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序 章 アフリカの紛争と国際社会 武内進一
第I部 紛争勃発後の和平プロセス
第1章 スーダンという国家の再構築 ―重層的紛争展開地域における平和構築活動― 篠田英朗
第2章 歴史の写し画としての和平プロセス ―内戦期コートディヴォワール政治における連続性― 佐藤 章
第3章 コンゴ民主共和国の和平プロセス―国際社会の主導性と課題― 武内進一
第4章 DDRとリベリア内戦 山根達郎
第II部 紛争後の制度構築を考える
第5章 ウガンダ1986、南アフリカ1994 ―紛争後の包括的政治体制の比較分析― 峯陽一
第6章 シエラレオネにおける地方自治制度改革とチーフ 落合雄彦
第III部 正義と和解の現実
第7章 紛争後の社会への司法介入―ルワンダとシエラレオネ― 望月康恵
第8章 ルワンダのガチャチャ―その制度と農村社会にとっての意味― 武内進一
第9章 モザンビークにおける平和構築の課題 ─国家レベルの共存と地域社会内部での対立の深化― 舩田クラーセン・さやか
アフリカのコートジボワールで、若い男性が大統領の死亡で前途を悲観し、堀に身を投げた。堀にはワニが生息、男性は衆人環視の中で悲惨な死を遂げた。
◆コートジボワール内務省は23日、前日に行われた大統領選挙の暫定結果を発表、開票率80%の段階で現職のアンリ・コナン・ベディエ氏が有効投票の96%以上を得て勝利したことを明らかにした。(ナイロビ支局)
三菱商事食品原料部長代理須藤智明氏ーーココア、国際需給ひっ迫続く(市況を聞く)
1998/04/28 日経産業新聞
ココアはちょっとした社会現象にもなったブームが終息したところに消費低迷が重なり、国内需要が落ち込んでいる。一方で国際需給がひっ迫しており、安値安定状態にある国際価格は上昇するとの見方も出ている。国内外の市況の現状と今後の見通しを須藤智明・三菱商事食品原料部長代理に聞いた。
ーーブームが終わり、国内需要が冷え込んでいる。
「消費の低迷で、ココア豆の磨砕量が減少している。特に、チョコレート向けの落ち込みが大きいようだ。大手菓子メーカー各社は減産に乗り出しているものの、需給は緩和したままだ。ブーム時に大量に買い付けたココア豆がそのまま在庫で残っていると聞いている。このため、今年一ー二月のココア豆の輸入量は前年同期比二四・八%減と大幅に前年実績を下回った」
「ただ、調整ココア(飲料ココア)の需要は底上げされてきている。輸入量は九六年のピーク時と比べ三割以上減少したが、ブーム以前に比べれば約二倍の水準だ」
ーー国際価格の指標となるロンドン市場の先物価格(期近物)は安値で安定している。
「ここ数年間は一トン当たり一〇〇〇ー一三〇〇ポンドの水準でのもみ合いが続いている。エルニーニョ現象(南米ペルー沖の海水温の異常上昇)の影響で、主産地のコートジボワールやガーナの降雨量は九七年九月以降、例年に比べ二割程度少ない。この結果、年間生産量の八割が集中する主収穫期(九七年十二月ー九八年二月)の収穫量が減少したが、上値は抑えられた」
「四月に産地で降雨が観測され干ばつ懸念が後退。国際価格は一時的に一〇〇〇ポンドを割り込んだ。欧州のチョコレート会社が先週に大量買い付けしたことで反発したものの、現在は一〇九〇ポンド前後と、レンジ内にとどまっている」
ーー国際需給はひっ迫しているが。
「供給量は減少傾向だ。コートジボワールとガーナは雨不足で生産量が二割程度減少している。国際価格の低迷で、マレーシアではココア豆からパーム油への生産切り替えが進んでいる」
「半面、ココア豆の需要は年々高まり、供給量を上回っている。一人当たりの国内総生産(GDP)が一〇〇〇ドルを超えるとココア豆の需要が増える、と言われている。最近では東欧、東南アジアの需要増が目立つ。九〇年以降、需要が供給を上回る年が多く、九八ー九九年度も供給不足になるのは間違いないだろう」
ーー今後の見通しは。
「国内菓子メーカーは大量の在庫を抱えており、今年の国内需要は前年実績を二ー三割下回る可能性が高い。一部大手菓子メーカーが大幅な在庫調整を行う予定で、ココア豆の輸入量の増加は見込めない。調整ココアは円安分の転嫁値上げをしたいところだが、経済情勢を考えると難しいだろう」
「一方、世界最大産地のコートジボワールでは、販売窓口の国営ココア公団が十月に民営化される。これに伴い、供給量は大幅に減少しそうだ。国際価格は需給のひっ迫により、年内には現在の水準から一ー二割程度上昇するとみている」
商社が買い付けたココア豆は製菓会社に販売され、カカオマスやココアバター、ココアパウダーの製品に加工される。菓子メーカーはチョコレートなど最終商品の販売価格を固定しているため、国際価格の上昇時にはその変動リスクを負うことになる。
景気後退による消費の低迷でココア豆の需要は引き続き冷え込んだままだろう。国際価格が上昇した場合、上昇分を製品価格に転嫁できない菓子メーカーは打撃を被る。手持ち在庫が高水準なこともあり、製菓会社はさらに買い付け量を減らす可能性が高い。 (倉本吾郎)
カカオ豆ーー熱帯が産地、日本市場は縮小傾向(やさしい商品知識)
1998/06/27 日経流通新聞
チョコレートとココアの原料はいずれもカカオ豆。チョコレートはし好品として日本人の食生活にすっかり定着、ココアも「健康にいい」との理由から九六年には店頭から売り切れるほどの人気になった。カカオ豆には食物繊維のほか、胃かいようや動脈硬化を防ぐポリフェノールが含まれており、最近ではチョコレートにもこれらの効能をうたった新商品の投入が相次いでいる。
カカオ豆は正式名称「テオブロマ・カカオ」という木の実の中にある種子。実は長さ約二十センチのラグビーボールのような形をしており、「カカオポッド」と呼ばれる。
厚さ約一センチの堅い殻の中に、パルプと呼ばれる白く甘い果肉に包まれたカカオ豆が三十ー四十粒程度入っている。収穫期は年二回で、発酵、乾燥を経て世界各地へ出荷される。
カカオ豆は平均気温が二十七度前後の高温多湿の地域で栽培され、南・北緯二十度以内が生産地帯となっている。国際ココア機関(ICCO)がまとめた九六ー九七年度の世界生産量(予想値)は二百七十一万四千七百トンで、世界最大の生産国コートジボアールが生産量の約四一%を占める。このほかガーナ、インドネシア、ブラジル、ナイジェリアが主要生産国となっている。
カカオ豆の消費量(磨砕量)では、最も多いオランダが約一四%のシェアを持ち、米国、ドイツ、ブラジルが続く。九七年の日本の消費量は四万千三百四十七トン(日本チョコレート・ココア協会調べ)で、世界全体でのシェアは約二%とまだ少ない。ココアブームが終息したほか、ダイエットブームや景気後退による消費低迷が重なり、国内の消費量は減少傾向にある。
国際価格、ココア、7年ぶりの安値圏。
1999/11/05 日本経済新聞 朝刊
ココアの国際価格が約七年ぶりの安値圏にある。指標となるロンドン国際金融先物取引所(LIFFE)の先物(期近物、コートジボワール産)は三日現在、一トン五五八ポンド。年初に比べ三八%下落し、五〇〇ポンド台を割り込んだ九二年六月の水準に迫っている。
コートジボワールやガーナなど主産地からの供給圧力が強い。コートジボワールの九九ー二〇〇〇年度(九九年十月ー二〇〇〇年九月)のカカオ豆の予想収穫量は百二十万トン。「百万トンを超す水準は豊作といえ、供給過剰感が強い」(大手商社)。同国が先月に輸出税を約一七%引き下げたことも輸出の増加観測を強めた。
一方、輸入国を代表するオランダの第三四半期のカカオ豆磨砕量は約三年ぶりの低水準。ロシアや東欧などの需要も経済低迷が影響しており、市場では「年内に五〇〇ポンドを下回り、史上最安値を記録する」(大手商社)との声もある。
ただ日本では「長期安定的に原料を購買しており、製品価格がすぐに引き下げられることはない」(明治製菓)という。
クーデターで大統領失脚か
日本経済新聞
1999.12.25 朝刊
パリ24日=山崎浩志
西アフリカのコートジボワールからの報道によると、同国のロバート・グエイ元国軍参謀長は24日の国営テレビを通じてベディエ大統領の追放を宣言し、自ら指揮をとる「国家救済委員会」が今後の政権運営を掌握すると発表した。1960年にフランスから独立して以来、政情が比較的安定しているとみられていた同国でのクーデターは初めて。
グエイ元参謀長は議会や憲法評議会などの解散を宣言するとともに、テレビを通じて国民に平静を呼び掛けている。
経済不振を背景にアビジャンでは23日から兵士による発砲騒ぎが起きており、24日朝の大統領と兵士代表との会談も不発に終わっていた。これを受けて仏外務省は軍部を非難するとともに、「早急な秩序安定」を求める声明を発表した。
仏公邸を退去か コートジボワール大統領
日本経済新聞
1999.12.25 夕刊
ロンドン24日=時事
アフリカ西部コートジボワールからの報道によると、同国のベディエ大統領は24日夕までに、軍の反乱を受けて逃げ込んだとされていたフランス大使公邸から退去したという。行き先は不明だが、消息筋によると、国内にとどまっているとされる。
一方、反乱軍側は空港、港湾、国営テレビ局、ラジオ局などを制圧したとされる。国営テレビは反乱軍の代表とみられる元国軍参謀長のグエイ将軍に「新大統領」の呼称を使い始めた。
しかし、夜間外出禁止令にもかかわらず、最大都市アビジャンでは兵士が略奪を続けており、同将軍が事態を完全に掌握しているかどうかは不明だ。英仏なども反乱軍側に対し、強い非難声明を発表している。
ココア相場が急伸
日本経済新聞
1999.12.25 夕刊
ロンドン24日=ロイターES時事
24日のロンドン国際金融先物取引所(LIFFE)のココア先物相場は、世界最大のカカオ豆生産国であるコートジボワールの政情不安を受けて急伸、指標の3月きりは前日比18ポイント高の586ポイントで取引を終えた。
クーデター首謀者 軍事政権作り議長に
日本経済新聞
1999.12.26 朝刊 ナイロビ25日=共同
西アフリカのコートジボワールからの報道によると、クーデターでベディエ政権を追放したロバート・グエイ元参謀長(58)は25日記者会見し、9人からなる軍事政権「国家国民救済委員会」を設置、元参謀長が議長に就任したと発表した。グエイ議長は「委員会設置の目的は真の民主主義を回復し、公平で透明な選挙を実施すること」と述べ、全面的な政党活動を保証すると確約したが、選挙の日程については明らかにしなかった。
仏が駐留軍を増強
日本経済新聞
1999.12.26 朝刊 パリ25日=山崎浩志
フランス政府は25日、軍事クーデターで政情不安に陥ったアフリカ西部コートジボワールの仏駐留軍を増強すると発表した。ガボンから40人の仏軍兵士を派遣するほか、セネガル駐留の仏軍兵士のうち約300人を今後の事態に備えて待機させた。コートジボワールには20000人以上のフランス人が居住しており、「仏人を含む外国人の安全確保が目的」(仏外務省)。
失脚の前大統領 トーゴに出国
日本経済新聞
1999.12.27 朝刊 パリ26日=山崎浩志
フランス外務省によると、軍によるクーデターで失脚したアフリカ西部コートジボワールのベディエ前大統領が26日、仏軍の輸送機で同じ西アフリカのトーゴに向けて出国した。前大統領は24日の軍事クーデター後、仏軍キャンプに保護されていた。最終的にどこに亡命するかは不明。
業務用チョコに先高観、原料カカオ相場が高騰、製菓各社は値上げの構え。
2002/03/05 日本経済新聞 朝刊
原料カカオ相場の高騰を背景に国内の業務用チョコレートやココアパウダーに先高観が台頭している。国内業務用チョコレート(カカオ分三五%以上、ココアバター一八%以上)のメーカー出荷価格は標準品で一キロ五百ー千円。原料高に加え、昨秋以降の円安・ドル高の影響も大きいことから、製菓各社は業務用チョコレートなどの値上げを近く打ち出す構えだ。上げ幅は二ー三割とみられる。
カカオ豆の指標となるロンドン国際金融取引所(LIFFE)の直近の先物価格は、一トン一一四二ポンド(期近)と十一月初旬につけた安値に比べ五五・八%上昇。年初に比べても一七・七%高く、三年三カ月ぶりの高値圏にある。世界生産量の約四割を占めるコートジボワールや輸入量の約三割を占めるガーナの減産を背景に需給タイト感が広がっている。在庫も十五年ぶりの低レベルに落ち込む見込みで、国際相場の基調は当面強いとの見方が有力だ。
ただ、量販店でのチョコレート製品の小売価格は安値傾向が顕著になっている。そのため「需要家が値上げに応じるかどうかは流動的」(大手菓子メーカー)との声も出ており、春先からの価格交渉は難航が予想される。
コートジボワール新首相に反乱軍の試練 (01/07)
1月2日、象牙海岸共和国(コートジボワール)の実質的首都アビジャンの東にあるアクード(Akouedo)軍事基地を何者かが攻撃し、3名の兵士と7名の攻撃側の人間が死亡した。死者数はもっと多いともみられている。また、5名の兵士が攻撃側と共謀したとしてのちに逮捕されている。さらに、昨年12月には、アビジャン最大の警察署も襲撃されている。
政府はこの事件が兵士による反乱であることを否定しているが、必ずしもすべての人々がその言葉を信じているわけではない。アビジャンで働く公務員のアントワン・コフィは、「この事件が仮に兵士の反乱だとしても驚くには値しない。なぜならパンドラの箱は1999年12月24日に開かれたからだ」と語った。
この日は、軍のロベール・ゲイ元参謀総長がクーデターを起こし、コナン・ベディエ大統領を失脚させた日である。その後、2000年10月に大統領がローラン・バクボに替わり、2002年9月には一部兵士が政府を乗っ取ろうとした。その後コートジボワールは、反乱軍の支配する北部と政府の支配する南部に分断されている。
昨年12月19日には、野党のリーダー、アラセーヌ・ワタラ氏の母親の墓が荒らされる事件も起こっている。ワタラ氏は、2000年の大統領選において、両親がコートジボワール国籍保有者でなければ大統領に立候補できないという条項のために、立候補を妨げられた。
今回の基地襲撃は、コナン・バニー首相が率いる暫定政権が発足した直後のタイミングで起こった。バニー内閣は、さまざまな軍閥を武装解除し、大統領選挙を行なうという任務を遂行しようとしているところであった。大統領選は、昨年10月に予定されていたが、今年10月まで延期された。外交筋によると、今回の襲撃は、かつての反乱側「新軍」を閣内に引き入れた新政権への不信任表明ではないか、と見られている。
外国企業による有毒廃棄物投棄で、1万人が中毒、6人が死亡 - コートジボワール
* 2006年09月14日 06:52 発信地:コートジボワール
【アビジャン/コートジボワール 14日 AFP】政府当局は11日、商業都市アビジャン(Abidjan)で、有毒廃棄物により約1万人が中毒になり、これまでに4人の子どもを含む6人が死亡したと伝えた。中毒患者は30以上の健康センターで治療を受けている。有毒物質はオランダ系の石油貿易会社が8月にコートジボワール沖で廃棄したと見られ、国連(UN)は、食物への汚染を懸念している。写真は13日アビジャンで、ゴミ捨て場の前を鼻をふさぎながら通る男性。(c)AFP/ISSOUF SANOGO
新内閣の組閣、着々と進む - コートジボワール
* 2006年09月17日 01:20 発信地:コートジボワール
【アビジャン/コートジボワール 17日 AFP】コートジボワールの大統領府は16日、新暫定内閣を発足すると発表した。7人が死亡、数千人が中毒となった有毒廃棄物事件を受け、10日前に前内閣は総辞職を表明した。写真は同日、新暫定内閣の会合に向かうブレジョセフ・ジャ(Ble joseph DJA)内務相(公安担当)(左)とAbdelaziz Thiam新運輸相。(c)AFP/KAMBOU SIA
有毒廃棄物犠牲者、多国籍企業を相手取り、オランダで訴訟 - コートジボワール
* 2006年11月18日 01:02 発信地:コートジボワール
【アビジャン/コートジボワール 18日 AFP】8月中旬、アビジャン(Abidjan)港で起きた、船舶プロボコアラ号(Probo Koala)の有毒廃棄物を不法投棄により被害を受けた人々が、オランダで訴訟を起こしている。プロボコアラ号は、スイスに本社を置く多国籍企業トラフィグラ(Trafigura)がチャーターしたもので、この廃棄物から発生した有毒ガスにより、何千人もの市民の健康に害が及んでいる。これまでに少なくとも69人が入院、10人の死亡した。医師らによると、医療なサポートが必要な人々は10万人を超えるという。写真は16日、アビジャンで護送されるトラフィグラのフランス人経営者 Claude Dauphin (左)容疑者とJean-Pierre Valentin容疑者。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2141753/1101736
【6月10日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するコートジボワール代表のFWディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が、同国の首都アビジャンに凱旋を果たし、フェリックス・ウフエ・ボワニ・スタジアム(Felix Houphouet-Boiny stadium)で行われたセレモニーに出席した。
コートジボワール人選手として初めてアフリカサッカー連盟(CAF)が選出する2006年アフリカ年間最優秀選手(African Footballer of the Year)に輝いたドログバは、所属するチェルシーではリーグ戦で20得点を記録しリーグ得点王に輝き、代表チームでは1日に2002年の内戦の傷跡が残る北部の街ブアケ(Bouake)で開催されたアフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup)・予選のマダガスカル戦で得点を挙げ主将としてチームを牽引するなど素晴らしいシーズンを過ごした。(c)AFP/ISSOUF SANOGO
【6月28日 AFP】世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター(The Pew Research Center)」が27日に発表した調査結果によれば、世界各国で反米的な感情が高まる一方、大国ロシアや中国に対する不信感も根強いという傾向が示された。
■親米感情は全世界で、5年続けて後退
調査は同センターが2002年から実施している世論調査プロジェクトの一環として、過去最多の47か国で、4万5000人から聴き取りを行った。その結果、米国に対する他国のイメージは、過去5年で低下し続けていることが判明。33か国中、26か国で親米感情が後退した。
地域別に見ると、アフリカ諸国ではコートジボワールで米国支持が88%に達するなど好感を保っている。半面、中東では依然として反感が強く、親米派はトルコの9%のみ。西側諸国でも2002年から2007年にかけて親米感情は軒並み減退。フランスで62%から39%に、ドイツで60%から30%に、英国では75%から51%にそれぞれ減少している。
ロシアに対する感情にはバラつきがあり、また、中国が軍事的、経済的に存在感を強めていることに対しては相当の不安が示された。
■信頼できる指導者や国家が見いだせない
世界の指導者としてのジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領に対する信頼は低下の一方。ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領も振るわなかった。
しかし、大国に対する不信感が募ってはいても、反米姿勢を強めるウゴ・チャベス(Hugo Chavez)ベネズエラ大統領やマハムード・アハマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)イラン大統領への信頼が高まるまでには至っていない。
世界で最も懸念される問題としては多くの国で公害と環境問題が筆頭に上がり、環境破壊に対して最も大きな責任がある国は米国を挙げた人が最も多かった。
今回の調査に結果について、ピュー・リサーチ・センターのAndrew Kohut代表は記者会見で「世界の人びとは問題がたくさんあると分かっていても、信頼できる個人や国家、機関を見いだせずにいる」と分析。プロジェクトの共同議長を務めたマドレーン・オルブライト(Madeleine Albright)元米国務長官は「ある種冷めた感情」があると指摘し、「世界の大国に対する信頼感の欠如は懸念される」と語った。(c)AFP
アンチェロッティ監督がドログバを選択 オリベイラのサラゴサ移籍で、ドログバの採用へ
カルロ・アンチェロッティ監督がドログバを選んだ。欧州チャンピオンであるミランの指揮官は、ベルルスコーニ会長への伝達をガッリアーニ副会長に託した。昨日、日中をアルコーレの自宅で過ごしたベルルスコーニ会長だが、同日晩には緊急にローマへと発ったのである。したがって、昨晩に予定されていた会議は延期になったということだ。ガッリアーニ副会長は自身の協力者であるブライダ氏とレオナルド氏の両幹部と、現状の問題点を明らかにした。ミランは今日にもオリベイラを失う予定で、アンチェロッティ監督の選択は、攻撃陣のパズルを完成させるために必要な非常に重要かつ明確な考えに基づいたものとなる。報酬面での細部において不足している点もあるようだが、オリベイラはサラゴサで移籍決定の契約書にサインする予定だ。
ボリエッロはかなり前に事実上の別れを告げており、現在のチームに残っているFW陣はインザーギ、ロナウド、ジラルディーノの3選手。ドログバはあらゆる視点から、好感を得ている。パト獲得交渉において曖昧さと些細な問題により身動きがとれず、走り出せない危険を冒したくないアンチェロッティ監督だけが、ドログバを気に入っているのではない。当然、同選手の持つテクニックと屈強なフィジカルには非の打ち所がないが、彼は幾度となくミランとミラノの街へ情熱を繰り返し表明している。とりわけ、コートジボワール出身のドログバは年俸面で問題を引き起こさないだろう。彼は駆け引きなどせずにミランの経営戦略に従う準備を整えている。ただし、同選手を獲得するには、まずチェルシーがエトーの獲得を成功させることが条件となることのは明白だ。
ソース:コッリエレ・デッロ・スポルト紙
【HERO’S】アッカ、体脂肪率激減でダイエット業界進出?
16日のHERO’S横浜大会で尹東植(韓国)と対戦する、お笑いコンビ「塩コショー」の“塩”ことベルナール・アッカ(コートジボワール)が11日、ダイエット業界進出に野心をみせた。昨年のクリスマス時には27%あった体脂肪率が、3月のプロ格闘家デビュー以来激減。「練習が濃くなって、いまは7%。『ベルズ・ブート・キャンプ』を売り出そうかな〜」と、現在人気の減量法「ビリーズ・ブート・キャンプ」に便乗する構えをみせた。
この日は都内で練習を公開。デビュー以来2連続秒殺KO勝ちで芸能の仕事も増え、「あとはCMのオファーを待ってま〜す」と余裕の笑顔。
★田村Vs秋山?
HERO’S横浜大会に初参戦する、初代リングス無差別級王者・田村潔司が11日、無期限出場停止中の秋山成勲との対戦を熱望した。対戦する金泰泳よりも、「昨年の桜庭戦でヒールになった秋山選手に興味がある。ボクも嫌われものなんで、刺激的な試合になるはず」。谷川貞治FEG社長は9月の大会で田村Vs秋山を示唆した。
トゥレ:「チャンピオンズリーグで優勝したい」 今夏、新たにバルセロナに加入したヤヤ・トゥレの思い
今夏、モナコからバルセロナに加入したコートジボワール代表MFヤヤ・トゥレは、バルセロナで成功を収めるのを楽しみにしていると、アフリカの通信社のインタビューに答えた。
ヤヤ・トゥレは「私はアフリカ人であり、それは私にとってとても重要なことだ。そして、ただ単にバルセロナのユニフォームに袖を通すということだけでなく、クラブにとって重要な選手になりたいと考えている」と語った。
そして、トゥレは謙遜しながらも「チャンピオンズリーグ、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイの全てでプレーしたい」と、自身の目標についてもコメント。また、ロナウジーニョのように、ライカールト監督は子供の頃に憧れた選手だったと述べたあと、今回の移籍は自身にとって最も大きな挑戦となるだろうと指摘。
「確かに、私はギリシャやフランスのモナコでプレーしたが、バルセロナでのプレーはそれとは異なるものがある。それは、バルセロナがヨーロッパにおいてドリームチームだからだ」と、トゥレはインタビューを締めくくった。
トゥレは、フランスのモナコで1年間プレー。その後、今年の6月に1000万ユーロの移籍金でバルセロナに加入した。現在24歳のトゥレはコートジボワール、フランス、ギリシャ、ウクライナ、ベルギーといった国々でプレー。2006年に行われたワールドカップにもコートジボワール代表として選出されていた。
リヨンがDFクリスと契約延長
フランス王者リヨンは12日、ブラジル人DFクリス(30)との契約を2011年6月まで延長したと発表した。従来の契約があと3年残っていたが、今回さらに延長することで合意した。
母国ブラジルのコリンチャンスで選手生活をスタートしたクリスは、クルゼイロ、レバークーゼン(期限付き)を経て2004年8月にリヨンに加入。リーグ1通算101試合で10得点を記録している。
リーグ戦6連覇の偉業を成し遂げたリヨンは今夏、ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ、フランス代表DFアンソニー・レベイェール、GKグレゴリー・クーペら主力選手と契約を延長。さらに、イタリア代表DFファビオ・グロッソ、コートジボワール代表MFカデル・ケイタを獲得し、7連覇に向け着々と準備を進めている。
アッカ「八王子」に豪邸建設を予告
東京・八王子に豪邸建設を予告したアッカ=都内のホテル
“サブちゃん”になる。格闘家として快進撃の続くお笑いコンビ「塩とコショー」のベルナール・アッカ(35)が14日、芸能界の大御所・北島三郎ばりに東京から富士山が見える街「八王子」に豪邸建設を予告した。
この日、都内の会見で、HERO’S横浜大会(16日)の対戦相手がユン・ドンシクからメルヴィン・マヌーフに変更発表された。だが、今年3月のデビュー以来、2連続KO勝利中のアッカは「気持ちを切り替え、殴り合う」と真っ向勝負を誓った。
日本人妻の実家で“マスオさん状態”というコートジボワール芸人は「(当初の目標)家庭でのチャンネル権より、まずは一流ファイターの仲間入りをして、八王子で一国一城の主(あるじ)になりたい」と宣言。世間は“王子ブーム”で沸いているが、その視線はハンカチでもハニカミでもなく「八王子」だけに向いていた。
2007/07/16 - 15:25
チョコファンに警告:カカオ豆の価格が上昇中!
