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イラク戦争/米国/…・2003

イラク戦争/イラク派兵/…・2004
イラク



●2003/09〜

◆君島東彦 2003/09/25 「米英の対イラク戦争を裁く世界の市民の動き」
◆2003/10/15 アジア平和連合ジャパン&バウネット・ジャパン
 「イラク国際民衆法廷に関する意見書」
◆2003/11/02 緊急シンポジウム
 日本外交と「反テロ」世界戦争──前レバノン大使・天木直人氏を迎えて
◆2003/12/07 イラク派兵中止を求める12.7市民緊急アクション
◆2003/12/09 佐々木 公一『週刊/ALS患者のひとりごと』128
 イラクとアメリカと日本と
◆明治学院大学国際平和研究所スタッフ有志 2003/12
 「私たちは自衛隊イラク派遣に強く反対します」
 http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/


◆イラク占領監視センター
 http://www.occupationwatch.org/

◆「イラク文献情報」(アジア経済研究所図書館 2003-06-12)
 http://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Ref/Iraq/
◆2003/04/21 日本アメリカ学会会長・イラク戦争に関するアメリカ学会会員有志の要望書への回答(HP公開 2003-05-03)
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaas/news/2003/0503_iraqwar.html
◆2003/04/00 イラク戦争に関するアメリカ学会会員有志の声明及びアメリカ学会への要望書
 http://www.h5.dion.ne.jp/~gohome/appeal/

◆イラク: 非戦のためのリンク集
 http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/no_more_violence/
◆「NEWS@nifty 世界各地で高まる反戦運動」
 (「世界各国では、連日のように反戦デモが繰り広げられています」)
 http://www.nifty.com/mnavi/238/antiwar.htm
◆「デイリーポータルZ イラク攻撃関連リンク集」
 (「イラクとはどんな国家なのか。歴史やライブカメラ、現地からの日記なども」)
 http://www.nifty.com/mnavi/238/portal.htm
◆中東調査会「イラク問題に対して、日本人として何を考えるのか・何ができるのか」
 http://www.meij.or.jp/
◆WORLD PEACE NOW 3.8
 http://www.worldpeacenow.jp/
◆peacepalm
 http://www.palmtr.com/peacepalm/

◆中東の歴史年表 T
 http://www10.plala.or.jp/shosuzki/edit/asia/neareast.htm
 *ラテンアメリカの政治(鈴木頌)   http://www10.plala.or.jp/shosuzki/

●2003/05〜

◆2003/05/04 「人間の盾の死」
 午後5時半 TBS
◆2003/05/08 イラク緊急報告会/東京 イラク・爆撃下で何が起こったのか
 ――現場を目撃したジャーナリストたちの報告――
◆2003/05/10 WINC5月例会
 戦争論再論
◆2003/05/11 鎌田東二「地球的平和の公共哲学の形成」
 『徳島新聞』2003-05-11朝刊,12朝刊
◆2003/05/14 緊急トークライブ イラク戦争を伝える〜ビデオジャーナリストの視点
◆2003/05/22 エドワード・サイード「アラブのおかれた状況」
 Al-Ahram Weekly Online 2003年5月22−28日 No. 639
◆2003/05/24 丸木美術館緊急連続講演 第2回 豊田直巳(フォト・ジャーナリスト)
 映像報告「イラク戦争の実態」 ジャーナリストが見たイラク戦争の実像
◆2003/06/01 『現代思想』2003年6月号
 特集:反戦・平和の思想
◆2003/06/15 映像'03 盾になった人々〜イラク戦争と反戦市民運動〜
 毎日放送MBSテレビ
◆2003/06/17 日本学術会議主催公開講演会
 「文明の衝突 文明誌の視点から」
◆2003/06/24 「米軍爆撃で脚切断を迫られるイラク人少年」(仮題)
 テレビ朝日「ニュースステーション」


●〜2003/04

◆2002/11/28 Edward W. Said Misinformation about Iraq,Al Ahram Weekly 2002/11/28-12/4号 No.614
 =中野真紀子訳,「イラクについての誤情報」
 http://home.att.ne.jp/sun/RUR55/home.html
◆2003/02/01 「帝国とイラク攻撃」M・ハート(長原豊・訳)
 『現代思想』31-02(2003-02) 特集:『帝国』を読む
◆2003/02/04 フェデリコ・マジョール・サラゴサ(UNESCO事務局長)、ノーム・チョムスキー 他
 「ブッシュ大統領あて公開書簡」
◆2003/02/06 前イラク国連調査官のリッター氏の講演 於:東大駒場
 講演記録
 http://www.ribbon-project.jp/ritter.html
 http://www.ribbon-project.jp/SR-shiryou/shiryou-index.htm
◆2003/02/09 AIDS Patients Hidden Victims of Any Iraq War--UN
 June 9 2003
◆2003/02/  「アメリカのイラクへの戦争に反対する声明」
 中国の学者、作家、知名人506名(2月17日現在)
◆2003/02/  酒井さんより 安保理理事国への要請行動のご案内(↓)
◆2003/02/16 インパラ『イラクの小さな橋を渡って』英語版公開
 http://www.impala.jp/iraq/
 『イラクの小さな橋を渡って』(文・池澤夏樹、写真・本橋成一)
 http://www.impala.jp/newbooks/
 「新世紀へようこそ」
 http://www.impala.jp/century/
◆2003/02/16 山口平明『そぞろ通信』2月号
◆2003/02/20 「社会科学研究者は訴える」事務局
 「米国のイラク先制攻撃反対の新聞広告」報告とよびかけ
◆2003/02/22 イラク非戦会議「地球的平和と公共性──イラク戦に抗して」
◆2003/02/23 イラク非戦会議「地球的平和と公共性──イラク戦に抗して」
◆2003/02/  米国の大量破壊兵器を査察する「巨悪を根絶」からのお知らせ
◆2003/02/28 「研究者は訴える。米国の対イラク先制攻撃に反対します。日本のイラク攻撃加担に反対します。」
 意見広告・『朝日新聞』
 http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/appeal/
 1522名が賛同し1473名がアピールに氏名を掲載
◆2003/03/01 『現代思想』31-03(2003-03) 特集:テロとは何か
 http://www.seidosha.co.jp/siso/200303/
◆2003/03/00 Said, Edward W.「もうひとつのアメリカ」
逸見龍生訳,『ル モンド ディプロマティーク』電子版(日本語)03年3月号
 http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles03/0303.html
◆2003/03/06 Against Iraq-War
 MoveOn.org.
◆2003/03/07 日本テレビ「きょうの出来事」
◆2003/03/10 緊急集会「対イラク戦争と日本:中東研究者が鳴らす警鐘」
◆2003    13歳のシャーロッテ・アルデブロンがメイン州の平和集会で話した内容
◆2003    「これは私たち自身に対する戦争だ」(The War Against Ourselves)
       米誌『YES!』(2003年春号)
◆2003/03/11 日本障害者協議会「緊急声明 私たち日本の障害者は、イラク戦争に反対します──理性にもとづく平和的解決を」
◆2003/03/13 「イラク難民支援に備え岡山の「AMDA」が職員派遣」
 NHKニュース速報
◆2003/03/16 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』105
 空爆と空襲
◆2003/03/17 Moore, Michael "A Letter from Michael Moore to George W. Bush on the Eve of War"
 =「マイケル・ムーアからブッシュへの公開書簡」
◆2003/03/17 山口平明『そぞろ通信』3月号
◆2003/03/18 「決議欠く攻撃は「国際法違反」 研究者ら声明提出へ」
 『朝日新聞』2003/03/18
◆2003/03/19 MoveOn "A Citizens' Declaration"
◆2003/03/19 国際協力NGOセンター(JANIC)
 "Emergency Declaration : We condemn the US decision to wage a war against Iraq"
 http://www.janic.org/iraq/iraq.html
◆2003/03/19 研究者は訴える「意見広告」呼びかけ人
 「私たち研究者は対イラク戦争と日本の加担に再び反対します」
◆2003/03/20 イラク攻撃開始・緊急アクション 18:30米大使館前(封鎖時は虎ノ門駅方向から)
 http://www.worldpeacenow.jp/
◆2003/03/20 アムネスティ・インターナショナル日本
 「国際刑事裁判所(ICC):ついに本格始動──国際社会そして日本はICCに込められた希望を踏みにじってはならない」
◆2003/03/20 山口泉「アメリカらのイラク侵略について」
◆2003/03/21 池澤夏樹「戦争が始まった」
 『Cafe Impala News』http://www.impala.jp
◆2003/03/21 MoveOn "War has begun. What you can do."
◆2003/03/21 13時30分〜ピースパレード
 http://give-peace-a-chance.jp/118/321.html
 主旨http://give-peace-a-chance.jp/118/index2.html
◆2003/03/21 渡辺武達「命の水絶つ最悪の破壊行為」
 世界水フォーラム公式新聞 2003年3月21日
◆2003/03/22 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』106
 憲法前文、9条、99条、国連憲章
◆2003/03/22 シャプラニール=市民による海外協力の会「「イラクへの軍事攻撃」に関する緊急声明」
 http://www.shaplaneer.org/press/iraq_seimei.htm
◆2003/03/22 渡辺武達「戦争は最大の人権侵害行為」
 『京都新聞』2003年3月22日朝刊
◆2003/03/26 つるたまさひで「戦争反対!!投票に行こうキャンペーン」
◆2003/03/26 「イラク戦争に関するアメリカ学会会員有志の声明及びアメリカ学会への要望書」
 http://www.h5.dion.ne.jp/~gohome/appeal/
◆2003/03/27 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』107
 予防的自衛権行使による先制攻撃
◆2003/03/29 渋谷宮下公園「Stop war! World Action」
◆2003/03/29〜丸木美術館で緊急開催中 豊田直巳写真展「イラクの子供たち」
◆2003/03/30 DPI(障害者インターナショナル)日本会議常任委員会
 イラク攻撃の即時中止を求める声明
◆2003/03/30 村瀬学「今だからこそ「遺体報道論」を──「イラク戦争」の報道姿勢への批判をこめて」
 『じゃのめ見聞録』30http://www2.dwc.doshisha.ac.jp/mmurase/janome/janome30.htm
◆2003/04/05 緊急シンポジウム「イラク戦争と環境破壊」
◆2003/04/05 「イラク復興の責任者は、実は武器を商売にしている人物だ」
 Japan Times紙/2003年4月5日付(Observer紙からの転載)
◆2003/04/06 ピースボートイベント「戦争を起こさないための20の法則」
◆2003/04/06 障害者も怒っているぞ!反戦市民集会
◆2003/04/10 村瀬学「「イラク戦争」は本当に「戦争」だったのだろうか──「戦況報道」と「戦場報道」のはざまで考える」
 『じゃのめ見聞録』31http://www2.dwc.doshisha.ac.jp/mmurase/janome/janome31.htm
◆2003/04/12 広河隆一(フォトジャーナリスト)「爆撃下のイラク緊急報告」
◆2003/04/14 「「悔しい」「今後は…」 「盾」やボランティア」
 共同通信ニュース速報
◆2003/04/15 佐々木公一『週刊/ALS患者のひとりごと』109
 大本営発表インアメリカ
◆2003/04/23 山口泉「精神の戒厳令下」通信★ 第13号
 「イラク侵攻のもたらすもの」〔前篇〕の御案内
◆2003/04/23 山口泉「精神の戒厳令下」通信★ 第14号
 「イラク侵攻のもたらすもの」〔後篇〕の御案内

 

◆酒井さんより 安保理理事国への要請行動のご案内

各位

前略

以下のような形で、来る対イラク攻撃容認国連決議に、拒否権を行使して反対するよ
うに安保理事国に呼びかけたメールやファックスを送るキャンペーンを実施していま
す。これが最後のチャンスになるかもしれません。よろしくご協力ください。なお以
下に上げたのは、私自身が仏、中、露の国連代表へ宛てて送ったメール内容です。サ
ンプルとしてご利用ください。(ちなみにキャンペーンを実施している米国の友人か
らは、仏大使館自身がどれだけ国際的な後押しがあるのか、特に米国世論が反戦なの
かを知りたがっていて、「反戦メールの洪水」を求めているとの感触を得ているとの
ことです。)

取りいそぎ。
なお文末に安保理各国のアドレスとファックス番号をまとめてあります。

 Dear Sirs,

 I urge your representative in the United Nations Security Council to
 veto any resolution sponsored by the United States which would
 authorize an aggressive war against Iraq by the United States and
 any"coalition of the willing." While ignoring completely far greater
 threats to world peace and security, the Bush Administration has
 itself become the greatest threat to peace, all in the empty name of
 ridding the world of a dictator, which previous U.S. governments
 supported. Please veto the forthcoming U.S. resolution to authorize
 war against Iraq; do not just abstain!

