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リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2016年


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アフリカアフリカ Africa 2017


○2007年までのニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2007年
○2008年〜2009年のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2008年〜2009年
○2010年のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2010年
○2011年1月〜2月のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年1月〜2月
○2011年3月1日〜15日のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年3月1日〜15日
○2011年3月16日〜31日のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年3月16日〜31日
○2011年4月のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年4月
○2011年5月のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年5月
○2011年6月〜7月のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年6月〜7月
○2011年8月のニュース・情報は 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 2011年8月
○2011年9月〜10月のニュース・情報は リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2011年9月〜10月
○2011年11月〜12月のニュース・情報は リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2011年11月〜12月
○2012年のニュース・情報は リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2012年
○2013年〜2014年のニュース・情報は リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2013年〜2014年
○2015年のニュース・情報は リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国) 2015年
○最新のニュース・情報は リビア

○外務省 各国・地域情勢 リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆2016/01/07 nikkei.com リビアで爆弾テロ 「イスラム国」が犯行声明
◆2016/01/07 asahi.com リビアの警察訓練所で爆発、65人死亡 トラックが突入
◆2016/01/08 asahi.com 突入した車爆発、65人以上死亡か リビアの警察訓練所
◆2016/01/09 cnn.co.jp 地中海渡航中に死亡した難民、昨年は3771人と過去最高
◆2016/01/22 nikkei.com 武装勢力が石油施設襲撃 リビア中部、「イスラム国」か
◆2016/01/26 nikkei.com 肥満乳幼児が世界で増加 WHO報告書、14年4100万人
◆2016/01/26 産経ニュース リビア統一政府案を否決 国連仲介、不調に
◆2016/01/28 cnn.co.jp 米軍統参議長、リビアで対ISISの本格掃討作戦を要望
◆2016/02/07 cnn.co.jp リビアのISIS戦闘員、6500人に倍増か 米情報機関
◆2016/02/07 時事通信 リビア国境の土塁完成
◆2016/02/20 nikkei.com 米軍、リビアを空爆 「イスラム国」拠点標的か
◆2016/02/20 cnn.co.jp 米軍、リビアのISIS拠点を空爆 外国でのテロ計画か
◆2016/02/20 asahi.com 米軍がリビア空爆 チュニジアのテロ犯を殺害か
◆2016/02/21 nikkei.com セルビア大使館員2人死亡 米の「イスラム国」空爆で
◆2016/02/21 cnn.co.jp 人質のセルビア大使館職員2人死亡か 米軍のリビア空爆
◆2016/02/21 asahi.com 昨年拉致のセルビア大使館職員2人死亡 米軍リビア空爆
◆2016/02/21 AFP BB News リビアで拉致のセルビア人2人が死亡、米空爆に巻き添えか
◆2016/02/21 野口雅昭 リビアへの外国軍事介入を防ごうとのアルジェリア外交(アラビア語メディアの解説)
◆2016/02/21 野口雅昭 米国の空爆に関するアラビア語紙の解説(リビア)
◆2016/02/22 Christian Today リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年
◆2016/02/22 Sputnik リビアでの斬首:赦しが憎悪に勝った1年
◆2016/03/08 nikkei.com 「リビア、政治解決急ぐ必要」 チュニジア襲撃で仏声明
◆2016/03/10 nikkei.com チュニジア、「イスラム国」が相次ぐ襲撃 脅威増す
◆2016/03/31 毎日新聞 リビア 統一政権道遠く 「大統領評議会」首都入り
◆2016/04/02 cri 安保理、リビアの政治プロセス進展を歓迎
◆2016/04/09 cnn.co.jp リビアのISIS戦闘員が倍増、最多6千人に 米アフリカ軍
◆2016/04/09 cnn.co.jp リビアの武装勢力、武器調達でSNS駆使 1年で1346件取引
◆2016/04/11 cnn.co.jp オバマ米大統領 「在任中最大の間違いはリビア」
◆2016/04/13 ブルームバーグ オクジフ株が一時24%急落−リビア贈賄で有罪答弁の可能性
◆2016/04/13 東京新聞  SNSで違法武器取引増加 リビア、1年に1346件
◆2016/04/19 BBC News 【移民危機】地中海で移民船転覆か 生存者は数百人が死亡と
◆2016/04/21 cnn.co.jp 地中海で大型船沈没、難民や移民500人水死の恐れ
◆2016/05/15 cnn.co.jp 地中海での密航阻止作戦は「失敗」 英議会が報告書
◆2016/05/16 nikkei.com リビア統一支援へ閣僚会合 欧米や周辺国
◆2016/05/17 nikkei.com リビアの武器入手支援へ 欧米など閣僚会合
◆2016/05/17 nikkei.com リビアへの武器禁輸緩和を支持 統一政府樹立支援で関係国
◆2016/05/17 cnn.co.jp リビアへの武器禁輸解除へ、対ISIS戦支援で
◆2016/05/24 nikkei.com EU、リビアの沿岸警備強化を支援 密航船取り締まり後押し
◆2016/05/29 nikkei.com 移民ら計700人死亡か 地中海で密航船転覆相次ぐ
◆2016/06/04 cnn.co.jp 117体の遺体が漂着、難民か リビア海岸
◆2016/06/04 asahi.com リビア海岸に117遺体、難民漂着か 無人ボートも発見
◆2016/06/10 nikkei.com 「イスラム国」リビア最大拠点で戦闘 暫定政府側が攻勢
◆2016/06/12 cnn.co.jp ISIS、リビアでも支配地失う 政府軍がシルトを奪還
◆2016/07/07 cnn.co.jp 伊当局、1日で移民4500人救助 地中海で
◆2016/07/26 AFP BB News リビアに遺体漂着の移民、87人に
◆2016/08/01 AFP BB News 伊当局、リビア沖で4日間に移民ら6500人救助
◆2016/08/02 nikkei.com 米がリビアで空爆 「イスラム国」掃討支援
◆2016/08/02 nikkei.com 米、「イスラム国」のリビア北部拠点空爆
◆2016/08/02 nikkei.com 米軍、リビアで「イスラム国」拠点空爆
◆2016/08/02 cnn.co.jp 米、リビアでISIS拠点の空爆開始
◆2016/08/02 asahi.com 米軍、リビアのIS拠点を空爆 統一政府部隊を支援
◆2016/08/14 asahi.com イタリア特殊部隊、リビアで活動 IS掃討部隊を訓練
◆2016/08/17 nikkei.com 「イスラム国」リビア最大の拠点陥落 米軍空爆が効果
◆2016/09/12 AFP BB News リビア沖で移民3400人救助、伊沿岸警備隊 8月以降最大規模
◆2016/10/03 cnn.co.jp オランダ人ジャーナリスト、リビアでISISに撃たれ死亡
◆2016/10/03 時事ドットコムニュース オランダ人記者死亡=対IS戦取材中−リビア
◆2016/10/05 AFP BB News 移民船内で22人死亡 リビア沖、AFPカメラマンが現場取材
◆2016/10/06 AFP BB News 動画:過密状態の移民船が海難、緊迫する現場の救助活動 リビア沖
◆2016/10/12 nikkei.com OPEC減産「支援」 ロシア再接近、期待先行 原油、1年ぶり高値に
◆2016/10/19 nikkei.com OPEC減産 需給均衡の時期は流動的 主要エネルギー機関調査 国別枠設定・順守が焦点
◆2016/10/27 AFP BB News 地中海渡る移民らの死者、年初来3800人に 過去最多を更新
◆2016/10/27 nikkei.com NY商品、原油が続落 OPEC減産に不透明感 在庫減で買いも、金は反落
◆2016/10/27 nikkei.com 不安定な原油相場、見通しは 市場関係者に聞く
◆2016/10/28 nikkei.com OPEC、減産手法を協議 サウジなど具体策
◆2016/11/04 asahi.com リビア沖地中海で船2隻難破 難民ら200人死亡・不明
◆2016/11/04 AFP BB News 地中海でまた悲劇 「銃突き付けられ海へ」 移民230人超死亡か
◆2016/11/22 cnn.co.jp 部族衝突の激化で70人死傷、ペットのサルが発端 リビア
◆2016/11/28 nikkei.com アルジェリア人質事件、仏軍空爆で首謀者死亡か 米紙報道
◆2016/12/07 cnn.co.jp リビア部隊、中部シルトのISIS支配地を全て奪還
◆2016/12/14 cri 安保理、国連リビア支援団の任期を延長
◆2016/12/20 国境なき医師団 リビア:非人間的な環境で拘束されている移民・難民の実情−−MSF、緊急援助を継続
◆2016/12/23 nikkei.com リビアで旅客機ハイジャック マルタに着陸
◆2016/12/24 asahi.com リビア機ハイジャック犯、カダフィ氏の支持者か
◆2016/12/24 nikkei.com リビア機乗っ取り、犯人2人が投降 マルタで
◆2016/12/24 cnn.co.jp リビア機がハイジャック、マルタに着陸 犯人投降


【参考図書】
リビアを知るための60章 (エリア・スタディーズ)
塩尻 和子著 明石書店 ¥2,100 B6版 399ページ 2006年8月 [amazon]

リビア物語―世界遺産と大砂漠の旅
滝口 鉄夫著 論創社 ¥2,625 B6版 196ページ 2007年1月 [amazon]

砂漠の思想―リビアで考えたこと
野田 正彰著 みすず書房 ¥2,730 B6版 240ページ 2005年2月 [amazon]


 
 
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リビアで爆弾テロ 「イスラム国」が犯行声明

nikkei.com

2016/1/7 23:51

【カイロ=押野真也】北アフリカのリビア西部で7日、警察施設を狙った爆弾テロが起き、65人が死亡した。中東の衛星テレビは同日、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出したと報じた。

狙われたのは西部ズリテンにある警察官の訓練施設で、死者の多くは訓練生とみられる。訓練生が多く集まる場所でトラックが爆発したといい、治安当局は自爆テロとの見方を強めているようだ。

リビアは2011年8月に独裁のカダフィ政権が崩壊して以降、内戦状態が続く。複数の過激派組織や民兵組織が入り乱れ、国家は分裂状態にある。国軍や警察による治安維持能力は低く、ISはリビアを新たな拠点にすることを画策しているとされる。

ISの犯行だとすれば、治安機関の要の一つである警察施設を狙って多くの死者を出すことで存在感を示す意図がありそうだ。ISはイラクやシリアでは米欧諸国やロシアによる空爆にさらされて劣勢が伝えられており、リビアで活動を活発化する恐れもある。



 
 
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リビアの警察訓練所で爆発、65人死亡 トラックが突入

asahi.com

ドバイ=渡辺淳基2016年1月7日21時55分

リビア北西部の町ズリテンにある警察の訓練所で7日、門から構内に突っ込んだトラックが爆発し、65人以上が死亡した。ロイター通信が医療関係者の話として伝えた。さらに数十人が負傷したとみられる。

ズリテンは首都トリポリの約160キロ東に位置し、過激派組織「イスラム国」(IS)が昨年6月に制圧したシルトとの中間に位置する。訓練所では当日、卒業式にあたる行事が催されていた。

リビアでは2011年にカダフィ独裁政権が崩壊した後、12年に制憲議会が発足したが機能せず、イスラム系勢力がトリポリ、世俗派勢力は東部トブルクで「政府」を構える状態が続いていた。両勢力は国連の仲介で昨年12月に統一政府樹立の合意書に署名したが、先行きは不透明なままだ。(ドバイ=渡辺淳基)



 
 
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突入した車爆発、65人以上死亡か リビアの警察訓練所

asahi.com

2016年1月8日05時00分

リビア北西部の町ズリテンにある警察の訓練所で7日、門から構内に突っ込んだトラックが爆発し、65人以上が死亡した。ロイター通信が医療関係者の話として伝えた。さらに数十人が負傷したとみられる。

ズリテンは首都トリポリの約160キロ東に位置し、過激派組織「イスラム国」(IS)が昨年6月に制圧したシルトログイン前の続きとの中間に位置する。訓練所では当日、卒業式にあたる行事が催されていた。

リビアでは2011年にカダフィ独裁政権が崩壊した後、12年に制憲議会が発足したが機能せず、イスラム系勢力がトリポリ、世俗派勢力は東部トブルクで「政府」を構える状態が続いていた。両勢力は国連の仲介で昨年12月に統一政府樹立の合意書に署名したが、先行きは不透明なままだ。(ドバイ)



 
 
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地中海渡航中に死亡した難民、昨年は3771人と過去最高

cnn.co.jp

2016.01.09 Sat posted at 17:32 JST

(CNN) 国際移住機関(IOM)は9日までに、欧州を目指して地中海を船で渡航中に死亡した北アフリカ諸国などの移民や難民は昨年3771人の過去最高を記録したと報告した。1日当たり10人以上死亡した計算となる。

