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障害学研究会関西部会・2000

障害学  障害学 2000  障害学研究会関西部会



■20000227 障害学研究会関西部会第5回研究会 案内
■20000506 障害学研究会関西部会第6回研究会 案内 例会記録
■20000701 障害学研究会関西部会第7回研究会 案内 例会記録
■20000902 障害学研究会関西部会第8回研究会 案内 例会記録
■20001223 障害学研究会関西部会第9回研究会 案内 例会記録


 

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■20000227

関西部会第5回研究会のご案内

:::: 転載自由 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
jsdsのみなさん & 友人のみなさん

倉本です。こんにちは。

障害学研究会関西部会第5回研究会を以下の要領で開催いたします。お誘い合わせの
うえ、お気軽にご参加ください。

*このメールは、jsdsと個人アドレス双方宛に発信しています。重複して受け取られ
 た方、何卒ご容赦のほどを。

====障害学研究会関西部会第5回研究会のご案内================================

 と き:2月27日(日) 2:00pm〜5:00pm
 ところ:大阪市立中央青年センター 3階3号室
    JR大阪環状線・地下鉄森ノ宮駅より西へ徒歩10分。または、地下
     鉄谷町4丁目駅より東へ徒歩10分。
※近所に「府立青少年会館」というのがありますが間違えないでく
      ださい。会場は「市立中央青年センター」です!)
 テーマ:男性障害者のセクシュアリティ
 発題者:横須賀俊司(鳥取大学教員)
コメンテイター:未定
 参加費:未定(高くても500円程度です)

  #1 手話通訳・要約筆記(手書き)を用意しております。
#2 視覚障害その他の理由で、会場までの誘導が必要な方はお気軽にお申し出くだ
   さい。会場最寄り駅よりご案内いたします。

 ●お問い合わせ/誘導のご依頼は、QZI11641@nifty.ne.jp(倉本)までお気軽に。


 

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■20000506 障害学研究会関西部会第6回研究会

◆20000506

====障害学研究会第6回研究会のご案内======================================

 と き:5月6日(土) 1:30pm〜5:00pm
     *今回は、開始時間が30分早くなっております。ご注意ください。
 ところ:大阪市立早川福祉会館 2F第1会議室
      大阪市東住吉区南田辺1-9-28
      TEL.06-6622-0123
*早川福祉会館は、大阪市営地下鉄谷町線駒川中野駅下車、改札前
       の地下道をくぐってそのまま直進(西進)徒歩10分です。
 内 容:
  a.研究報告
   手話と植民地−−カメルーンにおけるろう教育の事例から
  報告者=亀井伸孝(京都大学大学院)
   *後に報告要旨が掲載してあります。ご参照ください。
   *要望があれば、報告者が、音声日本語にくわえて手話(手指日本語)を使いま
す。
  b.資料紹介
   Erik Parens & Adrienne Asch,
   "The Disability Rights Critique of Prenatal Genetic Testing:
   Reflections and Recommendations,"
   Special Supplement,
   Hastings Center Report 29, No.5 (September-October 1999)
   S1-S22.
報告者=土屋貴志(大阪市立大学)
   コメンテイター=未定
参加費:200円(資料代)

  ☆手話通訳があります。
☆要約筆記を希望される方は事前にお申し出ください(当日参加できなくなって
   も結構ですので、お気軽にどうぞ)。お申し出がない場合でも、当日要望があ
   れば参加者で対応いたします。
 *手話通訳と要約筆記で対応が異なっていますが、これは、通訳者/筆記者の
    派遣元の対応のちがいによるところのものです。誠に申しわけございません
    がご理解くださいますようお願い申しあげます。
☆点字レジュメ(自動点訳)の用意があります。
*遺憾ながら、報告者からのレジュメ提出が遅れるなどして、点訳が間に合わ
    ないことがあるかもしれません。その場合は、Eメールまたはフロッピィ・
    ディスクで墨字テキスト・データをお渡しするなどの対応を行いたいと思い
    ます。
  ☆視覚障害その他の理由で誘導が必要な方は、事前にお申し出ください。会場最
   寄り駅からご案内いたします(当日来られなくなっても結構ですので、お気軽
   にどうぞ)。

 [お問い合わせ] QZI11641@nifty.ne.jp (倉本智明)



みなさん、こんにちは。土屋貴志@大阪市大&障害学研究会関西部会世話人です。
たいへん遅くなってしまって申し訳ありませんが、去る5月6日に行われた、障害学
研究会関西部会研究例会の記録をアップします。
発言者の校正を経た決定版です。

