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エジプト・アラブ共和国 2013年9月〜12月


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アフリカアフリカ Africa 2015

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○外務省 各国・地域情勢 エジプト・アラブ共和国

◆2013/09/02 nikkei.com エジプト、モルシ前大統領を訴追 殺人扇動の疑い
◆2013/09/02 nikkei.com エジプト、憲法改正委員50人任命 同胞団は参加拒否
◆2013/09/02 cnn.co.jp エジプト検察、ムルシ前大統領を殺人扇動罪で起訴へ
◆2013/09/02 yomiuri.co.jp エジプト・モルシ前大統領、殺人扇動罪で訴追
◆2013/09/02 nikkei.com エジプト司法委員会、ムスリム同胞団に解散勧告
◆2013/09/02 毎日新聞 エジプト:モルシ前大統領を起訴 デモ隊への暴力扇動罪で
◆2013/09/03 yomiuri.co.jp エジプトから顎ヒゲの男たちが姿消す理由
◆2013/09/04 nikkei.com エジプト暫定大統領、クーデターの正当性強調
◆2013/09/04 nikkei.com [FT]エジプトは言論統制の過ちを繰り返すな(社説)
◆2013/09/04 毎日新聞 エジプト:アルジャジーラ放送禁止…裁判所が命令
◆2013/09/05 asahi.com エジプト内相の自宅近くで爆弾爆発 子どもら21人負傷
◆2013/09/05 asahi.com ピラミッド観光、閑古鳥 高級ホテル「稼働率は5%」
◆2013/09/05 nikkei.com エジプト、内相自宅付近で爆発
◆2013/09/05 毎日新聞 エジプト:内相狙い爆弾テロ 市民ら22人が負傷
◆2013/09/06 yomiuri.co.jp エジプト内相の車列へ爆発物…暗殺未遂と断定
◆2013/09/06 毎日新聞 エジプト:ピラミッドで観光イベント
◆2013/09/07 asahi.com エジプト全土で反政権デモ 治安部隊との衝突で死傷者も
◆2013/09/07 yomiuri.co.jp エジプト各地でモルシ派デモ、2人死亡
◆2013/09/09 asahi.com エジプト憲法改正案の起草委員長にムバラク元大統領側近
◆2013/09/09 nikkei.com イスラム過激派が犯行声明 エジプト内相暗殺未遂
◆2013/09/12 nikkei.com 米の指導力低下、中東混迷の一因 英シンクタンク指摘
◆2013/09/13 nikkei.com エジプト、非常事態宣言を2カ月延長
◆2013/09/13 asahi.com エジプト、「非常事態」を2カ月延長
◆2013/09/13 nikkei.com エジプト、金曜礼拝後にデモ 一部で衝突
◆2013/09/14 毎日新聞 エジプト:テロの懸念高まる イスラム過激派が襲撃予告
◆2013/09/16 AllAfrica.com Egypt: Constituent Assembly Discusses Rights of Disabled Persons
◆2013/09/17 トラベルビジョン エジプト航空、成田線運休継続−14年3月29日まで
◆2013/09/19 AFP BB News 軍と警察がカイロ郊外の村を急襲、「テロリスト一掃が目的」
◆2013/09/19 毎日新聞 エジプト:憲法委審議中落書き 「考え巡らす方法」と釈明
◆2013/09/19 毎日新聞 エジプト大統領選:シシ国防相、出馬求める声高く
◆2013/09/21 nikkei.com 20億ドルの支援断り返還 エジプト、カタールに
◆2013/09/21 毎日新聞 エジプト:甘い関係? シシ国防相のチョコ、富裕層に人気
◆2013/09/23 nikkei.com 同胞団の活動禁じる判決 エジプトのカイロ裁判所支部
◆2013/09/23 毎日新聞 エジプト:ムスリム同胞団に「活動禁止」判決
◆2013/09/24 asahi.com ムスリム同胞団に活動禁止の判決 カイロの裁判所
◆2013/09/24 yomiuri.co.jp ムスリム同胞団の解散命じる判決…エジプト
◆2013/09/24 cnn.co.jp ムスリム同胞団に活動禁止と資産凍結命令 エジプト
◆2013/09/25 yomiuri.co.jp 岸田外相、エジプト情勢で懸念…外相会談で
◆2013/09/25 nikkei.com ムスリム同胞団の活動禁止判決に懸念表明 外相、エジプトに
◆2013/09/29 cnn.co.jp エジプト外相「来春までに政権移行完了」 国連で演説
◆2013/09/29 nikkei.com エジプト外相「来春に新政権発足」 国連総会で演説
◆2013/09/29 毎日新聞 エジプト外相:来春までに新政権発足 国連演説
◆2013/10/02 asahi.com デモで被害の収蔵品、修復し公開 エジプト考古学博物館
◆2013/10/03 nikkei.com エジプト暫定政権、経済再建に着手 政変3カ月
◆2013/10/04 毎日新聞 エジプト:ラムセス2世の石像発掘
◆2013/10/05 nikkei.com モルシ派、エジプト全土でデモ 衝突で4人死亡
◆2013/10/05 asahi.com エジプト全土で抗議デモ 4人死亡、45人負傷
◆2013/10/05 cnn.co.jp エジプト各地で衝突 4人死亡、40人負傷
◆2013/10/05 yomiuri.co.jp モルシ派デモ、治安部隊と衝突…4人以上死亡か
◆2013/10/05 毎日新聞 エジプト:モルシ派デモ、住民ら衝突…4人死亡
◆2013/10/07 asahi.com エジプトの抗議デモ、51人死亡 治安部隊などと衝突
◆2013/10/07 cnn.co.jp エジプトで治安部隊とデモ隊衝突 51人死亡、268人負傷
◆2013/10/07 nikkei.com エジプトで衝突、50人以上死亡 デモ隊と治安部隊
◆2013/10/07 yomiuri.co.jp エジプト衝突拡大、死者51人…軍は実弾使用か
◆2013/10/07 yomiuri.co.jp エジプト、モルシ派423人逮捕…53人死亡
◆2013/10/07 毎日新聞 エジプト:各地で衝突…51人死亡
◆2013/10/07 毎日新聞 世界道ものがたり:ムイッズ通り エジプト・カイロ
◆2013/10/08 asahi.com エジプト、デモ弾圧強化 治安部隊と衝突、54人死亡
◆2013/10/09 cnn.co.jp 米政府、対エジプト軍事支援を全面打ち切りへ
◆2013/10/09 cnn.co.jp ムルシ前大統領の公判、来月4日に開始 エジプト
◆2013/10/09 cnn.co.jp エジプト軍事支援の一部停止へ、数日中に発表 米政府
◆2013/10/09 毎日新聞 エジプト:ムスリム同胞団のNGO登録取り消し
◆2013/10/10 cnn.co.jp 米政府、エジプト軍事支援を大幅縮小
◆2013/10/10 yomiuri.co.jp 米、エジプト軍事支援を一部停止…クーデターで
◆2013/10/10 nikkei.com エジプト前大統領、11月に初公判
◆2013/10/10 nikkei.com エジプト国防相、大統領選出馬に含み
◆2013/10/10 nikkei.com 米、エジプト軍事支援を大幅縮小 文民政権樹立促す
◆2013/10/10 nikkei.com エジプト、米国離れ加速も 軍事支援縮小で
◆2013/10/10 毎日新聞 エジプト:米 F16戦闘機など軍事支援停止 資金援助も
◆2013/10/10 毎日新聞 エジプト:反米感情さらに…軍事支援一部停止で
◆2013/10/13 毎日新聞 エジプト:同胞団強制排除から2カ月 治安、安定せず
◆2013/10/13 毎日新聞 エジプト:ムバラク元大統領 革命「米が裏で糸を引いた」
◆2013/10/14 cnn.co.jp 車爆弾事件で拘束の米国人が獄中死、自殺か エジプト
◆2013/10/16 asahi.com 慈善の肉、届かぬ祭日 エジプト、同胞団抑圧の影
◆2013/10/21 47NEWS エジプト、結婚式で銃撃3人死亡 コプト教会近く
◆2013/10/21 yomiuri.co.jp 結婚式会場で銃乱射、少女ら4人死亡…エジプト
◆2013/10/22 asahi.com 混乱エジプト、文化財危機 日本支援の博物館建設に暗雲
◆2013/10/24 asahi.com ムルシ派に催涙弾、37人死亡 警察官を起訴 エジプト
◆2013/10/26 asahi.com エルバラダイ氏への「裏切り」告発を却下 エジプト
◆2013/10/27 毎日新聞 エジプト:TV辛口トーク 暫定政権にも批判・皮肉口撃
◆2013/10/28 nikkei.com エジプト、人気の風刺TV番組復活 暫定政権皮肉る
◆2013/10/31 nikkei.com [FT]エジプト、独裁体制へ傾斜する危険(社説)
◆2013/10/31 毎日新聞 エジプト:最高学府・アズハル大で学生デモ暴徒化
◆2013/10/31 asahi.com 資金提供の疑い、同胞団幹部逮捕 エジプト
◆2013/11/01 nikkei.com 「子供取り戻し組織」を摘発 伊、国際離婚問題で暗躍
◆2013/11/02 asahi.com (@カイロ)弾圧の元の反クーデターデモ
◆2013/11/03 asahi.com ケリー米国務長官、エジプト訪問 クーデター後初
◆2013/11/03 nikkei.com 米国務長官がエジプト訪問 クーデター後初めて
◆2013/11/03 毎日新聞 エジプト:皮肉トーク番組放映休止 国防相の人気からかい
◆2013/11/03 毎日新聞 米国務長官:エジプト訪問 外相らと会談 関係改善に意欲
◆2013/11/04 cnn.co.jp 米国務長官がエジプト訪問、「重要な関係」を強調
◆2013/11/04 nikkei.com 米国務長官「エジプトは極めて重要なパートナー」
◆2013/11/04 nikkei.com エジプトのモルシ前大統領、初公判 殺人扇動罪で
◆2013/11/04 nikkei.com エジプト、モルシ前大統領の公判始まる 殺人扇動罪
◆2013/11/05 asahi.com ムルシ前大統領、初公判で裁判の無効主張 エジプト
◆2013/11/05 cnn.co.jp ムルシ前大統領、初公判で「私が大統領」と主張 エジプト
◆2013/11/05 yomiuri.co.jp 「裁判認めない」初公判でモルシ氏どなり合い
◆2013/11/05 nikkei.com 米国務長官、対エジプト修復を模索 軍事援助凍結で釈明
◆2013/11/05 毎日新聞 エジプト:暫定政権と対決姿勢 モルシ氏初公判
◆2013/11/08 AllAfrica.com Egypt: Archbishop of York Visits Egypt
◆2013/11/08 毎日新聞 エジプト:大統領選は来夏 新政権移行ずれ込み
◆2013/11/12 asahi.com 試合中に指のしぐさで政権批判? エジプト、大臣が激怒
◆2013/11/13 asahi.com エジプト、非常事態宣言を解除 3カ月ぶり
◆2013/11/13 cnn.co.jp エジプト行政裁、非常事態宣言を解除
◆2013/11/13 毎日新聞 エジプト:武器供給、食料確保、観光…ロシア接近図る
◆2013/11/14 nikkei.com エジプト、非常事態宣言解除へ 同胞団へ弾圧強める
◆2013/11/14 yomiuri.co.jp エジプトの非常事態宣言、3か月ぶりに解除
◆2013/11/14 nikkei.com 非常事態宣言、エジプトが解除 同胞団弱体化受け
◆2013/11/14 毎日新聞 エジプト:非常事態令解除…ムバラク氏再収監か軟禁解除か
◆2013/11/15 asahi.com エジプト、非常事態宣言を解除 治安改善をアピール
◆2013/11/15 nikkei.com エジプト、ロシアと初の2プラス2
◆2013/11/15 毎日新聞 ガザ戦闘1年:孤立するハマス モルシ政権崩壊で
◆2013/11/16 AFP BB News 「エジプト当局がシリア難民を不当拘束」、人権団体が批判
◆2013/11/18 cnn.co.jp 列車が車2台と衝突、22人死亡 カイロ
◆2013/11/18 cnn.co.jp 列車が車2台と衝突、死者24人に カイロ
◆2013/11/20 Ahram Online Protesters in Cairo demand employment rights for the disabled
◆2013/11/20 Daily News Egypt Rights groups warn of loopholes in article for rights of the disabled
◆2013/11/20 cnn.co.jp エジプト・シナイで自爆テロ、兵士10人死亡
◆2013/11/20 asahi.com シナイ半島・ガザの境で爆発、エジプト軍兵士12人死亡
◆2013/11/20 毎日新聞 エジプト:自爆テロか、バスに突っ込み12人死亡
◆2013/11/20 nikkei.com ガーナなど本大会出場 サッカーW杯アフリカ最終予選
◆2013/11/21 asahi.com 世界の雑記帳:ひとりでに回転する古代エジプト像、謎が解明される
◆2013/11/22 asahi.com (特派員メモ)売りは4千年 @エジプト・ルクソール
◆2013/11/23 nikkei.com エジプト、トルコ大使に国外退去通告
◆2013/11/23 yomiuri.co.jp トルコの駐エジプト大使に国外退去を要求
◆2013/11/24 Egypt Independent Tutankhamun had disability because his parents were siblings
◆2013/11/25 nikkei.com アフリカ諸国、海外で起債最高に 経済不安定化も
◆2013/11/25 nikkei.com ムバラク被告を追起訴 エジプト検察
◆2013/11/25 nikkei.com エジプトでデモ規制法 人権団体が反発、抗議へ
◆2013/11/28 asahi.com エジプト北部の空港に搭乗橋完成 日本の支援で建設
◆2013/11/28 asahi.com カイロで若者グループが反軍政デモ 規制法に反発
◆2013/11/28 nikkei.com エジプト、デモの少女らに禁錮刑
◆2013/11/30 asahi.com デモ規制法違反容疑でブロガーを逮捕 エジプト
◆2013/12/01 asahi.com (地球24時)エジプトの活動家が出頭 デモに関与
◆2013/12/02 cnn.co.jp エジプト、新憲法の草案確定 暫定大統領に提出へ
◆2013/12/02 asahi.com デモ規制法に反発、学生ら1万人デモ カイロ中心部
◆2013/12/02 nikkei.com エジプト、新憲法最終案が決定 軍が広範な権限保持
◆2013/12/02 毎日新聞 エジプト:宗教政党禁止の憲法修正案
◆2013/12/03 yomiuri.co.jp 政権の生殺与奪、軍が影響力…エジプト新憲法案
◆2013/12/06 毎日新聞 ナイル.com(2):エジプトの「彼氏」文化
◆2013/12/11 トラベルビジョン エジプト航空、大阪支店閉鎖を検討、旅行業界は継続要望
◆2013/12/11 トラベルビジョン JATA、エジプトに視察団、警備やテロ対策など確認
◆2013/12/11 毎日新聞 ナイル.com(3):ヘジャブの着用
◆2013/12/13 nikkei.com エジプト外相、IMFとの交渉拒否 「優先事項でない」
◆2013/12/13 毎日新聞 エジプト:ファハミ外相 中露との関係強化に意欲
◆2013/12/14 asahi.com エジプト・カイロで雪! 「100年ぶり」と大興奮
◆2013/12/14 asahi.com エジプト、1月中旬に国民投票 改正憲法案の賛否問う
◆2013/12/14 yomiuri.co.jp 中東大雪…エルサレム37cm、カイロも降雪
◆2013/12/14 nikkei.com エジプト新憲法案、1月14・15日に国民投票
◆2013/12/15 毎日新聞 エジプト:1月14、15日に国民投票を実施…暫定政府
◆2013/12/17 トラベルビジョン エジプト、渡航情報一部引き下げ−ツアー再開の会社も
◆2013/12/19 nikkei.com エジプト外相「多極的に外交」
◆2013/12/20 nikkei.com エジプト外相「中・ロ・韓と関係強化」 米をけん制
◆2013/12/21 Egypt SIS Reformulating insurance, solidarity, disabled people laws: Minister
◆2013/12/23 Al-Bawaba AUC celebrates first International Day of People with Disability
◆2013/12/24 外務省 エジプト・マンスーラでの爆発事件について(外務報道官談話)
◆2013/12/24 AFP BB news ムスリム同胞団は「テロ組織」、エジプト暫定首相が宣言
◆2013/12/24 AFP BB news 警察本部で自動車爆弾爆発、14人死亡 エジプト北部
◆2013/12/24 nikkei.com エジプト治安機関で爆発、11人死亡 テロの可能性
◆2013/12/24 nikkei.com エジプト北部の警察署で爆発、14人死亡
◆2013/12/24 cnn.co.jp 庁舎爆発で14人死亡、130人負傷 エジプト北部
◆2013/12/24 asahi.com エジプト北部で治安当局ビル爆発、少なくとも14人死亡
◆2013/12/26 毎日新聞 エジプト:ムスリム同胞団をテロ組織指定
◆2013/12/26 毎日新聞 エジプト:ムスリム同胞団を「テロ組織に指定」 暫定政権
◆2013/12/26 毎日新聞 エジプト:走行中のバス近くで爆発、乗客ら5人負傷
◆2013/12/26 cnn.co.jp エジプト暫定政権、ムスリム同胞団をテロ組織に指定
◆2013/12/26 asahi.com エジプト暫定政府、ムスリム同胞団をテロ組織に指定
◆2013/12/26 yomiuri.co.jp エジプト前大統領の出身母体をテロ組織に指定
◆2013/12/26 nikkei.com エジプト暫定政権、同胞団を「テロ組織」指定
◆2013/12/27 asahi.com 路線バス狙った爆発、5人けが カイロ近郊
◆2013/12/27 asahi.com 同胞団デモ、参加しただけで禁錮5年 エジプト当局発表
◆2013/12/28 asahi.com エジプト各地でデモ衝突 5人死亡、265人逮捕
◆2013/12/28 yomiuri.co.jp 同胞団テロ指定に抗議、エジプトデモで4人死亡
◆2013/12/28 yomiuri.co.jp 「同胞団」支持学生と治安部隊衝突…エジプト
◆2013/12/29 asahi.com 同胞団デモ、大学内1人死亡 エジプト、衝突続く


 
 
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エジプト、モルシ前大統領を訴追 殺人扇動の疑い

nikkei.com

2013/9/2 9:28

【カイロ=共同】エジプトの国営テレビによると、検察当局は1日、首都カイロの大統領宮殿周辺で昨年12月に起きたモルシ前大統領支持派と反対派との衝突で、殺人を扇動した疑いでモルシ氏を訴追したと明らかにした。公判の開始日は不明。

モルシ氏の出身母体、イスラム組織ムスリム同胞団のメンバー14人も同様の疑いで訴追された。クーデターを実行した軍主導の暫定政権による同胞団弾圧の姿勢がより鮮明となった。

昨年12月、当時大統領だったモルシ氏が新憲法制定を強行しようとしたことなどをめぐり両派が激しく衝突、デモ隊ら7人が死亡した。

モルシ氏は、2011年のエジプト革命時に自らを含む囚人らの脱獄や警察施設襲撃事件に関与した疑いで既に拘束されている。

暫定政権が出した非常事態宣言に基づき、令状なしの市民拘束が可能になった治安当局は、これまでに計約2千人の同胞団員を拘束している。



 
 
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エジプト、憲法改正委員50人任命 同胞団は参加拒否

nikkei.com

2013/9/2 9:29

【カイロ=共同】エジプトのマンスール暫定大統領は1日、憲法改正最終案を作成する50人委員会のメンバーを任命した。8日に初会合を開き、60日以内に最終案を策定、その後、国民投票を実施する。中東の衛星テレビが報じた。

メンバーは政党や宗教界、若者らの代表から選任されたが、モルシ前大統領の出身母体、イスラム組織ムスリム同胞団は参加を拒否した。

これに先立ち、憲法改正委員会専門家チームが、宗教組織に基づく政党の設立や政治活動の禁止を盛り込んだ改正草案をマンスール氏に提出。50人委員会はこの草案をたたき台にして審議を進める。



 
 
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エジプト検察、ムルシ前大統領を殺人扇動罪で起訴へ

cnn.co.jp

2013.09.02 Mon posted at 10:46 JST

(CNN) エジプト国営中東通信(MENA)は1日、昨年12月に大統領府前で起きた衝突に関連して、ムルシ前大統領が殺人や暴行を扇動した罪で起訴されると伝えた。

中東通信によると、同国の検察がムルシ前大統領と支持母体であるムスリム同胞団のメンバー14人の起訴を命じた。公判の日程は明らかになっていない。

12月の事件ではムルシ派と反ムルシ派のデモ隊が大統領府前で衝突し、双方が石や火炎瓶などを投げ合った。政府系のアハラム紙は、この衝突で少なくとも10人が死亡したと報道。捜査当局の話として、ムルシ前大統領や側近は支持者に対してデモ隊を攻撃するよう指示を出した罪に問われていると伝えた。

ムルシ氏は軍によって大統領を解任され、7月初旬から拘束されている。軍は8月、首都カイロで座り込みを続けていたムルシ氏支持派の強制排除に乗り出し、先月だけで市民や治安部隊の約900人が死亡している。



 
 
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エジプト・モルシ前大統領、殺人扇動罪で訴追

【カイロ=久保健一】エジプト国営テレビは1日、軍により拘束されているムハンマド・モルシ前大統領が「殺人扇動罪」で訴追され、近く「犯罪者」として裁判にかけられると伝えた。

報道によると、カイロ北東部の大統領宮殿前で昨年12月、モルシ派と反モルシ派による衝突で少なくとも10人が死亡した事件で、「殺人と暴力を扇動した罪」に問われている。

裁判の期日は不明だが、モルシ氏の出身母体であるイスラム主義組織「ムスリム同胞団」の幹部14人と合わせての審理になるという。

モルシ氏は、7月3日に軍により大統領を解任された直後に容疑が明らかにされないまま拘束された。7月下旬、2011年の旧ムバラク政権末期に刑務所を脱獄した疑いなどで治安当局の取り調べを受けていることが明らかになっていた。

(2013年9月2日16時51分 読売新聞)



 
 
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エジプト司法委員会、ムスリム同胞団に解散勧告

nikkei.com

2013/9/2 23:53

【カイロ=押野真也】エジプトの司法委員会は2日、裁判所に対してイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の解散を勧告した。地元メディアが同日報じた。同胞団は非政府組織(NGO)として認可・登録されており、委員会は認可取り消しを求めたもようだ。司法委員会は政府機関だが、決定権はなく、裁判所が最終判断を下す見込み。同胞団は軍・暫定政権と対立しており、政権側は同胞団を解散する意向を示している。



 
 
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エジプト:モルシ前大統領を起訴 デモ隊への暴力扇動罪で

毎日新聞 2013年09月02日 10時02分(最終更新 09月02日 12時14分)

【カイロ秋山信一】エジプト検察当局は1日、軍事クーデターで失脚したモルシ前大統領について、在任中の昨年12月に反モルシ派のデモ隊に対する暴力を扇動した罪で起訴した。軍主導の暫定政権に対する抗議デモを続けるモルシ派の反発が高まるのは必至だ。エジプトでは、ムバラク元大統領も2011年の革命時にデモ隊の殺害に関与した罪で公判中で、2代続けて大統領が訴追され、同時期に法廷に立つという異例の事態になった。

検察当局によると、モルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の幹部ベルタギ氏や当時の大統領府幹部ら14人も起訴された。

モルシ氏らは昨年12月、カイロ北東部にある大統領宮殿前に集まっていた反モルシ派のデモ隊に暴行するよう同胞団支持者らをそそのかしたとされる。モルシ氏の側近に面会した人権活動家によると、モルシ氏は捜査段階で否認していた。

モルシ氏は昨年6月に大統領に就任。11月に「大統領の命令は裁判所の判断によって覆されない」とする憲法宣言を発したことに、リベラル派などが「独裁的だ」と反発し、12月にかけて大統領宮殿前などで抗議デモを行っていた。

政府系紙アルアハラム(電子版)によると、軍部隊や内務省がデモ隊への攻撃命令を拒んだため、モルシ氏らは同胞団支持者に対し、デモ隊を攻撃するよう仕向けた疑いがあるという。

モルシ氏は7月3日のクーデター後、軍の拘束下にあり、公の場に姿を見せていない。公判期日は未定だが、初公判で公開の法廷に立つ可能性が高い。



 
 
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エジプトから顎ヒゲの男たちが姿消す理由

2011年のエジプト・ムバラク政権崩壊後に同国内で急増した、口ひげを生やさずに顎ひげのみを伸ばし、民族衣装を着用した男性の姿が、8月中旬のモルシ前大統領派の強制排除以降、街中からほぼ姿を消した。

男性たちは「サラフィ主義者」と呼ばれるイスラム主義集団。軍・暫定政府の取り締まりを恐れ、外出を控え、ひげをそるなど身を潜め始めた。

首都カイロの南方約120キロにある人口約4万の農村ハウワラ村。サラフィ主義者の農業タワリク・アブドルファタハさん(38)は「取り締まりが始まるとのうわさを聞き、怖くなって顎ひげをそった」と小声で語った。

サラフィ主義者が集まるカイロ西郊ギザ県のモスク(イスラム教礼拝所)は以前なら、夕刻の礼拝時、同主義者の著名導師(57)の説教を聞く賛同者が多数集まった。だが、8月下旬の夕刻、礼拝時に訪れると、集まったのは洋服を着た顎ひげのない男性数人だけ。導師の姿もなかった。

(2013年9月3日18時50分 読売新聞)



 
 
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エジプト暫定大統領、クーデターの正当性強調

nikkei.com

2013/9/4 9:48

【カイロ=共同】AP通信によると、エジプトのマンスール暫定大統領は3日放映された国営テレビとのインタビューで、モルシ前大統領について「公約を果たさなかったため、国民の意志で追放された」と述べ、軍によるクーデターの正当性をあらためて強調した。

一方、モルシ氏の支持者らは3日、クーデターから2カ月になるのに合わせ、軍主導の暫定政権に抗議するデモを首都カイロなど各地で実施した。ただ、参加者は全土で数千人規模にとどまった。治安部隊などとの大規模衝突は伝えられていない。



 
 
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[FT]エジプトは言論統制の過ちを繰り返すな(社説)

nikkei.com

2013/9/4 14:00

(2013年9月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

シリア情勢が緊迫度を増しているが、エジプトの憂慮すべき状況も見過ごしてはならない。今週、軍に支えられるエジプト暫定政府がイスラム勢力への弾圧を強化し、紛争の種をまいたからだ。

イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」寄りとされた4つのテレビ局が閉鎖に追い込まれた。中東の衛星テレビ、アルジャズィーラのエジプト支局も含まれ、英語放送担当の外国人ジャーナリストが国外追放された。ムスリム同胞団は7月の軍事クーデターで政権の座を追われている。

同時に、当局は新憲法案を作成する総勢50人の委員会のメンバーを発表した。前政権下でイスラム勢力が多数を占める委員会が作ったものを差し替える目的だ。メンバーはエジプトの幅広い勢力を反映するが、イスラム主義者は2人にとどまる。

■モルシ前政権も世俗派を無視

暫定政府はこの2カ月、同胞団の力を弱めようと容赦なく弾圧してきた。大半の幹部や数千人のメンバーが警察に逮捕され、モルシ前大統領の拘束に抗議する先月のデモでは数百人が銃撃された。政府と軍はいわゆる「民主的プロセス」へのイスラム勢力の参加を呼びかけながら、意味ある参加がほぼ不可能になるよう画策している。

確かに、政権を握っていた間にイスラム勢力が民主政治の制約に留意することはほとんどなかった。モルシ氏は躍起になって批判的メディアを攻撃し、昨年末には大統領に無制限の権力を与えることで、自らが法を超越した存在になろうとした。同氏は幅広い勢力から成る政府を求める有権者の要求を無視し、同胞団の主張だけに耳を傾けた。

前政権が設置した憲法起草委員会がその好例だ。イスラム勢力ばかりで占められた結果、世俗派や少数派が離脱した。そのため同胞団が窮状に陥っても国民の間に同情する声はほとんどない。

しかし、同胞団の過ちを繰り返すならば、エジプトに安定はもたらされない。批判的メディアを沈黙させれば権威主義者は安心するだろうが、憲法の起草プロセスから排除されたと感じる人々が不満を募らせるリスクがある。

より過激な分子が地下に追いやられれば、暴力に訴える可能性もある。カイロの警察で爆弾が破裂したばかりで、こうした暴力は罰せられる必要がある。しかし言論の自由が抑圧され、社会の各勢力が発言権を奪われる事態が続けば、エジプトに民主主義をもたらすという暫定政府の約束は信頼を失うことになるだろう。



 
 
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エジプト:アルジャジーラ放送禁止…裁判所が命令

毎日新聞 2013年09月04日 12時42分(最終更新 09月04日 12時47分)