  Thank you.

 NAME
 ADDRESS

     Contact info for members of Security Council (Ambassador's
     name,email
    and fax):
   
    S.E. Ambassador M. Jean-Marc de LA Sabliere france-presse@un.int
    (212) 207-9765
   
    H.E. Ambassador Mr. Sergey Lavrov
    rusun@un.int
    (212) 628-0252
   
    H.E. Ambassador Wang Yingfan chinamission_un@fmprc.gov.cn
    (212) 634-7626
   
    H.E. Ambassador Sir Jeremy Greenstock
    uk@un.int
    (212) 745-9316
   
    H.E. Ambassador Mr. Stefan Tafrov
    bulgaria@un.int
    (212) 472-9865
   
    S.E. Ambassador Martin Belinga Eboutou info@cameroonmission.org
    (212) 249-0533
   
    H.E. Ambassador M. FranA§ois Lonseny Fall
    guinea@un.int
    (212) 687-8248
   
    S. E. Embajador Adolfo Aguilar ZA-nser
    mexico@un.int
    (212) 688-8862
   
    H.E. Ambassador Dr. Mikhaa?Til Wahbi
    syria@un.int
    (212) 983-4439
   
    S.E. Ambassador Dr. Ismael Gaspar Martins
    ang-un@angolamissionun.org
    (212) 861-9295
   
    S.E. Ambassador Juan Gabriel ValdAcs
    chile@un.int
    (212) 832-0236
   
    H.E. Ambassador Dr. Gunter Pleuger contact@germany-un.org
    (212) 940-0402
   
    H.E. Ambassador Inocencio F. Arias
    spain@spainun.org
    (212) 682-4460
   
    H.E. Ambassador Munir Akram
    pakistan@un.int
    (212) 744-7348

 *お問い合せをいただきましたが。出処はたしかです。よろしく。(立岩)

 
 

     【チョムスキーらブッシュ大統領あて公開書簡】

        2月4日スペイン、バルセロナ市で発表。
     原文、メキシコ「ホルナーダ」紙、2003年2月5日付。
              (新藤通弘・訳)
====================================================================

 いかなる戦争にいたることも、常に一歩後退です。それは、民主主義、発展、
相互理解の失敗です。また、人類全体にとって敗北です。私たちは、これまで
常に、また特に2001年9月11日以降、生命を尊び、暴力に反対してきました。

 しかし、イラクに対するアメリカ合衆国の好戦的な行動は、世界の共存と国
際法の基盤に対する脅威となっています。この基盤は、両世界大戦の後、アメ
リカ合衆国の指導力のもとで、まさに世界大戦を永久に避けるために築かれ始
めたものです。

 アメリカ合衆国の一方的な企図を抑制しようとする国連およびいくつかの国
々の努力にもかかわらず―安全保障理事会決議1441号は、この紛争の外交的解
決への道を新たに開きましたが―、査察の結果を無視し、また多くの人々、機
関、政府の真摯な反対を無視して、イラクに対する戦争を開始することを決定
することが不可避であるように思われます。

 しかし、それは、疑いもなくより多くの死者、惨劇、絶望を、すでにかなり
苦しめられており、試練にさらされている国民にもたらすものとなるでしょう。
情報操作のキャンペーンが推し進められているにもかかわらず、世界の世論の
大部分は、先制攻撃戦争に対するいかなる理由も見出しておりません。

 本当にアメリカ合衆国政府は、情報操作と先制攻撃戦争によって、もっと平
和で、正当で、安全で、自由で、民主的な世界を建設することに貢献すること
になると考えているのでしょうか? 地球の多くの地域から、また自国からさ
えも起き上がってきている怒りの声が聞こえないのでしょうか?

 歴史に対する大きな責任、また使用されようとしているあらゆる種類の膨大
な資源についての良識が、過去において発揮されたように、人類自身への信頼
を人類に取り戻すことを願っています。この場合には石油と兵器産業と結びつ
いた単に経済的利害によって世界の諸強国が動き、暴力、貧困、憎悪を世界中
にばらまくという苦い教訓を与えないように。

 これらの問題を連帯、正義、協力でもって解決するように。このことこそ、
人類が必要とし、期待していることです。私たちは、9月11日の悲劇によるア
メリカ合衆国国民の痛みと恐怖を引き続き共有し、理解します。しかし、この
痛みが繰り返されることなく、拡大されることがないようにする、またテロリ
ズムの根源が縮小し、地球から消滅するようにする最良の方法は、現在行って
いることとは、まさに正反対のことを行うことです。道を思い切って変えるこ
とを恐れないでください。地球に平和、正義、発展を築いてください。

署名者:フェデリコ・マジョール・サラゴサ(UNESCO事務局長)、ノーム・チ
ョムスキー、マリオ・ソアレス、リゴベルタ・メンチュー、ジョセフ・ロット
ブラット、アドルフォ・ペレス・エスキベル、ジョゼ・サラマーゴ、スーザン
・ジョージ、コラ・バイス、イグナシオ・カレーラス、アアレクサンダー・ラ
イクホタル、エドゥアルド・エステベス、カイラッシュ・サティアルシ、アン
ドリュウ・シムス、モハマッド・ファイェク、コルネリオ・ソマルーガ、キン
・チ・ラウ、アラン・トウレーン、クミ・ナイドウ、サラ・ロンゲ、ホルヘ・
ブロベト、ロア・バーバー、ポール・オルテガ、アブドラ・アンナイム、ホル
ヘ・ニエト、マリワイン・アッシュフォード、ハゼル・ヘンダーソン、アナイ
サベル・プレラ、アルカディ・オリベーラス、エンゼルス・マタロ、パイブー
ン・ワッタナシリサム、フェリックス・マルティ、ワーレン・ベル、ライモン
・リベーラ、グルツ・ジャウレギ、ジョセフ・M・ファブレガス、ジョセフ・
セルカビン


 
 

◆2003/02/20

 「社会科学研究者は訴える」事務局から、ご報告いたします。
 19日ついに1000人を超え、午後7時半現在1051人となりました。
 これで、「呼びかけ文」に書きました「最低でも新聞5段(新聞は1頁15段)」という目標はほぼ実現できるようになりました。
 現在、呼びかけは急速な広がりを見せ、人文科学研究者の方々も参加されるようになりました。
 7段組も夢ではないと思える勢いです。7段組みにすれば「意見広告」の効果ははるかに高まります。
 後4日間、7段組の実現を目指して頑張りたいと思います。


  事務局    井村 喜代子
         赤間 道夫
         河原田麻衣子


 呼びかけ文は以下からダウンロードできますので、ご利用くださいますよう、お願いいたします。

htmlファイル
http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/Appeal/anti-iraq-attack.html
pdfファイル
http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/Appeal/anti-iraq-attack.pdf
wordファイル
http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/Appeal/anti-iraq-attack.doc
 また、英文につきましては下記を参照ください。
http://www.ne.jp/asahi/homepage/otani/index.htm

 
 



-------- Original Message --------
Subject: [parcml 1141] 安保理メンバーへの緊急要請(再)
Date: Thu, 06 Mar 2003 23:00:49 +0900
Reply-To: parcml@jca.apc.org

皆さん
 昨日転送しましたム−ブ・オンから賛同状況および安保理
各理事国への提出を来週月曜(現地時間)に延長するので
賛同期限を7日金曜夜(同)との連絡がきました。
以下に全文を転送します。

これから署名する方のために、最初に転送した内容を添付し
ます。署名は半角ローマ字でお願いします。
(なお、下記に「ムーブ・オン・メンバ−」とありますが、
私自身は過去に賛同した経験があるのみで、こうした要請の
ときに連絡が来るだけです。組織のメンバーということには
なっていませんので、あしからず。)

Dear MoveOn member,ムーブ・オン・メンバ−の皆さん

The response to our emergency petition to the U.N. Security
Council has been nothing short of extraordinary. Less than
two days after the petition was launched, over 550,000 people
have signed, from over 200 countries. It's a strong message
from the peoples of the world that the Security Council
should support tough inspections in Iraq, not war. It's also
the fastest-growing online petition we've ever seen -- and
already one of the largest in history.
わたしたちの国連安保理への緊急要請に対する反応は、まさに驚く
べきものにほかなりませんでした。要請への賛同を呼びかけて2日
足らずで200ヵ国以上の55万人余から署名が集まりました。
安保理は戦争でなく厳しい査察を支持すべきだという、世界の人びと
からの力強いメッセージです。これはわたしたちがこれまで行ったイ
ンターネット上の要請のうち最も急速に増えており、すでに署名者
数で史上最大規模となっています。

Thanks for being a part of this enormous success. With your
help, we can make it even bigger. Please let your friends and
colleagues know about the petition by sending them a short
note and this email. They can sign up at:
この大きな達成に貢献していただきありがとうございました。
あなたの支援により、さらに大きな達成が可能となります。どうぞ、
友人や仲間にこの署名について知らせて下さい。次のアドレスで
署名できます。

http://www.moveon.org/emergency/

We've pushed back our delivery date to Monday -- our sources
at the U.N. tell us that's when it'll make the most waves. We
need to send the petition to press on Friday night, but we'd
like to have as many signers as possible by that time. If
each person who signed the petition gets a few friends to
sign, we'll easily reach our 750,000 goal -- but it has to
happen today.
わたしたちは、安保理各理事国への送付を月曜にまで延期しました。
わたしたちの国連消息筋によれば、月曜日が最大の山場になるとい
うのです。金曜夜までに要請文を報道機関に送付する必要があります
が、そのときまでにできる限り多くの署名を集めたいのです。すでに
署名した各々が数人の友人に署名してもらうことができれば、目標の
75万人に達するのは簡単でしょう。しかし、それは今日行なわなけ
ればなりません。

Please take a moment to let your friends know about this
important initiative. With your help, we can make an even
bigger impact on the U.N. Security Council.
どうぞ、この重要な計画について友人にお知らせ下さい。あなた
の助けで、もっと大きな影響を安保理に及ぼすことができるのです。

Sincerely,
--Carrie, Eli, Joan, Peter, Wes, and Zack
The MoveOn Team
March 6th, 2003

2003年3月6日
ム−ブ・オン・チーム
カリー、エリ、ジョアン、ウェス、ザック


P.S. Our petition was launched in cooperation with the American
Friends Service Committee, who have a terrific website that
provides resources and information on the crisis in Iraq. Check
it out at:
追伸 わたしたちの要請行動はアメリカン・サービス・コミッティー
の協力を得て行っています。同団体の素晴らしいホームページには、
イラク危機に関する資料や情報が載っています。以下のアドレス

http://www.afsc.org/iraq/

P.P.S. Yesterday, our local ad went up in over 111 local
newspapers across the nation, our billboards are now up in
Detroit, San Francisco and L.A., and our "Inspections Work. War
Won't." message is on a quarter of all the busses in Washington
D.C. The financial support of MoveOn members for these
initiatives has been overwhelming -- you funded over 100 local
ads in less than a day!
昨日、わたしたちの広告が111以上の全米各紙に載り、私たちの広告
掲示板はデトロイト、サンフランシスコ、ロサンゼルスに立ち上がり、
ワシントンD.C.を走るバス(4台当り1台の割合)「査察はうまくいく。
戦争はそうはいかない」というメッセージを載せています。

One note of caution about giving to good causes: Never give your
credit card number over the phone in response to any telephone
solicitation. And only give online or by mail to organizations
you know and trust (like us).
一つご注意を。電話での寄付を申し込まれた時に、クレジット・カード
の番号を決して言わないで下さい。知っていて信頼できる団体に
インターネットか郵送で送って下さい。


Thanks for making this work possible.