障害学研究会関西部会第6回研究会

と き:2000年5月6日(土)1:30pm〜5:00pm
ところ:大阪市立早川福祉会館 2F第1会議室

内 容:

【参加者自己紹介 1:30-1:45】

a.文献紹介(1:45-2:20)
エリック・パレンス&エイドリアン・アッシュ「出生前遺伝子検査に対する障害者の
批判:考察と勧告」『ヘイスティングス・センター・リポート』29巻5号(1999年9-1
0月号)特別付録1-22頁
Erik Parens & Adrienne Asch, "The Disability Rights Critique of Prenatal Gen
etic Testing: Reflections and Recommendations," Special Supplement, Hastings
Center Report 29, No.5 (September-October 1999) S1-S22.
報告者=土屋貴志(大阪市立大学)

●この論文を読む視角
(1)《日本では出生前診断に対して障害者団体の批判が強いが、欧米ではこうした障
害者による批判はない》との言説がある。しかし、この言説は事実誤認である。1980
年代以降、米国では出生前診断に対して障害者から批判の声がしばしば聞かれるよう
になっており、この論文はこうした声を正面から取り上げたものである。ただし、こ
うした障害者による批判が、日本のように社会の前面に出てきてはいない。それはマ
スメディアが、日本では障害者の批判をよく取り上げるのに対して、米国ではほとん
ど取り上げないからであるように思われる。

(2) この論文の論調には、自己決定中心の枠組みがよく出ている。こうした米国流の
枠組みは、自己決定する個人を「大人として」尊重し力づける利点がある一方、出生
前診断を提供する医療を社会統制システムとして検討する視点が弱くなる。日本では
逆に、出生前診断は医療の問題として語られ、クライエントは医療に誘導される「弱
者」であるかのように位置づけられて決定責任をあまり問われない。私としては、ど
ちらかというと日本の論調のほうが分析枠組みとしては優れていると考える(ただし
、実際に生活する上では、米国のほうが自己決定が尊重されて心地よいところはある)。

(3) 日本では出生前診断に対する障害者の批判に対して、表立った反論はほとんどな
されず、論争は行われない。それは(私自身を含めて)「弱者」の味方でありたい、
「弱者」の敵とはみなされたくない、という知識人の姿勢のゆえであるように思われ
る。しかし米国では上述したように障害者による批判がマスメディアにほとんど取り
上げられていないことが幸い(?)してか、このプロジェクトでは健常者メンバーに
よる反論・反批判もなされ、論理的に議論を詰めようとする努力が払われている。こ
れは、今回のプロジェクトのメンバーに哲学・倫理学出身の生命倫理学者が多いせい
でもあろう。

●論文の内容については、レジメのポイントだけ簡単に説明。

質疑応答
●日米の事情の違いは?
:米国は自己決定のために情報提供しなければならない。日本は政策として選択肢を
提供しない検査もある(たとえば母体血清マーカー)。
●遺伝カウンセリングでは、ほんとに誘導していないのか?
:建前としてはそうだが、現実には不十分で誘導もあるだろう。

●医療保険などの制約で、選択できないこともあるのでは?
:それはある。検査だけをカバーして、障害児を育てる際の医療サービスはカバーし
ていないという医療保険は少なくないと思われる。


【休憩 2:20-2:40】


b.研究報告
 「手話と植民地――カメルーンにおけるろう教育の事例から」
 亀井伸孝(京都大学大学院)

【17:00頃終了】

最終参加者数 21名(うち2名手話通訳)

==============================================
(以上)


 
 
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■20000701

倉本さんより

[転載自由]

jsdsのみなさん & 友人のみなさん

倉本です。こんにちは。

日程が迫ってからの案内になって申し訳ありません。以下の要領で、障害学
研究会関西部会第7回研究会を開催いたします。どなたでもご参加いただけ
ます。事前の申し込みは不要です。お気軽にご参加ください。

====障害学研究会第7回研究会のご案内
================================

 と き:7月1日(土) 1:30pm〜5:00pm
 ところ:大阪市立早川福祉会館 4F第3会議室
      大阪市東住吉区南田辺1-9-28
      TEL.06-6622-0123
*早川福祉会館は、大阪市営地下鉄谷町線駒川中野駅下車、改
       札前の地下道をくぐってそのまま直進(西進)徒歩10分です。
 内 容:
  a.メイン報告
  「ハッシーの性教育のお時間」
  報告者=橋本秀雄(ハッシー) 日本半陰陽者協会(PESFIS)世話人
   コメンテイター=花立都世司
    *報告内容に関わる文章が以下のサイトで読めます。W3にアクセス
    できない方で、事前に読んでおきたいという方は倉本までご一報く
    ださい。主要なコンテンツをテキスト・メールにてお送りいたしま
    す。
    http://home3.highway.ne.jp/~pesfis/
    *参考までに、ハッシーの著書をメール末に掲げておきます。
  b.資料紹介
報告者=松波めぐみ 大阪大学大学院
参加費:200円