【カイロ秋山信一】エジプトの裁判所は3日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラのエジプト専門チャンネルなど4局の放送禁止と事務所閉鎖を命じた。理由は明らかではないが、4局はモルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団のデモなどを詳細に報じており、放送内容に問題があると判断した可能性が高い。エジプトでは軍事クーデター後、同胞団に近いメディアの報道規制が続いている。

軍主導の暫定政権は「虚偽の情報やうわさを広めて、国家の治安と統合を損なった」として、アルジャジーラのエジプト専門チャンネルの国内での活動を禁止した。地元メディアによると、アルジャジーラの記者やスタッフの一部は治安当局に拘束されたり、国外退去を命じられたりしている。

アルジャジーラ本局や英語放送は、通常の活動を続けている。



 
 
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asahi.com 2013年09月05日21時16分

エジプト内相の自宅近くで爆弾爆発 子どもら21人負傷

【カイロ=三浦英之、川上泰徳】エジプト国営中東通信によると、5日朝、カイロ近郊のナスルシティーで、イブラヒム内相が乗った車列の近くで爆発が起きた。内相にけがはないという。同通信は、爆弾を積んだ車による内相暗殺を狙った攻撃と報じたが、近くの建物から爆弾が投げられたとの情報もある。

7月3日に軍によるクーデターでイスラム組織「ムスリム同胞団」出身のムルシ前大統領が排除され、暫定政権が発足して以来、政権幹部の暗殺を狙ったとみられるテロは初めて。犯行声明は出ていない。「非暴力の抗議デモ」を訴える同胞団指導部は、「内相暗殺の試み」を非難する声明を出した。

地元メディアによると、現場はイブラヒム氏の自宅近く。車でカイロ中心部の内務省に向かう途中だった。爆発により、子どもを含む少なくとも21人が負傷したという。ロイター通信は治安筋の情報として、内相の警護隊が攻撃に加わった2人を殺害した、と報じた。

イブラヒム氏は事件後、国営テレビの取材に「恥ずべき暗殺攻撃で、テロの始まりだ」と襲撃者を非難した。

イブラヒム氏は8月中旬、ナスルシティーで続いていたムルシ氏支持派デモの強制排除を指揮。治安部隊の銃撃でデモ隊の600人以上が死亡し、参加していたイスラム勢力は反発を強めていた。その後、公安警察は同胞団のバディウ団長ら数千人を逮捕し、ムルシ氏ら同胞団幹部は「殺人扇動」の罪で起訴された。



 
 
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asahi.com 2013年09月05日23時43分

ピラミッド観光、閑古鳥 高級ホテル「稼働率は5%」

【カイロ=三浦英之】カイロ郊外のギザにあるピラミッド。スフィンクスもある観光名所は、いつもなら多くの外国人観光客でにぎわうが、今は客足はほぼゼロ。お土産を売る露店や、近くの商店街もがらんとしている。

観光客にパピルス紙を約20年間売ってきたというアブダルさん(48)は「客が戻らなければ、4人いる店員を解雇するしかない。最後は閉店だ」と深刻だ。

観光当局によると、600人以上の死者を出した治安部隊によるムルシ前大統領支持派のデモ隊の強制排除以降、ピラミッドの観光は一時的に禁止された。8月25日から営業が再開されたが、入り口の担当者は「かつては入場者が1日最大2万〜3万人だったが、今は100人以下だ」と話す。主に外国からのビジネスマンや観光客の宿泊先となっていたカイロ市中心部にある外資系高級ホテルも、「稼働率は5%」(従業員)に低迷する。

エジプトにとって、観光はスエズ運河の通航料や海外出稼ぎ労働者からの送金と並ぶ主要な外貨収入源。政府系紙によると、2012年には1050万人がエジプトを訪れ、94億米ドル(約9400億円相当)を稼ぎ出し、外貨収入の約2割をしめた。約310万人の雇用も生む。

タクシーやレストラン、露天商など幅広い波及効果がある観光の冷え込みは、貧困層に特に大きな影響を及ぼす。1日2ドル以下で暮らす人々は人口の約4割を占めると言われ、08年には食糧価格の値上がりで主食のパンが不足したことをきっかけに暴動も起きた。観光業の不振で経済が悪化すれば、暫定政権への抗議デモなどが再び激化するおそれがある。



 
 
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エジプト、内相自宅付近で爆発

nikkei.com

2013/9/5 19:46 (2013/9/6 1:29更新)

【カイロ=押野真也】エジプトのカイロ郊外にあるイブラヒム内相の自宅付近で5日、自動車に積まれた爆弾が爆発し、20人以上が負傷した。現地メディアによると内相を狙ったテロ事件の疑いが強いが、内相は無事という。8月14日に治安部隊が軍と暫定政権に反発するデモ隊を強制排除し、900人以上が死亡したことにデモを主導したイスラム勢力は強く反発。治安機関を統括する内相への非難を強めている。(カイロ支局)



 
 
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エジプト:内相狙い爆弾テロ 市民ら22人が負傷

毎日新聞 2013年09月05日 21時07分(最終更新 09月05日 22時07分)

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロで5日朝、出勤途中のイブラヒム内相の車列近くで、爆弾が爆発した。保健省によると、内相の警護要員や市民ら少なくとも22人が負傷した。内相にけがはなかった。

ロイター通信によると、治安当局は犯行グループのうち2人を射殺した。犯行声明は出ていないが、軍事クーデターに反発する勢力による犯行の可能性があり、内相は「新たなテロの波の始まりだ」と市民に警戒を呼びかけた。

内務省によると、爆発は5日午前10時半、カイロ北東部にある内相の自宅近くで起きた。爆弾が遠隔操作で爆発したとみられる。内相は5日記者会見し、「当局はテロに打ち勝つ」と話した。

7月の軍事クーデター後、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団や、モルシ政権を支持していた元テロ組織のイスラム集団などは、軍主導の暫定政権に対する抗議デモを続けているが、「暴力は支持しない」と主張。一方、国際テロ組織アルカイダはエジプトに対する攻撃を示唆していた。

内務省はクーデターで軍と協力。同胞団の座り込み集会の強制排除や、幹部らの逮捕に直接関与しており、同胞団などは内相に対する反発を強めている。



 
 
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エジプト内相の車列へ爆発物…暗殺未遂と断定

【カイロ=久保健一】エジプト国営テレビによると、カイロ北東部ナスルシティーで5日、同国暫定政府のイブラヒム内相が乗った車列の付近で爆発があり、近くにいた住民ら少なくとも21人が負傷した。

内相や随行者は無事だったが、治安当局は内相を狙った「暗殺未遂事件」と断定し、捜査を始めた。

現場は内相の自宅の付近で、同テレビによると、何者かが近くのビルから爆発物を投げ込んだとみられている。

(2013年9月6日12時14分 読売新聞)



 
 
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エジプト:ピラミッドで観光イベント

毎日新聞 2013年09月06日 18時43分(最終更新 09月06日 18時53分)

【カイロ秋山信一】エジプトの観光ガイド連盟が5日、カイロ郊外にあるピラミッドの前で、外国人観光客の呼び込みを図るイベントを開いた。国際NGO「世界旅行ツーリズム協議会」によると、エジプトでは約310万人が観光関連産業に従事し、雇用全体の約13%を占める。観光業者らは軍主導の暫定政権が治安回復を進めていることを訴えた。

イベントには観光相や観光ガイドら約300人が参加。日本語ガイドのヤセル・ムスタファさん(40)は「あと1〜2カ月で治安は落ち着くはずなので、日本人もまた来てほしい」と話した。

エジプトでは2011年の革命後、治安への懸念から観光客が減った。12年以降は回復傾向にあり、今年6月の外国人観光客は前年比約16%増の約99万人と革命前の水準まで戻ったが、7月のクーデター後の混乱で観光客は再び激減した。

ピラミッドも、モルシ前大統領支持派の座り込みの集会が強制排除された後の8月15〜17日の3日間、安全上の理由で閉鎖された。



 
 
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asahi.com 2013年9月7日7時8分

エジプト全土で反政権デモ 治安部隊との衝突で死傷者も

【カイロ=三浦英之】エジプト騒乱で、軍のクーデターで排除されたムルシ前大統領支持派は6日、「革命を守る民衆の金曜」と称する暫定政権への抗議デモをエジプト全土で実施した。地元メディアによると、治安部隊が散弾銃や催涙弾で対抗し、死傷者が出ている模様だ。1日にムルシ氏が「殺人扇動罪」で起訴される一方、5日にはデモ隊の強制排除を命じた内相が何者かに爆弾で襲われ、緊張が続いている。

エジプト第2の都市アレクサンドリアでは数千人が集まっていると見られ、デモは8月中旬の強制排除後、最大規模になりそうな勢いだ。カイロ近郊のギザでは約2千人が集合。「4本の指」が描かれたプラカードを掲げて行進を始めた。強制排除で600人以上が死んだラバアアダウイヤ・モスクの「ラバア」(アラビア語で数字の4)を意味し、亡くなった人々に敬意を表し暫定政権に抗議するシンボルマークになっている。

参加したホテル経営者のモハメドさん(38)は「クーデター後に観光客が来なくなり、生活が維持できない。政治を変えたい」。会社員のエルワンさん(43)は前日の内相の襲撃について「テロは政権側の自作自演。我々は暴力を使わず、平和的方法でクーデター政権を倒す」と訴えた。



 
 
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エジプト各地でモルシ派デモ、2人死亡

【カイロ=溝田拓士】エジプト各地で6日、モルシ前大統領の復職を求めるデモが行われた。

モルシ派は一部の地域で治安部隊や地元住民と衝突し、ロイター通信などによると北部アレクサンドリアとダミエッタで計2人が死亡した。

モルシ派のデモは縮小傾向にあるものの、一部の地方都市では依然として緊迫した状況が続いている。カイロ北東部でも同日、数千人規模のデモが行われた。

(2013年9月7日20時48分 読売新聞)



 
 
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asahi.com 2013年9月9日20時33分

エジプト憲法改正案の起草委員長にムバラク元大統領側近

【カイロ=吉田美智子】エジプトの憲法改正案の起草委員会は8日、元アラブ連盟事務局長のアムル・ムーサ氏を委員長に選んだ。政府系紙アハラム(電子版)などが伝えた。

ムーサ氏はムバラク元大統領の側近として10年間、外相を務め、ムルシ前政権が誕生した昨年5月の大統領選にも立候補した。

起草委員会は宗教界や政界の代表者ら50人で構成。法律の専門家による憲法改正委員会(10人)が先月、マンスール暫定大統領に提出した改正案に基づいて審議する。ムルシ前政権の支持母体「ムスリム同胞団」など、イスラム主義政党の政治参加を禁じることなどが盛り込まれるとみられる。



 
 
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イスラム過激派が犯行声明 エジプト内相暗殺未遂

nikkei.com

2013/9/9 11:31

【カイロ=共同】エジプト北東部シナイ半島で活動するイスラム過激派「エルサレムの支援者」が8日、首都カイロで5日に起きたイブラヒム内相の暗殺未遂事件について犯行を認める声明をインターネットに掲載した。信ぴょう性は不明。

声明は、「イスラム教徒殺害に対する報復」として「殉教作戦」を行ったと述べた。イスラム系のモルシ前大統領支持派を弾圧しているとして、イブラヒム内相のほかシシ国防相が第1の標的だとしている。

エルサレムの支援者はこれまで、イスラエルに対するロケット弾攻撃などで犯行声明を出している。



 
 
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米の指導力低下、中東混迷の一因 英シンクタンク指摘

nikkei.com

2013/9/12 21:43

【ロンドン=上杉素直】英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は12日、世界の外交や軍事、経済情勢についてまとめた2013年版「戦略概観」を発表した。中東でシリア情勢に出口が見えず、エジプトで軍事クーデターが起きた背景に、米国の不干渉主義があると指摘した。財政と金融の双方から景気を刺激する日本の安倍晋三政権の経済政策は「急進的」だと評した。

戦略概観は「政治リーダーや政府、国際機関が必死になって乗り切るような出来事の連続だった」と過去1年間の世界を総括した。国際社会が振り回された様子を「急場しのぎで過ごした年だった」と表現した。

最も強い警告を発したのがシリア情勢。「国際社会のシリア情勢の扱い方は急場しのぎの最たるものだった」と批判。その上で「国際連合が包括的に関与しない中で、その場限りの解決策は一時的な効果しかもたらさない」と悲観した。

シリア内戦による死者が9万3千〜10万人、難民が180万人以上に達するなどの状況をまとめ、問題の深刻さを強調した。米英や欧州連合(EU)が人道支援を重ねているが、周辺のレバノンやトルコなどに難民が流出し、影響が拡散している様子を示した。

エジプトやシリアの混乱に関しては「世界の注目を集めたにもかかわらず、国際社会からの直接の介入を受けなかった。2期目を迎えたオバマ米大統領は1期目よりも他国への介入に慎重だ」と分析した。

さらに「オバマ氏は米国が中東の進む方向を描くことも導くこともできない、とすでに気付いている」と米国の指導力低下に言及。「10年前にイラクに軍事介入した時と比べると、米国の世界での役割は驚くほど変化した」と振り返った。

日本の章のタイトルは「アベの急進主義」。「多くの西欧諸国が金融政策で景気を刺激する一方、財政は緊縮政策をとっている。金融と財政のどちらも景気刺激に使うアベノミクス(安倍政権の経済政策)は、実験でありリスクもある」との見方を示した。

安倍政権は滑り出しで経済政策に注力してきたと指摘し、「まずは良い結果が出ている」と評価。一方で「自民党が政権に返り咲いた意味合い全体はまだはっきりしない」という。

東アジアで南沙諸島や尖閣諸島などの帰属をめぐる争いが相次いだこともまとめた。「アジアの国々は、人も住まない岩礁や島のために戦争に突入するというのか。繰り返し起こる衝突が何度となくそんな疑問を呼んだ」と国際社会に高まった懸念を伝えた。



 
 
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エジプト、非常事態宣言を2カ月延長

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2013/9/13 9:47

【カイロ=共同】中東通信によると、エジプトのマンスール暫定大統領は12日、治安上の理由で非常事態宣言を2カ月延長することを決めた。

首都カイロで5日にはイブラヒム内相の暗殺未遂事件が発生。北東部シナイ半島でも武装勢力の活動が活発化している。

非常事態宣言により、治安部隊は令状なしでのデモ隊逮捕などの措置を取ることができる。欧米諸国からは宣言の解除を求める声が上がっている。

暫定政権は8月14日、全土に1カ月間の非常事態宣言を発令していた。



 
 
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asahi.com 2013年9月13日1時43分

エジプト、「非常事態」を2カ月延長

エジプトのマンスール暫定大統領は12日、「非常事態」を2カ月延長すると発表した。暫定政権は先月14日、ムルシ前大統領支持派の抗議デモに対する治安部隊の強制排除の後、全土に1カ月限定で宣言していた。しかし、その後もムルシ派のデモは継続。支持母体のイスラム組織「ムスリム同胞団」の大量逮捕も続いている。



 
 
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エジプト、金曜礼拝後にデモ 一部で衝突

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2013/9/13 22:47

エジプトのモルシ前大統領の支持者は13日、イスラム教の金曜礼拝の後に首都カイロや北部アレクサンドリアなどで、軍のクーデターや暫定政権に抗議するデモを行った。中東通信などによると、一部地域で軍を支持する住民との衝突が起き、治安部隊が催涙弾などで沈静化を図った。

モルシ氏の出身母体、イスラム組織ムスリム同胞団は治安当局による弾圧で動員力が低下。暫定政権は、平和的な短時間のデモを容認している。

一方、中東通信によると、裁判所は、2011年の革命時に同胞団系のパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスと共謀し自らを含む囚人らの脱獄事件などに関与した疑いで拘束中のモルシ氏について、さらに30日間延長して拘束することを決めた。(カイロ=共同)



 
 
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エジプト:テロの懸念高まる イスラム過激派が襲撃予告

毎日新聞 2013年09月14日 20時25分

【カイロ秋山信一】エジプト軍主導の暫定政権が、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の座り込みの集会を強制排除してから14日で1カ月を迎えた。暫定政権は非常事態令を2カ月間延長し、同胞団の弾圧を続ける構えを見せている。クーデターに抗議する同胞団のデモは一定規模を維持。治安当局との衝突は減少しているが、イブラヒム内相の暗殺未遂事件が起きるなど暫定政権に対するテロの懸念が高まっている。

「イスラム教徒を虐殺した国防省や内務省に報復する」。今月5日の内相暗殺未遂事件で犯行を認める声明を出した東部シナイ半島が拠点のイスラム過激派組織「アンサール・バイト・マクディス(エルサレムの支持者)」は、同胞団を抑圧する治安当局を非難し、さらなる攻撃を予告した。内務省によると、事件では少なくとも22人が負傷。首都中枢で爆弾テロが起きるのは異例で、市民にも衝撃が広がった。

モルシ氏が大統領の座を追われた7月のクーデター以降、シナイ半島では軍や警察への襲撃が連日のように起きているが、最近では首都カイロでも警察施設が襲撃される事件が相次いでいる。

一連の事件への同胞団の関与は明確ではない。内相暗殺未遂事件でも、同胞団幹部は暴力を非難する声明を出した。だが地元紙は、同胞団が「アンサール・バイト・マクディス」に資金提供していると報じた。7月には同胞団幹部が、シナイ半島でのテロ活動への関与を示唆する発言をしており、暫定政権は同胞団がテロ事件に関与しているとみている。

一方、同胞団幹部の一部から「和解に向けた協議を始めるべきだ」との意見も出ているが、モルシ氏の復権を求める姿勢は変わっていない。



 
 
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軍と警察がカイロ郊外の村を急襲、「テロリスト一掃が目的」

AFP BB News

2013年09月19日 18:55 発信地:カイロ/エジプト写真 ブログ

【9月19日 AFP】ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が7月に解任されて以降、武装勢力の取り締まりやイスラム主義者への弾圧を強化しているエジプト軍と警察は19日、首都カイロ郊外のギザ(Giza)のピラミッド近くにあるケルダサ(Kerdassah)村を強襲した。

内務省幹部の会議が午前3時に終わった後に作戦は開始された。AFPの取材に応じた治安関係者によると、作戦の目的は「同村のテロリスト分子の一掃」で、夜明け直後に軍の車両がなだれ込むようにして同村に到着した。「治安部隊とテロリストの間で激しい銃撃戦が交わされた」とし、治安部隊幹部1人が死亡したという

当局はケルダサ村に日中の外出禁止令を出し、指名手配している140人の容疑者を追って、村内の家を1軒ずつ捜索した。作戦実行の様子はテレビで放映され、濃く立ち込める催涙ガスや村内を動き回る軍と警察の車両が映し出された。

エジプト中部の都市デルガ(Delga)でも16日に同様の作戦が実行されていた。

ケルダサ村では8月14日、当局がカイロでのモルシ支持派の座り込みデモ2か所を強制排除した数時間後、警官11人が警察署で遺体となって発見されていた。また同日、同村周辺の警察署数か所が放火された。

約30年続いたホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)元大統領による独裁体制が2011年に倒れて以降、エジプトでは治安問題が拡大しており、さらにモルシ大統領失脚後は、政情不安がいっそう高まっている。(c)AFP



 
 
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エジプト:憲法委審議中落書き 「考え巡らす方法」と釈明

毎日新聞 2013年09月19日 20時00分

【カイロ秋山信一】エジプトの憲法修正案を作成する憲法委員会の男性委員が、審議中に落書きをする様子を捉えた動画がインターネットにアップされ、問題となっている。男性の本職は画家で「私にとって絵を描くことが考えを巡らす方法だ。集中していた証拠だ」と釈明。しかし、軍事クーデターによる政権交代後、憲法を修正するための重要な審議だけに国民の批判も高まっている。

落書きをしていたのは芸術家代表として委員会に参加しているムハンマド・アブラ氏(59)。動画には、審議中に人物像を熱心に描いている様子が映っている。アブラ氏は毎日新聞の取材に「いつも絵を描いているし、今後もやめることはない。動画の撮影者は、審議の内容が退屈だったので私を撮っていたのだろう」と話した。

憲法委員会は、暫定政権から委員枠を割り当てられた政党や宗教団体、職業団体などの代表者50人で構成されており、8月下旬に発足。司法専門家が作成した憲法修正草案を基に、国民投票にかけるための修正案を作成する。

現憲法はイスラム主義者を中心に作成されたが、委員会は現憲法に批判的なリベラル派が多数派を占めており、モルシ前大統領の支持者らは反発している。



 
 
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エジプト大統領選:シシ国防相、出馬求める声高く

毎日新聞 2013年09月19日 20時54分(最終更新 09月19日 23時57分)

【カイロ秋山信一】来年2月ごろに実施されるエジプトの次期大統領選で、軍事クーデターを主導したシシ国防相(58)に対し、立候補を求める署名運動が広がっている。シシ氏は出馬に否定的だが、反政権デモの広がりを受けてクーデターを起こしたのと同様に「国民の声に応える」という形で、立候補する可能性は残る。エジプト情勢の鍵を握る指導者の実像を追った。

18日夕、カイロ市中心部で、シシ氏の写真をプリントした白地のTシャツを着た約100人のデモ隊が「シシを大統領に」と気勢を上げた。メンバーが約100枚の署名用紙を配ると、通行人が殺到。2分で紙はなくなった。9月上旬に署名活動を始めた薬局経営のアディール・ガマルさん(40)は「もう100万人分は超えた。シシ氏は私欲がなく、米国とも戦える強い指導者だ」と話した。

1000年以上の歴史があるカイロ旧市街のガマレイヤ地区。石畳の大通りを曲がると、未舗装の路地にゴミが散乱し、無数のハエが舞っていた。

シシ氏は、この地区の6階建てアパートの最上階で生まれ育った。14人兄弟の次男。父は工芸店主だった。信心深い母の影響で、幼いころから1日5回の礼拝を欠かさず、聖典(コーラン)を暗唱した。運動が好きで、今も自宅の地下駐車場をジムに改装して鍛えているという。

「ライオンのようだ。静かに振る舞い、決断したら素早い」。従弟のファタヒ・シシさん(44)はそう評する。年に数回しか降雨がないカイロが珍しく雷雨に見舞われたとき、近所でシシ氏だけが普段通り学校へ登校していたのが印象的だったという。

高校卒業後、軍士官学校に入った。「規律正しい組織が性に合ったようだ」とファタヒさんは話す。一般の知名度は低かったが、軍関係者によると、勤勉かつ清廉で早くから次世代のリーダーと目されていた。英米への留学も経験し、2012年8月に国防相に就いた。

知人らは「物静かで、友人も多くはない。家族を大切にしている」と口をそろえる。7月に国営テレビでモルシ氏の大統領解任を宣言した後に向かったのも、週1回は会うという母親のもとだった。

だが7月以降、周辺は騒がしくなった。英雄扱いされ、街中でシシ氏のポスターを飾る人が増えた。一方で、モルシ氏の支持者が書いた「シシは裏切り者」という落書きも目立つ。

過去に「中東での統治にはイスラム教を考慮すべきだ」との論文を書いたことから「イスラム主義の傾向」を指摘する研究者もいるが、軍関係者や知人は「政教分離の世俗主義者だ」と断言する。

「政治的な野心はない。今が人生のピーク」。7月下旬、大統領選の話題に触れた知人に、シシ氏はそう打ち明けた。8月の米紙のインタビューでも出馬を否定したが「人々に愛されることが重要だ」と、含みを持たせた。

シシ氏は7月下旬に軍を支持するデモを呼びかけ、数十万人が街に出た。当時デモに参加した大学生のアシュラフ・コドブ(22)は期待を込めてこう言う。「今度はシシが国民の声に応える番だ」



 
 
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20億ドルの支援断り返還 エジプト、カタールに

nikkei.com

2013/9/21 0:19

ロイター通信によると、エジプト暫定政権は19日、危機的な財政状況を改善するためにカタールが提供していた20億ドル(約1989億円)の支援を断り、返還したことを明らかにした。7月のクーデターで誕生した暫定政権は、イスラム系のモルシ前政権を支援していたカタールとの関係が冷却化していた。

ロイターによると、カタールはモルシ前政権に75億ドルという突出した支援を行った。クーデターの後、モルシ政権に批判的だったサウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)は、暫定政権に計120億ドルの支援を表明している。(カイロ=共同)



 
 
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エジプト:甘い関係? シシ国防相のチョコ、富裕層に人気

毎日新聞 2013年09月21日 10時21分(最終更新 09月21日 10時41分)

【カイロ秋山信一】エジプトの軍事クーデターを主導したシシ国防相(58)をデザインしたチョコレートが富裕層に人気を集めている。軍と富裕層は共にムバラク政権時代からの既得権益を持っており、チョコの人気は両者の蜜月ぶりを表しているようだ。

考案したのはカイロで洋菓子店「カカオ」を経営するバヒラ・ガラルさん(51)。食用インキを使用して、デジタル写真の画像をチョコレートにプリントする製法を2年前に導入。クーデター後の今年8月からシシ氏のチョコを売り始めた。

デザインは10種類以上あり、1日計200個以上が売れる1番人気の商品だという。ベルギー産のチョコレートを使用した1個5〜15エジプトポンド(約72〜216円)の高級品で、主な顧客は富裕層。モルシ前大統領の支持基盤だった貧困層には手が届きにくい。

ガラルさんは「政治のことは分からないけど、父も軍将校だったので、シシ氏には親しみを感じている」と話している。



 
 
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同胞団の活動禁じる判決 エジプトのカイロ裁判所支部

nikkei.com

2013/9/23 23:58

【カイロ=押野真也】エジプトのカイロ裁判所支部は23日、イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の一切の活動を禁じる判決を下した。暫定政権は反政権デモを主導した同胞団を解散させる可能性に言及しており、今回の判決はこうした流れを加速させそうだ。ただ、今回の判決は下級裁判所によるもので、同胞団は判決に従わない可能性が高い。



 
 
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エジプト:ムスリム同胞団に「活動禁止」判決

毎日新聞 2013年09月23日 23時31分(最終更新 09月23日 23時41分)

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロの裁判所は23日、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の非政府組織(NGO)としての登録を取り消し、資産を没収するよう国に命じた。国は控訴せず、判決が確定する公算が大きい。ただ、暫定政権は既に同胞団を厳しく弾圧しており、判決は象徴的な意味合いが強い。

同胞団に批判的な左派政党が国を相手取り、同胞団の活動を禁止するよう訴えていた。詳しい判決理由は明らかにされていないが、原告側は「組織の実態が不透明で、暴力行為によって社会に脅威を与えた」などと主張していた。同胞団の弁護士は、毎日新聞の取材に「クーデター政権に正統性はなく、今回の判決に意味はない」と述べ、NGO登録の抹消などが実行された場合、裁判所に対して、不服申し立てを行う考えを示した。

同胞団は1928年の創設以来、貧困世帯の支援や無償の医療提供など福祉活動を通じて、社会に根を張ってきた。54年にナセル元大統領の暗殺を謀ったとして非合法化され、歴代政権に何度も弾圧されたが、政治活動を表向きは放棄することで、慈善団体としての活動は黙認されてきた。だが今回の判決によって慈善活動も禁止されるとみられ、国内での組織の存続は極めて難しくなった。



 
 
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asahi.com 2013年09月24日08時34分

ムスリム同胞団に活動禁止の判決 カイロの裁判所

【カイロ=吉田美智子】7月に軍によるクーデターが起きたエジプトで、左派政党がムルシ前大統領の支持母体「ムスリム同胞団」の解散を求めていた訴訟をめぐり、カイロの裁判所は23日、同胞団のすべての活動を禁止し、資産を凍結する判決を下した。国営中東通信などが伝えた。

判決を受け、暫定政権が同胞団の解散命令を出すかどうかなどが今後の焦点となる。同胞団側は今回の司法判断を受け入れず、控訴するものとみられる。

判決は同胞団について、「市民を抑圧して生活環境を悪化させ、国家の治安を乱し、政治的利益のために宗教を利用した」などと断じて、すべての活動を禁じた。また、同胞団から金銭的な支援を受ける団体の活動も禁止。凍結した資産については政権が設置する委員会が管理するとした。

一方、現地の憲法学者は「同胞団は私的な団体であり、法律に基づいて設立されたものではない。活動禁止の法的根拠がない」と話している。

エジプトでは7月3日のクーデターでムルシ前大統領が追放され、直後から同胞団など前大統領支持派が全土で抗議デモを展開。8月中旬、軍と治安部隊はカイロ郊外のモスク前広場などでデモ隊を強制排除し、計1000人以上の死者が出ている。



 
 
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ムスリム同胞団の解散命じる判決…エジプト

【カイロ=久保健一】エジプトの行政裁判所は23日、同国最大のイスラム主義組織「ムスリム同胞団」とその系列政党「自由公正党」の「あらゆる活動を禁止」し、解散を命じる判決を言い渡した。