コートジボワールは世界一のカカオ豆生産国
カカオ豆の価格が上昇している。その影響は消費者にまで及ぶかもしれないと、スイスチョコレート業者は警告する。
7月初旬、カカオ豆がロンドン市場で4年ぶりの高値を記録した。世界最大のカカオ豆生産国、コートジボワールの首相の乗った飛行機が攻撃を受けた直後のことだ。
国際ココア機関(ICCO、本部ロンドン)によると、カカオ豆の価格は年末年始以来上昇を続けている。7月3日のロンドン市場の終値は1トン当たり2149ドル(約26万円)。1月平均の1702ドル(約21万円)に比べると、26%もの上昇率だ。
ネスレの思惑
チョコブランド「カイエ(Cailler)」や「キットカット(KitKat)」の製造で有名なスイスの食品大手「ネスレ(Nestle)」は、同日、「今の価格上昇はチョコレート業界に大きな影響を与えることはないだろう」と発表した。
ヴヴェイ(Vevey)に本社を置く多国籍企業ネスレは、コートジボワールに2つの工場を持っている。今年必要とされるカカオ豆はほぼ確保しており、2007年のオーガニックグロース(自律的成長)の目標も5〜6%のまま修正の必要はないという。
しかし、広報担当のフランソワ・ザヴィエ・ペルー氏は、このままカカオ豆の価格が下がらなければ、ネスレのチョコレートが値上げされる可能性もあることを示唆する。「強力なブランドでは、原料価格の上昇分をいくらか消費者に転嫁することはよくあることです」
不安定な天候
一方、世界をリードするチューリヒのチョコレートメーカー「バリー・カレボー(Barry Callebaut)」の見方はこうだ。「カカオ豆の価格がいつか上がることは目に見えていました。西アフリカ諸国のほとんどは二期作を行っていますが、1回目の収穫の間、天候がとても不安定だったのです」
広報担当のジョジアン・クレマー氏は続ける。「そうすると、収穫量が減り、品質も落ちます。そして、最終的にカカオ豆の価格が高騰することになります。2回目の収穫期も同じような状況なので、カカオ豆の価格は1トン当たり1100から1200ポンド(約27万円から30万円)に留まり続け、この高騰は長期的なものとなるでしょう」
バリー・カレボーもコートジボワールに工場を2つ持っている。コストが上がれば、その影響は必ず小売価格に現れるという。だが、現段階では、どの程度値上がりするかはまだわからない。
「リンツ&シュプリュングリ(Lindt & Sprungli)」はカカオ市場の詳細な分析を行っているところだ。しかし、やはり商品の値上げについてはまだ何とも言えないという。
カカオ不足
スイスチョコレート製造連盟「チョコスイス」(Chocosuisse)のフランツ・シュミット会長は、カカオ豆の価格がこの先も上昇を続けるようであれば、業界はしかるべく対応を迫られるだろうとみている。つまり、小売価格の上昇は避けられそうにないのだ。
国際ココア機関は5月末、カカオ市場の四半期報告を発表した。世界生産量は7.4%減の344万トンに落ち込み、反対に需要は1.8%増の355万トンに増えるという。今年はどうやら、世界的なカカオ豆不足に見舞われそうだ。
国際ココア機関のシニア統計学者であるローレント・ピピトーン氏は、「供給不足が価格高騰を招いていることは明らか。だが、カカオの未来をめぐる金融市場の『ポーカーゲーム』もそれに油を注いでいる」と言う。
カカオ豆の価格は上昇し続けるのか、それとも逆に下降するのだろうか。そんな中、2008年は余剰が生まれるという見通しも立てられている。
swissinfo、アダム・ボーモント 小山千早(こやま ちはや)意訳
7/18/2007 12:00 PM モウリーニョ:「ドログバ以上の選手は見つからない」 エッシェンは中盤に専念
チェルシーに所属するコートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、移籍の可能性が囁かれている。
しかし、同クラブの指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督は、ドログバの放出を望んでいない。彼の重要性について、『サン』紙に語った。
「彼はリーグ戦でも、CLでもベストプレイヤーだった。そして、1週間のトレーニングを終えたいま、彼の鋭さは増している。ストライカーとしても、チームの一員としても、彼以上の選手を見つけるのは難しい」。
コートジボワールPKOで性的虐待が横行
2007年07月21日18時10分
コートジボワールの国連平和維持活動部隊の一部で深刻な性的搾取や性的虐待が横行していたとして、国連は20日、北部ブアケに展開中のモロッコ兵ら約800人の部隊を外出禁止にしたと発表した。内部調査の結果、部隊の兵士の多くが幼い少女と性的関係を持ったり、虐待したりしていたことが分かったという。国連は今後、本格的な調査を実施し、実態解明に乗り出す方針。
国連要員、コートジボワールで性的虐待か
国連は20日、西アフリカのコートジボワールで停戦監視に当たる国連平和維持活動(PKO)部隊、国連コートジボワール活動(UNOCI)の要員による組織的な性的虐待の疑いが発覚したとして、疑いがかけられた要員らが所属する部隊を外出禁止にしたと発表した。
国連は要員の国籍などを明らかにしていないが、ロイター通信によると、容疑がかけられているのはモロッコの部隊で、未成年の少女多数に対する性的虐待が行われたとしている。(共同)
(2007/07/21 12:49)
モロッコの国連平和維持部隊、性的虐待疑惑で任務停止
2007.07.22
Web posted at: 13:56 JST - CNN/REUTERS
コートジボワール・アビジャンーーアフリカ西部コートジボワールの政府軍と反政府勢力の停戦を監視している国連コートジボワール活動(UNOCI)の報道官は21日、性的虐待への関与疑惑が指摘されたモロッコ軍部隊の任務を停止したと発表した。
処分対象となったモロッコ軍の734大隊は、兵舎に隔離された。虐待関与が確認された要員は、母国に送還される。
国連関係者が20日、匿名を条件に語ったところによると、UNOCIが性的虐待防止活動を行ったところ、反政府勢力の拠点である北部ブアケの住民からの通報で、モロッコ兵らが大勢の未成年女性と関係を持っていた疑いが浮上。国連は現地に調査団を派遣し、聞き取り調査や情報収集を行った。
UNOCIには40カ国から9000人以上の軍事要員が参加。ブアケに展開しているのは主にモロッコ軍で、バングラデシュの警察要員やパキスタンのエンジニア、ガーナの医療スタッフも加わっている。
国連、コートジボワールでの国連要員による性的虐待を確認
* 2007年07月24日 05:32 発信地:アビジャン/コートジボワール
【7月24日 AFP】アフリカ西部のコートジボワールで平和維持活動を行っている国連コートジボワール活動(United Nations Operation in Cote d’Ivoire、UNOCI)は23日、同活動に参加しているモロッコ軍部隊の隊員数人が、複数の未成年の少女に対し性的虐待を行ったことを認めた。
国連(United Nations、UN)のMargarita Amodeo広報官がAFPに語ったところによると、内部調査の結果、事実が確認され、被害者には未成年者が含まれているという。
国連は前週末、隊員による性的虐待等の申し立てに対する内部調査を受けて、モロッコの部隊を外出禁止にしていた。
国連の発表によると、現在、本格的な調査が開始されており、調査対象は、反政府勢力が支配するコートジボワール北部のブアケ(Bouake)で活動するモロッコ軍の派遣部隊だとされる。
Amodeo広報官は、これまでの調査結果からは、この事件に関与したのはブアケで活動するモロッコ軍部隊に限定されると語った。
モロッコはバングラデシュに続き、世界で2番目に国連の平和維持活動要員を拠出している。(c)AFP
ブレーメン ハンブルガーSVからサノゴを獲得
* 2007年07月24日 21:21 発信地:ブレーメン/ドイツ
【7月24日 AFP】サッカー、ドイツ・ブンデスリーガ1部のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は、ハンブルガーSV(SV Hamburg)からコートジボワール代表のFWブバカル・サノゴ(Boubacar Sanogo)を4年契約の移籍金400万ユーロ(約6億8000万円)で獲得したと発表した。
現在24歳の同選手は、2005-06シーズン終了後に2部降格が決定したカイザースラウテルン(Kaiserslautern)からハンブルガーSVに移籍するも、思うような活躍ができずにいた。
ブレーメンは同選手に対してミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)の後釜として期待を寄せている。既にサノゴは、ブレーメンに合流しており、SCパダーボーン07(SC Paderborn 07)との親善試合にも出場を予定している。(c)AFP
HSVのサノゴがブレーメンへ
ドイツ・ブンデスリーガのベルダー・ブレーメンは来季の戦力補強として、ハンブルガーSVからコートジボワール人FWブバカル・サノゴ(24)を獲得した。契約期間は4年、移籍金は公表されていない。
サノゴはアル・アイン(サウジアラビア)カイザースラウテルンなどを経て、2006年にハンブルガーSVへ移籍。リーグ戦31試合で4ゴールを記録した。
カルー、ランスでルー監督と再会
2007年7月25日(水)
2 年前に1000万ユーロ(現在の換算レートで約16億5400万円)でパリ・サンジェルマンFCに加入したものの、思うような結果が出せていなかったコートジボワール代表のFWボナベントゥル・カルー(29)が、UEFAインタートトカップに出場中のRCランスに移籍した。
決勝でのゴール
カルーはランスと3年契約で合意。移籍金は、推定100万〜200万ユーロ(約1億6500万〜3億3100万円)と見られている。ランスでは、2003年から2005年にAJオセールで師事したギー・ルー監督の下で、再びプレーすることになる。チェルシーFCのFWサロモン・カルーの兄であるカルーは、 2005年、CSスダン・アルデンヌとのフランスカップ決勝で、チームを優勝に導く決勝ゴールを挙げているが、これがルー体制でのオセールで最後のゴールとなった。
フェイエノールトでプレー
ASECアビジャンで選手としてのキャリアをスタートさせたカルーは、1997年にオランダのフェイエノールトに移籍。2002年のUEFAカップ優勝に貢献した。2003年にはオセールに移り、ルー監督に「同年代で最高の選手の1人」と言わしめた。コートジボワール代表で51キャップを数えるカルーは、新天地ランスで、代表のチームメイト、カンガ・アカレとアルナ・ディンダンと一緒にプレーすることになる。
その他の新加入選手
そのアカレも元オセールの選手で、今夏にランスに加わった選手の1人。ランスはその他、トゥールーズFCからルシアン・オーベイ、ACアジャクシオからフランソワ・ロレンティを、 ASサンテティエンヌからは主将ジュリアン・サブレ、さらに2人のGK、ベジクタシュJKのベドラン・ルニェとESTACトロワのロナン・ル・クロンも獲得している。週末のUEFAインタートトカップで、ウクライナのFCチョルノモレッツ・オデッサと敵地で0-0と引き分けたランスは、28日にホームでのリターンマッチを迎える。
コートジボワール:PKOのモロッコ兵に性的虐待疑惑
【ニューヨーク小倉孝保】アフリカ西部コートジボワールで活動する平和維持部隊「国連コートジボワール活動(UNOCI)」で、モロッコ兵が地元の少女たちに性的虐待や買春をしていた疑惑が浮上し、国連は今月末から現地調査に入ることを決めた。紛争地などに展開する平和維持活動(PKO)の兵士による性的虐待事件が相次いでおり、国連はPKOへの信頼失墜につながりかねないとして危機感を高めている。
国連の調査によると、コートジボワール北部のブアケに展開するモロッコ大隊(734人)のうち数人が、少女を相手に性的な関係を持った可能性が高い。貧困家庭の少女が対象のケースが多く、中には13歳の少女もいたという。
ロイター通信は、国連部隊に割り当てられる缶詰食料や乾燥食品を少女に与える代わりに性的関係を強要していたケースもあると報じたほか、PKO隊員と地元女性が性的関係を持つことはよくあるとの地元住民の話も紹介した。
国連とモロッコ政府の調査団は31日、現地入りする。ジェーン・ホール・ルート国連事務次長補(PKO担当)は25日、「ゼロトレランス(不寛容)の姿勢で対応する」と語り、厳正な対処を約束した。
PKOを巡っては04年にコンゴ民主共和国とブルンジ、05年にスーダン、06年にハイチとリベリアでも性的虐待事件が起こり、兵士計197人が強制送還などの処分を受けた。国連の調査で、性的虐待に関与したと判断された場合、本国で裁判を受ける。コートジボワールでは02年以降、40カ国から構成される約9000人が平和維持活動を行っている。
毎日新聞 2007年7月27日 10時37分 (最終更新時間 7月27日 13時31分)
コートジボワール代表FWカルーがランスへ
フランス・リーグ1のランスは26日、パリ・サンジェルマンのコートジボワール代表FWボナバンチュール・カルー(29)を獲得したことを発表した。契約期間は3年、移籍金は推定100万〜200万ユーロ(約1億6500万〜3億3100万円)。
ASECアビジャンで選手生活をスタートしたカルーは1997年にフェイエノールトに移籍、2002年には元日本代表MF小野伸二らとともにUEFAカップ優勝を経験した。その後、2003年にオセールに移り、新シーズンからランスを指揮するギー・ルー監督の下でプレー。2年前に約16億5400万円でパリ・サンジェルマンに移籍したが、思うような結果を出せずにいた。 コートジボワール代表では、これまでに51キャップを獲得している。
チェルシー(イングランド)のFWサロモン・カルーは実兄。ランスには同じくコートジボワール代表のカンガ・アカレ、アルナ・ディンダンが所属している。
2007/07/29 3:15
アーセナルの主将は? トゥレの準備も万端
前主将FWティエリ・アンリがバルセロナに移籍したため、アーセナルを指揮するヴェンゲル監督は、新しいキャプテンを選択しなければいけない。
最有力候補であるG・シウバは、コパ・アメリカに出場した影響で開幕戦に間に合わない。よって、ヴェンゲル監督はコロ・トゥレかウィリアム・ギャラスにキャプテン・マークを託すだろう。
同監督は以下のように語っている。
「(アンリ不在時の)昨季のキャプテンはジウベルトだった。彼からそれを奪う理由はない。後方の選手が主将を務めることは良いことだと思っている。(G・シウバに加え)コロとギャラスの3人がシーズンのリーダーだ」。
「我々は非常に若い。経験豊富な選手は大きな影響を及ぼすだろう」。
コートジボワール代表DFトゥレは、主将という大役にも準備は万端なようだ。
「ヴェンゲルさんとは長い時間をともにしている。彼は素晴らしいチームを築いているよ。チームリーダーの1人に選ばれ、非常にうれしいね。僕は26歳だ。このクラブで大きなことをしたい。僕たちはみんな、それを楽しみにしているんだ」。
「昨季は、自分たちのフットボールをしたけど、結果がついてこない試合もあった。次のシーズンはもっと上手くいくだろう。僕たちは失敗から学ぶ。タイトルを得るために集中すれば、そこにたどり着くことができるはずさ」。
2007/08/04
大使館員、1600万円?着服・外務省、容疑で告発へ
外務省は3日、在コートジボワール大使館の会計担当だった酒井悟・二等書記官(47)=昨年12月に大臣官房付=が不正な会計処理で少なくとも大使館の資金約40万円を着服した疑いが強いとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。ほかにも約1550万円の資金を着服した可能性が高いという。同省は近く、業務上横領容疑で警視庁に刑事告発する方針。
また同省は酒井元二等書記官の監督責任者だった在コートジボワール大使館の臨時代理大使を十分の一の減給1カ月の懲戒処分とするなど、関係者計4人を処分した。外務省によると、酒井元二等書記官は会計担当として2003年2月から在マダガスカル大使館で、06年4月から在コートジボワール大使館で勤務。この間、出張に使う航空券購入のための小切手を無断で換金するなどの手口で計約1600万円を着服した可能性が高いとしている。
2007/08/04
ファエがレディング移籍
イングランドプレミアリーグ・レディングは2日、フランスリーグ・ナントのコートジボワール代表MFエメルセ・ファエ(23)を獲得した。移籍金はクラブ史上最高額の250万ポンド(約6億2500万円)で3年契約。
2007/08/30 20時10分
ロナウジーニョに続き、ドス・サントスもスペイン国籍取得
29日、メキシコ人FWジオバニ・ドス・サントスがバルセロナの市民局でスペイン憲法順守の宣誓を行い、スペイン国籍を取得した。これによりドス・サントスも次節のアスレティック・ビルバオ戦からEU国籍選手として出場できることになる。
27日のロナウジーニョに続き、スペイン国籍を取得することになったドス・サントス。これまでは外国人枠の関係でリーガデビューを果たしていない。
1989年5月11日、メキシコのモンテレー生まれのドス・サントスは、2001年にスペインに移り住み、バルサの下部組織に入った。攻撃ラインであればどのポジションでもプレーできるドス・サントスは、1980年から90年にかけてメキシコのクラブで活躍したブラジル人選手ジジーニョの息子として生を受け、彼の弟もバルサの下部組織に所属している。
フットボール界期待の若手の一人であるドス・サントスは、2005年のU-17ワールドカップでは決勝戦でブラジルを破り(3−0)でメキシコ代表として優勝に。今年の夏、カナダで行われたU-20ワールドカップでも準々決勝でアルゼンチンに破れはしたものの、メキシコ代表のエースとして活躍し、ジャーナリスト投票によるゴールデンボール賞の第3位に選ばれ、同大会での彼の初ゴールはFIFAのベストゴールにも選ばれている。
昨年のプレシーズンキャンプではバルサのトップチームに参加したドス・サントスは、今年も引き続き参加。その才能を見せつけ、プレシーズン得点王となった。メキシコ代表のウーゴ・サンチェス監督は次の試合で彼をA代表に招集する意向があることを明らかにしている。
今週に入り、ロナウジーニョに続き2人目のスペイン国籍取得でバルサの外国人枠はサミュエル・エトー(カメルーン)とトゥーレ・ヤヤ(コートジボワール)の2選手のみとなり、1枠が空くこととなった。
翻訳:町田 久美子
ココア国際価格急落、西アフリカ生産回復の見方。
2007/08/30 日本経済新聞 朝刊
ココアの国際価格が急落している。ロンドンやニューヨーク市場の価格は直近の高値をつけた七月に比べ一五ー一八%安い。世界生産の七割を占める西アフリカ諸国で原料カカオ豆の生産量の回復見通しが強まったためだ。世界的に需要は堅調なものの、需給緩和を見越した大口投機家の売りが膨らんでいる。
指標となるロンドン市場の先物は一トン九一五ポンド(期近、二十八日終値)。四年ぶりの高値をつけた七月中旬の一一一二ポンドに比べ一八%安い。ファンドなど大口投機家の参加が多いニューヨーク市場も一トン一八一二ドルと、七月初旬の二一二八ドルから一五%下落している。
カカオはコートジボワールやガーナが主産地。西アフリカの豊作見通しから民間調査機関などは最近、二〇〇七ー〇八年度(〇七年十月ー〇八年九月)の世界生産量が前年度比で一〇%程度回復するとの予想を示した。 「今年度は十五万トンの不足だったが、来年度は十五万トンの過剰」(商社)との見方も出ている。
市場ではファンドを中心とした売りが広がっている。米商品先物取引委員会によると、二十一日時点の大口投機家の買い越し建玉(未決済残高)は約三万枚(枚は最低取引単位)と、一カ月前に比べほぼ半減した。
一方、カカオの世界需要は堅調だ。欧米や日本ではポリフェノールの健康効果を狙ったカカオ含有量の多い「ハイカカオ」のチョコレートブームが続いている。中南米や東欧でも需要が伸びている。ガーナやベネズエラで生産される高級品の「フレーバービーンズ」はこの一ー二年で二ー三倍に高騰しているという。
カカオは昨年、西アフリカの高温乾燥などで生産量が減少。需給の逼迫(ひっぱく)見通しが広がり、国際価格は上昇の一途をたどってきた。国際ココア機関(ICCO)は〇六ー〇七年度の世界生産量が約三百四十万トンと前年度比八%程度減るとの見通しを発表した。
2007/09/01 00時27分
セビージャ、コートジボワール代表FWコネを獲得
セビージャは8月31日、コートジボワール代表FWのアルーナ・コネ(23歳)と5年間の契約を結んだと発表した。
セビージャは、コネが所属していたPSVに対して移籍金1200万ユーロ(約19億2000万円)を支払った模様。国内はもちろん、海外でのタイトル獲得も狙っているセビージャは、PSVに在籍した2シーズンで21ゴールを挙げたコネの決定力の高さに魅せられ、獲得を決めたようだ。
ちなみに、チームの得点源を失ったPSVは、移籍マーケット閉鎖(8月31日午後12時)まで残された時間はわずかしかないが、コネの代役を確保しようと奔走中だという。
2007/09/01 15時47分
セビージャがコネの移籍でPSVと合意
セビージャはコートジボワール代表FWアルーナ・コネの移籍についてPSVと合意に至った。これにより外国人枠が既に埋まっているセビージャは、チェバントンをレンタル移籍させる事を検討している。
コネのセビージャとの契約は5年間。PSVとの契約解除金が3000万ユーロ(約50億円)と移籍金が1200万ユーロ(約20億円)と発表されている。
オランダのエール・ディビジでの2シーズンでは52試合出場、21得点。代表チームには25度招集され、2006年ワールド杯ドイツ大会でも活躍した。
現在セビージャの外国人枠はブラジル人ルイス・ファビアーノ、コロンビア人モスケラと、ウルグアイ人チェバントンで占めているが、枠に空きを設けるためチェバントンを放出する事を検討し始めた。候補としてラシン・サンタンデールが挙がっているが、クラブの最新情報によればベンフィカも興味を持ち始めているという。
翻訳:安達 純子
2007/09/01
スペインリーグ
ベティスはメキシコリーグ、クラブ・アメリカのブラジル人DFウィリアム・ラネス・リマ(22)を獲得。移籍金は300万ユーロ(約4億8000万円)▼レクレアティボはフランスリーグ・モナコを自由契約になっていた元スペイン代表MFジェラール・ロペス(28)を獲得▼セビリアはオランダリーグ・PSVのコートジボワール代表FWアルナ・コネ(23)を獲得。契約期間は5年▼ラシンはスイスリーグ・グラスホッパーの同国代表GKファビオ・コルトルティ(26)を4年契約で獲得。また同リーグ2部・マラガのDFセサル・ナバス(27)を2年契約で獲得▼Aマドリードはバルセロナのブラジル人MFチアーゴ・モッタ(25)を獲得すると発表。契約期間は1年
2007/09/04
プジョール、復帰へ最終段階
バルセロナのDFカルラス・プジョールは6月21日に左ひざ外側靭帯を手術。3日に術後初めてラ・マシア(練習場)のピッチに現れた。理学療法士のフアンホ・ブラウ氏の監督下で、ボールを一切使わないでランニングとサーキット・トレーニングを行なった。あと1か月で復帰のもようだ。
この日の練習は代表戦のため一部の選手が不在の中行われた。DFリリアン・テュラム、エリック・アビダル、FWティエリ・アンリはフランス代表合宿へ。同じようにFWジオバニ・ドス・サントス(メキシコ)、エイドゥル・グジョンセン(アイスランド)、DFジャンルカ・ザンブロッタ(イタリア)も不在。DFラファエル・マルケスもクラブの許可を取り欠席した。
代表合流が近いにもかかわらず、FWロナウジーニョ(ブラジル)、MFトゥーレ・ヤヤ(コートジボワール)、FWリオネル・メッシとDFガブリエル・ミリート(共にアルゼンチン)、MFデコ(ポルトガル)、MFアンドレス・イニエスタとチャビ(共にスペイン)は練習に参加した。
欠席者がいたため、フランク・ライカールト監督はカンテラ(下部組織)のオイエル・アルサバル、ボティア、へフレン、ガイ・アスリン、ビクトル・バスケス、チアゴをトップチームの練習に呼んだ。このうち何人かは5日に行われるジローナとのカタルーニャ杯準決勝に招集される可能性がある。チアゴはかつてブラジル代表でW杯を制した父マジーニョ氏に直接紹介された。マジーニョ氏は練習の最後にロナウジーニョと話した。
2007/09/05
トーレスがドログバに宣戦布告「昨シーズンほど甘くない」
リバプールのFWフェルナンド・トーレスが、昨シーズンのプレミアリーグ得点王であるチェルシーのディディエ・ドログバに宣戦布告。リーグ戦通算20ゴールを記録し、得点王に輝いたコートジボワール代表FWに対し、「昨シーズンのように甘くはない」と得点王争いへの参戦に自信を覗かせている。
「リバプールに移籍してからのプレーには、今のところ満足しているよ。ただ、これだけはファンに言いたい。彼らはまだ、本来のトーレスの6割程度しか見ていないってね。プレミアで得点王になるのは簡単なことじゃない。でも、これまでのプレーで、昨シーズンのようにドログバが得点ランキングで独走するようなことはないってことが証明できたと思うね」
さらに、クラブ史上最高の移籍金2170万ポンド(約51億円)でリバプール入りしたトーレスは、早くもサポーターのハートをキャッチ。1日のダービー戦で2ゴールをマークしたスペイン代表のストライカーは、本拠地アンフィールドでのゴールが持つ価値をひしひしと感じ取ったようだ。
「土曜日の試合で、アンフィールドでヒーローになる方法がようやく分かったよ。ファンは僕のゴールに心から喜んでくれていた。あれは僕にとっても驚くべき体験だったね。ゴール数の目標は立てていないし、今の僕はプレミアリーグでは何の実績もない新人選手だ。僕はただリバプールで成功して、クラブ史上最高のストライカーと呼ばれるようになりたい。もちろん簡単なことじゃないけど、チャレンジする準備は出来ているよ」
今シーズン、4試合を消化してすでに3ゴールを記録しているトーレス。昇格組のダービーだけでなく、優勝を争うチェルシーからもゴールを奪うなど、スペインでの実績に違わぬ結果を残している。イングランド屈指の名門クラブで早くもエースストライカーの地位を確立したスペイン代表が得点王に輝けば、リバプールが89-90シーズン以来のリーグタイトルを獲得する可能性も高くなるだろう。
2007/09/05
ウガンダ/貿易:コーヒー生産者が最大の敗者
ウガンダのコーヒー生産者は、世界でも最高品質のコーヒー豆を産出するにもかかわらず、欧州との不公正な貿易関係に苦しめられている、とコーヒー産業組合は訴える。
ウガンダ・コーヒー開発局のヘンリー・ヌガビラノ局長は「最大の敗者はコーヒー豆生産に直接携わっている者たちだ」と言い、ウガンダの生産者・輸出業者の利益の取り分は最終製品のわずか6%と不公正なものとなっていると指摘している。
コーヒー豆はウガンダ第一の換金作物であり、国の経済の半分近くを担っている。コートジボワールの政治危機以来、同国に代わってロブスタ種のコーヒー豆のトップ生産国となった。輸出業者によれば、今年5月の輸出収益は前年比65%増の1790万ドルに達した。この成長は、価格の高騰と北側諸国とアジアの高級品需要によるものである。
ウガンダ政府は、1990年代コーヒー生産に対する政策を転換し、自由化・規制緩和を図った。政府はコーヒーに貧困削減への役割を期待している。
しかし農民は、生産の活性化をしようにも、銀行の融資や政府の補助金が受けられないなど数多くの問題に直面している。
ウガンダ中部のコーヒー生産者ロナルド・ブウレさんは「農民に欠けているのは支援」と言う。「農民は組合を結成して、仲買人に対し公正な価格を求めて交渉しているが、少ない利益に在庫を持つことも十分な道具を揃えることもままならない」と訴える。
ヌガビラノ局長は、原料は国内で生産されているのに、小売ブランドがウガンダの企業の所有でないことは本当に残念なことだと話す。ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領は、原材料を売るだけでなく、最終製品を製造できるようになって初めてウガンダの発展はあり得ると述べている。
