模の部隊派遣を承認。軍事行動は今秋以降に始まる見通しだ。

軍事介入圧力を高める一方、周辺国はアンサル・ディーンに対し、政府と交渉し、アルカイダと関係を断絶するよう呼び掛けた。隣国ブルキナファソの仲介による先月4日の会合ではマリ政府、アンサル・ディーン、MNLAの代表が国家分裂を防ぐことで一致。21日には隣国アルジェリアでの会合でアンサル・ディーンとMNLAが対立関係の解消などで合意した。交渉開始以降、アンサル・ディーン側からは、アルカイダとの一体化を否定する発言が出ている。

マリの首都バマコの複数の情報筋によると、アンサル・ディーンの指導者イヤド・アグガリ氏がイスラム過激思想を持ったのは近年で、目的はトゥアレグ人社会や出身地の北部キダル地域での覇権にとどまり、国境を超えた「聖戦」を目指すAQIMとは方向性が異なるという。



 
 
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マリ:イスラム過激派が政府軍要衝を制圧

毎日新聞 2013年01月11日 17時52分

西アフリカ・マリからの報道によると、マリ北部を占拠するイスラム過激派の一つ、アンサル・ディーンが10日、マリ中部コンナを新たに制圧した。コンナはイスラム過激派と対峙(たいじ)するマリ政府軍の最前線基地があった要衝。政府側の最北の拠点都市モプティに過激派が迫る可能性も出てきた。AP通信によると、アンサル・ディーンの報道官は「政府軍をコンナから追い出した」と明言。政府軍兵士はコンナで交戦し政府軍が退却したと明かした。【ヨハネスブルク】



 
 
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マリ:過激派掃討へ外国軍が展開開始

毎日新聞 2013年01月11日 22時05分(最終更新 01月12日 00時18分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】イスラム過激派掃討のため国連安全保障理事会が周辺国の軍事介入を認めた西アフリカ・マリに10日、外国軍部隊が到着し、軍事展開を開始した。AFP通信によると、マリ政府当局者は11日、「フランス軍を含む欧州部隊」と明らかにした。部隊の規模や拠点は明らかにされていない。

マリからの報道によると、マリ北部を占拠するイスラム過激派の一つ、アンサル・ディーンが10日、中部コンナを新たに制圧した。コンナはイスラム過激派と対峙(たいじ)するマリ政府軍の最前線基地があった要衝で、政府軍の最北の拠点都市モプティに過激派が迫る可能性が出ている。イスラム過激派の攻勢を受け、マリ政府は国連と旧植民地宗主国のフランスに軍事支援を要請していた。



 
 
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仏、西アフリカのマリに軍事介入

イスラム過激派との対立激化

nikkei.com

2013/1/12 10:11

【パリ=竹内康雄】フランス政府は11日、国軍とイスラム過激派の対立が激化しているアフリカ西部のマリに軍事介入したと発表した。マリでは昨年3月、首都バマコでクーデターが発生。イスラム過激派が同国北部を制圧し、国土は二分されている。旧宗主国であるフランスのオランド政権は軍事介入を「テロとの戦い」と位置付け、マリ政府の国土奪還を支援する。

同日記者会見したファビウス仏外相は「空からの軍事介入を実施した」と発言。既に空爆などに踏み切ったもようだ。

軍事介入はオランド仏大統領が11日、マリのトラオレ暫定大統領と電話会談して合意。オランド大統領は「これはテロリストとの戦いだ。作戦は必要な期間続く」と述べた。仏軍の派遣規模は明かしていない。

暫定大統領は軍事介入を受けて記者会見し、マリ全土に非常事態宣言を発令した上で「イスラム過激派に大規模で容赦ない反撃を加える」と語った。暫定大統領は10日、政府の拠点がある同国南部へのイスラム過激派の侵攻を食い止めるため、仏政府に軍事支援を要請していた。

マリ情勢を巡っては、昨年3月にバマコで正規軍の待遇などに不満を持つ兵士が政府転覆を狙ったクーデターを画策。当時の暫定首相を拘束して政府機能がまひした。この混乱に乗じて国際テロ組織「アルカイダ」と関連のあるイスラム過激派が北部地域を掌握した経緯がある。事態の悪化を受け、国連安全保障理事会では昨年12月20日、イスラム過激派に対する軍事介入を認める決議を全会一致で採択していた。

オランド大統領の発表を受け、ナイジェリアなど15カ国で構成する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は「国連決議に基づく軍隊の派遣を承認した」との声明を公表。ロイター通信によると、マリ国防省報道官はナイジェリアとセネガルが軍事介入に加わると説明したが、仏側は「マリ部隊への支援は現時点では仏単独」(ファビウス外相)としている。

仏政府はマリがイスラム過激派に掌握され、国際テロ組織の拠点になれば、ただでさえ不安定な北・西アフリカ諸国の政情が一段と悪化しかねないと判断。同地域からは原油や鉱物資源も調達しており、歴史・経済両面で結びつきの深い地域情勢の安定を目指す。

ヘイグ英外相は11日、「フランスの決定を支持する」と述べた。ウェスターウェレ独外相は「軍事面だけではなく、政治的な解決を図るべきだ」と表明。米国務省のヌランド報道官は「マリ政府の要請に基づく仏政府の軍事支援を理解している。仏政府とは緊密に連絡を取っている」と話した。



 
 
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仏軍、マリ攻撃で1人死亡

nikkei.com

2013/1/12 23:16

【パリ=竹内康雄】アフリカ西部マリへの軍事介入を始めたフランスのルドリアン国防相は12日、マリ南部で11日にイスラム過激派に対する空爆を実施した際、仏軍のパイロット1人が攻撃され死亡したと発表した。今回の軍事介入での仏側の死者は初めて。国防相は派遣部隊は「数百人規模」と明らかにした。

仏政府は11日からマリに軍事介入した。仏軍は、マリ政府の拠点がある首都に向けて南下するイスラム過激派を食い止める作戦で、現状では過激派が制圧する北部を攻撃する計画はないと説明している。オランド大統領はこの日予定していた仏南部マルセイユ訪問を取りやめ、政権幹部らとマリ情勢を協議した。



 
 
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マリが全土に非常事態宣言 フランスは軍を派遣

cnn.co.jp

2013.01.12 Sat posted at 10:00 JST

(CNN) 西アフリカ・マリのトラオレ暫定大統領は11日、同国北部を支配するイスラム武装勢力の脅威に対し、テレビを通して非常事態宣言を出した。これに先立ち、旧宗主国のフランスは同国への軍派遣を発表した。 フランスのオランド大統領は、マリが北部で「テロリスト」の攻撃にさらされ、国家の存続と国民や同国に滞在する仏国民らの安全が脅かされていると述べた。軍事作戦は「必要な限り続ける」としている。同時に、国連との協議に基づく国際法の枠内での介入だと強調した。

部隊の規模は公表されていないが、ファビウス仏外相によると作戦には空爆も含まれる。トラオレ大統領も非常事態宣言の発令に際し、フランス軍から空爆を含む支援を受けることを認めた。

フランスはこれまでアフリカ介入を縮小する方針を示し、マリへの直接介入も否定してきた。今回部隊の派遣に踏み切ったのは、マリ情勢に対する重大な懸念の表れとみられる。

マリでは昨年3月のクーデター後、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム武装勢力が北部を制圧。イスラム法による厳格な支配体制を敷き、国際社会から批判を浴びている。国連安全保障理事会は昨年12月、マリの治安回復に向け、周辺諸国主導の支援部隊による1年間の作戦を認める決定を下した。



 
 
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2013年1月12日10時35分

フランス、マリに軍事介入 空爆中心、慎重姿勢から転換

【パリ=稲田信司】フランスのオランド大統領は11日夜、無政府状態に陥っている西アフリカ・マリに軍事介入したと発表した。記者会見したファビウス仏外相によると、マリ暫定政府の要請に応える形で北部地域を支配するイスラム武装勢力に空爆を加え、南下をくい止めたとしている。マリはフランスの旧植民地。

AFP通信によると、国連安全保障理事会から北部地域への軍事介入の計画を策定するよう要請されているアフリカ連合(AU)は11日、仏軍の介入を歓迎する声明を発表した。周辺国でつくる西アフリカ諸国経済共同体もマリに部隊を派遣する考えを示した。

同国では昨年3月の軍事クーデターを受け、反政府勢力が北部地域の独立を宣言し実効支配を続けており、首都バマコのある南部にも迫る勢いを見せていた。フランス人の人質事件も起きている。

仏政府は国連安保理の決定を尊重するとして、軍事介入に慎重な姿勢を示していた。だが、北部のイスラム武装勢力を「テロリスト」(オランド氏)と位置づけ、空爆を中心とした限定的な介入に踏み切ったとみられる。



 
 
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仏が西アフリカ・マリで軍事介入を開始

【パリ=三井美奈】オランド仏大統領は11日、イスラム過激派武装勢力が台頭する西アフリカ・マリで同国政府の要請を受け、軍事介入を開始したと述べた。

大統領は「テロリストに対する政府軍の攻撃を支援する。作戦は必要な期間続ける」と述べ、国際法に基づく措置だと主張した。また、ファビウス仏外相は、仏軍が同日、反政府武装勢力に空爆を加えたと述べた。派兵の規模は明らかにしなかった。

国連安全保障理事会は先月、アフリカ周辺国による軍事介入を認める決議案を採択。さらに今月10日、反政府勢力がマリ中部コンナを制圧したことに「深刻な懸念」を表明し、各国に政府軍支援を呼びかけていた。

マリはフランスの元植民地で、現在も約6000人のフランス人が在住する。オランド大統領が昨年5月に就任して以来、外国への軍事介入決定は初めて。

(2013年1月12日11時04分 読売新聞)



 
 
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仏が軍事介入のマリ、中部都市を政府軍が奪還

【ヨハネスブルク=黒岩竹志】マリからの報道によると、同国政府軍高官は11日、ロイター通信に対し、イスラム過激派武装勢力がいったん制圧した中部コンナについて、「軍事パートナーの協力を得て、我々が再び制圧した」と述べ、仏軍などの支援により奪還したことを明らかにした。

マリ政府軍には、フランスのほかナイジェリアとセネガルが支援しているとの情報がある。マリのトラオレ暫定大統領は11日、国営テレビを通じて全土に非常事態宣言を発令した。

(2013年1月12日15時23分 読売新聞)



 
 
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マリ:フランスが軍事介入 過激派侵攻で支援要請受け

毎日新聞 2013年01月12日 10時39分(最終更新 01月12日 22時47分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】イスラム過激派が北部を掌握している西アフリカ・マリに旧植民地宗主国のフランスが軍事介入した。周辺国に利権を持つフランスが過激派の南下を阻止し、マリが無政府化して「テロの温床」となる事態を回避する狙いだが、混迷するマリ情勢の打開につながる見通しは立っていない。

現地からの報道によると、仏軍の空爆による支援などで、マリ政府軍は11日、イスラム過激派に一時制圧された中部の要衝コンナを奪還。一帯で戦闘が続いているものの、過激派の南進を食い止めている。過激派の進軍が続けば、コンナから約50キロの距離にある中部の主要都市モプティが危機にさらされる状況だった。

ファビウス仏外相は11日の記者会見で、介入理由として▽約6000人の在留仏人の安全保護▽マリ政府、国連からの軍事支援要請▽イスラム過激派に拘束されているフランス人の解放−−などを挙げ、「過激派の進軍を阻止しなければ、全土を制圧され、アフリカ、欧州にとって脅威となる」と述べた。最も警戒するのが、混迷が深まり、国際テロ組織アルカイダ系のテロリストの拠点となって「第2のアフガニスタン」化することだ。

フランスは、仏原子力大手アレバがマリの隣国ニジェールからウラン原料を輸入している。ニジェールの安全保障が脅かされた場合、電力の75%を原子力に依存するフランスの原子力政策に影響が出かねない。11年には旧植民地のコートジボワール内戦に介入しており、旧植民地宗主国としてアフリカでの影響力を保持したい思惑もある。フランスと関係が深いアフリカ諸国に政情悪化が広がらないようオランド政権としても手を打つ必要があった。

一方、マリ政府が支援要請したのはコンナ陥落の衝撃からだ。コンナ近郊のモプティは北部奪還に向けた国軍の拠点。過激派の手に落ちれば周辺国の協力を得て過激派制圧に転じたい国軍の戦略は後退を強いられる。

マリでは昨年3月のクーデターをきっかけに北部をイスラム過激派が支配。マリが「テロの温床」となることに危機感を強めた国連安全保障理事会は昨年12月、国際部隊による軍事介入を認める決議を採択したが、3300人規模の部隊が訓練を経て本格派遣されるのは今秋以降とみられ、当面は仏部隊が主力となる。



 
 
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マリ:作戦中に仏ヘリ墜落、1人死亡

毎日新聞 2013年01月12日 21時31分

【パリ宮川裕章】仏国防省は12日、マリ政府軍支援の作戦中だった仏軍ヘリコプター1機が11日に墜落し、パイロット1人が死亡したと発表した。同機が所属する航空部隊はイスラム過激派の車両や陣地を攻撃していた。また、首都バマコに複数の部隊を配置したと発表。後続部隊が順次到着しており、数百人規模に達するという。



 
 
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マリで100人以上死亡 仏空爆、過激派は報復警告

nikkei.com

2013/1/13 22:31

【ナイロビ=共同】西アフリカのマリ中部で11〜12日に旧宗主国のフランス軍が実施した空爆やイスラム過激派とマリ軍との戦闘で、過激派やマリ軍兵士を含む100人以上が死亡した。ロイター通信が12日、マリ軍当局者や目撃者の話として伝えた。フランスはミラージュ戦闘機や攻撃ヘリコプターなどを投入しており、13日も過激派拠点を空爆した。

これに対し、過激派の一つ「アンサル・ディーン」の報道官はロイターに対し、マリで拘束中のフランス人の人質だけでなく、イスラム世界にいるフランス人が報復を受けると警告した。同過激派は、国際テロ組織アルカイダ系勢力と関係があるとされる。

マリに対する3300人の部隊派遣計画を昨年まとめた地域機構の西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は12日、即時の派遣を許可。ニジェールやブルキナファソなどが同日、派兵を表明した。13日以降、マリに到着する見通し。

マリ北部を掌握するイスラム過激派は、数日前から暫定政府の支配地域に南下し、マリ軍との戦闘が激化。暫定政府の支援要請を受けたフランスが軍事介入し、マリ軍は南北境界地帯の都市コナを過激派から奪回した。

マリ軍当局者はロイターに対し、過激派メンバーだけで100人以上が殺されたと述べた。コナの小売店主は、マリ軍兵士を含む148人の遺体を確認したと語った。AP通信によると、コナで子供を含む少なくとも11人の住民が死亡した。



 
 
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2013年01月13日

マリの混乱広がる 仏、軍事介入「急を要した」

【稲田信司=パリ、杉山正】フランスのルドリアン国防相は12日の記者会見で、西アフリカ・マリへの軍事介入は急を要したと強調した。「友好国(マリ)とその国民、フランス人の安全を守る」(オランド大統領)という介入は、マリの混乱の広がりと和平の難しさを映し出した。

フランスにとってマリは旧植民地で友好国。首都バマコなどに約6千人が滞在し、隣国ニジェールには原子力企業アレバが手がけるウラン鉱山もある。

だが、国際テロ組織アルカイダ系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)などによる誘拐事件が頻発し、マリ周辺でアレバ関係者ら8人が人質になっているという。マリ北部を支配し、仏軍が攻撃したイスラム武装勢力も協力関係にあった。人質の家族からは、仏特殊部隊の派遣を要請する声もあがっていた。

フランスはこれまで、国連安全保障理事会での合意を踏まえ、アフリカ諸国の要請があれば後方支援する考えを示していた。安保理は昨年12月、マリの周辺国でつくる「西アフリカ諸国経済共同体」に3千人規模の部隊派遣を要請。準備が始まりつつあった。

そのさなかの軍事介入についてルドリアン氏は「仏軍による単独作戦」だったと説明した。武装勢力は10日に中部の交通の要所コンナを制圧し、首都バマコへの玄関口となるモプティ、重要な空港があるセバレに迫る勢いを見せたという。

マリ政府軍は武装勢力を抑える戦闘力はなく、フランスを含む外国部隊に支援を要請。マリ北部の無政府状態が南部へと広がる危険があったが、仏軍が武装勢力の軍事キャンプをヘリなどで空爆し、南進を止めた。この戦闘で、仏軍のヘリ操縦士1人が命を落とし、マリ暫定政府側によると、武装勢力は数百人が死亡したという。

南下を始めたのは、マリ人が主体の組織「アンサル・ディーン」。これまで隣国ブルキナファソの仲介で対話に応じる構えも見せてきた。国連も交渉による解決の模索を求めてきたが、和平が事実上不可能だと示すことになった。

ロイター通信によると、欧州連合は事態を受け、2月に予定していたマリ政府軍の訓練のための200人規模の派兵の前倒しを発表。マリ暫定政府も早期の介入を求めている。ただ、北部奪還に向けたナイジェリアなど周辺国軍からなる約3千人の部隊の介入は、訓練や装備、資金、気候の問題から依然として9月以降にならざるを得ない見込みだ。



 
 
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2013年01月13日

マリ軍事介入「友好国救済が目的」 仏大統領が強調

【パリ=稲田信司】西アフリカ・マリへの軍事介入について、オランド仏大統領は12日、テレビで演説し、「友好国を救済するのが目的で、それ以外の権益を求めるつもりはない」と強調した。

AFP通信によると、西アフリカのコートジボワールとチャドに駐留する仏軍部隊が同日、マリの首都バマコに到着した。国連安全保障理事会の要請を受けてマリに派遣される「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」の3千人規模の部隊の受け入れを準備する。ECOWASは近く、緊急首脳会合を開く。

マリでは仏軍のヘリが1機撃墜され、兵士1人が死亡した。マリの反体制派は国際テロ組織アルカイダとつながりのあるイスラム過激派「アンサル・ディーン」が主体で、カダフィ政権の崩壊後にリビアから流入した対空砲などで武装しているとされる。

一方、仏軍はマリへの介入と同時に、ソマリアのイスラム武装勢力も急襲した。人質になっていた元仏情報機関員の救出作戦だったが、人質と仏軍兵士2人が死亡し作戦は失敗。報復テロの脅威が高まることを想定し、オランド大統領はフランス国内の公共交通機関などの警戒レベルを引き上げた。



 
 
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マリ:周辺国も派兵へ 本格的戦闘に発展の恐れ

毎日新聞 2013年01月13日 21時28分(最終更新 01月13日 21時50分)

【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・マリでイスラム過激派の南進を阻止するためフランスが軍事介入したのを受け、周辺国でつくる「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は12日、ECOWAS部隊のマリへの即時派遣を決めた。今秋開始を予定していたイスラム過激派掃討を目的とした軍事作戦が大幅に前倒しされる見込みで、本格的な戦闘に発展する可能性が出てきた。

フランスは軍事作戦を「イスラム過激派の南進を防ぐため」としており、限定的な介入にとどまると見られている。しかし、ECOWAS部隊は、過激派の北部からの掃討が目的で、戦闘が本格化する可能性が高い。イスラム過激派やアルカイダ勢力が支配する北部はサハラ砂漠が広がり、砂漠を熟知する相手に対する掃討作戦は長期化し、泥沼化する恐れもある。

ECOWASのウエドラオゴ委員長は12日、「部隊の即時展開を認めた」との声明を出した。ロイター通信は、加盟国コートジボワールのクリバリー・アフリカ統一相が「(マリ)北部奪還(作戦)はすでに始まった。遅くとも月曜(14日)には部隊が到着し始めるだろう」と語ったと報じた。

マリ北部を占拠しているイスラム過激派が10日に中部コンナを制圧した事態を受け、マリ政府からの支援要請により旧宗主国のフランスが11日、急きょ地上、航空部隊を派遣し、コンナを奪還した。国連安全保障理事会は昨年12月、ECOWAS部隊の軍事介入を承認し、部隊派遣が準備されてきた。しかし、具体的な展開計画などが固まっておらず、派遣には数カ月がかかるとされてきた。

【ことば】西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)

西アフリカの域内経済統合を進めるため、1975年に設立された地域協力機構で、15カ国が加盟している。域内の生活向上や経済発展のほか、経済統合の基盤となる政治的な安定の確保にも取り組んでいる。このため、加盟国が提供した軍、文民による「ECOWAS待機軍」を持ち、テロや安全保障への脅威が認められた場合に派遣している。ECOWASの活動は日本政府も無償資金協力などで支援している。



 
 
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マリ軍事介入の仏を支援、英政府が輸送機派遣

【ロンドン=佐藤昌宏】英政府は13日、西アフリカ・マリでイスラム武装勢力の掃討を開始したフランスを支援するため、空軍のC−17輸送機を派遣した。

英政府は、軍事介入そのものは否定している。

輸送機の派遣は、オランド仏大統領が12日にキャメロン英首相に電話で要請した。派遣するのは2機で、フランスで装備や要員を積み、14日にもマリに到着する。マーク・シモンズ英外務政務次官(アフリカ担当)は13日、スカイニューズに対し、「現時点で英国の軍事関与を拡大する計画はない」と述べ、要員派遣などを否定した。

(2013年1月14日17時02分 読売新聞)



 
 
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仏軍、マリ北部も空爆 過激派側で数百人規模の死者?

nikkei.com

2013/1/14 19:51

【パリ=竹内康雄】アフリカ西部マリに軍事介入したフランス軍は14日、イスラム過激派の拠点がある北部などへの空爆を続けた。これまでに過激派側で数百人規模の死者が出ているもよう。仏政府の要請で、国連安保理は14日にマリ情勢を協議するための会合を開き、今後の対応を議論する。一方、英政府は13日、仏軍のマリでの活動を支援するため、輸送機を派遣する方針を決めた。

ナイジェリアなど15カ国で構成する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は19日にコートジボワールの最大都市アビジャンで緊急の首脳会議を開く。ECOWASもマリに軍隊を派遣する見込みで、その詳細などを詰めるとみられる。

11日から軍事介入した仏軍は13日からイスラム過激派の拠点があるマリ北部の空爆を開始。これまではマリ政府が本拠を置く南部の守備に重点を置いていたが、仏軍は「南部に侵攻する過激派を掃討する目的」と説明している。一部地域では、仏軍が過激派が掌握していた要衝都市を制圧したとの情報もある。

オランド仏大統領は12日のテレビ演説で「テロとの戦いが唯一の目的」と説明した上で、軍事介入は「全世界から支持を受けている」と正当性を訴えた。過激派側はフランスへの反発を強めており、大統領は関係機関に報復テロに警戒するよう指示を出した。



 
 
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中国「マリ情勢を注視」 フランス介入に一定の理解

nikkei.com

2013/1/14 19:56

【北京=森安健】中国外務省の洪磊副報道局長は14日の記者会見でフランスによるマリへの軍事介入について「マリ政府の要請を受けて、関係国や機関がマリに地上部隊と軍用機を派遣したことを注視している」と語った。直接の評価は避けながらも反対はしなかった。2011年にフランスを中心とする多国籍軍がリビアを空爆した際には明確に反対したが、今回はマリ政府が要請していることを踏まえ一定の理解を示した格好だ。

「中国はマリの反政府武装集団による新たな攻勢を非難する」とイスラム過激派の行動を批判。そのうえで「アフリカ主導の国際部隊派遣を定めた国連決議の早期実現と、マリの安定回復を希望する」と述べた。



 
 
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西アフリカで過激派の活動活発化 経済格差など背景に

nikkei.com

2013/1/14 19:59

【カイロ=押野真也】イスラム過激派の活動はマリだけでなくナイジェリアなど西アフリカ地域に広がっている。宗派対立が根深い上、最近では失業率上昇で若年層の不満が膨らむなど、テロ組織が浸透しやすい環境になっていることが背景にある。過激派組織は国境を越えた連携を強めており、近隣諸国からは広域的なテロ対策を求める声が上がっている。

西アフリカ地域で活動する過激派は、アルジェリアに本拠を置く国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」との関連が疑われている。AQIMの実態は不明だが、米軍による掃討作戦でアフガニスタンやイラクなどを追われた過激派メンバーが新たに加わっているとの見方もある。

AQIMは各国の過激派組織と連携し、マリやニジェール、モーリタニアで外国人の誘拐やキリスト教徒の殺害などに関与しているといわれる。各国とも掃討作戦を実施しているものの、マリのような政情が不安定な国では本格的な対策が難しく、効果が上がっていないのが実情だ。

ナイジェリアでもイスラム過激派「ボコ・ハラム」の活動が活発になっている。同国ではイスラム教徒が多い北部とキリスト教徒が中心の南部での宗教対立が根強い。ボコ・ハラムは教会や市場を狙った爆弾テロを繰り返しており、警戒が強まっている。

西アフリカ地域では各国とも石油や鉱物など天然資源に恵まれ、海外からの投資が増える一方、人口増加で若者の失業率はおおむね20%を超え、現状に不満を抱く若者は多い。

過激派はこうした若者をメンバーに勧誘し、組織を拡大。天然資源の違法採掘や外国人の誘拐などで得た資金で武器を購入するなど、テロに活用している。リビアの内戦で大量に流入した武器が周辺国に拡散している可能性も指摘されている。西アフリカがテロ組織の温床になれば政情が不安定なエジプトやチュニジアなど、北アフリカ諸国にも影響を及ぼす懸念が強まっている。



 
 
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フランス軍がマリ北部を空爆、14日に安保理会合

cnn.co.jp

2013.01.14 Mon posted at 10:19 JST

(CNN) 西アフリカのマリで同国政府の要請を受け軍事介入しているフランスは、マリ北部で13日にイスラム武装勢力の拠点に対する空爆を行ったと発表した。国連安全保障理事会はフランスの要請を受け、14日に会合を開いてマリ情勢について協議する。

フランス国防省は、13日の空爆で「テロ組織の拠点」数カ所を破壊したと発表。「フランスの目標はテロ組織に対する容赦ない攻撃を主導し、同組織によるマリ南部への新たな攻撃を阻止することにある」とした。ルドリアン国防相は欧州のラジオ局に対し、「テロリズムを壊滅させなければならない」と力説した。

フランスは数百人規模の地上軍も展開しており、近くアフリカ近隣諸国からの部隊も加わる予定。

一方、マリのイスラム武装勢力は13日、マリ政府軍とフランス軍による攻撃で大きな打撃を被ったことを認めながらも、抵抗を続ける姿勢を強調した。国際テロ組織アルカイダとの関連が指摘されるマリのイスラム武装勢力「アンサール・ディーン」の広報はCNNの電話取材に対し、「これは聖戦であり、死は日常だ。我々の戦闘員は大義のために命を捨てる覚悟がある」と話した。

同勢力は10日にマリ中部の都市コナを制圧したが、翌日には空爆と地上攻撃を受けて撤退した。同勢力の広報は、フランス軍がマリの市民を攻撃していると非難、「フランスこそ真のテロリストだ」と話している。

これに対してフランスとマリの軍当局者は、攻撃は武装勢力の拠点を標的としており、民間人は標的にしていないと説明した。13日の空爆で死傷者が出たかどうかは分かっていない。

北部の都市ガオの住民は、イスラム武装勢力の拠点付近でジェット戦闘機の爆撃音が聞こえたと証言。ガオと武装勢力の拠点を結ぶ道路上に複数の遺体が横たわっているのを見たという男性は、「遺体は逃げようとしたイスラム勢力の戦闘員のものだと思う」と話した。

マリ国営テレビが政府の発表として伝えたところでは、武装勢力側はコナの戦闘で11人が死亡、約60人が負傷している。一方、ルドリアン国防相によれば、11日にコナ付近でテロ組織に対する空爆作戦に参加していた仏軍ヘリコプターのパイロット1人が死亡した。

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はコートジボワールのアビジャンで緊急会合を開き、安保理決議に基づくマリへの派兵について協議する。派兵規模は3500人程度となる見通し。安保理は12月にマリに対する軍事介入を承認している。

マリ大統領府は13日に短文投稿サイト「ツイッター」への投稿で、カナダと英国、米国が後方支援の提供で合意したと明らかにした。英首相府は、外国の部隊および装備の迅速な輸送を支援するため、後方軍事支援を提供することで合意したと発表。米軍関係者は12日、後方支援やフランスへの情報提供などを含め、対応を検討していると語った。



 
 