2014年の該当数字は3279人だった。

IOMの声明によると、15年の犠牲者の4分の3以上はリビア沿岸で活動する密航業者の利用が多い地中海の中央ルートの海域で発生した。

同機関は先月、海路や陸路で欧州へ入った移民や難民は昨年、100万人の大台を突破したと報告。大半は地中海経由だった。このうち約50万人は内戦を逃れたシリア人で、総数の5分の1がアフガニスタン人、イラク人が7%を占めた。

IOMはさらに今月5日、違法な海路の手段などで欧州に到着した移民らは昨年通年で100万4356人に達したと発表。14年の21万9000人に比べ約5倍の水準だった。

昨年4月には移民ら約1250人が死亡し、月間では最悪の数字を記録していた。リビア沖で推定800人が乗る船が転覆した事故が大きな要因となった。

IOMによると、世界全体を見た場合、海上で死亡した難民らの人数は昨年、推定で5350人。地中海に次いで多かったのは東南アジアの海域だった。仏教徒が多数派を占めるミャンマーで国民と認められていないイスラム教徒の少数派ロヒンギャ族がマレーシアなどの近隣国へ海路で逃れる例が目立った。



 
 
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武装勢力が石油施設襲撃 リビア中部、「イスラム国」か

nikkei.com

2016/1/22 1:24

【カイロ=共同】過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる武装勢力が21日、リビア中部ラスラヌフ近郊の石油施設を襲撃した。武装勢力はさらなる攻撃を警告した。ロイター通信が当局者らの話として報じた。

当局者らによると、二つの貯蔵タンクが放火された。パイプラインが標的だったという。施設の警備隊と武装勢力の間で衝突もあったが、武装勢力は撤退したという。

リビアでは、リベラル勢力とイスラム勢力の対立で政治の混乱が続く中、ISが勢力を拡大し、石油施設への攻撃を繰り返している。



 
 
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肥満乳幼児が世界で増加 WHO報告書、14年4100万人

nikkei.com

2016/1/26 11:47

【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)の小児肥満撲滅委員会は25日、過体重または肥満の乳幼児(5歳未満)が世界的に増加傾向にあり、2014年に少なくとも4100万人に達したとの報告書を発表した。1990年は3100万人だった。18歳未満の子供全体でも増加傾向がみられるとして各国に対策の強化を促した。

中低所得国では特に深刻で、90年の750万人から14年の1550万人へと2倍以上に増加。経済成長に伴うジャンクフードや砂糖の摂取増加など食生活の急激な変化に伴い、乳幼児の肥満はアフリカ諸国などでも急速に拡大している。

世界では、5歳未満児全体に対する過体重または肥満の割合は90年の4.8%から6.1%に増加した。過体重の割合が20%以上なのはリビアなど少なくとも2カ国で、10%以上の国は中東・北アフリカや東南アジアに多い。日本は5%未満の最も低い国のグループに入っている。米国や中国などは10%未満の2番目に低いグループ。

肥満の子供は、大人になっても肥満が続く可能性が高く、糖尿病など慢性疾患にかかるリスクも高い。

報告書は子供の肥満防止策として、砂糖を多く含む飲料水や不健康な食事を避けるほか、健康的な食事や十分な睡眠、適度な運動といった生活習慣を人生の早い段階に身に付けさせることが重要だと強調した。

小児肥満撲滅委員会のグラックマン共同委員長はジュネーブでの記者会見で「子供の肥満問題はこれまで関心が払われてこなかったが、今や緊急の対策を要する課題となっている」と警告した。



 
 
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2016.1.26 09:38

リビア統一政府案を否決 国連仲介、不調に

産経ニュース

国家分裂状態のリビア情勢打開に向け、国連の仲介で提案された統一政府の閣僚名簿が25日、北東部トブルクの暫定議会で審議され、反対多数で否決された。地元メディアが議員の話として報じた。

リベラル勢力とイスラム勢力によるリビアの内紛は、解決の見通しが遠のいたもようだ。

コブラー国連事務総長特使の仲介により、両勢力は32人の閣僚名簿に合意。議会承認を経て統一政府の樹立を目指す期待が高まっていた。(共同)



 
 
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米軍統参議長、リビアで対ISISの本格掃討作戦を要望

cnn.co.jp

2016.01.28 Thu posted at 20:12 JST

ワシントン(CNN) 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は28日までに、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」によるリビアでの勢力伸張を阻止するため大規模な掃討作戦の着手を望んでいることを明らかにした。

訪問先の欧州で記者団に述べた。同議長の報道担当者も議長の発言内容を確認した。

米国防総省高官によると、リビアでは現在、米軍による偵察飛行や隠密の情報収集作業が実施され、ISIS勢力の追跡や拠点の位置特定などに当たっている。

同議長は今後数週間内に、フランス、イタリアや英国らの同盟国と協力した上で、リビアでのISISせん滅を図る軍事行動の選択肢を示す勧告を期待しているという。

ダンフォード議長は米軍が想定している選択肢の詳細には触れなかった。ただ、米国防総省当局者はリビア内にあるISIS拠点への攻撃やリビアの治安部隊を同国外で訓練し、帰国させてISISと戦わせる案などに言及した。リビア内での動きを封じることでISISによる他のアフリカ諸国や南欧への勢力浸透をくじくことを狙っている。

最近の情報評価によると、リビア内で活動するISIS工作員らの人数は数千人台の低めの数字となっている。米当局はISISの一部の幹部もリビアに入ったと見ている。

同組織戦闘員のリビア侵入は、イラクやシリアへの入国が困難になっていることが背景にある。また、ISISが首都と称するシリア北部ラッカなどの拠点に対する米軍率いる有志連合の空爆などが続き、他の場所への移動を強いられているとも見られる。

米当局は、ISISがリビアの石油関連施設の掌握を狙い、イラクやシリアでの米軍空爆で失った資金源を復活させることを懸念もしている。

米軍は昨年11月、リビアでは初めての空爆を実行し、ISIS工作員の幹部を殺害していた。

ISISのリビア進出については別の米軍幹部も懸念を既に表明している。特殊作戦軍のジョー・ボーテル司令官は先にイラクやシリアだけでの問題ではないと主張していた。同司令官は、両国でISIS掃討作戦を統括する米中央軍の次期司令官に指名されている。



 
 
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リビアのISIS戦闘員、6500人に倍増か 米情報機関

cnn.co.jp

2016.02.07 Sun posted at 15:55 JST

ワシントン(CNN) 複数の米情報機関当局者は7日までに、リビアに入った過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員が増えており、最大で6500人と以前の推定数字の2倍になっている可能性があることを明らかにした。

背景にはシリアへの侵入がより困難となっている現状があり、経由地のトルコなどからリビアへ転戦させていると見ている。戦闘員の増加傾向は昨年の下半期に強まっていたという。

6500人の数字は米軍諜報(ちょうほう)筋の最新情報に基づくものだが、情報機関内では異論もあり、戦闘員数はその半分程度との見方もある。

米政府当局者は6500人は最も有力な数字だが信頼性は低いと主張し、現段階で実際の人数についての確信はないと述べた。ただ、米国防総省はリビア内のISIS勢力の拡張を受け監視偵察飛行などの任務強化を求めている。

一方、イラクとシリア両国内でのISIS戦闘員は1万9000人から2万5000人の間で、以前推定された2万〜3万1500人に比べ若干減少した可能性があることもわかった。ISISの動向などの最新情報を知り得る立場にある2人の米政府当局者が明らかにした。ただ、あくまでも推定数字としている。

その上で、減少したとすれば、米軍主導の有志連合による空爆でのISIS戦闘員殺害の効果と両国に入る戦闘員数の減少が要因とも見ている。米国防総省は最近、組織からの離反者が増え、ISISは兵力維持などのため地方レベルで徴兵しているとの情報に注目していた。

しかし、米政府当局者はISISが構成員の減少に直面しながらも、イラク北部モスルやシリア北部ラッカの主要拠点を維持出来る勢力を依然保持し続けている状況に変わりはないとも分析している。

米当局が最近まとめた調査によると、シリア内にいる外国人戦闘員の数は推定で3万6500人以上で、このうち少なくとも6600人が欧米出身者。外国人戦闘員の出身国はこれまで少なくとも120カ国に達する。

全ての外国人戦闘員がISISに合流したわけではなく、一部は「ヌスラ戦線」などのアルカイダ系組織に加わったともみられる。戦闘参加などを目的にイラクとシリアへ入国したり渡航を試みた米国人は推定250人となっている。



 
 
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米軍、リビアを空爆 「イスラム国」拠点標的か

nikkei.com

2016/2/20 0:41

【カイロ=押野真也、ワシントン=川合智之】米政府当局者は19日、混乱が続く北アフリカのリビアを米軍が空爆したと発表した。過激派の拠点を狙った攻撃でおよそ40人が死亡したもようだ。リビアは独裁政権が崩壊した後の権力の空白を「イスラム国」(IS=Islamic State)など過激派が埋めて支配を広げている。国際テロの輸出拠点として「第2のシリア」となる懸念が深まり、欧米諸国などは軍事介入の拡大を模索している。

米国防総省当局者は19日、「サブラタ近郊のISの訓練施設を同日早朝に空爆した」と表明した。サブラタはリビア北部のチュニジア国境近く。昨年にチュニジアで相次いだテロに関与したISのメンバーが標的で「ISのリビアでの勧誘や拠点構築に打撃を与えることが期待される」と述べた。

リビアでは2011年8月、中東の民主化運動「アラブの春」で独裁体制を敷いていたカダフィ政権が崩壊した。その後は内戦状態が続き、国外から大量の武器が流入し、ISやアルカイダなどの過激派が拠点を築いている。

リビアにテロリストの訓練キャンプなどが設けられ、隣国のエジプトやチュニジア、アルジェリアなどにとって脅威となった。

昨年11月にも米軍はリビアでIS幹部を標的に空爆を実施した。しかし、その後、シリアからIS幹部が移動するなど勢力の拡大が伝えられた。国連は昨年11月の報告書でリビアのISの戦闘員の規模について2000〜3000人と指摘したが、最近ではさらに増加しているとの分析もある。

ロシアが軍事介入したシリアや、クルド人部隊や政府軍が攻勢を強めているイラクでISは劣勢に立たされる場面が増えている。ISはリビアを新たな重要拠点として位置付けているとの見方が強い。

リビアは14年以降、東西で国家が分裂状態にある。国連の仲介で東部の主要勢力である世俗派と西部のイスラム勢力が統一政府を樹立することで合意したものの、双方とも内部からの強い反発を受けている。国家再建の道筋をつけるうえで過激派の掃討は欠かせない条件だ。

リビアは地中海を挟んで欧州と目と鼻の先に位置する。リビアの混乱が広がれば、シリアに加えリビアからも一段と多くの難民が欧州に押し寄せることになる。リビアを拠点とした欧米に対するテロの脅威も強まる。リビアは有力な産油国で、過激派が石油施設を押さえるような事態は国際社会にとっての悪夢だ。

石油利権もからんだリビアで対立する各派の利害を調整するのは簡単ではない。イラクやシリアの混乱だけで手いっぱいの欧米にとって、リビアに対テロ戦線が本格的に広がることの負担は大きい。



 
 
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米軍、リビアのISIS拠点を空爆 外国でのテロ計画か

cnn.co.jp

2016.02.20 Sat posted at 10:21 JST

(CNN) 米軍は19日、リビア北西部サブラタにある過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の特殊訓練キャンプを空爆し、同市議会によると、少なくとも43人が死亡した。標的には、昨年チュニジアで起きたテロ2件に関与した幹部が含まれていたとみられる。米当局者は、欧州など北アフリカ域外の地域を狙ったテロ攻撃が計画されていた可能性があると明かした。

標的となったのはアフリカや中東から集結してきた外国人グループで、そこにはチュニジア出身のISIS幹部、ヌレディーン・ショーシャン容疑者もいたとみられる。ショーシャン容疑者が今回の空爆で死亡したかは現時点で不明。

ショーシャン容疑者は、昨年チュニジアの首都チュニスにあるバルドー博物館で起き23人が殺害されたテロのほか、北東部スースの海岸リゾートで起き38人が死亡したテロにも関与していたとみられる。両事件ともISISが犯行声明を出している。

サブラタ市議会によると、米軍の空爆は19日朝、同市内の一部を標的に実施され、少なくとも43人が死亡、6人以上が負傷した。リビア赤新月社の報道官は、死者数はさらに増える可能性があるとしている。サブラタはリビア北西部の沿岸地域にあり、住民の大半はチュニジア出身。

サブラタ市の治安当局者によると、リビア人の男が昨年、同市内の住宅の拡張を開始した。過去数カ月にわたり、複数のグループに属する戦闘員を連れ込んでいたという。この住宅は今回の空爆で破壊された。

