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リベリア共和国 〜2013年


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アフリカアフリカ Africa 2019


おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会理事、生存学研究所運営委員


○最新のニュース、企画案内 → リベリア共和国

○外務省 各国・地域情勢 リベリア共和国

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆1991/11/01 日本経済新聞 リベリア、半年以内選挙で合意
◆1992/11/11 日本経済新聞 リベリア反政府勢力が停戦宣告
◆1992/11/12 朝日新聞 停戦表明後も戦闘続く
◆1995/08/28 毎日新聞 リベリアで停戦発効 内戦突入から5年 暫定評議会が発足へ
◆1995/10/12 毎日新聞 ありがとう、アフリカ
◆1996/01/10 毎日新聞 FIFA最優秀選手にウェア
◆2003/01/04 国境なき医師団 2002年、10の語られなかった人道的危機
◆2005/09/27 国境なき医師団 西アフリカでコレラが大流行 -MSFはスタッフ、物資などの支援を強化-
◆2005/10/10 JANJAN リベリア:何もないより、部分的な投票権のほうがまし?
◆2006/05/02 JANJAN 6人のグラスルーツ活動家、“緑のノーベル賞”を受賞
◆2006/06/22 JANJAN リベリア:最も避けられるお尋ね者、テイラー元大統領
◆2007/02/20 世界の医療団 リベリア:平和への道 写真を通じての証言活動 世界の医療団&マグナム・フォト
◆2007/03/14 asahi.com リベリア大統領「治安組織の2割、女性に」
◆2007/04/28 NIKKEI NET リベリアのダイヤ禁輸、安保理が6年ぶりに解除
◆2007/04/28 asahi.com リベリアのダイヤ、輸出を解禁 国連安保理6年ぶり
◆2007/04/28 cnn.co.jp 禁輸措置の解除決定、リベリアの紛争ダイヤで安保理
◆2007/05/12 毎日新聞 リベリア少女:治療のため来日から1年 支援広がる
◆2007/05/15 外務省海外安全ホームページ リベリアに対する渡航情報(危険情報)の発出(2007/05/15)
◆2007/06/04 cnn.co.jp テーラー・リベリア元大統領の裁判開始 本人は出廷拒否
◆2007/07/23 北京週報 中国のリベリア駐在平和維持部隊、国連勲章を獲得
◆2007/07/25 河北新報 悲惨な傷跡知って リベリア内戦「写真絵本」朗読会
◆2007/07/30 毎日新聞 リベリア:ダイヤモンドが6年ぶりに輸出再開
◆2007/07/31 外務省 WFP(国連世界食糧計画)を通じた無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について
◆2007/08/01 IBTimes 外務省、WFPを通した7ヶ国への食糧援助を発表
◆2007/08/07 NIKKEI NET  (8/7)サッカー=デンマークで開催のホームレスW杯、15人が失跡
◆2007/08/14 cnn.co.jp 米の平均寿命、世界42位に後退 健康保険の不備が影響
◆2007/08/20 AFP BB News シエラレオネ国際戦犯法廷、リベリア元大統領の公判が延期
◆2007/08/24 www.people.ne.jp 胡錦濤主席、新大使人事を発表
◆2007/09/04 ZDNet Japan 事前の調査と計画が大切--育児休暇を取るための6つのステップ
◆2007/09/15 中日新聞 ニューヨーク 訳あって帰れません
◆2007/09/27 外務省海外安全ホームページ リベリアに対する渡航情報(危険情報)の発出
◆2007/10/18 AFP BB News 【リベリア=PWJ】難民の集団帰還が2007年6月で終了
◆2007/10/20 jp.reuters.com UPDATE1: 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)共同声明の要旨
◆2007/10/21 jp.reuters.com 世界経済の下振れリスクが上昇、金融政策はバランス見て対応を=IMFC声明
◆2007/10/21 GOAL.com バロンドール候補者リストが発表へ(ガゼッタ・デッロ・スポルト紙) 50名のノミネート選手が21日に発表予定
◆2007/10/22 AFP BB News リベリアで日本のNGOが再建した国立高等専門学校に入学希望者が殺到【リベリア=PWJ】
◆2007/10/26 しんぶん赤旗 紛争時の女性への暴力 国連が「重大な懸念」
◆2007/11/26 時事ドットコム 英雄と怪人が大役=W杯サッカー抽選会
◆2007/11/26 nikkansports.com 日本のW杯3次予選初戦はタイと
◆2008/01/08 AFP BB News リベリア、シエラレオネ両内戦の「黒幕」、テーラー被告の生涯
◆2008/01/10 SANSPO.COM 郡山からJへ!ウエア総監督就任
◆2008/01/10 nikkansports.com バリエンテ郡山総監督にウエア氏就任
◆2008/01/10 時事ドットコム 2008/01/10-16:53 郡山、ウェア氏が総監督に=サッカー
◆2008/01/10 Daily Sports 郡山の総監督にジョージ・ウェア氏
◆2008/01/19 時事ドットコム 2008/01/19-17:19 「貢献できる」とウェア氏=バリエンテ郡山の総監督就任−サッカー
◆2008/01/19 yomiuri.co.jp ウエア氏、バリエンテ郡山の総監督に就任
◆2008/01/19 Daily Sports 郡山のG・ウェア総監督が就任会見
◆2008/01/20 yomiuri.co.jp ウエア総監督「目標はJ1」
◆2008/01/20 スポーツ報知 バリエンテ、ウェア総監督「アフリカ代表呼ぶ」…福島から最短6年でJへ「リベリアの怪人」の秘策!
◆2008/01/20 nikkansports.com 郡山ユニホームはスカイブルー基調
◆2008/01/20 KFB バリエンテ郡山」が発足、活動開始
◆2008/01/20 SANSPO.COM “リベリアの怪人”ウェア氏がバリエンテ郡山・総監督に就任
◆2008/01/20 nikkansports.com ウエア総監督「バリエンテ郡山をJ1へ」
◆2008/01/21 Daily Sports/nikkansports.com ウェア氏がサッカー協会を表敬訪問
◆2008/01/25 外務省外務大臣会見記録(平成20年1月) 人間の安全保障基金による支援
◆2008/01/25 MSN産経ニュース バリエンテ郡山総監督に「リベリアの怪人」ウェア
◆2008/01/27 Ohmynews 福島のアマチュアクラブに「リベリアの怪人」がやって来た
◆2008/02/13 uefa.com スポルティング 2 - 0 バーゼル
◆2008/02/16 時事ドットコム 2008/02/16-09:07 米大統領、アフリカ歴訪へ出発=貧困・エイズ対策支援へ
◆2008/02/18 外務省 コートジボワール、シエラレオネ、リベリアに対する国連開発計画を通じた無償資金協力「西アフリカ諸国経済共同体諸国の小型武器管理計画」に関する書簡の交換
◆2008/02/22 AFP BB News ブッシュ大統領、アフリカ5か国歴訪を終了
◆2008/02/26 神戸新聞 内戦で負傷 アフリカの少女招き治療 神戸の看護師
◆2008/03/07 AFP BB News ロシアの「死の商人」、ボウト容疑者の横顔
◆2008/03/08 JANJAN Q&A:内戦終結に伴い、子ども兵士も減少
◆2008/03/08 AFP BB News ロシアの「死の商人」が刑務所送致、タイ裁判所が決定
◆2008/03/10 外務省 リベリア共和国に対するユニセフ(国連児童基金)を通じた無償資金協力(リベリア共和国における小児感染症予防計画)に関する書簡の交換について
◆2008/04/23 JANJAN リベリア:成果を上げた国連のリベリア平和維持活動
◆2008/05/07 cnn.co.jp FARCへ武器密売図った「死の商人」起訴、米地検
◆2008/05/20 AllAfrica.com Liberia: Disabled Watchdog Organized Monthly Forum for Albert Porte
◆2008/05/31 毎日新聞 食糧危機:世銀、途上国向けに緊急枠12億ドル
◆2008/06/12 Liberian Observer Disabled Union Petitions Legislature Today On Ratification of UN Convention
◆2008/08/19 外務省 リベリア共和国に対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について
◆2008/08/20 UNHCR リベリア北部の町、シエラレオネ人定住へ向けた土地の提供
◆2008/08/22 JANJAN アフリカ/貿易:森林の違法伐採を止めるIT新技術
◆2008/09/04 notrax ”Paper Planes”でさらに火がついたM.I.A.、ヒップホップ業界でも引っ張りだこ?
◆2008/09/27 大阪日日新聞 貧困の中に希望も アフリカの子どもたちの写真展
◆2008/10/01 AFP BB News マフィア取り締まりで29人拘束、ナポリ
◆2008/10/31 cnn.co.jp リベリア元大統領の息子に虐待で有罪評決 米連邦陪審
◆2008/11/05 The Inquirer Gov't Urged To Prioritize Liberians With Disability
◆2008/12/04 Liberian Daily Observer Disability Not an Impediment
◆2009/01/07 Response 三井造船、5万6000重量t型 ばら積み貨物運搬船を引渡し
◆2009/01/15 AFP BB News 出産は危険な賭け、リベリア
◆2009/01/29 外務省 リベリア共和国に対する国連開発計画(UNDP)を通じた無償資金協力に関する交換公文署名式について
◆2009/02/02 外務省 リベリア共和国政府に対する債務救済措置(債務支払繰延方式及び債務支払猶予方式)について
◆2009/05/02 農業情報研究所 リベリア政府 マレーシア企業に22万ヘクタールのオイルパーム・ゴム農園用地を提供
◆2009/06/04 cnn.co.jp TSA、デルタ航空のナイロビ直行便など認可せず
◆2009/06/19 New Liberian Disabled Liberians Demand Individual Reparations
◆2009/06/21 スラッシュドット・ジャパン 気球を使った通信システムでアフリカにブロードバンド接続を
◆2009/08/02 毎日新聞 米国務長官:アフリカ歴訪へ ソマリア大統領らと会談
◆2009/09/30 Liberian Daily Observer 366,000 Disabled Cry for Medical Care
◆2009/10/14 毎日新聞 リベリア:車椅子の少女マーサさん 再び支援呼び掛け
◆2009/12/08 AllAfrica.com Liberia: NCD Celebrates International Day Of The Disabled Persons
◆2009/12/08 毎日新聞 PKO:隊員の不祥事急増 性的虐待など今年33人処分
◆2009/12/15 AllAfrica.com Liberia: LISCR Restores Smiles to B'ville Deaf, Mute Mission
◆2009/12/21 AllAfrica.com Liberia: Gov't Feels Wind of Change
◆2010/01/20 NIKKEI NET BHPとミタル、西アフリカの鉄鉱石権益統合に向け交渉
◆2010/02/05 外務省 リベリア共和国に対する国際連合児童基金(ユニセフ)を通じた無償資金協力「小児感染症予防計画」に関する書簡の交換
◆2010/02/10 ABNNews オーストラリア市場レポート 2月10日:低い投資家感情
◆2010/02/17 J'sGOALニュース [ 2010キャンプレポート ] 2月17日(水)京都レポート
◆2010/02/25 GIGAZINE 世界各地のお役所で働く公務員を撮影した写真「Bureaucratics」
◆2010/05/21 cnn.co.jp テイラー元大統領の戦争犯罪裁判でナオミ・キャンベルを証人申請
◆2010/08/06 毎日新聞 シエラレオネ特別法廷:「ダイヤ原石もらった」 ナオミ・キャンベルさん証言
◆2010/08/08 毎日新聞 NEWS25時:南アフリカ 「疑惑のダイヤ」提出
◆2010/08/11 日刊工業新聞 双日、アフリカ開発支援の国際金融機関であるAFCと戦略提携
◆2010/08/20 cnn.co.jp アフガンとアフリカ 食料不足の危険性大 国連調査
◆2010/08/27 Record China 「最も尊敬される世界の指導者10人」に中国の温家宝首相−米誌
◆2010/11/15 国境なき医師団 エイズ治療におけるインド製ジェネリック薬の重要性(MSFの薬剤師のインタビュー)
◆2010/12/01 ABNNews オーストラリア市場レポート 2010年12月1日:Tawana Resources (ASX:TAW)はGryphon (ASX:GRY)との戦略提携を発表
◆2010/12/26 cnn.co.jp 政情混乱のコートジボワール、リベリアに1万4000人が避難
◆2010/12/27 NIKKEI NET 混乱のコートジボワール、隣国に難民1万4千人
◆2011/01/12 Liberian Daily Observer Boy, 12, Suffers Crippling Disability
◆2011/02/16 Liberian Daily Observer Ellen Sponsors Deaf Student in South Africa Publication
◆2011/08/20 cnn.co.jp 世界のネットユーザー数は21億人、総人口の3割 日本は8割弱
◆2011/09/08 AllAfrica.com Liberia: Deaf and Dumb Children Get Relief Supplies
◆2011/09/28 AllAfrica.com Africa: Platform Offers Fresh Hope for Refugees to Trace Missing Relative
◆2011/10/07 AFP BB News 2011ノーベル平和賞、リベリア大統領ら女性3人に
◆2011/10/07 cnn.co.jp ノーベル平和賞、リベリア大統領ら女性3人に
◆2011/10/07 asahi.com ノーベル平和賞にリベリア大統領ら女性3人 非暴力闘争
◆2011/10/07 yomiuri.co.jp リベリア和平尽力…平和賞の大統領とボウィさん
◆2011/10/07 Jeune Afrique 農業:土地を探しているパーム油の生産者
◆2011/10/08 asahi.com オバマ氏、3女性の平和賞称賛 「力強いメッセージだ」
◆2011/10/08 asahi.com 「非暴力革命、広がってる」 平和賞のボウイーさん講演
◆2011/10/08 毎日新聞 ノーベル賞:平和賞 女性権利向上、3氏に リベリア・イエメン「非暴力の闘い」
◆2011/10/08 毎日新聞 ノーベル賞:平和賞・サーリーフ大統領 あふれる熱意、世界の母に=高尾具成
◆2011/10/08 yomiuri.co.jp ノーベル平和賞にリベリア大統領ら女性3人
◆2011/10/10 yomiuri.co.jp 平和賞受賞大統領、再選目指す選挙へ…リベリア
◆2011/10/11 asahi.com ノーベル賞のサーリーフ大統領再選目指す リベリア
◆2011/10/12 yomiuri.co.jp ノーベル賞の現職も、リベリア大統領選投票開始
◆2011/10/26 nikkei.com リベリア大統領、決選投票へ
◆2011/11/05 asahi.com リベリア大統領選、野党が投票ボイコットへ 不正を主張
◆2011/11/06 yomiuri.co.jp リベリア大統領選、元法相が決選投票撤退を表明
◆2011/11/15 外務省 リベリア共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の交換
◆2011/11/17 外務省 リベリア共和国大統領選挙について(外務報道官談話)
◆2011/12/11 AFP BB News ノーベル平和賞、3女性に授与
◆2012/01/14 nikkei.com 米国務長官、西アフリカ4カ国歴訪へ
◆2012/01/17 nikkei.com リベリア大統領が2期目就任宣誓 ノーベル賞サーリーフ氏
◆2012/01/19 AllAfrica.com Liberia: VP's Wife Rubbishes Allegation of Embezzlement
◆2012/02/21 PC ADVISOR  West Africa faces increase in e-waste, UN says
◆2012/04/17 Daily Observer With Six of The World’s 10 Poorest Countries and Five Undersea Fiber-Optic Cables: Is West Africa Prepared for Its New Telecom Ecosystem?
◆2012/04/26 毎日新聞 リベリア:元大統領有罪…シエラレオネ介入 国際戦犯法廷
◆2012/05/30 nikkei.com 元リベリア大統領禁錮50年 国際戦犯法廷
◆2012/05/31 cnn.co.jp リベリア元大統領に禁錮50年、戦争犯罪で 国際法廷
◆2012/05/31 asahi.com リベリアの元大統領に禁錮50年 国際法廷
◆2012/06/06 The Inquirer Firestone Tops WAEC Exams Again...As Many Students Went Into Division One
◆2012/06/26 Emeye リベリアで4Gサービス開始、アフリカ携帯電話大国の仲間入りへ
◆2012/09/05 AllAfrica.com Liberia: Handicapped Group Cries of Abandonment
◆2012/09/18 AllAfrica.com Liberia: Disabled Cry
◆2012/10/09 nikkei.com ノーベル平和賞受賞者が役職辞任 リベリア
◆2012/10/10 asahi.com ノーベル平和賞受賞者、たもと分かつ リベリア
◆2012/10/17 AllAfrica.com Liberia: Disabled Community Cries Neglect
◆2012/10/30 AllAfrica.com Liberia: Intensive Training for Disabled Farmers, a Laudable Initiative
◆2013/02/21 New Liberian Disabled Liberian Writes President Sirleaf
◆2013/03/19 AllAfrica.com Liberia: Disabled Boy to Travel to Indonesia
◆2013/04/02 AllAfrica.com Liberia: Virtually Impaired Man Brutalized At Supermarket
◆2013/04/17 AllAfrica.com Liberia: Disabled Press for Reparation >From Government
◆2013/06/01 nikkei.com リベリア大統領「成長へ妊産婦の死亡率改善必要」
◆2013/06/01 nikkei.com 「持続的成長に家族計画を」 アフリカ2女性大統領
◆2013/07/19 AllAfrica.com Liberia: Disability Inclusive Transport Sector Talks Climax Today
◆2013/07/29 AllAfrica.com Liberia: Lebanese Community Identifies With Physically Challenged
◆2013/09/12 AllAfrica.com Liberia: Sesa Goa Invests $ 400 Million
◆2013/09/13 AllAfrica.com Liberia Gets U.S.$144 Million Indian Credit Line for Power Project
◆2013/09/26 yomiuri.co.jp 戦争犯罪のリベリア元大統領、禁錮50年確定
◆2013/10/23 The News Liberia: Senator Wants Support for Visually Impaired
◆2013/12/17 AllAfrica.com Liberia: Disabled Primary Pupils At 0.6 Percent Enrollment