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マリ武装勢力、予想以上の強さ…仏が誤算認める

【パリ=三井美奈】西アフリカ・マリに軍事介入したフランスのルドリアン国防相は13日、仏軍がイスラム過激派武装勢力の支配するマリ北部に空爆範囲を広げたことを明らかにした。

国防相は武装勢力の反撃は「予想以上に強かった」と述べ、仏側に「誤算」があったことも認めた。

仏軍はマリ中部で空爆を行ってきたが、国防相によると、13日は北部ガオにある武装勢力の軍事訓練所、貯蔵庫などを標的に、ラファール戦闘機4機が空爆を加えた。空爆はガオ西方の北部レレでも行われた模様だ。国防相は仏ラジオで、武装勢力の南進を二つのルートから阻止しようとしているが、「まだ完全に達成できていない」と述べ、作戦を続行する姿勢を示した。マリに派遣された仏軍部隊は同日までに550人規模となり、増強が進んでいる。

(2013年1月14日20時40分 読売新聞)



 
 
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マリ:仏軍、北部空爆を開始 統一回復まで介入継続方針

毎日新聞 2013年01月14日 20時08分(最終更新 01月14日 23時57分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・マリに軍事介入したフランスは13日、イスラム過激派勢力が占拠する北部への空爆を開始し、爆撃は14日午前も続いた。一方、南下した過激派勢力は14日に中部の都市を奪取。仏政府はマリ政府による国家統一回復まで介入を継続する方針を表明し、周辺国部隊の本格的到着まで、仏軍が数週間は作戦の主導的役割を果たす意向を示した。

現地からの報道によると、仏軍は13日、北部の主要都市ガオ、キダルのほか、モーリタニア国境に近い中部レレ、ナンパラなどで過激派の拠点や燃料基地を集中的に空爆した。14日も規模を縮小して空爆を継続している。ガオでは過激派60人以上が死亡。住民は過激派が退却し街が解放されたと話した。

一方、フランスのルドリアン国防相は、過激派勢力が14日、中部ディアバルを奪取したと述べた。国際テロ組織アルカイダの北アフリカ分派「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」とみられる。

ルドリアン国防相は13日、「仏軍の介入はマリ政府軍が領土の統一を回復するまで行う」と発言。ファビウス外相は「(フランスが)主導的役割を果たすのは数週間」との見通しを示した。仏メディアによるとマリの首都バマコに仏軍約550人が展開、空挺(くうてい)部隊も現地に移動中だ。

マリ周辺国でつくる「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」もナイジェリア軍など一部が現地入り。アルジェリアは13日、仏航空機の領空通過を認め、仏本土からの兵力投入が容易になった。英国は支援物資輸送を決定、ドイツは非軍事支援を検討中だ。

一方、AFP通信によると、マリ北部を占拠するイスラム過激派アンサル・ディーンの幹部が中部コンナでの戦闘で死亡。別の過激派幹部は14日、仏軍の攻撃に対し仏本土を含む「あらゆる場所」で報復すると語った。

バマコの男性は毎日新聞の取材に、「北部住民は過激派のイスラム法の押しつけに苦しんできた。フランスの軍事行動は歓迎したい」と話した。



 
 
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マリ中部の都市を武装勢力が制圧 各国が対応を協議

cnn.co.jp

2013.01.15 Tue posted at 10:52 JST

(CNN) フランスが軍事介入している西アフリカのマリで14日、イスラム武装勢力が中部の都市ディアバリを制圧した。ルドリアン仏国防相の話としてCNN系列局BFMテレビが伝えた。

一方、国連安全保障理事会は同日開いた会合でマリ情勢について協議し、各国が派兵や後方支援を表明。パネッタ米国防長官も、フランスの軍事介入を支援すると表明した。

フランスはマリ政府の要請を受けて軍事介入に踏み切り、武装勢力の拠点に対する空爆などを行っている。フランスの国連大使は、首都バマコを武装勢力に制圧される事態を阻止するために介入が必要だったと強調、「国家としてのマリの存続、ひいては西アフリカの安定がかかっていると判断した」「軍事介入のほかに選択肢はなかった」と語った。

パネッタ米国防長官はポルトガルに向かう機内で記者団に対し、「フランスの取った対応を評価する。同国と連携し、協力して、あらゆる支援を提供する」と話した。支援内容には後方支援や情報提供が含まれるとみられ、国防当局者は同日、既に衛星からの情報や傍受した信号などの情報をフランスに提供していることを明らかにした。国防総省はさらに、空中給油機や無人偵察機の派遣も検討しているという。

一方、米国務省のヌーランド報道官は、フランスからの要請については検討中だが、まだ何も決定していないと語った。

マリのクリバリ外相は、武装勢力との戦闘がいつまで続くのかは分からないと話し、「武装勢力をただ後退させるだけでなく、追い払う必要がある」と強調。フランスが「緊急要請」に応えてくれたことに感謝するとしたうえで、米国などほかの国に対しても軍事支援を要請する可能性に言及、「マリを攻撃している勢力が、世界のほかの場所を攻撃する可能性もある」と語った。

フランスは数百人規模の地上軍も展開しており、近隣の西アフリカ諸国も派兵を表明。ナイジェリアの大統領報道官によれば、同国は既に技術担当者をマリに派遣し、来週中にも部隊を派遣する見通しだという。隣国アルジェリアの国営通信は、同国がマリとの国境を封鎖すると伝えた。

英国とドイツも、マリ政府の後方支援について検討していることを明らかにした。国連は、専門家チームをバマコに派遣する準備を進めていると説明。ライス米国連大使は14日の安保理事会の会合後、新たな安保理決議が必要になるかもしれないとの見方を示した。



 
 
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2013年01月15日

米・EU、マリ介入へ 仏軍支援、アルカイダ系組織懸念

【ワシントン=望月洋嗣、ブリュッセル=野島淳】米国と欧州連合(EU)が、西アフリカ・マリで軍事行動を始めたフランスに続く形で、介入に動き出した。仏軍やマリ政府軍の後方支援を急ぐ見通しだ。背景には、急速に勢力を拡大するアルカイダ系組織が、将来的に欧米の脅威になるとの懸念がある。

パネッタ米国防長官は14日、ポルトガルに向かう専用機中で、仏軍を情報収集面などで支援する考えを記者団に示した。その理由として、マリを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)が、将来的に欧米諸国でテロを計画するおそれを挙げた。

AQIMは昨年9月、リビア東部ベンガジで米大使らが殺害されたテロに関与したとされる。米CNNによると、米軍はすでに軍事衛星や通信傍受で集めた情報を仏軍に提供し始め、給油機の派遣も検討している。ただ、地上部隊の派遣などで戦闘に加わることには、極めて慎重だ。

一方、EUのアシュトン外交安全保障上級代表は14日、週内に臨時の外相理事会を開き、マリへの支援を協議することを決めた。まず、政府軍の訓練と助言に目的を絞った部隊を、早急に派遣する見通し。アフリカ諸国が派遣する部隊にも、資金や輸送面での支援を検討する。

また、ドイツのベスターベレ外相は同日、ファビウス仏外相と電話会談し、医療や人道支援など、軍事以外の支援を提案した。

マリは、イスラム過激派などによる反政府勢力が北部を制圧。国連安全保障理事会も昨年末、周辺国による軍事介入を承認した。

国連の潘基文(パンギムン)事務総長は14日、フランスの介入は「マリ政府の要請と同意の下、武装テロ組織に反撃するため」と理解を表明。同日の安保理緊急会合でも、全理事国がフランスを支持したという。国連によると、武装勢力が南下を始めた先週以降、戦闘の影響で推計約3万人が家を追われた。



 
 
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EU、対応を協議…仏軍事介入のマリ情勢

【ブリュッセル=工藤武人】欧州連合(EU)のアシュトン外交安保上級代表(EU外相)は14日、EUが、フランスが軍事介入に踏み切った西アフリカのマリ情勢への対応を協議するため、臨時の外相理事会を週内に開く方針を明らかにした。

ロイター通信によると、17日の開催が有力視されている。

アシュトン氏は声明で、外相理事会では、2月中旬以降に予定していたマリ政府軍の訓練を担う200人規模のEU部隊派遣の前倒しが議題になるとしており、理事会で前倒しが正式に決まる見通しだ。マリ政府や国民を直接支援するための方策についても協議する。

(2013年1月15日09時47分 読売新聞)



 
 
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NATO、マリへの軍事介入を否定

【ブリュッセル=工藤武人】北大西洋条約機構(NATO)の報道官は14日、西アフリカ・マリへのNATOによる軍事介入に関し、「支援要請もなく、NATO内で議論も行われていない」と述べ、NATOが関与する可能性を否定した。

ブリュッセルでの記者会見で語った。報道官は一方で、フランスによるマリへの軍事介入について、「テロ組織の攻勢を押しとどめようとする非常に迅速な対応を歓迎する」と述べた。

(2013年1月15日17時35分 読売新聞)



 
 
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安保理がマリ情勢協議 仏「各国、空爆に理解」

nikkei.com

2013/1/15 10:59

【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会は14日、西アフリカ・マリのイスラム過激派に対するフランス軍の空爆や、過激派とマリ軍の戦闘について非公開協議を開いた。フランスのアロー国連大使は協議後、記者団に「安保理の全メンバーがフランスの(空爆の)決断に支持や理解を表明した」と述べた。

マリ情勢に関する安保理協議は空爆後初めてで、フランスが開催を要請した。アロー氏は「われわれ(フランス)が合法的に国連憲章に基づき、マリ当局の要請を受け行動していると安保理全メンバーが認めた」と述べた。

安保理は昨年12月、マリ周辺国で構成するアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の軍事介入を認める決議を採択した。国連憲章51条は、安保理による措置の前に各国が集団的自衛権を行使することを認めている。

アロー氏は、AFISMA派遣決議を早く履行することが必要とも述べ、フランスによる軍事行動から安保理決議に基づく措置への早期移行を求める姿勢を示した。

マリではイスラム過激派などが昨年3月のクーデターをきっかけに北部を掌握し、数日前から暫定政府支配地域に南下。マリ軍との戦闘が激化した。



 
 
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EU、マリ情勢で臨時外相理事会 週内に

nikkei.com

2013/1/15 11:06

【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は14日、フランスが軍事介入したマリ情勢に関連し、週内に臨時のEU外相理事会を開催すると発表した。EUとしてマリ国軍を訓練するための部隊の派遣などについて検討を進めており、協議を急ぐ方針だ。

一部報道によると、臨時の外相理事会は17日に実施する可能性が高いという。アシュトン氏はフランスのファビウス外相と電話でマリ情勢について話し合ったという。



 
 
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[FT]不可避だった仏軍のマリ軍事介入(社説)

nikkei.com

2013/1/15 14:00

フランスのアフリカへの軍事介入には数奇な歴史がある。だが、仏政府が今回、アフリカ西部マリへの軍事介入を回避する方法を知ることは難しかっただろう。フランスは何カ月もの間、国際テロ組織「アルカイダ」にもつながるイスラム過激派の掃討でマリへの支援を国際社会に呼びかけてきた。

イスラム過激派はすでにマリの3分の2を制圧しており、先週は南部への侵攻を開始した。マリ政府軍は分裂し混乱しており、完全武装した反政府軍を前に崩壊しつつあった。武装勢力の侵攻を許せば、首都バマコすら陥落しかねず、そのリスクは甚大だ。

欧州から飛行機でわずか数時間の距離にあるマリは、ジハード(聖戦)攻撃の拠点になりかねなかった。アフリカ地域や域外からイスラム過激派が集結した。彼らはコカインなど密輸取引の犯罪網と連携、その利益を戦闘の準備に用いた。これほど広大な過激派の支配領域は、西アフリカの安定性をむしばみ、回復途上の経済を脅かした。しかし、フランス以外にはどの国もあえて介入しようとはしなかった。

イスラム過激派の攻撃が続いたとき、国連安全保障理事会の委任を受けたアフリカ介入軍が名乗り出るのが理想だった。だが不幸にして、西アフリカ諸国の部隊は仏軍の後を追うだけとなろう。フランスの介入は地域協力の拡大に向けた努力を複雑なものにする。同時に、過激派がこの戦闘を国際的なものにするプロパガンダを助けることにもなりかねない。フランスの商業的利益と同地域の6万人の市民が潜在的な標的になっている。当然、フランスの介入が失敗する可能性もある。イスラム勢力は14日、首都に向かう新たな前線を開いた。

フランスが長期にわたり泥沼に足を取られるのを避けるには、北部を制圧した民兵との妥協を通じて過激派を孤立させるようマリ暫定政権を促すべきだ。昨年3月のクーデターまで、マリはアフリカ地域で数少ない例外として民主主義が機能していた。だが、政権が北部勢力を排除し、同地域で反政府闘争が始まった。

北部の和解は、憲法支配を復活させ国家的な枠組みとして固める必要がある。軍隊については、再統合し訓練する必要がある。

また介入が効果を挙げるには財政面での国際的なコミットメントが必要だ。フランスは当面、先頭に立たざるを得ない。だが、フランスが舞台裏へと退くことができるなら、マリにとっても最善の選択となろう。



 
 
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マリ:EUも軍事介入検討へ イスラム過激派掃討で

毎日新聞 2013年01月15日 10時08分(最終更新 01月15日 10時32分)

【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は14日、イスラム過激派掃討のためフランスが開始したマリへの軍事介入を巡り今週中に緊急外相会議を開くと明らかにした。17日にも開催する。数百人規模の訓練部隊の「迅速な派遣」や、国連安保理が承認した西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)部隊のマリ派遣への「財政や後方支援」の可能性を探る。仏の軍事介入については英国が輸送機2機を既に提供、ドイツは医療など人道支援を表明しており、欧州全体の介入の色彩を帯び始めている。



 
 
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マリ:軍事介入の仏が増強 安保理各国は支持表明

毎日新聞 2013年01月15日 11時31分(最終更新 01月15日 11時41分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法、ニューヨーク草野和彦】マリに軍事介入したフランスは14日、首都バマコ警戒などのため派遣地上部隊を現在の600人から2500人に増強する方針を決めた。イスラム過激派勢力が中部ディアバルを奪取したことへの対抗措置。また、米軍は輸送など後方支援を実施する方針。

一方、国連安全保障理事会は14日、マリ情勢を巡る非公式協議を開催。協議後、アロー仏国連大使は「すべての安保理メンバーがフランスの決定に支持を表明した。アフリカの部隊も近く展開する」との見通しを示した。

現地からの報道によると、過激派勢力は14日、中部ディアバルに侵攻し奪取した。一方仏軍は14日も西部の過激派勢力を攻撃したが、ルドリアン国防相は「過激派は重装備で極めて統制が取れている」と警戒感を示した。

ディアバルは中部主要都市セグー近郊にあり、過激派のセグー侵攻を許せば首都が脅かされる事態になりかねない。AP通信によると、仏政府はディアバル陥落を受けセグーに住む仏人約60人に緊急避難勧告を出した。

一方、イスラム過激派主要グループの「西アフリカ統一聖戦運動」報道官は14日、仏ラジオで「フランス人に地獄の扉が開かれた」と報復を宣言。仏政府は国内警戒レベルを4段階で上から2番目の「赤」に上げ、公共交通機関などの警備を強化している。



 
 
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マリ駐留仏軍、拠点奪回へ初の地上攻撃か

【パリ=三井美奈】西アフリカ・マリに駐留する仏軍は15日、イスラム過激派の武装勢力が支配する北部に向け、進軍した。

仏メディアが一斉に報じた。仏軍は空爆主体の作戦を転換、初の地上攻撃に向け動き出した模様だ。

AFP通信によると、仏軍は装甲車約30台を連ねて15日、首都バマコを出発した。バマコ北東400キロのディアバリを目指していると見られ、マリ治安関係者は「我々は仏軍と共に明日までにディアバリを奪回する」と述べた。

ディアバリはマリ政府の支配下にあったが、武装勢力が14日、空爆をかいくぐり南進、占拠しており、仏側は危機感を強めていた。

ルドリアン仏国防相は15日、パリで記者会見し、仏軍の空爆は1700人体制で行っていると述べた。アフリカ中北部のチャドや仏本土が戦闘機の出撃地となっている。国防相はまた、マリ中部の要衝コンナを武装勢力から奪回できていないことも明らかにした。

(2013年1月16日09時56分 読売新聞)



 
 
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マリ軍事介入、長期化の可能性…仏大統領が示唆

【アブダビ=貞広貴志】アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中のオランド仏大統領は15日、ドバイで記者会見し、マリ軍事介入の先行きについて、「撤退する際には、マリが安全になり、正統な政権と選挙プロセスができ、テロリストがいなくなっている必要がある」と述べた。

マリ情勢の安定化まで、軍展開が長期化する可能性を示唆したものだ。

大統領によると、マリには現時点で仏軍750人が展開しており、計2500人まで増派する計画だ。

(2013年1月16日11時46分 読売新聞)



 
 
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フランス、マリへ増派 2500人規模に

nikkei.com

2013/1/16 10:02

【カイロ=押野真也】フランスのオランド大統領は15日に訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)で記者会見し、アフリカ西部のマリに派遣している仏軍の規模を現在の750人から2500人に増派する考えを表明した。マリ北部を掌握しているイスラム過激派を掃討するのが狙い。オランド大統領は「我々は(マリに対する)軍事展開を継続する」と語った。

増派の具体的な時期は不明だが、仏軍は段階的に兵力を増強し、イスラム過激派への圧力を強める構え。過激派は近代的な装備を整えているとも伝えられており、今後は仏軍との戦闘が泥沼化する懸念もある。オランド大統領は「マリの安全が確保できればアフリカの人々に(今後の対応を)委ねる」と述べ、問題の解決に積極関与するよう周辺国に促した。

AFP通信によると、仏は空爆に加えて、地上部隊も投入。マリの政府軍とともに、首都がある南部に展開し、過激派の掃討作戦を始めたもようだ。特殊部隊を投入しているとの情報もある。中部ではヘリコプター部隊を派遣して政府軍を支援しているようだ。

西アフリカ諸国で構成する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は近く、マリ情勢を巡って対応を協議する見込み。マリが国際テロ組織「アルカイダ」などの活動拠点になれば周辺国への影響も避けられないため、連携して過激派の掃討作戦に協力する可能性がある。



 
 
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マリへの派兵、米は検討せず 国防長官

nikkei.com

2013/1/16 10:04

【ワシントン=中山真】パネッタ米国防長官は15日、現時点では米軍のマリ派遣は検討していないと表明した。当面はフランス軍への情報提供や補給など後方支援を続けていく方針だ。パネッタ長官は「仏の行動は国際社会が支持しており、われわれも必要な支援を提供するために協力していきたい」と語った。

パネッタ長官は、仏の軍事介入は国際テロ組織アルカイダが同国に拠点をつくることを防ぐためには不可欠という認識を表明。最終的にはアフリカ各国が治安の改善などに責任を持てる体制をつくることが重要だとも指摘した。

カーニー米大統領報道官も15日の記者会見で「マリをテロリストの巣窟にしないという目標を米仏は共有している」と述べ、仏政府と緊密に連携していくと強調した。



 
 
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仏軍、マリで地上作戦に着手 中部で過激派と戦闘

nikkei.com

2013/1/16 23:53

【パリ、ナイロビ=共同】フランスのルドリアン国防相は16日、同国軍の陸上部隊が、イスラム過激派に制圧された西アフリカ・マリ北部側に向けて進軍していることをフランスのラジオに明らかにした。フランス軍は11日にマリで空爆を始めたが、地上からの作戦にも着手した。

DPA通信によると、フランスのテレビは目撃情報として、同国軍特殊部隊が16日、マリ軍と共に中部ディアバリで過激派と戦闘していると伝えた。フランス軍幹部はそれに先立ち、過激派との直接交戦が近く始まると述べていた。

マリからの報道では、フランス軍の装甲車約30台が15日、首都バマコを出発。過激派はフランス軍の軍事介入後、ディアバリで新たにマリ軍を撃退していた。ディアバリはバマコの北東約400キロ。

一方、ルドリアン氏は、中部コナがマリ軍の制圧下にないとも述べた。過激派は先週、暫定政府支配地域に南下してコナを掌握、フランス軍が空爆を始めた。マリ軍側はコナを奪回したとしていた。



 
 
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マリ:仏地上部隊が進攻 中部の武装勢力拠点奪還へ

毎日新聞 2013年01月16日 11時28分(最終更新 01月16日 16時23分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・マリに軍事介入したフランスは15日午後、首都バマコなどに駐留中の仏地上部隊の中部方面への進軍を開始した。イスラム過激派勢力が奪取した中部ディアバルの奪還作戦などとみられる。一方、マリ政府はこれまで、過激派勢力に一時制圧された中部コンナを奪還したと説明していたが、ルドリアン仏国防相は15日の記者会見で「現状ではマリ軍の制圧下にない」と述べた。

仏テレビは15日午後、バマコから北方へ向かう仏軍装甲車の車列を放映。AFP通信は複数の現地目撃者の話として「数百人規模のマリ政府軍、仏地上部隊がディアバル方向に向かっている」と報じた。またマリ現地政府関係者の話として「数百人規模のマリ、仏軍がディアバル南部のニオノを出発した」とも伝えた。バマコでは同日午後、約30台の仏装甲車が北方に向け移動するのが目撃された。

仏国防省によると、仏軍は15日、ディアバルを空爆した。だが爆撃後も過激派勢力はディアバルにとどまり、現地政府関係者を人質に取っているとの情報もあり、地上戦が難航する可能性もある。

一方、コンナの情勢について現地住民は仏ルモンド紙に対し、「マリ軍は市街から20キロ地点にとどまっている。過激派は周辺地域に身を隠し、食料を求めて時折街中に姿を現す」と語った。



 
 
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マリ:仏地上部隊が交戦

毎日新聞 2013年01月16日 23時59分(最終更新 01月17日 00時18分)

【パリ宮川裕章】マリに軍事介入したフランス軍地上部隊とマリ政府軍は16日、イスラム過激派勢力が奪取した中部ディアバルで交戦した。地上部隊の本格的戦闘は初めて。マリ治安当局の情報としてAFP通信が報じた。ディアバルは14日過激派勢力が奪取。主要都市セグーに近く、過激派のセグー侵攻を許せば幹線道路などで南部の首都バマコが危険にさらされるため、15日からバマコなどの仏地上部隊が北上していた。



 
 
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欧米諸国、フランスのマリ軍事介入を一致して支持

cnn.co.jp

2013.01.17 Thu posted at 12:24 JST

(CNN) アフリカ西部マリで国際テロ組織アルカイダと関係があるとされるイスラム武装組織が勢力を拡大している問題で、欧米諸国は武装勢力の排除に向けてフランスを支持する姿勢を鮮明に打ち出した。

マリからはこれまでに約25万人が流出。これは内戦に陥っている中東シリアからの難民の2倍に当たる。国際社会はマリがアフリカにおけるテロ組織の拠点になることを懸念している。

イスラム武装勢力が首都バコマに向けて南下しようとしているのに対し、フランスは地上部隊と戦闘機を投入してマリ政府軍を支援。オランド仏大統領は16日、報道陣に対し、旧植民地であるマリに軍事介入したのは「必要な決断」であり、フランスは「マリ国民を助けるために行動している」と述べた。

オランド大統領は「もしこの時に行動を起こしていなければ、マリはテロリストの手に落ちていただろう」と語った。

ドイツ国防省は16日、輸送機2機を派遣すると発表。イタリアのテルツィ外相も議会で「後方支援を行う用意がある」と述べた。ベルギー政府も輸送機や医療ヘリおよび75人の兵士を派遣すると発表している。

カナダと米国も仏軍を支援する意向を明らかにしている。

一方、国際刑事裁判所(ICC)は16日、マリのイスラム武装勢力に対し戦争犯罪の捜査を開始すると発表した。殺人や拷問、強姦、略奪といった容疑で立件するに足る根拠をすでに入手しているという。



 
 
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マリの過激派排除急ぐ 急速な台頭で国際社会

nikkei.com

2013/1/17 2:23

北西アフリカで勢力を拡大するイスラム過激派組織を抑え込むため、欧米など国際社会はマリで活動する勢力の排除に全力を注ぐ見通しだ。アルジェリアで日本人らを拘束した勢力など周辺の過激派組織が合流。かつてのアフガニスタンや現在も無政府状態が続くソマリアのように、欧米に対する「ジハード(聖戦)」の拠点になりつつあるためだ。

マリは民主国家だが、3月にクーデターが発生するなど政府の基盤が弱い。これを見透かす形で周辺の過激派勢力が侵入した。アルジェリアで活動するテロ組織に加え、2011年に崩壊したリビアのカダフィ政権下で戦闘したイスラム武装勢力が大量の武器を持ち込んで合流、マリの北部地域は過去1年以上「ハイジャック」状態にあった。

マリを拠点に過激派勢力は近隣のモーリタニアやニジェールなどでも外国人の誘拐を繰り返し、欧米政府から得た身代金や麻薬の密輸などを資金源としている。マリ北部でイスラム原理主義を強要すると同時に、貧しい若者らを組織に加え、急速に影響力を強めていた。

これに危機感を抱いた国際社会は旧宗主国のフランスを軸とする掃討作戦に乗り出した。空爆に加え、仏政府は16日には陸上部隊も北部に向けて進軍していることを明らかにした。米軍も後方支援を表明、ナイジェリア軍など周辺諸国も協力する。英オックスフォード大学のコリアー教授は「マリのイスラム武装勢力は数千人規模。国際協調でマリを正常化できる」と見ている。(国際部 古川英治)



 
 
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EU、仏のマリ軍事介入を側面支援

nikkei.com

2013/1/17 23:06

【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)各国は、アフリカ西部マリに軍事介入したフランスなどを側面支援する。英国に続き、ベルギーとデンマークが輸送機の派遣を決定。ドイツ、イタリアも輸送面での支援検討に着手した。EUは17日に臨時の外相理事会を開き、マリ国軍の戦闘訓練などを実施する部隊を迅速に派遣することを決めた。

仏以外のEU各国は現段階では、直接的な戦闘行為は行わず、仏兵士や関連物資の輸送などでの支援が中心。ベルギーは軍用輸送機C130を2機と医療救助用ヘリ2機を派遣することを決定。同対応に約80人の兵士を投入する。一部報道によると、ドイツは西アフリカ諸国の軍隊を支援するために2機の輸送機を派遣する方針という。

一方、EUは17日に臨時の外相理事会を開催し、マリ情勢を協議。EUとしてマリ国軍の訓練や再編を支援する部隊について、予定を早めて2月中旬にも派遣したい考えだ。マリ国内での戦闘が激化していることから、訓練の内容は「より実戦に近いものになる」(EU高官)という。

派遣は実際の訓練に当たる約200人に加え、関連要員を含めて計450人規模になる見通し。ナイジェリアなど西アフリカ諸国も軍隊を派遣する見込みで、EUとして同諸国への金融面での支援も検討する。

EUでは、アルジェリア東部で邦人を含む拘束事件が起きたことに関し、仏軍のマリ介入でサハラ砂漠周辺でイスラム過激派の活動が活発化することを警戒。北アフリカ諸国などとの連携を深める方針だ。



 
 
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マリ政府軍訓練のEU部隊、活動開始を前倒し

【ブリュッセル=工藤武人】欧州連合(EU)は17日、フランスが軍事介入した西アフリカ・マリ情勢への対応を協議するため、臨時外相理事会をブリュッセルで開き、マリ政府軍の訓練にあたる200人規模のEU部隊の活動開始時期を2月中旬に前倒しすることを正式決定した。

理事会は部隊の派遣期間を15か月間と設定、先遣隊を近くマリに送り、本隊の派遣に備える方針も確認した。また、27加盟国外相は、マリ北部で伸長するイスラム武装勢力を「テロリスト」と非難。

一方で、フランスの軍事介入を歓迎し、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の部隊によるマリ北部のイスラム武装勢力掃討を後押しするため、資金や物資の支援準備を加速することで合意した。

(2013年1月17日22時09分 読売新聞)



 
 
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マリ:EU、2月中旬に部隊派遣…仏介入で前倒し

毎日新聞 2013年01月17日 21時06分(最終更新 01月18日 00時21分)

