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イラク戦争・イラク派兵 2004

米国/イラク/…・2003
イラク


◆2004/08/04 「元米兵が語るイラク・パレスチナ」 ケン・オキーフさんを迎えて
◆2004/08/06 小中陽太郎氏講演会「戦争と日本のジャーナリズム〜ベトナム戦争からイラクまで」
◆2004/08/14 テレメンタリー2004
 「誰のために戦ったのか」〜劣化ウラン弾にヒバクしたアメリカ兵〜
◆2004/08/15 森瀧春子講演「イラク戦争と劣化ウラン弾」 於:大阪
◆2004/09/23 自分に出来ること・みんなでできること〜イラク・アフガン・パレスチナの声から〜
◆2004/10/21 綿井健陽さん講演会「イラク戦争とメディア」 於:同志社大学
◆自衛隊の派遣延長に反対する意見広告運動
 http://www.ac-net.org/iik/
 掲載予定 12/02『毎日新聞』朝刊
◆2004/10/26 地球平和公共ネットワーク
 「緊急声明:邦人誘拐事件に際しての撤兵要求」
◆2004/12/12 「イラク国際戦犯民衆法廷(ICTI)」 第4回公判 於:東京
 http://www.icti-e.com/
◆西森 豊 2004/12/12 「インターネット掲示板におけるイラク人質事件の投稿分析──Yahoo!掲示板の場合」
 http://www.kinokopress.com/shiryo/iraq.htm


◆2004/01/03 「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」首相官邸へ抗議行動
◆2004/01/07 小森田 秋夫「イラク戦争とポーランド」
 http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~komorida/war.htm
◆2004/01/11 イラク派兵反対集会
◆2004/01/31 「イラクの子供たちは、今・・・──劣化ウラン弾の影響」
 於:札幌
◆2004/02/06 「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」学習会
 「劣化ウラン弾被害とイラクの人々」
◆2004/03/21 地球平和公共ネットワーク・イラク派兵差止め訴訟説明会
◆2004/04/08 WORLD PEACE NOW 実行委員会 
 「緊急声明 サマワ自衛隊基地周辺にも砲撃 自衛隊はただちに撤退を」
◆2004/04/09 呼びかけ・WORLD PEACE NOWの参加団体有志
 非戦闘地域は無くなった!自衛隊はイラクから撤退を、緊急議面集会&首相官邸抗議行動
◆2004/04/09 [kdml:0092] イラクNGO関係者拘束事件・3名の状況映像など
◆2004/04/09 WORLD PEACE NOW実行委員会
 「人質となった3人の日本人を救い、自衛隊の即時撤退を求める緊急アピール」
◆2004/04/09 "WORLD PEACE NOW" ニュース Vol.26
◆2004/04/11 「イラク人質:24時間以内に解放 アルジャジーラが速報」
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040411k0000m030158000c.html
◆2004/04/11 グローバル・ウオッチ(パリ)
 「緊急声明」
◆2004/04/12 天木直人「緊急提言」
◆2004/04/  声明7
◇2004/04/15 立岩真也(取材に→自己責任について・メモ)
◆2004/04/15 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』138
 ファルージャのこと
◆2004/04/16 浅田彰
 http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/20040416/index.html
◆2004/04/16 藤原新也
 http://www.fujiwarashinya.com/talk/2004_0416.html
◆2004/04/17 「六本木ヒルズの回転扉事故とイラクの日本人誘拐事件(2)」
 http://terutell.at.webry.info/200404/article_2.html
◆2004/04/  「イラクで人質となりまた解放された人々への非難に反対する意見」
 http://terutell.at.webry.info/200404/article_12.html
◆-2004/04/21 「緊急共同声明の賛同呼かけ」
◆2004/04/24 世界社会フォーラム連絡会 緊急討論集会
 「自己責任」ではなく「戦争責任」を問おう--民衆の平和のための援助と連帯の課題と争点--
◆2004/04/25 岡野八代「「イラク戦争」戦前・戦後──ニューヨークに1年半滞在して」
◆2004/04/26 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』139
 「3人を誇りに思うべき(パウエル長官)」
◇2004/05/13 立岩真也(取材に→自己責任について・メモ 2)
◆2004/05/27 TBS「News 23」
◆2004/05/28 フリージャーナリスト安田純平氏が語る拘束体験を通してみたイラク戦争・占領
  ──ファルージャの状況を中心に── ◆2004/05/30 TBS「報道特集」
◆2004/06/05 ジャーナリストが見た戦火のイラク 安田純平さんイラク報告会 於:京都
◆2004/06/11 イラク「人質」 郡山総一郎さん講演会 『イラクで何が起こっているか?』
◆「イラクで人質になった方々への敬意表明と激励のアピール」
 http://ac-net.org/honor/

◆2004/06/11 佐藤真紀「現地で支援活動を行う──イラク戦争後の支援活動」
◆2004/07/05 酒井啓子氏講演会 於:立命館大学
 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2004/0705.htm
0723金
◆2004/07/17 シンポジウム こんな逮捕はぜったいおかしい!〜有事法制下で上昇する排除と弾圧を考える〜
◆2004/07/23 「ピザ屋もピンチ!?ポスティング!?──反戦ビラ入れ弾圧と有事法制」
◆2004/07/31 志葉玲イラク最新報告会「イラク最前線報告―占領は終わったのか?―」


◆バグダッド市民Raed JarrarさんのWEB日記の日本語版
 http://raedinthejapaneselang.blogspot.com/
◆バグダッド周辺の医師に対するインタビューをもとに書かれた記事(ラウール・マハジャン:ZNet原文:2004年4月19日)の日本語訳
 http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404h.html


 
 
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Date: Sun, 4 Jan 2004 12:59:11 +0900
Subject: [jsds:8722] 「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」と共に反戦の闘いを

