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チャド共和国 〜2009年
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○最新のニュース・情報 チャド共和国

○外務省 各国・地域情勢 チャド共和国

◆2004/12/20 地球が見える サハラ沙漠の湖、チャド湖を訪れる緑のじゅうたん
◆2005/12/30 JANJAN チャド政府、石油収入を貧困対策から財政赤字補填に
◆2006/03/01 JANJAN ダルフール紛争が国境を越えチャドへ
◆2006/05/12 JANJAN チャド:経済援助再開後も不安は残る
◆2007/01/24 緑のサヘル 第35回報告会 西アフリカ チャド共和国におけるスーダン難民支援〜危険地域での国際協力〜 @東京
◆2007/02/08 国境なき医師団 チャド南東部:悪化する治安のもと、避難民への援助を強化
◆2007/02/08 国境なき医師団 チャド東部で戦闘が勃発、MSFは負傷者140人を治療
◆2007/03/18 JANJAN チャド:森の消滅〜象が消え、ネズミが残る
◆2007/04/02 asahi.com ダルフール難民への援助 現地報告 チャド@国境なき医師団
◆2007/04/10 yomiuri.co.jp ダルフールからの越境民兵、チャドで住民200人以上殺害
◆2007/04/11 時事ドットコム チャド、スーダン両軍が国境で衝突=双方に多数の死傷者
◆2007/04/21 緑のサヘル 第36回報告会 スーダン難民と住民と共に〜二重の緊張状態にあるチャドで @横浜
◆2007/06/11 国境なき医師団 チャド:東部の緊急事態で15万人が援助を受けられず、MSFの活動にも多くの障害
◆2007/06/20 国境なき医師団 チャドの栄養失調と死亡率:憂慮すべき調査結果
◆2007/06/26 外務省  ダルフール紛争の影響により発生したチャド及び中央アフリカの国内避難民に対する緊急無償資金協力について
◆2007/06/26 外務省海外安全ホームページ チャドに対する渡航情報(危険情報)の発出
◆2007/06/28 UNHCR UNHCRは、ダルフール紛争の影響により発生したチャド及び中央アフリカの国内避難民支援活動に対する日本政府からのタイムリーな計約165万米ドルの支援に謝意を表明
◆2007/07/03 AFP BB News チャド大統領の息子、パリで他殺体で発見される
◆2007/07/06 中国新聞 ダルフールPKOを検討 自衛隊派遣の可能性
◆2007/07/27 JANJAN チャドに平和維持部隊派遣計画
◆2007/07/31 外務省 WFP(国連世界食糧計画)を通じた無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について
◆2007/08/01 IBTimes 外務省、WFPを通した7ヶ国への食糧援助を発表
◆2007/08/02 毎日新聞 スーダン:ダルフール紛争 国連、難しい治安維持 武装勢力、拠点は隣国
◆2007/08/07 国境なき医師団 チャド:派遣医師へのインタビュー −南東部では住民の健康状態が著しく悪化−
◆2007/08/24 中国情報局NEWS [夢中株]中国石油天然気:合資会社が石油発見
◆2007/09/03 AFP BB News 地球温暖化の影響で地図を大幅修正、タイムズ世界地図帳最新版
◆2007/09/06 asahi.com 人道援助が最後の生命線
◆2007/09/12 外務省海外安全ホームページ チャドに対する渡航情報(危険情報)の発出
◆2007/09/26 asahi.com ダルフール問題、安保理サミットで結束強調
◆2007/10/18 UK Today 10/18 英国における10代の妊娠率、西ヨーロッパでは『最高』に
◆2007/10/24 外務省海外安全ホームページ チャド:北部及び東部地域に対する非常事態宣言の発出
◆2007/10/26 asahi.com/jp.reuters.com チャド警察、養子として子供100人超を連れ出そうとした仏人ら逮捕
◆2007/10/27 AFP BB News 子ども103人「誘拐」したとしてチャド当局が仏NGOメンバー9人を逮捕
◆2007/10/29 cnn.co.jp 「ダルフール孤児」の出国図った仏NGO、大統領が非難
◆2007/10/29 AFP BB News チャドの仏NGO拘束事件、サルコジ大統領が同団体を非難
◆2007/10/30 cnn.co.jp 仏援助団体の6人ら、子ども誘拐で起訴 チャド
◆2007/10/30 AFP BB News チャドで拘束されたNGOメンバーら、起訴される
◆2007/11/02 asahi.com 子103人連れ出し拘束 仏の市民団体「救援」 チャド
◆2007/11/02 cnn.co.jp チャドで保護の子どもたち、「孤児ではなかった」と判明
◆2007/11/02 AFP BB News 「子ども誘拐未遂」 子どもたちは親のいるチャド人
◆2007/11/02 AFP BB News チャド大統領、ジャーナリストとチャーター便乗員の解放に前向き発言
◆2007/11/04 cnn.co.jp 仏大統領がチャド訪問へ NGOメンバー裁判受け
◆2007/11/04 AFP BB News 「子ども誘拐未遂事件」でサルコジ大統領がチャドへ出発
◆2007/11/04 AFP BB News ゾエの箱舟による子ども誘拐未遂 、チャドで公判始まる
◆2007/11/04 MSN産経ニュース 仏大統領がチャド到着 人道団体の拘束問題で
◆2007/11/05 cnn.co.jp チャドで拘束の仏記者など釈放、無事帰国
◆2007/11/05 asahi.com サルコジ大統領がチャド入り 仏団体「人身売買」問題
◆2007/11/05 毎日新聞 仏大統領:チャド訪れ記者ら7人と帰国 ゾエの箱舟事件で
◆2007/11/05 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂、ジャーナリストら7人釈放
◆2007/11/05 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂で釈放された7人、サルコジ大統領とともに帰国へ
◆2007/11/06 毎日新聞 チャド:仏NGO拘束 サルコジ仏大統領、チャドを訪問 釈放の記者ら連れ帰る
◆2007/11/06 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂事件、子どもたちの今
◆2007/11/08 AFP BB News ユニセフ職員が、児童誘拐容疑の仏慈善団体を援助
◆2007/11/10 JANJAN 「優れた兵士」として徴用され続ける世界の子どもたち(全訳)
◆2007/11/10 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂、チャド当局が輸送機乗員4人を釈放
◆2007/11/11 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂、航空機乗員はNGOの活動に当初から疑念抱く
◆2007/11/15 サンパウロ新聞 72位に下がる、ブラジルの競争力
◆2007/11/16 MSN産経ニュース 【明解要解】支援?売買?チャドの子供、欧州移送
◆2007/11/20 swissinfo スイス男女不平等社会
◆2007/11/24 AFP BB News ダルフール紛争、チャドのガガ難民キャンプ
◆2007/11/26 外務省海外安全ホームページ チャドに対する渡航情報(危険情報)の発出
◆2007/11/28 国境なき医師団 チャド:MSFチーム、襲撃を受けククでの活動を一時停止−
◆2007/12/12 hollywood channel アンジェリーナ・ジョリーのエッセイ、専門家から評判上々
◆2007/12/14 外務省 人道的保護のためのチャド警察(PTPH)支援について
◆2007/12/20 AFP BB News 
UNHCR、2008年に向けて10億9000万米ドルの支援を国際社会に求める【UNHCR】
◆2007/12/23 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂で起訴された仏援助団体メンバーの公判始まる
◆2007/12/27 時事ドットコム 2007/12/27-07:16 仏人6人に懲役8年=チャドの子供誘拐
◆2007/12/27 cnn.co.jp 仏NGOの6人に懲役8年 チャドで子ども103人誘拐未遂
◆2007/12/27 MSN産経ニュース 仏NGO活動家に懲役8年 チャドの裁判所
◆2007/12/28 国境なき医師団 チャド:避難民キャンプの地域保健員、ザハラ・ジブリーヌへのインタビュー
◆2007/12/28 AFP BB News 子ども誘拐未遂、仏政府の受刑者身柄引き渡し要請にチャドは応じる意向
◆2008/01/12 NIKKEI NET EU、アフリカ中部へ平和部隊派遣で合意
◆2008/01/18 JANJAN 米国:米議会、クラスター爆弾と少年兵問題で動く(全訳記事)
◆2008/01/28 usfl.com EU部隊、2月に派遣 ダルフール難民保護で
◆2008/01/29 asahi.com EU、チャドなどに平和維持部隊派遣へ
◆2008/01/29 AFP BB News チャド子ども誘拐未遂、フランスの裁判所が「ゾエの箱舟」6人に禁固8年
◆2008/01/29 AFP BB News EU、チャドと中央アフリカに平和維持部隊派遣へ
◆2008/02/01 cnn.co.jp チャド政府軍と反政府勢力が停戦合意 現地報道
◆2008/02/01 blog.mag2.com 支援車両への攻撃でチャド東部の支援が遅延
◆2008/02/01 varietyjapan.com 国連平和大使ジョージ・クルーニーの一日
◆2008/02/02 AFP BB News チャド反政府勢力が首都ヌジャメナ制圧
◆2008/02/02 時事ドットコム 2008/02/02-23:05 反政府勢力が首都制圧か=大統領の安否不明−チャド
◆2008/02/03 www.people.ne.jp 外務省、チャド在住中国人の安全を確認
◆2008/02/03 yomiuri.co.jp チャドの反政府武装勢力が首都侵攻、デビ政権崩壊の危機
◆2008/02/03 cnn.co.jp チャド政府軍と反政府勢力が停戦合意 現地報道
◆2008/02/03 NIKKEI NET 反政府勢力が首都へ進撃・チャド、内戦悪化
◆2008/02/03 asahi.com チャド、反政府組織の一部が停戦合意の情報
◆2008/02/03 日経ネット チャド、反政府勢力が首都ほぼ制圧
◆2008/02/03 AFP BB News 反政府勢力のチャド首都制圧、欧米人らが国外へ避難
◆2008/02/04 時事ドットコム 2008/02/04-12:21 チャドの戦闘停止を要求=国連総長
◆2008/02/04 毎日新聞 チャド:政府軍、反政府勢力を首都郊外まで押し戻す
◆2008/02/04 毎日新聞 チャド:政府側の戦況不利に 反政府3派が首都に侵攻、参謀総長が戦死
◆2008/02/04 MSN産経ニュース チャド首都を一時制圧
◆2008/02/04 usfl.com チャドの戦闘停止求める 国連、安保理も緊急協議
◆2008/02/04 NIKKEI NET チャド、反政府勢力が首都ほぼ制圧
◆2008/02/04 cnn.co.jp チャド首都で新たな戦闘、カメルーンに難民流入
◆2008/02/04 時時ドットコム 2008/02/04-00:57 反政府勢力、大統領府を包囲=チャド
◆2008/02/04 中日新聞 チャドで反政府勢力が首都制圧 仏軍は中立堅持
◆2008/02/05 yomiuri.co.jp チャド政府「首都を奪回」、市民ら数百人負傷
◆2008/02/05 asahi.com 反政府側が首都から撤退 チャド
◆2008/02/05 NIKKEI NET チャドの反政府勢力を非難、安保理が議長声明
◆2008/02/05 毎日新聞 チャド:国連安保理「懸念」表明 議長が各国に支援求め
◆2008/02/05 毎日新聞 チャド:軍と反政府勢力、戦闘は小康状態
◆2008/02/05 www.people.ne.jp 国連安保理、チャド情勢で緊急会議を開催
◆2008/02/05 AFP BB News チャド反政府勢力、即時停戦に原則合意
◆2008/02/05 AFP BB News チャド反政府勢力、仏軍と首都制圧初日に銃撃戦
◆2008/02/05 dongA.com チャド内戦激化…外国人撤退開始
◆2008/02/05 外務省 チャドにおける反政府勢力による武力攻撃について
◆2008/02/06 IBTimes チャド、クーデターにより数百人の住民が殺害
◆2008/02/07 asahi.com チャド大統領が勝利宣言 反乱軍は再攻撃準備
◆2008/02/07 時事ドットコム 2008/02/07-06:33 首都の戦闘、100人死亡か=チャド
◆2008/02/07 AFP BB News チャド、首都戦闘の死者は160人以上、3万人が国外に避難と赤十字
◆2008/02/07 cnn.co.jp 政府軍が全土掌握と大統領が宣言、アフリカのチャド情勢
◆2008/02/07 UNHCR Japan-News 2万人近くの難民がカメルーン国境の町に避難
◆2008/02/07 NIKKEI NET EU、チャド内戦への部隊派遣を延期
◆2008/02/07 NIKKEI NET チャド大統領、全土を掌握と発表・現地報道
◆2008/02/08 UNHCR 隣国カメルーンから帰還する者がいる一方、多くは避難を続けるチャド人
◆2008/02/08 AFP BB News 隣国カメルーンから帰還する者がいる一方、多くは避難を続けるチャド人
◆2008/02/09 AFP BB News 国連PKO局事務次長、ダルフールでの「代理戦争」に強い懸念を表明
◆2008/02/11 AFP BB News ダルフールから1万2000人チャドに避難、UNHCR報告
◆2008/02/12 AFP BB News 2万人近くの難民がカメルーン国境の町に避難【UNHCR】
◆2008/02/15 AFP BB News チャド、国内全土に非常事態宣言を発令
◆2008/02/15 MSN産経ニュース チャド全土に非常事態宣言
◆2008/02/15 cnn.co.jp チャド大統領、全土に非常事態宣言 治安回復が目的と
◆2008/02/15 時事ドットコム 2008/02/15-07:59 チャド大統領、全土に非常事態宣言=反政府勢力の首都攻撃受け
◆2008/02/28 JANJAN チャド:チャドはいつの日か主権を失うのではないか
◆2008/03/03 国境なき医師団 チャド:ビラク地域のスーダン人難民は依然として危険な状況にある
◆2008/03/07 外務省 コンゴ(民)、スーダン、チャドに対する国連地雷対策支援信託基金(UNMAS)を通じた無償資金協力「中央部及び東部アフリカ諸国における地雷除去計画」に関する書簡の交換について
◆2008/03/08 AFP BB News チャド誘拐未遂、子ども103人が家族と再会へ
◆2008/03/13 AFP BB News スーダン・チャド和平会議、スーダン大統領欠席で延期
◆2008/03/14 asahi.com スーダン、チャドが和平合意
◆2008/03/14 cnn.co.jp チャド、スーダンが和平協定 国連事務総長立ち会い調印式
◆2008/03/14 NIKKEI NET スーダン大統領「チャドに野心持たない」
◆2008/03/26 スポーツ報知 バーレーン“多国籍軍”…チャド&モロッコ出身選手もいた
◆2008/04/01 AFP BB News チャド大統領、子ども誘拐未遂の仏援助団体メンバーらに恩赦
◆2008/04/01 MSN産経ニュース 「ゾーイの箱船」メンバー6人、大統領恩赦で釈放
◆2008/05/11 NIKKEI NET スーダンがチャドと断交
◆2008/05/29 時事ドットコム スーダン−チャド戦を延期=FIFA
◆2008/07/03 AFP BB News イスラム導師の支持者と警察が衝突、72人が死亡 チャド
◆2008/08/19 APF BB News 神からの贈り物か、スーダン産「アラビアガム」めぐる駆け引き
◆2008/09/04 UNHCR 一斉にスタート!:ヒューマンレース、ジュネーブ到来
◆2008/10/07 国境なき医師団 マラリア:単なる善意に留まらない効果的な行動を ー命を救うマラリア治療をさらに多くの患者へー
◆2008/10/20 外務省 チャド共和国に対する国際連合児童基金(ユニセフ)を通じた無償資金協力(チャド共和国におけるポリオ撲滅計画)に関する書簡の交換について
◆2008/11/10 NIKKEI NET スーダンとチャドが国交回復 リビアが仲裁
◆2009/02/22 cri カタール、スーダン・チャドと関係の改善での協力を承諾
◆2009/02/26 AFP BB News 庶民の燃料「木炭」の使用禁止、砂漠化進行防止のため チャド
◆2009/03/01 asahi.com アフリカ・チャド、枯れる湖を草が覆う 地球異変
◆2009/03/11 外務省 コンゴ民主共和国及びチャド共和国に対する無償資金協力 「中央部アフリカ諸国における地雷除去計画」に関する交換公文署名式について
◆2009/04/08 国境なき医師団 チャドでのはしか予防接種 ―おんぼろトラックとロバの道
◆2009/04/30 cnn.co.jp アフリカで流行の髄膜炎、ワクチンで食い止めへ MSF
◆2009/05/07 国境なき医師団 西アフリカにおける髄膜炎の流行:MSFは過去最大規模で集団予防接種を実施
◆2009/05/09 asahi.com チャド東部スーダン国境近くで激しい戦闘、247人死亡
◆2009/05/29 国境なき医師団 西アフリカの髄膜炎の流行:大流行は終息に向かっている
◆2009/06/19 cnn.co.jp 世界的な不況で「人身売買」状況が悪化と、米国務省報告
◆2009/08/08 cnn.co.jp ポルトガル、収容者2人の受け入れ発表 グアンタナモ施設
◆2009/09/02 国境なき医師団 チャド:拉致のMSFスタッフ、無事解放
◆2009/10/16 cnn.co.jp アフリカの水がめチャド湖、20年以内に干上がる恐れ
◆2009/11/25 Bloomberg.co.jp 【香港・注目株】不動産の花様年、掘削機器の三一重装国際、中国石油


 
 
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2007/04/11-08:05 チャド、スーダン両軍が国境で衝突=双方に多数の死傷者

【ヌジャメナ10日】アフリカのチャドと隣国スーダンの国境で9日夜、両国軍が激しく衝突し、双方に多数の死傷者が出た。スーダン軍の発表によると、チャドと国境を接する同国西部ダルフール地方でのチャド軍との戦闘で、スーダン兵士17人が死亡、40人が負傷した。チャド高官は、この戦闘で双方に約30人の死者がでたと述べた。(写真は戦場でのチャド軍兵士、2006年撮影)

 同高官が匿名を条件にAFP通信に明らかにしたところによると、チャド軍が反政府武装勢力を追撃してスーダンに越境し、スーダン軍の反撃を受けたという。ただ、チャド政府は、政府軍がスーダンに越境した事実はないと否定している。

 両国国境での戦闘に先立って同日、チャド東部で政府軍と反政府武装勢力の間で激しい戦闘が展開された。チャド政府の報道官によれば、少なくとも政府軍兵士8人が死亡し、武装勢力側にも多数の死者がでた。チャド東部は2月以降、比較的平静を保っていたが、政府軍が今月初めに武装勢力の拠点を爆撃したのを機に、再び不穏な情勢が続いている。

 武装勢力は車両200台以上を投入して政府軍陣地を襲撃。これに対し政府軍は断固反撃し、武装勢力の車両38台を破壊したという。同報道官は、武装勢力はこれまでと同様、スーダンから侵入してきたと述べた。 〔AFP=時事〕



 
 
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皆さま

チャドに逃れたスーダンのダルフール「難民」。
この言葉を目にしたとき、皆様は何を思い描くでしょうか。

― 祖国を追われ、苦難を強いられる人々。
世界から支援物資は届くが、いまだ十分ではない ―

そんな「難民」への、緊急人道支援の必要性が声高に叫ばれます。

そんなさなか、国際社会から忘れられがちなのが
難民キャンプ周辺の「地域住民」の存在です。

ダルフール紛争がなければ、
メディアに取り上げられることも終ぞ無かったであろうチャドの人々の暮らし。
砂漠化に蝕む大地に、大量の難民が押し寄せることで
限られた資源をめぐり住民と難民との間に葛藤が生まれ、
国家間の対立もまた深まりました。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070410i114.htm
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070411011877a

現地の地域住民も難民と同様、
治安の悪化と生活資源の枯渇に苦しんでいます。
しかし国際社会は、"政治的トレンド"にあるスーダン難民には
<注目>しても、チャド住民を支援の対象として見ることはありません。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とのパートナー事業で
スーダン難民とチャドの人々と共に、環境保全・生活向上事業に
取り組んできた唯一の日本のNGO『緑のサヘル』が報告します。

----------------------------------------------------------
■治安が極度に不安定化する現場において、NGOや国際社会は
 どんな点に配慮し、どんな支援体制で臨むべきなのか?