【ブリュッセル斎藤義彦】イスラム過激派掃討のため加盟国フランスが行う西アフリカ・マリへの軍事介入を巡り、欧州連合(EU)は17日、緊急の外相会議を開き、マリ政府軍を訓練する部隊を450人規模で派遣することで合意した。派遣規模を倍増したうえ、今秋に予定していた派遣時期を2月中旬以降に前倒しする。仏への軍事支援は英独など少なくとも欧州8カ国がEUとは別に独自に決めており、欧州ぐるみで仏の介入を支える。

EUの訓練部隊は当初、250人規模で、今秋派遣を目指していたが、仏が急きょ軍事介入したため支援を急ぐ。調査チームを派遣して派遣の規模や場所を確定する。

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)部隊がマリに侵攻し、情勢を安定させることが訓練部隊派遣の前提となっており、2月中旬以降の派遣が実現できるかは微妙な情勢だ。EUとは別に、英独、イタリア、スペインなどが輸送機派遣や医療、後方支援で仏に協力を表明した。

アルジェリアで人質を拘束したイスラム過激派は、仏のマリ介入停止を要求している。



 
 
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マリ:仏軍、軍事作戦を継続…中部、実戦部隊も集結へ

毎日新聞 2013年01月17日 21時08分(最終更新 01月18日 00時02分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】日本人らを拘束した国際テロ組織アルカイダ系武装勢力は、隣国マリのイスラム過激派に対するフランス軍の攻撃を止めるよう要求している。しかし、現地マリでは、要求の公表後も仏軍は軍事作戦を継続しており、中部の過激派の制圧地を巡り、戦闘が激化してきた。一方、マリ周辺国の実戦部隊がまもなく到着予定で、大規模な過激派掃討作戦の開始が近づいてきた。

マリからの報道によると、仏地上部隊とマリ政府軍は、14日に過激派が新たに制圧した中部ディアバルの奪還作戦を進めている。周辺地域では、ディアバル方向に向かう多数の仏軍車両が目撃されており、ディアバルを包囲し、過激派に激しく攻撃を加えている。

ディアバルは中部の主要都市セグーに近い。セグーと首都バマコは幹線道路で結ばれ、車で約3時間の距離にある。ディアバルが完全に過激派の手に落ちれば、首都も脅かされる。仏軍とマリ軍は、過激派の南下を食い止めるため、ディアバル奪還を至上命令としている模様だ。

一方、当初は今秋以降の展開が予測されていた周辺国の部隊派遣も急ピッチで進み始めた。派遣を決めた「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」加盟国のうち、すでにナイジェリア空軍の技術部隊が現地入りした。実戦部隊の展開は17日から始まる見込みだ。

ECOWAS部隊の主力となるナイジェリア軍部隊約900人が同日マリに入る予定。ロイター通信によると、ニジェール軍部隊約200人が国境地帯でマリ入りの最終準備を進めているほか、チャドが2000人規模の派遣を検討しているとの情報もある。アフリカ各国軍の介入の規模は当初の想定を超える可能性が強い。

フランスは当初、過激派掃討作戦を展開する予定のECOWAS部隊への後方支援を担う意向で、実戦部隊の投入には否定的だった。しかし、過激派が10日に中部の別の主要都市モプティ方向へ南進したことなどを受け、急きょ実力行使に踏み切った経緯がある。そのため、ECOWAS部隊の本格展開後は、作戦主導権をECOWAS側に渡したい意向とみられる。

ECOWAS部隊はこれまで内戦時のリベリアなどで平和維持活動に当たった実績がある。しかし、今回の過激派掃討作戦はサハラ砂漠における軍事行動となる。仮に過激派側が、一時制圧した拠点都市を撤退したとしても、その後、都市部へのテロ攻撃と撤退を繰り返すゲリラ戦術に出ると、政府軍と反政府ゲリラの間で戦闘が泥沼化した東アフリカ・ソマリアのようになる可能性もある。



 
 
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フランス軍、マリでの空爆続行 住民は避難急ぐ

cnn.co.jp

2013.01.18 Fri posted at 11:38 JST

マリ・バマコ(CNN) アフリカ西部マリのイスラム武装勢力の拠点を狙ったフランス軍の空爆は17日も続いた。

空爆の対象となったのは、首都バマコの北400キロの町ディアバリ。現地の民間人の男性は「住民は逃げだそうと必死になっている」と語った。同町への空爆は14日から続いている。

イスラム武装勢力は政府軍が放棄したディアバリ郊外の軍事施設を占拠。武装勢力は住民が町の外に出るのを妨害したりしているという。 ディアバリの建設作業員の男性は「住民は身を守るすべもないまま残されている。誰も傷つけるつもりはないと武装勢力は言うが、ディアバリを新たなイスラム主義勢力の拠点にし、イスラム法(シャリア)を強いるのではと住民は不安視している」と語る。

アフリカでも民主主義の発展した国として知られたマリだったが、昨年起きたクーデターでトゥーレ大統領が失脚。その混乱に乗じてイスラム武装勢力が北部を制圧した。武装勢力は首都バマコのある南部に向けて侵攻しようとしたため、フランスを初めとする国際社会が対応に乗り出した。マリのイスラム武装勢力は、国際テロ組織アルカイダとの関連が指摘されている。

イスラム武装勢力が制圧した地域ではシャリアが厳格に適用され、音楽や喫煙、飲酒やテレビでのスポーツ観戦が禁じられているという。



 
 
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マリの首都に多国籍軍到着…掃討作戦引き継ぎへ

【パリ=三井美奈】仏軍が介入した西アフリカ・マリの首都バマコに17日、周辺アフリカ諸国による多国籍軍の第1陣約100人が到着した。

AFP通信が報じた。

第1陣はナイジェリア、トーゴの2か国で構成する。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は多国籍軍約3000人のマリ派遣を目指しており、仏軍が行っているイスラム過激派武装勢力の掃討作戦を引き継ぐ計画。多国籍軍は来週にも本格的な展開を目指している。

一方、仏軍の地上部隊は17日、マリ政府軍と共に中部コンナを制圧した。コンナはバマコに通じる要衝。マリ北部を支配するイスラム過激派の武装勢力が今月10日に占拠し、仏軍が11日に空爆を開始するきっかけとなった。

(2013年1月18日18時55分 読売新聞)



 
 
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強硬姿勢強める仏政権 マリ軍事介入、EUも支持

nikkei.com

2013/1/19 1:08

【パリ=竹内康雄】アルジェリアの事件につながる“発火点”ともいえるマリ情勢を巡っては、軍事介入に踏み切ったフランスのオランド政権が強硬姿勢を加速する構えもみせる。オランド大統領は「テロとの戦い」を掲げ、マリの存続を全面的に支援すると強調。派遣する軍の規模を拡大した。旧宗主国としての影響力維持や資源確保に加え「政権浮揚」(仏メディア)の狙いもあるようだ。

「アルジェリアで起きた事件は、決断が正しいことを示した」。オランド氏は17日の演説で、テロに屈しない姿勢を強調した。仏軍はマリ北部に拠点を置くイスラム過激派掃討のため1800人を増派、陸空から2500人規模の展開を始めた。

オランド氏はナイジェリアなど15カ国が加盟する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が19日にコートジボワールの最大都市アビジャンで開く臨時首脳会議にファビウス外相を派遣。マリでの軍事展開などを協議する方針だ。

他の欧州諸国も独裁でない民主主義国家のマリを守るという大義名分の下、仏政府の対応を支持する流れにある。「欧州各国がフランスのマリでの行動を支持したことを強調しておきたい」。ファビウス仏外相は17日、ブリュッセルで記者団にこう述べた。米政府は17日、仏軍への輸送支援を決定。英国やベルギーも後方支援に加わった。

西アフリカは旧仏領が多く、公用語も多くの国でフランス語。ビジネスでの結びつきも強い。同地域には企業や国際機関などで働くフランス人が3万人いるとされ、過激派に人質に取られる事件も散発している。ソマリアでは12日、仏軍がソマリアで人質救出を試みて失敗、兵士と人質計2人が死亡したが、仏調査会社BVAが14〜15日に実施した世論調査では、75%の仏国民がマリへの軍事介入を支持した。



 
 
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マリ中部の都市、政府軍が奪回

nikkei.com

2013/1/19 1:56

【ナイロビ=共同】マリからの報道によると、マリ軍は18日、同国中部の都市コナをイスラム過激派から奪回したと正式に表明した。一方、中部の別の町ディアバリでは、過激派とマリ軍やフランス軍との戦闘が続いた。フランス軍は17日もディアバリで空爆を行った。

一方、マリの周辺国による連合部隊を率いる予定のナイジェリア軍が、17日からマリへの派兵を開始。他の周辺国からの派兵も続く見通しだ。

マリ北部を制圧した過激派は今月上旬、暫定政府支配地域に南下しコナを掌握。フランス軍が11日に空爆に踏み切った。



 
 
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仏、マリへの軍事介入長期化の恐れ イスラム過激派の拠点

nikkei.com

2013/1/19 12:26

【パリ=竹内康雄】アルジェリア人質事件を起こした、イスラム過激派の一大拠点であるマリへのフランスの軍事介入が長期化する懸念が出てきた。仏政府は早期にアフリカ各国主導による作戦への切り替えを探るが、武装勢力は近代的な武器を備えているため当面は仏軍が中心の軍事展開を迫られている。長期化すれば資金面の支援も必要となり、他の先進国に負担を求める可能性もある。

仏軍とマリ政府軍は18日、イスラム過激派の拠点があるマリ北部に進撃し、中部の都市コンナを奪回。空爆に加えて装甲車や戦車など陸からの攻撃も始めた。

マリの首都バマコには各国が派遣した兵士が徐々に集結。国連安全保障理事会は昨年12月、マリ周辺国で構成するアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の軍事介入を認める決議を採択しており、そのAFISMAを構成する部隊となる。

ナイジェリアやニジェール、トーゴなど西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国は共同で3300人規模を派遣。ECOWAS非加盟国のチャドなどを含めると、最終的には5000人を超える見通しだ。

ECOWASは19日、コートジボワールの最大都市アビジャンで臨時首脳会議を開く。ファビウス仏外相も加わり、今後の対応を協議する。オランド仏大統領は15日、早期にアフリカ諸国に作戦を引き継ぐ意向を示しており、仏軍からAFISMAへの権限移譲についても議論するもようだ。

米国務省のヌランド報道官は18日の記者会見で、マリに派兵を予定するナイジェリアなど周辺国の部隊を訓練するため、要員約100人をアフリカに派遣したと明らかにした。

だが、権限の移譲は簡単には進みそうにない。アフリカ各国の軍隊がそろっても、兵士の輸送や作戦の打ち合わせ、前線への兵たん確保といった準備を終えるまでに数週間はかかるとみられているためだ。

過激派は「想像以上に近代的な兵器を使っている」(仏外交筋)ため、アフリカ各国の軍隊では対応が難しいとの見方もある。仏軍は最新鋭戦闘機ラファールなどを投入している。

資金面での課題もある。アフリカ各国は財政的に厳しい国がほとんどで、軍事介入が長期化すれば多くの資金が必要になる。アフリカ連合(AU)は29日にエチオピアのアディスアベバでマリの支援国会合を開き、資金問題などを話し合う。マリへの介入は「テロとの戦い」の名の下に進められており、先進各国も資金拠出を求められる可能性がある。



 
 
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マリ武装勢力、南部の町から撤退…仏軍の空爆で

【ヨハネスブルク=黒岩竹志】西アフリカ・マリでイスラム武装勢力に対する軍事作戦を続けるフランス軍は18日、武装勢力が占拠していた同国南部の町ディアバリを空爆し、武装勢力は町から撤退した。

ロイター通信が伝えた。

マリ政府軍関係者は同通信に対し、「(武装勢力は)武器や弾薬を放棄し逃走した」と語った。

ディアバリは首都バマコの北東400キロ・メートル。同国北部を実効支配するイスラム武装勢力が14日に制圧していた。仏軍は16日にディアバリの武装勢力への攻撃を開始していた。

マリが加盟する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は19日、コートジボワールの首都アビジャンで緊急首脳会議を開き、ECOWASがマリに派遣する支援部隊の作戦開始時期などを協議する。ECOWAS部隊の第1陣は17日、バマコに到着した。

(2013年1月19日11時49分 読売新聞)



 
 
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マリ軍などが中部の要衝都市奪還、軍事介入の仏に重要戦果

cnn.co.jp

2013.01.19 Sat posted at 16:41 JST

マリ・バマコ(CNN) アフリカ西部のマリ紛争でフランス政府高官筋は19日までに、仏とマリ軍部隊が18日、同国中部の要衝コンナ市を掌握したと述べた。約1週間前に軍事介入し、空爆から地上戦への戦線拡大に踏み切った仏軍にとっては重要な戦果となる。

同市攻略をめぐる戦闘は、両国軍と国際テロ組織アルカイダ系武装勢力との全面衝突の最前線ともなっていた。

北部を制圧した武装勢力は1月10日にコンナを陥落させ、首都バマコへ南進する構えを見せていた。仏軍が空爆を開始し、重火器などを投入すると共に武装勢力はコンナからいったん退却するもののゲリラ戦を仕掛けていた。

マリの旧宗主国であるフランスのオランド大統領は今回の軍事介入について、マリ国内で拠点を築くテロ組織を壊滅させる作戦と打ち出していた。



 
 
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マリ:介入のフランス軍苦戦…イスラム過激派の抵抗激しく

毎日新聞 2013年01月19日 21時14分(最終更新 01月19日 23時35分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】アルジェリア人質事件の引き金になった西アフリカ・マリのイスラム過激派武装勢力との戦闘で、軍事介入したフランス軍はマリ政府軍とともに、18日までに中部の二つの町を奪還したが、過激派の激しい抵抗に苦戦している。過激派の装備が予想以上に充実しており、住民の中に紛れるゲリラ戦術を採り始めていることが、仏軍・マリ軍苦戦の要因のようだ。

支配争奪の焦点になっているのは、中部のディアバルとコンナ。マリ政府軍の最前線基地があったコンナを過激派が10日に制圧したことをきっかけに、過激派の南進に危機感を持った仏軍が11日に軍事介入した。

苦戦の一つの要因は過激派の装備だ。中東の民主化運動「アラブの春」により、11年8月にリビア・カダフィ政権が崩壊し、政権側の大量の武器がマリなど近隣国に流れ込んだ。この武器が過激派の手に渡っていると考えられる。加えて、過激派側はこれまでもマリ北部などで欧州の観光客らをたびたび誘拐し、多額の身代金を得ているとされる。

また、南米産コカインの欧州への密輸にも関わっているとされ、これらから得た潤沢な資金を武器に充てているとの見方がある。ルドリアン仏国防相は「過激派は重装備で極めて統制が取れている」と評した。

さらに、一般市民の間に紛れ込み、攻撃を避ける戦術が、攻略を難しくしている可能性もある。AP通信によると、過激派はディアバルで、住民の家屋に入り込み、仏軍の標的になるのを避けていたという。マリ政府軍幹部はAFP通信に「過激派は少年兵を投入する一方、一般人を盾に使い攻撃を困難にしている」と証言した。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は12歳以下の少年が従軍しているとの複数の目撃証言を得ており、過激派に対し少年兵の解放を求めている。



 
 
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マリ紛争に介入のフランス、増派検討か 上限2500人超え

cnn.co.jp

2013.01.20 Sun posted at 14:37 JST

(CNN) アフリカ西部のマリ紛争に軍事介入するフランスのルドリアン国防相は19日、派兵規模について当初設定した2500人を超える可能性があると述べた。CNN系列局フランス3に表明した。 マリに展開する仏軍兵士は現在、約2000人となっている。

マリ紛争をめぐっては同国も加盟する西アフリカ諸国経済共同体が19日、コートジボワールの主要都市アビジャンで会合を開催、同組織が派遣する地上部隊の規模を協議した。イスラム過激派を掃討する仏軍部隊を支援するための迅速な派遣方法なども話し合った。

西アフリカ諸国経済共同体は派兵規模について3300人の合同軍が待機していると明らかにしていた。

仏軍の空爆などによる軍事介入は約1週間前に始まり、マリ北部を制圧し首都バマコへの南進もうかがう武装勢力の撃退を試みている。仏政府筋によると、同国とマリ軍部隊が18日、中部の要衝コンナ市を掌握したと明かしていた。空爆から地上戦への戦線拡大に踏み切った仏軍にとっては重要な戦果となっていた。

欧米諸国も仏支持の立場を共有しており、欧州連合(EU)はマリ軍訓練に当たる軍事要員の派遣を承認。英国とカナダは軍輸送機を送っている。ナイジェリアは国連承認のアフリカ軍の一環として派兵を準備している。

一方、紛争の長期化と共にマリから近隣諸国へ逃れる住民の激増が懸念されている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、マリと周辺国で最大70万人が自宅などの居場所を失う恐れがあると警告している。



 
 
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仏のマリ介入、周辺国・欧米各国が支援

nikkei.com

2013/1/20 0:05 (2013/1/20 17:11更新)

【パリ=竹内康雄】アルジェリア人質事件の引き金になったとされるフランスによるマリへの軍事介入で、マリ周辺国や欧米各国が相次ぎ支援に乗り出した。周辺国は軍隊派遣を準備するほか、欧米各国も後方支援を始める。アルジェリアの事件を含め、イスラム過激派の温床となりつつあった西・北アフリカでの対テロ戦争の様相を呈しつつある。ただ欧米各国は実戦部隊は派遣せず、フランスとの間に温度差も見える。

ナイジェリアなど15カ国で構成する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国は共同で3300人規模を派遣。ECOWAS非加盟国のチャドなどを含めると、最終的には5000人を超える見通しだ。国連安全保障理事会は昨年12月、マリ周辺国で構成するアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の軍事介入を認める決議を採択しており、5000人はAFISMAになる。

ECOWASは19日、コートジボワールの最大都市アビジャンで臨時首脳会議を開いた。オランド大統領の名代として参加したファビウス外相は「仏軍がAFISMAの代わりに使命を果たすわけではない」と発言。「可能な限り早くアフリカ各国の軍隊がマリに展開しなければならない」と述べ、マリでの作戦権限の移譲を早期に実現したい意向をにじませた。

オランド大統領は19日、アルジェリア人質事件について「複数の人質が死亡したことは残念に思う」と表明。マリ情勢に関しては「テロリストに打ち勝つまでは我々の戦いは続く」と述べた。

欧米各国も支援を相次ぎ決めている。米政府は18日、ナイジェリアなど周辺国の部隊を訓練するため、要員約100人を派遣したと表明。欧州連合(EU)もマリ政府軍を訓練する部隊を2月にも派遣する。英国やベルギー、ドイツは輸送や医療などの支援に乗り出し始めた。

リビアのカダフィ政権が崩壊した2011年以降は雇われ兵たちが西・北アフリカに散らばり、テロ組織の温床になりつつあった。とりわけ国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派が勢力を伸ばしたマリでは、政府の存続が危ぶまれる事態になっていた。

欧米各国などではこうした状態は問題視されてはいたものの、具体的な行動は取られずにいた。アフガニスタンなどが対テロ戦争で泥沼化し、各国とも及び腰になっていたことに加え「土地勘が乏しく、実際には軍隊を送りにくい」(仏外交筋)ためだ。同地域は仏旧植民地で公用語も多くの国でフランス語。フランスとはビジネスでの結びつきも強いほか、仏軍は各国軍に軍事訓練なども手掛けているとされる。

現在、西側諸国でマリに実戦部隊を派遣しているのはフランスだけ。フランスが「他国がやらない面倒なことを引き受けた」(仏メディア)ともいえる。仏政府はAFISMAへの権限移譲を早期に進める考えだが、過激派は「想像以上に近代的な兵器を使っている」(仏外交筋)ため当面は仏軍主導の作戦が続くとみられる。

11日に軍事介入を始めた仏政府は、わずか数日後に陸上部隊の派遣を決定した。当初は空爆による攻撃を想定していたものの、「マリ軍への不信があった」(仏メディア)ため、陸上部隊投入を急いだ。マリ軍などアフリカ各国の軍隊は必ずしも訓練が十分ではなく兵器も最新鋭とはいえないため、イスラム過激派に十分に対抗できる力があるか微妙なためだ。

軍事介入が長期化すれば、資金問題が浮上する可能性もある。アフリカ各国は財政的に厳しい国がほとんど。アフリカ連合(AU)は29日にエチオピアのアディスアベバでマリの支援国会合を開き、資金問題などを話し合う。先進各国も後方支援だけではなく、資金支援を求められる可能性もある。



 
 
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仏軍、マリ北部を空爆 国防相「全土掌握まで続行」

nikkei.com

2013/1/21 10:55 (2013/1/21 12:55更新)

【パリ=竹内康雄】西アフリカのマリに軍事介入を始めたフランス軍は20日、イスラム過激派が拠点を置く同国北部の攻略に乗り出した。まず空力による空爆を開始。ルドリアン仏国防相は仏テレビ番組で「(空爆の)目的は、マリ政府がマリ全土を再び掌握することだ」と述べ、過激派を完全に掃討するまで、作戦を続ける意向を表明した。

国防相によると、空爆に踏み切ったのは北東部のガオなど。今後、イスラム過激派の拠点がある北部に進軍する考えを示した。仏軍は軍事介入に踏み切った11日以降、マリ政府の拠点がある南部の首都バマコから中部に進撃。これまでに中部のディアバリなど多くの都市を支配下に置いたもようだ。

これに関連してアルジェリアのサイード情報相は20日、仏空軍の領空通過を許可したことについて「アルジェリアの国益に基づいた判断」という認識を示した。

マリでの仏軍の活動に対する支援も相次いでいる。ファビウス仏外相は20日、ロシアから輸送面での支援の申し出を受けたと明らかにした。西アフリカに位置するベナンも同日、650人をマリに派遣すると発表した。当初は300人を予定していた。

一方、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は19日、コートジボワールの最大都市アビジャンで開いた首脳会議で、フランスの軍事介入に謝意を表明。今後アフリカ各国も軍隊を派遣し、資金不足が懸念されることから、国連などに「速やかな後方支援と資金援助を求める」との声明を発表した。

国連安全保障理事会は昨年12月、マリ周辺国で構成するアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の軍事介入を認める決議を採択しており、ECOWAS諸国はマリの首都バマコに軍隊を派遣している。



 
 
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[FT]広がるイスラム過激派の脅威(社説)

nikkei.com

2013/1/21 14:00

(2013年1月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

2011年5月に国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者がパキスタンで射殺され、米国とその同盟国は歓喜の声をあげた。イスラム過激派との長い戦いが重大な転機を迎えたと受け止められたからだ。だがそれから18カ月後、各地で政情不安が再燃し、イスラム原理主義勢力との戦いが新たな局面を迎えつつある。

■拡散を始めたアルカイダの脅威

アフリカ西部のマリでは、国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」が現地勢力に加わり、同国北部を制圧した。この勢力拡大をきっかけとしてフランスが軍事介入。これがアルジェリアの天然ガス関連施設で先週発生した人質事件を引き起こした可能性がある。

シリアではイスラム過激派勢力「ヌスラ戦線」がアサド大統領に対する反乱を主導している。欧米はこの勢力が3000人以上の主要戦闘員を擁しているとみている。アサド大統領が失脚すれば、この組織がシリアに重要な足場を築く可能性がある。一方、イエメンでは、同国を拠点とするアルカイダ系武装勢力「アラビア半島のアルカイダ」が自爆テロに利用できる高度な爆発技術を持っており、懸念が高まっている。

アルカイダの脅威がパキスタンの荒れ地に限定されていれば、無人飛行機による攻撃で対処できる。今やその脅威は拡散し始め、欧米諸国はより複雑な対応が求められる。

■米国と同盟国は武装勢力に対抗を

ただ、ここで重要なことが3つある。第1に、こうした組織が欧米に及ぼす実際の脅威を正確に把握するのは難しい。例えば、AQIMが欧州の大都市への攻撃を計画したとしても、実行に移す能力があるかは分からない。

第2に、イスラム過激派の多くはアルカイダ系を自称しているが、組織的なつながりを示す証拠は少ない。

最後に、米国とその同盟国はイスラム過激勢力の台頭に臨機応変に対応し、可能であれば地域勢力とも積極的に協力し、武装勢力に対抗していくことが必要だ。



 
 
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人質事件の首謀者、マリ潜伏か…英の支援で追跡

【ロンドン=林路郎】英紙ザ・タイムズ(電子版)は21日、「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」の元幹部でアルジェリア人質事件の首謀者とされるモフタル・ベルモフタル容疑者が現在、マリ国内に潜伏中とみられると伝えた。

同紙によると、同容疑者の拘束に向けた複数国による追跡作戦が英国の支援で行われている。作戦を支援している英国の部隊・機関の具体名は明らかにしていない。

キャメロン英首相は、北アフリカで勢力を拡大させているテロ組織について「壊滅させねばならず、強力な軍事的手段が必要になる」と表明。20日行われた英政府の安保関係幹部の会合では、アフガニスタンでの対テロ作戦に参加している英軍が段階的に撤収するのをにらみ、北アフリカへの軍事的関与を強めていく可能性について協議されたという。

(2013年1月21日20時11分 読売新聞)



 
 
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仏国防相:マリ介入の仏軍「北進」…「全土奪還目指す」

毎日新聞 2013年01月21日 12時42分(最終更新 01月21日 17時18分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】フランスのルドリアン国防相は20日、仏テレビに出演し、西アフリカ・マリへの仏軍軍事介入の最終目標について、イスラム過激派が占拠する「北部の完全奪還」と明言した。当初、過激派の南進を阻止するための限定的作戦との見方を示していたが、大きく方針を転換した。過激派勢力の戦力が予想以上だったことや、マリ政府軍や周辺国の支援部隊の実力が不安視されることが方針転換の背景にあるとみられる。

ルドリアン国防相はマリでの軍事目標について「わずかな地域も残さないマリ全土の完全な奪還」と発言。そのうえで「現在、展開しつつあるアフリカ軍が仏軍の介入を引き継ぐことを期待する」と述べた。

マリでは昨年4月、北部を複数のイスラム過激派勢力が制圧。今月10日、南下し中部の要衝コンナも制圧したため、マリ軍から支援を要請された仏軍が介入に踏み切った。ところが過激派勢力は予想以上の重武装でゲリラ戦術を取るなどしており、戦闘はこう着状態に入りつつある。「西アフリカ諸国経済共同体(ECОWAS)」が支援部隊を派遣し始めたが戦力は未知数で、実戦経験豊富な過激派勢力を前に苦戦も予想される。

オランド仏大統領はアルジェリアの人質事件を受け「仏軍の介入がさらに正当化された」と欧州各国などからの支援強化を訴えている。だが、この地域に権益の少ないドイツなど欧州他国は二の足を踏んでおり、本格的な軍事支援を決定するかは不透明だ。



 
 
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マリ軍が中部要衝を奪還、人道危機は深刻化

cnn.co.jp

2013.01.22 Tue posted at 12:40 JST

マリ・セバレ(CNN) イスラム武装勢力との戦闘が続く西アフリカのマリで21日、政府軍が中部の要衝ディアバリーを掌握した。同国ではフランスがマリ政府の要請を受けて軍事介入し戦闘が激化。その影響で隣国アルジェリアなどの砂漠に脱出する住民が増え、難民支援団体は深刻な人道危機が発生していると警告する。

軍の広報によると、マリ軍はフランス軍の地上からの助けを借りずにディアバリーを奪還。フランス軍も、空からの援護のみ行ったことを確認した。フランス当局者も同日、マリ軍が武装勢力を森林に追い詰め、ディアバリーと周辺地域を掌握したと語った。

マリの当局者はCNNに対し、イスラム武装勢力は自分が見たこともないような高度な兵器を使っていたと話し、こうした兵器はリビアから流入したとの見方を示した。

マリではトゥアレグ族が昨年リビアで故カダフィ大佐を支持する勢力に加わり、その後武器を持ってマリに帰国。軍事クーデターに乗じてイスラム過激派が同国北部を制圧した。

フランスは今回、これまでに少なくとも2150人の兵士をマリに派遣しており、政府は21日、さらに増派を検討していることを明らかにした。

一方、ノルウェーの難民支援団体によると、マリでは極端な治安の悪化を受けて住民が避難を余儀なくされ、北部地域から隣国アルジェリアの砂漠地帯に逃れる住民も増加。こうした難民は過酷な状況に置かれ、食料や水も不足しているという。

避難民の多くは船舶やバスを使う余裕がなく、徒歩で避難しているが、特に女性や子どもは深刻な身の危険にさらされ、負傷者は爆撃を恐れて病院にも行けない状況だと同団体は指摘する。