また米当局者によると、米国はこの数週間、戦闘員らが標的となった場所に出入りして特殊訓練とみられる訓練を積んでいるのを注視。通常の訓練の範囲を超えており、外国への攻撃を計画しているのではないかとの懸念が広がっていた。

サブラタ市の市長はこの場所が外国人戦闘員に対するISISの勧誘拠点になっており、その大半はチュニジア出身者だったと指摘。死者にはヨルダン人の女性も含まれているという。

米軍はISISの拠点が集中するイラクやシリアのほか、リビアでも空爆を行ってきた。リビアでは2011年、長期にわたったカダフィ独裁政権が崩壊して以降、国内情勢の混乱が続き、武装集団の温床となっている。



 
 
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米軍がリビア空爆 チュニジアのテロ犯を殺害か

asahi.com

ワシントン=峯村健司 翁長忠雄2016年2月20日00時52分

米軍の複数の戦闘機が19日朝、リビアのトリポリ西方のサブラタ近くにある過激派組織「イスラム国」(IS)の訓練施設を空爆した。この攻撃で、昨年チュニジアで起きた2件のテロ事件の容疑者を殺害したという。米国防総省当局者が明らかにした。

米メディアによると、攻撃で、40人以上を殺害した。昨年3月にチュニジアの首都チュニスで起き日本人3人を含む22人の犠牲者が出た博物館襲撃事件と、同6月に北東部スースの高級ホテルが襲撃された事件の首謀者の一人とみられる人物が、今回の攻撃で殺害されたとみている。これらのテロではいずれもISが犯行声明を出した。

米軍は、リビアがISなどイスラム過激派の新たな拠点になると警戒しており、攻撃を強めている。米国防総省のクック報道官は今回の空爆について、ISによるリビアでの戦闘員の勧誘や拠点づくりに「直接の影響を与えると期待している」と述べた。

昨年6月には、イスラム過激派アンサール・シャリアのセイフアラー・ベンハシン指導者が、米軍の空爆で死亡。同3月の博物館襲撃テロで実行グループと断定された「ウクバ・イブン・ナフィア旅団」は同組織の分派とされる。

同指導者は国際テロ組織アルカイダの指導者だったビンラディン容疑者の側近で、2000年に前身組織を設立。03年にチュニジア当局に拘束されたが、11年1月のジャスミン革命によるベンアリ政権崩壊後の恩赦で釈放された。同4月にアンサール・シャリアを設立し、13年からはリビアで活動していた。(ワシントン=峯村健司)

■欧米、ISの新拠点化に懸念

リビアは2011年のカダフィ政権崩壊後、元リビア軍将官が率いる部隊、各地の民兵、イスラム系武装組織などが群雄割拠。14年に暫定議会選が実施されたが、世俗派勢力とイスラム系勢力に分裂した。国内に二つの議会・政府がある状態が続き、新政府発足は難航。政府機能がマヒ状態に陥るなか、ISは14年ごろに浸透し始めていた。

ISは当初、東部を拠点としていたが、昨年6月以降、カダフィ氏の出身地の中部を支配下に置き、シリアやイラクの支配地域と同様に敵対者を斬首するなどの恐怖統治をしいた。さらに西方へと勢力拡大を図っているとされる。

欧米諸国は、ISはシリア、イラクで米軍主導の有志連合の空爆を受けて勢いを弱める一方、リビアを新たな拠点にしようとしていると警戒している。

隣国チュニジアの治安当局は、昨年、ISが犯行声明を出したテロの実行犯の中には、モスク(イスラム教礼拝所)で勧誘されるなどした後、リビアで訓練を受けて送り込まれた若者がいるとの見方を強めている。チュニジア政府はリビア国境に約200キロの土塁を築き、国境管理を強化するなどの対策を迫られている。(翁長忠雄)



 
 
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セルビア大使館員2人死亡 米の「イスラム国」空爆で

nikkei.com

2016/2/21 20:35

【ウィーン=共同】セルビアのブチッチ首相は20日、リビアで米軍が行った過激派組織「イスラム国」(IS)に対する空爆で、人質となっていたセルビアの大使館員2人が死亡したと述べた。AP通信が伝えた。セルビアに空爆の通告はなく、ダチッチ外相は米国とリビアに説明を求めるとしている。

米軍が空爆したのはISの訓練施設で、少なくとも49人が死亡した。米国防総省のクック報道官は「数週間、監視を続けてきたが、民間人がいる様子はなかった」と述べ、犠牲となった大使館員の家族とセルビア政府に哀悼の意を表した。

空爆で死亡したのはセルビア大使館の広報官と運転手。昨年11月にリビア北西部サブラタ近郊で大使らの車列が武装した男らに襲われた際に連れ去られた。大使と家族は逃げて無事だった。

ISと関連があるとみられる犯罪グループが身代金の支払いを要求。セルビアは解放を目指したが、身代金は「支払い不能な額」で、リビアの部隊が解放作戦を検討中だったとしている。



 
 
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人質のセルビア大使館職員2人死亡か 米軍のリビア空爆

cnn.co.jp

2016.02.21 Sun posted at 14:19 JST

(CNN) 米軍がリビア北西部サブラタにある過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の訓練施設に加えた空爆で、セルビアのダチッチ外相は21日までに、サブラタで昨年11月に拉致されていた駐リビアのセルビア大使館職員2人が死亡した可能性があると述べた。

米国防総省のクック報道官は2人のセルビア人人質が死亡したとする情報は承知しているが、空爆が原因であることを示唆する情報は現段階で得ていないと述べた。

同報道官は空爆に先立ち、標的となった施設を数週間にわたって監視していたが、空爆決行の段階で民間人がいるとの形跡はなかったと指摘。その上で2人の死亡時の状況は不明としながら、セルビア政府と犠牲者の遺族に深い哀悼の意を表すると述べた。

ダチッチ外相によると、死亡したとみられるのは通信担当職員と運転手の2人。セルビア外務省の報道担当者は2人の死亡の有無についてリビア当局の公式な確認を待っていると述べた。また、2人が監禁されていたとみられる場所を空爆したとの連絡が米国防総省から入っていたことを明らかにした。

サブラタの自治体首長によると、19日の空爆では少なくとも49人が死亡。がれきの下に埋もれている被害者もいるとみられ、死者が増える可能性もある。負傷者は6人とされる。米ホワイトハウスのアーネスト報道官は空爆でチュニジア出身のISIS幹部も死亡したとみられると述べていた。



 
 
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昨年拉致のセルビア大使館職員2人死亡 米軍リビア空爆

asahi.com

ウィーン=喜田尚2016年2月21日06時45分

セルビアのブチッチ首相は20日、米軍が19日朝リビアのトリポリ西方にあった過激派組織「イスラム国」(IS)の訓練所とみられる施設に対して行った空爆で、セルビアの在リビア大使館職員2人が死亡した、と記者団に語った。2人は昨年11月からこの施設に監禁され、リビア当局との協力で救出作戦が検討されていたという。

米国からの報道によると、この空爆で昨年3月にチュニジアの首都チュニスで起きた博物館襲撃事件の首謀者とみられる人物を含む40人以上が死亡した。

AP通信によると、セルビアのダチッチ外相は攻撃について「我々は事前に知らされていなかった」と語り、米国とリビア側に経緯の説明を求める考えを明らかにした。

職員2人は昨年11月、チュニジアに向かう大使一家の車列が武装勢力に襲われた際、拉致された。「支払い不可能な額」の身代金要求を受けていたという。ダチッチ氏は「我々は2人の解放に近いところまで来ていたと考えている」と述べた。(ウィーン=喜田尚)



 
 
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リビアで拉致のセルビア人2人が死亡、米空爆に巻き添えか

AFP BB News

2016年02月21日 13:46 発信地:ベオグラード/セルビア

【2月21日 AFP】米軍が19日にリビアで実施したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対する空爆について、セルビア政府は昨年11月に拉致されたセルビア大使館職員2人が巻き込まれて死亡したとの見解を20日、明らかにした。

米軍の空爆はリビア西部、地中海(Mediterranean)沿岸のサブラタ(Sabratha)近郊にあるISの訓練キャンプを標的に行われ、数十人が死亡した。セルビアのアレクサンダル・ブチッチ(Aleksandar Vucic)首相は記者団に対し、外務省職員2人の死亡が確認されたと語った上で「死因は爆発であり、われわれが述べているのは言うまでもなく、米軍の空爆のことだ」と述べ、「これはわが国が初めて直面した深刻な人質事件だ」と語った。

一方、米国防総省は、空爆でセルビア人2人が死亡したとの情報はないと述べ、2人が死亡した状況は「明らかになっていない」との認識を示した。

また米当局は、欧米諸国の関連施設を狙った攻撃を計画していたイスラム過激派の「サビル(Sabir)」ことヌルディーヌ・シュシャン(Noureddine Chouchane)容疑者が、今回の空爆で死亡した可能性が高いと発表した。

シュシャン容疑者は、昨年7月にチュニジア北部スース(Sousse)近郊のビーチリゾートが襲撃され英国人30人を含む観光客38人が死亡した事件や、昨年3月に首都チュニス(Tunis)の国立バルドー博物館(National Bardo Museum)が襲撃され観光客21人と警官1人が死亡した事件に関与した疑いが持たれていた。ISは両事件について犯行声明を出している。

他方、リビア東部を拠点とし、国際社会から承認されている政権は、米軍の空爆はリビア当局と連携して行われたものではなく「リビアの国家主権の侵害に当たるのは明白だ」と非難した。(c)AFP/Katarina Subasic with Mohamad Ali Harissi in Tripoli

リビアで拉致のセルビア人2人が死亡、米空爆に巻き添えか



 
 
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「リビア、政治解決急ぐ必要」 チュニジア襲撃で仏声明

nikkei.com

2016/3/8 20:50

【カイロ=共同】リビアとの国境に近いチュニジア南部ベンガルデンで計53人が死亡した軍や警察の施設襲撃について、フランス外務省は7日、声明を発表、「テロリストはリビアからチュニジアへ来た」と非難し「リビアの政治的解決を急ぐ必要がある」と強調した。

国家分裂状態のリビアを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員による越境攻撃とみられ、IS拡大を脅威とみなす欧米諸国が政治危機解決に向けて圧力を強めそうだ。

リビアでは、対立するリベラル勢力とイスラム勢力が昨年12月、国連の仲介により統一政府の樹立で合意したが、暫定議会が閣僚名簿を承認しておらず、統一政府はできていない。

混乱に乗じたISが勢力を拡大。米国やイタリア、フランスなどは統一政府と協力して武力行使を含むIS対策を強化すると伝えられているが、足踏み状態だ。

チュニジア政府は今年2月までに、リビアとの国境のうち、約250キロに過激派対策として土の壁を建設。今月7日に米国やドイツの専門家がビデオ監視システムを導入する予定だったという。



 
 
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リビア
統一政権道遠く 「大統領評議会」首都入り

毎日新聞2016年3月31日 12時08分(最終更新 3月31日 13時13分)

【カイロ秋山信一】内戦状態が続くリビアで、国連の後押しで統一政府の樹立を目指す大統領評議会の執行部が30日、拠点としていた隣国チュニジアから首都トリポリに入った。リビアの主要メディアが報じた。評議会は内戦を収め、過激派組織「イスラム国」(IS)対策を強化したい考えだが、行政・治安権限を掌握するメドは立っていない。

リビアでは2014年夏以降、西部の首都トリポリを拠点とするイスラム主義勢力と東部トブルクを拠点とする世俗主義勢力が内戦状態に突入。昨年12月に両勢力の穏健派が国連の仲介で和解案に調印したが、両勢力の強硬派は反発して内戦が収まっていない。

穏健派は和解案に従って、最高意思決定機関として大統領評議会を発足させた。穏健派の国会議員や実業家、部族の有力者らで構成される。

評議会トップで統一政府の首相候補を兼ねるシラージュ氏は30日、「まずは全土での停戦を実現し、IS対策に力を入れたい」と述べた。

だが、東西の政治勢力で実権を握る強硬派は、国連主導の和解プロセスや評議会執行部の人選に反対し、権限移譲を拒んでいる。既得権益を失うことへの危機感も背景にある。

評議会執行部のリビア入りを巡っても、トリポリを拠点とするイスラム主義勢力内の強硬派が「評議会側が入国すれば拘束する」と脅迫。空港を一時閉鎖したため、海路で約12時間かけて入国する事態となった。

米欧は、リビアがISの新たな拠点になりかねないと懸念。評議会を後押ししようとしているが、東西両勢力とも依然として強硬派が実権を握っているため、統一政府の樹立は困難な状況だ。米欧諸国は、強硬派に対して、渡航禁止や資産凍結などの制裁をちらつかせ、評議会に協力するよう圧力をかけたが、かえって反発を招いた。

