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アフリカ Africa 2014年12月


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アフリカアフリカ Africa 2016


おかねおくれ


作成:斉藤龍一郎
 *(特活)アフリカ日本協議会事務局長

HIV/AIDS 2014
グローバル・エイズ・アップデイト
Gender in Africa
アフリカの子ども
アフリカ障害者の10年
アフリカ開発会議(TICAD)
気候変動とアフリカ
アフリカと中国
アフリカとスポーツ
アフリカの食料・農業問題
アフリカの石油、資源
アフリカの保健・医療
アフリカのICT
アフリカ熱帯林の課題と日本
ケニア共和国 Republic of Kenya 大統領選挙と騒乱
ソマリア海賊対策と自衛隊派遣問題
日本・ブラジル・モザンビーク三角協力プロジェクトPro SAVANAを問う
アフリカ熱帯林の現状と日本との関係
反アパルトヘイト運動
アルジェリア民主人民共和国アンゴラ共和国ウガンダ共和国エジプト・アラブ共和国エチオピア連邦民主共和国エリトリア国ガーナ共和国カーボヴェルデ共和国ガボン共和国カメルーン共和国ガンビア共和国ギニア共和国ギニアビサウ共和国ケニア共和国コートジボワール共和国コモロ連合コンゴ共和国コンゴ民主共和国サハラ・アラブ民主共和国サントメ・プリンシペ民主共和国ザンビア共和国シエラレオネ共和国ジンバブエ共和国スーダン共和国スペイン領カナリア諸島スワジランド王国セーシェル共和国赤道ギニア共和国セネガル共和国ソマリア民主共和国タンザニア連合共和国チャド共和国チュニジア共和国中央アフリカ共和国トーゴ共和国ナイジェリア連邦共和国ナミビア共和国ニジェール共和国ブルキナファソブルンジ共和国ベナン共和国ボツワナ共和国マダガスカル共和国マラウイ共和国マリ共和国南アフリカ共和国南スーダン共和国モーリシャス共和国モーリタニア・イスラム共和国モザンビーク共和国モロッコ王国リビア(旧 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国)リベリア共和国ルワンダ共和国レソト王国
※外務省ウェブサイトを基に、国名を表記しています。