■政府や国際機関、企業のような大組織ではない
 日本の小さなNGOが、どのような試行錯誤を経て
 難民支援・環境保全プロジェクトを遂行したのか?

■日本では報じられない、スーダン隣国のチャド情勢とは?
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緊迫したチャド情勢が伝えられることは滅多にありません。
その真実をお伝えするため、下記の通り報告会を開催します。

ぜひ、ご来場くださいませ。

■□■□■ 緑 の サ ヘ ル  第 36 回 報 告 会 ■□■□■

■議題  スーダン難民とチャドの住民による環境保全活動
     ― 緊張した状況下での取り組み ―
■日時  2007年4月21日(土) 19:00開場 19:15〜20:45
    ※終了後、近くのお店にて懇親会を行ないます。
     スタッフと間近で話すチャンスですので、
     ぜひご参加ください。懇親会のみの参加も歓迎!
■報告者 緑のサヘル代表理事 岡本敏樹
     http://www.jca.apc.org/~sahel/
■場所  かながわ県民センター 4階 406会議室
 http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/center/areamap.html
     横浜駅西口より徒歩3分
     神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2−24−2
■参加費 500円(資料代として)
■お申込 当日の飛び入り参加も大歓迎いたしますが、
     準備のため事前お申込いただけると幸いです。
    ◆メール: 件名を「4月21日報告会参加申込み」として
     (1)氏名 (2)所属(あれば) (3)電話番号(緊急連絡先)
     (3)終了後の懇親会への参加の可否(未定なら未定)
     (4)聞きたいことやご質問、コメント(あれば)を
     明記のうえ、緑のサヘル事務局 (sahel@jca.apc.org
     までご連絡ください。


 
 
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UNHCRは、ダルフール紛争の影響により発生したチャド及び中央アフリカの国内避難民支援活動に対する日本政府からのタイムリーな計約165万米ドルの支援に謝意を表明

2007年 6月 28日

 東京(28日)発――チャド東部地域では、情勢が急速に悪化し、17万人の国内避難民が発生し、26の国内避難民キャンプに避難を余儀なくされるという事態が生じている。2006年10月時点で5万人だった国内避難民が6月時点で17万人になるなど、状況は深刻を極めている。

また、中央アフリカ北東部においても反政府勢力の活動やダルフールの民兵からの越境攻撃等により同様の現象が発生している。2006年12月時点で約15万人とされていた国内避難民が、5月までに21万2千人に増加するなど、状況は極めて深刻。国際社会の焦点が、ダルフールやチャドに集中する今日、中央アフリカ共和国における事態は、「忘れられた危機」となっている。

チャド及び中央アフリカにおける国内避難民は、着の身着のままで逃れており、雨露や日中の強い日差しから身を守る術を持たず、食糧を始めとする全ての生活必需品を援助に頼らざるを得ず、その状況は極めて深刻である。このような国内避難民を安全な場所に避難させ、非食糧品や医療支援を早急に実施する必要が生じている。

今般の日本政府からの支援の内訳は、チャド東部地域に約115万ドル、中央アフリカ北東部に約50万ドル。UNHCRはこの支援を活用し、国内避難民に対する保護活動及び非食糧品の供与を実施する。

UNHCRは活動自体が困難な治安状況の中、チャドおよび中央アフリカにて国内避難民の保護、緊急シェルター、物資の配給、保健、教育、コミュニティ支援を各機関との連携をはかりながら実施する。



 
 
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チャド大統領の息子、パリで他殺体で発見される

* 2007年07月03日 10:46 発信地:パリ/フランス

【7月3日 AFP】チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領の後継者と目されていた息子のブラヒム・デビ(Brahim Deby)氏(27)が2日早朝、パリ(Paris)の郊外で他殺体で発見された。消火器を噴射されて粉末を大量に吸い込んだことによる窒息死と見られる。

 遺体は、パリ西郊Courbevoieの自宅アパートの地下駐車場でガードマンにより発見された。遺体は消火器の粉末で覆われ、そばには消火器が放置されていた。

 頭には深い傷があったものの、検視の結果、死因は窒息死だった。

 警察は、この地下駐車場に停車していた黒いメルセデスベンツが事件に何らかの関係があると見て、この車の行方を追っている。(c)AFP/Katell Prigent



 
 
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地球温暖化の影響で地図を大幅修正、タイムズ世界地図帳最新版

* 2007年09月03日 20:08 発信地:ロンドン/英国

【9月3日 AFP】世界中で懸念されている地球温暖化の影響は、「地図」の世界にも及んでいるようだ。「タイムズ世界地図帳(The Times Comprehensive Atlas Of The World)」の最新版では、気候変動によって地形に変化がもたらされたために、大幅な変更を加えなければならなかった。同地図帳の編集長が2日、明らかにした。

 地図製作者らは地勢の変更を反映するために、海岸線を描き直したり、土地の種類を分類し直したりしなければならなかった。アフリカのチャド湖(Lake Chad)も対象の1つで、1963年当時の大きさの5%にまで縮小した。

 前版の「タイムズ世界地図帳(第11版)」は2003年に発行されている。

「環境災害が起こっているという事実を文字通り『見る』ことができる」と英国で発行されている同地図帳の編集長ミック・アシュワース(Mick Ashworth)氏は語る。

「近い将来、有名な地勢が本当に永遠に消えてしまうかもしれない。バングラデシュ(Bangladesh)のように、土地の輪郭は変わりつつある。海面は毎年約3ミリずつ上昇しており、これが海岸線に奇妙な影響を与えている」

 かんがいシステムによって変化したものもある。中央アジアのアラル海(Aral Sea)がその1例で、綿花栽培のために取水され、ここ40年で大きさは4分の1に縮小してしまった。

 「タイムズ世界地図帳」の初版は1895年に発行された。次に発行される第12版に至るまでに、3500の名称変更を含む約2万か所に変更が加えられた。この地図帳には社会的、人口動態的情報も含まれている。(c)AFP



 
 
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人道援助が最後の生命線

2007年09月06日

国境なき医師団@チャド

 世界最悪の人道危機が続くスーダンのダルフール地方と国境を接するチャド南東部では、激化する紛争によって、家を焼かれ、家族を失い、家財や家畜を奪われて逃げまとう避難民が急増している。現在、その数は17万、ダルフール地方からの難民も合わせると数十万にものぼる人びとが、水や食糧、そして雨風をしのぐ避難場所さえほとんどない悲惨な状態に置かれている。国境なき医師団(MSF)は、南東部にある複数の難民キャンプで、栄養失調に陥った子どもの治療、安全な飲み水の供給、テントや毛布の配布など多岐にわたる援助活動を緊急に拡大しているが、7月に始まった雨季が追い討ちをかけるように事態を悪化させている。今日、何人殺されたのか、それすら分からないこの国では、人道援助だけが命綱である。

 [1]避難民はわらや枝で作った仮設の小屋に住んでいる。このようなもろい住居では、日陰でも46度まで上昇する日中の暑さや夜間の急激な気温の冷え込みをしのぐことはできず、風に巻き上げられた砂や、この地方で始まろうとしている暴風雨から人びとを守ることはできない。

 [2]2007年5月に、MSF付属の疫学研究組織がチャド南東部にあるゴズ・ベイダ周辺のキャンプ4カ所を対象に行った調査では、子どもの5人に1人が急性栄養失調に陥っていることが明らかになった。ゴズ・ベイダのキャンプでは、約2000人の子どもが栄養失調に苦しんでいるが、現在治療を受けられているのはわずか300人にすぎない。この地域における病院の受け入れ態勢を強化することが急務である。

 [3]ククにある難民キャンプには、40以上の村から4万人が避難してきている。避難民を受け入れる町は、大規模な人の流入に対処することが困難である。清潔な飲み水の不足は深刻であり、すでに避難民の間では下痢の症例が多発している。ゴズ・ベイダでは数多くの援助団体が活動しているが、配給する水の量は避難民1人あたり1日3〜8リットルで、1日に必要最低限の量である20リットルにはほど遠い。

 [4]入院用テントの中では、ベッドごとに蚊帳が掛けられるようになっている。マラリアを媒介する蚊は、キャンプ内の水たまりなどで繁殖するため、雨季には感染者が増加する。人びとが暮らす急場しのぎの小屋はわらやビニールシートで作られているため、蚊を閉め出すことは不可能である。避難民にとって、蚊帳はマラリア予防の唯一の手段である。

 [5]避難民の数は増え続けており、既存の医療施設だけでは避難民と住民のニーズを満たすことができない。雨季にともない、マラリアや下痢、栄養失調の大幅な増加が懸念されている。壊滅的な事態が生じるのを避けるために、病院の規模を拡大し、水の供給を改善して栄養失調に対処することが今、緊急に必要とされている。

 チャド南東部では、一日たりとも予断を許さない状況が続いています。難民・避難民への緊急援助活動をご支援ください。

寄付により行える援助活動の一例

●5000円:  1日分の清潔な飲み水(20リットル)を32人に提供できる

●10000円: 家族用シェルター資材を4家族に提供できる

●20000円: 継続的な栄養治療により重度の栄養失調児5人の命を救うことができる

■インフォメーション

MSF DAY 2007

国境なき医師団 in 広島 開催のお知らせ

2007年9月、国境なき医師団(MSF)はスペシャルイベントを広島で開催いたします。会場でしか見ることができないMSF制作のドキュメンタリー映画の上映会、そして広島出身の医師による講演会を通じ、広島の皆様と人道援助について考える一日です。イベントでは海外派遣スタッフ説明会も同時開催いたします。

【日時】2007年9月8日(土)13時〜16時30分

【会場】広島国際会議場 大会議室(ダリア)

〒730−0811 広島市中区中島町1番5号(平和記念公園内)

参加無料 

※当日直接ご来場ください。11:30より会場にて整理券を配布いたします。定員に達し次第締め切らせていただきます。予めご了承下さい。

【お問い合わせ】 03-5337-1376(土日祝を除く10:00〜18:00)

※MSF DAY 2007 広島の次は大阪で開催します。

日時:2007年11月24日(土)

場所:大阪市中央公会堂 大会議室

〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-27

■命を救うために毎日できることは何だろう。

「1日50円キャンペーン」は、1日あたり50円または任意の金額を、1カ月ごとに口座から振り替えていただく継続的なご寄付の方法です。安定した資金が確保できるため、緊急事態へのより迅速な対応が可能となり、またより長期的な視野に立ったプログラムづくりを可能にする支援方法です。ぜひご参加下さい。お申し込みはこちらから。

■海外派遣スタッフ 参加者募集中

MSFでは、活動に参加できる海外派遣スタッフを常時募集しています。医師、看護師、助産師、臨床検査技師、臨床心理士、薬剤師のほか、非医療系ではロジスティシャン(建築、水・衛生管理、電気、通信、機械、車両、物資輸送などの専門家)、アドミニストレーター(財務・人事管理責任者)を募集しています。

毎月、派遣希望者を対象に海外派遣スタッフ募集説明会を開催しています。

次回は9月8日(土)15:20より、MSF DAY 2007 広島の会場で開催いたします。参加希望の方は、事前に参加申込みフォーム又はお電話にてお申込みください。

※次回の東京での説明会は、9月15日(土)13:30〜15:30に開催します。

派遣に関する詳しい情報はこちらから。

お問い合わせはリクルート担当へ。Tel: 03-5337-1499 recruit@tokyo.msf.org

■国境なき医師団 メールマガジン

MSFの活動状況や海外派遣スタッフ募集などの情報を、不定期(月一回程度)に、テキスト形式およびHTML形式のメールでお届けします。購読は無料です。是非お申し込みください。お申し込みはこちらから。



 
 
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チャド警察、養子として子供100人超を連れ出そうとした仏人ら逮捕

2007年10月26日15時37分

 [ヌジャメナ/パリ 25日 ロイター] アフリカの内陸国チャドの警察は25日、養子縁組を目的に100人以上の子どもをチャドからフランスに連れ出そうとしていたフランス人9人を逮捕した。

 チャド政府および複数のフランス外交官が明らかにした。

 逮捕された9人の中には、先に、スーダンのダルフール地区に暮らす孤児を養子に出す目的でフランスに連れて行く意向を示していた団体「Zoe's Ark」の幹部も含まれていた。

 チャドのバシル国務相は、ロイターの取材に対し、フランス人9人をダルフールとの境界に近い同国東部のアベシェ空港で逮捕し、警察が身柄を拘束していると発表した。

 フランス外務省は8月、Zoe's Arkに対し、ダルフールの子どもたちが孤児であるという保証はなく、プロジェクトの合法性も疑わしいとして警告を発していた。

 バシル国務相によると、逮捕されたフランス人の集団は、フランスのチャーター機で子どもたちをアベシェからフランスに飛行機で送る計画だったという。



 
 
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子ども103人「誘拐」したとしてチャド当局が仏NGOメンバー9人を逮捕

* 2007年10月27日 23:06 発信地:ヌジャメナ/チャド

【10 月27日 AFP】(28日一部訂正)フランス政府は27日、チャドから子ども103人を密かにフランスに連れ出そうとしたとして現地当局に逮捕、拘束されたNGO メンバーらフランス人9人について、「非合法で無責任」な行為を働いたとして非難した。9人は依然として拘束を解かれていない。

 逮捕されたのは、フランスの援助団体「Arche de Zoe」の関連団体メンバーとジャーナリスト3人を含む9人。子どもたちを「救出」するために出国させようとした未遂事件に関与したとして25日にチャドで逮捕、拘束された。

 フランスのラマ・ヤド(Rama Yada)外務・人権担当閣外相は、政府が子どもたちの出国を阻止しようとしたことを明らかにした。

 同次官はテレビで「この行為を禁止・阻止するために全力を尽くした。しかし彼らは密かに、誰にも告げず、当局の許可も得ずに実行した。非合法で無責任な行為に走った」と非難した。

 チャドのテレビは26日夜、同国東部のアベシェ(Abeche)で拘束中のフランス人が手錠をされ床に座っている姿や、1歳から8歳の子ども男女103人の様子を伝えた。なかには泣いている子どももいた。

 同日、パリ(Paris)のチャド大使館前では、チャドから到着する子どもたちを引き取ることになっていた家族ら100人ほどが詰め掛け、子どもたちの飛行機が出航差し止めとなったことを「まったくの謎」だとして抗議した。

 「Arche de Zoe」は、隣国スーダンでのダルフール紛争で危機的状況にある子どもたちを「死から救う」ため連れ出そうとしたと主張しているが、チャドの首都ヌジャメナ(N'Djamena)に駐在するユニセフ(UNICEF)の代表は、子どもたちの大半はチャド出身で、孤児だという証拠はないと述べた。

 またチャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は、子どもたちをフランスに連れ出そうとした行為が「純然たる誘拐」だとして援助団体メンバーに対する「厳しい処罰」を要求した。

 伝えられるところによると、子どもたちはフランスで養子縁組を行うか、里親に引き取られることになっていた。こうした希望者たちはArche de Zoeに、2800(約46万円)-6000ユーロ(約100万円)を支払っていた。

 26日、子どもたちを出迎えるためパリ郊外の空港に集まっていた養子・里親希望者らは、市内に移動しチャド大使館前で抗議活動を行った。

 抗議に参加した、ダルフールの孤児受け入れを希望する家族会「Collective of Families for the Orphans of Darfur、COFOD」のMaryse Cales副代表は、拘束されたメンバーの釈放を求め、子どもたちの今後の待遇を知りたいと話した。そして今回の事件について「彼らは皆、許可を得ている。理解できないのは、チャド当局の心変わりだ。まったくの謎だ」と話した。

 Arche de Zoeのステファニー・ルフェーブル(Stephanie Lefebvre)事務局長は、関連団体の行為は全くの同情心からだと述べ、養子縁組のために子どもを確保したとの疑いを一切否定した。同団体では子どもたちを「死から救う」ためにスーダン西部のダルフール地方とチャドの国境地帯から移送したと主張している。これまでに約300家族から子どもを引き取るとの申し出があったという。