 
 
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マリ中・南部の拠点2か所、仏軍・政府軍が奪回

【ヨハネスブルク=黒岩竹志】西アフリカ・マリからの報道によると、仏軍とマリ政府軍は21日、イスラム過激派武装勢力が制圧していた中・南部の拠点2か所を奪回した。

2拠点は、首都バマコから北東約400キロ・メートルにある南部の拠点ディアバリと中部の拠点都市モプティから北東に150キロ・メートルほどのドゥエンザ。ディアバリはマリ北部から南進した武装勢力が今月14日に制圧した。その後、仏軍が空爆の上、AFP通信によると21日朝、約30台の装甲車に分乗した仏軍兵士約200人がディアバリに入った。

ドゥエンザはマリ北部へと続く幹線道路沿いに位置する。昨年9月から武装勢力が実効支配し、ここを拠点に南部への攻撃を行っていた。

(2013年1月22日21時37分 読売新聞)



 
 
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マリ:フランス軍などが中部の二つの町を新たに奪還

毎日新聞 2013年01月22日 10時34分(最終更新 01月22日 10時48分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】西アフリカ・マリに軍事介入したフランス軍とマリ政府軍は21日、イスラム過激派が制圧していた中部の二つの町を新たに奪還した。一方、北部では、仏軍の空爆により過激派がいったん撤退した主要都市トンブクトゥに再び過激派が進入しているとの情報もある。

イスラム過激派が14日に制圧した中部ディアバルでは仏地上部隊が展開。激しい戦闘の末、仏軍とマリ軍が管理下に置いた。さらに過激派が昨年9月以降占拠していた中部ドゥエンザにも仏軍とマリ軍が入った。仏軍側はすでに中部の要衝コンナを奪還しており、攻勢をかけている。

ただ、過激派の戦闘員は激しい攻撃を受けて劣勢になると一般市民の中に紛れ込む戦術をとっていると指摘されている。北部の世界遺産都市トンブクトゥでは、仏軍の空爆を受けて過激派は撤退したものの、ロイター通信は21日、町中に再び過激派が姿を見せているとの地元住民情報を報じている。

また、地元紙「レゼコー」によると、首都バマコや中部セバレといった政府管理下の都市で、イスラム過激派と疑われる人物が拘束されたとの情報を報じており、予断は許さない状況だ。



 
 
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2013年01月23日05時35分

安堵と緊張、市民に交錯 仏軍制圧のマリ中部ルポ 

【ディアバル〈マリ中部〉=杉山正】西アフリカのマリに軍事介入しているフランス軍は21日、イスラム武装勢力が支配する町ディアバルを空爆と激しい地上戦の末に制圧した。記者は同日、現地に入った。キリスト教会の十字架は折られ、空爆によって黒こげになった武装勢力の車両が路上に転がっていた。仏軍攻撃からの「人間の盾」とされてきた市民には安堵(あんど)と緊張が交錯していた。

アルジェリア南東部イナメナスで人質事件を起こした犯行グループは、仏軍のマリからの撤退を求めていた。グループの首謀者がマリ北部に潜伏しているとの情報もある中、仏軍は北上を始めた。

■焼けたトラック、折れた十字架

マリの首都バマコの北東約400キロにあるディアバル。田園が広がり、土造りの伝統的な家々が並ぶ。

フランス軍は21日、イスラム武装勢力から町を制圧した。続々と町に入ってくる戦車や装甲車が、赤茶けた土煙を上げた。沿道で見守る住民たちは、親指を上げたり手を振ったりして歓迎の意を示した。

マリ軍の支配下にあったが、仏軍が軍事介入した後の14日、イスラム武装勢力が反撃するように南下し、町を制圧した。仏軍は16日に軍事介入後初めて地上部隊を投入。激しく交戦した。

道路脇には数日前に仏軍の空爆によって黒こげになった機関銃を積んだトラックが、いくつも横たわっていた。破壊された車両の近くにある民家の壁も焼け落ちていた。

農家のシセさん(52)は「武装勢力は仏軍の戦闘機を見ると民家に隠れ、住民の間に紛れ込んだ。逃げ遅れたトラックに爆弾が直撃するのを見た。トラックからジャンプするようにして降りた兵士も途中で爆撃を受けて死んだ」と話した。

仏軍の攻撃が始まると、武装勢力は住民に町から出ることを許さなかったという。攻撃の盾にするためだ。住民は爆音と銃声の中で不安な日々を過ごした。「住民には危害を加えない」と武装勢力は言ってきたというが、シセさんは「誰もそんなことを信じていないが、恐怖で逃げられなかった」と言った。

武装勢力に家を占拠されたというシェーク君(12)は「突然、ドアを蹴破って入ってきて、居座った。彼らは逃げる時に庭に手投げ弾や銃を埋めていった」と話した。

戦闘が終わり、市民はほっとした表情を浮かべている。商店などの一部も開き始め、市場では野菜を売る人の姿もあった。だが、武装勢力が再び反撃に出るのではないかという不安は消えない。

住民の多くはイスラム教徒だがキリスト教徒もいる。町の中心部にある教会へ行くと、十字架が折られ、聖書やキリストの肖像画が引き裂かれていた。マリア像の首ももぎ取られていた。教会にいたマリ軍兵士は「何が爆発するか分からない。何も触るな」と言った。

武装勢力の部隊を率いていたのは「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」のリーダーのアルジェリア人とされる。AQIMは世界で最も重武装のアルカイダ系組織と言われる。

教会そばに住むムハンマド君(15)は「異国から来て自分たちのルールを押しつけるのは間違っている。自分もイスラム教徒だが、キリスト教徒とも平和に暮らしている」と語った。

■仏軍、制圧地広げ北進 

ディアバルの21日の制圧で、仏軍はイスラム武装勢力が今月に入って支配下に置いた地域すべてを取り戻した。仏軍はさらに同日、武装勢力の支配下にある世界遺産の都市トンブクトゥに向かって北上を始め、トンブクトゥ南方の町ドゥワンザも制圧した。トンブクトゥ住民の家族によると、武装勢力の数は数日前から激減しているという。武装勢力は北部の主要都市ガオに集結して、戦闘に備えているという情報もある。

隣国アルジェリアで起きた人質事件は、イスラム武装勢力による仏軍介入への報復とされる。事件を起こした「覆面旅団」は、仏軍の撤退を求めていた。首謀者のモフタル・ベルモフタル司令官自身がマリ北部に潜伏していると指摘する報道もある。

国連安全保障理事会が昨年末に承認した西アフリカ各国軍3300人は5800人まで増強する計画がある。AP通信によると、派遣費用は5億ドル(約450億円)と見積もられている。既に1千人がマリ入りし、仏軍と共に軍事作戦に加わる。仏軍は部隊を2150人にまで増やした。

ただ、武装勢力が支配するマリ北部はフランス全土ほどもある広大な砂漠地帯だ。仏軍は主導権をアフリカ側に譲りたい考えだが、西アフリカ各国の部隊の多くは砂漠での戦闘に慣れていない。



 
 
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在マリの日本大使館、一時閉鎖へ

nikkei.com

2013/1/23 12:21

外務省は23日、アルジェリア人質事件を起こしたイスラム過激派の一大拠点であるマリの首都バマコにある日本大使館を近く一時閉鎖する方針を固めた。外務省の危険情報はマリ全土で「退避勧告」に引き上げた。大使館員らはパリの日本大使館で邦人保護などの業務に当たる方向。マリでは政府軍とイスラム武装勢力が衝突し、フランスの軍事介入が長期化する恐れが出ている。



 
 
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マリ大使館の一時閉鎖を発表 外務省

nikkei.com

2013/1/23 19:34

外務省は23日、マリの首都バマコにある日本大使館を一時閉鎖すると発表した。マリ政府軍とイスラム武装勢力が衝突し、フランスの軍事介入が長期化する見通しを受けた措置。27日までに大使館員9人が国外に退避し、業務はパリの日本大使館内で続ける。外務省は治安悪化を受けて、マリ全土からの退避を勧告する危険情報を出している。



 
 
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EU、アフリカ支援強化 23億円追加拠出

nikkei.com

2013/1/23 20:15

【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)は、フランスが軍事介入したマリ国内や周辺地域で難民が増加していることを受け、追加で2000万ユーロ(約23億円)を拠出する。22日にはアフリカ東部ソマリアで実施している同国軍に対する訓練部隊の派遣を2年延長することも決めた。

EUはマリに対して実戦部隊は派遣していないが、その他の分野で支援を強化。マリ北部での戦闘により同国南部や周辺国に35万人の難民が発生しているとされ、「(食糧などの)追加支援が必要となっている」(ゲオルギエワ欧州委員)。EUは2012年には7300万ユーロの人道支援を実施した。

EUはマリ国軍の能力強化のために450人規模の訓練部隊を派遣することを決め、準備を急いでいる。EUは「サハラ砂漠周辺の国で法の支配による統治が実施されることが目標」(高官)としており、テロ対策や開発などにも力を入れている。

EUは2月5日にマリ支援に関する国際会議を開催するほか、同7〜8日のEU首脳会議でも議題にする予定だ。



 
 
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アルジェリア事件:マリの日本大使館を一時閉鎖

毎日新聞 2013年01月23日 18時00分(最終更新 01月23日 18時55分)

政府は23日、日本人人質事件が起きたアルジェリアの隣国・マリの首都バマコにある日本大使館を一時閉鎖すると発表した。1月上旬以降のフランスの軍事介入に加え、人質事件の発生で武装集団の報復やテロなどの危険が高まったため。マリには大使館員を除き、14人の邦人がいるが、外務省は22日にマリ全土からの退避を勧告。大使館員9人は月内に出国してパリの在仏日本大使館へ移り、マリの邦人保護や情報収集を続ける。



 
 
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マリ:イスラム教指導者「仏軍事介入」評価 過激派阻止で

毎日新聞 2013年01月23日 20時19分(最終更新 01月23日 20時49分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】フランス軍が軍事介入し、イスラム過激派と戦闘を続ける西アフリカ・マリで22日、イスラム教の主要団体「マリ・イスラム高等評議会」議長のマフムード・ディッコ師が首都バマコで緊急会見し、「フランスの軍事介入を高く評価する。今回の介入はイスラム教に反するものではない」との声明を出した。市民の間に過激派が拡散するのを阻止し、国民の結束を呼び掛ける宗教界の動きとみられる。

ディッコ師は、マリ北部を制圧するイスラム過激派のうち、北部遊牧民主体のアンサル・ディーンについて「当初はイスラム教の布教で協力したが、反政府活動に転じてから関係を断った。話し合いによる解決が目指され、手を尽くしたが、現段階ではもう不可能だ」と指摘。「彼ら(過激派)はイスラム教を隠れみのにしているだけ」と強く批判し、仏軍に加え「他国の介入についても支持する」と明言した。

ディッコ師は、国民の8割をイスラム教徒が占めるマリで、一般の民衆から尊敬を集めるイスラム教指導者として知られる。



 
 
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2013年01月24日10時51分

マリ軍、30人以上処刑か 武装勢力メンバーと疑う?

【セグー〈マリ中部〉=杉山正】フランス軍が軍事介入している西アフリカ・マリで、イスラム武装勢力メンバーと疑われた人に対するマリ軍による処刑が相次いでいる。前線に近い中部の都市セバレでは30人以上が処刑されたという。AFP通信が人権団体の報告として23日に伝えた。

セバレは仏軍の基地がある交通の要所。武器を所持していた者が処刑された他、身分証明書を持たない者や、単に武装勢力のメンバーに多いトゥアレグ族だったため、武装勢力メンバーではないかと疑惑をかけられた可能性もある。井戸に投げ入れられるなどしているという。

仏軍はセバレ以北で空爆による作戦を展開中だが、セバレ近郊の住民によると、武装勢力メンバーが流入し、周辺でのテロが危惧され警戒が強まっていることから混乱が起きているようだ。

一方、仏軍は同日までに2300人に増兵。仏軍と作戦を共にする西アフリカ各国からも約1千人の部隊がマリに入っており、同日から初めて中部の前線に移動を始めた。中部の町トナでは、隣国ブルキナファソの部隊が車列を組んで進む中、住民が沿道に詰めかけ拍手で歓迎していた。



 
 
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アフリカ多国籍軍、西アフリカ・マリで作戦開始

【バマコ(マリ)=黒岩竹志】西アフリカ・マリ北部を実効支配するイスラム過激派武装勢力を掃討するため、周辺国が編成したアフリカ多国籍軍部隊が23日、作戦を開始した。

マリで掃討作戦を実施中のフランスのファビウス外相が同日、パリで明らかにした。

多国籍軍部隊は、マリや周辺諸国からなる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟の少なくとも5か国と、非加盟のチャドで構成。部隊は、武装勢力との戦闘の前線となっている南部ディアバリやニオノに向かうという。これまでにチャドやブルキナファソなどから兵士計約1000人以上がマリに到着しており、最終的に5000人規模になる見通し。今後、フランスは、多国籍軍に掃討作戦の中心的役割を移譲したい考えだ。

(2013年1月24日21時10分 読売新聞)



 
 
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マリ:仏と協力し本格展開…西アフリカ共同体部隊司令官

毎日新聞 2013年01月24日 12時25分(最終更新 01月24日 12時42分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】フランス軍が軍事介入しイスラム過激派との戦闘が続く西アフリカ・マリで、過激派掃討作戦の主力を担う予定の「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」部隊のシェフ・アブドゥルカディル司令官(ナイジェリア陸軍少将)が23日、首都バマコで毎日新聞の単独インタビューに応じ、「各地への部隊展開は始まった。我々はすでに戦闘地域にいる」と述べた。実際の戦闘開始については明言しなかったが、本格的な作戦が事実上始動したことを示したものだ。

マリ北部を制圧したイスラム過激派の掃討と北部奪回のため、周辺国でつくるECOWASが約3300人の部隊派遣を決定。国連安全保障理事会は昨年12月、部隊派遣を承認した。部隊展開は当初、今秋が予定されていたが、今月11日の仏軍介入に伴い、ECOWAS部隊展開も大幅に前倒しされた。主力はナイジェリア軍が担うと見られる。これまでにトーゴやセネガルなど計1000人規模がマリに入ったと報じられている。仏軍とマリ政府軍が過激派と戦闘しているが、ECOWAS部隊の戦闘は伝えられていない。

このほか、ニジェールとの国境付近でニジェール、チャドの連合部隊が待機中。部隊は準備が整い次第、国境を越えてマリ北部の過激派拠点の一つ、ガオに向けて進攻すると予測され、司令官は「まもなく何らかの動きがあるだろう」と開始が近いことを示唆した。

仏軍については「時宜を得た介入だった」と称賛した。フランスは当初、介入はあくまで過激派の南進阻止として、本格的な掃討作戦はECOWASに委ねる意向を示していたが、ルドリアン仏国防相は20日、介入目標を「北部の完全奪還」と述べた。司令官はこの仏軍方針転換に関し「良い決定だ」と支持、仏軍との協力姿勢を強調した。

また、「市民の巻き添え被害を極力減らす、プロの仕事を遂行する」と述べ、誤射や誤爆などでの住民の犠牲を抑えて、マリ市民の支持を得たい考えを示した。



 
 
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asahi.com 2013年01月25日10時29分

マリの武装組織分裂 仏軍、激しい空爆で圧力強める

【バマコ=杉山正】フランスが軍事介入した西アフリカ・マリで、北部を実効支配するイスラム武装勢力「アンサル・ディーン」が24日、分裂した。一部は「アザワド・イスラム運動」と名乗り、政府側と交渉による解決を訴えた。仏軍は、北部の拠点に連日激しい空爆をしており、武装勢力側への圧力を強めている。

AFP通信によると、メンバーはマリ人としているが勢力数は不明。声明で「あらゆる形態の過激主義やテロを拒絶する」とし、和平を求めた。

アンサル・ディーンは昨年、隣国ブルキナファソの仲介で交渉に応じる構えを見せていたが、今月10日に突然、南下して中部のコンナを制圧。仏軍の介入のきっかけとなった。仏軍による攻撃が今回の内部分裂を誘発したとみられる。

マリ北部には、ほかにアルカイダ系の2組織が各都市を実効支配しており、強硬姿勢を崩していない。

一方、ニジェール国境には、チャド軍2千人、ニジェール軍500人の部隊が集結を始め、仏軍と協力して北部へ進軍準備をしている。仏軍は2400人の部隊をマリに配置し、今後3700人まで増強する方針だという。



 
 
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マリ:仏軍、北進続ける 過激派本拠地まで250キロ

毎日新聞 2013年01月25日 21時29分(最終更新 01月25日 23時36分)

【セグー(マリ中部)服部正法】イスラム過激派の進攻を止めるためフランス軍が西アフリカ・マリに軍事介入して2週間の25日、ロイター通信によるとマリ政府軍は北部ホンボリに到達し、過激派の本拠地ガオまで約250キロに迫った。支援する仏軍は空爆を継続、歩兵部隊も増強し北進を続けている。

記者は24日、中部の主要都市セグーの北郊マルカラで、装甲車両や兵員輸送車両など50台程度が連なる仏軍地上部隊の車列と遭遇した。車列は大河ニジェール川にかかる橋を渡って北上。迷彩色の車体に乗った完全装備の仏軍兵士に多くの住民が笑顔で手を振って歓迎の意を表し、兵士も手を振って応えた。

車列が向かうのは21日に仏軍などが奪還したディアバルの方向だ。地元住民らは「兵力規模から、ディアバル以北に進むのではないか」と予想していた。

「北部の完全奪還」(ルドリアン仏国防相)を目標に中部の要衝3カ所を相次いで奪い返した仏軍とマリ軍に対し、マリ市民の期待は日増しに高くなっている。「(北部の主要都市)トンブクトゥとガオを1カ月以内に奪回できるのではないか」(マリ軍のデンベレ将軍)と楽観する声も出ている。

AFP通信によると、仏軍は北部アンソンゴなどイスラム過激派の拠点2カ所を23日夜から24日にかけ空爆し破壊した。また、AP通信は、過激派の主要グループ「アンサル・ディーン」から、政府との交渉を求める一部のメンバーが離反し、組織が分裂したと報じた。

過激派掃討の主力となることが想定されている西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)軍も北進を始め、隣国ニジェールの国境付近にも集結している。



 
 
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マリ軍が住民処刑か、武装勢力と関係疑い虐待も

cnn.co.jp

2013.01.26 Sat posted at 15:49 JST

マリ・バマコ(CNN) アフリカ西部のマリ紛争で人権擁護団体の国際人権連盟は26日までに、イスラム武装勢力の掃討に当たるマリ軍が武装組織とのつながりが疑われるなどの住民を虐待し、恣意的に処刑していることを確認したと報告した。

マリ軍は過去2週間、旧宗主国フランスの軍事介入や西アフリカ諸国の派兵を受け、攻勢に転じている。北部を制圧した武装勢力は首都バマコなどへ南進の構えを見せていたが、最近の戦闘では拠点を失い、退却が相次いだ。

フランスに本部がある国際人権連盟によると、マリ軍は交戦が起きた北部と南部の間の地域で多数の処刑を実施。現場は、セバレやモプティ、ニオノ各町などとなっている。処刑されたのはイスラム過激派との関係が疑われる者や武器を保有していた住民。軍の哨戒任務で身元証明出来なかった者や特定の部族の住民らも対象になったという。

連盟は、セバレではバス停留所や病院近くにあった軍キャンプ地で少なくとも11人が処刑されたと指摘。別の20人近くも犠牲者となり、事後に急いで埋められたとの信頼すべき情報もあるという。

ニオノ地方では、トゥアレグ族の2人が殺害されたほか、マリ中央部でも処刑があり、政府軍兵士が同族の民家を略奪したとの情報もある。

マリ軍の報道担当者は、国際人権連盟の主張についてコメントを拒否している。連盟は独立した調査委員会の迅速な設置や虐待行為の実態調査、当事者の処罰などを要求した。



 
 
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仏軍とマリ政府軍、武装勢力の拠点に向け進軍

【バマコ=黒岩竹志】西アフリカ・マリで、イスラム過激派武装勢力に制圧された北部地域の奪還作戦を進めるフランス軍とマリ政府軍は25日、武装勢力の拠点ガオまで約250キロ・メートルの町ホンボリを奪還した。

ロイター通信などが伝えた。

ガオは、トンブクトゥ、キダルと並び、武装勢力が支配する3大拠点の一つ。マリ政府軍関係者は同通信に対し、ガオ奪還に向けた攻撃が、早ければ数日以内に始まるとの見通しを示した。

一方、AP通信は25日、武装勢力が、隣国ニジェールとの国境近くの橋を爆破したと報じた。周辺国による多国籍軍部隊は首都バマコから北進するほか、ニジェールからガオに向かって進軍する計画も準備しているとみられており、武装勢力側が、多国籍軍の北進を阻止するために爆破した可能性が高い。

(2013年1月26日11時27分 読売新聞)



 
 
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米国:輸送機支援「代金」請求 仏激怒で無料に

毎日新聞 2013年01月26日 10時58分(最終更新 01月26日 13時04分)

【ブリュッセル斎藤義彦】イスラム過激派掃討のため、西アフリカ・マリに軍事介入したフランス軍に対し、米国が輸送機支援をする代わりに2000万ドル(約18億円)を一時請求、仏側が激怒する事態になった。結局、米軍は22日に輸送機5機を無料で派遣した。米仏とも厳しい財政状況が費用の押し付け合いの背景にある。対テロ戦争で豊富な装備を持つ米軍は仏など欧州には「頼れる存在」で、今後も費用問題は火種となりそうだ。

米英紙などによるとマリで空爆など軍事介入を開始したフランスは米国に輸送機、空中給油機、偵察機の派遣を要請した。しかし米国は派遣をためらった上に輸送機の「代金」を要求した。空中給油機や偵察機の派遣は「米国が戦闘参加国とみられる」ことを警戒して提供を迷っているという。

米高官は米ウォールストリート・ジャーナル紙に対し、代金請求を「愛のムチだ」と位置づけ「欧州が防衛予算を削る中で、米国が『世界の警察官』として(軍事介入の)代金をすべて払うわけではない」と欧州に警告した。米国防総省のリトル報道官は22日、「仏でも他の同盟国でも、費用負担は議論になる」と今後も請求がありうることを示唆した。

11年のリビアでは3月に英仏軍が空爆を開始。その後、国連安保理決議を経て、北大西洋条約機構(NATO)が飛行禁止空域設定の任務にあたった。この際、欧州側に、偵察や空中給油などカギになる防衛力が不足していることが露呈。米国が大半を担った。

NATOでは、各国が予算を増やさずに戦闘能力や軍備を共有・開発する「スマート防衛」構想などに取り組み、昨年には偵察用無人機の共同購入でも合意したが、「欧州の能力のなさがまたあらわになり、米国に頼った」(NATO外交筋)のが実情。一方、財政難に直面しているオバマ政権はアフガニスタンからの撤退も進めている最中でアフリカでの介入に巻き込まれたくない思惑がある。



 
 
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マリ中部ルポ:「過激派は町ごと人質にした」

毎日新聞 2013年01月26日 11時43分(最終更新 01月26日 12時52分)

【ディアバル(マリ中部)服部正法】黒こげのピックアップトラック、崩れ落ちたレンガ造りの建物から突き出した、ぐにゃりと曲がった鉄骨−−。フランス軍が介入しイスラム過激派との戦闘が続く西アフリカ・マリで25日昼(日本時間同日夜)、記者は仏軍とマリ政府軍が21日に奪還した中部ディアバルに入った。仏軍の空爆は精密で過激派のみをたたいたといい、解放に安堵(あんど)した様子の住民は口々に過激派支配の恐怖を語った。

仏軍の介入は、日本人10人が死亡したアルジェリア人質事件で実行犯のイスラム武装勢力が動機として指摘。マリ情勢の推移は、懸念される再襲撃の可能性とも関連する。

ディアバルはマリ有数の稲作地帯の中に位置する人口約1万5000人の小さな町だ。昨年からマリ北部を占拠してきたイスラム過激派は今月14日、突然南下してディアバルを制圧した。直後から仏軍が過激派を空爆し、マリ軍と共に地上部隊も派遣。19日ごろ過激派は撤退し、21日に両軍が管理下に置いた。

過激派キャンプ地では、建物のトタン屋根が吹っ飛び壁が崩落している。近くには爆発炎上したとみられるトラックの残骸。荷台に焼け焦げた自動小銃が多数残り、辺りに弾薬が散乱している。

町中の狭い路地にも黒こげのトラックが残る。住民によると、過激派が夜間走行中に仏軍機に攻撃された跡だ。近所の男性は「過激派2人が吹っ飛んで死んだ」と言う。

「空爆で殺されたのは過激派だけ」。農家のウスマヌ・ディアロさん(58)は空爆の正確さを強調した。

ディアロさんによると、イスラム過激派は北からトラックでやってきた。頭にターバンを巻き銃を構えた戦闘員約300人はマリ北部の遊牧民トゥアレグ人が多かったが、アラブ系や英語を話す黒人、「パキスタンから来た」と言う者も。

戦闘員らは当初、「真のイスラムの教えを分かち合おう」などと主張。やがて屋内にとどまるよう命じ、自分たちも入り込んだ。「攻撃を受けないよう住民を町ごと人質にした」(ディアロさん)

戦闘員の命令に従わない住民が銃殺されたとの情報もあった。過激派は北部でイスラム法を厳格に適用し窃盗容疑者の腕を切断している。恐怖にかられたディアロさんは17日、家族や友人ら22人で町を脱出、過激派撤退後に戻った。解放にほっとした様子だが「連中は物を壊し、すべてを奪っていった。農業を続けたいがカネがない」と表情を曇らせた。

マリは人口の8割がイスラム教徒で、キリスト教徒は2%に過ぎないが、ディアバルには教会がある。過激派は屋根の十字架を引きずり下ろし、屋内の十字架を捨て、キリストを描いたポスターを切り刻んだという。

3キロ離れた村に逃げたキリスト教徒のポール・ダッコさん(34)は「過激派は西洋に追随する者を殺すと聞いた。逃げなかったら殺されていたろう。これまでイスラム教徒とは何の問題もなかったのに」と悲しげだった。



 
 
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マリ:仏軍、ガオ奪還作戦開始へ本格準備

毎日新聞 2013年01月26日 18時49分(最終更新 01月26日 23時35分)

【セグー(マリ中部)服部正法】西アフリカ・マリのイスラム過激派と戦闘を続けるフランス軍などは、過激派の本拠地の一つ北部ガオの奪還作戦開始に向けて本格的な準備に入った。過激派はガオに通じる幹線道路で橋を爆破、ガオ死守の構えを見せている。

ガオは、トンブクトゥ、キダルと並び、過激派が拠点とする北部の中心都市の一つ。

仏軍とマリ政府軍はこれまで、過激派が制圧したディアバルなど中部の要衝3カ所を奪還し、さらに北上を続けている。マリ政府軍は25日、ガオに250キロのホンボリまで到達した。

一方、ニジェールとの国境では、ニジェールとチャドの連合部隊が国境を越えてマリ北部に進攻する準備を進めている。周辺国でつくる「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」部隊のアブドゥルカディル司令官(ナイジェリア陸軍少将)は毎日新聞の取材に、近く両国部隊の進攻作戦が始まることを示唆している。

ガオ攻略は、西側から迫る仏軍・マリ軍と、国境を越え南側から進んでくるニジェール軍などとの両面作戦による包囲戦になりそうだ。仏軍は23日、ニジェール国境とガオの間に位置する過激派拠点を空爆。地上部隊による攻略戦に備えた動きとみられる。これらの動きを受け、過激派側は24日、ニジェールとガオを結ぶ道路の橋を爆破した。



 
 
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米軍、マリ紛争介入の仏軍への支援拡大 空中給油も開始へ

cnn.co.jp

2013.01.27 Sun posted at 15:14 JST

仏軍に対する米軍支援の拡大は、パネッタ米国防長官とルドリアン仏国防相との電話協議で決まった。マリ紛争で米国はフランス軍に対し情報提供や仏軍部隊の空輸などで協力してきた。両首脳はマリの過激派掃討で今後も密接な協議を保つことも確認した。