大賀@「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」です。

自衛隊のイラク派兵をやめさせよう!
平和を求め、戦争に反対する医療・福祉従事者を初め、全ての闘う皆さん!
11月29日に日本の外交官2名がイラクにおいて殺害されました。このことはすで
に、日本政府がイラクの民衆のある層にとって、すでに敵としてみなされている
ことの現われです。これは小泉首相がこの間推し進めてきたアメリカべったりで
進めてきた戦争動員体制作りの帰結に他なりません。先の国会において、自民
党、公明党、民主党の賛成によって「武力攻撃事態法」など有事関連三法や「イ
ラク特措法」がすでに成立し、現在その具体化が外交官の死を利用した追悼キャ
ンペーンの中で急ピッチに進められています。今回のイラクへの派兵はその第一
歩です。
 更に、政府はイラク復興支援、すなわち米英占領軍(CPA)支援のために、
今後4年間で約5500億円もの税金を支出することを決定しています。その一
方、国内においては労働者・市民各層に対する施策や予算が大幅に切り縮められ
ようとしています。
 こればかりではありません。障害者差別に貫かれた「保安処分新法」もまた先
の国会で成立し、「再犯の恐れ」を理由に無期限の予防拘禁=隔離・抹殺が合法
化され、戦争動員体制に精神科医療も組み込まれました。
 まさに国内で私たちの生活を支える社会資源を破壊し、その金で米英政府と共
にイラクの人々を殺し、占領し、資源を収奪し、「国益を守ろう」としているの
です。この戦争を支援するために、政府がうそぶく「国益」とは、私たちにとっ
ては害悪でしかないことは明らかではないでしょうか?
 「イラク特措法」、すなわち「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保
支援活動の実施に関する特別措置法」は、「業務内容」として、「医療」や「食
料、衣料,医薬品など生活関連物資の提供」などがうたわれていますが、アメリ
カのイラク軍事占領は、イラクの石油をはじめとする資源の権益や中東の支配を
維持することが目的で、日本はこれに加担しています。
 今回、イラクに派兵する陸上自衛隊は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)
など不安定な精神状態に隊員が陥ることを想定して事前に心理教育を行ない、精
神科医を同行させようとしています。こればかりではありません。有事の際の自
衛隊出動時には、建設、輸送に従事するものと共に医療・福祉労働者の従事命令
が法律で定められています。
 この様に、医療、福祉の分野において具体的に戦争への協力が強制され、動員
されようとしています。人々の健康と生活の安定を目指す仕事をしている私たち
は、この様な医療、福祉から戦争協力・動員を決して許さないために、多くの学
生、労働者、失業者、障害者、住民等と連帯した闘いを作り上げていきたいと思
います。
「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」への参加を呼びかけます。連絡先
は、下記まで。

私たちは、1月3日首相官邸への抗議行動を行いました。

@自衛隊のイラク派兵をやめてください
Aイラクへの自衛隊派兵計画を停止してください。
Bイラク特措法の施行を停止してください。
Cイラク大使館員殺害の真相究明を行い、その責任を追及してください。
Dイラク大使館員が殺害されたことへの自らの責任を認め、国民に謝罪してくだ
さい。
Eアメリカのイラク侵略に追従せず、その間違いを認め、相対化する勇気を持っ
てください。
F米英が国際社会と協調し、イラクと世界に真の平和が訪れるような働きかけを
こそ行ってください。
Gイラクと世界に平和を取戻す方法を、改めて国会で審議し、国民的議論で決め
てください。
H医療・福祉的支援を、イラク侵略に協力し自衛隊を派兵する道具に使わないで
ください。
I医療・福祉NGOがイラクで平和的に活動し易くなるような協力をこそ行ってく
ださい。
 (以上、抗議文より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続いて、2月6日には、学習会を予定しています。

時  2月6日(金)7:00〜9:00
場所 中野女性センター(予定)
内容 「イラク戦争と劣化ウラン」(仮)
講師 山崎久隆さん(タンポポ舎・劣化ウラン研究会)
   相沢恭行さん(一昨年人間の盾の一員として参加)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」
 E-mail:mwhansen@infoseek.jp

 
 
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◆22 Dec 2003
 1.11イラク派兵反対集会のご案内

北大の山口です。

佐高信、国立市の上原市長、私が当初の呼びかけ人となって、来年1月11日に日比谷公会堂でイラク派兵反対集会を行うことになりました。多くの研究者の方々のご参
加、ご賛同を得たいと存じます。よろしくお願いします。

★「呼びかけ人」になってください。
12月24日に、下記の文書を、EメールやFAXなどを使い、
全国の人々にいっせいに送信しようと考えています。
文書に記した「行動」を市民に向けて呼びかける人になってください。
諾否の返信を12月22日(月)までにFAXにて頂戴できれば幸いです。
[返信先のFAX]06−6751−7345
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自衛隊のイラク派兵に反対する意思表示を
イラク派兵は100%憲法違反です。
9条改憲に反対する人はもちろん、
反対していない人も、ぜひ参加してください。
アメリカ追随のイラク派兵はエスカレートする「解釈改憲」の極み。
主権者(国民)無視、法手続き無視のこうしたやり口を阻むという一点で、
友達とも不仲な人ともこの際スクラムを組みましょう。

▼年明けの1月11日、午後1時11分(1.11−1.11)ちょうどに、イラク派兵を阻むべきだと考える人が、札幌でも那覇でも、その日、自分がいるその場所で、反対の意思表示として、いっせいに何か「音」をたてる(1分間)。太鼓やカスタネットを使ってもいいし、自分で声をあげるのもOK。司祭や住職にお願いして、お寺や教会の鐘を鳴らしてもらうというのもいいですね。
▼東京、大阪など人口の多い都市では、例えば正午から集会を催し(野外でもかまわない)、1時間だけ、お洒落に派兵反対を訴える。そして、1時11分にみんなで派兵反対の「音」をたてた後、街頭デモに繰り出す。
▼「イラク派兵」に反対する人ならどなたでも参加自由です。どの組織、どのグループに属していようがかまいませんし、無所属・無党派の方々の「個人参加」も、もちろん大歓迎。できれば、手作りの看板や横断幕を持参してください。
▼このメールあるいはFAXを、どんどん友人や仲間に転送してください。