ヌガビラノ局長は、交渉中のEUと途上諸国との経済連携協定(EPA)はさらに生産者を搾取することになるだろうと述べている。EAPは、アフリカ、太平洋およびカリブ海77カ国に対しEUの貿易相手国に互恵的な市場アクセスを提供するよう求めている。局長は、「欧州諸国が自国コーヒー産業への補助金(年間360億ドル)を廃止すれば、EPAもよりよいものとなるだろう」と訴えている。
ウガンダのコーヒー生産者の厳しい現状を報告する。(原文へ)
翻訳/サマリー=坪沼悦子(Diplomatt)/IPS Japan浅霧勝浩
2007/09/15 09時42分
チェルシーのドログバ、週末のリーグ戦出場は微妙
インターナショナルウィークで中断していた国内リーグ戦が今週末に再開するが、プレミアリーグのチェルシーは土曜日のブラックバーン戦を、昨季得点王のディディエ・ドログバ抜きで戦うことになりそうだ。
チェルシーは2週間前のアストン・ヴィラ戦に0−2で敗れており、上位を守るためにはホームのブラックバーン戦の勝利がなんとしても必要だ。
しかし、アストン・ヴィラ戦で負傷し、コートジボワール代表の試合も欠場したドログバは今週初め、「まだケガは完治していない」と話していた。
2007/09/15 16時30分
前回王者イングランド、屈辱の零封負け ラグビーW杯
王者の面影はもはやなかった。ラグビーのワールドカップ(W杯)で14日、前回優勝のイングランドが記録的な大敗を喫した。1次リーグA組の南アフリカ戦で0―36と零封され、1987年に始まったW杯で初めての屈辱を味わった。
W杯での零封試合は過去4度で、得点できなかったのはコートジボワール、カナダ、スペイン、ナミビアだった。ラグビーの母国が不名誉な仲間に加わり、出場停止のビッカリー主将に代わってゲームキャプテンを務めたフランカーのコリーは「選手たちはショックを受けている」と認めざるをえなかった。
点差の開いた後半に何度か相手ゴールラインに迫った。反則を得てもPGを選択せずにトライを狙った。だが意地は実らず、南アフリカとのテストマッチで1932年、61年、98年に続く4度目の無得点。アシュトン監督は「不正確なプレーや誤った判断で好機を無駄にした」と嘆いた。
4年前に初優勝の原動力となった司令塔ウィルキンソンを故障で欠き、控えSOのバークリーもけがで欠場。苦戦は覚悟の上だったが、W杯での36点差はチームのワースト記録を塗り替えた。孤軍奮闘したFBロビンソンまで後半18分に左太ももを押さえて退場し、暗雲が垂れ込めた。(共同)
セビージャ、FWチェバントンを登録
2007年10月19日15時18分
スペインリーグがEU枠外選手に関するルールを変更したのに伴い、セビージャは元ウルグアイ代表FWエルネスト・チェバントンをメンバーに加えたと18日に発表した。背番号は19。
現在、スペインのトップリーグではEU外選手の登録は3名となっているが、スペインサッカー連盟が今月初め、アフリカ人の選手をEU枠内選手にすると認めたため、他の外国籍の選手に登録の道が開かれたもの。
チェバントンは、セビージャが8月31日にコートジボワール代表のアルーナ・コネをPSVから獲得したため、メンバーから外されていた。
ドログバが退団を希望
コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(29)が、イングランドプレミアリーグ・チェルシーの今季限りの退団を希望していることが19日、明らかになった。ジョゼ・モウリーニョ前監督(44)が先月に電撃退団したことが理由で、「チェルシーは何かが壊れてしまった。退団を希望する自分を何も止めることはできない」と発言した。
退団希望のドログバが反省「自分の発言に後悔している」
2007年10月20日10時06分
先日、フランスのサッカー専門紙『フランス・フットボール』のインタビューで、今シーズン限りでチェルシーを退団する意向を表明したFWディディエ・ドログバが、その発言を撤回するとコメント。チェルシーのオフィシャルサイトで声明を発表したドログバは、自身の発言について「後悔している」と語った。
19 日発売の同紙インタビューにて、ジョゼ・モウリーニョ前監督の退団に大きなショックを受けたと認めたドログバは、「チェルシーで何かが崩壊した。そのダメージは計り知れない。もう誰も僕を止められない」と語り、希望する移籍先にバルセロナ、レアル・マドリー、ACミラン、インテルといった具体名を挙げていた。
しかしドログバは、退団報道が流れた翌日に、自らの発言を否定する声明を発表。退団発言について、「後悔している」と語った29 歳は、新監督のアブラム・グラントを「サポートする」とコメント。それでも、シーズン終了後にクラブ側と今後について話し合いの場を設けることは認めている。
「インタビューであのような発言をしてしまったことを後悔している。僕はチェルシーの選手であり、このクラブにすべてを捧げているつもりだ。そして、監督やチームメイトと支えあいながら戦っていきたいと思っている。これ以上、僕の去就について話すつもりはない。シーズン終了後にクラブと話し合い機会を持ちたいと思っている」
2006年11月の契約更新で、2010年までの契約に合意しているドログバ。しかし、モウリーニョ退団のニュースに涙を流したといわれるコートジボワール代表FWにとって、クラブとの信頼関係が揺らいでいることは間違いない。グラント政権の下、いまだ不安定な戦いを続けるチェルシー。エースストライカーの契約問題の収拾を図るためにも、ピッチ上での結果が何よりも問われていると言えるだろう。
ドログバ移籍志願もクラブ放出否定
チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(29)が19日発売のフランスフットボール誌で移籍を志願した。モウリーニョ前監督の電撃退団を理由に挙げ「クラブとの関係で何かが壊れた。誰も私の考えは変えられない」と訴えた。移籍先にはRマドリード、バルセロナ、ACミラン、インテル・ミラノを希望。クラブは10年までの長期契約を強調して放出を否定したが、昨季リーグ得点王の“暴発”で激震に見舞われた。
[ 2007年10月20日付 紙面記事 ]
バルセロナの3選手が戦列に復帰 マルケス、トゥーレ、ザンブロッタが招集
先月のチャンピオンズリーグ(シュツットガルト戦)で右足の筋肉を痛め、当初は6週間の戦線離脱と見られていたメキシコ代表DFラファ・マルケスが、約4週間で戦列に復帰した。
また、大腿部を損傷して約1カ月の離脱と考えられていたコートジボワール代表MFトゥーレ・ヤヤも、予定よりも早く復帰。加えて、イタリア代表DFジャンルカ・ザンブロッタもふくらはぎの損傷から回復し、招集メンバーに名を連ねた。
アルメリア戦の招集メンバーは以下の通り。
GK:バルデス、ジョルケラ
DF:ザンブロッタ、オレゲール、プジョール、ミリート、シウビーニョ、アビダル
MF:トゥーレ・ヤヤ、イニエスタ、チャビ、デコ
FWグジョンセン、ロナウジーニョ、ジオバンニ、メッシ、ボージャン、アンリ
トゥーレ・ヤヤ擁護「ロニーは世界ナンバー1プレーヤーだ」
2007年11月06日11時13分
バルセロナのMFトゥーレ・ヤヤが月曜日、ここ数週間に渡って批判を浴びながらも、日曜日のベティス戦では勝利の立役者の一人となったチームメイト、ロナウジーニョを「彼は世界ナンバー1プレーヤーだ」と擁護した。首位のレアル・マドリーが勝ち点3を落とした結果を受けての勝利の重要性を力説したトゥーレ・ヤヤは、トップを目指すためにも戦い続けることが目標であると語った。
アウェイで結果を残せないバルサは、15ポイントの獲得が可能なところをわずか6ポイントしか獲得していない。チームはアウェイでのプレーを改善する必要があると強調するトゥーレ・ヤヤ。「リーガタイトルを獲得したいのなら、アウェイの試合でもっと勝たないといけないし、僕らにはその力があると思っている」。
地元のファンの前でプレーする時はライバルのモチベーションも上がり、さらに強いチームになっている部分もあるとの見解を示すトゥーレ・ヤヤは、それでも、これからのアウェイ戦で良くなっていくと自信をのぞかせている。バルサは次節アウェイでヘタフェと対戦する。
ロナウジーニョについて触れたトゥーレ・ヤヤは、その才能に驚かされた選手であり、彼が受ける批判もプレーする上での一部であり、それを受け入れる必要があるとも。それでも、ロナウジーニョはそういうマイナスの状況の乗り越え方を知っているとし、「ロナウジーニョが世界ナンバー1プレーヤーなことはハッキリしているよ」と擁護した。
チャンピオンズリーグでグループ首位の座を固めるためにも水曜日にカンプ・ノウで行われるグラスゴー・レンジャーズ戦での勝利は大事だと語るトゥーレ・ヤヤは、レアル・マドリーのシュスター監督の審判への不満について多くを語ることはなかったが、「どんな人にもあるように、審判もミスを犯すことはあるし、それもフットボールのプレーでの側面だ」とコメント。
そして、バルサに加入して以来、ファンから受ける声援にもとても満足していると明かした。彼は筋肉の問題で戦列から離脱した以外、不動のスタメンの地位を確立している。彼によるとチームメイトらのおかげでチームへの適応は簡単だったとのこと。「素晴らしい才能を持った選手たちのいるチームへの適応は簡単なものなんだよ」と伝えている。
最後に、来年の1月末から2月の中旬まで開催されるアフリカネーションズカップにコートジボワール代表として参加したいとその希望を見せたトゥーレ・ヤヤだが、それはバルセロナがコートジボワールの協会と同意した場合であるとも。「僕にとって、母国の代表としてプレーすることと同じ位バルサでプレーすることはとても光栄なことであり、大切なことなんだよ。だから、それは協会やバルサの上の人同士で決める問題だと考えている」とコメントを残した。
翻訳:町田 久美子
コメ輸出5万8000トン、北朝鮮向け8000トン
2007/11/11(日) 17:56:00更新
中国税関総署によると、中国の2007年9月単月のコメ輸出量は前年同月比22.9%減の5万7974トンだった。内訳はコートジボワールが2万8727トン、北朝鮮が8187トン、日本が5126トン、パプアニューギニアが2260トン、香港が1800トンだった。1−9月の輸出量は前年同期比0.5%減の84万2954トンだった。7日付で中国食品産業網が伝えた。
一方、9月単月のコメ輸入量は39.2%減の4万7900トンだった。内訳はタイが4万4589トン、ベトナムが3010トン、ミャンマーが300トンだった。1−9月の輸入量は38.7%減の32万1166トンだった。(編集担当:菅原大輔)
『チョコレートの真実』キャロル・オフ著、北村陽子訳
松沢 賢彦(2007-11-19 16:55)
本書の冒頭部に衝撃的会話がある。著者と村民のやり取りだ。
「欧米ではカカオをどうするんですか?」
「チョコレートを作るのです」
「食べたことがありますか?」
遠出をした時に食べたことがある人が独り、「おいしかったと思う」。他の誰も、それが何なのかを知らない。
本書は歴史的考察を視野に入れつつ、アフリカの南北問題の構図を示した書である。
さらに南を搾取する側とされる側に分け、コートジボワールのバクボ政権を糾弾すると共に、最底辺の労働者に記述が及んでいる。
1990年代にはIMF(国際通貨基金)、世界銀行による構造調整の梃入れで、カカオ産業の支配権は多国籍企業へ移る。具体名として、バリー・カレーボ、ネスレ、カーギル、ADM(アーチャー・ダニエル・ミットランド)社を挙げている。
驚愕させられたのは、最底辺層の児童労働人身売買を記した部分である。象徴的な箇所は次のように記されている。
◇
農民や農園監督者たちは、少年たちをほとんど死ぬまで働かせていた。少年たちは食べ物もほとんどなく、夜は鍵をかけられた部屋で寝泊りし、年中せっかんされていた。肩や背中にひどい傷があった。重いカカオの袋を担いだためにできた傷もあったが、虐待を受けたらしい傷があった。
◇
カカオはバクボ政権の内戦にも絡んでいる。バクボ政権は和平協定にもかかわらず、カカオ利益で得た新兵器で、反政府勢力を空爆している。しかし、内戦が続けば、児童労働者の人身売買が広がらないというトレード・オフの関係が指摘されている。まさに「カカオ絶望国家」である。
カカオ業界を知りすぎたジャーナリストが、行方不明になっている。そんな危険の中で、本書は書かれた。著者のジャーナリストとしての責務感には敬意を表する。
日本のチョコレート事情はどうであろうか? コートジボワールのカカオを使用しているのであろうか? 商品には原産国名が記されていないため、簡単ではあるが電話で尋ねてみた。
グリコのポッキーの場合
ーーどこの国のカカオを使っているのですか?
ガーナが過半数です。
ーーそれ以外は?
ノウハウがあるので教えられません。
ロッテのガーナチョコレートの場合
ーーガーナチョコレートは100%ガーナ産のカカオを使用しているのですか?
大半はガーナ産で、一部エクアドルやベネズエラのカカオも使用しています。
ーーガーナチョコレートそれ以前は?
企業秘密なので教えられません。
明治製菓の場合
ーー明治製菓のチョコレートの原材料となるカカオはどこの国から来ているのですか?
ガーナ産が7〜8割。年によって異なります。
ーーそれ以外は?
あとは中南米、エクアドル、ベネズエラからになります。ガーナの味がスタンダードで、中南米のものがフレーバーに特徴のあるもの、味に特色のあるものとして使用しています。
ーーコートジボワールのカカオは使用していないのですか?
日本は、非常に少ないです。世界的に見るとコートジボワールのものが多いですが。
取材電話を終えて、今はやりの産地偽装でないことを願いつつ、少しほっとすると同時に、ガーナの状況に興味が出てきた。
英治出版
384ページ
1890円(税込)
伊の英国人留学生刺殺事件、IT関連の手掛かりで容疑者続出
【11月28日 AFP】イタリアで11月1日に英国人交換留学生Meredith Kercherさん(21)が刺殺された事件は、テクノロジーとは無縁の古典的事件の典型と思われていたが、捜査が進むにつれ、携帯電話からさまざまなインターネット機能までハイテク技術によってもたらされる手掛かりに捜査陣が圧倒される事件となりつつある。
捜査チームはこれまで、携帯メールとインターネット電話の追跡から、性的暴行と麻薬にまつわるこの不可解な事件の容疑者に迫ってきた。
■携帯メールからルームメイトらが容疑者に
捜査の初期段階で得られた手掛かりは、Kercherさんの米国人ルームメイトAmanda Knox容疑者(20)が、30代後半のコンゴ人バー経営者Patrick Lumumba Diyaさんに事件当夜、「また後で」と送ったメールだった。
容疑を掛けられたDiyaさんは、事件当時は自身が経営するパブで働いており、メールの内容は単なるあいさつ以上のものではないと供述した。また同夜に Diyaさんの携帯の電波が現場付近から発信されていたと報じられていたが、20日にドイツで新たな容疑者が逮捕され、Diyaさんは数時間後に釈放された。
法医学捜査班は司法解剖されたKercherさんの胃の内容物に関する解釈について未決着で、Kercherさんの死亡時刻を特定できずにいる。
ネット上での書き込みや投稿ビデオも、同事件に対するメディアや世論の認識に大きく影響している。
■投稿ビデオから新容疑者逮捕へ
捜査チームは、20日に新たに逮捕されたコートジボワール人移民のRudy Hermann Guede容疑者(20)が、インターネット上の動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」に投稿したビデオを無視できない状態だ。自身が投稿したビデオで同容疑者は、残忍な表情を浮かべ、しわがれた声で「わたしは吸血鬼だ。お前の血を吸ってやる」と語っている。
また、被害者のルームメイト、Knox容疑者も自分が酔った様子が映ったユーチューブへの投稿ビデオを後悔しているに違いない。同容疑者は会員制サイト「マイスペース(MySpace)」でも、「Foxy Knoxy」と題した自身のページでマシンガンを抱えて笑っている写真を公開していた。事件後、同ページは削除されている。
捜査を担当する治安判事は、Knox容疑者とそのイタリア人の交際相手Raffaele Sollecito容疑者(24)が、大麻を摂取した状態で「性的欲求に駆られた」殺人を犯したとみているとの報道もある。
拘留中のSollecito容疑者もインターネット上に、防護服を着た姿で肉切り包丁を振り回し、ピンクの液体が入った容器を持っている写真を投稿していた。Knox容疑者は婦女暴行に関する短い物語を投稿していたという。
■インターネット電話「スカイプ」でも捜索
一方、ドイツでのGuede容疑者の逮捕は、インターネット電話「スカイプ(Skype)」が手掛かりとなった。事件発生地イタリアのペルージャ(Perugia)警察はインターネット上を捜索し、Guede容疑者の友人数人を特定、うち一人に任意同行を求めた。この男性は、警察からスカイプを使って同容疑者と会話し、Guede容疑者がデュッセルドルフ(Dusseldorf)にいると伝えたところで、ドイツ警察が逮捕に至った。
今回、捜査の関心を引いた携帯メールが、実はまったくの作り話だと発覚した場合もあった。
殺人事件のニュースを聞いたローマ(Roma)の目撃者が、携帯メールサービスの一つSMSで「わたしのために、今晩か明日、Meredithが死ぬ」というショートメッセージを受け取ったと、ペルージャ警察に通報した。メールの送信日は事件の前日でハロウィーンの前日でもあった10月31日だったが、同日はイタリアの医療ドラマ『Grey's Anatomy』の放送日で、主人公Meredith Grey医師がフェリー事故に巻き込まれて死にかけるという内容が放送される回だった。
Kercherさん殺害事件の容疑者の中に、このメールと関連している人物はいなかった。(c)AFP/Gina Doggett
2007/12/08 22:47
ドログバの手術は15日以降か アーセナル戦まではメスを入れない?
チェルシーに所属するFWディディエ・ドログバの手術は、来週以降となるようだ。
ヒザに問題を抱えているため手術が必要な状況と伝えられる同選手が、いつメスを入れるのかが注目されている。手術後、5週間程度はピッチに立てないことが予想されるからだ。
コートジボワール代表としてアフリカ・ネーションズ・カップ出場を目指すドログバは、一刻も早く問題を解決したいところ。しかし、チェルシーは来週末に行われるアーセナルとの一戦に同選手を起用したいため、手術はそのあとになる可能性が高いと伝えられた。
ドログバ、膝の手術を受ける
2007年12月09日03時59分
全治期間は来週判明
チェルシーは、コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ(29歳)が8日に、負傷した膝の手術を受けたことを認めた。
復帰までの期間は来週に判明する予定だが、グラント監督はサンダーランドを2−0で下した試合後、次のように説明した。
「ドログバ抜きでは今後は厳しい戦いが予想される。だが、私はこのクラブに楽をしにきたわけではないからね。手術はうまくいったようだ。ドログバの膝については数日間様子を見るつもりだったが、前日(7日)に再び打撲して手術に踏み切るしかなかったんだ」
クラブのドクターは、「手術は成功したので、すぐにもリハビリを始めることになるだろう」とコメントした。
ティケン・ジャー・ファコリー アビジャンでコンサート開催
【12月9日 AFP】コートジボワール出身のレゲエシンガー、ティケン・ジャー・ファコリー(Tiken Jah Fakoly)が8日、アビジャン(Abidjan)で和解コンサートを開催した。
ファコリーはマリ(Mali)に亡命中、魂のこもったレゲエのスタイルで名声を獲得した。現在でもレゲエはアフリカで強い影響力を持っている。(c)AFP
サッカー=チェルシー、FWドログバがひざの手術
2007年 12月 9日 13:43 JST
[ロンドン 8日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアリーグのチェルシーは8日、所属するコートジボワール代表FWディディエ・ドログバがひざの手術を受けたと、公式ウェブサイト(www.chelseafc.com)で発表した。
クラブドクターによれば、ドログバは7日の練習中にひざを負傷し、緊急手術が必要と判断されたという。術後の経過は良好で、できるだけ早くにリハビリを開始する予定。
チェルシーFWドログバが左ひざ緊急手術
チェルシーFWディディエ・ドログバ(29)が左ひざ半月板を故障し、緊急手術を受けた。7日午後の練習中に腫れがひどくなり、翌日にすぐ処置を受けた。チームドクターのイングリッシュ医師は「ひざが硬直してしまった。医学的見地から、すぐ手術をするのが最適と判断した」と説明した。復帰時期は不透明だが、コートジボワール代表として出場する来年1月のアフリカ選手権までには戻る予定という。今季、公式戦15戦で9点を挙げているエースの長期離脱は、王座奪回を目指すチームにとって大きな打撃になりそうだ。
[2007年12月10日9時47分 紙面から]
ブレーメンの影の主役たち
安藤正純=文
text by Masazumi Ando
photograph by Getty Images/AFLO
2007年12月10日
安藤正純
(Masazumi Ando)
「KICKER」特派員。欧州のスポーツ記者と幅広いネットワークを持つドイツ通で、中高年のサッカーチーム「浦安シニア」では年間100試合をこなし、毎日最低1リットルのビールを飲む生活を続けている。最近、近視矯正手術を受け視力が1.5に回復、大喜びしている。
ブレーメンが絶好調である。チャンピオンズリーグではレアル・マドリードを下したことで決勝トーナメント進出の可能性が見えてきた。ブンデスリーガではハンブルガーSVとの北部ダービーを制し、首位と勝点1差の2位につけている。得点源のクローゼが移籍したことから当時、「これで一気にチーム力が弱体化する」と予想していた批評家(私のこと?)は甘いとしか言いようがない(ゴメン、ゴメン)。チームの強化がうまく進んでいるのは、フロントの継続性のある地道な活動のおかげだ。
クローゼの穴を見事に埋めているのは今季移籍してきたサノゴである。あのドログバと同じコートジボワール出身。と言っても代表歴は1回だけ。母国、モロッコ、UAEでプレーし、05年にドイツにやってきた。昨年はHSVで1年間プレーしたが、ここで彼は人生で最大の屈辱を受けた。チームの不振に不満を抱いたファンから試合中、集中してブーイングを浴びせられたのだ。「なぜ、僕だけが?」という気持ちだったという。
知り合いの記者はその原因を、「アフリカ人への反感が根っこにある」と分析している。メンタリティーと気候の著しい違いから、アフリカ人はドイツで問題を起こすことが多い。またドイツ人自身も黒人に対する人種的偏見が強い。そういうことで、本来もっと批判されるべき白人のチームメイトではなく、サノゴに牙が向けられたのだ。この指摘、恐らく“半分は”当たっている。半分としたのは、サノゴが現在、ブレーメンで17試合出場し10ゴールの大活躍を見せているため、ファンも文句の付けようがないからである。
レアル戦でサノゴは前半40分に勝ち越しゴールを、北部ダービーでは先制点を決めた。「移籍は大正解だ。チーム、街、スタジアム、ファン、すべてが HSVより質が高い」と、サノゴは今や“ブレーメン・命”である。だが最近、困った騒動を起こした。11月22日の練習中、怪我をしているサノゴの踝を目がけてカルロス・アルベルトがアタックを仕掛けた。これにサノゴが激怒、スパイクでカルロス・アルベルトの尻を蹴り上げ、大喧嘩に発展してしまったのだ。マスコミに一連の証拠写真まで撮られた。クラブは喧嘩両成敗ということで両者を3日間の謹慎処分にした。24日のコットブス戦のメンバーに名前がなかったのはこのためだ。ただ、サノゴの名誉のためにも言っておきたいが、カルロス・アルベルトの行状は常軌を逸している。チームメイトとのイザコザをこれまで4回も起こしていて、GMから“最後通牒”までもらっているのだから、救いようのない選手とはまさにカルロス・アルベルトのことである。
嫌な話を紹介したので、次はグッドニュースを。
クラスニッチがピッチに復帰した。ご存知の通り、腎臓を移植するしか生き残る道がなかった彼は今年1月、母親の腎臓を貰った。だが拒否反応が出て失敗。3月、今度は父親の腎臓を移植、これが見事に成功した。あれから8カ月、ついに14節のコットブス戦でカムバックを果たしたのである。それも先発として。 64分間プレーして交代した際にはアウェーのファンも盛大な拍手を贈った。レアル戦は欠場したが、HSV戦は残り9分で交代出場した。今後も出場が続くことだろう。
腎臓への衝撃が加わらないようにと、クラスニッチは腹部にファイバーグラス製の防御用腹巻をつけてプレーしている。次の目標をたずねられた彼は「クロアチア代表として来年のユーロに出場したい」と宣言して周囲を驚かせた。代表のビリッチ監督は、「ブレーメンでプレーできるようになれば、代表に召集するだろう。背番号17も君のためにとってある。皆が君を待っているぞ」と、泣けるセリフでクラスニッチの闘病生活を支えてきた。いい話じゃないか。泣けてくるぞ。
優秀なフロントがいて有能な選手がいれば、チームは当然強くなる。これに、クラスニッチやサノゴの美談が加われば、チームの精神的一体感がグッと増す。快進撃の裏にある事情を探ると、サッカーの魅力は数倍もアップしてくる。ブレーメンが、力だけで相手を押さえつける旧式のドイツサッカーとおさらばできた事情もこの辺りにあるのだろうか。
2007/12/11-10:04 ドログバ、復帰まで約3週間=イングランド・サッカー
【ロンドン10日時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのグラント監督は10日、左ひざの手術を8日に行ったコートジボワール代表FWドログバが約3週間で復帰できる見通しを語った。クラブの公式サイトが伝えた。
ドログバは1月20日に開幕するアフリカ選手権も控えているが、早ければその前にも国内リーグ戦で復帰できるという。(了)
サッカー=チェルシーFWドログバ、ひざ手術で3週間欠場へ
2007年 12月 11日 09:41 JST
[ロンドン 10日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシー所属でコートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、先週のひざ手術の後、3週間近く欠場する見通しなのが分かった。
チェルシーのグラント監督は10日のBBCラジオで「手術はうまくいった。われわれは待って様子を見守るだけ」とコメント。約3週間の欠場になることを示唆した。
昨季、公式戦33ゴールを記録したドログバは7日の練習中にひざを痛め、翌日に手術を行っていた。
お笑いのアッカ「やれんのか!」出場直訴
お笑いタレント「塩コショー」のベルナール・アッカ(35=コートジボワール)が大みそかの格闘技イベントの出場オファーを熱望した。14日、都内の道場で、大みそかの「やれんのか!」に出場する長谷川秀彦の公開練習のスパーリングパートナーを務めた後に明かした。「相手は武蔵でも藤田でもいい。Kー1ルールでやれと言われればやる」と宣言した。長谷川と週3〜4日は総合格闘技の練習を続けており、コンディションを万全にして出場依頼を待つ。
[2007年12月15日8時43分 紙面から]お笑いのアッカ「やれんのか!」出場直訴
センデロス、K・トゥレの離脱でアピールを狙う アフリカ・ネーションズ・カップは好機
アーセナルのセンターバックを務めるコートジボワール代表DFコロ・トゥレは、1月に開幕するアフリカ・ネーションズ・カップに参加する予定だ。これにより、アーセナルは守備面に不安を抱えることになると見られている。
しかし、代役を務めることが予想されるフィリップ・センデロスは、これをチャンスと感じている様子。自身の力をアピールする機会が訪れると語った。
「ピッチに立つ大きな機会があるね。そこで、自分が何をできるか示すつもりだ。すでに、そのことは伝えてあるつもりだった。でも、しばらく試合に出るチャンスはそうない。僕は戦う準備を整えているよ」
武蔵、芸人格闘家・アッカ許せない!?