 この日、フランス軍は、チャド各地でこの援助団体メンバーを「ほかの多くの組織にするのと同じように」輸送したとの報告を確認した。報道官のChristophe Prazuck海軍司令官が明らかにしたもので、この輸送はチャド政府当局と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の許可を得ており「仏軍の手段を使って子どもを運んだことは一度もない」と付け加えた。

 チャドにはダルフール紛争による難民約23万6000人がいるほか、東部での軍と反政府武装勢力との戦闘で、約17万3000人が難民や避難民になったと見られている。ダルフール紛争では少なくとも20万人が犠牲者となった。(c)AFP



 
 
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チャドの仏NGO拘束事件、サルコジ大統領が同団体を非難

* 2007年10月29日 15:04 発信地:アベシェ/チャド

【10月29日 AFP】チャドから子ども103人を密かに連れ出そうとしたとしてフランスの援助団体のメンバーらが現地当局に拘束された事件について、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は28日、「違法で容認できない行為だ」と同団体を非難した。

 大統領報道官によると、サルコジ大統領はチャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領と電話協議し、拘束されたフランス人9人の状況を聞いたという。

 これに先立ってラマ・ヤド(Rama Yada)仏外務・人権担当閣外相は、拘束された同団体のメンバーの行動は誘拐とみなされても仕方なく、責任を取らなければならないと述べていた。またユニセフ(UNICEF)は「子どもたちの大半はチャド出身で、孤児だという証拠はない」と指摘している。

■新たに1人を逮捕、拘束者らは29日中にも起訴か

 事件は、援助団体「Arche de Zoe」がスーダン・ダルフール(Darfur)地方に隣接するチャド国境で1歳−10歳の子どもたちを「死から救うために(同団体)」出国させようとしたもので、同団体のメンバー6人と記者3人の計9人のフランス人と、子どもたちを移送するチャーター便のスペイン人乗組員7人が、同国東部のアベシェ(Abeche)でチャド当局に逮捕された。

 また、28日には新たに同チャーター便のベルギー人パイロットも拘束された。17人は29日にも起訴される見込みだ。

 子どもたちは現在、アベシェにある孤児院に収容されている。

■団体側は「紛争孤児との証拠がある」と反論

 パリの同団体幹部は子どもたちの身元について、「全員がダルフール紛争の孤児で、頼れる親戚もないとの地元氏族長らの証明書を持っている」と反論した。

 報じられたところによると、子どもたちはフランスで養子縁組を行うか、里親に引き取られることになっており、希望者らは同団体に2800(約46万円)−6000ユーロ(約100万円)を支払っていた。

 当初の計画では1万人の子どもを欧州に移送する予定だったが、計画には養子縁組あっせん団体や人権団体から「無責任」との批判が相次いでいたという。

 同団体は政府からチャド国内で仏空軍機や仏軍施設を使用する許可を得ているが、仏政府は数か月前に、同団体の活動計画について違法行為の恐れがあると警告。7月から仏警察が、同団体の活動内容を捜査していた。

 ただ同団体はこれについても、仏政府が計画に待ったをかけた事実はなかったとしている。

「Arche de Zoe」は、2004年のインド洋地震津波災害の被災者を援助する目的で、ボランティアの消防士Eric Breteau氏により設立された。(c)AFP/Sonia Rolley



 
 
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仏援助団体の6人ら、子ども誘拐で起訴 チャド

2007.10.30

Web posted at: 17:33 JST - AP

ヌジャメナ(AP) アフリカ中部チャドの当局は、103人の子どもをフランスの受け入れ家庭へと連れて行こうとした同国の援助団体「ゾーイの方舟」のメンバー6人を、誘拐罪で起訴した。関係者が30日、明らかにした。

団体側は、連れ出そうとした子どもたちについて、チャドの隣国スーダンのダルフール地方で生命の危機に直面している孤児たちだと説明しているという。一方、当局のこれまでの調べでは、子どもたちの多くはチャド国籍だとされる。

チャド当局は、子どもの連れ出しに関わったジャーナリスト3人とチャーター機の乗員7人も、共犯の罪で起訴したとしている。



 
 
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チャドで拘束されたNGOメンバーら、起訴される

* 2007年10月30日 11:26 発信地:ヌジャメナ/チャド

【10月30日 AFP】チャドから子ども103人を密かにフランスに連れ出そうとしたとして現地当局に逮捕、拘束されたNGOメンバーら16人が29日、誘拐や共謀などの罪で正式に起訴された。同国東部アベシェ(Abeche)の検察当局が明らかにした。

 フランスの援助団体「Arche de Zoe」のメンバーとジャーナリスト3人を含むフランス人9人は、「市民権を侵害する目的で未成年を誘拐した罪」と「詐欺罪」で正式に起訴されたという。チャーター便のスペイン人乗組員7人は、25日に子どもたちを国外に移送しようとした「共謀罪」で起訴された。

 16人は、25日の逮捕以来、アベシェで拘束されており、30日に予防拘禁を行うために移動先が決定されるという。

 チャド検察当局は、チャド人2人の起訴も求めていたが、同2人に関しての発表は全く行われていない。(c)AFP



 
 
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子103人連れ出し拘束 仏の市民団体「救援」 チャド

2007年11月02日22時11分

 スーダン西部ダルフール地方の救援を掲げるフランスの市民団体の活動家らが現地の子どもたち103人を欧州に連れていこうとして、隣国チャドで人身売買容疑で拘束された。地元では誘拐だとして反発が強まり、外交問題に発展しそうな雲行きだ。人道目的での軍派遣を予定している欧州各国も困惑している。

 仏メディアなどによると、拘束されたのは、パリに拠点を置く団体「ゾアの箱船」の仏人活動家や同団体が用意した飛行機のスペイン人乗組員ら計19人。ダルフールの孤児の養父母希望者を仏で募る一方、活動家が現地で子どもたちを集めた。チャド東部アベシェからパリ郊外の空港に飛行機で運ぼうとした直前の10月25日、摘発を受けた。

 団体は「スーダンからの難民の孤児」と説明したが、大部分がチャド人で、親がいることが判明。違法な国際養子縁組組織だった疑いが持ち上がり、チャドで抗議デモも起きた。同国のクラマラー観光相は「アフリカならなんでも許されると思っているのか」と団体を厳しく批判した。

 国連安保理は9月、国連中央アフリカ・チャド支援団(MINURCAT)を設立する仏提出の決議を全会一致で採択、ダルフールからの難民が流入した両国に警察官らを派遣することを決めた。欧州連合(EU)も最大4000人の平和維持部隊の展開を検討。今回の事件が情勢を複雑化するとの懸念が欧州側で強まっている。



 
 
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チャドで保護の子どもたち、「孤児ではなかった」と判明

2007.11.02

Web posted at: 16:45 JST - CNN

チャド東部アベシェ(CNN) フランスの非政府組織(NGO)メンバーらがスーダン西部ダルフールの紛争による孤児を救出するとして、隣国チャドから103人の子どもたちを連れ出そうとした問題で、国際赤十字などによる調査の結果、子どもたちは「ダルフール孤児」ではなかったことが判明した。チャド当局は、NGOメンバーら17人を、誘拐などの疑いで拘束している。

国際赤十字と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連児童基金(ユニセフ)は、子どもたちが保護されている当地の孤児院で、1人ずつ聞き取り調査を実施し、1日に報告書を出した。それによると、103人のうち85人は、スーダン国境に近いチャドの村の出身で、91人は保護者を含む家族と生活していたことが分かった。調査チームは、残る子どもたちについても確認を急いでいるという。

子どもたちは先週、「ゾーイの方舟」と名乗る仏NGOに連れられて出国する直前に保護された。同組織は、子どもたちをフランスへ移動させ、同国内の家庭と養子縁組をさせる計画だったとみられる。チャドの閣僚によると、メンバーらは子どもたちに包帯を巻いたり、偽の点滴装置を着けさせたりして、手当ての必要な難民であるかのように見せかけていた。

チャド当局は、同組織のメンバーのほか、フランス人ジャーナリスト3人、チャーター機を提供したスペイン企業の乗員7人、ベルギー人1人を拘束。このうちジャーナリストと乗員らは、「人道事業に協力しているという認識だった」と主張している。スペイン外務省はチャド当局に抗議し、乗員らの釈放を求めている。



 
 
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「子ども誘拐未遂」 子どもたちは親のいるチャド人

* 2007年11月02日 03:38 発信地:アベシェ/チャド

【11月2日 AFP】赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross、ICRC)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)および国連児童基金(UNICEF)は1日、共同声明を発表し、フランスの慈善団体が密出国を図った子ども103人の多くは戦災孤児ではないとする調査結果を明らかにした。

 共同声明によると、103人の子どものうち91人は「最低1人の扶養者がおり、家庭環境がある」という。赤十字国際委員会のAnna Schaaf報道官は「孤児と見なすことはできない」と指摘する。同報道官によると、聞き取り調査を行った結果、子どもたちの大半はスーダンのダルフール(Darfur)地方から越境してきた孤児ではなく、地元のチャド人であることが判明したという。

 フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」が子どもをフランスへ密出国させようとした事件では、これまでに19人が逮捕されている。 うちフランス人9人(団体メンバー6人、ジャーナリスト3人)が「市民権を侵害する目的で未成年を誘拐した罪」と「詐欺罪」で正式に起訴され、子どもの連れ出しにかかわったとされるチャーター便のスペイン人7人も共謀罪で起訴されている。

 さらに国境付近のAdreから、現在団体メンバーが拘束されているアベシェ(Abeche)まで子どもを空路で運んだとして、ベルギー人パイロットも10月31日起訴された。

 団体メンバーは誘拐の容疑を否認し、ダルフールの戦災孤児を救う慈善行為であると反論している。(c)AFP



 
 
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チャド大統領、ジャーナリストとチャーター便乗員の解放に前向き発言

* 2007年11月02日 10:56 発信地:アベシェ/チャド

【11月2日 AFP】仏援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子どもをフランスへ密出国させようとしたとされる事件で、チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は1日、拘束中の仏人ジャーナリストとチャーター便のスペイン人女性乗員について、個人的見解としたうえで「釈放されることを望む」と述べた。

 同大統領は、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領を協議したことを認め、「報道のために現場にいたジャーナリストと、子どもを連れ出そうとしたNGOメンバーは区別しなければならない」と指摘、チャド司法当局に速やかな真相解明を求めた。

 一方で、解放の是非は「司法手続きによるもので、わたしが判断することではない」とも述べた。

 スペイン人パイロットについては、「アベシェ(Abeche)空港はボーイング(Boeing)757型機の離着陸が可能な空港ではなく、パイロットならそれを知っている。彼は危険を承知で計画に参加した」として、共犯との見方を示した。

 この事件に関し、チャド検察当局はこれまでにチャド人2人を含む19人を起訴。うち仏人9人(団体メンバー6人、ジャーナリスト3人)が「市民権を侵害する目的で未成年を誘拐した罪」と「強要罪」で正式に起訴され、子どもの連れ出しにかかわったとされるチャーター便のスペイン人ら7人も共謀罪で起訴されている。(c)AFP



 
 
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仏大統領がチャド訪問へ NGOメンバー裁判受け

2007.11.04

Web posted at: 19:52 JST - CNN

(CNN) フランスの非政府組織(NGO)メンバー「ゾーイの方舟」のメンバー6人などが、スーダン西部ダルフール紛争による孤児の救出を理由に、隣国チャドから103人の子どもたちを連れ出そうとしたとして誘拐罪で起訴された問題で、フランスのサルコジ大統領は4日、事態打開に向けて、チャドのデビ大統領との協議に出発した。

チャド当局はフランス人ジャーナリスト3人、チャーター機を提供したスペイン企業の乗員7人なども共犯罪で起訴。被告のうち11人は3日、厳戒態勢が敷かれた上級裁判所に出廷した。

デビ大統領はジャーナリストとスペイン人乗員が釈放される可能性をにじませ、2日には大統領の裁判介入に道を開く動きがあった。

スペイン政府は駐チャド大使を派遣して乗員釈放を要求し、報道の自由を求めて活動している「国境なき記者団」はジャーナリスト3人の起訴取り下げを呼びかる意向を表明。ゾーイの方舟の弁護士も、メンバーの無罪を主張している。

ただ、国際赤十字と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連児童基金(ユニセフ)は1日付の共同声明で、子供たちの大半が孤児ではないと発表した。



 
 
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「子ども誘拐未遂事件」でサルコジ大統領がチャドへ出発

* 2007年11月04日 21:31 発信地:パリ/フランス

【11月4日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子どもをフランスに密出国させようとしたとされる事件で、フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は4日、チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領と会談するため、同国の首都ヌジャメナ(N'Djamena)に向けてパリ(Paris)を出発した。David Martinon仏大統領報道官が明らかにした。

「ゾエの箱舟」の仏人メンバー6人と仏人ジャーナリスト3人を含む欧州の17人とチャド人4人は、チャドで103人の子どもをフランスへ密出国させようとしたとして拘束されている。サルコジ大統領は欧州国籍の容疑者の立場についてデビ大統領と話し合うという。

 一方、チャドの司法当局者はAFPに対し、仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人が釈放されるとの見通しを示した。

 同当局者は「仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人は状況を理解していなかった上、(「ゾエの箱舟」代表の)Eric Breteau氏も彼らの潔白を証明している。彼らを拘束しておく理由はない」と語った。「(7人に対する)逮捕状は取り消され、釈放されるだろう」と述べ、7人が4日に釈放されるとの見方を示した。(c)AFP



 
 
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ゾエの箱舟による子ども誘拐未遂 、チャドで公判始まる

* 2007年11月04日 18:18 発信地:ヌジャメナ/チャド

【11月4日 AFP】(写真追加)チャドの首都ヌジャメナ(N'Djamena)で3日、103人の子どもを誘拐し連れ去ろうとした未遂事件で逮捕・起訴された容疑者21人の一部について公判が始まり、審問が行われた。

審問結果によっては、フランスのNGO「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)の依頼で子どもらのフランスへ移動させようとしたスペイン人客室乗務員らが釈放される可能性もあるとされる。

ゾエの箱舟は、子どもたちがチャドと国境を接するスーダンのダルフール(Darfur)地方での紛争に巻き込まれた孤児であると主張してきた。

これに対して国連(United Nations、UN)と赤十字(Red Cross)は、かれらの多くが実は地元チャド出身で、孤児ではなかったとの調査結果を明らかにしている。

この事件では、欧州国籍を持つ17人とチャド国籍の4人が容疑者として起訴されている。

仏通信社Capaの代表は同日、この事件で起訴された仏人ジャーナリスト3人の審問は予定通りに進められたと話している。(c)AFP



 
 
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仏大統領がチャド到着 人道団体の拘束問題で

2007.11.4 21:41

 フランスのサルコジ大統領は4日午後、チャドの首都ヌジャメナに到着した。スーダン西部ダルフール地方の子供たちの救出を掲げながら誘拐などの罪でチャド当局に拘束されたフランスの人道団体メンバーらの帰国問題を、同国のデビ大統領と協議するのが目的。拘束者のうち3人のフランス人記者と4人のスペイン人乗務員は、“孤児救出作戦”に関与していなかったとして釈放された。作戦を計画し、103人の子供たちをチャーター機で連れ出そうとした人道団体「ゾーイの箱船」メンバーのフランス人6人の拘束は続くとみられる。(パリ 山口昌子)



 
 
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チャドで拘束の仏記者など釈放、無事帰国

2007.11.05

Web posted at: 12:59 JST - CNN/AP

パリ──アフリカ中部チャドでフランスの非政府組織(NGO)メンバー「ゾーイの方舟」のメンバーなどが誘拐罪で起訴された問題で、フランスのサルコジ大統領は4日チャドを訪問し、デビ大統領と会談した。その数時間後、同NGOに同行していたフランス人記者3人が事件とは無関係として釈放された。

釈放されたのはフランス人記者3人と、同NGOにチャーター機を提供したスペイン企業の乗員4人。7人はサルコジ大統領と同じ航空機で帰国の途についた。スペイン人4人はマドリードで降機し、その後サルコジ大統領とフランス人記者3人がパリに向かった。

チャドで起訴されたフランス人NGOメンバー6人とチャド人4人、スペイン人4人は依然現地で拘留されており、一部は20年の実刑判決を受ける可能性もある。

サルコジ大統領は、マドリード市内の空軍基地で行われたスペインのサパテロ首相との合同記者会見で、チャドの主権を尊重する姿勢を示す一方、現地に残されているNGOメンバー6人の審理がフランスで行われるよう希望する考えを示した。サルコジ大統領はまた、今回の問題でフランスとチャドの二国間関係が悪化することはないと明言した。



 
 
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サルコジ大統領がチャド入り 仏団体「人身売買」問題

2007年11月05日00時53分

 スーダン西部ダルフール地方の救援を掲げる仏市民団体の活動家らがチャドで人身売買容疑で拘束された問題で、サルコジ仏大統領が4日、チャドのデビ大統領と協議するため首都ヌジャメナに入った。欧州連合が検討しているダルフール難民支援のためのチャドへの部隊展開に影響が出る懸念があったが、サルコジ氏は現地記者団に「チャドと仏の関係は良好だ」と悪影響を否定した。

 拘束されたのは21人。誘拐罪などで起訴されたが、サルコジ氏到着に合わせ、責任がないと判断された仏人ジャーナリスト3人と、団体が用意した飛行機乗員のスペイン人4人が釈放された。サルコジ氏はジャーナリストらを連れて帰国の途についた。仏人活動家らの拘束は続く模様。

 この問題では、同団体が子ども103人をチャド東部から連れ出そうとして先月、摘発された。不法な国際養子縁組組織だった疑いが浮上し、仏政府も団体に批判的だ。



 
 
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仏大統領:チャド訪れ記者ら7人と帰国 ゾエの箱舟事件で

 【パリ福井聡】フランスの非政府組織(NGO)「ゾエの箱舟」の活動家らがチャド人の子供100人余を欧州へ連れ出そうとして逮捕された事件で、サルコジ仏大統領は4日、事態打開のためチャドの首都ヌジャメナに軍用機で飛び、無罪として釈放された仏人記者ら7人をパリなどに連れ帰った。NGOのメンバーら欧州人10人は依然拘束されたままだ。