* 新聞記事は、ウェブサイトへの掲載期間が限られています。ウェブで見あたらなくなったら縮刷版で内容を確認してください。

* 幅広く多種多様な情報を紹介しています。情報源、情報が発せられた状況などに留意しながら活用してください。


◆2014/12/01 nikkei.com ヒラリー氏、いつ出馬表明 共和党はリビア事件でけん制
◆2014/12/01 nikkei.com [FT]エイズとの戦い転換点に 治療数が感染数上回る
◆2014/12/01 nikkei.com カイオム、エボラウイルスの複数の抗体を特定
◆2014/12/01 毎日新聞 エジプト:カイロ大学などで抗議デモ続く ムバラク氏判決
◆2014/12/01 毎日新聞 エジプト:抗議デモ呼びかけ…同胞団、ムバラク氏無罪に
◆2014/12/02 nikkei.com エボラ熱死者を大幅に下方修正 WHO、3カ国で5987人
◆2014/12/02 asahi.com エボラの死者6千人超 感染者1万7千人に迫る WHO
◆2014/12/02 nikkei.com ムバラク元大統領を上訴 エジプト検察
◆2014/12/02 毎日新聞 エジプト:ムバラク氏無罪 同胞団、デモ呼びかけ 当局は強硬姿勢
◆2014/12/02 asahi.com WHO事務局長補、エボラ出血熱の拡大阻止へ兆し
◆2014/12/02 yomiuri.co.jp エボラ出血熱の死者は6千人超…WHO発表
◆2014/12/02 asahi.com エボラ熱流行2カ国、マイナス成長の見通し
◆2014/12/02 yomiuri.co.jp エボラ感染者7割隔離など達成見通し…WHO
◆2014/12/02 asahi.com ケニア北東部で36人殺害 イスラム過激派が犯行声明
◆2014/12/02 Aljazeera Few jobs despite booming Mozambique economy(抄訳「急成長するモザンビーク経済、ごく限られた雇用」)
◆2014/12/02 AllAfrica.com South Africa: Social Development to Host Disability Awards
◆2014/12/03 asahi.com エボラ感染者、1万7千人超 死者6070人 WHO
◆2014/12/03 asahi.com ボコ・ハラムの襲撃か、150人死亡 ナイジェリア
◆2014/12/03 毎日新聞 エジプト:188人に死刑判断
◆2014/12/03 毎日新聞 エボラ出血熱:文化に配慮し阻止…ユニセフ日本人職員奮闘
◆2014/12/03 spyghana.com Koforidua School For the Deaf gets Facelift from The Sangy Foundation
◆2014/12/03 AllAfrica.com South Africa: Parliament Hosts Successful Disability Rights Event
◆2014/12/03 Radio Tamazuj Crisis affects over 60 disabled in Eastern Equatoria
◆2014/12/03 UNHCR World Disability Day: South Sudanese woman overcomes blindness to reach safety
◆2014/12/04 asahi.com ナイジェリア、150人死亡か ボコ・ハラム襲撃との見方
◆2014/12/04 毎日新聞 エジプト:188人に死刑判断
◆2014/12/04 毎日新聞 エジプト:ムバラク元大統領「無罪判決」検察が上訴の方針
◆2014/12/04 SaharaReporters.com Disabled Persons In Ondo State Blast Mimiko, Accuse State Government Of Abandoning Them
◆2014/12/04 AllAfrica.com Tanzania: The Disabled in Kinondoni Need Special Care
◆2014/12/05 nikkei.com 三井物産、アフリカでインフラ整備 資源開発と一体で
◆2014/12/05 nikkei.com <東証>三井物がもみ合い 「アフリカで港・鉄道整備」との報道も
◆2014/12/05 ロイター 三井物産、モザンビーク炭鉱権益をヴァーレから取得へ=関係筋
◆2014/12/05 nikkei.com ケニアで中国人77人拘束 スパイ活動への関与捜査
◆2014/12/05 asahi.com 中国人ネット犯罪集団、ケニアで摘発 77人を逮捕
◆2014/12/05 yomiuri.co.jp マンデラ氏死去1年、「建国の父」しのぶ…南ア
◆2014/12/05 JAGZY.jp 人材育成のためアフリカに出向く歯科医
◆2014/12/05 Ghana Broadcasting Corporation Public institutions tasked to provide disability friendly facilities to physically challenged
◆2014/12/05 AllAfrica.com Liberia: Hope for the Deaf Devises House-to-House Outreach
◆2014/12/06 nikkei.com エボラ熱 国連事務総長「感染国の経済再建を」
◆2014/12/06 nikkei.com 台湾でエボラ熱疑い例 ナイジェリアから戻った男性検査
◆2014/12/06 nikkei.com 台湾でエボラ騒ぎ 男性、虚偽申告か
◆2014/12/06 asahi.com ICC検察官、ケニア大統領への公訴取り下げ 暴動関与
◆2014/12/06 毎日新聞 ケニア:ケニヤッタ大統領「心からほっと」起訴取り下げに
◆2014/12/06 Leadership Newspapers PWD Insists There Is Ability In Disability
◆2014/12/07 asahi.com 「エボラ感染拡大の国に経済支援を」 国連で関係国会議
◆2014/12/07 キャリコネNEWS 海のないアフリカ南部の「レソト王国」 日本に寿司ネタ「サーモン」を供給中
◆2014/12/07 毎日新聞 スエズ運河:エジプト政府が再開発 ハブ港湾へ成長期待
◆2014/12/07 毎日新聞 スエズ運河:複線化、着々 エジプト政府、来夏完成目指す ハブ港湾へ成長期待
◆2014/12/07 AllAfrica.com Sisi - 4 New Cities to Be Established for Handicapped
◆2014/12/08 nikkei.com 豪英BHPビリトン、新会社名は「サウス32」
◆2014/12/08 nikkei.com チュニジア大統領選、21日に決選投票
◆2014/12/08 Agência de Informação de Moçambique Mozambique: Government-Renamo Dialogue - Deadlock Continues(抄訳「モザンビーク:政府とRENAMOの対話、行き詰まり続く」)
◆2014/12/08 毎日新聞 イスラム国:リビアに訓練キャンプ 米、監視続ける
◆2014/12/08 毎日新聞 ボコ・ハラム:支配地域拡大 イスラム国の統治と酷似
◆2014/12/08 AllAfrica.com Tanzania: User-Unfriendly Infrastructure Irks People With Disability
◆2014/12/08 AllAfrica.com Botswana: Disability Organisations Receive Over P19 Million
◆2014/12/08 South Africa.info SA offers incentives for hotels to retrofit for disabled
◆2014/12/09 時事ドットコム 中国の象牙違法取引「制御不能」=密猟急増、絶滅の恐れ−保護団体
◆2014/12/09 nikkei.com 途上国の温暖化被害抑制へ米独英と連携組織 政府
◆2014/12/09 AFP BB News シエラレオネの若手医師らがストライキ、エボラ対策の不備訴え
◆2014/12/09 ft.com Mitsui invests $1bn in Vale’s Mozambique coal projects(抄訳「三井物産、Valeのモザンビーク石炭鉱山プロジェクトへ10億ドル出資」)
◆2014/12/09 THE WALL STREET JOURNAL Mitsui to Buy Into Some Vale Operations in Mozambique
◆2014/12/10 nikkei.com 緑の気候基金、目標100億ドル達成 途上国の交渉参加促す
◆2014/12/10 nikkei.com 三井物産、「国の動脈」に挑む モザンビークで石炭・鉄道投資
◆2014/12/10 Daily Sun Deaf, dumb take over Imo Govt House
◆2014/12/11 nikkei.com エボラ熱の拡大「全力挙げ阻止」 G7など保健相会合
◆2014/12/11 nikkei.com エボラ熱と闘う医師ら選出 米誌タイム「今年の人」
◆2014/12/11 cnn.co.jp 「今年の人」に「エボラ・ファイターズ」 米タイム誌
◆2014/12/11 毎日新聞 「今年の人」:米タイム誌 エボラ・ファイターズを選ぶ
◆2014/12/11 asahi.com エボラ熱の感染者数、シエラレオネが最多に WHO発表
◆2014/12/11 Daily News Sauti Sol's 'Nishike' tops list of most watched music videos in Kenya
◆2014/12/11 Nigerian Tribune Why more Nigerians will go deaf ? Dr (Col) Andrew Imogu (rtd), ENT president
◆2014/12/12 nikkei.com ナイジェリア爆発で32人死亡 ボコ・ハラム関与か
◆2014/12/12 毎日新聞 ナイジェリア:中部の町で2度爆発のテロ 40人死亡
◆2014/12/12 asahi.com エボラ出血熱、感染者1万8千人超 死者は6548人
◆2014/12/12 cnn.co.jp エボラ対応の看護師が米で入院、現地の状況は改善
◆2014/12/12 asahi.com 日本の研究員がエボラ調査 活動報告「支援継続が大切
◆2014/12/12 cnn.co.jp 井戸水の汚染で50人死亡、150人入院 ソマリア
◆2014/12/12 河北新報 アフリカ・マリ支援10周年 宮城学院中・高
◆2014/12/12 nikkei.com [FT]聖夜のディナー、安上がり 食料価格下落で
◆2014/12/12 cnn.co.jp ケニアの鉄道支えたインド人移民たち
◆2014/12/13 産経ニュース ケニアで「マサイ・オリンピック」 総合優勝集落に種牛を贈呈
◆2014/12/13 KBS World Radio エボラ出血熱救護隊第1陣 きょう出発
◆2014/12/13 asahi.com エボラ対策でシエラレオネ、クリスマスや新年の祝賀禁止
◆2014/12/13 産経ニュース なんと114階、高さ540メートル…モロッコ、カサブランカにアフリカ一のビル建設へ
◆2014/12/13 nikkei.com 政府、ギニアの送水管に13億円無償協力
◆2014/12/13 nikkei.com COP20、途上国支援策など巡り詰めの協議
◆2014/12/13 毎日新聞 国際刑事裁判所:スーダン大統領の捜査「棚上げ」宣言
◆2014/12/13 New Vision Constant teasing at school forces disabled boy to quit
◆2014/12/14 nikkei.com マラリア死亡率半減、WHO報告 アフリカで蚊帳普及
◆2014/12/14 cnn.co.jp 象牙狙われるアフリカゾウ、1世代内の絶滅の可能性も
◆2014/12/14 毎日新聞 密航ビジネス:人命より金、遭難続出 「危険は客も承知」
◆2014/12/14 Daily Sun God made me beauty queen despite my disability -Juliet Ofodile, Mr. Chef First Lady
◆2014/12/14 Citifmonline ECG threatens to disconnect Ashanti School for the Deaf
◆2014/12/15 Response エミレーツ航空、南アのラグビーチーム「ライオンズ」とスポンサー契約を締結
◆2014/12/15 cnn.co.jp ミス・ワールドに南アのロレーヌ・ストラウスさん
◆2014/12/15 jp.reuters.com ミス・ワールド、22歳の南アフリカ代表に栄冠
◆2014/12/15 nikkei.com コンゴで船転覆、129人死亡か
◆2014/12/15 nikkei.com 温暖化ガス削減、全参加国で COP20で共通ルール合意
◆2014/12/15 cnn.co.jp 「国ごとに異なる責任」 温暖化対策で合意文書
◆2014/12/15 asahi.com ケニアの草原で「マサイ五輪」 やり投げや垂直跳び競う
◆2014/12/15 yomiuri.co.jp マイラ・アンドラーデが4作目のアルバム
◆2014/12/15 Saudi Gazette Russian film on disabled tops Morocco festival
◆2014/12/15 New Era Namibia: Visually Impaired Attend Indaba
◆2014/12/15 Nigerian Observer Association Urges Media, Govt To Enage Language Interpreters
◆2014/12/16 日経ビジネスオンライン アフリカ東部で「アフリカの奇跡」を実現
◆2014/12/16 日経ビジネスオンライン トヨタの“トラック野郎”度胸一番星
◆2014/12/16 cnn.co.jp 過激派が住民の頭部切断、先週から5人目 ソマリア
◆2014/12/16 cnn.co.jp 絶滅危機のキタシロサイ死ぬ、残り世界で5頭のみ
◆2014/12/16 cnn.co.jp 地震で倒壊したエジプト王の巨像、3千年を経て復活
◆2014/12/16 JICA 東日本大震災で活躍した南アフリカの緊急援助隊が来日−−原動力は人を助けたいと思う心
◆2014/12/16 GhanaWeb Bedbugs invade Ashanti deaf school for years
◆2014/12/17 岐阜新聞 岐阜大がケニア国立大と協定 工学部間で学術交流推進
◆2014/12/17 asahi.com ナイロビ近郊で集合住宅倒壊 30家族が居住か
◆2014/12/17 開発メディアganas 元協力隊員が立ち上げたエチオピア発高級レザーバッグブランド「andu amet」、目指すは「完璧なエシカル」
◆2014/12/17 産経ニュース 奈良の60歳「国際協力レポーター」、エチオピアのODA現場で日本人の誇り見た
◆2014/12/17 日経テクノロジー 赤道ギニアに太陽光発電を主電源としたアフリカ最大のマイクログリッド、米企業が配電システムを供給
◆2014/12/17 asahi.com 広島)ソマリア沖海賊対策 陸自先遣隊の見送り式
◆2014/12/17 AllAfrica.com Tanzania: When Varsity Architecture 'Forgets' People With Disability
◆2014/12/18 現代ビジネス ナイロビで話題沸騰白人がかしずく飲食店
◆2014/12/18 cnn.co.jp ボコ・ハラム襲撃 32人死亡、女性や子ども185人拉致
◆2014/12/18 asahi.com ボコ・ハラムが村襲撃、数十人を誘拐か ナイジェリア
◆2014/12/18 毎日新聞 ナイジェリア:政府軍兵士54人に死刑判決 戦闘拒否で
◆2014/12/18 毎日新聞 ナイジェリア:村襲撃32人殺害 ボコ・ハラム犯行か
◆2014/12/18 毎日新聞 写真展:アフリカの雄大さ感じて サイやキリン、迫力の50点 今治の武田さん撮影−−25日まで /愛媛
◆2014/12/18 yomiuri.co.jp エボラ、シエラレオネでも増加に歯止めの兆しか
◆2014/12/18 asahi.com 福岡)チョコ買ってエボラ対策支援を NGOショップ
◆2014/12/18 nikkei.com 富士フイルムの薬、エボラ患者に投与 西アフリカ初
◆2014/12/18 外務省 ニジェールに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換
◆2014/12/18 GhanaWeb 3 Airlines sued for disregarding Disability Law
◆2014/12/19 nikkei.com ナイジェリアで32人殺害、100人超拉致 ボコ・ハラムが襲撃か
◆2014/12/19 yomiuri.co.jp ボコ・ハラム襲撃で32人死亡…軍は士気低下?
◆2014/12/19 yomiuri.co.jp ボコ・ハラム拉致継続宣言「我々は殺し続ける」
◆2014/12/19 毎日新聞 ナイジェリア:ボコ・ハラムか 女性や子供ら185人拉致
◆2014/12/19 nikkei.com ジェトロ、モロッコ事務所を開設
◆2014/12/19 cnn.co.jp エボラ熱克服の看護助手、愛犬の殺処分巡り提訴 スペイン
◆2014/12/19 外務省 カーボヴェルデにおける火山噴火被害に対する緊急援助物資供与
◆2014/12/19 外務省 TICAD(アフリカ開発会議)官民円卓会議第2回会合の開催
◆2014/12/20 yomiuri.co.jp エボラ出血熱の死者、7000人を突破
◆2014/12/20 yomiuri.co.jp マラソン連覇のケニア女子選手、2年間資格停止
◆2014/12/21 asahi.com エボラ出血熱の死者、7000人を超す
◆2014/12/21 yomiuri.co.jp エジプト家具に日本の技を…日本がNGO支援へ
◆2014/12/21 東京新聞 共生実現にアートを活用 桐生市出身・瀬谷ルミ子さん
◆2014/12/21 毎日新聞 エボラ出血熱:3カ国での死者7373人 WHO集計
◆2014/12/21 毎日新聞 チュニジア:大統領選で決選投票 22日にも大勢判明
◆2014/12/22 nikkei.com チュニジア大統領選、旧体制出身の元首相リード
◆2014/12/22 毎日新聞 チュニジア:カイドセブシ氏が勝利宣言…大統領選決選投票
◆2014/12/22 毎日新聞 リビア流出武器:アフリカ・中東に拡散…政情不安に危機感
◆2014/12/23 nikkei.com チュニジア大統領に元暫定首相 旧政権で要職歴任
◆2014/12/23 asahi.com チュニジア大統領にカイドセブシ氏 世俗派党首
◆2014/12/23 毎日新聞 チュニジア大統領選:カイドセブシ元首相が当確
◆2014/12/23 毎日新聞 チュニジア:当確カイドセブシ元首相 挙国一致体制なるか
◆2014/12/23 東京新聞 チュニジア大統領選決選投票 世俗派の元首相当選
◆2014/12/23 nikkei.com モロッコ、輸出拠点に 50カ国以上とFTA
◆2014/12/23 cnn.co.jp バス停留所で爆弾が爆発、20人死亡 ナイジェリア
◆2014/12/23 yomiuri.co.jp バス停で爆発、20人死亡…ナイジェリア
◆2014/12/23 毎日新聞 ナイル.com:(39)密航ブローカー余話
◆2014/12/24 SankeiBiz 企業進出の案内役を期待 政府、アフリカ人材育成支援本格化
◆2014/12/24 FlyTeam エチオピア航空、成田/香港/アディスアベバ線の航空券販売をスタート
◆2014/12/25 cnn.co.jp 米CDC技術者、エボラウイルスに接触か 研究施設で手違い
◆2014/12/25 nikkei.com 米メルク、ワクチン事業を強化 エボラ熱や子宮頸がん向け
◆2014/12/25 毎日新聞 エボラ出血熱:米CDC職員 ウイルスにさらされた可能性
◆2014/12/25 毎日新聞 エボラ出血熱:稲作収益7万円、救援金に−−五島南高生徒会 /長崎
◆2014/12/25 外務省 任期付外務省職員の臨時募集(アフリカにおける平和構築を含む政治・経済分野)
◆2014/12/25 外務省 コートジボワール共和国に対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換
◆2014/12/25 外務省国際協力局 「将来有望な国」から「現在成長を続ける国」へ
◆2014/12/25 外務省国際協力局 日本の昔からの知恵と経験が活きる農業・農村開発
◆2014/12/25 AFP BB News 両親に自爆志願させられた、ナイジェリア14歳少女が証言
◆2014/12/26 yomiuri.co.jp ボコ・ハラム、少女を自爆テロ犯として育成か
◆2014/12/26 毎日新聞 ボコ・ハラム:「自爆テロ拒否すれば射殺」少女が明かす
◆2014/12/26 nikkei.com 英女王、エボラ熱と闘う有志ら称賛 Xマスメッセージ
◆2014/12/26 毎日新聞 大学関連:外国人の目から見た日本、学習院女子大で各国のゲストが講義
◆2014/12/26 朝日新聞 ひと:マダガスカルの医療過疎地で助産師を続ける 牧野幸江さん(81)
◆2014/12/26 cnn.co.jp イスラム過激派がアフリカ連合の基地を襲撃 ソマリア
◆2014/12/26 nikkei.com リビア兵士22人死亡 イスラム系民兵が港急襲
◆2014/12/27 nikkei.com スーダン西部ダルフールでのPKO縮小検討 米紙報道
◆2014/12/27 nikkei.com エボラ、アフリカ経済への影響「限定的」 国連機関が報告書
◆2014/12/27 yomiuri.co.jp 「エボラ出血熱」が1位…海外10大ニュース
◆2014/12/27 asahi.com やっと教室、はじける笑顔 内戦続く中央アフリカ
◆2014/12/27 東京新聞 リビアの石油港攻撃 イスラム主義勢力か
◆2014/12/28 cnn.co.jp ソマリア政府軍、シャバブ幹部を拘束
◆2014/12/28 cnn.co.jp 過激派ボコ・ハラム、カメルーンに侵入し襲撃 23人死亡
◆2014/12/28 cnn.co.jp エジプトでモーゼ描く米映画が上映禁止、シオニストの非難
◆2014/12/30 asahi.com エボラ熱感染者、2万人超す 死者7千人超 WHO発表
◆2014/12/30 毎日新聞 エボラ出血熱:「過剰隔離、子供が犠牲」 現地治療の医師、支援訴え
◆2014/12/30 cnn.co.jp 英スコットランドで初のエボラ感染確認、帰国した医療従事者
◆2014/12/30 yomiuri.co.jp 英で初のエボラ陽性反応…治療支援の女性看護師
◆2014/12/30 毎日新聞 エボラ熱:英医療従事者が感染 西アフリカから帰国後判明
◆2014/12/30 cnn.co.jp 米軍がソマリアで空爆、シャバブ幹部を標的
◆2014/12/30 asahi.com 米がソマリアで空爆 アルカイダ系幹部狙い対テロ作戦
◆2014/12/30 yomiuri.co.jp 米軍、ソマリアで空爆…イスラム過激派幹部狙う
◆2014/12/30 nikkei.com 米軍がソマリアで空爆 アルシャバーブ幹部標的
◆2014/12/30 毎日新聞 米軍:「アルシャバブ上級指導者狙い、ソマリアで空爆」
◆2014/12/30 nikkei.com エボラ熱の感染者、2万人超に 拡大続く
◆2014/12/30 ガジェット通信 東アフリカの未承認国家「ソマリランド」で大学院を作った25歳の日本人
◆2014/12/30 毎日新聞 国連:通常予算が史上最高へ エボラ出血熱など追加計上で
◆2014/12/31 jp.wsj.com アフリカで日本研究者育成=3月セミナー、関係強化狙う−政府
◆2014/12/31 asahi.com 米軍空爆、イスラム過激派の上級幹部死亡 ソマリア
◆2014/12/31 nikkei.com ギリシャ沖の船からSOS 不法移民ら乗船、トラブルか
◆2014/12/31 yomiuri.co.jp 救難信号の船に970人の不法移民
◆2014/12/31 nikkei.com モルディブ、中国主導投資銀に参加 AIIB