事務局連絡先 iii@aqua.ocn.ne.jp
fax 06-6191-5313

 
 
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講演案内--------------------------------------

■タイトル: イラクの子供たちは、今・・・
       〜 劣化ウラン弾の影響 〜


■ 日時: 2004年1月31日(土曜日)
      13:00開場 13:30開演
      13:30 〜 16:00

■ 会場:
札幌市教育文化会館 4階 研修室403号室
 札幌市中央区北1条西13丁目
 TEL 011-271-5821
 地下鉄東西線 西11丁目駅 徒歩7分

■ 講師: 佐藤真紀さん
      (日本国際ボランティアセンター)

■ 参加費(資料代): 500円(小中高生は無料)

■ 主催:「NO !! 小型核兵器(DU) サッポロ・プロジェクト」
        代表   今井紀明(高校生)
        副代表 小熊崇得(大学生)

■ 後援:(財) 札幌国際プラザ

■ お問合せ先:
今井紀明 080-5582-0278
noriaki-chuba@nifty.com
もしくは、
(有)Xene ジーン Tel. 011-272-0757
(担当:日色まで)

■佐藤真紀氏プロフィール:
1961年生まれ。
社会人を経て、青年海外協力隊でイエメン
に派遣。1997年より日本国際ボランティア
センター職員。パレスチナ事務所代表を
つとめる。
1999年にはパレスチナで子どもたちのため
のピースライブラリーの活動を開始。
2002年からはイラク事業を担当。
主な著作に「子どもたちのイラク」岩波ブックレット、
「イラクの子どもたちを戦禍に巻き込ませるな」
共著(らくだ社)、『パレスチナ/イスラエルの女
たちは語る――オリーブがつくる平和へのオルタナティブ』(共著)、
21世紀の平和を考えるシリーズ2巻「難民」ポプラ社(共著)など。

 
 
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◆Date: Sun, 25 Jan 2004 08:25:19 +0900
 Subject: [jsds:8785] 集会のお知らせ 2月6日 『劣化ウラン弾被害とイラクの人々』

【転送・転載歓迎】

「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」です。
 日頃、医療・福祉分野に携わり、又地域で暮らす市民・当事者として、「ひ
と」が健康で安定した生活を築く上で「地域社会」
の大切さを日々実感しています。日常マスコミで報道される米兵死者○○名との
ニュースの裏側でイラクの社会・人々は幾世
代にもわたる健康被害(癌・奇形・精神障害等)やそれによる地域破壊を受け続
けています。今、日本政府も自衛隊をイラクに
送り込みアメリカ側の立場でこの戦争に加わりました。派兵当事国に暮らす者と
して、この事態をどう捉えるべきか。今回はイ
ラクの地域社会を根底から破壊しようとしている一つの原因である劣化ウラン弾
被害について知ることから初めてみたいと思
います。是非みなさんも、一緒にこの問題について学び考えてみませんか?
「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」は今回の自衛隊イラク派兵に医
療・福祉が利用されることに疑問を感じた、
医師・看護師・福祉従事者・障害当事者・市民有志及び、関係団体が主体とな
り、今年1月に立ち上げられた集まりです。
今後、関係する団体、個人にその輪を広げてゆく予定です。

第一回学習講演会
戦争は最悪の地域破壊であり、人々の生活基盤を奪う犯罪行為である!

『劣化ウラン弾被害とイラクの人々』
  講師 山崎久隆(たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会)
      相沢恭行(peace on 代表・イラク人間の盾)
  と き;2月6日(金) 19:00〜21:00
  ところ;中野区女性会館(2F・研修室)
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/jyosei/ns053-03.html#kaikanjikan
(中野区中野2−13−14 JR中野駅南口下車・徒歩5分)
  参加費;500円(資料代) 
* 当日は、講演会とイラク現地の様子をスライドで紹介する企画を予定。

第2回学習講演会
講師  ジャミーラ・高橋さん
(「アラブイスラーム文化協会」、「アラブイスラームの子供たちを助ける会」
代表)
とき   3月6日(土) 13:30〜16:30
ところ  目黒区八雲住区センター(集会室) 
http://www.city.meguro.tokyo.jp/benri/maps/116_3.htm
(目黒区八雲1−10−5 東横線「都立大学駅」下車6分)

主催:「医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議」
住所:目黒区碑文谷6-2-20ー001 пEfax:03-5721-6191 
E-mail:mwhansen@infoseek.jp URL : http://mwhansen.hp.infoseek.co.jp


 
 
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Date: Fri, 9 Apr 2004 14:58:44 +0900 (JST)
Subject: [kdml:0092] イラクNGO関係者拘束事件・3名の状況映像など

■関西圏ドキュメンタリー等上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml/
ログ http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/kdml@freeml.com

※関西ぴーすこよみ(かんぴー)も多くの自主上映情報を掲載しています。
そちらもぜひご参照ください。http://www.sky.sannet.ne.jp/paupau/kpc/
---------------------------------------------------------------------

日本の報道では、各局の自主規制(もちろん、詳細は不明)のために、アルジ
ャジーラに公開された映像のもっとも切迫した部分(拘束された3名に大型の
刃物を突きつけ、何かをしゃべらせるなどもっとも切迫した状況を伝える映像
部分)、が放送されていません。報道があまりに人質の切迫した状況を伝えよ
うとしていないように思えます。

Euronewsのリポート(元の映像はアルジャジーラ)に
以下のビデオニュース・ドットコムのサイトからリンクしていて、この映像
を見ることができます。
http://www.videonews.com