国防総省報道官によると、米空軍輸送機C17型機はこれまで少なくとも7度にわたってマリに飛行、仏軍兵士ら200人と168トンの補給物資などを運んだ。

米政府はマリの現政権がクーデターで誕生した背景を踏まえ同国への直接的な軍事援助は控えている。選挙を通じて正当な指導者が選ばれた際にはマリ軍への直接援助は可能となる。

旧宗主国フランスの軍事介入や近隣諸国の派兵などを受け、マリ軍は攻勢に転じている。仏国防省によると、仏軍の支援を受けたマリ軍は27日までに、イスラム武装勢力の牙城(がじょう)だった北部ガオ市を攻略した。武装勢力が全面的に支配するとされる北部地域への進軍のとっかかりを得た格好ともなった。

マリに展開する仏軍の規模は現在2150人。仏政府は増派も検討している。マリへの軍事介入は1月11日に開始された。イスラム過激派などの武装勢力が中央部の都市を攻略し、首都バマコへ南進の動きを見せたことを受け、空爆や地上軍投入に踏み切っていた。



 
 
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フランス軍、マリ北部のイスラム過激派拠点を奪回

nikkei.com

2013/1/27 16:04

【バマコ=共同】西アフリカ・マリに軍事介入したフランス軍は26日、マリ軍と共に、マリ北部のイスラム過激派拠点の一つである要衝都市ガオを奪回した。フランス国防省の声明を同国のテレビなどが伝えた。

フランスのメディアによると、同国軍とマリ軍はガオの空港などを制圧した。今月11日に軍事介入に乗り出したフランスにとって大きな軍事成果だが、全域を掌握したわけではないとの報道もある。

ガオは世界遺産の都市トンブクトゥや、キダルと並ぶマリ北部の要衝都市の一つ。北部のイスラム過激派の一派「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」が拠点としていた。

隣国ニジェールから同国軍とチャド軍がガオに進軍し、現地部隊が増強される見通し。フランス軍などは、トンブクトゥにも兵を進めている。



 
 
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マリ情勢:地元ジャーナリスト「火種はアルジェリアから」

毎日新聞 2013年01月27日 10時54分(最終更新 01月27日 11時47分)

フランス軍が軍事介入し、イスラム過激派との戦闘が続く西アフリカ・マリで、政治・社会問題への鋭い分析が首都バマコ市民から厚く支持されるジャーナリスト、ジョセ・トラオレさん(50)は、フランスの軍事介入までに発展した戦闘について、アルジェリアから流れ込んできた原理主義者が原因だと話した。【バマコ(マリ南部)で服部正法】

トラオレさんは、最大民族バンバラ人の言語バンバラ語による放送局「ラジオ・ニエタ(進歩)」の記者。事実追究の姿勢と権力にこびないスタイルが、リスナーから信頼感を得ている。

トラオレさんは、イスラム過激派がマリ北部を制圧し、仏軍の介入に至った一連の動きについて「問題の根っこはマリにはない。問題は外からマリに移植され、幹となって表に出ているのだ」と、木に例え、天然ガスプラントで人質事件が起きた北隣のアルジェリアから火種が入り込んできたとした。

トラオレさんが考える「根」は、アルジェリアでかつて一大勢力となったイスラム原理主義者たちを指す。90年代にアルジェリア国内で政府と内戦を戦った隣国の原理主義者たちについて「アルジェリアから追い出され、マリに来た。一方、マリ政府は交渉で解決しようとした。マリ政府は北部地域をコントロールする力も弱く、結局彼らが、はびこった」と分析する。

外から移植されたものは他にもある。「アラブの春」でリビア・カダフィ政権が崩壊(11年8月)し、大量にリビアからマリに流入し、過激派側に渡った武器・弾薬だ。「彼ら(過激派)は、以前はそれほど強くなかったが、これらの武器で勢力が増した」と説明する。

マリ国民は現在、仏軍介入について歓迎一色だ。長期戦となった場合、えん戦ムードなどから「反仏意識」が高まる懸念もあるが、「マリの状況はイラクやアフガニスタンとは異なる。マリで仏軍が戦っている相手はマリ人でなく(国際テロ組織アルカイダなどの)外国人たちだ」と、仏軍へのマリ市民の支持は継続するとの見方を示した。また、「マリ人が自分たちで解決するのが最善だが、マリの政治は機能していない。本当に心の底から仏軍介入を喜んでいるというわけではないが、仏軍介入以外の選択肢は我々に残されていなかった」と、軍事介入を支持した。その上で、マリからの過激派の掃討については「国連や米国などを含めた国際社会の協力があれば、最長でも1年あれば解決できるのではないか」と、早期収束に期待を込めた。



 
 
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マリ:北部ガオ、ほぼ奪還…仏・政府軍 過激派占拠の都市

毎日新聞 2013年01月27日 23時02分(最終更新 01月28日 01時39分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】西アフリカ・マリのイスラム過激派と戦闘を続けるフランス軍とマリ政府軍は27日、北部のイスラム過激派の拠点都市・ガオをほぼ制圧した。両軍は一気に北上したい考えだが、北部の要衝は依然としてイスラム過激派の支配下にある。砂漠や山岳地帯に囲まれた険しい地形で、戦闘の長期化も懸念される。

ガオの中心部に住む男性は27日、毎日新聞の電話取材に「軍が今朝、町に入り、解放された。目立った戦闘はもう起きていない。人々は通りに出て軍に手を振り、笑顔で解放を喜んでいる」と話した。ただ、イスラム過激派の一部が民家などに潜み、「何人かは見つかって連行されたようだ」という。

ガオはトンブクトゥ、キダルと並ぶ北部の中心都市。昨年3月から4月にかけて、北部の遊牧民トゥアレグ人で構成する世俗主義反政府武装組織やイスラム過激派が制圧した。その後、過激派は世俗主義組織を放逐し、支配体制を確立した。

さらに過激派は今月14日までに、コンナなど中部の要衝3カ所をいったん支配下に置いたが、仏軍とマリ軍が21日までに奪還した。両軍は北進し、過激派の占拠する北部ガオに到達。仏軍は過激派の拠点を空爆する一方、マリ軍と連携して地上戦を展開している。

ガオを支配する過激派は主に、国際テロ組織アルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」から分派した、「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」。MUJAOはガオで「犯罪者」の腕を切断するなどシャリア(イスラム法)の厳格な適用を進めている。

今月11日にマリに軍事介入した仏軍は当初、イスラム過激派が北部から南進するのを阻止するのが目標だと説明していた。しかしその後、「北部の完全奪還」(ルドリアン国防相)に目標を拡大し、北進している。

仏軍による軍事介入からわずか2週間余りで過激派の北部の拠点都市を奪還したことは仏・マリ両軍にとり「大きな成果」とされる。現地ではすでに先週、「ガオとトンブクトゥを1カ月で奪還できるかもしれない」(マリ軍のデンベレ将軍)との観測も流れていた。両軍は今後、世界遺産都市トンブクトゥなど残る北部の要衝を攻略目標にするとみられる。

過激派が多くの戦闘員を失って拠点都市を早期に完全撤退することになれば、事態の収束は早い。だが、「道路状況が良く進軍が容易だった南部からガオまでに比べ、トンブクトゥに向かう道は悪路で、進軍はスムーズにはいかない」(バマコ在住男性)との指摘もある。また、さらに北方のキダルは「(北部に広がる)サハラ砂漠での戦いの始まり」(同)となり、両軍がキダルに迫るのは数カ月先になる可能性もある。キダル周辺には山岳地帯もあり、砂漠を熟知する過激派が有利な戦いを進めれば、戦闘の長期化は避けられない。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、仏軍による軍事介入後のマリ国内からの避難民は7500人。イスラム過激派とマリ軍との戦闘が激化した1年前からでは、計15万人に達する。



 
 
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仏・マリ軍、世界遺産都市の空港を掌握

nikkei.com

2013/1/28 13:04

【バマコ=共同】西アフリカ・マリに軍事介入したフランス軍とマリ軍は27日、イスラム過激派に昨年制圧されたマリ北部の世界遺産の都市トンブクトゥに到達、空港を掌握した。ロイター通信がマリ軍筋の話として伝えた。

過激派の大きな抵抗はみられないが、市内に潜伏している可能性があるという。

トンブクトゥはキダル、ガオと並ぶマリ北部の要衝都市の一つ。過激派は昨年来、イスラム教の教えに反するとしてトンブクトゥでイスラム教指導者の聖廟(せいびょう)を多数破壊した。

フランス軍などは26日にガオを奪回。過激派はキダル周辺の山岳地帯に集結しつつあるとの情報もある。



 
 
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マリ:政府・仏軍、世界遺産都市トンブクトゥを制圧

毎日新聞 2013年01月28日 19時53分(最終更新 01月28日 23時27分)

【バマコ(マリ南部)服部正法、パリ宮川裕章】西アフリカ・マリでイスラム過激派との戦闘を続けているフランス軍とマリ政府軍は28日、過激派の本拠地の一つ、北部の世界遺産都市トンブクトゥで空港を奪還した。仏メディアが報じた。トンブクトゥの住民は毎日新聞の電話取材に「町全体が解放された」と話しており、仏軍などは町をほぼ制圧した模様だ。

仏テレビ「フランス24」によると、27日夜から28日未明にかけ、装甲車などの両軍地上部隊が空港を制圧、約250人の仏軍空挺(くうてい)部隊が市北部から展開した。仏航空部隊はこれまでの約2週間でトンブクトゥの過激派拠点に約30回の空爆を加えている。

トンブクトゥ中心部の男性は28日朝、毎日新聞の取材に「行政府の建物など町の中心も仏・マリ軍が管理下に置いた。過激派は町から逃げていったと思う。解放を喜ぶ人たちが外に出て、物をたたいて音をかき鳴らしたり、バイクで走り回ったりしている」と話した。

仏・マリ軍は27日、別の過激派本拠地、北部ガオを奪還したばかり。両軍は過激派の占拠する北部に進軍を続け、北部の過激派の本拠地3都市のうち2都市を、短期間で奪回したことになる。仏・マリ軍は、ガオ、トンブクトゥの奪還後は別の本拠地キダルに向かうとみられる。

トンブクトゥは、サハラ砂漠交易の中継地で、イスラム文化の拠点都市として栄えた歴史的に重要な町。イスラム教指導者をまつった聖廟(せいびょう)などがあり、世界遺産都市として知られる。偶像崇拝の禁止に厳格な過激派は、町を制圧して以降、聖廟を破壊している。



 
 
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マリ支援に1.2億ドル拠出 外務省、人道支援や治安維持を後押し

nikkei.com

2013/1/29 19:50

外務省は29日、アルジェリア人質事件を受けて隣国のマリや周辺国の治安維持と人道支援を強化するため1.2億ドル(約110億円)を拠出すると発表した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)など国際機関を通じて関係国に提供する。マリから避難した難民支援やガーナにある国連平和維持活動(PKO)訓練センターでの人材育成に役立てる。

松山政司外務副大臣が同日にエチオピアで開いたマリ支援会合に出席し、日本政府の方針を説明した。マリではイスラム武装勢力と政府軍の対立が激化。フランスが軍事介入に踏み切り、治安が悪化している。



 
 
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マリ:戦闘長期化の懸念 仏軍介入「補助的立場」を強調

毎日新聞 2013年01月29日 20時56分(最終更新 01月30日 00時04分)

【パリ宮川裕章】西アフリカ・マリのイスラム過激派が占拠していた北部の世界遺産都市トンブクトゥを解放したフランス軍とマリ政府軍は29日、市内のパトロールを開始して治安維持を図ると共に、過激派の拠点である北部キダルへの進軍準備も進めた。オランド仏大統領は、「我々は戦闘に勝利しつつある」と強気な発言をする一方、「目的はアフリカ軍がマリの安定化を達成すること」とも述べ、仏軍があくまでアフリカ各国の補助的な立場で介入しているとの立場を強調した。仏国内ではキダル進軍を前に、本格的な地上戦と戦闘の長期化への懸念が高まっている。

オランド大統領は28日の記者会見で「目的はマリにとどまることではない。(イスラム過激派が占拠する)北部へ向かうのはアフリカ諸国だ」と述べた。

仏軍とマリ政府軍は29日までに過激派の拠点、ガオ、トンブクトゥを相次いで奪還。だが、キダル侵攻に向けては楽観論を戒める声が強まっている。

仏政府は当初、マリへの軍事介入の目的を、過激派の南進食い止めに限定。だが、北部の制圧に目標を変更した。過激派を再結集させないとの戦術的理由や、援軍の西アフリカ諸国経済共同体(ECОWAS)部隊の到着が遅れていることなどが背景にある。

戦費については、ルドリアン国防相は23日、介入開始から12日間で3000万ユーロ(約36億円)と見積もった。複数の仏軍事専門家は仏メディアに「戦闘状況次第で戦費は大きくかさむ可能性がある」と警告する。

山岳地帯のキダルへは砂漠の悪路が続き、ゲリラ戦の可能性も待ち受ける。ファビウス外相は28日、仏テレビで「(戦闘の)泥沼化は望まない」と述べたが、「今後、進軍ペースが遅くなるのは確実」(フィガロ紙)との見方が大勢だ。

18日の仏世論調査では65%が介入支持だが、28日の調査でオランド大統領の支持率は44%と低迷したまま。戦闘長期化は政権基盤を揺るがす恐れもある。

◇マリとは

1960年にフランスから独立。人口約1600万人の8割がイスラム教徒。公用語は仏語。外交は非同盟を基本方針とし、米欧・アラブ諸国ならびに中国と良好な関係を保つ。11年8月のリビア・カダフィ政権崩壊後、雇い兵だったトゥアレグ人戦闘員と武器がマリ北部に流入。北部の分離独立を求める武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」に加勢し12年1月以降、国軍と交戦を始めた。政権に不満を持つ軍部隊が同3月にクーデターを起こしトゥーレ大統領は辞任。混乱に乗じた反政府組織は同4月に北部独立を宣言した。



 
 
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仏軍のマリ介入、長期化懸念も 西アフリカ諸国の資金不足で

nikkei.com

2013/1/30 1:14

西アフリカのマリへのフランス軍の軍事介入が長期化する懸念が出てきた。マリ北部に拠点を置くイスラム過激派を掃討する作戦は一定の成果を上げつつあるが、仏軍が権限を移譲する予定の西アフリカ各国部隊のマリ入りが遅れている。慢性的な財政難に苦しむ西アフリカ各国は資金や武器が不足しており、支援体制をどう構築するかが焦点に浮上している。

「国際社会の支援に感謝する」。29日エチオピアのアディスアベバでのマリ支援国会合で、同国のトラオレ大統領は謝意を示した。前日28日にはアフリカ連合(AU)が約5000万ドル(約45億円)の拠出を表明するなど、各国・地域から4億5500万ドルが集まる見通しとなったからだ。

欧米各国も支援に動き出した。米国や英国、ドイツなどは輸送機を派遣し仏軍部隊の移動を支援。英政府は29日、軍事訓練などに新たに240人を派遣すると表明した。

仏軍とマリ政府軍は28日までにイスラム武装勢力が実効支配していたマリ北部の世界遺産都市トンブクトゥなどを奪還。北部にあるもう一つの要衝都市キダルを目指し、進軍を続けている。

オランド大統領は28日「マリ全土を掌握すれば仏軍の役割は限定的になる」と語り、先々は仏軍の任務をマリ軍や連合軍への軍事訓練などに絞りたいとの考えを示した。

ナイジェリアなど15カ国が加盟する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)やチャドは既に6000人前後の派兵を約束。国連安全保障理事会は昨年12月、マリ周辺国でつくるアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)の軍事介入を認める決議を採択済みだ。

ところが周辺各国軍のマリの首都バマコ入りは大幅に遅れている。財政に余裕がない西アフリカの国々は「資金や武器が足りない」と遅れの理由を説明する。

これまで仏軍などはおおむね順調に軍事作戦を進め、イスラム過激派の掃討に一定の成果を上げてきた。ただトンブクトゥなどではイスラム過激派は戦闘をせずに撤退したとみられ、今後は巻き返しも否定できない。仏政府内では「今後数カ月は仏軍主導の作戦になるかもしれない」との見方も出ている。(パリ=竹内康雄)



 
 
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[FT]仏軍のマリ介入に強力な国際支援を(社説)

nikkei.com

2013/1/30 14:00

(2013年1月30日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

西アフリカのマリで起きている出来事は、気がめいるほど見慣れた光景だ。危機に陥った国に最新装備を誇る欧米軍がすばやく介入し、イスラム過激派の掃討作戦を助ける。いくつかの都市を制圧し、武装勢力が退散したところで、政治家が勝利後の話し合いを始める。ところが戦いがいつまでも終わらないリスクに直面する。

■アフガニスタンの二の舞いにしないために

フランスのオランド大統領は「この戦いに勝利しつつある」と力を込めた。仏軍とマリ政府軍が今週、イスラム武装勢力の支配下にあった北部の主要3都市のうち、トンブクトゥとガオを奪回したからだ。しかし、反政府勢力を封じ込める戦いは始まったばかりだ。

武装勢力は敗北を喫する前に、山中に撤退したにすぎない。都市奪回という比較的明快な作戦に比べ、イスラム兵士を探し出すのははるかに困難な任務だ。加えて、かねてこの地域ではジハード(聖戦)の拠点が着々と築かれており、周辺国に戦火が広がるリスクもある。一方、マリ政府軍はほとんど軍事訓練を受けておらず、奪回した都市を守り、平和を維持することすら容易ではなかろう。

アフガニスタンの二の舞いにもなりかねない。だからこそ国際社会が迅速に行動し、仏軍の介入をしっかり支えることが非常に重要だ。勇気づけられる兆候も見られる。米国は過激派の拠点を探索する目的でニジェールに無人偵察機を派遣。英国は29日、マリや他のアフリカ諸国の軍事訓練を行う部隊を派遣すると表明した。目の前の戦闘とは無関係だが、地域連合軍のマリ派兵を実現させるために役立つだろう。

さらなる資金援助も必要だ。国際社会は経済・軍事支援として4億5000万ドルの拠出を約束している。しかし軍事作戦のコストは10億ドルに達する見通しだ。マリ政府は資金をまかなえず、フランス単独で西アフリカ全体を脅かす紛争の負担は引き受けられない。

■アフリカ諸国も責任を負うべき

アフリカ諸国もより大きな責任を負うべきだ。周辺各国軍の派遣は遅れていたが、チャド、ナイジェリア、ニジェール各軍がようやく現地入りした。他の諸国も即座に参加できるような体制が必要だ。またマリ軍事政権も、自治権問題で対立している遊牧民のトゥアレグ人との話し合いに応じ、協力を求めることが必要だ。彼らはイスラム過激派を拠点から追い出す方法にたけているだろう。

フランスはマリ政府の支援要請に応え、勇気ある一歩を踏み出した。この介入は、サハラ砂漠のイスラム過激派がもたらす脅威を食い止める有効な手段となり得るが、実現のためには喫緊の国際社会からの支援が必要とされる。



 
 
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マリ:仏軍、キダルの空港制圧…過激派の本拠地

毎日新聞 2013年01月30日 20時17分(最終更新 01月30日 23時58分)

【バマコ(マリ南部)服部正法、パリ宮川裕章】フランス軍とマリ政府軍がイスラム過激派と戦闘を続けている西アフリカ・マリで29日夜、過激派の本拠地、北部キダルの空港を仏軍が制圧した。仏軍は町中にも進攻している模様。仏・マリ両軍はこれまで過激派の本拠地を相次いで奪還している。キダルを制圧すれば過激派は主要都市部から一掃されたことになり、戦局は転機を迎える。

AP通信などによると、仏軍機が29日夜にキダル空港に到着した。戦闘は起きていないという。仏軍報道官は、AFP通信に「一部の部隊が夜間、キダルに展開した」と認めた。

仏軍のキダル進攻が始まる直前に、北部遊牧民によるイスラム教世俗主義武装組織が「キダルを制圧した」と発表した。これまでキダルを拠点としてきたイスラム過激派「アンサル・ディーン」などは仏軍進攻を前に、都市の攻防戦を避け、砂漠や山岳地帯に撤退した可能性がある。過激派が勢力を温存して撤退していれば、砂漠から都市部への攻撃と撤退を繰り返すゲリラ戦術を展開する恐れもある。

仏・マリ両軍は21日までに、過激派が制圧した中部の要衝3カ所を奪回。その後、27日にガオ、28日にトンブクトゥの過激派拠点2都市を相次いで奪還。残る拠点キダルの攻略作戦に着手していた。



 
 
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フランス大統領がマリ訪問へ 紛争勃発後初

cnn.co.jp

2013.02.02 Sat posted at 14:17 JST

(CNN) アフリカ西部のマリ紛争に軍事介入したフランスの大統領府は1日、オランド大統領が2日、マリを訪問するとの声明を発表した。仏大統領が紛争勃発後にマリを現地視察するのは初めて。

ファビウス外相とルドリアン国防相も同行する。詳しい滞在日程は明らかでないが、主要都市の他、北部の世界遺産都市トンブクトゥも訪れる。

仏軍は、イスラム過激派武装勢力が今年1月10日、中部の要衝コンナ市を押さえ、首都バマコへの進軍の構えも示したことから軍事介入に踏み切った。空爆から地上軍投入と戦線を拡大した仏軍は攻勢に転じ、トンブクトゥやガオ市を最近制圧、武装勢力の最後の拠点都市であるキダル市の空港攻略も発表していた。

オランド大統領は28日、マリで勝利を収めつつあると宣言していた。

一方、マリのトラオレ暫定大統領は最近、武装勢力の劣勢を受け、今年7月末までに選挙を実施するとの考えを明らかにした。



 
 
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仏オランド大統領、2日にマリ訪問

nikkei.com

2013/2/2 10:06

フランスの大統領府は1日、オランド大統領が2日に西アフリカのマリを訪れると表明した。ファビウス外相とルドリアン国防相も同行する。軍事介入しているマリ現地の情勢を視察するほか、マリのトラオレ暫定大統領らと会談し、今後の情勢について協議する予定。(パリ支局)



 
 
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仏軍空爆で市民5人死亡か マリ中部

nikkei.com

2013/2/2 20:29

【モプティ(マリ中部)=共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は2日までに、フランスが西アフリカ・マリに軍事介入した初日の先月11日朝、中部コナで空爆により市民5人が死亡したとの報告書を発表した。死者には子供3人が含まれるという。

アムネスティによると、フランス当局者はその時間帯にコナで空爆を行っていないと発言。ただマリ軍幹部らは、フランス軍とマリ軍の合同作戦がその日の朝から始まったとしている。アムネスティは両国に調査を要求した。

マリ北部を昨年制圧したイスラム過激派は先月上旬、暫定政府支配地域に南下しコナを掌握。フランスが軍事介入し、過激派は北部の拠点都市から相次いで撤退した。



 
 
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マリ:世界遺産都市の古文書救出 秘密裏に移送

毎日新聞 2013年02月02日 02時30分(最終更新 02月02日 02時42分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】フランスが軍事介入した西アフリカ・マリ北部の世界遺産都市トンブクトゥの研究所に保管され、イスラム過激派による破壊が懸念されていた歴史的に貴重な古文書の約6割が、南部の首都バマコに秘密裏に移送済みだったことが1日分かった。マリ政府当局者が毎日新聞の取材に古文書を公開した。当局者によると、移送後のメディアへの公開は世界で初めて。

古文書は、所蔵元のアフメド・ババ高等教育・イスラム研究所(マリ政府管轄)のアブドゥルカドリ・マイガ所長が公開。金属製衣装箱約30箱に納めた約2万5000点がバマコ市内に保管されている。

古文書は最古のものが13世紀ごろとされる。主にアラビア文字で書かれ、イスラム教や天文学、医学など幅広い分野に及び、当時の学術水準を示す極めて貴重な内容で「世界のかけがえのない遺産」(マイガ所長)だ。

◇トンブクトゥと古文書

トンブクトゥは古来、サハラ砂漠の貿易中継地として栄える一方、15世紀ごろにはイスラム神学校が100校以上あり、イスラム研究が隆盛した学術都市だった。古文書は家庭に散逸していたものも多く、収集・保存を目的に「アフメド・ババ高等教育・イスラム研究所」が1973年に発足した。



 
 
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マリ古文書救出:2万5000点、粉ミルクや米の袋で隠し

毎日新聞 2013年02月02日 02時30分

【バマコ(マリ南部)服部正法】イスラム過激派が支配する街で、ひそかに続けられた古文書救出作戦。交易商人の手助けで世界的に貴重な遺産の多くは安全地帯に届いていた−−。世界遺産であるマリ北部の都市トンブクトゥから移送されたアフメド・ババ高等教育・イスラム研究所所蔵の古文書は約2万5000点に及ぶ。アブドゥルカドリ・マイガ同研究所長が毎日新聞の取材に作戦の詳細を語った。

マリ北部は昨年4月、世俗主義の反政府武装組織やイスラム過激派が制圧した。5月以降、偶像崇拝の禁止に厳格な過激派が、トンブクトゥにあるイスラム教指導者の聖廟(せいびょう)を破壊。7月には世俗主義組織を北部の各都市部から追い出し、支配を固めた。

マイガ所長によると救出作戦は昨年7〜10月に実施した。バマコに避難していた研究所員らが約1200キロ離れたトンブクトゥに潜入。街中をパトロールする過激派戦闘員の目を避けながら、深夜などに研究所から徐々に文書を回収した。

最終的には、研究所が所蔵する古文書約4万5000点のうち、旧棟に保存されていた約2万5000点を運び出すことができた。

だが、南アフリカ政府の支援で建てられた新棟は過激派が放火し、約2万点の所蔵文書の多数が焼失・破損した可能性があるという。

反政府武装組織やイスラム過激派は旧棟にはあまり関心を払わなかった。マイガ所長は「建物が古くて、汚い感じがしたからだろう」と言う。おかげで古文書は難を逃れたとも言えそうだ。

古文書は衣装箱に入れ、複数回に分けてバマコ行きのバスやトラックで運んだという。移送には、トンブクトゥとバマコの間でさまざまな商品を取引する交易商人の助けを借りた。商人は文書入り衣装箱の上に、粉ミルクや米の袋など実際の取引商品を載せてカムフラージュした。到着を待ち構えた研究所員らがバマコで受け取った。

マイガ所長は「大きな危険を伴う作戦だった」と振り返る。イスラム過激派は1月に軍事介入したフランス軍とマリ政府軍の共同作戦を受けトンブクトゥから撤退した。



 
 
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マリ:「過激派に協力」…黒人が遊牧民標的に 略奪相次ぐ

毎日新聞 2013年02月02日 11時33分(最終更新 02月02日 14時03分)

【バマコ(マリ南部)服部正法】フランス軍とマリ政府軍がイスラム過激派から奪還した西アフリカ・マリ北部トンブクトゥで、黒人などの地元住民が北部遊牧民のトゥアレグ人やアラブ人の商店を襲い、商品を略奪する事件が相次いでいる。過激派への協力者とみなして襲撃しているとみられ、民族間対立の激化が懸念される。

イスラム過激派が昨年以降占拠してきたマリ北部に仏・マリ両軍が進攻。27日にガオ、28日にトンブクトゥと相次いで過激派の拠点都市を奪還した。29日夜には最後の拠点主要都市キダルの空港を仏軍が制圧した。

襲撃が目撃されたのは、仏・マリ軍がトンブクトゥを奪還した直後から。トゥアレグ人は北部で武装勢力を率いる民族で、テロ戦闘員に多いアラブ人とともに標的になっている。

昨年3月の軍事クーデターに乗じトゥアレグ人世俗主義武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」がイスラム過激派とともに北部を制圧した。過激派の主要グループ「アンサル・ディーン」もトゥアレグ人を主体に構成。国際テロ組織アルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」のアルジェリア人戦闘員など多数のアラブ人も流入。地元住民のトゥアレグ人らへの「憎悪」は各地で広がっている。

過激派にいったん制圧された後、仏軍などに奪還された中部ディアバルの男性ウスマヌ・ディアロさん(58)は毎日新聞の取材に、一連の混乱は「トゥアレグ人に責任がある。我々(黒人)は、違いがある個々の民族を尊重し認めてきた。しかしトゥアレグ人は私たちを認めようとしない。もう共には暮らせない」と話した。



 
 
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マリ:仏大統領、アフリカに戦闘任務引き継ぎたい意向

毎日新聞 2013年02月02日 23時07分(最終更新 02月03日 02時35分)