元子ども兵士たち:リベリアの復興を阻む『時限爆弾』? 大崎敦司

【参考図書】
戦争と平和の間−紛争勃発後のアフリカと国際社会
武内進一編 日本貿易振興機構アジア経済研究所 5,100円+税255円 A5判 400p 2008年11月 [amazon]

序 章 アフリカの紛争と国際社会   武内進一
第I部 紛争勃発後の和平プロセス
第1章 スーダンという国家の再構築 −重層的紛争展開地域における平和構築活動−   篠田英朗
第2章 歴史の写し画としての和平プロセス −内戦期コートディヴォワール政治における連続性−   佐藤 章
第3章 コンゴ民主共和国の和平プロセス −国際社会の主導性と課題−  武内進一
第4章 DDRとリベリア内戦    山根達郎
第II部 紛争後の制度構築を考える
第5章 ウガンダ1986、南アフリカ1994 −紛争後の包括的政治体制の比較分析−  峯陽一
第6章 シエラレオネにおける地方自治制度改革とチーフ  落合雄彦
第III部 正義と和解の現実
第7章 紛争後の社会への司法介入 −ルワンダとシエラレオネ−  望月康恵
第8章 ルワンダのガチャチャ −その制度と農村社会にとっての意味− 武内進一
第9章 モザンビークにおける平和構築の課題 −国家レベルの共存と地域社会内部での対立の深化−  舩田クラーセン・さやか


戦争が終わっても−ぼくの出会ったリベリアの子どもたち
高橋 邦典著 ポプラ社 1,365円 55ページ 2005年7月 25.8x21x1.4cm [amazon]

アマゾンの内容紹介:内戦のさなかに出会った少年兵や、迫撃砲に被弾した女の子…。西アフリカのリベリア共和国の子どもたちの姿を捉えた写真集。「ぼくの見た戦争」の著者が描く、戦争と子どもたちの物語。

スペシャル・ガール−リベリアの少女と日本の看護師の物語
沢田 俊子著 汐文社 1,365円 55ページ 2007年12月 21.4x15.4x2cm [amazon]


 
 
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リベリア、半年以内選挙で合意

日本経済新聞
1991.11.1
ナイロビ31日共同

コートジボワールからの報道によると、西アフリカ12カ国の代表が参加したリベリア和平会議は30日夜(日本時間31日午前)兵力引き離し手順と半年以内の選挙実施で合意に達した。これで2年間に及んだリベリア内戦は最終的に解決した。



 
 
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リベリア反政府勢力が停戦宣告

日本経済新聞
1992.11.11
ロンドン10日=影井記者

 西アフリカのリベリアからの報道によると、反政府勢力のリベリア国民愛国戦線(NPFL)は10日、同日正午(日本時間同日午後9時)から一方的に停戦するとの布告を発表した。リベリアでは89年に内戦が始まり、周辺諸国の軍事介入や大量の難民発生といった問題が生じている。



 
 
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停戦表明後も戦闘続く

朝日新聞
1992.11.12
ナイロビ支局11日

西アフリカのリベリアからの報道によると、反政府ゲリラ「リベリア国民愛国戦線」(NPFL)とナイジェリアなど周辺7カ国派遣の合同軍との戦闘は、NPFLが停戦時刻として表明した10日正午以降も首都周辺で続いた。



 
 
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リベリアで停戦発効 内戦突入から5年 暫定評議会が発足へ

毎日新聞
1995/08/28

【ヨハネスブルク27日福井聡】五年以上も内戦が続く西アフリカのリベリアで二十七日午前零時(日本時間同日朝)、ナイジェリアの首都アブジャで先週調印された和平協定に基づく全面停戦が発効した。援助機関などによると戦闘は数日前から収まっており、数回にわたって和平がなし崩しとなってきたリベリアで今度こそ停船が発効するとの期待が高まっている。

 首都モンロビアからの報道によると、戦闘はアブジャ協定に規定された同日午前零時以前から完全に停止しており、和平調停の中心的役割を果たしたガーナ政府は「各派が戦闘を停止し、協定が順守されたことは非常に喜ばしい」との声明を出した。

 アブジャ協定によると、停戦発効後、五人の暫定国家評議会が発足し、自由選挙が実施されるまで今後一年間、リベリアを統治する。新たにサンカウロ博士を評議会議長とすることで合意した。最大武装派閥、リベリア国民愛国戦線のテーラー議長も同意している。



 
 
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ありがとう、アフリカ

毎日新聞
1995.10.12
サラーム・ジャンボ ヨハネスブルク・福井聡

「リベリアは自由の国、ノーマンズ・ランド」。内戦中のリベリア(現在は停戦中)で泊まった首都モンロビアの木賃宿の守衛の口癖だった。昼食の調達を頼むと、サンドイッチとともに娼婦を連れてきた。まるで無法地帯のように自由と無秩序を履き違えていた。奴隷制度や植民地主義の弊害をいつも現状否定の口実にしたり、外国からの援助を初めから予算の半額も計上する姿勢も困りものだ。

一方で「これが本当のコーヒーのいれ方だよ」とひしゃくのような容器から小さなカップに器用にコーヒーを注いでくれたエチオピアの友人がいた。独自の伝統を守り続ける姿勢には敬服するばかりだ。

マラウイのバンダ前大統領の独裁政権下で弾圧が続いていたころ、人権運動家がジンバブエで講演した。ジンバブエの人たちは干ばつで日々の暮らしにも困っていたのに次々に「私たちにできることはないか。何でもする」と申し出た。

アフリカ人はやさしい。困った時に頼めばいつも引き受けてくれる。西欧のように鵬に縛られることなく、間違っても寛容だ。

ある時、アフリカに求める自分の姿勢の矛盾に気が付いた。一方で競争原理の導入、経済効率化・民主化を求めながら、他方で伝統社会の保存を求めている。一族で共に助け合って暮らしていく伝統社会は反面、閉鎖的で政治・経済の自由化にはつながらない。

アフリカは迷っている。本当は伝統社会でゆったりと暮らしていきたいのだが、知らない間に多くの「近代」が入り込んでしまった。若者たちはペースに合わないまま、近代のまぶしさに引かれ、追い求め、失敗する。その間、伝統社会は崩れていく。迷いながら近代化を進むしかない。

「アフリカの水を口にした者は必ずアフリカに帰る」という。今月で帰任となったが、私の中でアフリカは今後ずっと生き続けてそうだ。この5年間、多くのことを教えてくれたアフリカよ、さようなら。



 
 
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FIFA最優秀選手にウェア

毎日新聞
1996/10/10
AP

 国際サッカー連盟(FIFA)が選ぶ1995年の最優秀選手に8日、イタリア・リーグの強豪ACミランのFW、ジョージ・ウェア(リベリア)が決まった。

 約100カ国・地域の代表チームの監督の投票によるもので、ウェアは170点を獲得。2位にはACミランのチームメート、DFのパオロ・マルディーニ(イタリア)が80点を得て、3位にはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のFWユルゲン・クリンスマン(ドイツ)が続いた。

 FIFAは同年の最優秀チームにブラジルを選出し、最も躍進したチームに国別ランキングを96位から40位に上げたジャマイカを決めた。



 
 
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▼リベリア:何もないより、部分的な投票権のほうがまし?(10/04)

2003年に15年来のリベリア内戦が終結して以来初めての総選挙が、10月11日に行なわれる。全人口350万人のうち有権者登録を済ませたのは約130万人。大統領選には22人の候補が立った。また、64議席を目指して500人以上が立候補した下院選、30議席を目指して約200人が立候補した上院選も同時に行なわれる。

選挙後は、現在ナイジェリアに亡命している前大統領チャールズ・テイラーが出国したのちに設置された暫定政権が新政権と入れ替わることになる。なお、テーラー氏は、1989年に始まった内戦におけるさまざまな戦争犯罪を問われている最中である。

今回の選挙の一つの焦点は、内地難民(intenally displaced persons: IDPs)の扱いであった。選挙管理委員会によると、すでに61,000人の内地難民が有権者登録をしている。彼らは、全国一律の大統領選に投票することは認められたが、元々住んでいた土地から現在離れているという理由で、上・下院選への投票権は認められなかった。

先月には、この措置に怒った内地難民たちが、完全な投票権が認められないならば、投票用紙を焼き捨て選挙をボイコットすると脅しをかけた。しかし、先週になってこの要求は取り下げられた。首都ロンモヴィア周辺の15の内地難民キャンプのスポークス・パーソンであるエルダー・ジョージは、「選挙中、騒乱は起こらない」と述べた。

一方、人権活動家のサミュエル・コーティのように、内戦終結後わずか2年しか経っていない状況では、部分的な投票権だけでもよしとしなければならない、と考える人々もいる。久々のリベリア総選挙における、投票権付与をめぐる問題について報告する。



 
 
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リベリア大統領「治安組織の2割、女性に」

2007年03月14日06時01分

来日中のエレン・ジョンソン・サーリーフ・リベリア大統領(68)が13日、東京都内の国連大学で講演した。アフリカで初の女性大統領として06年に就任して以来、自らが進めてきた政策を紹介し、警察トップに初めて女性を起用したことなどを挙げた。

「治安組織の最低2割を女性にするのが目標」とも語った。司法、財務、商務、青少年スポーツの各大臣にも女性を配置し、要職への女性の積極起用を強調した。

03年まで14年間続いた内戦で荒廃した祖国の再建の柱の一つに「教育の充実」を掲げ、「女子教育」に重点を置く立場から義務教育の無料化を進めたことを説明した。

首相が女性のモザンビークや、下院議員に占める女性の割合が世界トップの約49%にのぼるルワンダなどを例に、「アフリカにおける女性の役割は拡大している」と語った。



 
 
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悲惨な傷跡知って リベリア内戦「写真絵本」朗読会

仙台市生まれで米国シカゴに住む報道写真家高橋邦典さん(41)の「写真絵本」の朗読会が31日、青葉区の市市民活動サポートセンターで開かれる。内戦を体験した西アフリカのリベリアの子どもたちを撮影した絵本で、市民有志のグループが今年秋に開催予定の高橋さんの写真展を盛り上げようと企画した。グループは「戦争の悲惨さや傷跡を伝える高橋さんの作品を知るきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。

写真絵本は2005年7月に刊行された「戦争が終わっても−ぼくの出会ったリベリアの子どもたち」(ポプラ社)。

リベリアは03年8月の和平協定まで14年間続いた内戦の影響で、15万人以上の犠牲者が出たとされる。

31日の会では、銃を持つ少年兵や社会復帰支援施設で暮らす元少年兵、砲撃で右手を失った少女など、写真絵本に掲載された50点以上の作品をスクリーンに映し出しながら、文章を朗読する。

企画したのは、高橋さんの写真展を開くために集まった建築士、グラフィックデザイナーら男女6人でつくる「グループ エルモリア」。岸谷朝子代表(34)=青葉区=は「人物の一瞬の表情を切り取った作品が素晴らしい。ストーリー性豊かな高橋さんの写真絵本の世界に触れてほしい」と意気込んでいる。

高橋さんは1989年に渡米し、現在はシカゴ・トリビューン紙のスタッフ・フォトグラファー。03年7月からリベリアを継続的に取材し、内戦で傷付いた子どもの自立支援活動も展開している。03年に出版したイラク戦争の写真絵本で日本絵本大賞を受賞した。

高橋さんは「一人でも多くの人々に、平和や戦争を真摯(しんし)に考えるきっかけになれば、と願っています」とのコメントを寄せている。

朗読会は午後2時から。参加無料で、事前の申し込みが必要。連絡先はグループ事務局090(6228)6056。

2007年07月25日水曜日



 
 
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リベリア:ダイヤモンドが6年ぶりに輸出再開

【ヨハネスブルク白戸圭一】ダイヤモンド密貿易が内戦での武装勢力の資金源となり、「血のダイヤ」の異名が付いた西アフリカ・リベリアのダイヤ輸出が30日、約6年ぶりに再開された。同国からのダイヤ輸出を禁止した国連安保理決議が今年4月に解除されたのを受けた措置で、同国の戦後復興を後押しすることが期待されている。

リベリアは89年、「リベリア国民愛国戦線」が武装蜂起して内戦に突入。愛国戦線は隣国シエラレオネの武装勢力「革命統一戦線」からダイヤを買い取って転売し、紛争資金とした。このためリベリアから輸出されるダイヤは「紛争ダイヤ」「血のダイヤ」などと呼ばれ、国連安保理が01年5月に輸出禁止決議を採択した。

愛国戦線を率いたチャールズ・テーラー氏は97年に大統領に就任したものの、03年8月に亡命して14年に及んだ内戦が終結した。暫定政府による統治を経て昨年1月にリベリア新政府が発足。テーラー元大統領は昨年3月に戦争犯罪の疑いで逮捕され、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)で公判が続いている。

毎日新聞 2007年7月30日 19時11分 (最終更新時間 7月30日 19時59分)



 
 
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(8/7)サッカー=デンマークで開催のホームレスW杯、15人が失跡

[コペンハーゲン 6日 ロイター] デンマークで先週開かれたホームレスによるサッカーのワールドカップ(W杯)で、アフリカ人14人とアフガン人1人の計15人がチームを離れて失踪(しっそう)していることが分かった。コペンハーゲンの警察当局が6日明らかにした。

この15人が所持していたビザは6日に失効している。警察は現在15人の捜索を行っており、発見次第、強制送還する見込み。

デンマークの入国管理当局によると、内訳はリベリア出身が4人、カメルーン出身が3人、ブルンジ出身が7人、アフガニスタン出身が1人。15人が所持していたビザは、シェンゲン協定により欧州15カ国に入国できるものだったことから、すでにデンマークを離れた可能性もあるという。

ホームレスのW杯は毎年開催されており、デンマークは今回、第5回大会を開催。7日間におよぶ同大会は、首都コペンハーゲンにある複数の縮小版ピッチを用いて行われ、48カ国が参加した。

4日の決勝では、スコットランドがポーランドを9─3で下して優勝した。



 
 
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ニューヨーク 訳あって帰れません

2007年9月15日

支局の掃除をしてくれる五十代の黒人のジェームズさんが奥さんとアフリカ旅行してきたと言って写真を見せてくれた。ケニアの野生動物やガーナの自然。彼がガーナに近いリベリア共和国出身だと聞いていたので「里帰りはしてこなかったの?」とたずねると「とんでもない」との答え。

同国が内戦状態に陥った一九八〇年代に親族一同とニューヨークに逃げてきて以来、一度も帰っていないのだとか。約十五年も断続的に続いた内戦は一応終結したが経済は破たん、治安も悪く「とても帰れる状態ではない」という。

知人のチベット仏教のお坊さんも中国の迫害から逃れてきた。この前乗ったタクシーのネパール人運転手は、国では社員約百人の会社の社長。国王の圧政を逃れてきたと話していた。

日本人にとっては住みたくても住めないイメージのあるこの街だが、実は「帰りたくても帰れない」人ばかりなのだ。 (池尾伸一)



 
 
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【リベリア=PWJ】難民の集団帰還が2007年6月で終了

* 2007年10月18日 01:18 発信地:東京

【ピース ウィンズ・ジャパン】

難民としてリベリアを離れていた人たちを対象に、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力して行ってきた集団帰還の受け入れが2007年6月末で終了しました。6月最終週は最後の週ということもあり、帰還民を乗せたコンボイ(複数のトラックで編成)が4回も PWJが運営するトランジットセンター(一時滞在施設)にやって来ました。トランジットセンターや、帰還ルートの途中でPWJが運営しているウェイステーション(簡易宿泊施設)は7月から、閉鎖のための準備に入りました。

PWJはリベリア北西部のロファ州で2つのトランジットセンターを運営してきました。6月26日と30日には、シエラレオネ各地の難民キャンプからコンボイに乗り込んだ難民たちがフォヤのセンターへ、そして28、29日にはギニアからの難民たちがボインジャマのセンターに到着しました。キャンプからセンターへは3日前後の行程です。

帰還民たちは、到着すると、まずはセンターで説明を受け、リストに沿って受付を済ませます。その後は、健康診断を受け、用意されていた食事をとります。そして順番に、食糧とその他の生活必要品(台所・調理用品、マット、毛布、ランプ、石けんなど)を受け取って、自分たちの村へと帰っていきます。センターに泊まり、自分の村に近い幹線道路沿いまで再びトラックに揺られて送られていく人もいます。