リビアでは11年の内戦でカダフィ政権が崩壊した後、反カダフィ派の内紛が続いてきた。混乱の長期化に乗じて、ISが中部シルトを拠点に実効支配拡大を狙っている。



 
 
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安保理、リビアの政治プロセス進展を歓迎

2016-04-02 16:21:47

cri

国連安保理は1日声明を発表し、リビア民族団結政府の複数のメンバーがこのほど首都・トリポリに到着したことに歓迎の意を示し、これは、リビア情勢が安定を回復し、政治プロセスが正常な軌道に戻る重要な一歩だと評価しています。

声明は、リビア国民暫定評議会が直ちに活動を行い、リビアの政治・安全・人道主義・経済・政府機関などの問題の解決に着手し、テロの脅威に対応することを激励すると表明し、こうした努力を支持するようリビア各派に呼びかけました。

安保理は、すべてのリビア国民が和解の精神にのっとって「リビア政治協議」を履行し、過渡期の重要な段階に民主を損なういかなる行動をも避けるべきだとしています。さらにリビアが直面するテロの脅威について懸念を示し、リビア国民に政府と団結してこうした脅威に対応するよう呼びかけました。(MOU、む)



 
 
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リビアのISIS戦闘員が倍増、最多6千人に 米アフリカ軍

cnn.co.jp

2016.04.09 Sat posted at 16:28 JST

ワシントン(CNN) 米軍のアフリカ軍のデービッド・ロドリゲス司令官(陸軍大将)は9日までに、内戦状態にある北アフリカのリビアで活動する過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員の規模は4000〜6000人に達するとの推定数字を明らかにした。

米情報機関当局の数字を引用したもので、昨年比でほぼ倍増したとしている。

リビアは2011年のカダフィ長期独裁政権の崩壊後、イスラム勢力、世俗派、部族などが入り交じる権力争奪の戦いを続いている。ISISもこの混乱に乗じて勢力を伸張させている。

同司令官は記者団に、リビアには他の北アフリカ諸国などから様々な外国人戦闘員が多数流入していると指摘。これらの戦闘員はイラクやシリアへも転戦しているとした。リビアには既にISISへ忠誠を誓う戦闘員もいると述べた。

リビアでは首都トリポリと東部に拠点を置く勢力が自らの政権樹立を宣言。国連や欧米諸国は昨年12月、両勢力による統一政権樹立の合意を仲介し、ISIS掃討の共同戦線の構築を図っている。



 
 
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リビアの武装勢力、武器調達でSNS駆使 1年で1346件取引

cnn.co.jp

2016.04.09 Sat posted at 17:55 JST

ロンドン(CNNMoney) スイスの小火器問題などに関する研究機関は9日までに、内戦状態にあるリビアで交流サイト「フェイスブック」らのソーシャルメディア(SNS)を経由した武器取引が増えている実態を浮き彫りにする調査報告書をまとめた。

リビアでインターネットを用い活発な武器取引を交わしている業者や個人を追跡した調査で、1年間で1346件の違法な武器取引が交わされていることも突き止めたという。

これら取引の大半はフェイスブックやワッツアップ上で利用者機能が制限されているネットワークで進められている。また、インスタグラムやテレグラムも同様に使われているという。

今回の報告書をまとめた「Small Arms Survey」などの責任者は、今回把握できたネット上での武器取引は実情の一部分しかあぶり出しているに過ぎないと指摘。同様の取引が、内紛が続くイエメンやイラク、シリアなどで進んでいることを示唆するデータも入手したとしている。

取引の対象になっているのは小火器ばかりでなく、重機関銃、ロケット弾や擲弾(てきだん)の発射装置、対戦車用の誘導精密兵器や携行用の対空兵器なども含まれていた。

これらの兵器の購入先は武装組織で、ソーシャルメディアを使い、不必要だったり使用不可能となったりした武器の処理にも当たっているという。

調査報告書は、カダフィ長期独裁政権時代のリビアでは武器取引は厳しく管理されていたと説明。しかし、2011年の同政権の崩壊後、政府軍の大規模な武器保管庫が違法な武器取引業者や武装勢力に襲われ、強奪される事例が発生。この後、闇の武器市場が拡散し始めたという。

インターネット上の闇市場はネットの接続環境の改善と共に近年になって規模が拡大していた。

この中でフェイスブックとインスタグラムは今年1月、個人的な小火器販売の禁止に踏み切った。フェイスブックはCNNMoneyの取材に、小火器販売に関する全てのコンテンツは削除するとの方針を強調。ユーザーに対してもこの種のコンテンツを見付けた場合、連絡を求めている。今回の報告書で言及された一部の取引業者のネットワークもフェイスブックで閉鎖された。



 
 
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オバマ米大統領 「在任中最大の間違いはリビア」

cnn.co.jp

2016.04.11 Mon posted at 11:27 JST

(CNN) オバマ米大統領は10日に放送された米フォックス・ニュースとのインタビューでこれまでの在任期間を振り返り、最大の間違いはリビアでカダフィ政権崩壊後の混乱に計画的な対処ができなかったことだと述べた。

大統領はインタビューで、2011年のリビア軍事介入自体は「正しい行動だった」とする一方、その後の無計画ぶりは失敗だったとの見方を示した。

リビア内戦では北大西洋条約機構(NATO)が介入を主導した結果、11年10月に最高指導者のカダフィ大佐が死亡した。

オバマ大統領は昨年9月の国連総会で、カダフィ後の「力の空白」を埋めるために「我々の同盟にはもっとできること、やるべきことがあった」と主張していた。

先月発行の米誌アトランティックに掲載されたインタビューでもリビア介入後の混乱に言及し、キャメロン英首相が「ほかの色々なことに気を取られ」ていたなどと批判。リビアと地理的に近い欧州は事後処理にもっと関与し、行動を起こすべきだったと主張した。当時のサルコジ仏大統領らにも矛先を向け、介入自体は成功したのに「今日のリビアはひどい有様だ」などと語っていた。

米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官はこの発言を受けたCNNへの談話で、米英間の「強いきずな」を改めて強調。リビア介入後については、「米国を含む我々全員の行動が足りなかった」というのが大統領のかねてからの見解だと説明していた。

オバマ大統領は10日放送のインタビューで、在任中の最大の成果は08年金融危機後の米国経済を「大恐慌の危機から救ったこと」だと述べた。

ホワイトハウスでの最良の一日としては医療保険改革が議会を通過した日を挙げ、最悪の一日は12年12月、コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件の現場を訪れた日だったと語った。



 
 
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オクジフ株が一時24%急落−リビア贈賄で有罪答弁の可能性

ブルームバーグ

Felice Maranz、Joshua Fineman

2016年4月13日 11:32 JST

米国の上場ヘッジファンド運営会社で最大手のオクジフ・キャピタル・マネジメント・グループは、株価が12日に一時約24%急落し、上場来安値まで売り込まれた。リビアの政府系ファンド(SWF)への贈賄疑惑の捜査を決着させる条件として、有罪答弁を求められる可能性があるとの報道が影響した。

ダニエル・オク氏が最高経営責任者(CEO)を務めるオクジフは、リビアのSWFから投資を獲得するために違法と知りながら贈賄を行った疑惑が浮上し、少なくとも過去5年にわたり米当局の捜査対象となっていた。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が事情に詳しい複数の関係者からの情報として12日伝えたところでは、米司法省はこの件で有罪答弁を行うようオクジフに強く求めており、米証券監督当局も最大4億ドル(約434億円)の民事制裁金の支払いを迫っているという。 シティ

グループのアナリスト、ウィリアム・カッツ氏は12日のリポートで、「(かなり)悪い」結果につながり、さらに資金が流出する恐れがあると分析。捜査決着のための資金捻出で分配金の支払いを減らす必要が出てくるかもしれないと指摘した。 オクジフ

の株価は12日のニューヨーク市場で13%安の3.30ドルと2007年の上場以来の安値で取引を終えた。同社株の公開価格は32ドルだった。同社と司法省、米証券取引委員会(SEC)の担当者は、いずれもコメントを控えている。

原題:Och-Ziff Sinks 24% on Report DOJ May Seek Guilty Plea in Probe(抜粋)

--取材協力:Charles Stein.



 
 
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SNSで違法武器取引増加 リビア、1年に1346件

東京新聞

2016年4月13日 18時16分

【ジュネーブ共同】スイスの武器問題研究機関、小型武器サーベイ(本部ジュネーブ)は13日までに、国家分裂状態のリビアでフェイスブックなどの会員制交流サイト(SNS)を通じた違法な武器取引が増加しているとの報告書を発表した。

報告書の基となるデータを収集したコンサルティング会社によると、2014年11月からの約1年間に計1346件の取引を突き止めた。実際の取引はさらに多いとみられる。

小型武器サーベイは「こうしたネット上の闇の武器市場は需要、供給ともに拡大している」と指摘した。



 
 
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【移民危機】地中海で移民船転覆か 生存者は数百人が死亡と

2016年04月19日(Tue)  BBC News

リビア・トブルク港からイタリアを目指した移民たちの船が、地中海で転覆し、500人近くが死亡した可能性があることが分かった。生存者たちがギリシャ南部カラマタで、BBCに話した。

エチオピア、ソマリア、スーダン、エジプトから来たという生存者41人によると、移民約240人がトブルクからイタリアへ出港し、途中で別の大きい船に乗り移った。自分たちの前にすでに300人以上が乗っており、その後、船は転覆し500人近くが死亡したという。各地の沿岸警備隊は、事故について確認できていないと話す。

生存者たちを救助したという貨物船の乗務員はBBCに対して、イタリアを目指す移民は、ギリシャの沿岸警備隊への引き渡しを当初拒否するのが通常だと話した。

カラマタで取材するウィル・ロス記者によると、エチオピア出身のムアズさんは開口一番「目の前で妻と赤ん坊が溺れて死んだ」と話した。ムアズさんはその上で、少なくとも500人が死亡したと言い、「(自分たちが最初に乗っていた)小さい船に泳いでたどり着いた」おかげで自分は助かったと説明した。

ソマリア出身のアブドル・カディルさんはロス記者に、「リビアから自分たち240人が出発したが、密航業者は別の船に移るよう命令してきた。長さ30メートルの木製の船で、すでに少なくとも300人は乗っていた」と話した。

エジプト在住のソマリア人女性はBBCソマリアの取材に、欧州を目指して14日に出発した親類3人から何の連絡もなく、死亡したようだと話した。

ソマリア政府と未承認国家「ソマリランド」の大統領は共に、被害者に追悼の意を示した。カイロのソマリア大使館は、死者数は400人近くだと発表している。

一方で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は情報に疑問を示し、数百人が死亡したという情報は「不正確」のようだとツイートした。

船が夜間に公海上で転覆したなら、正確な情報が得られないことはあり得ると特派員たちは言う。

救助団体「SOS地中海」によるとこれとは別の事故で、リビア沖でゴムボートが沈み、108人は救助されたものの、6人が遺体となって発見された。ボートは空気が抜けて、エンジンが壊れていたという。

リビアからイタリアに到着する移民の数は、このところ急増している。国際移住機関(IOM)によると、4月半ばの3日間だけで約6000人が地中海を越えてイタリアにたどり着いたという。

ちょうど1年前の昨年4月19日には、リビアからイタリア最南端のランペドゥザ島を目指した移民船が沈み、800人が死亡したとされている。

国連によると今年に入りすでに18万人が海路で欧州を目指し、800人近くが死亡している。

(英語記事 Migrant crisis: Hundreds dead after capsize, say survivors)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/36079513



 
 
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地中海で大型船沈没、難民や移民500人水死の恐れ

cnn.co.jp

2016.04.21 Thu posted at 09:28 JST

(CNN) 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日、リビアとイタリアの間の地中海で大型船が沈没し、難民や移民500人あまりが死亡した可能性があることを明らかにした。

UNHCRはギリシャのカラマタで19日に生存者から事情を聴き、同船が沈没した経緯を調べている。

生存者は男性37人、女性3人、3歳児1人の計41人。16日に商船に救助され、カラマタに到着した。国籍はソマリア人23人、エチオピア人11人、エジプト人6人、スーダン人1人だった。

生存者がUNHCRの調査員に語ったところでは、100〜200人の一行が全長30メートルの船でリビアのトブルク付近から出航し、同船を手配した密航業者が数時間後、乗客を別の大型船に乗り換えさせようとした。

しかし大型船は既に数百人が乗船していて満員の状態で、乗客が乗り換えている途中に転覆して沈没したという。

助かった41人はまだ大型船に乗り換えていなかった人や、泳いで小型船に戻った人が大半を占め、3日間漂流した後に救助された。現在は地元当局が手配したカラマタの競技場に身を寄せ、警察が手続きを進めている。