【パリ宮川裕章】フランスのオランド大統領は2日、軍事介入しているマリを訪問した。仏軍とマリ政府軍が1月28日に過激派から奪還した世界遺産都市トンブクトゥで会見し、「我々の目的はここにとどまることではなく、アフリカ各国が(独自に)任務を遂行できるようにすることだ」と述べ、早期に戦闘任務をアフリカ諸国に引き継ぎたい意向を改めて示した。

マリのトラオレ暫定大統領も会見に同席し、「軍事支援の要請に応じてくれたフランスに感謝する」と語った。仏軍の地上部隊は現在約3500人。これとは別に、アフリカ各国からのマリへの派兵は約3000人にのぼるが、装備の質や兵士の熟練度は必ずしも高くはない。このため仏軍が完全撤退した場合、アフリカ各国軍のみで過激派に対抗できるかは不透明だとされる。



 
 
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国内紛争抱えるマリが4強入り サッカーのアフリカ選手権

cnn.co.jp

2013.02.03 Sun posted at 14:29 JST

(CNN) 南アフリカで開催中のサッカーのアフリカ選手権は2日、ダーバンなどで準々決勝の2試合があり、マリとガーナが4強入りを決めた。

国内に紛争を抱えるマリは、準々決勝で地元の南アと対戦。南アは前半に先制したがマリが後半同点に追い付き延長へ。ここでも1−1のまま決着が付かず、PK戦に突入した。

PK戦では、南アは4人のうち3人が外してマリが3−1で制し、準決勝へ進んだ。コートジボワール対ナイジェリアの勝者と決勝進出をかけて戦う。

ポートエリザベスではガーナ対カボベルデの試合があり、ガーナが2−0で勝った。同国の準決勝進出は4大会連続。準決勝での相手はブルキナファソかトーゴとなる。



 
 
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マリ北部で仏軍と過激派衝突

nikkie.com

2013/2/3 19:18

【セグ(マリ南部)=共同】西アフリカ・マリ北部キダルで2日、先月11日に軍事介入したフランス軍と、イスラム過激派が衝突した。DPA通信がマリ軍幹部の話として伝えた。2日はフランスのオランド大統領が介入後初めてマリに入り、過激派から奪回した北部の世界遺産都市トンブクトゥや、首都バマコを訪れていた。

マリ軍幹部は、オランド氏の訪問に注目が集まるタイミングを狙い、過激派がフランス軍に攻撃を仕掛けたと指摘した。これに対抗するため、増強したフランス軍特殊部隊がキダル一帯に展開したという。



 
 
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仏大統領、作戦主導権を多国籍軍に譲渡の意向

【セバレ(マリ中部)=黒岩竹志】オランド仏大統領は2日、仏軍がイスラム過激派武装勢力の掃討作戦を展開するマリを訪問した。

AFP通信によると、大統領は仏軍とマリ政府軍が1月28日に武装勢力から奪還した北部の世界遺産都市トンブクトゥを視察し、「(作戦は)まだ終了していない。我々の目標はバトンを渡すことだ」と述べ、作戦の主導権をなるべく早く、マリ政府やマリの周辺国で構成する多国籍軍部隊に譲渡したい意向を表明した。トラオレ暫定大統領との協議では、その時期が焦点となる見通しだ。

(2013年2月3日00時23分 読売新聞)



 
 
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仏軍、マリ北部で空爆継続 過激派キャンプなど標的

nikkie.com

2013/2/4 22:47

フランスのファビウス外相は4日、軍事介入中の西アフリカ・マリの北部キダル地方で、フランス軍が3日夜から4日未明にかけて空爆を行ったと述べた。フランスのラジオが伝えた。フランス軍は2日夜から3日未明にかけてもキダル周辺などで空爆を実施。イスラム過激派の燃料貯蔵庫や訓練キャンプを標的にした。

昨年マリ北部を制圧した過激派はフランス軍の介入後、次々と拠点都市から撤退、アルジェリアとの国境に近い山岳地帯などに集結しているとされる。国境付近で過激派の一派アンサル・ディーンの幹部が、対立勢力に拘束されたとの情報もある。(バマコ=共同)



 
 
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asahi.com 2013年02月05日01時48分

マリ、空爆で解放された街 中部コンナ 激しい傷痕

【コンナ〈マリ中部〉=杉山正】イスラム武装勢力が制圧したことで、フランス軍がマリに介入するきっかけとなった中部コンナに2日、記者が入った。仏軍に空爆された武装勢力の車両が残骸をさらし、建物も粉々になっていた。空爆で住民にも犠牲者が出たとされる。

北部を拠点とする武装勢力アンサル・ディーンは先月10日にコンナを制圧。さらに南下し、首都バマコをうかがう可能性があったため仏軍は11日に軍事介入に踏み切った。

雑貨店主のクリバリさん(52)は「100人以上の武装勢力が突然やってきた。翌日空爆が始まり、民家にも爆弾が落ちた」と話した。魚市場にはロケット砲や対空砲を積んだ武装勢力の車両が破壊され転がっていた。武装勢力がマリ政府軍から奪ったものとみられる。市場の建物も直径約10メートルの穴が見えた。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは、仏軍の同11日の空爆で、子ども3人を含む少なくとも5人のコンナ住民が死亡したと報告している。

コンナから北東へ約100キロ。交通の要所ドゥアンザも、激しい空爆を受けた街だ。高校の校舎が吹き飛び、テスト用紙や教科書が散乱していた。アルカイダ系武装勢力、西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)が校舎を拠点としていた。正門の壁にペンキで「MUJAO」と書かれていた。

反政府勢力やMUJAOは昨年4月以降、ドゥアンザを支配し、住民に厳格なイスラム法を強いた。女性は黒いベールで全身を覆うように強要された。ディコさん(21)は「ベールが買えない女性は棒で殴られた。手は黒い靴下で覆った」と話した。略奪も相次いだ。シレさん(65)は「食糧、家畜、服すべて持って行かれた。空爆は怖かったが、おかげで自由になれた」と話した。



 
 
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asahi.com 2013年2月5日21時57分

マリ支援国際会議が開幕 政情安定めざし支援加速へ

【ブリュッセル=野島淳】マリ支援の国際会議が5日、ブリュッセルで開かれた。欧州連合(EU)や国連、アフリカ連合(AU)、西アフリカ諸国などから閣僚級が参加。軍事面での支援に加え、武装勢力の撤退後をにらんだ民主的な政権づくりのための支援策を話し合う。

EUなど支援する国々は武装勢力の掃討のため、マリ政府軍の訓練部隊の派遣や資金支援を決めている。同時にマリ国内の部族間対話を進めることも重視。7月に予定する選挙が平和裏に実施できるよう、中長期的な支援の枠組みを検討する。マリ側は治安回復のため、国連などのオブザーバーを受け入れる意向だ。



 
 
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マリ軍事介入の仏軍、3月に撤退開始へ

cnn.co.jp

2013.02.06 Wed posted at 11:55 JST

(CNN) アフリカ西部のマリ紛争に軍事介入したフランス軍部隊が、3月に撤退を開始する見通しとなった。ファビウス外相が仏紙メトロとのインタビューで語った。

ファビウス外相は5日のメトロ電子版に掲載されたインタビューで、マリ北部の一部に武装勢力の潜伏先が残っているため掃討作戦は続くとしてうえで、撤退時期を明言した。

仏軍は先月、マリ政府の要請を受けて軍事介入に踏み切った。月末までに北部トンブクトゥからガオにかけ、1年近くイスラム武装勢力に支配されていた地域を奪還。2日にトンブクトゥを訪れたオランド仏大統領は、「われわれは国連安全保障理事会決議の枠の中で行動している」と述べ、マリの内政に干渉するつもりはないと強調していた。

フランスは同国に2150人、周辺国での後方支援に1000人の兵員を送り込んでいる。



 
 
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仏、マリ軍事介入で幕引き急ぐ 長期化での批判懸念

nikkei.com

2013/2/6 0:32

【パリ=竹内康雄】西アフリカのマリに軍事介入したフランス政府が幕引きを急いでいる。仏軍はイスラム武装勢力が占拠していた主要都市をほぼ制圧。軍事作戦を西アフリカ各国主導の作戦に切り替え、自らは後方から支援する青写真を描く。ただ北部国境沿いに退却した武装勢力が今後、ゲリラ戦を仕掛ける可能性もあり、事態の先行きは不透明だ。

「フランスは西アフリカ各国とともにテロと戦う」。5日、ストラスブールの欧州議会で演説したオランド大統領は、マリ介入の正当性を訴えた。同日にブリュッセルで開いた欧州連合(EU)主催のマリ支援国会合では各国がフランスへの支持を打ち出す見通しだ。

「アフリカ各国に早期に作戦を引き継ぎたい」。2日にマリを訪れたオランド大統領はこう述べ、仏軍は必要な期間は駐留するとしながらも、軍事的に前面に出るのは短期間に抑えたいとの意向をにじませた。実際「マリ政府はマリ北部の住民代表と早期に交渉すべきだ」(仏外務省報道官)など、仏政府からは仏軍による軍事介入終了後を見据えた発言が目立つ。

1月11日から軍事介入を始めた仏軍とマリ政府軍は5日までにイスラム武装勢力が支配していた北部の主要都市ガオとトンブクトゥを制圧。最後の要衝都市キダルも支配下に置きつつある。重要な拠点をほぼ抑え、軍事作戦は節目を迎えた。

15カ国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)などの連合軍も徐々にマリ入り、作戦に加わりつつある。5日にはチャド軍1800人がキダルに入った。仏政府は早期に連合軍に軍事作戦の権限を移譲し、自らは軍事訓練などの側面支援に回りたい考え。

介入が長期化すれば財政負担が増すほか、仏軍に犠牲者が出る可能性も高まる。1日には国際人権団体が仏軍の空爆で複数の民間人が死亡したと非難した。軍事介入は現在は国内外から支持を受けているが、長期化すれば支持がいつ批判に変わってもおかしくない。

仏政府からの打診を受け、マリのトラオレ暫定大統領は1月31日、北部の住民代表と「南北対話」を開く用意があると表明。遊牧民トゥアレグ人の組織、アザワド解放国民運動(MNLA)を対話相手として想定しており、他のイスラム過激派組織は「テロリスト」として排除する見通しだ。

マリでは昨年3月にバマコで正規軍の待遇などに不満を持つ兵士が政府転覆を狙ったクーデターを画策。当時の大統領が辞任し、トラオレ国民議会議長が憲法の規定に基づき暫定大統領に就任した経緯がある。トラオレ氏は7月までに次期大統領選を実施する意向で、北部の住民代表との協議はその地ならしとなる。

だが仏政府の狙い通りに事態が収束するかどうかは不透明だ。軍事介入開始以来、大規模な戦闘は起きていない。武装勢力は仏軍が各拠点を掌握する前に撤退。アルジェリア国境沿いの山岳地帯に身を隠したようだ。

1月31日付の仏紙フィガロは「アフガニスタンのように武装組織がゲリラ戦を仕掛けてくるのではないか」と分析。既に武装勢力が埋めたとみられる地雷でマリ軍の兵士4人が死亡。仏軍が権限を移譲したとしても、西アフリカ諸国の連合軍には資金面や装備面での不安があり、武装勢力が仕掛けるゲリラ戦に対抗できるかは不透明だ。



 
 
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EU、マリ軍事活動の進展を歓迎

nikkei.com

2013/2/6 10:34

【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)は5日、フランスが軍事介入した西アフリカのマリ支援に関する国際会議を開催し、同国北部の武装集団に対する軍事活動の進展を歓迎した。そのうえで人道的な対応やマリ国民の保護の重要性を確認。参加国・機関が同問題で協力していくことを改めて確認した。

EUのアシュトン外交安全保障上級代表は会合後の記者会見で「フランスが前線に立っている。EUや各加盟国も全面的に支援で協力していく」と指摘した。同国の安定は国際的な問題であることから、一部では将来的には治安の維持については国連の平和維持活動(PKO)の部隊が引き継ぐことなども議論になったという。

EUとしてマリ政府軍の訓練や同国を支援する周辺国の部隊を支援するため、年間で計3億ユーロ(約375億円)を拠出する方針も示した。



 
 
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仏軍、「数百人」の武装勢力を殺害 マリ紛争への介入1カ月

cnn.co.jp

2013.02.07 Thu posted at 16:40 JST

(CNN) フランスが軍事介入したアフリカ西部のマリ紛争で、ルドリアン仏国防相は7日までに、約1カ月に及ぶ軍事作戦で「数百人」のイスラム武装勢力の戦闘員らを殺害したと述べた。CNN系列局BFMに明らかにした。

数字の詳細には触れなかった。仏政府は今年3月にマリから部隊を撤収させ、戦闘権限などをマリ周辺国などによる多国籍軍に委ねる方針を表明している。ファビウス仏外相はただ、仏紙メトロとの会見でマリ北部に残る過激派勢力の一部拠点の掃討作戦は続行するとも述べた。

過激派勢力は北部を根城に中部、南部への進軍の構えを見せたため仏が1月11日に軍事介入していた。仏軍などは現在、過激派の最後の拠点都市である北部キダルの完全掌握を試みている。ただ、過去2日間、マリ全土で砂嵐が起き作戦遂行が遅れているという。

仏政府によると、マリに展開する同国の兵力は現在4000人。アフリカ諸国の多国籍軍は約3800人で、今後も増える見通し。



 
 
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asahi.com 2013年02月07日08時04分

人質事件、首謀者の館 マリ北部、当日朝まで潜伏か

【ガオ〈マリ北部〉=杉山正】アルジェリア南東部イナメナスで起きた人質事件を首謀したとされるイスラム武装勢力「覆面旅団」司令官のモフタル・ベルモフタル最高幹部がマリ北部ガオで拠点にしていた建物に朝日新聞記者が5日、メディアとして初めて入った。マリ軍は、ベルモフタル幹部が拠点としていた建物を捜索。残されていた武器の一部や弾薬などを押収した。

ガオ治安当局や住民らに取材した話を総合すると、同幹部は昨年4月、マリの反政府勢力が北部の独立を宣言して間もなくガオに来た。複数の活動拠点を設けていた。

アルジェリアの人質事件の直近に使っていた建物は街の中心部近くにあり、平屋建てで7部屋ほどある。手製の爆弾や自動小銃の一部などが残されていた。建物は元々は医療関係の支援団体の関係者が使っていたといい、X線写真なども残っている。同幹部がいた頃、常時2、3人の自動小銃を抱えた男が建物前で警備していた。

人質事件が起きた1月16日朝、同幹部はこの建物から別の場所に移った。マリに介入したフランス軍のガオ空爆が始まった19日以降にガオを出たとみられる。

近所の学生イブラヒム・イスフさん(23)は同幹部の部下の衣類の洗濯を定期的にさせられ、敷地にも入ったことがある。ベルモフタル幹部と親しい人は「隻眼(せきがん)」と同幹部をあだ名で呼ぶことを許されたが、他人が呼んだ場合は、殺されると聞いたという。

同幹部は昨年末までに覆面旅団をつくり、その後、精鋭を集めた下部組織「血盟団」を結成し、人質事件を実行させた。マリ治安当局者によると、実行メンバーはガオからアルジェリアに入ったという。



 
 
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マリでPKO展開へ…安保理、仏軍の全土掌握後

【ニューヨーク=柳沢亨之】国連安全保障理事会は6日、フランスが軍事介入した西アフリカ・マリを巡る非公開協議を行った。

外交筋によると、仏軍などがマリ全土を掌握した後、国連平和維持活動(PKO)を展開する方向で一致した。

安保理協議ではフランスがPKO派遣を提案した。フランスのアロー国連大使は記者団に、PKO派遣に必要な治安回復の実現までに「数週間かかる」との見通しを示した。

外交筋によるとフランスは今月末にも、5000人程度のPKO派遣決議案を示す見通し。治安維持や民族融和、選挙実施などを担うことになりそうだ。

(2013年2月7日19時11分 読売新聞)



 
 
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マリ:PKO創設を仏が提案 安保理非公式会合

毎日新聞 2013年02月07日 10時17分(最終更新 02月07日 10時45分)

【ニューヨーク草野和彦】国連安全保障理事会は6日、フランスが軍事介入した西アフリカ・マリ情勢について非公式会合を開いた。アロー仏国連大使は、イスラム過激派から奪回した北部地域の治安維持にあたる部隊について、アフリカ諸国の多国籍軍から国連の平和維持活動(PKO)部隊に切り替えることを提案した。

仏軍撤退の道筋を付けるのが目的で、ロイター通信によると、ファビウス仏外相は6日、4月までの切り替えを目指していることを明らかにした。複数の安保理外交筋によると、フランスの提案に反対する国はなく、早ければ今月末にもPKO創設の安保理決議案の採択を目指すという。

実質的には、現在の多国籍軍がほぼそのままPKO部隊に「衣替え」するだけと見られるが、国連予算で安定的な活動が期待できるメリットがある。

多国籍軍はマリ周辺国の「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」で構成され、マリ政府軍を支援する目的で昨年12月の安保理決議で派遣を承認。だが資金面などの準備が整わず、派遣が遅れている間にイスラム過激派が南進し、仏軍が軍事介入に踏み切った経緯がある。



 
 
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仏軍介入後、初の自爆テロ マリ北部

nikkei.com

2013/2/8 22:40

【ナイロビ=共同】フランスが先月11日から軍事介入している西アフリカ・マリで8日、バイクに乗った男が北部ガオの検問所で爆弾を爆発させ死亡、軍兵士1人が負傷した。AP通信などが伝えた。マリ北部でイスラム過激派の掃討を進めるフランスの介入後、初めての自爆テロとみられる。

一方、首都バマコのマリ軍基地で8日、パラシュート部隊と別の兵士らとの間で銃撃戦が起きた。同部隊は昨年3月のクーデターで政権の座を追われたトゥーレ前大統領の支持派で、別の兵士らはクーデター首謀者の支持派という。

パラシュート部隊が一部隊員の懲戒処分に不満を抱き反乱を起こしたとの報道がある一方、別の兵士らが同部隊を襲撃したとの情報もある。APは目撃情報として少なくとも6人が死亡したと伝えた。

過激派は昨年、クーデターの混乱をきっかけに、マリ北部を制圧。フランス軍は介入後、過激派から北部の拠点都市を次々と奪回した。過激派はアルジェリアとの国境に近い山岳地帯などに逃れたとみられているが、ゲリラ戦術を強める恐れも指摘されていた。

フランス公共ラジオによると、6日にはガオの郊外で過激派が仕掛けたとみられる地雷が爆発し、市民4人が死亡した。



 
 
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マリ:仏軍、北部山岳地帯到達 過激派は拠点で自爆テロ

毎日新聞 2013年02月09日 01時15分(最終更新 02月09日 08時46分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】西アフリカ・マリのイスラム過激派と戦闘を続けるフランス軍とチャド軍は7日、マリ北部キダルから160キロ北の山岳地帯にある都市アグロックに到達した。多数の過激派勢力が潜伏しているとみられる。一方、過激派は仏軍、マリ軍が奪還した拠点都市ガオ周辺で自爆テロなどで奇襲する戦術を取り始めており、ゲリラ戦の様相を強めつつある。仏軍などは奪還した都市の警備強化を急いでいる。

マリ軍幹部はAFP通信に、仏・チャド軍部隊が7日夜、アグロックの巡回活動に入ったと明かした。仏軍報道官によると、仏航空部隊は数日間にわたり空爆を繰り返している。一方、ロイター通信によると、ガオの北約100キロにあるマリ軍の検問所で8日、バイクによる自爆テロがあり、兵士1人が軽傷を負った。

仏軍とマリ軍は1月27日にガオを奪還したが、過激派は都市部になお潜入している可能性が指摘されている。仏軍報道官は7日、「ガオの治安確保作戦を現在展開中だ」と述べ、ゲリラ戦術への警戒強化を示唆した。



 
 
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マリ:初の自爆テロ アルジェリア事件で声明の過激派か

毎日新聞 2013年02月09日 10時13分(最終更新 02月09日 10時35分)

【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・マリ北部ガオ郊外で8日に起きた自爆テロで、実行犯は、アルジェリア人質事件の際、犯行声明を出した「イスラム聖戦士血盟団」のメンバーである可能性が浮上した。AP通信が報じた。フランス軍のマリ軍事介入以降、初の自爆テロで、イスラム過激派がゲリラ戦術に着手した可能性が指摘される。

AP通信によると、ガオ北郊にあるマリ軍の検問所で8日、バイクによる自爆テロがあった。自爆したのは18歳のアラブ系の少年。地元住民らは、少年がガオ市内の過激派の隠れ家にしばらく住んでおり、そこにはベルモフタール司令官や過激派の一派「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」の幹部らも滞在していたと指摘しているという。

ガオは昨春にイスラム過激派に制圧されたが、先月27日に仏軍とマリ軍に奪還された。仏軍の進攻で拠点を失ったイスラム過激派が、爆弾などを使ったゲリラ戦術に転換する可能性が指摘されており、今後の治安情勢が不安定化する可能性もある。

一方、マリ北部で進攻を続ける仏軍とチャド軍は8日、アルジェリア国境に近い要衝テッサリを奪回した。



 
 
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マリ:仏が北部キダル制圧に慎重 別の武装組織の管理下に

毎日新聞 2013年02月09日 11時17分(最終更新 02月09日 11時32分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】西アフリカ・マリでイスラム過激派の拠点都市を次々と奪還してきたフランス軍が、最後の主要拠点都市キダルで制圧に慎重姿勢を見せている。イスラム過激派とは別の反政府武装組織がキダルを管理下に置いたことを宣言し、仏軍との交渉・協力姿勢を見せているためだ。仏軍の姿勢に対し、武装組織を過激派と同一視するマリ世論からは、反発も出始めている。

マリ北部を占拠していたイスラム過激派に対し、仏軍は先月11日にマリに軍事介入して以降、北部拠点を相次いで奪還。残る拠点都市キダルの空港を同29日夜に制圧した。

キダルではイスラム過激派は撤退した模様だが、代わって遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」が制圧を宣言し、仏軍に協力姿勢を示した。ルドリアン仏国防相は仏テレビに対し、キダルが仏軍や周辺国チャド軍の管理下にあるとしながら、仏軍はMNLAとは「機能的な関係にある」と、協力関係を認めた。

仏側の慎重姿勢の背景には、フランス人の人質救出問題などが複雑に絡む。仏国防省は、マリ北部などで過激派に拉致された仏人7人が、キダル周辺の山岳地帯で拘束されているとの情報を得ている。MNLAは3日、過激派2幹部をアルジェリア国境付近で拘束したと発表。人質に関する有力情報を持つ可能性のある幹部の身柄を交渉材料に使いつつ、仏政府に協力態勢の構築を呼びかけているとみられる。

一方、マリ国民の多くはフランスとMNLAの協力に反発を強めている。マリ北部の混乱は、MNLAの北部制圧で始まった経緯があるためだ。MNLAはその後、イスラム過激派に放逐されたが、双方にはトゥアレグ人が多く含まれ、マリの多数派の黒人の中にはトゥアレグ人自体への不信感が高まっている。1面に「MNLAとの交渉 ノー!」の大見出しを掲げる地元紙もある。バマコの男性(35)は毎日新聞の取材に「(軍事介入について)歓迎一色だったバマコ市民のフランスへの気持ちが変わりつつある」と指摘した。



 
 
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asahi.com 2013年02月10日23時21分

アルジェリア事件首謀者 無政府化マリに人質集める

【ガオ〈マリ北部〉=杉山正】アルジェリアで日本人10人が死亡した人質事件を首謀したとされるイスラム武装勢力のモフタル・ベルモフタル司令官が、マリ北部ガオに、西アフリカで誘拐したフランス人を含む人質を集めていたことが分かった。マリ治安当局の調査担当者が証言した。

この担当者は「(アルジェリア南東部)イナメナスの人質もガオに連れてくる計画だったとみている」と指摘する。

人質が集められていたのは、ガオ中心街に近いシャトー地区にある平屋建ての住宅で、ガオに複数あるベルモフタル司令官の居宅の一つ。ここに、マリ国内やニジェールで誘拐されたフランス人やアルジェリア人、カメルーン人など計18人がいたという。人質がいた期間について、調査担当者は明言しなかった。

ベルモフタル司令官は、マリ北部が無政府化した昨年4月以降にガオに現れた。アルジェリアの人質事件が起きた先月16日の朝、この住宅からガオの別の住宅に移った。19日に仏軍のガオへの空爆が始まり、その後数日以内にガオを離れ、消息を絶っている。



 
 
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asahi.com 2013年02月11日17時09分

マリ北部・ガオ、武装勢力の攻撃相次ぐ 仏軍が進攻

【ナイロビ=杉山正】仏軍が進攻したマリ北部の最大都市ガオで、イスラム武装勢力の攻撃が相次いでいる。現地からの情報によると8、9の両日、市内の検問で自爆テロが発生。10日には、市中心部で数十人の武装勢力メンバーとマリ軍との間でロケット砲や自動小銃を使った戦闘が起きた。10人以上の死者が出ているとの情報もある。

武装勢力は、小舟でニジェール川を渡ったり、バイクで侵入しているとみられる。11日にも市北部で大きな爆発が起きた。

仏軍のヘリコプターが投入されている。住民によると、狙撃手が潜んでいる可能性があるとして、軍が警戒を呼びかけているという。

ガオは昨年4月以降、武装勢力「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」などが支配し、武装勢力の最大拠点になっていたが、1月26日に仏軍が進攻した。

MUJAOは「イスラム戦士はガオに残り続けている」とし、地雷や自爆テロによる攻撃を宣言している。

ガオは、拠点だった民家などに大量の武器が残されたままになっているほか、仏軍が駐留する空港付近以外での警備が手薄な状態になっている。



 
 
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ガオで銃撃戦=過激派潜入、爆発続く−マリ北部

時事通信 2月11日(月)16時19分配信

【ガオ(マリ)AFP=時事】フランス軍が制圧したはずの西アフリカ、マリ北部の要衝ガオで10日、激しい銃撃戦が起きた。さらに11日早朝には大きな爆発が市街を揺らした。8、9の両日は連続して自爆テロに見舞われており、ガオ奪回を狙うイスラム過激派の動きが活発化している。

銃撃戦は10日昼すぎ、市中心部に潜入した過激派とマリ軍の交戦から始まり、仏軍も加わり日暮れまで続いた。マリ軍高官によると、過激派はオートバイに乗り市民に紛れ市内に侵入してきたほか、市街に沿って流れるニジェール川を船で渡って潜入、集結していたとみられている。 



 
 
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仏軍、マリ泥沼化を懸念…過激派はゲリラ戦術

【パリ=三井美奈】西アフリカ・マリに介入した仏軍によるイスラム過激派掃討作戦は1月11日の開始から1か月を迎えた。

過激派拠点の制圧は進んでいるが、テロとの戦いの泥沼化を懸念する声も強まっている。

仏軍はマリ中部から北進し、10日までにアルジェリア国境付近に迫った。国境を往来する過激派を追いつめる狙いだ。仏軍地上部隊は4000人に拡大したが、3月には撤収を開始する計画だ。

仏軍は作戦でこれまでに「数百人の敵を殺害した」(ルドリアン国防相)とされるが、多くは空爆によるもので、本格的な地上戦は始まっていない。一方、イスラム過激派は、ゲリラ戦を活発化させる構えだ。

仏軍とマリ政府軍が制圧した北部の拠点ガオでは8日、仏軍による作戦開始以来初の自爆テロが起きた。 爆発物を装着した男がバイクでマリ政府軍兵士に接近して起爆し、過激派が「イスラムの敵への攻撃」だとする犯行声明を出した。AP通信によると、この男の住居には3か月前まで、アルジェリア人質事件の首謀者モフタル・ベルモフタル容疑者が出入りしていた。ガオでは9日夜も、検問所で自爆テロが発生した。6日には、ガオに通じる路上でマリ軍車両が地雷に触れ、4人が死亡している。

(2013年2月12日20時21分 読売新聞)



 
 
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マリ:北部拠点都市で過激派の反撃続く ゲリラ戦本格化へ

毎日新聞 2013年02月12日 20時43分(最終更新 02月13日 00時09分)

【ヨハネスブルク服部正法、パリ宮川裕章】フランス軍などがイスラム過激派から奪還した西アフリカ・マリ北部の拠点都市ガオで先週末、自爆テロや市中心部のマリ政府軍への攻撃が相次いだ。仏軍とマリ軍が一帯を管理下に置いて混乱は収束した模様だが、過激派はゲリラ戦術を本格的に開始したと見られ、今後も都市部でテロ攻撃などが続く可能性が高まってきた。