Some links: 関連リンク

Our "No link" ad that ran in 111 newspapers yesterday:
私たちの広告
http://www.moveon.org/localads/localad.pdf

Our billboard and busses layout:
私たちの掲示板とバスのレイアウト
http://www.moveon.org/billboards/

How to donate to MoveOn.org:
http://www.moveon.org/support.html

________________

This is a message from MoveOn.org. To remove yourself (NAGASE Riei) from
this list, please visit our subscription management page at:
http://moveon.org/s?i=1134-1139166-vUx9Mw2L0Qkn1T4Sby_lWA


^^^^^^^^最初の要請依頼(現地時間3月3日)~~~~~~~~~~~~~

長瀬と申します。9.11後に電子メディアによる平和キャンペーンに
力を入れているアメリカのアドボカシー組織から、3月6日(現地
時間)に安保理各メンバーに送付する緊急要請賛同依頼がきました。

http://www.moveon.org/emergency/

を開くと、"Speak Out", "Tell Others", "Help Out"という項目
が出てきます。署名に関係するのは"Speak Out"だけです。
上の空欄から順に、氏名、E-メールアドレス、番地、市町村名、
都道府県、郵便番号を半角ローマ字でタイプし国(リストから選択)
を選びます。Personal note to Security Council membersの欄は、
コメントがあれば書き入れて下さいとの事です(書かなくてもOK)。

宜しくお願いします。


Dear MoveOn member,「ムーブ・オン」のメンバーへ

We've launched an emergency petition from citizens around the
world to the U.N. Security Council. We'll be delivering the
list of signers and your comments to the 15 member states of
the Security Council on THURSDAY, MARCH 6. 
わたしたちは世界各地の市民に対し、国連安保理への緊急要請に賛同
するよう呼びかけます。3月6日(木)に安保理15ヵ国に賛同者
リストとあなたのコメントを届けます。

If hundreds of thousands of us sign, it could be an enormously
important and powerful message -- people from all over the
world joining in a single call for a peaceful solution. But
we really need your help, and soon. Please sign and ask your
friends and colleagues to sign TODAY at:
何十万人もの署名が集まれば、きわめて重要かつ力強いメッセージと
なるでしょう。世界各地の人びとが平和的解決を求める一つの呼びか
けに賛同するのですから。わたしたちは、あなたの助けを今すぐ必要
としています。
どうぞ署名して下さい。そして友人や仲間にも今日署
名するようお願いして下さい。

http://www.moveon.org/emergency/
(署名をするホームページのアドレス)

In the next week, the U.N. Security Council will likely meet
to decide on authorizing a war against Iraq. If the Council
votes to accept a second resolution, it'll be very difficult
to avert a war. But if the resolution doesn't get enough
votes, it'll be a major setback for the Bush Administration's
plans to invade and occupy Iraq.
来週、国連安保理が召集され、イラクに対する戦争を容認するか
どうか決議することになりそうです。安保理が新たな決議案が
可決されると、戦争回避はとても難しくなります。しかし、十分な
賛成票を得られなければ、ブッシュ政権のイラク侵略・占領計画
に大きな打撃となります。

In the United States and around the world, millions of us
oppose a war against Iraq. We believe that tough inspections
can disarm Saddam Hussein without the loss of a single life.
This week may represent our last chance to win without war.
米国および世界各地では、何百万もの人びとがイラク戦争に反対
しています。わたしたちは、厳しい査察により、ひとりの命を失う
ことなくサダム・フセインを武装解除できると考えています。
今週は戦争回避のための最後のチャンスとなるかもしれません。

The stakes couldn't really be much higher. A war with Iraq
could kill tens of thousands of Iraqi civilians and inflame
the Middle East. According to current plans, it would require
an American occupation of the country for years to come. And
it could escalate in ways that are horrifying to imagine.
実際のところ、戦争回避の可能性はそれほど大きくありません。
イラクとの戦争によって、何万人ものイラク市民が殺され、中東は
怒りに満ちあふれていくことでしょう。現在の計画によれば、今後
何年間かは米国の占領が必要となります。その結果、想像するのも恐ろ
しいような仕方でエスカレートして行きかねないのです。

We can stop this tragedy from unfolding. But we need to speak
together, and we need to do so now. Let's show the Security
Council what world citizens think. You can add your voice at:
わたしたちは、こうした悲劇を止めることができます。しかし、
わたしたちは声を合わせ、今すぐ行動に移す必要があります。
安保理に対し、世界の市民がどう考えているか示そうではありませんか。

http://www.moveon.org/emergency/
(署名をするホームページのアドレス)

Then please ask your friends, family, colleagues,
acquaintances -- anyone you know who shares this concern -- to
sign on today. As the New York Times put it, "there may still
be two superpowers on the planet: the United States and world
public opinion." The Bush Administration's been flexing its
muscles. Now let's flex ours.  
そして、友人、家族、仲間、知人、こうした懸念を伝えられる人に
対して呼びかけていただきませんか。ニューヨーク・タイムズ紙は
次のように言っています。「地球上にはいまだに二つの超大国が
存在する。アメリカ合州国と世界の民衆の声だ」ブッシュ政権は
力のあるところを見せつけてきました。今度は私たちの番です。

Sincerely,
--Eli Pariser
International Campaigns Director
MoveOn.org
March 3rd, 2003

エリ・パリサー
ムーブ・オン、国際キャンペーン部長
2003年3月3日

P.S. Here's the letter we'll be delivering to the Security
Council members along with the petition:
以下は、要請書とともに安保理に提出する手紙です。

Dear Member of the U.N. Security Council,
国連安全保障理事会メンバーの皆様

We are citizens from countries all over the world. We are
speaking together because we will all be affected by a
decision in which your country has a major part -- the
decision of how to disarm Iraq.
わたしたちは世界各国の市民です。声を合わせているのは、
私たちみんなが一つの決定に影響を受けるからであり、その決定
には貴国が大きく関っています。イラクをどのように武装解除
するかという決議です。


The first reason for its existence listed in the Preamble to
the Charter of the United Nations is "to save succeeding
generations from the scourge of war, which twice in our
lifetime has brought untold sorrow to mankind." If your
country supports a Security Council resolution that would
authorize a war on Iraq, you will directly contradict that
charter. You will be supporting an unnecessary war -- a
war which immediately, and in its unknown consequences,
could bring "untold sorrow to mankind" once again.
国連憲章前文の最初に挙げてある国連の存在理由は、「続く
世代を戦争の災難−われわれの世代に起った2度の戦争により
人類は多大な悲しみを味わった−から救うこと」にあります。
貴国がイラクに対する戦争を容認する安保理決議を支持する
ならば、この国連憲章を即座に否定することになります。
あなたは不必要な戦争−即座に、そして何が起るか分らず、再び
「人類が味わった多大な悲しみ」をもたらしかねない戦争−を
支持していることになります。

The U.N. was created to enable peaceful alternatives to
conflict. The weapons inspections under way are a perfect
example of just such an alternative, and their growing
success is a testament to the potential power the U.N. holds.
By supporting tough inspections instead of war, you can show
the world a real way to resolve conflict without bloodshed.
But if you back a war, it will undermine the very premise
upon which the U.N. was built.
国連がつくられた目的は、紛争に代わって平和的な代替措置を実現
することにありました。現行の査察はそうした代替措置の申し分の
ない例であり、成功に近づきつつあるのは国連が持つ潜在力を示し
ています。戦争ではなく厳格な査察を支持することで、あなたは
流血なしに紛争を解決する本当の道を世界に示すことができるのです。
しかし戦争を支持するならば、国連がつくられた前提そのものを
崩してしまうことになるでしょう。

President Bush argues that only by endorsing a war on Iraq
can the United Nations prove its relevance. We argue the
opposite. If the Security Council allows itself to be
completely swayed by one member nation, in the face of viable
alternatives, common sense and world public opinion, then it
will be diminished in its role, effectiveness, and in the
opinion of humankind.
ブッシュ大統領は、イラクに対する戦争を承認することによってのみ、
国連はその妥当性を証明できると主張しています。わたしたちは、
その逆のことを主張します。実行可能な代替措置、常識、世界の民衆
の声があるにもかかわらず、安保理が一加盟国による完全な支配に甘ん
じるのであれば、その役割および効力は減じていくでしょう。人類の
評価も下がっていくでしょう。

We do not support this war. For billions of citizens in
hundreds of countries, and for the future generations whose
lives will be shaped by the choice you make, we ask that you
stand firm against the pressuring of the Bush Administration,
and support tough inspections for Iraq. The eyes of the
world are on you.
わたしたちはこの戦争を支持しません。数百の諸国における何十億人
もの市民、そしてあなたの選択によって人生が決まってしまう将来の
世代を代表して、私たちはブッシュ政権の圧力に強く抗し、イラクに
対する厳格な査察を支持するよう求めます。世界があなたを注視して
います。

Sincerely,
[Number] citizens of the world.
世界の市民(  人)

________________

This is a message from MoveOn.org. To remove yourself from
this list, please visit our subscription management page at:
http://moveon.org/s?i=1127-1139166-XmcirWaLPDKbN1DEDL6_.g

===転載ここまで===

 
 

◆2003/03/06 Against Iraq-War
 MoveOn.org.

Dear MoveOn member,

The response to our emergency petition to the U.N. Security
Council has been nothing short of extraordinary. Less than
two days after the petition was launched, over 550,000 people
have signed, from over 200 countries. It's a strong message
from the peoples of the world that the Security Council
should support tough inspections in Iraq, not war. It's also
the fastest-growing online petition we've ever seen -- and
already one of the largest in history.

Thanks for being a part of this enormous success. With your
help, we can make it even bigger. Please let your friends and
colleagues know about the petition by sending them a short
note and this email. They can sign up at:

http://www.moveon.org/emergency/

We've pushed back our delivery date to Monday -- our sources
at the U.N. tell us that's when it'll make the most waves. We
need to send the petition to press on Friday night, but we'd
like to have as many signers as possible by that time. If
each person who signed the petition gets a few friends to
sign, we'll easily reach our 750,000 goal -- but it has to
happen today.

Please take a moment to let your friends know about this
important initiative. With your help, we can make an even
bigger impact on the U.N. Security Council.