(プラグイン無しで見れますが、元のファイルがRealフォーマットなので、無料
のReal Playerが必要です。)


昨夜から非常に大量の緊急行動・様々な情報提供・意見交換のメールが、
ネット上で各メーリングリスト等に流れています。

とにかく、このようなたいへんな状況の中、
個人からでも何らかの行動や意思表示に参加しようと思います。



京都での緊急アクションの日程は、下記公開リソースを参照してください。
毎日、随時更新され、多数の情報が公開されます。
メモランダム@きょうと
http://groups.yahoo.co.jp/group/memo-kyo/

大阪を中心に関西全般のアクションは「かんぴー」が掲載中です。
かんぴー(関西ぴーすこよみ) (緊急行動、多数掲載中!)
http://www.sky.sannet.ne.jp/paupau/kpc/

主に大阪での行動の呼びかけが掲載されています。
関西有象無象の掲示板
http://6822.teacup.com/kurome/bbs


また、全国会議員に要請文を送るためのメールアドレスのリストがあります。
(KY生さん作成)
文例も含めたアクションの提案を、下記アドレスに転載してあります。
http://www.vvjnet.biz/misc/action09.html

<転載歓迎>

 
 
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Subject: [public-peace:0777] 緊急声明

 「世界」岡本です。
10日、以下のような緊急声明を出しました。
首相官邸、外務省、防衛庁、マスコミ各社に送り、
現在英訳してアルジャジーラほかの外国メディア
にも送る予定です。
 賛同は締め切りましたが、転送は歓迎です。


緊急声明


(1)4月8日、イラクで武装勢力に拘束された3人の日本人は、いかなる形において
も日本政府、イラク占領当局(CPA)と関係を持たない市民です。彼らは、一貫して
米英のイラク侵攻に反対し、日本政府の米国支持や自衛隊派遣にも反対してきました。
 3人は、イラクの民衆の苦しみに心を痛め、その苦しみを世界に伝えるために、そし
て民衆の生活を支援するために現地に向かいました。
 この3人が、日本政府の政策のために、イラク人によって命を奪われるとするなら、
これほどの不条理はありません。彼らを捉えた武装勢力は、ただちに3人を釈放すべき
です。


(2)日本政府は、3人の救出に「全力をあげる」というなら、ただちに自衛隊をイラ
クから撤退させるべきです。
 「人道復興支援」に派遣されている自衛隊が、現地の人々の敵意を受け、人命に犠牲
をもたらす事態は、矛盾以外の何ものでもありません。
 自衛隊の駐留は、実際は米英の占領支配の一環として行われており、いまやその占領
そのものがイラクの人々によって激しく拒否されているのです。イラク全土で激化して
いる反占領の民衆騒乱は、イラクが日本政府のいう「非戦闘地域」などではないことを
はっきりと証明しました。
日本政府の自衛隊派遣は、幾重もの虚偽と欺瞞の上に行われました。3人の拘束は、こ
の虚偽と欺瞞によって引き起こされたものともいえます。
日本政府が政策の誤りと責任を認め、自衛隊をすみやかに撤退させることを要求します