武蔵(35=正道会館)が「自分の夢」をぶっ壊す。31日大みそかのKー 1 Dynamite!!(京セラドーム大阪)を前に、29日は大阪市内で会見。お笑いコンビ「塩コショー」のベルナール・アッカ(35=コートジボワール)と対戦するが、地元大阪出身で、かつて「お笑い芸人志望」だった武蔵にとって“二足わらじ”のアッカはジェラシーを感じる相手。不完全燃焼の1年をKOで締めくくり、08年は完全復活イヤーにする。
自分の昔の夢をかなえた相手を、復活への足がかりにする。武蔵は過去2度のKー 1WORLD GP(WGP)準優勝の実績を持つ。対戦相手のアッカは「お笑い芸人」でミスマッチにも思えるが、意外な感情を抱いていた。
「悔しいですね。お笑いが分かっているという時点ですごい。なのに格闘技の才能があるなんて…」。お笑いと格闘技の両立に、ジェラシーすら感じた。
実は武蔵も本気でお笑い芸人を目指していた。大阪・堺市生まれ。宮山台小の卒業文集には「将来はお笑い芸人かプロレスラーになりたい」と書いた。
小、中学校の同級生、富島秀之に、高校卒業時に吉本芸人の登竜門「NSC」(吉本総合芸能学院)入りを誘われた。だがすでに17歳で空手を始めていたため、断念した。富島は今もピン芸人として吉本興業に所属している。
武蔵は現在東京暮らしだが、やはり笑いのある生活が好き。「辞めたら芸人になろうかな」と冗談も飛びだすほどで、売れっ子のたむらけんじ(34)ら多くの芸人と親交がある。
「いろいろあった1年。刺激になる1年だった」。藤本に日本人初黒星を喫し、若手の沢屋敷が台頭。苦悩の年だった。だが地元ですべてを清算する。トレーナーのボクシング元WBA世界スーパーミドル級王者フランク・ライルズ氏も「冷静に戦う姿勢が出て、やっと選手として成長してきた」と衰えを否定する。
「大阪人は損得勘定が激しい。目の肥えたお客さんが多いので、来て良かったと思われる試合を見せたい。アッカには全ての部分で上回りたい。終わり良ければすべて良しですから」と武蔵。大みそかは4年連続の参戦。過去3戦全勝だ。最終目標は今年出場を逃したWGPの頂点。タレント撃破で完全復活の階段を駆け上がる。【大池和幸】
[2007年12月30日9時25分 紙面から]
“潘流”人事? 事務総長就任1年 韓国人職員25%増 (1/2ページ)
2008.1.2 19:15
【ニューヨーク=長戸雅子】潘基文氏(前韓国外交通商相)が国連事務総長に就任して2日で1年。同氏の下で、ニューヨークやジュネーブなどの国連事務局に勤務する韓国人職員数が急増、就任前に比べて25%も多くなっていることが分かった。中でも政策決定に直接、関与できる最高幹部クラスの事務次長補(ASG)以上の韓国人職員は2人から、氏自身や平和維持活動(PKO)分野も含めて5人に増えており、“潘流”の採用や登用は国連内で「異例」と受け止められている。
複数の国連公式文書によると、秘書などの事務職やプロジェクトごとの契約職員も含めた韓国人の職員数(1年以上の雇用が対象)は2006年6月末の時点で51人。それが就任後の07年6月末時点で64人に増加した。
中には、気候変動問題特使に任命された韓昇洙・元韓国外交通商相(事務次長=USG)、事務総長特別補佐官の金垣洙氏(ASG)らがいる。金氏をはじめ、06年6月以降に採用された職員のうち数人が事務総長室に配属され、事務総長室スタッフ64人のうち11%に当たる7人の韓国人職員が名簿に載っている。
事務局外では昨年10月に崔英鎮前国連大使がコートジボワールの事務総長特別代表(USG級)に任命されている。その直後、米紙ワシントン・ポストも「韓国人主要ポストに、潘氏は『情実』を否定」という見出しの記事を掲載し、「母国の利益を優先している」といった国連内部や外交官の間の不満を伝えた。
“潘流”人事? 事務総長就任1年 韓国人職員25%増 (2/2ページ)
潘氏はこの記事で「あえて韓国と距離を置こうとしてきた。批判は全く不当」と強く反論。潘氏に近い国連高官も「潘氏は国連内の『縁故主義』を変えようと取り組んでおり、全く公正な人物だ。就任以前から採用が決まっていた韓国人職員も複数おり、批判には根拠がない」と強調する。
だが、ニューヨーク・タイムズ紙記者で国連事務総長に関する著作のあるジェームス・トラウプ氏は「複数の韓国人スタッフが公式にせよ非公式にせよ、潘氏の顧問団になっているのは間違いない事実だ。彼らは勤勉だが秘密主義的とみられており、潘氏が韓国人職員の内側にいる印象を与えている」と指摘する。
前任のアナン氏(1997〜2006年、ガーナ出身)の下では自国出身幹部(ASG以上)は就任前の2人から就任2年後に1人に減少、その前任のガリ氏(1992〜96年、エジプト)の下では2人から2人へと横ばい、さらにその前のデクエヤル氏(1982〜91年、ペルー)の場合は就任前、就任後8カ月の時点とも、ASG以上の自国出身幹部はいない。
昨年11月には、潘氏の娘婿のインド人国連職員が国連イラク支援派遣団(UNAMI)の官房長に抜擢され、国連職員組合は「親類縁者や友人を頼った求職」を批判する文書を先月、採択した。
ある国連外交筋は「コートジボワール特使は危険な任務で、候補者に次々断られ、元部下で国連のPKO部門で要職を務めた崔氏に依頼した」と説明、別の外交筋も「韓国は分担金(加盟国中11位)に比べ職員数が少なかった。事務総長誕生を生かし増強したわけで、日本も戦略を検討したほうがいい」と提案する。
ちなみに、通常予算の分担金拠出で2位の日本のASG以上の職員は、赤阪清隆広報局長(事務次長、USG)だけだ。
■国連の職階制度 事務総長を筆頭に副事務総長、官房長(以上、1人ずつ)、事務次長(USG)、事務次長補(ASG)が最高幹部クラス。USGとASGは全職員の0・4%。事務局内などに24人ずついる。
マルセイユ、コートジボワール代表FWを獲得 この冬3人目の補強
ランスに所属するコートジボワール代表FWカンガ・アカレが、マルセイユにレンタル移籍することが決まった。シーズン終了後には300〜350万ユーロで買い取れるオプションもついているようだ。
冬の移籍市場で積極的な動きを見せるマルセイユは、早くも3人目の補強に成功した。ボカ・ジュニオルスからクルポビエサを獲得したのに加え、ブルキナファソ代表カボレの入団を決まっている。
アカレは金曜日にチームと合流する予定だ。
2008/01/06-10:36 ドログバが戦列復帰=イングランド・サッカー
【ロンドン5日時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーで、12月に左ひざを手術したコートジボワール代表FWドログバが5日、当地で行われたイングランド協会(FA)カップ3回戦のクイーンズパーク戦の後半途中から出場し、約3週間ぶりに戦列復帰した。ドログバは20日に開幕するアフリカ選手権(ガーナ)に出場する同国代表メンバーにも選出されている。 (了)
2008/01/06 3:27
ドログバ、コートジボワール代表入り アフリカ・ネーションズ・カップへ
コートジボワール代表を指揮するウリ・シュティーリケ監督が、アフリカ・ネーションズ・カップに臨む代表の最終メンバー23人を発表した。
この中にはチェルシーFWディディエ・ドログバも含まれている。同選手は手術後の経過が順調で、1月20日に開幕する大会に参加しても問題ないと判断された。
そのほか、アーセナルからエマヌエル・エブエとコロ・トゥレが選ばれ、スペインからはバルセロナのトゥレ・ヤヤ、セビージャのアルーナ・コネが招集されている。
2008/01/06 21:52
復帰を喜ぶドログバ 自分なしでも戦えると仲間を信頼
チェルシーに所属するFWディディエ・ドログバが、5日のFAカップ3回戦で復帰を果たした。後半途中からの出場だったが、問題なく試合を終えている。
12月に手術を受けた同選手の復帰には注目が集まっていた。1月20日に開幕を迎えるアフリカ・ネーションズ・カップにコートジボワール代表として招集されているからだ。
年末年始の過密日程前に離脱したことは周囲の批判も買ったが、その間のチェルシーは好調だった。6試合で勝ち点13を手にしている。ドログバは復帰の喜びを次のように述べた。
「ケガが回復して良い気分だ。再びピッチに立ち、トレーニングを受けるのはうれしいことだね」
「(チェルシーの結果は)僕が予想したものだ。そうなると思ったから、手術を受けるとクラブやドクターと話し合って決めた。僕なしだって問題なくやると信じていたよ」
コートジボワール代表 ギリ氏の監督就任を発表
* 2008年01月08日 11:12 発信地:アビジャン/コートジボワール
【1月8日 AFP】コートジボワール・サッカー協会(Ivorian FOOTBALL Federation、FIF)は7日、20日から開幕する2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会に向けて、ウーリッヒ・シュティーリケ(Ulrich Stielike)監督を解任し、後任にジェラルド・ギリ(Gerard Gili)氏の就任を発表した。ギリ氏はかつてフランス・リーグ1のボルドー(Bordeaux)やオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)などを指揮した経歴を持っている。
アフリカ・ネイションズカップ開幕を直前に控える中、土壇場で出された結論はシュティーリケ前監督の息子が危篤状態に陥ったためで、コートジボワールサッカー協会によると、シュティーリケ前監督には代表チームを率いる気力が残っていないという。
ギリ氏は2004年からコートジボワールサッカーと関係を持ち、2006年11月からは北京五輪を目指す同国ユースチームの監督を務めていた。またギリ氏は準優勝に輝いた2006年のアフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup)ではアシスタントコーチを務めていた。(c)AFP
サッカー=チェルシー、アネルカにオファー提示
2008年 01月 8日 10:38 JST
[ロンドン 7日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアリーグのチェルシーが、ボルトンのFWニコラ・アネルカの獲得に乗り出したことが明らかになった。
チェルシーは7日、クラブのウェブサイト上で、「われわれはニコラ・アネルカの移籍のため正式なオファーを提示した。ボルトン側とも話し合いを行っている」とコメント。
チェルシーは、FWのディディエ・ドログバが20日から始まるアフリカ・ネーションズカップのためコートジボワール代表と合流するが、アブラム・グラント監督はドログバの代わりとなる選手を探していた。
ファン・ペルシー トッテナム戦で戦列復帰へ
* 2008年01月09日 12:14 発信地:ロンドン/英国
【1月9日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するオランダ代表のロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)が、現地9日に行われるカーリング杯2007-08(Carling Cup 2007-08)準決勝のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で戦列に復帰する見込みであることが明らかとなった。
また、同試合には肩の故障により6日に行われたFAカップ2007-08(FA Cup 2007-08)3回戦のバーンリー(Burnley)戦を欠場したテオ・ウォルコット(Theo Walcott)もメンバー入りするものと見られている。しかし、20日から開幕する2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会に向け代表に招集されているコートジボワール代表のコロ・トゥーレ(Kolo Toure)とエマヌエル・エブエ(Emmanuel Eboue)、カメルーン代表のアレクサンドル・ソング(Alexandre Song)はトッテナム戦の欠場が決定している。(c)AFP
チェルシーがFWアネルカ獲得
サッカーのイングランド・プレミアリーグのチェルシーは11日、ボルトンからフランス代表FWアネルカを獲得したと発表した。
英BBC放送(電子版)によると移籍金は、1500万ポンド(約32億9000万円)で契約期間は4年半。コートジボワール代表FWドログバがアフリカ選手権のため戦列を離れているチェルシーは、当初1200万ポンド(約26億3000万円)で獲得を申し出たが、断られていた。
サッカー=ボルトンのアネルカ、チェルシーへ移籍
2008年 01月 12日 11:49 JST
[ロンドン 11日 ロイター] サッカー、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは11日、ボルトンのフランス代表FWニコラ・アネルカ(28)を1500万ポンド(約32億円)の移籍金で獲得したと発表した。
スカイスポーツの報道によれば、契約期間は4年半。アネルカは今後、手続きが11日に完了した場合は12日のトッテナム戦でチェルシーデビューを飾る予定。
チェルシーは所属するFW3人が代表試合への招集やけがなどで戦列から離れており、フォワードの補強が急務とされていた。コートジボワール代表のFWドログバとカルーはアフリカ選手権に出場予定、アンドリー・シェフチェンコは足首を負傷している。
今季ボルトンで11ゴールを挙げているアネルカは、これまでパリ・サンジェルマン、アーセナル、レアル・マドリード、リバプール、マンチェスター・シティ、フェネルバフチェでプレーしてきたが、その移籍金の総額は6640万ポンド(約142億円)にのぼる。
Reuters 2008 All rights reserved.
松井不発…格下に超痛過ぎる敗戦
【ル・マン0―2ソショー】降格圏内のソショーとの対戦でル・マンは0―2で敗れ、5位から7位に後退した。先発したMF松井は前半38分に惜しいヘディングシュートを放ったが相手GKに阻まれ、後半36分で途中交代した。チームはコートジボワール代表MFロマリクら主力3人をアフリカ選手権で欠いた上、DF2人もケガと出場停止で欠場。選手層の薄さを露呈した。今季終了後にチームとの契約が切れる松井は「いいオファーがあれば考える。今の時点では何ともいえない」と話した。(ル・マン・結城麻里通信員)
[ 2008年01月14日付 紙面記事 ]
アンカー争奪戦にMF3人が火花
日本代表の鹿児島・指宿合宿は17日、3日目を行った。岡田武史監督(51)が重視する、守備のリスクの軽減を一手に引き受けるキーマン「アンカー」候補にMF鈴木啓太(26)、阿部勇樹(26)=ともに浦和、MF橋本英郎(28)=G大阪=らが浮上した。
◇ ◇
強固な碇(いかり)が、世界という大海原に乗り出す岡田丸の航海の鍵を握る。「ボランチの負担が増える?当然。どこかにリスクを置かなきゃいけない」(岡田監督)。超攻撃布陣のキーマンは逆三角形の中盤の底に陣取る1ボランチ。「アンカー(いかり)」と呼ばれる守備職人が、攻撃に多くの人数を割くのと引き換えに増す大役を引き受ける。
この日のフォーメーション練習でアンカーを務めたのはMF鈴木、阿部、橋本の3人。この日は左サイドDFに入ったが、本職はボランチのMF今野、フランクフルトMF稲本も候補となってきそうだ。岡田監督が信頼するに足る心中相手の争奪戦は大激戦となる。
スーパーボランチにのみ任せられる大役だ。11人全員の位置を確認し、臍(へそ)にあたる場所に居続ける繊細なポジショニング、卓越した戦術眼とボール奪取能力、身体能力と運動量、さらには攻撃の起点となるビルドアップ能力も求められる。橋本は「求められる比重が大きくなるのは間違いない。それに応えられるようにしたい」と重責に身を引き締めた。
アンカーの語源は文字通り「碇」。DFラインの前に張り付き、中盤の底でチームを落ち着かせる激務をこなすことから名付けられた。欧州の代表的アンカーは、コートジボワール代表MFトゥーレ(バルセロナ)、ガーナ代表MFエシエン(チェルシー)ら。いずれも当代随一のボランチぞろいだ。
鈴木は「お互いが役割をこなし、その上でみんなの足りないところを補う。基本的なことは大きく変わらない」と岡田式4-3-3を支えることを宣言。岡田ジャパンの大航海を水面下で支えるのはいったいだれか?
2008/01/22-08:55 コートジボワール、初戦勝つ=アフリカ選手権サッカー
【ロンドン21日時事】サッカーのアフリカ選手権第2日は21日、ガーナのアクラなどで1次リーグ3試合が行われ、B組で前回準優勝のコートジボワールがナイジェリアに1−0で競り勝ち、白星スタートを切った。コートジボワールは後半21分、カルーが決勝点を挙げた。マリはベナンを1−0で下した。A組ではモロッコがナミビアに5−1で大勝した。(了)
コートジボワール ナイジェリア降し白星発進
【1月22日 AFP】サッカー、2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会・グループリーグB、ナイジェリアvsコートジボワール。試合はコートジボワールが1-0で勝利し、初戦を白星で飾った。
優勝候補の一角に挙げられているコートジボワールは、後半21分にイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するサロモン・カルー(Salomon Kalou)が個人技でディフェンス陣をかわして決勝点を挙げ、強豪ナイジェリアから勝利を収めた。
チームを勝利に導いたカルーは「マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは素晴らしいことだが、本当に重要なのは我々がチームとしてプレーし勝利したことだ」と試合を振り返っている。(c)AFP
コートジボワール先勝/アフリカ選手権
<アフリカ選手権>◇21日◇ガーナ
B組では優勝候補同士が激突、コートジボワールがナイジェリアに1―0で勝って初戦をものにした。後半21分、FWカルー(チェルシー)がゴール。気温35度の猛暑の中、運動量が低下しながらも逃げ切った。A組では、モロッコはナミビアに5―1で大勝。MFアルーディが、前半28分までにハットトリック達成の離れ業を演じた。
[2008年1月23日9時27分 紙面から]
2008/01/24 19:57
ヤヤ・トゥーレ:「マドリーを止めるのは難しい」 「アトレティコに期待したが…」
バルセロナMFヤヤ・トゥーレが「マドリーを止めるのは難しい」と語り、なかなか勝ち点を落とさないライバルとの差を縮めるのは難しいとの見方を示した。
「僕は(先週末のリーグ戦で)アトレティコ・マドリーが手を貸してくれることを望んでいた。でも、レアル・マドリーは強かったようだね。彼らを止めるのは困難になりそうだ。僕らは彼ら離されないよう、試合に勝ち続ける必要がある。そして幸運にも、7ポイントの勝ち点差をひっくり返すための試合は十分に残っている」
また、FWロナウジーニョの現状についても問われたが、「ロニーがプレーするかどうかは監督が決めることだ」と、多くを語ることはなかった。
現在、ヤヤ・トゥーレはバルセロナを離れ、コートジボワール代表の一員としてガーナで行われているアフリカネーションズカップに参加している。
コロ・トゥレ、ベナン戦で負傷 コートジボワールはグループ突破
コートジボワール代表は、DFコロ・トゥレが負傷したことで守備に不安を抱えることになった。
25日に行われたアフリカ・ネーションズカップ、コートジボワールはベナンを相手に4−1で快勝した。チームはグループリーグ突破を決めたが、この試合の途中でコロ・トゥレが負傷。担架でピッチをあとにした。
検査結果はまもなく明らかになる見込みだが、チームから不安の声があがっている。
主将を務めるFWドログバは、「どの程度のケガなのかはわからない。みんな心配しているよ」とコメントした。
コロ・トゥレの負傷を心配しているのは、代表チームだけではないだろう。所属クラブであるアーセナルでも主力の1人と考えられる彼が離脱となれば、ヴェンゲル監督も頭を抱えるに違いない。
2008/01/26-09:56 コートジボアールが準々決勝へ=サッカー・アフリカ選手権
【セコンディ(ガーナ)25日AFP=時事】サッカーのアフリカ・ネーションズカップ(アフリカ選手権)は25日、当地でB組の第2戦2試合を行った。コートジボアールがベニンに4−1で快勝、勝ち点を6として2位以内が確定、準々決勝進出の一番乗りとなった。ナイジェリアはマリと0−0で分け、リーグ戦突破が難しくなった。(写真はベニン戦の勝利を喜ぶコートジボアールのドログバ=左=とトゥーレ)
優勝候補コートジボアールと格下のベニンの対戦を地元のメディアは「ミスマッチ」と報じ、コートジボアールの圧勝を予想した。コートジボアールは何度かチャンスを逃したあとの前半40分に、昨年のアフリカ最優秀選手でチェルシー(イングランド)で活躍するドログバが均衡を破った。この後、前半に1点、後半2点を加え危なげなく勝った。ベニンは後半ロスタイムに1点を返すのがやっとだった。
スーパーイーグルの異名を持つナイジェリアがもたついている。第1戦のコートジボアール戦を0−1で落とし、この日もゴールを奪えなかった。第1戦でベニンを1−0で下しているマリが勝ち点4となり、リーグ戦突破へ大きく前進した。
勝ち点1のナイジェリアは、次のベニン戦に勝ってもマリが引き分け以上だとリーグ戦での敗退が決まる。ナイジェリアのオビは「いい試合をしたが、つきに恵まれなかった。まだ何が起こるかは分からない。我々にもチャンスはある」と話している。 〔AFP=時事〕
サッカー=アフリカ・ネーションズ杯、コートジボワールが準々決勝進出
2008年 01月 26日 15:20 JST
[セコンディ 25日 ロイター] サッカーのアフリカ・ネーションズ・カップ(杯)は25日、グループリーグの試合を行い、コートジボワールがベニンに4−1で快勝して勝ち点を6とし、準々決勝進出を決めた。
一方、敗れたベニンは敗退が決まった。
このほか、同大会2度の優勝経験があるナイジェリアは、マリと0−0で引き分けた。
コートジボワール ベナンを降し準々決勝へ一番乗り
* 2008年01月26日 11:13 発信地:セコンディ/ガーナ
【1月26日 AFP】サッカー、2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会・グループリーグB、コートジボワールvsベナン。試合はコートジボワールが4-1でベナンを降し、コートジボワールは準々決勝進出を一番乗りで決めた。
ナイジェリアとのグループリーグ初戦に勝利しているコートジボワールは、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)の大会初ゴールなどでベナンを降し勝ち点を6に伸ばし、準々決勝進出に必要な2位以内を確保した。またライバルのナイジェリアは、マリと引き分け準々決勝進出に僅かな可能性を残した。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2341900/2561338
2008/01/26-10:43 コートジボワールが8強入り=アフリカ選手権サッカー
【ロンドン25日時事】サッカーのアフリカ選手権第6日は25日、ガーナのセコンディで1次リーグB組の2試合が行われ、前回準優勝のコートジボワールはドログバの先制ゴールなどでベナンを4−1で下し、2連勝の勝ち点6で同組2位以上を決め、準々決勝に進んだ。ベナンは2連敗。ナイジェリアはマリと0−0で引き分け、マリが勝ち点4で同組2位、ナイジェリアは同1で3位。
2008/01/26 23:24
ミランとユーヴェがエブエに関心 シッソコ、ドログバとは別にアフリカ・ネーションズカップに注目する両クラブ
ヨーロッパのあらゆるスカウトが、現在ガーナで開催されているアフリカ・ネーションズカップに注目している。もちろん、その中にはイタリア勢も含まれる。まだブレイクしていないタレントを見いだそうとしているクラブもあれば、すでに欧州のクラブでそれぞれ活躍している選手たちの力を確認しようとしているクラブもあるだろう。
チェルシーに所属するコートジボワール代表FWドログバ、リバプールに所属するマリ代表MFシッソコの獲得を考えているミランとユヴェントスも例外ではない。だが、彼らの目的はこの2選手だけではないようだ。
アーセナルに所属するコートジボワール代表DFエブエが、来シーズンの移籍に向けてユーヴェからもミランからもコンタクトがあったことを明かしたのである。同選手は「僕はアーセナルに移籍を願い出たりはしていない。でも、どうなるかは誰にもわからないよ」と語っている。
アーセナルが同選手を手放すとは考えにくい。何かが起こるとすれば、エブエ本人が働きかけた場合だろう。ベンゲル監督は頻繁にDFサニャを優先させており、高いレベルを目指す24歳のエブエは気分を害しているとも言われている。どうやら、ミランとユーヴェはそのメッセージをすでに受け取ったようだが・・・
コートジボワール8強 アフリカ選手権
2008.1.26 11:55
サッカーのアフリカ選手権は25日、ガーナで1次リーグB組の2試合を行い、コートジボワールがベナンを4−1で下して2連勝で勝ち点を6とし、1試合を残して準々決勝進出を決めた。
マリとナイジェリアは0−0で引き分けた。マリは勝ち点4で2位。ナイジェリアは同1で3位。(共同)
ドログバ口火弾で決勝T一番乗り
アフリカ選手権1次リーグB組の2試合が25日に行われ、コートジボワールがベナンを4―1で下し、2連勝で同組2位以上が確定。決勝トーナメント一番乗りを決めた。優勝2度のナイジェリアはマリと0―0で引き分けて勝ち点1の3位にとどまり、1次リーグ敗退の危機を迎えた。
コートジボワールは優勝候補らしく格下ベナンに快勝して8強入り。前半40分にFWドログバが先制点を決めると効果的に加点し、守っても後半ロスタイムの1失点に抑えた。大量点の口火を切ったドログバは「連勝スタートで最高」と満足げ。もっとも前半終了間際に守備の要であるK・トゥーレが股関節を痛め、担架で運び出されるアクシデント。ジリ監督は「負傷の程度は不明だが、早く戻ってほしい」と1次リーグ突破にも複雑な表情だった。
[ 2008年01月27日付 紙面記事 ]
コートジボワール決勝T/アフリカ選手権
<アフリカ選手権>◇25日◇1次リーグB組◇ガーナ◇2試合
アフリカ選手権1次リーグB組が行われ、優勝候補コートジボワールがベナンを4―1で下し、1試合を残して準々決勝進出を決めた。前半40分にFWドログバが先制すると、Y・トゥーレ、ケイタ、ディンダンのゴールで4点リード。ベナンの反撃をロスタイムの1点に封じ、余裕の2連勝となった。ナイジェリアはマリと0―0で引き分け、2試合で勝ち点1。1次リーグ敗退のピンチに陥った。
[2008年1月27日8時51分 紙面から]
2008/01/29 21:33
トゥーレ:「マドリーを捕えることは可能だ」 「でも、まずはアフリカネーションズカップに集中する」
バルセロナMFトゥーレ・ヤヤがレアル・マドリーとの間にある9ポイントの勝ち点差を縮めることは可能だと主張している。しかし、今はコートジボワール代表の一員として参加しているアフリカ・ネーションズカップに集中したいと考えているようだ。
「バルセロナは素晴らしいチームであり、僕らは自分たちに何ができるかを考えなければならない。9ポイントの勝ち点差を縮めるのは簡単ではないが、僕らは逆転することができるはずだ。ただ、そのためには勝ち続ける必要がある。マドリーは本当に強いチームだからね」
「今はバルサのことを考えるのが難しい状況にある。バルセロナの現状は理解しているし、すぐにでも戻りたいと思っているよ。しかし、まずは代表の一員として、アフリカ・ネーションズカップでベストを尽くすことに集中しなければならない」
コートジボワール代表はグループリーグで2連勝を飾り、決勝トーナメントへの進出を決めているが、トゥーレは大会のレベルが年々上がっていると感じているようだ。「チームの現状には満足しているよ。ただ、この大会でプレーするのは難しいことなんだ。多くの選手がヨーロッパのクラブでプレーしていて、レベルは年々上がっている。常にベストを尽くす必要があるんだ」
コロ・トゥレ:「簡単に戻れるとは思ってない」 アフリカ・ネーションズカップの疲れが心配
コートジボワール代表としてアフリカ・ネーションズカップに参加しているアーセナルDFコロ・トゥレは、大会で勝ち進むことがクラブにとってプラスではないと考えている。
3日にはギニアとの準々決勝が行われるが、この試合で勝利を収めればさらに2試合を戦うことが決まる。コロ・トゥレは以下のように語った。
「僕らが決勝、または3位決定戦に進めば、僕は18日で5試合を戦うことになる。これは、ロンドンに戻る際の不安材料になるね」
「これからのラウンドは延長戦にもつれる可能性もあるし、とても暑い。チームはプレミアリーグの上位を走っており、CLとFAカップも戦っている」
「帰ったら、再びポジションを得るためにがんばらないといけないね。自分の国のために短期間で多くの試合をこなしているから、簡単に戻れるとは思っていないよ」
2008/02/04-09:33 コートジボワール、ガーナ4強=アフリカ選手権サッカー
【ロンドン3日時事】サッカーのアフリカ選手権は3日、ガーナのアクラなどで準々決勝2試合を行い、前回準優勝のコートジボワールと地元ガーナが準決勝に進んだ。
コートジボワールはともにチェルシー(イングランド)でプレーするドログバのゴールやカルーの2得点などでギニアに5−0で大勝。ガーナは退場者を出して10人になりながら、ナイジェリアに2−1で逆転勝利した。 (了)
コートジボワール ギニアから5点を奪い準決勝へ
* 2008年02月04日 10:34 発信地:セコンディ/ガーナ
【2月4日 AFP】サッカー、2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会・準々決勝、コートジボワールvsギニア。試合はコートジボワールが5-0で快勝し、準決勝進出を決めた。
「エレファント」の愛称で呼ばれるコートジボワールは、アブドゥルカデル・ケイタ(Abdulkader Keita)のゴールで前半を1-0で折り返すと、後半にはディディエ・ドログバ(Didier Drogba)、サロモン・カルー(Salomon Kalou)の2得点、バカリ・コーネ(Baky Kone)のゴールで大会最大得点差タイの5点差をつけて完勝した。
1970年のスーダン大会のグループリーグでエチオピアに6-1で勝利しこれまでの大会最大得点差記録を持っていたコートジボワールは、ギニアとの力の差は歴然としていたものの予想だにしなかった大差で4強入りを決めている。
2大会連続の決勝進出を目指すコートジボワールは、準決勝で前回王者のエジプトとアンゴラの勝者と対戦する。(c)AFP/Andrew Thompson
サッカー=アフリカ・ネーションズ杯、コートジボワールが4強入り
2008年 02月 4日 11:46 JST
[セコンディ 3日 ロイター] サッカーのアフリカ・ネーションズ杯は3日、準々決勝の2試合を行い、コートジボワールが5―0でギニアに大勝し、4強入りを決めた。
また、ガーナは主将のメンサーが途中退場して数的不利に陥るものの、ナイジェリアに2―1で競り勝ち、準決勝進出を決めた。
2008/02/05-08:45 表彰式欠席理由にドログバ落選=サッカー・アフリカ最優秀選手
【ロンドン4日時事】サッカーのコートジボワール代表の広報担当は4日、ロイター通信に対し、1日に発表された2007年アフリカ年間最優秀選手に選出されることになっていた同国代表のFWドログバ(チェルシー)が、表彰式欠席を理由に落選したことを明らかにした。同最優秀選手はマリ代表FWカヌーテ(セビリア)が欧州生まれ選手として初めて受賞している。
表彰式はトーゴで行われたが、ガーナで開催中のアフリカ選手権に出場しているドログバはチームを離れて出席することを拒否。これに対し、アフリカ連盟(CAF)が1月31日夜、欠席した場合の受賞者の変更を通知してきたという。同広報担当は、「CAFの信用は失墜した。ドログバは08年の表彰候補になりたくないと言っている」と話した。
同最優秀選手はCAF加盟53協会の代表チーム監督の投票で決まり、ドログバは一昨年受賞していた。(了)
アフリカ最優秀選手、実はドログバだった
2008年02月05日07時13分 / 提供:欧州通信