 サルコジ大統領はデビ大統領との会談後、記者会見で「ゾエの箱舟の行動は許されないが、彼らの裁判が仏国内で行われることを望む。仏チャド関係は今回の事件に左右されることなく良好だ」と述べた。

 仏政府はスーダン西部のダルフール紛争解決に向け、隣国チャドに3000人規模の部隊を派遣する予定で、今回の事件による対仏感情の悪化を懸念していた。

 仏外務省はゾエの箱舟の活動について違法の疑いがあると警告していたが、仏国内では「なぜ活動を容認し、軍用機の使用などを許可したのか」との政府批判の声が上がっている。野党・社会党のオランド第1書記は「大統領はすべてを自分で解決する劇場型政治を演出したが、全員を連れ帰れなければ失敗ではないか」と非難している。

毎日新聞 2007年11月5日 20時20分



 
 
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チャド子ども誘拐未遂で釈放された7人、サルコジ大統領とともに帰国へ

* 2007年11月05日 12:24 発信地:パリ/フランス

【11月5日 AFP】(5日写真追加)フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子どもをフランスに密出国させようとしたとされる事件で4日、同日釈放された仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人がニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領と共に帰国の途についた。

 サルコジ仏大統領と釈放された7人は、パリ(Paris)への帰国途上、スペイン・マドリード(Madrid)近郊の軍用空港に立ち寄り、同国のホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相の歓迎を受けた。

サルコジ仏大統領は同日、チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領と会談するため同国の首都ヌジャメナ(N'Djamena)を訪問していた。滞在時間は2時間だった。

 「ゾエの箱舟」の仏人メンバー6人と仏人ジャーナリスト3人、スペイン人客室乗務員4人を含む欧州の17人とチャド人4人は、チャドで103人の子どもをフランスへ密出国させようとしたとして拘束されていた。

 サルコジ仏大統領は、デビ大統領との会談後、残る6人の仏人メンバーについて仏国内での裁判を希望する意向を示すとともに、「ゾエの箱舟」の行動を「非常に間違った行為」だと非難した。

 また、サルコジ仏大統領は、デビ大統領に対して深い感謝の意を示し、「感謝と友好」の証しとして2月に再度、チャドを訪問することを約束した。さらに、この事件がチャド・フランス両国の関係や、難民保護を目的とした欧州連合(EU)部隊のチャドや中央アフリカ共和国への派遣計画に影響を与えるものではないと強調した。(c)AFP



 
 
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チャド子ども誘拐未遂、ジャーナリストら7人釈放

* 2007年11月05日 02:34 発信地:ヌジャメナ/チャド

【11月5日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子どもをフランスに密出国させようとしたとされる事件で、共謀罪などで起訴されていた仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人の合計7人が4日、釈放された。フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は同日、チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領と会談するため、同国の首都ヌジャメナ(N’ Djamena)入りしていた。

 「ゾエの箱舟」の仏人メンバー6人と仏人ジャーナリスト3人、スペイン人客室乗務員4人を含む欧州の17人とチャド人4人は、チャドで103人の子どもをフランスへ密出国させようとしたとして拘束されていた。だが、チャド法廷は仏人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人については不起訴処分とした。

 釈放されたのは、仏通信社CapaのMarc Garmirianさん、画像関連会社Synchro XのJean-Daniel Guillouさん、国営テレビ、フランス3(France 3)のMarie-Agnes Peleranさんの3人と、スペイン人客室乗務員4人の合計7人。スペイン人4人について同国のミゲル・アンヘル・モラティノス(Miguel Angel Moratinos)外務相は、フランスの大統領専用機でパリ(Paris)に向かった後、政府専用機でスペインのマドリード(Madrid)に向かう予定だと語った。

 一方、チャド法廷は7人の釈放を命じるよう圧力をかけられていたとして不満を訴えている。(c)AFP



 
 
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チャド:仏NGO拘束 サルコジ仏大統領、チャドを訪問 釈放の記者ら連れ帰る

 【パリ福井聡】フランスの非政府組織(NGO)「ゾエの箱舟」の活動家らがチャド人の子供100人余を欧州へ連れ出そうとして逮捕された事件で、サルコジ仏大統領は4日、事態打開のためチャドの首都ヌジャメナに軍用機で飛び、無罪として釈放された仏人記者ら7人をパリなどに連れ帰った。NGOのメンバーら欧州人10人は依然拘束されたままだ。

 サルコジ大統領はデビ大統領との会談後、記者会見で「ゾエの箱舟の行動は許されないが、彼らの裁判が仏国内で行われることを望む。仏チャド関係は今回の事件に左右されることなく良好だ」と述べた。

 仏政府はスーダン西部のダルフール紛争解決に向け、隣国チャドに3000人規模の部隊を派遣する予定で、事件による対仏感情の悪化を懸念していた。

毎日新聞 2007年11月6日 東京朝刊



 
 
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チャド子ども誘拐未遂事件、子どもたちの今

* 2007年11月06日 19:36 発信地:アバチェ/チャド

【11月6日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドからフランスに連れ出そうとするところを保護された子どもたち103人が収容されているチャド東部アバチェ(Abeche)の孤児院では、サッカーで遊ぶ男の子たちの元気な声がひびく。

 男の子81人、女の子22人が収容されているこの孤児院を5日訪問したAFP記者が目にしたのは、猛暑の中、サッカーに興じる子、ハエが飛び交う小屋の中で昼寝をする子、恥ずかしげにこちらを見つめる女の子たち。みな一様に自分の身に何が起きているかを理解していない様子だ。

 ソーシャルワーカーのAbsitaさんが、子どもたちの中でいちばん年少の、生後13か月のタヘール(Taher)ちゃんを抱きかかえる。タヘールちゃんは兄弟2人とともに「ゾエの箱舟」に連れ去られそうになった。「これはれっきとした誘拐だ」とAbsitaさんは怒りをあらわにする。

 Absitaさんによると、タヘールちゃんには母親がいる。他の子もたいていは親がいるということで、「子どもたちはスーダン・ダルフール(Darfur)地方から逃れてきた孤児だ」とする同団体の主張と矛盾する。

■見知らぬ人におびえる子どもたち

 国連(UN)機関が運営するこの孤児院に5日、アラブ首長国連邦のドバイ(Dubai)に本拠を置くNGO「Dubai Cares」の使節団がやって来た。チャド政府や国連と連携しながら、子どもたちを親元に帰す活動を支援し、学費を援助するという。

 使節団には3人の医師も同行し、かぜの症状や鼻血を出している子ども6人を診察した。いずれも深刻な病気ではないという。

 子どもたちのために食糧、衣料品、薬品を携えてきた使節団。しかし子どもたちが目を輝かせたのは、彼らが持参したおもちゃだった。男の子たちはボールという思いがけないプレゼントを目にして奪い合いとなった。

 だが、しばらくすると子どもたちの目からは大粒の涙が。彼らを世話している地元の人々によると、「また連れ去られるのでは」との恐怖から、見知らぬ人におびえるのだという。

■フランス人メンバー6人の裁判は「チャドで」と州知事

 事件では「ゾエの箱舟」のフランス人メンバー6人とフランス人ジャーナリスト3人、スペイン人客室乗務員4人を含む欧州人17人が、103人の子どもをチャドからフランスへ密出国させようとしたとして拘束され、誘拐罪と共謀罪で起訴された。

 その後、フランス人ジャーナリスト3人とスペイン人客室乗務員4人については不起訴処分となり、4日に釈放されて帰国したものの、残り10人は首都ヌジャメナ(N’Djamena)で拘束されたままだ。

 起訴されたフランス人メンバー6人について、ウアダイ(Ouaddai)州の州知事は、「事件はチャドで起こったのだから」フランスではなくチャドで裁かれると強調した。また、この事件でチャドとフランスの関係が悪化したかとの問いには「ノー」と答え、「悪意のあるあの組織とチャド人の間の問題だ」と語った。(c)AFP/Lydia Georgi



 
 
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ユニセフ職員が、児童誘拐容疑の仏慈善団体を援助

* 2007年11月08日 21:58 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月8日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は8日、同組織の下級職員が無許可で、児童誘拐未遂容疑で起訴されているフランスの慈善団体に、援助を提供していたことを明らかにした。

 この慈善団体は「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」は、チャドから児童103人を誘拐し、秘密裏にフランスに移送としようとしていた容疑でメンバーが逮捕・起訴され、同国で裁判が始まっている。

 ユニセフが発表した声明によると、チャドのアベシェ(Abeche)支部で最近採用された国際公務員を志願するジュニア職員が9月24日、「チルドレン・レスキュー(Children Rescue)」という団体の代表を名乗るグループの緊急要請を受け、少量ながら食品や乳児用製品など130ドル相当の物資の提供を行っていた。物品を提供する上で、ユニセフが定めている手続きは取られていなかったという。

 ユニセフによると、「チルドレン・レスキュー」は、「ゾエの箱舟」がチャドで活動する際の団体名。10月に入り、チャドでは子ども103人を国外へ移送しようとした「ゾエの箱舟」関係者21人が逮捕された。容疑者らは、子どもたちは紛争が続くスーダンのダルフール(Darfur)地方の孤児だと主張しているが、多くは誘拐されたチャド人の児童だとみられている。

 声明の中でユニセフはまた、事件となっている移送未遂は国際法違反であると非難し、事務所の上級職員はジュニア職員の行動を把握していなかったと弁明、ユニセフとして「ゾエの箱舟」とも「チルドレン・レスキュー」とも公式非公式を問わずいかなる合意にも達したことはないと明言した。

 食糧などを提供した職員は、グループが児童の国外移送を試みていたことを知らなかったとしている。ユニセフでは「チルドレン・レスキュー」に提供された物資として、食糧はF100とF75の栄養強化ミルク1パックずつと、栄養状態を計測するための上腕用テープ50本を確認している。(c)AFP



 
 
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チャド子ども誘拐未遂、チャド当局が輸送機乗員4人を釈放

2007年11月10日 11:26 発信地:ヌジャメナ/チャド

【11月10日 AFP】チャド司法当局は9日、仏援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子ども103人をフランスへ密出国させようとしたとされる事件で、子どもたちの移送に使われる予定だった航空機のスペイン人客室乗務員3人とベルギー人パイロット1人を釈放した。

 釈放されたスペイン人3人は、チャドのヌラディヌ・デルワ・カシレクマコエ(Nourradine Delwa Kassire Coumakoye)首相と面会した後、スペイン空軍機で帰国した。

 現地時間午後10時(日本時間10日午前6時)ごろにマドリード(Madrid)に到着した客室乗務員らは、滑走路で家族、友人およびスペインのマリア・テレサ・フェルナンデス・デラベガ(Maria Teresa Fernandez de la Vega)副首相に迎えられた。

 スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス(Miguel Angel Moratinos)外相は訪問先のチリで、「チャド政府、特にイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領の事態への対処に感謝する」と述べ、返礼として現在アベシェ(Abeche)の児童養護施設で保護されている子どもたちの学費を援助したいと申し出た。(c)AFP



 
 
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チャド子ども誘拐未遂、航空機乗員はNGOの活動に当初から疑念抱く

2007年11月11日 09:59 発信地:マドリード/スペイン

【11月11日 AFP】フランスの非政府組織(NGO)「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子ども103人を欧州に連れ出そうとした事件で、釈放された飛行機の乗員Daniel Gonzalez氏が10日、同団体の活動について当初から疑念を抱いていたと述べた。

 同氏は、チャド当局に逮捕された旅客機の乗員7人のうち、後に釈放された1人で、スペインへの帰国を果たした翌日、スペインの民放ラジオ局カデナ・セール(Cadena Ser)の取材に答えた。

 Gonzalezは、乗員とゾエの箱舟の活動家6人との関係は、彼らがチャド捜査当局に逮捕されてから、「非常に冷めたものになった」が、その理由として、言葉の問題を挙げながらも、「われわれは(彼らの活動について)、初めから怪しいと感じていた」と話した。

 同氏は、「そのため、カメラが入った取材では、彼らとの違いを示すために常に航空会社の制服を着用した」と述べた。

 Gonzalez氏らスペイン人の乗員3人とベルギー人のパイロット1人は9日、釈放された。同氏は、「乗員は強く団結していた。毎日互いに支え合った」と当時の苦境を振り返る。

 ゾエの箱舟の活動家6人と事件に関係していたとされるチャド政府関係者4人は、依然として身柄を拘束されている。(c)AFP



 
 
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72位に下がる、ブラジルの競争力

 世界の大手企業で組織する世界経済フォーラムが世界131か国を対象に実施した07年版国際競争力調査で、ブラジルは昨年の66位から72位にランクを下げた。

 伯国の競争力低下はここ数年継続、膨大な連邦政府の財政赤字、相変わらず低い貯蓄率、高い政策誘導金利などで、マクロ経済安定度は126位、信頼度は112位と非常にイメージが悪い。

 ンキング・トップは米国で、スイス、デンマーク、スウェーデン、ドイツと続き、アフリカのチャドは最下位の131位、ブルンジが130位。



 
 
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【明解要解】支援?売買?チャドの子供、欧州移送

2007.11.16 08:01

 フランスのNGO(非政府組織)メンバーたちが紛争孤児を救おうと、アフリカから103人の子供を欧州に移送しようとしたところ、現地の猛反発を浴びて誘拐容疑で逮捕されるという事態になっている。人道支援か人身売買か。真相はなお不明ながら、アフリカの習俗や難民支援のあり方を考えると、NGOの行動には疑問を禁じ得ない。(外信部 宮下日出男) 

 このNGO、「ゾーイの方舟」のメンバーらは、アフリカ中部にある旧フランス植民地、チャドの空港から1〜10歳の子供たちを連れ出そうとし、10月26日、同国当局に逮捕されている。当局の許可も得ておらず、子供たちを欧州で保護するというNGOの主張は通らなかった。捕まった計17人のうち同行取材中の仏人記者とチャーター機のスペイン人操縦士らは釈放されたものの、メンバー6人の拘束は続いている。

 同NGOは確かに、東隣の国スーダンのダルフール紛争の孤児を救出する計画を立て、彼らを養子として受け入れるフランスとベルギーの約300家庭から資金を集めていた。だが、国連などの調査では、不思議なことに、103人の大半はチャドの子供で、家族と暮らしていたという。

 同国内には、「奴隷貿易は廃止されていなかったのか」との反発が高まり、デビ同国大統領も「泥棒。子供は売られていたかもしれない」と憤りを隠さない。

 「アフリカでは大家族が普通だ。親のない子供は親類や地域社会が育てる。3食、ベッド付きが良いというのは先進国の考え方だ」と、「あしなが育英会」の岡崎祐吉国際課長は現地の反応に理解を示す。ウガンダでエイズ遺児支援に当たる同会の経験は示唆的だ。

 会は同国内で遺児同士が触れ合う交流施設を運営している。協力してくれた村長は遺児ら15人を土レンガを積んだ2間の住居で養育しており、施設建設に際しては、現地政府から、「子供が寝泊まりする施設なら認めない」「家族から子供を引き離さないか」と、何度も念押しされたという。

 これに対し、欧米では途上国などの孤児を善意から養子にすることが少なくないことから、米歌手マドンナさんが昨秋、マラウイの孤児院から1歳の男児を養子にしたところ、実父が「養子に出したつもりはない」と名乗り出て騒ぎになったというような事態も起きる。

 日本ユニセフ協会の中井裕真広報室長は「子供の立場から考えると、育った環境に残るのが重要」と指摘する。ユニセフは難民支援では基本的に国際養子縁組は行わず、親や親類が見つからない場合、地域社会の中で引き取り手を探す。

 子供の権利条約やハーグ国際養子縁組条約は国際養子縁組について、国内でふさわしい引き取り手がない場合の手段だとうたい、子供の出身国や受け入れ国の認定を条件に付けている。

 「日本国際社会事業団」もまず国内に子供を残す手段を探るなど、事業の国際養子縁組には慎重に取り組んでいる。人身売買が問題化する東南アジアでも手続きは厳格になっているとされ、事業団の大森邦子常務理事は「親のない子供を親類らが引き取るのはアジアも同様。日本も昔はそうだったのでは」としている。

                   ◇

 「明解要解」で取り上げてほしいテーマは、ファクス03・3242・7745か、Eメールでspecial@sankei.co.jpへ。



 
 
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スイス男女不平等社会

所得算出方法が変わり、スイスのジェンダー・ギャップは広がった

スイスの女性は国際比較で見た場合、不平等に扱われている。ダボス会議 ( WEF ) の調査結果の報告である。調査の対象となった128カ国の中でスイスは40位となった。昨年は26位だった。

男女平等先進国として上位に挙がったのは、依然として北欧諸国だった。

 WEFにより発表された報告書は、経済界、政界、教育におけるジェンダー ・ギャップ( 男女格差 ) の調査結果だ。ジェンダー・ギャップ指標の優秀成績国は依然としてスウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど、スカンジナビア諸国が占めた。

所得算出方の違い

 一方スイスは、昨年の26位から40位へ転落。ヨーロッパ諸国だけではなく、キューバ、白ロシア、アフリカのレソトなどにも追い越されてしまった。ヨーロッパ諸国でスイスより劣ると評価されたのはフランスとイタリアだった。

 同報告書では、スイスの所得面での男女の差が大きいことが指摘されている。これは、国際連合 ( UN ) による所得算出方法が変わったことが主な原因だ。昨年のスイスの女性の平均年間所得は2万9000ドル ( 約300万円 ) 、男性は3万2000ドル ( 約350万円 )と換算されたが、算出方法が変わった今年は、女性は2万5000ドル ( 約275万円 ) 、男性は4万1000ドル ( 約450万円 ) となった。最低国はイエメン、チャド、パキスタン、ネパールなどで、ちなみに日本は91位で、昨年の80位から大きく後退した。 格差の拡大と縮小

 「この報告がジェンダー・ギャップ問題をより重視するようになるきっかけになり、より盛んにこの問題が取り上げられるようになればと思う」と調査に携わったサアディア・ザヒディ氏は語る。同氏はWEFの「女性リーダープロジェクト」のチーフだ。