Sincerely,
--Carrie, Eli, Joan, Peter, Wes, and Zack
The MoveOn Team
March 6th, 2003

P.S. Our petition was launched in cooperation with the American
Friends Service Committee, who have a terrific website that
provides resources and information on the crisis in Iraq. Check
it out at:

http://www.afsc.org/iraq/

P.P.S. Yesterday, our local ad went up in over 111 local
newspapers across the nation, our billboards are now up in
Detroit, San Francisco and L.A., and our "Inspections Work. War
Won't." message is on a quarter of all the busses in Washington
D.C. The financial support of MoveOn members for these
initiatives has been overwhelming -- you funded over 100 local
ads in less than a day!

One note of caution about giving to good causes: Never give your
credit card number over the phone in response to any telephone
solicitation. And only give online or by mail to organizations
you know and trust (like us).

Thanks for making this work possible.

Some links:

Our "No link" ad that ran in 111 newspapers yesterday:
http://www.moveon.org/localads/localad.pdf

Our billboard and busses layout:
http://www.moveon.org/billboards/

How to donate to MoveOn.org:
http://www.moveon.org/support.html

________________

This is a message from MoveOn.org. To remove yourself (Dr Tadashi Otsuru)
from
this list, please visit our subscription management page at:
http://moveon.org/s?i=1137-2315397-5kgykEc3YW_GvOists63Yw

 
 

◆2003/03/07 日本テレビ「きょうの出来事」

写真を撮っている豊田直巳です。いつもお世話になっています。
さて、至急のお知らせです。
明日(今日)3月7日(金曜日)の午後11時半頃からの日本テレビ「きょうの出来事」
にてヒロシマからイラクへと向かった市民の記録をベースに、3月2日の6000人の
人文字「NO WAR NO DU」のメッセージを世界に発信する様子を10分の番組
にして放送する予定です。
カメラと構成は相棒の清水です。
あなたも戦争に反対しないと、損したような気分になる作品になっていると思います。
是非、ご覧ください。
また、知人にもお知らせください。
よろしく、どうぞ。
豊田は10日よりイラクに向かう予定です。
ではでは。
豊田拝。

 
 

◆2003/03/10 緊急集会『対イラク戦争と日本---中東研究者が鳴らす警鐘』のお知らせ

 米英ほかの国々によるイラク攻撃が秒読み段階に入ったと言われています。け
れども、現実にこの戦争が起きてしまえば、21世紀の国際秩序はもとより、日本
の将来にも大きな影響が及ぶことは避けられません。
 こうした状況のなか、中東研究者有志は、下記のとおり緊急研究集会を開催い
たします。長く中東の歴史や文化、政治を学び、日本と中東の架け橋になることを
めざして研究してきた者の立場から、「対イラク戦争」に日本社会はどのように向き
合うべきなのか、提言し、また会場の皆様と一緒に考える機会にしたいと思います。
 参加費は無料。どなたでも自由にご参加いただけます。皆様のご来場をお待ち
申し上げますとともに、貴紙(誌)の読者、また視聴者のみなさまにお知らせいた
だければ幸いに存じます。

         記

日 時:3月10日(月)午後6時〜9時
会 場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1階リバティホール(1013教室)
    (東京都 千代田区 神田駿河台 1−1)
    JR中央線御茶ノ水駅、地下鉄丸の内線御茶ノ水駅・淡路町駅、
    地下鉄千代田線新御茶ノ水駅、地下鉄半蔵門線神保町駅、
    地下鉄三田線・新宿線神保町駅・小川町駅 各駅より徒歩5〜7分
    (詳しくは、http://www/meiji.ac.jp/campus/guide.htmlをご覧ください)
報告者:板垣雄三東京大学名誉教授「対イラク戦争 やがて歴史はどう裁くだろう」
    大塚和夫東京都立大学教授「対イラク戦争と「文明の衝突」」(仮題)
    酒井啓子アジア経済研究所主任研究員「戦争でイラクは「民主化」するか?」(仮題)
発言者:岡真理、飯塚正人、黒木英充、山岸智子ほか
(司会:栗田禎子・佐原徹哉)

問い合わせ先:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 飯塚正人
       e-mail: masato@aa.tufs.ac.jp

 
 

■転載・転送・大歓迎■


◆星川 淳◆

■13歳のシャーロッテ・アルデブロンが
              メイン州の平和集会で話した内容■

アメリカ人がイラクに爆弾を落とすことを考えるとき、頭の中で想像するのは軍
服を着たサダム・フセインとか、銃をもった黒い口ひげの兵隊とか、バグダッド
のアルラシード・ホテルの玄関フロアに「罪人」と説明つきで描かれた父ブッシ
ュ大統領のモザイク画とかでしょう。

でも、知っていますか? イラクに住む2400万人の人たちのうち半分以上は
15歳以下の子どもなんです。1200万人の子どもですよ。私と同じような子
どもたちです。私はもうすぐ13歳ですけど、もっと大きい子たちや、もっとず
っと小さい子たちがいて、女の子ではなくて男の子もいるし、髪の毛は赤毛じゃ
なくて茶色だったりするでしょう。でも、みんな私とちっとも変わらない子ども
たちです。

ですからみなさん、私をよ〜く見てください。イラク爆撃のことを考えるときは、
頭の中で私のことを思い描いてほしいからです。みなさんが戦争で殺すのは私な
んです。

もし運がよければ、私は一瞬で死ぬでしょう。1991年2月16日にバグダッ
ドの防空壕で、アメリカの「スマート」爆弾によって虐殺された300人の子ど
もたちのように。防空壕は猛烈な火の海になって、その子どもたちやお母さんた
ちの影が壁に焼きつきました。いまでも石壁から黒い皮膚を剥ぎ取って、お土産
にできるそうです。

けれども、私は運悪くもっとゆっくり死ぬかもしれません。たったいまバグダッ
ドの子ども病院の「死の病棟」にいる、14歳のアリ・ファイサルのように。
湾岸戦争のミサイルに使われた【劣化ウラン】のせいで、彼は不治の白血病にか
かっています。

さもなければ、生後18か月のムスタファのように、内臓をサシチョウバエの寄
生虫に食い荒らされて、苦しい不必要な死を迎えるかもしれません。
信じられないかもしれませんが、ムスタファはたった25ドル分の薬があれば完
治するのです。でも、みなさんが押しつけている経済制裁のためにその薬があり
ません。

さもなければ、私は死なずに何年も生きるかもしれません。サルマン・モハメド
のように、外からではわからない心理学的打撃を抱えて……。彼はいまでも、ア
メリカが1991年にバグダッドを爆撃したとき、幼い妹たちと経験した恐怖が
忘れられないのです。サルマンのお父さんは、生きのびるにしても死ぬにしても
同じ運命をと、家族全員を一つの部屋に寝かせました。サルマンはいまでも、空
襲のサイレンの悪夢にうなされます。

さもなければ、3歳のとき湾岸戦争でお父さんをアメリカに殺されたアリのよう
に、私は孤児(みなしご)になるかもしれません。アリは3年のあいだ毎日、お
父さんのお墓の土を手でかき分けては、こう呼びかけていたそうです。
「だいじょうぶだよ、パパ。もうパパをここに入れたやつらはいなくなったから」
と。でもそれはちがったみたいね、アリ。そいつらはまた攻めていくらしいもの。

さもなければ、私はルエイ・マジェッドのように無事でいられるかもしれません。
彼にとっては、学校へ行かなくてよくなり、夜いつまでも起きていられるのが湾
岸戦争でした。でも、教育を受けそこなったルエイは、いま路上で新聞を売るそ
の日暮らしの身の上です。

みなさんの子どもや姪や甥が、こんな目にあうのを想像してみてください。体が
痛くて泣き叫ぶ息子に、何も楽になることをしてやれない自分を想像してみてく
ださい。崩れた建物の瓦礫の下から娘が助けを求めて叫ぶのに、手がとどかない
自分を想像してみてください。子どもたちの目の前で死んでしまい、そのあと彼
らがお腹をすかせ、独りぼっちで路上をさまようのを、あの世から見守るしかな
い自分を想像してみてください。

これは冒険映画や空想物語やビデオゲームじゃありません。イラクの子どもたち
の現実です。最近、国際的な研究グループがイラクへ出かけ、近づく戦争の可能
性によってイラクの子どもたちがどんな影響を受けているかを調べました。話を
聞いた子どもたちの半分は、もうこれ以上生きている意味がないと答えました。

ほんとに小さな子たちでも戦争のことを知っていて、不安がっているそうです。
5歳のアセムは戦争について、「鉄砲と爆弾で空が冷たくなったり熱くなったり
して、ぼくたちものすごく焼け焦げちゃうんだ」と語りました。10歳のアエサ
ルは、ブッシュ大統領にこう伝えてほしいと言いました。「イラクの子どもが大
勢死にます。あなたはそれをテレビで見て後悔するでしょう。」

小学校のとき、友だちとの問題は叩いたり悪口を言い合ったりするのではなく、
相手の身になって話し合うことで解決しましょうと教わりました。相手の行動に
よって自分がどう感じるかをその子に理解してもらうことで、その行動をやめさ
せるというやり方です。

ここで、みなさんにも同じことをお願いします。ただし、この場合の“相手”と
は、いま何かひどいことが起ころうとしているのを待つしかないイラクの子ども
たち全部です。ものごとを決められないのに、結果はすべてかぶらなければなら
ない世界中の子どもたちです。声が小さすぎたり遠すぎたりして、耳をかしても
らえない人たちのことです。

そういう“相手”の身になれば、もう一日生きられるかどうかわからないのは恐
ろしいことです。

ほかの人たちが自分を殺したり、傷つけたり、自分の未来を奪ったりしたがった
ら、腹が立つものです。

ママとパパが明日もいてくれることだけが望みだなんて、悲しいです。

そして最後に、自分がどんな悪いことをしたのかも知らないので、何がなんだか
わかりません。

(翻訳:星川 淳)
◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ 

シャーロッテ・アルデブロンは、メイン州のプレスクアイルでカニングハム中学
校に通う13歳。彼女への感想は、お母さんのジリアン・アルデブロンまで。
mailto:aldebron@ainop.com
記事原文→ http://www.wiretapmag.org/story.html?StoryID=15291

気刊「星川 淳@屋久島発 インナーネットソース」
http://innernetsource.hp.infoseek.co.jp/
星川 淳(作家・翻訳家/屋久島環境政策研究所)
mailto:stariver@ruby.ocn.ne.jp

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 
★グローバル・ピース・キャンペーン★
OPEN-J BOOMERANG 309【13歳の演説】

**********より抜粋

■OPEN JAPAN■
グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局
http://www.peace2001.org
mailto:open-j@peace2001.org
配信責任者 山田和尚

 
 