PWJはUNHCRと協力して2004年からリベリア帰還民の受け入れを行ってきました。この大きな事業も6月いっぱいで終了。今回の帰還を含めると、帰還民の合計は6万人を超えました。

(c)PWJ/Maho MIURA(Liberia)



 
 
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世界経済の下振れリスクが上昇、金融政策はバランス見て対応を=IMFC声明

2007年 10月 21日 11:09 JST

[ワシントン 20日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は20日、ワシントンで国際通貨金融委員会(IMFC)を開き、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景とした金融市場の混乱が今後の世界経済を減速させるとの見通しを示し、世界経済の下振れリスクは上昇しているとする声明を採択した。声明では、金融政策運営について、一次産品価格上昇と成長下振れリスクのバランスを見ながら、物価の安定を図る必要があると指摘した。

IMFCの次回会合は2008年4月12日にワシントンで開催する予定。

IMFC声明のポイントは以下の通り。

<世界経済と金融市場の見通し、リスクおよび政策対応>

・最近の金融市場における混乱は、今後の成長を減速させると見込まれ、下振れリスクは上昇。適切なマクロ政策の重要性を強調。市場機能の維持に留意。新興市場国・途上国の抵抗力を歓迎。

・金融市場の機能維持のため、中央銀行が重要な役割。金融政策は、一次産品価格上昇と成長下振れリスクのバランスを見ながら物価安定を図る必要。

・今回の教訓を学び、再発防止のため協力を継続。金融革新と証券化はメリットとともに新しい課題をもたらした。

・各国当局と国際機関などはリスク管理や流動性などについて協力して検討。次回会合で成果を総括。

・IMFが金融セクターへの専門性を高めて将来の課題を特定するよう要請。ソブリン・ウエルス・ファンド(SWF)に関するIMFの作業を歓迎。

・高齢化に対応するため、野心的財政改革プランが必要。グローバル化の機会を活用した構造改革、特にサービス産業の自由化などが大切。不均衡是正のため、教育・雇用創出・税制設計・セイフティーネットが重要。

・世界的不均衡に対する戦略(2007年春)の継続を要請。

・ドーハラウンドに進展がないことを懸念。

<IMFの中期的戦略の実施、今後の優先事項>

・IMFのクオータ改革について、GDPの比重を大きくすること、購買力平価と圧縮(コンプレッション)が役割を果たすべきと考慮。増資規模は10%規模、基礎票は少なくとも倍増。今回の改革の結果、新興市場国と途上国の投票権は全体として増大。2008年春までにパッケージのすべての要素につき合意するよう理事会で作業。

・歳入と歳出双方がIMFの財政を持続可能とすることに貢献する必要。IMF全体で優先順位付けをして一層の効率化と節減の必要。2008年春の会合までに理事会が具体的な歳入歳出の新しい枠組みを構築。

・本年6月に採択された二国間サーベイランスの新決定を含め、IMFサーベイランスを強化させる取り組みの進ちょくを歓迎。

・新興市場国への取り組みは優先順位が高い。新インスツルメントの制度設計に関し、理事会に作業継続を要請。

・低所得国との関係では、IMFの役割を明確化。被債務救済国がその便益を享受し、新たな過剰債務を累積するのを避ける必要。重債務貧困国(HIPC)への訴訟増加を懸念。リベリアへの債務救済の財源確保を慫慂(しょうよう)。

・低所得国に関する業務を含め、IMF・世銀の協働に関するマネジメント行動計画を歓迎。



 
 
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バロンドール候補者リストが発表へ(ガゼッタ・デッロ・スポルト紙) 50名のノミネート選手が21日に発表予定

1956年からフランス誌『フランス・フットボール』が主催しているバロンドール(世界年間最優秀賞)のノミネート選手50名が、今日21日に発表される予定となっている。インテルFWイブラヒモビッチ、ローマFWトッティ、バイエルン・ミュンヘンFWトーニ、さらには昨季のCL決勝で試合を決める2得点を奪ったミランFWインザーギ。FIFAワールドプレーヤーの候補から落選したこれらの選手たちだが、バロンドールの候補リストには含まれている。

ただ、「ブラッターFIFA会長(と各国代表監督)から忘れられた選手たち」が、タイトル獲得レースに変更を及ぼすことはないだろう。受賞候補の最右翼はミランMFカカー。次にバルセロナFWメッシ(投票権が南米にまで及んだことがアドバンテージとなる可能性も)、そしてマンチェスター・ユナイテッドMFクリスティアーノ・ロナウドと続いている。

今回のバロンドールはこれまでとは違い、歴史を刻む賞となるだろう。第52回目にして初めて、受賞対象が世界中の選手へと広がったからである。つまり、アルゼンチンやブラジル、オーストラリアのリーグ、あるいはJリーグで戦う選手たちにも投票することができるようになったのだ。投票者も欧州の53名に、その他の大陸の43名が加わることになる。1991年に生まれ、常に「世界規模」の賞であったFIFAワールドプレーヤーに対抗するための変更だ。バロンドールでは常に伝統が優先されてきた。しかし1995年、センセーショナルなボスマン判決に合わせて、ヨーロッパでプレーする欧州国籍外の選手も受賞対象となったのだ。実際、95年はミランに所属していたリベリア人FWウェアがトロフィーを勝ち取っている。

今回の候補者リストに含まれているイタリア人選手の数は決して悪いものではない。ブッフォン、カンナヴァーロ、ガットゥーゾ、インザーギ、マルディーニ、ピルロ、トーニ、そしてトッティ。W杯イヤーだった去年よりも1名増え、計8選手となっている。さらに、イタリアでプレーする外国人選手としては、カカーとイブラヒモビッチに加え、ミランMFセードルフも選らばれた(彼もFIFAワールドプレーヤーのノミネートからは落選している)。

今日21日にリストは正式発表される予定だが、投票者には自らのトップ5を選ぶための時間が少し与えられることとなり、ミランやボカ・ジュニアースが参加し、2007年を締めくくる大会となるクラブW杯に先立って発表されることとなる。



 
 
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リベリアで日本のNGOが再建した国立高等専門学校に入学希望者が殺到【リベリア=PWJ】

* 2007年10月22日 13:38 発信地:東京

【ピース ウィンズ・ジャパン】

リベリアでは9月から新学期が始まり、日本のNGO、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が再建した同国ロファ州のボインジャマ国立高等専門学校でも新校舎での授業が始まりました。新校舎ができたことにより、生徒数は大きく増加して、1078人になりました。教師数や設備のことを考えて、現在は生徒登録が停止されていますが、入学希望者はいまだに後を絶ちません。

このような状況のため、1クラスの人数は政府の定めている標準数をはるかに超えて、60人から80人ほどになり、生徒たちは教室にぎっしりとなって勉強しています。学校側では、午前と午後に分けて教室を使用していますが、それでも多数の入学希望者に対応しきれていません。

国連世界食糧計画(WFP)の支援により、給食用の食糧が配布されています。PWJが再建した台所がさっそく使われ、毎日調理が行われて給食が提供されています。

学校側は職業科の再開を願っていましたが、残念ながら教育省より教師の派遣がかなわず、今年度は普通科のみの再開になりました。実際には、普通科のみでもまだまだ教師数が不足しています。PWJは校舎という外側を用意することはできましたが、実際に授業を行う教師の派遣や必要な資機材の用意など、今後の教育環境の整備は、リベリア政府がどれだけ責任を果たしていけるかにかかっています。

そのような状況の中でも、教室で一生懸命に勉強している生徒たちを見ると、リベリアの未来を背負っていく若者が育っていることを感じさせます。

(c)Peace WInds Japana



 
 
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2007/11/26-00:51 英雄と怪人が大役=W杯サッカー抽選会

アジア予選の抽選役を務めたのは、W杯予選で最多30ゴールの得点記録を持つイランの英雄ダエイ氏と、アフリカ選手で初めて欧州最優秀選手に輝き、リベリアの怪人と呼ばれたウェア氏。各大陸の先陣を切っての抽選開始で緊張感が漂う中、無難に役目を果たした。

ダエイ氏は母国や日本が入った第1シードの振り分けも担当。イランが入った5組を眺め、「悪いグループではない。最終予選に進めると思う」と自信たっぷりに話していた。(ダーバン時事)



 
 
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日本のW杯3次予選初戦はタイと

【ダーバン(南アフリカ)25日=春日洋平通信員】日本の対戦相手はバーレーン、オマーン、タイに決まった。10年W杯南アフリカ大会の大陸別予選組み合わせ抽選会が行われ、アジア3次予選の組み分けが決定した。4大会連続のW杯出場を狙う日本は2組に入り、来年2月6日の初戦(ホーム)で世界ランク113位のタイと対戦することになった。

午後5時25分(日本時間26日午前0時25分)からスタートした抽選は、南米、オセアニアを除く4大陸の中でアジアから開始された。ドロワーは元イラン代表FWダエイ、元リベリア代表FWウェア両氏が務めた。第1シードの日本は20チーム中、17番目にダエイ氏が引き、難敵がそろう2組に入った。バーレーンには前回ドイツ大会の最終予選(05年)同組でホームアンドアウエーともに1−0で勝利。オマーンには同1次予選(04年)さらに同年のアジア杯1次リーグで同組となり、3戦いずれも1−0勝利と苦戦を強いられた。タイも7月のアジア杯を共催するなど強化に力を入れており、最終予選へ進出できる2位以内へも決して油断することはできない。

日本代表は、今月16日にW杯ドイツ大会後の昨年7月から指揮を執ってきたオシム監督が急性脳梗塞(こうそく)で倒れ、退任が決定的。日本協会では後任候補を浦和オジェック監督に一本化するなど、W杯予選への準備を進めている。

[2007年11月26日9時16分 紙面から]



 
 
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郡山からJへ!ウエア総監督就任

ACミランやリベリア代表などで活躍したFWジョージ・ウエア氏(41)が福島・郡山市で誕生したサッカークラブ「バリエンテ郡山」の総監督に就任することが同クラブから発表された。バイク売買などを手掛けるMCMコーポレーション(東京都)の立川光昭社長(31)がJリーグを目指して1日に設立したチームで、4月から県社会人リーグ3部西に参戦する。ウエア氏は95年にバロンドール(現・世界最優秀選手賞)とFIFA最優秀選手賞を受賞した名選手。今月中旬に来日し、総監督就任の経緯などを説明する。

[ 2008年01月10日付 紙面記事 ]



 
 
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バリエンテ郡山総監督にウエア氏就任

福島からJリーグ入りを目指すバリエンテ郡山の総監督に、元リベリア代表のジョージ・ウエア氏(41)が就任することが9日、分かった。郡山は、昨年10月に設立されたプロサッカーチーム。Jリーグへの「推進力」として、95年にFIFA年間最優秀選手と欧州最優秀選手をダブル受賞したウエア氏を招聘(しょうへい)した。同氏は18日に来日、19日に就任会見が行われ、21日には日本協会への表敬訪問も予定されている。

ウエア氏は03年に引退した後、サッカーを通した青少年の健全な育成を目指して「ジョージウエア・サッカーアカデミー」を設立。郡山は同アカデミーの日本での展開を支援する。また、総監督として強化や組織作りのアドバイスも受ける予定。同氏を介してアフリカ選手の獲得も目指す。

[2008年1月10日9時22分 紙面から]



 
 
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2008/01/10-16:53 郡山、ウェア氏が総監督に=サッカー

サッカーのJリーグ入りを目指して設立されたバリエンテ郡山は10日、総監督としてACミラン(イタリア)などで活躍し、1995年の国際サッカー連盟世界最優秀選手にも選ばれたジョージ・ウェア氏(リベリア)を迎えることを明らかにした。19日にウェア氏も同席し、チームの設立会見を行う。 (了)



 
 
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郡山の総監督にジョージ・ウェア氏

サッカーのJリーグ入りを目指して福島県内に発足したクラブチーム、バリエンテ郡山は10日までに、ACミラン(イタリア)などで活躍した元リベリア代表のジョージ・ウェア氏(41)の総監督就任を決めた。バリエンテ郡山は今季から県の社会人リーグに参戦する予定。

ウェア氏は18日に来日し、郡山市内や東京都内で記者会見を行い、日本サッカー協会を表敬訪問する。同氏は1995年に欧州年間最優秀選手と国際サッカー連盟(FIFA)最優秀選手を同時受賞したスター選手。現役引退後はリベリアで選手の育成、教育機関を運営している。



 
 
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2008/01/19-17:19 「貢献できる」とウェア氏=バリエンテ郡山の総監督就任−サッカー

サッカーのJリーグ入りを目指して設立されたバリエンテ郡山の総監督に就任したジョージ・ウェア氏(リベリア)が19日、福島県郡山市内で記者会見し、「わたしのキャリアを生かして郡山に貢献できる」と意気込みを示した。契約は2012年までの5年間。

ACミラン(イタリア)などで活躍し、1995年に国際サッカー連盟の世界最優秀選手にも選ばれた同氏は「スカウトを含めて選手の育成も担いたい。機会があるたびに日本にやって来る」と語った。日本にいないときもビデオ会議などを使って随時アドバイスを行う意向だ。

クラブの立川光昭代表は「Jリーグ昇格だけでなく、子どもからシニアまで一緒に楽しめる総合スポーツクラブづくりを目指したい」とチーム設立の目的を語り、4月からの県リーグ、天皇杯などに参加する意向を表明した。 (了)



 
 
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ウエア氏、バリエンテ郡山の総監督に就任

ACミラン(イタリア)などで活躍し、1995年に国際サッカー連盟の世界最優秀選手に選ばれたジョージ・ウエア氏(リベリア)が19日、サッカーのJリーグ入りを目指して設立されたバリエンテ郡山の総監督に就任した。

契約は2012年までの5年間。福島県郡山市内で記者会見したウエア氏は「スカウトを含めて選手の育成も担いたい」と語り、日本にいないときもビデオ会議などを使って随時アドバイスを行う意向を示した。

(2008年1月19日19時30分 読売新聞)



 
 
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郡山のG・ウェア総監督が就任会見

サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランなどで活躍し、欧州年間最優秀選手にも輝いた元リベリア代表のジョージ・ウェア氏(41)が19日、福島県郡山市に発足したクラブチーム、バリエンテ郡山の総監督に就任し、同市内で記者会見した。

数カ月に1度来日し、選手育成や外国人選手獲得などで協力する。同氏は「日本サッカー界にさらなる可能性をもたらすことができると確信している」と話した。母国で政党党首も務めるウェア氏の契約期間は、出馬を予定する大統領選が実施される2012年まで。

バリエンテ郡山はIT関連企業を経営する立川光昭氏(31)が代表を務める。監督はアルゼンチンなどでプロ経験のある大平誠氏(29)。今季から福島県の社会人リーグに参戦する予定。



 
 
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ウエア総監督「目標はJ1」

サッカーの元リベリア代表FWで、イタリア1部リーグ・ACミランで活躍したジョージ・ウエア氏(41)が総監督を務める郡山市のクラブチーム「バリエンテ郡山」が19日、同市内のホテルで設立会見を開き、アルゼンチンやウルグアイでのプレー経験を持つ大平誠氏(29)を監督に起用し、選手約35人体制でスタートすることを明らかにした。

代表に就任した立川光昭氏(31)=MCMコーポレーション社長=は、当面、企業を中心としたスポンサーからの資金を主体に運営し、プロ、アマチュアの混在でメンバーを構成。「将来はウエア氏を通じて、アフリカの若手選手の獲得も目指す」と話した。

また、チームの将来像として「Jリーグ入りを目指しながらも親子3代がかかわれる総合型地域スポーツクラブをつくり、スポーツを通じた一貫教育を行いたい」と抱負を語り、郡山市にホームを置く理由について「企業や人口をみても高い潜在能力を持つ街と考えたから」と説明した。

会見にはウエア氏も出席。この日、2011年まで総監督を務める契約を正式に結んだ。ウエア氏は定期的に来日して、指導者や選手、スタッフの指導に携わるとし、「私のキャリアを生かしながら郡山に貢献し、チームをJ1に昇格させることを最大のゴールとしたい」と目標を語った。

チームは27日に郡山市内で新人選手獲得のためのセレクションを行い、4月に開幕予定の県社会人リーグ3部に参戦する予定。

(2008年1月20日 読売新聞)



 
 
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バリエンテ、ウェア総監督「アフリカ代表呼ぶ」…福島から最短6年でJへ「リベリアの怪人」の秘策!

