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アフリカ児童・青少年労働者グループ運動(MAEJT)
コミュニケーション・グループ集会報告書
2009年12月7〜12日 セネガル、ダカール


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アフリカアフリカ Africa 2015


おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会事務局長

児童・青少年ためのアフリカのムーブメント(MAEJT) http://eja.enda.sn/ 翻訳・AJF

西アフリカにおける児童の低年齢流出と売買 http://eja.enda.sn/ 翻訳・AJF

児童の低年齢流出と売買:アフリカ児童・青少年労働者運動(MAEJT)の地域的イニシアティブ http://eja.enda.sn/ 翻訳・AJF

◎アフリカ児童・青少年労働者グループ運動(MAEJT)コミュニケーション・グループ集会報告書 http://eja.enda.sn/ 翻訳・AJF

児童・青少年労働者グループ(EJT)の挑戦 第10号 http://eja.enda.sn/ 翻訳・AJF

アフリカ児童・青少年労働者グループ運動(MAEJT)
コミュニケーション・グループ集会報告書
2009年12月7〜12日 セネガル、ダカール

はじめに:

アフリカ児童・青少年労働者運動(MAEJT)のコミュニケーション・グループは2009年12月7から12日までダカール(セネガル)にて年次集会を開催した。14カ国の児童・青少年労働者協会(AEJT)のコミュニケーション担当者たちが出席した:ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、コートジボワール、ガンビア、ギニア、ギニアビサワ、マリ、モーリタニア、ニジェール、ルワンダ、セネガル、トーゴ、ジンバブエ。

目的:

集会の体制:

集会は歓迎のあいさつから始まり、続いて参加者とEndaチームのメンバーが紹介された。次に、集会のプログラムが紹介され、修正の後、承認された。集会の実際の開始に先立ち、参加者全員がそれぞれ集会に期待することと不安を述べた。

期待

不安

これらの話し合いで、それぞれの国が自国で展開してきたコミュニケーション活動の紹介を通し、改善してきたこと、得られた結果やその影響力を明らかにしながら体験交換が行なわれた。全体を通して注目されたことは、国によってコミュニケーション戦略が違うということである。

大規模で多様な活動がコミュニケーションの促進のために展開された。

それぞれの国で最も共有できた活動は下記のとおり;戸別啓発や一般大衆啓発活動(演劇、寸劇、伝統・現代ダンスや音楽を通して)、テレビやラジオ放道、展示即売会、大イベント、訓練活動、体験交換や体験共有の日への参加、青少年問題(例えば権利)についてパートナー団体への要請、青少年に捧げる記念日、国の環境開発への参加、座談会、子供たちのための遊戯とレクレーション、カヌーレースや水泳競争、パートナー団体の支援による能力強化の交流と訓練、決定者に対する口頭弁論、組織の改善行動など

コミュニケーション(伝統的および現代的)におけるいくつかの向上点:

明らかとなった問題点

  会議2日目は、我々の活動をさらに目に見えるものにするにはどうすれば良いか話し合った。参加者は2つのグループに分かれ、それぞれがそのテーマについて検討した。我々の活動を見えるものにするため、実行すべき戦略に関する全体会議での一致は、本質的な概念を浮かび上がらせることとなった。そこで、コミュニケーションの強化を目指す多くの提案がなされた。

問題の共有後、参加者たちは次の3点について問題を掘り下げる作業のため2つのグループに分かれた:

コミュニケーションにつながる職業訓練とは何か?コミュニケーション強化のためにどんな機器設備が必要か?(地域レベル:AEJT+下部グループ、国内+アフリカ全体レベル)最後に、国内メディアに対してどのような戦略をとるか?