 
 
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地中海での密航阻止作戦は「失敗」 英議会が報告書

cnn.co.jp

2016.05.15 Sun posted at 16:11 JST

(CNN) 英国議会上院の欧州連合(EU)委員会は15日までに、リビアから欧州を目指す難民や移民らの密航を阻むためEUの多国籍艦隊が地中海中部で昨年5月に開始した摘発作戦は大きな成果を収めていないとの報告書をまとめた。

作戦では約9000人の難民らを海上でこれまで救出したが、難民らの流出、密航組織網の摘発などを意義ある方法で遂行出来ていないと主張。海上での密航船拿捕(だほ)も業者が用いる船舶が木造ボートからゴム製ボートに変わるなど海難がより起きやすい危険な事態を生むだけの結果に終わったと断じた。

この密航阻止作戦は、イタリアのランペドゥーサ島沖合で密航船が転覆し、約700人が溺れる惨事の発生後に打ち出された。地中海の公海上での情報収集、難民らの救出や密航業者の船舶破壊などの任務を担っていた。

しかし、英国のEU委員会は、密航業者らの逮捕は低水準にとどまっており、公海上で陸地の密航組織網の情報を収集するには大きな障害があると指摘した。

EU多国籍艦隊の作戦は今後、リビアの領海内での活動を見込んでいるが、最初に同国政府から許可を得ることが必要となっている。

内戦下のシリアから欧州入りを目指す難民らの移動は続いており、イタリアとリビアの間の地中海では先月、乗っていた船舶が沈没し約500人が死亡したとの情報もある。国際移住機関(IOM)によると、欧州入りを試み、地中海上で死亡した難民らの数は昨年3700人以上と過去最悪の記録となった。14年の該当数字は3279人だった。

英議会のEU委員会の報告書を受け、EUの報道担当者はCNNへの声明で海上での作戦は短期間の中で重要な成果を得ていると主張した。



 
 
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リビア統一支援へ閣僚会合 欧米や周辺国

nikkei.com

2016/5/16 23:00

【ウィーン=共同】国家分裂状態のリビアの統一政府樹立を支援するため、ウィーンで16日、欧米やリビア周辺国による閣僚会合が開かれた。リビアでは過激派組織「イスラム国」(IS)が勢力を広げており、欧米諸国はリビア安定化とISの壊滅を目指す。

リビアでは2011年のカダフィ政権崩壊後、武装勢力が乱立。対立を続けてきたリベラル勢力とイスラム勢力は昨年12月、国連の仲介で統一政府樹立に合意したが、国連が支援するシラージュ暫定首相の政府は両勢力の強硬派の抵抗に遭い、十分に機能していない。

会合はケリー米国務長官とイタリアのジェンティローニ外相が主宰。ANSA通信などによると、ドイツのシュタインマイヤー外相のほかシラージュ氏や欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表らが参加。

リビアは、ISが混乱に乗じて拠点を築き、テロの温床になっている。リビアから地中海を渡ってイタリアなど欧州に流入する難民も多い。



 
 
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リビアの武器入手支援へ 欧米など閣僚会合

nikkei.com

2016/5/17 9:21

【ウィーン=共同】国家分裂状態のリビアの統一政府樹立を支援するため、ウィーンで16日、欧米やリビア周辺国による閣僚会合が開かれた。ケリー米国務長官は会合後、リビア暫定政府が過激派組織「イスラム国」(IS)と戦うために必要な武器を入手できるよう、国連の対リビア制裁の一部緩和へ向け「国際社会は支援する」と述べた。

リビアでは2011年のカダフィ政権崩壊後、武装勢力が乱立。対立を続けてきたリベラル勢力とイスラム勢力は昨年12月、国連の仲介で統一政府樹立に合意したが、国連が支援するシラージュ暫定首相の政府は両勢力の強硬派の抵抗に遭い、十分に機能していない。

ケリー氏と共同記者会見したシラージュ氏は「できるだけ早く制裁解除を求める武器のリストを国連に提出する。国際社会に緊急に支援を求める」と強調した。

リビアは、ISが混乱に乗じて拠点を築き、テロの温床になっている。リビアから地中海を渡ってイタリアなど欧州に流入する難民も多い。



 
 
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リビアへの武器禁輸緩和を支持 統一政府樹立支援で関係国

nikkei.com

2016/5/17 20:44

【ドバイ=久門武史】国家分裂状態にあるリビアの統一を支援するため、欧米など関係国は国連がリビアに科している武器禁輸の緩和への支持を表明した。リビア統一政府が武器を入手できるようにし、同国で台頭する過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)との戦いを後押しする。国内を安定させ、リビアがイラクやシリアに代わるISの拠点になるのを防ぐ狙いだ。

リビア周辺国に加え、米国や旧宗主国のイタリア、ロシア、欧州連合(EU)などの外相らは16日、ウィーンで会合を開いた。リビアのシラージュ暫定首相は会合後の記者会見で「できるだけ早く制裁解除を求める武器のリストを国連に提出する。国際社会に緊急に支援を求める」と強調した。

リビアでは中東の民主化運動「アラブの春」の余波で2011年、40年あまり続いたカダフィ政権が崩壊した。だがその後の民主化は混迷。12年の選挙で発足したイスラム勢力中心の制憲議会は機能不全に陥り、14年に暫定議会選が実施された。リベラル勢力が勝利したが、イスラム勢力は暫定議会を認めていない。

制憲議会は首都トリポリを中心とする西部、暫定議会は東部を拠点に対立。双方は15年12月、国連の仲介を受けて統一政府の樹立で合意したが、それぞれ内部の強硬派が抵抗し、シラージュ氏をいただく統一政府はうまく機能していない。

分裂状態にある国内の混乱と、権力の空隙に乗じて勢力を伸ばしたのがISだ。北中部のシルトを拠点として、首都トリポリで高級ホテルを襲撃するなどテロを重ねている。国連安保理は昨年の報告書で、リビア国内に最大3000人のIS戦闘員がいると指摘した。

地元のイスラム主義者のほか、隣国アルジェリアなどから過激思想に染まった若者が合流しているもようだ。ナイジェリアを拠点とする過激派組織「ボコ・ハラム」がリビアのISと共闘しているとの情報もある。リビアは南部の国境がサハラ砂漠にあり、近隣国との戦闘員の往来は容易だ。

リビアには戦闘や貧困から逃れるため、地中海を渡ってイタリアなど欧州に向かう難民も多い。難民を装ったイスラム過激派の流入に欧州諸国は警戒を強めている。

リビアの安定に向け、米国などは武器供給が有効と判断した。しかし武器がISの手に渡る可能性も排除できず、逆にIS掃討が難航する恐れもある。ケリー米国務長官は会合後の記者会見で「難しいバランスだ」としつつ、「テロと戦う正統な政府が、国連の行動に苦しめられてはならない」と指摘した。

ISは本拠地のイラクとシリアでは、米軍主導の有志連合などの空爆を受けて劣勢に回っている。米国防総省のクック報道官は16日の記者会見で、イラクでISの支配下にあった地域のうち「約45%を奪還した」と語った。シリアでもIS支配地域の「16〜20%」を奪回したと述べた。こうした状況下で、ISがリビアで勢力の拡大を探る構図となっている。混乱からリビアが立ち直るのは簡単ではない。



 
 
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リビアへの武器禁輸解除へ、対ISIS戦支援で

cnn.co.jp

2016.05.17 Tue posted at 17:00 JST

(CNN) 米国と同盟国は16日、内戦状態のリビアを支援する関係国会議で、リビア政府が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などと戦うための武器供与に努めると表明した。リビアは現在、国連決議に基づく武器禁輸の対象となっている。

リビアの国民合意政府(GNA)は、国連がテロ組織に指定しているISISに殺傷力のある武器で対抗するため、禁輸措置の解除を国連に要請すると述べた。

米国のケリー国務長官はウィーンでの関係国会議の後、リビア首相や旧宗主国イタリアの外相と共同会見に臨み、同国に武器を供与するには「微妙なバランス」を取る必要があると指摘。そのうえで「正統な政府が成立し、テロとの戦いに苦しんでいるとしたら、国連の制裁でその政府を縛り付けるべきではない。国連も正統な政府を待ち望んできたのだ」と述べた。

リビアでは内戦の混乱と事実上の無政府状態に乗じてISISや国際テロ組織アルカイダが勢力を伸ばし、それが米国にとっても大きな懸念材料となっている。リビア国内には現在、ISISの戦闘員が約6000人いるとみられる。米軍はリビアを含む中東や北アフリカに小規模な特殊部隊を送り込み、ISISなどの活動状況の把握に努めている。



 
 
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EU、リビアの沿岸警備強化を支援 密航船取り締まり後押し

nikkei.com

2016/5/24 9:08

【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)は23日、ブリュッセルで外相理事会を開き、リビアの沿岸警備を強化するための支援に乗り出すことで一致した。リビアによる密航船の取り締まり強化を後押しし、地中海を渡って欧州へ押し寄せる難民や移民の流入を抑えるのが狙いだ。

EUが公海上でリビアの海軍や沿岸警備隊を訓練するほか、治安情報も共有する。国連が支援するリビア新政府がEU側に支援を要請していた。EUは難民対策の一環として、地中海の公海上で密航業者らを拘束する軍事作戦を展開しているが、その任務を拡大する。

リビア沿岸は北アフリカなどから移民や難民らが地中海を渡って主にイタリアを目指す「地中海ルート」の密航船の出発地となっている。夏にかけて地中海の波が穏やかになるため、密航の急増が懸念されている。



 
 
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移民ら計700人死亡か 地中海で密航船転覆相次ぐ

nikkei.com

2016/5/29 22:31

【ローマ=共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は29日、リビア沖の地中海でアフリカから欧州を目指す多数の移民らが乗った密航船の転覆事故が相次ぎ、25〜27日の3日間で少なくとも700人が死亡した恐れがあると明らかにした。AP通信が報じた。

UNHCRの広報担当者によると、イタリア海軍などが子どもを含む多数の遭難者を救助したが、これまでに60人が遺体で見つかった。生存者の証言から、依然として650人以上が行方不明になっているとみられる。エンジンのないボートに約670人がすし詰め状態で乗っていたケースもあった。

救助された移民らはイタリア南部に搬送され、UNHCRが情報を収集している。

紛争や政情不安、貧困から逃れるため、昨年以降、中東やアフリカなどから欧州を目指す難民・移民が急増している。密航には悪質なあっせん業者が関与しており、定員超過による転覆などの事故が後を絶たない。



 
 
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117体の遺体が漂着、難民か リビア海岸

cnn.co.jp

2016.06.04 Sat posted at 11:42 JST

(CNN) リビア当局は3日、同国西部ズワラの海岸に100体以上の遺体が漂着したと明らかにした。乗っていた船が転覆した移民のものと見られている。

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)によると、同団体のボランティアが117人の遺体を収容した。死者の内訳は女性75人、男性36人、子ども6人だという。

この海域では2日に船の転覆事故があった。ただ、最近ほかにも複数の転覆事故が報告されており、遺体がどの船のものかは確認されていない。

欧州を目指す移民を乗せた多くの船が、リビアからイタリアに向けて地中海を渡っている。IFRCの報道官は、夏季が到来するなか、危険な定員超過の船で欧州渡航を目指す人々の数は一段と増えるとの見通しを示した。



 
 
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リビア海岸に117遺体、難民漂着か 無人ボートも発見

asahi.com

カイロ=翁長忠雄2016年6月4日10時26分

リビア北西部ズワラの海岸で2日から3日にかけて、欧州を目指していた難民とみられる117人の遺体が見つかった。リビア赤新月社の報道担当者が3日明らかにした。AP通信などが伝えた。

117人のうち75人が女性、6人が子どもだった。救命胴衣は着けておらず、多くがアフリカ出身者とみられる。リビア海軍によると、沿岸警備艇が2日、無人のボートが漂流しているのを見つけていた。

リビア・イタリア間の地中海では5月下旬に密航船の転覆事故が相次ぎ、難民や移民の計700人以上が死亡した恐れがある。

一方、ギリシャのクレタ島沖でも3日、難民や移民を乗せたボートが沈み、少なくとも9人が死亡した。350人が救出されたが、数百人が行方不明となっている。(カイロ=翁長忠雄)



 
 
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「イスラム国」リビア最大拠点で戦闘 暫定政府側が攻勢

nikkei.com

2016/6/10 10:54

【カイロ=共同】リビアからの報道によると、過激派組織「イスラム国」(IS)のリビア最大の拠点、北部シルトで9日、ISと、シルトの奪還を目指す暫定政府勢力の戦闘が起きた。暫定政府側が攻勢をかけており、報道担当者は「数日以内にシルトは解放される」と語った。