サッカーの元リベリア代表でACミラン(イタリア)などで活躍したジョージ・ウェア氏(41)が、福島・郡山市に設立されたプロサッカークラブ「バリエンテ郡山」の総監督に就任。19日、郡山市内で行われた設立会見に出席した。“リベリアの怪人”は、アフリカから代表クラスの選手をリストアップし、最短6年でのJリーグ昇格を目指す。

英雄が生まれたてのクラブにアフリカの魂を注ぎ込む。会見でウェア氏は、「自分の培ったキャリアは郡山に貢献できるはず。最初はどのクラブも小さいが、自分のことを信じることが大切だ」と力強く言い切った。アフリカ大陸全体でカリスマ的な存在の同氏は、アフリカ各国の代表クラスの選手をリストアップし、自らの人脈を生かして呼び寄せる計画を用意していた。

総監督として5年間の契約をウェア氏はこの日結んだ。2か月に一度来日し、約1週間の滞在で技術指導やクラブの運営を助言。また選手、スタッフを自らがリベリアで運営するサッカーアカデミーに派遣するプランも企画している。

チームを運営する「バリエンテスポーツ郡山」の立川光昭社長(31)は、「福島は他のJリーグチームがある都市にも人口、上場企業数でも負けていない。チャレンジする姿勢を示したかった」と説明。同社長が海外事業を展開する中、ウェア氏のアカデミーに株主として出資。その縁で今回の契約となった。

「Jリーグ昇格がすべてではない」と立川社長。自治体、企業に頼らない民間運営で、フットサルなども含む総合型スポーツクラブを目指す。この日までにスポンサー約100社が決定。練習会場やホーム競技場は今年度は未定。

現在10人の選手を獲得し、Jリーグ合同トライアウトに参加した選手に接触し、27日には市内の郡山高校でのセレクションも予定。最終的には35人前後の陣容で4月からの社会人リーグ県3部を戦う。「考えてパスをつなぐサッカーをしたい」とアルゼンチンなどでプロ経験のある大平誠監督(29)。最短で6年でのJ2昇格を目指すが「(今年の)天皇杯でJチームを倒して認知度を上げたい」と立川社長は、大暴れを誓った。

◆ジョージ・ウェア(George・Weah)1966年10月1日、リベリア・モンロビア出身。41歳。15歳で地元チームと契約してプロキャリアをスタート。87年にカメルーンでプレーし、フランスのASモナコ、パリSGを経て95年にアフリカ人初の欧州年間最優秀選手(バロンドール)に選ばれ、同時にFIFA最優秀選手に選ばれた。95〜2000年までイタリア・ACミランで活躍、「リベリアの怪人」と呼ばれた。その後はイングランドなどを経て01年アラブ首長国連邦(UAE)アルジャジーラに移籍、03年引退。現在は米国の大学で政治学を学びながらリベリア最大政党・CDCの党首を務める。12年の大統領選挙に立候補予定。家族は夫人と子供4人(うち養女1人)。

◆J昇格の条件 今季は福島県社会人リーグ3部西(昨季東西6チーム)からスタート。Jリーグまでは最短で6年かかり、県社会人リーグ2部(6チーム)、同1部(6チーム)、東北社会人リーグ2部(8チーム)、同1部(8チーム)、JFL(18チーム)を経ることが必要。JFL入りには各地域リーグの決勝大会で好成績(昇格はJ2のチーム数により変化)を残すのが条件。今季の規定ではJFL4位以内に入り、財務面など経営条件を満たせばJ2参加が認められる。また特例措置としてチーム力や財務力が高いと県協会から認証されれば県1部に参戦できる。

◆バリエンテ郡山(VALIENTE KORIYAMA)バリエンテはスペイン語で「勇敢な」の意味。エンブレムは伝説上の動物・グリフォンがモチーフで「サッカーで伝説を作る」という願いから。チームカラーのスカイブルーは高村光太郎の智恵子抄で「本当の空」とうたわれた福島の空や猪苗代湖の水をイメージ。資本金1000万円。運営会社はバリエンテスポーツ郡山(所在地・福島県郡山市)。選手は元Jリーガーなどを含め35人を予定。専用グラウンドは未定。代表は立川光昭社長(31)。

(2008年1月20日10時38分 スポーツ報知)



 
 
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郡山ユニホームはスカイブルー基調

往年の名選手、元リベリア代表のジョージ・ウエア氏が総監督に就任するバリエンテ郡山の設立会見が19日、郡山市内のホテル行われ、ユニホームもお披露目された。猪苗代湖の水の色や、地元の詩人・高村光太郎の「智恵子抄」で「本当の空」と呼ばれた、福島の空を示すスカイブルーが基調となっている。27日には早速、郡山高でセレクションを行い地元の選手を中心にチームづくりを目指す。大平監督は「若手を起用して安定感のあるチームを目指したい」と話した。

[2008年1月20日13時39分 紙面から]



 
 
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バリエンテ郡山」が発足、活動開始

2008年01月20日 11時12分

Jリーグを目指す郡山市のサッカークラブ「バリエンテ郡山」は19日、同市の郡山ビューホテルアネックスで設立会見を開いた。

運営会社バリエンテスポーツ郡山の立川光昭代表が経緯を説明、「Jリーグありきではなく、親子三世代でスポーツを楽しめる総合型クラブが理想」と述べた。

総監督に就いた元リベリア代表のジョージ・ウェア氏が「J1のトップチームの1つにすることが最大の目標」と語った。



 
 
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“リベリアの怪人”ウェア氏がバリエンテ郡山・総監督に就任

“リベリアの怪人”が、福島からJクラブを生み出す。バリエンテ郡山が19日に発足し、総監督に就任した元リベリア代表のジョージ・ウェア氏(41)が郡山市内のホテルで記者会見した。1995年にバロンドール(欧州年間最優秀選手)とFIFA(国際サッカー連盟)最優秀選手をダブル受賞したビッグネームが、最下部の県社会人リーグから頂点であるJリーグへと導く。

アフリカ人初のバロンドールとFIFA最優秀選手の2冠に輝いたウェア氏が、さっそうと壇上に姿を現した。

「どんなチームだろうと、スタートは小さいところから始まる。郡山だから、地方だからではなく、いかに前に進んでいけるかが大事だ」

母体も大口スポンサーもなく、ゼロからのスタートを切ったチームに力強い言葉を贈った。

チーム運営会社であるバリエンテスポーツ郡山の立川光昭代表(31)が、リベリアのジョージ・ウェア・サッカー・アカデミーで仕事をした縁から実現した今回の招聘(しょうへい)。契約期間は5年と長期だが、来日は2、3カ月に1度。名前を置くだけかと思いきや、ウェア氏のチームにかける思いは本物だった。

「自分はリベリア代表でコーチ経験もある。いい選手を見いだし、育成することも考えている」

セリエAのACミランなど欧州トップリーグで16年間プレーした経験を還元するとともに、アフリカでの人脈を駆使。獲得候補数人がリストアップ済みで、各国代表クラスもいるという。ウェア氏が日本にいないときも、インターネット映像などで情報交換する。

チームはこれまでに、J経験者を含む10選手を獲得済み。27日のセレクションを経て35人程度にし、2月から活動を開始。4月開幕の県社会人リーグに向かう。福島県内ではペラーダ福島など数チームがJリーグ入りを目指しているが、1年目から勝負していく。

「全国につながる大会にはすべて参加したい。1年目は結果を出す時期。天皇杯出場を目指す」

立川代表が今季の目標を力強く語った。“リベリアの怪人”が豊富な経験を最大限に活用し、バリエンテ郡山を通して東北地方に新風を巻き込む。

(有吉広紀)



 
 
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ウエア総監督「バリエンテ郡山をJ1へ」

福島からJリーグ入りを目指すバリエンテ郡山の設立会見が19日、郡山市内のホテルで行われた。欧州最優秀選手賞受賞など往年の名選手だった元リベリア代表のジョージ・ウエア総監督(41)は、日本のトップチームを目指すとともに、青少年への教育などで地元に愛されるチームづくりを目標に掲げた。監督には南米の指導者資格を持つ大平誠(29)が就任。今春から県社会人リーグ3部西で活動を開始する。

遠いアフリカの地から強力な「助っ人」がやって来た。ウエア総監督は母国にGWSA(ジョージウエア・サッカーアカデミー)を設立し、サッカーだけでなく語学など子どもたちへの健全な教育を推進。バイク買取・販売などを営むMCMコーポレーション社長でもある立川光昭代表(31)が海外進出先のリベリアでウエア総監督と出会い、その教育理念に引かれ、招聘(しょうへい)に至った。

ウエア総監督 郡山をJ1のトップチームの1つに昇格させることを最大のゴールとしている。どこのチームだろうと、最初は小さいもの。私のキャリアで、ビッグクラブに育てたい。

今後は年に5、6回は来日し、指導方針の徹底や、国内外も含めたスカウト活動も行う。12年に行われる母国の次期大統領選挙の有力候補とされ、それまでの契約となる。

この日は、日本版GWSAの設立調印式も行われた。今後、ジュニアスクールなども設立され、地元密着型のチームづくりが展開される。立川社長は「Jリーグありきではない。親も子どもも一緒に楽しめる市民クラブをつくりたい」と意気込んだ。

既に地元福島出身で、全国大会出場経験もある若手社会人を中心に約10人の選手と契約。中古車販売のガリバーや、地元企業などスポンサーが約100社も集まり、チームの運営は順調に進んでいる。世界的名声を得たリベリアのスターが、海を越えて福島に夢を与える。【由本裕貴】

<ウエア総監督に聞く>

−−総監督就任の抱負は

ウエア総監督 サッカーは結果ばかりに目が向けられがちだが、チームの環境を整え、選手やスタッフの人材育成をすることがすべての基盤であり、もっとも重要だと思う。

−−日本でのチームづくりについて

ウエア総監督 アフリカやアジアで求められているのは、豊かな人間性をはぐくむことだと思う。特に未来を担う子どもたちは、さまざまな可能性を持っており、その能力を伸ばす機会を与えることは絶対不可欠です。

−−GWSAについて

ウエア総監督 サッカーだけでなく、文化や語学など学業も含めた教育の機関として、どこの国でも通用する国際人の育成を目指したい。サッカー選手になれなくても、ピッチ以外で活躍できるよう、ビジネス基礎の教育を行いたい。

◆ジョージ・ウエア 1966年10月1日、リベリア・モンロビア生まれ。14歳でプロ入り。GKだったが18歳でFWに転向。カメルーン、フランスと渡り歩き高い身体能力でゴールを量産。欧州、アフリカ、国際サッカー連盟(FIFA)最優秀選手の3冠獲得。95年からセリエAのACミランでプレー。同年、欧州年間最優秀選手賞、FIFA最優秀選手をダブル受賞した。03年に現役を引退。

[2008年1月20日13時38分 紙面から]



 
 
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ウェア氏がサッカー協会を表敬訪問

サッカーの元リベリア代表で、Jリーグ入りを目指すバリエンテ郡山の総監督に就任したジョージ・ウェア氏(41)が21日、都内の日本サッカー協会を表敬訪問し、併設している日本サッカーミュージアムを見学した。

現役時は欧州年間最優秀選手にも輝いたウェア氏は「素晴らしい施設だ」と感心した様子で、特に中田英寿氏ら欧州で活躍した選手の写真やユニホームに興味を示した。



 
 
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外務大臣会見記録(平成20年1月25日(金曜日)9時45分〜 於:本省会見室)

人間の安全保障基金による支援

(外務大臣)我が国は、国連に人間の安全保障基金というものを設けていますが、本日、その基金を活用して、リベリア共和国等三ヵ国において、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)等の国連機関が実施する3件のプロジェクトに総額約700万ドル(約8億2千万円)の支援を行うことを決定しました。

我が国は、「平和協力国家」として責任ある役割を国際舞台で果たしていきたいと考えていますが、この基金を通じて「人間の安全保障」を実践していくことも、そのような努力の一端であると考えています。



 
 
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バリエンテ郡山総監督に「リベリアの怪人」ウェア

2008.1.25 09:16

任期は、次の大統領選まで? かつて「リベリアの怪人」の異名を取ったサッカーの元名選手、ジョージ・ウェア氏(41)がこのほど福島県郡山市で発足したバリエンテ郡山の総監督に就任した。母国リベリアでは大統領候補にも挙がる英雄に、注目が集まっている。

同氏は90年代にイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランなどで活躍。驚異的な身体能力で数々のスーパーゴールを生み出し、1995年の欧州年間最優秀選手にも選ばれた。西アフリカに位置する母国では、もちろん国民的な英雄だ。

若者の圧倒的な支持を得て出馬した2005年の大統領選では決選投票で敗れたが、12年の次期大統領選にも出馬予定。「若い世代に政治とサッカーを通じて働きかけたい」と、意欲を見せる。

政治を学ぶため、米国の大学にも通いながら、周辺諸国の若い選手を対象にしたサッカー・アカデミーを主宰する。「サッカーだけでない教育機関として、国際人を育成する」と力を込める。

郡山には数カ月に一度訪れ、クラブでの指導者育成や外国人選手獲得などで協力を行っていく予定。総監督就任は大統領選の資金稼ぎ、との見方も一部にあるが、バリエンテ郡山の立川光昭代表は「そんなことはない」ときっぱり否定した。

かつての名選手の新たな挑戦は、果たして成功するのか。「大事なのは、自分の力をどれだけ信じることができるか」。現役時代のドリブルを思わせる圧倒的なパワーで、前に突き進む。



 
 
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スポルティング 2 - 0 バーゼル

ブクチェビッチ2得点、バーゼル敗れる

2008年2月13日(水)

リスボンで行われた13日のUEFAカップ決勝トーナメント1回戦第1戦では、スポルティング・リスボンがMFシモン・ブクチェビッチの2点でFCバーゼル1893に先勝した。

気持ちを切り替え勝利

スポルティングは先週末のCFオス・ベレネンセス戦に敗れ、国内リーグ優勝が絶望的となっていた。しかし、この日は前後半の早い時間帯にブクチェビッチが得点し、悪い流れを断ち切る形で勝利を収めた。一方、スイス・スーパーリーグで首位を快走するバーゼルだが、序盤を除いてはスポルティングのGKルイ・パトリシオをほとんど脅かせなかった。

序盤に先制

先に先制のチャンスを作ったのはバーゼルだった。早くも3分、カルリトスが右サイドから入れたCKにイバン・エルギッチが頭で合わせてシュート。しかし、これがクロスバーをわずかに越えると、逆にスポルティングが均衡を破る。8分、レアンドロ・ロマニョーリの絶秒なパスを受けたブクチェビッチがシュートをゴール右下隅にたたき込んだ。リードしたスポルティングだが、その後は攻撃を組み立てられず、ボールをバーゼルに支配される。そのバーゼルも同点弾は生み出せない。ダビド・デゲンの惜しいボレーシュートもゴールの上へ。44分にはGKフランコ・コスタンツォの負傷というアクシデントに見舞われ、代わってリベリア代表のルイス・クレイトンが入った。

ハットトリックはならず

そのクレイトンは58分に追加点を許してしまう。ジョアン・モウティーニョが右サイドから入れたクロスにブクチェビッチがペナルティーエリア内のニアサイド合わせ、ゴール上隅のネットを揺らした。22歳のモンテネグロ人MFにはハットトリックを決めてスポルティングの16強進出を決定的にするチャンスも訪れたが、このときはクレイトンが好セーブで阻止した。アウエーゴールを狙うバーゼルからはエドゥアルドとフランソワ・マルケが終盤にシュートを放つもともに枠をとらえられず、スイスのチームは厳しい状況で本拠地での第2戦に臨むことになった。



 
 
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ブッシュ大統領、アフリカ5か国歴訪を終了

* 2008年02月22日 09:23 発信地:モンロビア/リベリア

【2月22日 AFP】アフリカ歴訪中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は21日、歴訪を締めくくる5か国目のリベリアを訪問した。

米国大統領のリベリア訪問は30年ぶり。ブッシュ大統領はリベリアに対し、数十年に及ぶ内戦からの復興支援として教科書100万冊と生徒1万人分の机と椅子を寄贈した。

ブッシュ大統領はこの歴訪で、アフリカ各国に対する10億ドル(約1000億円)を超える経済支援を約束し、継続的な友好関係をあらためて強調した。

同大統領は、アフリカ大陸での米国支援が「成功」していると強調する一方、同大陸の資源をめぐる中国との競争や米軍基地建設の憶測に対する懸念の払しょくに努めた。

また、急増させているアフリカ大陸への経済支援について、罪悪感によるものではなく、対等な関係で国益を考慮したものだと主張した。(c)AFP/Olivier Knox



 
 
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内戦で負傷 アフリカの少女招き治療 神戸の看護師

内戦時の難民キャンプで受けた暴行が原因で歩けなくなった西アフリカ・リベリアのマーサ・ターケットさん(14)と、マーサさんを私費で神戸に招き、治療やリハビリを支援してきた看護師美木朋子さん(32)=神戸市東灘区=の記録「スペシャル・ガール」(汐文社)が出版された。マーサさんは約二年におよぶ日本での治療を終え、二十七日に帰国する。政治家になってリベリア国民の役に立つという夢に向け、リハビリと勉強を続けるという。(坂口紘美)

出会いは二〇〇五年一月。マーサさんが入院したリベリアの首都モンロビアの病院に、美木さんが国境なき医師団の看護師として訪れたのがきっかけだった。マーサさんは股(こ)関節を脱臼し、床擦れで背中や足の皮膚が腐りかけていたほか、尿路感染症も患っていた。美木さんが担当になったが、間もなく祖母が危篤となり、任務半ばで帰国。五月に再び訪ねると、マーサさんは完治しないまま、翌月、実家へ帰ることになっていた。