 2004年4月10日


<賛同者>
明城和子(東北大学)
阿部浩己(神奈川大学法学部教授)
荒居美樹(会社員)
五十嵐敬喜(法政大学法学部教授)
池澤夏樹(作家)
伊藤 真(法学館/伊藤塾)
伊藤悠子(看護師)
石川真澄(ジャーナリスト)
石附幸子(CAP・にいがた代表)
稲野茂正
今井 一(ジャーナリスト)
岩城正光(弁護士、子どもの虐待防止ネットワークあいち理事長、DV弁護士ネットワ
ークあいち代表)
岩下 均(市民活動情報誌『アクティブ』編集長)
岩本久美子(主婦)
岩本洋子(主婦)
内橋克人(評論家)
梅林宏道(ピースデポ代表)
浦部法穂(名古屋大学大学院法学研究科教授)
大内裕和(松山大学教員)
大串和雄(東京大学教授)
大澤真幸(京都大学助教授)
大津健一(日本クリスチャン・アカデミー)
大橋涼子(NOP法人フィフティ・ネット)
岡 夏子(芦屋町議会議員)
岡本 厚(『世界』編集長)
岡本篤尚(神戸学院大学法科大学院教授)
尾木直樹(教育評論家)
奥平康弘(憲法研究者)
小倉英敬(国際基督教大学非常勤講師)
嘉指信雄(「NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト」代表)、
梶村太一郎(ジャーナリスト)
桂 敬一(立正大学教授)
加藤周一(評論家)
加藤 節(成蹊大学教授)
金子 勝(慶応義塾大学教授)
我部政明(琉球大学教授)
鎌田 慧(ルポライター)
亀田純子(こどもCAP(子どもへの暴力防止)ふくおか)
川口真弓(NPO法人SEAN 心理相談員)
川崎 哲(ピースボート)
川本隆史(東京大学大学院教育学研究科教授)
きくちゆみ(著作・翻訳家、グローバルピースキャンペーン)
喜多明人(早稲田大学教授)
北田暁大(東京大学大学院情報学環助教授)
北村年子(ルポライター)
金時鐘(詩人)
金石範(作家)
国松祐子(子ども情報研究センター)
熊谷伸一郎(月刊『自然と人間』編集長)
小池政行(日本赤十字看護大学・青山学院大学法科大学院教授、国際人道法)
後藤 昭(一橋大学教授)
小林カツ代(料理研究家)
小林直樹(東京大学名誉教授)
小林正弥(千葉大学教授、地球平和公共ネットワーク)
小林道雄(ノンフィクション作家)
小柳清美(平和を願う九州女性ねっと)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
酒井隆史(大阪女子大学)
阪口正二郎(一橋大学教授)
坂本義和(東京大学名誉教授)
佐々木光明(神戸学院大学法学部教授)
佐藤 学(東京大学教授)
澤嶋真紀子(大阪・島本町議会議員)
澤藤統一郎(弁護士、日本民主法律家協会事務局長)
柴田鉄治(朝日新聞OB)
柴田 恵(女性と健康北九州ネットワーク)
島本慈子(ノンフィクションライター)
東海林勤(高麗博物館)
辛淑玉(人材コンサルタント)
杉原泰雄(駿河台大学教授)
テッサ・モーリス=スズキ(オーストラリア国立大学教授)
鈴木伶子(日本キリスト教協議会議長)
大門晶子(大阪・河南町議会議員)
高木美砂子
高橋哲哉(東京大学教授)
高橋伸彰(立命館大学国際関係学部教授)
田中恵子(在日難民支援NGO・RAFIQ)
田中伸尚(ノンフィクションライター)
俵 義文(子どもと教科書全国ネット21事務局長)
塚原 史(早稲田大学教員)
辻 弘枝(CAPスペシャリスト)
坪井善明(早稲田大学教授)
暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)
アンドリュー・デウィット(立教大学経済学部助教授)
遠矢家永子(NPO法人SEAN代表)
時田哲志(平和政策塾)
豊高明枝(主婦)
永嶺美智子(中学校教諭)
中村淑子(NPO法人SEAN理事)
成田龍一(日本女子大学教授)
南部裕子(NPO法人SEAN理事)
西崎文子(成蹊大学教授)
西谷 修(東京外国語大学教授)
野口真理子(九州龍谷短期大学講師)
野田正彰(関西学院大学教授、精神科医)
朴保(ミュージシャン)
原 馨(ふくやまCAPスイミー)
原田さやか(福岡県豊津町議)
原田信男(国士舘大学21世紀アジア学部教授)
藤井誠二(ノンフィクションライター)
星川 淳(作家・翻訳家)
堀眞知子(アルバイト)
堀川真理(新潟県公立中学校教諭)
ひこ・田中(児童文学家)
藤井いづみ(CAPスペシャリスト)
藤田英典(国際基督教大学教授)
細谷 実(関東学院大学教員)
前田 朗(東京造形大学教授)
松村幸子
松本澄子
松本由美子
水島朝穂(早稲田大学法学部教授)
南村利子
目加田説子(中央大学教授)
毛利子来(小児科医)
最上敏樹(国際基督教大学教授)
本山央子(Women in Black 東京)
森 英樹(名古屋大学教授、憲法学)
森岡孝二(関西大学教授)
森巣 博(作家)
森田ゆり(エンパワメントセンター主宰)
矢部和子
山口二郎(北海道大学法学部教授)
山本俊正(日本キリスト教協議会総幹事)
梁石日(作家)
横川寿美子(帝塚山学院大学教授)
米倉之子
義家弘介(北星学園余市高等学校教諭)
吉田敏浩(ジャーナリスト)
C・ダグラス・ラミス(沖縄国際大学講師、政治学者)
和田春樹(東京大学名誉教授)
サバイバー支援グループ「First Stepファースト・ステップ」

以上、131名



<問い合わせ先>
『世界』編集部 岡本厚  tel.03-5210-4141(10日16時まで)

 
 
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◆2004/04/11 「イラク人質:24時間以内に解放 アルジャジーラが速報」
 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040411k0000m030158000c.html

 「【バグダッド小倉孝保】ヨルダンからイラクに向かっていた日本人男女3人が武装集団に拘束され人質となった事件で、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」は日本時間の11日午前3時前、犯行グループが3人を24時間以内に解放することを決めた、と速報した。イスラム教スンニ派の指導者の説得に対し、犯人グループが応じたためという。日本政府を巻き込んだ事件は、一転し、無事解決へと向かった模様だ。
 人質は▽ジャーナリスト、郡山総一郎さん(32)=宮崎県出身▽市民団体代表、今井紀明さん(18)=札幌市▽ボランティア活動家、高遠菜穂子さん(34)=北海道出身。
 アルジャジーラの報道によると、犯人グループは新たな声明で「24時間以内に(人質)3人を解放する。日本国民に頼みがある。日本政府に対して日本軍(自衛隊)が撤退するよう圧力をかけてほしい」と訴えたという。
 3人はイラクで取材やボランティア活動をするため、アンマンのホテルからタクシーに乗り出発。国境を越えた後、イラク西部で拘束されたとみられていた。
 犯人グループは「サラヤ・アルムジャヒディン(イスラム戦士軍団)」と名乗り、アルジャジーラなどに8日、人質の映像を収めたCD類を届けた。さらに声明で日本政府に対し「軍隊(自衛隊)を撤退させなければ、彼ら(人質)を焼き殺す。期限はテープの放送から3日間だ」と脅していた。
 小泉首相は9日、「テロリストの卑劣な脅しに乗ってはいけない」と述べ、自衛隊撤退を拒否。政府は事件解決へ向け、米やイラクの米英占領当局(CPA)に全面協力を要請し、家族は無事救出を訴えていた。」
 毎日新聞 2004年4月11日 3時27分


 
 
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皆さんこんにちは。
天木直人の緊急提言です。
ご賛同いただける方、転送転載どうぞ宜しくお願いします。