  ☆手話通訳があります。
☆要約筆記を希望される方は事前にお申し出ください(当日参加できな
   くなっても結構ですので、お気軽にどうぞ)。お申し出がない場合で
   も、当日要望があれば参加者で対応いたします。
 *手話通訳と要約筆記で対応が異なっていますが、これは、通訳者/
    筆記者の派遣元の対応のちがいによるところのものです。誠に申し
    わけございませんがご理解くださいますようお願い申しあげます。
☆点字レジュメ(自動点訳)の用意があります。
*遺憾ながら、報告者からのレジュメ提出が遅れるなどして、点訳が
    間に合わないことがあるかもしれません。その場合は、Eメールま
    たはフロッピィ・ディスクで墨字テキスト・データをお渡しするな
    どの対応を行いたいと思います。
  ☆視覚障害その他の理由で誘導が必要な方は、事前にお申し出ください。
   会場最寄り駅からご案内いたします(当日来られなくなっても結構で
   すので、お気軽にどうぞ)。

 [お問い合わせ] QZI11641@nifty.ne.jp(倉本智明)


●ハッシーの本(PESFISホームページより抜粋転載)
セクシャルライツ 性は人権という視点で
〜半陰陽児を語る〜
青弓社
橋本秀雄著 1600円+消費税 ISBN4−7872−3175−8
教師、医師、看護 、保健、福祉専門職向け書き下ろし第二弾!
pesfis五周年記念出版

インターセクシャル(半陰陽者)の叫び
〜性のボーダレス時代に生きる〜
小田切明徳 橋本秀雄  かもがわ出版    1600円+消費税
ISBN4−87699−332−7
私たちインターセクシャルは主張します!インターセクシャルによるイ
ンターセクシャルための本初めて出版!
教師、医師、福祉専門職向けに書き下ろした初めての本。

男でも女でもない性
インターセックス(半陰陽)を生きる
橋本秀雄 青弓社 1600円+消費税
ISBN4−7872−3155−3
当事者家族向けに書き下ろした第一弾!
絶賛全国書店にて発売中!


 
 
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■20000902 障害学研究会関西部会第8回研究会

◆20000902

jsdsのみなさん & 友人のみなさん

倉本です。こんにちは。

以下の要領で、障害学研究会関西部会第8回研究会を開催いたしま
す。どなたでもご参加いただけます。事前の申し込みは不要です。
お気軽にご参加ください。

====障害学研究会関西部会第8回研究会のご案内================

 と き:9月2日(土) 1:30pm〜5:00pm
 ところ:大阪市立大学文化交流センター 大セミナー室
     (大阪駅前第3ビル 16F)
     *JR大阪駅/阪急・阪神梅田駅/地下鉄梅田・東梅田
      ・西梅田駅下車,御堂筋沿い・梅田新道交差点北西角
[ご注意!]会場は、大阪駅前第3ビル16階です。大阪市
         立大のキャンパスとはまったく別の場所ですの
         でお間違えなきよう。
  a.メイン報告
  「知的障害者と社会教育」
  報告者=津田英二(神戸大学発達科学部教員)
   コメンテイター= (依頼中)
  b.資料紹介
   報告者=山下幸子(大阪府立大学博士後期課程)
参加費:200円

  ☆手話通訳があります。
☆要約筆記を希望される方は事前にお申し出ください(当日参
   加できなくなっても結構ですので、お気軽にどうぞ)。お申
   し出がない場合でも、当日要望があれば参加者で対応いたし
   ます。
 *手話通訳と要約筆記で対応が異なっていますが、これは、
    通訳者/筆記者の派遣元の対応のちがいによるところのも
    のです。誠に申しわけございませんがご理解くださいます
    ようお願い申しあげます。
☆点字レジュメ(自動点訳)の用意があります。
*遺憾ながら、報告者からのレジュメ提出が遅れるなどして
    、点訳が間に合わないことがあるかもしれません。その場
    合は、Eメールまたはフロッピィ・ディスクで墨字テキス
    ト・データをお渡しするなどの対応を行いたいと思います。
  ☆視覚障害その他の理由で誘導が必要な方は、事前にお申し出
   ください。会場最寄り駅からご案内いたします(当日来られ
   なくなってもかまいませんので、お気軽にどうぞ)。