「日本で治療を受けさせたいと思った。実家に帰れば一生歩けなくなると分かっていた」と美木さん。一方で、一人だけ助けることが正しいのか悩んだが、「出会った人にだけでも精いっぱいのことを」と決心した。

マーサさんは〇六年四月に来日。病院での検査で、胸椎(きょうつい)骨折による神経の損傷で歩けなくなっていることが分かった。リハビリで筋力をつけ、手術は成人後にと診断された。

リハビリと針治療のためマーサさんは美木さんのマンションで一緒に暮らし、神戸市東灘区の市立友生養護学校中学部へ車いすで通った。全国から支援金が寄せられたほか、昨春来日した母国の大統領のめいと会い、米国でリハビリをしながら学校に通えるよう支援してくれることになった。帰国後、ビザ取得後に渡米する。

「朋ちゃんと出会い、頑張れば何でもできるという希望が持てた。将来は政治家になって戦争をなくしたい」。マーサさんは夢に向かって歩んでいく。

(2/26 09:37)



 
 
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ロシアの「死の商人」、ボウト容疑者の横顔

2008年03月07日 21:20 発信地:パリ/フランス

【3月7日 AFP】タイのバンコク(Bangkok)で6日に逮捕されたロシアの武器密売業人ビクトル・ボウト(Viktor Bout)容疑者。彼が世界各地の紛争地域に武器を売りさばく「死の商人」としての道を歩み始めたのは、ソビエト連邦の崩壊がきっかけだった。

■6か国語を操る空軍士官

旧ソ連の空軍士官で6か国語を操るボウト容疑者は、アフリカの紛争地の武装勢力や南米左翼ゲリラなどとの関与を疑われていたが、各国における武器売買撲滅運動の高まりに伴い取り締まりが強化され、米麻薬取締局(Drug Enforcement Administration、DEA)の1年間に及ぶおとり捜査の結果、ついにバンコク市内の高級ホテルで逮捕された。同容疑者は、このホテルでコロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」と数百万ドル規模の武器取引契約を結ぶ予定だったという。

ボウト容疑者は1967年、当時はソ連傘下にあったタジキスタンの首都ドゥシャシベ(Dushanbe)に生まれた。モスクワ(Moscow)の軍事学校に進学し英語、フランス語、ポルトガル語などを習得。その後、ソ連空軍に入隊した。

後に起こったソ連崩壊が、ボウト容疑者に思いがけない好機をもたらした。ソ連時代の中古武器、航空機、ヘリコプターなどを格安で入手し、それらを世界各地の紛争地域の武装勢力に売り飛ばし大金を入手するという武器密輸ビジネスに手を染めたのだ。

ソ連製の航空機やヘリコプター、そしてそれらを操るパイロットも、すべて頑丈な上にメンテナンスが楽で、なんと言っても安かった。

また、ソ連の諜報機関「国家保安委員会(KGB)」のメンバーだったとの疑惑も持たれている。自身はこれを度重なり否定してきたが、2003年の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とのインタビューでは、1992年にソ連製アントノフ輸送機3機を12万ドル(約1230万円)で購入した事実を認めている。

■アルカイダやタリバンともつながり

こうしてボウト容疑者が世界を股に掛け暗躍する中、英国のピーター・ヘイン(Peter Hain)外相(当時)が同容疑者を「死の商人」と呼んで非難。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)も、同容疑者が1度に50機を超える航空機で大量の武器をアフリカに密輸した事実を告発。英メディアも同容疑者と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)とのつながりを指摘した。

このほかにもボウト容疑者は、国連(UN)の武器禁輸措置下にあったリベリアのチャールズ・テーラー(Charles Taylor)大統領(当時)にも武器を密輸していたとされる。 

ボウト容疑者に関するノンフィクションを著したジャーナリストのダグラス・ファラー(Douglas Farah)氏は同容疑者について、「ベルリンの壁崩壊後の1990年代初頭、共産主義の終焉と突如として出現した資本主義の混乱が生み出した特異な人物」と評する。

「ボウト容疑者の闇ビジネスの仕組みは単純だ。中古航空機をただ同然で手に入れ、これに安価で購入した武器を詰め込み、そして顧客のもとへ空輸する。この3段階のビジネスを合体させた」(ファラー氏)

■知名度の高さが裏目に

一方、英国のNGO「王立国際問題研究所(Royal Institute of International Affairs)」でアフリカ問題を担当するアレックス・バインズ(Alex Vines)氏は、「NGOや国連の報告に何度となく名前が出たせいで、ボウト容疑者は一種のセレブリティと化していった」と指摘する。

「(ボウト容疑者は)武器密売人の代名詞のような存在になったが、同様の武器ビジネスを行う人間はほかにも大勢いた。そうして名前が売れてしまったことこそが、彼の問題だった。こうした闇ビジネスは、高い知名度があってはうまくいかないものだからだ」(バインズ氏) 

ボウト容疑者の暗躍は、ニコラス・ケイジ(Nicholas Cage)主演の米映画『ロード・オブ・ウォー(Lord of War)』(2005年)の下敷きにもなった。(c)AFP/Michel Moutot



 
 
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ロシアの「死の商人」が刑務所送致、タイ裁判所が決定

* 2008年03月08日 20:24 発信地:バンコク/タイ

【3月8日 AFP】タイ・バンコク(Bangkok)の刑事裁判所は8日、6日に同市で逮捕されたロシアの武器密売業者ビクトル・ボウト(Viktor Bout)容疑者(41)の刑務所への送致を決定した。一方、同容疑者の弁護人は、同容疑者のコロンビア左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」との取引について否認している。

ボウト容疑者は、再拘束についての審問のため同裁判所に出廷し、メディアの前で指紋採取が行われた。同容疑者は、バンコク郊外にある重警備のクロンプレム(Klong Prem)刑務所へ移送される。

同容疑者はリラックスした様子で、混み合う法廷内にいたロシア人の友人に向けて親指を立てて見せたり、刑務所への移送を待つ間、警察官と冗談を言いあったり談笑したりしていた。

友人だというロシア人男性は、それ以上の身元は明かさなかったが、同容疑者にタバコ3箱を渡そうとしたが、警察官から許可されなかったと語った。

在タイロシア大使館が推薦した同容疑者の弁護人は、同容疑者は何も悪いことはしていないが、タイで裁判を受けることを望んでいると明らかにした。

ボウト容疑者は旧ソ連の空軍士官で、アフリカの紛争地の武装勢力やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)、南米左翼ゲリラ、リベリアのチャールズ・テーラー(Charles Taylor)大統領(当時)などと関係しており、「死の商人」と呼ばれていた。

ボウト容疑者の暗躍は、ニコラス・ケイジ(Nicholas Cage)主演の米映画『ロード・オブ・ウォー(Lord of War)』(2005年)の下敷きにもなった。(c)AFP/Shino Yuasa



 
 
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2008.05.07 Web posted at: 19:21 JST Updated - CNN

FARCへ武器密売図った「死の商人」起訴、米地検

コロンビアの左翼ゲリラ、コロンビア革命軍=保存写真

ワシントン(CNN) ニューヨーク連邦地検は6日、タイ・バンコクで今年3月、米麻薬取締局(DEA)のおとり捜査で逮捕したロシアの武器密売人、ビクトル・ボウト被告を起訴したと発表した。コロンビアの左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)への武器密売に関与した罪などに問われている。

米司法省によると、売り付けようとした武器は地対空ミサイル、ロケット弾、軽量飛行機、無人偵察機など広範囲に及び、数百万米ドル相当に達する。昨年11月から今年3月にかけてFARCと合意していた。

また、米兵士、米国人殺害の共謀、米政府がテロ組織と指定するFARCへの物資支援などの罪もある。

同被告はタイで拘束されており、米政府は身柄送還を求めている。被告は、世界で最も有名な「死の商人」の1人として知られ、2004年にはアフリカ・リベリアへ武器の不法輸出を図ったとして在米資産の凍結の制裁も受けている。

被告は、旧ソ連の貨物機を多数所有し、アフリカやアジア、中東の紛争地域などに武器を届け、報酬としてダイヤモンドなどを受け取っていたとされる。米英両国の情報当局によると、アフガニスタンのイスラム強硬派勢力タリバーンや国際テロ組織アルカイダ、イラク武装勢力などにも武器や関連技術を提供した疑いがある。一方、同容疑者は02年、CNNの取材に対し、タリバーンやアルカイダとの取引を否定していた。



 
 
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リベリア北部の町、シエラレオネ人定住へ向けた土地の提供

UNHCRリベリア(20日)発;

リベリア北部の町では、この地に残りたいという3500人のシエラレオネ難民の、新たな生活を後押しするために、60棟の住居が建設中である。

リベリアの首都モンロビア付近に位置するミーメ(Memeh)の人々は、18日リベリア難民帰還・定住委員会(LRRRC)と共にサインされた協定書(MOU)に則り、28エーカーの土地を明け渡すことに同意した。

これら60棟の家は48の難民家族と、12の弱い立場にある付近のリベリア人家族、合わせて300人のために建設される。18日の協定書には、 UNHCRとLRRRCは農業に関する活動、小学校の拡大、医療センターの建設、さらに水と衛生の普及プロジェクトもサポートする予定である。なお、このプロジェクトの建設には、地元の人々が雇われる。

シエラレオネでの紛争で国内が最も混乱を極めたとき、全国民の3分の1が避難を強いられた。そのうちの49万人がリベリアとギニアへと逃れた。2000年9月から2004年7月まで行われた。

UNHCRの自発的帰還事業に基づき、約18万人のシエラレオネ難民は自国へと帰還し、その他大勢も各自の意思で戻っていった。

今年6月、UNHCRは1990年代に国を逃れたシエラレオネ人は、母国における難民問題が解消したという理由で、今年末には難民ではなくなると発表した。この決定は2002年6月に宣言された平和協定以来、基本的かつ前向きで、恒久的な、シエラレオネにおける平和への進展に基づいて行われた。



 
 
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”Paper Planes”でさらに火がついたM.I.A.、ヒップホップ業界でも引っ張りだこ?

昨年リリースしたセカンドアルバム"Kala"から、シングル"Paper Planes"が超ロングヒットとなっているM.I.A.だが、さらにその注目度は上がっている。

最近ではこの曲がCMに使われたということでさらに人気が拡大しているということだが、ヒップホップアーティストからも人気が高くなっている。バン・B(Bun B)、ジム・ジョーンズ(Jim Jones)、フリーウェイ(Freeway)らがラップする複数の"Paper Planes"別バージョンが発表された上、なんとT.I.はこの曲の一部をサンプリングした新曲"Swagger Like Us"を発表。こちらはジェイ・Z(Jay-Z)、カニエ・ウェスト(Kanye West)、リル・ウェイン(Lil Wayne)という、ラッパーの中でも特に人気の高い面々が集結した驚きのトラックとなっている。

一方、当のM.I.A.はアフリカの国、リベリアに学校を建設する資金を提供。その建設の模様をMySpaceにアップしている。

http://notrax.jp/news/detail/0000005173.html



 
 
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貧困の中に希望も アフリカの子どもたちの写真展

2008/09/27

アフリカの子どもたちが自分たちの住む地域の環境や生活などを写した写真展「EYE SEE III〜子どもたちが見たもの」が大阪府泉南市りんくう南浜のイオンモールりんくう泉南で開かれている。子どもたちが見たアフリカの現状を訴えた作品の数々が来場者の反響を呼んでいる。二十八日まで。

同写真展は災害や内戦などの課題に直面する子どもたちがデジタル写真撮影を通じて、自分の考えや感情を表現し、発信することで社会参加を促すユニセフのプロジェクトの一環。メッセージとともに全国七都市で巡回展を開催。活動に賛同したソニーがデジタルカメラやプリンタを提供するなど、全面的に支援している。

今回はリベリアとルワンダに住む四十人の子どもたちがプロの写真家とのワークショップを通じて撮影の基本技術や表現の仕方を学び、デジタルカメラで自分たちが直面する「貧困」「マラリア」「環境」「子どもの遊ぶ権利」をテーマにして撮影。

学校に行けずに働く子どもやごみの山などの厳しい現実を写した写真や希望を抱いてたくましく生きる姿などを撮影したスライド九十四点とパネル二十四点を展示しているほか、ワークショップ時の様子が映像で紹介されている。

来場した細井万記さん(24)は「普段目にすることがない写真がたくさんあって衝撃的。子どもたちの住む国に興味がわいた」と話していた。



 
 
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リベリア元大統領の息子に虐待で有罪評決 米連邦陪審

(CNN) 米フロリダ州マイアミの連邦地裁陪審は30日、リベリアのテーラー元大統領の息子で、虐待罪などに問われていたチャールズ・テーラー・ジュニア(別名チャールズ・マッカーサー・エマニュエル)被告に、有罪の評決を下した。米国外での虐待行為などを米連邦裁判所で裁くことを可能にした94年の立法に基づく、初の裁判となった。

起訴状などによると、被告は米マサチューセッツ州で生まれたが、テーラー元大統領の在任期間中はリベリアで、対テロ部隊や国家警察のトップを務めた。この間に同国内で拘束者を虐待し、ほかのメンバーによる虐待を許したとして、虐待とその共謀罪などで有罪となった。アイロンやたばこでやけどを負わせ、電気ショックを与えるなどの行為を繰り返したとされる。

弁護側は、米検察には虐待行為を裏付ける証拠がないと主張していた。刑の言い渡しは1月8日の予定。終身刑となる可能性がある。

ムケージー米司法長官はこの評決について、「世界各地の人権侵害行為について、われわれが可能な限り責任者を追及するとのメッセージを送ることになる」と述べた。



 
 
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三井造船、5万6000重量t型 ばら積み貨物運搬船を引渡し

2009年1月7日 ライン

三井造船は7日、玉野事業所で建造したリベリア国クリオ・マリン社向け5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船「フロントランナー」を引き渡した。

この船は、7万立方mを超す大容積貨物艙のある5万6000重量t型ハンディマックスバルカーで、同型船78隻目の竣工となる。

5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備する。船は、荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるようにした。ハッチカバーは、長さ/幅ともクラス最大級。貨物艙は、長尺パイプを余裕持って積載できるように十分な長さを確保した。

また、貨物艙強度もホットコイルなどの重量物に対応できるよう十分に配慮している。主機関には軽量・コンパクト・高出力で排ガス環境基準を満たした最新式エンジン、三井-MAN B&W ディーゼル機関「6S50MCC」を搭載し、運航スケジュールにフレキシブルに対応できる余裕のある馬力設定、速力性能を持つ。

《編集部》



 
 
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出産は危険な賭け、リベリア

* 2009年01月15日 10:54 発信地:バルンガ/リベリア

【1月15日 AFP】パトリシアさんは幸運だった。ここは出産時の死亡率が極めて高い国、リベリア。初産を迎えた21歳の彼女は、困難なお産で大量の出血があったものの、その後病院に到着し、一命を取り留めることができた。

彼女が住むリベリア中央部のボン郡では、病院はバルンガ(Gbarnga)に1つあるのみ。出産を迎えた多くの女性たちが、出血多量により、病院に到着する前に死亡している。

バルンガの保健所で働く助産師によると、女性の85%、特に田舎に住む女性たちは、伝統医の立ち会いのもと自宅で出産を行っている。現代医療への恐れがあり、病院までは歩いて7、8時間、場合によっては数日かかるという背景もある。しかし、伝統医には合併症の知識がないなど、自宅で出産する場合のリスクが認知されていない場合も多い。

保健省によると、母親が出産時または出産直後に死亡する率は、1989-2003年の内戦以来、全国的に急上昇している。1999年、出産した10万人のうち死亡したのは578人だったが、2007年には同994人にまで増加。出産時の死亡率が高い国のトップ15入りをした。 

■なり手が少ない「助産師」

国際NPO「世界の医療団(Medecins du Monde)」に所属するフランス人助産師シビル・ジャロー(Sybille Jaloux)さんは、この背景には、訓練を受けた助産師の不足と、自宅出産する女性に対する医療の遅れがあると話す。

保健省によると、人口350万人の同国で、訓練を受けた助産師の数はわずか400人。少なくとも1600人は必要だと同省は見積もっている。

だが、ある保健所長の話では、助産師の資格を得るには2年間の訓練が必要で、看護師よりも給料が低いこともあり、希望者は少ないという。 

■輸血や抗生物質で防げる死亡

出産時の死亡の主な原因は出血多量によるものだ。開発途上国の多くは、輸血によりこれを防いでいるが、リベリアでは輸血もままならない。また、帝王切開を行える病院は、国内では数えるほどしかない。

さらに自宅出産はしばしば不衛生な環境で行われるため、感染症や敗血症で命を落とす女性も多い。これは抗生物質により防ぐことができるが、ほとんどの場合、伝統医はそうした処置を行わないという。(c)AFP



 
 