アフリカ・サッカー連盟(CAF)が1日、2007年のアフリカ年間最優秀選手にマリのフレデリック・カヌーテ(セビージャ)を選出したと発表したが、本当に選ばれたのはコートジボワールのディディエ・ドログバ(チェルシー)だったことがわかった。レキップ紙が3日に報じ、翌4日にはドログバ本人が事実を認めている。
ドログバは、1日午後にCAFの幹部から電話を受け、トーゴのロメで開かれる授賞式に出席するよう求められた。2日後にはアフリカ・ネーションズカップ(AN杯)準々決勝(ギニア戦)を控えるというタイミング。AN杯開催国のガーナとトーゴは隣同士だが、試合の行われるセコンディからロメまでは約 400kmの距離がある。ドログバは、チームのことを考え出席を断った。前日にはシュティーリケ前監督の息子が亡くなっており、喪に服す気持ちもあったという。
するとCAF幹部は、「出席しないなら、投票で2位だったカヌーテが受賞することになる」とドログバに伝えた。妻が代理で受け取るとの提案も認められなかった。それでもドログバの気持ちは変わらず、受賞をあきらめてチームメイトのもとに留まることを決めた。「難しい決断だった。このタイトルに非常に敬意を払っているし、昨年受賞したときはとても誇りに思ったから」と悔しさを覗かせている。
事実を打ち明けたドログバだが、代わりに受賞したカヌーテの気持ちを考えると、話しづらかったという。ドログバは、「遅かれ早かれ、彼は受賞することになったはずだ。今回の出来事があったからといって、彼の価値を下げることにはならない」と付け加えている。
2008/02/08-10:02 CAF、ドログバの主張認める=アフリカ最優秀選手選考で
【ロンドン7日時事】AFP通信によると、アフリカ・サッカー連盟(CAF)は7日、表彰式欠席を理由にコートジボワール代表FWドログバ(チェルシー)の2007年アフリカ年間最優秀選手への選出を取りやめたことを認めた。ドログバが内幕を暴露したことに対し、CAFは当初否定していた。
表彰式は1日にトーゴで行われたが、ガーナで開催中のアフリカ選手権に出場していたドログバが、ギニアとの準々決勝を2日後に控えていたことから欠席を通知したため、CAFはマリ代表FWカヌーテ(セビリア)を繰り上げで選出した。CAFは「表彰式に出席しなければ、いかなる選手も表彰対象にはならない」との見解を示した。
アフリカ最優秀選手はCAF加盟53協会の代表チームの監督投票で選考される。(了)
トゥレ・ヤヤ:「ドログバは僕とプレーしたがっている」 アフリカ・ネーションズカップ中に相談
バルセロナに所属するMFトゥレ・ヤヤが、チェルシーFWディディエ・ドログバの背中を押している。コートジボワール代表としてアフリカ・ネーションズカップを戦っている間、2人はバルセロナについて話をしていたようだ。
トゥレがドログバとの会話を明かしている。
「ディディエ・ドログバは僕の国でとても重要な選手だ。でも、彼を得るためには多くのお金が必要だね。バルサでプレーすることにすごく興味があるようだ。僕たちはビッグクラブで、偉大な選手をそろえているよ」
「ドログバは僕と一緒にプレーしたいと言ってきた。ただ、エトー、メッシ、アンリがいるから簡単じゃないこともわかっているみたいだね」
07年の安保理は低調? 決議・声明が3割減に
2008.2.15 09:32
【ニューヨーク=長戸雅子】2007年に国連安全保障理事会が出した決議・議長声明は106件で06年(146件)より40件少なかったことが安保理の活動をウオッチしている非営利組織「セキュリティ・カウンシル・リポート(SCR)」の分析で分かった。これについて、安保理筋は「コソボ問題やイラン制裁問題などでロシアの抵抗が目立ったことも一因」と指摘している。
2003年からの過去5年の安保理の決議・議長声明数の年間平均は118・8件で07年がとくに少なかったわけではない。むしろ、SRCは「07年も安保理は活動的だったがコソボ問題など結果に結びつかない協議が多かった」としたうえで、決議数などの減少の肯定的要因として、安保理が関心を向けている北朝鮮、ハイチ、コートジボワールやコンゴ民主共和国(旧ザイール、DRC)の状況が前年に比べて改善したことを挙げる。
その一方で、SCRは「安保理内の不安定な政治力学」が影響し、人権状況が懸念されるミャンマーやセルビアからの独立を目指すコソボに関する決議案交渉が頓挫したという否定的要因にも言及。さらに、07年は安保理内で、決議案や声明の起草を多く手がけている英仏両国の政権交代があったことなども挙げている。
このうえで、ある安保理筋は「コソボ決議案の失敗も対イラン制裁決議の採択まで数カ月かかったのもロシアの抵抗が主因。イラク問題を抱える米国の影響力の低下に伴い、協議ではロシアの強気が目立ち、安保理がまとまりにくくなっているのは事実」と指摘している。 関連トピックス
トットナムがチェルシー破り9季ぶりV!英カーリング杯
イングランドプレミアリーグ・トットナムが24日、カーリング杯決勝でチェルシーに2−1逆転勝ち、9季ぶり4度目の優勝。前半39分に相手のコートジボワールFWドログバに先制ゴールを許したが、後半25分にPKで同点に追いつくと、同ロスタイムにDFウッドゲートが劇的な決勝ヘッド。ウッドゲートは「チェルシーの方が上と見られていただろうが、おれたちがベストチームだ」と胸を張った。
工藤夕貴、19年ぶりにジャームッシュとタッグ
“The Limits of Control”スペインで撮影中
2008/02/26
工藤夕貴が、ジム・ジャームッシュ監督の新作“The Limits of Control”(仮題)に出演することになった。1989年『ミステリー・トレイン』(89)以来、19年ぶりにコンビを組むことになる。
本作は、現代のスペインを舞台に、違法な仕事をしていた過去を持つ謎めいた一匹狼の物語。撮影はスペインのマドリードで行われており、工藤の役柄は未定だが、2月11日から参加している。
主演は、『コーヒー&シガレッツ』などジャームッシュ作品4作目となるイザアック・ド・バンコレ。コートジボワール出身で、パリで発掘されたド・バンコレは、公開中の『潜水服は蝶の夢を見る』にも出演している。
ほかにガエル・ガルシア・ベルナル、ビル・マーレイ、ジョン・ハート、そしてアカデミー賞助演女優賞を受賞したばかりのティルダ・スウィントンらが共演。製作はユニバーサルの子会社であるフォーカス・フィーチャーズ。
また、オランダの配給会社A-Filmが、本作のベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)での配給権を取得した。アムステルダムに拠点を置く同社は、ほかに2008年サンダンス国際映画祭のドラマ部門でグランプリ(審査員大賞)に輝いた“Frozen River”、オリヴィエ・アサイヤスの新作“L’Heure d’ete”の2作品のベネルクスでの配給権も得た。“L’Heure d’ete”は、過去と折り合いをつける家族の物語で、3月からガリアで撮影がスタートする。出演は、ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエほか。
ヒデ銀河系軍監督にモウリーニョ!?…6・7エコマッチ
幅広い人脈を生かし、世界中のスーパースターを集めて、中田氏は環境問題を訴える
引退した元日本代表MFの中田英寿氏(31)が計画中のエキシビションマッチ(6月7日・横浜予定)が、前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏(45)=ポルトガル=に参加要請していることが27日、分かった。若き世界的知将にとって“初来日”となる。欧州選手権(6月7〜 29日、オーストリア・スイス共催)に参加しない各国のスーパースターにも、続々と出場を打診。ヒデ自らが“銀河系軍団”招へいに動き出した。
“エコマッチ”は世界中を旅している中田氏が、環境問題を広く訴えることをテーマに計画中。日本、イタリア、イングランドでプレーした同氏が、現役中に試合やプライベートでつくった人脈を生かし、自ら参加要請に動き出した。
中でも注目はモウリーニョ氏だ。FCポルト(ポルトガル)で2003〜 04年シーズンに欧州チャンピオンズリーグを制覇。そのままチェルシー(イングランド)に引き抜かれたため、同年12月のトヨタ杯で来日して指揮することはなかったが、チェルシーでもプレミアリーグを連覇するなど世界トップクラスの名将。昨年9月にオーナーとの確執から解任されたが、その後はイングランド代表監督のオファーも受けた。挑発的な発言でも有名で、公の場に出ることも少ないだけに、横浜で「世界選抜」の指揮を執れば、貴重な機会になる。
監督に負けず劣らず、選手の方はサッカーファンならずとも知れ渡る有名人ばかり。昨年6月に主催チャリティーマッチに中田氏が参加したつながりで、元ポルトガル代表のMFフィーゴ(インテル)。現役時代から親交の深い元イタリア代表FWデルピエロ(ユベントス)や、同じく親しいウクライナ代表FWシェフチェンコ(チェルシー)にオファーを出す。
欧州選手権に出ない国の選手は日程的に参加可能で、イングランド代表主将MFジェラード(リバプール)や元イタリア代表DFマルディーニ、ブラジル代表DFカフー(ともにACミラン)、アフリカからはコートジボワール代表ドログバ(チェルシー)ら、07〜 08年シーズンを5月に戦い終える各大陸の現役代表も、候補に名が挙がっているという。
対戦相手は中田氏をはじめとする、引退した日本代表OBチームとなるが、“ミックスチーム”を結成して試合を行う可能性も。また、試合予定の6月7日夜には日本代表のW杯アジア3次予選・オマーン戦(アウェー)があるが、時間がかぶらないように昼間に行うことにしているという。「エコマッチ」のほかにも、環境問題を世界中で考えてもらおうと、さまざまな活動を計画する中田氏。地球のために多くのファンの“協力”を得るべく、築いた人脈を最大限に活用してドリームマッチを提供しようとしている。
◆年俸は超高額5人で38億円 ○…エコマッチへの出場に期待がかかるスーパースターたちは、FWシェフチェンコの約13億円を筆頭に、高額年俸選手が名を連ねる。MFジェラードが約10億円、FWデルピエロは約6億5000万円、FWフィーゴが約6億円と続く。今季限りで引退する39歳のDFマルディーニは、3億円とやや低めだが、5人の年俸だけでも計38億5000万円となる。
(2008年2月28日06時01分 スポーツ報知)
2008/02/29 7:24
ゾコラ:「どんなチームにも勝てる」 カーリングカップ優勝で自信を掴む
先週末、トッテナムはチェルシーをくだし、カーリングカップ制覇を成し遂げた。この試合で素晴らしい活躍を披露したコートジボワール代表MFディディエ・ゾコラは、優勝を飛躍のキッカケにしたいと考えているようだ。
「僕らは勝利を喜んでいるよ。いい試合をしたのは僕らだったね。あまりピンチはなかった。チェルシーは守備に張り付いていたのに先制してラッキーだったと思う。(代表での)相棒ドログバがフリーキックでゴールを奪うまで、(GK)ロビンソンの出番はほとんどなかった」
「僕個人としては、スパーズのためにした最高のパフォーマンスの1つだったと思う。世界最高のスタジアムでプレーできてうれしかったよ。ウェンブリーで戦うことをいつだって夢見てきたんだ」
「今シーズン、もう1つのカップを掲げられたらいいね。そして、チャンピオンズリーグに出場したい。3週間くらい前、僕たちはマンチェスター・ユナイテッドに勝った。昨季のチャンピオンを倒したんだよ。どんなチームにだって勝つことができるさ」
コートジボワールの記者、初の両会取材
アフリカのコートジボワールの記者が2日、北京梅地亜(メディア)センターに設けられた両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議) プレスセンターで、新華社の取材を受けた。コートジボワールの記者が両会の取材に中国を訪れるのはこれが初めてという。(編集MA)
「人民網日本語版」 2008年03月03日
サッカー=アーセナルのファンペルシ、ACミラン戦で復帰へ
2008年 03月 4日 08:50 JST
[ロンドン 3日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルは3日、負傷欠場していたオランダ代表FWロビン・ファンペルシが、4日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のACミランとの第2戦に復帰することを明らかにした。クラブの公式ウェブサイト(www.arsenal.com)で発表した。
ファンペルシは太もも負傷により今年1月から戦列を離れていた。
一方、同じく太ももの負傷で欠場しているコートジボワール代表DFコロ・トゥーレの復帰も期待されたが、こちらは見送られる形となった。
海外サッカー情報
★ファエがマラリア感染
イングランドプレミアリーグ・レディングのコートジボワール代表MFエメルス・ファエ(24)がマラリアに感染したことが5日、分かった。1日のプレミアリーグ・ミドルスブラ戦の遠征メンバーに入っていたが、体調不良を訴えて欠場。精密検査の結果、判明した。さきのアフリカ選手権中に感染したものとみられる。現在は自宅で静養中で、順調に回復しているという。
バーンズリー チェルシーを破り準決勝進出
* 2008年03月09日 09:04 発信地:バーンズリー/英国
【3月9日 AFP】サッカー、イングランド・FAカップ2007-08(FA Cup 2007-08)・準々決勝、バーンズリー(Barnsley)vsチェルシー(Chelsea)。試合はバーンズリーが1-0で前回王者のチェルシーを破り、準決勝進出を決めた。
5回戦でリバプール(Liverpool FC)を破り勝ち上がってきたバーンズリーは、カヨデ・オデジャイ(Kayode Odejayi)のゴールでチェルシーから勝利を収め、FA杯制覇を成し遂げた1912年以降では初のベスト4入りを果たした。
試合後、バーンズリーのサイモン・デイヴィー(Simon Davey)監督は「信じられない。誰もが我々がアンフィールド(Anfield)で見せたことをもう一度再現するなんて思ってもいなかっただろう」と喜びを語った。
一方、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とフランク・ランパード(Frank Lampard)を温存したことで、自身の去就に悪影響をもたらしかねない結果を招いてしまったチェルシーのアブラハム・グラント(Avram Grant)監督は、「私が指揮を執って以来、最悪な結果に終わった。我々は残されているリーグ戦と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)のために前を向かなくてはならない」とコメントを残した。(c)AFP
鹿島 9発快勝!田代が口火弾
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)が12日に開幕し、1次リーグ初戦で昨季J王者の鹿島がクルンタイ銀行(タイ)に9―1と圧勝。前半16分の日本代表FW田代有三(25)の先制弾を皮切りにアウェーで大量点を挙げた。一方、G大阪はホームでチョンブリ(タイ)に1―1の引き分け。試合終了間際にFWルーカス(29)のゴールで追いつく苦しいスタートとなった。 【ACL】
大量得点の口火を切ったのは“必勝神話”を持つ男の右足だった。前半16分、DF大岩のスルーパスにオフサイドぎりぎりで飛び出したFW田代は胸でワントラップすると、素早い反転から右足でシュートを決めた。代表戦も含め、今季6試合目での初得点に「運が良かった。オフサイドだと思ったけど、落ち着いて決めることができた」と自然と笑みがこぼれた。
田代が決めた試合は負けない。これまでゴールを決めた試合は19戦無敗。その神話は、ピッチレベルの気温が43・7度を記録したしゃく熱の地でも崩れなかった。田代の先制点で波に乗ったチームは攻撃陣が大爆発。クラブの国際大会最多記録を更新する1試合9得点に、オリヴェイラ監督も「得失点差が大きく響く大会。今後の展開を左右する、いいスタートを切れた」と納得の表情だ。
チーム全体がACL初戦に懸けていた。事前にスタッフを現地へ派遣。試合会場の人工芝の質はもちろん、食事事情なども徹底調査した。辛さが苦手なブラジル人用にブラジル料理のフェジョン(豆の煮込み)や、ふりかけなども持ち込んだ。筋肉の収縮を活性化するための振動マシン「パワープレート」も持ち込んだが、空港で重さ90キロ近くあるマシンの積み降ろしにスタッフ6人を擁したため、選手たちがその他の用具などを運ぶなどチームが一丸となっていた。MF青木も「日本で人工芝対策をやったり、スタッフ、監督、選手、全員で勝ち取った勝利」と誇らしげに話した。
ACLは過去4度出場(前身のアジアクラブ選手権を含む)して最高成績はベスト8。悲願の初優勝へ最高のスタートとなった。それでも指揮官は「厳しい戦いはまだまだ続く。優勝を宣言するのはまだ早い」と表情を引き締めていた。
<クルンタイ銀行 2人が熱中症に>後半19分、コートジボワール人のFWコネがCKから頭で1点を返すのが精いっぱい。暑さに強いはずが、逆に2人が熱中症で試合後に担架で運ばれる一幕もあり、ブドサバコム監督は「大きな力の差と経験の違いが出た試合だった」と話した。それでも「相手のホームゲームまでに鍛え直したい」と5月7日のカシマスタジアムでの一戦でリベンジを誓った。
[ 2008年03月13日付 紙面記事 ]
バルサのトゥーレがヘルニアで離脱
バルセロナ(スペイン)のコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが、椎間板ヘルニアのため戦列を離れることになった。
トゥーレは2月から腰を痛めていたが、ラファエル・マルケスが離脱しているため試合には強行出場。ケガの状態が悪化してしまった。手術の必要はなし。離脱期間は未定という。
ザンブロッタの後継者候補にエブエが浮上 バルサの条件を満たす新たな候補
バルセロナに所属するDFジャンルカ・ザンブロッタは、シーズン終了後のイタリア復帰が濃厚と見られている。そこでバルセロナは、同選手の後継者を探している可能性が高い。
セビージャのダニエウ・アウベス、バイエルンのフィリップ・ラームなどの名前がこれまでに伝えられてきたが、新たにアーセナルのエマヌエル・エブエがこの噂に加わった。
バルサの首脳陣がエブエに興味を持っていると伝えたカタルーニャの『TV3』は、同選手の特集を組んでいる。バルセロナはポスト・ザンブロッタの条件として、「国際経験が豊富」、「攻撃的なサイドバック」、「EU圏内として扱える」という項目を挙げているようだ。コートジボワール代表のエブエだが、ベルギー国籍を持っているため、3つすべての条件を満たしていることになる。
現段階では選択肢の1つ程度であるが、ダニエウ・アウベスの獲得が困難を極めるであろうことは容易に想像がつく。そのため、この先エブエの名前が頻繁に報じられる可能性は高そうだ。
<ハンドボール>韓国女子、北京行き明るい見通し
北京五輪進出に向けて再試合を行う韓国女子ハンドボール代表チームがCリーグに編成された。
大韓ハンドボール協会は22日「国際ハンドボール連盟(IHF)最終予選リーグ編成の結果、フランス、コートジボアール、コンゴとともにCリーグに決まった。28日から3日間、フランスのニームで予選を行う」と明らかにした。韓国は昨年末の世界選手権大会に第6位で出場し、フランスは世界大会第5位、コートジボアールとコンゴはアフリカ予選で第2位、3位で最終予選に進出した。
全12チームが出場する最終予選は4チームずつ3リーグに分かれ、リーグ戦を行って各リーグ1、2位の6チームが北京五輪本戦に出場する。
韓国が所属するCリーグには強敵のフランスがいるが、コートジボアール、コンゴには勝てるものと予想されており、北京五輪行きのチケットがかかったリーグ内での2位達成はそれほど難しくないという分析だ。
昨年の世界選手権大会に出場できなかったコートジボアールは、05年の大会でも24チーム中21位、コンゴも昨年の世界大会で17位に終わっている。
Aリーグは世界選手権大会3位のドイツと9位のクロアチア、ヨーロッパ予選第2位のスウェーデン、米国予選第2位のキューバ、Bリーグは世界大会第4位のルーマニア、8位のハンガリー、アジア予選第2位の日本、ヨーロッパ予選第3位のポーランドで構成されている。
中央日報 Joins.com
2008.03.23 11:40:36
チェルシー ドログバの活躍でアーセナルを降し2位に浮上
* 2008年03月24日 09:05 発信地:ロンドン/英国
【3月24日 AFP】サッカー、07-08イングランド・プレミアリーグ・第31節、チェルシー(Chelsea)vsアーセナル(Arsenal)。試合はチェルシーが2-1でアーセナルを降し、チェルシーは勝ち点を68に伸ばし2位に浮上した。
チェルシーのディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が、2得点の活躍でチームを勝利に導き、チームを優勝争いに踏みとどまらせた。
後半14分にアーセナルのバガリー・サニャ(Bakari Sagna)に先制ゴールを許し、優勝争いから脱落しかけたチェルシーだが、ドログバが後半28分に同点ゴール、同37分に逆転ゴールを決めてアーセナルに競り勝った。
チェルシーはこの日の勝利で、勝ち点を首位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から5差の68とし、同67のアーセナルを抜いて2位に浮上した。(c)AFP
2008/03/31-00:58 韓国が五輪出場=ハンド女子
【ブカレスト30日時事】ハンドボールの北京五輪女子世界最終予選3組は30日、フランスのニームで行われ、韓国がコートジボワールを38−21で下し、7大会連続の五輪出場を決めた。2勝1分けとし、出場権が与えられる2位以内を確保した。
韓国は中東などに偏った審判判定で異例のやり直しとなった1月のアジア予選で日本を下したが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が再予選を無効としたため、急きょ最終予選に出場することになった。 (了)
【キリンカップサッカー2008 〜ALL FOR 2010!〜】日本代表、5月にコートジボワールとパラグアイを迎え撃つ! [ JFA ]
日本サッカー協会は3日、JFAハウスにて、キリンカップサッカー2008 〜ALL FOR 2010!〜の記者発表会を行いました。
記者発表会では、5月に開催されるキリンカップサッカー2008 〜ALL FOR 2010!〜の大会概要が発表され、同大会で日本代表は24日にコートジボワール代表(@愛知・豊田スタジアム)、27日にはパラグアイ代表(@埼玉・埼玉スタジアム2002)と対戦することになりました。
■キリンカップサッカー2008 〜ALL FOR 2010!〜
<第2戦>
日時: 5月24日(土) 19:20キックオフ(予定)
会場: 愛知・豊田スタジアム
対戦: 日本代表 対 コートジボワール代表
※日本代表 対 コートジボワール代表戦の詳細は、JFA公式サイト( http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/games/2008/kc_2008/080524/ )。をご覧ください
<第3戦>
日時: 5月27日(火) 19:20キックオフ(予定)
会場: 埼玉・埼玉スタジアム2002
対戦: 日本代表 対 パラグアイ代表
※日本代表 対 パラグアイ代表戦の詳細は、JFA公式サイト( http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/games/2008/kc_2008/080527/ )。をご覧ください。
【岡田 武史監督記者会見コメント】
「バーレーンでは少し情けない試合をしてしまった。それがなくてもだが、残りの試合は、どんなことがあっても勝たなくてはならない。その前にキリンカップで2試合テストを行うことができる。しかもコートジボワールも、ほぼベストで来てくれるとのことなので、我々にとって非常にやりがいのある試合になるだろう。パラグアイも南米予選で首位を走っているチームだし、毎回組織的な良いチームを作ってくる。ここでいい準備をして、残りの(ワールドカップ3次予選)4試合、どんなことがあっても勝ちたい。今回のキリンカップサッカーでは、非常に良い相手を選んでくれたと思っている」
来日チームの詳細とキリンカップサッカーの歴史はJFA公式サイト( http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/news/080403_07.html )をご覧ください
以上
パラグアイなどと対戦…キリンカップ
日本サッカー協会は3日、コートジボワール、パラグアイ両代表を招き、日本代表と3チーム総当たりで争う国際親善試合のキリンカップを5月22、24、27日に開催すると発表した。6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選4試合に向けた強化試合となる。
日本は5月24日に豊田スタジアムでコートジボワール、27日に埼玉スタジアムでパラグアイと対戦する。22日はニッパツ三ツ沢球技場でコートジボワール-パラグアイを行う。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の36位に対し、コートジボワールは23位、パラグアイは26位。
岡田監督 欧州組フル招集も不安だらけ
日本代表の岡田武史監督(51)が危険な賭けに出る。キリン杯の概要会見が3日、東京・本郷のJFAハウスで行われ、5月24日にコートジボワール、同27日にパラグアイとの対戦が決定。6月のW杯アジア3次予選前の最後の強化試合となるが、岡田監督は初めて欧州組をフル招集するキリン杯2試合でチームづくりを完了させる方針。短期間で欧州組中心の“新チーム”が完成するかどうかーー岡田ジャパンの前途は不安山積だ。
屈辱のバーレーン戦から8日。オシム流からの決別、オレ流のチームづくりを宣言した岡田監督が、頼みの綱として見据えていたのがキリン杯だった。「ここで準備して(W杯アジア3次予選の)4試合を勝っていきたい」。21〜23日には国内組で合宿を予定しているが、チームを本格的に完成させるのは3次予選直前のキリン杯2試合となる。
その中核をなすのが初めて招集する欧州組だ。「代表候補合宿のように、呼んで落とすというわけにはいかない」。招集した選手は起用する方向で、2月のタイ戦からラブコールを送っているセルティックのMF中村、バーレーン戦で起用するはずだったフランクフルトのMF稲本に加え、ル・マンのMF松井、バーゼルのDF中田らも候補になる。「大事なのは戦術よりチームとしての戦い方」。これまでは相手が変わるたびに「接近・展開・連続」「ダブルボランチ」「3バック」と戦術も変えたが、ようやく相手に左右されない“土台づくり”に入る。
ただ、わずか2週間という短期間でのチームづくりはもろ刃の剣でもある。欧州の主なリーグは5月18日までにリーグ戦が終了するが、スコットランドリーグはプレーオフの日程が確定していないため、リーグ戦閉幕が18日以降にずれ込む可能性がある。その場合は中村をキリン杯へ招集できなくなるため、中村はぶっつけ本番での予選突入となる可能性もある。短期間での欧州組中心の“新チーム”づくりは、岡田監督にとっては大きな賭けだ。
「これまでとアプローチの仕方を変えていく。相手がこう持ったらこうやるとか、(選手には)ある程度(指示を)与える」。会見後のスタッフ会議を経て、これまでは選手の自主性を重んじてきた指導方針の転換も口にした。「選手の力を出させてやれなかったのが一番」とバーレーン戦の敗因を振り返った指揮官が、短期間の準備で結果を出せるのか。キリン杯は日本代表の運命を大きく左右することになりそうだ。
[ 2008年04月04日 ]
守備での約束事増やす…W杯予選へ規律重視の“岡田流”テスト
日本サッカー協会は3日、「キリンカップサッカー2008 〜ALL FOR 2010!〜」の大会実施概要を発表。日本代表は5月24日にコートジボワール代表と豊田スタジアムで、同27日にパラグアイ代表と埼玉スタジアムで対戦する。日本代表の岡田武史監督(51)はこの日、「規律重視」の独自色をより強く打ち出すことを明かした。強豪との2試合は、その成果を試す重要な舞台になる。
◇
日本代表 2008年度日程へ
遠慮はしない。する余裕もない。6日前の3月28日に「これからはオレのやり方で」と“脱オシム”を宣言した岡田監督は、日本代表をさらに自分色に塗り上げる。
「6月いっぱいくらいまではこっちから押しつけずにやろうかと思っていたけど、予選は甘くない。バーレーンにさえあんな試合をさせてしまった。守備でいえば、“相手がこう持ったときはこういう形でやる”とか、選手にある程度与える」
就任から4カ月。これまでピッチ上では選手の自主性に任せる“オシム流”を継いできたが、先月26日のW杯アジア3次予選・バーレーン戦(マナマ)で痛恨の0ー1完敗。敗因のひとつを、具体的指示を避けたことと判断した指揮官は、守備での約束事を増やすなどして一層の独自色を打ち出すことを明言した。
ともに最新FIFAランクで日本(36位)の上に立つ強豪と対戦するキリン杯は、6月のW杯予選残り4戦に向けた重要な2戦。だが、岡田監督はここでその後の対戦国を仮想しない。
「非常にいい相手。コートジボワールもパラグアイも、オマーンやタイ、バーレーンと戦い方は全然違うが、今大事なのは相手による戦術よりも、チームの中での戦い方。基本的なもの」。最優先課題は日本自身の「基本的なもの」の形成。そのために岡田流の「規律」を導入する。
岡田監督は横浜Mの監督時代、ピッチ上の「規律」を大切にした守備重視の手堅い戦法でJ1を連覇。オシム前監督が理想とした「美しいサッカー」とは対極でも、W杯予選を勝ち抜くには最善と判断した。
この2戦が「規律」を重視した“新チーム”のスタートになる。まるで一からの出直しだが、オシム色と決別し、自身により大きな責任を課した現監督を信じるしかない。
(須田雅弘)
★岡田監督、本気モード歓迎「非常にやりがいがある」
岡田監督はキリン杯の対戦国を「コートジボワールはほぼベストで来てくれるという。パラグアイは組織的なチームを作ってくる。非常にやりがいがある」。両国とも直後にW杯予選を控え、本気モードでの来日が確実なことを歓迎した。
最新FIFAランク23位のコートジボワールはW杯出場は06年の1度だけだが、FWドログバ(チェルシー)やトゥーレ兄弟ら世界的選手を擁するアフリカの新興国。パラグアイは同26位、W杯出場7度で最高16強。04年アテネ五輪では準優勝。FWサンタクルス(ブラックバーン)がエースで、南アW杯南米予選では、ブラジルらを抑えて首位に立っている。
「海外組も間に合う選手は」と岡田監督が招集を明言する海外組はMF稲本(フランクフルト)ら大半が5月18日までに今季リーグ戦を終了。MF中村俊輔(セルティック)も現時点では同18日が今季最終戦。また、通常は海外勢同士の対戦が第2戦に組み込まれるが、今回日本は第2戦からの登場。日本は24日の初戦から欧州組が出場できることも、チーム強化へ追い風となりそうだ。
■キリン杯
1978年にジャパン杯として初開催し、92年に国際Aマッチに認定されてから3カ国対抗戦に姿を変えた(2002、03年は日本戦のみ開催で順位なし)。日本は92年以降、95〜97、00、01、04、07年と計7度優勝(00年はスロバキアと同率V)。07年はオシム前監督が率いて1勝1分けで優勝。06年ドイツW杯に出場したジーコ体制では、アジア1次予選イヤーの04年はスロバキア、セルビア・モンテネグロに2連勝
★第1戦は5月22日
キリン杯の第1戦は5月22日、コートジボワールーパラグアイ戦がニッパツ三ツ沢球技場で行われる。
★FC東京・赤嶺ら注目
岡田監督は「(視察の報告で)今まで気にしていなかった選手の名前が挙がった。それをオレが重点的に見に行くことになった」と自ら新戦力チェックに動くことを明言。5日はFC東京ー札幌(味スタ)を視察する。「コンサドーレにいい選手がいる」と以前監督を務めた札幌を指名したが、表情は薄笑い。お目当てはFC東京のようで、ナビスコ杯で2得点しているFW赤嶺らに視線を送るとみられる。
【小林達彦アナ】徳島、何とホームでは互角…要警戒だ!