  WEFの報告書は教育差、男女の政治家数の差、経済界における格差などは縮小しているものの、健康面では格差が広がったと指摘している。さらに、WEFの創始者クラウス・シュヴァーブ博士は、各国の政界や経済界の専門家不足が進む中、ジェンダー・ギャップを取り除くことで優秀な人材を開発する必要があることに目覚めなければならないとの意見だ。

swissinfo、外電



 
 
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ダルフール紛争、チャドのガガ難民キャンプ

* 2007年11月24日 22:38 発信地:ガガ/チャド

【11月24日 AFP】アフリカのスーダン西部、ダルフール(Darfur)地方の紛争により発生した難民を受け入れるため、スーダン国境に近いチャド東部のガガ(Gaga)にキャンプが設けられたのは2005年5月。 NGO「Eastern Chad」などが運営する同キャンプには、現在も1万7000人以上の難民が暮らしている。

 ダルフール紛争は、スーダン西部のダルフール地方で起きた、アラブ系の政府軍や民兵組織ジャンジャウィード(Janjaweed)と黒人系の反政府勢力との紛争で、ジャンジャウィードの用いる焦土作戦などで、大量の難民が発生した。チャドは約24万人を受け入れている。(c)AFP



 
 
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アンジェリーナ・ジョリーのエッセイ、専門家から評判上々

12.12 更新

今年11月に世界的ビジネス誌「The Economist」にエッセイを寄稿して話題を呼んだ女優アンジェリーナ・ジョリーだが、専門家たちのウケは上々だったようだ。

これまで国連親善大使として世界各国の難民キャンプで熱心に活動をしてきたアンジェリーナが寄稿したのは、08年を予想する特集「The World in 2008(訳:2008年の世界)」を組んだ号で、エッセイは「A Year for Accountability(訳:責任を果たす年に)」という題名。その中でアンジェリーナは、チャドの難民キャンプ訪問を振り返り、こんなエピソードを綴っている。

「国連難民高等弁務官事務所による最近のミッションで、チャド共和国の難民キャンプを訪れる機会がありました。チャドはアフリカ中央部にあり、スーダンと国境を接する国です。私はキャンプで難民の方々と一緒に座って話をしていたのですが、彼らに何が必要か直接聞いてみました。ある人は、“もっといいテントが欲しい”と言いました。またある人は、“病院に行きやすくして欲しい”と言いました。しかし、そのとき10代の男の子が、実に簡潔に力強く、こう言ったのです。“僕たちは裁判をして欲しいんだ”と」。

アンジェリーナは続けて、戦争や紛争で一般市民を大量虐殺した戦犯者たちを早急に逮捕し、正義の名の下に裁判を行うべきだと主張。08年は責任を実行する年にすべきだと結んでいる。

この記事について、国際関係学を専門とする大学教授は、「今では私も含め多くの学術家よりも彼女(アンジェリーナ)の方が信頼できる」と評価。また、米サンタクララ大学で教鞭をとる別の教授も、「この記事は説明責任について重要な問題を提起している」と語っている。



 
 
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UNHCR、2008年に向けて10億9000万米ドルの支援を国際社会に求める【UNHCR】

* 2007年12月20日 10:05 発信地:東京

【日本UNHCR協会】

UNHCRジュネーブ(2007年12月5日)発:

UNHCRは、2008年に向けて世界中の難民、避難民、無国籍者を支援するための活動資金10億9600万米ドルの支援を国際社会に対して求めています。

通常予算に加え、UNHCRは11日にジュネーブで行なわれる会議で、緊急ならびに特別事業のための追加支援4億8000万米ドルを要請しています。予算全体としては、2007年の14億5000万米ドルから15億7000万米ドルへの増加となります。

また、UNHCRは来年1月、イラクの人道的危機、スーダンのダルフール地方の救援活動、ソマリアでの活動、スーダンおよびモーリタニア難民の帰還と再統合、チャド・ウガンダ・コンゴ民主共和国・中央アフリカ共和国・コートジボワール・リベリア・コロンビアの国内避難民に対する事業などへの追加支援要請を行なう予定です。

アフリカでのUNHCRの事業は予算全体の37.5パーセントを占めており、次いで中東と北アフリカの17.5パーセント、アジア・太平洋の9.9パーセント、ヨーロッパの5.9パーセント、南北アメリカの2.8パーセントと続いています。

2008年の通常予算で最も大きな割合を占める事業はチャド(7360万米ドル)、アフガニスタン(4987万米ドル)、ケニア(4148万米ドル)、コンゴ民主共和国(4092万米ドル)における事業となっています。

2008年の通常予算は2007年と比較して5パーセントにあたる5300万米ドル増となります。これは、追加予算での事業であったコンゴ難民の帰還と再統合に関する事業を通常予算で賄うためです。

UNHCRの予算のうち、国連の通常予算からの支出はわずかであり、昨年のUNHCR予算の約93パーセントが支援国からの拠出である。2007年の主要な支援国はデンマーク、EU、日本、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、アメリカとなっています。

ジュネーブに本部のあるUNHCRは116か国、262の事務所で6260人の職員が勤務しており、そのうち5400人は現場での支援に従事している。また、624のパートナーとともに3290万人の難民、避難民、無国籍者の支援にあたっています。

問合せ先:
特定非営利活動法人 日本UNHCR協会
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)国内委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F
info@japanforunhcr.org
TEL/03-3499-2450(受付時間 10:30〜17:30)FAX/03-3499-2273

(c)UNHCR/H.Caux



 
 
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チャド子ども誘拐未遂で起訴された仏援助団体メンバーの公判始まる

* 2007年12月23日 03:41 発信地:ヌジャメナ/チャド

【12月23日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」がチャドの子ども103人を同国から密出国させようとした事件で、チャドの首都ヌジャメナ(N'Djamena)の裁判所で21日、起訴された同団体のフランス人メンバー6人の公判が始まった。

■「子どもに親がいたことを知らなかった」

「ゾエの箱舟」のメンバーは今回の事件について、スーダン西部ダルフール(Darfur)で続く紛争から、国境を接するチャド東部を経由して孤児を救おうとしていたとの主張を続けている。

 同団体のEric Breteau代表(37)の恋人、Emilie Lelouchさん(31)は22日、2日目の公判で、子どもの一部は孤児でなかったが、孤児と信じ込まされていたと主張した。

 Lelouchさんによると、何人もの母親が同団体の現地事務所を訪れて子どもの返還を求めたという。「わたしたちは、その子どもに母親がいたことさえ知らなかった」とし、訪れた母親には子どもを返還したことを明らかにした。

 これより前、Lelouchさんは子どもたちの親に会ったことは一度もなく、会ったのは地元の村の指導者たちだけだと述べ、子どもたちは疑いなくスーダン人だと主張していた。

 Lelouchさんは、孤児の受け入れに同意したフランス人が支払った費用については「何事もただではない」と答えただけだった。

■スーダン人被告、「チャド人と知っていたがスーダン人と証明」

 被告側の弁護団は、メンバー6人は現地の仲介者にだまされたと主張。同団体のBreteau代表も21日、第1日目の公判で「事務所に連れてこられた子どもたちがスーダン人であることについて、ほんの少しでも疑った者はいなかった」と主張した。

 一方、スーダン人のSouleimane Ibrahim Adam被告は法廷で、ほとんどすべての子どもにチャド人の親がいることを知っていたが、うち63人に対しスーダン人と認める証明書に署名したことを認めた。チャド人3人がAdam被告とともに共謀罪で起訴されている。(c)AFP



 
 
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2007/12/27-07:16 仏人6人に懲役8年=チャドの子供誘拐

 【パリ26日時事】アフリカ中部のチャドで今年10月、子供103人がフランスへ連れ去られそうになった事件で、首都ヌジャメナの刑事裁判所は26日、非政府組織(NGO)「ゾーイの箱舟」メンバーのフランス人6人に対し、誘拐未遂などの罪で懲役8年の判決を言い渡した。

 また総額41億2000万CFAフラン(約10億円)を慰謝料としてチャド人の子供の親に支払うよう被告に命じた。AFP通信が伝えた。

 判決後、仏外務省は、チャド当局に6人の本国送還を認めるよう要請する考えを示した。仏誌ヌーベル・オプセルバトゥール(電子版)は、6人が30日にもフランスへ移送される可能性があると報じている。



 
 
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仏NGOの6人に懲役8年 チャドで子ども103人誘拐未遂

(CNN) アフリカ中部チャドで10月、103人の子どもをフランスへ連れ出そうとしたとして、フランスの非政府組織(NGO)「ゾーイの箱舟」のメンバー6人が誘拐未遂などの罪で起訴された事件で、チャドの裁判所は26日、全被告に8年間の重労働と、子どもたち全員に対する6万ユーロ(約1000万円)ずつの慰謝料の支払いを命じた。

被告らは、子どもたちは隣国スーダンのダルフール地方出身で、生命の危機に直面していた孤児たちだと主張していた。しかし、複数の援助団体が、子どもたちはチャドから連れて来られ、孤児でもないと指摘していた。

ゾーイの箱舟のリーダーは判決後、自らと他のメンバーらが、子どもの出身地について「うそを言ったかもしれない」と述べた。フランスのテレビ局には、「私たちが意図したのは家族を引き離すことではなかったので、非常に残念だ」と話した。

フランス外務省はチャド当局に対し、6被告のフランスでの服役を求めている。フランスには重労働の刑はないため、送還されれば禁固刑に服すことになる。



 
 
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仏NGO活動家に懲役8年 チャドの裁判所

2007.12.27 13:59

 ロイター通信によると、紛争が続くスーダン西部ダルフールの難民が集まる隣国チャドから、フランスの非政府組織(NGO)のメンバーらが子どもたちを欧州へ移送しようとした問題で、チャドの裁判所は26日、NGOメンバーら6人に対し、誘拐未遂などの罪で懲役8年の判決を言い渡した。

 フランス政府は、チャドとの相互合意に基づき、6人をフランスに送還するよう求める方針。

 判決を受けたのはNGO「ゾアの箱舟」のメンバーで、NGO側は「身寄りのない子どもを保護した」と主張していたが、実際は子どもたちのほとんどが孤児ではなかったとされている。

(共同)



 
 
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子ども誘拐未遂、仏政府の受刑者身柄引き渡し要請にチャドは応じる意向

* 2007年12月28日 17:59 発信地:ヌジャメナ/チャド

【12月28日 AFP】チャドの子ども103人を密出国させようとしたとして有罪判決を受けたフランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」のメンバー6人について仏政府が身柄引き渡しを求めていることについて、チャドのアルベール・パヒミ・パダケ(Albert Pahimi Padacke)法相は27日、要請に応じる意向を示した。

 パダケ法相は「本日(27日)午後、身柄引き渡し要請を受理した。1976年の協定に従い、われわれは明朝までに望ましい返答をするつもりだ」と述べた。

 仏・チャド両政府は1976年に司法協定を結んでおり、一方の国で他方の国民が有罪判決を受けた場合、受刑者の合意と本国の要請があれば本国へ送還することになっている。

 メンバー6人の弁護団はメンバーが数日内にも帰国するだろうと述べており、チャドの外交筋もこれを確認した。

 仏法省は27日朝、ラシダ・ダチ(Rachida Dati)法相が受刑者の本国送還をチャド側に申請したと発表していた。(c)AFP/Francesco Fontemaggi



 
 
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EU、アフリカ中部へ平和部隊派遣で合意

 【ブリュッセル=下田敏】欧州連合(EU)の加盟国は11日、紛争が拡大するアフリカ中部に3500人規模の平和維持部隊を派遣することで最終合意した。スーダン西部のダルフール紛争が飛び火した隣国チャドと中央アフリカに2月をメドに派兵し、人道危機に対応する。

 スーダン・ダルフール地方では5年間にわたり大規模な紛争が継続。最近になって隣国チャドと中央アフリカでも治安が急速に悪化したためEU部隊は両国の治安維持やダルフールの難民の安全確保などにあたる。同日のEU国防担当者会合ではベルギー、フランス、ポーランドが輸送機などの提供を表明した。(12 日 16:31)



 
 
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EU部隊、2月に派遣 ダルフール難民保護で

 欧州連合(EU)の外相理事会は28日、人道危機が続くスーダン西部ダルフール紛争から逃れてきた難民の保護などに当たるため、隣国のチャドと中央アフリカに2月から計3700人規模の平和維持部隊を派遣することを決めた。

 昨年9月の国連安全保障理事会決議に基づき、同年11月からの派遣を決めていたが、輸送機の確保などが難航し、派遣が遅れていた。

 フランスの2100人を主力にアイルランド、ポーランドがそれぞれ400人を派遣。計14カ国が参加する。2月上旬にアイルランド部隊の約50人が先遣隊として現地入りする予定。(共同)



 
 
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EU、チャドなどに平和維持部隊派遣へ

2008年01月29日19時16分

 スーダン西部ダルフール紛争が周辺に拡大している問題で、欧州連合(EU)は28日の外相理事会で、スーダンの隣国チャドと中央アフリカに約3700人の平和維持部隊を派遣することを決めた。難民保護などにあたる。数週間以内に展開し、当初の派遣期間は1年。チャドや中央アフリカには、ダルフールから計25万人の難民が流入しているとされ、スーダン民兵組織の襲撃を受けている。混乱に乗じて、チャドの反政府勢力も攻勢を強めている。



 
 
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チャド子ども誘拐未遂、フランスの裁判所が「ゾエの箱舟」6人に禁固8年

* 2008年01月29日 08:48 発信地:パリ/フランス

【1月29日 AFP】フランスの裁判所は28日、チャドの子ども103人をフランスに密出国させようとした事件で誘拐未遂罪などに問われていたフランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」のメンバー6人に対し、禁固8年を言い渡した。

 6人は前月、チャドの裁判所から誘拐未遂罪で重労働8年が言い渡されたが、その後フランス政府の身柄引き渡し要請により送還されていた。(c)AFP



 
 
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EU、チャドと中央アフリカに平和維持部隊派遣へ

* 2008年01月29日 09:53 発信地:ブリュッセル/ベルギー

【1月29日 AFP】欧州連合(EU)は28日、スーダン西部のダルフール(Darfur)紛争による数十万人規模の避難民を保護する目的で、チャドおよび中央アフリカに3700人規模の欧州連合部隊(EUFOR)を派遣すると発表した。

 国連安全保障理事会(UN Security Council)は前年、チャド東部と中央アフリカ北東部において、同地域に流入するダルフール難民および国内避難民の保護のため国連文民警察とEUFORらの共同活動を決議していた。EUFOR軍は前年11月に派遣される予定だったが、兵員、装備品、資金不足で遅れていた。

 第一陣は今週にも派遣され、活動は3月にも本格的に開始される。

 両地域の難民キャンプには、ダルフール難民約23万4000人、チャド避難民17万9000人、中央アフリカ避難民4万3000人が暮らしており、紛争による暴力にさらされている。(c)AFP/Lorne Cook



 
 
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治安悪化で国連難民支援スタッフが撤退 チャドのキャンプ

(CNN) 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は1月31日、スーダン西部ダルフールからの難民を受け入れているチャドのキャンプから、大半のスタッフが撤退したと発表した。反政府勢力と政府軍の衝突、部族間紛争などによる治安悪化を受けた一時的な措置だという。

撤退したのは、東部ゲレダで2カ所の難民キャンプを支援していたUNHCR職員4人と、提携組織の現地、外国人スタッフ合わせて28人。約480キロ南西のアベチェに、車で避難した。

UNHCRの報道官によると、ゲレダは「法も秩序もない」状態に陥り、車の乗っ取りなどが続発している。同日までの2日間で、UNHCRや医療援助団体「国境なき医師団」の車計5台が盗まれ、現地事務所の敷地内に武装グループが侵入するといった事件が相次いだ。同報道官は「地元当局にはスタッフを保護する手段がないと判断し、職員らの安全のために撤退を決めた」と説明している。ただ、難民らに食料や水などを届けるため、必要最小限のスタッフは残留するという。

2カ所のキャンプでは、ダルフールの民族紛争を逃れた難民約3万人が生活している。UNHCRは「復帰時期については、今後現地の情勢を見極めたうえで判断する」としている。



 
 
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2008/02/01 11:26

支援車両への攻撃でチャド東部の支援が遅延

 今週になってからチャド東部で国連支援車両への攻撃が相次ぎ、安全のために避難しているためにその地域への支援が滞っている状況である。

[元記事] # Attacks force UN refugee agency to evacuate staff from town in eastern Chad

【背景】  過去3日間のUNHCRやNGO、国境なき医師団などの車両5台が銃を持った男たちに強奪される事件が発生しています。  現地には4人のUNHCRスタッフと現地スタッフなど28名がいるのですが、常に活動で使用されていることが多く、車両が少ないために現地に残っていても支援もできなければ避難も困難な状況のようです。 その一方で、チャド東部では12箇所に約24万人の難民がキャンプでの生活を余儀なくされており、支援が滞るとさらに窮状に追い込まれる危険が高まります。



 
 
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チャド反政府勢力が首都ヌジャメナ制圧

* 2008年02月02日 22:55 発信地:ヌジャメナ/チャド

【2月2日 AFP】(一部更新)アフリカのチャドで2日、反政府勢力と政府軍の戦闘が発生し、3時間にわたる交戦の末、反政府勢力が首都ヌジャメナ(N'djamena)を制圧した。政府軍筋が明らかにしたもので、イドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は、大統領府に残っているという。

 反政府勢力と政府軍双方からの情報では、戦闘は現地時間の午前8時(日本時間午後4時)ごろヌジャメナの北約20キロで始まった。フランス軍がのちに発表したところでは、約2000人の反政府勢力がヌジャメナ市内で激しい戦闘を行ったという。

 現地AFP記者によると、ヌジャメナで午前中いっぱい聞こえた激しい銃声は、正午ごろには散発的になった。また大統領府付近からは黒い煙が立ち上っているのが見えたという。