同胞団は、エジプト軍により7月に解任されたモルシ前大統領の出身母体。判決にモルシ氏支持者は強く反発しており、カイロ中心部の裁判所前では、判決の直後から多数の支持者が集結して、警官隊に投石するなど衝突が起きた。

判決は、今年4月、同胞団の非合法化を求めて左派政党の関係者が起こした訴えに対する司法判断だ。判決は、同胞団が保有する建物や預金などの資産を没収するよう命じた。政府系紙アル・アハラムによると判決は、非合法化の理由として「モルシ政権時代、同胞団が国民の人権を抑圧した」と指摘した。

(2013年9月24日01時26分 読売新聞)



 
 
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ムスリム同胞団に活動禁止と資産凍結命令 エジプト

cnn.co.jp

2013.09.24 Tue posted at 12:18 JST

(CNN) エジプトの裁判所は23日、軍によって解任されたムルシ前大統領の出身母体、ムスリム同胞団に対し、活動の禁止と資産凍結を命じた。国営ニュースサイトが伝えた。

これに先立ち同国の社会連帯省は、非政府組織が政治団体として活動することや武装組織を結成することを禁じた法律にムスリム同胞団が違反していると非難していた。

ムスリム同胞団は傘下に「自由公正党」を持つ。現政権は、同胞団が暴力をあおっていると主張している。

今回の命令について米国務省のサキ報道官は、情報を収集中だとしたうえで、「今後のエジプトの政治と経済を成功に導くためには、エジプトの全国民の権利を保障する透明かつ包括的な政治プロセスと、民政への復帰が不可欠だ」と強調した。

22日に米ニューヨークで会談した米国務省のケリー長官とエジプトのファハミ外相も、この問題について話し合ったという。

エジプトではムルシ氏が解任された7月以来、ムスリム同胞団に対する締め付けが強化されてきた。8月には軍が抗議の座り込みを続けていたムルシ氏支持派の強制排除に乗り出し、市民や治安要員も含む数百人が死亡。最近ではムスリム同胞団の幹部が相次いで逮捕されている。



 
 
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岸田外相、エジプト情勢で懸念…外相会談で

【ニューヨーク=今井隆】岸田外相は24日午前(日本時間25日未明)、エジプト暫定政府のファハミ外相とニューヨークの国連本部で会談した。

岸田氏は、エジプトの行政裁判所が同国最大のイスラム主義組織「ムスリム同胞団」の活動を禁じたことについて、「今後の国民和解、社会安定化の観点から心配している」と述べた。ファハミ氏は「エジプトは現在、暴力・テロ行為や、政治勢力の二極化という事態に直面していることを理解してほしい」と述べるにとどめた。

(2013年9月25日11時43分 読売新聞)



 
 
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ムスリム同胞団の活動禁止判決に懸念表明 外相、エジプトに

nikkei.com

2013/9/25 11:19

【ニューヨーク=中山真】国連総会出席のため訪米中の岸田文雄外相は24日午前(日本時間25日未明)、国連本部内でエジプトのファハミ外相と会談し、同国でイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の活動を禁ずる判決が出たことに懸念を表明した。同時に、混乱が続いているエジプト国内での事態の早期収拾を促した。

岸田外相は「治安確保の重要性は理解するが、暴力の回避と最大限の自制など人権に関わる問題にも適切な対応を期待する」と要請。そのうえでムスリム同胞団の活動禁止判決について「今後の国民和解、社会安定化の観点から心配している」と伝えた。

一方、ファハミ外相は「ロードマップに沿って新憲法の制定、議会選挙、大統領選挙を実施していく」と明言した。治安状態については「暴力、テロ行為や政治勢力の二極化の事態に直面している事情を理解してほしい」と説明した。

両外相はシリアの化学兵器問題やイスラエルとパレスチナの中東和平交渉の現状などについても意見交換した。



 
 
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エジプト外相「来春までに政権移行完了」 国連で演説

cnn.co.jp

2013.09.29 Sun posted at 12:46 JST

(CNN) エジプト暫定政府のファハミ外相が28日、国連総会で演説し、来年春までに新政権への移行を完了するとの見通しを改めて示した。

ファハミ外相は、同国が「すでに正義と自由、民主主義という統治原理の確立に成功した」と強調。当初の構想に沿って議会選、大統領選を実施し、春までに新政権を発足させると述べた。

エジプトではムバラク政権崩壊後の選挙で選ばれたムルシ前大統領が7月に追放され、軍主導の暫定政府が発足した。前大統領の出身母体、ムスリム同胞団の支持者を中心とするデモ隊と治安部隊の衝突が激化し、裁判所が同胞団に活動禁止を言い渡すなど、不安定な情勢が続いている。

暫定政権による同胞団排除の動きが懸念されるなか、ファハミ外相は「暴力やテロ、扇動活動の放棄を約束する国民は全員、政治プロセスに参加することができる」と強調。女性の権利拡大や若年層への支援にも力を入れると表明した。

国連本部の近くではこの日、ムルシ前大統領派のグループと暫定政府を支持するグループがそれぞれプラカードなどを掲げてデモを展開した。



 
 
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エジプト外相「来春に新政権発足」 国連総会で演説

nikkei.com

2013/9/29 20:44

【ニューヨーク=共同】エジプトのファハミ外相は28日、国連総会の一般討論演説をし、クーデターを起こした軍が主導する暫定政権による政権移行について、大統領選などを経て来春には完了し、新政権が発足するとの見通しを強調した。

ベブラウィ首相は8月、政権移行は「8カ月以内」と表明しており、ファハミ氏はそれをあらためて確認した形だ。移行作業は順調に進んでいると語った。

また、中東地域の非核化を目指す国際会議を遅くとも来春までに開催できるよう関係国が努力すべきだとの考えを示した。会議は昨年開く予定だったがイスラエルが参加を拒み、開催のめどが立っていない。

一般討論演説が行われたニューヨークの国連本部周辺にはこの日、エジプト系の市民ら数百人が結集し、エジプト国旗を掲げたり、軍歌を斉唱したりして暫定政権支持を表明。一方、モルシ前大統領の支持派も集まり、政権は正統性を欠いているなどと批判した。



 
 
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エジプト外相:来春までに新政権発足 国連演説

毎日新聞 2013年09月29日 20時28分

【ニューヨーク草野和彦】エジプト暫定政権のファハミ外相は28日、国連総会の一般討論で演説した。外相は、来春までの新政権発足を確約する一方、そのためには「治安を維持し、我々の取り組みを妨害する試みに立ち向かうことが最優先となる」と指摘。モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団のデモに対しては、今後も断固とした措置を取る姿勢を改めて示した。

外相は、7月のクーデター後に発表された政治プロセスの行程表が順調に進んでいることを強調。「議会選挙、大統領選を経て、来春までには、(新政権への)移行は完了する」と語った。

ロイター通信によると、国連本部前で暫定政権を支持する在米エジプト人らのグループと、モルシ前大統領の支持グループがそれぞれデモを行い、騒然とした雰囲気となった。



 
 
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asahi.com 2013年10月2日9時13分

デモで被害の収蔵品、修復し公開 エジプト考古学博物館

【カイロ=平賀拓哉】2011年の民主化運動「アラブの春」で、反ムバラク政権デモの混乱に紛れ、盗まれたり傷つけられたりしたカイロのエジプト考古学博物館の収蔵品について、エジプト考古省は29点を回収・修復し、同館で特別展を始めた。

もりをうち込むツタンカーメン王の像や同王の墓から見つかった扇、供物を捧げるアメンホテプ4世(別名アクエンアテン)の立像などが、修復されて展示された。

同省によると、ムバラク元大統領の退陣を求める反政権デモが激化した11年1月28日、複数のグループが博物館の天井の窓から侵入。収蔵品のうち50点余りがなくなった。その後博物館付近で見つかるなどした収蔵品が修復された。

特別展が始まった9月30日に博物館を訪れて記者会見したムハンマド・イブラヒム考古相は「取り戻した収蔵品は博物館の中でも最も重要なものだった」と語り、修復に携わった関係者に感謝を述べた。



 
 
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エジプト暫定政権、経済再建に着手 政変3カ月

nikkei.com

2013/10/3 23:36

【カイロ=押野真也】エジプト軍のクーデターから、3日で3カ月が経過した。軍主導の暫定政権は、モルシ前大統領を支持していたイスラム勢力への弾圧を強めつつ、政府批判の高まりを防ぐため経済再建を急いでいる。ただ、軍主導の政変に批判的だった米欧との溝は深まった。暫定政権はペルシャ湾岸諸国の経済支援に依存を強めており、民主化の行方を懸念する声も出ている。

「補助金は本来必要がない富裕層にも適用されて、社会の公平性を欠いている」。暫定政権のガラル財務相は、補助金改革に強い意欲を示した。

暫定政権が打ち出した補助金改革は、ガソリンなど燃料分野を優先。2014年にも国民にICカードを配布し、燃料の購買履歴を管理して総需要の抑制を目指す。

燃料分野の補助金は年1300億エジプト・ポンド(約1兆8千億円)に上り、財政赤字の主因だ。財政赤字は国内総生産(GDP)比で14%まで拡大、政府目標の10%以下に抑えるため、補助金改革は欠かせない。

暫定政権は歳出抑制を図りつつ、景気刺激策の実施を決めた。インフラ投資に加え、経営不振の製造業企業を支援する方針。最低賃金の引き上げも検討する。

エジプトではクーデターの後、治安悪化などでで観光業収入や海外からの直接投資が大幅に減少した。民間部門の経済活動が低迷しているため、経済の底上げを目指す。

ただ、その財源はサウジアラビアなどペルシャ湾岸諸国からの援助に頼る。一時枯渇しかけた外貨準備は8月末に189億ドルまで回復。必要最低限とされる150億ドル以上の水準を確保して一息ついた。

とはいえ、軍主導の政変を批判した米欧とは距離を置いたままだ。軍トップのシシ国防相は「米国がエジプトに背を向けたことを(エジプト)国民は忘れない」と米国を強く非難。民主化の進展を条件にして、米欧が主導した国際通貨基金(IMF)との融資交渉も事実上中断した。

暫定政権は、来年春までに民政に移管する計画を掲げている。エジプトが予定通り民主化路線に復帰できるかどうかは、2年半前の「アラブの春」で長期政権が崩壊した後に思うような国家再建が進まないチュニジアやリビアなどの情勢にも影響を与えるのは必至だ。



 
 
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エジプト:ラムセス2世の石像発掘

毎日新聞 2013年10月04日 13時23分(最終更新 10月04日 13時31分)

【カイロ共同】エジプトのアリ考古相は3日、首都カイロの北東約85キロのテルバスタで、古代エジプトの王ラムセス2世の石像が発掘されたと発表した。紀元前13世紀に王位に就いたラムセス2世の新王国時代第19王朝の時期につくられたとみられる。

石像は花こう岩製で、高さ195センチ、幅160センチ。背面に古代エジプトの文字でラムセス2世の名前が刻まれていた。エジプトとドイツの発掘チームが発見したという。

ラムセス2世は古代エジプトで最も力を持った王とされ、アブシンベル神殿などの巨大建造物を建築。各地に自分自身の石像を残し、これまでにも多数見つかっている。(共同)



 
 
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モルシ派、エジプト全土でデモ 衝突で4人死亡

nikkei.com

2013/10/5 11:48

【カイロ=共同】エジプトのモルシ前大統領の支持者らは4日、首都カイロなど全土でイスラム教の金曜集団礼拝後に、クーデターを起こした軍に抗議するデモを行い、軍支持者や治安部隊と衝突、地元紙アルアハラムによると4人が死亡、数十人が負傷した。

中東の衛星テレビによると、治安部隊は催涙弾を発射し、カイロ中心部のタハリール広場に向かっていたモルシ派数千人の鎮圧を図った。軍がデモ隊に向け実弾を撃ったとの情報もある。

6日は第4次中東戦争(1973年)開戦から40年に当たり、モルシ派はこの日に合わせてタハリール広場での大規模デモを計画。治安部隊が厳戒態勢を敷き、緊張が高まっていた。



 
 
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asahi.com 2013年10月5日12時49分

エジプト全土で抗議デモ 4人死亡、45人負傷

【カイロ=平賀拓哉】エジプト軍のクーデターで解任されたムルシ前大統領の支持派は4日、エジプト各地で抗議デモを実施し、治安部隊や軍支持派と衝突した。国営中東通信によると4人が死亡、45人が負傷した。ムルシ氏支持派は6日にも大規模デモを計画しており、激しい衝突に発展する恐れがある。

衛星放送アルジャジーラなどによると、カイロ中心部のタハリール広場付近で、数百人のムルシ氏支持派のデモ隊が広場に進入しようとして軍支持派と衝突。この際、治安部隊は実弾や催涙弾を発射して進入を阻止したという。

このほか、カイロ郊外のギザやエジプト第2の都市アレクサンドリアでも両派が衝突した。

10月6日は、1973年の第4次中東戦争が開戦した日にあたり、エジプトでは「戦勝記念日」として国民の休日となっている。ムルシ氏支持派はこの日のデモへの参加を呼びかけている。



 
 
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エジプト各地で衝突 4人死亡、40人負傷

cnn.co.jp

2013.10.05 Sat posted at 13:32 JST

(CNN) ここ数週間比較的平静を保っていたエジプトの首都カイロで4日、ムルシ前大統領の支持者と治安部隊、地元住民の間で衝突が発生し、国営メディアによると、4人が死亡、40人が負傷した。カイロ以外の都市でもムルシ派と反ムルシ派の衝突が発生しているという。

国営メディアによると、カイロ西部ザトゥーンでは3人が死亡し、23人が負傷。カイロ中心部マニアルでは1人が死亡、17人が負傷したという。

衝突は、ムルシ派がカイロ市内で行進をしている最中に起きた。7月にムルシ氏が大統領を解任され、拘束されて以来、ムルシ派はほぼ毎週金曜日にデモを行っている。国営メディアによると、今回ムルシ派は、タハリール広場や大統領宮殿に到達できなかったという。

カイロ市内では同日、反ムルシ派の政治家が刺される事件が起きたが、ムルシ派のデモとの関連は明らかにされていない。

エジプト国営ナイルテレビは、現在拘束されているムスリム同胞団のメンバー170人について、さらなる取り調べのため拘束期間が15日間延長されると報じた。ムスリム同胞団はムルシ前大統領の出身母体のイスラム組織で、拘束された者の中には元知事も含まれている。

7月以降ムルシ派関係者の拘束が続いているが、今後どのような罪状で訴追されるか明らかになっていない。



 
 
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モルシ派デモ、治安部隊と衝突…4人以上死亡か

【カイロ=溝田拓士】エジプトの首都カイロなどで4日、モルシ前大統領を解任した軍に対する抗議デモが行われ、一部でデモ隊が治安部隊と衝突し、政府系紙アル・アハラムによると、少なくとも4人が死亡した。

モルシ派は各地でデモを行うように呼びかけており、再び緊張が高まっている。

イスラム教の金曜礼拝後の4日午後、カイロの複数の場所で数百人規模のデモが行われ、タハリール広場付近ではモルシ派と反モルシ派が投石するなどして小競り合いとなった。同紙などによると、同広場ではモルシ派と衝突した治安部隊が催涙弾を発射した。カイロ北東ではデモが数千人規模に達したとの情報もある。

このほか、モルシ派と治安部隊の衝突は北部アレクサンドリアなどでも起きた。

(2013年10月5日11時08分 読売新聞)



 
 
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エジプト:モルシ派デモ、住民ら衝突…4人死亡

毎日新聞 2013年10月05日 12時00分(最終更新 10月05日 13時24分)

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロで4日、軍主導の暫定政権に反対するモルシ前大統領支持派のデモ隊と治安部隊などが衝突し、政府系紙アルアハラム(電子版)によると、少なくとも4人が死亡、40人が負傷した。第4次中東戦争(1973年)の開戦日にあたる6日には、モルシ派、軍支持派、中立派の3グループがカイロ中心部でデモを計画しており、大規模な衝突が起きる可能性がある。

アルアハラムによると、カイロ中心部では4日、モルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団などのデモ隊がタハリール広場に向けてデモ行進を行った。広場は反モルシ派のデモの本拠地であり、周辺住民らが投石などでデモ隊の進入を防ごうとしたため、衝突に発展。治安部隊が催涙ガスなどでデモ隊を攻撃し、1人が死亡した。一方、カイロ西部ゼイトンでもモルシ派のデモ隊と地元住民が衝突し、3人が死亡した。

広場周辺では、暫定政権を支持する憲法党のスポークスマンが車から引きずり出され、モルシ派のデモ隊に刺される事件も起きた。スポークスマンは命に別条はないという。

7月のクーデター以降、暫定政権は同胞団を弾圧しているが、休日の金曜日を中心に数千人規模の反政権デモは続いている。

6日はイスラエルからのシナイ半島奪還につながった第4次中東戦争での軍の功績をたたえる祝日にあたり、軍支持派は広場でデモを行う。一方、同胞団も再度、広場に向けたデモを計画。また同胞団、軍の双方と距離を置く若者グループも、広場で集会を行う予定で、混乱が起きる可能性もある。



 
 
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asahi.com 2013年10月7日10時30分

エジプトの抗議デモ、51人死亡 治安部隊などと衝突

【カイロ=平賀拓哉】エジプト各地で6日、軍のクーデターで排除されたムルシ前大統領の支持派が抗議デモを行い、治安部隊や軍支持派と衝突した。エジプト国営中東通信によると、51人が死亡、約270人が負傷した。強制排除があった8月中旬以降では、最大規模の衝突に発展した。

AFP通信によると、カイロ中心部のタハリール広場付近で、広場に入ろうとするムルシ支持派のデモ隊に対して治安部隊が実弾や催涙弾を発射。同通信は、警察当局がカイロで423人を拘束したと伝えた。

この日は1973年の第4次中東戦争の開戦から40年にあたった。カイロで軍支持派の市民が「戦勝記念日」を祝う一方、対抗するムルシ派も各地でデモへの参加を呼びかけていた。



 
 
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エジプトで治安部隊とデモ隊衝突 51人死亡、268人負傷

cnn.co.jp

2013.10.07 Mon posted at 09:35 JST

カイロ(CNN) エジプトの首都カイロ市内や国内各地で6日、ムルシ前大統領の支持母体だったムスリム同胞団のデモ隊と治安部隊が衝突し、保健省によると51人が死亡、268人が負傷した。

カイロでは同日午後、ムスリム同胞団のメンバー数千人が市中心部のタハリール広場を目指し、ナイル川に沿ってデモ行進した。これを阻止しようとする軍や警察は、催涙弾を使ったり警棒で殴るなどして参加者を拘束し、デモを解散させた。参加者はナイル川を泳ぐなどして脱出した。

一方、タハリール広場ではエジプト軍の記念日を祝う行事が行われ、集まった人たちがダンスや花火を楽しむなどして祝賀ムードに包まれた。

保健省によると、この日の衝突ではカイロやギザなど国内各地で死傷者が出た。内務省は同日、暴動に関与したとして423人を拘束したことを明らかにした。

これに対してムスリム同胞団傘下の自由公正党は、「平和的な抗議活動に対する暴力や殺人などの犯罪」が行われたと抗議している。同胞団は9月の裁判所命令によって活動が禁止され、資産が凍結されていた。

今回のデモ隊排除は、軍を後ろ盾とする暫定政権が手段を選ばずムスリム同胞団を解散させようとする姿勢を改めて浮き彫りにした。



 
 
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エジプトで衝突、50人以上死亡 デモ隊と治安部隊

nikkei.com

2013/10/7 10:30

【パリ=押野真也】エジプトで6日、7月のクーデターで解職されたモルシ前大統領を支持するイスラム勢力と治安部隊が衝突し、地元メディアによると全土で50人以上が死亡した。治安部隊は催涙弾のほか、実弾も使用してデモを鎮圧したとみられ、イスラム勢力への弾圧を強めている。

エジプトでは同日は、1973年の第4次中東戦争でエジプト軍がイスラエル軍に対して打撃を与えた記念日にあたり、祝日だった。軍によるクーデターで大統領職を追放されたモルシ氏を支持するイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」は同日にデモを呼び掛け、カイロでは数千人がデモに参加した。

デモ隊の一部は治安部隊と衝突。軍を支持する勢力とも小競り合いが起き、負傷者の数は合計で200人以上に上ったもようだ。軍が主導する暫定政権はイスラム勢力に対し、「(軍に反対するデモ参加者は)外国の工作員と見なす」と警告。同勢力への弾圧を強める姿勢を改めて示した。

エジプトでは7月3日に軍がクーデターを起こしてモルシ氏を大統領職から追放。8月中旬には治安部隊が同胞団を支持するデモ隊を強制排除して900人以上が死亡した。最近は軍が同胞団への弾圧を強化して大規模デモを抑えていた。今回のデモを機に、軍による同胞団への弾圧がこれまで以上に強まる可能性もありそうだ。



 
 
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エジプト衝突拡大、死者51人…軍は実弾使用か

【カイロ=久保健一】エジプトのモルシ前大統領支持派と、軍・暫定政府を支持する勢力との衝突は6日夜(日本時間7日未明)になって拡大し、政府系紙アル・アハラムによると、全土での死者は51人、負傷者は268人にのぼった。

デモや衝突でこれだけ多数の死者が出たのは、前大統領解任に抗議するモルシ派の座り込みが治安部隊によって排除された8月中旬以来。現在進行中の新憲法制定作業など、本格政府樹立に向けた今後の政治プロセスに影響が出る可能性もある。

首都カイロでは、市内各地から中心部タハリール広場に向かおうとしたモルシ派のデモ隊が、軍・暫定政府派と衝突した。デモ鎮圧のため、治安部隊が実弾を使用したとの情報もある。

(2013年10月7日12時11分 読売新聞)



 
 
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エジプト、モルシ派423人逮捕…53人死亡

【カイロ=溝田拓士】エジプト内務省は6日深夜、首都カイロなどで同日に起きた治安当局とモルシ前大統領派との衝突で計423人を逮捕したと発表した。

強硬姿勢を貫く当局に対し、モルシ派はデモを継続する方針で、今後も衝突が繰り返される可能性もある。

同国では6日が軍関連の記念日で休日となり、カイロなど各地でモルシ前大統領の支持者が抗議デモに参加。前大統領の解任に抗議し、治安当局や軍支持派と衝突した。国営中東通信によると、これまでに計53人が死亡した。逮捕者の大部分はモルシ派のデモ参加者で、モルシ派は「不公平だ」と猛反発している。

シシ国防相は同日の演説で、「(モルシ派は)治安を乱している」と述べ、モルシ派に対する弾圧を改めて正当化した。一方、モルシ派は7日の声明で「我々のデモは誰も止められない」と主張し、支持者にデモ継続を呼びかけた。

(2013年10月7日20時17分 読売新聞)



 
 
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エジプト:各地で衝突…51人死亡

毎日新聞 2013年10月07日 10時30分(最終更新 10月07日 10時48分)

【カイロ秋山信一】エジプト各地で6日、軍事クーデターで失脚したモルシ前大統領の支持者らが軍に抗議するデモを行った。国営中東通信によると、治安部隊や反モルシ派との衝突で少なくとも51人が死亡、200人以上が負傷した。9月以降では最大規模の衝突となった。軍主導の暫定政権は、モルシ氏の出身母体イスラム組織ムスリム同胞団の弾圧を続けており、6日も一部のデモを妨害するなど改めて強硬姿勢を示した。

6日は、第4次中東戦争(1973年)の開戦から40周年の記念日だった。同胞団などは「反軍政」を掲げて、各地で数千人規模のデモを展開。首都カイロでは、軍出身のムバラク元大統領を辞任させた2011年の革命の舞台であるタハリール広場を目指した。だが広場は、反モルシ派が一貫して集会の拠点としてきたこともあり、治安部隊は催涙ガス弾などで阻止。反モルシ派との衝突も散発し、カイロなど少なくとも4県で51人が死亡した。

政府系紙アルアハラム(電子版)などによると、治安当局は同胞団支持者ら少なくとも約300人を逮捕。またタハリール広場近くなど複数の場所で、爆発物を発見した。

同胞団系の自由公正党は声明を発表し、「暴力の責任は、シシ国防相と(治安部隊を管轄する)イブラヒム内相にある」と暫定政権の対応を非難した。同胞団の穏健派には暫定政権との対話を模索する動きもあるが、強硬派はデモなどで抗議する方針を変えておらず、対立が終息する見通しはない。

一方、タハリール広場には6日、軍を支持する市民数千人が集まり、クーデターを主導したシシ国防相のポスターや国旗を掲げて、軍への支持を表した。広場につながる主要道路付近には、軍や治安部隊の装甲車数十台が展開し、車両の通行を規制した。金属探知ゲートも設けられ、広場への入場者は厳重な身元検査を受けた。

エジプトでは、東部シナイ半島を奪還する契機となった第4次中東戦争が重視されており、市民らは開戦日を毎年祝っている。



 
 
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世界道ものがたり:ムイッズ通り エジプト・カイロ

毎日新聞 2013年10月07日 東京夕刊

◇千年の街、革命に揺れ

アーチ形の城門をくぐり、左、そして右に折れると、石畳の一本道が延びていた。イスラム礼拝所(モスク)に付設された尖塔(せんとう)(ミナレット)が両側にいくつもそびえているのが見える。「千のミナレットの街」とも呼ばれるエジプトの首都カイロ。その南東部、イスラム地区にあるムイッズ通りは、ファーティマ朝(909〜1171年)の都が置かれた10世紀以降、中心地として繁栄してきた。

「エジプトだけでなく、世界で最も豊かな遺跡が残る道と言っていい」。エジプト科学技術大学の考古学の権威、アブデルハリム・エルディン教授(70)は誇らしげに語る。北端のフトゥーフ門から南端のズベーラ門まで約1・5キロ。10世紀後半にファーティマ朝の第4代カリフ、ムイッズが整備を命じたのが起源だ。

エルディン教授によると、ムイッズは目抜き通りを静かで清潔な状態に保つよう命じた。道路は石で舗装し、動物の出入りを禁止した。火事に備えて、通り沿いの商店には水を入れたタンクの設置が義務づけられていたという。

マムルーク朝、オスマントルコ帝国、大英帝国と支配者の移ろいとともに、建物は新改築されたが、道はそのまま残った。イスラム地区一帯の建物群は1979年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。

だが、エルディン教授は「歴史的な価値は十分に理解されていなかった」と指摘する。政府も建物の所有者も長年モスクやイスラム神学校の修復を行わず、壁の模様や天井の装飾は失われていった。「清潔」を旨とした理念は薄れ、舗装ははがれ、路上に放置されたごみの悪臭が漂った。92年にはカイロを大地震が襲い、建造物に被害が出た。

政府が動いたのは99年。総額2億6000万エジプトポンド(約37億円)で修復事業に乗り出した。新しい石畳が敷かれ、現代風にモスクをライトアップした。景観を保つため、工芸品店や土産物店、カフェ以外は禁止となり、立ち退いた店には政府が代替地を用意した。

カイロ大学で考古学を学んでいたアフメド・アブドルアジズさん(31)は2004年、通りの南部にあるアシュラフ・バルスバイ・モスクの修復作業に参加した。足場を上って、高さ約15メートルの天井と向き合う。ブラシで丁寧に払っていくと、青っぽいアラベスク(唐草模様)がくっきりと姿を現した。薄茶一色に見えていた壁も、修復によって赤と白の石が交互に重ねられていたことが判明した。「歴史の美を再現できたのが誇らしい」と語る。

修復作業は10年までに完了した。政府は一般車両の通行を禁止し、閑静な観光地として再生された。

ところが翌11年、ムバラク独裁政権を崩壊させた革命の波が、ムイッズ通りにも押し寄せた。車両を規制していた警察官は姿を消し、ライトアップ用の光源も盗まれた。モスクの前でさえ路上駐車が常態化し、露天商は勝手に店を出し始めた。「街全体が博物館だったのに、いつしか駐車場に変わっていた」。考古省の担当者はそう嘆く。7月のクーデターの影響もあり、政府の保全事業は止まったままだ。

遺産を守ろうとする政府と、日常の営みを続けようとする人々。千年の時を越えてきた道は今、分岐点でしばし立ち止まっている。【秋山信一】

◇モスクをライトアップ

ムイッズ通りには、モスクやイスラム神学校(マドラサ)、共用井戸(サビール)など、33の歴史的建造物が残っている。毎日午後7時ごろからモスクの一部はライトアップされる。外国人観光客には100エジプトポンド(約1400円)で遺跡の共通入場券が販売されている。モスクに付設された病院には現在も使われているものがある。

イスラム地区には1200以上の商店が集まっており、貴金属や工芸品、綿製品、香水などを扱う。周辺にはイスラム教スンニ派の最高学府アズハル大学や、エジプトの近代化に貢献したムハンマド・アリーの名前を冠したモスク、ハーン・ハリーリ市場などがある。



 
 