今節の相手は徳島ヴォルティス。Jリーグに加盟して4年目で、過去の成績は9、13、13位と2年連続最下位だ。仙台との対戦成績は昨年が2勝1分け1敗。通算は6勝4分け2敗と仙台にとって相性は悪くない、といいたいところが、気になるデータがある。
何とホーム(ユアスタ)での対戦成績は2勝2敗、得点7、失点8(アウエーは4勝2分け、得点18、失点9)と互角なのだ。その上、今季の徳島は、昨年京都を指揮していた美濃部監督を新監督に迎えてチームを一新。スタートこそ3試合無得点ともたついたが、目下2連勝(湘南に3−2、福岡に3−1)で、最下位から11位に上昇している。
この快進撃の要因は今季、柏から加入したドゥンビア(コートジボワール、20歳)の活躍だ。身長1メートル78、体重74キロのドゥンビアは来日3年目。柏では2年間に計24試合出場したが、ほとんど途中出場だった。今季は開幕から6試合にフル出場。スピード、ドリブルに加え、右足のクロスの正確さは目を見張るものがある。
性格は「練習も試合も100%でやるのは当たり前」という程まじめ。現在、3試合連続得点中だ。来日前の05年には17歳で、コートジボワール・リーグの得点王になっている。得点感覚は抜群にいい。
徳島の戦い方も攻撃になれば全員がドゥンビアを意識、何とかボールを預けようとする。美濃部監督は「だいぶ日本のサッカーになれてきた。開幕時は、試合後半にスタミナが落ちた。だが交代させていたら、いつまでたっても体力がつかないので、若いこともあり、無理やりフル出場させている。今や90分OK、いい選手になってきた」とべた褒めだ。
ドゥンビアへのマークは当然だが、徳島は失点10(J2最多タイ)が示すように守備に穴がある。仙台は失点を防げば結果はついてくるはずだが。
(スポーツアナ、元ニッポン放送アナウンサー)
アフリカの二つの顔 週のはじめに考える
2008年4月27日
アフリカには二つの顔があります。古くからの「貧困」と新たな「成長」です。成長への転換を目指す各国の努力へ日本独自の後押しができませんか。
アフリカ西海岸のコートジボワールは、チョコレートの原料、カカオ豆の世界最大の輸出国です。
同国の密林の村を訪れたカナダ人ジャーナリストが「チョコレートの真実」(キャロル・オフ著、英治出版)の中でカカオ農園で出会った子供たちの姿を描いています。彼らは自分たちが育てた豆から何が作られるのか知りません。チョコレートが何であるのかも。
チョコを知らない子供
「私の国には学校へ向かいながらチョコレートをかじる子供がいて、ここには学校も行けず、生きるために働かなければならない子供がいる」
コートジボワールのカカオ生産はマリなど近隣諸国からの移民労働に支えられてきました。ところが価格低迷で賃金さえ払えなくなり、復活したのが子供の人身売買と奴隷労働だったといいます。
カカオ産業を牛耳っているのは巨大食品企業と腐敗した政府、武装勢力、農園経営者であり、「今も子供たちは狙われ、酷使されている」と著者は告発します。
アフリカは、まだまだ「貧困の大陸」なのでしょうか。けさ(二十七日)の本紙サンデー版の大図解「変わるアフリカ」を見てください。世界で最も貧しく、重い借金を背負っていると世界銀行などが認定した重債務貧困国(二〇〇七年)は、五十三カ国のうち三十三カ国に及んでいます。
チョコレートを作る側と、食べる側との間の深い裂け目。日本との間にもある、よく似た溝の広がりを実感したことがあります。
飢えと内戦で荒廃したソマリアでの取材です。一九九二年暮れ、無政府状態の国に食料と秩序をもたらそうと、米軍など多国籍軍が希望回復作戦を展開しました。
日本の姿が見えぬ援助
痛感したのは、日本という国の「遠さ」「軽さ」です。日本はよく知っています。でもそれは、街を走る車やカメラやパソコンといった日本製品なのです。
よく「中国人」に間違えられました。「いや、日本人だ」と答えると、驚いた表情で言いました。
「立派な車や製品をつくる日本人はアメリカ人とそっくりだと思っていたよ」
日本人を実際に見たことがないのです。当時、ソマリアに対する日本の援助は世界トップ級と聞きました。国連機関などによる食料や医療援助を資金面で支えたのですが、日本の姿は隠れています。
自国の国旗を掲げて支援活動に汗を流す北欧などの非政府組織(NGO)とは対照的でした。カネやモノだけではなく、ヒトの貢献も重要なのです。
ソマリアは無政府状態が続き、イスラム過激派たちのテロの温床にもなっています。地域紛争、飢餓、難民、エイズ、水不足。「貧困」がかつての「暗黒大陸」をもたらしたかのようです。
グローバル化、市場主義経済の陰の部分がアフリカに集中したのです。最近のコメや小麦など穀物価格の急騰も、暴動の多発など深刻な打撃を与え始めています。
一方、時の経過とともにアフリカに明るい変化も生まれました。「成長」です。多くの国が年5%を超す経済成長を遂げました。石油・天然ガス、鉱物資源に恵まれた国が目立ちますが、地域の平和と安定こそが成長に不可欠の条件なのです。
来月、横浜市で開かれる第四回アフリカ開発会議(TICAD)と七月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を世界は注目しています。議長国日本のアフリカ支援策に期待しているからです。
かつて十年連続世界一を誇った政府開発援助(ODA)は財政難を理由に毎年削減され、昨年は五位に転落しました。でも財政事情の厳しさは同じでも欧米諸国はアフリカ支援を拡大しています。
21世紀の外交の試金石
二〇〇一年一月に日本の首相として初めてアフリカを公式訪問した森喜朗氏は「アフリカは二十一世紀日本外交の試金石」であり、「アフリカの平和なくして世界の平和なし」と語りました。
政府としてその決意は今でも変わりないはずです。具体的な貢献策は、自給自足するための農業技術の指導、学校建設など教育、人材育成の手助け、民間投資を促進する道路や橋、水道の整備などたくさんあります。地球規模の気象変動対策と成長の両立という難題にも取り組まねばなりません。
アフリカの全人口のほぼ半数が十四歳未満の子供たちです。明日の地域づくりを担う彼らに、チョコレートの味はもちろんのこと、日本の国や日本人の顔も覚えてほしいものです。
キリン杯メンバー発表 トゥーレら来日へ
日本サッカー協会は19日、国際親善試合キリンカップの日本の対戦国メンバーを発表し、コートジボワール代表21人にアーセナル(イングランド)のDFトゥーレらが入った。チェルシー(イングランド)のFWドログバは外れた。
パラグアイ代表は国内でプレーする選手主体の18人で、ブラックバーン(イングランド)のFWサンタクルスは含まれなかった。
大会は22日にニッパツ三ツ沢球技場でコートジボワール-パラグアイ、24日に豊田スタジアムで日本代表-コートジボワール、27日に埼玉スタジアムで日本代表-パラグアイが行われる。
チェルシー 延長戦の末にリバプールを下し決勝進出
* 2008年05月01日 10:57 発信地:ロンドン/英国
【5月1日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・準決勝、チェルシー(Chelsea)vsリバプール(Liverpool FC)。試合は1-1で前後半を終えて迎えた延長戦を3-2で制したチェルシーが、2試合合計スコア4-3として決勝進出を果たした。
チェルシーはディディエ・ドログバ(Didier Drogba)の2得点を挙げる活躍などで延長戦までもつれた第2戦を制し、クラブ初の決勝進出を決めた。
前半33分にドログバのゴールで先制したチェルシーだったが、後半19分にフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)のゴールでリバプールに同点を許すと、試合は1-1のまま90分を終了。この結果、2試合合計スコアが2-2となったため試合は延長戦に突入した。
迎えた延長前半8分、チェルシーはミヒャエル・バラック(Michael Ballack)がペナルティーエリア内でサミ・ヒーピア(Sami Hyypia)に倒されて得たPKを、母親が亡くなって以降この試合が初めてのプレーとなったフランク・ランパード(Frank Lampard)が決めて勝ち越しに成功すると、続く同15分にドログバがこの日2得点目となるゴールを決めて試合をほぼ決定づけた。
リバプールは延長後半12分にライアン・バベル(Ryan Babel)がロングシュートを決めて1点を返したが、反撃を始めるには時すでに遅かった。
チェルシーは5月21日にモスクワで行われる決勝でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と対戦する。(c)AFP
ココア、国際相場が上昇基調にーー投機資金の再流入で弾み(商品スコープ)
2008/05/01 日本経済新聞 夕刊
ココアの国際相場が上昇基調にある。原油高に連動する形で投機資金の流出が止まり、騰勢に弾みがついた。ただ、主産国の生産回復によって需給は緩和傾向にある。今後も上昇が継続するかは不透明だ。
指標となるロンドン市場の先物(期近)の足元は一トン一四〇〇ポンド台後半。終値ベースで二〇〇二年十月以来、約五年半ぶりの一五〇〇ポンド台乗せが目前に迫っている。大口投資家の参加が多いニューヨーク市場は一トン二八〇〇ドル台で推移しており、三月末の二三二一ドルからは二割以上高い。
相場上昇をけん引しているのは「株式市場などから流入する投機資金」(商社筋)だ。三月下旬にはファンドの手じまい売りによって一二〇〇ポンド台半ばまで落ち込んだが、四月に入るとドル安などを背景に投機資金が商品市場に再流入。原油などと比べて出遅れ感のあったココアにも物色の動きが生じた。
原料であるカカオ豆の需要増加も強材料だ。経済成長による個人所得の増加に伴いロシアや東欧でチョコレートの消費量が拡大。カカオ豆の世界需要は年三%程度伸びているという。
一方、主産国のコートジボワールやガーナで生産量が回復する見通しなのは弱材料だ。〇六ー〇七年度(〇六年十月ー〇七年九月)は十万トン超の供給不足になったとみられるが、今年度は需給の逼迫(ひっぱく)感が緩和される公算が大きい。市場では「需給面からみると現在の相場水準は高い」との見方が一般的となっている。
今後は一五〇〇ポンド突破を契機に利益確定売りが膨らむ可能性もある。ただ、相場水準が低下すれば急騰時に出遅れた実需筋の買いが入りやすい。インデックスファンドの買いが下支えになるとの指摘もあるため、調整局面に入った場合でも下値は限られそうだ。
グラント監督 テリーとドログバのCL決勝出場を確信
* 2008年05月14日 14:09 発信地:ロンドン/英国
【5月14日 AFP】チェルシー(Chelsea)のアブラハム・グラント(Avram Grant)監督は、ジョン・テリー(John Terry)とディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が痛みの障壁を乗り越えて、5月21日に行われるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)決勝でプレーすることを確信している。
5月11日に行われた07-08イングランド・プレミアリーグ最終第38節のボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)戦で、テリーは左ひじを脱臼し吊り包帯をしてスタジアムを後にした。また同試合で左膝を負傷したドログバは、グラント監督が交代枠を使い切っていたため足を引きずりながら試合終了までのプレーを余儀なくされた。
テリーは11日以降は練習をしておらず、21日のモスクワ(Moscow)での対決に向けて痛み止めの注射が必要とされており、グラント監督はドログバに関しても万全な体調に調えられるかどうかは不確かだと認めている。しかしながら、グラント監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「明日(現地14日)の練習を待つ必要があるがジョン・テリーは大丈夫だろうと考えている。そしてディディエ・ドログバについてはどれだけ深刻か分かっていないが、試合でプレーするために出来る事を全てしてくるだろう」と、不思議な力を持つチェルシーのスター選手2人がチャンピオンズリーグ決勝のスターティングメンバーに名を連ねることががほぼ確実であるとした。
リーグ戦では優勝争いに敗れ、ロシアでの戦いでもマンチェスター・ユナイテッドが有利だと語るアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督の発言に対しグラント監督は「どちらのチームにもアドバンテージは無いと思う。今シーズン、我々は彼らと2回対戦しているが2週間前(4月26日)には勝利し、(2007年9月23日に行われた)私の監督就任後初の試合となったオールド・トラフォード(Old Trafford)での試合では負けている。主審はレッドカードを出し、ペナルティーを許し、ゴールを奪われた。何一つ正しい判断は無かった。彼らが我々より優れているとは考えていないし、こういった試合では何でも起こりえる」と反論している。
また、ACミラン(AC Milan)やインテル(Inter Milan)がドログバに興味を示し、フランク・ランパード(Frank Lampard)とペトル・チェフ(Petr Cech)がクラブに退団を求めることも有り得るという報道がされる中で、グラント監督はすぐさま「このような噂話は真実ではない。来シーズンの選手については私とオーナーしか知りえない。サッカー界に身を置いてから、本当に多くの噂話を聞いてきた。彼(ドログバ)はチームを出たいなどと言っていないし、クラブ側が彼を放出したいなどとも言っていない」と噂を否定し、スター選手がシーズンオフに大量離脱することはないとしている。(c)AFP
キリン杯外国勢対決の当日券1000枚販売
日本サッカー協会は20日、22日のキリン杯コートジボワール―パラグアイ戦(ニッパツ三ツ沢球技場)の当日券を販売する、と発表した。22日の午後4時半から、同球技場のバックゴール裏入り口券売所で、枚数は計1000枚。
問い合わせは神奈川県サッカー協会電話0466・45・4545(平日午前10時〜午後5時)まで。
[2008年5月20日20時58分]
初冠戴へチェルシーVs3度目狙うマンU…欧州CL決勝
欧州チャンピオンズリーグ決勝、マンチェスターUVsチェルシーは21日(日本時間22日)、モスクワのルジニキ・スタジアムで開催される。
大会史上初のイングランドプレミアリーグ同士の対決。リーグ連覇を果たしたマンチェスターUは、リーグ戦31得点で得点王に輝いたポルトガル代表MFクリスティアーノ・ロナウド(23)を中心とした圧倒的攻撃力で9季ぶり3度目の優勝を目指す。一方、チェルシーはコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(30)の突破力を中心に初優勝を狙う。
コートジボーワールがドロー発進
<コートジボワール・パラグアイ>前半、攻め込むコートジボワールのエブエ(21)
キリン杯のコートジボワール代表―パラグアイ代表が22日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われた。コートジボワールは後半28分にFWトラオレのゴールで先制したが、パラグアイが32分にFWボガトのゴールで追いつき、引き分けに終わった。コートジボワールは24日、日本代表と豊田スタジアムで対戦する。
コートジボワールはアーセナルのDFエブエが華麗なアシストをマークした。後半28分、カウンターから右サイドを駆け上がり、アーリークロスでトラオレの先制点を生んだ。一方、同じアーセナルのDF、K・トゥーレはベンチ入りしたものの出番なし。ハリルホジッチ監督は「フィジカル面でトラブルがある。W杯予選も控えているのでリスキーなことはしない」と話し、24日の日本戦は欠場する見通しとなった。
2008年05月23日
コートジボワール日本攻略へ自信、パラグアイに引き分け
キリン杯2008(22日、ニッパツ三ツ沢球技場)キリン杯は22日、コートジボワール代表−パラグアイ代表戦(ニッパ)で開幕し、1−1で引き分けた。コートジボワールが後半28分、FWトラオレ(27)のゴールで先制。4分後にボガド(21)の左ミドル弾でパラグアイが追いついた。
欧州リーグ在籍の11選手をスタメンに並べたコートジボワールが、アフリカ勢特有の身体能力の高さを発揮。スピード、高さで圧倒し、チーム結成1週間で引き分けに持ち込んだ。ハリルホジッチ監督は、視察した前日本代表監督のオシム氏と旧知の仲で「一番気になるのは日本代表よりも彼の健康状態。そのことばかり話したよ」。FWドログバ(チェルシー)ら主力は不在だが、「日本は戦術面でいいものを出していない」と岡田ジャパン攻略へ自信を見せた。
日本がコートジボワールに勝利 サッカー・キリン杯
2008.5.24 21:16
サッカーのキリン杯、日本−コートジボワールは24日、豊田スタジアムで行われ、日本は玉田(名古屋)のゴールで1−0(前半1−0)で勝ち、勝ち点3を獲得した。
日本は3−5−2で戦った3月のバーレーン戦からシステムを4−4−2に戻し、スタメンも7人入れ替え。岡田ジャパンに初めて加わった海外組のMF松井(サンテティエンヌ)、長谷部(ウォルフスブルク)もそろって先発した。序盤から出足で勝り、前半21分に右サイドを崩してFW玉田が決勝ゴールを決めた。
日本は27日にキリン杯最終戦のパラグアイ戦(埼玉)に引き分け以上で2連覇が決定。その後、6月のW杯アジア3次予選4連戦に臨む。
日本、コートジボワールに勝つ=玉田が決勝ゴール−キリン杯サッカー
サッカーのキリンカップ第2日は24日、愛知・豊田スタジアムで行われ、日本がコートジボワールを1−0(前半1−0)で破った。岡田監督就任後の通算成績は4勝1敗3分け。両チームの対戦成績は日本の2勝となった。
6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選4試合へ向けた強化を図る日本は、前半21分に長谷部(ウォルフスブルク)が右から上げたクロスを玉田(名古屋)が左足で直接決めて先制。これが決勝点になった。
日本は27日の大会最終日に埼玉スタジアムでパラグアイと対戦する。 (了)
(2008/05/24-21:23)
日本 コートジボワールとの親善試合を勝利で飾る
* 2008年05月24日 21:25 発信地:愛知
【5月24日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー国際親善試合・キリンカップ、日本vsコートジボワール。試合は日本が1-0でコートジボワールに勝利を収めた。
日本は前半21分に玉田圭司(Keiji Tamada)がドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に所属する長谷部誠(Makoto Hasebe)の右からのクロスに滑り込みながら左足で合わせて決勝点を挙げた。
21日に欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)の決勝でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と戦ったチェルシー(Chelsea)に所属するディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とサロモン・カルー(Salomon Kalou)欠くエレファント(コートジボワールの愛称)は、後半15分にアルトゥール・ボカ(Arthur Boka)の約30メートルのミドルシュートが日本のGK楢崎正剛(Seigo Narazaki)に阻まれるなど数少ないチャンスをものにすることができず、ハーフタイムを挟んでパスワークが乱れ創造性を欠いた日本から1点を奪うことができなかった。
試合後に日本の岡田武史(Takeshi Okada)監督は「前半はかなり良かった。後半は足が止まり守備的になってしまったが、選手たちは最後まで諦めなかった」と語っている。
一方、コートジボワールのバヒド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は「選手は疲れていたが、良いプレーを心がけていた。後半はボールを支配した。チャンスもいくつかあったがゴールを奪うことができなかった」と試合を振り返っている。
日本はフランス・リーグ1のル・マン(Le Mans)からサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)への移籍が決まっている松井大輔(Daisuke Matsui)と長谷部の海外組みが先発しチームに上手く溶け込み、岡田監督は所属するセルティック(Celtic)でリーグ3連覇を達成し、24日に帰国したばかりの中村俊輔(Shunsuke Nakamura)を27日のパラグアイ戦で司令塔として起用するものと見られている。
4度目のW杯出場を目指す日本は、3月26日に行われた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)・アジア3次予選でバーレーンに0-1で敗れており、これにより日本が所属するグループ2は、2連勝で勝ち点6のバーレーンが首位に立ち、共に1勝1敗で勝ち点3の日本とオマーン、2連敗のタイが続いている。(c)AFP
サッカー=キリン杯、日本がコートジボワールに勝利
2008年 05月 25日 11:04 JST
[豊田 24日 ロイター] サッカーのキリン・カップ(杯)は24日、愛知県の豊田スタジアムで日本対コートジボワール戦を行い、日本が1―0で勝利した。
日本は前半21分、MF長谷部のクロスからFW玉田が先制ゴールを決め、そのまま逃げ切った。
日本は27日に埼玉スタジアムでパラグアイと対戦する。
パラグアイは22日にコートジボワールと1―1で引き分けた。
サッカーU23 準決勝で日本はイタリアと対戦へ
2008.5.26 09:09
【トゥーロン(フランス)=榊輝朗】23歳以下で争うサッカーのトゥーロン国際大会は25日、1次リーグB組最終戦2試合を行い、すでに同組1位を決めていたイタリアが米国を2−0で下し3連勝。トルコを4−0で破ったコートジボワールが同組2位となり準決勝に進んだ。この結果、準決勝はチリ−コートジボワール、イタリア−日本のカードとなった。
日本は25日、宿舎のプールなどで軽めの調整。反町監督はその後イタリア戦を視察し、準決勝への対策を練った。
コートジボワールが4強=トゥーロン国際サッカー
【トゥーロン(フランス)25日時事】23歳以下(U23)代表で争うサッカーのトゥーロン国際大会第6日は25日、当地で1次リーグB組最終日の2試合が行われ、コートジボワールがトルコを4−0で破り、勝ち点6の同組2位で準決勝に進んだ。同組1位で、日本と準決勝で対戦するイタリアは米国を2−0で破り、3連勝で勝ち点9とした。
27日の準決勝はチリ(A組1位)−コートジボワール(B2位)、日本(A2位)−イタリア(B1位)の顔合わせとなった。チリ以外は今夏の北京五輪に出場する。 (了)(2008/05/26-10:44)
コートジボワール2位通過 トゥーロン国際サッカー
【ラバレット(フランス)25日共同】23歳以下で争われるサッカーのトゥーロン国際大会は25日、フランスのラバレットなどで1次リーグB組最終戦2試合を行い、イタリアは2―0で米国を下し、コートジボワールは4―0でトルコに快勝した。すでに1位通過を決めていたイタリアは3連勝、コートジボワールが2勝1敗の2位で準決勝に進んだ。
27日の準決勝ではA組2位の日本がイタリアと対戦し、同1位のチリとコートジボワールが顔を合わせる。決勝と3位決定戦は29日に行われる。 2008/05/26 09:01 【共同通信】
イタリアと互角の攻防 PK戦で敗れ3位決定戦に サッカーU23日本代表
2008.5.28 08:42
【トゥーロン(フランス)=榊輝朗】23歳以下で争うサッカーのトゥーロン国際大会は27日、準決勝2試合を行い、日本はイタリアと互角の攻防を展開し、前後半90分を0−0で終えたが、その後のPK戦で4−5と敗れ、3位決定戦に回った。
日本はテンポよくパスを回し主導権を握ったが、好機を生かせなかった。前半立ち上がりと後半ロスタイムに受けたイタリアの猛攻をしのぎ、持ち込んだPK戦では、4人目の水野(セルティック)が失敗し、イタリアは5人全員が成功した。
残る1試合はチリがコートジボワールに2−1で競り勝った。3位決定戦の日本−コートジボワール、決勝のイタリア−チリは29日(日本時間30日未明)に行われる。
日本は3位決定戦へ トゥーロン国際サッカー
【トゥーロン(フランス)27日共同】23歳以下で争われるサッカーのトゥーロン国際大会は27日、フランスのトゥーロンで準決勝を行い、日本はイタリアと互角の攻防で前後半90分を0―0で終えたが、PK戦で4―5で敗れ、3位決定戦へ回った。
日本は素早いテンポでパスをつなぎ、イタリアに主導権を渡さなかった。チャンスは生かせなかったが、前半の立ち上がりと後半ロスタイムに受けた猛攻も耐えた。しかし、PK戦で4人目の水野(セルティック)が失敗、イタリアは5人全員が成功した。
チリはコートジボワールに2―1で競り勝った。3位決定戦の日本―コートジボワール、決勝のイタリア―チリは29日(日本時間30日未明)に行われる。
2008/05/28 06:14 【共同通信】
反町Jイタリアに惜敗…コートジボワール3位決定戦へ
トゥーロン国際
23歳以下の代表で争うトゥーロン国際大会(フランス)で27日、準決勝が行われ、日本(A組2位)は優勝候補のイタリア(B組1位)と対戦して0−0。延長なしのPK戦ではMF水野(セルティック)が失敗し、4−5で惜しくも敗れた。チリはコートジボワールを2−1で破って決勝進出。日本は29日、コートジボワールと3位決定戦を行う。
涙まで流して優勝したかのようなお祭り騒ぎの“アズリーニ”が、日本の健闘ぶりを物語っていた。北京五輪の優勝候補を本気にさせ、PK戦の末に涙をのんだが、反町監督は「いい試合だった。実力差はあったが、差を埋める何かをみつけられた。それを五輪本番でも出していければいい。得るものが大きかった」と笑顔をみせた。
90分、死力を尽くしてのスコアレスドローだった。イタリアは五輪を見据えたベストメンバーで、ほぼ全員がセリエAの主力選手。特にユベントスからエンポリに期限付き移籍中の左サイドのMFジョビンコは強烈だった。
開始早々の4分には至近距離のシュートをGK西川(大分)が顔面で防ぎ、目の下を腫らしたままでイタリアの猛攻に耐え、無失点で守りきった。
日本は左サイドを強烈なスピードで突破するジョビンコに悩まされながらMF梶山(F東京)のキープから徐々にチャンスを作り、25分には1トップの森本(カターニャ)と梶山のワンツーからMF谷口(川崎)が強引に左足でシュートを放ったが、左のポストをかすめ外れた。
攻め込まれながら後半19分には、梶山の縦パスに反応した森本がDFのクリアミスを誘い、GKと1対1になったが、シュートはGKの右足1本に阻まれた。森本は「決めていれば1−0で勝っていました。だから僕の責任です」と悔やんだが、イタリアのベンチは全員が頭を抱えたシーンだった。
後半30分に日本は森本をあきらめ、FWエスクデロ(浦和)を投入するが、スコアレスドローのまま笛が鳴った。シュート数は日本の6に対して、イタリアは13。ファウル数は26−12。世界レベルの相手に体を張った守りで日本らしく挑んだ結果だった。
PK戦突入前にはベンチ前で選手、スタッフ全員で円陣を組んだ。4人目のキッカー、MF水野がGKベッシ(エンポリ)に止められ、惜しくも大金星は逃した。水野は「申しわけないではすまされません」と悔やんだが、チーム一丸となっての敗戦ではあった。
イタリアのカジラギ監督は「日本は組織力が素晴らしく、戦術的に高いものがあった。イタリアの選手は最後まで勝とうとプレーし、結果には満足している」と語った。決して社交辞令ではなかったろう。
日本は3位決定戦をコートジボワールと戦う。五輪本番第2戦(8月10日、天津)で対戦するナイジェリアと同じアフリカ勢。反町監督も「ここでアフリカ勢とできることはプラス。五輪でメダルを取るためには3位決定戦で勝つことも大事」と話した。一時は「ピチピチ感がない」と酷評された反町ジャパンだが、五輪本番を控えて歯車がかみ合いだした。
ZAKZAK 2008/05/28
サッカー=ドログバ、負傷でW杯予選を欠場へ
2008年 05月 29日 12:52 JST 記事を印刷する | ブックマーク [-] 文字サイズ [+]
[アビジャン 28日 ロイター] コートジボワール・サッカー連盟は28日、イングランド・プレミアリーグ、チェルシー所属の同国代表FWディディエ・ドログバが、負傷のためにワールドカップ(W杯)予選のモザンビーク戦を欠場すると発表した。けがの詳細は明らかにされていない。
同試合では、ランスのアルナ・ディンダンとバルセロナのグネリ・ヤヤ・トゥーレも欠場する見通し。
日本、絵に描いたような自滅=トゥーロン国際サッカー
日本のPK戦負けは、絵に描いたような自滅だった。コートジボワールは2人目が失敗。日本は本田圭、森重、森本と3人連続で成功し、優位に立っていた。
ところが4巡目に相手が成功した直後、李がGK正面にけってクリアされた。コートジボワールは5人目を成功させて4−3に。日本は5人目の水本が成功すれば6巡目に持ち込めたはずが、水を含んだ芝に足を取られて体勢を崩し、シュートはゴール枠左へと抜けた。「狙いすぎた。ぼくの責任」。守備陣の要が神妙に話した。(トゥーロン時事)(2008/05/30-09:51)
日本PKで敗れ4位 サッカー・トゥーロン国際
2008年5月30日3時15分