さまざまな考察の結果これらの課題の一つ一つに答えるための必要事項リストが提供できた。

12月9日、参加者たちはセルジュ・ユシャール氏の訪問を受けた。MAEJTの初期の会報を手がけた人物の一人であることから、彼は彼らに会報の始まりついて説明をした。これまでの号に基づいて、会報は以前“街からの手紙”と呼ばれていたことを説明した。

しかし、EJTの要望から、タイトルはEJT自身の提案による“EJTの挑戦”に置き換えられた。ユシャール氏はまた挑戦の作成のプロセスに関して説明した。その説明は、会報を作る材料(記事、写真、デッサン、漫画、インターヴュー、詩歌)を集めることから選択と記事の書き直し、会報の製本見本の選択と完成を通して会報の配布にまでおよんだ。

同じ日、我々の仲間の何人かはラジオ・コンヴェルジョンスでインターヴューを行った。それは13時、15時、18時、20時、22時に放送された。

続いて、グループはデッサン画家たちが漫画を制作しているMAEJTの活動現場に関わるテーマを提案した。そのテーマは次の通り:

10、11、12日は≪EJTの挑戦 第10号≫制作に時間を費やした。3人から4人のグループに分かれた参加者は会報に載せる資料の収集、閲覧、選択、記事の書き直しを行なった。記事を送ってこない国々には連絡が取られ、いくつかの国が記事を送ってきた。

この間、デッサングループは前述の提案課題についてデッサンを開始した。

この作業が終わると、彼らはEJTの活動を説明する写真を選び説明記事を書き、詩や歌を選んだ。

そして最後に、彼らは2グループに分かれ、第1のグループは会報の論説を起草し、第2のグループは会報の版下作成に取り掛かった。グループのこれら全ての作業は総会で紹介され、参加者全員によって修正、承認された。

デッサン画家たちのグループがその場で制作した漫画は同様に参加者たちに紹介され、参加者はその中から会報に載せるものを選んだ。

11日は、昼すぎにカクテルパーティーが催された。その前に、GCOMのメンバーの一人がグループを代表して一言発言し、会議を成功に導いたEnda Jeunesseチームの尽力に感謝の言葉を述べた。続いて共催者が、参加者全員に会期中の大量の労働を要した作業に対しお礼を述べた。

会議の評価は土曜日の朝に開かれた。

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ANNEX

グループ作業について

GROUPE 1

GROUPE 2

国内レベル

  • ラジオ放送を行なう
  • 行政当局、パートナー団体、メディアを我々の活動に巻きこむ
  • 歌やプロモーションビデオを通してEJTをプロモートする
  • 児童権利に取り組む教育機関とわれわれのパートナーシップを強化する
  • 様々な場所にEJTプレートを設置する、明確なメッセージとともにAEJT標識プレートを設置する
  • AGR集団をEJTのためになるようにする
  • メンバーカードをつくる
  • 全国レベルでの法的認知
  • 運動を目的としたイベント中にさまざまなメッセージを発信する
  • 国際レベル

  • 国際チャンネル(RFI, TV5, etc)で音声記録の放映、インターヴューを行う
  • 諸機関と多くのパートナーシップをもつ
  • 提案

  • 児童や青少年が興味をもつプログラムを探す
  • 様々な事象に対応するプログラム範囲の拡大:IST/VIH(HIV/AIDS)、 CDE/CADBE(Charte Africaine des Droits et du Bien etre de l’Enfant アフリカ児童憲章)、青少年施設、女性生殖器切除、割礼など
  • 子どもの労働にとって何が好ましくないのかをパートナーに知ってもらい、それでも労働に駆り立てる要件があるのであれば子供たちに監督者として接近する
  • さらに目に見えるように、フィールドでの活動を増やす
  • 活動の中に活字新聞や視聴覚メディアを巻き込むようメディアに合わせたスケジュールを組む:活動の予定表、日程、内容
  • テーマを絞り、ゲストを迎え、われわれの放送のタイムリーな再放映も交えた大衆向けのラジオの生放送
  • MAEJTのコミュニケーション・プログラムに関する話合い

    3つの課題に関する意見交換と掘り下げ

    1. コミュニケーションにつながる職業訓練とは?
    2. コミュニケーション強化のための設備とは?
    3. 国内メディアに対する戦略

    GROUPE I

    訓練

    設備機器

    国内メディアに対する戦略

    GROUPE 2

    訓練

    下部グループレベル

    設備機器

    下部グループ

  • 携帯電話
  • タムタム(アフリカ太鼓)
  • カメラ
  • 楽器
  • 気球
  • スポーツ着
  • ディクタホーン(手紙の口述用録音機)