シリアやイラクでISが守勢となる中、国際社会は国家分裂状態が続くリビアでのISの勢力拡大を懸念してきた。シルト奪還に成功すれば、ISに大きな打撃を与えることになる。

暫定政府側は地上部隊による進撃のほか、空爆や海からのミサイル攻撃も行った。シルトから撤退するIS戦闘員もいるが、銃撃を行うなど抵抗も続いている。

リビアでは、カダフィ政権崩壊後の混乱に乗じて勢力を広げたISが昨年、シルトを制圧した。一方、対立を続けてきた北東部拠点のリベラル勢力と首都トリポリ拠点のイスラム勢力が昨年12月、国連の仲介で統一政府樹立に合意したが、シラージュ暫定首相の政府に対して一部で反発が続いている。

シルトは、2011年に反体制派民兵に殺害された元最高指導者の故カダフィ大佐の出身地。



 
 
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ISIS、リビアでも支配地失う 政府軍がシルトを奪還

cnn.co.jp

2016.06.12 Sun posted at 11:40 JST

(CNN) リビアの暫定政府勢力は11日までに、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に支配されていた中部シルトの一部を奪還した。

暫定政府系の勢力はISISとの激しい衝突の末、10日深夜には同市の港を奪還。さらに東郊のサラワ地区を完全に掌握した。

奪還作戦は西部ミスラタの民兵らの主導で2週間近く前から続き、これまでに100人以上の戦闘員が死亡、約400人が負傷した。暫定政府は国際社会に医療支援を求めている。

同勢力はシルト近郊に仕掛けられていた即席爆弾を一斉に撤去し、シルトと東方約70キロの村を結ぶ道路を再開させた。空軍部隊はシルトの南3キロに位置するブハリで、ISISメンバーや武器庫への空爆を6回にわたり実施した。

ISISの支配地に対してはイラク、シリアでも奪還作戦が進み、本拠地とするシリア北部ラッカにも米主導の空爆の支援を受けている軍隊が迫っている。

シルトは地中海に面する港湾都市で、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の出身地として知られる。ISISはカダフィ政権が5年前に崩壊した後、力の空白に乗じて同国での足掛かりを築いた。

中東の民主化運動「アラブの春」ではリビアの民主化も期待されたが、同国は権力争いの激化で内戦状態に陥った。対立していた主要2勢力は昨年12月、国連の仲介で和平合意に達した。

米当局者らによると、同国には現在ISISの戦闘員が4000〜6000人、シルトだけで数百人いるとみられる。ISISは14年末にまず東部デルナを、そして昨年6月にはシルトを制圧していた。チュニジア国境に近いサブラタにも勢力を伸ばし、首都トリポリでテロ攻撃を繰り返してきた。

リビアのISIS指導者が昨年9月、同国にもっとメンバーを送り込んで影響力を強めるべきだと呼び掛けたことを受け、対テロ当局はチュニジアなどからの戦闘員流入を警戒してきた。チュニジアの保養地スースで昨年発生したテロの実行犯らは、リビアで訓練を受けたとされる。

ISISは昨年デルナから撤退し、2月にはサブラタでも米軍の激しい空爆を受けた。さらにシルトも失うことになりそうだが、この先もイスラム過激派の別の集団に姿を変えて活動を続ける恐れがあると、専門家は指摘している。



 
 
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伊当局、1日で移民4500人救助 地中海で

cnn.co.jp

2016.07.07 Thu posted at 12:44 JST

(CNN) イタリアの沿岸警備隊は、地中海で5日に移民の救助作業が相次ぎ、1日で約4500人を救出したと発表した。

同国のANSA通信によると、救助作業はイタリアとリビアの間にあるシチリア海峡で行われ、その件数は35件に上ったという。

沿岸警備隊によると、移民は木造のボートに乗っていた。

地中海ではアフリカなどから欧州を目指して海を渡る移民が増え続けている。国際移民機関(IOM)によると、今年はこれまでに22万人以上が地中海を渡り、そのうち6万7538人がイタリアに到着した。一方、陸路で欧州を目指す移民は8049人にとどまっている。

今年海難事故で死亡した移民の数も既に2920人に上り、昨年同時期の死者数を1000人以上上回っている。



 
 
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リビアに遺体漂着の移民、87人に

AFP BB News
2016年07月26日 06:50 発信地:トリポリ/リビア

【7月26日 AFP】リビアの沿岸都市サブラタ(Sabratha)の海岸に先週末、多数の移民の遺体が漂着した問題で、収容された遺体の数が87体に上ったことが分かった。地元当局者が25日、明らかにした。

同当局者によると、首都トリポリ(Tripoli)の西に位置するサブラタの海岸に遺体が漂着し始めたのは22日。翌23日、自治体による訓練を受けたボランティアらが41人の遺体を収容した。見つかった遺体の数は24日にかけてさらに増え、最終的には87体に上ったという。

政情不安が続くリビアから欧州を目指す不法移民は、地中海(Mediterranean Sea)がおおむね穏やかな夏季に増加。密航業者らが多数の移民らを粗末な船に押し込む事例が頻発している。(c)AFP

リビアに遺体漂着の移民、87人に



 
 
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伊当局、リビア沖で4日間に移民ら6500人救助

AFP BB News
2016年08月01日 13:16 発信地:ローマ/イタリア

【8月1日 AFP】イタリア沿岸警備隊は7月31日、リビア沖で欧州に渡ろうとしていた移民・難民1100人を救助したと発表した。同月28日以降の4日間にイタリアが救助した人は合計で6530人となった。

 救助作戦はイタリア沿岸警備隊が全体を調整し、複数の機関が参加。同警備隊はツイッター(Twitter)への投稿で、作戦に参加したイタリア海軍艇「ベガ(Vega)」が「移民5人を海から引き揚げ、3人は蘇生できたが、2人はすでに死亡していた」とも明らかにした。このほかに3人の遺体が収容された。

 国連(UN)の最新のデータでは、今年これまでに8万9000人余りが地中海を渡ってイタリアに到着しており、サハラ以南のアフリカからが大半を占める。昨年は1〜7月に9万3000人が到着していた。

 国際移住機関(IOM)によると、今年に入ってから欧州を目指す途中に地中海で死亡した移民・難民は3000人強と、昨年の同時期に比べて5割ほど増加している。(c)AFP

伊当局、リビア沖で4日間に移民ら6500人救助



 
 
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米がリビアで空爆 「イスラム国」掃討支援

nikkei.com

2016/8/2 1:03

【ワシントン=川合智之】米国防総省のクック報道官は1日、リビア北部シルトの過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を空爆したと発表した。シルト奪還を目指すリビア暫定政府の治安部隊を支援する目的で、空爆は当面継続する。

空爆はリビア暫定政府が要請した。カーター国防長官と米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長が作戦を勧告し、オバマ大統領が承認した。



 
 
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米、「イスラム国」のリビア北部拠点空爆

nikkei.com

2016/8/2 10:02

【ワシントン=川合智之】シュルツ米大統領副報道官は1日、過激派組織「イスラム国」(IS)のリビア北部シルトにある拠点を「リビア暫定政府の要請のもとで米軍が空爆した」と記者団に語った。米軍はイラクやシリアで空爆を強化しており、IS戦闘員が流入するリビアでも昨年11月に空爆に着手した。IS掃討に向けた軍事作戦を拡大し拠点奪還を急ぐ。

米国防総省によると、空爆はISの戦車と車両を対象に実施した。シルトはリビアにおけるIS最大の拠点で、暫定政府は奪回を目指して治安部隊を展開している。米は地上部隊は派遣せず、リビア治安部隊の戦闘を空爆で支援する。

2011年のカダフィ政権の崩壊で、リビア国内は分裂状態にある。ISが力の空白につけこんで勢力を伸ばしており、北アフリカ最大の拠点となった。国連安保理は昨年の報告書で、リビア国内に最大3千人のIS戦闘員がいると指摘したが、5千人以上に増えているとの試算もある。



 
 
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米軍、リビアで「イスラム国」拠点空爆

2016/8/2 23:45 (2016/8/3 0:55更新)

日本経済新聞 電子版

【カイロ=岐部秀光】米軍は1日、北アフリカのリビアで過激派組織「イスラム国」(IS)が最大の拠点とする地中海沿岸のシルトへの空爆を実施した。国連が後押しする暫定政権の要請に基づくもので、有志連合による対IS掃討戦をイラク、シリアに加えてリビアでも強化する。暫定政府に忠誠を誓う部隊は2日、シルトのIS拠点への進軍を始めた。

ロイター通信によると、空爆はISの車両などに対して行われた。有志連合はリビアを拠点とする潜在的な欧州へのテロ攻撃のリスクを減らすとともに、これ以上の難民の流出を阻止する狙いだ。ただ、リビアには深刻な内部対立が残る。地上部隊の投入なしにISを排除するのは難しい。

米軍による空爆強化を背景にISは昨年来、イラク、シリアの拠点を徐々に失い支配地を大幅に減らしている。ISは混乱が広がるリビアの都市を新たに拠点化し、司令官らがシリアから移動しているとみられていた。

リビアへの有志連合による軍事介入は大幅に遅れた。カダフィ政権が崩壊した後のリビアは内部対立が深刻化し、2つの政府と議会が同時に存在する分裂状態に陥った。軍事介入を外国に要請する統治主体が現れず、米国は空爆をするための法的な根拠が少なかった。

昨年12月に、国連を仲介役とする暫定の「国民合意政権」(GNA)がようやく成立。今回の米軍による空爆はGNAのシラージュ暫定首相の要請に基づくものだ。欧米諸国は5月にはGNAに武器を供給する方針も明らかにしていた。

もっともGNAに対しては反発もくすぶり、統治体制の確立はうまくいっていない。IS掃討作戦の主体として機能するには時間がかかる可能性がある。

カダフィ政権の末期に欧米は軍事介入したが、政権崩壊後は政治的に関与することにすら及び腰だった。西部トリポリを拠点とするイスラム勢力と東部トブルクを拠点とする世俗派勢力が内戦を繰り広げたが、仲介役は主に国連が担った。

内戦の悪化で多数の国民が家を追われて難民となり、空白を過激派が埋めるリビアの構図はシリアとうり二つだ。周辺国が対立する勢力それぞれを支援して混乱を深めたことも共通する。トルコが西部のイスラム勢力を、エジプトが東部の世俗派を支援した。

シリアやイラクにおける支配地縮小はISへの打撃となっている。資金源を絶たれたうえ、劣勢にまわった印象は戦闘員の勧誘にも支障をきたしている。ISは存在感を示すため中東域外でのテロに軸足を移しているという見方もある。空爆強化は短期的にはテロ活動を刺激する恐れがある。

ISを劣勢に追い込んでいる軍事作戦も決め手には欠ける。イラクでは政府軍やクルド民兵の強化が進んだが、シリアではアサド政権軍と反体制派の停戦がなし崩しに破られ、ISを利する状況だ。リビアでも空爆だけでISを排除するのは難しく、GNAが対IS軍事作戦を担う部隊を組織するのが理想だ。

軍や警察が機能しない混乱状態はISが勢力を広げる格好の環境にもなっている。



 
 
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米、リビアでISIS拠点の空爆開始

cnn.co.jp

2016.08.02 Tue posted at 13:24 JST

(CNN) 米国防総省は1日、リビア沿岸部のシルトで過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する空爆を実施したことを明らかにした。今後同国での空爆を継続するという。

国防総省のクック報道官によると、空爆はリビア国民合意政府(GNA)の要請を受け、同国にあるISISの拠点攻撃を援護する目的で実施した。

GNAと連携する部隊はこれまでのところ、シルテ周辺でISISに占領された地域を奪還することに成功したという。米国は引き続きISISに対する空爆を続け、GNAの確実な進攻を援護する方針。

クック報道官は、「米国は国際社会と共に、リビアの安定を取り戻し、安全を確保しようとするGNAを支援する。そうした行動は、ISISがリビアに拠点を築き、そこから米国や同盟国を攻撃する事態を阻止する一助となる」と説明した。

ホワイトハウスは、オバマ大統領がカーター国防長官の提言を受けて空爆を承認したと発表した。

米中央情報局(CIA)のブレナン長官は先の議会証言で、リビアのISISはイラクやシリアに加えて「最も危険な」存在になったと指摘。欧州に近いことも問題だとの認識を示していた。

国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、シルトでは住民がISISに食料や医薬品、燃料、現金などを横取りされ、住人が逃げ出した住宅を占領されて窮状に陥っていた。

民家の略奪や破壊も横行し、シルトの人口8万人のうち3分の2以上が避難したと伝えられている。



 
 