サッカーのトゥーロン国際大会最終日は29日(日本時間30日未明)、フランス・トゥーロンで3位決定戦があり、北京五輪に出場する23歳以下(U23)日本代表はU23コートジボワールにPK戦の末、2―2(PK3―4)で敗れて、4位に終わった。
前半31分、日本は一瞬のすきをつかれて、コートジボワールのフォファナに先制を許した。日本は後半27分、李のクロスをエスクデロが右足で直接決めて同点に追いついた。さらに後半37分、梅崎のCKを森重がヘディングシュートを決めて勝ち越したものの、後半ロスタイムにCKからシセに決められ、追いつかれた。
本大会は、日本が北京五輪に向けた強化の場として位置づけた大会。反町監督も「チームを固める時期」と話しており、本番に近い形のほぼベストメンバーで臨んだ。反町監督が就任してからU23代表は欧州勢や南米勢との対戦経験がなかったが、今回初めて対戦。また、準決勝に進出したことで5試合を戦うことができ、貴重な経験を積んだ。
ミラン ドログバとシェフチェンコの獲得に動く
* 2008年06月05日 08:04 発信地:ロンドン/英国
【6月5日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)のアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長は4日、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とアンドレイ・シェフチェンコ(Andriy Shevchenko)の獲得へ向けて、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)との会談を開いたことを明らかにした。
ガッリアーニ副会長は、チェルシーを退団したがっていると考えられているドログバとシェフチェンコをサンシーロ(San Siro)に連れてくる可能性を議論するため、チェルシーの最高経営責任者(CEO)を務めるピーター・ケニヨン(Peter Kenyon)氏と会談したとしている。
英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対してガッリアーニ副会長は「チェルシーのケニヨン氏とフットボール全般について話をした。ここで明かせることがあるとするならばカカ(Kaka)を売る気が無いことや、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が来シーズンもチームの指揮を執ることなどだ。我々はまだスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)と良い関係を保っている」と話した。(c)AFP
ミランとドログバの交渉開始をチェルシーが許可
* 2008年06月09日 12:54 発信地:ローマ/イタリア
【6月9日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)のアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長は8日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)がディディエ・ドログバ(Didier Drogba)とミランとの交渉を許可し、アンドレイ・シェフチェンコ(Andriy Shevchenko)に関しては売り物ではないと伝えていたことを明らかにした。
イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)に対し「チェルシーはドログバとの交渉開始を承認した」と語ったガッリアーニ副会長は、さらに「チェルシーはアンドレイは売ることができないと言っている」と語っている。
ガッリアーニ副会長は先日、両選手をサンシーロ(San Siro)に連れてくるためにチェルシーの最高経営責任者(CEO)を務めるピーター・ケニヨン(Peter Kenyon)氏と会談したことを明らかにしていた。
自伝でミランを「全ての選手が契約を夢見るクラブ」と述べているコートジボワール代表のドログバは、ミラン入りが有力とされる唯一のストライカーではない。
ガッリアーニ副会長は同日、カメルーン代表のサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)との契約に向け、所属するスペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)と会談したことを明らかにしている。(c)AFP
ドログバ チェルシーとの新たな契約にサインへ
* 2008年08月04日 12:58 発信地:ロンドン/英国
【8月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するコートジボワール代表のフォワード(FW)、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)は3日、チェルシーとの新たな契約にサインを交わす用意があることを明らかにした。
ドログバは新たに就任したルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督と連絡を取り合っており、2012年までの巨額の契約書にサインをかわすものと見られている。
英サンデー・ミラー(Sunday Mirror)紙に対しドログバは、「チェルシーとの話し合いが私の将来に関しポジティブな解決に繋がることを確信している」と語っている。
チェルシーの最高経営責任者(CEO)を務めるピーター・ケニヨン(Peter Kenyon)氏は先日、ドログバやフランク・ランパード(Frank Lampard)をはじめとするスター選手がチームに残留することへの自信を覗かせていた。
ドログバはチェルシーとの契約を2年残しているが、移籍の最優先事項が金銭ではないことを強調している。ドログバは、「チェルシーは話し合いを望み、私には応じる用意がある。物事は何も変わっていないが、私はブルース(チェルシーの愛称)の選手だ。金銭は大きな要因ではないので、チェルシーが私を求めるのであれば提案を受け入れることは可能だ」と語っている。(c)AFP
マンチェスター・ユナイテッド チェルシー戦での警告により罰金
* 2008年09月23日 10:53 発信地:ロンドン/英国
【9月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、引き分け(1-1)に終わった21日のチェルシー(Chelsea)戦で計7枚のイエローカードを受けたことで2万5000ポンド(約490万円)の罰金を科されることになった。
07-08シーズン王者のマンチェスター・ユナイテッドを指揮するアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は、チェルシー戦で悪質なタックルはなかったことを強調しているが、試合終了時に起こったマンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド(Rio Ferdinand)とチェルシーのディディエ・ドログバ(Didier Drogba)との衝突ではドログバに警告が必要だったとしている。
これに対しマイク・ライリー(Mike Riley)主審のマッチレポートにはさらなる処分が必要とされる出来事はなかったと記されており、イングランドサッカー協会(Football Association、FA)から科されたマンチェスター・ユナイテッドに対する罰金がこの試合での唯一の処分となった。
「激しい試合だったが悪質なタックルは一つもなかったと思う」と語るファーガソン監督は、試合終了10分前にサロモン・カルー(Salomon Kalou)に同点にされるまで朴智星(Park Ji-sung、パク・チソン)のゴールでリードしていた試合でチームに計7枚のイエローカードを出したライリー主審の裁定に腹を立てているかもしれない。
しかし、チェルシーのルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は、主審により同情的な立場を示している。スコラーリ監督は「もし選手が彼(ライリー主審)に敬意を払わないのであれば、イエローカードやレッドカードは当然のこと。それはリバプール(Liverpool FC)の選手でもマンチェスター・ユナイテッドの選手でも関係ない」と語っている。
一方でスコラーリ監督は、ドログバが治療を受けようとしていた時点で吹かれた試合終了のホイッスルに関しては「彼があの時点で試合を終わらせたのは不可解だったが、我々は彼の決定を受け入れる必要がある」と困惑をあらわにしている。(c)AFP
<汚染粉ミルク>中国産乳製品を市場から回収―フランス
モバイル版URL : http://rchina.jp/article/24290.html
2008 年9月25日、粉ミルクなど中国メーカーによる乳製品への有害物質メラミンの混入が検出された問題が世界に波及し始めた。25日付香港・経済通によると、フランスは24日、中国産原料が3分の1以上含まれるすべての乳製品を市場から回収を始め、今後販売を認めない方針を決めた。
EU(欧州連合)は、欧州食品安全機関(EFSA)に中国産乳製品が人体に悪影響を与えるかについて報告を提出するよう求めた。また、他の地域ではコートジボアールやタンザニアなどアフリカ諸国も中国産乳製品の輸入を停止する措置が目立っている。
世界保健機関(WHO)はこのほど、中国産乳製品の輸入を全面停止する必要はないが、注意を要するとの見解を示した。(翻訳・編集/KS)
2008-09-25 17:28:17 配信
チェルシー ドログバ負傷で故障者続出の危機
* 2008年10月02日 12:10 発信地:クルージュ/ルーマニア
【10月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)に出場しているチェルシー(Chelsea)のルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は、1日に行われたグループリーグ第2節の対CFRクルージュ(CFR Cluj)戦でディディエ・ドログバ(Didier Drogba)がひざ靱帯(じんたい)を負傷したことで怪我人続出の危機にさらされ、今シーズンの無敗記録が途切れる可能性も出て来た。
後半13分に負傷交代したドログバは、怪我の状態によっては3か月程度離脱する可能性もある。苦痛の表情で担架に乗せられ検査のため病院に運ばれたドログバは、シーズン開幕時からひざの問題で出場することができず、復帰を果たしたばかりだった。
チェルシーは、ミカエル・エシアン(Michael Essien)、デコ(Deco)、ジョー・コール(Joe Cole)そしてリカルド・カルバーリョ(Ricardo Carvalho)がすでに負傷離脱中で、スコラーリ監督は追い打ちをかけるようにドログバがギプスをはめ、松葉杖でスタジアムを去る姿を見せつけられた。
また、それに加えてキャプテンのジョン・テリー(John Terry)は背中を痛め、パートナーを組むアレックス(Alex)は故障の治療中、さらに腰を痛めているアシュリー・コール(Ashley Cole)はクルージュ戦を欠場している。(c)AFP
サッカー=ドログバ、ひざ負傷で数週間欠場へ
2008年 10月 3日 11:49 JST
[ロンドン 2日 ロイター] サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーは2日、コートジボワール代表FWディディエ・ドログバがひざ負傷のため、数週間欠場する見通しと、クラブの公式ウェブサイト(www.chelseafc.com)で発表した。
ドログバは1日に行われた欧州チャンピオンズリーグのCFRエコマックス・クルイ(ルーマニア)戦でひざを負傷し、病院へ搬送された。当初は全治数カ月の重傷が懸念されたが、じん帯損傷もなく、手術の必要性はないことが分かったという。
負傷のドログバ 離脱期間は数週間か
* 2008年10月03日 14:13 発信地:ロンドン/英国
【10月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)に出場しているチェルシー(Chelsea)は2日、グループリーグ第2節の対CFRクルージュ(CFR Cluj)戦で負傷したディディエ・ドログバ(Didier Drogba)の離脱は短期間になると発表した。
0-0の引き分けに終わった試合後、ギプスをはめてスタジアムを去ることとなったドログバは検査を受け、靱帯(じんたい)に大きな損傷は無いという結果が出た。もしドログバが重傷であれば、チェルシーは数か月に渡ってスターティングメンバー候補のフォワード選手無しで戦うことを余儀無くされていた。
ドログバの怪我の具合についてチェルシーは「幸いにも靱帯に大きな断裂もなく、手術の必要もありません。彼の経過を観察してから離脱がどれほど長くなるかを発表しますが、我々は1か月もかからず、数週間と見積もっています」と声明を発表している。(c)AFP
ドログバ 自叙伝出版会見で 「チェルシーに残れて幸せ」
* 2008年10月17日 13:34 発信地:ロンドン/英国
【10月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するディディエ・ドログバ(Didier Drogba)が自叙伝の出版会見で同クラブに残留して良かったと語った。
自叙伝では移籍の願望を率直に記されているが、現在はルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督の下で幸せを見つけたと話すドログバは「去年はシーズン毎にチームを去りたかったと言ったけど、私はまだここにいる。これは私にとってチェルシーが合っているということ。全てのタイトルを獲得した唯一のクラブだから。友人たちもいるし満足してる」と語った。
ドログバは今年の初め、元チェルシーの監督で現在はインテル(Inter Milan)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が同選手の獲得に動いているという噂が流れ、再び注目を集めた。
ドログバは10月1日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)のCFRクルージュ(CFR Cluj)戦で右ひざ靱帯(じんたい)を負傷したものの、恐れていたほど悪くはなく2-3週間で復帰できる見込みで、復帰に向けて努力を重ねているという。
ドログバは5月21日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・決勝、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦の延長後半終了間際に、両チームの選手が入り乱れた小競り合いの中でマンチェスター・ユナイテッドのネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)の顔を軽く叩いたとしてレッドカードを受けて退場となり、勝負を決したPK戦には出られなかった。
結果、PK戦で5人目のジョン・テリー(John Terry)のシュートはポストに弾かれ、7人目のキッカー、ニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)のシュートはマンチェスター・ユナイテッドのGKエドウィン・ファン・デル・サール(Edwin Van Der Sar)にセーブされて敗戦し、チェルシーは初の欧州タイトルを逃してしまった。
レッドカードを受けたことよりも、決勝で敗れたことに対する後悔の念が強いと語るドログバは「退場になったことよりも、決勝で敗れたことに後悔が残る。しかし、チームは退場とPK戦で敗れたことに影響を受けた」と話した。(c)AFP
FAがドログバの自伝での発言を調査へ
* 2008年10月21日 12:11 発信地:ロンドン/英国
【10月21日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は20日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するディディエ・ドログバ(Didier Drogba)の自伝での発言に対する調査に乗り出すことを明らかにした。
自伝の中でドログバは、5月に行われた欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)決勝戦で退場となった後に、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)を殴っていればよかったと語っている。
FAは、ドログバがチャンピオンズリーグ決勝戦の品位を傷つけたかどうか突き止めるため、ドログバのコメントを詳しく調査すると発表した。FAの広報担当者は「ドログバのコメントは把握している。正確な意味を理解するための調査を行う」と語っている。
ドログバは自伝の中で「試合のビデオを観たが、残り時間3分で退場させられるべきではなかった。ビディッチを殴っていたならば、退場にも納得していただろう。今となっては殴っておけばよかったと思っている」とつづっている。
FAが、選手の自伝の中での発言に対し調査に乗り出すのは初めてのことではない。
2002年には当時マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属していたロイ・キーン(Roy Keane)は、マンチェスター・シティ(Manchester City)戦でアルフ・インゲ・ハーランド(Alf-Inge Haaland)を故意に怪我させたとして、5試合の出場停止と罰金15万ポンドの処分を下された。キーンは自伝の中で、3年前にひざの十字靱帯(じんたい)を断裂したときに、ハーランドから怪我が偽りであると非難されたことに対する報復だったことを明らかにしていた。(c)AFP
コートジボワールの有毒廃棄物不法投棄事件、2被告に終身刑求刑
* 2008年10月22日 12:45 発信地:アビジャン/コートジボワール
【10月22日 AFP】コートジボワールのアビジャン(Abidjan)で21日、2006年アビジャンに有毒廃棄物を不法投棄したとして毒殺、共謀、環境・公衆安全法違反などの罪に問われている7被告に対する公判が開かれ、検察側は2被告に終身刑、5被告に禁固20年を求刑した。
この事件は、2006年8月、オランダの多国籍貿易企業トラフィグラ(Trafigura)がチャーターしたパナマ船籍のプロボコアラ号(Probo Koala)が、数百トンの有毒廃棄物をアビジャンの港に運び、市内各所へ不法に投棄したもの。この廃棄物から発生した有毒ガスにより、17人が死亡、数千人が呼吸困難や吐き気などの体調不良を訴え、地元住民たちが一時避難する騒ぎにもなった。
終身刑を求刑されたのは、Salomon UgborugboとEssoin Kouaoの2被告。Ugborugbo被告は、廃棄物の投棄に使用されたトラックを手配したとされるトミー社の社長。Kouao被告は、アビジャン港湾事務所の職員で、トミー社がトラフィグラと契約を結べるように口ききしたとされる。
検察側は「今回の求刑により、有毒廃棄物をコートジボワールに再び廃棄することを考えている人々に対し、そうしたことは許されないという『強いメッセージ』を発信したい」と話した。
トラフィグラは前年2月、コートジボワール政府に1億5200万ユーロ(約200億円)の損害賠償を支払うことで合意した。このとき免責が条件とされたため、本事件に関し同社幹部は1人も訴追されておらず、同社も法的責任を一切認めていない。(c)AFP
マルセイユ、ベン・アルファの活躍で初勝利
2008年11月4日(火)
試合リポート 文: クリスティアン・バーク(スタッド・ベロドローム)
4 日にスタッド・ベロドロームで行われたUEFAチャンピオンズリーグの一戦では、オリンピック・マルセイユがグループDでともに低迷するPSVアイントホーフェンに3-0で快勝。奇跡の決勝トーナメント進出へ向けて巻き返しを始めたとまではいかなくとも、第4節にしてようやくグループリーグ初勝利を挙げた。
PSVを圧倒
この勝利により、マルセイユはPSVを抜いて最下位から脱出し、年明け後からUEFAカップに回るグループ3位の座に入った。残りの2試合でリバプールFCとクラブ・アトレティコ・マドリーを倒せば数字の上ではグループリーグ突破の可能性も残されているが、エリック・ゲレツ監督はとりあえず今日の試合で相手を圧倒できただけで満足だろう。マルセイユは30分過ぎにバカリ・コネが均衡を破ると、後半に入ってママドゥ・ニアンが2点を加えた。アテム・ベン・アルファは、この3ゴールすべてに絡む活躍を見せた。
悪条件
試合前の豪雨で延期も懸念されていたが、無事に始まるとホームのマルセイユが積極的に攻勢に出る。ボールに積極的に絡もうとするベン・アルファと、けがから復帰したニアン、カリム・ジアニのコンビが攻撃の形をつくった。両チームにとって雨に濡れたピッチへの対処は難しく、特に両サイドには水たまりができていたが、マルセイユはまず右サイドから2度のチャンスをつくる。ジアニのクロスは、PSVの主将ティミー・シモンスが辛うじてクリア。同じようなクロスに合わせたベン・アルファのシュートは、GKアンドレアス・イサクソンの正面へ飛んだ。
コネの先制点
ホームの観客は序盤のチャンスに盛り上がったものの、間もなくしてPSVのイブラヒム・アフェライが危険なセンタリングを入れると不安に静まり返る。しかし、前節マルセイユから2得点していたダニー・クーフェルマンスは、この得点機でシュートを横へ外してしまった。このミスは、その後マルセイユに先制される代償を払う。30分、ベン・アルファがピッチの悪条件をものともせず、絶妙なタイミングでスルーパスを供給。これにコートジボワール代表の快速FWコネが抜け出し、イサクソンをかわして確実に決めた。これで前半の残り時間にリスクをとって攻めざるを得なくなったPSVは、間もなくしてGKスティーブ・マンダンダを脅かす。エディソン・メンデスが入れたクロスに、ペナルティーエリア内のオトマン・バッカルが頭で合わせてシュート。だが、この一撃は惜しくもポストに阻まれた。
PSVの反撃
後半もその流れで始まり、アフェライが左サイドを駆け上がってゴール前に低くクロス。しかし、マンダンダが指先でクーフェルマンスの決定機を防いだ。これに対し、マルセイユからはベン・アルファが2本のシュートで存在感を見せつける。上へ抜けるなどいずれもゴールとはならなかったが、その後、2点目の起点となった。ベン・アルファが右サイドのコネへパス。ターゲットをゆっくり選ぶことができたコネがファーサイドのニアンヘクロスを入れると、フリーになっていたストライカーはこれをボレーで押し込んだ。その4分後、コネに試合を決めるチャンスが訪れたが、再びベン・アルファの鮮やかな組み立てから狙ったシュートは、枠へ飛びながらもシモンスのブロックに遭う。そのCKからはタイウォが強烈なシュートを放つも、ボールは選手に当たって横へそれる。それでも、しばらくするとマルセイユは3点目を手にした。PSVの守備陣を崩したのは、やはりベン・アルファ。再び完璧なスルーパスを通すと、ニアンが低く抑えたシュートでゴール下隅のネットを揺らした。
ドログバ 3試合の出場停止処分に
* 2008年11月19日 08:46 発信地:ロンドン/英国
【11月19日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は18日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するディディエ・ドログバ(Didier Drogba)に3試合の出場停止処分を科した。
コートジボワール代表のドログバが、12日にスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge、チェルシーの本拠地)で行われたカーリング杯2008-09(Carling Cup 2008-09)4回戦のバーンリーFC(Burnley FC)戦で、観客席にコインを投げ返した暴力行為を認めたことで、同処分は決定した。
ドログバの出場停止処分は直ちに適用される。よってドログバは、22日のニューカッスル(Newcastle United)戦、30日のアーセナル(Arsenal)とのロンドンダービー、12月6日のボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)戦のリーグ戦3試合を欠場することになる。
FAは声明で「ドログバは暴力行為を認めた。これは11月12日の水曜日にスタンフォード・ブリッジで行われたバーンリーとのカーリング杯で得点を決めた後、ドログバがアウェー側の客席に物を投げたことに関連している」と発表している。(c)AFP
ミロシェビッチが惜別の一戦で活躍
2008年11月19日(水)
ブルガリアと対戦したセルビアは、最後の代表戦に臨んだFWサボ・ミロシェビッチの2ゴールなどで6-1と圧勝。ルーマニアは後半の2点でグルジアに逆転勝利を収め、若手が活躍したキプロスも久々に白星を挙げた。
セルビア 6-1 ブルガリア
地元ベオグラードで圧勝したセルビアの主役は、この一戦で代表から引退するミロシェビッチだった。102試合目の代表戦を迎えた35歳は、5分と15分の PKを相手GKゲオルギ・ペトコフに止められたが、前半の2ゴールで引退に花を添えると、大きな拍手を受けながら34分にベンチへ退いた。8分に先制したセルビアのミラン・ヨバノビッチは、ブラゴイ・ゲオルギエフのFKで同点とされた後に2点目もマーク。その後にミロシェビッチの代表通算36点目と37点目でリードを広げたセルビアは、後半にもネナド・ミリヤシュとダンコ・ラゾビッチがネットを揺らした。
ルーマニア 2-1 グルジア
ルーマニアは11分、守備陣のミスからグルジアのオタル・マルツバラーゼに先制されたが、その後の反撃で逆転勝利を収めた。再三のチャンスを逃し続けたルーマニアは、60分過ぎにラズバン・コチシュのクロスからチプリアン・マリカがヘディングを決めて同点。その後も攻撃の手を緩めず、69分にドリン・ゴイアンが至近距離から決勝点を挙げた。
キプロス 2-1 ベラルーシ
地元ニコシアにベラルーシを迎えたキプロスは、1年以上遠ざかっていた白星をようやく手にした。この日のキプロスは、ACオモニアのFWデメトリス・フリストフィが29分に見事なミドルを決めて先制。これが代表初ゴールとなった19歳の新鋭は、後半から出場したアンドレアス・アブラームの追加点もアシストした。わずか2分間のプレーでネットを揺らしたアブラームも、この日が代表デビューとなった21歳の若手だ。対するベラルーシは55分、アレクサンドロス・ガルポジスのミスからレアニード・コベルが1点を返したが、結局キプロスに逃げ切られた。
マルタ 0-1 アイスランド
敵地ヒバーニアンズ・グラウンドへ乗り込んだアイスランドは、69分に決まったヘイダル・ヘルグソンのゴールで競り勝った。マルタはクレイトン・ファイラとジャン・ピエール・ミフスド・トリガンザが代表デビューを飾ったが、久々の代表戦となるアンドレイ・アギウスのミスから失点。交代出場のGKマリオ・マスカットも、決勝点となったヘルグソンのシュートを止めることができなかった。
イスラエル 2-2 コートジボワール
イスラエルは2点のリードを守りきれず、コートジボワールとの初対決を引き分けで終えた。KRCゲンクのエリャニブ・バルダが18分に先制したイスラエルは、同じくベルギーのKSCロケレンOVでプレーするオメル・ゴランが6分後に加点。この2ゴールは、リバプールFCのヨッシ・ベナユンのアシストから生まれた。しかし、コートジボワールも反撃に転じると、32分にはアビ・ストロールに当たったエメルス・ファエのシュートが決まって1点差。その後もディディエ・ドログバを中心に攻め立てたエレファンツ(コートジボワール代表の愛称)は、ベルダー・ブレーメンのブバカル・サノゴが86分に同点とした。
モンテネグロ 2-1 マケドニア
ゾラン・フィリポビッチ監督率いるモンテネグロは、前半の素晴らしいサッカーで5試合ぶりに勝利を収めた。モンテネグロは24分、代表初キャップのDFミオドラグ・ジュドビッチがステバン・ヨベティッチのFKから均衡を破ると、その9分後にはペナルティーエリア内で倒されたエルサド・ズベロティッチがPKを獲得。これをヨベティッチが決めて2-0とした。一方、アウェーのマケドニアも後半から反撃に転じたが、85分にブラトコ・グロズダノフスキの右クロスからゴラン・ポポフが1点を返しただけだった。
スロバキア 4-0 リヒテンシュタイン
地元ジリナでリヒテンシュタインと対戦したスロバキアは、多くのチャンスを逃したとはいえ、今年最後の代表戦でゴールラッシュを披露した。43分にマルティン・ヤクブコのパスから先制したのは、序盤の決定機を外していたマレク・ハムシーク。ハムシークは72分にも、途中出場のロベルト・ビッテクのクロスを頭で押し込んだ。そしてリヒテンシュタインが戦意を失った終盤には、ビッテクが10試合ぶりとなるゴールを決めて3-0。終了間際にはロベルト・イェジュがとどめを刺した。
ウクライナ 1-0 ノルウェー
ノルウェーを迎えたウクライナのオレクシー・ミハイリチェンコ監督は、セルビアから帰化したマルコ・デビッチなど4選手を一気に代表デビューさせた。しかし、この日の勝利に貢献したのは、セルヒー・クラフチェンコやセルヒー・ナザレンコなどの主力組。26分にエフゲン・セレズノフが決めた決勝PKも、ナザレンコが獲得したものだった。一方、後半開始早々にヨン・アルネ・リーセが退場したノルウェーは、ウクライナのオレクサンドル・アリエフに何度となくゴールを脅かされるなど苦戦。それでもGKヨン・クヌドセンは、アルテム・ミレフスキーやデビッチと1対1の場面を食い止めるなど奮闘した。