◆2003/03/18 「決議欠く攻撃は「国際法違反」 研究者ら声明提出へ」
 『朝日新聞』2003/03/18

 「日本の国際法研究者が「イラク問題に関する声明」をまとめ、近く外務省に提出する。国連安全保障理事会の新たな決議なしの武力攻撃は国際法上違法とし、「力による支配ではなく、法による支配を強化して国際平和を確保するには、国連を育んでいくほかに道はない」と訴える。
 声明は、大沼保昭東大教授、古川照美法政大教授、松井芳郎名大教授が国内の研究者約40人に賛同を呼びかけた。「武力の行使と武力による威嚇」は国連憲章によって禁止されており、例外的に認められるのは自衛権の行使か、平和に対する脅威や破壊に対する集団的措置として安保理が決定する行動に限られる、と指摘。今回の武力行使はいずれにも当たらないとしている。
 古川教授は「国際法研究者が共有している意見を表明し、社会に知ってもらうことが大事だと考えた。イラク問題を考える際の基準にしてほしい」と話している。
     ◇
 日本の国際法学者らがまとめた「イラク問題に関する国際法研究者の声明」の要旨は次の通り。
 国連憲章が認める武力行使禁止原則の例外は(1)武力攻撃が発生した場合、安保理が必要な措置をとるまでの間、国家に認められる個別的または集団的な自衛権の行使(2)平和に対する脅威、平和の破壊または侵略行為に対する集団的措置として安保理が決定する行動−−の二つだけである。
 (1)について現在、自衛権発動の要件である武力攻撃は発生していない。将来発生するかもしれない武力攻撃に備えて今先制的に自衛しておくという論理を認める法原則は存在しない。もし、まだ発生していない武力攻撃に対する先制的自衛を肯定する先例をつくってしまえば、例外としての自衛権行使を抑制する規則は際限なく歯止めを失っていくであろう。
 (2)について、集団的措置を発動するための要件である平和に対する脅威等の事実の存在を認定し、武力行使を容認するか否かを決定するのは、安保理である。安保理によって容認されない、すなわち明確な各別の同意を得ない武力行使は違法であろう。安保理決議1441はそのような同意を与えたものではない。
 国連における協力一致のためには、拒否権の行使は慎まなければならないという声がある。本来、拒否権は、国際の平和と安全の維持には常任理事国の協力一致が不可欠で、常任理事国が分裂している状況で行動することはかえって平和を害することになるという考えを反映している。現在、2常任理事国が実行しようとする武力行使に対し、他の3常任理事国が強い異議を呈している。拒否権は乱用されてはならないが、行使されなければならない状況下では適正に行使されるべきである。5常任理事国にはそれだけの権利とともに責任が付託されている。
 国連は脆弱(ぜいじゃく)だと言われながら五十余年、多くの困難をしのいで生き続け、とりわけ冷戦後は国際紛争の平和的処理の主な舞台となっている。イラク問題についても安保理が適時に招集され、15理事国の意見が戦わされ、世界中にその模様がテレビで中継された。国連と国際原子力機関による査察も十分とはいえないまでも着実に成果を上げつつある。国連という平和のためのツールが21世紀の国際社会で、その役割を果たすためようやく成長しようとしている。力による支配ではなく、法による支配を強化して国際の平和と安全を確保するためには、国連を育んでいくほかに道はない。」 (03/18 07:07)
 
 

私たち研究者は対イラク戦争と日本の加担に再び反対します

私たちは、社会科学および人文科学研究者に呼びかけ、1530人余の賛同のもとに
「米国の対イラク先制攻撃」と「日本のイラク攻撃加担」に反対する「意見広
告」を、「朝日新聞」(2月27日、全国版)、「毎日新聞」(3月4日、関東版)
に掲載しました。イラク攻撃反対の声は大きなうねりとなって世界中に広がり、
国連安保理でも国連全体でも、平和的解決の努力を求める意見が、武力行使容認
決議を求める意見を圧倒していました。
しかし残念なことに、米国等はこれら国際世論の動向に逆らって、17日、国連
決議なしの対イラク先制攻撃突入の意向を示し、同日米国大統領がイラク政府に
対して武力攻撃に向けた最後通告を突きつけました。
この事態に対し私たちは、先の「意見広告」の呼びかけ人として次のように声明
し、多くの人々に賛同いただくよう呼びかけます。

(1)私たちは、米英両国に、イラクに対する軍事行動を即時停止し、国連での
協議に復帰するよう要求します。
今回の米英軍の攻撃はいかなる面からみても国際法と国連憲章に違反していま
す。米国は大量破壊兵器による脅威を除去するための自衛権発動としての先制攻
撃だと主張していますが、現在イラクが差し迫った脅威を与える存在であるとは
認められず、このような主張は国際的合意を得られるものではありません。3月7
日「国連イラク査察団」ブリックス報告は、不充分ではあるが査察が進んでお
り、査察には数ヵ月を要するとしています。イラクになお大量破壊兵器が残って
いるとしても、査察による平和的手段でその廃棄をねばり強く実行させていくべ
きです。
  また米国は途中から、武力行使の目的にフセイン政権打倒を入れてきました
が、政権転覆のための対外武力行使は明らかに「国連憲章」2条4項に違反するも
のです。もちろん、私たちはフセイン政権を擁護するものではありません。抑圧
的独裁政権を真に打倒するのはその国の民衆による批判・抵抗であるべきだと考
えています。
  米国は、米・英・スペインの武力行使容認決議案の支持を得るために奔走し
ましたが、安保理での多数の賛同が得られないとなるや、17日決議案を撤回し、
昨年11月の安保理決議1441によって武力攻撃が可能であると主張しました。しか
しこれもまた無理な主張です。決議1441は、特定の国が、「国連イラク査察団」
の報告と安保理の判断とは別個に、大量破壊兵器の存在を断定しこれを根拠に武
力行使を行うことを許すものではありません。
もしこの米国の不法かつ身勝手な攻撃が正当化されるならば、これまで築き上げ
られてきた国際法秩序は根底から崩れさり、世界はつねに先制攻撃や政権転覆戦
争の危機をはらむ無法地帯と化します。
 またかかる軍事行動を国連が追認するならば、国連の機能は麻痺し、それが今
まで曲がりなりにも国際平和に果たしてきた役割は終止符を打たれてしまいま
す。私たちは国連に対し、米国の独善的軍事行動に屈することなく、国際平和維
持機構としてのその目的と原則に照らして毅然たる態度をとることを要請します。

(2)私たちは、非人道的な戦争に抗議し、大量殺傷・破壊兵器、核兵器の使用
禁止を要求します。
米国のイラク攻撃では、アフガン攻撃時よりもさらにいっそう超大型の殺戮・破
壊兵器が使用されようとしています。大量破壊兵器を廃棄させるという戦争が、
超大型殺戮・破壊兵器によって遂行されるということは、この戦争がきわめて非
人道的なものであり、もはやその正当性を持ち得ないことを世界に示すものです。
この戦争は、恐るべき規模で民間人の殺傷、飢餓、自然環境の破壊を生み出し、
世界中に憎しみとテロを蔓延させてしまいます。
私たちは、国連が非人道的兵器の使用と非人道的行為を検証・告発するよう要請
します。
いま、全世界的な規模で軍事力行使に反対する行動が日に日に盛り上がっていま
すが、これはなによりもこの戦争がもたらすはかりしれない生命の損傷、生活諸
条件の破壊等への恐怖と怒りに由来するものです。私たちは、平和を求めるこれ
ら世界の人々とともにありたいと考えます。
 
(3)私たちは日本政府に対し、米英の武力行使支持の態度に強く抗議し、戦争
に加担するあらゆる行動を即時停止するよう要求します。
日本政府はこれまで、平和的解決を求める日本と世界中の人々の願いを無視し
て、武力行使を容認する米・英・スペイン決議案を支持し、安保理諸国にその賛
同を訴え続け、この決議案が撤回され、米国大統領の対イラク攻撃強行の演説が
行われるとただちに、米国の主張に全面的に追随して、国連決議なしの武力行使
支持を正式に表明しました。
日本政府が以上のような米英の武力行使へ加担することは、「国際紛争を解決す
る手段」としての戦争の放棄を宣言している日本国憲法に違反するものであると
同時に、国連を尊重するという戦後一貫した日本外交の原則を破るものであります。
しかも政府は、米国等の決議案支持、国連決議なしの米国の武力行使支持を、国
会での正式な討論も議決も行わないまま進めてきましたが、このことは、議会制
民主主義の原則に反するものといわねばなりません。
私たちは、日本政府に対し、戦争に加担するあらゆる行動を即時停止し、戦争関
連費用分担のために貴重な財政資金を用いないよう、強く要求します。

2003年3月19日

 研究者は訴える「意見広告」呼びかけ人(50音順)

赤間道夫(愛媛大学 経済学史)
飯田裕康(帝京大学 金融論)
石井寛治(東京経済大学 経済史)
伊藤 誠 (経済学者)
伊藤正直(東京大学 日本経済)
井村喜代子(慶應大学[名]日本経済論) 
上原信博(静岡大学[名]農業政策論)
大内 力 (日本学士院会員 経済学)
大谷禎之介(法政大学 経済理論)
岡田 進 (東京外語大学[名]ロシア経済)
北原 勇 (慶應大学[名]現代資本主義)
小林 昇 (日本学士院会員 経済学史)
柴垣和夫(武蔵大学 日本経済論)
平子友長(一橋大学 社会思想史)
田代洋一(横浜国立大学 農業経済)
鶴田満彦(中央大学 経済学)
中谷 武 (神戸大学 経済理論)
西川正雄(専修大学 歴史学)
深町郁彌 (九州大学[名]金融論) 
福留久大(九州大学 政治経済学)
水田 洋 (日本学士院会員 社会思想) 
宮本憲一(大阪市立大学[名]財政学)
森 英樹(名古屋大学 憲法)
森岡孝二(関西大学 企業社会論)
八木紀一郎(京都大学 社会経済学)
吉原泰助(福島大学[名]経済学史)
[名]は名誉教授

cf.賛同受付
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/appeal/index-jp.html


 
 

◆小川さんより

小川です。

国際刑事裁判所が動き始めました!
アメリカが国際世論から法的に裁かれる可能性もあります!

ただ、日本は、これに署名も批准もしていません。また、米国は、ブッシ
ュ現政権になって、前政権が行なった署名を撤回しています。


アムネスティ・インターナショナル日本発表
(2003年3月20日)

アムネスティ日本
http://www.amnesty.or.jp/

-------------------------------------------------------------------
     国際刑事裁判所(ICC): ついに本格始動
〜国際社会そして日本はICCに込められた希望を踏みにじってはならない〜
-------------------------------------------------------------------

  3月11日、オランダ・ハーグにてICC開所式が行われ、18名が初代裁判官として
正式に任命された。裁判官の構成において、地域的バランスや法制度上のバランス、
とりわけジェンダーバランスが考慮されたことは、国際司法の大きな進展である。
 アムネスティは、彼らが、この新しい裁判所の公平性・中立性を確保する上で
非常に重要な役割を担っていることを、強調する。

  今、国際社会は、イラク攻撃の是非をめぐり、極めて緊迫した情勢に包まれて
いる。ブッシュ米大統領は、世界各地でイラク攻撃に対する反対の声が高まってい
るにもかかわらず、国連決議なしの武力行使を決定した。このような武力行使は、
国連憲章に反する、国際法違反行為であるといえる。

  国際法に違反する武力行使を防止し、国際人道法や国際人権法によって人びと
が守られ、平和的解決が実現されることこそ、ICC本来の精神である。国際社会そし
て日本は、この精神を尊重しなければならない。

 また、国際社会そして日本は、予想される武力行使において、民間人の人権を第
一に尊重するべきである。民間人を標的とする攻撃や、民間人を巻き込む無差別攻
撃などは、国際人道法や国際人権法の重大な違反行為である。

  現在、イラクと米国は、ICC規程の批准国ではないが、同規程12条3項に基づ
いてICCの管轄権を受け入れる宣言を行なうことができる。また、英国はICC規程批
准国である。

 国際人道法の重大な違反行為は、いかなる国家がいかなる場所で行なおうとも、
裁かれるべき犯罪であることに変わりはない。予想される武力行使において、民間
人が犠牲になる事態が発生した場合、国際社会は、ICCの精神に基づき、あらゆる関
係国の責任者の刑事責任を追及しなければならない。

  イラクのフセイン政権下ではこれまで、たびたび重大な人権侵害が行われてき
たことが報告されている。その責任者の処罰は、武力行使によってではなく、イラ
ク国内の刑事システムの再建を通じた、公平中立な司法プロセスによって平和的に
行われるべきである。