 目撃者によると、深緑色の戦闘服に身を包み、白い腕章をした反政府勢力は、迷彩を施したトラックで轟音をたてながら市内を走り回っている。一部地域では住民の歓迎を受けているという。ヌジャメナ最大の刑務所が襲撃され受刑者が脱走したほか、治安当局筋によると、一部では略奪も発生している。

 フランスのエルベ・モラン(Herve Morin)国防相は、反政府勢力が大統領府を包囲していると発表した。

 反政府勢力は1月28日、トラック約300台に分乗してスーダンの拠点を出発し、800キロ離れたヌジャメナに向けて進攻した。1日にはヌジャメナから約50キロ離れたMassaguetで反政府勢力と政府軍が交戦し、Daoud Soumain陸軍参謀長が戦死した。この戦闘が政府軍が示したほぼ唯一の抵抗だった。

 チャドに駐留するフランス軍は、救出を待つ同国に滞在する外国人をいくつかのグループに分けてヌジャメナで保護している。フランス軍は2日、エアバスを現地に派遣した。外国人のうち1000人以上をフランス人が占める。

 反政府勢力指導者のAbakar Tollimi氏はAFPに対して、国際法を尊重し外国人を保護すると述べた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2345251/2584173



 
 
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2008/02/02-23:05 反政府勢力が首都制圧か=大統領の安否不明−チャド

 【ロンドン2日時事】チャドの首都ヌジャメナからの報道によると、同国政府軍と戦闘を繰り返していた反政府勢力が2日、首都を制圧した。AFP通信が軍関係者の話として伝えた。デビ大統領は大統領府にとどまっているとみられるが、安否は不明だ。

 一方、英BBC放送は「反政府勢力がヌジャメナに侵攻した」と伝えたものの、「首都は(政府の)支配下にある」(政府首脳)と報じており、情報は混乱している。チャドの反政府勢力は2006年4月にも首都に進撃したが撤退しており、このまま政権崩壊に至るかは不透明だ。



 
 
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チャドの反政府武装勢力が首都侵攻、デビ政権崩壊の危機

 【ヨハネスブルク=角谷志保美】アフリカ・チャドからの報道によると、同国東部を拠点とする反政府武装勢力が2日、首都ヌジャメナに侵攻し、首都の大部分を掌握した。

 戦闘はイドリス・デビ大統領が政府軍を指揮しているとされる大統領官邸を中心に3日も続いており、17年続くデビ政権は崩壊の危機に直面している。旧宗主国のフランスは軍用機を派遣し、3日未明から在留仏人らの国外退避を開始した。

 デビ政権の転覆を目指す反政府勢力3派の連合軍は、約1週間前にチャド東部とスーダン西部ダルフール地方の国境地帯から、戦闘車両約300台を連ねて進軍を開始。2日朝に首都入りし、政府軍と激しく交戦した。反政府勢力側は同日夕、AFP通信などに「首都をほぼ制圧した」と語った。

 一方、デビ政権の閣僚らは「首都は政府の統制下にある」と主張し、デビ大統領が大統領官邸から政府軍を指揮しているとする。3日は朝から政府の軍用ヘリが出動し、数千人規模の反政府勢力に反撃している。

 デビ氏自身も、1990年に反政府勢力を率いて首都を制圧し、政権を掌握した。96年に複数政党制を導入して大統領に選出されたが、2005年に大統領の3選を認める憲法改正を実施してから反発が拡大した。

 反政府勢力はデビ政権離反者らが指揮し、デビ氏が3選された06年の大統領選直前にも首都を侵攻したが、その際は数時間で政府軍に退けられた。政府側は、隣国スーダンが反政府勢力を支援していると非難している。

(2008年2月3日18時51分 読売新聞)



 
 
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チャド政府軍と反政府勢力が停戦合意 現地報道

(CNN) チャドの首都ヌジャメナに進攻し、戦闘を展開していた反政府勢力は2日、停戦で合意した。同国の通信社JANAによると、反政府勢力指導者モハメド・ノウリ氏は、リビア最高指導者のカダフィ大佐との電話会談で停戦を受け入れ、和平・和解合意の実施に向けた協議に応じる姿勢を表明した。

ただ、反政府勢力のスポークスマンは3日未明、電話でAP通信に対し、停戦合意を把握しておらず、ノウリ氏が無条件に停戦に応じる可能性はないと語った。スポークスマンはスーダンとの国境地帯におり、2日午後からノウリ氏と連絡を取っていないという。

APは、少なくとも400人の反政府勢力がヌジャメナ市内に進攻し、大統領官邸を襲撃したと報道。チャドの駐米大使は、政府軍が反政府勢力に反撃したと主張した。

ドイツ外務省高官筋や治安当局筋によると、大統領官邸や国防省、国営ラジオ局周辺で激しい戦闘があり、最低400人の反政府勢力がヌジャメナ市内に進攻したとされる。また、デビ大統領の行方については情報が錯綜している。

ただ、チャドの駐米大使はCNNに対し、政府が事態を収拾したと述べ、反政府勢力が車両や軍服を捨てて敗走したと述べた。反政府勢力はスーダン政府の支援を受けた「雇い兵」であり、スーダン政府がチャド政権に揺さぶりをかけることを図った、としている。



 
 
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反政府勢力が首都へ進撃・チャド、内戦悪化

 【ナイロビ=共同】ロイター通信は2日、アフリカのチャドで内戦が悪化、外国人住民の情報として、同国東部の反政府勢力がデビ大統領の退陣を求めて首都ヌジャメナへ進撃したと伝えた。

 チャド東部では、紛争が続く隣国スーダン西部ダルフール地方から逃れてきた難民の保護に当たるため、欧州連合(EU)の平和維持部隊が今月から派遣される予定だったが、延期される可能性が高まった。

 チャド政府はスーダン政府が反政府勢力を支援していると指摘、チャドのアラミ外相は「EU部隊の派遣を阻止する意図がある」として、スーダン政府を非難した。(07:02)



 
 
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チャド、反政府組織の一部が停戦合意の情報

2008年02月03日18時31分

 AFP通信などによると、中部アフリカのチャドで続く内戦で、反政府勢力が2日夜までに首都ヌジャメナをほぼ制圧した。デビ大統領がいるとみられる大統領官邸周辺で3日も激しい戦闘が続いている。リビアの国営ジャマヒリア通信は2日、同国の指導者カダフィ大佐の仲介で、反政府側の一部が「停戦を受け入れた」と報じたが、確定はしていない模様だ。

 犠牲者の数は不明だが、首都の路上には戦闘による遺体が多数放置されている。市内では略奪が始まっているという。米仏や中国などの在留外国人計数百人は、3日から仏軍機で、仏軍が駐留するガボンなどへ退避を始めた。チャドを兼轄する在カメルーン日本大使館によると、ヌジャメナには国連職員や宗教関係者ら日本人計4人がおり、無事が確認されている。現在、仏大使館に退避の協力を要請中だという。



 
 
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チャド、反政府勢力が首都ほぼ制圧

 【ナイロビ=共同】アフリカ・チャドからの報道によると、デビ大統領の退陣を求め2日に首都ヌジャメナを進撃した東部の反政府勢力は、3日も政府軍と激しい戦闘を展開した。反政府勢力は同日までに、首都をほぼ制圧した。戦闘は、デビ大統領がいるとみられる大統領官邸付近などで起きた。デビ政権は崩壊の危機に直面している。

 死者数は不明だが、フランス公共ラジオによると、ヌジャメナでは多数の遺体が路上に放置されているという。略奪も起きており、フランス人など在住外国人も国外へ退避し始めた。反政府勢力は数日前から首都方面に軍を進めていた。(01:20)



 
 
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反政府勢力のチャド首都制圧、欧米人らが国外へ避難

* 2008年02月03日 09:50 発信地:パリ/フランス

【2月3日 AFP】フランス政府は2日、チャドの反政府勢力が政府軍と交戦の末首都ヌジャメナ(N'djamena)を制圧した事態を受け、同国に滞在している欧州人を避難させる準備を整えた。国連(UN)や米国も、職員や大使館員らに対し、同様の措置を取る予定だという。

 エルベ・モラン(Herve Morin)仏国防相は同国のテレビで、「現段階で、約200人が避難を望んでいる」と述べた。また輸送経路については、軍用機でガボンの首都リーブルビル(Libreville)に輸送、その後チャーター機でパリに向かわせることを明らかにした。

 反政府勢力は同日、政府軍との激しい戦闘の末、ヌジャメナの一部を制圧。イドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は、大統領府に残ったままだという。(c)AFP



 
 
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2008/02/04-12:21 チャドの戦闘停止を要求=国連総長

 【ニューヨーク3日時事】国連の潘基文事務総長は3日、政府軍と反政府勢力の戦闘が起きたチャド情勢に関して、同国内の人道状況の悪化に懸念を表明し、「直ちに戦闘行為を停止するよう全当事者に求める」とする声明を出した。

 声明は「チャド国内の危険な状況を大いに憂慮している」と述べた上で、政府と反政府勢力双方に対話に入るよう要請した。一方、安保理も同日緊急会合を開いて情勢を討議したが、結論は4日以降に持ち越された。



 
 
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チャド誘拐未遂、子ども103人が家族と再会へ

* 2008年03月08日 03:18 発信地:ジュネーブ/スイス

【3月8日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」のメンバーがチャドの子ども103人を同国から密出国させようとした事件で、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は7日、事件発生から約5か月をへて、子どもたちを家族と再会させる計画を発表した。

 ユニセフは、チャド当局と協議した結果、子どもたちを家族と再会させる手続きを進めるため、同国東部アバチェ(Abeche)、Adre、Tineにチームを派遣することを決めた。

 103人の子どもたちは、ほぼ全員がチャド出身。事件後、首都ヌジャメナ(N'Djamena)にあるユニセフの児童養護施設に滞在していた。

「ゾエの箱舟」のメンバーは2007年10月25日、子どもたちをアバチェから飛行機で移送しようとしていたところを拘束された。同団体は、子どもたちがスーダンのダルフール地方の孤児だと思っていたと主張したが、12月にメンバー6人に対し、重労働8年の刑が言い渡された。6人はその後、本国に送還されている。(c)AFP



 
 
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チャド:政府軍、反政府勢力を首都郊外まで押し戻す

 【ヨハネスブルク白戸圭一】政府軍と反政府勢力3派の戦闘が続いているアフリカ中部チャドの首都ヌジャメナでは3日夜、政府軍が反政府勢力を首都郊外まで押し戻し、戦闘は小康状態となっている。反政府側の報道官はロイター通信などに「戦略的な撤退」と述べ、デビ政権打倒へ向けて攻撃を続ける構えを崩していない。

 チャド政府によると、反政府3派が拠点とする国の東部では、3派を支援しているとみられるスーダン政府軍がチャド領内に越境攻撃を仕掛け、混乱が全土に拡大しつつある。ヌジャメナからは大勢の住民が隣国カメルーンへ向けて避難を開始しているという。

毎日新聞 2008年2月4日 20時37分



 
 
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「ゾーイの箱船」メンバー6人、大統領恩赦で釈放

2008.4.1 20:57

 紛争が続くスーダン西部ダルフール地方の子供たちの救出を掲げながら、チャドの子供103人を欧州に連れ去ろうとし、誘拐未遂罪などで有罪判決を受けた非政府組織(NGO)「ゾーイの箱船」のメンバー6人が3月31日、チャドのデビ大統領の恩赦で釈放された。エリゼ宮(仏大統領府)が同夕、発表した。6人はチャドの裁判所で有罪判決を受けた後、フランスに送還され、今年初め、フランスの裁判所でも禁固8年の判決を受け、収監されていた。(パリ)



 
 
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チャド:政府側の戦況不利に 反政府3派が首都に侵攻、参謀総長が戦死

 【ヨハネスブルク白戸圭一】アフリカ中部チャドの首都ヌジャメナでは3日、前日に侵攻した反政府勢力3派と政府軍の戦闘が大統領官邸周辺で続いた。旧宗主国フランスの国防省が同日、チャド政府軍の参謀総長が戦闘で死亡したことを確認するなど、政府側に不利な戦況となっている模様だ。

 AFP通信によると、フランス政府はデビ大統領の避難に協力するとチャド側に申し出たが、大統領は拒否。チャドのアブダラーナスール国務相はフランスのラジオ局に「大統領は官邸で軍を指揮している」と述べた。政府側は戦闘ヘリコプターを投入し、反撃を試みているという。

 中東の衛星テレビ・アルアラビーヤは、駐ヌジャメナのサウジアラビア外交官の家族2人が戦闘の巻き添えで死亡したと伝えた。

 チャドを管轄する在カメルーン日本大使館によると、チャドには宗教関係者など9人の日本人が住んでおり、このうち8人の安全が確認できたが、女性1人と連絡が取れないため確認を急いでいる。

毎日新聞 2008年2月4日 東京朝刊



 
 
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チャド首都を一時制圧

2008.2.4 23:33

 アフリカ・チャドからの報道によると、デビ大統領の退陣を求め2日に首都ヌジャメナに進撃した東部の反政府勢力は政府軍と激しい戦闘を展開し、3日までに首都をほぼ制圧。しかし4日の英BBC放送によると、政府はその後、反政府勢力を首都から撃退したと発表した。

 反政府勢力はヌジャメナの東方面へ撤退したという。一方、反政府勢力は撤退理由について「次の攻撃を仕掛ける前に、市民に退避の機会を与えた」としており、今後も予断を許さない状況だ。

 国連の潘基文事務総長は3日、国内の全当事者に「戦闘行為の即時停止と、さらなる流血を防ぐための対話入り」を求める声明を発表、アフリカ連合(AU)や米国、フランスは合法的な大統領への攻撃だと非難した。

 フランス公共ラジオによると、ヌジャメナでは多数の遺体が路上に放置されているという。略奪も起きており、フランス人ら在住外国人も国外へ退避し始めた。

 チャド東部では、紛争が続く隣国スーダン西部ダルフール地方から逃れてきた難民の保護に当たるため、欧州連合(EU)の平和維持部隊が今月から派遣される予定だったが、延期の可能性が高まった。チャド政府はスーダン政府がEU部隊派遣を阻止するため反政府勢力を支援していると非難している。

 チャドのアブダラーナスール国務相(鉱業・エネルギー担当)が「スーダンによる宣戦布告ともとれる」と発言するなど、両国間の緊張も高まっている。(共同)



 
 
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チャドの戦闘停止求める 国連、安保理も緊急協議

 大統領官邸を包囲する反政府勢力と政府軍との戦闘が続くアフリカのチャド情勢をめぐり、国連の潘基文事務総長は3日、国内の全当事者に「戦闘行為の即時停止とさらなる流血を防ぐための対話入り」を求める声明を発表した。

 国連安全保障理事会も緊急協議を開き、デビ大統領を支持する内容の声明発表に向けた協議を行った。チャドからの報道では、首都ヌジャメナで政府軍が反撃に出て激しい戦闘が続いているほか、スーダンと国境を接する東部地域でも新たな戦闘が起きている。

 東部の戦闘をめぐっては、スーダン政府がチャドの反政府勢力を支援しているとの指摘もあり、事務総長の声明は「地域のすべての国に対し、国境不可侵の尊重と自国内からの(武装勢力の)侵略防止」を呼び掛けた。(共同)



 
 
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チャド、反政府勢力が首都ほぼ制圧

 【ナイロビ=共同】アフリカ・チャドからの報道によると、デビ大統領の退陣を求め2日に首都ヌジャメナを進撃した東部の反政府勢力は、3日も政府軍と激しい戦闘を展開した。反政府勢力は同日までに、首都をほぼ制圧した。戦闘は、デビ大統領がいるとみられる大統領官邸付近などで起きた。デビ政権は崩壊の危機に直面している。

 死者数は不明だが、フランス公共ラジオによると、ヌジャメナでは多数の遺体が路上に放置されているという。略奪も起きており、フランス人など在住外国人も国外へ退避し始めた。反政府勢力は数日前から首都方面に軍を進めていた。(01:20)



 
 
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チャド首都で新たな戦闘、カメルーンに難民流入

(CNN) アフリカ・チャドの首都ヌジャメナでは3日、反政府勢力と政府軍が新たに激しく交戦し、何千人もの人々が難民となってカメルーンに避難した。地元当局者と記者団、フランス関係者らが明らかにした。

ヌジャメナ市内の路上では、2000─3000人の反政府勢力が、ライフル銃で武装し、トラックの上から監視の目を光らせている。チャドの駐米大使はCNNに対し、反政府勢力はスーダン政府の支援を受けた「雇い兵」であり、スーダン政府がチャド政権に揺さぶりをかけるていると説明した。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)やカメルーンのテレビ局キャナル2の記者によると、難民はヌジャメナと国境を挟んで向かい合うカメルーンの町クセリに流入。女性や子どもが大半を占めている。

人道支援団体は戦闘で推定200人の負傷者が出たことを受け、現地に向かっている。国境なき医師団の関係者は、負傷者の多くが民間人だとしている。キャナル2の記者は、難民の人数が膨らんでいるため、UNHCRの支援活動に問題が生じる可能性を指摘。UNHCRはこれを受けて、クセリにスタッフ3人を派遣する。

国連安全保障理事会は3日に緊急会合を開き、潘基文国連事務総長は即時停戦を求める声明を発表した。また、1600人規模のフランス軍部隊が在住外国人の国外退避を支援するためヌジャメナ周辺に展開し、2日と3日にそれぞれ400人が出国。ヌジャメナ市内の国連要員は20人前後を残し、残り103人がガボンに退避した。

現地のホテル従業員がCNNに電話で語ったところによると、市内の路上には多数の遺体が放置されている。市内西部に住む兄弟も路上で遺体を目撃したと語っており、住民は外出を恐れているという。



 
 
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2008/02/04-00:57 反政府勢力、大統領府を包囲=チャド

 【ロンドン3日時事】アフリカ中部チャドの首都ヌジャメナからの報道によると、首都に入った反政府勢力は3日までに、大統領府を包囲し、政府軍との戦闘を続けた。同軍の参謀総長が死亡したとみられるほか、市民らに多数の負傷者が出ているもようだ。