【News Sites】
○allafrica.com http://allafrica.com/
○Jeune Afrique http://www.jeuneafrique.com
○Inter Press Service: Africa http://www.ipsnews.net/news/regional-categories/africa/

【参考】
25年目の検証『飢え』『援助』『エイズ』 エチオピア・ケニア調査 http://www.arsvi.com/2000/1001ht.htm

○asahi.com:魅惑大陸アフリカ http://www.asahi.com/international/africa/

【参考文献】
◇曽田 夏記 2008/03/01 「紛争後のルワンダにおける障害者の周辺化」 東京大学教養学部国際関係論分科卒業論文
◇原山 浩輔 2011/03/01 「途上国における手話言語集団としての生計獲得−−ケニアのろう者の事例に基づいて−−」 静岡県立大学 平成22年度 国際関係学部国際関係学科 卒業論文
◇田坂歩 飢餓人口削減に向けた活動における組織の連携のあり方―ケニアの事例を横浜国際フェスタの事例から考える―


 
 
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[FT]エイズとの戦い転換点に 治療数が感染数上回る

nikkei.com

2014/12/1 14:07

エイズとの戦いが転換点を迎えた。2013年にエイズウイルス(HIV)治療を開始した人の数が新規感染者を上回ったことを示すデータが明らかになった。HIVの治療がウイルス発生率を上回ったのは、27年前に抗レトロウイルス薬が導入されて以来初めてだ。