  今こそ、我々は、長い年月を経て今ここにICCが誕生した意味を考えるべきであ
る。ICC設置規程が120カ国という大多数の賛成で採択されたことは、重大な人権侵
害に対する、法的および道徳的な国際社会の姿勢の変革を示すものである。ICCの成
立により、世界で繰り返されるこれら残虐な行為は、もはや政治的外交的な解決に
ゆだねる問題ではなく、国内的または国際的な刑事司法の場で調査・訴追すべき国
際法上の犯罪であることが、確認された。

  ICCは、重大な人権侵害に対して、公平で中立な司法手続きによって平和的に解
決する道を示している。これは、加害者の免責の歴史に終止符を打ち、被害者の権
利の回復を実現する、まさに暴力の連鎖を絶つための新しいシステムである。

  ICCに込められた希望を踏みにじってはならない。


背景情報:

ICC設置規程は、裁判官(候補者)について、刑事法または国際人道法・人権法の
いずれかの専門家であることを要求する(36条3項a)。さらに、裁判官の選出に
あたっては、(1)世界の主要な法制度を代表すること、(2)地理的に平等な代表性を
もつこと、(3)男女の裁判官を公正に代表すること、という要請がある(同条8項
a)。

 初代裁判官の構成は、女性7人、男性11人である。また、刑事法の専門家が10
人、国際人道法・人権法の専門家が8人である。判事の出身地域分布は、アフリカ
3人、アジア3人、東欧1人、ラテンアメリカ4人、西欧7人である。

今回の開所式により、ICCは記念すべき一歩を踏み出した。報道によれば、ICCには
すでに200件以上の事件が付託されている。今後、検察官および書記官の選出を
経て、今年の中頃までには、これらの事件に取り組み始めることが予想されている。

 現在、ICCの基礎づくりのために約40名のスタッフが活動しているが、専門家の指
摘によれば、旧ユーゴやルワンダで発生した戦争犯罪やジェノサイドと同規模の重
大な犯罪を、国際的に調査し訴追するためには、少なくとも数百人のスタッフが必
要とされる。そのためにも、財政面を含めた、各国のより一層の協力が求められる。

1998年7月に採択されたICC設置規程は、現在、締約国数は89カ国、署名国数は139カ
国にのぼる。日本は、この規程に署名も批准もしていない。また、米国は、ブッシ
ュ現政権になって、前政権が行なった署名を撤回した。

ICCがより実効性ある裁判所として機能するためには、より多くの国がICCの締約国
となることが不可欠である。ICC締約国数の増加は加速しており、アジア地域におい
ても、韓国やアフガニスタンなどが次々と批准し、さらに中国も批准に積極的な姿
勢をみせている。

 アムネスティは、日本政府が、ICCの重要性、そして国際社会における日本の役割
を再認識し、すみやかにICCに加入することを、強く要求している。


*****************************************************
川上園子
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-7 小笠原ビル7F
TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778
E-mail:ksonoko@amnesty.or.jp
ホームページ:http://www.amnesty.or.jp/

 
 

◆2003/03/21 渡辺武達「命の水絶つ最悪の破壊行為」
 世界水フォーラム公式新聞 2003年3月21日

 「ついに米英合同軍がイラクへの空爆を開始した。戦争は人命をうばうという最大の人権侵害行為であり、あらゆるものを破壊する非生産的行為である。必要となれば、森林を死滅させる枯れ葉作戦(アメリカによるベトナム戦)も、相手方への生物・化学薬品投下(イラクによる対クルド人や対イラン戦)、劣化ウラン弾の使用(米軍による第一次湾岸戦争)もちゅうちょせず、味方兵士の身体被害さえ甚大である。
イラクをはじめ、中東諸国の多くは水が不足し、私がこれまで訪問したことのあるカタール、バーレン、エジプト、シリア、トルコなどでも川やオアシスのあるところに文明が栄え、海水を真水に変える機械装置ができた現在でも、水は宝である。戦争はとりわけ子どもや老人など、弱いものへの命の水を絶つ可能性がたかく、その意味でも今度の戦争は悪であり、力にたよる人間の知恵の不足が悲しい。環境問題のメディア操作でも、湾岸戦争時、米国は自分が爆撃した場所からの原油流出が原因なのに、油にまみれた海鳥の映像をイラクによる環境破壊だと宣伝し、NHKをはじめ多くの外国メディアもその広報協力をした。だがいまだにそれは訂正されていない。
私はこの四月から同志社大学が発足させるメディア・コミュニケーション研究センターとの共同プロジェクト推進などの話し合いなどで、ワシントン、ボストン、ロサンゼルスの大学や研究機関を訪問、二週間滞在して一九日夜帰国した。現在の米政府は移民が形成したもので、今でも合法・違法あわせて毎年百万人超が「富と自由」を求めてやってくるが、その大半が自由経済の弱肉強食原理という現実のなかで、富裕層への反発をもっている。
戦争の緊張ですでにガソリンなどが高騰しているが、ハイチなどカリブ海出身者の多い東海岸のタクシー運転手たちがいう。イラクのフセイン大統領の独裁専制は悪いに決まっている。しかし、ブッシュ現米大統領もまたイラクの石油欲しさと父親の復讐だけを考え、軍事産業の後押しで自国兵士とイラク国民の命を犠牲にする、今度の戦争準備は米国民、ましてや世界の安全とは関係がない、と。また、大学関係者の大半が、アフガンゲリラやフセインに武器と金を与え兵士を訓練したのは歴代の米政権だし、今度のやり方も国際法の定める秩序とはかけ離れたもので恥ずかしいという。
ところが、テレビを主体に社会の動きを理解している六割ほどの中間層が、フセインとの決着戦(ABCテレビ)といった情緒的なキャッチフレーズに扇動され、まちがった「愛国心」を高揚させている。米国で唯一の大衆的全国紙USAツデーも、イラク攻撃に国連決議など必要ないといい、週刊グローブ誌は社論で「フセインの処刑」を主張して売っている。
今回ワシントンの国立公文書館で、米国務省が作成した、サンフランシスコ条約での独立以後の親米世論形成戦略の文書(一九五二年六月と一二月)と、それにたいする日本政府やNHKなどのメディアの協力申し出の会話記録を発見した。今もそれと同じ状態が日米間でつづいており、国民は惑わされ、日本は世界戦略の立てられない状態におかれている。情報も金もエネルギー資源もすべてが国境を超え、国家は「地球社会の地方自治体」的になりつつあるのに、映像を主体とするテレビが強者のプロパガンダ機関となり、拉致問題も経済問題もふっとばしているのがなにやらおかしい。」

 
 

◆2003/03/22 渡辺武達「戦争は最大の人権侵害行為」
 『京都新聞』2003年3月22日朝刊

 「とうとう米英軍の空爆で戦争に突入した。戦争は人命をうばう最大の人権侵害行為であり、あらゆるものを破壊する非生産的行為である。とりわけ、子どもや老人、女性、障害者など、弱いものが窮地に立たされる。超大国で力に頼ってしまったリーダーの智恵の不足がなんとも悲しい。
 大学の研究提携などで、一九日に帰国するまで二週間、米国に滞在したが、国論は分裂状態であった。一五日に全米に広がった反戦デモはペットを連れた老夫婦や自転車に乗った若者などであふれ、ブッシュ政権への批判は半端ではなかった。
 「正義、自由、愛、神、民主主義、平和、平等、愛国」といったことばは米国人の好きな日常語だが、大統領がいつも演説の最後にいう「ゴッド・ブレス・アメリカ」(アメリカに神のご加護あれ)ということばが今ではうつろに響く。景気が悪いのにガソリンなどの物価が上がることに不満な低所得者層。歴代の米政権がアフガンゲリラやイラク政権に武器と金を与え、兵士を訓練したのに、九・一一事件テロを境にテロと対イラク攻撃の関係をこじつけることにうさんくささを感じる知識人層。それぞれの層が、来年秋の大統領選挙のために、軍事と石油産業がブッシュ氏を後押ししていることを知悉しているからだ。 米国人には論理的な批判を感情に残さない面があり、私も彼らから、「日本は米国の友人であるなら間違いをもっと指摘して欲しい」といわれた。自国のクルド人や対イラン戦争で毒ガス兵器を使ったフセイン大統領と、九一年の湾岸戦争で劣化ウラン弾を使い自国兵士の身体にさえ影響を出した父親の元ブッシュ大統領はともに批判されてよい。
 今や、国家は「グローバル社会における地方自治体」なのだ。日本はもっ独自の世界戦略を持ち、米国頼りだけの外交をやめるべきだろう。」

 
 

◆越川さんより

Date: Tue, 25 Mar 2003 01:40:19 +0900
Subject: はじめまして

こんにちは! はじめまして!!
とつぜんすみません。インターネットで、あなたのアドレスを知って、メールしてし
まいました。
本当に、すみません。

アメリカ・イギリスのイラク攻撃が始まってしまいました。沢山の人たちが死んでい
ます。もちろん、イラクの一般市民も、子供達もです。こんな戦争、どうしてもすぐ
に止めたいので、ピースウォークをすることにしました。
沢山の人に来てもらいたいので、みんなにメールを出しています。ぜひ、沢山の人に
このピースウォークのことを伝えてください。

3月29日(土)、渋谷の宮下公園の「Stop war! World Action」です。時間は、16
:30〜ハチ公前パフォーマンス。17:30〜宮下公園でリレーアピール。18:00〜渋谷
一周のピースウォークです。

この、Actionは、今まで何度か行われてきました。このところ、毎週のように行われ
てきていました。そのたびに参加人数が増えていっています。
ちなみに、3月22日は3000人でした。ピースウォークに参加したのは、延べ4000人で
す。
でも、もっともっともっと増やさないと、イラク攻撃を止めることは出来ないで
しょ。
だから、みんなも一緒に来てちょ。
目立つメッセージボードとかで、盛り上げてちょうらい。
これまでのピースウォークは、ニュースでも報道されてきていますし、この29日のも
テレビ局が結構来るので、是非とも目立ってください。
もちろん、普通の格好で来てもOK。
ピースウォークは、結構、歩道から人が入ってきて、今までも、ウォーク中に人数が
二倍に膨れ上がったり、ちょこっとだけ一緒に歩いて「じゃあ頑張ってねー」みたい
な参加者もいたりして、とってもいい感じです。来てね!
STOP WAR! WORLD ACTION のこれまでの様子は、つぎのホームページで見ることが出
来ます。
http://www.worldaction.jp


追伸
他にも、3月27日(木)渋谷ストリートアピール 17:00〜19:00渋谷ハチ公前・・
・というのも予定されています。

これを、ぜひ、可能な限り知ってる人たちに教えてくださいませ。
日が迫っているので、出来るだけ早めにお願いいたします。すみません。

 
 

◆Date: Wed, 26 Mar 2003 07:51:31 +0900
 Subject: 戦争反対!!投票に行こうキャンペーン

*つるたさんより

つるたです。
いくつかのMLと友人知人に送っています。
重複ご容赦。
ML以外の方で不要の方は申し出てください。


==転載大歓迎==
==自分なりのアレンジもっと大歓迎==
==ひとりから10人へ==


アメリカ合州国−ブッシュ体制のイラク攻撃をとめたいと思っています。


戦争反対!!投票に行こうキャンペーン
のお知らせです。
キャンペーンといってもなにかの運動体があるわけでなく、
ぼくひとりで始めたのですが、偶然、同趣旨のメールを友人からもらったので
なんか勇気づけられて、もっと、みんなにひろめたいと思って、メールを書い
ています。
(長く日本に住んでいるのに、投票権のない外国籍の友人には申し訳ないのですが
 次の次の選挙には、こんな断り書きをしなくてもすむようにしたいです。)