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asahi.com 2013年10月08日00時59分

エジプト、デモ弾圧強化 治安部隊と衝突、54人死亡

【カイロ=川上泰徳】エジプトの首都カイロなどで6日、軍・治安部隊とムルシ前大統領支持派のデモ隊が衝突し、死者は54人に上った。政治的な解決がないまま流血の事態が繰り返されている。

6日にあったムルシ派の抗議デモは、40周年を迎える1973年10月の第4次中東戦争の開戦時の「勝利」の祝日を狙って動員された。治安部隊側は軍に対する挑戦ととらえ、厳しい対応をとったと見られる。

クーデターでムルシ前大統領が排除された後に樹立された暫定政府では、軍総司令官のシーシ国防相が副首相を兼務。最高憲法裁判所のマンスール長官が暫定大統領に任命されたが、シーシ氏が実質的に権力を握る体制となっている。

暫定政府はムルシ氏の出身組織ムスリム同胞団の幹部ら数千人を逮捕し、政府系テレビなどを通じて「同胞団はテロ組織」などと宣伝。同胞団の慈善運動などにも圧力を加えている。欧米は軍・暫定政府と同胞団の政治的な合意作りを模索したが失敗。8月14日の大規模衝突では600人以上が死亡している。

9月には治安部隊はデモ隊に実弾を使用してこなかったが、今回はデモ制圧のため催涙ガスだけでなく実弾を使ったとみられ、被害が広がったようだ。

一方、9月ごろからは反ムルシ政権の若者グループやリーダーの中にも軍や警察の手法を批判し、反軍・反同胞団の「第3の道」を探る動きも出始めている。

■治安当局施設への攻撃相次ぐ

【カイロ=平賀拓哉】デモ隊と治安部隊の大規模な衝突から一夜明けた7日、エジプト各地で治安当局施設などを標的にした攻撃が相次いだ。

AFP通信によると、シナイ半島南部にある治安当局本部前で自動車爆弾が爆発し、3人が死亡、約50人が負傷した。またロイター通信によると、エジプト北部のイスマイリア近郊で検問所のエジプト軍兵士が武装集団に銃撃され、6人が死亡した。さらにカイロ市内の国有の衛星地上局にロケット弾が撃ち込まれ、2人が負傷した。



 
 
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米政府、対エジプト軍事支援を全面打ち切りへ

cnn.co.jp

2013.10.09 Wed posted at 10:11 JST

ワシントン(CNN) 混迷が続くエジプト情勢を受け、米政府は同国への軍事支援を全面的に打ち切る方針を決めた。米当局者が8日、匿名を条件に語った。

エジプトでは今年7月にムルシ前大統領が追放された後、軍主導の暫定政権と前大統領を支持するイスラム勢力との間で激しい衝突が続いている。これに対してオバマ米政権は8月、同国に対する軍事支援の一部を保留する措置を取っていた。米国から同国へのF16戦闘機の供与なども遅れが目立っている。

全面打ち切りが決まったことについて同当局者は、暫定政権による抗議デモへの暴力で先週末も数十人が死亡するなど複数の要因が蓄積した結果だと述べた。支援は数日中に正式に打ち切られる見通しだが、エジプト側にはまだ通知していないという。



 
 
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ムルシ前大統領の公判、来月4日に開始 エジプト

cnn.co.jp

2013.10.09 Wed posted at 19:45 JST

(CNN) エジプト国営中東通信(MENA)は9日までに、昨年12月に大統領府前で起きた衝突に関連して殺人扇動の罪で起訴されていたムルシ前大統領の公判が来月4日に開始されると報じた。同公判には、ムルシ前大統領の支持母体であるムスリム同胞団のメンバー14人も出廷する見通し。

ムルシ前大統領は7月に軍による事実上のクーデターによって権力の座を追われていた。9月には裁判所がムスリム同胞団に対し、活動禁止と資産の凍結を命じていた。

こうした政情不安を受け、米政府はエジプトに対する軍事支援の一部停止を行うとみられている。



 
 
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エジプト軍事支援の一部停止へ、数日中に発表 米政府

cnn.co.jp

2013.10.09 Wed posted at 17:31 JST

(CNN) 混迷が続くエジプト情勢を受け、米ホワイトハウスは8日、エジプト支援に関する発表を数日中に行うと明らかにした。複数の米当局者によると、軍事支援を一部停止する方針だという。

国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官も同日、声明で「大統領が国連総会で明らかにしたように、支援関係は今後も続く」と述べた。

米政府高官によると、シナイ半島の治安維持に要する費用など軍事支援の一部は継続する。また民主的な政権運営を支援する非軍事的支援も維持するという。

エジプト側が民主的な政権運営に向けた動きを見せれば、停止した支援を再開する可能性もあるという。

CNNは当初、匿名の米当局者の話として、米政権が同国への軍事支援を打ち切る方針だと報じ、一部の支援継続については言及していなかった。

エジプトでは今年7月にムルシ前大統領が追放された後、軍主導の暫定政権と前大統領を支持するイスラム勢力との間で激しい衝突が続いている。これに対してオバマ米政権は8月、同国に対する軍事支援の一部を保留する措置を取っていた。



 
 
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エジプト:ムスリム同胞団のNGO登録取り消し

毎日新聞 2013年10月09日 19時54分

【カイロ秋山信一】エジプト保険・社会問題省は9日、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の非政府組織(NGO)としての登録を取り消したと発表した。

7月のクーデター以降、軍主導の暫定政権の弾圧で貧困者支援などの活動が困難になっており、今回の手続きは象徴的な意味合いが強い。組織は存続しており、暫定政権への抗議デモは今後も続けるとみられる。裁判所は9月、同胞団のNGO登録を取り消すよう政府に命じる判決を出しており、政府は控訴しなかった。

一方、英スカイニュースによると、反モルシ派のデモ隊への暴行を扇動した罪で起訴されたモルシ氏の初公判が11月4日に行われることが決まった。モルシ氏はクーデター後、軍に拘束されており、公の場には姿を現していない。



 
 
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米政府、エジプト軍事支援を大幅縮小 

cnn.co.jp

2013.10.10 Thu posted at 11:51 JST

ワシントン(CNN) 米政府は9日、エジプト軍によるイスラム組織「ムスリム同胞団」の弾圧などを理由に、同国に対する軍事援助を大幅に縮小すると正式発表した。

エジプトへの援助を巡っては、同国初の民主選挙で選ばれたムルシ前大統領を軍が7月に排除したことを受け、米政府内で数カ月にわたって対応を協議していた。

国務省のサキ報道官は、「オバマ大統領の指示を受けて検討した結果、エジプト政府との関係は維持しながら援助を見直すことが、我々の利益に最もかなうと判断した」との談話を発表した。

ただし依然として、ムルシ前大統領が排除された政変を「クーデター」と位置付けるには至っていない。

声明では、米国とエジプトはまだ「長年のパートナー関係を保っており、多くの利益を共有している」とした。

具体的にはエジプトに対する2億6000万ドル(約253億円)の資金援助を停止するとともに、F16戦闘機やM1A1戦車部品、対艦ミサイル、ヘリコプターといった大型の軍事援助は停止する。一部は国民のための援助に振り向けるという。

この決定についてはヘーゲル国防長官がエジプトのシシ国防相に電話で伝えた。軍事演習や訓練については、長期的な関係の証しとして今後も継続すると説明したという。

また、医療や教育、民間セクターの開発といった分野の援助も継続するほか、シナイ半島やエジプトとパレスチナのガザ地区との境界警備、対テロ関連の資金援助なども継続する。



 
 
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米、エジプト軍事支援を一部停止…クーデターで

【ワシントン=山口香子】米政府は9日、エジプトで今年7月に事実上のクーデターが起きたことを受け、対エジプト軍事支援のうち、2億6000万ドル(約252億円)の資金援助と、F16戦闘機など大型兵器の供与を停止すると発表した。

選挙を経て正式な政府が発足するなど、民主的体制への移行で進展があるまで、措置を続けるとしている。

米国務省などによると、F16戦闘機のほか、M1A1戦車や、対艦ミサイル、アパッチ攻撃ヘリコプターの供与が停止される。一方で、テロ対策や軍事訓練、イスラエルとの国境を含むシナイ半島の安全保障対策などへの支援は継続する。また、教育など民生部門への支援も続ける。

オバマ大統領は、7月にモルシ前大統領が政変で拘束されたことなどを受け、エジプトへの年間13億ドル規模に上る軍事支援の見直しを指示していた。

(2013年10月10日12時34分 読売新聞)



 
 
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エジプト前大統領、11月に初公判

nikkei.com

2013/10/10 0:11

エジプトの裁判所は9日、デモ隊同士の衝突で殺人を扇動した罪で訴追されたモルシ前大統領の初公判を11月4日に開くことを決めた。国営テレビが報じた。

7月のクーデター以来、複数の嫌疑で拘束中の前大統領の裁判期日が決定したのは初めて。検察当局は、大統領宮殿周辺で昨年12月に起きたモルシ派と反対派との衝突で、前大統領が殺人を扇動したとしている。

前大統領にはほかに、2011年のエジプト革命時に、自らを含む囚人らの脱獄や警察施設襲撃事件に関与した嫌疑が掛けられている。(カイロ=共同)



 
 
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エジプト国防相、大統領選出馬に含み

nikkei.com

2013/10/10 9:49

【カイロ=共同】9日付のエジプト紙アルマスリ・アルヨウムによると、同国で7月のクーデターを主導したシシ国防相はインタビューで、来年前半に予定される次期大統領選への出馬について「神が望むようになる」と述べ、可能性に含みを残した。

シシ氏は、国民多数の求めに応じてイスラム系のモルシ前大統領排除を実行したとして人気が高く、出馬すれば当選確実との見方が多い。8月の米紙とのインタビューでは「権力は目指していない」とより慎重な発言をしていた。



 
 
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米、エジプト軍事支援を大幅縮小 文民政権樹立促す

nikkei.com

2013/10/10 10:21

【ワシントン=吉野直也】米政府は9日、エジプトへの軍事支援を大幅に減らすと発表した。軍主導の暫定政権によるイスラム勢力の抗議鎮圧で多くの死傷者が出ているため、暫定政権をけん制し文民政権への移行を促す狙いがある。凍結の対象は戦闘機や戦車など兵器の供与が中心で、文民政権樹立の進展を確認するまで再開しない方針だ。

ヘーゲル米国防長官は9日、エジプトのシシ国防相と40分間電話協議し、軍事支援の大幅縮小を伝えて文民政権樹立に努力するよう求めた。エジプトは今年7月のクーデターで解職されたモルシ前大統領を支持するイスラム勢力の抗議が激化。暫定政権側との衝突により、今月6日にもエジプト全土で50人超が死亡。米政府は軍事支援の大幅削減が急務と判断した。

米政府が供与を凍結する兵器は、F16戦闘機や攻撃ヘリコプター、戦車、対艦ミサイルなど。ただ、イスラエル国境地帯を含むシナイ半島の治安やテロ対策、軍事訓練、老朽化した兵器の部品交換などは継続し、民政分野の援助も続ける。

米政府のエジプトへの支援額は年間約1500億円で、軍事関連が大半を占める。ヘリコプターの供与を停止するだけでも500億円に達する見込み。今回の措置により軍事支援のほとんどが凍結される計算になる。

米国の対外援助法は軍事政権への支援を禁じており、エジプトのクーデターを軍によるものと認定すれば、支援は打ち切らなければならない。米政府高官は9日、今回の軍事支援の大幅削減がクーデター認定と関連するかどうかについて「クーデターと結論を出したわけではなく、結論を出すつもりもない」と語った。



 
 
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エジプト、米国離れ加速も 軍事支援縮小で

nikkei.com

2013/10/10 23:30

【カイロ=押野真也】米政府がエジプトへの軍事支援を大幅に削減する方針を決めたことで、エジプトの米離れが加速する可能性がある。7月に起きたエジプト軍による政変以降、両国関係は冷え込んでおり、サウジアラビアなど湾岸諸国が影響力を強めている。エジプトが親米路線を修正すれば、中東情勢を大きく左右しかねない。

米国による支援凍結の対象となるのはF16戦闘機や攻撃ヘリコプター、戦車、対艦ミサイルなど兵器が中心。米政府高官は9日、「文民政権樹立への進展が確認できるまで、支援は再開しない」と述べ、軍事支援の大幅削減は文民政権樹立を促す狙いを強調した。

これに対し、エジプト外務省のアブドルアーティ報道官は10日、現地ラジオに対して「(米国の)決定は間違っている」と述べた上で、「エジプトは米国の圧力に屈しない」と強く反発した。

7月にモルシ前大統領が解職された際、米政府は軍による「クーデター」とは認めず、支援継続を決めた。ところが暫定政権とモルシ氏を支持するイスラム勢力との対立が激化。米政府は混乱を放置した場合、財政問題など難題が山積するオバマ政権への非難につながる危険性も考慮した。

米国に対し、エジプト軍と暫定政権はいら立ちを強め、湾岸産油国に接近している。マンスール暫定大統領は7日にサウジアラビアを訪問し、同国のアブドラ国王はエジプトに対して経済援助の継続を約束した。

8月には暫定政権のガラル財務相が「いくつかの国が支援をやめてもそれ以上のお金をほかから得ることができる」と発言。仮に米国が援助を全額停止しても国家運営に大きな影響はないとの見方を示している。

エジプトは親米国家として米国の同盟国であるイスラエルと平和条約を結び、中東情勢の安定に寄与してきた。軍や暫定政権はイスラエルとの平和条約を維持する姿勢を示しているが、今後、エジプトがさらに米国離れを加速させれば地域の安定を損なう懸念もある。



 
 
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エジプト:米 F16戦闘機など軍事支援停止 資金援助も

毎日新聞 2013年10月10日 10時22分

【ワシントン及川正也】米政府は9日、政治的混迷が続くエジプトへの軍事支援を広範囲に停止すると発表した。戦闘機、戦車など大型装備供与や、2億6000万ドル(約253億円)の資金援助も停止する。人道・民生支援は継続する方針だが、衝突が続き民主政府樹立への道筋が描けない現状に懸念を強めている表れといえる。

オバマ政権当局者によると、供与を停止するのは、F16戦闘機、M1A1エイブラムス戦車、ハープーン対艦ミサイル、アパッチ攻撃ヘリコプター。ヘーゲル国防長官が9日、エジプト国防省に伝えた。「確固たる民政移行に関する進展」が見られるまで凍結する。ただ、テロ対策やシナイ半島の治安維持のための支援は続ける。

一方、教育や健康、民主化などの分野や民生支援は継続する。サキ国務省報道官は声明で「法の支配、基本的人権、自由で競争のある経済を土台とし、選挙で民主的に選ばれた文民政府」への早期移行に期待を示した。

エジプトでは7月に軍事クーデターでモルシ前大統領が失脚し、軍主導の暫定政権が発足。これを受けてオバマ大統領がエジプトへの支援見直しを指示していた。エジプト各地ではなお治安部隊と前大統領派との衝突が頻発しており、民主化推進を暫定政権に迫るため大規模な支援停止に踏み切る判断をしたとみられる。米国は1987年から毎年13億ドル(約1300億円)規模の軍事援助を供与している。



 
 
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エジプト:反米感情さらに…軍事支援一部停止で

毎日新聞 2013年10月10日 19時28分

【カイロ秋山信一】米国が9日に対エジプト軍事支援の一部停止を発表したが、エジプト軍が重視するテロ対策やシナイ半島での治安維持のための援助は継続される見通しで、影響は限定的だとみられる。ただ軍主導の暫定政権の支持者らは、米国がモルシ前政権を擁護していると疑っており、今回の決定で反米感情がさらに高まるのは必至だ。

エジプトは1979年、長年敵対してきたイスラエルとアラブ諸国で初めて平和条約を締結。見返りとして、82年以降、親イスラエルの米国から軍事援助を受けている。援助額は87年以降、年額13億ドル(約1300億円)。政府系紙アルアハラムによると、13予算年度の軍の正規予算は約310億エジプトポンド(約45億ドル)で、米の援助は軍の予算総額の約25%を占めている。

軍は兵士の給料や設備維持に正規予算を充て、米国の援助で兵器の新規購入の大半を賄ってきた。今回の援助停止によって兵器の新規購入に支障が出る可能性が高い。

ただ暫定政権は来春までに人民議会(国会)選挙と大統領選挙を実施し、新政府を発足させる計画で、援助停止は一時的な措置との見方も強い。地元シンクタンク・アハラム政治戦略研究所のモハメド・サイード氏は「軍と米国は互いに必要とする関係で、援助はいずれ再開されるだろう」と指摘する。



 
 
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エジプト:同胞団強制排除から2カ月 治安、安定せず

毎日新聞 2013年10月13日 12時00分(最終更新 10月13日 16時25分)

【カイロ秋山信一】エジプト軍主導の暫定政権が、モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の座り込みの集会を強制排除してから14日で2カ月になる。同胞団のデモは続いており、今月6日には治安部隊や反モルシ派との衝突で57人が死亡した。暫定政権は同胞団幹部の大半を既に拘束しているが、デモが終息する気配はない。一方で、テロの懸念は各地で高まっており、治安は安定しないままだ。

「軍政を倒せ、シシ(国防相)は殺人者だ」。今月11日、同胞団の座り込み集会の拠点だったカイロ北東部のラバ・アダウィーヤ・モスクから約1キロ離れた路上で、同胞団の支持者ら約8000人がデモを行った。6日の衝突を受けて、9月以降では最大規模に膨らんだ。子連れで参加した大学教員、ラフィーフ・ムハンマドさん(26)は「抑圧されればされるほど、デモは盛り上がる。クーデター政権を倒すまで抗議を続ける」と話した。

政府系紙アルアハラムによると、モスクに近づこうとしたデモ隊に治安部隊が発砲し、デモ隊の1人が死亡した。11日はクーデターから100日目にあたることもあり、デモは第2の都市アレクサンドリアなど各地で発生。治安部隊や軍支持派との衝突で16人が負傷した。

暫定政権と同胞団の間で対話が始まる見通しはない。11月に新憲法案を巡る国民投票、年内にも人民議会(国会)選挙が行われる予定だが、クーデターに抗議する同胞団は投票に参加しない公算が大きい。大統領選を経て、来春に次期政権が発足しても、同胞団との対立が続く可能性は高まっている。

一方、テロは各地で相次いでいる。7日にはカイロ南部にある衛星放送局に携行式ロケット弾が撃ち込まれた。「フルガン(聖典の別名)旅団」を名乗るグループがインターネット上で犯行声明を発表。「メディアが流すうそからイスラム教を守るために攻撃した。不信心者は我々の存在を心すべきだ」と述べ、さらなる攻撃を示唆した。同胞団との関連は不明だが、同じ日にスエズ運河近くの都市イスマイリアやリゾート地が多いシナイ半島南部で、警察や治安機関の施設が攻撃され、計9人が死亡した。

7月のクーデター以降、シナイ半島北部では、軍の掃討作戦に反発するイスラム過激派による政府施設への攻撃が頻発していた。9月に入るとカイロでイブラヒム内相の暗殺未遂事件が起きるなど、テロは各地に拡大。6日にはカイロの地下鉄で爆発物を所持した男らが逮捕されるなど、市民に危険が及ぶ恐れも高まっている。

地元シンクタンク・アハラム政治戦略研究所のサイード・オケーシャ氏は「同胞団の一部が選挙に参加するかもしれないが、公式にはボイコットする可能性が高い。選挙がテロで妨害される懸念もある」と指摘している。



 
 
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エジプト:ムバラク元大統領 革命「米が裏で糸を引いた」

毎日新聞 2013年10月13日 12時03分(最終更新 10月13日 16時32分)

【カイロ秋山信一】2011年のエジプト革命でデモ隊の殺害に関与した罪に問われ、公判中のムバラク元大統領(85)が担当医と交わした会話の内容が、地元メディアで報じられた。ムバラク氏は、革命について「米国が裏で糸を引いていた」と主張。次男ガマル氏への世襲の意図を疑われたことが革命の一因となったが、「息子に譲るつもりはなかった」と否定した。

エジプト紙ヨウム7は、ムバラク氏が8月まで拘束されていたトラ刑務所の担当医との会話記録を入手し、録音の一部を公開した。同紙によると、米国が05年、軍事支援の年額2億ドル(約200億円)増額と引き換えに米軍基地の設置を認めるよう要求してきたが、ムバラク氏は「国土は貴重だ。国民投票にかけずに勝手に判断する権利はない」と断った。ムバラク氏は医師に「革命は(要求を断られた)米国の手によるものだと感じている」と話した。

ムバラク氏は、今年7月のクーデターを主導したシシ国防相について「ずる賢いが、国民に人気がある」と論評。モルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団による抗議行動などで混乱が続く現状については「(治安を統括していた側近の)アドリ元内相を釈放すれば、3日で収まる」と述べた。アドリ氏は革命前、強権的な治安対策で国民の反感を買っていた。

地元メディアによると、ムバラク氏の弁護士は、本人の同意なしに発言が報道されたとして刑事告訴した。

カイロ大学のアフメド・アベドラボ准教授(政治学)は「革命は陰謀だったと言い、強権的な治安掌握が今も可能だと考えるなど、ムバラク氏の率直な本音がうかがえる。反省しておらず、現状認識も不足している」と批判した。

ムバラク氏は1審で終身刑の判決を受けたが、上訴審で裁判のやり直しが決まり、公判が続いている。判決前に当局が拘束できる期限を過ぎたため、8月に保釈された。現在はカイロ郊外の軍病院に滞在している。



 
 
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車爆弾事件で拘束の米国人が獄中死、自殺か エジプト

cnn.co.jp

2013.10.14 Mon posted at 09:27 JST

(CNN) エジプト当局によると、同国北部のスエズ運河沿いの都市イスマイリアの警察署で13日、車爆弾事件に関与した疑いで拘束されていた米国人男性が死亡した。

男性は署内のトイレで、靴ひもとベルトを使って首をつっているのが見つかった。当局は自殺の可能性があるとみて調べている。

男性は8月27日、シナイ半島北部の警察署前で車に仕掛けた爆弾が爆発した事件で拘束された。コンピューター一台と、複数の重要施設の地図を持っていたという。この日に拘束期間を30日延長されたばかりだった。

エジプト内務省によれば、米副領事が面会に訪れ、処遇に問題がないことを確認していた。首都カイロの米大使館も、拘束中の男性と「定期的に連絡を取っていた」としている。



 
 
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慈善の肉、届かぬ祭日 エジプト、同胞団抑圧の影

asahi.com

2013年10月16日05時00分

イスラム教の大祭である犠牲祭が15日に始まった。神に感謝し牛や羊の肉を食べる祭りだが、エジプトでは例年、肉を買えない貧しい人々にイスラム政治組織「ムスリム同胞団」系の慈善組織が肉を配布してきた。今年は7月に起きた軍のクーデター後、抗議デモを続ける同胞団の活動に締めつけが強まり、肉の配布も停止または縮小されている。

カイロのブラクダクルール地区で、同胞団メンバーのムハンマドさん(42)は6年前の犠牲祭から仲間と牛を共同購入し、貧しい人々に配布している。参加する仲間は年々増え、昨年は約350家庭に1キロずつ肉を配ったが、今年は共同購入を中止した。

軍のクーデターで同胞団出身のムルシ前大統領が解任され、その後、同胞団員の大量逮捕が続く。「今年は警察ににらまれている。目立つことはできない」と中止の理由を語る。

暫定政府の社会問題省は10月初めに同胞団が提出した非政府組織の届け出を無効とする措置をとった。民衆とつながる慈善運動にも圧力をかける構えで、旧ムバラク政権下の状況に事実上、逆戻りした。

ピラミッドに近いギザの貧困地域タルベイヤ地区で同胞団メンバー、アッザ・ガルフさん(47)は慈善活動に30年間携わってきた。主宰するイスラム家族支援協会は例年1500家族に肉を配るが、今年は犠牲祭を前に玄関が鎖で閉められていた。ガルフさんの知人は「クーデター後、警察の脅しを受けて、協会を閉めざるをえなくなった」と語った。(カイロ=川上泰徳)



 
 
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エジプト、結婚式で銃撃3人死亡 コプト教会近く

47NEWS

【カイロ共同】ロイター通信によると、エジプトの首都カイロ郊外で20日夜、キリスト教の一派コプト教の教会の外で結婚式の招待客らが銃撃され、8歳の子どもを含む3人が死亡した。死亡したのがコプト教徒かどうかは不明。

バイクに乗り覆面をした武装組織が、結婚式を終え教会から出てきた参列者に向かって手当たり次第に発砲。教会の聖職者はロイター通信に、負傷も多数いたと話した。

エジプトでは人口の約1割がコプト教徒。

2013/10/21 11:22 【共同通信】



 
 
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結婚式会場で銃乱射、少女ら4人死亡…エジプト

【カイロ=溝田拓士】エジプト政府系紙アル・アハラムなどによると、カイロ西部ギザにあるキリスト教の一派コプト教徒地区で20日夜、結婚式会場に押し入った武装集団が銃を乱射し、8歳の少女を含む4人が死亡し、18人が負傷した。

武装集団はバイクに乗ったまま、教会前にいた結婚式の参列客に向かって銃弾十数発を発砲した。武装集団の正体や動機などは不明だが、コプト教徒に反感を持つイスラム教徒の犯行の可能性がある。

(2013年10月21日20時25分 読売新聞)



 
 
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混乱エジプト、文化財危機 日本支援の博物館建設に暗雲

asahi.com

2013年10月22日10時32分

【カイロ=平賀拓哉】エジプトの政治的混乱が、古代文化遺産を生かした観光産業や文化財の保存・修復作業に影を落としている。今年7月のクーデターの後は、治安の悪化が深刻だ。日本の援助で進んできたカイロの新博物館の建設は資金難に陥り、略奪事件が起きたために閉鎖されたままの国立博物館もある。

カイロ近郊のギザで、エジプトを代表する観光名所の3大ピラミッドが並ぶわきに、十数基のクレーンがそびえ立つ。騒乱の絶えないカイロ中心部・タハリール広場近くのエジプト考古学博物館に代わる施設として、建設が進められている「大エジプト博物館」だ。敷地は約47万平方メートル。考古学博物館からツタンカーメン王の黄金のマスクなど主要な文化財を引き継ぎ、約10万点を収蔵する計画だ。

2003年5月にエジプトを訪問した小泉純一郎元首相が、エジプト側の要請を受けて建設事業に協力を表明。総事業費約700億円の約半分を日本の円借款でまかない、残りはエジプト側が負担することで昨年着工した。

だがここに来て、エジプト暫定政権側の資金難が表面化した。

建設事業関係者によると、先月下旬、暫定政権側の事業責任者が施工側企業らとの会議で、「努力はしているが、このままでは厳しい」と資金不足を認めた。15年夏ごろとされていた完成予定は大幅に遅れる見通しのうえ、エジプト側はコストを下げる設計変更を要求しているという。

施工に携わる外資系企業の社員は「このまま工事を進めてよいのか、みな疑問に思っているが、誰も言い出せない」と明かした。

建設中の大エジプト博物館に隣接する「保存修復センター」では、日本の援助で収蔵品の修復や運搬の技術指導が行われてきた。だが、今年8月に軍や治安当局がムルシ前大統領支持派のデモ隊を制圧して600人以上が死亡するなど治安の悪化が深刻になり、運営に影響を受けている。

国際協力機構(JICA)のプロジェクトで同センターに常駐していた日本人スタッフ2人は、治安悪化を受けて一時帰国。日本の専門家による同センターの職員向けの研修は来年1月までの4回分が延期された。その結果、収蔵品の修復作業も遅れている。

カイロから約300キロ南にあるマラウイ国立博物館では、8月半ばに治安悪化に乗じた襲撃事件が起きた。収蔵品1089点のうち、約1050点が奪われた。考古省は今月21日までに685点を発見・回収したが、残りの収蔵品の行方はわかっていない。

同博物館は古代エジプトの銅製の神像やパピルスに書かれた文書、金貨といった収蔵品があったが、約4割を失った。回収した収蔵品の修復も終わらず、事件後は閉鎖されたままだ。考古省によると、所管する42の博物館のうち16施設を治安上の理由などで閉鎖しているという。

考古省は事件後、エジプト考古学博物館に装甲車を配置するなど、文化施設の警備を強化している。

■援助国、暫定政権の姿勢注視

エジプト側はもともと、博物館や遺跡の入場料収入、スポンサー企業の募集などで、新博物館の建設費や収蔵品の保存・修復の費用をまかなう計画だった。

エジプト観光ではカイロのほか、地中海岸の第2の都市アレクサンドリア、「王家の谷」などがある南部ルクソールが人気だ。日本人を含む約60人が死亡した1997年のルクソール観光客襲撃事件など、90年代にはイスラム過激派が外国人観光客を狙う事件が相次ぎ、観光客数が減ったが、2000年代は順調に伸びていた。