天木直人の緊急提言

2004年4月12日

  今緊急に行う事は、三人を救済する唯一かつ最善の方法が自衛隊の撤退であるという認識の下に、小泉政権を内閣総辞職にもっていく動きを国民が直ちに行う事です。小泉政権は「自衛隊を撤退しない」と言っているのですから。その小泉を引き摺り下ろすしかない。答えは自明です。彼は国民の手で選ばれた代理人でしかない。その代理人が国民の生命と安全を軽視するどころか脅かしているのですから、即刻退陣を求めるしかない。第一報を聞いても二時間も酒を飲み続けたという事実一つでも辞職に値します。
  繰り返して国民の皆さんに申し上げたい。スローガンを「自衛隊の即時撤退」から「小泉首相の即時退陣要求」に切り替えたほうがよい。それはアルヤジーラを通じて世界に発信するメッセージとして、さらには三人の救済にとっても最善です。彼らが無事なうちに小泉退陣に追い込めば必ず三人は解放されます。小泉退陣の要求を強く求めていきましょう。私はその先頭に立ちたい。
  チェイニーに知らしめようではないか。米国が傀儡にしている日本の首相は日本国民の手で追放された。米国は日本国民の要望に逆らった政策を如何なる日本の首相にも命じる事は出来ない。米国は日本の自民党政権を相手にするのではなく、日本の国民を相手にしなければならないとことを占領以来初めて知る事になるのです。これこそ日本の革命です。三人を国民外交により救済し日本に革命を起しましょう。
  三人の日本人を救済する事の出来ない小泉首相の一刻も早い退陣を求める新たな動きを今すぐ始めましょう。

  天木 直人
  ホームページ:http://www.amaki.info

 
 
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Date: Sat, 01 May 2004 12:44:15 +0900
Subject: [kdml:0151] 5月8日 細井明美さん講演会(高槻)のお知らせです。

■関西圏ドキュメンタリー等上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml/
ログ http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/kdml@freeml.com
---------------------------------------------------------------------
ようだいです。

複数の平和関連メーリングリスト 及び
お世話になっております方々へ 私信として
同報で送信させて頂きました。
重複 また 同報のご無礼、何卒ご容赦願います。

5月8日(土) 大阪・高槻にて、以下の講演会が開かれます。
私も微力ながら 委員会メンバーとして関わっています。

日本人の方も含めた人質事件・ファルージャでの大規模攻撃など
イラクの状況は、マスメディアでも報道されています。
アメリカの「戦争終結宣言」から 1年も経っているのに。

今起こっている戦争を止めること。
戦争の犠牲にあっている人々を助けること。
戦争のない世界にすること。
それらの問題を解決する「行動」を
見つけ、実行するための講演会です。

講演会のお知らせと共に、イラクでの状況をご理解頂くために、
清末愛砂さん(ISM:国際連帯運動)からのメールも
転記させて頂きました。併せてご覧ください。
(私の判断で適宜改行しました)

講演会への、一人でも多くの方のご参加を、お待ちしております。


************

細井明美さん講演会
「イラクで何が起きているのか?―市民活動から見えるもの」

5月8日(土) 午後6時30分〜9時(6時開場)
場所 高槻市立総合市民交流センター 8階イベントホール
    案内:http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/kurasu/db4-koryu.html
    JR「高槻」駅南口より2分、阪急「高槻市」駅より徒歩7分
    TEL:072−685−3721
講師 細井 明美 さん(VAWW−NETジャパン)
参加費 950円
問合 TEL/FAX:072−672−0932
    Eメール:aab52120@pop12.odn.ne.jp

主催 5・8細井明美さん講演会実行委員会
協賛(4月21日現在、50音順)
  行くな行かすな自衛隊!高槻市民の会
  イラク国際戦犯民衆法廷・北摂実行委員会
  WIB尼崎 WIB大阪 WIB堺
  WIB島本 WIB高槻 WIB西宮
  NPO法人SEAN 大阪自由学校「ぼちぼち」
  女たちのピースアクション かんぴー
  暮らしの中から政治を変える女たちの会
  在日韓国民主女性会
  「女性・戦争・人権」学会
  高槻ジェンダー研究ネットワーク
  高槻「タチソ」戦跡保存の会 高槻むくげの会
  日本消費者連盟関西グループ
  ふぇみん大阪 ホップ・ステップ・ジャンプの会
  ライフデザイン工房


アメリカ政府の虐殺行為により、
アフガニスタンやイラクでの犠牲者は、
日に日に増加するばかりです。

明日 今日 生きている保証のない人々。

彼らを救うための行動を
私たちがひとつひとつ、
実行していかなければいけません。

アウシュビッツ・ベトナム・アフガン
そしてイラクで医療支援を続ける
細井明美さんにお越しいただき、
講演会を開きます。

イラクの人々の生の声を聞き、
実際のイラクの状況を
確かめている細井さんを囲み、
彼らを救う具体的な方法を考えませんか。


細井 明美 さん プロフィール:
 1950年東京生まれ。
 高校時代にベトナム反戦運動に出会い、
 以後いろいろな市民運動に関わる。
 NGOとして北京世界女性会議、
 国連子どもの権利委員会に参加。
 1996年よりフリージャーナリスト
 松井やよりのアシスタントになり、
 2002年12月逝去するまで傍らで働く。
 2002年、アフガニスタンへ医療支援および
 空爆被害調査のために2回訪問。
 2003年6月医療支援のためのイラク訪問に続き
 10月子どもたちへの支援のために再度イラクを訪問。
 また、2003年2月からイラク戦争に反対するために
 毎週土曜日、新宿西口地下広場で反戦スタンディングを行なう。
 2003年12月、イラクの24歳の女性のサイト
 「バグダードバーニング」を女性7人で日本語に翻訳して
 占領軍下のイラクを紹介。
 2004年1月イラクの子どもたちを支援するNGOを立ち上げる。
 現在、「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク
 (VAWW−NETジャパン)所属、
 女たちの戦争と平和人権基金理事、
 イラク子ども健康基金共同代表。
 ホームページ http://www.d7.dion.ne.jp/~anneh/




************
以下は清末愛砂さんからのメールです。
************
皆さん

こんにちは
清末愛砂です。ご挨拶が遅くなってしまいましたが、
先週の土曜日に北イングランドのブラッドフォードより
日本に引き揚げてきました。
しばらくは東京をベースにして、
研究・活動を続ける予定にしております。
今後ともよろしくお願いします。