みんながキャンペーンに参加してくれたらと思います。


中身は簡単で戦争反対の意思表示ができる機会があるのだから、それをいかそう
というだけのことです。

=====
!!とりわけ、普段投票に行かない過半数の人に呼びかけたいと思います。
!!身近に、そういう人がいたら、ぜひ、呼びかけてください。
=====


ものすごくおおざっぱな類推ですが、普段投票に行かない人のうち
数%が動けば、状況は変わるような気がしています。

また、公明党の幹部は「思ったより世論の抵抗がなかった」などと
言っているようです。

こんなことを言わせてはいけません。大きな世論の抵抗をみせつけたいと
思うのです。



で、ぼくの思いついたルールは


「戦争を支持している与党の候補に投票しない」

というものです。

ぼくとしては、いつ寝返っちゃうかわからないような
中間的なところには投票したくないという気持ちはあ
るのですが、とりあえず、これを基準にしたいと思い
ます。ぼくとしては例外はあんまり作りたくないです。

無所属の多い首長の選挙については
「今回の戦争反対を明確に言えない人には投票しない。」

都民について言えば、
核武装を肯定したり、外国人や女性への差別を誘導しているような慎太郎には
投票しない。こいつを負かすような一本化がいまからでもできればいいんです
けど、とにかく慎太郎には投票しないというのはいくら強調してもしたりない
ような気がしています。

つるたまさひで
--- ~-->
■大切な一票、戦争に賛成する与党議員(自民党・公明党)や首長(石原慎太郎な
ど)を当選させないためにみんな、投票に行こう。

【統一地方選挙】のお知らせです。
─【4月13日(日)・4月27日(日)】─
■4月13日(日):都道府県・指定都市│レジャー等で当日投票できない方
■4月27日(日):市区町村     │には【不在者投票】がベンリです

◎詳しくは最寄りの戦争反対の運動参加者におたずね下さい。
----~-->

 
 

◆2003年3月30日
 イラク攻撃の即時中止を求める声明
 DPI(障害者インターナショナル)日本会議常任委員会

3月20日、アメリカ・イギリスは、世界の多くの人々の反対の声を振り切って、イラ
クに対して攻撃を開始した。

戦争とは、いかなる理由で始められようとも、また世界中どの地域の戦争であって
も、その暴力行為によって国中が破壊され、大量殺人が行われることに変わりはな
い。過去の戦争においても多くの人が命を失い、また傷つき障害者となったが、その
大部分が非常に困難な生活を今も送っている。

イラクにおいて、再び、戦争という暴力的な手段によって多くの人々の生命が奪わ
れ、多くの障害者の生存が根底から脅かされている。

戦争は、最も非人道的な行為である。超大国がその力を行使した戦争の被害者は、無
防備な民間の人々であり、特に最大の被害者は障害者たちである。障害をもつ子ど
も、そして大人でさえも、攻撃中に避難することは非常に困難であり、他の人たちが
避難した後に彼らが取り残され、攻撃の犠牲者となる。また、社会や経済が破壊され
ている戦争中には、障害者をケアの対象として見ることはほとんどない。それぞれが
自分のことで精一杯になる中で、地域社会は障害者を無視するようになるからであ
る。しかしながら、どんな困難な状況にあっても、障害者には他の人たちと同じよう
に生存する権利があることは言うまでもない。

子ども達は、家族の死を目撃したり、家族や友人と別離したりすることによって情緒
的ストレスを引き起こしたり、また戦争中にしばしば起こる掠奪・暴行などによる心
的外傷に苦しむこととなる。戦争が原因となって負う心の傷は、時に身体障害を負う
より大きな傷となり、適切な精神障害に対するサービスがおこなわれなければ、長期
にわたる問題を引き起こすことになる。

この21世紀を生きる市民として、私たちは政治的暴力である戦争に反対する。米・英
軍は、即刻イラク攻撃を中止し、対話と外交努力による平和的問題解決に取組むべき
である。これは、イラク国民のためだけではない。戦争によって心身の障害を持ち、
苦しむことになるのは、米英の兵士たちも同じである。地球環境を汚染することへの
代償も計り知れない。

今、私たちが取組まなくてはならないことは、テロの防止を名目とした報復の連鎖を
生み出す暴力行為をやめ、兵器を捨てることである。また早々に戦争支持を表明した
各国政府、特に日本政府に対して、その取り消しを求めることである。

1982年、広島においてDPI世界評議員会が「平和宣言」を世界に発信した事実を継
承し、DPI日本会議は、罪なき命を失うことになる新たな戦争による悲劇に対し
て、社会正義をもって取組むことを呼びかける。

◆参考資料

(日本文)
平和ステートメント

世界中の障害者は、最も深い個人的な経験を通して、生命と身体を死と破壊の雲でお
おう戦争のおそろしさを知っています。一国の人びとを破滅に追いやり、永久に消え
ることのない悲劇の傷跡を人間の脳裏に焼きつけ、子どもたちの夢と希望を打ち砕き
傷つける現代の兵器の威力を、この広島平和記念公園ほど雄弁に物語る場所はありま
せん。

この地球上に存在する五億の障害者は、絶対的な生命の尊厳の獲得を切に望んでいま
す。戦争が引き起こす障害の発生と生命の終焉は、ぜひとも避けなければなりませ
ん。しかしながら、戦争の危険性はますます加速度を増しています。

人類は、自らの才能を自らのニーズを満たすために使用することから、より多くの狂
暴な破滅手段を開発することに向けています。

幾世代にもわたってつちかわれてきた、人間のあらゆる才能をふりしぼって生まれた
人類労働力の産物が、人類にとって、まったく無益な兵器の大量生産に使われていま
す。

個人相互の協力と人類の組織力が、人間の破壊を唯一の目的とする、巨大な軍産複合
体の設立に浪費されています。

このような悲劇がいつまで続くのでしょうか。

私たちは、全世界の障害者を代表して、この広島において、軍備競争に対し断固とし
て非難の意を表明します。

私たちは、世界的な軍縮運動の最前線に立ち、他の人びととともに手をたずさえて、
正しい立場を獲得していくことを決意します。

障害者インターナショナルは、以下のことを表明します。
* 私たち皆が、平和を求める世界的な運動に加わりましょう。
* 全世界の経済が、現在の戦争経済から平和経済へと転換されるよう、各国政府に
要請しましょう。
* 現在、戦争に注ぎ込まれている六千億ドルを、社会的に有益な計画に転換するよ
う主張しましょう。
* 荒廃をもたらす力を内蔵するこの危険な時代にあって、世界の指導者が、人類の
資源と生産性と才能の活用方法を、兵器の生産から、生きるための手段を生み出すよ
うに変えるための大事業に取り組むことを要求しましょう。

障害者インターナショナルは、「世界平和嘆願書」を、すべての国連加盟国に送付し
署名を求めることによって、この平和運動の推進をすべての人びとに訴えます。

障害者インターナショナル
1982年6月
日本、広島


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DPI(障害者インターナショナル)障害者権利擁護センター
金 政玉(きむ じょんおく)
(Eメール)dpi.kim@mbb.nifty.ne.jp
(H.P) http://homepage2.nifty.com/dpi-japan
(メルマガ登録) http://www.mag2.com/m/0000070263.htm

東京都千代田区神田駿河台3-2-11
総評会館内
TEL:03-5256-5365 FAX:03-5256-0414
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 

NO WAR!

障害者も怒っているぞ!反戦市民集会
4月6日(日)13時 (予定)
辛島公園 のち市内をパレード

いま、米英の軍隊が「イラクの解放」をうたい文句に執拗なイラク攻撃を行い、また
連日のテレビ報道は、戦争の実況中継をしている。アメリカは劣化ウラン弾を使用し
たという。それが何を生み出すのでしょうか。
戦争は最大の人権侵害であり、差別ではないでしょうか。
「障害」を持っている人は、軍人になって戦争に駆り出されることはないかも知れな
い。戦争で真っ先に犠牲になるのが「障害」のある人々だった。耳がきこえないばか
りに空襲警報も爆撃の音がきこえず、目が見えないばかりに放置され、「障害」者は
足手まといとされた。戦争は膨大な数の人命を奪い、「障害」を持つ人々を作り出し
ている。
「障害」を持つ人持たない人 反戦の声をあげよう。

呼びかけ
くまもと「障害者」労働センター、インクルージョン熊本(予定)、市同教、県同
教、熊解研
倉田哲也、友村光利(ヒューマンネット熊本)、東俊裕(弁護士)、平野みどり(県
会議員)、村上博(熊本市会議員)、村島邦彦(大学院生)、神田公司(くまもと市
民センター)、中村倭文夫(熊日福祉ライター)、花田昌宣(熊本学園大学教員)、
松井蔦惠、(現在、募集中)

現在 賛同人募集中

連絡先 くまもと「障害者」労働センター tel・fax 096-382-0861 
tetuya408@h2.dion.ne.jp

 
 

「爆撃下のイラク緊急報告」
広河隆一(フォトジャーナリスト)

フォト・ジャーナリストの広河隆一氏が4月6日にイラクから帰国し
ました。
急を告げるイラク情勢の報告を聞き、私たちがこの事態に何を考え、
なすべきかを問いなおす機会として、緊急の報告会を行うことにな
りました。1人でも多くの人にご連絡くださり、お越しください。

日時:4月12日(土)6時半-
会場:日本教育会館一ツ橋ホール(千代田区一ツ橋2-6-2 
電話3230-2833)
地下鉄都営新宿線・営団半蔵門線:神保町駅A1出口 都営三田線:
神保町駅A8出口、東西線:竹橋駅北の丸出口
参加費:800円
共催:日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(電話090-6101-6113)
   ピースボート(03-3362-6307)

報告者プロフィール:
広河隆一 フォト・ジャーナリスト、日本ビジュアルジャーナリス
ト協会世話人代 表、チェルノブイリ子ども基金代表、土門拳賞、
日本写真協会年度賞、IOJ国際報道写 真展大賞、講談社出版文化賞
などを受賞。著書「パレスチナ新版」(岩波新書)「写 真記録パ
レスチナ」(日本図書センター)、「人間の戦場」(新潮社)ほか。

 
 

◆2003/04/14 「「悔しい」「今後は…」 「盾」やボランティア」
 共同通信ニュース速報

 「釈然としない」「今後は米国の統治次第だ」―。「人間の盾」などでイラクに滞在したり、ボランティアとして市民を支援する人々が米英軍の全土掌握に思いを語った。
 開戦翌日から一週間、バグダッドの浄水場に寝泊まりした会社社長筑紫光雄さん(63)=東京都立川市=は「悔しいですよ。侵略者が解放軍ぶっている」と憤り、「人間の盾は市民のライフラインを守るのに必要だった」と振り返った。
 「米国の統治が『占領』だという印象をイラク人に与えると、反米感情が高まり、混乱が続く可能性がある」。空爆下のイラクを取材したカメラマン久保田弘信さん(35)は指摘する。
 「アフガニスタンと同じく、かなりの兵士が戦わず隠れた。(米国が占領しているという意識で)イラク国民を刺激すれば、逃げた兵士だけでなく市民も反米へと動くかもしれない」
 日本の子供たちの自画像千三百枚をイラクに届けた日本国際ボランティアセンター(東京)。間もなくスタッフ二人が現地入りし、医療機関への支援を始める。熊岡路矢代表理事(56)は「外からの圧倒的な力で政権が覆された場合の復興は、治安の悪化など困難
が伴う。アフガニスタンはいまだに治安の悪化に苦しんでいる」と話す。
 「強引な米国の『勝利』や、日本政府が戦争に賛成しながら復興を言うことに釈然としない」と独自の立場で支援を目指すという。」(了)
[2003-04-14-20:06]