■「初めて病気をしのぎつつある」

1日の「世界エイズデー」に合わせて発表されたリポートで、この点を強調した反貧困を掲げる団体「ワン」のエリン・ホールフェルダー氏は「エイズ撲滅が近いと言っているわけではないが、我々が初めて病気をしのぎつつあるという重要な節目に達した」と語った。

入手可能な最新のデータである13年の新規感染者は210万人だったのに対し、治療プログラムへの参加者は230万人増えた。

新規感染者220万人、投薬治療を開始した人が160万人だった前の年から改善した。

もっとも、世界で抗レトロウイルス薬を投与されている人は足元で1360万人にのぼるが、3500万人と推定されるエイズ患者のなお半分にも満たない。

ホールフェルダー氏は勝利宣言にはまだほど遠いとくぎを刺す。「世界的には転換点を迎えたものの、すべての国がそうであるわけではなく、これまでの進歩も簡単に行き詰まったり、白紙に戻ったりする」と話した。

13年の反エイズ活動への資金提供額は191億ドルにのぼったが、国連が必要だと指摘する年間220億〜240億ドルをなお下回る。

■治療によって寿命は通常と変わらない可能性も

ホールフェルダー氏は中所得国の貢献度が高まりつつあるものの、主な支援国である米国、フランス、英国の3カ国は「もちこたえられない」ほどの負担を背負っていると指摘。「オーストラリア、日本、中東の一部など多くの国の資金支援が思うように増えていない」と明かした。

最新の抗レトロウイルス薬による治療を受ければ寿命は通常とほとんど変わらない可能性があるため、先進国ではエイズはコントロール可能な慢性疾患とみられるようになっている。活動家や衛生当局者は、このことが油断を招く恐れがあると警戒する。

症例のほぼ70%が集中するアフリカをはじめとする発展途上国の大半では、HIVは依然として健康上の最大の脅威の一つだ。

感染は売春婦や薬物使用者、同性愛者、検査や治療を嫌がる若者など実態をつかみにくい層に集中するようになったため、急速な進展を実現するのは難しいかもしれない。

■発展途上国向けに治療薬を

世界のHIV対策を主導する国連合同エイズ計画(UNAIDS)のミシェル・シディベ事務局長は、30年までに流行を収束させるという目標を達成するには、もう一押しする必要があると主張する。「エイズ拡大を抑えることはできた。恒久的に抑え込めるか、再流行して手が付けられなくなるかは今後5年が勝負だ」と語った。

かつては治療薬が貧困層の手に届かないとして批判されていた製薬会社は、後発薬メーカーにライセンス生産を認めることで、治療薬を発展途上国で低コストで生産する取り組みを支援している。

米アッヴィは1日、国連が支援する「医薬品特許プール」に後発薬の生産許可を与える。大手製薬会社では、米ブリストル・マイヤーズスクイブ、米ギリアド・サイエンシズ、スイスのロシュ、英グラクソ・スミスクラインと米ファイザーの合弁会社である英ViiVヘルスケアに続く5社目となる。

アッヴィとの合意では、小児向けの2つの抗レトロウイルス薬が対象となる。世界の子どものHIV感染者320万人への適切な治療が不十分なことに対処する。

この合意に伴い、HIVに感染するほぼすべての子どもが暮らす102カ国で後発薬メーカーが同社の2つの薬を生産できるようになる。

By Andrew Ward

(2014年12月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)



 
 
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カイオム、エボラウイルスの複数の抗体を特定

nikkei.com

2014/12/1 23:57

抗体医薬品の創薬支援などを手掛けるカイオム・バイオサイエンスはこのほど、エボラウイルスの複数の抗体を特定した。抗体は、ウイルスなどにある目印となる抗原に結合して体内から排除しようとする物質で、抗体医薬品や検査薬などの原料となる。カイオムは公表された遺伝子配列からエボラウイルスを部分的に再現し、抗体の確認につなげた。

カイオムはニワトリの細胞で多種多様な抗体を大量に作製し保有している。それらの中から、再現したウイルスに有効な抗体を特定した。

通常、抗体の作製には4カ月から6カ月程度かかる。同社は独自の技術を用い、検証するための期間も含めて4週間弱で特定に成功したという。

今後、同社は機能性や薬効について動物を用いた研究を進めながら、医薬品の開発のパートナーを探していく。エボラウイルスの抗体医薬品などの作製に向けた動きは、世界で活発になっている。既に米国のバイオベンチャーも抗体の作製に成功している。



 
 
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WHO事務局長補、エボラ出血熱の拡大阻止へ兆し

asahi.com

ジュネーブ=松尾一郎2014年12月2日10時34分

西アフリカで大流行が続くエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は1日、「これほどの規模の事態ながら、エボラ(出血熱の流行拡大)に追いついて対処できる」と、状況が好転する兆しが見え始めたことを明らかにした。

エイルワード氏は「60日前ととても状況が変わった」と指摘。10月の最初の時点では感染者数が7千人ほどで週1千人程度の新規感染者があり、12月には新感染者が週に1万人になる可能性も指摘された。11月最終週には、感染者の合計が1万5千人超と倍以上になったものの、新感染者は週約1100人とそれほど大きく増えていない。

また、感染して死亡した患者の遺体の安全な埋葬と、疑い例を含む患者の隔離治療について、それぞれ全体の7割に実施する目標に達したか、達しつつあることも明らかにした。

一方で、いまだに「いくつかの地域では、対処能力を超えた速度で感染が拡大している」ことをあげ、現在の体制では「(感染者数を)ゼロにするには十分ではない」とも指摘。国際社会が引き続き支援を継続、拡充するように求めた。(ジュネーブ=松尾一郎)



 
 
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エボラ出血熱の死者は6千人超…WHO発表

The Yomiuri Shimbun

2014年12月02日 23時49分

世界保健機関(WHO)の1日の発表によると、エボラ出血熱の死者が6000人を超えた。

感染者数は疑い例も含め1万6933人、うち死者は6002人。

2014年12月02日 23時49分



 
 
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エボラ熱 国連事務総長「感染国の経済再建を」

nikkei.com

2014/12/6 13:24

【ニューヨーク=共同】国連の潘基文事務総長は5日、国連経済社会理事会のエボラ出血熱に関する特別会合で演説し、西アフリカの感染国では経済が大打撃を受けているとして「感染拡大に対応すると同時に、われわれは(経済)再建への取り組みも始めなければならない」と呼び掛けた。

潘氏はギニアやリベリア、シエラレオネの3カ国では「エボラ熱がまん延するまでは経済成長を遂げていたが、今や弱体化している」と指摘。

「所得が減る一方で物価は上昇し、市場には品物がなく、人々は飢えている」と市民らの苦境を訴えた上で「彼らはエボラ熱の拡大を止め、迅速かつ完全に再建するため、国際社会の支援を頼りにしている」と強調し、経済再建に向けた支援強化を各国に要請した。



 
 
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途上国の温暖化被害抑制へ米独英と連携組織 政府

nikkei.com

2014/12/9 10:02

【リマ=浅沼直樹】政府は8日、途上国を対象に海面上昇や高潮、干ばつといった地球温暖化に伴う被害を抑える適応計画の策定を支援するため、米国やドイツ、英国とともに連携組織を立ち上げた。会合を年2回程度開き、国際協力機構(JICA)を含む先進国の開発援助機関の協力を強化し、各国の適応計画づくりに必要な情報や技術などの共有を進める。

ペルー・リマで開催中の温暖化対策を話し合う第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)で各国政府が共同で発表した。COP20では、途上国を中心に温暖化の被害を抑える適応策の重要性を訴えている。先進国は計画の策定に向けて資金だけでなく、知見や技術で貢献する姿勢を示し、国際社会から理解を得たい考えだ。



 
 
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緑の気候基金、目標100億ドル達成 途上国の交渉参加促す

nikkei.com

2014/12/10 10:50

【リマ=川合智之】ペルー・リマで開催中の第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)で9日、先進国の出資で途上国の地球温暖化対策を支援する「緑の気候基金(GCF)」が目標の100億ドル(約1兆2千億円)を達成した。途上国の二酸化炭素(CO2)の排出削減を助け、交渉参加を促す。

9日の閣僚級会合でベルギーが5160万ユーロ(約76億円)を基金に拠出すると表明した。消極的だったオーストラリアも1億6600万ドル(約200億円)を提供すると発表した。すでに米国が30億ドル、日本が最大15億ドル、英国が11億ドル、ドイツやフランスが各10億ドルを提供すると公表した。

基金は先進国が中心となって途上国のCO2排出削減や温暖化の被害軽減を支援する。2010年のCOP16で設立が決まった。途上国は経済成長を優先するためCO2排出削減に後ろ向きで、すべての国を巻き込んだ新枠組みには途上国の参加が不可欠だった。