だが、ムバラク政権が倒れた2011年2月のエジプト革命以降、国情が安定せず観光は低迷。今年は軍主導のクーデターが起き、その後発足した暫定政権への抗議デモが続く。

入場料など考古省の収入は2009会計年度(09年7月〜10年6月)には約12億7300万ポンド(約182億円)だったが、12会計年度には約4億8200万ポンド(約69億円)にまで落ち込んだ。今年度はさらに減る見通しだ。

暫定政権の頼りは、外国からの援助だ。ムハンマド・イブラヒム考古相は日本側に観光収入の激減から追加融資を打診していることを認めたうえで、「エジプトがここまで破滅的な状況になるとは、全く予測していなかった」と語る。大エジプト博物館の建設については「5千人がこのプロジェクトで働いており、重要なのは中止しないことだ」と指摘。「日本からの追加融資が頼りだ」と期待を示した。

だが、抗議デモの武力制圧を続ける暫定政権に対し、友好国からも人権状況を考慮して距離を置く動きが出ている。米国は今月9日、2億5千万ドル(約245億円)の軍事援助の凍結を表明。日本も民主化のプロセスを慎重に見守りながら、追加融資への検討を続けている。

■考古相「日本からの追加融資が頼り」

エジプトのムハンマド・イブラヒム考古相が朝日新聞の単独取材に応じた。発言の要旨は以下の通り。

    ◇

エジプトがここまで破滅的な状況になるとは、全く予測していなかった。大エジプト博物館のプロジェクトでは5千人が働いており、重要なのは中止しないことだ。日本側には5、6カ月ぐらい前に追加融資を打診した。いま国際協力機構(JICA)と話し合っており、日本側が「青信号」を出してくれたら、正式に依頼する。日本からの追加融資が頼りだ。このプロジェクトを中止させたくない。この博物館は、両国の協力を記すモニュメントのようなものだ。今後300年間の来館者が、両国の協力で建てられたことを記憶するだろう。



 
 
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ムルシ派に催涙弾、37人死亡 警察官を起訴 エジプト

asahi.com

2013年10月24日00時33分

【カイロ=平井良和】エジプトの検察当局は22日、拘束したムルシ前大統領派支持者らを移送する車内に催涙ガス弾を撃ち込み37人を窒息死させたとして、警察官4人を起訴した。政府系紙アハラムが伝えた。900人以上の死者が出た暫定政権とムルシ派の一連の衝突で、当局側の責任が問われる初めてのケースとなる。

同紙などによると、カイロ郊外の刑務所近くで8月18日、車で移送中だったムルシ氏の出身母体ムスリム同胞団の団員らに対し、警察官が催涙ガス弾を発射した。警察側は「団員が脱走を計画したため」と主張したが、検察は「脱走はなかった」と結論づけた。起訴された4人には、警察署の副署長も含まれている。

7月のクーデター以降、暫定政権は抗議デモ隊に発砲するなど強権的な対応をとり、人権団体などから批判が出ていた。



 
 
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エルバラダイ氏への「裏切り」告発を却下 エジプト

asahi.com

2013年10月26日23時27分

【カイロ=平井良和】エジプトの暫定副大統領を辞任した国際原子力機関(IAEA)前事務局長のエルバラダイ氏が、「国に対する裏切りだ」として刑事告発された事件で、カイロの裁判所は26日、「十分な根拠がない」として訴えを却下した。ロイター通信が報じた。

エルバラダイ氏は、7月にクーデターでムルシ前政権を倒した暫定政府に加わったが、8月に政府がムルシ支持派のデモの強制排除に踏み切ったことに抗議して辞任。カイロの大学教授が「デモの排除が『過剰な武力行使だ』という誤った印象を国際社会に与えた」と主張し、同氏を刑事告発していた。



 
 
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エジプト:TV辛口トーク 暫定政権にも批判・皮肉口撃

毎日新聞 2013年10月27日 19時21分(最終更新 10月27日 19時25分)

【カイロ秋山信一】エジプトのモルシ前大統領の風刺で有名になった人気テレビ司会者、バセミ・ユセフ氏のトーク番組が25日、7月の軍事クーデター後初めて放映された。エジプトメディアの報道が軍主導の暫定政権寄りに偏る中、コメントが注目されたが、ユセフ氏は「愛国主義の名の下に、ファシズムがはびこるのもまっぴらだ」と暫定政権を批判した。

番組は約4カ月ぶりに再開した。ユセフ氏は25日の放送で、暫定政権の名目上のトップであるマンスール暫定大統領について、「彼はいつも無表情だ。皆が(暫定政権発足を主導した)シシ国防相についてばかり話すからだ」とからかった。さらにシシ国防相が英雄視され、写真を表面に印刷したチョコレートが話題になっていることに触れて、「人気が出すぎて、チョコにまでされてしまった」と皮肉った。

一方で、モルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団などイスラム勢力についても「私を異教徒扱いした連中は支持できない」と述べ、中立的な立場で今後も風刺を続けていく姿勢を示した。

ユセフ氏は本業は心臓外科医。権力者の風刺で人気を集め、2012年11月から週1回のトーク番組の司会を務めている。モルシ氏の名誉を損ねたとして、今年3月に一時的に検察当局に拘束された。



 
 
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エジプト、人気の風刺TV番組復活 暫定政権皮肉る

nikkei.com

2013/10/28 10:42

【カイロ=共同】エジプトのモルシ前大統領の風刺で人気を博したテレビ司会者バーセム・ユセフ氏のコメディー番組がこのほど、7月のクーデター後初めて放送された。地元メディアの大半が軍主導の暫定政権支持の報道に染まる中、暫定政権を皮肉り、視聴者を楽しませた。

これに対し、暫定政権を支持する一部市民が反発し、AP通信によると「軍を侮辱した」として検察当局に告発した。

ユセフ氏は3月、モルシ氏とイスラム教を侮辱した疑いで取り調べを受けた。その後も番組は続いたが、政情不安のためクーデター前に中断された経緯がある。

初回の今月25日の放送では、ユセフ氏はクーデターを主導したシシ国防相の顔が描かれたチョコレートが好評であることを受け、「(暫定大統領の)マンスール氏のチョコはないのかな」と影の薄さを強調。シシ氏を描いたケーキを勧められると、「食べるなんてできないよ。だって怖いんだ」と笑いを誘った。

ユセフ氏はモルシ氏や出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団も批判したが、「(モルシ政権下で)宗教の名の下に広がったファシズムが、(暫定政権下の)愛国主義の名の下に変わっただけだ」と、暫定政権への風刺を続ける姿勢を示した。



 
 
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[FT]エジプト、独裁体制へ傾斜する危険(社説)

nikkei.com

2013/10/31 14:00

(2013年10月31日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

エジプトのシシ国防相は4カ月前にクーデターを決行した。モルシ政権は崩壊し、イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」の指導者は投獄された。エジプト暫定政権が反逆者を弾圧し、軍事政権国家を樹立しようとしているなんらかの兆しをほぼ毎日見聞きする。

エジプト当局は30日、逃亡中のムスリム同胞団幹部、エリアン氏を逮捕した。今週初めには、テレビ司会者バーセム・ユセフ氏が番組でシシ国防相を皮肉ったことに対し、国益を損ねた疑いで検察当局が捜査を命じた。

また、エジプトの独裁支配への傾斜を浮き彫りにする法案が最終調整に入っている。ある法案は一切の抗議運動を禁止するため警察に全権委任するものだ。別の法案は人権擁護の非営利組織がライフラインである海外からの資金提供を受けられないようにする。

■ナショナリズムの波に乗るシシ国防相

「ボナパルティズム」だと呼ぶ人もいる独裁体制へのシフトを推し進めるうえで、シシ国防相はほとんど障害に直面していない。政府内の一部のリベラル派はなお自らの意見を表明しようとしており、暫定政権は2011年の革命でムバラク政権を崩壊させた末にようやく手に入れた利益を台無しにしていると主張する。だが、7月のクーデター後、同胞団への国民の反発や、国防相を善意の指導者と描く大々的なメディア・キャンペーンもあり、ナショナリズムの波がエジプトを席巻した。同氏はその波に乗っている。

エジプトの苦難をどんなに分析しても同胞団の潔白を完全に証明することはできない。同胞団はモルシ前大統領の下で、エジプト憲法裁判所の権限を弱めるなど数々の過ちを犯した。その過ちが、モルシ氏の退陣を求める大規模なデモを夏に引き起こした。

しかし、シシ国防相が現在の人気が独裁支配を続けていく基礎となると考えているとすれば、大きな誤りだ。同氏はムバラク政権を崩壊させた11年1月の革命がエジプト社会の大部分、特に若者の意識を変えたことを忘れてはならない。多くのエジプト国民は大規模な政変の後、安定を強く求めている。しかし国防相は今追放されている者の政治プロセスへの復帰を、徐々に許さなければならない。さもなければ、エジプトのイスラム主義者がさらに過激化し、破滅的な派閥抗争時代の新たな幕開けとなる恐れがある。



 
 
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エジプト:最高学府・アズハル大で学生デモ暴徒化

毎日新聞 2013年10月31日 11時01分(最終更新 10月31日 12時55分)

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロにあるイスラム教スンニ派の最高学府で1000年以上の歴史があるアズハル大学で30日、軍主導の暫定政権に抗議する学生のデモ隊が暴徒化し、事務局の物品などを壊した。大学側の要請で治安部隊が介入し、催涙ガス弾などでデモを鎮圧した。来月4日にモルシ前大統領の初公判が予定されており、治安当局は抗議活動の活発化に警戒を強めている。

学生らによると、30日朝に始まった7月の軍事クーデターに抗議するデモに、他大学の学生や高校生らが合流。デモ隊は1000人以上に拡大した。学生らの一部は暴徒化し、ガラス窓やコンピューターなどを壊すなど校舎内を荒らした。

治安部隊が校舎内に入ると、学生らは投石などで応戦。銃撃があったとの情報もある。負傷者は確認されていない。治安部隊はデモ鎮圧後、学内への出入りを規制し、帰宅する教師や学生に対して荷物検査を行った。

同大やカイロ大などで、暫定政権に抗議する数百人規模のデモが連日続いている。学生らによると、29日にアズハル大の学生ら数人が治安当局に拘束されたため、30日のデモが拡大したという。デモ中も講義を受けていたという大学2年のアフマド・アラアタルさん(21)は「デモ隊には暴徒が交じっている。明日も講義があるが、今後もデモは続くだろう」と不安げだった。

アズハル大はイスラム世界最古の高等教育機関の一つ。モルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団に親和的な教師や学生も多数在籍している。



 
 
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資金提供の疑い、同胞団幹部逮捕 エジプト

asahi.com

2013年10月31日05時00分

エジプトの治安当局は30日、ムルシ前大統領の出身母体「ムスリム同胞団」幹部で、自由公正党のエリアン副党首を逮捕した。ムルシ政権下で、同胞団の敵対勢力に資金を提供したといった容疑で逮捕状が出されていた。

政府系紙アハラムによると、エリアン氏はカイロ郊外のアパートで拘束された。同氏は欧米メディア向けの報道官の役割を担っており、7月にクーデターでムルシ政権が倒された後は身を隠し、ビデオメッセージを通じて暫定政権を批判していた。

(カイロ)



 
 
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(@カイロ)弾圧の元の反クーデターデモ

asahi.com

2013年11月2日00時41分

■特派員リポート 川上泰徳(中東アフリカ総局長)

エジプトでイスラム政治組織「ムスリム同胞団」への弾圧が続く。民主的な選挙で選ばれたムルシ大統領が、7月に軍事クーデターで排除された。軍・暫定政府は、ムルシ氏の出身組織である同胞団を「最悪のテロ組織」とするキャンペーンを国営テレビなどで始め、バディア団長をはじめ、ほとんどの幹部や地域のリーダーや活動家など、1万人を超える大量の逮捕が続いている。

1994年に初めてカイロ駐在になって以来、同胞団に関心を持って取材してきたが、私が知る限り、同胞団にとって最悪の状況である。2011年春のエジプト革命でムバラク政権が倒れた後、最初の議会選挙で、同胞団が創設した「自由公正党」が第1党となり、さらに、12年6月の大統領選挙では同胞団幹部のムルシ氏が勝利するという同胞団の"天下"が実現して、わずか1年での転落である。

10月半ばにはイスラム教の犠牲祭(イードルアドハ)があった。神に感謝して、牛や羊をほふって肉を食べる大祭である。犠牲祭の日にカイロ市内を回ったが、道路脇で羊をほふっている肉屋に話を聞くと、「注文は例年の半分」という答えだった。軍のクーデターと8月の治安部隊による弾圧で、観光は冷え込み、経済は落ち込んでいる。例年なら、同胞団系の草の根慈善組織が、人々から寄付を集めて、貧しい家族に肉を配布するが、今年は、慈善運動も自粛せざるを得なくなっている。私が10年ほど前から取材のために度々通ってきたギザのピラミッドの近くにある同胞団の慈善組織は、いつも犠牲祭の初日に1家庭に1キロの牛肉を寄付し、事務所には人の列が出来ていた。しかし、今年は事務所の門扉に鎖が巻かれ閉ざされていた。

この活動は、アッザ・ガルフさんという同胞団の女性活動家が1980年代から続けてきたが、今年は警察の圧力を受けて休止に追い込まれた。慈善組織は、地域の貧しい1500家族への月々の支援から、季節ごとの子どもたちへの衣服や学用品の提供、女性が働くための元手の支援まで、様々なプロジェクトをしている。支援を受けていた貧しい家族が、今年は肉なしで犠牲祭を迎えたのかと思うと心が痛む。

日本メディアを含め、海外の報道を見ると、弾圧による同胞団の影響力低下を指摘するものが多い。これだけ政府の反対キャンペーンにさらされ、警察の弾圧を受けたら、民衆の支持も離れるのが当然だろうと思う。しかし、毎週金曜日の集団礼拝の後には、カイロはもちろん全国的に「クーデター反対」のデモが続いている。

カイロでは毎金曜日に市内20カ所以上でデモがある。その一つのピラミッド通りのデモを時々見に行くが、2千人から3千人が広い通りを埋める。厳しい弾圧の中で、さぞかし悲壮感が漂っていると思うかもしれないが、参加者の雰囲気が明るいのに驚かされる。

親指を折り、4本の指を立てた手のひらを描いた、鮮やかな黄色の「ラバア」マークが、デモのシンボルになっている。「ラバア」とは「4番目の」というアラビア語だが、7月の軍事クーデターの後、クーデターに抗議する人々が集まっていたのは、カイロ郊外の「ラバア広場」だった。私はラバア広場でのデモにも度々通った。女性や子どもも集まったお祭りのような雰囲気だった。8月14日、「対テロの戦い」という名目で、この広場に治安部隊が強制排除に入り、銃撃で600人以上のデモ隊が死んだ。国際的な人権団体には「警察による過剰な武力行使」と非難されている。

4本指のラバアマークには、ラバア広場のデモを受け継ぐという意味が込められている。マークは、ポスターだけではなく、胸にマークをプリントしたラバアTシャツもある。サッカーの私設応援団が振る大きなラバア旗も登場する。まるでサッカーの応援のようなポップで明るい雰囲気である。さらに、ラバアマークを持った女性たちが30分だけ、幹線道路に並んで人間の鎖をつくるなど、ゲリラ的なデモもある。

デモについて、カイロのナイル川西岸のギザ郊外の同胞団中堅メンバーに話を聞く。「上からの指令は『平和的抗議』というだけで、実際のデモは地域ごとに工夫してやっている」という答えだった。団長以下幹部はほとんど逮捕されていて、中央指導部は存在しないのだから、上からの細かな指令が来ないのは当然であるが、その代わりに現場の創意や工夫でデモが行われている。その「工夫」について、中堅メンバーは「自分が住んでいる地域ではない場所に出かけていって礼拝をし、そこでデモを行うよう指示している」と明かした。

さらに、「警察や治安部隊との衝突を避ける」という原則があるという。「衝突すれば、治安部隊は撃ってくる。衝突しないという方針を立てることで、一般の市民も参加できる空気が生まれる」という。ただし、衝突はあちこちで起こっている。「治安部隊を前にすると同胞団のメンバーよりも、同胞団以外の若者たちの方が興奮して抑制が利かなくなり、治安部隊につっかかっていく。その時は、同胞団の若いメンバーが最前列に出て並び、制止役になる」と付け加えた。

デモは現場の裁量と工夫で行われている。同胞団の改革派指導者として知られるイサム・エリアン氏(元・自由公正党副党首)は逃走中だった9月に、ツイッターを通じてメッセージを出した。「若者たちと女性たちと現場の指導部に全面的に役割を果たす機会を与える。この闘いは長くなる」というものだ。エリアン氏は、1970年代にカイロ大医学部から学生運動のリーダーとなり、大学卒業後は医師組合の理事会選挙を制して運営を率いた社会運動家である。エリアン氏が弾圧の中で、「若者と女性」の役割を強調したことは、現在の同胞団の現場の動きと符合する。保守派が指導部を押さえ、組織防衛的な志向が強い現在の同胞団組織の世代交代と、より開かれた組織への改革が進む契機となるかもしれない。

金曜日のデモを取材すると、同胞団以外の参加者が多い。さらに最近はピラミッド通りのデモでも、道路沿いにたつ住宅ビルから、デモ隊に手をふったり、声援が送られたりする。このような沿道のムードは、8月、9月にはなかったことだ。軍事クーデターから約4カ月たっても、エジプト革命の後は影を潜めていた警察が、交通検問や町のパトロールで頻繁に表に出るようになった。ムバラク時代のような強圧的な態度に戻っている。軍や政府を批判するブログへの監視や、大学構内での動きへの規制も強まり、特に若者たちの間には、警戒感が出ている。エジプト革命の時にデモを主導した「4月6日運動」などの若者グループも「警察国家の復活に反対する」と表明するものの、街頭で軍や政府批判のデモを始めるわけではない。

社会は時間を逆回しするように、革命前の抑圧体制に戻っている。その中で、ラバアマークを掲げた反クーデターデモだけが例外的に「軍支配」への反対を表明する場となる。デモに参加する一般の若者に参加の理由を聞くと、「民主主義を守らねばならない」とか「警察国家に戻るのはいやだ」という素朴な意見が返ってくる。同胞団支持かどうかではなく、時代遅れの軍や警察の支配に反対する声がデモに集まってきている。

    ◇

川上泰徳(かわかみ・やすのり) 中東アフリカ総局長、1981年入社。エルサレム支局長、中東アフリカ総局長、編集委員などを経て、2013年6月から再びカイロ駐在。57歳。



 
 
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ケリー米国務長官、エジプト訪問 クーデター後初

asahi.com

2013年11月3日20時35分

【カイロ=山尾有紀恵】ケリー米国務長官は3日、エジプトを訪問した。暫定政府のシーシ国防相兼副首相らと会談。7月の軍によるクーデター以降、米政府の閣僚級がエジプトを訪問するのは初めて。ムルシ前大統領の初公判の前日で、「両者の調停か」と臆測が飛び交っている。

ケリー氏はファハミ外相との会談後の記者会見で、「暴力の停止、公正で透明性の高い裁判の実施について話し合った」と明かし、エジプト国民の和解を呼びかけた。また、暫定政府との協力を続けるとする一方で、憲法の改正、自由で公正な選挙の実施による民主的な体制への移行を呼びかけた。

「ムルシ氏の初公判とケリー氏の訪問は全く無関係だ。アラブ各国を訪問する一環に過ぎない」。エジプト外務省の報道官は2日の地元テレビ局のインタビューで、ケリー氏の訪問についてこう強調した。ケリー氏がムルシ氏との面会を希望しているか問われると「それは全くない」と否定した。一方、米国務省側は訪問について事前発表していない。

エジプトはイスラエルと平和条約を結んでおり、米国にとって中東政策の要と位置づけられる。ただ、親米派のムバラク元大統領を辞任に追い込んだエジプト革命以降、両国関係はぎくしゃくした状態が続く。

ムルシ氏の出身組織ムスリム同胞団は、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスの母体。米国は民主的な選挙で政権に就いた同胞団側との良好な関係構築を目指したが、反ムルシ派からは「米国は同胞団寄り」との批判を招いた。

米政府はクーデター直後、ムルシ氏排除と憲法停止を「深く懸念する」との声明を発表。約1カ月後、ケリー氏は軍の行動が「民主主義を取り戻した」と肯定的な評価に切り替えた。

ところが、暫定政権側は8月、カイロ郊外で泊まり込みデモを続けていたムルシ派を強制排除し、少なくとも600人以上が死亡。10月上旬の衝突でも50人以上が死亡し、米国は年13億ドル(約1270億円)にのぼるエジプトへの軍事支援を一部凍結した。

一方、エジプトの暫定政権は米国に対して強気の姿勢を見せる。ベブラウィ首相は8月の米ABCテレビのインタビューで「エジプトが過去にロシア軍の支援で生き延びたことを忘れないでほしい」と述べ、米国が支援をやめればロシア寄りに回帰すると牽制(けんせい)した。ファハミ外相も10月の政府系アハラム紙のインタビューで、米エジプト関係の悪化は「米国の国益を含む地域全体にマイナスの影響がある」と懸念を示した。

エジプト国内では、米国による多額の支援がエジプトの政策をゆがめてきたとの不満がある。ロシアとの協力強化を求める声もあり、米国に対する強い姿勢は国民の支持を得やすい。ケリー氏の今回の訪問には、暫定政権側がこれ以上、米国の意に反する動きをしないよう釘を刺す狙いがうかがえる。



 
 
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米国務長官がエジプト訪問 クーデター後初めて

nikkei.com

2013/11/3 22:11

【カイロ=共同】ケリー米国務長官は3日、エジプトを訪問した。マンスール暫定大統領らと会談、軍事クーデター後の混乱が続くエジプト情勢について協議し、民主化への取り組みを促すとみられる。同国滞在は数時間の見込み。中東通信が報じた。

ケリー氏のエジプト訪問は、モルシ前大統領が7月のクーデターで追放され軍主導の暫定政権が発足して以来、初めて。

米政府は10月、暫定政権によるモルシ派弾圧を受け、エジプトへの大型兵器供与と約2億5千万ドル(約250億円)の資金援助の凍結を発表。7月に表明したF16戦闘機の供与見送りに続く凍結拡大措置で、暫定政権が反発していた。

米国務省によると、ケリー氏は今月3日から9日間の日程で、サウジアラビアなど中東、北アフリカ地域とポーランドを歴訪する。



 
 
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エジプト:皮肉トーク番組放映休止 国防相の人気からかい

毎日新聞 2013年11月03日 21時04分(最終更新 11月03日 23時04分)

【カイロ秋山信一】権力者への皮肉で知られるエジプトの人気司会者、バセミ・ユセフ氏のトーク番組が「テレビ局の編集指針に反した」として放映休止になった。テレビ局は「見解の相違が解消されるまで休止する」としている。ユセフ氏はモルシ前大統領への批判で人気者になったが、7月の軍事クーデター後初めてとなる10月25日の放送で、モルシ氏を失脚させたシシ国防相の人気をからかったため、テレビ局に非難が殺到していた。

今回の措置はテレビ局の自主規制だが、暫定政権を主導する軍への批判がタブー化し、言論統制が強まることに懸念が広がっている。

ユセフ氏は25日の放送で、シシ氏の写真を表面に印刷したチョコレートが作られたことについて「チョコにまでされた」などとシシ氏の人気ぶりを皮肉った。放送直後から非難が殺到、テレビ局は「国家の象徴をバカにするような表現は控える」と声明を発表した。

だが「混乱を扇動し、国家の治安を侵害した」などとしてユセフ氏は刑事告発され、抗議デモも起きるなど騒動は続いた。10月30日に今月1日放送分の収録は終えていたが、放送直前に中止が発表された。軍報道官は「今回の決定はテレビ局内部の問題で、軍は言論や表現の自由を決して妨げない」とする声明を発表した。

地元メディアによると、ユセフ氏は1日放送分で、自主規制するテレビ局の姿勢を非難。「本当に私が治安への脅威になっているなら、政府は電話してほしい。この国は、そんなにやわじゃないと思うがね」などとコメントしていたという。

エジプトでは2011年の革命で、ムバラク独裁政権が崩壊し、言論が大幅に自由化された。だがモルシ前政権下では、ユセフ氏ら政府に批判的なメディア関係者が拘束される事件が相次いだ。クーデター後も、今度はモルシ前政権寄りのテレビ局が強制的に閉鎖されるなど、言論統制が再び行われている。



 
 
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米国務長官:エジプト訪問 外相らと会談 関係改善に意欲

毎日新聞 2013年11月03日 21時19分(最終更新 11月03日 23時08分)

【カイロ秋山信一】中東歴訪を始めたケリー米国務長官は3日、エジプトの首都カイロを訪れ、暫定政権のマンスール大統領、ファハミ外相と相次いで会談した。シシ国防相とも会談する。ケリー氏の訪問は7月の軍事クーデター後初めて。外相との共同記者会見で「エジプト国民の意思を支持し、民主化を助ける用意がある」と強調し、軍事援助を一部停止したことで冷却化したエジプトとの関係改善に意欲を示した。

ケリー氏は会見で「両国関係は極めて重要で、援助の停止は小さな問題だ」と述べた。クーデターで失脚し、デモ隊殺害を扇動した罪で起訴されたモルシ前大統領の裁判が4日に始まることに関連し「あらゆる裁判は公正で透明性がなければならない」と強調した。

米国は、イスラエルと友好関係にあるエジプトを重視し、1987年以降は毎年13億ドル(約1300億円)の援助を続けてきた。だが暫定政権がモルシ派の抗議活動を弾圧し、多数の死者が出たため、10月に戦闘機供与など一部援助を停止した。



 
 
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米国務長官がエジプト訪問、「重要な関係」を強調

cnn.co.jp

2013.11.04 Mon posted at 10:50 JST

(CNN) 米国のケリー国務長官は3日、エジプトを訪問し、同国との関係は「極めて重要」だと強調した。エジプトで今年7月にムルシ前大統領が追放された後、米閣僚が同国を公式訪問したのは初めて。

前大統領は暴力を扇動した罪で起訴され、現地時間4日に初出廷する。米政府は先月、軍主導のエジプト暫定政権が前大統領の支持母体「ムスリム同胞団」を弾圧したなどとして、同国への軍事支援の一部を凍結すると発表した。

ケリー長官はファハミ外相との会談後の記者会見で、「オバマ米大統領と米国民はエジプト国民の味方だ」と述べた。軍事支援の凍結は「制裁」ではなく、「非常に小さな問題だ」と説明。エジプトへの人道支援や軍によるテロ対策、シナイ半島治安維持への協力は継続すると強調した。

長官はまた、首都カイロ市内で市民団体との会合を開き、同国の政治、経済改革への道筋などを語り合った。

長官は10日間の予定で中東、欧州、北アフリカを歴訪中で、エジプトは最初の訪問国。3日中にカイロを出発し、次の目的地サウジアラビアの首都リヤドへ向かった。



 
 
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米国務長官「エジプトは極めて重要なパートナー」

nikkei.com

2013/11/4 1:16

【カイロ=共同】ケリー米国務長官は3日、エジプトを訪問しファハミ外相と会談、「(エジプトは)極めて重要なパートナーだ」と述べて協力姿勢を強調した。同国の民主化への取り組みも促した。マンスール暫定大統領とも会談した。

ケリー氏のエジプト訪問は、モルシ前大統領が7月のクーデターで追放され軍主導の暫定政権が発足して以来、初めて。ぎくしゃくした両国関係を修復するのが狙い。エジプト軍トップのシシ国防相とも会談する。

ケリー氏はファハミ氏との会談後の共同記者会見で、政権移行のロードマップ(行程表)の進め方や新憲法の内容によって「エジプトの将来は決まる」と指摘し、着実な民主化を求めた。

米政府は10月、暫定政権によるモルシ派弾圧を受け、エジプトへの大型兵器供与と約2億5千万ドル(約250億円)の資金援助の凍結を発表。7月に表明したF16戦闘機の供与見送りに続く凍結拡大措置で、暫定政権が反発していた。

米国務省によると、ケリー氏は今月3日から9日間の日程で、サウジアラビアなど中東、北アフリカ地域とポーランドを歴訪する。



 
 
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エジプトのモルシ前大統領、初公判 殺人扇動罪で

nikkei.com

2013/11/4 18:03

【カイロ=共同】エジプトの大統領宮殿周辺で昨年12月に起きたデモ隊同士の衝突で、殺人を扇動した罪に問われた前大統領ムハンマド・モルシ被告(62)の初公判が4日、首都カイロの郊外で開かれる。法廷は、ムバラク元大統領の裁判も行われた警察学校に設けられた。

エジプト初の自由選挙で選ばれた大統領が、超法規的な軍事クーデターで権限を剥奪された後に拘束され、刑事被告人として裁かれる異例の事態。地元紙によると、有罪の場合は死刑になる可能性があるといい、民主化の行方を懸念する声があらためて上がりそうだ。