 
 

◆テレビ「人間の盾の死」5月4日午後5時半 TBS

情報提供=かねこあさみさん

***********************
番組 :   TBS系列「報道特集」(関西なら毎日放送)
仮タイトル: 「パレスチナから見たイラク戦争」
日時 :   5月4日(日) 午後5時半より
***********************

(以下の文章は土井さん自身のお知らせをそのまま転送していいのかどうかわ
からないので、そこにあった表現を使いながら、私(かねこ)自身が再構成した
文章です)

ジャーナリストの土井敏邦さんが2月中旬よりおよそ2か月、パレスチナ・
ガザ地区を取材したその結果の一部がドキュメンタリー番組として放映される
ことになりました。なかなかTVでは見られないものなので、ぜひご覧下さい。
 
舞台はガザ地区とエジプトとの国境の街ラファです。この街の国境沿いの地
区では、連日のように銃撃とイスラエル軍による民家の破壊が続いています。
1年半前に3階建ての家を破壊され、今は近くで借家住まいを続けるある家族
の元に土井氏は半月住み込み、その日常を通して、ラファのパレスチナ人住民
が置かれている現状を記録されたそうです。

 またイスラエル軍による家屋破壊を阻止しようとしてブルドーザーの前に立
ちはだかり、ひき殺された「国際連帯運動(ISM)」のメンバーのアメリカ
人女性、レイチェル・コリーさんが死の10日ほど前に、ブッシュ米大統領の戦
争犯罪を裁く子供たちの「民衆裁判」で訴える姿を中心に、アメリカの両親へ
書き送った手紙、その両親へのインタビュー(TBS取材)、現場にいた仲間
の証言などを交え、何が彼女をそこまで突き動かしたのかを報告してくれてい
るそうです。(そのコリーさんの「民衆裁判」での発言がとても素晴らしいと
聞いています)

 「連日、ニュースの表舞台を独占したイラク戦争報道の陰でほとんど伝えら
れない、生命と人間としての尊厳、そして最低限の生活さえ脅かされ続けるパ
レスチナ人たちの現状をなんとしても伝えなければという思いで取材し、私自
身が構成した番組です。ぜひごらんいただき、ご批評をいただければうれしい
です」というのが土井敏邦さんからのメッセージです。

○TBS報道特集URL http://www.tbs.co.jp/houtoku/yokoku.html

 
 

 【●イラク緊急報告会/東京】 イラク・爆撃下で何が起こったのか
――現場を目撃したジャーナリストたちの報告――

3月20日から3週間にわたって連日、米英軍の砲爆撃にさらされ、多数の市
民が殺傷されたバクダットなどイラクの主要都市。日本の大手メディアは攻撃
する側に社員を派遣し、攻撃される側の取材はもっぱらフリーランスが行った。
JVJAの5人のジャーナリストたちはバグダッドを中心に、取材を続けた。
攻撃する米英軍の従軍ではなく、攻撃され殺傷されていく市民の側から見た、
このイラク攻撃と占領とは何だったのか。写真と映像をまじえ報告する。

[報告者]
森住卓(フォト・ジャーナリスト) 豊田直巳(フォト・ジャーナリスト)
綿井健陽(ビデオ・ジャーナリスト)広河隆一(フォト・ジャーナリスト)

[期日] 2003年5月8日(木曜日)  午後6時半から

[会場] 中央大学駿河台記念館 370号室
〒101−8324 東京都千代田区神田駿河台3−11−5
電話 03−3292−3111
《アクセス》JR「お茶の水駅」徒歩3分/千代田線「新お茶の水駅」B1B3
徒歩5分/丸の内線「御茶の水駅」徒歩6分/都営新宿線「小川町駅 」B5徒
歩5分
《交通&地図》ウェブサイト
 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kinenkan_hp/map.htm

[会費] 1000円

○主催:JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)
電話:090−6101−6113
URL: http://www.hiropress.net/jvja/
E-mail:jvja@hiropress.net

○協賛:月刊あれこれ パレスチナ子どものキャンペーン

 
 

【映像'03 盾になった人々〜イラク戦争と反戦市民運動〜】
○毎日放送MBSテレビ(4チャンネル)
○6月15日(日) 24時30分〜25時30分

 東京都杉並区に住むイスラム教徒、ジャミーラ・高橋さんはイラク戦争の危
機が高まってきた2002年12月、イラク国際市民調査団を立ち上げ30人
近い市民と共にイラクへ向かった。当初の目的は、一人でも多くの日本人にイ
ラクの実状を見て欲しいというものだったが、開戦が近づくにつれてメンバー
は「人間の盾」という反戦活動に合流していった。「人間の盾」は発電所や浄
水場など現地の市民生活に欠かせない施設に張り付くことによって武力攻撃を
抑止するのがその狙いだ。およそ40か国から300人〜400人が参加し、
戦争が始っても70人近くがイラク国内に「盾」として残った。番組ではジャ
ミーラさんら「人間の盾」となった日本人8人を訪ね、彼らが体験したそれぞ
れの「イラク戦争」を伝える。

●毎日放送 番組紹介サイト http://mbs.jp/eizou/index2.html

 
 

*山口さんより

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☆ここより以下はかねこさんからのメールです。へ。
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こんにちわ。さぼてん企画・ナブルス通信のかねこです。

シャヒード展プレ企画第2回のゲストである土井敏邦さんのイラク
取材、テレビ放映のお知らせです。(第2回の前日です)この情報を
重複して受け取られる方々、申し訳ありません。

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 ・テレビ朝日「ニュースステーション」

 ・6月24日(火) 午後9時54分より

 ・「米軍爆撃で脚切断を迫られるイラク人少年」(仮題)

〜〜〜〜〜〜〜以下、土井敏邦さんからのメールの抜粋〜〜〜〜〜〜〜
 

イラク取材から帰国して3週間になろうとしています。この間、取材結果を発表する
番組探しに奔走してきましたが、やっとその機会ができました。
 今回の戦争中、米軍の爆撃で左脚を爆弾の破片が貫通し、切断の危機にさらされた
8歳の少年と家族の物語です。
 番組放映を急いだのには理由がありました。負傷した少年、ムスタファ君の救済支
援を日本で広く訴えるためです。重傷を負った左脚は、治療のほどこしようもなく、
日々、壊疽が進行しています。このままいくと、脚の切断は免れません。悪くする
と、彼の生命の危険もあります。ムスタファ君の脚と生命を救うために残された道
は、医療の進んだ日本など先進諸国または隣国ヨルダンで治療を受けることだけで
す。
 たくさんの戦争の犠牲者がいる中で、たった1人の少年を救うことは大海の一滴の
ようなもので、自己満足という声もあるかもしれません。しかしムスタファという将
来のある1人の少年の置かれている状況を身近に日本人が見、その“痛み”を感じ取
ることで、「遠い世界の他人事」でしかなかったあのイラク攻撃が、そこで生きる人
びとにとって何であったのかを等身大で、そして肌で感知させることができるのでは
ないか、「これが自分の息子だったら」という想像力を日本人個々人に想起させるに
は、彼を日本へ治療のために呼ぶことも決して無駄ではないと考えました。そして何
よりもムスタファという1人の少年の生命と将来がかかっています。偶然にもこの少
年と家族と出会ってしまった以上、「取材、撮影して、ハイ終わり」というわけには
いかなくなりました。「ジャーナリストとは何か、何のために伝えるのか」という、
自分の仕事の根源にかかわる問いを私はムスタファから突きつけられているような気
がしています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 どうぞご覧になってください。(TV番組、特に報道番組は突然、内容
が変更になることがあります。ご了承くださいませ。)

土井さんが京都に来られるのは、翌日の25日(水)。ご都合があえば、
どうかいらしてください。

 ☆「シャヒード展」京都連続プレ企画第2回☆
  
        占領下のパレスチナを撮る
      ―土井敏邦さんの西岸・ガザ報告―

       6月25日(水)19時〜21時

       京都大学文学部新館第3講義室
      学生500円/一般800円・手話通訳あり

主催 「シャヒード展」京都準備会
連絡先 090-8167-7498
メール kyoto-shaheed@mail-office.jp

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☆かねこさんからのメールはここまでです。

 
 

緊急シンポジウム
日本外交と「反テロ」世界戦争
── 前レバノン大使・天木直人氏を迎えて ──


日時:2003年11月2日(日)14:00〜(開場13:30)
会場:東京大学駒場キャンパス900番教室 (入場無料)

  日本政府は、国連決議を無視し、国際世論から孤立していたブッシュ米大統領の強硬路線を勢いづけ、イラクの人々を戦火に巻き込んでしまいました。また、「何が何でも対米関係優先」という外務省の態度は、長年にわたる多くの人びとの努力によって築かれてきたイスラム諸国の日本への信頼をいちじるしく損ないました。イラク戦争前、そして攻撃が始まってからも、戦争支持政策を見直すよう小泉首相に意見具申したレバノン大使(当時)、天木直人氏の行動は、賞賛されるべきものでした。ところが、外務省は意見具申を首相・外相に伝えなかったどころか、天木氏に辞職を勧告し、ついに氏を退官させたことに大きな注目が集まっています。
  そこで、緊急に天木氏をお招きしてンポジウムを開催することにしました。防衛庁出身で、自衛隊海外派遣に反対している新潟県加茂市の小池清彦市長にも駆けつけていただき、政府方針の問題点についてお話しいただきます。
有識者の方々からもご意見をいただき、日本外交の問題点と、それをわたしたちが変えていくための方法を、みなさまとともに考える機会としたいと思います。多彩で活発な議論を期待しています。ぜひ、ご参加ください。

■ 第一部 天木氏「解雇」事件が問いかけるもの

「さらば外務省」 天木直人(前レバノン大使)
「日本外交の哲学的貧困」 山脇直司(東京大学大学院教授・社会哲学)

■ 第二部 いかに変えていくのか? 日本外交の貧困

「国を亡ぼし、国民を不幸にするイラク派兵」
              小池清彦(新潟県加茂市市長)
「新しい世界ビジョンを求めて」 板垣雄三(東京大学名誉教授、中東・イスラーム研究)
「北朝鮮とどう向きあうか」 岡本厚(岩波書店『世界』編集長)
「日本外交に公共性はあるか?」 小林正弥(千葉大学教授・比較政治学)
「外交は誰のため?」 池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』再話者)

■ 全発言者によるパネル・ディスカッション
司会: 下村健一(東京大学・社会情報研究所 非常勤講師)
会場との質疑応答 ※事前申し込み 詳細、問い合わせは下記サイトをご覧下さい
http://give-peace-a-chance.jp/sympo1102/

共催:
東京大学駒場教員有志
青木誠之、池田信雄、石田英敬、石田勇治、臼井隆一郎、大貫隆、生越直樹、加藤道夫、門脇俊介、黒住眞、小森陽一、瀬地山角、高橋哲哉、野村剛史、増田一夫、村田雄二郎、山田広昭、山本泰、山脇直司、義江彰夫(50音順)10月28日現在


UP:20030219 REV:20030220,21,24,0303,04,08,10,13,17,20,21,22,23,25,26,27,29,30,31,0403,07,10,16,24,0505,07,08,11,14,21,27,0601,16,0701,02,0814 10 1116
米国/イラク/…・2004  ◇イラク  ◇世界
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