一方、中国代表の解振華・国家発展改革委員会副主任は「先進国が資金拠出すべきだ」と述べ、中国は基金に出資しない考えを明らかにした。代わりに途上国が協力しあう新たな基金を設立すると表明。中国はこの途上国基金に対して9千万ドル規模を投じるとした。



 
 
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エボラ熱の拡大「全力挙げ阻止」 G7など保健相会合

nikkei.com

2014/12/11 21:46

主要7カ国(G7)とメキシコ、欧州連合(EU)の保健担当相らが集まり、エボラ出血熱対策を話し合う「世界健康安全保障イニシアチブ閣僚級会合」が11日、東京都内で開かれた。「エボラウイルスが引き続き国際社会の脅威であり、さらなる感染拡大を全力を挙げて阻止する」との共同声明を採択した。

声明では、感染国への医療従事者の派遣や物資の供給を今後も継続していくとともに、治療薬の開発に関して臨床試験結果を各国で共有することなども確認した。



 
 
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エボラ熱と闘う医師ら選出 米誌タイム「今年の人」

nikkei.com

2014/12/11 23:36

【ニューヨーク=共同】米誌タイムは年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の治療に携わった医師や看護師ら「エボラ熱と闘う人々」を選んだと発表した。同誌は、医師らが自らの危険を顧みず、患者の治療に尽力したとたたえた。「今年の人」は特定の人物を選ぶのが通例だが、今回は不特定多数が対象となった。



 
 
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「今年の人」に「エボラ・ファイターズ」 米タイム誌

cnn.co.jp

2014.12.11 Thu posted at 10:47 JST

(CNN) 米タイム誌は10日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、アフリカ西部で猛威を振るうエボラ出血熱の大流行と闘っている医師や看護師ら「エボラ・ファイターズ」を選出したと発表した。

タイムのナンシー・ギブス編集長は選出の理由について、「世界が枕を高くして眠っていられるのは、自ら立ち上がり、闘おうとする多くの男女がいるからだ。彼らの疲れを知らない勇気と慈悲の行為、そして世界が(エボラ出血熱に対する)防御態勢を高める時間を稼いでくれたこと、リスクを冒し、あきらめず、その身を犠牲にし、命を救ってきたことを考えれば、『エボラ・ファイターズ』こそタイムの2014年のパーソン・オブ・ザ・イヤーだ」としている。

ギブス編集長はまた、流行国の政府が十分な設備や器具を提供できず、世界保健機関(WHO)も流行の事実をなかなか認めようとしなかった一方で、危機に対応しようと最初に立ち上がった人々は騒ぎすぎだと非難されたと指摘。だが国際医療援助団体「国境なき医師団」やキリスト教系団体「サマリタンズ・パース」のメンバーをはじめとする多くの医療関係者が、現地の医師や看護師、救急車の運転手や埋葬チームと協力して流行に立ち向かったと付け加えた。

同誌の読者投票ではインドのモディ首相が1位だったが、編集部は「ニュースや人々の生活によくも悪くも最も大きな影響を与え、その年最も重要だったことを体現している人物(たち)」という基準に基づき、選出を行ったという。



 
 
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「今年の人」:米タイム誌 エボラ・ファイターズを選ぶ

毎日新聞 2014年12月11日 10時06分(最終更新 12月11日 10時13分)

【ニューヨーク草野和彦】米タイム誌は10日、毎年恒例の「今年の人」に、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染拡大防止に取り組む「エボラ・ファイターズ(エボラ出血熱と闘う人々)」を選んだと発表した。

対象者は地元の医師や看護師、救急車の運転手、遺体の埋葬チームに加え、世界から応援に駆けつけた医療従事者らで、「勇気と慈悲にあふれる、疲れを知らない活動」を選出の理由に挙げた。

次点には、孤立を深めつつ「失われた帝国の復活」を担うロシアのプーチン大統領や、米中西部ミズーリ州ファーガソンの白人警官による黒人青年射殺事件に反発し、全国的な抗議活動につなげた「ファーガソン・プロテスターズ(抗議する人々)」などが入った。



 
 
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[FT]聖夜のディナー、安上がり 食料価格下落で

nikkei.com

2014/12/12 7:00

今年はクリスマスディナーにかかるコストが4年ぶりに下がることになる。世界の供給が潤沢で食料価格が下がっているためだ。安上がりなクリスマスを夢見る買い物客にとって、安いコモディティー(商品)価格は願い事に対する一つの答えかもしれない。

コモディティーデータ会社のミンテックによると、七面鳥やジャガイモ、芽キャベツの価格が下落したおかげで、昨年まで3年連続で上昇してきたターキーディナーの材料が今年は5%低下する見通しだ。

小麦粉、砂糖、ドライフルーツ、乳製品の価格急落を背景に、ミンスパイを作るのに必要な材料は15%安くなっている。人工クリスマスツリーさえもが安くなりそうだ。中国で生産されるポリ塩化ビニル(PVC)の主原料である石炭の価格が大幅に下落したからだ。

今年初めには、近年大きく乱高下していた食料価格が上昇傾向をたどるように見えた。だが、世界的な好天が食料市場、特に穀物市場を軟化させた。国連食糧農業機関(FAO)によると、食料価格は現在、4年ぶりの安値をつけている。

■原油安がもたらす農産物価格の下落

FAOの食料価格指数−−国際市場における穀物、食肉、乳製品、植物油、砂糖の価格を追跡し、貿易加重した指標−−は2010年8月以来の低水準となっている。

FAOの穀物担当の上級エコノミスト、アブドルレザ・アバシアン氏は、金融市場とエネルギー市場の動きを受け、これまで数カ月安定していた食料価格指数の変動が大きくなる可能性があると言う。「大半の食料のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は価格に織り込まれているが、原油市場と為替市場からボラティリティーが生じる」

一方、エネルギー価格の下落−−原油の国際指標のブレント原油の価格は今年6月の高値から40%以上下落した−−は生産者の原価低減をもたらし、農産物価格の下落につながる可能性があると一部アナリストは語っている。

穀物価格の下落は、飼料費の低下と七面鳥の価格下落を意味した。七面鳥の価格は通常、クリスマスの前に上昇するが、ミンテックによると、今年は「一貫して2013年の価格を下回っている」という。

七面鳥価格は1年前と比べて4%安い。消費者も以前より冒険的になり、七面鳥に代わる肉に目を向けるようになり、市場を押し下げている。

また、好天が豊作をもたらした結果、ジャガイモと芽キャベツの価格がともに15%下落し、その他の根菜も値下がりしている。生産拡大とロシアによる西側の食料輸入禁止措置の打撃を受けて豚肉価格が14%下落したため、「ピッグ・イン・ブランケット」−−ミニソーセージをベーコンで巻いたもの−−も安くなりそうだ。

ドライフルーツ、砂糖、乳製品の価格がそろって下落したことから、ミンスパイの材料費が安くなった。

1年前と比べ、トルコのスルタナ(種なしブドウ)が40%、スグリが32%下落したため、ミンスミートに入っているドライフルーツは22%安くなった。世界の供給量がふんだんなために砂糖が安くなる一方、牛乳供給量の多さとロシアの輸入禁止措置の影響でバターの価格が35%下落した。

一方、アジアの石炭価格が25%下落したことから、人工クリスマスツリーを生産する中国メーカーの利益が増加したはずだ。

■コーヒー豆やナッツの価格は上昇

だが、今年、すべてのコモディティーが安くなったわけではない。

食後のコーヒーとチョコレートは昨年より高くなりそうだ。年初のブラジルの干ばつの影響でアラビカ種のコーヒー豆の値段が60%以上上昇し、天候とエボラ出血熱への不安からカカオ豆が約10%上昇したためだ。

ナッツの価格上昇も、菓子業者のコストをいっそう押し上げるだろう。ヘーゼルナッツは最大の生産国トルコでの霜害で価格が今年2倍以上に跳ね上がり、アーモンドは主要生産地のカリフォルニアの干ばつで実が小さくなったために価格が20%上昇した。

木材パルプはあまりクリスマス関連コモディティーのように思えないが、包装紙とテープに使われる主要原材料だ。欧州の針葉樹パルプの価格は、低い在庫水準と需要増加を背景に1年前から13%近く上昇した。

By Emiko Terazono

(2014年12月11日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)



 
 
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COP20、途上国支援策など巡り詰めの協議

nikkei.com

2014/12/13 11:36

【リマ=浅沼直樹】ペルー・リマで開催中の温暖化対策を話し合う第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)は12日、最終日を迎えた。すべての国が参加する2020年以降の新たな国際枠組みに向け、途上国の支援策などを巡り詰めの協議を続けた。協議は平行線で、会期は延長する方向だ。