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米軍、リビアのIS拠点を空爆 統一政府部隊を支援

asahi.com

ワシントン=杉山正2016年8月2日01時39分

米国防総省は1日、リビア中部シルトで過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を空爆したと発表した。リビアの統一政府の要請に基づくものだという。

同省は空爆について、統一政府側の地上部隊への軍事支援と位置づけている。また米国や同盟国に対するISの攻撃拠点になり得る場所を排除することが目的だという。米国は、リビアがシリアやイラクに代わるISの拠点となることを強く懸念してきた。

リビアは2011年のカダフィ政権崩壊後、各地で民兵組織やイスラム系武装組織が群雄割拠した。ISは14年ごろから伸長。当初は東部を拠点としていたが、昨年6月以降、シルトを中心に勢力を拡大した。(ワシントン=杉山正)



 
 
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イタリア特殊部隊、リビアで活動 IS掃討部隊を訓練

asahi.com

ローマ=山尾有紀恵2016年8月14日00時31分

イタリアの主要紙レプブリカなどは10日、伊特殊部隊がリビア国内で活動していると報じた。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を進める部隊を訓練するため、数十人が首都トリポリなどに派遣されているという。

ISはローマを標的にすると公言している。欧州へ密航する難民らの中に戦闘員が紛れ込む可能性も指摘されており、伊当局は危機感を強めている。沿岸警備隊は11日、伊国内の港の警戒レベルを引き上げ、利用客や発着する車への検査が強化された。ANSA通信などが報じた。

伊政府はリビアへの直接軍事介入には慎重だが、IS掃討への協力は惜しまない考えだ。8月初旬に米軍がリビアで対IS空爆を実施した後、ピノッティ伊国防相は「空軍基地使用の要請があれば前向きに検討する」と述べ、安全保障上重要だとの考えを示した。(ローマ=山尾有紀恵)



 
 
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「イスラム国」リビア最大の拠点陥落 米軍空爆が効果

nikkei.com

2016/8/17 23:07

【カイロ=岐部秀光】リビアの暫定政府部隊やそれに協力する民兵組織は17日までに、過激派組織「イスラム国」(IS)のリビアにおける最大拠点、シルトの中心部をほぼ奪還した。1日から実施している米軍の空爆が効果を上げ、ISはシリア、イラクに次ぐ拠点化を目指していた同市で支配能力を失った。

ISは支配地の縮小による軍事的劣勢が鮮明だ。国際社会にとってISの拠点を無力化することは、IS勢力を掃討するうえで欠かせない。しかし、反発するISの支持者が欧州など各地で劣勢を跳ね返そうと、自爆攻撃に走るといったテロのリスクがかえって高まる懸念がある。

AP通信などによると、米軍は1日以降、ISの装甲車両などを狙った空爆を少なくとも48回、実施した。さらに親暫定政府の部隊がISの防衛網を戦車で撃破し、兵士を突入させた。10日に重要拠点の国際会議場を制圧し、16日には主要住宅地を奪還した。

IS戦闘員はシルト郊外に潜伏し自爆テロなどで抵抗を続けているが、残る生存者は数百人とみられ、多くは南部に逃れた。親暫定政府部隊は逃亡経路も遮断することに成功した。

リビアは2011年にカダフィ大佐による独裁政権が崩壊した後、内部対立で混乱が続いた。西部トリポリを拠点とするイスラム勢力と東部トブルクを拠点とする世俗派勢力が内戦を繰り広げ、2つの政府と議会が同時に存在する分裂状態に陥った。統治の空白がISの拡大を招いた。

シルトはカダフィ大佐の故郷で、有力な油田地帯にも近い。ISは15年6月にここを制圧。地中海をはさんだ欧州への攻撃拠点にしようとしていた。暫定政府部隊と北西部のミスラタの民兵を中心とするシルト奪還作戦は5月半ばに始まった。

15年12月、国連を仲介役とする暫定の「国民合意政権」(GNA)が成立したが、東部の世俗派はこれを認めていない。GNAはシルト制圧の戦果を正統性の根拠として一刻も早く挙国一致の政権を発足させたい立場だが、今回の作戦で中心となったミスラタの勢力も政治的にGNAへの協力を続けるかどうかは不透明だ。

統治体制の確立が遅れれば、再び過激派の支配を許す懸念がある。リビア各地で多くの市民はなお医療などの行政サービスを受けられずにいる。

シリアの油田施設を破壊されて密輸収入を断たれたISは資金難に陥っているもようだ。イラク第2の都市モスルの銀行から奪った現金などを元手に、疑似国家として支配地を広げる初期の手法は限界に来ている。

ISは存在感を示すため、敵視するシーア派のモスクを攻撃したり、欧州など中東域外でのテロ活動に一段と軸足を移す恐れがある。ISの支配地が減ったといっても、シリア、リビアともに政治や経済の安定とはほど遠い状況にあり、欧州に逃れる難民の数は増え続ける公算が大きい。



 
 
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リビア沖で移民3400人救助、伊沿岸警備隊 8月以降最大規模

AFP BB News
2016年09月12日 10:45 発信地:ローマ/イタリア

【9月12日 AFP】リビア沖で11日、移民や難民ら約1100人が救助された。同海域では週末、3400人が救助された。イタリア沿岸警備隊が明らかにした。

 同警備隊によると、11日に救助された移民らは、ゴムボート8そうと漁船2隻に定員を大幅に超過した状態で乗っていた。

 救助にあたったのは、伊沿岸警備隊および海軍の艦船の他、英国とアイルランドの軍艦、人道支援NGOにチャーターされた数隻。また「SOS Mediterranee」と国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の船「Aquarius」号は、女性と小さな子どもを含む252人を救助した。

 10日には、イタリアに向かっていた小型船18隻から2300人が救助されており、この週末にみられた救助の規模は、5日間で1万4000人が救助された8月末以降、最大となった。移民の大半はサハラ以南のアフリカ出身だ。

 イタリア内務省によると、今年に入ってからこれまでに到着した移民は約12万4500人で、昨年1年間に記録された12万2000人をわずかに上回っている。(c)AFP

リビア沖で移民3400人救助、伊沿岸警備隊 8月以降最大規模



 
 
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オランダ人ジャーナリスト、リビアでISISに撃たれ死亡

cnn.co.jp
2016.10.03 Mon posted at 14:48 JST

(CNN) リビア中部シルトで2日、オランダ人ジャーナリストが過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の狙撃手に撃たれて死亡した。

シルトで対ISIS作戦を展開する民兵組織の報道担当者によると、フリーのフォトジャーナリスト、イェルン・ウルレマンス氏が銃で胸を撃たれて即死した。

オランダの駐リビア大使はツイッターで弔意を表し、同氏の業績をたたえた。

ウルレマンス氏はシリアで2012年7月、英日曜紙サンデー・タイムズのフォトジャーナリストとともに武装集団に拉致されたが、1週間後に解放されていた。

米国に本部を置く非営利組織(NPO)、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)によると、11年から始まったリビア紛争で死亡したジャーナリストは少なくとも10人目。CPJの幹部は「リビアからいったん引き揚げていた記者らが最近次々と同国での取材を再開しているが、非常に危険な場所であることに変わりはない」と強調。「ウルレマンス氏の死によって思い知らされるのは、前線から写真やビデオを送り出す人々が最も重い代償を払っているということだ」と述べた。

シルトはISISにとって、リビアで最後に残った本拠地のひとつ。米国の支援を受ける民兵組織からの攻勢に対し、ISIS側は狙撃手や即席爆弾で抵抗している。

シルトで医療活動に従事する医師が先月、CNNに語ったところによると、狙撃手はたいてい相手の脊椎(せきつい)を狙うという。脊椎を損傷させればたとえ殺害できなくても確実に戦闘不能な状態へと追い込めるからだ。



 
 
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オランダ人記者死亡=対IS戦取材中−リビア

時事ドットコムニュース

 【カイロ時事】AFP通信によると、リビア中部シルトで2日、統一政府部隊による過激派組織「イスラム国」(IS)掃討戦を取材していたオランダ人男性写真記者が銃撃に遭い、死亡した。

 記者の遺体が搬送された中部ミスラタの病院関係者は死因について、「戦闘を取材中、ISの狙撃手に胸を撃たれた」と説明しているという。シルトでは2日、同部隊とISの交戦で双方合わせて少なくとも18人が死亡した。(2016/10/03-06:14)



 
 
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移民船内で22人死亡 リビア沖、AFPカメラマンが現場取材

AFP BB News
2016年10月05日 08:30 発信地:イタリア

【10月5日 AFP】欧州を目指してリビア沖の地中海(Mediterranean)を航行していた木造船内で4日、移民少なくとも22人が死亡しているのが見つかった。船内は過密状態で犠牲者の大半は窒息死だった。現場を取材したAFPのカメラマンが伝えた。

 船内取材を許されたアリス・メシニス(Aris Messinis)カメラマンは「木造の船で3フロアに合計でおよそ1000人が乗っていた。自分で遺体を数えたところ22人に上った。さらに船倉内にも遺体があった」と電話で語った。

 メシニスカメラマンは、海難に見舞われた移民の救助活動を行っているスペインのNGO「プロアクティバ・オープン・アームズ(Proactiva Open Arms)」がチャーターした船「アストラル(Astral)号」に乗り込んでいた。

 同カメラマンによると、アストラル号の救助隊員らは生存者の手当てと遺体の収容をイタリア海軍に引き継いだという。

 リビア沖では3日に移民6000人余りが救助されていた。これらの移民を送り届けるため、多数の救助船がイタリアへ向かう中、アストラル号だけが数時間にわたってその場にとどまり、超満員の木造船の対応を任された。

 イタリア海軍が同日正午ごろに到着するまでは、スペイン軍機が投げ落とした救命ボートだけが頼りだった。メシニスカメラマンは「船内はパニック状態だった。人々は海へ飛び込んでいた」と証言した。4日未明に始まったアストラル号の救出活動は、夕方まで続いたという。

 リビア北方の国際水域における救助活動の調整に当たっているイタリア沿岸警備隊は先に、リビア沖で4日に移民少なくとも1800人が救助されたと発表している。(c)AFP

移民船内で22人死亡 リビア沖、AFPカメラマンが現場取材



 
 
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動画:過密状態の移民船が海難、緊迫する現場の救助活動 リビア沖

AFP BB News
2016年10月06日 11:19 発信地:イタリア

【10月5日 AFP】リビア沖の地中海(Mediterranean)で4日、欧州を目指し、アフリカ移民を乗せて過密状態で航行していた木造船が海難に見舞われた。現場を取材したAFPのアリス・メシニス(Aris Messinis)カメラマンが、懸命の救助活動の様子を捉えた。

 メシニスカメラマンは、海難に見舞われた移民の救助活動を行っているスペインのNGO「プロアクティバ・オープン・アームズ(Proactiva Open Arms)」がチャーターした船「アストラル(Astral)号」に乗り込んでいた。

 同カメラマンによると、アストラル号の救助隊員らは生存者の手当てと遺体の収容をイタリア海軍に引き継いだという。

 リビア沖では3日に移民6000人余りが救助されていた。これらの移民を送り届けるため、多数の救助船がイタリアへ向かう中、アストラル号だけが数時間にわたってその場にとどまり、超満員の木造船の対応を任された。

 イタリア海軍が同日正午ごろに到着するまでは、スペイン軍機が投げ落とした救命ボートだけが頼りだった。メシニスカメラマンは「船内はパニック状態だった。人々は海へ飛び込んでいた」と証言した。4日未明に始まったアストラル号の救出活動は、夕方まで続いたという。

 リビア北方の国際水域における救助活動の調整に当たっているイタリア沿岸警備隊は先に、リビア沖で4日に移民少なくとも1800人が救助されたと発表している。(c)AFP

動画:過密状態の移民船が海難、緊迫する現場の救助活動 リビア沖



 
 
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OPEC減産「支援」 ロシア再接近、期待先行 原油、1年ぶり高値に

2016/10/12付
日本経済新聞 朝刊

 【イスタンブール=黄田和宏】石油輸出国機構(OPEC)とロシアが、減産での協調に向けて再接近している。ロシアのプーチン大統領は10日、OPECが9月に合意した減産を支援する考えを示した。原油相場は期待先行で1年ぶりの高値に上昇したが、ロシアを巻き込んだ減産が実現するかは不透明感も漂う。

 プーチン氏はトルコのイスタンブールで開催中の「世界エネルギー会議」で10日、「OPECの減産に加わる用意がある」と発言し、市場関係者を驚かせた。非加盟国のロシアはこれまで、増産の凍結には加わるものの、減産には消極的とみられていたためだ。