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リベリア:車椅子の少女マーサさん 再び支援呼び掛け

難民キャンプで暴行されて歩けなくなり、日本で治療を受けて車椅子で動けるまでに回復した西アフリカ・リベリアの少女マーサ・ターケットさん(16)が再び困難に直面している。脊椎(せきつい)なども痛めており、成長に合わせて本格的な手術が必要になるという。マーサさんには日本滞在中に多くの人から支援が寄せられたが、関係者は再支援を呼び掛けている。

マーサさんは03年、内戦から逃れたガーナの難民キャンプで見知らぬ男に暴行され、両足の股(こ)関節を脱臼し寝たきりになった。リベリアの病院に入院していた時に「国境なき医師団」から派遣された看護師の美木朋子さん(33)と知り合い、06年4月に美木さんが当時住んでいた神戸市に招かれた。

日本に約2年間滞在してリハビリに励み、車椅子で自由に動けるまで回復。毎日新聞などの報道で多くの支援が寄せられ、昨年4月にリベリアに帰国した。ところが昨秋、左足の股関節に痛みを覚えて受診したところ、暴行を受けた時に感染したと考えられる細菌による炎症と判明した。

敗血症などを起こせば命にかかわるため、今年8月に美木さんが現在暮らすドイツ・ボン近郊の病院で手術を受けた。近く帰国するが、美木さんは「暴行で脊椎なども痛めており、まひが残っている。将来的には本格的な手術が必要になりそうだ」と話す。

マーサさんはリベリアの舗装されていない道を約40分かけて車椅子で通学している。4年後に高校卒業の見込みで「大学に行きたい。やりたいことがいろいろある」と話す。日本滞在中に寄せられた支援金が400万円ほど残っているが、今後の治療費や学費を賄うのは厳しいという。

支援の問い合わせは美木さんとマーサさんの電子メール(martha2009liberia@yahoo.co.jp)。【五味香織】

毎日新聞 2009年10月14日 11時05分(最終更新 10月14日 12時40分)



 
 
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BHPとミタル、西アフリカの鉄鉱石権益統合に向け交渉

【シドニー=高佐知宏】豪英資源大手BHPビリトンと鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルは19日、西アフリカの鉄鉱石権益の統合に向けた交渉を始めた。両社がリベリアとギニアに持つ鉄鉱石権益を、合弁で設立する新会社に統合する方針だ。埋蔵量などは明らかになっていない。

ロイター通信によると、アルセロール・ミタルはリベリアとギニアの国境付近に鉄鉱石権益を保有。2011年からの生産開始に向けた取り組みを進めているという。BHPもアルセロール・ミタルの保有鉱区の近くで探鉱を進めている。 (20:30)



 
 
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オーストラリア市場レポート 2月10日:低い投資家感情

ABNNews 2010年02月10日 09:30

火曜日オーストラリア株式市場は投資家のヨーロッパ経済の健全性に対する懸念が引き続く中、金融部門を中心に下落。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は16.3ポイント・0.4%下落の4505.1ポイント、全株価指数は18.1ポイント・0.4%下落の 4520.7ポイントとなった。

注目の経済事象と数字

Dun & Bradstreetの6月四半期のビジネス予想調査では、キャピタル投資予想指標値は10、雇用予想指標値は5に達した。また利益予想も上昇している。

Westpac-Melbourne Instituteによる2月の消費者心理調査と、オーストラリア統計局による12月の住宅金融データが発表される予定。

企業合併&買収ニュース

Global Iron (ASX:GFE)はケイマン諸島のAfrican Petroleum Corp (APCL) (NIG:AP)を獲得する予定。獲得次第、リベリア沖の有望な石油・ガス探査区画2区画の利権を所有することとなり、取引は約5億豪ドルである。 Globalは本買収に対する同社株主の承認を得、1億3千万豪ドルから2億3千万豪ドルの調達に成功した場合、APCL株主に9億625万50株を発行し、APCLを95%以上最大100%まで取得する。

重要企業ニュース

住宅ディベロッパーAV Jennings' (ASX:AVJ)は2009年12月31日までの下半期、純収益320万豪ドルを計上、同年上半期の損失970万豪ドルから回復した。最高経営責任者ピーター・サマースは2009年の徹底的なオペレーション見直しが収益挽回につながったとし、また引き続き本年も状況は厳しいと述べた。

Alumina Ltd. (ASX:AWC)は12月31日までの年間損失2千6百万豪ドルを出し、前年度収益1億6千8百万豪ドルからの下落となった。同社はしかし、2010年のアルミニウム市場の展望は改善しているとし、配当金支払いを再開、楽観的な見解を強調した。

Macquarie Group Ltd (ASX:MQG) の株価は、同社の下半期収益が上半期収益4億7千9百万豪ドルと同様となる予想発表を受け、火曜日に暴落。下半期収益は上半期を10%上回る見込みで、アナリストの予想を若干下回っている。

人工内耳のCochlear Ltd (ASX:COH)は2010会計年度の純収益が最低15%伸びると予想しており、同社製品Nucleus 5の生産を続ける。上半期純利益は7千525万豪ドル、前年下半期比8%の上昇。新製品導入と厳しいコスト管理により営業利益が向上した。

David Jones Ltd. (ASX:DJS) は消費者心理の改善を受け、2010会計年度の利益ガイダンスを前回予想の最大5%上昇より10%に上方修正した。最高経営責任者マーク・マッキネスは下半期業績に関し同社は「意識的に楽観的」であると述べた。同社の2010年下半期および2011年収益は5〜10%の成長を見込んでいる。

採掘・加工製品会社Bradken Limited (ASX:BKN) は上半期収益26.4%減少を発表した。特に同社の海外営業において顕著な、国際的な経済危機による取引高の大幅な減少が要因。12月31日までの下半期純利益は2千572万豪ドルで、同年上半期の3千493万豪ドルより下落した。収益ガイダンスは維持し、2009〜2010年のEBITDA(金利・税金・償却前利益、支払利息・税金・減価償却・償却控除前利益)は、2008〜2009年の値をおよそ1千万豪ドル下回ると見込む。



 
 
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2010.05.21 Web posted at: 10:51 JST Updated - CNN

テイラー元大統領の戦争犯罪裁判でナオミ・キャンベルを証人申請

(CNN) オランダ・ハーグの国際刑事裁判所で開かれているリベリアのテイラー元大統領(62)の裁判で、検察側は20日、英スーパーモデルのナオミ・キャンベルさんを証人として出廷させるよう、裁判所に申請した。

テイラー元大統領は、多数の犠牲者を出したアフリカのシエラレオネの内戦にかかわったとして戦争犯罪の罪に問われている。検察側は裁判所に提出した書面の中で、キャンベルさんがテイラー元大統領からダイヤモンドの原石を受け取っていたと主張。キャンベルさんの証言が得られれば、「ダイヤモンドの原石など持っていなかった」とする元大統領の証言が覆され、元大統領が「私腹を肥やし、武器を購入するためにダイヤモンドの原石を使っていた」ことが証明できるとしている。

検察側によれば、キャンベルさんは裁判に巻き込まれることを望んでいないため、出廷を命じる召喚状の発行申請に踏み切った。

テイラー元大統領が1997年に南アフリカでキャンベルさんにダイヤモンドを贈っていたことは、昨年6月に判明したという。その場に居合わせた米女優のミア・ファローさんがキャンベルさんからダイヤモンドの話を聞いたことを打ち明けたとされる。

CNNさんはキャンベルさん側にコメントを求めたが、返答はなかった。

テイラー元大統領は昨年7月の公判で、起訴事実を全面否認している。



 
 
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「最も尊敬される世界の指導者10人」に中国の温家宝首相−米誌

2010 年8月26日、中国紙・環球時報(電子版)は、米誌ニューズウィークの「最も尊敬される世界の指導者10人」に、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が選ばれたと報じた。

同誌によると、温首相は中国国民に「温じいさん」と呼ばれて親しまれており、庶民への関心の高さが人気の源になっている。08年の四川大地震では危険を顧みずいち早く被災地入りし、そこで涙を流す温首相の姿に国民は感動。先日の甘粛省舟曲県での土石流災害でも、被災者を励まし続けた。社会問題となっている貧富の差の解消にも力を注いでおり、まさに「人民の総理」と呼ぶにふさわしい、と称えている。

このほか、インドのシン首相、モルディブのナシード大統領、ブラジルのルーラ大統領、フランスのサルコジ大統領、アイルランドのカウエン首相、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、リベリアのサーリーフ大統領、サウジアラビアのアブドゥッラー国王、シンガポールのリー・シェンロン首相が選ばれた。(翻訳・編集/NN)

2010-08-27 19:53:16 配信



 
 
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オーストラリア市場レポート 2010年12月1日:Tawana Resources (ASX:TAW)はGryphon (ASX:GRY)との戦略提携を発表

Sydney, 2010年12月1日, (ABN Newswire) - Tawana Resources NL (ASX:TAW)は本日、リベリアにおける複数の潜在能力の高い鉱物地域の買収及び西アフリカにある黄金探査会社Gryphon Minerals Limited (ASX:GRY)との戦略提携契約を発表した。 Gryphonは西アフリカでは5年以上渡って探査作業を続けており、今回の提携によりTawanaに技術及び運営における知恵を貸すことになる。今回の提携の目標は西アフリカ中の黄金、鉄鉱石、卑金属及び他の鉱石の探査開発である。

Pacrim Energy Limited (ASX:PRE)は西オーストラリアのRedcliffe 黄金プロジェクトの最新探査結果の入手を発表した。当社はRedcliffe黄金プロジェクトでの探査速度を上げ続け、目標は17万5千オンスの黄金資源量を増やすことである。現在、ドリリング作業は既に1万8千6百メートルを完成し、地表に近い複数の潜在資源を発見した。

Golden Rim Resources Limited (ASX:GMR)はブルキアファソで新しい黄金探査地域の買収を発表した。この買収によってBalogoプロジェクトの探査面積は543.25平方キロまで拡大した。新しいエリアは4箇所の潜在能力の高い黄金資源を含め、それぞれの資源量は170万オンス、270万オンス、530万オンスと350万オンスである。

Spotless Group Limited (ASX:SPT)は、スポーツやエンターテインメントイベントに清掃サービスを提供するイギリスのClean Event社を買収した後、プライベート会社のEvent Management Catering Limited ("EMC")をも買収した。EMCは主にイングランド北部にある9つの体育館に飲食サービスを提供している。今回の買収により、Spotlessがイギリスのレジャー、スポーツ及びエンターテインメント業界に入ることになる。Spotlessの目標は当社のイギリスにおける飲食、清掃、廃棄物管理、セキュリティ及びその関連サービスでの市場地位を上げることであるが、最初の予定はレジャー、スポーツとエンターテイメント業界に焦点を当てることである。

お問合せ先
Ragny Zhang
Asia Business News Japan Bureau
Tel: +61-2-9247-4344
http://www.abnnewswire.net



 
 
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世界のネットユーザー数は21億人、総人口の3割 日本は8割弱

2011.08.20 Sat posted at: 14:03 JST

(CNN) インターネット市場関連の統計サイト「internetworldstats.com」は20日までに、世界のネットユーザー人口は総人口の約30%に当たる約21億人に達したとの最新統計を発表した。

2000年末に比べ5倍以上増えた計算。国別では中国の4億8500万人が最大で、総人口比では36.3%だった。米国は2億4500万人で、比率は78.2%。日本は78.4%の9918万2000人だった。

総人口比で最も高かったのはモナコの97.6%(2万9820人)で、アイスランドの97%(30万1600人)が続いた。この比率では北欧諸国が高く、スウェーデンが92.4%、デンマーク領グリーンランド90.2%、デンマーク85.9%、フィンランド85.2%といずれも上位10位内に入った。

逆に低いのはリベリア、エチオピアやソマリアなどアフリカの開発途上国が目立った。最低は東ティモールとミャンマー(ビルマ)の0.2%で、東ティモールのユーザー人口は2100人だった。



 
 
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2011ノーベル平和賞、リベリア大統領ら女性3人に

2011年10月07日 20:10 発信地:オスロ/ノルウェー

【10月7日 AFP】2011年のノーベル平和賞は、西アフリカ・リベリアのエレン・サーリーフ(Ellen Sirleaf)大統領(72)、同じくリベリアの平和活動家リーマ・ボウイー(Leymah Gbowee)氏(39)、さらに「アラブの春」での活躍が知られる中東イエメンの人権活動家タワックル・カルマン(Tawakkul Karman)氏(32)の女性3人に授与されることが決まった。

ノルウェー・ノーベル賞委員会(Norwegian Nobel Committee)のトルビョルン・ヤーグラン(Thorbjoern Jagland)委員長は7日、授賞理由について「女性の安全と、平和構築活動に女性が完全参加する権利を求めた非暴力の闘い」と発表した。

ヤーグラン委員長はさらに「社会のすべてのレベルにおける発展に影響を与える機会を、女性も男性と同等に獲得することなしには、われわれは民主主義や永続的な平和を達成することはできない」とコメントした。

■アフリカ初の選挙で選ばれた女性大統領

リベリアのサーリーフ氏は2005年、アフリカで女性として初めて選挙で大統領に選出された。就任当時のリベリアは、14年間にわたって続き25万人が死亡したリベリア内戦の爪あとが生々しく、経済は壊滅し、電気や水道といったインフラもなかった。ノーベル賞委員会は「2006年の大統領就任以降、サーリーフ氏はリベリアの平和の安定と、経済的・社会的発展の促進、さらに女性の地位の強化のために尽くしてきた」と評した。

サーリーフ氏の大統領就任は、共同受賞したボウイー氏の努力なしには実現しなかっただろう。ボウイー氏は、リベリアで恐れられていた軍閥たちに対する女性の抵抗運動を組織した活動家だ。ボウイー氏はアフリカ史上最も悲惨な戦争の1つとなったリベリア内戦中、キリスト教徒とイスラム教徒の両方の女性たちからなる大きなグループにセックス・ストライキを呼び掛け、男性たちを和平交渉へ向かわせた。

ノーベル賞委員会は、ボウイー氏が「民族的、宗教的な境界線を越えて女性たちを組織し、リベリアの長い内戦に終わりをもたらし、女性の選挙参加の道筋をつけた」とたたえた。

タワックル・カルマン氏はイエメンの活動家でジャーナリスト。女性の権利や報道の自由、政治犯の釈放などを求める運動で、数回投獄されてもひるむことなく闘ってきた。

ノーベル賞委員会は、「これ以上ないというほど困難な状況下で『アラブの春』の前も後も一貫して、女性の権利、民主主義、そして平和を求める闘いにおける主導的な役割をイエメンで果たしてきた」と称賛した。カルマン氏はアラブの女性として初のノーベル平和賞受賞者となった。(c)AFP



 
 
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ノーベル平和賞、リベリア大統領ら女性3人に

2011.10.07 Fri posted at: 18:18 JST

(CNN) ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2011年のノーベル平和賞の受賞者を発表した。

今年のノーベル平和賞は3氏に決定した。いずれも女性で、西アフリカ・リベリア共和国の大統領エレン・サーリーフ氏、同じくリベリアのレイマー・グボーウィ氏、そしてイエメンのタワックル・カルマン氏。

女性の安全のために非暴力で闘ったことなどが評価された。サーリーフ氏はアフリカで初めて選挙で選出された女性元首。



 
 
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asahi.com 2011年10月7日23時1分

ノーベル平和賞にリベリア大統領ら女性3人 非暴力闘争

ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2011年のノーベル平和賞を、リベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)、同国の平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)、イエメンの人権活動家タワックル・カルマンさん(32)の3人に授与すると発表した。紛争解決や民主化に女性が大きな力を発揮できることを示した功績を評価した。

女性の受賞は04年のケニアの環境保護活動家のワンガリ・マータイさん(今年9月に死去)以来。同委員会は授賞理由で、3人を「女性の安全のため、平和構築に女性が参加する権利のために、非暴力で闘った」とたたえた。

サーリーフさんは05年にアフリカで初めて民主的に選ばれた女性大統領。リベリアでは独裁政権下で14年にわたって内戦が続き、貧困が深刻化した。サーリーフさんは大統領に就任後、政府への女性登用など女性の支援に力を注ぎながら国家の立て直しをはかった。ボウイーさんは女性の参政権を訴え、宗派や民族を超えて女性を組織化した。サーリーフさんとも連携し、非暴力による民主化運動の先頭に立った。

カルマンさんは長期独裁政権が続くイエメンのジャーナリスト。NGOを創設し、女性の権利や表現の自由を訴え、「アラブの春」と呼ばれる中東の民主化運動にイエメンで関わってきた。32歳の若さでの受賞だ。

賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億1千万円)。3人で等分する。授賞式は12月10日にオスロである。(オスロ=伊東和貴)



 
 
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リベリア和平尽力…平和賞の大統領とボウィさん

【ヨハネスブルク=中西賢司】ノーベル平和賞受賞が決まった西アフリカ・リベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)と女性平和運動家レイマ・ボウィさん(39)は、長期内戦に苦しむ女性を結集し、混乱を極めた祖国の和平と再建に尽力した。