温暖化の国際交渉では、来年末のCOP21(パリ)で京都議定書に代わる新たな枠組みの合意を目指している。COP20は各国が来年3月にも国連に提出する20年以降の目標に盛り込むべき内容を詰めている。11日には共同議長による合意文書案が提示され、12日から各国代表による交渉が続く。

文書案では国連に提出する目標について先進国と途上国の双方の意見を反映したものの、温暖化ガスの削減を中心にすべきだと主張する先進国と、温暖化による被害の抑制や資金の支援策も含むべきだとする途上国で対立している。温暖化ガスの削減に関する自主目標が妥当か評価する仕組みの導入を巡っても隔たりが大きく、合意点を探っている。

各国の代表が参加する作業部会で結論がまとめられれば、本会合に移り会議は閉幕する見通し。来年末の新たな枠組みの合意に向けて、COP20で具体的な内容をどこまで詰められるかが焦点で、交渉は大詰めを迎えている。



 
 
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マラリア死亡率半減、WHO報告 アフリカで蚊帳普及

nikkei.com

2014/12/14 0:30

【ウィーン=共同】世界保健機関(WHO)は13日までに世界のマラリアに関する最新の報告書を発表し、2000年から13年の間にマラリアにかかって死亡する人の割合が47%低下したと指摘した。死亡率がほぼ半減したことになり、チャン事務局長はマラリアとの闘いは「素晴らしい業績を挙げている」と強調した。

報告書によると、蚊を寄せ付けないために殺虫剤を含む素材で作られた蚊帳が急速に普及。アフリカでマラリアに感染しやすい環境に住む人のうち、04年には3%しかこうした蚊帳を使用していなかったが、13年には49%に急増した。

ただ、13年でもマラリアの症例は世界全体で推定1億9800万件、死者は推定58万4千人に上った。

報告書はまた、カンボジアなどメコン川流域の国々でマラリアの特効薬「アルテミシニン」が効きにくい耐性マラリア原虫による脅威が高まっていると懸念を示した。



 
 
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温暖化ガス削減、全参加国で COP20で共通ルール合意

nikkei.com

2014/12/15 2:07

【リマ=浅沼直樹】地球温暖化対策を話し合う第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)は14日、すべての国が共通ルールに基づいて温暖化ガスの削減目標をつくる方針で一致し、合意文書を採択して閉幕した。各論を巡り先進国と途上国の対立は残り、内容や手続きに曖昧さも目立つ。来年末に最終合意を目指す2020年以降の新たな枠組みづくりは難航も予想される。

今回の会議は来年末にパリで開くCOP21を控え「ポスト京都議定書」と呼ぶ20年以降の枠組みづくりの地ならしを進める狙いがあった。合意文書は「すべての国が目標をCOP21よりも十分に先立って」まとめる時期に言及し、早めに準備ができた国に来年3月末までの提出を求める方針も明記した。排出量の多い日本は早期の目標提出が期待される。

先進国に加えて途上国もまとめる新しい目標では達成時期や基準の年、現在よりどれほど進んだ取り組みなのかを明確にするよう求める。途上国の主張を取り入れ、洪水や高潮といった温暖化に伴う被害を抑えるための適応策も目標に加えることを認めた。

日本は欧米や中国に比べ20年以降の温暖化ガス削減の目標づくりの作業が遅れている。原子力発電所の扱いが定まらない政策の停滞が響き、今回のCOP20でも議論を主導する場面はほとんどなかった。新目標を「できるだけ早期に出す」との望月義夫環境相の発言を踏まえ、国連の潘基文事務総長が「来年3月までに目標を出すよう頑張ってほしい」と注文をつける場面もあった。

日本政府は途上国の温暖化対策を支援する「緑の気候基金」に15億ドルを出す方針を表明し、各国が歓迎した。日本は資金面の貢献策を引き続き求められる見通しだ。



 
 
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「国ごとに異なる責任」 温暖化対策で合意文書

cnn.co.jp

2014.12.15 Mon posted at 14:02 JST

(CNN) 南米ペルーのリマで開催されていた国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)は14日、先進国と途上国がそれぞれ異なる状況に応じて責任を負うとする合意文書をまとめた。

COP20には約190カ国が参加。地球温暖化対策の責任やコストの分担を巡って意見が対立したため、会期を2日間延長して交渉を続けていた。

来年のCOP21では今回の合意文書に基づき、2020年発効の新たな枠組みの作成を目指す。

合意文書によると、各国の具体的な責任は後日決定する。文書はまた、途上国の目標達成や温暖化被害の軽減に向けた資金について、先進国からの援助を求めている。

温暖化対策の支援を目的とした「緑の気候基金」には新たに数カ国が拠出を表明し、基金の総額は102億ドル(約1兆2000億円)近くに達した。



 
 
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トヨタの“トラック野郎”度胸一番星
第265回 トヨタ ランドクルーザー70【開発者編・その3】

日経ビジネスオンライン

フェルディナント・ヤマグチ

2014年12月16日(火)

* アフリカに関わりのある箇所だけ抜き書きしました。末尾のリンクをたどると、全文を読むことができます。

“地球最後の日”まで残るクルマ、トヨタのランドクルーザー70の開発を担当されているトヨタ自動車製品企画本部 チーフエンジニア小鑓貞嘉(こやり さだよし)さんのインタビュー、最終回です。

電子制御が無力な環境がある

F:海外で、たとえばアフリカなどで売っている70のディーゼルを、チャチャっと直して国内の規制に適合するようには出来ないのですか?

小:ムリですね。そもそも燃料の噴射方法が違いますから。70には日本では売っていないHZというモデルが有るのですが、これは電子制御じゃないんです。アフリカの内陸向けに出しているような本当に原始的なモデルです。排気ガス規制でいうと、“ユーロ0”というか、まったくの「ノー規制」なクルマ。でも向こうではそういう仕様のクルマが今でもとても大事なんですね。

F:なぜでしょうか。

小:電子制御じゃ困るからです。だって壊れたら直せないでしょう。電子制御だと。

F:ははあ。

小:でも機械式(の燃料噴射ポンプ)だったら何とかなる。壊れないことがもちろん一番大事なんだけれども、壊れてもなんとか自力で直せることもとても大事なんですよ。そういうクルマが本当の極地に行くと、とても役立つんです。

F:アフリカの内陸向けには、今だに機械式のディーゼルを売っているわけですから、それを日本の職人さんが腕によりをかけて調整したら、排ガスは何とかなりませんか?

小:ああもう全然ムリです。昔でいう53年度規制、あのマスキー法ですら、ぎりぎりですからね。全然ムリです。

F:トヨタの技術を持ってしても?

小:いくらウチの最高のエンジニアが調整してもムリなものはムリです(笑)。だって結局アクセル開度によって(燃料の)噴射量を変えているだけですから。要は噴射する燃料が「リッチ」か「リーン」かしかないのだから。やっぱり電子制御って凄いんですよ。アクセルの途中でもすべての排ガスに対してのフィードバックをかけて、瞬間瞬間で噴射量を変えているんですから。

F:なるほど。電子制御は排ガス規制に対しては必須の技術だと。

小:あとは燃料です。アフリカの極地に行くと、ともかく燃料の条件が悪い。日本みたいに常に最高品質の燃料がある訳じゃないんです。ディーゼルにしても、ドラム缶が野晒しで原っぱにゴロゴロ置いてあるような状況で、水も混じっちゃったようなやつが使われている。しかも中身がどんなものかもよく分からなくて、植物オイルなのか鉱物オイルなのかも分からない。そんな燃料でもエンジンを回さなくちゃいけないとなると、やっぱり昔ながらのシンプルなエンジンしか通用しないですよね。

F:電子制御のほうが不安定な燃料にも臨機応変に対応できるのではないですか?