裁判に猛反発するモルシ前大統領支持派は、軍主導の暫定政権に抗議する大規模デモをカイロなどで計画。治安部隊は新たな騒乱に備えて法廷周辺の道路を封鎖するなど厳戒態勢を敷いている。

中東通信によると、前大統領はヘリコプターで警察学校に到着。初公判に出廷するとみられる。

前大統領の出身母体であるイスラム組織ムスリム同胞団の幹部ら14人も同様に訴追されており、暫定政権は同胞団弾圧の姿勢を鮮明にしている。軍を支持する世論がある一方、モルシ派は徹底抗戦の構えで、社会の分断が深刻化している。

検察当局は、前大統領が在任中の昨年12月、少なくとも8人が死亡したモルシ派と反対派との衝突で殺人を扇動したとしている。このほか、2011年のエジプト革命時に、自らを含む囚人らの脱獄や警察施設襲撃事件に関与したとされる。



 
 
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エジプト、モルシ前大統領の公判始まる 殺人扇動罪

nikkei.com

2013/11/4 20:13 (2013/11/4 22:52更新)

【イスタンブール=花房良祐】エジプト軍による事実上のクーデターで失脚した同国の前大統領、モルシ被告の公判が4日、カイロ郊外の警察学校に設置された法廷で始まった。AP通信などによると、昨年12月に発生した親モルシ派と反モルシ派の衝突に絡み殺人を扇動した罪などに問われ、最高刑は死刑の可能性もある。同被告は冒頭、公判が違法だと主張。法廷内は騒然とし、審理が一時中断した。次回日程は来年1月8日の予定。同被告の出身母体、ムスリム同胞団は公判に反対して抗議集会を開催、衝突再燃の懸念もある。

エジプトでは2011年の政変で失脚したムバラク元大統領も治安部隊にデモ隊の殺害を指示した罪などに問われた。史上初の自由選挙で選ばれた大統領だったモルシ被告も裁判にかけられる異常事態となっており、民主化プロセスに暗雲が漂っている。

一方、ケリー米国務長官は3日、エジプトを訪問。軍の後ろ盾を得る暫定政権との関係を重視する姿勢を明らかにした。両国はクーデター後に関係がぎくしゃくしていた。



 
 
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ムルシ前大統領、初公判で裁判の無効主張 エジプト

asahi.com

2013年11月5日00時10分

【カイロ=川上泰徳】7月の軍事クーデターで失脚し、デモ隊への「殺人扇動」の罪に問われているエジプトのムルシ前大統領に対する裁判の初公判が4日、カイロ市内の警察学校に設けられた法廷で開かれた。4カ月ぶりに公の場に出てきたムルシ氏は、開廷とともに「私はエジプトの正当な大統領だ。いま起こっていることはクーデターであり、民意への裏切りだ」と太い声を法廷に響かせた。

ムルシ氏は、同じ罪に問われるイスラム組織ムスリム同胞団の幹部ら14人と入廷し、金網と鉄格子に囲われた被告席に着いた。囚人服の着用を拒否し、背広姿だった。

「この裁判には正当性がない」と裁判そのものを無効と主張。裁判長に対しても「あなたが私を裁く権利はない」と訴えた。公判は2時間あまりで中断され、来年1月8日に再開されることになった。



 
 
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ムルシ前大統領、初公判で「私が大統領」と主張 エジプト

cnn.co.jp

2013.11.05 Tue posted at 14:49 JST

カイロ(CNN) エジプトの軍事クーデターで失脚し、殺人扇動罪で起訴されたムルシ前大統領の初公判が4日、首都カイロ市内の警察学校で開かれた。前大統領は法廷で「私が大統領だ」と宣言し、裁判には正当性がないと主張した。

ムルシ前大統領は在任中の昨年12月、デモ隊への暴力を指示した罪に問われている。裁判では同じ罪で側近ら4人、さらに殺人や拷問の実行犯として11人が起訴された。

前大統領は同日、このうち7人の被告とともに初公判に臨んだ。傍聴席に100人以上が詰め掛けるなか、一部の被告や弁護士らは前大統領が入廷する前から「大統領はムルシだ」「国民は大統領の復活を支持する」などと唱えた。

ほかの被告が白い囚人服で出廷したのに対して、前大統領は背広姿で現れ、裁判はクーデターをごまかす道具に使われていると主張した。

さらに、弁護団に向けた判事の言葉をさえぎって「私はエジプト大統領のムハンマド・ムルシ博士だ」「クーデターは犯罪であり、国家への反逆行為だ」と宣言。これをきっかけに弁護士やジャーナリスト、判事らが一斉に声を上げ、法廷内は騒然となった。

公判はいったん休憩に入り、約1時間後に再開したものの、被告らや前大統領が裁判には正当性がないと繰り返すなど、さらに混乱が続いた。

判事は2度目の休憩を宣言したまま法廷に戻らず、来年1月8日までの休廷が発表された。

法廷が設けられた警察学校の外では、ムルシ前大統領を支持する100人余りのグループが鉄条網をはさんで治安部隊とにらみ合った。一部のメンバーがテレビ局の取材陣に「事実を伝えていない」と襲いかかる場面もあった。

当局は、前大統領らの裁判に関連した暴力的な抗議行動を厳しく取り締まると警告している。



 
 
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「裁判認めない」初公判でモルシ氏どなり合い

【カイロ=黒岩竹志、溝田拓士】エジプト初の民選大統領に就任後、軍に今年7月解任され、デモ隊殺害を扇動した罪に問われたムハンマド・モルシ前大統領(62)の初公判が4日、カイロの特別法廷で開かれた。

モルシ氏が公の場に姿を現したのは、解任と同時に拘束された7月3日以来、初めて。前大統領支持者は裁判や、軍などが主導する暫定政府に対する抗議デモを行っており、混乱が再燃する可能性もある。

モルシ氏は、大統領だった昨年12月に支持者を扇動して、モルシ政権に抗議していたデモ参加者少なくとも10人を殺害させた罪などに問われている。モルシ氏の出身母体であるイスラム主義組織ムスリム同胞団の最高幹部ら14人の公判も同時に行われた。

有罪判決が出れば、「終身刑か死刑」(地元弁護士)の可能性が高い。

モルシ氏は、法廷内の檻おりの中の被告席に出廷。白い被告人服を着用せず、スーツ姿で、「私が正統な大統領だ。軍が主導するこの裁判はクーデターの一環であり、認めない」と主張。「力ずくでここに連れてこられた」と述べ、検察官と激しくどなり合った。傍聴席は暫定政府支持者とモルシ氏の支持者との小競り合いも起きるなど混乱し、裁判長は公判の中断を宣言。1月8日に裁判を改めて開くことを決めた。

(2013年11月5日01時40分 読売新聞)



 
 
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米国務長官、対エジプト修復を模索 軍事援助凍結で釈明

nikkei.com

2013/11/5 23:47

【イスタンブール=花房良祐】米国はエジプトとの関係修復も模索している。オバマ政権は10月に対エジプト軍事援助の一部凍結を決め、関係が冷え込んでいた。ケリー米国務長官は11月3日、事実上の軍事クーデター後に初めてエジプトを訪問。歩み寄る方針を鮮明にし、中東外交の立て直しを図る。一方、4日のモルシ前大統領の公判では親モルシ派の抗議集会が発生。民主化の波乱要因となりそうだ。

米政府のエジプトへの軍事援助は年13億ドル(約1270億円)に上り、外国政府への軍事援助としてはイスラエルに次いで世界で2番目に多い。ただ7月の事実上の軍事クーデターにより民選大統領のモルシ氏が失脚したことで米議会で軍事援助に対する批判が噴出。オバマ政権は一部となる2億6000万ドルの凍結を決定した。

これに対し、軍を後ろ盾とするエジプト暫定政権は反発。ファハミ外相はロイター通信に対し、米国以外の国との関係強化を通じて米国をけん制する意向をにじませた。

ケリー国務長官は3日のエジプト訪問で、シシ国防相やファハミ外相と相次ぎ会談。軍事援助の一部凍結が「エジプトを罰するためではない」と釈明した。暫定政権が進める民主化プロセスは評価。「エジプトは重要なパートナー」と述べ、エジプトの内政問題よりもシリア内戦やパレスチナ問題などに取り組むために地域大国のエジプトとの関係を重視したい姿勢を示した。

ただ、エジプト内政は当分、混乱が続きそうだ。モルシ前大統領は4日の公判で「私は大統領だ」と叫んで無実を主張。支持者も気勢を上げた。公判で審理が進んだり、今後の議会選挙で前大統領の出身母体ムスリム同胞団を排除したりすれば、親モルシ派による抗議集会が再び繰り返される懸念もある。



 
 
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エジプト:暫定政権と対決姿勢 モルシ氏初公判

毎日新聞 2013年11月05日 11時51分(最終更新 11月05日 12時12分)

【カイロ秋山信一】7月の軍事クーデターで解任されたエジプトのモルシ前大統領(62)=デモ隊殺害を扇動した罪で起訴=は、4日の初公判で「民選大統領」としての正統性を強調し、軍主導の暫定政権との対決姿勢を鮮明にした。ともに起訴された出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団幹部らが「軍政を倒せ」などと叫び、2度も休廷するなど、エジプト情勢を象徴するような混乱劇となった。

黒っぽいスーツ姿のモルシ氏が法廷に現れ、鉄製の柵に囲われた被告席に入ると、先に入廷していた6人の被告は「我らの大統領」と声を上げて、拍手した。開廷前からモルシ氏は「今起きているのは、クーデターをごまかす試みだ」と演説を始め、他の被告は「軍政を倒せ」とシュプレヒコールを上げた。

冒頭で裁判長から人定質問を受けると、モルシ氏は「私こそ正統な大統領だ。この裁判は無効だ」と答えた。地元メディアによると、モルシ氏や起訴された他のムスリム同胞団のメンバーは、4本指を立てるポーズを示した。アラビア語で数字の「4」は、モルシ派が7〜8月に抗議集会の拠点としたモスクの名前と語感が似ており、モルシ派が象徴的に使っている。モルシ氏はクーデター後、軍に拘束されていたが、報道を通じて情報を把握していたとみられる。

傍聴席にいたモルシ氏に批判的なエジプト人記者らが「モルシは売国奴だ」「処刑を受けろ」とやじを飛ばすと、廷内は騒然とし、裁判長は休廷を宣言、被告らも退廷した。

約1時間15分後に再開すると、モルシ氏は裁判官らに「君たちは国民の敵に仕立て上げられている」と訴えた。起訴内容の認否でも「大統領は、憲法上の手続き(国会の承認)を経ずに裁判にはかけられない」と主張。制止を無視して話し続けたため、裁判長は再び休廷し、そのまま閉廷となった。

暫定政権は、厳重な報道規制をとった。取材記者には撮影や録音、携帯電話の持ち込みを禁止した。閉廷後に国営テレビで公開された数分間の映像からも音声が消されていた。

特別法廷が設けられたカイロ郊外の警察学校前には、モルシ氏の支持者数百人が集結。大学生のムハンマド・アミンさん(22)は「モルシ氏が正統な大統領だ。軍には絶対に降参しない」と話した。



 
 
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エジプト:大統領選は来夏 新政権移行ずれ込み

毎日新聞 2013年11月08日 21時00分

【カイロ秋山信一】エジプトのファハミ外相は8日、ロイター通信とのインタビューで、人民議会(国会)選挙が来年2〜3月、大統領選挙が来年夏初めごろに行われるとの見通しを示した。暫定政権を主導する軍は当初、来年3月までに新政権に移行する方針だったが、憲法修正手続きが遅れていることもあり先延ばしになった。

軍の新政権移行の行程表では、年内に憲法修正を巡る国民投票と人民議会選、来年2月までに大統領選を実施する方針だった。だが憲法修正案を審議する憲法委員会の設立が遅れ、日程の先送りが確実となっていた。

一方、暫定政権は、今月14日に司法手続きを経ずに市民を拘束できる非常事態令と、夜間外出禁止令を解除する方針を決めた。治安当局は7月のクーデターで解任したモルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団のメンバーを多数拘束。モルシ派の抑え込みに一定のめどがついたと判断したとみられる。



 
 
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試合中に指のしぐさで政権批判? エジプト、大臣が激怒

asahi.com

2013年11月12日17時09分

【カイロ=高橋友佳理】軍によるクーデター後の混乱が続くエジプトで、サッカーの試合中に暫定政府への批判を意味する、4本指を立てるしぐさをしたとして、選手が出場停止処分になった。先月、同様のマークを描いたTシャツを着たカンフー選手も出場停止処分を受けた。言論統制が、スポーツ界にも広がりつつある。

地元メディアによると、事件があったのは、カイロで10日開かれたサッカーのアフリカ・チャンピオンズリーグの決勝戦。優勝した地元有力チーム「アルアハリ」の選手が2点目のゴールを決めた後、親指を折り、残り4本の指を立てた。これに怒ったアブゼイド・スポーツ相が、書簡でチームの経営陣に真相究明を求めたという。チームは11日、選手の出場停止を発表。経営陣は選手を取り調べ、取り調べが終わるまで無給とすることを決めた。

問題とされた選手は「政治的な意味はなく、すべての(クーデターの)犠牲者への敬意を示しただけ」と釈明しているという。

「4本指」は、「ラバア」マークと呼ばれる。8月14日、治安部隊による強制排除で600人以上のデモ隊が犠牲になったカイロ郊外のラバアアダウイヤ広場の「ラバア」(アラビア語で数字の4)を意味し、暫定政府に反対するシンボルになっている。



 
 
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エジプト、非常事態宣言を解除 3カ月ぶり

asahi.com

2013年11月13日09時48分

【カイロ=高橋友佳理】エジプトの行政裁判所は12日、8月から続く非常事態宣言を同日で解除するとの裁定を出した。夜間外出禁止令も解除される見通しだ。エジプト国営通信が伝えた。

軍主導の暫定政権は8月14日、ムルシ前政権を覆したクーデターに抗議するムルシ派のデモを武力で強制排除し、1カ月の非常事態を宣言。その後、2カ月間延長した。非常事態宣言下では治安当局が大幅な権限を握り、市民を令状なしに拘束することなどが可能となり、ムルシ派などを大量拘束する土台となっていた。一方、ムルシ派のデモは今も続いており、情勢は不安定だ。



 
 
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エジプト行政裁、非常事態宣言を解除

cnn.co.jp

2013.11.13 Wed posted at 19:38 JST

(CNN) エジプトの行政裁判所は12日付で、今年8月に出した非常事態宣言を解除すると発表した。同国の国営メディアが伝えた。

エジプトでは7月、事実上のクーデターでムルシ前大統領が追放され、軍主導の暫定政権が成立。前大統領を支持するデモ隊と治安部隊の衝突で数百人の死者が出る事態となり、非常事態が宣言された。この中には集会などを阻止するための外出禁止令も含まれていた。

暫定内閣によると同宣言は14日に解除される予定だったが、行政裁判所はこれを早め、12日午後に解除すると発表。ただし軍は同日夜、裁判所からの正式な通知がないとして、夜間外出禁止令の施行を続ける方針を示した。内務省もまた、裁判所からは連絡を受けていないとしている。

ムルシ前大統領は在任中の昨年12月に暴力を扇動した罪で起訴され、裁判にかけられている。



 
 
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エジプト:武器供給、食料確保、観光…ロシア接近図る

毎日新聞 2013年11月13日 10時21分(最終更新 11月13日 11時22分)

【カイロ秋山信一】エジプトとロシアが13、14日にカイロで初めて外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)を開催する。軍事援助の一時停止などの影響で米国との関係が冷え込むエジプトが、ロシアと急接近する構図だ。エジプトは過去に旧ソ連から軍事支援を受けていた経緯もある。両国の関係強化が進めば、中東での米国の影響力が一段と低下する可能性もある。

11日、北部アレクサンドリアの港。ロシア海軍のミサイル巡洋艦が入港し、暫定政権を主導するエジプト軍の歓迎を受けた。国営中東通信によると、ロシアの軍艦がアレクサンドリアに停泊するのは1992年以降、初めてだった。

一方、露外務省のルカシェビッチ報道官は8日、「エジプトとの関係をより包括的に発展させていくことを重視している」と、2プラス2の意義を強調した。

両国は10月以降、活発な外交を展開。政府系紙アルアハラムなどによると、エジプトの元駐ロシア大使らの民間外交団が10月24日、モスクワを訪問し、ロシア政府高官らと意見交換した。さらに、ロシア軍の情報機関幹部がカイロでエジプト軍幹部と会談。イスラエル紙ハーレツ(電子版)によると、同時期にエジプトの情報機関幹部もモスクワを訪問したという。

その内容は不明だが、米国が10月9日にエジプトへの戦闘機や攻撃型ヘリコプターなどの援助停止を発表したことから「エジプトが米国に代わる武器供給元としてロシアと交渉している」との臆測を呼んだ。

また、急激な人口増で食料や燃料の確保が課題となっているエジプトでは、小麦や天然資源の供給元としてもロシアへの期待が大きい。紅海のリゾート地はロシアからの観光客が増加している。

一方、ハーレツは、ロシアがエジプトの地中海沿岸に海軍基地の提供を求める可能性に言及した。ロシアはシリアのタルトスに地中海唯一の軍事基地を持っているが、シリア内戦でアサド政権が崩壊すれば存続が困難になるためだ。

エジプトは72年に当時のサダト大統領がソ連の軍事顧問団を追放するまで約20年間、ソ連の援助を受けていた。その後、米国と接近し、82年から巨額の軍事援助を受けるようになった。ソ連と疎遠になったが、近年ではロシアとの関係改善もみられる。

エジプトのシンクタンク「アハラム政治戦略研究所」のハッサン・アブタレブ氏は「暫定政権は米国との関係悪化は望んでいないが、武器供給先を多角化できれば、外交でも独自性を発揮しやすくなる。ロシアとはイスラム過激派の抑止という共通の目標もあり、関係を深化させる土壌がある」と指摘する。



 
 
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エジプト、非常事態宣言解除へ 同胞団へ弾圧強める

nikkei.com

2013/11/14 10:50

【カイロ=押野真也】エジプトの暫定政権は13日夜(日本時間14日未明)、現地メディアに対し、全土に宣言した非常事態宣言を14日に解除する意向を示した。カイロなど一部都市に発令した夜間外出禁止令も解除される見通し。軍が主導する暫定政権はイスラム原理主義組織の弾圧を強めており、治安維持に自信を深めているとみられる。

エジプトでは最近、東部のシナイ半島ではイスラム過激派によるテロ活動が続いているものの、首都カイロなどでは大規模デモは起きていない。暫定政権は非常事態宣言と夜間外出禁止令の解除により、低迷している外国人観光客と海外からの直接投資の誘致を回復したい考えだ。

非常事態宣言と夜間外出禁止令は原理主義組織「ムスリム同胞団」と治安当局が激しく衝突した8月14日に発令した。非常事態宣言下では、軍や警察は大規模集会を制限できるほか、令状なしで民間人を拘束でき、人権団体からは「(2011年に崩壊した独裁の)ムバラク政権の再来」との批判が出ていた。

8月以降、軍と警察は同胞団メンバーを相次ぎ拘束し、デモを徹底鎮圧。最近では、治安当局による拘束を恐れ、デモ参加者は大幅に減少。夜間外出禁止令も段階的に緩和してきた。

7月の軍によるクーデターで大統領職を解任されたモルシ前大統領は11月4日の初公判で軍と暫定政権を批判。前大統領側は軍主導の政変で誕生した現在の暫定政権には正統性がないとして告訴する意向を示すが、エジプト国民の多くは暫定政権を支持しており、前大統領や出身母体である同胞団には冷ややかな反応が多いのが実情だ。



 
 
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エジプトの非常事態宣言、3か月ぶりに解除

【カイロ=溝田拓士】エジプト暫定政府は13日、8月から続く非常事態宣言を14日で解除すると発表した。

イスラム教の休日にあたる金曜だけ続いていた夜間外出禁止令も解かれる。暫定憲法にあたる「憲法宣言」が、非常事態宣言の期間を原則、最長3か月間と規定していることに基づく措置。

非常事態宣言は、治安当局とモルシ前大統領の支持者との衝突を受けて、8月14日に出されていた。

(2013年11月14日18時01分 読売新聞)



 
 
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非常事態宣言、エジプトが解除 同胞団弱体化受け

nikkei.com

2013/11/14 23:28

【カイロ=押野真也】エジプト暫定政権は14日、全土に発令していた非常事態宣言とカイロなど14行政区に適用していた夜間外出禁止令を解除した。大規模デモを主導してきたイスラム原理主義勢力を抑えこみ、治安が改善したと判断した。

14日は、原理主義組織「ムスリム同胞団」が主導するデモ隊と治安部隊が衝突し、1000人近い死者が出てからちょうど3カ月。軍・警察は同胞団幹部やメンバーなど約2000人以上を逮捕。「同胞団は壊滅寸前」(カイロ・アメリカン大学のガマル・スルタン教授)との見方もある。

ただ、同胞団の一部のメンバーが過激化しかねないとの懸念も出ている。2014年1月8日には、7月3日の軍によるクーデターで大統領職を追われたモルシ前大統領の2回目の裁判が予定されている。同胞団出身の前大統領に死刑や終身刑などの厳しい判決が下れば、大規模デモが再燃する恐れもありそうだ。



 
 
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エジプト:非常事態令解除…ムバラク氏再収監か軟禁解除か

毎日新聞 2013年11月14日 21時08分

【カイロ秋山信一】7月に軍事クーデターが起きたエジプトで14日、非常事態令が解除され、首都カイロの軍病院で軟禁状態にあるムバラク元大統領(85)=デモ隊殺害に関与した罪で公判中=の処遇が注目されている。法定の未決勾留期間(2年間)を経過したとして8月に保釈されたが、暫定政権は非常事態令に基づき軟禁すると決定。暫定政権は「規則が変わった」として、非常事態令解除後も拘束を続ける構えだが、ムバラク氏の弁護士は拘束を解くべきだと主張している。

国営中東通信などによると、非常事態令と夜間外出禁止令は発令から3カ月となる14日に解除された。これを前に、ベブラウィ暫定首相はエジプト紙アルマスリ・アルヨウムとのインタビューで「法改正によって、死刑や終身刑になる可能性がある被告に対する未決勾留期間の制限はなくなった」と説明。法改正は遡及(そきゅう)適用されないが、ムバラク氏については「公判中のため適用対象になる」との見解を示し、非常事態令の解除後、刑務所に再収監する考えを示した。

これに対して、ムバラク氏の弁護士は「首相の発言は裁判所の保釈決定を無視するものだ。ムバラク氏は国内を自由に移動できる権利を得た」と主張している。ただ当面は療養のため、軍病院にとどまると説明している。

エジプトでは共和制に移行した1953年以降、ムバラク氏まで4代の大統領はいずれも軍出身者が占めた。クーデターについて「軍政への回帰だ」と批判する声もあることから、暫定政権は「ムバラク氏を厚遇している」とみられないように神経を使っているとみられる。



 
 
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エジプト、非常事態宣言を解除 治安改善をアピール

asahi.com

2013年11月15日02時02分

【カイロ=高橋友佳理】エジプト暫定政府は13日、8月から続く非常事態宣言と夜間外出禁止令を14日で解除すると発表した。治安状況の改善をアピールすることで、観光業などの活性化を図ろうとしている。

軍主導の暫定政権は8月14日、ムルシ前政権を覆したクーデターに抗議するムルシ派のデモを武力で強制排除し、1カ月の非常事態を宣言。その後、2カ月間延長した。非常事態宣言下では治安当局が大幅な権限を握り、市民を令状なしに拘束することなどが可能となりムルシ派などを大量拘束する土台となっていた。

一方で暫定政府は、厳しくデモを取り締まるデモ規制法の発令を準備。非常事態宣言に代わるものとして、引き続き情勢を統制しようとしている。

また、クーデターで排除されたムルシ前大統領の弁護団が13日、記者会見し「エジプトで起こったことは犯罪であり、国民への裏切りだ」とのムルシ氏の声明を発表。クーデターに対して法的措置を取ることを検討しているという。ムルシ氏は「7月2日、私は力ずくで誘拐された。このクーデターはエジプト人の力によって崩壊するだろう」と国民に向けて呼びかけた。



 
 
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エジプト、ロシアと初の2プラス2

nikkei.com

2013/11/15 1:07

エジプトとロシアの間で初の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が14日、エジプトの首都カイロで開かれた。オバマ米政権が軍事援助を凍結したことで対米関係が冷え込む中、エジプトがロシアとの軍事協力の強化に乗り出し、米国をけん制した形だ。(カイロ=共同)



 
 
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ガザ戦闘1年:孤立するハマス モルシ政権崩壊で

毎日新聞 2013年11月15日 21時58分(最終更新 11月15日 23時49分)

【ガザ(パレスチナ自治区)大治朋子】昨年11月に起きたイスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの大規模戦闘から、14日で丸1年がたった。ハマスはこの日、パレスチナ自治区を占領するイスラエルに対する抵抗継続を強調したが、この間、ハマスは隣国エジプトのモルシ政権という大きな後ろ盾を失い、経済の困窮が深刻化。イランやトルコなど旧来の「支援国」との関係強化で、どこまで援助を引き出せるかがカギとなっている。

「イスラエル国家の存在は認めない」。ハマス政治局のマフムド・アルザハール代表が叫ぶと、集まった支援者らが気勢を上げた。

昨年11月14日、ハマスの軍事部門「カッサム旅団」のアハマド・ジャバリ司令官がイスラエルに暗殺されたためハマスが反撃。イスラエルが対抗して大規模な空爆を実施し、エジプトと米国の仲介で停戦合意した。ハマスは14日、ガザ中心部で式典を開催。司令官の娘、マラクさん(10)も戦闘服で参加し「父の抵抗運動を続けたい」と訴えた。

会場には、昨年の戦闘でハマスが実戦配備したロケット弾M75も展示された。イランの支援を受けてハマスが製造した射程80キロの長距離ロケットで、聖地エルサレムまで着弾し、攻撃能力の拡大を印象付けた。

だがガザ市内では、空爆で破壊された建物の多くが、がれきのまま残っている。イスラエルはハマスがガザを武力制圧した2007年以降、人や物の出入りを規制する封鎖政策を開始。「軍事転用される」として建設資材も制限しており、復旧作業は進んでいないという。

さらにエジプトで7月に起きたエジプト軍のクーデターで、ムスリム同胞団出身のエジプト・モルシ政権が倒れた。ムスリム同胞団はハマスの母体で、後ろ盾を失った影響は大きい。エジプト軍は、唯一最大の物資搬入ルートとなっていたエジプト側からの密輸トンネルの大半を破壊し、ガザの経済活動に打撃を与えている。

市民の不満や困窮を背景に今月、インターネットで大規模デモを呼びかける動きも見られたが、実際の行動は見られなかった。ハマス内務省のイスラム・シャフワン報道官は取材に対し、「生活が苦しくなったのはエジプトの政変による影響だと市民は理解している。我々ハマスに不満が向けられることにはならない」と語った。

ただ、ハマスは先月も職員の給与を分割払いにするなど、弱体化の可能性も指摘される。事態打開へのカギは、エジプトに代わり「イランやトルコなどからの援助をいかに拡大させられるか」(ハマス外交担当)だという。

ただ、ハマスはシリア内戦で「市民殺害」を批判してアサド政権と決裂したため、アサド政権と親密なイランとの関係も希薄化した。イランは従来、ハマスに月1億ドル規模の支援を続けていたが、1500万ドル程度にまで縮小したとされる。ハマスは現在、「イランと親交の深い幹部を窓口に立て、改めて支援拡大を要請している」(ハマス治安当局者)。シャフワン報道官によると、トルコやカタールも新たな支援の方針を示し、具体案を協議中という。

◇トンネル封鎖、経済打撃

ハマス経済省、タリク・ルパド報道官談話 ガザが必要とする食料や物資、燃料の約6割は、エジプトからのトンネル(密輸)で搬入されていた。しかしエジプトのクーデター後、トンネルが破壊されたので、物価と失業率が上昇し、経済に大打撃を与えている。

ガソリンは、トンネルのあった時代は1リットル3〜4シェケル(100円前後)だったが、現在はイスラエル側から購入せざるを得なくなり、2倍に高騰している。電気は元々、供給不足だが、こうした燃料を使い発電機で補ってきた。今はそれも制限せざるを得ない。以前は1日8時間の停電だったが、最近は12時間停電せざるを得ない。電気不足で製造業も稼働を制限され、失業率は以前の27%から44%にまで拡大している。



 
 
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「エジプト当局がシリア難民を不当拘束」、人権団体が批判

AFP BB News

2013年11月16日 15:47 発信地:カイロ/エジプト

【11月16日 AFP】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch、HRW)は今週、内戦下のシリアからエジプトに避難した難民1500人以上がエジプト当局に身柄を拘束され、その多くが国外退去処分になっているとする報告書を発表した。うち250人は子供で、生後2か月足らずの乳児も含まれているという。