4月23日付けの共同通信の記事に、
イラクのファルージャの住民と米軍が、
米軍による掃討作戦の中で
殺された住民の死者数をめぐって、
「対立」しているというものがありました。

記事によると、ファルージャの住民は
600名以上の死者が出たと主張しています。
米占領当局は270名と言い、
ファルージャの住民の主張を
「誇張」だと批判しているというのです。

記事を読んでいるときに、
2002年4月にパレスチナの
ヨルダン川西岸地区のジェニンで起きた
虐殺を思い出しました。
虐殺のあと、犠牲者の数をめぐって
イスラエルとパレスチナが「対立」しました。
虐殺が起きているとき、
私はちょうどエルサレムにいました。
友人と夕食を食べているときに、
友人の知り合いであるスコットランド人のフリーライターが、
同じレストランにやってきました。
彼はジェニンから帰ってきたばかりでした。
私が「ジェニンで何があったの?」と聞くと、
彼は「数は分からないけれど、
多数のパレスチナ人が殺されたよ」と答えました。

記録上、数を正確にしなければならないときもあるかもしれません。
しかし・・・と思うのです。仮にアメリカが主張する
「住民の死者数が270名」というのが「正し」かったとしても、
米軍が270名もの多数の住民を虐殺したということが
許されるはずがないですよね。
5名だろうか、10名だろうが、100名だろうが、
虐殺が許されるはずがありません。
それにしても270名というのはものすごい数です。
「600名じゃなくて、270名。住民側は誇張している」
などとよくも言えるものです。

先日、送信させていただいたクリスチャン・
ピースメーカー・チームの文書には、
米軍がファルージャの一つの病院を爆撃し、
もう一つの病院を米軍の緊急司令部として使うために、
接収したということが書かれていました。
病院に対する攻撃もイスラエル軍がやることと同じですね。
「イラクのパレスチナ化」と言われることがありますが、
そうではなくて、イラクがそれ以上の状態にあるのだと私は思います。
今までとんでもないことをパレスチナ人に対して
行ってきたイスラエル軍は、米軍を「見習って」、
更にその攻撃をエスカレートするのではないかと懸念しています。
現実に、先日のシャロンとブッシュの会談の後、
イスラエル軍の攻撃がさらに激化しているという
レポートが届いています。

死者の数ということで、あるパレスチナ人に
言われたことを思い出しました。
「パレスチナ人は殺されても、その数しか報道されない。
自分たちの名前なんかどうでもいいから」。
彼はいつも、イスラエル軍に殺された友人の
顔写真を焼き付けた小さなプレートを首からかけています。
パレスチナにいようと、イギリスにいようと、ドイツにいようとです。
殺された親友のことを忘れないために。
私は、殺された友人の顔を以前、
滞在していたバラータ難民キャンプで見かけたことがあります。
生身の彼ではありません。
殉教者のポスターとして壁に貼られていたのでした。

長いメールを書いてしまいました。

それでは
清末愛砂


以下、23日付けの共同通信の記事
・・・・・・・・・・・・
死者数めぐりせめぎ合い ファルージャ住民側と米軍

【バグダッド23日共同】
イラク全土での治安悪化の一因となった
中部ファルージャの戦闘での住民の死者数をめぐり、
約270人とする米占領当局側と、
「600人以上」とする住民側が対立している。
米軍は住民側主張を「誇張」と批判するが、
メディアの報道は米側集計に批判的だ。
米軍は今月5日、包囲していたファルージャに
戦車や攻撃ヘリコプターで大規模攻勢をかけ、
ファルージャ総合病院のラフィエ・イサウィ院長は
同病院と市内の4医院で計600人以上が死亡、
うち多くが一般市民だと述べている。
これに対し駐留米軍のキミット准将は
「攻撃は正確に行っている」と市民の犠牲を否定。
同軍高官は「(敵の)プロパガンダだ」と決め付けた。
(共同通信)

 
 
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Date: Wed, 26 May 2004 20:28:23 +0900 (JST)
Subject: [kdml:0225] 土井敏邦さんよりお知らせ(TV放送予定)

■関西圏ドキュメンタリー<等>上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml

フリージャーナリスト・土井敏邦さんからの放送のお知らせとのことです。

    ○────────────────────────◆○◆

■TV放送

 たびたび、急なご案内ばかりですみません。

 イラクで 「ファルージャ」と平行して取材を続けてきた「イラク人囚人虐待問
題」の取材の一部を下記のように報告します。

 1) TBS 「News 23」  5月27日(木曜日) 午後10時54分から
5分ほど (おそらくトップニュース)

 2) TBS 「報道特集」  5月30日(日曜日) 午後5時半から

 内容は、イラク国内の3ヵ所の刑務所生活を体験したある聖職者の証言
(セックスの強制/性玩具による強姦/顔面への放尿など)、
旧イラク軍司令官の拷問死の遺族証言、女性囚人へのレイプ事件などです。

 また前回の「ファルージャ報告」のように、緊急なニュースのために、
延期または中止になる場合もありますので、ご了承ください。
                              草々   

(以上他MLより部分転載・一部修正しています)

 
 
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Date: Wed, 26 May 2004 00:05:07 +0900
Subject: [kdml:0222] 安田純平氏講演会(5月 28 日、大阪市)

■関西圏ドキュメンタリー<等>上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml

安田純平氏の講演会が28日(金)、大阪で行なわれるそうです。

以下転載(転載歓迎)
---------------------------------------------------
  フリージャーナリスト安田純平氏が語る
  拘束体験を通してみたイラク戦争・占領
  −−ファルージャの状況を中心に−−

日 時 : 2004年5月28日 6時開場 6時半開始
場 所 : エル大阪 708号室 (地下鉄・京阪天満橋) 
会場費 : 1000円

主 催 : アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
連絡先 : 阪南中央病院労働組合気付  072-331-1919