 一方、フランス軍は空軍機によって自国民を含む在留外国人数百人をガボンへ避難させた。

 チャドを管轄する在カメルーン日本大使館によると、チャドには日本人9人が在住。このうち8人については安全が確認されたが、女性1人とは連絡が取れないという。



 
 
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チャドで反政府勢力が首都制圧 仏軍は中立堅持

2008年2月4日 朝刊

 【ロンドン=岡安大助】中央アフリカ・チャドからの報道によると、デビ大統領の退陣を求める反政府勢力が3日までに首都ヌジャメナをほぼ制圧し、大統領官邸への攻撃を続けている。政府側は徹底抗戦の構えをみせており、独立後、内戦が繰り返されてきたチャドに再び戦火が広がる恐れが出ている。

 同国東部スーダン国境付近から1月下旬に進撃を開始した反政府勢力3派は2日、ヌジャメナに入って官邸付近で政府軍と激しく交戦。周辺で略奪が起き、路上には遺体が置き去りにされているという。

 デビ大統領は官邸にいるとみられ、反政府勢力の車両約300台が包囲している。同日夜に戦闘はいったん収まり、英BBC放送によると、リビアの最高指導者カダフィ大佐から停戦案が提示されたが、反政府勢力側の一部が同意せず、3日早朝から官邸への攻撃を再開した。

 政府軍は軍用ヘリコプターで応戦しているもようだ。

 チャドに駐留するフランス軍約1500人は、中立の立場を堅持。軍用機を使ってフランス人ら外国人の避難と安全確保に努めている。

 1960年にフランスから独立したチャドは、南部キリスト教勢力と北部イスラム教勢力の対立などで内戦を繰り返してきた。スーダンに亡命していた当時のデビ元軍司令官が90年、リビアの支援を受けて首都を制圧、大統領に就任した。

 2005年からスーダン国境付近で反政府勢力の活動が活発化し、翌06年4月には首都へ進撃したことも。同年5月の大統領選では野党がボイコットする中、デビ大統領が3選を果たした。

 チャド東部には、スーダンのダルフール紛争から逃れてきた難民が数多く流入。チャド政府はスーダンが反政府勢力を支援していると非難してきた。スーダン政府は3日、「反政府勢力はわれわれと無関係」とする声明を発表した。

 昨年10月にはリビアの仲介で、チャド政府と反政府勢力4派が和平合意に調印していた。



 
 
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チャド政府「首都を奪回」、市民ら数百人負傷

 【ヨハネスブルク=角谷志保美】アフリカ・チャドからの報道によると、同国のデビ政権打倒を目指して首都ヌジャメナに侵攻し、一時は首都の大半を掌握していた反政府武装勢力は3日夜、首都から撤退した。

 政府側は同夜、「首都全域を制圧した」と撃退を宣言したが、反政府勢力側は「一時的な戦略的撤退」を強調。4日午後に戦闘が再開したとの情報もあり、緊迫した状況が続いている。

 首都では、2日からの市街戦による流れ弾で市民ら数百人が負傷。戦闘が中断した4日朝から、戦闘再開を恐れる市民らが続々と首都から脱出している。反政府勢力は3日にスーダン西部ダルフール地方と接するチャド東部の国境の町アドレも攻撃。政府側は攻撃を撃退したが、「スーダン軍機が反政府勢力を上空から支援していた」として、「宣戦布告だ」とスーダンへの敵対姿勢を強めている。

 チャド東部では、ダルフール地方からの難民ら約28万5000人と、ダルフール紛争の飛び火で国内避難民化したチャド住民18万人がキャンプ生活を送っており、地域の不安定化による人道支援活動への影響が懸念される。

(2008年2月5日02時27分 読売新聞)



 
 
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反政府側が首都から撤退 チャド

2008年02月05日01時28分

 中部アフリカ・チャドで続いていた政府軍と反政府組織の戦闘は4日、反政府組織が撤退し、いったん収まった模様だ。政府は反政府側を首都から追い出したと説明しているが、AP通信などによると、反政府側は「人々が街を出られるように自主的に退却することにしただけだ」と語っており、先行きは不透明だ。

 国連安保理は4日、緊急会合を開き、反政府組織を非難する議長声明を出した。



 
 
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チャドの反政府勢力を非難、安保理が議長声明

 【ニューヨーク=中前博之】デビ大統領の退陣を求め反政府勢力が首都ヌジャメナに進撃したアフリカ中部のチャド情勢について、国連安全保障理事会は4日、反政府勢力による攻撃を「強く非難」し、戦闘の即時停止を求める議長声明案を全会一致で採択した。

 声明は内戦の激化に「重大な懸念」を表明。隣国スーダンが反政府勢力を支援しているとの見方もあり、「チャドの主権や領土の一体性、政治的独立に対する(安保理の)責任を想起」すると強調した。(10:06)



 
 
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チャド:国連安保理「懸念」表明 議長が各国に支援求め

 【ニューヨーク小倉孝保】国連安全保障理事会は4日、政府軍と反政府勢力の戦闘が続くアフリカ中部チャドの情勢に「深刻な懸念」を表明し、各国にチャド政府への支援を求める議長声明を発表した。

 声明は旧宗主国のフランスが中心になって作成、「国連憲章にのっとり、チャド政府が求める支援を各国が提供することを要求する」としている。当初は「あらゆる必要な手段で支援する」との文言が入っていたが、ロシアの反対で表現が弱められた。拘束力はない。

毎日新聞 2008年2月5日 12時10分



 
 
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チャド:軍と反政府勢力、戦闘は小康状態

 【ヨハネスブルク白戸圭一】政府軍と反政府勢力3派の戦闘が続いているアフリカ中部チャドの首都ヌジャメナでは3日夜、政府軍が反政府勢力を首都郊外まで押し戻し、戦闘は小康状態となっている。反政府側の報道官はロイター通信などに「戦略的な撤退」と述べ、デビ政権打倒へ向けて攻撃を続ける構えを崩していない。

 チャド政府によると、反政府3派が拠点とする国の東部では、3派を支援しているとみられるスーダン政府軍がチャド領内に越境攻撃を仕掛け、混乱が全土に拡大しつつある。

毎日新聞 2008年2月5日 東京朝刊



 
 
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国連安保理、チャド情勢で緊急会議を開催

 国連安保理は3日午後、悪化しているチャド情勢について緊急会議を開きました。

 この緊急会議はフランスや安保理のアフリカ三ヵ国の求めに応じて開かれたものです。

 会議は主にフランスがチャドの情勢をめぐって打ち出した声明草案とチャド政府が安保理に提出した書簡について、討議しました。

 これについて、国連駐在のフランス大使は記者のインタビューに応じた際、「この草案はリビアの指導者・カダフィ氏とコンゴ共和国のサスヌゲソ大統領にチャド調停の権限を授けることを支持するよう安保理に提案した。また、反政府武装勢力が政府軍に攻撃したことを非難した」と述べました。

 このほか、チャド政府はその書簡の中で、国連加盟国がチャド政府に支援を提供するよう呼びかけました。

 「中国国際放送局 日本語部」より2008年02月05日



 
 
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チャド反政府勢力、即時停戦に原則合意

* 2008年02月05日 23:14 発信地:ヌジャメナ/チャド

【2月5日 AFP】チャドの首都ヌジャメナ(N'djamena)で政府軍と激しい戦闘を繰り返していた反政府勢力は5日、即時停戦に原則合意したと発表した。また、民間人に「ぼう大な数の」死傷者を出した責任はフランスにあると非難した。

 反政府勢力のスポークスマン、Abderaman Koulamallah氏は衛星電話によるAFPの取材に対し、「チャド国民の苦しみと、友好国であるリビア(Libya)とブルキナファソ(Burkina Faso)の平和調停に沿って、われわれは即時停戦に合意した」と回答した。

 また同氏は「紛争へのフランス軍の直接的な軍事介入」を、衝撃をもって受け止めたとした上で、フランス軍との戦闘、特に、ヌジャメナのリベルテ(自由)高校と中央市場でフランス軍戦闘機の攻撃によって相当数の民間人死傷者が発生したと主張し、フランス軍の介入を非難した。

 しかし、フランスがチャドに配備したミラージュ(Mirage)戦闘機が攻撃を行ったという情報は今のところ反政府勢力以外からは得られていない。

 反政府勢力側は4日、停戦に合意するよう求める「非常に強力な」外交的圧力を受けたとしている。(c)AFP



 
 
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チャド反政府勢力、仏軍と首都制圧初日に銃撃戦

* 2008年02月05日 00:33 発信地:パリ/フランス

【2月5日 AFP】チャドで反政府勢力が首都ヌジャメナ(N'djamena)を制圧した2日、在留外国人の国外退避を監督しているフランス軍部隊と反政府勢力が、ヌジャメナ空港近くで銃撃を交わしていたことが仏軍によって明らかにされた。

 仏軍報道官Christophe Prazuck少佐の発表では、戦闘は「短く限定された接触」だった。反政府勢力側から仏軍部隊に対し発砲があったため、空港防衛の観点から「適切に対応した」という。反政府勢力の発砲が偶発的なものか、仏軍の空港防衛を試す目的だったかは定かでないという。

 チャドの動乱状態は、旧宗主国のフランスを微妙な立場に陥れた。フランスは現在、スーダンのダルフール(Darfur)紛争による避難民保護のため、欧州連合(EU)の平和維持部隊派遣の実現を目指しているが、一方で、チャドでの戦闘に巻き込まれることを回避しようとしている。仏軍は兵士1450人をチャドに駐留させているが、動乱発生後、外国人退避支援のためさらに150人を追加派遣した。

 フランスとチャドの軍事協定では、イドリス・デビ(Idriss Deby)チャド大統領の政権に対するフランスの後方支援や医療支援、情報提供などが含まれているが、直接的な軍事介入は対象となっていない。

 チャド政府は3日、反政府勢力を鎮圧したと発表したが、反政府勢力側の指導者は首都から一時的に撤退しただけだと述べた。首都の路上には、2日間にわたる戦闘で亡くなった者たちの遺体が大量に放置されているという。

 チャドに配備されているフランス軍のミラージュ(Mirage)戦闘機6機中2機は、3日には一時、ヌジャメナから撤退した。しかし、現在は首都に戻り、偵察飛行を再開したと報道官が報告した。(c)AFP



 
 
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チャド内戦激化…外国人撤退開始

FEBRUARY 05, 2008 03:01

アフリカ中部のチャドで反軍が首都ウンジャメナを大部分掌握し、政府軍と反軍の間の交戦が激化するや、3日外国人たちがフランス軍の指揮のもとで撤退している。過去、チャドを殖民統治していたフランスは現地に軍基地を保有しており、自国民と外国人など600人あまりをガボンに避難させている。



 
 
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チャド、クーデターにより数百人の住民が殺害

2008年02月06日 07:59更新

 チャドの首都ヌジャメナの赤十字社によると、 反政府軍のクーデターにより、同国で数百人の住民が殺害されたという。

 首都付近で被害者の捜索をしていた当局者によると、正確な死傷者数ははっきりしないものの、2日に反政府軍が首都に侵入して以来、数百人の住民が亡くなり、そのほとんどが弾丸により殺害されたという。

 一方チャド軍部は、暴力から逃れようとする数百人の住民が隣国カメルーンへ出国するのを防ぐため、カメルーンへの2つの橋を遮断させた。5日午後には、現場の記者が、軍に恐怖し引き返してきた住民を目撃している。

 国連難民機関(UNHCR)によると4日以来、カメルーンに避難した住民は、2万人となるという。



 
 
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チャド大統領が勝利宣言 反乱軍は再攻撃準備

2008年02月07日22時45分

 中部アフリカ・チャドの首都ヌジャメナでの政府軍と反政府武装組織との戦闘は、反政府側が拠点の東部に退却して、デビ大統領が6日、「国土全体を支配している」と勝利宣言した。国際赤十字によると、戦闘の巻き添えで市民少なくとも160人が死亡、約1000人が銃撃などで治療を受けている。国連難民高等弁務官事務所は、約2万人が隣国カメルーンへ避難したとしている。

 AFP通信などによると、反乱軍は敗北を認めておらず、東部で車両約200台を集めて、再攻撃に向けて準備している模様だ。



 
 
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2008/02/07-06:33 首都の戦闘、100人死亡か=チャド

 【ロンドン6日時事】アフリカ・チャドからの報道によると、国際医療救援団体「国境なき医師団(MSF)」は6日、同国の首都ヌジャメナで先に発生した政府軍と反政府勢力の戦闘について、市内の主要病院3カ所での集計として、民間人少なくとも100人が死亡、約700人が負傷したと明らかにした。

 チャドでは先週末、デビ大統領に不満を持つ反政府勢力が首都に侵攻し、政府軍と衝突した。



 
 
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チャド、首都戦闘の死者は160人以上、3万人が国外に避難と赤十字

【2月7日 AFP】チャドの国際赤十字(Red Cross)現地事務所は6日、先に首都ヌジャメナ(Ndjamena)で起きた政府軍と反政府武装勢力との激しい戦闘で、160人以上が死亡、1000人近くが負傷したと発表した。市内の墓地に埋められていた遺体80体を回収したが、全部は回収しきれていないとしている。 

 同日、イドリス・デビ(Idriss Deby Itno)大統領は反政府勢力に対する「圧倒的勝利」を宣言するとともに、首都の支配権回復を発表。市内の一部では活動が再開されたが、商店の大部分は閉まったままだ。

 スイスのジュネーブ(Geneva)にある国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)本部によると、隣国カメルーンに脱出するチャド民間人の流れは止まっていないが、停戦の原則合意を受けて帰国する避難民も出ている。

 避難民の数についてUNHCRは、カメルーンの国境の町Kousseriに2万人が滞在していると推定しているが、赤十字は近隣のガルア(Garoua)も含め3万人近くに上るとみている。(c)AFP/Herve Asquin and Francesco Fontemaggi



 
 
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政府軍が全土掌握と大統領が宣言、アフリカのチャド情勢

政府軍と反政府勢力の戦闘が今月2日から首都で起きたアフリカ中部、チャド情勢で、同国のデビ大統領は6日、首都ヌジャメナだけでなく地方部を含めた全土を掌握したと宣言した。AP通信が報じた。戦闘後に大統領が記者団の前に姿を現したのは初めて。

チャド東部に拠点を持つ反政府勢力はデビ大統領の退陣を求め進撃、政府軍と一進一退の戦いを繰り広げ、一時は首都攻略の勢いを見せていたがその後、郊外に撤退していた。敗走したとの見方もあるが、反政府勢力の一部部隊が首都へ再び進軍を開始したとの情報もある。

双方の戦闘に巻き込まれた住民らの犠牲者数は不明だが、数百人が死傷したとの見方がある。戦闘を逃れ首都から隣国カメルーンに避難した住民は約4万人との情報もある。中断していたテレビ、ラジオ放送も6日に再開され、避難民の帰還を促している。



 
 
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EU、チャド内戦への部隊派遣を延期

 【ブリュッセル=下田敏】欧州連合(EU)のソラナ共通外交・安全保障上級代表は4日、アフリカ・チャドへの平和維持部隊の派遣を見合わせたと表明した。政府軍と反政府勢力による内戦が激しくなっており、ソラナ代表は「現地の情勢を見極める必要がある」と語った。EUはスーダン西部ダルフール紛争を巡る人道危機に対応するため、約3700人の部隊を今月から派遣する予定だった。

 ソラナ代表は「情勢は不透明だが、部隊派遣に向けた作業は続ける」と述べ、EU加盟国と派遣時期の再調整を進める考えを示した。チャドへの部隊派遣は隣国スーダンからの難民の保護などが目的。EUは1月28日に開いた外相理事会で部隊派遣を決めたばかりで、現地ではEUの部隊派遣を阻止するためにスーダンがチャドの反政府勢力を支援しているとの見方も出ている。



 
 
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チャド大統領、全土を掌握と発表・現地報道

 【ロンドン=岐部秀光】アフリカ中部チャドからの報道によると、同国のデビ大統領は6日、首都ヌジャメナを攻撃していた武装勢力を政府軍が撃退し、全土を掌握したと述べた。チャドは日量約22万5000バレルの産油国。エクソンモービルなどが操業するドバ油田は戦闘地域から遠く生産活動には影響しなかったとみられている。  大統領は「武装勢力が(隣国の)スーダンに逃亡する前に拘束する」と強調。チャド政府は、反政府勢力がスーダンやリビアの支援を受けていたと非難している。(09:54)



 
 
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チャド、首都に夜間外出禁止令、新たな戦闘の懸念も

* 2008年02月08日 02:21 発信地:ヌジャメナ/チャド

【2月8日 AFP】政府軍と反政府勢力との間で戦闘が続いていたチャドで、同国政府は7日、首都ヌジャメナ(Ndjamena)に夜間外出禁止令を発令した。

 政府関係者によると、ヌラディヌ・デルワ・カシレクマコエ(Nourradine Delwa Kassire Coumakoye)首相は閣議で、外出禁止令が発令されている午後6時半から午前6時までの間を利用して、首都に残り潜伏している反政府勢力の発見に務めると語ったという。

 一方、軍関係者が同日明らかにしたところによると、首都から撤退した反政府勢力は、別の勢力の兵士と協力して態勢の立て直しを図っており、新たな攻撃の懸念が高まっている。

 ヌジャメナから400キロメートル離れた場所には、少なくとも200台の車両が集結しているとされ、反政府勢力側の報道担当者によると、現在、新たな弾薬と燃料の供給が行われているという。

 前週末から続いていたヌジャメナでの政府軍と反政府勢力との戦闘は、ヘリコプターによる空爆も含む非常に激しいもので、国際赤十字(IRC)によると、160人が死亡し、数百人が負傷したという。(c)AFP



 
 
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ダルフールから1万2000人チャドに避難、UNHCR報告

* 2008年02月11日 03:01 発信地:ジュネーブ/スイス

【2月11日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、アラブ系のスーダン政府軍と、同政府の支援を受けているとされる民兵組織ジャンジャウィード(Janjaweed)による黒人系の反政府勢力に対する激しい爆撃を含む戦闘から逃れようと、同国ダルフール(Darfur)地方の約1万2000人が、隣国チャドに避難していることを明らかにした。