 OPECとロシアは年初から生産調整の可能性を探ってきた。4月中旬にサウジアラビアの翻意で協議が物別れになって以降は、OPECと距離を置いていた。

 OPECは9月28日のアルジェリアでの臨時総会で、8年ぶりの減産となる日量3250万〜3300万バレルに生産量を抑えることで合意した。ロシアはOPECとの協調姿勢を示せば、原油相場の押し上げが期待できるとの考えに傾いている。

 OPECは9月時点で日量3300万バレル強と、過去最高水準の原油(天然ガス液を除く)を生産する。ロシアも同1100万バレルを上回り、ソ連崩壊以降では最高水準だ。合計すると世界の石油生産の半分を占める。

 サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は11日、ロイター通信に「多くの(非加盟)国がOPECの決定を支持するだけでなく、減産に加わる意思を示している」と話し、協調に楽観的な見方を示した。12日に開くOPECと非加盟国による非公式会合には欠席するという。

 協調機運の高まりを背景に、10日には国際指標の北海ブレント原油先物の期近物が一時1バレル53ドル台と、1年ぶりの高値に上昇した。

 一方、実際に減産するハードルは高い。イラクが足元で増産する姿勢を強め、減産の適用を除外されているリビアやナイジェリアが生産を増やす兆候も出ている。ロシアも冬場にパイプラインの原油輸送量を減らした場合、寒さの厳しさから施設の凍結・破損につながる恐れがあり、減産は技術的な難しさがある。



 
 
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OPEC減産 需給均衡の時期は流動的 主要エネルギー機関調査 国別枠設定・順守が焦点

nikkei.com
2016/10/19付[有料会員限定]

 主要なエネルギー機関の調査リポートが出そろった。9月下旬に石油輸出国機構(OPEC)が合意した減産について、各リポートは需給への影響について慎重な見方をしている。産油国の生産調整の動きが出る一方で、需要の伸びには鈍さもみられ需給が均衡する時期は流動的だ。

 OPECが減産を打ち出すと、米指標原油のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は急騰。10月上旬に1バレル51ドル台まで上昇。その後、50ドル前後の値動きが続いている。

 OPECが月報で明らかにした9月の加盟国の生産量は日量3339万バレル。減産で合意したにもかかわらず、生産量は8月比22万バレル増えていた。政情不安で生産が低迷していたリビアとナイジェリアが各9万バレル程度増加したのが目立った。

 減産の実効性が高まるには、11月の総会で国別の生産量を決められるかが焦点だ。OPECが正式な生産量とする調査機関の情報に基づく生産量と、自己申告ベースの生産量の乖離(かいり)が注目を集めている。統計に異を唱えるイラクとベネズエラの自己申告量はともに30万バレル前後多い。

 国別枠を設定する際、火種となる可能性がある。国別枠が設定されたとしても、米エネルギー情報局(EIA)は「重要な問題は過去の経験から、国別の生産枠が守られるかどうかだ」と指摘している。

 OPECは非加盟国のロシアに協力を呼びかけている。プーチン大統領は減産に前向きだが、最大の国営石油会社ロスネフチのセチン社長は否定する。ロシアでは新規油田が多数立ち上がり、EIAは2016年の生産は前年比で日量19万バレル増を予想。17年は従来の減産予想を一転、日量2万バレル増えるとみる。

 EIAはリビアやナイジェリアの生産が増えるうえ、「米国の生産者の財務が好転している」と17年半ばから増産すると予想する。国際エネルギー機関(IEA)はカザフスタンなど非加盟国の来年の生産は増加するという。

 需要に関してIEAは「需要の伸びは減速が続く」と指摘する。16年7〜9月は前年同期比80万バレル増にとどまり4年ぶりの低水準。先進国が鈍いうえ、中国の産業用の需要の減少が響く。16年通年の需要を4万バレル下方修正し120万バレル増を見込む。17年も同様になるとみる。

 供給、需要とも流動的な面がある。IEAは17年前半まで供給過剰が続くと予想する。ただ、「OPECが減産目標を守れば、需給がバランスする時期は早くなりうる」と指摘した。

 「コールオンOPEC」と呼ばれる需給均衡に必要な加盟国の生産量は16年が3182万バレル、17年は3259万バレルとした。9月末に上限として決めた3250〜3300万バレルを順守できれば17年後半には需給は均衡する計算だ。10月28〜29日の会合など、11月末まで産油国の会合が相次いで開かれる。計算通りに進むのかはまずは加盟国の利害調整にかかっている。



 
 
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地中海渡る移民らの死者、年初来3800人に 過去最多を更新

AFP BB News
2016年10月27日 09:07 発信地:ローマ/イタリア

【10月27日 AFP】国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は26日、リビア沖で見つかった過密状態のゴムボート内で、燃料と海水の中で死亡した移民29人の遺体を発見したと明らかにした。国連(UN)は同日、地中海(Mediterranean)を渡ろうとして死亡した移民・難民が今年に入ってから少なくとも3800人に達し、通年ベースで過去最多を更新したと発表した。

 MSFによると、同団体の救助船「ブルボン・アルゴス(Bourbon Argos)」が25日、リビア沿岸から26カイリの水域で、ゴムボートに乗っていた107人を救助。一方、濁った燃料と海水の混合液があふれ返った床の上で、11人の遺体を見つけた。その後、ブルボンアルゴスはいったんその場を離れて近くの別の救助作業に向かい、その船から139人を救出した。

 救助隊が最初のゴムボートに戻って詳しく調べたところ、死亡者は29人で、死因はおそらく窒息か皮膚のやけど、溺水(できすい)であることが分かった。独NGO「シー・ウオッチ(Sea Watch)」のチームの支援も得て、遺体を有害な混合液から引き揚げる作業が数時間かけて行われた。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の広報担当者はAFPの取材に電子メールで答え、「今年に入ってから少なくとも3800人が地中海で死亡したか行方不明になったと報告されていることを確認できる」と述べた。昨年の死者3771人を上回り過去最多を記録した。

 昨年は移民100万人以上が地中海経由で欧州に渡ったが、今年は3月にトルコと欧州連合(EU)の間で移民抑制策で合意された効果で33万人足らずにまで抑制されている。しかし、死者数は逆に増えている。

 UNHCRによると、最も危険なルートとなっているのはリビア─イタリア間で、リビアからイタリアに移民が47人到着するごとに死者が1人出ている計算。これより大幅に距離が短いトルコからギリシャのルートでは、88人に1人が死亡しているという。

 UNHCRは移民が3分の1にまで減少しているにもかかわらず死者が急増している原因について、密航業者が渡航に耐えない劣悪な移民船を使用することが多いためと説明している。(c)AFP/Fanny Carrier with Ben Simon in Geneva

地中海渡る移民らの死者、年初来3800人に 過去最多を更新



 
 
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NY商品、原油が続落 OPEC減産に不透明感 在庫減で買いも、金は反落

nikkei.com
2016/10/27 5:02

【NQNニューヨーク=古江敦子】26日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.78ドル安の1バレル49.18ドルで終えた。石油輸出国機構(OPEC)による減産協議の先行きに不透明感が意識され、先物に売りが出た。一方で米原油在庫の縮小で買い優勢に転じる場面もあった。

 OPEC加盟国の中でサウジアラビアに次ぐ産油量を持つイラクが減産で協調しないとの見方が売りを促した。リビアやナイジェリア、インドネシアなど他の加盟国も生産制限に動かない可能性が意識され、足元で高まっていた需給改善への期待がしぼんだ。

 WTI12月物は午前に一時48.87ドルと、期近物として4日以来ほぼ3週ぶりの安値を付けた。

 米エネルギー情報局(EIA)が午前発表した週間の石油在庫統計では原油在庫が減った。市場では増加が見込まれていただけに、米国で需給が引き締まってきたとの観測が高まった。先物に買いが膨らみ、12月物は一時50.10ドルまで上げた。

 ガソリンは3日続落。ヒーティングオイルは続落した。

 金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比7.0ドル安の1トロイオンス1266.6ドルで終えた。年内の米利上げ観測が強まっており、金に売りを誘った。金融政策が正常化に向かえば金市場への資金流入が細るとみられている。前日に上げた反動からの売りも出やすかったという。

 銀、プラチナは3営業日ぶりに反落した。



 
 
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リビア沖地中海で船2隻難破 難民ら200人死亡・不明

asahi.com
ジュネーブ=松尾一郎2016年11月4日00時00分

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報道官は3日、リビア沖の地中海で難民や移民を乗せた船2隻が難破し、推定で計239人が死亡もしくは行方不明になった、と明らかにした。片方の船には、6人の子どもと20人の女性を含む140人が乗っていた、との情報もあるという。

 国際移住機関(IOM)のデータベースによると、地中海では今年、欧州に渡ろうとした難民や移民4220人(3日現在)が死亡・行方不明になっている。今年10月には約2万9千人の難民や移民が地中海を渡ったことが確認されているが、昨年同期の1割強にまで減少している。(ジュネーブ=松尾一郎)



 
 
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地中海でまた悲劇 「銃突き付けられ海へ」 移民230人超死亡か

AFP BB News
2016年11月04日 04:58 発信地:ローマ/イタリア

【11月4日 AFP】(更新)国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は3日、リビア沖の地中海(Mediterranean Sea)で移民らを乗せた船が転覆し、少なくとも110人が死亡したとみられることを明らかにした。移民らは銃を突き付けられ、船への搭乗を強要されていたという。また2件目の移民船事故も発生し、120人余りが死亡した恐れが出ている。

 UNHCRのカルロッタ・サミ(Carlotta Sami)報道官はAFPに対し、「約140人が乗った船が2日、リビアを出てほんの数時間後に転覆した。生存者は29人のみだった」と明かした。

 さらに女性2人がUNHCRに対し、2件目の移民船事故について証言。2人の他に生存者はおらず、125人前後が犠牲になったという。

 サミ報道官は、「女性らは、故障した粗末なゴムボートに乗っていたが、船は出航後たちまち沈み始めたと話している。生存者は2人だけだった」と伝えた。ただしこの事故については、イタリア沿岸警備隊による確認は取れていない。

 国際移住機関(IOM)も同じ生存者らの証言を伝え、これら2隻の船の死者を計240人と発表している。

 生存者らはイタリア沿岸警備隊により同国のランペドゥーザ(Lampedusa)島に移送され、現地の支援団体メンバーや医師に対し、自らの体験を語った。

 医師の一人が地元テレビ局Tv2000に語ったところによると、悪天候に気付いた移民らは岸へと戻ろうとしたが、密航業者らに銃を突き付けられ、出航を強要された。密航業者は「彼らをゴムボートに乗せるため、男性一人を撃ち殺した。出発を強いて、船が数マイル(数キロ)進んだところで、事故が起きた」という。

「ある女性は、遺体にしがみついて生き延びたと語った。乗客らは海中に投げ出されたまま何時間も救助を待ったが、ついに救助隊が到着したころには、大半の人が手遅れの状況だった」

 地中海を渡るという危険を冒して欧州を目指し、亡くなったり行方不明になったりした人の数は、今年に入ってこれまでに4000人を超えている。(c)AFP/Ella Ide with Andreas Solaro aboard the Topaz Responder

地中海でまた悲劇 「銃突き付けられ海へ」 移民230人超死亡か



 
 
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部族衝突の激化で70人死傷、ペットのサルが発端 リビア

cnn.co.jp
2016.11.22 Tue posted at 11:10 JST

(CNN) リビア南西部で女子生徒がペットのサルに襲われたことをきっかけとして対立する部族同士の衝突が激化し、病院関係者によると21日までの4日間で少なくとも14人が死亡、60人が負傷した。

衝突は南西部のセブハで18日、有力部族カダファ族とスレイマン族の間で発生した。国連リビア支援ミッションは、死者は少なくとも20人、負傷者は50人以上と伝えている。

発端は17日、スレイマン族の女子生徒がカダファ族の住民のペットのサルに顔を引っかかれ、頭部を覆うスカーフをはぎ取られたことだった。

この報復としてスレイマン族の住民がカダファ族の男性数人を殺害。現地からの報道ではサルも殺されたと伝えられている。

その後も衝突は収まらず、21日早朝の時点でも銃撃や戦車の砲撃、迫撃砲による攻撃が続いて住民は外出を控えている。

カダファ族、スレイマン族はいずれもこの地域で強い勢力を持つ武装部族で、以前から根深い敵対関係にあった。2011年に暗殺された元最高指導者のカダフィ大佐はカダファ族の出身だった。

スレイマン族はカダフィ政権に反発を募らせていて、カダフィ大佐の死後間もなく政権の転覆を図ったという情報もある。

国連リビア支援ミッションは双方に和解を呼びかけ、国連が支援するリビア大統領評議会も即時停戦と自制を促す声明を発表。内務省には原因や状況の調査を、保健省には負傷者への対応を指示した。

別の部族の関係者によると、南部の部族の長老委員会が双方と会って停戦を働きかけているという。



UP:2016 REV:
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