AP通信などによると、ガオ北郊にあるマリ軍の検問所で8日、バイクによる自爆テロがあった。自爆したのは18歳のアラブ系の少年で、地元住民らは、少年がガオ市内の過激派の隠れ家にしばらく住んでおり、そこにはアルジェリア人質事件の際、犯行声明を出した「イスラム聖戦士血盟団」のベルモフタール司令官らも滞在していたと指摘している。翌9日にも同じ検問所でアラブ系と見られる男が自爆し、政府軍兵士1人が負傷した。

10日には過激派の一団がガオの中心部に侵入し、マリ軍を攻撃して戦闘となった。AFP通信によると、この戦闘で少なくとも過激派戦闘員2人、住民3人が死亡した。

11日に仏軍が市内の過激派拠点を空爆し、周辺を制圧した模様。自爆テロとマリ軍への攻撃についてはいずれも、ガオを占拠していた過激派の一派「西アフリカ統一聖戦運動(MUJAO)」が実行を表明している。MUJAOはニジェール川をボートなどで渡り、ガオに侵入したとみられるという。

マリ北部は昨年からイスラム過激派に占拠されてきたが、先月11日に仏軍が軍事介入し、仏軍とマリ軍が北進。同27日にガオ、同28日にトンブクトゥと北部の過激派拠点都市を次々奪還してきた。しかし、この奪還過程で戦闘はほとんどなく、過激派は都市部から早々に撤退していた。このため、戦力を温存した過激派がテロ攻撃や奇襲と撤退を繰り返すゲリラ戦術をとる可能性が指摘されていた。ガオでの一連の攻撃は、このゲリラ戦の開始をうかがわせるもので、今後別の都市にも波及する恐れもある。



 
 
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資金の不正流用による活動打ち切りから2年!世界エイズ・結核・マラリア対策基金がマリでの援助を再開

OKGuide

2013年02月13日 23:00

不正流用が発覚し、援助はストップしていたエイズ、結核、マラリアの対策援助を目的とし2002年に創設された「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)」は、長らく中断していたマリへの援助を再開したと「Jeune Afrique」他複数のメディアが報じている。

マリでは2010年12月に同基金からの援助資金の不正流用が発覚。このとこにより同基金は2件のマラリア対策プロジェクトと結核対策のための3回目の資金提供を打ち切らざるを得なかった。

紛争によるエイズのパンデミックを防ぐために資金援助の中断から2年、2月9日、世界基金はマリ政府に対する資金援助を再開させ、5800万ユーロを提供した。

この5800万ユーロは今後3年間で、65万人分の検診と11万人分のエイズ治療のために使われるという。現在マリの紛争は激化の一途をたどっており、戦争が感染拡大の強力なファクターになることを熟知している同基金からの提案である。

国連の機関であり国際的なHIV感染対策に従事する「国際連合エイズ合同計画」のエグゼクティブ・ディレクター、ミシェル・シディペ氏は援助資金の使途には高い透明性を求めると述べている。

資金の不正流用による活動打ち切りから2年!世界エイズ・結核・マラリア対策基金がマリでの援助を再開



 
 
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仏軍事介入のマリ、7月7日に大統領選

2013/2/15 22:06

フランスが先月軍事介入した西アフリカ・マリの暫定政府は15日までに、大統領選を7月7日に実施すると表明した。ロイター通信などが伝えた。北部のイスラム過激派は拠点都市から撤退しており、選挙は国家の安定化を占う試金石となる。

14日に記者会見した暫定政府の担当相によると、大統領選で過半数を得票する候補者がいない場合、7月21日に決選投票を行う。国会議員選も実施する予定。

マリでは昨年3月の反乱軍のクーデターをきっかけに、過激派が北部を制圧した。フランス軍の介入後、過激派はアルジェリアとの国境付近の山岳地帯などに逃れたとされ、掃討作戦が続けられている。ただ北部ガオで今月前半に自爆テロが起きるなど、過激派のゲリラ戦術強化への懸念は強い。

アルジェリア人質事件を起こした武装勢力の首謀者はマリ北部を拠点としていた。(ナイロビ=共同)



 
 
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破壊されたマリの世界遺産を修復へ

NHK

2月19日 7時36分

去年6月、西アフリカのマリで反政府武装勢力が世界遺産の遺跡を破壊した事態を受けて、ユネスコ=国連教育科学文化機関は、日本円でおよそ10億円かけて破壊された遺跡の調査や復元作業を始めることを決めました。

マリでは去年、政情不安に乗じて反政府武装勢力が北部の都市を次々と支配下に治めて以降、各地で戦闘が続いていますが、去年6月には北部の都市、トンブクトゥでユネスコの世界文化遺産に登録されているイスラム教の指導者の墓やモスクが反政府武装勢力によって破壊される事態が起きました。ユネスコは、「破壊された遺跡は15世紀から16世紀にかけてのイスラム文化を象徴する貴重なものだった」として18日、パリのユネスコ本部で専門家らおよそ150人で対策会議を開きました。会議でユネスコのボコバ事務局長は、「世界遺産の破壊の犠牲となるのは全世界の人々だ」と述べ、国際社会にマリの遺跡の保護を訴えました。

会議では、直ちにマリの遺跡の破壊状況を調査し復元作業を始めることや、現地で遺跡保護の専門家を育成することなど、およそ1100万ドル(日本円にして10億円余り)の行動計画を決めました。マリ政府のマイガ文化相は会議後の記者会見で、「国際社会の力強い支援をマリの国民に報告できる」と述べ、支援への感謝の気持ちを表していました。



 
 
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チャド兵ら78人死亡=マリ北部

【ヌジャメナAFP=時事】西アフリカ・マリで部隊を展開しているチャド軍司令部は22日、マリ北部の山岳地域でイスラム武装勢力と激しく交戦し、チャド軍兵士13人が死亡、武装勢力65人を殺害したと発表した。

チャド軍はアフリカ主導の国際マリ支援団(AFISMA)に兵士2000人を派遣することを約束。2月初めには約1800人のチャド軍部隊が武装勢力の最後の拠点都市キダルを制圧した。(2013/02/23-10:27)



 
 
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チャド軍の死者計23人に マリ

nikkei.com

2013/2/25 10:18

【ナイロビ=共同】チャド軍は24日、西アフリカ・マリ北部の山岳地帯でイスラム過激派との戦闘により、新たにチャド軍兵士10人の死亡が確認されたと発表した。22日の戦闘での犠牲と合わせ、同国軍兵士の死者は計23人となった。ロイター通信などが伝えた。

フランスが1月にマリに軍事介入した後、マリに派遣された周辺国部隊にとって、これまでで最悪の犠牲。チャド軍によると、過激派のメンバー28人の遺体も新たに見つかり、過激派側の死者は計93人に上った。

山岳地帯はアルジェリアとの国境付近。フランス軍の介入後、マリ北部の拠点都市から撤退した過激派が多く隠れているとみられ、掃討作戦が続けられている。チャドはマリに約2千人の兵士を派遣している。



 
 
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アルカイダ系司令官を殺害=北アフリカ拠点組織−マリ

2013/03/01 時事ドットコム

【カイロ時事】アルジェリアのテレビ局アンナハルは28日、北アフリカの国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」のアブデルハミド・アブゼイド司令官がマリ北部の山岳地帯で、フランス・チャド両軍の掃討作戦で殺害されたと報じた。

ロイター通信によると、司令官は25日に約40人のイスラム武装勢力と共に殺された。司令官は20人以上の西側諸国出身者を誘拐し、巨額の身代金をAQIMにもたらしたほか、英仏人の処刑にも関与したとみられている。(2013/03/01-07:19)



 
 
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アルジェリア人質事件の首謀者、チャド軍がマリで殺害と発表

jp.reuters.com

2013年 03月 3日 11:13 JST

[ンジャメナ 2日 ロイター] チャド軍は2日、1月に発生したアルジェリア人質事件の首謀者とされるイスラム武装勢力の指導者、ベルモフタール司令官(40)をマリで殺害したと発表した。

チャド軍は同国の国営テレビで声明を発表し、「2日正午にマリ北部でテロリストの拠点を完全に破壊した。ベルモフタール司令官を含む数人が死亡した」と明らかにした。

アルジェリア出身のベルモフタール司令官は、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」の元幹部。死亡が事実であれば、アフリカ北部のイスラム武装勢力にとって大きな打撃となる。

また チャドのデビ大統領は1日、同国軍がマリ北部でAQIMのアブ・ザイド司令官を含む40人を殺害したと発表した。

マリ北部で過激派の掃討作戦を主導しているフランスは、両司令官の殺害についてコメントを控えている。チャドはフランスのマリ軍事介入後、マリに兵士を派遣している。

ベルモフタール司令官は、1月にアルジェリア南東部イナメナスにある天然ガス関連施設で発生した人質事件で犯行声明を発表していた。この事件ではイスラム武装勢力が同施設を襲撃し日本人を含む外国人が人質となり、60人以上が死亡した。



 
 
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アルジェリア人質事件の首謀者を殺害、マリで作戦中のチャド軍

AFP BB News

2013年03月03日 11:51 発信地:ヌジャメナ/チャド

【3月3日 AFP】チャド政府は2日、マリ北部に展開する同国軍が、1月にアルジェリアの天然ガス関連施設で38人が死亡する人質事件を起こしたイスラム武装勢力のモフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)司令官(40)を殺害したと発表した。

マリ北部で国際テロ組織アルカイダ(Al Qaeda)系の武装勢力の掃討作戦にあたっているチャド軍によると、マリ北部のイフォガス(Ifoghas)の山岳地帯での作戦中にベルモフタール司令官を殺害したという。

前日の1日にはチャドのイドリス・デビ(Idriss Deby Itno)大統領が、マリで活動する「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」のアブ・ザイド(Abou Zeid)最高司令官(46)が数日前に死亡したとみられると明らかにしていた。モーリタニアの報道機関は、アブ・ザイド司令官はフランスの空爆によって殺害されたと報じた。

2人の死亡が確認されれば、マリ北部におけるフランス主導の軍事作戦によってサヘル(Sahel)地域の歴史的なアルカイダ幹部にしてマリにおけるジハード主義の指導的な2人の人物が排除されたことになるだろう。

しかし、フランスの大学教授でアルカイダに詳しいMatthieu Guidere氏は、これまでジハード主義者は仲間の死を隠そうとせず直ちに発表してきたと指摘し、ジハード主義のインターネットフォーラム上にザイド司令官らが死亡したという書き込みが見られないことから、本当に死亡したのか注意すべきだと述べた。(c)AFP

アルジェリア人質事件の首謀者を殺害、マリで作戦中のチャド軍



 
 
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仏軍マリ撤退は4月から オランド大統領

nikkei.com

2013/3/7 12:10

フランスのオランド大統領は6日、訪問先のワルシャワで記者会見し、西アフリカ・マリに展開中のフランス軍について、4月から撤退を開始すると述べた。フランス公共ラジオが伝えた。

これまで撤退時期を3月中としていた。オランド氏は「(作戦の)最終段階は3月いっぱい続く。4月からはフランス軍の兵員数は減少するが、その分はアフリカ各国の軍が引き継ぐ」などと語った。マリに展開するフランス軍は約4千人。

オランド氏はまた北部の山岳地帯で行っている作戦で「テロリストのリーダーを殺害した」と述べた。リーダーの名前や人数は明らかにしなかった。(パリ=共同)



 
 
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マリ派遣PKO、4月に採決も=周辺国主体で1万人規模−フランス外相

時事ドットコム

【パリ時事】フランスのファビウス外相は12日、国民議会(下院)外交委員会で、イスラム武装勢力掃討のため仏軍が介入した西アフリカ・マリ情勢に関し、現地に展開する国連の平和維持活動(PKO)創設で「恐らく4月に(安保理決議の)採決が行われ、その2カ月後に(決議が)履行されるだろう」との見通しを明らかにした。フランスは2月、マリ関連のPKO創設を安保理に提案している。(2013/03/13-05:52)



 
 
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マリの武装勢力、フランス人の人質1人を殺害と発表

cnn.co.jp

2013.03.20 Wed posted at 12:45 JST

(CNN) アフリカ西部のマリでフランス人7人が国際テロ組織アルカイダ系武装勢力「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」の人質となっていた事件で、隣国モーリタニアのANI通信は19日夜、AQIM報道官の話として、人質の1人が殺害されたと伝えた。

ANI通信によると、報道官は「フランスのマリ軍事介入に対する報復として、今月10日に1人を殺害した」と述べた。残る6人はマリ国内で拘束されているとしたうえで、かれらの生存は「オランド仏大統領の責任だ」とも語った。

仏外務省はこれに先立ち、各地で人質となっているフランス人の解放に向けて全力を尽くしているとの声明を発表。この中でオランド大統領の発言として、身代金交渉には応じていないと言明していた。

マリでは昨年3月のクーデター後、イスラム武装勢力が北部を制圧。イスラム法による厳格な支配体制を敷き、国際社会から批判を浴びた。フランス軍は今年1月、武装勢力の南部への侵攻を阻止するため軍事介入に踏み切った。



 
 
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マリでテロ組織最高幹部を殺害 仏軍、戦闘中に

nikkei.com

2013/3/23 22:50

【パリ=竹内康雄】フランス大統領府は23日、国際テロ組織アルカイダと関係のある「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)の最高幹部、アブデルハミド・アブゼイド司令官の死亡を確認したと発表した。2月下旬にマリ北部の山岳地帯で、仏軍がAQIMとの戦闘中に殺害した。

アブゼイド司令官は、1月に起きたアルジェリア人質事件で犯行声明を出したAQIM出身のベルモフタール元司令官と近い関係にあったとされる。仏大統領府は声明でアブゼイド司令官の死亡が「西アフリカでのテロとの戦いでの重要なステップになる」と表明した。



 
 
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フランス:オランド大統領 マリの仏軍を削減する計画表明

毎日新聞 2013年03月29日 19時38分

【パリ宮川裕章】フランスのオランド大統領は28日、仏国営テレビに出演し、西アフリカのマリで過激派掃討作戦を展開中の仏軍を、現在の4000人から年内に1000人に削減すると発表した。オランド大統領は「介入開始時の作戦の目的は達成した」と述べ、国連平和維持活動に段階的に任務を引き継ぎたい意向を示した。

オランド大統領はすでに4月末の仏軍撤退開始を発表していたが、規模縮小の具体的日程を明らかにしたのは初めて。現在展開中の4000人を7月に2000人、年末までに1000人に削減すると明言した。ただ撤退完了時期には触れなかった。

また7月以降、仏軍の作戦は「国連平和維持活動の一環になるだろう」と述べ、アフリカ各国軍や国連平和維持活動に段階的に任務を引き継ぎたい意向を示した。ただ、縮小後も近隣諸国に部隊を配置し、必要な事態に備えるという。

アフリカ各国軍は現在6300人規模で、これを国連平和維持活動にそのまま切り替える国連決議案が浮上しており、4月に国連で協議される予定。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は27日、マリの平和維持活動には「1万1200人の兵力が必要」と述べ、仏軍の一部残留の必要性を示唆した。

オランド大統領は規模縮小の理由として、1月11日以降の介入作戦が、過激派の南部侵攻を阻止した▽占拠された北部諸都市を奪還した▽北部山岳地帯で過激派の勢力を減少させた−−と評価。過激派に拘束されているとみられる15人の仏人の解放を除き、「介入開始時の目的は達成した」と述べた。

マリ軍事介入では仏軍兵5人、マリ軍兵63人が死亡。マリ軍によると、過激派も約600人が死亡した。



 
 
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マリ軍・仏軍が武装勢力と衝突 2人を殺害

cnn.co.jp

2013.04.01 Mon posted at 11:47 JST

マリ・バマコ(CNN) アフリカ西部のマリで3月31日、マリ軍とフランス軍の部隊がイスラム武装勢力と衝突し、武装勢力のメンバー少なくとも2人を殺害した。マリ軍幹部が語った。

北部トンブクトゥの西側境界で30日夜、車を使った自爆テロがあり、マリ軍の兵士1人が負傷した。これに続いて武装勢力が同市への攻撃を開始し、軍が応戦したという。

軍幹部は31日、「激しい戦闘が今も続いている。われわれは武装勢力を包囲し、街から追い出すことに集中している」と述べた。

マリ北部は武装勢力に占拠されていたが、今年1月に仏軍が軍事介入し、トンブクトゥなどを奪還した。



 
 
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マリ:仏軍撤収開始 100人、介入3カ月を前に

毎日新聞 2013年04月09日 22時19分(最終更新 04月09日 23時22分)

【パリ宮川裕章】西アフリカのマリで過激派掃討作戦を展開中のフランス軍は9日、現地の部隊4000人のうち、約100人の撤収を完了した。仏軍高官が仏メディアに明らかにした。1月11日の軍事介入開始以来、仏部隊の撤収は初めて。オランド仏大統領は当初、4月末からの撤収を表明していたが、前倒しすることで、アフリカ各国軍、国連平和維持活動への軍事任務引き継ぎを早期に進める意思を表明した形だ。

仏メディアによると、撤収した部隊はマリ北東部テッサリトに配置されていた空挺(くうてい)部隊の約100人。キプロス経由でフランスに帰還途中という。

仏軍はマリ北部山岳地帯での過激派幹部掃討、人質救出作戦を進めるとともに、奪還した北部ガオなどの拠点都市周辺で過激派との交戦を続けている。3カ月近い戦闘で、1500〜2000人の過激派勢力のうち約600人を殺害したとの推計もある。

オランド大統領は3月末、年内に部隊の3000人を撤収するほか、アフリカ各国軍や国連平和維持活動に段階的に軍事任務を引き継ぐ意向を表明している。国連は4月中にアフリカ各国軍の国連平和維持活動への切り替えなどについて協議する予定だ。



 
 
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マリ:仏軍撤収開始 100人、介入3カ月を前に

毎日新聞 2013年04月09日 22時19分(最終更新 04月09日 23時22分)

【パリ宮川裕章】西アフリカのマリで過激派掃討作戦を展開中のフランス軍は9日、現地の部隊4000人のうち、約100人の撤収を完了した。仏軍高官が仏メディアに明らかにした。1月11日の軍事介入開始以来、仏部隊の撤収は初めて。オランド仏大統領は当初、4月末からの撤収を表明していたが、前倒しすることで、アフリカ各国軍、国連平和維持活動への軍事任務引き継ぎを早期に進める意思を表明した形だ。

仏メディアによると、撤収した部隊はマリ北東部テッサリトに配置されていた空挺(くうてい)部隊の約100人。キプロス経由でフランスに帰還途中という。

仏軍はマリ北部山岳地帯での過激派幹部掃討、人質救出作戦を進めるとともに、奪還した北部ガオなどの拠点都市周辺で過激派との交戦を続けている。3カ月近い戦闘で、1500〜2000人の過激派勢力のうち約600人を殺害したとの推計もある。

オランド大統領は3月末、年内に部隊の3000人を撤収するほか、アフリカ各国軍や国連平和維持活動に段階的に軍事任務を引き継ぐ意向を表明している。国連は4月中にアフリカ各国軍の国連平和維持活動への切り替えなどについて協議する予定だ。



 
 
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asahi.com 2013年04月16日05時38分

アルジェリア人質事件「首謀者は自爆」 チャド大統領

【モンバサ〈ケニア東部〉=杉山正】仏軍とともにマリに軍事介入しているチャドのデビ大統領は14日までに、マリ北部で戦闘中に死亡したとされるイスラム武装勢力「覆面旅団」のモフタル・ベルモフタル最高幹部について「自爆だった」と仏メディアに語った。

同幹部は、1月にアルジェリアの天然ガス生産施設で起きた人質事件の首謀者とされる。デビ大統領は「(同幹部は)失望のうちに自爆した。録画はできなかったが、証拠がある。彼の死を確認している」とした。ただ、仏軍は依然として同幹部の死について明確なコメントをしていない。

また、デビ大統領は「武装勢力と面と向かって行う戦争は終わった。チャド軍の任務は遂行された」とし、チャド軍部隊約2千人を撤退させる方針を示した。

仏軍も約4千人の部隊を7月までに半減させることを決めており、既に段階的な撤退を始めている。

マリ北部では仏軍が1月に軍事介入して以来、砂漠での戦闘に慣れたチャド軍と各都市を武装勢力から奪還したが、各地でテロが相次いでいる。今後の治安維持の主体は他のアフリカ各国軍やマリ軍にゆだねられるが、訓練不足も指摘されている。



 
 
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マリ難民の健康状態悪化 隣国キャンプで

cnn.co.jp

2013.04.21 Sun posted at 09:00 JST

(CNN) 西アフリカのマリを脱出して難民となった約7万人が、隣国モーリタニアの砂漠地帯にある難民キャンプで窮状に置かれている。国境なき医師団が明らかにした。

マリでは政府軍によるイスラム武装勢力掃討を支援するためフランスが1月に軍事介入した。国境なき医師団によれば、それ以降、難民キャンプの状況は悪化の一途をたどっているという。

国境なき医師団は2月から3月中旬にかけて、モーリタニアのムベラ難民キャンプで暮らす100人以上の証言をまとめ、12日に報告書を発表した。

それによると、同キャンプにはフランスの軍事介入以降、新たに1万5000人あまりが流入。キャンプに来てから体調を崩したり、栄養状態が悪化したりする人が後を絶たないという。

栄養失調で治療を受けている子どものうち85%は、1月から2月にかけてキャンプに到着した子どもだという。到着時はほとんどが、栄養状態良好と診断されていた。

国境なき医師団の担当者は、「難民たちは、食料などの援助が受けられるはずのキャンプにいる間に健康状態が悪化している」「難民の新たな流入に対応できていない証拠だ」と危機感を募らせる。

ムベラ難民キャンプはマリからの難民が流入し始めた2012年初め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とモーリタニア政府が、国境から約60キロの地点に設置した。

現在の状況は、3カ月前に比べればある程度改善した点も見られるものの、人道的水準の達成が困難な状況は今後も続く見通しだという。日中の気温が50度にも達する中で、水の供給は依然として不足。トイレ不足も深刻で、難民の増加を受けてキャンプを拡張した1月の時点で、トイレの数は1万2000人当たりわずか4カ所のみだった。その後増設はされているが、不衛生な状況は解消されていない。

食料の問題も深刻だ。国連世界食糧計画(WFP)が提供する食糧はコメや豆が中心だが、難民は肉や乳製品を主食としてきたマリ北部の遊牧民が大半を占める。新しく到着した難民への食料供給も滞りがちだという。

マリではフランス軍とアフリカ諸国の部隊がイスラム武装勢力の掃討を続けており、民族的、政治的に複雑な状況も絡んで、難民が帰国できる見通しは立っていない。



 
 
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asahi.com 2013年04月25日23時31分

マリにPKO展開へ 安保理、決議を採択 全会一致

【ニューヨーク=春日芳晃】国連安全保障理事会は25日午前(日本時間同日夜)、フランスが軍事介入したアフリカ西部マリに国連平和維持活動(PKO)を展開する決議案を全会一致で採択した。マリでは武装勢力の活動が再び活発になることが懸念されており、非常時は仏軍の軍事支援を受けるとしている。

決議案はフランスが作成した。決議によると、現在マリで展開中のナイジェリアやニジェールなど周辺諸国でつくるアフリカ国際マリ支援部隊(AFISMA)をPKOに再編成する。軍事要員1万1200人と警察要員1440人で構成し、対立民族の和解や選挙実施の支援などに注力する多くの文民要員も組み入れる。現地情勢に問題が無ければ、7月から活動するとしている。

決議では、軍事力による強制措置を定めた国連憲章第7章下の行動と明記し、同国安定のために(1)民間人保護(2)武装勢力の報復行為の抑止(3)人道支援活動の安全確保、などに従事し、必要な場合は武力行使を認めるとしている。

マリをめぐっては、北部地域が武装勢力に制圧されて無政府状態となったため、同政府の要請で旧宗主国フランスが今年1月に軍事介入。掃討作戦が一定の成果を上げ、仏政府は軍を段階的に縮小させ、PKOに切り替えたい考えだ。

一方、武装勢力は隣国アルジェリアで人質事件を起こすなど報復を続けており、マリ国内でも再び活動を活発化させることが危惧されている。そのため、決議では仏軍の一部駐留を前提にし、「緊迫し、重大な脅威がある場合」は仏軍の軍事支援を受けるとしている。



 
 
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マリにPKO部隊1万2千人展開…安保理が採択

【ニューヨーク=加藤賢治】国連安全保障理事会は25日、西アフリカ・マリに約1万2600人の国連平和維持活動(PKO)部隊を展開する決議案を全会一致で採択した。

現在、マリに展開中のアフリカ近隣諸国の部隊約6000人が移行する見通し。反政府武装勢力の活動が懸念されるマリ北部の治安安定化を目指す。

PKO部隊は7月の活動開始を目指す。同部隊が重大な危険にさらされた場合、国連事務総長の要請でフランス軍が介入する。仏軍は1月からマリ北部で武装勢力の掃討作戦を行ってきた。

(2013年4月26日00時44分 読売新聞)



 
 
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安保理:マリPKO部隊を創設

毎日新聞 2013年04月26日 12時08分(最終更新 04月26日 14時05分)

【ニューヨーク草野和彦】国連安全保障理事会は25日、イスラム過激派掃討のためフランスが軍事介入してきた西アフリカ・マリの安定化を目指し、平和維持活動(PKO)部隊を創設する決議案を全会一致で採択した。過激派が再び活発化した場合に備え、仏軍が必要に応じて介入支援できるようにした。

PKO部隊の定員は軍事要員1万1200人、警察要員1440人の計1万2640人で、PKOとしてはスーダン西部ダルフール、コンゴ民主共和国への展開に次ぐ3番目の規模。現在、マリ周辺諸国からの多国籍軍約6700人が展開中で、この部隊をPKOに組み込み、補充する。早ければ7月1日から展開する。任期は1年間。

PKOの任務は国連憲章7章(平和への脅威に関する行動)に基づき、主要都市部の安定化、市民と国連職員の保護など。武力を含む「必要なすべての手段」の行使を認めた。

一方、これまで仏軍が担ってきたイスラム過激派の掃討そのものは任務としておらず、「緊急で差し迫った脅威」がある場合は、国連事務総長の要請に基づき仏軍が介入できるとしている。

マリ北部を制圧したイスラム過激派が南進するなどしたため、仏軍は今年1月に軍事介入を開始。当初の目的を達成したとして今月から部隊撤収を開始し、現在約4000人の兵力を年内に1000人規模まで削減する方針だ。



 
 
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マリPKO:安定化へ課題多く

毎日新聞 2013年04月26日 22時26分

【ヨハネスブルク服部正法】国連安全保障理事会が25日、西アフリカ・マリの安定化を目指し、平和維持活動(PKO)部隊を創設する決議案を全会一致で採択した。マリ北部では、軍事介入したフランス軍やマリ政府軍などの掃討作戦でイスラム過激派が都市部から追い出されたが、安定化に向かうかは依然、不透明な状況だ。

PKO部隊への引き継ぎを前に仏軍は今月、部隊撤収を開始。約2000人を派兵して仏軍と共に北部山岳地帯などで過激派と激しく交戦してきたチャドのデビ大統領も「チャド軍にはゲリラ戦を戦う技量はない」として、部隊撤収の意向を表明した。

チャド軍がPKO部隊に参加する可能性は否定できない。だが、戦力や実戦経験が豊富で、過激派掃討作戦の主力を担ってきた仏・チャド軍が撤収を進める一方、過激派が住民の間に隠れるなどして攻撃と撤退を繰り返すゲリラ戦術を強めた場合、十分な治安維持が可能か不安が残る。

マリ暫定政府はPKO部隊発足直後の7月に大統領選と議会選を実施する方針だが、国内外への避難民・難民は40万人以上とみられる上、北部の都市部で過激派の攻撃が散発的に発生しており、選挙時の混乱も予想される。また、イスラム過激派が放逐された後、北部キダルを事実上管理下に置いた遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」は、選挙前の武装解除というフランスの要請を拒否した。



 
 
