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フィンランド、タルヤ・ハロネン大統領 グラン・ンバオの児童・青少年労働者グループ(EJT)を訪問
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おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
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※外務省ウェブサイトを基に、国名を表記しています。

2009年5月9日

フィンランド、タルヤ・ハロネン大統領 グラン・ンバオの児童・青少年労働者グループ(EJT)を訪問

フィンランド大統領が、グラン・ンバオの児童・青少年労働者グループ(EJT)を訪問したことは、住民にとって明らかに大きな関心事となり熱烈な歓迎ムードを呼び起こしています。この賓客のグラン・ンバオ村役場訪問は2009年3月5日に予定されています。

下部グループ“EJT:グラン・ンバオ―セネガル”はその昔漁民≪レブー人≫の伝統的村落だったンバオの古い村に根づきました。ンバオはダカールから20キロの距離に位置し、現在は大きな成長を遂げました:住民がささやかな収入で生計をたてている最も基礎的な行政単位です。2000年初頭、人口の半数は18歳以下でした。6.5%の妊娠率に加え、貧困、家族単位の分裂、若者の失業の急増、社会からの孤立、薬物使用、低年齢妊娠などの社会問題が増大する一方、必要とされる教育は満足のいくものではありませんでした。

海岸では、様々な労働が12歳以上の少女たちによって営まれています。たいていは学校に行かず海で収入手段を見つけていました。彼女たちはわずかなお金のために、海岸に打ち上げられた貝殻を集め荷車でその貝殻を運搬するという、とても辛い労働をしていました。貝殻を建築資材として転売する業者に売ってお金を得るためです。彼女たちは一日一人900キログラムまで貝殻を集めることが出来ていました。

2002年、少女たちはEJTとして組織化することを決め、ダカールやダカール郊外の他グループと一緒に集会に加わるようになりました。そして、Endaの指導と支援によりEJT独自の職業訓練活動の最初の一歩を踏み出しました。ガレージでの訓練を経て、各メンバーは一ヶ月0.5ユーロに値するお金を出資して、集まったお金を信用貯金組合に貯金してきました。

2004年の7月、彼女たちは最初のイベントを開催しました。自分たちの製品の展示と児童権利に関する住民への啓発活動を合わせたイベントです。支援した村長の感銘は大きく、場所の提供を約束し展示品を大量に購入したのでした。

およそ65人の少女たちは、彼女らの≪国内調整ネットワーク≫(セネガルの11都市中120グループ)を通して洋裁、染色、装飾美術、真珠飾り、刺繍の訓練活動に加え、識字、経営、保健、性的伝染病の予防、権利、市民権、コミュニケーション、ロビー活動の訓練も行なっています。

彼女たちは他の子供たちと協力して国会で教育に関する数々のロビー活動を行ないました。住民との交流を広げ、村長や旧来の有力者たちの支援をうけながら啓発イベントを継続しています。彼女たちは子供たちの入学手続を支援することもありました。彼女たちの中では、低年齢妊娠の事例は一件も報告されていません。

現在、年上の少女たちは指導員を手伝い幼い少女たちを助けています。彼女たちは現在有意な金額で製品を売って注文を受けることが出来ています。例えば就学前から親しくしている子供たち用のブラースは彼女たちのところに注文が入ります。また彼女たちのために洋服の染色を注文する個人客もいます。 EJTメンバーたちは児童に関する政策会議や地球環境キャンペーンに寄与する会議への出席を求められます。また、社会的結集力やンバオのような古い村特有の世代間の連帯力の強化にも貢献しています。

彼女たちの中には空いている時間を使い、お母さんの手伝いのため海岸に戻ってdes Yoos や貝殻集めをしている少女もいます。今彼女たちが逃避への夢を抱くことなく大海原を見ることが出来ているのは、日々それぞれの現場でEJTの夢を現実にしているからです。

児童・青少年ためのアフリカのムーブメント(MAEJT)

MAEJTは“アフリカの子供たちのために私たちの望みを築く”という理念のもと子供たちの権利に照らし多くの人に子供たちのことを知ってもらい、子供たちを育成し、その実現のために活動している団体です。同時に子供たちとそのコミュニティーが抱える貧困とも闘っています。しかし、とりわけて、子供間そして全アフリカ国民の間の連帯・友愛と同様に子供たちの参加を広げていくことに力を入れています。

MAEJTは1994年に設立され、現在1,364の下部グループと区域や村落のクラブ、そしてアフリカ12国内の都市あるいは農村にある147の協会で構成されています。(アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、コートジボワール、コンゴ共和国、エチオピア、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、マダガスカル、マリー、モーリタニア、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、チャド、トーゴ、ジンバブエ)

グループは、全部で177,629人の活動メンバー(41%)とシンパ(59%)で構成されています。シンパはその多くが使用人、見習い、小売店員、村の子供たち、路上や市場で働く非雇用の青少年労働者(2008年12月の統計)です。メンバーの70%は子供、30%は青少年、50%は少女です。

MAEJTの取組み方は非形式的でありながら、しっかりと組織され構成されたネットワークに溶け込むことが出来ました。実際に、MAEJTは地域有力者、国際機関、NGOあるいは他の共同体、児童運動という大きな連帯によって支えられています。

児童保護団体の中でとくにPlan、Save the Children、UNICEFそしてEnda-TMは現在MAEJTのパートナーであり、MAEJTは地域レベル、国内レベル、国際レベルでの決定過程に寄与しています。



*このファイルは文部科学省科学研究費補助金を受けてなされている研究(基盤(B)・課題番号16330111 2004.4〜2008.3)の成果/のための資料の一部でもあります。
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/p1/2004t.htm

UP:2009 REV:
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