サーリーフ氏は2006年、アフリカ初の女性民選大統領に就任。女子教育の充実など改革に取り組んできた。識字率は向上し、国内総生産(GDP)は就任時の1・3倍に増加、国民の平均寿命も2・5歳延び、55・47歳(09年)となった。

国際派のエリートで、時の政権との対立で2度も亡命に追い込まれながらも政治活動を捨てず、「鉄の女」と呼ばれる。改革が前進するのは、ボウィさんら一般女性の後押しがあるためだ。

03年まで14年に及んだ内戦では、推定27万人が死亡した。多くの女性が夫や子を失い、性暴力の標的にもなった。

子供の手を引いて戦火を逃れた経験もあるボウィさんは02年、知人に呼びかけて反戦運動を開始した。「私たちの国に必要なのは平和」。そう書いたボードを手に、雨でも酷暑でも「銃弾よりまし」と独裁者テーラー大統領(当時)の官邸付近で抗議デモを展開。十数人だった参加者はやがて数千人に膨れ上がり、平和を求める世論を盛り上げた。それが、内戦後初の大統領選でサーリーフ氏を勝たせる原動力になった。

男女格差が色濃く残る社会で、女性が持つ力と可能性を示した意義は大きい。

(2011年10月7日23時59分 読売新聞)



 
 
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2011年10月8日10時32分

オバマ氏、3女性の平和賞称賛 「力強いメッセージだ」

オバマ米大統領は7日、リベリアのエレン・サーリーフ大統領ら女性3人へのノーベル平和賞授賞決定について、「普遍的権利と人間の尊厳のための闘争は、世界中の女性の完全参加があってのみ成し遂げられるという力強いメッセージだ」とする声明を出した。

2009年に同賞を受賞したオバマ氏は、3人による女性の地位向上や民主化への貢献をたたえ、「人類の半分(を占める女性)の権利と声が否定されてはならないということを、世界に示した」と称賛した。



 
 
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2011年10月8日15時3分

「非暴力革命、広がってる」 平和賞のボウイーさん講演

今年のノーベル平和賞受賞が発表されたリベリアの平和活動家リーマ・ボウイーさん(39)が7日、訪問先のニューヨークで講演し、自身が取り組んできた運動について、「私は何も大きなことはしていない。ただ、私の中の小さなあかりを、ずっと大切にともし続けてきた」と語った。

約300人の聴衆を前に、ボウイーさんは半生を振り返り、リベリアの内戦がひどかった時代はガーナに逃れ、難民生活を送ったことを明かした。当時は2人の幼い子どもがおり、3人目を妊娠中で、食糧や衣服は足らなかったという。

ボウイーさんが難民生活を経て、痛感したのは「男性だけでは本当の平和はつくれない」こと。帰国後、民族や宗派を超えて女性を組織化し、「戦争にかかわる夫や交際相手とはセックスをしない」というセックスストライキを呼びかけた。これが内戦終結に寄与したとされ、「平和をつくる上で女性の役割は極めて重要」と強調した。

ボウイーさんは、ガンジーやキング牧師を手本に、女性の参政権要求など非暴力の民主化運動も推し進め、今回同時にノーベル平和賞を受賞するエレン・サーリーフ大統領(72)の誕生を後押しした。

アラブ諸国の民主化運動「アラブの春」や、「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に全米各地に広がる若者の抗議活動にも言及し、「世界的に非暴力の革命が広がっている。不当に扱われている人々が、もはや行動しないことはありえない」と連帯を表明した。(ニューヨーク=春日芳晃)



 
 
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ノーベル賞:平和賞 女性権利向上、3氏に リベリア・イエメン「非暴力の闘い」

【ロンドン笠原敏彦】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、今年の平和賞を、女性の権利向上を目指す「非暴力の闘い」に貢献したとして、アフリカ初の女性大統領エレン・サーリーフ・リベリア大統領(72)▽リベリアの平和活動家リーマ・ボウイー氏(39)▽イエメンの民主活動家タワックル・カルマン氏(32)の女性3人に授与すると発表した。女性への平和賞授賞は04年のケニアの環境保護活動家マータイさん(故人)以来7年ぶり。

ヤーグラン委員長は「女性の安全と、平和構築に参加する女性の権利を求める非暴力の闘い」を授賞理由に挙げた。西アフリカのリベリアでは03年までの14年間、内戦が続き、約27万人が犠牲になった。06年に大統領に就任したサーリーフ氏を、委員会は「和平の確保や経済、社会の発展、女性の地位向上を促進した」と評価。同じくリベリアの国家再建に貢献したボウイー氏は「戦争を終わらせるために民族や宗教の壁を越えて女性を組織した」ことなどが授賞理由となった。

一方、カルマン氏は中東アフリカでの民主化運動「アラブの春」に絡む授賞となった。イスラム教徒のジャーナリストで「アラブの春以前から(イエメンの反体制運動で)指導的な役割を果たした」と評価された。

ヤーグラン委員長は「民主主義と恒久平和は、女性が社会の全てのレベルで男性と同等に影響を及ぼす機会を持たなければ達成できない」と述べた。女性、イスラム教徒、中東アフリカの平和賞受賞者が少ないという声を反映させた形となった。

授賞式は12月10日にオスロであり、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億1000万円)は3人で分け合う。

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■人物略歴

◇エレン・サーリーフ氏
 米国ハーバード大で修士号(行政学)。79〜80年財務相。80年の軍事クーデターで米国へ亡命。92〜97年、国連開発計画でアフリカ局長などを歴任。97年の大統領選で落選したが05年選挙で当選。06年に大統領に就任した。

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■人物略歴

◇リーマ・ボウイー氏
 米国で修士号(紛争学)。07年からアフリカのNGO「平和と安全の女性ネットワーク」代表。同年、米ハーバード大ケネディ行政大学院の女性指導者委員会から、平和運動への貢献を評価されブルーリボン賞を受賞。

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■人物略歴

◇タワックル・カルマン氏
 イエメンの人権団体「束縛なき女性ジャーナリスト」代表として、サレハ現政権に対し平和的な抗議活動や女性の権利擁護運動を率いてきた。ジャーナリストでもある。父親はサレハ政権で法相を務めたことがある。

毎日新聞 2011年10月8日 東京朝刊



 
 
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ノーベル賞:平和賞・サーリーフ大統領 あふれる熱意、世界の母に=高尾具成

◇ヨハネスブルク支局長・高尾具成

ゆっくりとした足取りでホテルの一室に入ってきたリベリアのサーリーフ大統領は、会った瞬間から迫力に満ちていた。深紅でシンプルな模様の入った西アフリカの伝統的衣装をまとい、同じ色のスカーフで髪を束ねていた。眼鏡の奥の鋭い視線は約20分間のインタビュー中、途切れることはなかった。

06年1月、アフリカ初の女性大統領に就任したサーリーフ氏。私はその1年余り後の07年3月、東京都内で取材した。強い女性だ。強さの背景は「自信」というよりも、「挑戦」への決意に満ちあふれているようだった。ほんの数秒だが、時折笑う様子は指導者というよりも、アフリカの典型的なお母さんのような振る舞いでもあった。

14年間続いた内戦で27万人が死亡し、79万人が避難民となった。内戦終結後に実施された05年11月の大統領選は、国際経験に富む女性候補と有名な元サッカー選手という異色の構図となった。サーリーフ氏の相手は仏クラブチームで活躍し、95年に欧州最優秀選手にも輝いたジョージ・ウェア氏。リベリアだけでなく世界的な知名度もあり、圧倒的人気を誇っていた。

そんなウェア氏に勝った理由が気になっていたが、会ってすぐに納得した。誠実にゆったり、かつ論理的に語る口調に引き込まれていく。「リベリアを紛争後の再建国家としてのモデルにしたいのです」。繰り返し語るその言葉は、強固な意志が熱を持って伝わってくるようだった。

華やかさだけでなく、エコノミストとして実直に歩んできた。軍部のクーデターにより、亡命生活や投獄を余儀なくされながらも「鋼のような強さ」で折れずに立ち上がってきた。そんなサーリーフ氏だからこそ、リベリア国民は支持したのだと実感した。

あれからリベリアはどう変わったのか。サーリーフ氏は国際社会との連携を強め、財政支援や投資を取り付けながら、国家再建に取り組んだ。識字率は向上し、国内総生産や平均余命も伸びた。だが、厳しい状況も依然として残る。失業率は7割を超し、水や電力の供給も行き渡ってはいない。米の値段が前政権時代に比べて5倍に跳ね上がったことに、国民は不満を募らせている。

今もアフリカ大陸各地では紛争や暴力、飢餓や自然災害などが続き、さまざまな困難の中で、女性と子供たちが最も被害を受けやすい立場に置かれている。

4人の子どもを持つ母でもある。「他の指導者たちには任せられない。アフリカを支えているのは、女性なのよ」。彼女の心の底には、そんな思いが流れ続けているのではないか。サーリーフ氏はノーベル平和賞の受賞で、「アフリカを代表する母」から、「世界を代表する母」となる役割を課せられたように思えてならない。

毎日新聞 2011年10月8日 東京朝刊



 
 
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ノーベル平和賞にリベリア大統領ら女性3人

【オスロ=大内佐紀】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2011年のノーベル平和賞を、民主化が遅れる地域で女性の地位向上に尽力したとして、アフリカ・リベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)と同国の平和運動家レイマ・ボウィさん(39)、中東イエメンの反政府活動家タワックル・カルマンさん(32)の3女性に授与すると発表した。

女性の受賞は2004年のケニアの環境活動家で9月末に亡くなったワンガリ・マータイさん以来。

同委のトールビョルン・ヤーグラン委員長は記者会見で、「民主主義と恒久的平和は、社会で女性が男性同様の影響力を持たなければ達成できない」と述べ、中東やアフリカ諸国での女性の地位向上を後押しする狙いを込めた授賞であることを明らかにした。

(2011年10月8日01時33分 読売新聞)



 
 
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平和賞受賞大統領、再選目指す選挙へ…リベリア

【ヨハネスブルク=中西賢司】西アフリカのリベリアで11日、ノーベル平和賞受賞が決まったエレン・サーリーフ大統領(72)が再選を目指す大統領選が行われる。

2003年の内戦終結後2度目の選挙で、和平定着を占う節目となる。国内には投票4日前の授賞発表に対する不満も噴出しており、大統領が「ノーベル賞に値するか否か」が争点の一つに急浮上している。

リベリアからの報道によると、大統領選には16人が出馬。義務教育導入など1期目の実績を強調するサーリーフ氏に、主要野党のウィンストン・タブマン元法相(70)らが挑む構図だ。過半数獲得者がない場合の上位2候補による決選投票の観測も流れていたところにノーベル平和賞が発表された。野党陣営は「現職の追い風になりかねず、不公平」と反発している。

(2011年10月10日12時53分 読売新聞)



 
 
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2011年10月11日20時3分

ノーベル賞のサーリーフ大統領再選目指す リベリア

西アフリカのリベリアで11日、ノーベル平和賞受賞が決まったエレン・サーリーフ氏が再選を目指す大統領選の投票が始まった。候補者は16人、有権者は約180万人で、開票の最終結果は26日に発表される予定。過半数を得る候補がいない場合は、11月8日に上位2人による決選投票が実施される。

サーリーフ氏は2005年、14年間に及んだ内戦後初の大統領選挙で当選。汚職排除や女性支援など改革を推進し、ダイヤモンドなどの資源管理を徹底するなどして経済を立て直してきた。ノーベル賞委員会は7日、「平和構築に女性が参加する権利のため非暴力で闘った」として、平和賞を授与すると発表した。

だが、リベリアでは失業率が約8割と依然高く、水道など国内のインフラの整備も不十分だ。サーリーフ氏の陣営の一人は、朝日新聞に「平和賞の受賞は選挙に非常に有利になる」と語ったが、いまだ貧困にあえぐ国民がさらなる変化を求める可能性もある。



 
 
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ノーベル賞の現職も、リベリア大統領選投票開始

【ヨハネスブルク=中西賢司】西アフリカ、リベリアで11日、ノーベル平和賞受賞が決まったエレン・サーリーフ大統領(72)が再選を目指す大統領選(任期6年)の投票が始まった。

2003年まで14年間に及んだ内戦後、2度目となる選挙で、和平定着が本物かどうかを占う試金石として注目される。

選挙には16人が立候補した。同国からの報道によると、内戦後の復興を率いた実績を訴えるサーリーフ氏と、サッカーの元スター選手、ジョージ・ウェア氏を副大統領候補に起用したウィンストン・タブマン元法相(70)との接戦とみられる。最終結果は26日までに発表される。過半数を獲得する候補がいなければ、上位2人による決選投票となる。

(2011年10月12日08時59分 読売新聞)



 
 
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リベリア大統領、決選投票へ

2011/10/26 13:36

【ナイロビ=共同】11日投票のリベリア大統領選で、選挙管理委員会は25日、最終結果を発表、当選に必要な過半数の票を獲得した候補者はなく、ノーベル平和賞受賞が決まった現職サーリーフ氏と野党のタブマン元法相の間で11月8日に決選投票が行われることが確定した。

現地からの報道では、野党側は選管委員長がサーリーフ氏を支持していると主張、委員長が交代しなければ決選投票に参加しないと表明した。

選管によると、1位のサーリーフ氏の得票率は43.9%、2位のタブマン氏は32.7%。登録有権者数は約180万人で、投票率は71.6%だった。

得票率3位の元武装勢力指導者ジョンソン氏はサーリーフ氏支持を表明しており、決選投票はサーリーフ氏優位とみられている。



 
 
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2011年11月5日19時29分

リベリア大統領選、野党が投票ボイコットへ 不正を主張

8日に行われる西アフリカ・リベリアの大統領選の決選投票をめぐり、野党候補のタブマン元法相は5日、朝日新聞の取材に、自らが率いる民主変革会議(CDC)は投票をボイコットすると明らかにした。選挙はノーベル平和賞受賞が決まったサーリーフ氏の再選が焦点となっている。

タブマン氏は「選挙システムに欠陥と不正がある」と理由を説明した。10月11日に行われた1回目の投票では、サーリーフ氏が43.9%、タブマン氏が32.7%を得票。3、4位につけた候補が相次いでサーリーフ氏への支持を表明しており、決選投票ではタブマン氏は厳しい立場に追い込まれていた。

こうした情勢を受け、タブマン氏は、選挙活動を停止し、サーリーフ氏との討論会にも欠席していた。CDCのグレイ事務局長は「選挙管理委員会はサーリーフ氏に有利なようにしている。サーリーフ氏を応援している元候補も買収された」と批判した。



 
 
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リベリア大統領選、元法相が決選投票撤退を表明

【ヨハネスブルク=中西賢司】内戦後の和平が本物かどうかを占うリベリア大統領選で、ノーベル平和賞受賞が決まったサーリーフ大統領との決選投票に回った野党のタブマン元法相が4日、「選挙が不公平」として撤退を表明した。

AP通信などが伝えた。選挙管理委員会は、決選投票を予定通り8日に実施する構えで、サーリーフ氏の勝利が一層濃厚になった。

第1回投票では、サーリーフ氏が43・9%、タブマン氏が32・7%を得票し、第3位の候補らはサーリーフ氏支持を次々表明していた。劣勢が明白なタブマン氏は、サーリーフ氏再選の正統性に疑問符をつけることを目的に、撤退表明したとみられる。

(2011年11月6日12時01分 読売新聞)



 
 
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リベリア大統領が2期目就任宣誓 ノーベル賞サーリーフ氏

2012/1/17 10:17

【ジュバ(南スーダン)=共同】西アフリカ・リベリアからの報道によると、昨年のノーベル平和賞受賞者で昨年の大統領選で再選されたサーリーフ大統領(73)が16日、首都モンロビアで2期目の就任宣誓を行った。新たな任期は6年。大統領の3選は禁止されており、サーリーフ氏の最後の任期となる。

リベリアでは14年にわたった内戦が2003年に終結し、貧困対策などが課題。サーリーフ氏は就任宣誓後の演説で、国民和解の必要性を強調、若者への雇用創出に努めると述べた。

大統領選の不正を主張し決選投票から撤退した野党のタブマン元法相は15日、サーリーフ氏の当選を認めると表明。就任式にはクリントン米国務長官らが出席した。



 
 
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リベリア:元大統領有罪…シエラレオネ介入 国際戦犯法廷

毎日新聞 2012年04月26日 21時28分(最終更新 04月27日 07時46分)

【ヨハネスブルク服部正法、ブリュッセル斎藤義彦】オランダ・ハーグのシエラレオネ国際戦犯法廷は26日、5万人以上が死亡したシエラレオネ内戦(1991〜2002年)に介入した隣国リベリアのチャールズ・テーラー元大統領(64)に有罪判決を言い渡した。内戦で反政府勢力を支援し、殺人や強姦(ごうかん)、手足の切断などを指示したとして戦争犯罪、人道に対する罪に問われていた。国連の特別法廷が国家元首経験者に判決を言い渡したのは初めて。