アゼルバイジャン 1-1 アルバニア
バクーで行われた一戦は、前半の8分間に1点ずつを取り合う展開で引き分けに終わった。ホームのアゼルバイジャンは、4分にセルビア出身のFWブラニミル・スバシッチが抜け出して先制。対するアルバニアも、その直後にエルビン・スケラのゴールで同点とした。アルバニアは前半終了間際にエルビン・ベキリが退場し、その後の時間帯で劣勢に立たされたが、スバシッチやアレクサンドル・チェルトガノフのシュートをGKイスリ・ハイディが見事に阻止。最後までアゼルバイジャンの追加点を許さず、引き分けに持ち込んだ。
モウリーニョはFW獲得を否定
(09.01.02)
現在セリエAで首位を走るインテルだが、新たなFWの獲得が噂されている。この件に関してインテルを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は「(ジェノアのアルゼンチン代表FWディエゴ・)ミリートはセリエAの監督ならば誰もが彼を欲しがるだろうが、ジェノアが放出しないだろう。(ニューカッスルのイングランド代表FW)マイケル・オーウェンに関しては、まったく考えていなかったよ。(チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・)ドログバは、前も言ったがインテルに来ることはない」と、3人の候補全員の獲得を否定した。
シュツットガルトがボカと契約延長
2009年1月15日(木)
ドイツ・ブンデスリーガのVfBシュツットガルトは15日、左SBアルトゥル・ボカ(25)との契約を2012年夏まで2年間延長した。
「居心地がいい」
2006 年にストラスブールから加入したボカは、1年目にチームのブンデスリーガ優勝に貢献した。ASECミモザス、KSKベヘレンにも所属していたこのDFは、コートジボワール代表33キャップを保持する。「ここに来て3年近くになるが、本当に居心地がいい。1年目にはリーグ優勝を果たせた。その翌シーズンはそれほどうまくいかなかったが、勝利を積み重ねていたころのサッカーを取り戻したい。最近になってチームは調子を上げている。私たちには意欲的な目標があり、自分の役割を果たしたい」とボカは話した。シュツットガルトは現在ブンデスリーガで10位。2月18日と26日に行われるUEFAカップ決勝トーナメント1回戦では、王者FCゼニト・サンクトペテルブルクと対戦する。
ホッフェンハイムがサノゴを獲得
2009年1月27日(火)
ドイツ・ブンデスリーガのTSG 1899ホッフェンハイムが27日、負傷したベダド・イビシェビッチの代役として、ベルダー・ブレーメンのコートジボワール代表FWブバカル・サノゴ(26)を期限付きで獲得した。
イビシェビッチの代役を期待
2011 年までブレーメンとの契約が残っているサノゴだが、今季終了後に完全移籍する可能性も残されている。ホッフェンハイムのゼネラルマネージャー、ヤン・シンデルマイザー氏は「ブバカルは、ドイツ語を話せるだけでなく、ブンデスリーガのことを熟知している。ベダド・イビシェビッチの抜けた穴を埋める選手だ」と話した。
重傷
イビシェビッチはブンデスリーガの冬季休暇前、リーグ最多の18得点を挙げていた。しかし、1月上旬に行われたハンブルガーSVとの親善試合で十字靭帯(じんたい)を断裂。今季の復帰が難しい状況となっている。サノゴはブレーメンで2季目を迎えたが、リーグでは途中出場を中心に8試合、UEFAチャンピオンズリーグでも3試合の出場にとどまっていた。
ココア国際価格が高騰、3年連続の供給不足観測、ポンド急落も要因。
2009/01/28 日本経済新聞 朝刊
世界的な景気後退で値崩れする商品が多いなか、ココアの国際価格が高騰している。主産国の供給不安により、世界需給が三年連続の供給不足に陥るとの観測が強まっているためだ。英国の金融不安も、ポンド建てで取引されるココアのロンドン相場を押し上げている。
指標となるロンドン市場の先物(期近)は二十三日終値が一トン二〇二五ポンド。世界需給が引き締まった一九八五年三月以来の高値を記録した。週明けの二十六日は水準を下げたが、依然として高値圏にとどまっている。ニューヨーク先物(同)は二十六日終値が昨年十二月以来の高値に上昇した。
原料カカオ豆の今年度(二〇〇八年十月ー〇九年九月)の世界需給は二十万トン前後の供給不足になるとの見方が有力。主産地のコートジボワールやガーナでの供給減少が理由だ。「産地では農家の売り惜しみや天候不順の影響が生じている」(商社)との指摘がある。
供給不安が強い一方、需要は底堅い。〇八年十ー十二月の摩砕量(ココアペーストへの加工量)は米国、欧州ともわずかに増加。景気後退による消費減少懸念を意識する投資家は少ない。
英国の金融不安を背景とするポンドの急落も、ロンドン相場が高騰している要因。ポンド安はロンドン市場での購入コストを引き下げるため、海外の投機資金が流入しやすい環境となっている。
ランパード、エシアンのゴールに感謝
2009年3月11日(水)
文: リチャード・エイクマン(トリノ)
UEFA チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、ユベントスを2試合合計3-2で退けたチェルシーFC。MFフランク・ランパードは、勝負の決め手となった第2戦での同点ゴールについて、チームの自信を取り戻す1点だったとして得点者のミカエル・エシアンに感謝した。
二重の価値
チェルシーは、敵地での第2戦で立ち上がりから思い通りの形をつくることができず、序盤の30分間はユベントスに試合を支配された。19分にはビンチェンツォ・イアクインタのゴールを許し、2試合合計でも同点に追いつかれた。しかし前半ロスタイム、ランパードのシュートがクロスバーに当たった後、エシアンがリバウンドを押し込んで得点。第2戦での同点ゴールとアウェーゴールという二重の価値を持つ1点をもたらした。ランパードは「自分のシュートが決まると思った。しかし、幸いバーに当たって跳ね返り、ミカエルが押し込んでくれた」と振り返った。
低調な序盤
「前半は全くいいサッカーができていなかったので、1点目は非常に重要だった。序盤の内容は良くなかった。ユベントスの方がいい形をつくり、私たちよりも速くボールとともに動いていた。会場の雰囲気も熱烈であり、最初の30分間は自分たちのサッカーができなかった。リズムを変える必要があったが、前半の終わりが近づくにつれて良くなっていった。貴重なゴールはそのような状況の中で生まれた。1-1としたことで、チームは自信を取り戻した。ユベントスには少なくとも2点が必要となったが、それは至難の業だったからだ」
大きな貢献
10日の試合は、エシアンにとって昨年9月上旬に十字靭帯(じんたい)を断裂して以来、チェルシーでの初先発だった。ガーナ代表MFが鮮やかに復活する一方、ディディエ・ドログバも見事な活躍をした。後半に再びリードされたチェルシーに同点ゴールをもたらし、最近の5試合で4得点とした。「エシアンとドログバが本調子になったのは好材料だ」とランパードは話した。「ドログバはこの1カ月、好調にゴールを決めている。エシアンも今日の復帰戦で得点した。チームには優秀な選手がそろっているが、あれだけの能力を持つ2人が復調したのは大きい」
勝利優先
ユベントスは74分にアレッサンドロ・デル・ピエロのPKで再び勝ち越し、希望を再燃させた。しかし、その4分前にジョルジョ・キエリーニが2度目の警告で退場となっており、結局はその代償を払うことになった。ユベントスの守備陣は終盤にチェルシーの攻勢を受け、83分にドログバにダメ押しの1点を許した。「ホームでは非常にいいサッカーができたが、今日はいまひとつの出来だった」とランパードは総括した。「だが、これはチャンピオンズリーグだ。アウェーで常にいいサッカーができるわけではない。大事なのは勝つことだ」
無念のブッフォン、ドログバを称賛
2009年3月11日(水) 文: リチャード・エイクマン(スタディオ・オリンピコ)
ユベントスは10日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でチェルシーFCに敗れた。GKジャンルイジ・ブッフォンは、2試合で2得点を挙げたチェルシーのディディエ・ドログバに称賛の言葉を贈ったが、今回の結果がイタリアのクラブサッカーに対するプレミアリーグの優位性を示すものではないと主張した。
「ワールドクラス」
スタンフォード・ブリッジで行われた第1戦で 12分に得点したドログバは、10日にトリノで行われた第2戦でも活躍。ブッフォンは前半のFKを止めることに成功したが、チェルシーの2点目となる終盤のシュートはどうすることもできなかった。ブッフォンも試合後、コートジボワール代表FWへの称賛を惜しまなかった。「ドログバは第1戦と第2戦を通して、ワールドクラスのストライカーであることを示した。どのチームでプレーしても、決定的な役割を果たす選手だ」
負傷者続出
10 日のUEFAチャンピオンズリーグの試合では、リバプールFCもレアル・マドリーCFに4-0で圧勝。ユベントスもチェルシーに敗退に追い込まれたが、ブッフォンはイングランド・サッカーが欧州サッカー界を席巻しているという見方には同意しなかった。「こういった結果から判断して、イングランドが優位と結論づけることはできないと思う。万全の状態で臨んだアウェーの第1戦は、敗戦には値しない内容だった。第2戦では、多くの主力選手を欠いていた。しかも、開始3分でパベル・ネドベドが負傷した上、60分すぎからは10人での試合になった。チェルシーの実力の方が上と簡単に結論づけることはできない」
「残念」
31 歳のイタリア代表守護神は、前半終了直前にミカエル・エシアンに許した同点ゴールを後悔したが、敗戦にも前向きな姿勢を見せた。「最初の失点はとても残念だった。前半の最後の数分間、私たちはあまりいいプレーができなかった。ハーフタイムを1-0か1-1で迎えるのでは、大きな違いがある。結局、チェルシー相手に3点を奪うのは至難の業だった。しかし、まだリーグ戦がある。何の約束もできないが、少なくとも最後まで全力を尽くす。とにかく、インテルとの勝ち点差(7)を縮めたい」
W杯予選会場に“観客”殺到、22人死亡…コートジボワール
【ヨハネスブルク支局】西アフリカ・コートジボワールの最大都市アビジャンのサッカー競技場で29日、観客が入場口に殺到し、少なくとも22人が死亡、132人が負傷した。AP通信などが伝えた。
競技場では、サッカー・ワールドカップ(W杯)最終予選で同国とマラウイの試合が行われた。試合開始直前、入場券を持たないサポーターら数百人が強引に入ろうとして入場口でもみ合いが発生。壁の一部が倒れ、多くの人々がなぎ倒された。警察は催涙弾を撃って鎮圧を図る騒ぎになった。
試合にはFWドログバら欧州のチームで活躍するコートジボワール出身の人気選手が出場。試合はコートジボワールが5対0で勝った。
(2009年3月30日10時41分 読売新聞)
サッカー観戦に市民殺到、22人死亡 コートジボワール
2009年3月30日10時37分
【ドーハ=古谷祐伸】AP通信によると、アフリカ西部コートジボワールの最大都市アビジャンの競技場で29日、サッカー観戦に大勢の市民が殺到して将棋倒しとなり、22人が死亡した。2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会に向けたアフリカ予選の試合が始まる直前だった。
コートジボワールの内務相が22人の死亡と132人の負傷を発表した。競技場は4万5千人の収容が可能だが、チケットを持たないやじ馬が殺到したため壁の一部が崩れたとの情報もある。試合はコートジボワールとマラウイの対戦で、地元コートジボワールが5―0で勝った。
コートジボワール:サッカー場混乱、観客22人が死亡
【ナイロビ共同】AP通信によると、西アフリカ・コートジボワールのタグロ内相は29日、中心都市アビジャンの競技場で、サッカー観戦に詰め掛けた観客がもみ合うなどして転倒、少なくとも22人が死亡、132人が負傷したと国営テレビを通じて発表した。サッカーのワールドカップ(W杯)最終予選の試合直前だった。
タグロ内相は「試合時間が近づき、観客らが中に入ろうともみ合い始めた」と語った。競技場ではコートジボワール対マラウイ戦が行われコートジボワールが5対0で勝利した。
毎日新聞 2009年3月30日 東京夕刊
3冠獲得を視野に入れるカルー
2009年4月22日(水)
文: ウェイン・ハリソン(ロンドン)
ウェンブリー・スタジアムで行われた18日のFAカップ準決勝で、ともにUEFAチャンピオンズリーグの4強入りを果たしたアーセナルFCを2-1で下したチェルシーFC。FWサロモン・カルーは、今季の3冠獲得に大きな自信を持っている。
興奮のクライマックス
チェルシーは序盤にテオ・ウォルコットのゴールで先制されたが、33分にフローラン・マルダが決めて同点。84分には、好調ディディエ・ドログバがアーセナルのGKウカシュ・ファビアニスキをかわして決勝点を奪った。チェルシーがFAカップ決勝に進出したのは通算9回目。5月30日に行われる決勝ではエバートンFCと対戦することになった。だが、チェルシーには、それ以前に達成したい目標がある。プレミアリーグでは現在、首位マンチェスター・ユナイテッドFC を追走。UEFAチャンピオンズリーグでも準決勝を勝ち上がれば、5月27日にローマでの決勝が待ち構えている。FAカップ決勝迎える時、すでに2冠を獲得している可能性も十分にある。
3冠獲得のチャンス
チェルシーがローマでの一戦に臨むには、 UEFAチャンピオンズリーグ準決勝でFCバルセロナに勝たなければならない。しかし、カルーは「不可能なことはない」とuefa.comに語った。「私たちが試合に勝ち続ける限り、3冠獲得のチャンスはある。これまでのように、チーム一丸となって全力を尽くさなければならない。そうすれば、3大会で優勝できると思う」
準決勝のバルセロナ戦
チェルシーはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でリバプールFCに勝利。FAカップでも、2005年以来となる国内タイトルを狙ったアーセナルを下した。23歳のコートジボワール代表ストライカーは、スペイン・ラ・リーガの首位に立つバルサとの対戦も心待ちにしている。「素晴らしい試合になるだろう。リバプール、アーセナルと対戦したが、今度はバルセロナが待っている。サッカー選手なら誰でも、こうした大一番には出場したいと思うものだ。まずは(第1戦が行われる)バルセロナで、決勝進出への足がかりをつくりたい。非常に厳しい試合になると思うが、チェルシーが勝てない相手はいない」
ユナイテッドとの再戦を熱望
チェルシーが2季連続でUEFAチャンピオンズリーグの決勝へ勝ち上がった場合、カルーはユナイテッドとの再戦を熱望している。モスクワで行われた昨季の決勝では、ユナイテッドがPK戦に5-6で勝利。自身の決めたPKが栄冠に結びつかなかったこともあり、カルーは昨季の雪辱に燃えている。「もう一度マンチェスター・ユナイテッドと対戦する可能性もある。両クラブは常に大会の終盤まで勝ち残る。対戦するのは宿命だと思う。ユナイテッドは強豪であり、素晴らしいサッカーをしているが、チェルシーも最高の状態に戻った。再び対戦したい」
コートジボワールがカメルーンに勝利
サッカーの国際親善試合が13日、コートジボワールのアビジャンで行われ、コートジボワールが2―1でカメルーンを下した。 (共同)
[ 2009年06月14日 18:22 ]
コートジボワールが3連勝 サッカーW杯アフリカ予選
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアフリカ最終予選が20日、各地で行われ、E組はコートジボワールがドログバ(チェルシー)のゴールなどでブルキナファソに敵地で3―2と競り勝った。コートジボワールは3連勝の勝ち点9で同組1位、ブルキナファソは同6の2位。
D組で首位を走るガーナは敵地でスーダンに2―0で快勝し、3連勝で勝ち点を9とした。
C組は首位アルジェリアがザンビアを2―0で下し、勝ち点を7に伸ばした。B組はチュニジアがナイジェリアと0―0で引き分けて首位を守った。〔共同〕
シティー、今度はK・トゥーレを獲得
2009年7月29日(水)
今夏の移籍市場で積極的な補強を進めるマンチェスター・シティーFCは、アーセナルFCのコートジボワール代表コロ・トゥーレを獲得した。移籍金は推定1700万ユーロ(約22億7000万円)前後とみられている。
アーセナル時代の獲得タイトル
28 日にメディカルチェックを済ませた28歳のDFは、18日に移籍が完了したエマニュエル・アデバヨルに続き、シティーが今夏アーセナルから獲得した2人目の選手となった。7年以上在籍したアーセナルでは、プレミアリーグ225試合に出場。2003-04シーズンにはアーセン・ベンゲル監督の指揮下で無敗優勝を経験したほか、2003年と2005年のFAカップ優勝にも貢献。また、決勝進出を果たした2006年UEFAチャンピオンズリーグでも重要な役割を担った。
ボイノフは期限付き移籍へ
トゥーレの獲得により、シティーの今夏の補強総額は1億ユーロ(約133億円)を突破。マーク・ヒューズ監督はイングランド代表MFギャレス・バリーをはじめ、ロケ・サンタクルス、カルロス・テベスなどの選手を獲得してきたが、守備の補強はアビジャンのASECミモサス・アカデミー出身のトゥーレが初めてとなる。一方、シティーでは大量の新加入選手と入れ替わる形で、イングランドで故障続きの2年間を送ったブルガリア人FWバレリ・ボイノフが、セリエAに昇格するFCパルマに今季終了までの期限付きで移籍する。先月のUEFA U-21欧州選手権でイングランド代表として活躍したDFネダム・オヌオハは、29日にシティーと新たに5年契約で合意している。
2009.08.06 Web posted at: 15:14 JST Updated - CNN
ドログバが新たに3年契約結ぶ、チェルシー新監督の要望で
(CNN) サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーは5日、所属するコートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ(31)と新たな3年契約を結んだと発表した。あと1年残っていた現契約を2年間延長した。
ドログバはクラブの公式サイトで契約延長を歓迎し、リーグ優勝、チャンピオンズリーグ(CL)制覇を第1目標にするとの抱負を述べた。
ドログバは昨季、スコラリ元監督の下で出場機会を減らし、移籍が取りざたされていた。しかし、ヒディンク前監督になってからプレーに切れが戻り、復活を見せ付けていた。来季のチェルシー監督にはイタリア人のアンチェロッティ氏が就任するが、ドログバ残留を要望していた。
ドログバ、チェルシーと新たに3年契約
サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーは5日、コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(31)と新たに2012年までの3年契約を結んだと発表した。 (AP)
[ 2009年08月06日 07:47 ]
コートジボワール 2大会連続出場に王手
【コートジボワール5―0ブルキナファソ】W杯アフリカ最終予選は4試合が5日に行われ、E組のコートジボワールがブルキナファソに5―0で大勝し、4連勝で2大会連続のW杯出場に王手をかけた。FWドログバが2得点を挙げた。コートジボワールは10月10日のマラウイ戦で引き分ければ突破が決まる。A組のカメルーンは首位ガボンを2―0で下し、最終予選3戦目で初勝利を挙げた。
[ 2009年09月07日 ]
アフリカへの有毒廃棄物投棄、蘭企業が和解金支払いに合意
* 2009年09月21日 13:15 発信地:ロンドン/英国
【9月21日 AFP】コートジボワールで2006年8月、欧州から運ばれた有害廃棄物が原因とみられる呼吸困難や吐き気などの症状を住民多数が訴えた事件をめぐり、オランダの石油販売会社トラフィギュラ(Trafigura)は19日夜、症状を訴えた住民3万1000人に対し計3000万ポンド(約45億円)を支払うことで住民側と合意した。同社広報が20日、発表した。一方、和解条件では、廃棄物の投棄と死者や流産が出たことなどとの関連性はないとしている。
トラフギュラによると、和解金は住民1人あたり75万CFAフラン(約15万5000円)ずつ支払われる見込みだ。住民側は当初、計1億8000万ポンド(約268億円)の和解金を要求していた。
06年8月、トラフィギュラがチャーターしたパナマ船籍の船が、苛性ソーダや石油残さ油などの有毒廃棄物をアビジャン(Abidjan)市内各所へ不法投棄。コートジボワール政府は、この廃棄物が原因で17人が死亡、10万人以上が治療を受けたとしている。また国連(UN)は前週、15人び死と数人の入院について、有毒物質が関係していたことを示す「強い」証拠を発見したと発表した。
一方のトラフギュラは、一貫して廃棄物と健康被害との関係を否定している。
和解に際して発表された住民側と同社の共同声明は、独立専門家20人以上による調査で、廃棄された化学物質と住民の死亡や出生異常、失明、深刻な慢性疾患などとの関連性は特定できなかったと指摘。住民側の代理人も、廃棄物が引き起こした可能性があるのは最悪でも短期的かつ低レベルの症状だけだと認めた。(c)AFP
2009.09.22 Web posted at: 17:51 JST Updated - CNN
有毒物質廃棄で欧州企業がコートジボワール住民に和解金
ロンドン(CNN) 西アフリカのコートジボワールに有毒物質が廃棄され、10万人以上の住民が健康被害を訴えている問題で、関係を指摘されているオランダの石油販売大手トラフィギュラは21日、住民1人につき950ポンド(約14万円)を支払う内容の和解案を提示したことを明らかにした。
国連によると、トラフィギュラと契約した業者が2006年、コートジボワールの最大都市アビジャン周辺に有害廃棄物500トンを廃棄。これが原因で15人が死亡、69人が入院し、10万人以上が健康被害を訴えている。有害廃棄物はまだ除去されておらず、多くの住民が頭痛、皮膚病、消化不良、鼻や喉や肺の問題を訴えているという。
トラフィギュラ側は、有害物質を廃棄したのが同社の委託業者だったことは認めたが、独自調査の結果、住民の健康被害と廃棄物との因果関係は認められなかったと主張。同社に責任はないと強調し、この問題について報じた英BBCなどを提訴する構えも見せていた。
和解案ではトラフィギュラ側が責任を認めないまま和解金を提示。住民側の代理人を務める英国の法律事務所は21日、訴訟について一切のコメントを避け、和解について肯定も否定もしなかった。和解案は裁判所の承認を経て、最終合意が交わされる見通し。
ココア24年ぶり高値、国際価格、供給不足でマネー流入。
2009/10/03 日本経済新聞 朝刊
ココア(カカオ豆)先物の国際価格が24年ぶり高値を更新した。アフリカの主産国の不作で供給不足が続いていることが背景。ファンドを通じた投機マネーの流入も相場の押し上げ要因となっている。需要家であるチョコレートやココア飲料のメーカーの調達価格は先物を基準に決まるため、原料コストにも上昇圧力が強まりそうだ。
国際指標のロンドン市場の先物(期近)は9月30日に1トン2085ポンドを付け、1985年以来の高値となった。1日も2053ポンドと高値圏を維持。ファンドの間では割安感の強い商品に投資資金を振り向ける動きが目立ち、ココア先物にも波及している。
国際的な供給不足が続くとの見方も強い。国際ココア機関(ICCO)の推計によると、2008年度(08年10月から09年9月)の世界全体の生産量は前の年度と比べて7%減の345万6千トンと、加工業者の処理量でみた消費量(349万4千トン)を下回った。供給不足は3年連続となる。
世界最大の生産国であるコートジボワールや2位のガーナがともに生育期に熱風と少雨に見舞われ、1割強も生産量が落ちた。10月以降の09年度の生産量に関しても世界的な天候不順が予想され、「供給不足が続く可能性が大きい」(米国系商社)という。
一方、世界需要は近年の欧米市場での高級チョコブームが昨秋のリーマン・ショック以後も比較的底堅く続いていることで落ち込みが小幅にとどまっている。月餅(げっぺい)と呼ばれるあんこ入りまんじゅうの人気が根強く、チョコレートを食べる習慣が広まっていない中国でも「沿岸部で急拡大する中流世帯層の間でチョコブームが起きる可能性もある」(国内大手商社)という。
国内のチョコレート菓子メーカーなどの需要家にとっては原料調達コスト増が避けられない。消費低迷で小売りからの値下げ圧力は強く、採算悪化につながりそうだ。
▼ココア先物 欧米取引所連合のNYSEユーロネクストが運営するロンドン国際金融先物オプション取引所(LIFFE)でのポンド建て取引が国際指標。ニューヨークのインターコンチネンタル取引所(ICE)はドル建てで、いずれもカカオ豆を取引する。赤道直下周辺に産地が多く、コートジボワール、ガーナ、カメルーン、ナイジェリアの4カ国で7割を占める。収穫期は10〜3月と5〜8月の年2回。
コートジボワール マラウイと引き分け本大会出場決める、W杯予選
* 2009年10月11日 08:06 発信地:ブランタイア/マラウイ
【10月11日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)アフリカ最終予選グループE、マラウイ対コートジボワール。試合は1-1の引き分けに終わり、コートジボワールが2大会連続の本大会出場を決めた。
コートジボワールは後半19分に先制点を許したが、同22分にディディエ・ドログバ(Didier Drogba)の得点で同点に追いついた。
勝ち点6で2位につけるブルキナファソが残り2試合で全勝しても、首位コートジボワールの勝ち点13に追いつけないため、コートジボワールの本大会出場が決まった。(c)AFP
ドイツ コートジボワールと引き分ける、国際親善試合
* 2009年11月19日 12:21 発信地:ゲルゼンキルヘン/ドイツ
【11月19日 AFP】サッカー国際親善試合、ドイツ対コートジボワール。試合は2-2の引き分けに終わった。
前半11分にルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)がペナルティーキック(PK)を決めて先制したドイツは、その後2点を奪われて一時は逆転されたが、後半ロスタイムに再びポドルスキーが得点して引き分けた。
試合が行われたシャルケ04(Schalke04)の本拠地ヴェルティンス・アレナ(Veltins Arena Stadium)には、10日に死亡したハノーバー96(Hannover 96)に所属するドイツ代表ゴールキーパー(GK)のロベルト・エンケ(Robert Enke)をしのぶ旗やバナーが飾られ、ベンチにはエンケのユニホームが置かれた。また、試合前には黙とうがささげられた。(c)AFP
PKO:隊員の不祥事急増 性的虐待など今年33人処分
【ジュネーブ伊藤智永】国連が世界の紛争地で展開している平和維持活動(PKO)の傍らで今年に入り、加盟国の軍などから派遣された隊員による、現地住民への性的虐待などが急増していることが7日、国連関係者への取材で分かった。国連は具体的な内容などを公表していない。21年前にはノーベル平和賞も受賞したPKOだが、隊員の質やモラルの低下の深刻さが浮かび上がった。
国連関係者によると、今年1月から11月初めまでの間、各地に展開するPKO隊員のうち33人が地元住民などへの性的虐待・搾取に関与し、強制退職や任務取り消し、投獄、解雇などの処分を受けた。昨年中に同様の処分を受けたのは2人。過去3年間でも交通違反や詐欺、窃盗などを含む不祥事の処分者は計20人で、今年の処分者数は飛び抜けて多い。
今年の性的虐待事件などはハイチ、レバノン、コートジボワール、リベリア、スーダン、コンゴ民主共和国などで発生した。いずれも多数のPKO部隊を受け入れている国々だ。国連は具体的な内容や内訳、理由などを一切公表していない。
性的虐待などを含む被害の訴えは年々増えている。国連は「不正は徹底追及する」と言うが、関係者を法律に基づいて裁く権限はない。国連は現地の司法手続きに委ねるため、関係各国に不祥事全般に関する毎年100件以上の調査を依頼しているが、法律が未整備な国も多く、回答は極めて少ない。
今年は112件の要請に対し14件しか返答がないという。このため、処分されないままの不祥事や表面化しない事件も多いとみられる。
【ことば】国連平和維持活動(PKO)
紛争地域で当事者の同意を得て、停戦監視や選挙監視などを通じ、武力衝突の再発を防ぐ活動。国連資料などによると、48年以降のミッション数は63件に上り、うち17件が現在も活動中。今年4月末現在で117カ国から計9万2000人以上の軍・警察要員が派遣されており、これとは別に2万人以上の文民要員なども参加している。日本の自衛隊は92年、カンボジアでの活動に初参加。モザンビークや中東・ゴラン高原などでの活動にも参加している。
毎日新聞 2009年12月8日 2時30分(最終更新 12月8日 2時40分)
韓国サッカー、3月初旬アフリカチームと評価試合
2009/12/26(Sat) 12:00
ホ・ジョンム監督が率いる韓国サッカー代表チームが、Aマッチデーの3月3日、南アフリカ共和国ワールドカップ本戦に進出したアフリカ チームと親善競技を行う。
大韓サッカー協会はホ・ジョンム監督の要請によりコートジボアール、カメルーン、ガーナなど三ヶ国と評価試合の開催を協議していると明らかにした。
代表チームの今回の決定は、6月の本戦3次戦の対戦国ナイジェリアに備えて、アフリカチームへの適応力を高めるためだ。