 フリージャーナリストの安田純平氏は、イラクのファルージャ近郊でイラク人レジ
スタンスにより拘束された5人の日本人の一人です。

 日本では当初あまり報道されなかった、700人とも800人とも言われる“ファ
ルージャの大虐殺”こそが今のイラクの状況を集中的に表すキーポイントです。
安田氏は米軍によって包囲され、住民が無差別に殺されているファルージャを
どうしても自分の目で見て確かめたいと飛び込んでいったのです。
拘束されたことによって、安田氏はファルージャの虐殺、そのもとでイラクの人々が
米軍に対して感じている怒りを身をもって知ることになりました。

 また現在、アブグレイブ拘置所での米軍による虐待・拷問・殺害問題が国際問題に
なっています。
しかし、アブグレイブで数々の拷問を受けた人々こそ、ファルージャとスンニ派地帯
に住む人々であり、何の根拠もなく痛めつけられ連行され閉じこめられた人々なの
です。
アブグレイブこそファルージャの怒り、武装蜂起の原因の一つなのであり、二つは
いわば“対の問題”なのです。

 安田氏の体験はまた、米軍占領下のやりたい放題の横暴、暴虐が続く下で、
これに加担し自衛隊を派兵した日本と日本人に対するイラクの一般民衆の感情が
一変したことを私たちに思い知らせました。
日本に強い親近感を持っていたイラクの人々をここまで追い込んだものは一体何なの
か、反省を込めて自覚しなければ成りません。

 安田氏は更に、昨年のイラク戦争をその発端から「人間の盾」に参加する中から
取材し、今年も3月からイラクの取材を続けてこられました。そして反米武装勢力に
よる拘束という極めて強烈な体験をされたのです。
身体全体でつかみ取ったイラクの現実の姿を、ぜひ安田氏から直接お聞きしたいと
思います。ふるってご参加下さい。
--------------------------------------------------
転載ここまで。


 
 
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Date: Thu, 03 Jun 2004 23:11:43 +0900
Subject: [kdml:0241] Fwd: 郡山総一郎さん講演会

■関西圏ドキュメンタリー<等>上映情報(KDML) http://www1.vvjnet.biz/kdml
 
講演会の情報を転送します。 本河

○────────────────────────◆○◆

【6月11日@京都大学・「とっても便利出版部」】
 郡山総一郎さん講演会 (聞き手:岡真理さん) のご案内を送付いたします。
(チラシより転載)

★(ここから)--------------------------------------------------------★

≪6月11日(金)≫
  イラク「人質」 郡山総一郎さん講演会 『イラクで何が起こっているか?』

  -------------------------------------------------------- 
 郡山総一郎さん ×
      聞き手:岡真理さん (京都大学大学院 人間環境学研究科助教授)
  --------------------------------------------------------

 大儀なき戦争、イラク民間人の大量虐殺、アメリカ軍による劣化ウラン弾の使用、
そして米軍による目を覆う虐待の実態…イラク情勢は混迷の度合いを深め、まさに
「第二のヴェトナム」となりつつあります。
 イラクの現状について、現地でジャーナリストとして活動中にイラクで人質にな
り、
無事救出された郡山さんをお迎えしてお話を伺います。
 イラクで今何が起こっているのか、イラク戦争の真実を語って頂きます。
-------------------------------------------
★料金: 大学生 (前売 800円  当日 900円)
      一般   (前売1000円 当日1200円)
-------------------------------------------
★日時: 2004年6月11日(金)
              18:00開場 18:30開演
-------------------------------------------
★場所: 京都大学総合人間学部キャンパス
      人間環境学研究科地下一階 B23教室
      (市バス201・206系統「京大正門前」下車)
 自転車等で来る方は、人間環境学研究科のピロティが19時で閉まる
 そうなので、A号館の方に駐輪して下さるようお願いいたします。
--------------------------------------------------------
☆チケット取り扱い
 前売は京都大学生協ルネでお買い求めできる他、
 company@benri-web.com
 でも御予約できます。
---------------------------
★主催: とっても便利出版部 
---------------------------
☆お問い合わせ
 company@benri-web.com 090-9888-1225 (服部)

★(ここまで)--------------------------------------------------------★


 
 
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■TV放送(ドキュメンタリー)

テレメンタリー2004
「誰のために戦ったのか」〜劣化ウラン弾にヒバクしたアメリカ兵〜

2004年8月14日(土)深夜26:00〜26:30/25分枠
         (深夜2:00〜2:30) 
朝日放送(ABCテレビ) ※関西での放送時間です

湾岸戦争から使われている劣化ウラン弾。使用されたイラクでは、小児
白血病や先天性異常など深刻な健康問題が起きている。今年4月、イラ
ク戦争に参加したアメリカの州兵6人が、劣化ウラン弾にヒバクしたと
告発した。彼らは、ひどい頭痛や手のしびれなど体調不良を訴えている。
今回の州兵たちは戦闘に参加していない。彼らを診断した医師は、「劣
化ウランを含んだ塵を吸ったため」と指摘。軍は否定している。アメリ
カの劣化ウランの現状を、現地取材した。
(制作:広島ホームテレビ)

テレメンタリー2004 Habermas, Jurgen ; Derrida, Jacques 2003 Philosophy in a Time of Terror: Dialogues With Jurgen Habermas and Jacques Derrida, University of Chicago Press=20040128 藤本 一勇・澤里 岳史 訳,『テロルの時代と哲学の使命』,岩波書店,ISBN4-00-024009-9 2700 ※ *
◆Mailer, Norman 2003 Why Are We at War?, Random House=20030905 田代 泰子 訳,『なぜわれわれは戦争をしているのか』,岩波書店,131p. ISBN:4-00-001559-1 ※ *


UP:20031222 REV:20040110,29 0313,16 0409,11,12,15,22..0502,13,26 0604...0729 0805 0902,1019 1230
米国/イラク/…・2003  ◇イラク  ◇世界
TOP HOME (http://www.arsvi.com)