 [お問い合わせ] QZI11641@nifty.ne.jp (倉本智明)

◆Subject: [jsds:4745]  障害学研究会関西部会第8回9月2日記録
 文献紹介
 『優生学と人間社会ー生命科学の世紀はどこへ向かうのかー』
 米本昌平・松原洋子・市野川容孝ほか著 講談社現代新書2000、7
 発表者:山下幸子 大阪府立大学大学院(社会福祉学)D1

◆Date: Thu, 21 Sep 2000 00:02:16 +0900
From: Manabu Matsumoto
Reply-To: jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
To: 障害学
Subject: [jsds:4746] 障害学研究会関西部会第8回記録(その2)

まつもと@大阪府大院です。

記録の続きを送信します。

==============

津田さんの発表


 


■20001223 障害学研究会関西部会第9回研究会

◆障害学研究会関西部会第9回研究会

日時:2000年12月23日(土・祝)
   午後1時30分から4時45分

場所:大阪市立大学 杉本キャンパス内 田中記念館
   3階 3A会議室
   【JR阪和線杉本町駅から徒歩5分、大阪市営地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩20分】

会場への行き方:
(1) 阪和線杉本町駅【各駅停車しか止まりません】から:
改札口を出て、向かって左側【南側】の階段を下りて、線路沿いの道を200mほど進む【和歌山方面へ南下する】と、守衛付きの大きな踏切がある(「大阪市立大学」の大きな看板が見える)。踏切を渡って、大学の看板の横を過ぎ、30mほど行ったところの右側【南側】が田中記念館。
(2) 御堂筋線あびこ駅から:
地上に出て、天王寺方面から来た場合は自動車通り【あびこ筋】の反対側【西側】へ渡る(なかもず方面から来た場合はそのままでよい)。あびこ筋の西側の歩道をずっと500mくらい南に進み、高架橋わきの側道をなお進むと、踏切があるので渡る。渡ってそのままなお200mくらい南下する(右側【西側】に中学校と住吉区室内プールがある)。室内プールの角を右折し、南側に浅香中央公園がある道をずっと西へ向かって1kmくらい直進し、大阪市立大学のキャンパスを抜けると、守衛付きの大きな踏切がみえる。踏切の手前約30mの道路左側【南側】に田中記念館がある。

内容:
(1)海外リポート
 チベットの盲学校−近代化以前にあるもの−
 報告者:三島亜紀子 (大阪市立大学大学院後期博士課程)
(2)メイン報告
 障害者と健常者の関係から見えてくるもの−障害者役割についての考察から−
 報告者:山下幸子 (大阪府立大学大学院博士後期課程)

参加費:200円


 ☆手話通訳があります。
☆要約筆記を希望される方は事前にお申し出ください(当日参加できなくなって
  も結構ですので、お気軽にどうぞ)。お申し出がない場合でも、当日要望があ
  れば参加者で対応いたします。
*手話通訳と要約筆記で対応が異なっていますが、これは、通訳者/筆記者の
   派遣元の対応のちがいによるところのものです。誠に申しわけございませ
   ん。
☆点字レジュメ(自動点訳)の用意があります。
 ☆視覚障害その他の理由で誘導が必要な方は、事前にお申し出ください。会場最
  寄り駅からご案内いたします(当日来られなくなっても結構ですので、お気軽
  にお申し出ください)。

[お問い合わせ] QZI11641@nifty.ne.jp (倉本智明)

◆20010114
Subject: [jsds:5080] 障害学研究会関西部会 12/23/00 (1/2)

皆さん、こんにちは。土屋貴志@大阪市立大学文学部&障害学研究会関西部会世話人
です。今年もよろしくお願いします。
昨年12月23日に行われました、障害学研究会関西部会例会の記録をお送りします。
長いので二つに分けてアップします。

====(以下、記録)===========================================

障害学研究会関西部会第9回例会記録

日時:2000年12月23日(土・祝)
   午後1時30分から4時45分

場所:大阪市立大学 杉本キャンパス内 田中記念館
   3階 3A会議室

内容:
(0) 参加者自己紹介(13:30-14:00)

(1) 海外リポート(14:00-14:30)
「チベットの盲学校−近代化以前にあるもの−」
 報告者:三島亜紀子 (大阪市立大学大学院後期博士課程)

(2) メイン報告(14:30-15:10)
「障害者と健常者の関係から見えてくるもの−障害者役割についての考察から−」
 報告者:山下幸子 (大阪府立大学大学院博士後期課程)
 コメンテイター:田垣正晋(京都大学大学院博士後期課程)


UP:2000 REV:20090718
障害学