量刑は後日言い渡される。元大統領は罪を否認しており、控訴する見通し。起訴状によると、元大統領は隣国シエラレオネの反政府勢力「革命統一戦線」(RUF)を指揮し、略奪、誘拐、少年兵の徴用などを行い、人道に対する罪を犯した。RUFが資金源としたダイヤモンドと引き換えに武器を提供した。

元大統領は97年にリベリア大統領に選出されたが、03年に失脚し、ナイジェリアに亡命。06年に逮捕され、ハーグに移送された。審理は一時中断をはさんで07年から続いていた。



 
 
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元リベリア大統領禁錮50年 国際戦犯法廷

2012/5/30 21:21

西アフリカのシエラレオネ内戦(1991〜2002年)を審理する国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)は30日、反政府武装勢力による市民虐殺に関与、支援したとして有罪を認定した元リベリア大統領のチャールズ・テーラー被告(64)に禁錮50年の量刑を言い渡した。被告は全面無罪を主張して控訴する方針。(ブリュッセル=共同)



 
 
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リベリア元大統領に禁錮50年、戦争犯罪で 国際法廷

2012.05.31 Thu posted at: 10:52 JST

(CNN) オランダ・ハーグのシオラレオネ国際戦犯法廷は30日、シエラレオネ内戦で反政府勢力の残虐行為を支援したとして有罪判決を受けた隣国リベリアのテーラー元大統領に、禁錮50年の量刑を言い渡した。

テーラー被告は4月、殺人や強姦、15歳未満の子どもの徴兵、武器購入のためのダイヤモンド採掘などで、シエラレオネの反政府勢力「革命統一戦線(RUF)」を支援したとして有罪判決を受けていた。国家元首経験者が国際法廷で戦争犯罪により有罪判決を受けるのは、第2次世界大戦以降ではテーラー被告が初めてだ。

またテーラー被告は、「ブラッド・ダイヤモンド」の名で知られる反政府勢力が採掘したダイヤモンドを受け取る代わりに武器を供給し、内戦を激化させるとともに私腹を肥やしたことでも有罪となった。

検察は禁錮80年を求刑していたが、テーラー被告が残虐行為を直接指示したことが証明されてなかったため「長すぎる」として退けられた。

国際犯罪法に死刑はない。テーラー被告は控訴する方針だが、刑が確定すれば英国の刑務所で服役する見通しだ。

裁判長は量刑を言い渡すにあたって、テーラー被告が関与した残虐行為について触れた。その中には、切断された人間の頭の入った袋を運ばされた女性(自分の子どもの頭部だったことが後で判明)の証言や、年老いた女性を強姦するように命じられたが拒否したために罰として胸にRUFの文字を刻まれた少年兵の証言があった。



 
 
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2012年5月31日01時35分

リベリアの元大統領に禁錮50年 国際法廷

西アフリカ・シエラレオネ内戦(1991〜2002年)の戦争犯罪を裁く国際法廷(オランダ・ハーグ近郊)は30日、シエラレオネの隣国リベリアの元大統領チャールズ・テーラー被告(64)に禁錮50年の量刑を言い渡した。

同法廷は4月、テーラー被告に人道に対する罪で有罪判決を言い渡し、検察側が禁錮80年を求刑していた。国連が設置する国際法廷で元国家元首が有罪判決を受けたのは初めてだった。

判決によると、テーラー被告は、反政府勢力が違法採掘したダイヤモンドと引き換えに軍事資金や武器を提供。市民の無差別殺害などの非人道的な犯罪を支援した。被告は関与を否定しており、上訴する見通し。

同法廷では、テーラー被告からダイヤを受け取ったのではないかとして、英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルさんが10年8月に証言を求められて注目を集めた。(ブリュッセル=野島淳)



 
 
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リベリアで4Gサービス開始、アフリカ携帯電話大国の仲間入りへ

http://www.emeye.jp/disp/OAA/2012/0626/stockname_0626_017/0/

西アフリカのリベリアで、米通信業者セルコムグループの現地子会社セルコムGSMがこのほど、同国初となる4G(第4世代移動通信システム)のサービスを始めた。内戦も響いてアフリカ内でも遅れを取っていたリベリアだが、一転して携帯電話先進国の仲間入りもありそうだ。

セルコムGSMが始めたのは高速データ通信規格「HSPA+」のサービス。厳密には3Gの改良版に属する3.5Gとの位置付けながら画像や文字などをダウンロードする「下り速度」は21メガビット毎秒で、同水準のものは日本では09年7月にイー・アクセス<9427>(当時は吸収合併前のイー・モバイル)が始めた。4Gサービスでは計算上、ユーザーは従来の3Gの100倍近くの快適さでインターネット閲覧などを楽しめるという。

アフリカの情報技術系メディアのITニュースアフリカは今回の件について「リベリアが4Gのパンチで南アフリカを打ちのめす」と刺激的な見出しで伝えた。南アフリカは昨年7月に総合通信企業のMTNグループがより高水準となる「LTE」規格の試験展開を始めるなど4Gサービスで他国に先んじる国の一つ。同メディアは4Gサービス導入によりリベリアが欧米と同等のモバイル通信環境を手に入れた点に焦点を当て、セルコムGSMの企業広報部門ストラテジストであるキミー・ウイークス氏による「リベリアは今後、南アフリカを含む多くのアフリカ諸国の先頭を進むことになる」とのコメントを紹介した。

これまでアフリカの4G導入は南アフリカやナイジェリア、ウガンダなど、携帯電話が実質的にほぼ行き渡った一握りの国に限られた。ただ、リベリアは違う。一般財団法人の海外通信・放送コンサルティング協力(JTEC)が10年に行った調査によると、携帯電話の普及率は21.9%。2003年まで10年以上にわたった内戦が民間の電気通信分野の成長を妨げてきたことが明白で、01年まで内戦があった隣国のシエラレオネも20.3%程度だ。同じ西アフリカでも82年以降は内戦がなくアフリカ全体の中でも近年の経済発展が著しいガーナの63.3%とは開きが大きい。

しかし、そんなリベリアでもアフリカ諸国が官民挙げて内需拡大を目指し、通信分野を発展させようとする動きに協調。比較的投資規模が少ないモバイル通信分野の育成を急いできた。4Gサービス開始はその取り組みの成果だ。端末普及率の低さから最初のうちは利用者が限られるためスケールメリットが出せず、値ごろな価格になって国内全体に普及する段階は先と思われるが、高速通信の普及は例外なくその国の成長につながっている。GDP(国内総生産)成長率は4.6%(09年推定)とアフリカ諸国では高くない。GDPの8割を農業に依存して農産物などの価格上昇が成長鈍化を招いている状況だが、ゆくゆくは通信産業の発展が経済に好影響を及ぼしそうだ。

(矢野伸)



 
 
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ノーベル平和賞受賞者が役職辞任 リベリア

nikkei.com

2012/10/9 20:56

ロイター通信によると、昨年、ノーベルを受賞したリベリアの平和活動家ボウイー氏が、サーリーフ政権の汚職や縁故主義を批判して政府の役職を辞任した。ボウイー氏の報道担当者が8日、明らかにした。サーリーフ氏は平和賞の共同受賞者。

ボウイー氏が辞任したのは「平和・和解委員会」の代表ポスト。リベリアでは2003年まで14年間内戦があり、サーリーフ氏は平和賞受賞後に同委員会を設置、ボウイー氏を代表に指名した。

サーリーフ氏の複数の息子が政府で要職に就いているが、同氏は縁故主義を否定している。ボウイー氏は昨年の大統領選で、サーリーフ氏の再選を支持した。(ナイロビ=共同)



 
 
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朝日新聞デジタル

記事2012年10月10日08時09分

ノーベル平和賞受賞者、たもと分かつ リベリア

昨年のノーベル平和賞の受賞者でリベリアの平和活動家のリーマ・ボウイーさん(40)が、同賞を共同受賞したサーリーフ大統領の縁故主義や政権の汚職を批判し、9日までに政府の役職を辞任した。

辞任したのは、受賞後に就任した「平和・和解委員会」の代表職。ボウイーさんは、AFP通信の取材に「豊かな者と貧しい者の差は広がる一方だ」と話し、縁故主義が横行した過去の独裁政権と比較。サーリーフ氏の息子たちが政府の要職についていることをあげて、「何が変わったのか。失望している。黙っていることは、この政府のシステムの一員となると同様に悪いことだ」とした。

リベリアは、豊富な地下資源があるが、政府の汚職で大半の国民は恩恵を受けられない状況にある。ボウイーさんは、度々、汚職摘発の不十分さを指摘してきた。「サーリーフ氏はインフラの整備はしたが、食べ物もない人々には関係がない」と話した。

サーリーフ氏は、14年にも及ぶ内戦終結後の2006年に大統領に就任。昨年、平和構築への貢献が認められ、ボウイーさんとともにノーベル平和賞を受賞した。(ナイロビ=杉山正)



 
 
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リベリア大統領「成長へ妊産婦の死亡率改善必要」

nikkei.com

2013/6/1 14:40

1日開幕した第5回アフリカ開発会議(TICAD5)の関連シンポジウムで講演したサーリーフ・リベリア大統領は「妊産婦の死亡率を改善しないと、安定的な経済成長は実現できない」と語った。同氏はアフリカ大陸で選挙で選ばれた初の女性大統領。アフリカの女性に対し、子供を産む人数やタイミングを決める「家族計画」を浸透させ、人口の爆発的な増加を抑えることが必要との認識も示した。



 
 
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「持続的成長に家族計画を」 アフリカ2女性大統領

人口抑制の必要性強調

nikkei.com

サーリーフ・リベリア大統領とバンダ・マラウイ大統領は1日、横浜市内で講演し「持続可能な成長には家族計画が欠かせない」と訴えた。アフリカでは人口増加が経済成長をけん引するが、一部で急激な増加に教育などが追いつかない課題も抱える。2人の女性大統領は人口抑制で経済成長の質を高めることの必要性を強調した。

家族計画の普及が遅れるサハラ砂漠以南の国では、妊産婦が感染症や中絶後のトラブルなどで死亡する割合が高い。サーリーフ氏は「世界の妊産婦死亡の56%はサハラ以南で起こっている。死亡率を改善しないと安定成長はできない」と語った。バンダ氏は「家族計画実施に向け、女性が政治など意思決定にかかわることが重要だ」とした。

国連は「ミレニアム開発目標」として2015年までに妊産婦の死亡率を1990年比で4分の1にすることを掲げる。10年時点の全世界の死亡率は90年比でほぼ半減したが「今のスピードでは目標達成は難しい」(サーリーフ氏)として、国際社会に一層の協力を求めた。



 
 
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Liberia: Sesa Goa Invests $ 400 Million

allafrica.com

12 SEPTEMBER 2013

The Vedanta Group firm of India, Sesa Goa, is likely to commence operations in its iron ore mining project by the year-end, while ArcelorMittal is set to take its ore capacity in that country to 15 million tonnes by 2015.

"Sesa Goa, which is an Indian corporate entity, is supposed to start operations by end of this year," Liberia's visiting Nobel peace prize winning president, Ellen Johnson Sirleaf said at an event, organized jointly by Ficci, CII and Assocham.

Sesa Goa, which is gearing up to complete its first phase of iron ore mining in the West African nation, is looking at investing up to $400 million on the project in 2-3 years and has plans to spend about $100 million this year.

It has already spent $35 million in the project so far and now investment will be made on completing the first phase production target of 2 million tonnes per annum (MTPA) and partly on works related to phase-II of equal capacity.

Sesa Goa had acquired Liberia's Western Clusters project for about $123.5 million and has divided the project into several phases. It also has plans to ramp up production up to 30 MTPA by 2016-17.

Talking about the world's largest steel maker's project, the Liberian President said, "Two years ago ArcelorMittal, whose major shareholder comes from your country, made the first iron ore export in 20 years under first phase programme that has increased annual exports to 5 MT."

She said "In phase two, it will increase exports to 15 MT annually."

ArcelorMittal board had earlier this year approved plans for the second phase of its mining operations in Liberia that will augment iron ore capacity to 15 million tonnes by 2015.

The company had invested over $1 billion in development of its operations in the African nation so far.

Sirleaf, who is heading a business delegation to India, also expressed happiness over Jindal group evincing interest in setting up a thermal plant in Liberia.

"We are also pleased that negotiations are advancing well with Jindal group of companies who will be installing a major plant in our country to increase the source of power for industry," she said.

Jindal Steel and Power (JSPL) will set up a 175 MW thermal plant in power-deficit Liberia with $250 million investment in the first phase.

JSPL Chairman Naveen Jindal had signed the initial pact for setting up two units of 175 MW capacity each in the presence of the Liberian President.



 
 
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Liberia Gets U.S.$144 Million Indian Credit Line for Power Project

allafrica.com

13 SEPTEMBER 2013

Liberia's power need is huge, and, therefore, driving it into all directions, exploring mains that enable it to bang in expected results. It is perhaps against this backdrop that it had to seek assistance from India, an Asian Economic power. As The New Republic finds out, India has agreed to extend $144 million Line of Credit to Liberia.

Liberia is to benefit from the goodwill of the Indian government and people to cater to its energy sector which requires millions of dollars to resuscitate.

According to reports from India where President Ellen Johnson Sirleaf is presently visiting, the huge Asian nation has extended $144 million Line of Credit to Liberia to fund a power transmission and distribution project, also inking a key energy pact with the West African country.

The pacts were outcome of a meeting between Prime Minister Manmohan Singh and the Liberian leader. During the meeting, the two leaders exchanged views on international, regional and bilateral issues, including the India-Africa Forum Summit.

Liberia's energy sector is struggling to overcome the devastation endured during the course of the brutal conflict, when the only hydro and other power-producing facilities were destroyed by marauding rebels on both sides of the conflict.

The then supporting plant on the Bushrod Island still lies in ruins despite commitments from friendly nations to have it salvaged.

The Liberian government is providing minimal power to parts of Monrovia and other suburbs, with much more work to be done to connect the entire city and connect homes and businesses.

Before departing for India, the president toured facilities of the Liberia Electricity Corporation on the Bushrod Island and expressed indignation over management's inability to get electricity to the rest of the city.

During their talks, the Indian Prime Minister said: "We have decided to enhance our cooperation in a number of areas, including agricultural research, health, small and medium enterprises, science and technology, education and skill development."

"I requested President Sirleaf to facilitate Indian investment in agriculture, infrastructure, hydrocarbon, mining and manufacturing in line with Liberia's national development goals and policies," Singh said at a joint press event with the visiting dignitary.

Apart from Line of Credit and energy pacts, the two countries also signed agreement to set up a Joint Commission and an MoU between their foreign services institutes.

Singh also said the two countries have agreed to work together for the promotion of international peace and stability, particularly on the African continent, and to make common cause to ensure that global governance is just and meets the aspirations of the developing world.

There was also exchange of views on regional and global issues, including the urgent need for reform of the United Nations Security Council, Singh said, adding India deeply appreciates Liberia's support for its candidature as a permanent member of a reformed and expanded Security Council.

In the same vein, Liberia has invited Indian COS to invest in various sectors including infra, agriculture and minerals aimed at strengthening commercial ties between both the countries

"Liberia is open for providing a conducive business environment and welcomes you. So, we look forward to a partnership with you in several areas like infrastructure, mining, marine and rubber," the visiting President said here at an event organised jointly by Ficci, CII and Assocham.

"We will ensure that we will create an open and transparent environment which guarantee investors a good return on their investment, while respecting the rights and dignity of our citizens," Sirleaf, a Nobel Peace Prize laureate, added.

Tourism is another area which has a huge potential but infrastructure is the major constraint to the sector's growth as there are inadequate number of roads, bridges, water and power distribution, said Sirleaf.

"Therefore, there is an urgent need to attract more investments in infrastructure as well as hospitality sectors to develop the country's tourism industry," she said.

India and Liberia share close and friendly relations. Liberia's rich natural resources and its programme in the areas of infrastructure and industrial development, provide opportunities for enhancement of trade and investment ties between the two countries.

"We have reserves of gold, diamonds, hydrocarbons, besides fertile land. Agriculture is our core strength and rubber is our traditional exports. I think there is a great potential in wood sector and its products and Indian companies can do value addition to this," Sirleaf said.

To attract more investments, she said: "We offer tax incentives and we are harmonising customs duties."

So far, Indian companies have invested about USD 189 million in Liberia.

As far the bilateral trade is concerned, India's major exports to Liberia include engineering items, pharmaceuticals, plastic and steel, while imports to India comprise metals, ore and scrap, gold and diamond.

The bilateral trade between the two countries stood at USD 148 million in 2012-13.



 
 
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戦争犯罪のリベリア元大統領、禁錮50年確定

【ブリュッセル=寺口亮一】西アフリカのシエラレオネ内戦(1991〜2002年)の戦争犯罪を裁く特別法廷(オランダ・ハーグ)は26日、戦争犯罪など11の罪に問われた隣国リベリアの元大統領チャールズ・テーラー被告(65)の控訴審判決で、禁錮50年とした1審判決を支持し、同被告の控訴を棄却した。

判決はこれで確定する。

(2013年9月26日23時48分 読売新聞)



UP:2007 REV:20180619, 20190119, 0807
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