生きて帰るために

小:フェルさんが想像されている「悪い」とは、恐らくレベルが違うのだと思います。質が悪いだけではなく、変な物が……異物が混入している可能性も高い。異物はアカンです。インジェクターが一発でやられます。昔式のだと、燃費とか排ガスは申し訳ないけれど置いといて、ともかく燃料をパーッと噴けば、ともかく走れちゃう。

F:なるほど。そんな環境下で超微細で超高圧になるコモンレールなんて論外だと(笑)。

小:もうまったくあり得ないです(笑)。結局ユーロが4、5、6とステージを重ねるごとに規制が厳しくなってくると、エンジンだけではなく燃料も同時に良くなって来ないと対応できないんです。排ガスはエンジンと燃料とセットで進化しないとキレイになりません。他の国がなかなか追従できて来ないのは、自分の国で燃料をリファイナリー…精製ができないからなんです。確かに最近のディーゼルエンジンは飛躍的に(環境性能が)良くなっています。でもあれはあくまで良質な燃料を確保できた上での話なんです。

F:なるほど。ハイテクエンジンは良質な燃料とセットでないと意味が無い。

小:そう、意味が無い。結局、ハイテクなエンジンの車両を輸入したとしても、燃料が悪いとハッキリ言って壊れます。我々も、そうした良質の燃料でしか成り立たない開発をしていますので。

F:例えばいま評判のディーゼル車を、アフリカの奥地へ“そのまま”持って行ったら……。

小:ああもうすぐに壊れます。壊れるというか、本当に走れませんよ。エンジンくらいは掛かるだろうけれども、すぐに不調になるでしょうね。エンジンの技術開発と、燃料の進化というのは、絶対に切り離せないものなのです。エンジンだけが良くなってもダメなんです。

アフリカの奥地へ行くと、道が悪いだけでなく燃料も悪い。

そうした場所でも問題なく走れるよう、そして万一の際に修理が容易であるよう、トヨタはまさかの機械式燃料噴射ポンプ仕様車も今だに生産している。何でもかんでもハイテクに、クリーンにしていけば良いという訳ではないのだ。「悪い条件でも取り敢えず走る」。そして「クルマがちゃんと走らないと死んでしまう」我々の見えない(見ていない)世界には、クルマに命を預けている人が大勢いるのだ。

F:ちなみに70のガソリン:ディーゼルの販売比率はどれくらいでしょう。やはり圧倒的にディーゼルが多いのでしょうね。

小:それが逆なんです。およそ7割がガソリンです。いまランクルの輸出先の7割が中近東なんですね。あそこは全てガソリンなので。

F:へえぇ、中近東が7割。砂漠をランクルで走るんですね。中近東が一番売れて、その次はどこですか。

小:その次はオーストラリアですね。もう殆どがマイニング(mining、探鉱、鉱業)です。西オーストラリアに行けば、ご存じのように鉄鉱石の町というか、もう町自体が鉄鉱石なので、そこのハードな現場ではほとんどがこのクルマですね。コマツさんのでっかい100トントラックの回りを、小さなランクルが走り回っています。オーストラリアの次がアフリカ。輸出先は、中近東、オーストラリア、アフリカの順になります。

F:中国には輸出していないのですか? あそこも石炭の露天掘りをしているから、結構な需要があると思うのですが。

小:出していないですね。中国にはローカルなメーカーさんのトラックがたくさんあって、それで間に合わせているようです。結構ランクルって高いんで。このクルマ、海外では高いんです。ディーゼルとなると、普通のハイラックスの倍ぐらいの値段がしますから。

アフリカ



 
 
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福岡)チョコ買ってエボラ対策支援を NGOショップ

asahi.com

佐々木亮2014年12月18日03時00分

クリスマスにチョコを買って、西アフリカで広がるエボラ出血熱の対策支援を−−。久留米市六ツ門町でNGOが営む「オックスファム・ショップ」が、そう呼びかけている。1個280円のチョコ3個をギフトパックにして千円で販売し、160円分を募金してもらう試みだ。

店は、東京に事務局を置くNGO「オックスファム・ジャパン」のチャリティーショップ。途上国の産品を公正な価格で購入して生産者を支援する「フェアトレード商品」、オリジナルのグッズ、市民から寄付された食器や雑貨などを販売し、収益を国際支援に役立てている。

オックスファム・ジャパンは、国際的に活動するNGO「オックスファム」の日本組織。エボラ出血熱対策では、17カ国・地域のオックスファム組織が協力し、現地で感染拡大防止策を進めている。その一つとして、手洗い用のバケツとせっけん、爪ブラシの「衛生キット」を住民に配布している。

ギフトパックのチョコはダークとミルク、プラリネの3種類で、1個48〜50グラム。途上国産のカカオをベルギーの伝統製法で製品化した。なめらかな口溶けが味わえる。10パックを販売すれば、募金分で衛生キットを1家庭に送ることができるという。同店では28日までに100パックの販売を目標にしている。

23日午後1時半からは、同店でクリスマスのチャリティーパーティーが開かれる。参加費300円で、収益はエボラ出血熱対策支援に充てられる。英語で歌やゲームを楽しみ、チョコなどフェアトレード商品のおやつを食べる。英国のオックスファムが作ったクリスマスカードももらえる。対象は小学生で、保護者の参加も可。定員先着30人。問い合わせは同店(0942・31・8325)へ。(佐々木亮)



 
 
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エボラ熱克服の看護助手、愛犬の殺処分巡り提訴 スペイン

cnn.co.jp

2014.12.19 Fri posted at 10:58 JST

(CNN) スペインの病院でエボラ出血熱に2次感染し、無事回復して退院した看護助手が、愛犬を殺処分した対応は不当だったとしてマドリードの自治体を提訴する意向を示した。

テレサ・ロメロ・ラモスさんはエボラ熱の患者を看護していて2次感染した。回復して11月に退院したものの、愛犬の「エクスカリバー」はウイルスに感染した恐れがあるとして、当局に殺処分された。

ロメロさんはマドリードからCNNの取材に応え、「私の容体が重かったため誰も外の世界で起きていることを教えてくれなかった」と声を詰まらせた。

夫のハビエル・リモンさんから電話で愛犬の死を知らされたのは、エボラを克服して血液検査で陰性反応が出た日のことだった。「あまりに悲しい知らせだった。完全に予想外で、何も言葉が出なかった」

今もその悲しみは癒えていないといい、エクスカリバーがウイルスに感染しているかどうかも確認しないまま処分されたことは納得できないとロメロさんは話す。「あんな形で犬を犠牲にするのではなく、隔離して監視すべきだった」。

米テキサス州で感染した看護師のニナ・ファムさんの場合、愛犬のベントリーは隔離され、検査で陰性反応が出たことを確認した後にファムさんとの再会を果たしている。

ロメロさんの弁護団は15万ユーロ(約2200万円)の損害賠償を求める意向だ。「犬が殺されると分かっていれば、(エボラ患者の看護に)自主的に応じたりはしなかった」とロメロさんは話している。



 
 
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米CDC技術者、エボラウイルスに接触か 研究施設で手違い

cnn.co.jp

2014.12.25 Thu posted at 11:15 JST

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は24日、同センターの技術者が米アトランタの研究施設でエボラ出血熱のウイルスに接触した可能性があるとして、3週間の経過観察に入ったことを明らかにした。

CDCの発表によると、研究室で実験に使っていた少量の物質が手違いで別の研究所に移され、この物質に生きたウイルスが含まれていた可能性があることが23日に分かった。

問題の研究室に入室した他の職員らにも連絡を取っているが、現時点で経過観察が必要なのは技術者1人だけと見られている。技術者は発症はしていないという。

問題の物質が研究室の外に出た可能性はなく、公衆に危険が及ぶ事態ではないとCDCは強調している。

フリーデン所長は事態を重く見て「あらゆる対策を講じる」と表明した。この対策には物質の廃棄や消毒、研究室の閉鎖、職員への告知などが含まれる。

CDCでは今年6月にも、炭疽(たんそ)菌を不活性化しないまま別の研究室に移して職員数十人が接触した可能性があることが判明していた。



 
 
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米メルク、ワクチン事業を強化 エボラ熱や子宮頸がん向け

2014/12/25 12:09

日本経済新聞 電子版

【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手メルクが感染症の拡大に伴い注目を集めるワクチン事業で攻勢に出ている。11月にはエボラ出血熱で実用化が近いとされるワクチンを取得し、12月には子宮頸(けい)がんなどを引き起こすウイルス向けワクチンの認可を米食品医薬品局から取得した。特許切れで後発薬との競争が激しくなる主力薬に代わる成長の柱に育てる狙いだ。

12月に米国で承認されたワクチンの新薬「ガーダシル9」は、感染により子宮頸がんなどを引き起こすとされるヒトパピローマウイルス(HPV)9種類に対応。既存の同社製の薬より予防対象とするウイルスの種類が5種類多く、幅広い効果が見込めるという。米国では疾病対策センター(CDC)がHPVワクチンの普及を進める方針で、先行品からの切り替え需要が見込める。

11月にはエボラ出血熱ワクチン候補の「rVSV−EBOV」を米ニューリンク・ジェネティクスから開発・製造および販売権を取得した。当局の承認を受けた場合、迅速に量産できる社内技術があることが取得を決める鍵となった。

ワクチンは化学品を合成した医薬品と比べ量産が難しいが、開発・生産技術の向上や、鳥インフルエンザなど広範囲の感染症への懸念が高まり、再び注目されている。

メルクのワクチン事業は売上高ベースで世界トップレベル。米国内の製造拠点に過去10年で10億ドル(約1200億円)を投入して生産能力の拡大と低コスト生産を進めており、ワクチン生産量は過去4年で倍増した。主力薬の特許切れで事業環境が厳しく、ワクチン事業を「中核事業の一つとして強化する」(ケネス・フレージャー最高経営責任者)考えだ。