HRWの11日の報告によると、拘束は数週間から数か月に及んでいる。拘束されたシリア難民の多くは「ボートで欧州に密航しようとした」人々で、特に、シリアから戦禍を逃れてきたパレスチナ人が当局のターゲットになっているという。

HRWは、難民たちが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の保護を求めようとするのをエジプト当局が阻み、エジプトから退去するか「無期限の拘禁」を受けるかを迫っているとして、エジプト当局を批判した。報告書によると、エジプト当局は「拘束したパレスチナ人に対し、無期限の拘禁が嫌なら、48時間有効の通過ビザしか発効してくれないレバノンに向かうか、内戦下のシリアに戻るかを選べと強要している」という。

エジプトでは今年7月にムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領(当時)が軍によって解任された後、モルシ氏を支持していると報じられた難民に対する取り締まりが強化された。HRWによれば今も約300人のシリア難民が拘束されており、うち3分の2がパレスチナ人だという。

10月にも国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)がエジプト暫定政権によるシリア難民の扱いは不当だとして非難声明を出していた。これに対しエジプト側は難民を不当に扱った事実はないと反論していた。(c)AFP



 
 
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列車が車2台と衝突、22人死亡 カイロ

cnn.co.jp

2013.11.18 Mon posted at 15:06 JST

(CNN) エジプト首都カイロ南郊で17日夜、列車が車2台と衝突し、少なくとも22人が死亡、28人が負傷した。同国当局者が国営メディアに明らかにした。

衝突の原因は現時点でわかっていない。



 
 
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列車が車2台と衝突、死者24人に カイロ

cnn.co.jp

2013.11.18 Mon posted at 16:49 JST

(CNN) エジプト首都カイロ南郊で17日夜、貨物列車が車2台と衝突し、少なくとも24人が死亡、28人が負傷した。同国当局者が国営メディアに明らかにした。

衝突の原因は現時点でわかっていない。

同国では列車の事故が続いている。1月には治安部隊の隊員が乗った列車がカイロ近郊のギザで脱線し、少なくとも19人が死亡、107人が負傷した。昨年12月には中部アシュートで列車がバスと衝突し、51人が死亡、17人が負傷する事故も起きていた。



 
 
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エジプト・シナイで自爆テロ、兵士10人死亡

cnn.co.jp

2013.11.20 Wed posted at 19:41 JST

(CNN) エジプト国営メディアによると、同国のシナイ半島で20日、車を使った自爆テロがあり、兵士10人が死亡、31人が負傷した。

兵士らは休暇中で、2台のマイクロバスに乗って首都カイロへ向かっていたという。犯行声明は出ていない。

シナイ半島では先月、車による自爆テロで治安部隊のメンバー4人が死亡した。軍情報機関のビルを狙った爆弾テロも発生し、兵士少なくとも6人が負傷した。

同半島では近年、イスラム武装組織の動きが活発化していた。さらに今年7月、穏健派イスラム組織「ムスリム同胞団」を支持母体とするムルシ前大統領が事実上の軍事クーデターで追放されたことに反発し、軍の施設や兵士を狙った攻撃を繰り返している。



 
 
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シナイ半島・ガザの境で爆発、エジプト軍兵士12人死亡

asahi.com

2013年11月20日21時11分

【カイロ=高橋友佳理】エジプトとパレスチナ自治区ガザの境にあるラファ周辺で20日、エジプト軍兵士を乗せたバス2台の近くで、爆弾を積んだ自動車が爆発した。エジプト国営テレビによると、兵士12人が死亡、35人以上が負傷した。

一方、首都カイロでは17日、国家治安局将校が自宅前で射殺された。シナイ半島を拠点に活動する「エルサレムのアンサール団」がインターネット上に犯行声明を発表。同団は、9月にカイロで起きたイブラヒム内相の暗殺未遂事件でも犯行声明を出している。

シナイ半島北部では、ムルシ前大統領がクーデターで排除されてからイスラム過激派による軍や警察などを狙った攻撃が相次いでいる。



 
 
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エジプト:自爆テロか、バスに突っ込み12人死亡

毎日新聞 2013年11月20日 21時31分(最終更新 11月20日 22時31分)

【カイロ秋山信一】エジプト北部アリーシュで20日、カイロに向けて移動中の軍のバス2台に、爆発物を積んだ車が突っ込んだ。軍によると、兵士ら少なくとも12人が死亡、35人が負傷した。犯行声明は出ていないが、軍はイスラム過激派による自爆テロとみている。

イスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ前大統領が失脚した7月のクーデター以降、エジプトではシナイ半島を中心にイスラム過激派によるテロが頻発している。カイロでも17日、ムスリム同胞団の動向監視を担当していた情報機関幹部が車で移動中に射殺され、シナイ半島拠点のイスラム過激派組織が犯行を認める声明を出した。

一方、モルシ前政権に反対し、軍を支持する傾向が強かったリベラル派からも、暫定政府を主導する軍の強圧的な政権運営に反発が起きている。19日にはカイロ中心部のタハリール広場に約1000人のデモ隊が集結し、「軍にも、同胞団にも反対」と書かれた横断幕を掲げた。周辺の公共施設を警備していた治安部隊との衝突が起き、デモ隊の1人が死亡した。



 
 
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世界の雑記帳:ひとりでに回転する古代エジプト像、謎が解明される

asahi.com

2013年11月21日 14時28分

[ロンドン 20日 ロイター] −英マンチェスター博物館に展示されている3800年前の古代エジプトの彫像が、ガラスケースの中でひとりでに回転するという現象が起き、関係者を不思議がらせていたが、このほどその謎が解明された。

この現象をめぐっては、エジプト神の呪いや所有者の魂が像に宿っているなどのうわさがささやかれていたほか、磁場が作用しているのではという推測もあった。

英テレビ番組「MysteryMaps」で謎解きに挑んだエンジニアのスティーブ・ゴスリング氏は20日、ロイターの電話取材に答え、回転の原因が博物館周辺の交通などによる微小の振動だと指摘。

同氏らが加速度計を設置して調べたところ、周辺の交通や来館者の往来による振動の影響があることが分かったという。

高さ25センチの男性の彫像が回転する映像はインターネットでも公開され、像を一目見ようとする人たちで博物館には多くの人が訪れる騒ぎにもなった。



 
 
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(特派員メモ)売りは4千年 @エジプト・ルクソール

asahi.com

2013年11月22日09時13分

【平井良和】エジプトの観光地ルクソールで取材中、観光局の職員に名前を聞くと、ノートに漢字で「阿茉」としたためてきた。「アモさん、ですか」と、とっさに中国語で返すと、会話は英語から中国語に切り替わった。

中国文化に興味があり、独学で中国語を勉強しているという。今では中国人観光客が増え、重宝しているらしい。

十数年ぶりにルクソールを訪れ、変化を感じたのは、土産物屋の呼び込みだ。「見るだけタダ」といった日本語に加え、「●好(ニーハオ、●はにんべんに尓)」「看看(カンカン)」などの中国語が交じる。中国の影響力は確かに広がっているようだ。

一方で、壮大なセールストークは健在だった。雑貨屋のおじさんが「4千年の歴史を誇るファラオの品を買わない手はない。記者ならこれだ」と指さすファラオのペンセット。見ると、袋に「MADE IN CHINA」と書いてある。「4千年って、中国4千年かい」と問うと、おじさんは「中国製は安くて良いよ」と頭をかいた。

おもしろいので結局、買ってしまった。4千年コンビの寝技にほんろうされたのかもしれない。



 
 
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エジプト、トルコ大使に国外退去通告

nikkei.com

2013/11/23 22:48

【カイロ=押野真也】エジプト外務省は23日、エジプトに駐在するトルコ大使に対し、国外に退去するよう通告した。7月のエジプトのクーデターについて、トルコのエルドアン首相がエジプト批判を強めていることが理由。同日、トルコ政府も同国に駐在するエジプト大使を追放する報復措置を発表するなど、両国の対立は深まっている。

エジプト外務省は同日の声明で、トルコのエルドアン首相が「エジプトの内政に介入している」などとして大使追放を発表。これにトルコ政府が反発し、報復措置を取った。今後、観光や貿易など、経済面にも影響が及ぶ可能性もありそうだ。

エジプトでは7月3日に軍がクーデターを起こし、イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ前大統領を拘束。トルコのエルドアン首相は、イスラム系政党「公正発展党(AKP)」を率いており、モルシ前政権と良好な関係を築いた経緯がある。

同首相はエジプト治安部隊による同胞団の弾圧などを強く非難し、モルシ前大統領に同情的な姿勢を見せ、これにエジプト軍と暫定政府は強く反発してきた。



 
 
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トルコの駐エジプト大使に国外退去を要求

【カイロ=久保健一】エジプト外務省のアブドルアーティ報道官は23日の記者会見で、トルコのボトサル駐エジプト大使に国外退去を求めたことを明らかにした。報道官は、「彼はエジプトに不要な人物だ」と述べ、両国の対立が退去要求の背景にあることを示唆した。

穏健イスラム主義のトルコ・エルドアン政権は、7月のエジプト軍によるイスラム主義大統領モルシ氏の解任を強く批判し、解任後に発足したエジプト暫定政府は反発していた。

報道官はまた、エジプトが駐トルコ大使の召還を決めたことも明らかにした。中東の2大国の一層の関係悪化が確実となった。

(2013年11月23日19時54分 読売新聞)



 
 
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ムバラク被告を追起訴 エジプト検察

nikkei.com

2013/11/25 10:36

【カイロ=共同】エジプトのメディアによると、同国検察は24日、革命の際に反政府デモ参加者の殺害に関与した罪などに問われて再審理中の元大統領ムバラク被告(85)と、汚職の罪に問われている2人の息子を公金横領罪で追起訴した。

ムバラク被告らは2002年から11年にかけ、大統領宮殿改装などに割り当てられていた公金1億2500万エジプトポンド(約18億円)を、7カ所の個人的な邸宅や事務所の建築、改装に流用したとされる。



 
 
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エジプトでデモ規制法 人権団体が反発、抗議へ

nikkei.com

2013/11/25 11:03

【カイロ=共同】エジプト暫定政権のマンスール大統領は24日、デモや集会を警察による事実上の許可制とするデモ規制法案に署名した。人権団体や若者グループは「集会の自由を奪い、弾圧を可能にする」と反発しており、撤回を求めて抗議に乗り出す構えだ。

7月のクーデターでモルシ前政権に代わり発足した暫定政権は、モルシ前大統領の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団を激しく弾圧してきた。デモ規制法の制定により、ムバラク旧政権のような強権体制に逆戻りする懸念が強まっている。

暫定政権は、非常事態宣言が今月14日に期限を迎えて解除されたことを受け「デモ頻発が社会を混乱させている」として規制法案を策定した。

選挙関連を含めて10人を超えるデモや集会に届け出を義務付け、治安当局が「公共の安全に脅威」と判断すれば禁止できる。エジプトで一般的なモスク(イスラム教礼拝所)などでの集会も禁じた。違反者は禁錮刑や高額の罰金を科せられる。来年、選挙を経て議会が発足すれば、法の妥当性を再検討する。

ムバラク政権が2011年に崩壊した後、エジプトでは街頭デモや集会が自由になった。モルシ前大統領がクーデターで追放されたのも、大規模な反政府デモが引き金となった。



 
 
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エジプト北部の空港に搭乗橋完成 日本の支援で建設

asahi.com

2013年11月28日16時26分

【アレクサンドリア=高橋友佳理】エジプト北部の同国第2の都市アレクサンドリア郊外のボルグ・エルアラブ空港で25日、日本の支援で建設された搭乗橋3台の完成式典があった。

ボルグ空港は日本の空港をモデルとし、円借款で建設された新ターミナルが2010年に完成。利用客数が予想を上回る伸びを見せたため、搭乗橋を3台追加することになった。だが今年7月、軍事クーデターが起き治安が不安定化。日本人の工事関係者らが帰国を余儀なくされ、3カ月遅れの完成となった。

式典に参加した鈴木敏郎駐エジプト大使は「この地域には潜在力があり、日本とエジプトが協力していく余地は大きい」。エジプトのファデル民間航空相は「ボルグ空港の需要は高く、日本の支援はありがたい」と話した。



 
 
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カイロで若者グループが反軍政デモ 規制法に反発

asahi.com

2013年11月28日21時14分

【カイロ=松尾一郎】エジプトの首都カイロ中心部で27日、「軍政打倒」を訴える若者たちの1万人を超えるデモがあった。24日に導入された「デモ規制法」に対して、世俗・リベラル派の若者たちが反発。7月の軍事クーデターでムルシ前大統領が退陣して以来初めて大規模に軍に「ノー」を突きつけた。

「軍事政権は非合法だ、シーシ(第1副首相兼国防相)は非合法だ」。中心部の目抜き通りを埋め尽くした若者は、サッカーの試合を応援するかのように跳びはね、手拍子しながら、スローガンを叫んだ。

暫定政府が導入した「デモ規制法」はデモや集会の開催に警察の事前許可を義務づけ、治安当局に催涙弾や散弾などを使ったデモ排除を認めている。

26日にあったデモの参加者数十人が、同法違反容疑で初めて拘束された。さらに検察当局は青年グループ「4月6日運動」代表のアフマド・マヘル氏や著名ブロガーのアラ・アブドルファタハ氏を26日のデモに絡む同法違反容疑で逮捕するよう命令。若者たちの反発につながった。

4月6日運動などの世俗派の若者グループは、2011年の反ムバラク政権デモを主導。その後は政権の主導権を握ったイスラム組織ムスリム同胞団と対立するようになり、今年7月に同胞団のムルシ前大統領が排除されたクーデターでは、軍を支持した。しかし、この日のデモでは、クーデターの中心人物で、暫定政権を主導するシーシ国防相を批判。軍との対決姿勢を明確にした。

4月6日運動の広報担当者のムハンマド・アデルさん(25)は朝日新聞に「ムルシ政権時代より今のほうが悪い。発言の自由を取り戻さなくてはならない。デモを続けていく」と語った。

ムルシ前大統領の出身組織のムスリム同胞団はこれまで毎週金曜日ごとに全国でデモを継続してきた。若者グループは「反同胞団」の立場でもあり、「同胞団とは協力しない」と語るが、同胞団と若者グループが共に「反軍政」で軍に圧力をかけることになる。



 
 
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エジプト、デモの少女らに禁錮刑

nikkei.com

2013/11/28 10:00

【カイロ=共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、エジプト北部アレクサンドリアの裁判所は27日、モルシ前大統領を支持するデモや集会を行ったとして、15〜17歳の7人を含む女性21人に最大11年の禁錮刑を言い渡した。

デモ規制法を今週制定した暫定政権の強権体質をあらためて示す例として国内で批判が出ている。

禁錮刑を受けた女性には高校生も含まれ、10月末、モルシ前大統領を追放したクーデターに抗議する「人間の鎖」をつくったりビラを配ったりした。

デモ規制法に対しては、モルシ派のほか、クーデターを支持したリベラル派の一部も抗議のデモを行い、治安部隊との衝突が起きている。



 
 
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デモ規制法違反容疑でブロガーを逮捕 エジプト

asahi.com

2013年11月30日05時00分

「デモ規制法」が導入されたエジプトで28日、2011年の反ムバラク政権運動の象徴の一人だった著名ブロガー、アラ・アブドルファッターハ氏が同法違反容疑で逮捕された。国営中東通信が伝えた。

一方、ムルシ前大統領を支持する「ムスリム同胞団」は29日の金曜集団礼拝後にデモを呼びかけている。アブドルファッターハ氏に近い世俗・リベラル派と、同胞団が同時に「反軍政」デモを行えば不測の事態が起こりえる。(カイロ)



 
 
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(地球24時)エジプトの活動家が出頭 デモに関与

asahi.com

2013年12月1日05時00分

エジプトのムバラク政権打倒に主導的な役割を果たした青年グループ「4月6日運動」の創始者アフマド・マヘル氏が11月30日、治安当局に出頭した。当局の許可無く実施された同26日のデモに関与したとして、「デモ規制法」違反容疑で逮捕状が出ていた。国営中東通信などが伝えた。出頭の際、同氏の支持者と治安当局が小競り合いとなり、治安当局側が催涙ガス弾を発射したという。同時に逮捕状が出ていた著名ブロガー、アラ・アブドルファッターハ氏は同28日夜、自宅を急襲した治安当局に逮捕されている。

(カイロ)



 
 
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エジプト、新憲法の草案確定 暫定大統領に提出へ

cnn.co.jp

2013.12.02 Mon posted at 11:02 JST

(CNN) エジプトの憲法改正委員会は1日、新憲法の草案を確定した。草案はマンスール暫定大統領の承認を経て国民投票にかけられる見通しだ。

各界代表者ら50人で構成される同委員会は2日間にわたり、247の条文すべてについて採決を実施した。マンスール暫定大統領は3日にこれを承認し、国民投票の日程を発表するとみられる。

1日に国営メディアが伝えていた草案によると、新憲法は宗教政党を禁止し、軍の権限を強化する内容となっている。

エジプトでは7月のクーデターでムルシ前大統領が追放され、軍主導の暫定政権が成立。前大統領を支持するデモ隊と治安部隊が激しい衝突を繰り返してきた。11月30日には、暫定政権が最近施行したデモ規制法に対する抗議デモを治安部隊が排除した。

米国防省によると、ヘーゲル国防長官は30日、エジプト暫定政権のシーシ国防相と電話で会談し、デモ規制法への懸念を表明した。ヘーゲル長官は会談の中で、エジプト暫定政権が平和的な民主化を目指す姿勢は表現の自由への対応に現れると強調した。



 
 
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デモ規制法に反発、学生ら1万人デモ カイロ中心部

asahi.com

【カイロ=松尾一郎】エジプトの首都カイロのタハリール広場で1日、学生たちが、軍主導の暫定政府に抗議するデモを行った。暫定政府が先月導入した「デモ規制法」などに反発したもので、1万人以上が集まったとみられる。治安部隊は催涙弾を使って解散させた。死傷者が出たとの情報はない。

デモには、7月のクーデターで排除されたムルシ前大統領を支持する「ムスリム同胞団」派と、世俗・リベラル派の双方が合流したとみられる。学生グループの広報担当者は、衛星放送アルジャジーラの電話取材に「ここが(ムバラク政権を倒した)革命の聖地だから集まった」と答えた。

カイロ中心部では11月27日にも、軍政打倒を訴える世俗・リベラル派の若者による1万人規模のデモがあった。



 
 
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エジプト、新憲法最終案が決定 軍が広範な権限保持

nikkei.com

2013/12/2 11:03

【カイロ=共同】エジプトの政党や宗教界、若者の代表らで構成され、憲法改正作業を進めてきた「50人委員会」は1日、7月のクーデターを主導した軍の広範な権限を保持する条文を盛り込んだ新憲法最終案を決定した。中東の衛星テレビなどが報じた。

3日にもマンスール暫定大統領に提出し、早ければ年内にも国民投票を実施、可決されれば新憲法として承認される。モルシ前政権に代わって発足した暫定政権を、軍が主導する構図があらためて鮮明になった。

委員会は11月30日と今月1日の2日間の投票によって最終案を決定した。



 
 
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エジプト:宗教政党禁止の憲法修正案

毎日新聞 2013年12月02日 20時18分

【カイロ秋山信一】エジプトの憲法修正について審議していた憲法委員会は1日、宗教政党の禁止などを盛り込んだ修正案をまとめた。修正案には委員の大多数を占める世俗・リベラル派の意向が反映された。1月にも行われる国民投票で修正案が承認されれば、クーデター後に弾圧されたモルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の政治的復権はさらに困難になる。

憲法委員会は政界、宗教界、労働者、市民団体などの代表者50人で構成され、ムスリム同胞団は参加していない。

修正案では「宗教に基づく政党の設立」は禁止される。人民議会解散時に立法を担うシューラ評議会は廃止される。宗教政党の廃止について、昨年6月に人民議会が解散されるまで同胞団系政党に次ぐ第2のイスラム政党だったヌール党の委員は反発したが、多数決で決まった。

ヌール党は「他宗教の出身者も受け入れている」として禁止規定の対象にならないと主張しているが、存続が難しくなる可能性もある。

一方、クーデターを主導した軍を巡って、国防相は軍側が選んだ候補者の中から選任される規定が新たに盛り込まれた。国防相人事を巡っては、モルシ前大統領が昨年8月、軍側の意向に反して国防相を交代させた経緯がある。軍予算が国会の審議対象外となる条項も継続されており、修正案が承認されれば、軍に対する文民統制がさらに弱まる。

現行憲法は11年のムバラク政権崩壊後、イスラム勢力が多数派を占める憲法起草委員会が草案を策定し、12年12月の国民投票で承認、施行されたが、今年7月のクーデターで効力が停止されていた。



 
 
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政権の生殺与奪、軍が影響力…エジプト新憲法案

【カイロ=溝田拓士】エジプトで憲法改正を検討していた「50人委員会」は1日、モルシ前政権後の新たな国家の枠組みとなる新憲法案を決定した。

新憲法作りは軍を後ろ盾とする世俗派の暫定政府主導で行われ、軍が政権に影響力を行使できる余地を認める内容となった。

新憲法案は3日、マンスール暫定大統領に提出され、30日以内に是非を問う国民投票が行われる。同委員会は、新憲法の発効後、90日以内に大統領選か議会選を行うとしているが、順序については暫定大統領の判断に委ねられることになった。

前政権時代に制定された現行憲法の改正は、軍の示した「政治行程表」の柱。早期に本格政府を樹立したい暫定政府は、年内の新憲法発効を目指して、7月下旬から作業を進めてきた。

地元ニュースサイト「アスワート・マスリーヤ」が報じた新憲法案全文(247条)によると、軍人を条件とした国防相人事について軍最高評議会の承認が必要と定めており、軍は事実上、内閣に対して拒否権を持つことになる。軍は軍の予算決定の判断に関与が認められ、軍出身者のムバラク独裁時代から軍が保持していた既得権益を認めた形だ。

一方、宗教についてはイスラム教を国教としながらも、政党は宗教に基づかないものと規定。モルシ前政権では、イスラム法による統治を目指すイスラム主義組織ムスリム同胞団の政党が政治権力を握ったことから、イスラム主義勢力を再び政治から遠ざける狙いとみられる。

(2013年12月3日01時15分 読売新聞)



 
 
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ナイル.com(2):エジプトの「彼氏」文化

毎日新聞 2013年12月06日

「彼氏いるの?」

2007年に日本に留学して以来、友人から何度もこう聞かれました。最初は、なぜ「彼氏」について質問されるのか不思議でした。エジプトでは異性を話題にする時は「もう結婚(婚約)相手、見つけた?」と聞くのが一般的だからです。恋愛が禁止されているわけではありませんが、多くは「結婚を前提にした交際しか認められない」と考えています。 

その一因には、イスラム教の影響があると思います。イスラム教の預言者ムハンマドは「男女2人が密室でいると、3人目として悪魔が来る」という言葉を残しました。男女が二人きりになるのはよくない、という意味です。エジプト人の約9割はイスラム教徒(残り1割はキリスト教徒)ですから、ムハンマドの言葉の影響は大きいと思います。

けれどもカイロでは近年、ナイル川の周辺や公園で婚約していない若い男女が腕を組んでデートする姿をよく見かけるようになりました。若者の考え方は変わってきているのか。それを確かめるため、エジプトの中では自由な気風があるカイロで、16〜40歳の男女各25人にアンケートをしてみました。

「婚約前に異性と交際してもいいか」という質問では、女性の96%と男性の84%が「交際しない」と答え、8割以上が「宗教」を理由に挙げました。「交際してもいい」と答えたのは女性1人、男性4人だけでした。

男女に意識の差があることも浮かび上がりました。女性の8割は「過去に別の女性と交際した男性とも結婚できる」と回答しました。逆に男性の7割は「過去に別の男性と交際した女性とは結婚できない」と答えました。多くの男性は「そんな女性は信用できない」と説明しました。

やはりエジプトでは今も、婚約前の男女交際は認められにくく、女性に対しては特に厳しいようです。今回の取材でも写真撮影をお願いしたカップルに「婚約していないからだめ」と断られました。一方、こうした考え方は、未婚の女性を守る役割も果たしていると思います。男性に「遊ばれる」ことがないからです。

ただ、アンケートで理想の結婚について聞いたところ、女性の5割、男性の8割が「恋愛結婚(好きになった相手と婚約、交際し、結婚するという意味)」と答え、伝統的に主流な「お見合い」や「職場・友人の紹介」を上回りました。より自由な結婚・恋愛に憧れる気持ちが、婚約前に交際する若者が増えることにつながっているのかもしれません。

私個人の理想は、恋愛結婚です。婚約前の交際には反対ですが、お互いのことを理解するために1〜3年程度の婚約期間も必要だと思います。でも私の次の世代には、婚約もせずにデートするのが当たり前になって、私の理想は古風になっているかもしれません。【ザイナブ・アジジ(カイロ支局スタッフ)】



 
 
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ナイル.com(3):ヘジャブの着用

毎日新聞 2013年12月11日

イスラム教徒の女性が着用するヘジャブ(スカーフ)。欧米や日本では女性に対する抑圧の象徴だというイメージで見られることも多いと聞きますが、色やデザインを楽しんでいる女性も多いのです。国によってファッションも異なります。

イスラム教徒の女性がヘジャブを着用する習慣は、聖典(コーラン)の「(女性のイスラム教徒は)外部に出ている部分はしかたがないが、そのほかの美しいところは人に見せぬよう」(岩波文庫「コーラン」井筒俊彦訳)という記述に由来しており、一般的には顔と手以外を隠すことだと解釈されています。中学、高校時代から着用するのが一般的で、それ以降は父親、夫、伯父、息子など一部の男性の前でしかヘジャブは脱ぎません。

私が生まれ育ったエジプトにはキリスト教徒(国民の約1割)もいますし、「個人の自由」と考えてヘジャブを着用しないイスラム教徒もいます。それでも私の感覚では国民の8割以上が着用していると思います。色や素材には流行があり、最近では2枚のヘジャブの重ね着や綿素材が人気です。

合わせる衣服は、身体のラインが分からないようにゆったりしたデザインを選ぶのが原則です。パンツスタイルでも細めのデザインは好ましくありませんが、若い世代にはスキニージーンズを合わせる人もいます。

一方、イスラム教スンニ派に基づく統治をしているサウジアラビアは、アラブ世界でも保守的な国です。首都リヤド在住のジャーナリストのワファ・アフマドさん(29)によると、ヘジャブも原則的に黒で、多くの女性は足先までを覆う黒のアバヤを合わせて着用しています。地域によって前髪を出すこともあるようです。一方、シリア人は白いヘジャブを好みます。

スーダンでは結婚の前後でファッションが変わります。結婚後はヘジャブの上からトーブと呼ばれる布を巻きつけます。トーブは、インドのサリーに似ています。

自由な気風が強いモロッコでは、約3割はヘジャブを着用しないそうです。ジェルバブと呼ばれるワンピースを合わせるのが一般的ですが、サウジのアバヤと違ってカラフルで装飾も派手です。

ヘジャブには男性のセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)から女性を守ってくれる効用もあると思います。残念なことにエジプトでは、セクハラに関する男性の意識が低く、女性の9割以上が「セクハラを経験したことがある」という民間の調査結果もあるほどです。でも男性の友人に聞くと、ヘジャブを着用する女性は慎み深く見えるらしく、セクハラからも一定程度守ってくれるようです(それでもセクハラを受けることはありますが…)。

またヘジャブの着用は、夫への唯一の愛を象徴する行為だとも思います。

原則さえ守れば、色やデザインも自由です。新しい服を買った時には、その服と合うヘジャブを探します。イスラム教徒の女性には、そんなショッピングの楽しみもあります。【イナス・タウフィーク(カイロ支局スタッフ)、訳・秋山信一】



 
 
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エジプト外相、IMFとの交渉拒否 「優先事項でない」

nikkei.com

2013/12/13 9:59

エジプト暫定政権のファハミ外相は12日、低迷する経済状況を打開する手段として、国際通貨基金(IMF)からの融資は「優先事項ではない」と述べ、当面は交渉を拒否する意向を示した。IMFを主導する米欧諸国への反発が背景にある。交渉を拒否したことで、サウジアラビアなどペルシャ湾岸諸国への依存が強まりそうだ。

外相は13日からアジア諸国を歴訪するのを前に、カイロで日本と中国の報道各社と会見した。

外相は「(国家の安定には)経済の再生が欠かせない」と述べる一方、IMFは「(経済再生の)規範ではない」と述べた。IMFはエジプトに48億ドル(約4900億円)を支援する条件として、補助金改革や民主化の進展などを迫っている。