 UNHCRの報道官は、8、9両日に戦闘が発生したことで、難民がチャド南東部のビラク(Birak)地方に避難していると述べた。

 一方、チャド東部は、同国政府と反政府勢力との戦闘があったばかりで、危険な状態が続いている。戦闘発生後、UNHCRは、職員を国外退避させ、チャド人数千人を隣国カメルーンに避難させていた。(c)AFP



 
 
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2万人近くの難民がカメルーン国境の町に避難【UNHCR】

* 2008年02月12日 18:33 発信地:東京

【日本UNHCR協会】

UNHCRカメルーン(2008年2月5日)発:

カメルーンの町コウッセリ(Kousseri)にいるUNHCRのチームは、最大で2万人がチャドの首都ンジャメナでの戦闘を逃れ、チャド国境の川を渡っていると推計しています。人々の流出が始まってから3日後の2月5日時点でも避難の波は続いています。毛布、ビニールシート、台所用品などUNHCRの支援物資を載せたトラックは、4日ベルトゥア(Bertoua)を出発し、5日夜にコウッセリに到着予定です。

それと同時に、UNHCRとパートナー機関はチャドの東部において、隣国スーダンのダルフール地方からのスーダン難民約24万人が避難する12か所のキャンプを運営しています。さらに、中央アフリカ共和国からの難民5万人がチャドの南部に避難しています。さらに、UNHCRはチャドの混乱から逃れた国内避難民約18万人への支援を行なっています。

これらの何十万にも上るチャドの難民及び国内避難民は、国際社会からの支援に頼っていますが、チャド国内でも荒涼として人もいない地域に支援物資を届けなければならないという、大変厳しい状況での支援活動となっています。UNHCRは人道主義の尊重と、暴力の即時停止を求めます。

問合せ先:
特定非営利活動法人 日本UNHCR協会
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)国内委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル(UNハウス)6F
info@japanforunhcr.org
TEL/03-3499-2450(受付時間 10:30〜17:30)FAX/03-3499-2273

(c)日本UNHCR協会



 
 
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チャド、国内全土に非常事態宣言を発令

* 2008年02月15日 12:21 発信地:ヌジャメナ/チャド

【2月15日 AFP】チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は14日、今月初めに反政府勢力が首都ヌジャメナ(Ndjamena)に攻撃を仕掛けたことを受け、国内全土に非常事態宣言を発令した。15日午前零時から発効する。

 非常事態宣言下では家宅捜索が認められ、民間、国営を問わずメディア報道が制限される。

 地方自治体の首長は、治安維持のため、すべての人員や物資を動員するよう求められた。

 また、反政府勢力の攻撃後、ヌジャメナでは午前零時から同6時までの夜間外出禁止令が発令されているが、これも国内全土に対象が拡大される。

 今月2-3日に起きた反政府勢力の攻撃で、ヌジャメナの大部分や大統領府周辺制圧されたものの、フランス軍から後方支援を受けた政府軍が反政府勢力を撃退。以来、反政府勢力は南東部に移動した。(c)AFP



 
 
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チャド全土に非常事態宣言

2008.2.15 17:50

 【ロンドン=木村正人】英BBC放送などによると、チャドのデビ大統領は14日、今月2〜3日に起きた反政府勢力による首都ヌジャメナへの攻撃を受け、国内全土に非常事態を発令した。15日午前零時から15日間にわたって実施される。民間、国営各メディア報道も規制され、車の移動も制限される。デビ政権は「スーダン政府が反政府勢力を支援している」と非難している。



 
 
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チャド大統領、全土に非常事態宣言 治安回復が目的と

チャド・ヌジャメナ(AP) 今月初めの政府軍と反政府勢力の戦闘により160人余りの死者が出たとされるアフリカ中部、チャド情勢で、デビ大統領は14日、治安回復のためとして、全土に非常事態宣言を発令した。

大統領は、国営ラジオとテレビを通し、憲法に基づいて15日から15日間の非常事態を宣言すると述べた。「秩序の維持と安定性の確保、国家機能の円滑化のために必要な臨時措置」として、地方当局による住民と車の移動制限、集会禁止、報道管制、午前零時から6時までの外出禁止などを施行するという。大統領は地方当局に、「あらゆる手段を駆使して」治安回復に協力するよう求めている。

同国では2日から3日にかけ、首都ヌジャメナで政府軍と反政府武装勢力が衝突。戦闘に巻き込まれた住民ら1000人以上が死傷したとみられる。反政府勢力はいったん東部国境付近の拠点に引き揚げたが、その後、再進撃を狙っているとの情報も流れている。



 
 
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2008/02/15-07:59 チャド大統領、全土に非常事態宣言=反政府勢力の首都攻撃受け

 【ロンドン14日時事】チャドからの報道によると、同国のデビ大統領は14日、今月初めの反政府勢力の首都攻撃を受け、チャド全土に非常事態を宣言した。大統領令によれば、15日午前零時から実施される。

 7日には警戒強化のため首都などに夜間外出禁止令を発令。この外出禁止令も全土に拡大する。また、反政府勢力掃討のため、家宅捜索と民間・公共報道機関の統制を許可する。



 
 
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チャド大統領、子ども誘拐未遂の仏援助団体メンバーらに恩赦

2008年04月01日 21:21 発信地:ヌジャメナ/チャド

【4月1日 AFP】(写真追加)チャドのイドリス・デビ(Idriss Deby)大統領は3月31日、チャドの子ども103人をフランスに密出国させようとして2007年12月、同国の裁判所から誘拐未遂罪で重労働8年が言い渡されていた仏援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」のメンバー6人に対し恩赦を与えた。

 また、デビ大統領は、現地での仲介役を務めたスーダンとの国境の町Tineの指導者Mahamat Dagot被告に対しても恩赦を与えた。同被告は前年、誘拐の共謀罪で重労働4年の刑が言い渡されていた。

 一方、Dagot被告と同様に現地の仲介役を務め重労働4年の刑を受けていた、スーダン難民のSouleimane Ibrahim Adam被告は、恩赦を要求していないという理由で恩赦は与えられなかったという。

「ゾエの箱舟」のメンバーは前年10月25日、子どもたちをチャド東部アベシェ(Abeche)から飛行機で移送しようとしていたところを拘束された。同団体は、子どもたちがスーダンのダルフール(Darfur)地方の孤児だと主張したが、同年12月にEric Breteau代表を含むメンバー6人に対し、重労働8年の刑が言い渡された。6人はその後、本国に送還されている。(c)AFP/Ali Abba Kaya



 
 
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イスラム導師の支持者と警察が衝突、72人が死亡 チャド

* 2008年07月03日 07:33 発信地:ヌジャメナ/チャド

【7月3日 AFP】チャドの首都ヌジャメナ(Ndjamena)南東300キロメートルのKounoで6月29日、過激な説教を行っていたイスラム教の導師を逮捕しようとした警察と導師の支持者との間で衝突が起こり、72人が死亡した。同国のアフマト・マハマト・バシル(Ahmat Mahamat Bachir)内務・治安相が2日、明らかにした。

 バシル内相によると、この導師は自らを神の使者だと名乗るAhmet Ismael Bichara師(28)で、衝突が起こる直前、イスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺漫画を新聞に掲載し物議を醸したデンマークに対し聖戦を行うことを訴えるなど、扇動的な演説を行っていたという。

 警察はこの演説を止めさせようとしたが、Bichara師はこれを拒否。「こん棒や毒矢、刀」で武装した支持者を警察に立ち向かわせたことで、警察側が発砲したという。

 衝突では、警察官4人を含む72人が死亡、警察官4人も負傷した。また、Bichara師の支持者がKounoの町を襲撃し、住宅158棟、教会4か所、病院、警察署に放火したという。

 バシル内相は、Bichara師と側近7人を逮捕したことを明らかにするとともに、Bichara師側に人質に取られていた女性90人と子ども121人が警察によって保護されたと語った。(c)AFP



 
 
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一斉にスタート!:ヒューマンレース、ジュネーブ到来

UNHCRジュネーブ(29日)発:

 およそ100名のUNHCRの職員と支援者が、チャドの難民の子どもたちの教育への資金を集めるため、金曜日の昼食を抜き、ジュネーブの街を走り抜けた。

  UNHCRは、「ナイキ+ヒューマンレース」の一環として、レマン湖と緑の囲まれた国連欧州本部周辺を走る、10kmと5kmのマラソンを開催した。「ナイキ+ヒューマンレース」は、8月31日に世界25都市で推計100万人のランナーを集め、少なくとも50万米ドルのUNHCRへの寄付を集めた。日本では、富士山を望む山梨県本栖湖で行なわれ、滝澤三郎UNHCR駐日代表、根本かおる日本UNHCR協会事務局長なども走ることで参加した。



 
 
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庶民の燃料「木炭」の使用禁止、砂漠化進行防止のため チャド

* 2009年02月26日 08:02 発信地:ヌジャメナ/チャド

【2月26日 AFP】国土の北半分がサハラ砂漠というチャドでは、森林保全と砂漠化進行の防止のため、前年12月から「木炭」の使用が禁止されているが、その厳しい措置に国民の間で不満が高まっている。

 当局者によると、前年12月に発効した制裁措置で、木炭を運搬する車両については焼却処分され、取引に関与した者については逮捕されることになった。

■貧困層や生業としている人びとに打撃

 だが、貧しい住民たちからは、調理用の代替燃料としてガスを購入する経済的余裕はないとの悲鳴が上がっている。木炭を売って生計を立てている人にも大打撃だ。

 チャド当局は、古い木であれば使用してもよいとしているが、若い木と古い木を判別することは困難だ。そのため、木の種類を問わずまきの売買を全面的に禁止している村もある。

 セネガルなどでも、砂漠化防止の一環として、木炭からほかの燃料源へ転換させる取り組みが行われているが、必ずしも成功を収めているわけではない。チャドにおけるこうした取り組みも、先行き不透明だ。

■木炭の不足でガスも不足

 政府は、助成金を出して、天然ガスのボンベの値段を木炭よりも最大で50%安くしているが、最貧困層にとってはそれでもガスに切り替える余裕はないという。

 さらに、木炭とまきの不足は代替燃料への需要を押し上げ、ガス不足を招いている。その結果、ガスの販売所には人々が長蛇の列を作っているという。(c)AFP/Patrick Fort



 
 
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アフリカ・チャド、枯れる湖を草が覆う 地球異変

2009年3月1日1時49分

草に覆われ水路のようになった湖面を、貨物船や小舟が行き交っていた=チャド湖、武田剛撮影

1972年12月のチャド湖の衛星写真=国連環境計画(UNEP)提供

2007年2月のチャド湖の衛星写真=国連環境計画(UNEP)提供

 これが湖なのか。はるかかなたまでアシのような植物がびっしりと埋め尽くす。水面を見ることができない。琵琶湖の40倍の広さがあった湖は意外な姿をさらしていた。

 アフリカ中部のチャド湖。サハラ砂漠の南端にある。最古の猿人の化石がかつての湖畔で見つかり「人類発祥の地」という説もある湖は、この40年で水面が20分の1に減った。漁業、農業、そして住民の生活を支える豊饒(ほうじょう)の源が、縮小を続ける。今世紀中に消えてしまう運命だと、専門家の警告も出ている。

 湖の北側にある要所ボル市。船着き場の先に、一面に広がる水草を割るように幅3メートル足らずの水路が延びる。

 木製のボートに乗った。船外機は何度もうなりをあげて止まった。スクリューに水草や湖底の藻がからまるのだ。船頭が水中にさおを立て「水深、1.2メートル」と叫んだ。

 途中には、高い木が茂る場所もある。乾期になると露出する湖底から生えた木だ。

 2時間ほどかけて、ようやく広い湖面に出た。湖の中央付近なのに、深さは2.5メートルしかなかった。

 過去2万年をみると、チャド湖は大規模な縮小と拡大を繰り返してきた。だが、門村浩・東京都立大名誉教授(環境変動論)は「20世紀後半に長く続いた干ばつの影響と、流域の人口増加や大規模な農地開発に伴う水需要の増加とがからんで、最近の縮小が加速されてきた。これは、過去に例のない現象だ」。

 チャド湖に水を集める「集水域」は、湖に接するチャド、カメルーン、ニジェール、ナイジェリアの4カ国に加え、アルジェリア、リビア、スーダン、中央アフリカの一部を含む243万平方キロに及ぶ。日本の国土の6倍強の広さだ。集水域の人口は、91年に2200万人だったが、04年には3700万人に増えた。

 湖の中央に浮かぶコギルム島。周辺の国々から移ってきた約2千人が住む。かつて120種もの魚がいた豊かな漁場が目当てだった。

 島の集会場で住民に囲まれた。アラビア語とフランス語が飛び交うなか、1人の男性が英語で話し掛けてきた。20年前にナイジェリア北部から来たミカ・フサニ・ディオさん。直径約70センチの金だらいを見せ、「昔は1日でこれに10杯分の魚が取れた。1メートル近い大物もいた。今は10センチの魚が1杯分だけ」と嘆いた。

 漁民たちは、漁網の目を次第に細かくし、幼魚まで取り尽くす。

 少し離れたコロナイ島では、数百頭の牛を飼う牧畜民の集団に出会った。30キロ離れた湖畔の村から、餌場を求めて、牛たちと湖の中を渡ってきたのだ。土着種「クーリー牛」は多くの乳を出すが、生の草しか食べない。「地元の村には水も、質の良い草もなくなった」とアラジ・キンナイさん(45)は話した。

 島々からの帰路、狭い水路をふさぐ船団に出くわした。清涼飲料水、トウモロコシ粉、水道管、バイク……。幅3メートル、長さ20メートルほどの木製の船には、ナイジェリアからの「輸入品」が満載だった。

 船主のアダム・アリさん(48)は、4人の妻と22人の子どもを持つ富豪。14年前に始めた湖上貿易で一財産を築いた。「水が浅くなって船の速度が出ない。水草も邪魔をする。以前ならナイジェリアから1日だったのに、3日もかかる」。湖水が減って商売も難しくなっている。(ボル〈チャド西部〉=編集委員・武田剛、望月洋嗣)

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3月1日付け朝日新聞2面に関連記事を掲載しています。



 
 
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チャド東部スーダン国境近くで激しい戦闘、247人死亡

2009年5月9日11時51分

 【ヨハネスブルク=古谷祐伸】アフリカ中部チャドの東部のスーダン国境近くで政府軍と反政府武装勢力との戦闘が激化し、8日までの2日間に247人が死亡した。チャド政府は反政府勢力がスーダン政府の支援を得ているとして、スーダン政府を批判している。

 AFP通信などによると、スーダン西部ダルフール地方を拠点にするチャドの反政府勢力が、4日ごろに国境を越えて侵攻してきたという。首都ヌジャメナの東約600キロの町アムダムなどで激しい交戦となった。チャド政府は8日、前日からの戦闘で反政府勢力の民兵225人が死亡、政府軍も22人が犠牲になったと明らかにした。

 チャド東部には「世界最悪の人道危機」と呼ばれるダルフール紛争のスーダン難民が約25万人おり、チャドの国内避難民も約16万人いる。戦闘でNGOや国連の援助活動に支障が出ている。

 チャド政府は、背後にスーダン政府が絡んでいるとして批判、スーダン政府は「チャドの国内問題」と否定している。両国はこれまでも互いに反政府勢力を支援していると批判し合ってきた。5月に入りカタールの仲介で関係正常化に合意したばかりだった。



 
 
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2009.08.08 Web posted at: 14:34 JST Updated - CNN

ポルトガル、収容者2人の受け入れ発表 グアンタナモ施設

(CNN) ポルトガル外務省は7日、オバマ米政権が来年1月までの閉鎖を予定するキューバ・グアンタナモ米海軍基地に併設するテロ容疑者収容施設から2人のシリア人収容者の移送を認めると発表した。

人道上の配慮、ポルトガル社会への治安上の脅威などの問題を総合的に判断し、受け入れを決めたとしている。同施設には現在、約230人の収容者がいる。

オバマ政権は閉鎖の方針に伴い、収容者受け入れを欧州諸国、中東などに打診。合意したのはこれまでアイルランド、イラク、チャド、サウジアラビアなど。西太平洋の島国パラオも受け入れの準備を表明、大西洋上にあるバミューダ諸島には既に中国・新疆ウイグル自治区出身の4人が移送された。

ただ、国際テロ組織アルカイダの幹部などの重罪容疑者は米本土の軍刑務所などへの搬送を検討している。

オバマ大統領は今年1月、人権侵害などで内外の非難を浴びる同施設の閉鎖を決定。しかし、収容者の移送先の調整が頭の痛い問題となっている。米連邦議会でもテロ対策の面から施設閉鎖への反対論がくすぶり、米下院では2010会計年度予算案に関連し、施設の収容者を米国内で釈放することを禁止する法案を可決している。



 
 
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2009.10.16 Web posted at: 12:49 JST Updated - CNN

アフリカの水がめチャド湖、20年以内に干上がる恐れ

(CNN) アフリカ・サハラ地域の水がめとして重要な水源になっているチャド湖が、今後20年以内にも干上がると、国連食糧農業機関(FAO)が15日、発表した。チャド湖に依存している最大で3000万人が、危機的な状況に陥る恐れがある。

FAOは米航空宇宙局(NASA)の衛星写真を元に、チャド湖の大きさを分析。1963年には2万5000平方キロと、クウェートよりも大きい米メリーランド州ほどの大きさだった。しかし、2001年には1500平方キロと、5分の1以下まで小さくなった。

チャド湖の水量が減少した理由は、地球温暖化による気温上昇のほか、周辺人口の増加と、これに伴う過剰な放牧、農業地拡大による水需要の急増が指摘されている。

水量だけではなく、漁獲量も6割近く減少。生物多様性が豊かだった周辺地域でも、動植物が大きく減少しているという。

チャド湖はチャドとカメルーン、ニジェール、ナイジェリアの4カ国が接しており、シャリ川とロゴーヌ川が流れ込んでいるが、最近では2本の川の水量減少も顕著だという。



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2007 REV:20070628
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