 
 
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エボラ出血熱:米CDC職員 ウイルスにさらされた可能性

毎日新聞 2014年12月25日 21時17分(最終更新 12月25日 21時40分)

米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、南部アトランタの疾病対策センター(CDC)でエボラ出血熱のウイルス管理に誤りがあり、技術者1人がウイルスにさらされた可能性があると報じた。感染は確認されていない。CDCは最長潜伏期間の21日間にわたり、技術者の健康状態を監視する。

CDCでは6月から7月にかけて炭疽菌と高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスの管理ミスが相次いで発覚したばかり。新たな不祥事は厳しい批判を招きそうだ。

ミスが起きたのは今月22日。(共同)



 
 
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エボラ出血熱:稲作収益7万円、救援金に−−五島南高生徒会 /長崎

毎日新聞 2014年12月25日 地方版

五島市岐宿町の県立五島南高生徒会(114人)は24日、稲作体験の収益金7万円を西アフリカでエボラ出血熱で苦しむ人たちに救援金として日本赤十字社を通じ贈った。生徒会長の2年、西村涼君(17)が日赤の委託を受けた市社会福祉協議会職員に託した。

同校は20年前から学校田9アールで稲作に取り組んでいる。収穫した約300キロの米を、秋の文化祭でカレーにして振る舞い、残りを販売。収益金を救援金に充てた。昨年までは東日本大震災の被災地などに送っていたが、今年は生徒の関心が高いエボラ出血熱で苦しむ人たちを支援することになった。西村生徒会長は「一人でも多くの人が助かってくれれば」と思いを語った。【椿山公】

〔長崎版〕



 
 
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英女王、エボラ熱と闘う有志ら称賛 Xマスメッセージ

nikkei.com

2014/12/26 9:08

【ロンドン=共同】英国のエリザベス女王(88)は25日、テレビ放送を通じてクリスマス恒例のメッセージ映像を発表し「エボラ出血熱などの病気や紛争の犠牲者を救うため、自らの危険を顧みずに海外へ出て行く無私無欲の支援者や医療ボランティアに深く感動した」と訴えた。

今年は、西アフリカのシエラレオネでエボラ熱患者を助けるボランティア活動中に感染、英国に搬送されて回復した後、再び現地に向かった英国人看護師の献身的な姿が英国で話題となった。

女王はまた、第1次世界大戦の開始から100年に当たる今年、観光名所のロンドン塔が戦没者を象徴する約88万本の赤いケシの造花で埋め尽くされたことに触れ、「ケシの中を歩きながら、沈黙することしかできなかった」と回想。

女王ら王室のメンバーはこの日、英東部サンドリンガムの邸宅で過ごし、教会の礼拝に出席。

クリスマスのメッセージは、女王の祖父に当たるジョージ5世が1932年にラジオ放送で始めたのをきっかけに、英王室の伝統として定着した。原稿は女王自らが用意したという。



 
 
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エボラ、アフリカ経済への影響「限定的」 国連機関が報告書

nikkei.com

2014/12/27 9:56

【カイロ=押野真也】国連機関はこのほど、感染症のエボラ出血熱がアフリカ経済に与える影響は「限定的」だとする報告書をまとめた。アフリカへの海外からの投資はエボラが拡大しても増えており、「経済成長の期待は依然として高い」としている。感染が深刻な西アフリカ3カ国については先進国による債務免除による支援も求めている。

報告書は国連アフリカ経済委員会(UNECA、本部アディスアベバ)がまとめた。エボラはギニアとシエラレオネ、リベリアで感染の拡大が続く。ただ、物流の遮断や企業活動の停止などの経済損失はこの3カ国に限られており経済規模も小さいため、西アフリカ諸国の国内総生産(GDP)の伸び率に与えるマイナス影響は0.2ポイント以下と算出。「アフリカの成長を不安視する必要はない」と結論付けた。

UNECAのカルロス・ロペス事務局長は日本経済新聞に「一部で、アフリカ経済が危ういとの(誤った)懸念が広がっている」と指摘。「エボラは3カ国にほぼ限定されており、アフリカ全体の成長に与える影響は極めて小さい」と述べた。

エボラが深刻化した今年3月以降も海外からの投資は増えている。ロペス氏は「アフリカへの海外投資はアフリカ開発銀行が予測した金額(14年に800億ドル、約9兆6千億円)には達しないが、13年の水準は確実に上回り、15年も増加基調だ」と話した。

11月にはビール大手の英SABミラーと米コカ・コーラグループがアフリカでの飲料事業で合弁会社の設立を発表。アフリカ12カ国での事業展開を計画する。エチオピアの首都アディスアベバでは、中国企業が鉄道建設を推進するなどアフリカ各地でインフラ投資に衰えは見えない。タンザニア政府はセメントの需要が今後数年間で倍増するとの見通しを示す。

ロペス氏は感染が深刻な3カ国に対しては国際社会の継続的な関与が必要だとも強調した。アフリカの中でも発展が遅れるこれら3カ国は総額で26億ドルに上る対外債務を抱える。「債権国は債務免除を通じて支援するのが合理的だ」とした。



 
 
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「エボラ出血熱」が1位…海外10大ニュース

The Yomiuri Shimbun

2014年12月27日 22時05分

2014年の「海外10大ニュース」が決まりました。

読売新聞社は1989年から、激動する国際情勢を国民の視線でとらえるため、海外10大ニュースを読者の投票で選んできました。今年も国内外から6486通の応募があり、集計の結果、下記の通りとなりました。

        ◇

《1》エボラ出血熱でWHOが緊急事態宣言

《2》韓国で旅客船「セウォル号」が沈没

《3》ノーベル平和賞にパキスタンのマララさんら

《4》ウクライナでマレーシア航空機が撃墜され298人死亡

《5》ロシアが「クリミア共和国」を国家承認、編入。ウクライナ危機深刻化

《6》勢力を拡大する「イスラム国」に米軍がイラクで空爆開始

《7》米中間選挙でオバマ政権与党の民主党が大敗

《8》北京行きマレーシア航空機が消息絶つ

《9》香港で行政長官選挙の民主化求めるデモ

《10》英北部スコットランドが住民投票で英残留を決定



 
 
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国連:通常予算が史上最高へ エボラ出血熱など追加計上で

毎日新聞 2014年12月30日 21時55分

【ニューヨーク草野和彦】国連総会は29日の本会議で予算関連決議案を採択した。今期(2014年1月〜15年12月)の通常予算は、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対応などの追加計上が承認されて57.6億ドル(約7000億円)となり、最終額は史上最高となる見込みとなった。また、国連平和維持活動(PKO)の今期(14年7月〜15年6月)予算の最終額は、史上最高の84.6億ドル(約1兆円)となった。

国連は今年9月、エボラ出血熱の感染拡大防止に取り組む国連エボラ緊急対応ミッション(UNMEER)を創設。通常予算の見直しで承認された2.3億ドルのうち、UNMEERの活動経費が半分の1.1億ドルを占めた。

これまで最高の通常予算は前期の55.7億ドルで、今期は既にこれを上回っている。この日の本会議では、次期通常予算の総額を55.6億ドルに抑えることで合意。国連事務総長に事務局の合理化に取り組むよう要求することでも一致した。

PKOに関しては、これまでの最高の予算は、09〜10年の79.9億ドルだった。通常、PKO予算の分担は国民総所得(GNI)などを基準に算定され、日本は米国に次ぐ2位の10.83%を負担している。



 
 
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ギリシャ沖の船からSOS 不法移民ら乗船、トラブルか

nikkei.com

2014/12/31 1:03

【アテネ=共同】ギリシャのメディアによると、同国コルフ島沖を航行中の船から30日、救難信号が発信された。船は貨物船で、不法移民など約700人が乗っているとの情報がある。船内に武装した者がいるとされ、トラブルがあったとみられるが、詳細は不明。

イタリア沿岸警備当局からの通報を受け、ギリシャ当局はコルフ島からヘリコプターを現場に急行させ、状況の確認を急いだ。同島沖では28日にフェリー火災が発生しており、周辺海域で対応に当たっていたギリシャ海軍のフリゲート艦も救難信号が発信された現場に向かった。



 
 
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救難信号の船に970人の不法移民

The Yomiuri Shimbun

2014年12月31日 23時48分

【ローマ=青木佐知子】ギリシャ西部コルフ島沖を航行中の12月30日に救難信号を出した貨物船について、ANSA通信は、船内に約970人の不法移民が乗っていたと報じた。

イタリア当局が同国南部ガリポリに着いた同船を捜索して判明したという。当局は、密航あっせん業者とみられる男を拘束して調べている。



UP:2014 REV:
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