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asahi.com 2013年05月16日10時22分

マリ復興支援に4千億円 日本など100カ国、2年間で

【ブリュッセル=野島淳】フランスが軍事介入したアフリカ西部マリに対する支援国会合が15日、ブリュッセルで開かれ、今年から2年間で総額32・5億ユーロ(約4280億円)の拠出を確約した。日本も人道援助と地雷除去の目的で、計約3430万ユーロ(約45億円)の支援を表明した。

会合は、武装勢力の掃討後をにらみ、マリの経済復興と民主的な政府の樹立に向けた支援が目的。欧州連合(EU)と旧宗主国のフランスが主催し、日本を含め約100の国・国際機関の代表団が集まった。

日本人が巻き込まれた1月のアルジェリアでの人質事件などを受け、マリを含めたサヘル地域の安定が国際社会にとって課題となっている。

マリでは昨春以降、国内外に逃れた避難民が約47万5千人に上り、約60万人の子どもが栄養不足に陥る。

支援各国は人道援助を約束する一方で、7月28日に予定される大統領選挙の実施をマリに求めた。反政府部族も巻き込み、民主的に国の仕組みを作り直さなければ、政情不安が続き、テロや人質などの犯罪が絶えないとみるためだ。オランド仏大統領は会合後の記者会見で「マリがアフガニスタン化することはない」と述べた。



 
 
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マリに4300億円支援へ…EUなど

【パリ=三井美奈】戦闘が続いた西アフリカ・マリの復興を支援する国際会議が15日、欧州連合(EU)とフランスの主催でブリュッセルで開かれた。

EU加盟国や日米、アフリカ諸国など約100か国・機関が参加。オランド仏大統領は会議後の記者会見で、総額32億5000万ユーロ(約4300億円)以上の支援が表明されたと明らかにした。

マリでは1月に仏軍がマリ政府を支援して介入し、イスラム過激派の掃討作戦を続けている。7月に国政選挙が実施される予定。

(2013年5月16日22時06分 読売新聞)



 
 
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マリ支援、4200億円拠出で合意 EU・仏主催の会合

nikkei.com

2013/5/16 19:05

西アフリカのマリを支援する国・地域の代表者は15日、ブリュッセルで会合を開き、同国に対して2014年までに32億5千万ユーロ(約4200億円)を拠出することで合意した。同会合は欧州連合(EU)とフランスがマリの民主化や開発を後押しするために国際社会に呼びかけて開催した。

マリではイスラム武装勢力の活動が激化し、フランスが1月に軍事介入に踏み切った。EUなどはマリに対して7月に民主的な選挙を実施することも求めている。(ブリュッセル支局)



 
 
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マリやコンゴ情勢協議 AU首脳会議

nikkei.com

2013/5/26 19:00

【アディスアベバ=共同】アフリカ連合(AU)の首脳会議が26日、エチオピアの首都アディスアベバのAU本部で始まった。イスラム過激派掃討作戦が続くマリや、紛争が絶えないコンゴ(旧ザイール)東部の情勢などを協議する見通し。27日まで。

首脳会議では、3月にケニア大統領に当選したケニヤッタ氏らに対する国際刑事裁判所(ICC)の訴追問題も討議される見込み。同氏は2007年末の前回大統領選後の暴動を首謀したとして訴追されたが、ケニアはAUに対し、訴追撤回をICCに求めるよう要望している。

海外からの多額の援助に頼っているAUの予算確保の方策も議題の一つ。大統領選を前に政情不安が続くマダガスカル情勢も話し合われる見通しだ。

AUの前身のアフリカ統一機構(OAU)発足から半世紀となった25日には、記念の特別首脳会議のほか、各国の首脳も出席して踊りや歌の祝賀イベントが開かれた。

AUは、日本政府が6月1〜3日に横浜市で開く第5回アフリカ開発会議(TICAD)で、初めて共催に加わる。



 
 
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asahi.com 2013年6月2日16時41分

「マリ、シリアで膨大な難民」国連難民高等弁務官が憂慮

【高橋友佳理】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官が1日、朝日新聞のインタビューに応じ、膨大な数の難民を生んでいる西アフリカ・マリと中東・シリアについて、強い懸念を示した。

高等弁務官によると、マリでは約30万人が国内避難民となり、20万人以上が周辺国に逃れた。リビアからの武器が流入し周辺国から戦闘員が集まってきており「複数の危険が組み合わさって、より強い脅威となっている」と指摘。日本人も犠牲になった今年1月のアルジェリアでの人質事件に触れ、「マリの危機はマリ国民のみならず、国際的な安全を脅かしている」と述べた。その上で、開催中のアフリカ開発会議(TICAD)が「発展と平和が表裏一体だという認識をアフリカ諸国に促した」と評価した。

シリアについては、毎日約8千人の難民が生まれ、周辺国には160万人が逃れたとし、「冷戦後における最も危険で深刻な人道危機。受け入れ国の経済、社会、治安にも大きな影響を及ぼしている。政治的解決により紛争を止めなければ、中東の火だねが爆発しかねない」と警鐘を鳴らした。



 
 
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asahi.com 2013年06月03日21時01分

「武装勢力から全土を取り戻す」マリ大統領インタビュー

【吉田美智子】第5回アフリカ開発会議(TICAD5)出席のため来日中のマリのトラオレ暫定大統領が3日、朝日新聞のインタビューに応じた。マリで続く国際テロ組織アルカイダ系武装勢力の掃討作戦について、「まずは全土を取り戻す」としたうえで、サヘル地域の安定に向け、武装勢力専門の特殊部隊を創設する考えを明らかにした。

トラオレ氏は「(武装勢力の北部の拠点都市)キダルがまだ陥落していない」と述べ、キダル奪還を最初の課題としてあげた。

年内に4千人から千人規模に減る駐留中の仏軍の撤退時期については、「北部の状況が改善するまで」と明言を避けた。撤退後も仏軍は周辺国に残り、テロなど必要に応じて出動する方法も検討しているという。

マリの紛争がアフガニスタンのように泥沼化する懸念が国際社会で広がっているが、「アフガンは国際社会が手を引くのが早すぎた」と違いを強調。「自国軍の再編、養成はまだ始まったばかりで、時間がかかる」とし、仏軍撤退後の治安維持は国連の平和維持活動(PKO)に委ねられるとの考えを示した。

また、サヘル地域の安定のためには、自国軍の強化だけでなく、テロや武装勢力専門の特殊部隊を創設する必要があり、周辺地域やアフリカ全体にも広げていきたいとの意向も明らかにした。

アルジェリアで1月に起きた人質事件を首謀したとされるイスラム武装勢力司令官のモフタル・ベルモフタル最高幹部の生死については「正確な情報はない」としたが、「身柄を拘束できれば、正式な裁判を開いて、国内だけでなく国際的な犯罪も裁く」と述べた。



 
 
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マリ:イスラム過激派、周辺国に拡散

毎日新聞 2013年06月06日 21時08分(最終更新 06月06日 22時35分)

【パリ宮川裕章、ヨハネスブルク服部正法】フランスのオランド大統領は6〜8日の訪日で、日仏関係の強化を図る。日本側はフランスに安全や情報収集などの面で「投資先」として注目を浴びるアフリカでの強い影響力を期待する。しかし、仏が1月に軍事介入した西アフリカ・マリでは、イスラム過激派が国境を越え拡散。周辺国へも介入するか、仏政府は岐路に立たされている。

「敵との接触なし。存在の兆候も認めず」。パリの仏国防省で毎週開かれる定例記者会見。マリの戦況報告はこう着状態を示す内容が増えている。1月11日の介入開始から約5カ月を迎え、仏軍は規模を縮小しつつ北部山岳地帯を中心に過激派掃討作戦を続けているが、戦果は減っている。

だが、仏パリジャン紙は5月末、仏軍幹部の話として、マリのイスラム過激派の上層部がリビア南部の砂漠で新兵を集めながら組織を再編していると報道した。

マリや周辺国の連携不足から、国境を越える過激派の取り締まりは困難が伴う。国連関係者はロイター通信に「周辺各国の協力体制はすぐに改善せず(当面は)武装組織を阻止するレベルに達しない」との見方を示した。

5月23日にニジェールの仏原子力大手アレバ社のウラン鉱山などで起きたテロも、実行犯はリビアから侵入したとの見方が有力だ。

リビアはカダフィ政権崩壊後、国家統治が末端まで機能していない。マリのトラオレ暫定大統領側近は「今日のリビア南部は昨日のマリ北部だ」と言うほどだ。

一方、ニジェールのウラン鉱山事件で犯行声明を出したのは、1月に日本人10人などが死亡したアルジェリア人質事件に関わった「イスラム聖戦士血盟団」など。血盟団は仏軍などのマリ軍事介入に対し「報復」を予告している。

オランド大統領は5月31日の仏テレビ出演で、リビア南部への現時点での軍事介入の意図は否定したが、マリ周辺国への軍事介入拡大の可能性は認める。

仏経済が低迷する中、オランド大統領の支持率は史上最低水準とされる20%台で推移しており、対テロ戦線の不安定化は政権基盤のさらなる弱体化につながる可能性もある。

その一方、政権内では戦線拡大による泥沼化を懸念する声も根強く、フランスの対テロ政策は難しい局面に差しかかりつつある。



 
 
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マリ:民族対立激化 黙認の仏軍に市民抗議

毎日新聞 2013年06月08日 11時01分(最終更新 06月08日 12時11分)

【ヨハネスブルク服部正法】1月にフランス軍が介入してイスラム過激派を北部の都市部から追い出した西アフリカ・マリで、政権を握る多数派の黒人と北部の遊牧民トゥアレグ人との対立が激しくなってきた。5日には仏軍介入後初めて、マリ政府軍とトゥアレグ人の民族主義武装組織が交戦。黒人側はトゥアレグ人を「過激派の協力者」と不信感を募らせる一方、トゥアレグ人には黒人に抑圧されてきたとの思いが強い。民族対立の間で、仏政府は情勢の混乱に頭を悩ませそうだ。

トゥアレグ人による国家の分離・独立を目指す武装組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」は昨年4月、首都で起きた軍事クーデターの混乱に乗じ、イスラム過激派と協力して北部を制圧、独立を宣言した。

しかし、MNLAはその後、イスラム過激派に都市部を追い出され、今度はイスラム過激派が北部を支配下に置いた。イスラム過激派の勢力拡大を懸念するフランス政府は、1月に軍を介入させ、マリ政府軍などとともに北部の都市部から過激派を放逐した。

ところが、過激派が撤退した北部の要衝キダルにはMNLAが入り込み、政府軍も立ち入れない状態が続く。フランスへの協力姿勢を示すMNLAに対し、仏軍は動かず、事実上MNLAの管理を黙認している。

一方、黒人の間にはトゥアレグ人全体を敵視する感情が広がっている。一連の混乱を招いたのがMNLAである上、イスラム過激派の主要グループの中にもトゥアレグ人主体の組織があるためで「もう共には暮らせない」(中部ディアバルの男性)、「MNLAも過激派も一緒」(首都バマコの男性)との声が強まっている。

AP通信によると、キダルの南約110キロのアネフィスで5日、政府軍とMNLAが交戦し、政府軍がアネフィスを奪回。一方、キダルではMNLAが黒人を追い出し始めたとの情報がある。また、国際人権団体は政府軍の一部がトゥアレグ人住民らを拷問していると非難している。

マリでは7月末に大統領選が実施される。政府は全土の支配権確立を急いでおり、キダル奪回などのため政府軍とMNLAの衝突が拡大する恐れもある。

また、北部ガオでは先月30日、多数の若者らが広場に座り込み、MNLAの支配を黙認するフランスに抗議。

支持率低下に悩むオランド政権は、軍事介入の成功に腐心するが、軍の撤退は遅れている。民族対立は、仏政府にとっても頭痛の種になりかねない。



 
 
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マリ、国土統一へ一歩 政府と独立派が大統領選28日で合意

nikkei.com

2013/7/9 0:03

【パリ=竹内康雄】フランスが軍事介入した西アフリカのマリで、中央政府と独立を主張してきた遊牧民族トゥアレグ族が7月28日に大統領選を実施することで合意し、分裂状態にある国土の統一に向け動き出した。1日からは国連部隊も平和維持のため現地に入った。ただ、イスラム過激派勢力は周辺国に拡散しており、報復テロを懸念する声もある。

中央政府とトゥアレグ族の代表が6月18日、隣国ブルキナファソの首都ワガドゥグで大統領選の実施を含む予備的な和平協定に署名した。国連部隊はマリ周辺国の軍が担ってきた平和維持活動を統合し、年末までに1万2600人規模に部隊を増やす計画だ。フランスなど西側諸国は、民主的な手続きで選ばれた大統領が誕生すれば、情勢安定に道が開けると期待している。

選挙には26人が立候補を表明したが、軍事介入で数十万人が住居を失い、有権者を把握する作業は難航しているもよう。マリ選挙管理委員会の幹部は仏AFP通信に「28日の投票実施は難しい」との見方を示した。

仏軍などの軍事作戦により、マリでの軍事衝突は減っているが、イスラム過激派勢力はリビアやアルジェリア、ニジェールといった周辺国に逃走したとみられている。マリ国内は安定に向け一歩踏み出したが、テロとの戦いはマリ国境外に移りつつある。



 
 
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マリ大統領選の投票実施 混乱解消へ節目

nikkei.com

2013/7/28 18:53

【ナイロビ=共同】フランスが今年1月にイスラム過激派掃討のため軍事介入した西アフリカ・マリで28日、大統領選の投票が行われた。過激派の北部制圧につながった昨年3月の反乱軍のクーデター以降、初の国政選挙で、混乱解消や国土安定に向けた重要な節目と位置付けられている。

ただ投票に必要な選挙人カードの避難民らへの配布が遅れ、現地からの報道では有権者約680万人のうち、カードを受け取ったのは8割超にとどまった。国連の潘基文事務総長は今月、「不完全な選挙」でも結果を受け入れるよう各陣営に呼び掛けた。

大統領選には27人が出馬し、有力候補はケイタ元首相やシセ元財務相ら。大勢は1週間程度で判明する見通しだが、過半数を得る候補者が出ずに8月11日の決選投票に進む可能性も指摘されている。

この日は国会議員選も同時に行われた。

フランス軍の介入後、イスラム過激派は北部の拠点都市から撤退、一部は周辺国に拡散したとみられている。マリには7月1日から国連平和維持活動(PKO)部隊が展開を開始。約4500人の兵力を派遣したフランスは、年末までに約千人に削減する方針を示している。

過激派の北部撤退後、要衝都市の一つキダルは、遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」に掌握された。MNLAと暫定政府は6月に和平合意を結び、キダルを含む全土で選挙が実施されることになった。



 
 
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マリ大統領選:投票実施、本格政権移行に注目

毎日新聞 2013年07月29日 東京朝刊

【ヨハネスブルク服部正法】フランス軍が介入し北部の都市部からイスラム過激派を追い出した西アフリカ・マリで28日、大統領選が行われた。本格政権への移行が安定化をもたらすか注目される。

選挙には27人が立候補し、イブラヒム・ケイタ元首相を中心とした争い。得票率が50%を超える候補がいない場合は8月11日に決選投票が行われる。

マリでは昨年3月に起きた軍事クーデターによる混乱に乗じて、イスラム過激派などが北部を制圧。今年1月に仏軍や周辺国軍が介入し、マリ政府軍とともに北部の都市を過激派から奪還した。過激派は北部の山岳地帯や周辺国リビアの南部などに逃げたとされる。

選挙はクーデター後に発足したトラオレ暫定政権後を担う民主政権発足のための手続き。



 
 
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マリ:本格政権移行へ大統領選実施 27人が出馬

毎日新聞 2013年07月29日 06時51分

【ヨハネスブルク服部正法】フランス軍が介入して北部の都市部からイスラム過激派を追い出した西アフリカ・マリで28日、大統領選が行われた。本格政権への移行が安定化をもたらすか注目される。

選挙には27人が立候補し、イブラヒム・ケイタ元首相を中心とした争い。得票率が50%を超える候補がいない場合は8月11日に決選投票が行われる。

マリでは昨年3月に起きた軍事クーデターによる混乱に乗じて、イスラム過激派などが北部を制圧。今年1月に仏軍や周辺国軍が介入し、マリ政府軍とともに北部の都市を過激派から奪還した。過激派は北部の山岳地帯や周辺国リビアの南部などに逃げたとされる。

選挙はクーデター後に発足したトラオレ暫定政権後を担う民主政権発足のための手続き。過激派が都市部から放逐されたとはいえ、情勢は不安定で、選挙の実施事態が危ぶまれていた。過激派の一部は投票所などを攻撃すると警告している。

マリでは今月、駐留するアフリカ各国軍部隊が国連平和維持活動(PKO)部隊としてとどまり、仏軍は年末までに1000人程度に縮小される。新政権には、国連などと協調し、治安回復を進めることが期待される。



 
 
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asahi.com 2013年8月3日1時26分

マリ大統領選、2候補の決選投票に 過半数に達せず

【ハラレ=杉山正】西アフリカ・マリからの報道によると、7月28日に投票が行われた大統領選で、過半数を達した候補がいなかったため、8月11日に上位2候補による決選投票が行われることになった。

マリ政府が2日に発表した集計結果では、イブライム・ケイタ元首相(68)が39・2%、スーマイラ・シセ元財務相(63)が19・4%で続いた。

マリは、昨年3月に軍部のクーデターをきっかけに北部が無政府化し、イスラム過激派勢力が入り込んだ。仏軍などによる掃討作戦が続く中、選挙が行われ、混乱が懸念されている。



 
 
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マリで大統領決選投票 元首相優勢

nikkei.com

2013/8/12 10:05

【ナイロビ=共同】西アフリカ・マリで11日、大統領選の決選投票が行われた。7月末の1回目の投票で上位2人となったケイタ元首相(68)とシセ元財務相(63)の争い。ケイタ氏が優勢とみられている。

大統領選は、イスラム過激派の北部制圧につながった昨年3月の反乱軍のクーデター以降、初の全国レベルの選挙。今年1月のフランス軍介入後、過激派は北部の拠点都市から撤退、今回の選挙は国家統一や安定化への試金石と位置付けられている。結果判明には少なくとも数日間かかるとみられる。

有権者は約680万人。27人が出馬した7月28日実施の第1回の得票率は、ケイタ氏約40%、シセ氏約20%だった。

ケイタ氏はその後、落選候補の大半の支持を獲得。1994〜2000年に首相を務めたケイタ氏は、当選後の優先課題は「国家の和解」と強調。シセ氏側は1回目の投票で不正があったと主張したが、決選投票の結果は受け入れると表明している。

過激派の一派が1回目の投票の際にテロを警告したが、これまで大きな混乱は起きていない。

マリ北部の要衝都市の一つキダルは、過激派撤退後に遊牧民トゥアレグ人の反政府武装勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」が掌握。大統領選当選者は就任後、60日以内にMNLAと和平交渉を再開する取り決めだが、MNLAは自治権が確保されない場合は戦闘を再開すると警告している。



 
 
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マリ:大統領選で決選投票

毎日新聞 2013年08月12日 11時52分

【ヨハネスブルク服部正法】フランス軍が介入して北部の都市部からイスラム過激派を放逐した西アフリカ・マリで11日、大統領選の決選投票が行われた。イブラヒム・ケイタ元首相(68)とスマイラ・シセ元財務相(63)の争いで、ケイタ氏が有利と見られている。結果は16日までに発表される見通し。

27人が立候補して先月28日に第1回投票が行われ、1位のケイタ氏が約40%、2位のシセ氏が約20%の得票率だった。

マリでは昨年3月の軍事クーデターによる混乱に乗じ、イスラム過激派などが北部を制圧。今年1月に仏軍やアフリカ各国軍が介入し、マリ政府軍とともに北部の都市を過激派から奪還した。新大統領にとっては治安回復と政情安定化が最重要課題となる。



 
 
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マリ大統領選、ケイタ元首相が当選確実に

【カイロ=黒岩竹志】AFP通信によると、11日に行われた西アフリカ・マリの大統領選決選投票で、スマイラ・シセ元財務相(63)が12日、敗北を認め、イブラヒム・ケイタ元首相(68)の当選が確実となった。

マリは昨年3月に軍部によるクーデターが発生して以降、暫定体制下にあった。同国は新大統領の下で本格政権に移行する見通し。ケイタ氏は1994〜2000年に同国首相を務めた。

マリでは今年1月、クーデターに乗じて同国北部を実効支配したイスラム過激派勢力に対し、旧宗主国フランスが軍事掃討作戦を実施した。過激派は北部主要都市から撤退したが、現在は遊牧民トゥアレグ族の反政府勢力「アザワド解放国民運動(MNLA)」が北部で勢力を広げている。

大統領選では、MNLAとの和平問題を含む国内治安の回復や、経済復興が争点となった。

(2013年8月13日20時29分 読売新聞)



 
 
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マリ大統領選、元首相が勝利へ 対立候補が敗北認める

nikkei.com

2013/8/13 11:20

【ナイロビ=共同】西アフリカ・マリからの報道によると、大統領選に出馬したシセ元財務相は12日、11日に実施された決選投票で対立候補のケイタ元首相に敗れたことを認め、ケイタ氏の勝利を祝福した。公式結果は発表されていないが、ケイタ氏の当選がほぼ確実となった。

欧州連合(EU)の選挙監視団は12日、決選投票は成功だったと評価する声明を出した。

大統領選には27人が出馬。7月末の1回目の投票でケイタ氏が首位、シセ氏が2位となり、決選投票はケイタ氏が優勢とみられていた。ケイタ氏は1994〜2000年に首相を務めた。

今回の大統領選は、イスラム過激派の北部制圧につながった昨年3月の反乱軍のクーデター以降、初の全国レベルの選挙で、政情安定化の試金石と位置付けられていた。



 
 
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マリ大統領に元首相が当選 国家再建へ前進

nikkei.com

2013/8/15 23:27

西アフリカ・マリからの報道によると、同国暫定政府は15日、11日に実施された大統領選決選投票で、イブラヒム・ブバカル・ケイタ元首相(68)がスマイラ・シセ元財務相(63)を大差で破り初当選したとの開票結果を発表した。任期は5年。

マリでは昨年3月の反乱軍のクーデターをきっかけに、イスラム過激派が北部を制圧。フランスが今年1月に軍事介入し、過激派は北部から撤退した。政情安定化への試金石と見なされた今回の大統領選を大きな混乱なしに乗り越え、マリは国家再建に向けて前進することになった。

暫定政府によると、得票率はケイタ氏が77.6%、シセ氏が22.4%。投票率は45.8%だった。有権者は約680万人。

ケイタ氏は1994〜2000年に当時のコナレ大統領の下で首相を務めた。02年と07年の大統領選で敗北し、今回が3度目の立候補だった。

シセ氏は決選投票翌日の12日、敗北を認め、ケイタ氏の勝利を祝福していた。シセ氏は13日、ケイタ政権に対する野党勢力をつくると表明した。

一方、暫定政府は14日、昨年の反乱軍のクーデターを主導したサノゴ大尉を大将に昇格させた。サノゴ氏を引退に導くためとの見方がある一方、国際人権団体は、サノゴ氏は拷問などの人権侵害で捜査されるべきだとして昇格を非難した。(ナイロビ=共同)



 
 
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マリ大統領選:元首相が圧勝

毎日新聞 2013年08月16日 11時31分

西アフリカ・マリの暫定政府は15日、11日に実施した大統領選決選投票の結果、イブラヒム・ブバカル・ケイタ元首相(68)が当選したと発表した。フランス軍などが介入しイスラム過激派を都市部から追い出したマリで、民主的に選ばれた新政権が今後、安定化に本腰を入れることになる。スマイラ・シセ元財務相(63)との一騎打ちで、ケイタ氏は得票率が約78%の圧勝だった。【ヨハネスブルク】



 
 
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仏ラジオ記者2人が拉致、殺害される マリで取材中

cnn.co.jp

2013.11.03 Sun posted at 10:51 JST

(CNN) フランス外務省は2日、西アフリカのマリで取材中だった仏ラジオ局の記者2人が国際テロ組織アルカイダとつながりを持つ武装勢力に拉致され、殺害されたことを明らかにした。

2人はラジオ・フランス・アンテルナシオナル(RFI)の記者。マリ北部キダル近郊で2日午前、遊牧民トゥアレグ人の武装勢力メンバーにインタビューした後、メンバーの自宅前で拉致された。両記者の車の運転手は地面に伏せるよう命じられ、2人の抵抗する声を聞いたと話している。

フランスのオランド大統領は、犯行を「卑劣な行為」と非難する声明を出した。

マリでは昨年の軍事クーデターに続く混乱の中で、武装勢力が北部を占拠。今年1月に旧宗主国のフランスが軍事介入した。キダルは武装勢力の最後の拠点だったが、2月までにフランス軍に制圧された。



 
 
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仏人2人、西アフリカで拉致後に遺体で発見

【パリ=三井美奈】フランス政府は2日、西アフリカ・マリでフランス人ジャーナリスト2人が武装集団に拉致された後、遺体で発見されたと発表した。

2人は仏公共ラジオRFI所属で、女性記者と男性の技術担当者。マリ北部キダルで、有力部族の指導者の取材に向かった際に連れ去られた。

マリでは今年1月、イスラム武装勢力を掃討するため、仏軍がマリ政府の要請に基づいて軍事介入し、現在も駐留を続けている。

(2013年11月4日00時52分 読売新聞)



 
 
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マリ記者殺害、アル・カーイダ系組織が犯行声明

【カイロ=黒岩竹志】モーリタニアの通信社サハラ・メディアは6日、西アフリカ・マリでフランス人記者2人が拉致され、遺体で発見された事件で、国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」が犯行声明を出したと報じた。

同組織は声明で、記者殺害について「フランス大統領とフランス人が支払う代償」と述べ、フランス軍が今年1月、マリに軍事介入したことに対する報復だと主張した。

(2013年11月7日21時01分 読売新聞)



 
 
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[FT]アフリカに大虐殺の危機、フランスが警告(社説)

nikkei.com

2013/11/27 7:00

(2013年11月26日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

2012年夏、フランスは同盟国に対し警鐘を鳴らした。アルカイダがマリ北部に根を下ろし始めており、北アフリカ一帯のジハード主義過激派の基地を築く恐れがあるというものだ。その警告は正しかった。危機があまりに深刻になったため、フランスは今年、ジハード主義者による国の完全掌握を食い止めるために、マリへの軍事介入を主導しなければならなかった。

フランスは今、中央アフリカ共和国(CAR)が無政府状態に陥りつつあると警告する。フランスのローラン・ファビウス外相は先週、CARは「完全な無秩序状態」にあり、「今にも大虐殺が起きようとしている」と述べた。国際社会は外相の警告を真剣に受け止めなければならない。

CARは人口がわずか460万人と、マリよりずっと小さな国だ。国民は圧倒的にキリスト教徒が多く、イスラム教徒の少数派は人口の約20%を構成している。

■避難民62万人、人道危機に陥ったCAR

今年3月、イスラム教徒が多い北部を本拠地とする反政府勢力セレカがフランソワ・ボジゼ大統領を権力の座から追い落とした。以来、セレカの山賊行為がキリスト教徒とイスラム教徒との襲撃と報復を引き起こし、CARは無法地帯と化した。大規模な人口移動が起き、62万人が避難民となった。国家機関は崩壊した。この国は人道危機に陥っている。

外の世界は気づき始めている。6カ国から成る中部アフリカ諸国経済共同体はCARに総勢2500人の平和維持軍を配備した。だが、平和維持軍は任務遂行に苦闘しているとの報道もある。

その結果、フランスは国連安全保障理事会に、強力なアフリカ連合軍による平和維持を可能にする決議案を来月可決するよう要請している。潘基文(バン・キムン)国連事務総長は先週、状況が許せば、最大9000人の部隊による国連平和維持活動の立ち上げを支持すると述べた。アムネスティ・インターナショナルのような人権団体は、もっと緊急の行動を要請している。

世界はCARに強い関心を向け続ける必要がある。キリスト教徒とイスラム教徒の宗派間闘争は背筋の凍るような悲惨なレベルに発展しかねないと専門家らは指摘する。CARはまた、イスラム過激派グループの温床となりうる、無政府状態の地になりつつある。

国連、フランス、米国にはアフリカでまた破綻国家が生まれることを許す余裕はない。この危機に対する効果的な対処法を通じて法と秩序が速やかに回復されなければならない。大虐殺に関する最新の警告は到底無視できるものではない。

(翻訳協力 JBpress)



UP:2013 REV:
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