エジプトでは、軍がクーデターを起こした7月3日以降、米国や欧州諸国などが相次いで経済援助を削減する一方、サウジとクウェート、アラブ首長国連邦(UAeの湾岸3カ国は総額120億ドルの融資を表明。外相は「近隣国からの投資も増えている」と述べ、湾岸諸国との結びつきが強まっていると強調した。

最近では外貨準備高が必要最低水準といわれる150億ドルを上回り、IMFの融資がなくても短期的な経済運営には支障がないと判断しているようだ。補助金改革や国営企業の民営化などの経済改革には当面は着手しないとみられる。

エジプトでは2014年1月にも新憲法案の是非を問う国民投票を実施し、総選挙と大統領選を経て来春にも本格政府を発足させる予定。早期に内政を安定させ、低迷している外国人観光客や海外からの直接投資の誘致を強化する方針だ。(カイロ=押野真也)



 
 
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エジプト:ファハミ外相 中露との関係強化に意欲

毎日新聞 2013年12月13日 10時48分(最終更新 12月13日 10時54分)

【カイロ秋山信一】エジプト暫定政府のファハミ外相は12日、今月中旬からの日本や中国への歴訪を前に、両国などのメディアと記者会見した。中国との軍事協力について「両国の意思が一致すれば可能だ」と述べ、ロシアとの関係改善にも意欲を示した。7月のクーデター後、米国からの年間13億ドル(約1300億円)の軍事援助が一部停止される中、外交・軍事関係の多角化を図る姿勢が鮮明になった。

エジプトは7月のクーデター後、外交政策を転換させた。モルシ前政権下で親密だったトルコやカタールとは疎遠になり、軍事援助の一部停止により1980年代以降続く米国との友好関係も冷え込んだ。ファハミ外相は、米国に代わってロシアとの接近を図っているとの指摘を念頭に「米国との関係が動揺したのは否定できない。どこかの国を別の国に置き換えるような考えはないが新しい友好国を開拓したい」と説明した。

国内情勢では、憲法修正の是非を決める国民投票が来年1月前半に行われるとの見通しを示し、「憲法が国のイメージや将来の方向性を決める。国民に投票を呼びかけていくのが最重要課題だ」と述べた。



 
 
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エジプト・カイロで雪! 「100年ぶり」と大興奮

asahi.com

2013年12月14日11時38分

【カイロ=川上泰徳】エジプトで13日、首都カイロの郊外などで雪が降った。政府系アハラム紙のインターネットサイトでは雪だるまをつくる子どもたちの写真が掲載された。同紙はカイロでの雪は1979年以来とするが、住宅地が白く覆われるほどの雪が降ることはごくまれで、「100年ぶり」の声もある。

13日のカイロは終日雨で、気温は10度を下回った。アハラム紙が雪の写真を掲載したのは、カイロ中心部から東に約40キロの砂漠の中にある新興の高級住宅地「マディナティ」。高層住宅の間の道路や公園は真っ白となり、手袋をした子どもたちが野球のボールほどの雪玉を持ったり、車の上に小さな雪だるまが飾られたりしていた。ふだんのカイロからは想像もつかない光景だった。



 
 
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エジプト、1月中旬に国民投票 改正憲法案の賛否問う

asahi.com

2013年12月14日23時28分

【カイロ=川上泰徳】エジプトのマンスール暫定大統領は14日、改正憲法案の国民投票を1月14、15日に実施すると発表した。2012年末の国民投票で承認された憲法が7月の軍のクーデターで停止されており、暫定政府の下で憲法改正委員会が作成した改正案に対する賛否が問われる。

改正憲法案では民間人を軍事法廷で裁くことを認めるなど軍の権限が強化されている。ムルシ前大統領の出身組織ムスリム同胞団などは改正憲法案や国民投票を「無効」と訴えて「参加拒否」を呼びかけており、混乱が生じる可能性もある。



 
 
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中東大雪…エルサレム37cm、カイロも降雪

中東各地を今冬一番の強烈な寒波が襲い、AFP通信によると、エルサレムでは13日、37センチの積雪が観測された。

市内では車が立ち往生し、幹線道路が通行止めとなった。

エジプトでは首都カイロ郊外や北部アレクサンドリアなどで雪が降り、地中海や紅海沿岸の港4か所が閉鎖されている。国営テレビによると、カイロで雪が観測されたのは数十年ぶりという。一方、内戦下のシリアでは、停電や燃料不足で市民が暖を取れずにいるといい、子供が死亡したとの情報もある。

(2013年12月14日16時53分 読売新聞)



 
 
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エジプト新憲法案、1月14・15日に国民投票

nikkei.com

2013/12/14 22:00

【カイロ=押野真也】エジプトのマンスール暫定大統領は14日、新憲法案の是非を問う国民投票を2014年1月14、15日の両日に実施すると発表した。新憲法案では宗教政党の禁止や、軍の同意がなければ国防相を任命できない条項などが盛り込まれている。憲法案が承認されれば、大統領選と総選挙を実施して正式政府を発足させ、軍主導の暫定政府から政治権限を移譲する。



 
 
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エジプト:1月14、15日に国民投票を実施…暫定政府

毎日新聞 2013年12月15日 01時18分(最終更新 12月15日 01時33分)

【カイロ秋山信一】エジプト暫定政府のマンスール大統領は14日、憲法修正の是非を判断する国民投票を来年1月14〜15日に行うと発表した。7月のクーデターから続く一連の政変に関連して、民意が問われるのは初めて。暫定政府は11月以降、賛成票を投じるよう選挙運動を強化している。「国民の意思に基づく革命だ」とクーデターを正当化しており、憲法修正を圧倒的多数で実現させたい思惑があるとみられる。

憲法修正案は、クーデターを主導した軍や、裁判所の権限が強化されたほか、男女平等や宗教政党の禁止などが明記された。



 
 
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エジプト外相「多極的に外交」

nikkei.com

2013/12/19 19:06

来日中のエジプト暫定政権のファハミ外相は19日、都内で記者会見し、「特定の友好国やグループに依存せず、多極的な外交を通じ選択肢を確保する」と述べた。ムバラク政権時代の親米路線だけでなく、中国やロシアへの接近も視野に入れる考えを示唆する一方、「今までの友好関係を置き換えるものではない」と述べ、米国との関係も維持する意向を示した。

中東和平など地域の安全保障問題に関して、外相は「再び指導的役割を担っていく」と表明した。イスラム原理主義組織ハマスの実効支配するパレスチナ自治区ガザがイスラエルによる封鎖で苦しんでいる現状に言及。「住民に対する圧力を緩和するため、自治政府だけでなくガザ側とも直接やり取りをしている」と述べ、状況改善に取り組む姿勢を示した。

日・エジプト関係については「国連改革や核兵器の問題を巡っては利害が一致している」と言及。投資・貿易・観光分野での民間レベルの関係強化に期待を示した。



 
 
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エジプト外相「中・ロ・韓と関係強化」 米をけん制

nikkei.com

2013/12/20 21:37

エジプトのファハミ外相は20日、東京で日本経済新聞などの取材に応じ、ロシア、中国、韓国と政治・経済両面で関係を強化する意向を強調した。米議会などで、エジプト援助を減らす動きがあることをけん制する狙いがあるとみられる。日本とは、産業・科学技術の人材開発などでアフリカ他国を共同で支援する「三角協力を進めたい」との考えを示した。

ファハミ外相は11月にエジプトでロシア外相、国防相と会談した。同国が「シリア、イラン問題で活発な役割を果たしている」と評価。国防面で歴史的に関係が深く鉄鋼・繊維産業でも協力実績があるとして軍事・経済関係の再活性化を模索する方針を示した。

外相は来日前に中韓両国を訪問。中国については「潜在性のある企業がいくつもある」と分析。今回の訪中を踏まえ、スエズ運河にある経済特区への企業誘致を振興する考えを示した。韓国では米韓独企業による48億ドル(約5000億円)規模の石油化学プラント事業を推進する合意文書に調印したと説明。東アジア、中東の核の脅威を巡る問題についても意見交換を進めることで一致した。

外相は、米国との協力関係を縮小する気はないと指摘。一方で「世界はもはや一極でなく多極化されている」と語り、米国以外の国と関係を多様化させ、対エジプト軍事援助を減額する動きのある米国をけん制する姿勢を示した。

日本との関係では、両国の協力事業として2010年アレクサンドリア郊外で開校したエジプト日本科学技術大学(E−JUST)に言及。将来はエジプトを「三角協力のハブ」として、ほかのアフリカ諸国の学生・研究者が日本の支援を得て先進技術・研究内容を学べる拠点にしたいと力説した。(編集委員 中西俊裕)



 
 
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ムスリム同胞団は「テロ組織」、エジプト暫定首相が宣言

AFP BB News

2013年12月24日 13:19 発信地:カイロ/エジプト

【12月24日 AFP】エジプト暫定政権のハゼム・ビブラウイ(Hazem al-Beblawi)首相は、軍により7月に解任されたムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の出身母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」について、「テロリスト組織」であると宣言した。同国の中東通信(MENA)が24日、首相報道官の話として伝えた。

軍が樹立した暫定政権は以前より、不安定な状況下にあるシナイ半島(Sinai Peninsula)で治安部隊への攻撃を繰り返している武装勢力に対し、ムスリム同胞団が資金や訓練を提供していると非難していた。ムスリム同胞団は既に、裁判所によって活動を禁じられている。

エジプトでは来月、民主主義体制の復活に向けた最初の大きな一歩とされる新憲法についての国民投票が実施される予定。同胞団を「テロ組織」として宣言した首相の動きは、国民投票を前に同胞団をさらに孤立させる暫定政府の試みと受け止められる可能性が高い。(c)AFP



 
 
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警察本部で自動車爆弾爆発、14人死亡 エジプト北部

AFP BB News

2013年12月24日 16:49 発信地:カイロ/エジプト

【12月24日 AFP】(写真追加)エジプト北部マンスーラ(Mansoura)の警察本部で24日未明、自動車爆弾が爆発し、少なくとも14人が死亡、100人以上が負傷した。医療関係者などによると、死亡者のほとんどが警察官だという。

爆弾攻撃は、新憲法案の是非を問う国民投票を数週間後に控えたなかで起きた。国民投票については、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領を7月に解任した暫定政府が民主化に向けた一歩と位置付けている。暫定政権は軍の主導で7月に発足した。

治安関係者によると、建物の一部が崩壊するほど爆発威力は大きく、周辺のビルでは窓ガラスが割れた。20キロ離れた地点でも爆発の衝撃が感じられたという。

7月にモルシ前大統領が排除されて以降、治安部隊を狙ったイスラム系の武装勢力による攻撃は激化しており、これまでに100人を超える治安要員が死亡している。(c)AFP

警察本部で自動車爆弾爆発、14人死亡 エジプト北部



 
 
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エジプト治安機関で爆発、11人死亡 テロの可能性

nikkei.com

2013/12/24 11:05

【カイロ=共同】AP通信などによると、エジプト北部ダカリヤ県の治安機関の建物で24日、爆発があり、少なくとも11人が死亡、80人が負傷した。自動車爆弾によるテロの可能性がある。国営メディアや治安当局者の話としている。

国営メディアによると、爆発は24日未明に治安機関の本部で発生し、5階建ての建物の一部が崩れた。死者の多くは建物の中にいた警察官で、がれきの下敷きになったという。治安当局者によると、死者数は増える可能性がある。



 
 
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エジプト北部の警察署で爆発、14人死亡

nikkei.com

2013/12/24 12:49

【カイロ=共同】エジプト北部ダカリヤ県の県都マンスーラの警察署で24日未明、自動車爆弾によるとみられる大きな爆発があり、フランス公共ラジオによると、警官ら少なくとも14人が死亡、100人以上が負傷した。

AP通信は中東通信の報道として、暫定内閣の当局者は、イスラム組織ムスリム同胞団が「テロ組織としての醜い顔」を見せたと批判したと伝えた。ベブラウィ首相も、爆発について「テロだ」と明言した。

エジプトでは、ムスリム同胞団出身のモルシ前大統領が7月に軍のクーデターで追放された後、反発する同胞団に連帯する形でイスラム過激派が治安部隊への攻撃を活発化させている。発生場所は主に北東部シナイ半島だが、9月には首都カイロで内相の暗殺未遂事件も起きていた。

AP通信によると、内相暗殺未遂事件で犯行声明を出したイスラム過激派「エルサレムの支援者」は最近、治安部隊を攻撃すると警告していた。

現場では、爆発により5階建ての警察署の一部が崩壊。死者の多くは建物の中にいた警察官で、がれきの下敷きになったという。地元の病院は負傷者の治療のため、住民に献血を呼び掛けた。



 
 
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庁舎爆発で14人死亡、130人負傷 エジプト北部

cnn.co.jp

2013.12.24 Tue posted at 11:30 JST

(CNN) エジプト北部ダカリヤ県の中心都市マンスーラで23日夜、県の内務局の建物で爆発が相次ぎ、少なくとも14人が死亡、130人が負傷した。現地のメディアが伝えた。

国営通信MeAなどの報道によると、まず建物の最上階で爆発があり、続いて自動車爆弾が爆発した。衝撃で建物の一部が吹き飛び、治安当局のトップも負傷したという。

エジプトのベブラウィ暫定首相は今回の事件をテロと断定、犯人逮捕に全力を挙げると表明した。

爆発音を聞いて駆け付けたという付近の住民によると、現場には救急車などが次々に到着し、がれきの下敷きになった人を助け出す作業が行われていた。一帯は何十台もの車が破壊されるなど、広範な被害が出ているという。

エジプトでは、宗教政党の禁止や軍の権限強化を盛り込んだ新憲法案の是非を問う国民投票が1月14〜15日に予定されている。



 
 
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エジプト北部で治安当局ビル爆発、少なくとも14人死亡

asahi.com

2013年12月24日10時45分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプト北部マンスーラにある治安当局のビルで24日、大規模な爆発があり、少なくとも14人が死亡、130人が負傷した。政府系アハラム紙(電子版)が報じた。

治安関係者は、建物内に仕掛けられた爆弾と、建物横に駐車していた自動車内の爆弾がほぼ同時に爆発したと話している。

エジプトでは、ムルシ前大統領が失脚した7月の軍クーデター以降、北部やシナイ半島などで軍や警察施設を狙った攻撃が相次いでおり、9月にはカイロ郊外で暫定政府のイブラヒム内相の車列を狙った爆発事件も起きた。



 
 
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エジプト:ムスリム同胞団をテロ組織指定

毎日新聞 2013年12月26日 01時20分

エジプト暫定政権は25日、モルシ前大統領の出身母体、イスラム組織ムスリム同胞団をテロ組織に指定した。国営テレビが報じた。

同胞団は7月の軍事クーデターでモルシ氏が追放されて以来、抗議デモを繰り返しているが、暫定政権は、テロ組織指定によって、同胞団のあらゆる抗議活動を「違法」とするとした。(共同)



 
 
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エジプト:ムスリム同胞団を「テロ組織に指定」 暫定政権

毎日新聞 2013年12月26日 10時47分(最終更新 12月26日 10時51分)

【カイロ秋山信一】エジプト軍主導の暫定政権は25日、7月の軍事クーデターで追放されたモルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団を「テロ組織に指定した」と発表した。暫定政権は同胞団への弾圧をさらに強める可能性が高い。ただ、同胞団がテロに関与した明確な証拠は示していない。同胞団はテロへの関与を否定しており、今後もクーデターへの抗議活動を続ける方針だ。

暫定政権は、同胞団のテロ組織指定について、北部マンスーラの警察施設で24日に発生した爆弾テロ事件を受けた措置だと説明した。事件で警察官ら16人が死亡。東部シナイ半島を拠点とするイスラム過激派組織「エルサレムの支持者」が犯行を認める声明を発表した。同胞団は関与を否定しているが、暫定政権は以前から両組織が連携しているとの見方を示していた。

暫定政権はクーデター後、同胞団幹部を軒並み拘束し、非政府組織(NGO)登録を取り消すなど、同胞団の弱体化を図ってきた。

今後はデモなどの抗議活動も一切認めない構えで、同胞団員や支援者に対する弾圧をさらに強めるとみられる。同胞団が貧困層向けに運営してきた学校や病院にも影響が出そうだ。

ただ、強権的な抑圧策をとる暫定政権に対し、同胞団に批判的だったリベラル派からも懸念の声が高まっており、今回の措置で暫定政権への批判が強まる可能性もある。

政府系紙アルアハラム(電子版)によると、外務省は25日、同胞団の拠点がある他のアラブ諸国に対し、同様の措置をとるよう求めた。同胞団は、シリア内戦で反体制派としてアサド政権と戦っている。また、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)も同胞団が反王制的だとして警戒している。

同胞団は1928年、イスラム教に基づく統治の実現を目指してエジプトで設立された。50年代以降は歴代政権の弾圧を受けたが、2011年の革命後の選挙で圧勝し、モルシ氏が12年6月に大統領に就いた。緩やかなイスラム化を志向しており、テロを頻発させるイスラム過激派とは一線を画してきた。



 
 
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エジプト:走行中のバス近くで爆発、乗客ら5人負傷

毎日新聞 2013年12月26日 21時00分

【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロ北東部ナセルシティーで26日、走行中の公共バス付近で爆発があり、乗客ら5人が負傷した。治安当局は爆弾テロとみている。犯行声明は出ていない。軍主導の暫定政権が25日にモルシ前大統領の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団を「テロ組織」に指定しており、政権に反発する勢力の犯行の可能性もある。エジプトでは市民を標的にしたテロは極めて異例で、治安への懸念が高まっている。

国営テレビによると、26日朝、公立高校前の路上を走っていた公共バスの近くで爆発が起きた。爆弾は道路に仕掛けられていた可能性がある。AP通信によると、何者かが爆弾を投げつけたとの情報もある。警察が周辺を捜索し、高校前の草地から別の手製爆弾も見つけた。現場近くにはイスラム教スンニ派の最高学府アズハル大学のキャンパスもある。

ナセルシティーは同胞団が抗議活動の拠点としており、クーデター以降、毎週デモが続いている。軍・警察施設が多く9月には内相暗殺未遂事件も起きた。

暫定政権は、24日に北部マンスーラの警察施設で起きた爆弾テロ事件を受け同胞団をテロ組織に指定した。この事件では、シナイ半島拠点のイスラム過激派組織「エルサレムの支持者」が犯行を認める声明を発表。同胞団はテロへの関与を否定しているが、政権は両組織が連携していると疑っている。



 
 
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エジプト暫定政権、ムスリム同胞団をテロ組織に指定

cnn.co.jp

2013.12.26 Thu posted at 11:11 JST

(CNN) エジプト暫定政権は25日、ムルシ前大統領の支持母体であるイスラム組織「ムスリム同胞団」をテロ組織に指定した。

同国北部マンスーラでは23日、治安当局の入る庁舎が爆破される事件が発生。この事件についてイーサ副首相はムスリム同胞団の犯行だと非難。「エジプト全体がこの醜い犯罪に恐怖を抱いた」と述べた。

だが爆破事件については、シナイ半島で活動する「エルサレムのアンサール団」が犯行声明を出している。

またエジプト国営EGYニュースは、治安当局がヒシャム・カンディール前首相を拘束したと伝えた。前首相はムルシ政権下で、民間企業の国有化を命じた裁判所の決定に従わなかったとして禁錮1年の判決を受けていた。

エジプトでは、宗教政党の禁止や軍の権限強化を盛り込んだ新憲法案の是非を問う国民投票が1月14〜15日に予定されている。



 
 
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エジプト暫定政府、ムスリム同胞団をテロ組織に指定

asahi.com

2013年12月26日10時57分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプトの暫定政府は25日、7月の軍クーデターで失脚したムルシ前大統領の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団を、テロ組織に指定した。正式に非合法化され、同胞団への弾圧が強まるのは必至だ。

きっかけは24日に北部マンスーラで治安当局の建物が爆破されて17人が死亡した事件で、暫定政府は「政権移行や憲法の国民投票を妨害したい者の犯行」として、同胞団の関与を示唆した。ただ、イスラム武装勢力「アンサール・バイト・マクディス(エルサレムの支持者)」が犯行声明を出した。同胞団はテロを非難し、事件との関わりを否定している。

エジプト軍と暫定政府は、政権移行の行程表を受け入れず、全土でデモを続ける同胞団を「史上最悪のテロ組織」とするキャンペーンを張ってきた。カイロの裁判所は9月下旬、同胞団のすべての活動を禁止し、資産を凍結する判決を出した。

テロ組織指定で、暫定政府側と同胞団側の和解の道は閉ざされたことになる。同胞団は今後もデモを続けるとみられ、社会の不安定化に歯止めがかかりそうにない。



 
 
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エジプト前大統領の出身母体をテロ組織に指定

【カイロ=久保健一】エジプト暫定政府は25日、声明を出し、同国最大のイスラム主義組織「ムスリム同胞団」を「テロ組織」に指定した。

同胞団は、今年7月の政変で大統領を解任されたムハンマド・モルシ氏の出身母体。暫定政府は、来年1月中旬に予定される憲法改正案の賛否を問う国民投票を前に、同胞団の取り締まりを強化する構えだ。

暫定政府は声明で、北部マンスーラで24日起こった爆弾テロが同胞団の犯行だと指摘し、テロ組織指定の理由に挙げた。テロでは警察官ら16人が死亡した。

一方、同胞団は、爆弾テロを非難する声明を出していた。

(2013年12月26日10時24分 読売新聞)



 
 
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エジプト暫定政権、同胞団を「テロ組織」指定

nikkei.com

2013/12/26 10:06

【カイロ=押野真也】エジプト暫定政権は25日、同国のイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」を「テロ組織」に指定すると発表した。暫定政権は24日に北部で起きたテロ事件を同胞団によるものだとして非難。同胞団は関与を否定しているものの、再び非合法組織として扱われ、これまで以上に弾圧が強まる可能性が高い。

暫定政権は25日、国営メディアを通じて同胞団を「テロ組織」に指定すると発表した。24日に北部の都市、マンスーラで、最低14人が死亡した警察署爆破事件に同胞団が関与したなどとして非難した。

政権側は声明で「同胞団に協調した活動は処罰の対象になる」と述べた。今回の指定を受け、同胞団は非合法組織となり、解散に向けた手続きが進むとみられる。同胞団傘下の政党「自由公正党」も政治活動を禁じられる可能性がある。

今回の政権の発表に対し、同胞団は強く反発するとみられる。再び街頭での大規模デモを呼び掛ける公算が大きく、治安部隊との間で衝突が起きる事態も予想される。

エジプトでは7月3日に軍がクーデターを起こし、同胞団出身のモルシ氏を大統領から解任。カイロや東部のシナイ半島で軍や警察施設に対する襲撃事件が相次いでいる。軍が主導する暫定政権は一連の襲撃事件に同胞団が関与しているなどとして非難する一方、同胞団は一貫して関与を否定している。

同胞団は2011年2月に独裁のムバラク政権が崩壊するまで非合法組織に指定され、弾圧の対象となっていた。ムバラク政権崩壊で合法的な組織として認められたものの、今回、再び非合法組織となった。軍のクーデター後、同胞団幹部やメンバーなど合計2千人以上が拘束されており、同胞団は組織存亡の危機を迎えている。



 
 
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路線バス狙った爆発、5人けが カイロ近郊

asahi.com

2013年12月27日09時51分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプトの首都カイロ近郊ナスルシティーで26日朝、路線バスを狙った爆発があり、5人が負傷した。現場は、アズハル大学などの教育機関が集まる地区の路上で、近くには8月に治安部隊がムルシ前大統領支持派のデモを強制排除して600人以上が死亡したラバアアダウイヤ・モスクがある。国営中東通信によると、道路付近に仕掛けられた爆弾がバスの通過時に爆発した。現場付近の公園から別の爆弾も発見されたという。

24日に北部マンスーラで起きた治安当局ビル爆破事件をきっかけに、暫定政府は25日、ムルシ氏の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団をテロ組織に指定したばかり。カイロでは9月にもイブラヒム内相の車列を狙った爆発事件があり、シナイ半島のイスラム武装勢力が犯行声明を出している。



 
 
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同胞団デモ、参加しただけで禁錮5年 エジプト当局発表

asahi.com

2013年12月27日00時28分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプト内務省は26日、ムルシ前大統領の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団のデモに参加した者は、刑法で禁錮5年の罪になると発表した。国営中東通信などが伝えた。25日に同胞団がテロ組織に指定されたためで、今後はデモに参加しただけでも逮捕されることになる。

同胞団の幹部には、禁錮25年の罪が適用される。また、文書などで同胞団の活動を推進した者も禁錮5年以下の罪になるという。同胞団側はテロ組織の指定に強く反発、全土で抗議デモを呼びかけており、再び大規模な衝突が起きる可能性がある。国営テレビによると、北部シャルキアでは26日、テロ組織に所属して暴力を扇動したとして、同胞団のメンバー16人が逮捕された。

エジプトでは11月に「デモ規制法」が施行し、同胞団以外のデモも事前に警察の許可を得ることが義務づけられた。すでにエジプト革命を主導した「4月6日運動」のアフマド・マヘル氏らが逮捕されており、世俗・リベラル派の若者らが強く反発している。



 
 
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エジプト各地でデモ衝突 5人死亡、265人逮捕

asahi.com

2013年12月28日11時26分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプト各地で27日、イスラム教の金曜礼拝後に、ムルシ前大統領の出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団支持者らによる抗議デモがあった。AP通信によると、全土で5人が死亡。内務省の発表では265人が逮捕された。同胞団が「テロ組織」に指定されたことで、反発が広がっている。

暫定政権側は、25日に同胞団をテロ組織に指定したことに伴い、同胞団のデモ参加者には刑法で禁錮5年の罪を適用すると発表していた。首都カイロ近郊では、観光地のピラミッドに近いギザの路上やナスルシティーのアズハル大学の寮で衝突があり、治安部隊が催涙ガスでデモ隊を排除した。

暫定政権側は7月の軍クーデター後、多くの同胞団幹部を逮捕。来月には改正憲法案の国民投票が行われるが、それに続く大統領選と議会選でも同胞団とその支持者は事実上排除されることになり、国民の分裂は一層深まりそうだ。

暫定政権による露骨な行動に、世俗・リベラル派からも反発が出ている。青年組織「4月6日運動」は26日にフェイスブック上で、「テロ組織指定は誤った決定で、さらなる暴力と憎しみを生むだけだ。同胞団とその支持者もエジプト国民だ」との声明を発表した。



 
 
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同胞団テロ指定に抗議、エジプトデモで4人死亡

【カイロ=久保健一】エジプト各地で27日、同国最大のイスラム主義組織「ムスリム同胞団」がテロ組織に指定されたことに抗議するデモが行われ、内務省によると、治安部隊との衝突などで少なくとも4人が死亡、87人が負傷した。

北部ダミエッタで18歳の同胞団支持者が死亡したほか、首都カイロなどで死者が出た。同胞団は25日に暫定政府からテロ組織に指定されたことを受け、各地で抗議デモを行うよう支持者に呼びかけていた。

(2013年12月28日11時37分 読売新聞)



 
 
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「同胞団」支持学生と治安部隊衝突…エジプト

【カイロ=久保健一】エジプトの首都カイロ東部の国立アズハル大学構内で28日、イスラム主義組織「ムスリム同胞団」を支持する学生と政府治安部隊が衝突し、エジプト主要紙アル・アハラム(電子版)によると、支持者1人が死亡した。

同紙によると、学生がキャンパス内の建物に放火し、商学部と農学部の建物2棟が炎上した。暫定政府が同胞団をテロ組織に指定したことを受け、支持者の抗議デモが活発化。デモは27日もエジプト各地で行われ、同紙によると5人が死亡した。

(2013年12月28日22時18分 読売新聞)



 
 
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同胞団デモ、大学内1人死亡 エジプト、衝突続く

asahi.com

2013年12月29日00時15分

【エルサレム=山尾有紀恵】エジプトの首都カイロ郊外ナスルシティーのイスラム教スンニ派の最高学府アズハル大学で28日、ムルシ前大統領の出身母体ムスリム同胞団を支持する学生と治安部隊が衝突し、保健省によると学生1人が死亡、4人が負傷した。

大学では同日から試験が行われる予定だったが、内務省によると、デモ隊はゴム弾を空に放ち、試験の座席表を破き、座席を壊すなどして妨害。商学部と農学部の建物に放火した。治安部隊が催涙ガスなどでデモ隊を排除し、国営中東通信によると約100人を逮捕した。事件後、試験は再開された。

同大学では、秋に新学期が始まって以降、ムルシ氏支持派の学生によるデモがたびたび発生している。26日にも学生寮付近で衝突が発生し、学生1人が死亡した。

エジプトでは25日に同胞団が暫定政権から「テロ組織」に指定されたことに抗議するデモが各地で発生しており、27日には全土で5人が死亡した。



UP:2013 REV:
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