    国内レベル

  • ノートパソコンとテーブル
  • 携帯電話
  • 音響装置
  • インターネット接続
  • ディクタホーン
  • カセット
  • 電池
  • デジタル機器
  • カメラ
  • CD
  • ビデオキット
  • ビデオテープレコーダー
  • 発電装置
  • テレビ
  • ビデオカセット
  • USBメモリー
  • 事務用メモ用紙一束(500枚)
  • アフリカ大陸レベル

  • ノートパソコン
  • USBメモリー
  • 専門機器
  • デジタル機器
  • カメラ
  • ディクタホーン
  • インターネット接続
  • 電話カード
  • デザイン漫画制作設備
  • 国内メディアの対する戦略

    ANNEX 2

    ≪我々の権利≫:≪全ての他の(権利)≫の確立めざして正確なコミュニケーションをとるために

    全体報告

    アフリカはコミュニケーションの意欲と能力にすぐれている。子供たちや青少年は、それを活用して自己を表現し、同時に重要な問題についてメッセージをつくりだしている:例えば、友愛、団結、連帯、あるいは特定のテーマ、≪出生届≫や≪児童権利確立≫、≪病気予防≫あるいは≪移民児童の保護≫≪環境浄化≫

    アフリカ児童・青少年労働者運動(MAEJT)による最近の研究(*1)では、電気が通っていない、あるいは電波中継点が丘の上と言う状況にありながらも、近代的コミュニケーション手段を利用したいという子供たちの熱意がうかがわれる。≪世界の住人≫になるためのTICにおける彼らの向上心のように、旧来の手段を利用する彼らの能力は測り知れないものだ。しかしながら、≪近代的方法≫は、彼らが自国内外でメッセージの受送信を可能にするための、教育分野での成長の要因でもある。 この研究は、彼らにさらに強力な効果を与えるためにつまり≪彼らを励ますtめに≫越えなければならないいくつかの欠落を同時に示している。

    これらの問題の中で、技術分野での適切な訓練は重要だ、特に近代の訓練システムによって彼らの資格を広げる機会を持たないこのような子供たちや青少年にとっては決定的だ。設備は二つ目の課題である。特に、パソコンである。1都市で、約100名のメンバーがいる組織が利用できるのはたった一台のパソコンなのだ。誰もが、それを使いたがっている。三つ目の課題は、≪全国メディア≫に入り込むことの難しさである。一方、ローカルラジオ局へのアクセスは、(訓練された人間にとって)それほど厳しくない。

    これらの困難を乗り越えるために、特別なプログラムがMAEJTのコミュニケーション・グループによって生み出され、地方・国内・国際レベルのEJT組織にひとつの見通しを与えている。MAEJTは、260,824のメンバーとそのシンパを数え、アフリカの22の国々(*2)の196の町や地域(2009年、11月)に存在している。メンバーは児童と青少年で、アフリカのインフォーマル経済の中に完全に、あるいは部分的に取り込まれている。

    進行中のプログラムは、15歳以上のEJTの実体験に根付いている。それは、別の運動であるMAEJTがもつ弱点と隣り合わせである。弱点は訓練、設備、メディア戦略、活動の調整である。つまり、MAEJTに存在する能力強化プログラムの補充である。

    注1:『TIC旅行でゴングを聞く』Jeuda 120, Enda Tiers Monde編集 、以下からpdfでダウンロード可能
    http://eja.enda.sn/Publications%20pdf/jeuda%20120/pubjeuda120fr.pdf

    注2:アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、コートジボワール、エチオピア、ガンビア、ギニアビサウ、ギニア、マダガスカル、マリ、モーリタニア、ニジェール、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、ルワンダ、セネガル、トーゴ、ジンバブエ.



    UP:2009
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